離婚して6年。実際にシングルマザーになってみたら、イメージしていた部分とは違うこともありました。離婚当時は、3歳の子と2人目の子どもがおなかにいました。シングルマザーになり、2人の子どもたちを育てながら生活するのは大変だったのか、ラクになったことはあるのか、子どもたちの離婚前後の変化もご紹介します。 シングルマザーになった理由入籍をした日、急に元夫のDVが始まりました。元夫は酒癖が悪くなり、1人目を妊娠しても、毎日繰り返されるDVは悪化するばかりでした。2人目を妊娠中も、臨月のおなかに乗り、殴る蹴るの日々。 お酒を飲まなくても日常的に暴力を振るうようになり、結婚してから10年間、悩みました。結婚前の元夫はとてやさしい人で、喧嘩や争いが嫌いな人だったこともあり、考えもしないことでした。 当時、気を失うまで殴る蹴るなど、DVの被害は私だけでした。しかし子どもたちの自我が芽生えれば、子どもたちにも被害が及ぶのではと恐ろしく感じ、「子どもたちにこんな想いはさせたくない!子どもたちの命が危ない!」と判断。 2人目が臨月のときに離婚する決断をしました。 子どもたちの変化離婚して私が一番気がかりだったのは、子どもたちに父親がいないことで、寂しい思いをさせるのではないかということでした。離婚後、上の子に「どうして離婚したの?」と散々聞かれましたが、言えませんでした。離れて暮らすことで、子どもにとって「大好きなお父さん」のままでいてほしかったのです。 上の子はというと、離婚前は父親が大きな声を出すだけで怯えていましたが、離婚後はビクビクするようなことはなくなりました。離婚前、上の子はあまり感情を出さない子でしたが、大きく変化したのは感情を表すようになったことです。新しい友だちをすぐに作って、よく笑うようになり、怒ったり泣いたりするようになりました。 大変になったこと・よかったことシングルマザーになって大変になったことは、子どもが病気になると仕事に行くことができないので、収入と職場の信用がガタ落ちすることです。元夫から養育費をもらっているのでなんとか生活できますが、実家に戻ったとしても、養育費をもらっていなければ生活は厳しいと思います。 一方でよかったことは、人数が減った分、家事は格段にラクになりました。お酒のつまみも作らなくていいし、食事も大人用と子ども用の料理を分けて作らなくても、子どもに合わせてすべて作っています。 シングルマザーになるには、勇気がいりました。子どもの人生も一緒に背負うことになるからです。私の場合は日常的なDVから解放され、子どもたちも笑顔や感情をみせてくれるようになり、よかったと思っています。安心、安全、子どもたちと笑顔で暮らしている今は、とても幸せです。 「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 監修/助産師REIKO作画/はたこ著者:咲舞さくら2人の息子を持つ母。「お母さんだって人間だ!人生楽しく!」をモットーに、ライター業をしながら、にぎやかな子どもたちに囲まれた動物園状態の日々を楽しく暮らしている。
2020年09月06日精神科の新人看護師がさまざまな症状を抱える患者と向き合う過程を描き、話題を呼んだ水谷緑さんの『精神科ナースになったわけ』。同様に精神科の新人看護師が主人公である『こころのナース夜野さん』は、その発展型といえる。心というブラックボックスと向き合うことで見えてくること。「何かしら前作の続きのようなものを描きたいと思っていました。といっても準備はまたほぼ一からだったので、果てしなかったです」ここでいう準備とは参考文献などを読み込むのはもちろんのこと、実際に心の病を抱える人や医療従事者を探して、取材をすること。センシティブな問題だけに、取材に協力してもらえる人を見つけ出すだけでも、気の遠くなるような作業なのだ。「医療従事者にしても当事者にしても、その人ならではの実感を聞き出したいんです。私自身が“早くこれを伝えねば!”という気持ちになることが、この物語を描くうえでは大事だと思っているので」1巻で登場するのは、たとえばこんな症状を抱える人たち。虫が家に入ってくる幻覚に悩まされる人、毎日のようにリストカットをする人、「死ね」という声が聞こえる人…。「症状自体は突飛に思えても、話を聞いてみると悩んでいる感情などは自分と同じだったりして、共感できるところが必ずあるんです。心の病気は当事者の人生そのものともいえるので、まずは等身大のその人を感じて、どういう理由で症状が出てしまっているのか、背景もなるべくきちんと描いていきたいです」新人ナースの夜野さんは先輩看護師とともに、虫が見える人に対しては虫駆除業者を装って訪問介護をし、リストカットの常習者とは安全な切り方を一緒になって考える。体の病気やケガに比べて、心の病気はケアの方法も患者の状態や医療従事者の考え方などで柔軟に変わる。患者と努めて一定の距離を置こうとする看護師もいれば、一緒にとことん悩む人もいて、治療の正解を導き出すことの難しさを感じさせる。「話の終わり方はいつも悩みます。お医者さんに何をもって病気が治ったと思うのか聞いたところ、その人自身が楽になったと思えるかどうかだと言われました。ハッピーエンドばかりではないですが、少しでも変化が表れるところが物語としては一区切りなのかなと思っています」生きづらさを感じていても、いなくても。心について知ろうとすることで見える景色はきっとある。みずたに・みどり2014年『あたふた研修医やってます。』でデビュー。最新作は『大切な人が死ぬとき~私の後悔を緩和ケアナースに相談してみた~』。水谷 緑『こころのナース夜野さん』1心の病気について知りたいと思う新人看護師が、統合失調症やうつ病などの患者と向き合い、成長していく日々を描く。丹念な取材をもとにしたフィクション。小学館591円©水谷緑/『こころのナース夜野さん』/小学館※『anan』2020年4月15日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2020年04月13日友達以上恋人未満の時から上手くエスコートしてくれる優しい彼。でも、妙に違和感がある。そんなもやもやとした気持ちを持っているあなたの直感、もしかしたら正しいかもしれません。ぱっと見そうは見えないのに、付き合い始めたらDV予備軍になってしまう人の特徴を紹介します。店員への態度が悪いレストランでの彼の態度は、高圧的ではありませんか?店員のちょっとした不手際に対して上から目線で文句を言ったり、注文や支払いの仕方が雑だったり…。頻繁に弱い立場の人に対してマウンティングをする彼はDV予備軍かもしれません。普段のストレスを言い返すことのできない立場の人に対してぶつけることで、自分の立場を高く見せようとする人です。結婚して一緒に暮らし始めたらあなたもモラハラ行動の餌食にされてしまうかもしれません。束縛がきつい束縛をされるのは愛されている証拠だと思っている人がいます。たしかに、彼から束縛されて嬉しいと思える程度なら二人にとって愛情の潤滑油になるでしょう。でももし「ちょっとここまで束縛されるのは疲れちゃうな…」と思っているなら要注意。常識の範囲を超えた束縛の仕方をする人は、DV予備軍の可能性があります。携帯を勝手に見る、友人との付き合いに口を出す、頻繁に自分に連絡することを要求し、連絡を忘れるとただただ不機嫌になる。彼がもしこんな行動をするような人であれば、別れた方が身のためです。恨まれると厄介なので、禍根を残さないよう上手に別れましょう。自分が一番正しいと強く思っている自分のルールをあなたに押し付けてくる人はDV予備軍の可能性があります。例えば、LINEを既読スルーしたことに対して妙に怒ったり。もちろん、返信をしないことで怒る人が全員DV予備軍の可能性があると言っているわけではありません。ただ、「どうしてここまで言われなきゃならないの?」というレベルで強く言ってくる人には注意が必要です。「LINEがきたらすぐ返信するべき」「友人と会うなら事前に連絡するべき」などなど、自分の中での恋愛ルールを他人に押し付け、相手にもそのルールを強要する。これは、DV予備軍の可能性が高い人と言えます。自分の恋人に当てはまるようなら早めに見切りをつけるのが吉かもしれません。
2020年04月07日「SUPERGIRL/スーパーガール」のメリッサ・ブノワが、過去親密だったパートナーからDV被害を受けていたことを明らかにした。インスタグラムに投稿された14分強の動画で、メリッサはまず「こういうことはめったにしないんだけど、みんなと共有したいことがあって、文章にしてみた。口に出して読むね。すごく緊張してるけど、我慢して」と語り始めた。動画の中で明かされたのは、メリッサがかなり長い間交際した、自分より年下の男性から暴力を受けていたこと。ただし、交際当初から暴力を受けていたわけではなく、最初はメリッサのスマホをチェックしたり、デートの際にメリッサが着ている服を自分好みのものに着替えさせたり、共演者にケチをつける程度だったという。こういった行動は「いまふり返れば、暴力につながる危険信号だった」とのこと。暴力への移行はあっという間で、メリッサ自身「どのように対応していいかわからなかった」そうだ。繰り返し押さえつけられ、叩かれ、強く殴られ、引きずられ、皮膚が裂けるほどつねられ…といった暴力を受けた。するといつしか自身もやり返すようになり、「暴力は暴力を生む」ということを実感したという。ある日、彼がメリッサに投げつけたスマホが顔面を直撃し、鼻が折れ、唇がはれ上がり、危うく眼球を破裂するという大けがを負った。この事件をきっかけに、「もしかして暴力を受けているんじゃない?」と友人に聞かれたメリッサは、人に頼れるようになり、DVを脱することができたそうだ。メリッサは、「一生をかけてこの経験から立ち直っていく」と宣言している。また、インスタグラムに文章で「自身の体験談を語ることによって、ほかの被害者が助けを求めたり、暴力的な関係から抜け出せる後押しができれば幸いです」と綴り、DV相談窓口の電話番号やホームページの情報も掲載し、被害者に声を上げるよう促している。(Hiromi Kaku)
2019年11月29日アメリカ・オハイオ州で警察の元にピザの注文が届いた。イタズラかと思ったが、しかし「様子がおかしい」と気づいたことでDV被害が発覚。そして一人の男が逮捕されたと11月23日、NBCが報じている。NBCによると同地の警察のもとに「ピザを注文したい」という連絡が入った。住所も伝えてきたために、オペレーターが「こちら911ですよ」と問いただした。すると電話口の女性は「そうね」と言いながら、続けて部屋番号を伝えた。オペレーターが「間違えてますよ」などと訂正を試みたところ女性は「違うの……。あなたは理解してないようね」と返答。悟ったオペレーターが「男がまだそこにいるね?」と話を遮ると女性は肯いた。そしてオペレーターは医療部隊を送った方がいいか、まだ電話を続けることができるかなどを訊ねた。しかし、女性はどちらも否定。そしてオペレーターは警官に「サイレンを消してアパートに近づくように」と助言し現地に送り出した。電話をかけたのは38歳の女性で、57歳の母親がいた。そして、DVを働いていたのは母の56歳のボーイフレンドであるサイモン・レイ・ロペスだった。サイモンは酔ったまま帰宅すると怒鳴ったり打ったりし、母親に暴力を働いた。サイモンは逮捕されたが「手をあげていない」と否認しているという。ネットでは《賢い女性!偉大な警官!》《グッジョブ》《大ごとにならなくてよかった》といった声が上がっている。似たケースは、14年にイギリスでも起こっている。METROによると「どちらからの通報ですか?」という警察サイドの問いに女性は住所を伝え「ピザを注文したいんです」と切り出した。そして「どれくらいかかりそう」などと返答するうちにオペレーターが察知。さらに伝えられた住所をチェックするとDV事件が報告されていた。そして警官が現地に向かうと、酒に酔った男性とひどく虐げられた女性を発見したという。またイギリスのケースをもとに、アメリカンフットボールの大会・スーパーボウルは“ノーモアDV”キャンペーンの動画を制作した。同じく“ピザの注文を装ってDVを告発する”様子が描写されており15年1月、YouTubeにアップされたところ大きな反響が。現在1,030万回以上の再生回数を記録している。どんな手段を使ってでも、”知らせる”ことが重要だ。
