出産後、実家に里帰りしていた私。夫と娘と3人での生活が始まったのは出産後1カ月半が経ったころでした。やっと家族3人での生活が始まり、お父さんとして張り切る夫でしたが……。初めての3人生活がスタート娘を出産した時期がちょうど夫の仕事の繁忙期だったため、産後1カ月半は私の実家で過ごすことに。その間、夫は仕事が忙しく、4回ほど数時間だけ会いに来るのが精いっぱいでした。 仕事が一段落したタイミングで夫が2週間の育児休暇をもらえることになり、家族3人での生活がスタートしました。 娘のお世話に張り切る夫夫はおむつの替え方や入浴方法を事前に調べていて、「僕もしっかりお父さんになる」と張り切って育児に取り組んでくれていました。そんなある朝、私が寝坊をすると、「娘の保湿と着替えを終わらせたよ」とドヤ顔で報告してきた夫。 夫にお礼を伝え、娘を見ると……なんだか首元がきつそう。確認すると、娘の服が前後逆になっていました。柄と形でわかるでしょと思いながら、直そうとすると……。「えっ! こっちも!?」なんと服だけでなく、おむつ(パンツタイプ)も前後逆になっていたのです。 うんち漏れが続いて、パンツタイプを試し始めたところだったのでわかりにくかったのかなと思いましたが、夫いわく、服のデザインはよくわからなくて、おむつに前後の表記があることを知らなかったとのこと。始めはイラッとしましたが、夫はきっと焦りながらも一生懸命育児をしてくれているんだと思い、私はだんだん笑えてきたのでした。 これ以降も服やおむつが前後逆になっていたので、何度か指摘しましたが、度々繰り返す夫。しまいには自分のインナーシャツも前後逆に着ていました。私に余裕がないときはイラッとすることもありますが、一生懸命育児に関わろうとしてくれる夫の少し抜けている一面だと、笑って済ますようにしています。 監修/助産師 松田玲子イラスト/森田家著者:下川 美悠
2024年02月10日長男が、小学校4年くらいのころのことです。会社で同僚からお土産をいただいたので、息子に見せたのですが……。息子から異臭が……!?「これは、ちょっとずつしか食べたらいけないからね!約束して!」と伝えて、片づけました。次の日、会社から帰ると、なにやら、息子から、ぷーんと匂いが……。もしやと思い、昨日いただいたお土産の袋を見ると空の袋のみでした。頂いたお土産は、にんにくチップス。美味しすぎて、全部食べてしまっていました。胃から込み上げてくるニンニクの香りが、1週間ほど息子から放たれていました。 本人は全くニンニクの臭いがすることに気づかなかったようです。友だちに臭いのことで何か言われていないか、不安になるほどでした。これからは、臭いなど刺激の強いものは小分けにして隠しておこうと思いました。作画/いずのすずみ著者:あさふじこ
2024年02月09日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、育児中に使う便利グッズについて教えてくれました。育児がラクになるような便利なグッズが増えていますが、正しい使用方法で使わないと危険なことも……!? ぜひ参考にしてくださいね。育児中に使うさまざまなグッズは、とても便利なものがあります。しかし、使用方法によっては危険があり注意が必要です。今回は3つの育児グッズを例にお話しします。 前向き抱っこ紐赤ちゃんが前向きの抱っこができるタイプの抱っこ紐は、通常のママと対面している抱っこ紐に比べて、周りの様子がよく見えるので赤ちゃんの機嫌が良くなったり、動物園や水族館などで周りが見やすくお出かけで活躍します。 しかし、赤ちゃんにとっては、周りから入る刺激が多く、脳に入った情報量が処理できずに夕方のぐずりや夜泣きの原因になることもあります。 また、前向き抱っこは、赤ちゃんがしがみついたり、つかまるところがなく、踏ん張りがきかずに抱っこしている大人の動きで揺らされるので体勢によっては、赤ちゃんの身体の負担になることがあります。 前向きタイプの抱っこ紐を使用する際には以下のことに注意点しましょう。 ・長時間は避ける・赤ちゃんの様子に注意する・寝てしまったら通常の対面の抱っこに戻す・抱っこしている人の腰に負担がかかりやすいので、腰の悪い方や筋力の弱い女性などは避けた方が良い・メーカーが推奨している使用可能時期(月齢)をしっかりと守る 寝返り防止クッション、ベビーベッドの柵カバー寝返りをし始めたころは、うつ伏せ寝になってしまうことがあり、寝返り防止クッションを使用することがあります。寝返り防止クッションは、それを越えて寝返りをする場合があり、顔を塞いだ体勢になってしまうと自力で戻れなくなることがあります。寝返り防止クッションを使用する場合は、赤ちゃんから目を離さないようにすることを心がけましょう。 また、ベビーベッドの柵の間に手や足、頭が入り込まないように、柵に布製のカバーをすることがあります。ベビーベッドの柵カバーは、外側から赤ちゃんの様子を見ることができないので、顔を塞いでしまったときに気づかない危険性があります。 寝ているときは、赤ちゃんの周りに出来るだけものをおかないようにするのが基本です。硬めのマットにして、寝返りしてうつ伏せになっても口を塞がない工夫をしていきましょう。 ハイローチェアやバウンサーハイローチェアやバウンサーは、日中リビングで過ごすときに、目が届くところに寝かせておけたり、揺れることで機嫌が良くなる赤ちゃんも多く、活用しているママやパパも多いかと思います。 しかし、少しの間と思ってベルト固定をしていないと、寝返りができていない時期であっても、からだを元気に動かしていると反動で落ちてしまうことがあります。固定ベルトは必ず使用し、手が届くところにおいていけないときには高さを一番低くしておくと安全です。 まとめ育児グッズを使用する前には、使用上の注意について説明書をよく読んで正しく使用することが大切です。どのグッズもメリットやデメリットを理解して、上手に活用してくださいね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2024年02月09日私は2人目が生まれ、下の子が2歳になったころに仕事復帰をしました。子どもの発言に思わず赤面!2人を保育園へ送りバタバタと出勤。仕事を終え、子どもたちをお迎えに行って帰宅したあと、就寝前にやっと座れるという毎日を送っていました。休みの日は休みの日で、子どもとどこかへ出かけたりと自分の時間どころか休む時間もあまりありませんでした。 季節は冬になり、寒かったことと疲れもあり翌日休みだからとお風呂に入らない日がありました。次の日、買い物に行きましたが、抱っこしていた下の子が「ママなんか頭が臭い」と大きな声で言って、その場は笑ってごまかすしかありませんでした。周りに他のお客さんもいたので、とっても恥ずかしかったです。 毎日お風呂に入っていても忙しくてしっかり洗えていないことも一因だったのかなと思いました。疲れていても毎日ちゃんと入浴して、烏の行水にならないようにしないとと思い、それからはゆっくり湯船に浸かる習慣をつけるようにしました。 監修/助産師 松田玲子作画/いずのすずみ著者:坂本よしこ
2024年02月08日息子が転園したため、新しいママ友ができました。中でもAさんは人見知りの私に気さくに話しかけてくれたうえ、家が近いこともあり、徐々に仲良しに。しかし、話していくうちに驚きの事実が判明!私は次第にモヤモヤしていきました。新たなママ友との出会い年少の2学期に、保育園から認定こども園に転園した息子。新しい環境に馴染めるか、息子以上に緊張していた私ですが、そこでできた新しいママ友はみんなとても気さくでやさしい方ばかりでした。 特に最初に話しかけてくれたAさんは、家が近いため登園ルートがまったく同じ。家を出る時間もほとんど一緒だったので、自然と毎朝子どもたちを送りながら仕事やプライベートの話をするのが日課になっていました。 大量に飛び出すほかのママさん情報そんなある日、私が園の近くに新しくできるマンションを買おうとしている話に。地域情報に詳しいAさんに、小学校情報や学区のことなどを教えてもらったのですが……。 