千葉県最後の秘境・リトリートの聖地奥房総の老舗旅館、亀山温泉ホテル(運営:有限会社亀山温泉ホテル、代表:鴇田 英将)は、廃線の危機にあるJR久留里線(久留里駅⇔上総亀山駅間)の緊急応援プランを販売開始しました。奥房総を走るディーゼル車(画像:きみつフォトバンク)緊急応援プランURL: 【代表 鴇田メッセージ】この亀山エリアで観光業を営む身としてもその責任を少なからず感じておりました。創業70年の地元に根差す温泉旅館として、この久留里線廃線の危機に対して出来る事は何かを考えました。久留里線は私自身が高校時代木更津への通学で乗っていた、愛着のある掛け替えのない路線です。当館へも久留里線で通勤している学生アルバイトスタッフがいます。しかし、少子高齢化に伴う人口減少に歯止めが利かない中で、地元住民の久留里線活用を増やしていくのはおそらく困難です。であるならば観光としてこの久留里線の活用を考えていくのが観光業に携わる身として出来ることと思い、本応援プランを緊急販売することにいたしました。通勤ニーズの減少は止められなくても、地域文化としての「久留里線」には、もっと未知なる可能性があることを信じています。久留里には久留里城があります(画像:きみつフォトバンク)【プラン内容】・ワンドリンクサービス・レンタサイクル3時間無料・上総亀山駅まで送迎サービス・チェックアウト後の入浴とタオル・バスタオル無料【おすすめダイヤ】◆宿泊日当日<平日・土日・休日>木更津駅 11:12発 → 久留里駅 11:57着(土日休日は11:12発 → 11:55着)ランチ・観光・酒ミュージアムへGO!久留里駅 16:44発 → 上総亀山駅 17:26着◆チェックアウト日<お急ぎでお帰りの方は>上総亀山駅 8:48 → 木更津駅 9:53着<ゆっくり滞在できる方は>10:00 チェックアウト ~ レンタサイクルで亀山湖観光(三石山観音寺・濃溝の滝) ~ 12:00 亀山湖畔のランチタイム ~ チョコレート色の温泉(タオル・バスタオル無料) ~ 上総亀山駅 14:26発 ~ 木更津駅 15:36着【温泉ソムリエの参代目による亀山温泉おすすめポイント】<その1>炭酸水素塩泉=美肌の湯炭酸イオンの含まれたお湯には、皮膚の表面を軟化させたり石鹸のように汚れを落とす働きがございます。肌からの水分発散が活発になり、湯上がりはさっぱりとした体感を味わっていただけます!そのため「炭酸水素塩泉=美肌の湯」と呼ばれています。<その2>栄養分のあるチョコレート色の温泉独特の色合いを持つ、当館の温泉。その正体は「腐植質」と呼ばれる地表の深くに堆積した植物が微生物によって分解されたものです!長い時間をかけてゆっくりと栄養を蓄積しております。亀山温泉1リットルあたりメタケイ酸84.6mgが含まれており、肌の新陳代謝を促進して保湿効果も期待できる美肌成分と言われています。当館自慢のチョコレート色の天然温泉に、滞在中はお好きなだけ入浴できます、湯治、養生、療養の拠点としてもご利用ください。亀山温泉はチョコレート色と呼ばれる琥珀色の温泉です。【亀山温泉ホテル】千葉県最後の秘境・リトリートの聖地「奥房総」亀山湖畔に佇む温泉旅館、風光明媚な自然環境に囲まれた湯宿で周辺レジャー施設への観光拠点としても人気。温泉でのリトリート目的の利用も多く、現在は鹿野山自然学校と連携し、静かな湖畔の環境を活かした体験型アクティビティやレイクセラピーなどを行う新ブランドとして、亀山温泉リトリートをオープン、滞在型プランの導入を進めています。(亀山温泉リトリート: )所在地 : 〒292-0523 千葉県君津市豊田65公式サイト: アクセス : JR久留里線上総亀山駅・徒歩12分圏央道木更津東I.Cより車で約30分アクアライン高速バス・笹停留所より徒歩10分藤林大橋停留所より徒歩5分TEL : 0439-39-2121Mail : hotel@kameyamaonsen.jp 亀山湖畔に佇む亀山温泉ホテル【亀山温泉リトリート】2021年12月にスタートした亀山温泉ホテルの新ブランド。亀山湖畔に佇む温泉旅館、宿泊は風光明媚な自然環境に囲まれた本館と、グランピング施設が選択できる自然体験型のリトリート。湖畔でのヨガや気功などヒーリング目的のレイクセラピーと、薪割りから始める焚き火体験や、亀山湖のネイチャーガイド、夜は星空観察など、経験豊富なスタッフによる体験プランが人気。日帰り体験も可能。(1dayリトリート体験レポートURL: )「温泉」×「グランピング」×「自然体験」=亀山温泉リトリート【千葉県奥房総】千葉県最後の秘境、自然豊かな亀山湖や笹川渓谷などからなるリトリートの聖地、温泉宿や自然学校、グランピング事業者など、複数の事業者が豊かな自然環境の中でのリトリート事業に関わっています。笹川の上流には清水渓流広場(濃溝の滝・亀岩の洞窟)があり、ハート形の洞窟がSNSで世界中に拡散、秘境スポットとして知られています。奥房総日帰り温泉ガイド: 奥房総モデルコース : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月17日千葉県最後の秘境・リトリートの聖地奥房総の老舗旅館、亀山温泉ホテル(運営:有限会社亀山温泉ホテル、代表:鴇田 英将)は、和洋女子大学国際学科のPBL(Project Based Learning)授業と協働し、奥房総亀山湖の観光資源「星空」を楽しむための星空観察パック付きプラン「ロマンチック☆スタープラン」を販売開始いたします。和洋女子大学学生と代表の鴇田(中央)板垣助教(左端)タブレットを使って気軽に星空観察が楽しめます!【星空観察パック内容】(1) 女子大生が作った星空観察ボード(時期ごとのオススメの星座をお教えいたします)(2) 双眼鏡貸出(1名1個 最大4個)(3) 星空観察アプリが入ったタブレット貸出(4) 星空ガイドブック3冊をチェックイン時に貸出※雨天・曇天等、星空観察が難しい場合は入浴剤作りへと振替させていただきます。※星空観察パックは予告なく内容変更する場合があります。亀山湖の星空亀山温泉ホテルで現地実習星空観察の実習ではコタツに入ってワイワイ楽しみました!焚き火の炎を眺めて温まる、寒い時期には貸し出し用のガウンもあります。【温泉ソムリエの参代目による亀山温泉おすすめポイント】<その1>炭酸水素塩泉=美肌の湯炭酸イオンの含まれたお湯には、皮膚の表面を軟化させたり石鹸のように汚れを落とす働きがございます。肌からの水分発散が活発になり、湯上がりはさっぱりとした体感を味わっていただけます!そのため「炭酸水素塩泉=美肌の湯」と呼ばれています。<その2>栄養分のあるチョコレート色の温泉独特の色合いを持つ、当館の温泉。その正体は「腐植質」と呼ばれる地表の深くに堆積した植物が微生物によって分解されたものです!長い時間をかけてゆっくりと栄養を蓄積しております。亀山温泉1リットルあたりメタケイ酸84.6mgが含まれており、肌の新陳代謝を促進して保湿効果も期待できる美肌成分と言われています。当館自慢のチョコレート色の天然温泉に、滞在中はお好きなだけ入浴できます、湯治、養生、療養の拠点としてもご利用ください。亀山温泉はチョコレート色と表現される独特の色合いです。【亀山温泉ホテル】千葉県最後の秘境・リトリートの聖地「奥房総」亀山湖畔に佇む温泉旅館、風光明媚な自然環境に囲まれた湯宿で周辺レジャー施設への観光拠点としても人気。温泉でのリトリート目的の利用も多く、現在は鹿野山自然学校と連携し、静かな湖畔の環境を活かした体験型アクティビティやレイクセラピーなどを行う新ブランドとして、亀山温泉リトリートをオープン、滞在型プランの導入を進めています。(亀山温泉リトリート: )亀山湖畔に佇む亀山温泉ホテル所在地 : 〒292-0523 千葉県君津市豊田65公式サイト: アクセス : JR久留里線上総亀山駅・徒歩12分圏央道木更津東I.Cより車で約30分アクアライン高速バス・笹停留所より徒歩10分藤林大橋停留所より徒歩5分TEL : 0439-39-2121Mail : hotel@kameyamaonsen.jp 「温泉」×「グランピング」×「自然体験」=亀山温泉リトリート【亀山温泉リトリート】2021年12月にスタートした亀山温泉ホテルの新ブランド。亀山湖畔に佇む温泉旅館、宿泊は風光明媚な自然環境に囲まれた本館と、グランピング施設が選択できる自然体験型のリトリート。湖畔でのヨガや気功などヒーリング目的のレイクセラピーと、薪割りから始める焚き火体験や、亀山湖のネイチャーガイド、夜は星空観察など、経験豊富なスタッフによる体験プランが人気。日帰り体験も可能。(1dayリトリート体験レポートURL: )奥房総の名所、清水渓流広場(濃溝の滝・亀岩の洞窟)【千葉県奥房総】千葉県最後の秘境、自然豊かな亀山湖や笹川渓谷などからなるリトリートの聖地、温泉宿や自然学校、グランピング事業者など、複数の事業者が豊かな自然環境の中でのリトリート事業に関わっています。笹川の上流には清水渓流広場(濃溝の滝・亀岩の洞窟)があり、ハート形の洞窟がジブリの滝として世界中に拡散、秘境スポットとして知られています。奥房総日帰り温泉ガイド: 奥房総モデルコース : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月09日千葉県最後の秘境・リトリートの聖地「奥房総」亀山湖畔に佇む亀山温泉の新ブランド「亀山温泉リトリート」(運営:亀山温泉ホテル)で人気の廃墟旅館撮影スタジオ「亀山鉱泉」を1棟借し、室内でのサバイバルゲームが楽しめるプランが誕生しました。人気の廃墟旅館撮影スタジオ「亀山鉱泉」を1棟借り!思いっきりサバゲーを楽しもう!サバイバルゲームプランURL: 【亀山鉱泉】亀山湖の湖底に沈む伝説の旅館、昭和50年に亀山ダム建設に伴い「亀山温泉ホテル」として高台に新築リニューアル。亀山鉱泉は戦前の梁と桁が残る立派な造りだったため客室部分は同時期に移築されるも、次第に使用されなくなり廃墟旅館になりました。昭和50年に今の場所に移築された亀山温泉ホテルの旧館「亀山鉱泉」亀山鉱泉の廃プール令和3年12月に亀山温泉ホテルの新ブランドとして「亀山温泉リトリート」誕生後は、廃墟旅館撮影スタジオとして生まれ変わり、乃木坂46主演ドラマ「ラブシェアリング」TBS人気番組「THE鬼タイジ6」「どんぐりずMV」ジャニーズjrチャンネル「少年忍者」肝試しスペシャルなど、次々と大型ロケを誘致して、熱心なファンによる聖地巡礼が行われるなど、人気ロケ撮影スポットになりました。乃木坂46主演ドラマ「ラブシェアリング」最終回撮影現場THE鬼タイジ6の会場「鬼屋敷」として鬼とのシューティングバトルが行われたのを機に、サバイバルゲームプランを作成、付帯施設の廃墟「居酒屋なおみ」も「インドアサバイバルゲームフィールド亀山鉱泉」として生まれ変わりました。亀山鉱泉付帯施設「居酒屋なおみ」は、セーフティ施設「インドアサバイバルゲームフィールド亀山鉱泉」へと変身!亀山鉱泉付帯施設「スナック夢SAKA BAR」もセーフティ施設(休戦場所、休憩場所、集合場所)として変身!【基本料金】1棟貸し5時間:20,000円~(オープン価格、入込み状況により価格変更あり)最大30名ジャニーズjrチャンネル「少年忍者」肝試しスペシャルで、肝試し撮影の会場になったことから、企業研修、セミナー合宿、団体合宿プランとして「肝試し宿泊プラン」も販売開始、全国でも珍しい「管理された廃墟旅館」として、新しいイノベーションの可能性に挑戦し続けています。肝試しスポットしても人気!「会場ベストサーチ:肝試し付き宿泊プラン」 ※本館の「亀山温泉ホテル」は現役稼働中の温泉旅館、サバゲー後のご宴会、宿泊付きの合宿プランにすることも可能です。【当館のランチメニュー】当館の看板メニュー「きみつときめき親子丼」きみつときめき親子丼ボリュームが売りの「THE房総SPFカツ丼」THE房総SPFカツ丼個数限定、要事前予約「木更津サーモンおかそだち彩りGOZEN」木更津サーモンおかそだち彩りGOZEN【温泉ソムリエの参代目による亀山温泉おすすめポイント】<その1>炭酸水素塩泉=美肌の湯炭酸イオンの含まれたお湯には、皮膚の表面を軟化させたり石鹸のように汚れを落とす働きがございます。肌からの水分発散が活発になり、湯上がりはさっぱりとした体感を味わっていただけます!それが故「炭酸水素塩泉=美肌の湯」と呼ばれています。<その2>栄養分のあるチョコレート色の温泉独特の色合いを持つ、当館の温泉。その正体は「腐植質」と呼ばれる地表の深くに堆積した植物が微生物によって分解されたものです!長い時間をかけてゆっくりと栄養を蓄積しております。亀山温泉1リットルあたりメタケイ酸84.6mgが含まれており、肌の新陳代謝を促進して保湿効果も期待できる美肌成分と言われています。