2019年11月25日Instagramで人気のあいさん(@yui_dondon)の出産エピソード第1話。陣痛が始まり、産院に到着しました。でも子宮口はまだ3センチ……! 院内で陣痛に耐えている間、あいさんを精神的に苦しめたものとは? 入院中10何時間、ずっと尿漏れで恥ずかしい思いをしていたのですが、経産婦の友だちに話しても「私はそんなことなかったなー」という子ばかり。肝心の陣痛は進まないし、なんとも恥ずかしい体験でした……。あいさんの出産、育児エピソードはInstagramから更新されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 この投稿をInstagramで見る あい (ゆいどんママ)(@yui_dondon)がシェアした投稿 - 2019年 2月月23日午前7時50分PST 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター あい2018年5月生まれの長女ゆいどんの母。ゆいどんに振り回され毎日ドタバタな日常を送る新米ママデザイナー。育児の大変なことも笑い変えて前向きに!をモットーに、ブログやInstagramで妊娠・出産・子育ての体験記を更新している。
2019年11月03日エルトン・ジョンは、マイケル・ジャクソンが精神的に病んでいたと話している。かなり昔にマイケルに初めて会ったというエルトンは、長年にわたってマイケルのことが心配だったという。自伝『ミー:エルトン・ジョン』からの抜粋の中で、エルトンは「僕はマイケルが13か14歳だった時から知っている。信じられないくらい可愛らしい少年だった」と回顧。「しかし、それから数年間の間にいつの間にかマイケルは世界から自分を隔離するようになり、エルヴィス・プレスリーがしたように現実からも離れていってしまった」とマイケルの変化をつづった。そして、「彼の頭の中では何が起こっていたのか、一体どんな処方薬を摂取していたのか知る由もない。とにかく晩年に僕が彼に会う時は毎回、かわいそうなこの男は正気を失っていると思った。これは気楽に言っているじゃない、本当に精神的に病んでいた。近くにいるとこちらまで心をかき乱されるような人だった」と記した。また、エルトンはマイケルをパーティーに招待した際のこと振り返り、気が付くとマイケルがその場からいなくなっており、エルトンの家政婦の息子と遊んでいるのところを見つけられたことを明かし、「理由は何であれ、彼は大人と一緒にいることができないように見えた」とつづっている。そんな中、今年公開されたダン・リード監督によるドキュメンタリー映画『ネバーランドにさよならを』に関して、マイケルの家族は、同作は完全なるフィクションで茶番だと一蹴。マイケルから性的虐待を受けていたと主張するジェイムズ・セーフチャックとウェイド・ロブソンに焦点が当てられた同作は、先月クリエイティブ・アーツ・エミー賞にてドキュメンタリー/ノンフィクションスペシャル部門を受賞していた。(C)BANG Media International
2019年10月16日配偶者から激しいDVを受け続け、また風俗店で働くことを強要されて、今まで1億円以上のお金を払わされたとのご相談を受けました。具体的にお話をお伺いすると、ご主人は暴力団関係者であり、離婚を切り出しても全く話し合いにならず、連日、お金の支払を要求してくるとのことでした。ご相談にいらっしゃった際は、友達の家に避難をしているという状態で、相談中も電話が鳴りやまないという状況でした。身の危険もあるとのことで直ちに弊所が介入、速やかに最寄りの警察署に被害相談をしたうえで、万が一の時にはすぐに警察が動けるよう体制を整えました。当職が介入した後は、連日、朝から晩まで当職宛に連絡が入り、生活費の請求(本人曰く全く収入がないとのこと)や根拠のない損害賠償請求をしてきました。当職からは根拠のない請求には応じかねる旨伝えましたが、全く話にならず、いつまでも電話を切らせてくれない状態でした。途中、調停などの法的手続も利用しましたが、間に裁判所を挟んでも全く話し合いにならず、警察からの警告も無視、傍若無人なふるまいを続けておりましたが、どんなに揺さぶりをかけてもお金にならないと判断をしたのか、最終的には離婚に応じました。最後にも数千万円の請求をするといった話をしていましたが、時間が経過してもそういった請求は来ていないため、諦めたものと思われます。弁護士も人間である以上、話し合いが全くかみ合わず、連日同じことを何度も繰り返しているうちに消耗してしまうことがあります。そのため、弊所では対応の難しい事案については、複数の弁護士がチームとなって対応しております。配偶者からの暴力や不当な金銭の請求などにお困りの方は、事態が深刻化する前に弁護士にご相談ください。 *執筆弁護士:若井 亮(若井綜合法律事務所。「迅速対応」「分かりやすい説明」「徹底した報告」をモットーとしている。不当要求への対応、詐欺被害への対応を多く経験している)*画像はイメージです(pixta)【実録|弁護士は見た!】夫からDVに加え1億円以上払わされていた女性はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。【実録|弁護士は見た!】夫からDVに加え1億円以上払わされていた女性はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2019年10月01日結婚して夫婦になれば必ずぶつかるお金の問題。働く女性が増えた今、ひそかに増殖している“経済DV夫”を知っていますか?今回はそんな“経済DV夫”たちの驚きの行動をご紹介します。結婚してしまったら最後、地獄の生活がスタートしてしまうかもしれません……。文・舩山麻美新婚生活を地獄に変えた「経済DV夫」の実態光熱費は自分の使った分しか払わない「仕事が忙しく、毎日帰りが遅い夫は家での滞在時間が私より少ないことを理由に、光熱費が折半なのはおかしい! と怒り出し、結局毎月私が多く出すハメに。二人分の料理を作るのに使うガス代さえも、“使っているのはお前だ”と、めちゃくちゃな理屈で私に払わせようとします。家賃も折半なのに、なんてセコい男なんだろう……とがっかりしてしまいました」(A.Iさん・32歳/会社員)せっかく一緒に暮らしているのに、こんなふうに追いつめられてしまったら悲しいですよね。まずは冷静に話し合って、お互いがストレスなく納得できる解決方法を見つけ出したいものです。親族からもらった結婚のご祝儀を隠す「夫の親戚の家に結婚のご挨拶に伺ったときに、私が見ていないところでご祝儀をもらっていたみたいなのですが、夫はそのことをひとことも私に言わずに、自分の口座に隠していたようです。ところが後日、夫のカバンから空のご祝儀袋を発見! 裏に書いてある金額をこっそり確認してから夫を問いつめたところ、実際もらった金額の半分を申告してきました……! この期に及んでまだウソをつくのかとさらに驚かされました」(Y.Mさん・29歳/看護師)二人の門出をお祝いするために頂いたご祝儀なのに、ウソや秘密にしてしまっては台無しですよね。夫婦の信頼関係を築いていくために、隠しごとは避けたほうがよさそうです。結婚式のサプライズでもらった100本のバラはなんと……!「私は年下の夫に30万円ほど貸していたのですが、催促してもなかなか返してもらえないのが気になりつつも、ひとまず結婚式をすることに。結婚式のクライマックスで夫から100本のバラのサプライズがあり、本当に感動しました。しかし、控え室へ戻った瞬間“これで借金チャラね”と一言。上げられてからの急降下で、めまいがするほどショックでした。結婚式で離婚を決意しました!」(K.Kさん・34歳/事務)借金を返さずに済み、まわりにはいい夫アピールもできるという最高(女性側にとっては最悪)のプランニングですね。借りたものを返してくれない時点で、一度結婚を見直したほうがよかったのかもしれません。男性が“オレのお金をとられたくない!”と思ってしまう気持ちもわかりますが、度を越えたお金への執着は、幸せな結婚生活を乱してしまうことになり兼ねません。経済DV夫に捕まらないためにも、結婚前の見極めがとても大切なようです。©Milos Dimic/Gettyimages©marintasevski/Gettyimages
2019年09月23日【今週の悩めるマダム】夫からDVを受けています。結婚20年、何度も別れようとしました。でも、まだ10代の子どもたちのために離婚すべきではないと思っています。主人も暴力を振るった後は異様に優しくなるので、結局は許してしまいます。子どもたちが成人するまで、私は我慢し続けるしかないのでしょうか。(福岡県在住・40代主婦)これはただちに配偶者暴力相談支援センターに出向き、専門家に相談すべきレベルです。「暴力を振るった後は異様に優しくなる」というのはよくあるケースではないでしょうか。別れる別れないということよりも、この関係性を絶たなければなりません。20年も続いているのであれば、もはや、警察に相談してもいい事態かもしれません。そもそも、人間が暴力によって支配されてはいけないのです。奥様には、人間として幸せに生きる権利があります。我慢するべきことではないし、暴力は許されない行為です。長年連れ添ったご主人への思いはわかりますが、成人前のお子さんたちへの気遣いもわかりますが、それとこれとは別問題。暴力を受けているのに、家族のためであろうとなんであろうと、我慢をしてはいけません。これはしっかりと改善する必要があります。人間の命や尊厳に関わってくる問題だからです。フランスでも、DVがとっても問題になっています。テレビやラジオの番組でよく見聞きしますし、僕の周囲にも被害を受けている人が少なからずいます。友人女性の一人はご主人に足蹴りをされて胸の骨を折りました。彼女は日本人だったので、僕にSOSの電話が入りました。多分、そこは日本人同士ということの安心感があったのでしょうね。ご主人の家族や友達には相談できなかったのかもしれません。そうした経緯で、僕が彼女を車で病院に連れて行くことになりました。フランス人の医師は親切に、というのか、当然のこととして、警察へ提出する詳細な診断書を書いてくださいました。結局、2人は離婚しています。また別の知り合いのご夫婦にも同じような出来事がありました。2人はとっても仲が良く、はた目からは幸せそうに見えていました。でも、実際はご主人が日常茶飯事のように暴力を振るっていたのです。同じようにお子さんのために我慢されていましたが、放置すればするほどにDVが悪化。耐えられなくなってついに警察に相談をされました。その後のことは直接は聞いていませんが、人づてに聞いたところによると、やはり離婚したということです。さらに、ご主人は家族への接近が許されなくなったそうです。僕はその旦那さんのことがとても好きでした。優しい人だったからです。でも警察が判断したことが、正しいと思います。DVというのは、優しいとかそういうこととは関係ないのだと思います。一種の心の病気なのでしょう。命に関わることもあるので対応は早い方がいいと思います。自分以外の人間に不当に虐げられたと感じたとき、僕はいつも「これは誰の人生なのか」と自分自身に問いかけるようにしています。すると「自分の人生じゃないか」と気が付くことができます。奥様の人生は、紛れもなくあなたのものなのですよ。【JINSEIの格言】どのような事情、理由があっても、暴力は容認できません。なので、ただちに警察や相談支援センターにご相談ください。奥様の場合、専門家の冷静な意見が必要なレベルだと思います。この連載では辻さんが恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日ごろの悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-0811 東京都文京区音羽1-16-6「女性自身」編集部宛)にて絶賛募集中。※性別と年齢を明記のうえ、お送りください。以前の連載「ムスコ飯」はこちらで写真付きレシピを毎週火曜日に更新中!