「〇〇さんはあそこの一軒家に住んでいるから子どもは××小学校」「〇〇さんはあそこのマンションの手付金を払ったものの、やっぱりやめて別の家を買うか悩んでいるらしい」などの情報や、さらには、「〇〇さんはコロナ禍で正社員ではなくなってしまいローン返済に困っている」など、次々に園児の家族情報が飛び出してきてびっくり。「これは聞いていいのか……?」と、プライベートな内容にこちらが慌ててしまいました。 私の情報もほかのママ友に筒抜けだった!そして案の定、次の日にお迎えが重なった他のママ友に「新しくできるマンション買うんだって?」と話しかけられた私。Aさんに相談したのは前日の朝だったのに、すでに周りのママ友にも伝わっていたのでした。 家を買うことは隠しているわけではないのでその場は笑ってやり過ごしましたが、ちょっとモヤモヤしたのも本音。悪気はないにせよ、なんでもかんでも勝手に話してしまうのは考えものだなと感じた出来事でした。 自分の口から伝えたかったことも先に言われてしまいしばらくモヤモヤしましたが、Aさん自身に悪気は一切ありません。教えてくれる情報に助かっていたのも事実なので、それからは広められたくないことは話さないことにしました。来年には新しいマンションに引っ越すので、今後は少し疎遠になるのが残念なようなほっとするような、複雑な気持ちです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/ねね著者:大瀬木あさみ
2024年02月08日現在2歳5カ月の次男は2歳を過ぎたころからイヤイヤ期が激しくなり、気持ちとは反対のことを言う「あまのじゃく」になってしまいました。本当は遊びたいのに「やりたくない」、本当は食べたいのに「食べたくない」。言葉通りに受け取ると泣いて怒り出す次男に手を焼く毎日だったのですが、私が対応をすると変化が見られるようになったのです。 あまのじゃくは構ってほしい次男のサイン次男のイヤイヤ期に疲れていた私は、あまのじゃくが始まると「じゃあ、もういいよ」と投げやりに対応してしまうことが増えていました。しかしあるとき、次男のあまのじゃくは次男が自分に構ってほしいと思っているときに出てくると気付いたのです。その証拠に、長男が幼稚園に行って家に次男がひとりのときにはあまりあまのじゃくになっていませんでした。 根気よく対応すると次男が素直に根気よく次男のあまのじゃくに付き合う覚悟をした私。次男が「ごはんを食べたくない!」と言うときには、「おいしいよ。本当は食べたいんじゃない? 好きなおかずひとつだけ食べてみる?」と返し、「お風呂入らない!」と言うときには「お風呂楽しいよ。少しだけでいいから入ろうよ」と返し、とにかく投げやりな返事にならないよう、笑顔で接するようにしました。すると、次男が素直に私の言う通りにしてくれることが増えたのです。聞いてくれないときもありますが、そういうときは少し時間を置き、急かしたり強引にならないようにするとうまくいくことが多いです。今でも次男のイヤイヤ期は続いていますが、あまのじゃくになる回数が減りました。 私の投げやりにならない前向きな声掛けに、次男も素直になってくれているのかもしれません。長男のイヤイヤ期を経験している私は、次男に対し「イヤイヤ期はこんなもの」と軽く考えていましたが、今回のことを通して、きちんと次男に寄り添った対応をしてあげることが大切だと反省しました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/星田つまみ著者:香川えりか
2024年02月08日保育士の中田馨さんが、保護者と園の先生とのコミュニケーションについて教えてくれました。良かれと思ってやっていたパパやママの行動が、実は先生たちを困らせてしまっていることも……!? 「こんなことに注意しほしい!」というポイントについてもお話ししてくれているのでぜひ確認してみてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。保育園や幼稚園に子どもを通わせている保護者のみなさんにとって、先生とコミュニケーションをとることも子どもの日常を知る上で大切ですよね。4月から新学期が始まると、新たに関わる先生もいることでしょう。