当館自慢のチョコレート色の天然温泉に、滞在中はお好きなだけ入浴できます、湯治、養生、療養の拠点としてもご利用ください。亀山温泉はチョコレート色と表現される独特の色合いです。■亀山温泉ホテル千葉県最後の秘境「奥房総」亀山湖畔に佇む温泉旅館、風光明媚な自然環境に囲まれた湯宿で周辺レジャー施設への観光拠点としても人気。温泉でのリトリート目的の利用も多く、現在は鹿野山自然学校と連携し、静かな湖畔の環境を活かした体験型アクティビティやレイクセラピーなどを行う新ブランドとして、亀山温泉リトリートをオープン、滞在型プランの導入を進めています。(亀山温泉リトリート: )亀山湖畔に佇む亀山温泉ホテル所在地 : 〒292-0523 千葉県君津市豊田65公式サイト: アクセス : JR久留里線上総亀山駅・徒歩12分圏央道木更津東I.Cより車で約30分アクアライン高速バス・笹停留所より徒歩10分藤林大橋停留所より徒歩5分TEL : 0439-39-2121Mail : hotel@kameyamaonsen.jp 「温泉」×「グランピング」×「自然体験」=亀山温泉リトリート【千葉県奥房総】千葉県最後の秘境、自然豊かな亀山湖や笹川渓谷などからなるリトリートの聖地、温泉宿や自然学校、グランピング事業者など、複数の事業者が豊かな自然環境の中でのリトリート事業に関わっています。笹川の上流には清水渓流広場(濃溝の滝・亀岩の洞窟)があり、ハート形の洞窟がジブリの滝として世界中に拡散、秘境スポットとして知られています。奥房総日帰り温泉ガイド: 奥房総モデルコース : 清水渓流広場(濃溝の滝・亀岩の洞窟) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月31日千葉県最後の秘境「奥房総」亀山湖畔に佇む亀山温泉の新ブランド「亀山温泉リトリート」(運営:亀山温泉ホテル)に今、話題のアウトドアサウナ(テントサウナ)が2022年9月30日(金)から登場します。アウトドアサウナ詳細: 亀山湖畔を見下ろす中庭にアウトドアサウナを設置!極上のリラクゼーションをご体験ください!亀山温泉リトリート公式アンバサダー藤田美佳(ビューティージャパンベイエリア初代グランプリ)■□アウトドアサウナのポイント□■【ポイント1】圧倒的なロケーション亀山湖を見下ろす圧倒的なロケーション!笹川渓谷からの涼しい風に癒されながら「極上のリラクゼーション」を味わうことができます。【ポイント2】1日1組限定1日1組限定で亀山湖畔のアウドドアサウナがお楽しみいただけます。着替えがあればシャツを着たままでも入場OK、サウナ後は当館のCOOL足湯で体を冷却、その後は温泉で汗を流してお帰りいただけます(足湯無料、温泉別途料金1,000円)【ポイント3】薪割りもOK薪割りからスタートすると更にアウトドアサウナが盛り上がります。自然体験型の亀山温泉リトリートだからこそできる、薪割りから(ご希望あれば薪集めから!)グループでワイワイと楽しむ事ができます。【料金設定】1基あたり14,000円(5名まで/2時間制)※延長料金1時間につき6,000円【予約方法】当日予約不可、予約リクエスト制です。亀山温泉リトリートHP「お問い合わせフォーム」より、ご希望日、ご人数をお知らせください。こちらからの予約確定のメールをもって予約確定となります(※問い合わせ時点では予約確定になっておりませんのでご注意ください)お問い合わせフォーム: ■□亀山温泉リトリート アウトドアサウナ概要□■所在地 : 〒292-0523 千葉県君津市豊田65公式サイト: アクセス : JR久留里線上総亀山駅・徒歩12分圏央道木更津東I.Cより車で約30分アクアライン高速バス・笹停留所より徒歩10分、藤林大橋停留所より徒歩5分オープン : 2022年9月30日(金)料金 : 1基あたり14,000円(5名まで/2時間制)※延長料金1時間につき6,000円※料金には消費税が含まれています予約方法 : 亀山温泉リトリートHP「お問い合わせフォーム」から受付 ※当日予約不可、予約リクエスト制(1週間前まで)■□天然自噴温泉□■チョコレート色の天然温泉【温泉ソムリエの参代目による亀山温泉おすすめポイント】<その1>炭酸水素塩泉=美肌の湯炭酸イオンの含まれたお湯には、皮膚の表面を軟化させたり石鹸のように汚れを落とす働きがございます。肌からの水分発散が活発になり、湯上がりはさっぱりとした体感を味わっていただけます!それが所以で、【炭酸水素塩泉=美肌の湯】と呼ばれています。<その2>栄養分のあるチョコレート色の温泉独特の色合いを持つ、当館の温泉。その正体は「腐植質」と呼ばれる地表の深くに堆積した植物が微生物によって分解されたものです!長い時間をかけてゆっくりと栄養を蓄積しております。亀山温泉1リットルあたりメタケイ酸84.6mgが含まれており、肌の新陳代謝を促進して保湿効果も期待できる美肌成分と言われています。当館自慢のチョコレート色の天然温泉に、滞在中はお好きなだけ入浴できます、温泉湯治、療養の拠点としてもご利用ください。亀山温泉リトリート担当の豊島です、皆さまを秘境にご案内いたします。奥房総の案内人、亀山温泉リトリートを担当している豊島大輝と申します。神秘の湖、亀山湖は首都圏にありながら自然の残る場所です。アクセス良好、行き帰りの移動ストレスも無い大自然で、ご自身の大切な時間をお過ごしください。滞在中のネイチャーガイドや湖畔ヨガなどのレイクセラピーなど、最適なお過ごし方を提案いたします。資格 : 健康運動指導士、ネイチャーゲームリーダー奥房総モデルコース: 【千葉県・奥房総】千葉県最後の秘境、亀山湖や笹川渓谷などからなる景勝地、秘境エリア笹川の上流には清水渓流広場(濃溝の滝・亀岩の洞窟)があり、ハート形の洞窟がジブリの滝として世界中に拡散、現在もSNS映えスポットとして知られている。奥房総日帰り温泉ガイド: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月27日中京テレビ放送株式会社(所在地:愛知県名古屋市、代表取締役社長:丸山公夫)は、「中部10県!迷って!巡って!大捜索!秘境の迷店ラーメン」を、午後3時から中部8局ネットで制作・放送いたします。番組ロゴ番組名 : 中部10県!迷って!巡って!大捜索!秘境の迷店ラーメン放送日時: 2022年8月14日(日)午後3:00~3:55放送地域: 中京テレビ、テレビ新潟、テレビ信州、静岡第一テレビ、山梨放送、北日本放送、テレビ金沢、福井放送※8局10県で同時放送番組HP : 出演者 : 錦鯉(長谷川雅紀・渡辺隆)、宮崎美子■番組概要想像すらできない秘境にそのお店は存在する!中部地方には、思わず「こんな秘境に?」と突っ込みたくなる、ラーメン屋さんがたくさん!「迷って!巡って!」秘境にある絶品のラーメンを、錦鯉・宮崎美子が大捜索!苦労して見つけたその先には、そのお店だけの絶品秘境ラーメンと、想像すらできない秘境ならではのおもしろさが!「行くのが大変だけど、一度でいいから行ってみたい!」「週末や夏休みに必ず行きたくなる!」「秘境で暮らしながらラーメン屋さんを営む人生もいいなぁ~」と思ってもらえる、秘境ラーメン発掘バラエティです!■出演者錦鯉(長谷川雅紀・渡辺隆)宮崎美子■錦鯉が行く!すれ違い困難、道幅約2.5mの激セマ山道を越えた先にあった絶品ラーメン!□静岡県錦鯉が向かうのは、静岡県の“オクシズ”と呼ばれる山の中。道路上に石や木の枝などが無数に転がるクネクネした山道は、途中の道幅が2.5m程しかなく、すれ違い困難…。そんな山道を抜けると、ようやくたどりつくことが出来るのが、このラーメン店。着いた先にあったのは、巨大看板や囲炉裏。どちらも店主の手づくりだという。自慢のラーメンは、1年半かけて熟成されたという自家製味噌に、店主手作りの大根や山で採れたわらびなど10種類以上の野菜が入った、こだわりの逸品!一度食べたら忘れられないという、インパクト大の絶品ラーメンだった!錦鯉が行く 山道の先のラーメン■宮崎美子が行く!崖の上の絶品ラーメン!□石川県宮崎美子が向かうのは、石川県・能登半島にある、ドラマの舞台にもなるという崖の上。一見するとラーメン屋さんには見えない意外な場所に、わかめたっぷりの名物ラーメンがあった!また、秘境のラーメンに向かう道中では、“日本で唯一”だという、ある名所に寄り道!お店の目の前に広がる絶景に、宮崎美子も思わず感動!宮崎美子が行く崖の上の絶品ラーメン■ほかにも、秘境の地に絶品ラーメンがたくさん!□新潟県車・フェリー・バスを乗り継ぎ!?知られざる“秘島”の豪華海鮮ラーメン秘島の豪華海鮮ラーメン□長野県標高1,300メートル越え!山道を抜けた先にあったのは、硬度60mg/L未満の超軟水の湧き水を使った、天然水ラーメン!天然水ラーメン□山梨県県内で最北端のラーメン店!フルーツ畑を越えた先にある、絶品の“バイクラーメン”…?バイクラーメン□富山県熊と、〇〇に注意!標高2,330メートル、4時間登山して食べる山小屋の絶品ラーメン山小屋のラーメン□福井県途中で道がなくなる!? 元割烹料理人がつくる、絶品“???”ラーメン元割烹料理人がつくる“???”ラーメン※内容は一部変更になる可能性があります。ご了承下さい。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月11日六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:寺西公彦)が六甲山上で運営を行っている六甲高山植物園では、秘境の花「ヒマラヤの青いケシ」が見頃を迎えました。当園では“ヒマラヤの青いケシ”や“ブルーポピー”と呼ばれる青いケシの代表格である「メコノプシス・ベトニキフォリア」を栽培しています。高山に自生するため暑さに弱く、関西での栽培は難しい植物ですが、当園では一昨年に種子から育てた株の開花に成功し、今年も約100株をロックガーデンでご覧いただけます。ヒマラヤの青いケシを屋外で観賞できる施設は西日本では当植物園だけです。ヒマラヤの奥地に生育する高さ1.6mにもなる多年草です。澄み切った青空のような美しい花が咲きます。標高3,000mを超す高山にしか見られないうえ、容易に近づくことができないヒマラヤの奥地に咲くため、“秘境の花”として知られています。1990年に大阪で開催された「国際花と緑の博覧会」において紹介され、一躍有名になりました。今年の見頃は6月中旬までの見込みです。◆営業概要【入園料】大人(中学生以上)700円 / 小人(4歳~小学生)350円【開園期間】~11月23日(水・祝)【休園日】6月23日(木)、30日(木)、7月7日(木)、14日(木)【開園時間】10:00~17:00(16:30受付終了)※新型コロナウイルス感染症の影響により、営業・イベントの内容を変更・中止する場合があります。六甲山ポータルサイト リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月18日発達障害のある息子にキャンプを体験させたいと思い…Upload By かなしろにゃんこ。ADHDと広汎性発達障害がある息子リュウ太、小4の夏休みのことです。その春にリュウ太が発達障害の診断を受けてから、私は発達障害に関する本を読んだり、インターネットで発達障害がある子の情報を調べたりしていました。その中で発達障害や身体の障害がある子がボランティアの人と過ごすキャンプがあることを知りました。2泊3日と短い期間だったので、周りの人とうまく付き合うことが苦手なリュウ太もギリギリ参加できるかな~?と思い、私はリュウ太をそのキャンプに行かせたくなりました。Upload By かなしろにゃんこ。「フィールドワークをしたり、川遊びをしたり、知らない子同士でも楽しめるのではないかな?」「仲間と協力してできるワークなどがあるんじゃないかな?」と一人考えてはワクワクしていました。参加させる気満々でリュウ太に「夏休みだからキャンプ行かない!?」と伝えると…「お母さんが行かないなら行きたくない、それに山に興味ないな~」と答えが返ってきました。息子は人見知りがなく、自分が好きな電車や車のイベントでは遠くまで一人で出かけられる行動力もあったので、参加を期待していたのですが…母親から離れて一人で泊まりに行く勇気はないとのこと…トホホ。夏休みに家族でハイキングへ!夏休み中、行くところは市民プールとショッピングモールのオモチャ屋ぐらいです。コンクリートに囲まれた場所じゃ感じられない空気や感触を知って欲しい!自然の中でいろいろな体験をさせてあげたい気持ちがむくむく湧いてきました。リュウ太が山に興味がなくても連れていってしまえば、それなりに良い刺激になるんじゃないかしら?と思い、長野県の上高地に家族でハイキングに行くことにしました。Upload By かなしろにゃんこ。