2019年07月30日モテるほうではあるけれど、ストーカーやDV癖のある変な男も寄ってきてしまう……。人に相談しても「モテ自慢だ」とスルーされがちですが、迷惑でしかありませんよね。でも、変な男はこういった会話から見えるちょっとしたスキを狙って寄ってくるものでもあります。では、どうすれば変な男からのアプローチを避けることができるのでしょうか?変な男とは自然に縁が切れるポイントを紹介します。■ 全員に好かれなくても気にしないヘンな男を引き寄せがちな女子は、人とぶつかるのが苦手。たとえ自分が関心のない人からでも「嫌われているかも」と思うと心がざわつきます。でも、すべての人に好かれるのはムリ。「好きじゃない人にまで好かれなくてもいい」と開き直ることも大事です。あえて感じ悪く人に接する必要もありませんが、誰からも嫌われないように気を使いすぎるような八方美人はヘンな男を寄せつけるモト。自分の大事な人間関係に気を配れば、それで十分です。■ 「自分には出会いがない」なんて思わないモテなくはないのに、なぜかちょっと自信なさげ……。どうも変な男に縁があるという女子は、そんな一面もあるようです。「出会いがない」「今、私を好きって言ってくれる人を振ってしまったら、次はないかも」なんて言っている場合も。そんな自信のなさは、微妙なところのある男性にも執着してしまう原因かもしれません。そして、ヘンな男からも足元を見られてズルズルと……なんてことも。自信をなくして弱っている時に変な男にエネルギーを吸いとられ、また自信をなくす……。これではヘンな男の思うツボ。まともな男性との縁を遠ざける原因です。出会いなんかいくらでもあります。「この人はないな」と少しでも思ったらすぐ離れる勇気も大事です。■ 「いいところがあるから」は封印ヘンな男性に狙われがちな女子は、男性に対しても情の厚い一面が。お金を無心されたり、殴られたり、過剰に束縛されるなど、周囲が「それひどくない?」と思っていることに対して、「いいところがあるから」「私のことが好きでやっているから」と反発せずに受け入れてしまっていることも。ヘンな男をシャットアウトできる女子は、こういったガマンをしません。「自分をひどい目にあわせる男と付き合う意味なんかある?」と本気で思っています。例えば、何度も浮気される女子は「自分に戻ってきてくれるなら」と浮気を許しがちなのに対し、されない女子は「絶対に許さない!」と公言していることが多いもの。「ダメ男は絶対NG!」と公言しているからこそ、こういった男が寄ってこないし、万が一寄ってきてもNOが言えるのです。いいところの一つや二つ、誰にでもあります。浮気、暴力などの“これさえなければ”という欠点を持つ男性は“それがあるから”ダメなんです。長所を台無しにする短所を持つ男性を、無理に許す必要はありません。■ ヘンな男はまともな男性をブロックするヘンな男ばかりが寄ってくる……と悩みはしても、「モテないよりマシ」なんて思っていませんか?まともな男性は、女子の周囲に見え隠れするヘンな男の空気に敏感です。「俺は出る幕ないよね」なんて言われて距離を置かれないよう、ヘンな男は「最初から近づけない」心意気で!(中野亜希/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年06月02日俳優のジョニー・デップは、元妻で女優のアンバー・ハードが虐待被害をでっち上げたと改めて批判し、また、DVの加害者はアンバーで自分は被害者だと訴えた。現在、2年間の結婚生活で身体的にも精神的にも虐待を受けたと主張するアンバーに対して5000万ドル(約55億円)もの名誉棄損の裁判を起こしているジョニーは、自身に対する訴えを断固として否定し、虐待で荒廃した男女の生活とは何かはっきりとさせたいとする書類を裁判所に提出した。ザ・ブラストが入手した書類の中で、ジョニーは弁護士ではなく自らの言葉でこう述べている。「目撃者や防犯カメラの映像が痣などなかったと証明しているにも関わらず、でっち上げた痣を理由に裁判所から保全命令を引き出そうとした2016年5月以来、ハード氏の主張を否定してきました。残りの人生でも否定し続けるつもりです。ハード氏はおろかいかなる女性も虐待したことなどありません」「(名誉棄損の訴訟を起こした理由は)私の名誉を回復するためだけでなく、虐待で荒廃した生活を送る男女の方々に、そのスポークスパーソンであると称するハード氏が嘘を繰り返しているということをはっきりとさせたいのです」「何年も自分の無罪を主張してきましたが、やっと数々の彼女の作り話を全て否定し、それを証明する段階にたどり着きました」アンバーから数々のDVの被害例を挙げられているジョニーは、新しい証拠品が見つかったことで訴訟に踏み切ったという。さらにジョニーは、アンバーの嘘は矛盾や二転三転の繰り返しであり、宣誓証書や写真、音声、ビデオなどの証拠品によって否定されているとしている。反対に、ジョニーは自身に対するアンバーのDVを訴えており、それにより結婚中に負った怪我の写真もあるそうだ。「ハード氏は私に対して嘘の虐待被害を主張していましたが、実のところ、結婚生活の中で述べられたようなDVはありました。しかし彼女が加害者で、私は被害者でした。処方されたアンフェタミンや市販薬を酒と共に摂取すると、ハード氏は私に例に挙げていたようなDVを働きました。その大半は居合わせた第三者が目撃しており、そのせいでひどい怪我をすることもありました」「付き合い始めてからずっと、ハード氏からDVを受けていました。殴る蹴るの暴行を加えられたものです。また、頻繁に私の体や頭をめがけて、重いボトルやソーダの缶、火がついたキャンドル、テレビのリモコン、(有機溶剤の)シンナーの缶などを繰り返し投げつけてきて、私はひどい怪我を負いました」そしてジョニーは最後に、アンバーの訴えがほぼ証言に基づくものであると指摘し、「#MeToo」運動の一部である「#believewomen」の概念を当てにしていると批判している。(C)BANG Media International
2019年05月22日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情368】あなたの身近に、自己犠牲的な恋愛をしていて「彼との関係が円満」「毎日、幸せ」という人っています?たぶんいないですよね?自己満足するかもしれませんが、精神的には疲れているはずです。筆者の知る限り、自己犠牲的な恋はうまくいきません。ただ、女子の中には自己犠牲が何だかわからず、知らないうちにそういう恋愛になっている人も……。■自己犠牲=あなたも彼もダメになる自分を犠牲にして一生懸命、彼に尽くす女子の中には、そのことを美徳だと思ってる人もいるかもしれませんね。でもそれは勘違い。自己犠牲的な恋愛をすると自分の精神がすり減り、相手はどんどん何もできない人になっていきます。尽くしに尽くすうちに彼の能力を奪い、成長を止めてしまうんです。そう、お互いにいいことなど何ひとつありません。といっても、自己犠牲って何?というのがわかってないと、イメージが湧かないでしょう。もしあなたが、これから紹介するような恋愛スタンスなら、無自覚でも自己犠牲的な付き合い方をしてるので、遅かれ早かれ恋が終わってしまうかも。■予定をキャンセルしてまで彼に会う彼中心の生活をするのはかなりの自己犠牲。彼のためになるべく予定を空けておく、友達と約束してても誘われたらキャンセルして彼に会う、という関係だと必ずどこかで破綻します。彼に会える喜びで帳消しになるのかもしれませんが、全て予定を彼に合わせようとすることは、それなりにストレスになってるはず。恋人との時間は大事ですが、自分の時間も大事です。彼に合わせれば合わせるほど、あなたの精神はすり減り、徐々に破局へのカウントダウンが始まります。彼だって、いつでも自分の都合で会えると思うと、あなたへの態度が適当になるでしょう。■常に「私が悪いんだ」と思う彼との間で何かあるたびに「怒らせた私が悪いんだ」「彼が不機嫌になったのは私のせいだ」と、全てにおいて自分を責めるのも自己犠牲ですね。悪いことをしたわけでもないのに自分を繰り返し責めると、ある日、突然「もう無理だ!私は彼を満たしてあげられない」と疲れ果て、彼との関係を保てなくなります。当事者だとわからないかもしれませんが、自己犠牲的な恋愛というのは、実はひたすらあなたが我慢してる状態です。我慢し続ければ必ずどこかで限界が来るもの。そうなるともう恋の継続は無理です。彼のことが好きすぎて、自分の感情を抑えるような付き合い方をしてては、誰と交際してもうまくいかなくなるでしょう。あなたは気持ちを伝えるのが苦手だったりしませんか?口で上手に伝えられないなら、LINEや手紙でもいいので、しっかり彼に伝えたほうがいいですよ。じゃないと、知らない間に不満がたまっていき、突然、爆発したり、無気力な状態になったりしますから。■自己犠牲な恋で幸せはつかめない彼のためにできる限りのことをしてあげたい、と思うのは素敵なことですが、度を越えれば、それは自己犠牲以外の何ものでもありません。自分を犠牲にした恋愛をしてる間は、幸せにはなれない!ってこと、忘れないでくださいね。
2019年05月17日展覧会「デヴィッド・リンチ_精神的辺境の帝国」展が、2019年4月19日(金)から6月23日(日)までの期間、表参道のGYRE GALLERYにて開催される。デヴィッド・リンチ(David Lynch)は、アメリカ・モンタナ州出身の映画監督。また、脚本家やプロデューサー、画家としても活動する。2018年には、デヴィッド・リンチの謎を紐解くドキュメンタリー映画『デヴィッド・リンチ:アートライフ』が公開され、話題を呼んだ。「デヴィッド・リンチ_精神的辺境の帝国」展で紹介される作品は、タイトルにある“精神的辺境の帝国”をコンセプトに選定。リンチの初期の実験映画『イレーザーヘッド』と、その映画ロケ地で、自身が様々なインスピレーションを得た場所でもあるフィラデルフィア工業地帯を振り返りながら、リンチの創作の原点に迫る。会場には、ペインティング7点に加え、ドローイング3点、工業地帯の写真22点、水彩画12点を展示。なお、作品は、本展のキュレーターを務める飯田高誉が、デヴィッド・リンチ本人と何度も話し合いながら厳選した。また、開催場所である「GYRE GALLERY」は、2019年4月19日(金)にリニューアルオープン。本展は、リニューアルを記念した第1弾の展覧会となる。【詳細】「デヴィッド・リンチ_精神的辺境の帝国」展会期:2019年4月19日(金)~6月23日(日)開場時間:11:00~20:00会場:GYRE GALLERY住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1
2019年04月13日ブリトニー・スピアーズが精神療養施設に入所した。「People」誌によると、ブリトニーはこの施設で1か月に渡って心と身体の健康を目指した総合的なケアを受けるという。結腸破裂を患った父の看病に専念し、疲労がたまってしまったブリトニー。約3か月ぶりに更新したインスタグラムの投稿で、「私たちみんな、“自分のための時間”をとることも大事よ」と説き、100万以上の「いいね!」を集めている。妹のジェイミー・リン・スピアーズはブリトニーとの思い出の写真を投稿する形で声援を送り、母のリン・スピアーズは「どんなに状況が悪くても、どんなに行き詰まりを感じても、何日間泣いたとしても、何日間物事の変化を望んでも、どんなに絶望して落ち込んでも、こんなふうに感じることは一生続くわけではない。だから、突き進みなさい」という力強いメッセージをブリトニーに送った。(現在、この投稿は削除されている)。恋人のサム・アスガリも、ブリトニーの投稿をリグラムすることで彼女の決断をサポート。「弱さじゃない。それは間違いなく強さの証なんだ。みんなも刺激を受けるべきだよ。少なくとも、ぼくは受けた」と綴っている。さらに、元夫のケヴィン・フェダーラインも「彼女が立ち止まるべきだと認め、現在の自分の状況にしっかりとした方法で理性的に向き合っていることは称賛に値します。みんなの幸せを願っています」と弁護士を通して声明を発表した。(Hiromi Kaku)