上高地という場所は自然保護のためにマイカー規制があり、山の中に入るための専用のバスがあります。そのバスに乗ってご機嫌な息子。このあと、生まれてから歩いたことがないくらいの長い距離を歩くことになるとは知らず…。しかし、普段から怠惰で面倒くさいことが大キライ、疲れることが苦手で長距離を歩くことがないリュウ太も上高地の美しい池や湿地、山々が新鮮だったようで「こんなところがあるんだね」と感動してくれました。土や河原、木の遊歩道を歩き川の流れの音を聞いて川の水を触り楽しそうにして順調に歩いていたので、ハイキングコースの折り返し地点・目的地にすぐ到着しました。夫の提案に「息子がついていけるのか!?」と不安になり…Upload By かなしろにゃんこ。Upload By かなしろにゃんこ。夫が「ここから少し歩くけど、さらに奥のほうに歩くと美味しいイワナの塩焼きが食べられるポイントがあるから行こうか!」と誘います。イヤなことからすぐに逃げるし、体力のペース配分ができないのでくじけやすいリュウ太を、私はそんなに頑張れないと思っていたので、折り返し地点からバスに乗って帰ろうと提案しました。しかしリュウ太は調子が良かったのか「イワナ食べたい!」と歩く気満々になっていました。夫が言う「少し歩くと」は嘘で、実際は歩いてきた3キロメートルの距離と同じ距離を歩かなければなりませんでした。途中でぐずられたら最悪だな~…リュウ太のぐずりは、グチが止まらず無気力になってわめきはじめる超一流のぐずりです。疲れて歩かなくなる10歳の息子を背負って歩くようになるのかな?と最悪の結果を考えて、私はイヤな気持ちになっていましたが、心配をよそにハイキングコースをどんどん歩いてイワナの塩焼きポイントに到着してしまいました。Upload By かなしろにゃんこ。Upload By かなしろにゃんこ。たくさん歩いたからお腹もすいていたからでしょうか、竹串のイワナにかぶりついて「塩焼きのイワナ美味しい!もう1匹食べたい」と満足そうでした。いつも魚を全部食べないリュウ太ですが、イワナを2匹もたいらげて帰りのバスに乗るバス停までさらに3キロ歩き、その日は合計8キロメートルも歩きました。リュウ太にしてみたら上出来を超えての『奇跡』でした。おんぶして帰ることを想定していたので帰りのバスターミナルまで到着したときは普段息子を褒めたりしない夫が「頑張ったな!よく歩いたな」と珍しく褒めていました。リュウ太には内緒ですが、正直お母さんはスタミナ切れでバテバテで「もう歩きたくない」と心の中で悲鳴(泣)Upload By かなしろにゃんこ。大成功のハイキング。当時の気持ちを息子に聞いてみたUpload By かなしろにゃんこ。リュウ太はお父さんに褒めてもらったことが嬉しかったようです。ハイキング大成功でした。そのときに撮影した写真です、まだ疲れる前のはしゃいでいる息子(10歳)でございます。このコラム原稿を書くために当時の気持ちを息子に聞いてみました。「たくさん歩いてキツかったけど、それよりもきれいな場所を歩いてイワナがうまかったり、楽しかったり、達成感あったよね」なんだそうです(笑)街中だったらきっと歩けない距離だったと思います。自然の中だとナゼか頑張れちゃうんだってリュウ太を通して私も学びました。そしてリュウ太は本当は頑張れる子だったんだ!と言うことにも気がついた母でした。(監修:三木先生より)自然に触れることとリュウ太くんが自分から「やりたい!」と思えることが重なった、素敵な体験でしたね。普段ならできなかったことができた経験が自信になると良いですね。そしてお母さんもお疲れ様でした(笑)
2021年07月31日ブータンの秘境、ルナナ村に都会から赴任した若き教師と村人、子どもたちの心の交流を描いた映画『ブータン 山の教室』より、4月の公開に先駆けて、本編映像が到着した。若手教師のウゲンは、ある日教官からブータンの秘境、ルナナにある学校に行くよう告げられ、ミュージシャンという夢を抱きながらも、渋々ルナナ村に行くことに。1週間以上かけ辿りついたその地には、「勉強したい」と真っすぐな瞳で彼の到着を待つ子どもたちがいた。慣れない土地での生活に不安を拭えなかったウゲンだったが、村の人々と過ごすうちに自分の居場所を見つけていく――。各国の映画祭で絶賛され、第93回アカデミー賞国際長編映画賞ブータン代表に選出された本作。舞台となる標高4,800メートルの地にあるブータン北部の村ルナナで暮らすのは、大自然とともにある日常に幸せを見つけ生きる大人たちと、親の仕事の手伝いをしながらも、学ぶことに純粋な好奇心を向ける子どもたち。写真家としても活躍するパオ・チョニン・ドルジ監督は、長編デビュー作となる本作で「ブータンの独自性を記憶に焼き付けたい」と人々の笑顔あふれる暮らしを圧倒的な映像美で映し出した。今回到着した映像は、僻地にある学校へ渋々赴任した若き教師ウゲンが、子どもたちを前に最初の授業を始める様子が映し出されている。黒板もない教室に戸惑いをみせる中、ウゲンが自己紹介し、続いて子どもたちが自己紹介をしていく。歌手になりたいペム・ザムは、大人びた歌詞の歌を披露し、一方、先生になりたいというサンゲは、「先生は未来に触れることができるからです」とまっすぐにその理由を述べ、ウゲンは複雑な表情を一瞬浮かべる様子も。実は、教師を辞めてオーストラリアに行き、歌手になることを夢見ていた…。本作は、実際にルナナ村にある学校で撮影され、生徒役は全員村に住む子どもたちが演じている。学級委員として登場するペム・ザムについては監督が「ペム・ザムが出ているシーンすべてが一番印象的だった」とふり返っており、「彼女はどれほどの美しさ、無邪気さをこの映画にもたらしてくれたか」と大絶賛している。映像最後には、そんなペム・ザムと監督が初めて会った日に実際に監督に聞かせたという歌を歌うメイキング映像も収録されている。また、本作をいち早く鑑賞した著名人から「子どもたちの好奇心に満ちた輝く瞳と、山の神々や大自然に捧げられるこの歌声が、気付かせてくれる。大切なことは遠くにあるのでは無いことに、近代的で便利な日々にあるのでは無いことに」(渡辺一枝/作家)、「すっかりルナナのファンになってしまいました」(加藤登紀子/歌手)、「現代ブータンの発展にまずはびっくり。その対極にあるルナナの人々の純粋さと強さに心打たれ、何気ない場面に幾度も涙があふれました」(紺野美沙子/俳優・朗読座主宰)などといった絶賛のコメントも到着している。『ブータン 山の教室』は4月3日(土)より岩波ホールほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ブータン 山の教室 2021年4月3日より岩波ホールほか全国にて順次公開©2019 ALL RIGHTS RESERVED
2021年03月26日フランスのオーガニック認証コスメブランド「メルヴィータ(Melvita)」は、世界の秘境から集めた5種の種子オイルをブレンドしたマルチボディオイルを、2020年6月24日より発売いたします。植物オイルのエキスパートであるメルヴィータが、世界の秘境から集めた、アルガン、ケンディ、インカインチ、バオバブ、デザートデイトという5種のオーガニック種子オイルを、最適なバランスでブレンドした、全身用マルチオイルです。輝くゴールドのオイルは、αリノレン酸やリノール酸などの必須脂肪酸を豊富に含み、ボディケアをはじめヘアケアやフェイスケアにもぴったり。豊富な美容成分を届けながらうるおいを閉じ込め、ずっと触りたくなるようなハリがある、健康的ですべらかな肌を叶えます。ヨーロッパで特に人気のある、植物の恵みを丸ごと使ったスイートでヘルシーな「太陽の香り」。最初に香るシトラスから、ローズ・ジャスミンの華やかさを残し、最後はヒノキ・バニラの香りに。香水のように変化し、優しく香ります。ロルビオ エンリッチド エクストラオイル100mL(スプレータイプ) 5,400円(税抜)50mL(トナータイプ) 3,400円(税抜)オーガニック認証取得使い方:適量を全身へやさしくマッサージするように塗布します。顔や髪にもお使いいただけます。お風呂あがり、10秒オイル全身のオイル美容は、美容成分をしっかり届けてうるおいを閉じ込める、お風呂あがりのタイミングがおすすめです。【ボディ&ファイスケア】まだ水分が肌に残っている状態でオイルを使うことで、少量でもなめらかにのび肌なじみがよくなります。【ヘアケア】髪に美容成分がしっかり届き、うるおいを閉じ込めます。世界の秘境から集めた「自然の宝石」5種のオーガニック種子オイルアルガン (原産地:モロッコ)雨の少ない砂漠地帯でも実る生命力にあふれた木。現地のベルベル人の美容と健康を古くから支える、ビタミンEや必須脂肪酸を豊富に含むオイル。アルガニアスピノサ核油バオバブ (原産地:アフリカ)100トン以上を蓄える貯水力と、寿命は数千年ともいわれる生命力を持つ神秘の木。種子から採れるオイルは、優れた保湿力を持ち、ハリを与えます。バオバブ種子油インカインチ (原産地:アマゾン)アマゾン高地の熱帯雨林に生息し、星型をしたサヤの中の種から採取される希少なオイル。オメガ3であるαリノレン酸やビタミンEを豊富に含みます。プルケネチアボルビリス種子油デザートデイト (原産地:ブルキナファソ)「砂漠のヤシ」と呼ばれ、乾燥や洪水、野火などの悪環境にも耐えうる強い生命力を持つ。不飽和脂肪酸が豊富なオイル。バラニテスロクスブルギ種子油ケンディ (原産地:インドネシア)インドネシアでは「クミリ」ハワイでは「ククイナッツ」と呼ばれ、ベビーオイルに使われる、必須脂肪酸を豊富に含むオイル。ククイナッツ油メルヴィータとは1983年、 生物学者であり養蜂家でもあるベルナー・シュビリアが創業したフランスNo.1※1 オーガニックコスメブランド。 ほぼすべての製品がオーガニック認証※2を取得しています。 「生きた自然をそのままに」を理念に、 世界中1000種類にのぼる天然素材から厳選した原材料を使い、 スキンケアやボディケア製品を通じて、 植物や季節と響きあう美しい暮らしを発信しています。 アルガンオイルをはじめとする「オイル」のエキスパートであることがブランドの自信です。※1 Cosmebio Bioalaune 2015 study: オーガニック化粧品使用歴2年以内の消費者における認知率第一位※2 国際有機認証機関「ECOCERT(エコサート)」および、コスモスオーガニック認証企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年06月24日「豆腐の盛田屋」とは宮崎県椎葉村は、日本三大秘境の一つといわれています。そんな椎葉村の標高700mにある豆腐屋「豆腐の盛田屋」では、大自然の澄んだ空気と清らかな湧き水、そしてこだわりの国産原料を使った、口あたりまろやかな豆腐を手作りしています。「豆腐の盛田屋」では、豆腐だけでなく豆乳を使った化粧品の販売もしています。工場で働く女性スタッフの一人が、荒れていた手が豆腐作りですべすべになったことがきっかけとなり、肌に悩む女性に届けたいという想いで誕生したそう。「豆腐の盛田屋」の豆腐工場へ「豆腐の盛田屋」の豆腐工場では厳重な衛生管理のもと、手作業で一つひとつ手間ひまかけた豆腐作りをしています。まるで豆腐を飲んでいるような出来たての豆乳は、普段飲む既成品の豆乳がどれほど薄いのか一口でわかるほど。この豆乳を固めて作られた豆腐を口に入れると、あっという間に口の中で溶けてしまうほどふわふわの食感で、存在感のある甘い大豆の味が口の中に広がります。醤油をつけなくてもいいほど濃厚な仕上がりです。「豆腐の盛田屋」フラッグショップへここでしか食べられない「豆乳ソフトクリーム」「豆腐の盛田屋 川端店」は、「博多祇園山笠」で有名な「櫛田神社」そばの「川端商店街」にあります。宮崎県・椎葉村から豆腐と豆乳が毎日届き、いつでも新鮮な味わいを楽しめます。甘さ控えめの「豆乳ソフトクリーム」は、ここでしか食べられない限定品です。原料へのこだわり豆腐に必要なのは「水」と「大豆」だけ。だからこそ「豆腐の盛田屋」では、原料に妥協せずにこだわって絶品の豆腐や豆乳を作っています。大豆は、北海道の「トヨマサリ」と佐賀県産の「フクユタカ」の2種をブレンド。そうすることで深い味わいと食感が生まれ、「豆腐の盛田屋」がこだわる“濃く、なめらかな口溶けの豆腐”になるのだそう。化粧品へのこだわり自然豊かな椎葉村の湧き水と、国産大豆で作られた「豆腐の盛田屋」の豆乳は、一般的な豆乳よりも1.5倍も濃厚。豆乳には大豆イソフラボンや大豆レシチン、ビタミンEなど、女性にうれしい美容成分が豊富に含まれています。良質な「豆腐の盛田屋」の豆乳の力を美容に活かすために、乳酸菌で発酵させた「豆乳発酵液」を全ての製品に配合。濃厚な豆乳の成分が、肌をやさしく潤して“絹ごし肌”へ導きます。製法へのこだわり「豆腐の盛田屋」の豆乳化粧品の原点は「豆乳せっけん」から始まりました。「釜焚き 枠練り製法」という昔ながらの手間ひまかけたせっけん作りの製法で仕上げる「豆乳せっけん」は、発売から10数年以上たった今でも人気のロングセラー商品となっています。「釜焚き 枠練り製法」では、せっけんを一つ作るのに約100もの工程を要します。ほぼ全て手作業のため、約2か月の時間と40人もの人手が必要になります。大変な労力がかかりますが、「釜焚き 枠練り製法」で仕上げることで、保湿力に長けた肌にやさしいせっけんが完成します。製品ラインナップ肌がよろこぶ自然由来のスキンケア「自然生活シリーズ」「豆腐の盛田屋」の豆乳化粧品の原点といえる「自然生活シリーズ」。濃厚な豆乳成分がお肌を潤し、お豆腐のようにつややかな絹ごし肌へと導きます。ヨーグルトの力で簡単保湿ケア「玉の輿シリーズ」「豆腐の盛田屋」の豆乳から作った「豆乳発酵液」に、肌をやわらかくする「ヨーグルト」、保湿力に優れた「ハチミツ」などのお肌が喜ぶ食品由来成分を配合したスキンケアシリーズです。豆腐屋生まれの濃厚豆乳コスメ「Soy's simple lifeシリーズ」新鮮な「生豆乳」と「発酵豆乳」を配合するコスメライン「Soy’s simple lifeシリーズ」。生豆乳が肌表面に潤いベールを作り、オリジナルの豆乳発酵液が角質層のすみずみまで潤いを届けて満たします。大豆の力で内側からきれいに素材と製法にとことんこだわって、上質な豆乳や豆腐、コスメを作る「豆腐の盛田屋」。濃厚な豆乳や豆腐を食べて、“内側からきれい”を目指しませんか。スポット情報スポット名:豆腐の盛田屋 川端店住所:福岡市博多区上川端4-234電話番号:092-291-0177
2018年08月28日宮崎県・椎葉村とは宮崎県にある日本三大秘境のひとつ、椎葉村(しいばそん)。広大な面積を有する椎葉村は、その約96%が森林で占められる緑豊かな村です。椎葉村では、農作業をお互いで助け合う相互扶助の文化「かてーり」が古くからあり、村民の絆が田畑や森林、文化を守るいしずえとなっています。椎葉村には、「重要無形民俗文化財」に指定されている26地区の「神楽」が伝承されています。「神楽宿」へ猪や鹿を奉納したり、粟・大豆・小豆などの雑穀を使って舞をしたりして、古くから山の生活を表わしてきました。ほかにも、「椎葉型」といわれる十根川地区の瓦屋根の集落地帯の風景や、林地を伐採した後に火入れをして地力の回復を待つ「焼畑農法」など、昔からの伝統が色濃く残った椎葉村には、まるで時が止まったような不思議なスポットが数多く存在します。鶴富屋敷およそ300年前の建築物と推察される「鶴富屋敷」。大きく太い材料を使用した椎葉独特の型式で建てられています。傾斜をうまく利用した「一列型平面型式」の造りは、国指定の重要文化財となっています。八村杉全周は99mの巨木「八村杉」は、高さでは国内2番目、根回りでは国内4番目を誇り、国指定の天然記念物となっています。1871年まで「十根川神社」が「八村大明神」と呼ばれていたことから、「八村杉」と呼ばれるようになったのだそう。十根川神社縁結びの神様として崇敬される「十根川神社」。「椎葉」という村名は、鎌倉時代初期の武士とされる伝説上の人物・那須大八郎が「椎の葉(しいのは)」でこの地に陣屋を作ったことからつけられたといわれています。大久保のヒノキ「大久保のヒノキ」は、「八村杉」から標高700mの山腹にある大久保集落に自生する、推定樹齢800年の巨木です。複雑に絡みながら四方に枝を伸ばすその姿は圧倒。その圧倒的な景観と存在感から、平成6年に国の天然記念物に指定されました。お食事処「よこい処しいばや」椎葉・厳島(いつくしま)神社近くの「つるとみ通り」の入り口にある、お食事処「よこい処しいばや」。希少な椎葉産のそば粉を使用した手打ちそばを、昆布、椎茸、地鶏からダシをとった特徴的な甘めのつゆでいただけます。ほっとするご当地の料理を堪能してくださいね。近くにある商店街は、とても懐かしい気持ちになれる場所です。時間を気にせずに、ゆっくり散歩をしてみてはいかがでしょうか。スポット情報スポット名:鶴富屋敷住所:宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良1818−1電話番号:0982-67-2320スポット情報スポット名:十根川神社住所:宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良字十根川電話番号:0982-67-3139(椎葉村観光協会)スポット情報スポット名:大久保のヒノキ住所:宮崎県東臼杵郡椎葉村大久保電話番号:0982-67-3139(椎葉村観光協会)
2018年08月28日俳優の桐谷健太が地球最後の秘境ともいわれる南米の「ギアナ高地」の驚異的な自然を体感する紀行番組「桐谷健太 天空の秘境 ギアナ高地に挑む」が6月9日(金)今夜、NHK総合でオンエアとなる。『クローズZERO』シリーズやドラマ「ROOKIES」シリーズで注目を浴びた桐谷さん。「JIN-仁-」では大沢たかお演じる主人公の南方仁をサポートする医師・佐分利祐輔を演じて俳優としての幅の広さをみせると、大河ドラマ「龍馬伝」では長崎で龍馬と再会して亀山社中に参加する土佐脱藩浪士の池内蔵太役で出演。映画『BECK ベック』では水嶋ヒロ、佐藤健らが参加するバンド「BECK」でラップ&ボーカルを担当する千葉恒美を演じ、その音楽の才能も見せつけるなど着実に俳優としての実績を積み上げてきた。その後も「永遠の0」、「天皇の料理番」や『バクマン。』や『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』などの話題&人気作で幅広い役柄を演じ、最近では松岡茉優とW主演した「水族館ガール」や「Hey! Say! JUMP」山田涼介と運命的な兄弟を演じた月9ドラマ「カインとアベル」なども話題に。また『BECK ベック』でみせた音楽への才能を、長年出演を続けている「au」のCMソング「海の声」で発揮。同楽曲が昨年大ヒットして「日本レコード大賞」優秀作品賞を受賞したほか、「第67回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たしたのも記憶に新しい。そんな桐谷さんが今回、“地球上に残された最後の秘境”とも言われるギアナ高地へ向かい、高さ1,000mを超えるほかに類を見ない台地「テーブルマウンテン」に挑む。世界最大の落差を誇る滝「エンジェルフォール」や黄金色に輝く川をはじめ、今回テレビカメラが初めて入った謎の洞窟では生物学者・長沼毅と共に漆黒の闇の中を探索、未知なる生物を発見する。“天空の秘境”の名にふさわしいギアナ高地の壮大さを桐谷さんが全身で体感する。11月には菅田将暉とW主演する映画『火花』が、その後大森南朋、鈴木浩介らと共演する『ビジランテ』の公開が控えるなど、さらなる活躍が期待される桐谷さん。今や実力派俳優へと成長を遂げた桐谷さんが南米の大自然と向き合う「桐谷健太 天空の秘境 ギアナ高地に挑む」は6月9日(金)今夜22時~NHK総合にて放送。(笠緒)
2017年06月09日栃木県には温泉がなんと600もあるなんて驚き。有名な温泉郷だけでなく、あちこちにあるのです。この数は関東ではもっとも多く、あまり知られていないような名湯もたくさん。雪景色のなか、露天風呂は最高です。頭寒足熱とはまさにこのこと! 美を追求?疲労回復?冷え症の改善?あなたのお好みの温泉がきっと見つかります。冷え性の女性には、湯めぐりもおすすめです。いわずとしれた温泉街、那須塩原奥地にある名湯「大丸温泉旅館」「渓雲閣」スポット情報スポット名:大丸温泉旅館住所:栃木県那須郡那須町湯本269奥那須温泉 大丸温泉旅館電話番号:0287-76-3050全国的にも有名な那須塩原、名湯ひしめくこの町で、歴史ある秘湯の一軒宿「大丸温泉旅館」。自然と共に過ごし、静かな佇まいを守り続けているこの湯は、 四季の恵みに抱擁される懐かしく斬新なサービスを提供してくれます。 奥那須の源泉から流れる野趣あふれる川の湯をはじめ、 温泉情緒ある天然温泉で幸せなひとときを過ごしてみては?そしてもうひとつおすすめの旅館「渓雲閣」は、観光経済新聞の「人気温泉旅館250選」に選ばれるほど。自然のめぐみである硫黄泉を300年守り続けている名湯、江戸時代から続く文化を感じざるをえない。他にも多くの温泉をめぐり、温泉三昧の旅をお楽しみください。スポット情報スポット名:渓雲閣住所:栃木県那須塩原市湯本塩原37塩原温泉 日本秘湯を守る会 にごり湯の宿 渓雲閣電話番号:0287-32-2361(受付時間8:00〜21:00)栃木県の温泉ガイド制作協力:栃木県企画編集:ルトロン編集部
2017年02月19日サオビーチ ©TRIPPING!ベトナム最大の島「フーコック島」は、ベトナム最後の秘境と言われる長閑なビーチリゾート。エメラルドグリーンの海に囲まれた島は、50%ほどを国立公園が占め、海に山に自然の宝庫。ベトナム人はもちろん、ヨーロッパからの旅行者にも今人気のディスティネーションなのだ。 フーコック島ってどこにあるの?まだまだ日本人には知られていないリゾートアイランド「フーコック島」。まずはその場所からご紹介。フーコック島は南北に細長いベトナムの南端、タイ湾に面した島で、お隣の国カンボジアの国境近くにロケーション。島の面積は、日本の淡路島とほぼ同じだ。日本からの直行便は未就航ではあるが、ホーチミンから空路で1時間とアクセスしやすい。成田空港、関西空港、中部空港(名古屋)、福岡空港から、ベトナム航空の午前便※でホーチミンへ向かえば、乗継ぎを含めてもその日の夕方にはフーコック入りが可能。到着日からゆっくりディナーも楽しめる。※成田空港は9:30発(週7便)、その他は10:30発(関西:週7便、中部:週4便、福岡:週2便) 2016年5月現在ベトナム航空搭乗の体験記はこちら> フーコック島ってどんなリゾート?フーコック島は、ベトナム人や欧米人の間では、すでに人気上昇中のリゾートのひとつ。一体どんな島かというと…… 1. 美しい白砂のビーチサオビーチ ©TRIPPING!フーコック島は、白砂のビーチとエメラルドグリーンの海が魅力のベトナム屈指のビーチリゾート。島内には、10カ所以上のビーチがあり、中でも西海岸のロングビーチや、島の南部に位置するサオビーチが人気。ノボテルフーコックリゾート ©Accorhotels西海岸のビーチから望む夕陽は実にロマンティック!インドシナ半島の東側に位置するベトナムにおいて水平線に陽が沈むシーンを観られることは珍しく、国内随一のサンセットスポットだ。 2. ラグジュアリーホテルが続々オープンノボテルフーコックリゾート ©TRIPPING!まだまだ長閑な風景の残る島も、ただいまホテルのオープンラッシュを迎えていて、世界的なインターナショナルホテルも、続々と進出をしている。ラベランダリゾートフーコック ©Accorhotels美しいビーチでのんびりするのが一番贅沢な過ごし方のフーコック島だから、ステイ先はプライベートビーチのあるリゾートホテルがおすすめ。コロニアル建築が美しい一軒から、スタイリッシュな一軒まで揃うので、好みに合わせて選びたい。 3. 新鮮なシーフード料理をコスパよく楽しめる©TRIPPING!新鮮なシーフード料理を安く味わえるのも島の魅力のひとつ。日本人に馴染みのある魚介も豊富で、ウニや牡蠣、蟹、エビ、ホタテなどの料理が人気。©TRIPPING!街の食堂や、ナイトマーケットの食堂では、生け簀から好きな魚介を選び調理法をオーダーすることができるので、好みに合わせて新鮮なシーフード料理を味わいたい。地元の人のおすすめは、牡蠣やホタテのグリル、蟹のレモングラス蒸し。 4. 「ヌクマム」と「胡椒」の産地©Vietnam Airlinesフーコック島は、ベトナム料理には欠かせない調味料「ヌクマム」の一大生産地。小魚を発酵させて作るヌクマムは、独特の香りと風味が特徴的で、ベトナム料理の味の要。いくつかある工場のうち、4つの工場では見学が可能。購入もできるが、強い香りのため機内預けも持ち込みも不可となるのでご注意を!photo:PIXTAヌクマムと同様に、島の特産品となっているのが胡椒。胡椒畑は見学可能な場所もあり、観光スポットとしても人気。胡椒を使った製品はその場で購入可能。お土産にもぴったりだ。 5. 少し足を伸ばして訪れたい観光スポットが点在©TRIPPING!ビーチやホテルでのんびりしたいフーコックの旅だが、少し足を伸ばして観光するのも楽しみのひとつ。島の南、サオビーチの近くに位置する「ホ—コックパゴダ(Ho Quoc Pagoda)」は、海を望む美しい寺院。©TRIPPING!「フーコック収容所(Phu quoc prison)」は、フランス植民地時代に造られ、ベトナム戦争時には、アメリカ人がベトナム人捕虜を収容していた場所。現在は、その歴史を風化させないためにミュージアムを併設し、一部が公開されている。ベトナムでも重要な史跡のひとつだ。まだまだ、その数は多くはないものの、観光スポットが点在するフーコック島。島内では流しのタクシーを見かけることがあまりないので、観光をするならタクシーチャーターかツアーに参加するのが便利。おすすめの観光スポットと合わせてホテルのコンシェルジュに相談してみよう。 6. 子連れの家族旅行にもぴったりのディスティネーションノボテルフーコックリゾートのプライベートビーチ ©TRIPPING!カップル旅行や女子旅としてはもちろん、子連れの家族旅行にもおすすめできるフーコック島。開発が始まって間もないリゾート地のため長閑で、道なども綺麗に整備されていて安心。プライベートビーチに加え、大きなプール付きのリゾートホテルが充実しているので、プールと海が大好きなキッズもご満悦のリゾートステイが叶うはず。ノボテルフーコックリゾートのキッズルーム ©Accorhotels 続いて、フーコック島でやりたい5つのことをご紹介 ベトナムリゾート「フーコック島」特集vol.1注目度大!ベトナム最後の秘境リゾート「フーコック島」vol.2ベトナムの秘境!フーコック島でやりたい5つのことvol.3あなたはどっち派?ベトナム・フーコック島で泊まりたいリゾート2軒