2019年04月05日10年ほど前、知人の勧めにより精神科を受診しました。そのとき明確な診断名はつきませんでしたが、いくつかの向精神薬を処方されました。「飲んだら気持ちが楽になる」。そう思って飲み続け、だんだん薬の種類や量が増えていきました。そんな私ですが、今は減薬を頑張っています。なぜ減薬しようと思ったのか。減薬している時はどのような状態なのか。少しでも多くの方に知ってほしく、この文をしたためています。文・七海向精神薬を飲み始めたときから、量が増えていくまで当時の私は、自分がうつ病だと認めたくありませんでした。だけど、心身の不調は数年間続いていました。そんな時、身近な人に精神科を紹介してもらったのです。「優しい医師で、私の親戚も通っているから」と、そう言っていました。精神科は思ったよりも“普通”でした。待合室にはさまざまな人がいました。保護者に付き添われている制服姿の学生、スーツ姿の男性、子どもを連れた女性、私の祖父母くらいの年齢の人。街中ですれ違うような人がたくさん座っていて、なんだか“安心”したのを覚えています。診察室で何を喋ったのかはあまり覚えていません。心身のしんどさを具体的に伝えた記憶はなく、うつ病といった診断も特におりませんでした。「気分が楽になるから」と、数種類の薬を処方されました。それが、初めて向精神薬を手にしたときです。飲んでみると、ふわふわと浮かぶような感覚になりました。私の場合は、全能感があふれるような感じで、ひどく落ち込んだ気分のときも楽になりました。それからその薬を飲み続けました。しかし、だんだん効いている感覚がなくなってきました。飲まないと焦燥感に駆られるようになり、冷や汗が出ました。薬の量が増え、手もとの薬がなくなったら病院に駆け込みました。そして追加の薬を出してもらい、新しい種類の薬も処方されました。こうして薬の量も種類も徐々に増えていきました。私が減薬をしようと思ったきっかけ精神科以外ではほとんど病院に行っていませんでしたが、お腹に激痛が走り動けなくなったときや、片目の視野が真っ暗になったとき。検査をしたほうが良いのではないかと思ったときに、病院に行ったのです。問診票には飲んでいる薬を書かなければなりませんでした。診察では、薬や精神状態について詳しく聞かれました。すると「薬の副作用だろう」「その症状は気のせいだ」と言われ、検査をしてもらえませんでした。腹痛を訴えたときは「気のせいだから痛み止めも必要ない」と言われました。それまで私は、薬についてほとんど何も調べていませんでした。向精神薬を飲んでいると、精神疾患を持っていると、まともに取り合ってもらえないのかと疑問を抱きました。そして自分なりに薬について調べてみたのです。すると、私が飲んでいる薬のうちのいくつかは、依存性が非常に高く、海外では強く規制されているという情報が出てきたのです。添付文書を読むと、「連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、用量及び使用期間に注意し慎重に投与する」「漫然とした継続投与による長期使用を避ける」などとありました。背筋が凍るような思いがしました。それほどまでに依存性が高いと説明されただろうか。手もとの薬がなくなったとき、いつもすぐに新しく処方されたのはなぜだろうか。私は既にかなり依存しているのではないか。漫然と飲んでいる状態なのではないか。書かれている副作用はさまざまでした。10年ほど飲み続けている私に、どんな副作用があってもおかしくありません。内科などで薬の副作用を疑われるのも、気のせいだと言われるのも、そんなにおかしくない話なのかもしれないと思いました。定期的に血液検査しなければならない薬も飲んでいたのですが、私は一度も検査をしたことがありませんでした。検査が必要だということも知らされていなかったので、当時の主治医に聞きました。なぜ血液検査をしないのか、そして私は漫然と服薬している状態ではないのか、と。医師はほとんど無言で、血液検査については「忘れていた」のひと言でした。「人間だから忘れることもある」と。私は減薬を決意しました。何かの症状で困った時、薬を飲んでいると真っ先に副作用を疑われてしまうこと。そして、単純にその薬の依存性が怖かったこと。一生この薬を飲み続けないと、私は生きていけないのか。薬に生かされているようだと思ったのです。減薬のつらさは想像以上だった精神科は変えました。薬物療法ばかりに頼らない病院を探しました。そうした病院であれば、減薬も理解してもらえると思ったからです。新しい病院では「減薬したほうが良い」とはっきり伝えられました。そして、「こんなに無茶な飲み方をしている患者は珍しい」とも。私が飲んでいる薬には、離脱症状が現れることもあります。依存性のある薬を減量する際に出る症状です。人それぞれですが、幻覚や不眠、痙攣発作などは添付文書に記載されています。私の場合は、何よりも不安感が大きいです。そして、眠れない日もあります。依存してしまっている薬を少しずつ減らし、より依存性の低い薬に置換していくという減薬方法を提案されました。数週間ほど新しい薬に置き換えてみたのですが、強い眠気に襲われました。1日のうち20時間ほど寝続けていることもあります。起きている間は始終ボーッとしていて、頭が働きません。思うように喋れず、ふらついて真っ直ぐ歩けません。しかし、長時間寝ているので、ほとんど薬を飲まない日が続きました。薬を飲まないリズムが強制的にできあがったようです。ただ、新しい薬はあまりにもボーッとして、行動できません。このボーッとする感覚がなくなったとき、新しい薬にもまた依存するのではないかという恐怖心も抱きました。主治医に相談して、減薬方法が固まりました。新しい薬は減薬の導入に使うことにしたのです。薬は徐々に減らしていかなければならないので、減らす段階の初期のみにその薬を飲みます。減らしたリズムができあがったら、その新しい薬は飲みません。この減薬方法は私が主治医と話し合って決めたものなので、イレギュラーかもしれません。しかし、少しずつではあるものの、確実に減薬できています。私に合った減薬方法を見つけてくれる医師にかかれているので、いつかは必要な薬しか飲まないで良い生活ができるのだと希望を抱いています。今まで私は、自分が健康でなくても良いと考えていました。だけど、前向きに生きたい。そう思えるようになったのです。向精神薬を否定するつもりはありません。私自身、服用して助けられた部分があるのですから。しかし、漫然と飲み続けることには疑問を抱くようになりました。症状を良くしたいから、薬を飲んでいます。でも、不必要な量や種類を飲むことで依存性を高めるのはどうなんだろう。副作用の危険性を高めるのはどうなんだろう。他の症状で病院に行った時、門前払いされてしまうのはどうなんだろう。薬とはうまく付き合いたいというのが今の気持ちです。無理な減薬・断薬は、心身に悪影響を与えます。自分の心や体と向き合いながら、不必要な薬を減らしていきたいと考えているところです。薬を減らしていくたびにしんどい思いをします。だけど、前向きに生きるために、私は減薬という道を選びました。その先に本当の幸せがあるのか分からないけれど、今は、選んだ道をゆっくり歩いていこうと思っています。©Anatoliy Sizov/Gettyimages©SARINYAPINNGAM/Gettyimages©KatarzynaBialasiewicz/Gettyimages©Tzido/Gettyimages
2019年04月02日元日本テレビアナウンサーでフリーアナウンサーの脊山麻理子が30日、東京・秋葉原の書泉ブックタワーで最新イメージDVD&ブルーレイ『魅せられて』(ともに発売中 DVD:4,104円税込 ブルーレイ:5,184円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)の発売記念イベントを行った。2004年から2009年にかけて日本テレビのアナウンサーとして人気を博し、現在はフリーアナウンサーやタレントとして活躍している脊山麻理子。日本テレビ退社後は、グラビア活動にも意欲的で、これまでリリースした多くのグラビア作品ではセクシーさを全面に押し出して話題を集めている。通算7枚目となる同DVDは、昨年9月にバリ島で撮影。清純で上品な女性に扮した脊山が、年上の男性に調教されていくという、ドMな姿が見られるという。DVDの中でも見せた特注のボンデージ衣装姿で報道陣の取材に応じた脊山は「前回の作品ではラバーのキャットスーツを着ました。今日の衣装はその素材と同じもので、お尻が空いているんですけど上品かつエロくてお気に入りです」とファッション解説。作品の内容を「最初は日傘を差して上品な女性として私が登場して、紳士に誘われてSMの色んな世界を体験するというストーリーとなっています」と解説し、「後ろの手を結ばれたり、目隠ししながら氷を舐めるシーンもあります。精神的にもエロさを表現できました」とアピールした。昨年11月にリリースした写真集『S』と『M』でSMの世界観を表現した脊山は「Mな私が見られます」といい、「自分はどっちもあるかな。野球で言えばスイッチヒッター(笑)」と明かした。また、「私がSだったら強い男の子の弱い顔を見たいですね。Mだったら賢い人に精神的に追い込まれてみたいですね」と理想の男性の条件をあげつつ、SとMの男性ともに「相手が信用できる人だと開放的になると思います。プロレスもデスマッチできる相手は信頼できないと出来ませんから」と大好きなプロレスを例えに挙げながら相手に対する信頼度の重要さを説いていた。
2019年03月31日DV男とは付き合わない、結婚しないと思っていても、あるきっかけでそうなってしまうという場合もありますよね。そうならないためにも、DV気質を内に秘めている男の特徴を捉えておかなければなりません。そこで今回は、予備軍と言える男の共通点を5つご紹介いたします。1. 自分の思った通りにならないと不機嫌になる旅行のスケジュールや休日の予定など、予定していた通りにならなかったり、自分がこうしたらいいと思っていたりしたことが変わってしまうと不機嫌になってしまうのは、DV男予備軍。その時々に合わせた柔軟な対応をしてくれれば良いのですが、「この予定だったのに…」とイライラしてしまうのですね。急な予定変更があったときは、彼がどう思っていそうかチェックしてみてください。2. 自分が帰ってくるときには家にいろと強要する彼氏と同棲すると、相手の都合を考えながらの生活になりますよね。お互いの仕事にもよりますが、彼との休日が合わないときは友達と遊ぶことだってあるはず。そんなとき、「俺これから帰るけど?まだ帰ってないの?」なんて言われたらDV男になる可能性はかなり高いでしょう。自分の行動にすべて合わせろと言わんばかりの態度を取る男性とは、結婚後うまくいくはずがありませんよ。3. 独占欲が強い彼女のことが好きすぎて、独占欲で怒り狂ってしまう。そんな状態の彼氏であれば、そのうち手を上げられてしまうかもしれないと警戒しておきましょう。「俺はこんなに頑張ってるのに」、「お前は何で他の男と会う必要があるんだ」など、例え会わなければいけない状況であったとしても、「俺のことを大事に想っていないお前が悪い」というような言い方をされてしまうのです。そんな彼と付き合っても、あることないこと言われ、罵られるだけですよ。一刻も早く離れることを決めましょう。4. すぐに大きな声を出す何かにつけて大きな声で怒鳴る男性は、DV気質があるといえます。それはどこかのお店に行っても同じ。大声で罵られると、こちらが委縮してしまいますよね。常に相手の顔色を伺う関係になってしまえば、それはDVをされているのと一緒なのです。もし、店員に対して「てめえ、いい加減にしろよ!」など、怒鳴り散らす場面があったときには、そのうち自分にも起こると考えておきましょうね。5. 性格に裏表がある外では良い顔をするのに、2人になった途端冷たい目をした男になる。そんな男は、いつ暴力を振るってきてもおかしくありません。また、怒鳴ったり暴力を振るわれた後に「ごめんね、痛かったよね、もう一生しないから、大好きだよ」というように、急に優しくなるというのも要注意。本人は“アメとムチ”と思っているのかもしれませんが、そこまでいけば完全なるDV。表と裏の顔があると感じた男とは、付き合わないように距離を取りましょうね。いかがでしたか?DV気質がある男は、自分がそうであることに気付きません。実際、DVをしている男が、自分がDV男であると思っていない場合もあるほど。話し合おうとしても向こうが歩み寄ろうとしてこないDV男には近づかないのが無難です。気になる男性ができたら、咄嗟に動くときはどんな行動を取るのか、怒ったときはどのような言葉を使うのか、冷静に見極めてくださいね。
2019年03月12日新年早々、中年アイドルグループ、純烈の友井雄亮にDVされたと被害者女性の訴えが週刊誌に掲載されました。DVによる被害者が後を絶ちませんね。DVは単なる暴力問題に留まらず、好きになった男からまさかのDVという衝撃も生じますから、被害者は精神的に非常に難しい状況に立たされます。また加害者のDV男性は、暴力の後に、懺悔をして優しくするなど真逆な行動を起こします。まさに“アメとムチ”が続きますので、被害者女性はますます混乱してしまい、やがて泥沼へとはまっていくのが、DVの怖いところです。外見から男を見抜く方法はない!?専門家たちの複合的な見地が必要好きになる前にDV男を見抜く方法があれば被害も少なくなりますが、外見からDV男を見抜く方法は皆無と言っていいでしょう。精神科医や弁護士など専門的な人たちの見地から、複合的に「DVしやすい傾向」を挙げてもらい、それをヒントにすることが有効な方法です。そこで1992年から離婚カウンセラーとして延べ3万7千人の相談を受け、夫婦問題のアドバイザーも担っている「離婚110番」の渋川良幸氏から、「DV被害相談者から読み解くDV男性の傾向」を語ってもらいました。出会ってすぐに猛烈なアタック。情に厚い男にほだされて結婚。だが夫はDVだった!まずDV被害の事例を挙げます。元CAの菊川めぐみさん(仮名・38歳)は、32歳の時に結婚した夫からDV被害に遭いました。結婚する前は熱烈にアピールしたのに、結婚後は言葉のDVから次第に手をあげるようになったそうです。「元夫と初めて会ったのは、六本木の高級レストラン。食事の約束をしていた友達が遅刻したので、予約席で一人で待っていたら、スポーツマンタイプの男性に声をかけられて」菊川さんは友達と、スポーツマンタイプの男性とその友達と、個室で飲むことになったそうです。「スポーツマンタイプの男性は親の代からの不動産を管理する自営業。情が熱く、口説きが次第にヒートして、『君は運命の女性だ』と熱烈にラブコールしてきました。LINEの交換をすると、翌日から、『会いたい』と熱愛をアピールしてきたんです」菊川さんはとうとう、スポーツマンタイプの男性の情熱にほだされて、結婚。実は結婚の背景には、もう一人の男性の存在がありました。「実は、5歳上の大手代理店の男性からもプロポーズされていましたが、代理店男性は、結婚しても私がCAとして働き続けることを望んでいました。30代は体力的にきついし、子供も欲しかったので、代理店男性との結婚に今一つ乗り気ではなかったんです」一方スポーツマンタイプの男性は「結婚したら、好きなことをしていい。外で働かなくてもいい」と菊川さんの専業主婦願望をくすぐったため、菊川さんは情熱的に口説いてきた男性と結婚したのです。「ところが結婚したら、頼りになるどころか、親の財産を守るだけの不甲斐ない男だとわかりました。でも裕福な暮らしをさせてくれるなら、彼を立てながら、結婚生活を維持しようと思ったんですが、結婚3か月後から、言葉のDV、半年後から、気に入らないことがあると、殴る、蹴るが始まったんです」菊川さんは身に危険を感じましたが、相談した母親から「裕福な生活を守るために我慢しなさい」とまさかの一言。次第に夫のDVが激しくなり、肋骨を骨折すると「殺される」と恐怖にかられて逃げようとしましたが、夫が涙を流して謝罪すると「様子を見よう」という気になり、ずるずると半年が過ぎると、菊川さんはアメリカの「黒と青」(アナ クィンドレン 著, 相原真理子 翻訳、集英社)を読み、泣きながら、夫と決別することを選びます。アメリカの小説に描かれた被害者女性と心理描写とダブり、離婚を決意「小説には、暴力への恐怖だけでなく、被害者である羞恥心も描かれていて、『これは私だ!』と震えてしまいました。夫を愛しているという愛情、そしてDVをする夫への憎悪が入り混じる心理が、まるで自分のことを描いていると。小説だけどとてもリアルでした」一晩中泣いてから、菊川さんは夫と離婚しようと決めて、専門の弁護士に相談し、弁護士の勧めで離婚に有利な証拠集めをしてから1年後に離婚。その後はCAに復帰することなく別の仕事に就いて、昨年、優しい男性と再婚したそうです。「離婚110番」の渋川良幸氏は、DV被害者から、今なお多くの相談を受けるそうです。「まず、DV被害に遭って、すぐに逃げ出す女性は、被害者に該当しないです。深刻なのは、長い間DV被害に遭っているのに、逃げ出すにも逃げられない。そこには被害を受けた女性の複雑な心境があります。ですから、被害者の女性を『なぜ逃げないの』と卑下することだけは避けていただきたいです」澁川氏は、被害を受けた女性の複雑な心境も描いたミステリードラマとして、2016年フジテレビ系で放映された「ナオミとカナコ」を挙げます。「DV被害者のカナコを演じた内田有紀が、揺れ動く女性心理を見事に演じていました」(澁川氏)。 <「DV被害者から見るDV男の傾向~「離婚110番」澁川氏>①身近にDV加害者が存在すること父親、兄弟、叔父や従妹などの親族、教師や師匠など本人に影響を与える人に、DV加害者がいる場合②ワイルドで頼りがいがあり、経済力がある結婚前は優しいが、自分の言うことを聞かないと、怒り出すタイプ。もちろん、加害者でない男性も、このタイプに入ります。一概に言えません!③第三者に対して、酷い対応をする④言葉の端々に暴言がある⑤一見、情に厚い暑苦しいくらい情が熱く、自分の期待に応えないと、逆ギレするタイプ⑥生き物に対して、感情的に冷たい⑦子供好きをやたらにアピールする子供の教育方針を巡って対立すると、キレる場合がある⑧愛情表現が熱烈で、過度の愛情表現をする例えば水たまりがあると、お姫様だっこをしたり、ベンチに座る前にさっとハンカチを出すなど、熱烈な愛情表現をするが、心の底では女性を人形だと思っているタイプ。このタイプは逆らうと「人形のくせに」とDVをしがち。サイコパスもこの部類に入る。※くれぐれも気を付けていただきたいのは、この傾向はあくまでも「離婚110番」の事例の分析から導き出したことです。項目に当てはまるからといって彼が一概に「DV男」だと決めつけずに、それでいてもし「あれはDV被害ではなかったのか」と思い当たることがあれば、項目をチェックしてみてください。大事なことは、身の危険を感じたら、すぐに専門家に相談することです。手遅れになる前に、自分で自分の身を守るためにも、専門家へGO!です。(夏目かをる)
2019年03月09日若い頃は刺激的な恋が楽しかったりもしますが、年々年齢とともに精神的にもオトナになっていくと、恋も刺激より安心感や安定感を求めたりする人も増えていきますよね。とはいえ、男子は同年代の女子よりも“精神的に幼い” とも言われます。もちろん個人差はあるでしょうが、幼い男子と付き合うと安心感や安定感は薄いもの……。そこで今回は、オトナ男子の特徴をご紹介。もし、今付き合っている彼に当てはまるのなら逃さないほうがいいかもしれませんよ?■ グレーの関係を続けない好きな人とイイ関係なんだけど、交際はしてない……というグレーの期間が長いとモヤっとしますよね。まぁそんな期間も楽しかったりするのですが、さすがに何ヶ月も続くとね。あなたがそろそろ白黒はっきりさせようと、彼に「私たちの関係って?」と聞いても彼が濁す、もしくは流すようならもしかしたら精神的に幼いのかもしれません。精神的にオトナなら相手女子から上のような言葉を切り出されたら、向き合うしなるべく白黒はっきりさせるんじゃないですかね。正直グレーな関係を続けるって責任感が弱い気がします。あなたのことが好きなら不安にさせるような態度は取らないですから。■ まわりくどい言い方をしない。しっかり本音で語る察してもらおうとしたり、言いたいことを隠したり、不利になった時に黙りこくったり、相手から聞きたい言葉を引き出そうと誘導尋問したり……そんな男子は幼稚ですよ。オトナならまわりくどい言い方をせず、言葉を選んでしっかり本音を話してくれます。正直、まわりくどい言い方をされたら『え?何が言いたいの?』と困惑したり、言い方次第では勘違いすることもありますよね?オトナ男子はコミュニケーションの大事さを知ってるし、相手には真摯に向き合いますから。もし、コミュニケーションに難ありなら危ないかもしれません。■ 関係が不安定になるようなことはしない仮に好きな男子と交際できたからって安心感や安定感があるとは限らないですよね。まぁ安心感や安定感は二人で築いていくものですが、どちらか片方が安定感を崩すようなことをする限りは安心感も安定感も築けません。もしあなたが信頼関係を作ろうと日々頑張っても、彼が例えばしょっちゅう女友達と二人で飲みに行ったり、人数合わせとかこつけて合コンに参加したり。また、あなたに時たま嘘をつくとかするのなら、残念ですが彼はまだ子供かと。あまりにも幼稚だし相手の気持ちを思いやる余裕のない男子と付き合っていても安心感は生まれませんよ。安心感の欲しい女子にはパートナーに向かないかと思います。■ 実年齢よりも精神年齢が大事幼稚な男子は基本気持ちに余裕がなく、自分中心に考えがち。思いやりに欠けるので、付き合っていても安心感は得られないでしょう。安心感が欲しいのなら、単に年上男子ではなく精神的にオトナな男子にしましょうね。(美佳/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年02月04日DVにまつわるニュースが世間を駆け巡る昨今。過去にそういった経験をした方はフラッシュバックしてしまう…かもしれません。恋に落ち、結ばれて幸せだったはずなのに、いつの間にかDVの被害者になっていたという方は意外と多いよう。そういう映像を見ただけで、暗い気持ちになったり体調が悪くなったりすることもあると思います。