2016年05月31日●絵画のような白銀世界で「よぐきたねし」とお出迎え秘境。そんな言葉は温泉と相性がいい。そしてそこにはランプがうっすらと、なんて言われたら、もう行かずにはいられないだろう。そんな魅力を秘めた温泉宿が、青森の山の谷間にあるランプの宿「青荷温泉」だ。○降り積もる雪の中でランプが灯るまずは東京駅から東北新幹線「はやぶさ」に乗って新青森駅まで約3時間。そこからJR奥羽本線に乗り換えて弘前駅まで特急で30分。さらにそこから車で50分行った先に青荷温泉が待っている。夏季は自家用車で乗り入れができるが、冬季はそれを阻む背を超える程の雪の壁に囲まれる秘境の地。とは言え、「道の駅 虹の湖」から1日6本のシャトルバスが出ているのでご安心を。青荷温泉には本館と離れの三棟があり、総客室数は32室。大広間もあるのでちょっとした団体旅行、大家族の受け入れも可能だ。ランプの宿と称されている通り、部屋はランプの明かりのみ。そして冬季は石油ストーブの赤い色が、部屋の中をうっすらと照らし出す。その明るさはと言うと、家庭用天井灯の常夜灯より少し暗い程度を想像してもらうといいだろう。「意外に明るいな」と思うかもしれないが、日没後の客室は想像以上に暗く、ものの色の判別ができない。そのため、小説などを読むことはできないので、ここでは夜の静けさをたっぷり堪能していただきたい。青荷温泉には4つのお風呂がある。そのひとつは混浴露天風呂だ。ただし、ちょっと気をつけておきたいこともあるので、次のページでは注意点も合わせて紹介したい。●混浴露天風呂は夜注意! 夕食は見知らぬ旅人同士、囲炉裏を囲んで○4つのお風呂は昼と夜で2度楽しむ到着後、まずは湯めぐりを楽しんで! お風呂は全部で4カ所ある。湯船がひとつしかない混浴露天を除き、ほかは男女別になっている。泉質は単純泉で、疲労回復、神経痛や五十肩などへの効能があり、全て源泉かけ流しだ。飽きることなく湯めぐりが楽しめるのでぜひいろいろまわってほしいが、部屋と同じくここもランプの照明しかない。夜になると、岩風呂などはごつごつした岩肌が全く見えず、思わぬけがをしてしまいかねない。明るい時間に一度確認しておくことを強くオススメしたい。見渡す限りの銀世界で楽しむ湯は、昼には昼の、夜には夜の味わいがある。なお、アメニティーとして露天風呂を除く3つのお風呂にはボディーソープが置いてあるが、できれば持参していく方が賢明だろう。また、客室に戻るにはマイナスに達する極寒の屋外を通らないといけないお風呂もある。冬場の入浴はゆったりつかって芯から温まるようにしたい。○地のものは地酒とともにお待ちかねの夕食は、18時から大広間または囲炉裏(いろり)の間でとなる。こちらもランプのみの光源なので、実は料理がよく見えない。しかし、料理人がていねいに食事の説明をしてくれるので、しっかり聞いておきたいところ。川魚や地のものを生かした一品一品は素朴な味わいで、これがまた地酒と合う。見知らぬ旅人同士が囲炉裏を囲んで身の上話を楽しむ夜は楽しい。電波の届かない山の中で都会の喧騒を忘れ、ランプの灯りのもと、ゆったりとした時を過ごす。雪と静けさに包まれたひとときは、きっと感慨深い旅になることだろう。※記事中の情報は2016年2月取材時のもの
2016年03月07日「地球最後の秘境・深海はどんな世界? - しんかい6500パイロットに聞いてみた」はコチラ「地球最後の秘境・深海はどんな世界? - 日本人映像監督初! 山本氏の深海体験」はコチラ前回は全面ガラス球で、超深海に1~2日滞在可能、最大6人が乗船できる有人深海調査船「しんかい12000」構想についてお聞きした。詳細を聞けば聞くほど実現が楽しみになる。いつごろの実現を目指しているのか、課題は何か、磯崎芳男 JAMSTEC海洋工学センター長に迫る。○国のプロジェクトとして議論がスタート―現在はどういう段階でしょうか?磯崎:我々JAMSTECだけでなく、国のプロジェクトとして扱ってほしいといろいろなところでお話ししてきました。「しんかい12000」という名前を広め、世論を喚起したかったのです。そのような活動の中で日本学術会議の速やかに実現するべき「重点大型研究計画」(2014年3月公表)に応募して、27件の中に選んでいただきました。そしてこの7月に開催された文部科学省・海洋開発分科会で「次世代深海探査システム委員会」が設置されることになりました。―それは素晴らしい! 会合はいつ開かれるのですか?磯崎:第一回が近いうちに開かれるようです。会議では無人探査も含めた深海探査システムとして何が必要か、ということを学識経験者も含めて議論されるようです。―今までは議論の俎上にあがっていなかった「しんかい12000」について、国の問題としての議論がようやく始まるわけですね。大きなステップアップですね磯崎: はい。有人無人も当然議論されると思いますが、次世代に何が必要かという議論が始まる第一歩だと思っています。―ちなみにもし「しんかい12000」を建造した場合、予算規模はどのくらいですか?磯崎:学術会議の検討では、トータルでざっと約500億円と想定しています。300億円が「しんかい12000」で、200億円が母船です。ちなみに「しんかい6500」は125億円、支援母船よこすかが75億円。トータルで200億円です。―日本の国際宇宙ステーションに対する年間予算が300数十億円ですから、それと比較すると2年分弱ですね磯崎:そうですね。私たちも費用対効果の意識をもって、6Kと比べて長い時間、多くの目で見れば新しいものを発見するチャンスが増えると伝えていきたいと思っています。○技術的課題はガラス球―技術的な課題として、気になるのはフルビジョンのガラス球ですが磯崎:ガラスは非常に強い材料です。東京タワーの展望台の床にガラスがありますよね。あそこは誰も立ち入りを制限していません。飛び跳ねても大丈夫なのです。上海のテレビ塔の床にはガラスがいっぱい広がっています。本当はガラスは強いのです。何が問題かといえば、強いけれどパリンと一瞬で割れること。鉄は粘りがあるのですけどね。―東京の町工場が作った「江戸っ子一号」はガラスを使って水深7800mまで潜りましたね磯崎:そうですね。ただ「江戸っ子1号」は無人の探査機です。「しんかい12000」は人が乗りますから、万が一にも割れてはいけない。ガラスには高級時計のサファイアガラスなどいろいろな種類があります。きれいに磨けば強いのですが、傷があると弱くてパリッといってしまう。製造するときの傷がなく、磨いて表面の凹凸がないガラスがあれば、強いと思っています。世界では1000mぐらい潜れるアクリル製の潜水船があります。ダイオウイカのテレビ番組の撮影用に使われていた潜水船です。周囲が見えるのでレジャー用で使われていますね。JAMSTECの研究者も乗ったことがあって、「買ってくれ」と言われていますよ(笑)。―アクリルではダメなのですか?磯崎:無理ですね。水深1万mで強度を確保しようとすると、とてつもなく厚いものになってしまうのです。―水深12000メートルの水圧はどのくらいになりますか?磯崎:指の先に1.2トン、小型乗用車一台が乗るぐらいの圧力がかかります。でも見込みとしてはガラス球で行けると思っています。アメリカのガラス会社がガラスを作る装置、磨く装置を一生懸命作っています。―アメリカで作るのですか?磯崎:できれば日本でやりたい。ガラスだっていろいろなものがあるはずです。これから出てくるかもしれないし、現状はこうだからではなく、貪欲に探していきたい。次に起こる技術開発は何か、研究者だけでなく、技術者もこれから起こることにアンテナを高くして、嗅覚を研ぎ澄まし、「五感+アルファ」で探しにいきます。―今一番の課題はなんですか?磯崎:やはりガラス球です。トップに来るのは安全性。人が乗りますから。研究者がその場にいる感覚を得ることと安全性とのバランスをどうとるか。最初からあきらめるわけにはいかない。狙うのはあくまでフルビジョン、フルデプス。そこに挑戦する。でも安全性は譲れない。「ちょっと危ないけど、まぁいいや」は絶対にない。最後は石橋を叩いて渡ります。○超深海は謎だらけ - もっと深い場所があるかも!?―耐圧殻の大きさは変わりませんか?磯崎:だいたい同じです。期待しているのは中に載せるものをいかに減らせるか。たとえば酸素ボンベを外置きにしたり、コントロールボックスを電子パネルにして薄くすれば、中は相対的に広くなります。内径2mが1.9mになれば、強度(の設計)が楽になります。―浮力材を積んで浮かせるという6Kのシステムの考え方は変わりませんか?磯崎:基本的に同じです。ただガラスは軽いので、浮力材が少なくてすみます。浮力材が少なくてすめば全体がコンパクトになりますね。―地上との通信は変わりますか?磯崎:今は6Kから画像を10秒に一枚の割合で、音波を使って送っています。「しんかい12000」では1秒に1枚の画像送信を目指しています。音響通信の中の圧縮度を高める。光やレーザーは使えないし、音波のスピード自体はどうにもならないので詰め込むデータを多くする考え方です。―本当に興味深いプロジェクトです。目標としてはいつごろの実現を目指していますか?磯崎:もちろん国での議論を踏まえての話ですし、その上で予算が認められるということも必要になります。もし、「しんかい12000」を建造することになれば、10年規模のプロジェクトとなると考えています。5年ぐらいは技術開発、さらに製造して動かすのに5年くらいはかかるでしょう。―早く建造が決まるといいですね磯崎:もし建造するとなれば、早ければ早いほどいいですが、最初から300億円が必要ということではありません。最初に少しずつでもやれるところから技術開発を進めていって5年経って「これでいきます」と言えるようにしたい。まずは技術開発のために、ステップバイステップで始めさせてほしいとお願いしていきます。今も自分たちの予算で準備を少しずつ始めています。小さい窓を試作しようとか、どんなガラスがいいかとか。―しんかい12000で見えてくる超深海の世界を見るのが今から楽しみです磯崎:地球は生き物だと思うのです。我々が知っている世界はほんの一部です。まだ知らないポイントが存在するかもしれない。マリアナ海溝よりさらに深い場所だってあるかもしれないし、これから出来る可能性だってあります。―だから「しんかいは12000」と(マリアナ海溝の1万911mより)余裕を持たせているのですね。将来への贈り物だと磯崎:そうです。深く潜ることも大事ですが、海底に長くいる「時間軸」の考え方も必要です。研究者は潮汐の変化に合わせた生物の営みを見るために海底に6時間いたいと言います。現在の3時間では中途半端なのです。12時間あれば、満潮や干潮の時間サイクルに応じた変化が見られます。今は人間側の事情で潜航時間が決まっていますが、生物側の生活時間スケールに合わせて観察できることになります。私が子供の頃はSF「海底二万哩」のノーチラス号を「なんてすごい!」と憧れていましたが、今は現実が先を行っているのですよ。
2015年12月11日「地球最後の秘境・深海はどんな世界? - しんかい6500パイロットに聞いてみた」はコチラ「地球最後の秘境・深海はどんな世界? - 日本人映像監督初! 山本氏の深海体験」はコチラJAMSTECが約10年後の実現を目指す有人深海調査船「しんかい12000」構想。気になるのが「しんかい12000」とはいったいどのような船なのか、という点。現在の「しんかい6500」から何がどう進化し、何ができるのか。磯崎芳男JAMSTEC海洋工学センター長に詳しく聞いた。○全面ガラス窓で「フルビジョン」を―しんかい12000の特徴を聞かせてください磯崎:コンセプトは「フルデプス」、そして「フルビジョン」です。研究者が超深海に触れるような感覚をできるだけもたせることをキーにしています。現在の「しんかい6500(6K)」にある直径約12cmの小さい窓ではなくて、全面をガラス窓にしたい。―全面ガラスですか?磯崎:そうです。究極の「フルビジョン」です。―それは楽しみですね!磯崎:実は一度、6Kに乗せてもらったことがあるのです。「センター長を一度乗せろ」と(笑)。震災の後に乗りたかったのですが「センター長を乗せる暇はありません」と言われてね(笑)。実現したのは翌年の2012年4月です。そのときに何を感じたか。自分が想像していたより深海が豊かな世界であることです。相模湾初島南東沖1227mまで潜ったのですが、赤や紫のイソギンチャクなどがいてカラフルなのです。そのときに「外に出たい」と思いました。出たらそこはもっと素晴らしい世界だろうなと。だからできるだけ研究者にもそういう感覚を持ってもらえるようにしたいですね。―だから全面をガラスに?磯崎:はい。もうひとつは効率的に潜りたい。6Kは3人乗りで研究者は一人だけです。研究者が二人乗れるようにしようと現在計画していますが、潜航の約8時間の中で往復に5時間かかるので、研究に使えるのが約3時間。研究者一人の目は二つあるから「6時間アイ(Eye)」だと言っています。準備に膨大な時間と予算を投じて、6時間アイではもったいないねと。複数の研究者ができるだけ長い時間潜れるようにしたい。もし、24時間潜れれば、たとえ片道5時間(現在は2.5時間)かかるとしても往復10時間で残りは14時間あります。さらに研究者を複数潜れるようにするつもりです。たとえば二人とすると、14時間×4つの目で「56時間アイ」。二日間に1回の潜航とすると一日あたりは「28時間アイ」で、6Kの約5倍になります。だから6Kの5倍の予算を投じてもいいだろうと。そこまで費用はかかりませんけどね(笑)。―今の6Kは日帰りですが、超深海底に滞在するのですか?磯崎:海底に1~2日程度は滞在できるようにしたいです。そのために耐圧殻を二つ作り、進行方向の耐圧殻はガラス球で、後方はチタン合金の耐圧殻にしてパイロットが横になれるレストルーム兼用にするつもりです。簡易トイレも作ります。でも上のイラストをよく見てください。後方の耐圧殻に出窓がありますね。研究者は眠らずに深海の様子を観察し続けるでしょう。そこで耐圧殻から頭を半分出して、ぐるっとまわりが全部見られるように、半球型の窓を出しているのです。―国際宇宙ステーションの出窓「キューポラ」みたいですね。最大何人まで乗れますか?磯崎:最大6人乗りで、そのうち4人が研究者です。―イラストでは2人が椅子に座っていますね。6Kでは寝転んだ姿勢ですが磯崎:研究者も椅子に座らせる予定です。だから居住性はよいと思いますよ。内部も6Kは昔風に箱ものが多いです。6Kが開発されたのは1980年代、ブラウン管テレビの時代ですからね。でも今は有機ELの時代でタッチパネルが主流です。耐圧殻のガラス球に文字を映せばいいのです。―6Kはあえてアナログにしているのかと思いました磯崎:アナログにもよい面はあります。たとえば航空機のコックピットはどんなに発達してもアナログのメーターがあります。デジタル画面の数字を読むのではなく、針が上をさしているから正常だとか、ぱっと判断できるように。でもアナログ画面をガラス球に映せばいい。○母船からのクレーン方式も変わる!―フルデプス、フルビジョン、効率性アップ……楽しみです磯崎:母船も新しくするつもりです。今は支援母船「よこすか」の後ろからクレーンで下ろして着水させ、スイマーがケーブルを手ではずしています。そのスイマーたちの安全を確保するために天候の条件があるのです。「ちきゅう」(地球深部探査船)という船の内部を見たことはありますか?―はい、つい先日……磯崎:船の真中にムーンプールという開口部があって、そこから掘削しますよね。「しんかい12000」の母船も真中に開口部が欲しい。そこから「しんかい12000」を出し入れしたいのです。―そうすると、スイマーは必要なくなるんですか?磯崎:はい。揺れずに静かに海におろすことができます。現状はたとえばインド洋まで出かけて行ったのに、天候条件が悪くて「今日は潜れません」と潜航しないことがあります。安全第一とわかっていても研究者にしてみれば、せっかく得た機会だし、はるばるインド洋まで行って潜れなかったりすると、愚痴のひとつも言いたくなります。潜れる機会をいかに増やすかも効率化にとって大事です。―ムーンプールを作れば天候にはほとんど左右されなくなりますか?磯崎:船が留まれる限り大丈夫です。―それはよいですね。着水するまでの揺れも解消されそうです。ところでロボットアームは研究者が操作できるようにするのですか?磯崎:それは遠からずできると思います。日本はロボットアームの技術が発達しています。現在ロボットアームはコパイロットが操作していますが、研究者が自分で操作できるようにしたい。研究者が船内からグローブを装着して動かすと、関節の動きが船外のアームに伝わって動かすことができる。さらに圧力センサーや温度センサーなどをつけることで、アームがふれた対象物の温度や触覚などを研究者が指先に感じられるようにする。そんなに難しくないと思っています。海底から噴き出す熱水は200度や300度もあって火傷してしまうので、それは防いであげないといけないですけどね(笑)。―かなり最先端の技術ですね。今最先端の技術を盛り込もうとしているのですか?磯崎:もし「しんかい12000」ができるとすれば10年ぐらい先です。そのとき世の中はもっと先を行っているでしょう。今は夢かもしれませんが、絶対に世の中の技術は追いついてくる。逆に今ある技術でやったら10年先にはもう古びてしまいます。―さまざまな挑戦があり、開発段階自体もとても興味深いですね。磯崎さん自身の6K乗船経験が元になっているだけに、目指す船のカタチが明確ですね磯崎:深海に潜ったときの発光体が非常に印象深かったのです。深海に潜ったあとに水深500mぐらいまで戻ってくると発光生物が漂っています。上昇してくる6Kに発光生物が当たって光ります。上昇する6Kの中から見ると、相対的に海底に沈んでいくように見えます。まるで海の中に無数の星が降るような、光の世界に包まれるのです。―きれいでしょうね……磯崎:微弱な光なので、人間の目でないと見られない。乗った人しか見られない世界があってもいいのかなと思います。聞けば聞くほど魅力的な「しんかい12000」構想。次回は、実現に向けた現状と課題について伺う。
2015年12月04日「地球最後の秘境・深海はどんな世界? - しんかい6500パイロットに聞いてみた」はコチラ「地球最後の秘境・深海はどんな世界? - 日本人映像監督初! 山本氏の深海体験」はコチラ宇宙へ頻繁にアクセスできる時代になったが、足元には未開拓の未知の世界が広がっている。水深6000m以下の「超深海」は、光が届かず水圧1000気圧を超える過酷な世界。だが2015年、水深1万mを超える世界最深部のマリアナ海溝に、独自の生命圏が広がっていることをJAMSTECの研究者らが世界で初めて明らかにした。いったいどんな生命が? なぜ? 興味は尽きない。この超深海ゾーンを徹底的に探査しようという日本の有人潜水調査船構想がある。その名は「しんかい12000」。約10年後の実現を目指すこの計画は、生命や惑星地球に関する知見を大きく塗り替えるはずだ。磯崎芳男JAMSTEC海洋工学センター長に、背景から未来までじっくり伺った。○「しんかい12000」の使命とは―改めて今なぜ「しんかい12000」なのか、その背景を教えていただけますか?磯崎:二つの意味があります。ひとつは技術者として。「しんかい6500(以下6K)」建造から25年以上経ち、これまで(2015年11月現在)1440回潜航し、非常に多くの方に乗って頂きました。日本は約90年前の1929年に西村一松さんがサンゴ礁の採取を目的に有人潜水調査船を開発し、技術が継承されてきた歴史があります。それなのに6Kは四半世紀たち、マイナーチェンジはしているものの基本的なところは変わっていない。6Kを作った人たちもリタイヤしています。長年培われてきた日本の技術を次の世代にどう渡せるか。技術屋としての使命があります。技術的挑戦という意味では6Kと同じことをしても意味はない。ひとつ上の技術を狙うという点で、究極はフルデプス、地球でもっとも深いところを狙いたい。―世界で一番深い場所まで「全部潜る船」という意味でフルデプス(FULL DEPTH)ですね?磯崎:はい。世界で一番深いのはマリアナ海溝チャレンジャー海淵の1万911m。我々としてはそこに潜れるものに挑戦するしかないと思っています。もうひとつは研究者のニーズです。超深海は真っ暗で何もないところと思われていましたが、研究者がマリアナ海溝の泥を採取して調べたところ、水深6000mの泥よりも1万mの泥のほうが酸素の消費量が多い。水深1万mに我々の知らない生命圏が広がっているということです。圧力が高く、餌のない場所であるにもかかわらず。また2011年3月には東北地方太平洋沖地震が起きました。巨大地震の震源域を調査して海溝型の巨大地震のメカニズムを解明することも、非常に重要です。―2011年夏に6Kが東北地方太平洋沖地震の震源域である日本海溝の水深約3000m~5000mに潜航して、巨大地震の影響と思われる大きな亀裂を確認しましたね磯崎:はい。震源域である日本海溝の水深は8000mを超えます。伊豆小笠原海溝は9780m、つまり1万m近い。日本周辺のこれら海溝域を探査したい。無人探査機もありますが、研究者がそこに行って五感+アルファを駆使して何が起きたのか、何が起きようとしているのか、調査するツールを持ちたいのです。―五感+アルファのアルファとは?磯崎:第六感です。ダーウィンはビーグル号という船に乗ってガラパゴス島に着き、足を踏み入れたところ、それまで考えていたこととは違うのではないかと進化論のヒントを得て著書「種の起源」をまとめたと言われます。諸説ありますが私はそれを信じています。写真ではなく、現場に人間が行くことで、それまでの知見に加えて五感とインスピレーションによって発見をすることはままある。その場に研究者を運ぶことが大事なのです。―無人機だけでは難しいということですか?磯崎:無人機から母船に送られてくる写真だけを見ていると、重要な発見を見逃すことがあります。たとえば2013年の世界一周研究航海(QUELLE2013)で、6Kに乗っていた生物研究者が深海底を見ていたら「石がちょっと違うんじゃないか」と気づいた。鯨の骨だったのです。世界で二番目に深いところで発見された鯨骨で、大発見になりました。無人機でさーっと通り過ぎただけでは気づかなかったのではないか。―人間の目って、一瞬でとらえるところがすごいですね磯崎:長い間、そのテーマに心血を注いできた研究者が集大成として行っているわけですからね。私は(現状の深海探査は)「お釈迦様の手のひらの上にいるようなもの」と言っています。広く深い深海の中で今は水深6500mまでしかいけない。でも12000mまで深く潜れるようにすれば孫悟空の活躍できるエリアを広げることができるのです。深く潜りたい研究者はたくさんいるんです。○「無人か有人か」ではなく、「無人も有人も」―資源探査についてはどうですか?磯崎:もちろん資源探査のニーズもあります。ただ我々は研究機関ですから、資源を回収して利益をあげようという企業を手伝うというより、なぜそこに資源があるのか、たとえば鉄マンガンクラストや熱水鉱床がなぜここにあるのか、どうやって出来るのかを調べるのが仕事。なぜできたかがわかれば、どこにあるかがわかってくるのです。―資源探査についても研究者が行ったほうがいいですか?磯崎:行く意味は大きいですね。ただし有人調査船ひとつではダメで、トータルで動かすことが大事です。有人潜水調査船は言ってみれば「ガンダム」型。人間が乗って動かす。そのほかに「鉄人28号」型と呼んでいる無人探査機(ROV)があります。ケーブルでつないで遠隔で動かします。動ける範囲に限界はありますが。電力を直接送れるし映像はリアルタイムでとれるメリットがあります。そして今、非常に進歩しているのは自律型無人探査機(AUV)。「鉄腕アトム」型です。ケーブルはなく、自分で考えて海底の様々な調査をして帰ってくる。ただし映像を見るのは母船に戻ってからになります。さらに大型の海洋調査船がある。順番としては、まず調査船で広い範囲にわたって海底の地形を見ます。ただしきれいな画像は得られないので、「ここは面白そうだ」というところにAUVをおろして構造を詳しく調べる。