今回は経験者だから言える、DVに悩む全ての人へのメッセージです。■これってDVなの?「これってDVになるの?単なるケンカの延長線上の出来事なのかも…」と思ったり、「こんなに彼を怒らせてしまうのは、わたしが悪いから」と自分を責めていたり。なすがまま暴力を受け続けているなら、思い切って友人や家族、もしくは行政の相談窓口に話すことをオススメします。わたしの場合は友人に話したことから、これはDVなんだと確信を持てました。はじめは「自分が悪いから」と思っていたのですが、「こんなことで怒るのはどう考えてもおかしい」というくらい些細な出来事で暴力を振るわれたのがキッカケとなり、「もしやDV?」と感じるように。とはいえ、相手のことを愛していると、なかなかDVだと思えない…思いたくないかもしれません。そこで、被害者だと確信できない人のために簡易的なDVチェックを。・いつもは温厚で優しいけど、変なところでスイッチが入り、豹変したようにキレる。・携帯をチェックされたり、常に浮気を疑ってきたりと、とにかく束縛がすごい。・たびたび暴力を受ける。そして内容がエスカレートしてきている。・暴力の後はとても優しい。・普段は外面が良く温厚だが、実は私生活がとてもルーズ。・相手を支配したがる。いくつか当てはまったら要注意。本当は暴力を受けた時点で離れるべきなんです。大切な命を守るためにも。■加害者はかわいそうではない実際、わたしもそうだったのですが、加害者である恋人に対し「周りに理解されなくてかわいそう」「本当は弱いんだよね」…自分が傍にいてあげなくてはいけないと思い、離れられない人は多いよう。でもこれはかなり危険なこと。加害者はかわいそうではないし、DVは専門的な治療を必要とするケースが多いのです。そのくらい簡単に「治る」ものではないのでしょう。相手が暴力を振るうのにも、何かしらの原因や理由はあるのかもしれません。でも、被害者側がそれを何とかするなんて無理と言うもの。最悪の事態に発展する前に、少しでも早く離れてください。元カレ含め、DVをする人は、ひとたび「カッ!」となると、自分でも歯止めがきかなくなるみたいです。当時はヒザでお腹を蹴り上げられたり、髪の毛をつかんで壁にたたきつけられたり、レストランで男性の店員さんと会話しただけで飛び蹴りされたり、もうめちゃくちゃでした…。■どうやって別れるといい?わたしの場合は、相手に好きな人ができたので、拍子抜けするほどすんなり別れられましたが、そうでないときは、家ではなく喫茶店など外で別れ話をすることをオススメします。その際、あなたの親か同性の友人に同席してもらうといいかもしれません。当事者だけで自宅のような密室で話し合うと、また暴力に発展する可能性があるからです。そして異性の友人だと恋愛関係を疑われ、嫉妬から逆恨みされることもあると言います。別れた後は必ず引っ越しをして、連絡先も変え、SNSも、居場所がわかる投稿や異性と写った画像をアップするのはしばらく控えましょう。最低でも半年から一年は様子を見てください。DVの加害者は、なぜか相手に固執する人が多いようなので、そういったことも加味して慎重に、念には念を入れて行動しましょう。■大丈夫、絶対立ち直れますこういう経験をすると、異性と付き合うことに恐怖を覚えたり、相手がふざけて軽く頭を小突いただけで、異常に怖がったりしてしまう場合もあるかもしれません。しばらくはそのような状態になりがちですが、怖がらなくても大丈夫。あなたには正々堂々と人生を謳歌する権利があるのです。その権利を取り戻すためにも、勇気を出して誰かに相談してください。身近な人に言えないなら行政などの第三者へ。たくさん傷ついた分、きっと幸せになれると思います。
2019年01月24日男性5人組コーラスグループ・純烈の小田井涼平の妻でタレント・LiLiCoが12日、オフィシャルブログを更新し、DV報道で純烈からの脱退と芸能界引退を表明した友井雄亮についてコメントした。ブログの冒頭、「今回は主人・小田井涼平が所属する"純烈"のメンバーである友井雄亮に関して、被害に遭われた女性のみなさんとその家族に一生消えない心の傷を負わせてしまったことを大変申し訳なく思います」と謝罪。「友井雄亮本人の言葉を聞きたくて、そして表情も見たくて、昨日開かれた記者会見まで待っていました。なにが本当なのか」と明かし、「そして記者会見を見ました。全部本当だったのかと。。。どんな表現がいいのかわかりませんが、本当にがっかりしました」と率直な思いをつづった。「みんなで頑張ってここまで来たのに。たくさんの純烈ファンに応援してもらっているのに。若いころから友井雄亮は芸能界にいたのに、なぜ女性関係に関してその自覚がなかったのか。残念。ずっと心が痛い。元気を届けないといけない職業なのに本気で笑えない」とショックを隠しきれない様子で、「疲れて帰って来る主人の姿、おととい共演して、力を振り絞って一生懸命明るく頑張る酒井さん、白川さん、後上さんそして主人、わたしの所属事務所のスタッフが対応してくれていること、全てが辛い」と吐露する。「純烈はこれから4人で今まで以上に頑張ると思いますが、起こったことは一生消えないし、イメージが付きます」と現実を受け止めるLiLiCo。この日のブログを「純烈のメンバーにはわたしの家族がいます。4人をこれからも微力ながら支えていきます」と締めくくっている。
2019年01月12日できれば起きてほしくない変化の一つに、結婚した相手のDV・モラハラ化があります。DVが肉体的な暴力なのに対し、モラハラは精神的な暴力です。モラハラ夫を選んでしまうと、結婚生活が辛いものになるだけでなく、精神を病んでしまうことにもつながります。優しかった彼がなんでこんな人になったんだろう……そんな思いはしたくないもの。彼はモラハラ夫になるか、できれば見抜いておきたいと思いませんか?一つの見極め方をお教えします。■ 意識してモラハラするわけじゃないらしい夫婦間のモラルハラスメント(モラハラ)は、相手の心を傷つける発言を繰り返したり、無視するなどして精神的に追い詰めることを言います。交際中は優しい人だったのに、結婚したとたんに夫が行動や態度、言葉の暴力で人格否定をしてくるようになった……。夫からのモラハラにあっている人は声をそろえてそう言います。「見抜けないの?」と思いきや、結婚前にはそんなそぶりを見せない男性が大半です。夫からのモラハラに耐えている女性が全員、男を見る目がないとは限らないし、男性が猫をかぶっていたわけでもありません。そして、態度が激変したように見える夫も、意識的に態度を変えてモラハラを始めるわけではないんです。■ モラハラ男が言う「あるキーワード」そんな水面下に隠れたモラハラ男を、交際期間から見極めるための一つの基準があります。それは、彼があなたに対して「女の子だから」という発言をするかどうかということ。男性から「女の子なんだからお金なんて出さなくていいよ」「女の子なんだからわからないことがあってもいいよ」こんなことを言われたことはありませんか?初デートでこんなことを言われたら「優しいなあ」なんてときめいちゃいませんか?でも、一見、彼のやさしさ・気配りに見えるこの発言が、彼に潜むモラハラ気質を教えてくれるんです。被害者が口をそろえて「結婚したとたんに性格が変わった」と言うモラハラ男ですが、実は彼らの中には一貫した「自分は特別」「彼女よりも自分が上」という信念があります。それが「女の子だから」という発言に現れるんです。■ 結婚後に態度が変わるワケある意味差別的な発言の「女の子だから」。まだ他人である交際期間は、「(俺より劣る・稼げない)女の子だから」とご馳走してくれたり、できないことなどを大目に見てくれるなど、それがいい方向に作用することが多いです。でも、結婚後は、他人である彼女から、奥さんという身内になります。「(俺より劣る)女が夫の言うことに反論するなんておかしいでしょ?」「(俺より稼げない)女なんだから共働きでも家事を完璧にやって当たり前でしょ?」に始まり「(俺の身内なのに)そんな当然のことができないお前はクズ」と、厳しく当たるようになるんです。他人からは態度が激変したように見えますが、モラハラ男は一貫して「女は男より下」という基準で動いています。ずっと「女の子だから」って言ってただろ?と、自分の行動に矛盾は感じません。時には「人や状況によって態度を変えない正しい自分」に酔っていることもあります。■ 「君だから」って言ってくれる人がいいよ女性であることが理由の特別扱いは、彼を一見優しそうに見せますが、「君だから」ではなく「女だから」という理由は、あなたを一人の人間として見ていないからできること。「彼は私を一人の人間として見てくれてる?」こんな振り返りも交際中から時にはしておいたほうがいいでしょう。(中野亜希/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年01月05日「女の子には優しく接しなさい」と育てられている一般男性の中に、地雷のように隠れているのがDV男。一見優しく、女子のことをとても好きなように見えますが、ある日突然DV気質を爆発させるタイプは確実にいます。恋人になる前から見抜ける、危険な兆候をまとめました。■ カミングアウトしてることもあるよ!「DV歴アリ」女子に暴力を振るう男性は、それが「生まれて初めての暴力」であることは意外に少ないもの。そして、「前の彼女とケンカしたときに、カッとなって小突いちゃったことがあってさ」など、女子との普段の会話の中でさりげなくDV歴をカミングアウトしていることも多いのです。一度でも殴られたら即別れる!派の女子も多いため、見分けるためのフィルタリングとしてそういう話をすることもあれば、「え?ひどい彼女じゃん」と言ってもらうことで、自分を肯定しようとしている場合もあります。「小突いた」なんてライトな言いかたでも、彼らの告白はだいたいが過少申告です。少しでも過去のDVをにおわせる発言があったら、即座に距離を置くのが無難です。■ 自分のお気持ちファースト!「謝れない」DV歴の次に危険なのがコレ。元々男性は謝るのが苦手な人が多いですが、「そんなつもりじゃなかった」「悪気がない」から謝りたくない、という弁解をするタイプはDV気質アリです。自分の気持ちをうまく言い表すことができない口下手タイプも多く、正論で追いつめられると「負けた気がする」と、突然の暴力で逆襲することも。悪気がないとは「善悪の判断がつかない」ということです。そして「自分はそんな気はなかったけど、この人は傷ついたんだな」と、自分と他人を分けて考えることができない人だとも言えます。自分の気持ちファーストで行動するクセと妙なプライドが同居しているタイプには注意が必要です。■ 愛じゃないよ執着!「大量のLINE」基本的に、愛情表現が強火すぎる男性は、DVまではいかなくとも、危険な人が多い傾向です。仕事中など、LINEを返せない状況だとわかっているのに何度も何度も送ってきたり「何ですぐ返事ができないの?」などと聞いてくるタイプは危険。女子はこまめなLINEを好みますが、男性のLINEが「ひっきりなし」までいくとちょっと疑いの目が必要。相手の状況を想像できなかったり、自分の送った内容を顧みず、返事が来ないなら来るまで送るなど、強引な対処に出る人はDV気質アリ。いい年の男性が、相手の仕事やほかの人間関係を無視した行動に出ている時点で、不安定でかっとなりやすい性質を押さえ切れていない証拠です。基本的に人の気持ちを試すのが好きで、想像力がない割に妄想は豊か。勝手に傷ついては「俺のことなんてどうでもいいんだろう!」