さらにピンポイントに絞り込んだ場所にROVを降ろしでサンプルをとる。最終的に6Kで人が潜る。―なるほど、そういう役割分担があるんですね磯崎:それぞれの長所を生かしながら総合的に使いたい。海は広くて深い。我々が知っている場所は、ほんのピンポイントにすぎません。有人も無人もあらゆるツールを統合的に駆使して、探査する必要があるのです。○実は中国の船より潜れる日本!?―世界の有人深海潜水船で気になるのが、中国の動きです磯崎:中国も水深11000mを目指すという構想(有人潜水船「彩虹鱼」)を2015年春に発表していますね。―中国は2012年6月に有人深海潜水船「蛟竜号(ジャオロン号)」で水深7000mを超える潜航に成功し、6Kの記録を塗り替えたと報じられていますね磯崎:深さ競争をするつもりはないのですが、ひとつだけ理解していただきたいのは、中国の耐圧殻(人が乗り込むコックピット)の安全基準の考え方です。日本と違っているのです。―どう違うのですか?磯崎:中国のほうが低い。アメリカもそうですが耐圧殻の安全率は水深に対して1.25倍の圧力をかけなさいと決めています。たとえば水深4000mなら水深5000mの圧力に耐える強度を持ちなさいと。中国も最大1.25倍と言われています。―日本は?磯崎:水深の1.5倍に300mを足しています。つまり6500mなら6500×1.5+300で水深1万500mの圧力に耐える強度で設計しています。―では水深1万mの世界にすでに行ける!磯崎:もしアメリカや中国の基準(1.25倍)を当てはめれば、今の6Kでそのまま8040mまで潜ることができるのです。―え、では中国の7000mを超えてしまう?磯崎:数字のマジックみたいなものですよ(笑)。―それは悔しい気がします。中国はいったいどこまで潜り、何が目的なのでしょうか?磯崎:試験で7000mを超えて潜り中国の旗を立てたと報じられていますが、日々の活動はわかりません。蛟竜号を動かしているのはCOMRA(China Ocean Mineral Resources R&D Association)と呼ばれる中国の資源の研究開発機関です。資源関連で動いているとすれば、どこで何を見つけようとしているかはオープンにはしないでしょう。―なるほど……謎が多いわけですね磯崎:実は中国の蛟竜号を2013年に見せてもらったことがあるのです。日本のある機関が中国の有人潜水船を調査するというので、COMRAの方に頼んだら快諾してくださり、中国で大歓迎してくれました。「待っていた」と。―何を待っていたのですか?磯崎:質問集をいっぱい持っていました。中国は水深7000mに潜れる船を作ったが、当時我々6Kは23年間安全に事故なく動かしていた。どうやって検査しメンテナンスして、どのように動かしているのか知りたいと。技術者として当然の話ですよね。「作ること」と「間違いなく安全に動かしていくこと」は別の技術であって、それをぜひ教えてくれと。私たちのノウハウなので全部はオープンにしませんけどね(笑)。―中国以外の国々で有人深海調査船を持っているのは?磯崎:現在、世界で7隻が動いています。日本の「しんかい6500」、フランスの「ノチール」、アメリカの「アルビン」、ロシアの「ミール」1号、2号と「コンスル」、中国の「蛟竜号」です。みな6000m級です。耐圧殻など現在の技術では6000mがひとつのターゲットなのです。―12000mを狙っている国はありますか?磯崎:中国以外はないです。アメリカやフランスは周りに深いところがありませんからね。日本はちょっと南に行けばマリアナ海溝もあるという特殊な環境にあります。これから有人深海潜水船を作りたい国では韓国、ブラジル、インドがあります。たとえばブラジルに6Kが2013年に行ったときに教えてほしいと。韓国も予算がついて勉強していますと聞きに来たことがありますね。ただしフルデプスを目指すのは我々だけです。―フルデプスという言葉自体が魅力的です。では実際に「しんかい12000」でどのような船を作ろうとしているのか、具体的に聞かせてください(続く)
2015年11月27日「地球最後の秘境・深海はどんな世界? - しんかい6500パイロットに聞いてみた」はコチラ明日最終回を迎える、連続ドラマW「海に降る」(WOWOW)。JAMSTECの全面協力を得て、有人潜水調査船「しんかい6500(以下、6K)」の女性パイロットがトラウマやピンチを乗り越えて深海に挑む過程を圧倒的リアリティで描く。山本剛義監督が頭を悩ませたのは実際の6Kが安全性を誇り、ピンチに遭遇しないことだった。そんな安全の塊ともいえる6Kをドラマの舞台とするための苦労とは、そして制作チームがドラマで伝えたいこととは?○仮に、仮に、仮に、の果てに――ドラマ後半では6Kが大ピンチに陥るそうですが、想定しえない内容で困ったと、記者会見でJAMSTEC元パイロットの吉梅剛さんが言われてましたね山本:ドラマでは、6Kでどうしても主人公の有村架純さんや、お父さん役の時任三郎さんがピンチに陥って、そこからどうやって脱出するかを描きます。でも実際の6Kでは、ピンチにならないように何重にもセーフティが張られています。だから、本当はピンチにはならないんです。――本当はピンチにならないものを、どうしたんですか?山本:「『たとえば』ピンチになったら」とか「『仮に』こうなったとしたら」と、そもそもありえない設定について、吉梅さんや6K運航チームの櫻井利明 司令に問いかけました。ありえないこと、そもそも起こらないことではあるのですが、「『仮に、仮に、仮に…』そうなったとしたら、こういう対処のしようがあるんじゃないですか?」と聞いて。なかなか難しい質問だったにも関わらず、お2人は「こういうことが起こり得るかもしれないです」と、台本でのやりとりを作って下さったんです。――クライマックスシーンでは、本当の6K史上ではありえなかったピンチが訪れるわけですか?山本:そうですね。6K運航チームの長である櫻井司令ですら、押したことがないエマージェンシーボタンがドラマでは押されることになります。「このボタンを押すとどうなりますか?」と聞くと「押したことがないけど理論上はこことこのつなぎ目が離れて、こうなります」と教えてもらいました。○原作とドラマで変えた点 - 資源探査か、それとも有人調査か――そのシーンはぜひ注目したいです。ドラマの原作となった小説「海に降る」もとても面白いのですが、ドラマは原作とかなり違うところもありますね山本:今回、JAMSTECが100%、本当に全面的に協力して頂いたので、せっかくJAMSTECがそこまで協力して下さるなら、JAMSTECの中にドラマを作ろうと考えました。原作では有村架純さん演じる主人公・深雪のプライベートなところが丁寧に描かれていますが、プライベートな部分をあえてそぎ落としています。――資源探査と有人探査という、まさしく今話題になっている現実的なテーマを取り上げていますね山本:ドラマの浅野敦也プロデューサーが取材をする過程で、海洋資源探査が世間で騒がれているけれど、JAMSTECは資源を掘る機関ではなくて100年、200年後に結果が出るかもしれない研究もしている場所なんだ、そこにプライドがあるんだ、と伝わってきたそうです。もちろん資源探査につながる研究をすることもJAMSTECの重要な仕事の一部ではありますが、それだけではないところ、海洋資源と有人深海探査が共存したところにJAMSTECの存在意義があるんだというところをうまく描ければと思いました。――取材をするうちにJAMSTECや深海の魅力に引き込まれていったわけですね?山本:JAMSTECの方たちからは「JAMSTECが世の中に認知されて、海洋研究にみなさんが興味を持ってくれるなら何でもしますよ」と言っていただきました。本当に海の人って気持ちがいいんですよ。平朝彦 理事長とも話をさせてもらったのですけど、「理事長をやっているが、研究者魂も忘れてはいない」と。こういう研究者がトップにいるのは素敵だなと思いました。だから、ドラマで「深海の宇宙を見ました」イコール終わり、ではなくてJAMSTECという海を研究する機関がこの先もリアルにあることを、純粋に世の中に知ってほしいんです。櫻井司令と最後にお話しさせてもらった時に10年、20年後に「昔、『海に降る』というドラマを見たことがきっかけでJAMSTECを受けに来ました」と就職の面接で話す子が絶対に来ると。そうなればいいなと思っています。――ありえるかもしれませんね!山本:実はドラマでちょっと照れくさいセリフもいっぱいあるんです。「深海の宇宙がある」もそうですよね。だけど実際に研究者や運航チームの方の話を聞いていると、照れくさいとかそういうことじゃなくて、本当に純粋に深海の研究をしていたり、研究者たちを安全に深海に送り届けるのが自分たちの仕事だということに、何のよどみもないんです。――そんな彼らをもっと知ってほしいと。あえて深海と宇宙を結びつけたのはなぜですか?山本:浅野がJAMSTECの研究者である高井研さんを取材した時、一番感動した点なんです。地球の深海底の過酷な環境には生物がいますが、土星の衛星(エンセラダス)の氷の下には海があるんじゃないかと言われています。地球の深海で生物が生き延びられるなら、土星の衛星に生命がいてもおかしくない。深海生物の研究と宇宙で生命が存在しえるかという研究がリンクしている。それを聞いた浅野が「じゃあ、深海と宇宙はつながっているんですね!」と目をらんらんと輝かせた(笑)。ドラマでは高井研さんにもJAXAの川口淳一郎教授にも出演して頂いていますよ。○見てくれた人の心に、爪痕を残したい――今(取材時は9月の初頭)は編集段階ですよね? どんな気持ちで編集作業をなさっていますか?山本:せっかくWOWOWで連続ドラマをやらせてもらえる、JAMSTECも全面協力してくれる、有村架純ちゃんが主演してくれる。だからこそ、何か爪痕を残したいです。単純にお父さんが亡くなって犯人は誰だ、というストーリーではないし、朝ドラのような主人公の成長劇でもない。深海をベースにした海洋ロマン。地上波のドラマではなかなかできないと思うんです。WOWOWだからやらせてもらえる。だからこそ、作品を作っている人間として、爪痕を残したいと思っています。つまり、見る人の心に何かひっかかるものを作りたい。――WOWOWだからやらせてもらえるというのは、具体的にどういうことですか?山本:WOWOWに加入している視聴者の方々は、30代から50代の男性が圧倒的に多いんです。つまり、見て下さる方と自分が同じ年代で、自分が面白いと思っているものを、どんと突きつけられる。地上波の民放局で今ドラマを見ている視聴者の方は女性が中心です。僕たち40代の男性が、女性に向けてドラマを作らないといけない。僕は「夜行観覧車」(TBS)などのドラマを作ってきましたし、これからも作りますが、いいものを作ろうという気持ちと、テレビを見ている視聴者が必要としているものや視聴率に向かって作らないといけないという現実が、必ずしもリンクしなかったりなど、苦労があるんです。――なるほど。WOWOWでは硬派なドラマをどんとぶつけていけるわけですね山本:そうですね。政治的なことも織り交ぜながら。たとえば、ただ研究したいから国に予算が欲しいといっても純粋なだけじゃうまくいかない。ドラマでJAMSTECの石堂理事長が「お前たち忘れるな、研究はすべて国の税金で賄われているんだ」というセリフがあります。そういう、ぐうの音の出ない感じも描いてますね。――現実もしっかり台本に反映されている?山本:高峰という地質学研究者が「すぐに結果を出せ」と言われて「すぐとはいかほどのものですか」と。「地球誕生の歴史を一年としたら、千年や二千年だってほんの一瞬でしょう」と問い返すシーンがあります。税金を出す方はすぐ結果を出せというけれど、研究しているほうは200年後に結果が出るかもしれないことを今やることに意味があるわけです。――研究は積み重ねですからね。ところで私は次世代の有人潜水調査船「しんかい12000」の実現を願っている1人ですが、ドラマでもとりあげられていますね?山本:櫻井司令や運航チームの人たちに話を聞くと、やはり水深12000mに行ってみたいと熱く語られていたのが印象的です。ただ莫大な予算がかかる。この作品の中でも有人潜水調査船である必要があるのかないのか、答えが出ない。ドラマ制作にあたっては、無人機の方たちにも取材させて頂いているんですよ。「なんか今回、悪者みたいに描いてすみません」と言ったら、「いや、いいです、いいです」と。彼らも答えは出ないと仰ってました。人間が肉眼で見る必要があるのかないのか。見えるか見えないという点では、カメラのほうが鮮明に見える。研究者は実際に現象を見るのが第一歩と仰るけれど、それすらカメラを通してみればいい。でも答えが出るものがすべてじゃない。アポロ計画で初めて月に行く人間に「月に行く必要があるの?」と問いかけるのと同じで、人類が月に行くことのもっと大きな素晴らしさがあると思う。――監督も実際に「しんかい6500」に乗ってみて、息苦しさや、それを忘れさせる神々しさを体感されたわけですよね山本:そうですね。やはり人が乗っていくことに意味はあるんだと。ただ、それに何百億もの税金をかけて新たに作る必要があるのかということだと思います。答えはないですが、個人的には「しんかい12000」はぜひ実現してほしいです。ただしもっと快適な空間でね(笑)。(次回より、JAMSTEC海洋工学センターの磯崎芳男センター長による「しんかい12000」のインタビューをお送りします。掲載は11月下旬予定です)
2015年11月13日「地球最後の秘境・深海はどんな世界? - しんかい6500パイロットに聞いてみた」はコチラ前回の記事では、現在放送中の連続ドラマW「海に降る」(WOWOW)の山本剛義監督が、2015年4月、ドラマのために「しんかい6500」に乗船するという千載一遇のチャンスを得ながら、内径2mのコックピットの中に大男3人が乗り込み、息苦しさと暑さと気持ち悪さのトリプルパンチに「出してくれ」という心の叫びと葛藤する、危機的状況を紹介した。その三重苦をどう乗り越えて、深海にたどり着いたのか?○キャラメルの力――「しんかい6500」が着水するまでものすごく揺れて、監督は酔ってしまったと。酔うとどうしようもないんですか?山本:パイロットの方がすごく優しくて。僕が気分悪くなっているのを感じ取って、リラックスさせてくださるんです。「気分が悪かったら寝てて大丈夫ですよ」とかキャラメルを出してくれたりとか。――キャラメル、ですか?山本:甘いものを食べると落ち着くみたいなんです。気分が高揚したり、緊張しているのをほぐすために、お2人とも勧めてくれるんですよ。「キャラメルどうですか?」「ハイチュウありますよ」とか。――胸ポケットから?山本:ええ、そんな感じで。「え、キャラメル持ってるの?」と思って(笑)。内心、気持ち悪くて早く海中におろしてほしい、キャラメルどころじゃないんだけど、と思いながら「頂きます」と食べたら、不思議なことに落ち着くんですよ(笑)。急に窓の外を見たり、もうそろそろ着水かな、と思えるぐらいに。――キャラメルの力恐るべし! ですね。で、実際揺れが収まるのはいつごろでした?山本:「しんかい6500」が着水して10~20mも沈むと揺れがピタッとおさまりました。と同時にそれまですごく暑かったのに、深海の水温は3~4度ぐらいで直接船内に伝わってきて、急に涼しくなるんです。揺れも暑さもなくなって、なんとなく落ち着く。それからですよ、ようやくカメラをまわして仕事を始めたのは(笑)。○深海で感じた「神々しさ」――深海では、何を見ましたか?山本:「しんかい6500」の投光器の明かりをつけない限り、本当の漆黒の闇なんです。投光器の明かりが点いた時にだけ光があてられて浮かび上がる世界は、神秘的であり、神々しく見えました。宗教観は人によっていろいろあると思いますが、「天国ってこういうところかもしれない」と思いましたね。――天国! どんなところが天国と感じたのですか?山本:音もまったくなければ、潮の流れもない。生き物もいない。光もない。光が100%ない世界は日常ではなかなか体験しないですよね。光がない世界なんだと思うと、ただの岩場が急に神々しく見える。お花が咲いてきらきらしている天国もあるのかもしれないけれど、もしかしたらこういう静寂で音も光もない、「無の世界」のような天国もあり得るかもと思ったんです。――宇宙もそうだと聞きますね。生き物の気配がない世界…山本:そうなんです。気配が何もない。音も動きもない沈黙の世界ですね。水深50mぐらいまでは6K(しんかい6500)から出る気泡みたいなものもありますが、それもやがておさまって、あとは無の世界です。――海の色の変化について感じるところはありましたか?山本:水深50mを過ぎたあたりからほぼ光が入ってこなくなって、水深100m前後で濃い群青色になり、そのあとは漆黒の闇です。映画「グランブルー」の(ようなブルーの)世界が一瞬あったあとは真っ暗な世界なんです。ビデオカメラを通すとどうしても機械のほうで色や明かりの補正をしてしまうので、これは肉眼で見ないと、と思ってずっと肉眼で見ていました。――真っ暗闇の中、深海底に向かう時はどんな気持ちだったんでしょう?山本:不安な気持ちと、この光景と出会えるのは世界中で数人しかいないという神秘的なものを見ている高揚感と。ポジティブな気持ちとネガティブな気持ちが同居するような、今まで味わったことのない感情ですね。○男が惚れる男、深海パイロットたち――パイロットとコパイロットのやりとりで気づいた点はありますか?山本:仕事に対して純粋に向き合っている点ですね。人の命を預かっているし、研究者のオーダーに従って、泥を採取したり生態系の記録をとったりする。その仕事ぶりが真摯で手を抜かない。プロフェッショナルだと思いました。――具体的には?山本:通常の潜航では「しんかい6500」に乗船する研究者の要望にそって操縦されますが、僕が潜航した時は母船から研究者の指示がありました。たとえば研究者が水温を測ってほしいと母船から言ってきたんですけど、あまりにも頻繁で。素人の僕が見ていても「(さっき測ったばかりなのに)、そんなに変わらないんじゃないの?」「早く、次の目的地に行こうよ」と思うぐらい。でもパイロットはまったく表情に出さない。指示通りに作業して「これでいいですか」と。僕が乗船したときのパイロットは松本恵太さんで現役パイロットの中で一番潜航回数が多い、おそらくエースパイロットです。研究者に対する態度が紳士的で、たからこそ指名されて一番多く潜っているんだろうと思います。――深海パイロットは使う用語や所作も特殊だそうですね?山本:潜航時はパイロットとコパイロットのお2人で作業を互いに確認していましたね。コパイが作業のチェックリストのようなものを持っていて、たとえばコパイが「○電源オン確認する」と言うとパイロットが「○電源オン確認した」というように一項目ずつ確認していく。だから有村さんにも、主人公がどんなに不安を抱えていても、潜る前の確認作業だけは、プロとして厳しい表情でやってほしいと伝えました。――なるほど。監督が実際に潜ったからこそ、伝えたいのはどんな点ですか?山本:やはりパイロットたちの仕事に対する姿勢ですね。プライドを持って仕事に当たりながら、物腰はすごく柔らかくて。ぺらぺら喋るわけでなく、こっちが聞いたことに丁寧に答えて下さる。男が見てカッコいいなと思う男。それは(ドラマでパイロットを演じる)筒井道隆さん、そのまんまなんです。あまり言わなくても、筒井さんも同じような感じなんで安心したんです。もちろん、ドラマで出てくる近藤整備長のように「海は男の職場」だとちょっと思っているような怖いパイロットもいらっしゃる。JAMSTECには「しんかい6500」の女性初のコパイロットが実際におられたんですが、厳しくてすごい怖いパイロットもいると聞いています(笑)。――いろんな人がいて、面白いですね山本:人間くさい職場なんです。でもなんだろう、あの紳士的な感じは。海で働く人たちってすごい統率がとれているんです。外洋で何かがあると死んでしまうし、法律の目が行き届きにくい場所ですよね。極端なことを言えば、もめごとがあって殺人事件が起こったとしても事故です、と言ってしまえばそれまで。だからこそ、ルールをきちんと決める。母船での食事は襟付きのシャツを着ること、とかね。短パンにビーサンはだめなんです。――無法地帯だからこそ山本:母船の食事も毎回豪華なので、「いつもそうなんですか?」と聞いたら「法律で決まっている」というんです。何千キロカロリー以上のものを出しなさいと。厳しい仕事だし命がかかっているから、品疎な食事を出してはいけないわけです。――プロフェッショナルの集団だからこそ、これまで25年間事故なく運航してきたわけですね。でも、ドラマはピンチがないと成立しないですよね?山本:そうなんです。僕たちはピンチありきで台本を作ろうとする。でも実際はピンチにならないように何重にもセーフティをはっているわけです。「しんかい6500」は25年以上事故なく運航してきた世界一安全な有人潜水調査船。だが、ドラマはピンチがなければ面白くない。実際ドラマでは6Kで過去に起こっていない最大の危機、海底拘束が描かれていてハラハラドキドキ。あのストーリーはどのように作り出されていったのか? 次回をお楽しみに。(第3回は11月13日に掲載予定です)
2015年11月06日「秘境駅」という言葉を初めて聞く人も多いのではないだろうか。なぜこんなところにあるのかと目を疑いたくなるような場所にあり、駅に繋がる車道がないところが多く、まさに”秘境”という言葉がピッタリな立地の駅のことである。ということで、マイナビニュース会員の男女1,000名に、行ってみたい秘境駅について聞いてみた。Q.一度は行ってみたい秘境駅を教えてください(複数回答)1位 竜飛海底(青森: 青函トンネル内の海底部にある) 21.9%2位 抜海(北海道: 日本最北端に位置する無人駅) 15.9%3位 千代(長野: 天竜川が望める) 9.7%4位 小幌(北海道: 断崖絶壁にある) 5.8%5位 男鹿高原(栃木: 山奥の秘境にある秘境駅) 5.4%■竜飛海底・「壊れて海に沈んでしまうんのではないかという不安と、海の中にいるドキドキが味わえそうなので」(23歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「海底部っていうのがなんかロマンチックで惹かれる」(24歳女性/金融・証券/専門職)・「ネーミングが必殺技っぽくてかっこいい」(35歳男性/その他/クリエイティブ職)■抜海・「最北端に行って感動したい」(25歳女性/商社・卸/事務系専門職)・「北海道の秘境駅は本当に秘境な気がするから」(25歳男性/金融・証券/専門職)・「最北駅のまわりに何があるのか見てみたい」(33歳男性/機械・精密機器/営業職)■千代・「眺めが素晴らしいと聞いたことがあるから」(25歳女性/情報・IT/技術職)・「マイナスイオンを浴びられそうだから」(27歳女性/通信/事務系専門職)・「駅から望める景色が良いのは、待っている時間が長くても楽しいから」(24歳女性/その他/販売職・サービス系)■小幌・「隠れた断崖絶壁マニアです」(63歳男性/その他/その他)・「火曜サスペンスごっこをしたい」(24歳女性/自動車関連/事務系専門職)・「断崖絶壁の駅なんて、そんなお目にかかれないから」(23歳女性/金融・証券/専門職)■男鹿高原・「本当に異世界気分を味わえそうだから」(23歳女性/その他/販売職・サービス系)・「このアンケートで初めて知って、どんな山奥にあるのかと興味津々だから」(26歳女性/生保・損保/事務系専門職)■番外編: まだある!こんなすごい秘境駅・「大歩危駅(徳島県): 電車で通過したことがあるが本当に崖で、大股で歩くと危険だから歩危(ぼけ)という名がついたという説があるのも納得で、崖と川の一体感はスゴイ迫力」(30歳女性/建設・土木/秘書・アシスタント職)■総評1位は北海道の「竜飛海底」。神秘的でロマンチックだから行ってみたいという回答が目立ったが、海底にあることに衝撃を受けた人も多いようで、「誰が何のために使うのか、気になります! 」「海底とか超気になる! 」といった声も寄せられた。2位は「抜海」で、こちらも北海道にある駅。日本最北端にある無人駅というところに惹かれたという回答が最も多かった。また、行くのが困難だからあえて行ってみたいといった意見もいくつか寄せられた。3位は長野の「千代駅」で、駅から見る景色がきれいそうだからといった回答がほとんどだった。続いて4位は北海道にある「小幌駅」。こちらは「絶壁にある駅なんて見たことがないです」など、なかば信じられないといった声が多く寄せられた。そして5位は栃木県の「男鹿高原駅」。山奥の秘境にあることに魅力を感じた人が多かったが「ここなら小旅行でも行けそう」など、首都圏から意外と近いところにあることを支持する意見もいくつかあった。本当にあるのかと思わず疑いたくなるような珍しい駅ばかりだったため「実際に行ってみたい! 」といった興奮ぎみの回答が多く寄せられた。8月も終盤にさしかかってきたが、この夏最後の思い出に、秘境駅探索に出掛けてみてはいかがだろうか。(文・アリウープ 高橋賢司)調査時期: 2012年8月3日~2012年8月9日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性435名 女性565名合計1,000名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月27日