と、女子が言っていないことを勝手に脳内で補足して怒りだしたりします。「ちょっとこのペース、社会人男性としてはおかしくない……?」と思ったら、フェイドアウトの準備を。■ 「頭おかしいじゃん」って思うでしょ?でも……どれも「え、こんなの頭おかしいじゃん」と思いますよね。でも、彼らが見せるのはこんなマイナス面だけではありません。何もないとき、そして女子を殴った後は思い切り優しいんです。その落差に、少しでも女子の恋愛感情が加わると、「離れられない」「ほかの人のことはこんなに好きになれない」など、女子サイドも思ってしまうものです。自分の違和感を無視しないこと、恋に落ちる前の見極めが大事です。(中野亜希/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2018年12月12日気が短い、口が悪い、すぐ手が出る……という男性は、往々にしてDV男になりやすいと言われています。ですが、一見いい人に見えるし、頼もしそうなのに、実は隠れDV男だった!という男性も最近はいるんです。そんな今どきのDV男予備軍を見分けるコツを紹介します。こんな特徴のある男性には要注意ですよ!■ キュンとしちゃうのに?お前を守ってやるという男に要注意「お前を守ってやる」という男性、少女マンガのかっこいいヒーローによく見るタイプです。女性なら、こんなセリフ吐かれたら、キュンキュンしちゃいますよね?ですが、こういうセリフを言いがちな男性には要注意です。「守ってやる」と言いますが、こういう男性はいったい何から守ってくれるつもりなのでしょうか?現代社会において、道に狼やマンモスがいるわけではありませんし、強盗などの悪人にもなかなか遭遇する機会はないものでしょう。そんな現代社会の中で本当に守ってもらいたいのは、安定した生活であり、煩わしい人間関係からの脱却であります。例えば、仕事に家事にと手いっぱいな時に自然と手伝ってくれる、知り合いの心無い一言で傷つけられそうになったときにちゃんとフォローしてくれる。こういうものは、自然な行動から起こるものですよね。「お前を守ってやる」というセリフを吐いてばかりいるのは常に力関係を意識している証拠です。守ってやるという言葉は対等ではありません。対等でない人間関係は時として、支配関係になりやすいですよね。一見優しそうな言葉の裏に相手を独占したいという意識が見て取れます。■ 理由を言わずに不機嫌になる一昔前はぼくとつで実直とされてきた、寡黙な男性。ですが、現代社会において、何かあると不機嫌になるけれど、理由を言わない人など、口で説明するのが下手な男性はやっぱり問題です。これだけ多様性が認められている現代において、言葉は本当に大事なものです。昔は男ってこういうもの、女ってこういうもので済んだかもしれませんが、今は結婚するしない、子供を産む産まないということでさえも、みんな違う意見を持っているので、話し合わなければそのすり合わせもできません。それでなくても最近の学校教育はディベートの授業なども盛んで、男女関係なく弁がたつ人が多くいます。そんな中で、口で説明するのが下手な男性が自分の思い通りに勝ち残っていけるのは腕力だけでしょう。口で説明できないなら力でねじ伏せるしかないですね。■ おわりに男と女も対等な関係でいるのはなかなか難しいもの。ちょっとしたバランスで上下関係に傾いてしまうものです。それでもDV男は絶対にだめ。いくら好きでも暴力を振る人とは長く一緒にはいられません。これらの特徴が当てはまるからといって、必ずしもDV男確定!というわけではありませんが、引っかかる部分があればよく観察して見極めてくださいね。(愛カツ編集部)(如月柊/ライター)presented by愛カツ ()
2018年12月08日女性に対してDVをしてしまう男性というのは、少なからずいます。絶対に暴力だけはイヤだと思っている人も多いと思いますが、彼氏がもし暴力をふるってきたらどうしますか?許せるでしょうか?それとも即座に別れるでしょうか・・・。実は、DVには治るものと治らないものがあり、DVをふるわれても治るDVであればお互いに努力していく事で関係を良くしていく事もできるといいます。治るDVと治らないDVについてお届けします。1. DVは男だけのせいじゃない!?DVは絶対に許されないことを前提で書きますが、男性は女性よりも言葉でコミュニケーションを取るのが苦手な生き物です。小さな男の子が上手く言葉で伝えられないと、お母さんを蹴ったり叩いたりしてしまいますよね。あの状態に大人になっても陥ってしまうというのです。暴力をふるうことは絶対によくありませんし、暴力をふるう人間は最低です。でも、コミュニケーションの取り方次第では、DVを防げるということを胸に留めておく必要もあるのです。2. 治るDVとはどんなもの?DVをしてもそれを深く反省できる人であれば、恋人の協力で2度とDVしないという状態に持っていくことは出来るといいます。例えば、「溜め込み型」です。口下手で上手に反論が出来ないために、彼女への不満がドンドン蓄積。我慢できなくなってしまい、口では反論できないので手が出てしまうというDV男性の特徴です。また、「激高型」と呼ばれるDVも治りやすいといわれています。激高型は、男性のここだけは触れて欲しくないという部分に彼女がズケズケと触れてしまったがために、手が出てしまったなどというパターンです。例えば、「お給料少ないね」「セックスが下手」などと言われてカッとしてしまったなど。この2つのケースの場合、お互いに悪い部分があり手が出てしまったという状態。この2つのDVパターンであれば、女性が少し落ち着いたものの言い方をする、伝え方を変えてみる、ゆっくり話し合うという作戦を取る事で改善する事も多いと言われていますよ。3. 治らないDVってどんなもの? (1) 言葉の暴力とワンセットになっている「うるせえこのブス」など言いながら暴力をふるうようなDV男性は、女性を完全に見下しています。自分の立場が上である事を証明するためにDVを行うので、気に食わない事があれば、女性に対してすぐに暴力を振るようなタイプが多いのも事実。 (2) 暴力を悪い事だと思っていない例えば平手打ちという暴力を男性が振るったとして、「グーで殴ってないだけマシ」とか「こんなの痛くないだろう」なんて言う男性のDVは一生治らないのですぐに逃げてた方がいいでしょう。相手の痛みが分からない人であり、DVがエスカレートしてしまう可能性も高いと言われています。 (3) コントロールするためにDVをする自分の言う事を聞かせるためにDVを行うタイプ。これも治らないのですぐに別れたほうが良いでしょう。自分の思い通りにならないと、暴力という「恐怖」で相手を従わせようとします。恐怖で人をコントロールしようとするタイプは本当に危険です。 (4) 暴力を女性のせいにする「お前が言い過ぎるから」「○○しなければこうならなかった」などと言い、自分の暴力を彼女のせいにする男性のDVは治りません。自分がDVする事を正当化することに気持ちが囚われ、問題解決しようという気持に至りません。こういう男性は、時間が経つと「お前がもうしないって言うなら許す」とか「痛かったよなごめんな・・・でも」と優しくする事も多いので気をつけなくてはいけません。基本的に女性に暴力をふるう男性は、どんな理由があっても許されないと私は思っています。でも、好きだから乗り越えたいという気持ちを持つ女性もいるでしょう。そんな時は、努力して治るDVなのか、治らないDVなのかを見極めて、彼のそばにいる決意をするべきだと思います。written by 亀ぱんだ
2018年08月07日“私の兄は、障害者”。見て見ぬ振りして、直視できない現実を避けるように生きてきた、妹目線の連載です。精神障害者となった兄を献身的に世話してきた両親は、長い年月をかけて現実を受け入れ、ようやく前向きに人生を歩みだしました。いっぽうで私は、人間関係に悩むようになっていきました。文・心音(ここね)【兄は障害者】vol. 20人と人との “距離”ってなんだろう……?精神を病んだ兄に全てを注いできた両親ですが、祖父母の言葉でありのままの現実を受け入れることができ、心にゆとりを持ち始めました。そのことをとても嬉しく思った私ですが、私自身は人間関係に悩むようになっていました。地元にいる時は、自分の意図と関係なく作られる人間関係も、地元を離れると良くも悪くも関係づくりは「自由」です。仕事で出会った人、飲み会で出会った人、友人の紹介で出会った人——。自分のことを正直に話す必要もなければ、相手のことを深く知ることも「自由」。その場限りの人間関係に対して、兄の話をすることは基本的にはなく、「兄弟っているの?」と家族の話題になれば、笑顔で「ひとりっ子だよ〜」と言ったり、「兄がいるけど遠くに住んでいて、まったく会っていない」と言ったりして適当に流していました。小学生、中学生と幼いときの私は、兄に対して「自業自得だ」と酷く不満を感じていましたが、年齢を重ねるにつれて精神的にも少しずつ大人になり、兄のことを責める気持ちは消えていました。しかし、障害を持つ兄の話題をあえて膨らませる必要はないと思っています。それは今でも変わりません。これらの言動は、相手に対して変な心配をかけないための返答であり、“良い嘘” だと感じていただけると幸いです。心の壁が顕著に出るのは、恋愛だった兄の話を具体的に知っている人は、私の周りに今でも少ないです。本当に気心しれた数人のみ。……良くも悪くも、悩んでいたり落ち込んでいたりする姿を極力見せないようにしてきたおかげで、「いつも笑顔で元気な子」「悩みがなさそう」というイメージで生きてこれたと思っています。仕事の人間関係や女友だちの間柄では、そこまで深く悩むことがなかった私ですが、顕著に心の壁が出てしまう時がありました。それは、大学を卒業しても克服しきれなかった、恋愛——。飲み会やデートはたまにすることはあっても、生涯を一緒に歩むことができる男性をイメージすることは、20代後半になってもできませんでした。学生時代の彼以降、何人かとは恋愛関係にありましたが、今振り返っても “作り物の私”。仕事の合間に時々会って、デート。笑顔で写真を撮っては、「また会おうね」と元気にメッセージを送るだけ。彼から距離を詰められると、「最近は忙しいから」「今週は、予定があるから」など、会う頻度をわざと減らすこともありました。「なんか心音って、心を開いてくれないよね」数年一緒にいた彼からは、同棲の話が出たこともありますが「私は、まだ結婚は考えていない」「一緒に住むのは、まだいいや」「自分の時間を大切にしたい」と、言われたら相手が傷つくであろう言葉をわざと言っている自分に薄々気づきながら、素直に恋愛することを避けていました。「なんでそんなに強がるの?」「もう少し、心を開いてほしい」「悩みがあるなら言ってよ」と言われるほど、私の心は殻に閉じこもっていったのです。その時は、ただ強がることしかできなかったけれど、わざと突き放していた本当の理由は、すべてを知られるのが怖かったから。私が兄の立場だったら、家族にこんなふうに思われるのはとても苦痛です。そんな気持ちを抱いてしまうのはよくないことだと思うけれど、相手がどんな反応を見せるのか……。もしかしたら、嫌われるかもしれない。オブラートに包んではっきりとは言わなくても、距離を置かれるかもしれない。自分には、背負いきれないと思われるかもしれない——。誰からもそんなことを言われていないのに、なぜか私は勝手に不安を感じていました。加えて、悩みや弱い部分を知られたら、自分を保てなくなるのではないか? と崩れる精神状態を恐れて、ある一定の人間関係より深くなる瞬間を感じると、突き放す癖が治らなくなっていきました。結婚や子育てのイメージ世の中では、「婚活」がブームになりましたが、幼い頃から兄の世話で苦労していた両親を見ていた私は、「家庭=大変」というイメージがどうしても拭いきれませんでした。もちろん、最愛の人と結ばれて子どもができて、新しい家族とともに幸せな家庭を作ることは、素晴らしいと頭では理解しています。理屈では消化できていても、心がついていかなかったのです。ずっと、ずっと——。©gilaxia/Gettyimages©ljubaphoto/Gettyimages©fizkes/Gettyimages
2018年07月26日こんにちは、美佳です。女子の中には、彼から「バカ」などのきつい言葉を浴びせられる、男のいる飲み会に行くのを禁止されて常にGPSで監視されている、などなど彼の行き過ぎた言動に対し反発するのではなく「彼は私を愛しているから、私にちょっと厳しいんだ」と、正当化してしまっている人いません?けどそれ、ただのデートDVという可能性も無きにしも非ず・・・。彼の言動が愛情かデートDVか、今一度見直してみましょう。■■デートDVとは5つのタイプDVデートDVとは恋人間の間でおこる暴力のことで、単に殴る、叩くなどの「身体的暴力」だけでなく、「精神的暴力」「行動の制限」「経済的暴力」「性的暴力」の5つのタイプに分けられます。さっくり述べますと、◎「身体的暴力」殴る、蹴る、髪を引っ張る、物を投げる、殴るフリや刃物等で脅すなど、文字通り身体的な暴力。◎「精神的暴力」「バカ」「デブ」等の言葉の暴力。「女のくせに」などの性差別発言。大声で怒鳴る、無視する。「別れたら自殺してやる!」などの心が傷つく暴力のこと。◎「行動の制限」「他の男の連絡先は消せ」「他の男と口きくな」等の行動の制限。GPSで常に居場所を監視する。趣味をやめさせたり、友達との約束を却下するなど、無理やり自分の思い通りにコントロールする暴力。◎「経済的暴力」デート代を支払わせる。高価なプレゼントを要求する。「返すから」と言って返したこともないのにお金を借りる(お金を渡さないとキレる)などの金銭面で相手を苦しめる暴力。◎「性的暴力」体調が悪いからと断っても無理やりエッチさせられる。望まないプレイを強要される。避妊を求めても避妊に協力してくれない。恥ずかしい動画や写真を撮影しようとする。など、望まないエッチをさせられること。「あ、彼に当てはまる・・・・・・」と思った女子!それ、彼の単なる嫉妬とかわがままではなく、デート DVじゃないですか?■■嫌なことを「強要」されるならDVと捉えていいとはいえ、情があると単に彼の嫉妬なのかわがままなのか、それともデートDVなのかわからないこともありますよね?まぁ、嫌なことを強要してくるのならデートDVと捉えていいのではないでしょうか。あなたにきちんと拒否権を行使できるのであれば、嫉妬や愛情ゆえではあるけど、彼の理解が足りなかっただけの言動とも言えるかもしれませんが、普通に考えて、嫌がることを「強要」するって、愛情からくる行動ではないですから。また逆にあなたが彼にデートDVをしてないかも考えてください。彼のスマホ勝手にチェックして女子の連絡先消してません?彼のSNSを常に監視し、気に食わないことがあると激怒したりしてません?「誕生日はエル〇スのバッグじゃなきゃヤダ!」など、無理に高価なもの買わせようとしてません?彼からのデートDVもそうですが、自分も彼を苦しめていないかちょっと気をつけてみてください。■■おわりに「きっと彼は変わってくれるはず!」と、彼のDVに悩まされながらも彼に愛情を注ぎ続ける女子もいるでしょうが、筆者的には、変わってからまた付き合いましょうよ・・・・・・と言いたいところ。とはいえ、好きだとなかなか離れられないですよね。なので、周りの人または相談窓口などでアドバイスをもらうのもいいかもしれませんよ。(美佳/ライター)参考:『デート DV110番』高崎市市政情報DV(デートDV)ってなに?(ハウコレ編集部)
2018年07月05日「付き合ってから精神的にツラい」とか「度々、泣かされることがある」など、彼のいきすぎた言動に傷ついたことがある女子もいるはず。それ、もしかしたらデート DVの可能性が……。いわゆる暴力だけがDVではありません。「私のことを愛してるから厳しいんだ」なんて、彼の言動を正当化しないで。今回はデートDVの特徴をいくつかご紹介しましょう。■彼氏を怖いと思う時がある・傷つく何か気に食わなかったのか、急にあなたをにらみつけてくる。怒っているのか、わざと大きな物音を立てる。機嫌が悪いとひたすら無視する……などなど、彼のことを怖いと思う時があるのなら、それも一種のデートDVかもしれません。また、「バカじゃねーの?」「デブ」「ブス」のような傷つく言い方をしてくるのなら愛情の裏返し云々じゃなく、デートDVと言えるでしょう。男子の中にはジョークのつもりで「バカ」とか「デブ」と言う人もいますが、普通に考えて、冗談でもパートナーに言うべきではないですよね?素直に「傷つくから言わないで」と伝えて、彼が言わなくなるならいいけど、直らないなら離れたほうがいいでしょう。■勝手にスマホチェック&連絡先を消せあなたの許可を得ずにスマホをチェックして「男友達の連絡先を消せ」なんて命令する。交友関係を過剰に制限する。「俺からの電話にはすぐに出ること」と強要する。……という感じで命令、制限、強要をしてくるのなら愛情や単なる嫉妬ではなく、デートDVの可能性大。また、先に友達と遊ぶ予定が入っていて、彼の誘いを「今度にしよう」と断ったら不機嫌になる、友達との約束を却下するなど、あなたの予定を乱す、彼のその行動に愛情はありません。「何よりも俺を最優先しろ!」的な態度は彼の甘えやわがままではなくDVです。■したくないのに無理やりエッチする普段はOKでも、体調不良や生理でエッチしたくない時もありますよね?「今日はちょっと調子悪くて……。ごめんね」と彼の誘いをやんわり断っても、無理やりエッチしようとする彼は、あなたのことなんて微塵も愛していないでしょう。恋人の体調を心配するより、自分の性欲を優先させる彼と一緒にいたら心が荒みますよ?筆者も過去に、お付き合いしてた人に誘われ「今日は疲れたからごめん」と断ったのに、無理やりされたことがあります。その時は心底気分が悪くなり「この人は、自分の性欲を満たすことしか考えてないんだな……。一緒にいるのは時間のムダだ」と思って、翌日別れを告げました。同意のないエッチはレイプと変わりません。思いやりのカケラもない男子に、自分の貴重な時間や心を捧げる必要はないですよ。■お金を巻き上げる・自殺すると脅すあなたから平気で何度もお金を借りる。デートで毎回のように「あ、財布忘れちゃった」とか「おごってよ」と言うのもデートDVの一種でしょう。ムダに負担をかける彼と一緒にいたら、破産してしまうかも。なお、女子の中には彼の言動に我慢できず、ちゃんと(?)別れを考える女子もいるはず。でも、別れ話を切り出すたびに「別れたら自殺してやる!」などと脅してくる男子も一定数います。優しい女子は「私がフったら本当に死んじゃうのかな……」と、不安から別れられないでしょう。でも、自殺をほのめかす男はたいてい口先だけ。なので「自殺をはかろうとしてる人がいますって、警察に連絡するね」とだけ言って、さっさと去ったほうが安全です。■終わりに彼と一緒にいると、その言動が甘えやわがままなのか、それともデートDVなのか、わからなかったりしますよね。上記の通り、暴言、命令、制限、強要、脅し……を感じるのなら、デート DVと思っていいですよ。すっぱり別れるか、上手く別れられないのなら、周りにいる信頼できる人や、相談窓口などに相談しましょうね。
2018年06月28日精神的に被害を受けるモラハラと精神的DV。どちらも被害者の心を蝕ませる行為ですが、このふたつの細かな違いをご存知ですか?一見似ているふたつの精神的被害の違いや、モラハラ・精神的DVを行ってしまう人の特徴についてご紹介します。モラハラと精神的DVの違いとは?モラハラとはモラハラとは「モラル・ハラスメント」の略。その名のとおり「モラル(道徳)」を振りかざし、自分と世間一般の常識が正しく、相手が悪いといった考えかたから振るわれる精神的暴力がこれに当たります。世間一般の常識と比較しながら「こんなことも言われないとわからないのか」「だからおまえはダメなんだよ」といった発言をすることが多い傾向にあるようです。被害者が「悪いのは自分なんだ」「自分が間違っているんだ」という意識を刷り込まれ、被害者であることに気づきにくいのもモラハラの特徴です。精神的DVとは?DV(ドメスティック・バイオレンス)は、夫婦間や広義では近親者間の暴力全般のことを差しますが、そのなかでも精神的な被害を受けるものが精神的DVと呼ばれています。モラハラとの違いは、加害者が正しいと考えているのが単純に自分であること。 加害内容は言動だけに止まらず、夫婦の場合であれば「生活費を渡さない」「お金を勝手に使う」「家計管理を過度に束縛する」といった経済的なものも見られるようです。また、「交友関係を制限され、友人や実家家族に会いに行けない」「人前でバカにする」といった社会的なものも精神的DVのひとつです。モラハラからDVに発展するケースもモラハラの度合いが悪化し、DVに発展してしまうケースもあるようです。一般的なモラハラは外での態度には問題がないことが多く証明しづらいのも特徴ですが、暴力を振るわれた場合は、言い逃れのできない証拠になります。エスカレートしていく可能性も高いため、速やかに家を出る・警察に相談するといった対策をとりましょう。 どうしてモラハラ・精神的DVをしてしまうのかでは、なぜ加害者はモラハラ・精神的DVを行ってしまうのでしょうか。そうした行為を行ってしまう人の性格的な特徴と、それに至る原因を挙げてみます。モラハラ・精神的DVを行ってしまう人の特徴精神的DVは「自分が」、モラハラは「自分を含めた世間が」正しいとする思考によって行われます。原因となる性格には、極端なプライドの高さが挙げられるでしょう。男女を問わず、極端にプライドが高い人はささいなことで攻撃的になることが多いのではないでしょうか。また、異常に「自分だけが大好き」といった人や、自分の言動によって相手がどう感じるのかを想像できない、想像しようとしない人も多く見られるようです。モラハラ・精神的DVを行うに至る原因こうした性質・性格に至るには、生まれつきの気質以外にも原因があります。極端に過保護に育てられた結果、自己愛精神が肥大化してしまったケース。また、ネグレクトや虐待など、適切な愛情を親から受けられなかった場合も、極端な自己愛に陥ってしまう原因になる可能性が高いと言われています。本人には「自分が異常だ」という意識がないことがほとんどで、そのため改善は難しいとされています。周りの人間によって改善に向かう期待値が低く、適切な距離を取ったり、病院での治療を受けさせるといったことが必要になります。 まとめ離婚原因にもなりえるモラハラ・精神的DV。精神的被害は立証が難しいものではありますが、証拠を用意するなど手順を踏めば、慰謝料の請求も可能な被害です。精神的なダメージは回復までに長い時間を要するもの。今回ご紹介したような言動・行為がみられる場合は、「自分は被害者なんだ」という意識を持って対応を考えることをおすすめします。 参考:モラハラ夫・自己中夫の事例と見極め方心が傷つく言葉の暴力!モラハラと精神的dvの違いとは?dvとモラハラの違い
2018年06月22日