そこで今回は、先生と保護者のコミュニケーションのお話をしたいと思います。 「伝え忘れてた……」はNG! 大切なことは必ず伝えて!保育所を運営していく中で大切なことがいくつかあります。例えば、「時間」。送り迎えの時間は、入園時に契約した時間を守ること。もし、早くなる、遅くなるようなことがあれば、事前に伝えることはやはり大切なこと。時間によっては、保育体制が整っていない場合もありますし、連絡がなく遅いと「何かあったのではないか?」と心配してしまいます。 また、子どもの体調面で気になることがあれば、必ず教えてください。例えば、いつもより機嫌が悪い、食欲がない、何度も起きてあまり寝ていない、昨日下痢があった、熱がある、咳や鼻水がある……などです。ちょっとしたことでも保育士に伝えてもらえると、その日の子どもの活動予定を変えることができます。本来は外遊びをめいっぱいする日だったとしても、「今日は、お部屋でゆっくりしようか」とその子のペースに合わせることができます。 保育所をスムーズに運営するためのこと、子どもの身体を守るための大切なことは、必ず伝えてください。 子どもは意外と見ています! お互いを尊重する言葉遣いは大切どれだけ年下の保護者だったとしても、どれだけ年下の保育士だったとしても、どれだけ保育者と保護者が仲良くなったとしても、相手を尊重して話をすることが大切だと私は思っています。「尊重するのですから、お互いに敬語を使いましょう!」とまではもちろん言いませんが、丁寧な言葉遣いは心がけたいものです。 そして、普段あまり意識をしていないところかもしれませんが、保育士と保護者が話している様子を、子どもたちは見ています。ほんとに、じーっと見て聞いていますよ。現に、2歳を過ぎ言葉の発達がたけてくると、私たちが普段会話で使っている言葉を取り入れることが増えてくるものです。私たち大人の会話が、子どもたちへの良き見本になるといいですね。 保育士も保護者も、同じ目的があります。それは「子どもを健やかに育てること」です。これに向かって、お互いが協力しながらコミュニケーションを取れるといいですね! 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年02月08日私の初めての妊娠判明とほぼ同時に、夫の仕事の都合で転居が決まりました。季節は冬で転居先は豪雪地帯。夫と私は話し合い、私と子どもは雪が溶けてから移動することにしました。そして夫だけが先に転居し、私と子どもは実家で過ごすことに。いざ一緒に暮らし始めると、夫とうまくいかないことが出てきて……。はじめから家族一緒に生活していればと後悔しています。家族より仕事優先な夫夫は結婚前から早出、残業が当たり前。業務を完遂することが最重要事項という働き方で、それは私が妊娠しても変わりませんでした。転居後も夫の仕事に対するスタンスは変わりません。 子どもが生まれたからには、なるべく家にいて私のサポートや子どもの世話をしてもらいたいという私の思いはなかなか理解してもらえませんでした。結果として家事も育児も私が負うところが多く、夫に対する不満がつのりました。 夜更かして朝、起きられない夫は仕事で遅くなると就寝時間を遅らせて、ゲームをしたりテレビを観たり、晩酌をしたりしていました。そうすると起床時間が遅くなります。必然的に朝の家事と子どもの面倒を私がひとりでみることに。 当時はまだ私は仕事をしておらず、「とりあえず夫を送り出せばいい」とがむしゃらになっていました。しかし夫がきちんと朝起きて、私が家事をしている間に子どもをみていてくれたらいいのにと不満を抱えていました。 休日もないがしろにされて夫は週末の休暇はきちんと取れていました。しかし自分の用事や友人との付き合いといって家をあけることが度々。家にいるときに子どもの面倒を頼むと「今やることがある」、一緒に散歩に行こうと誘えば「俺は行かない」と、私や子どものことは頭にないような対応。 環境が変わり、夫は慣れない仕事にストレスも多かったと思います。けれど私は夫に休みの日くらい子どもと関わったり、私のサポートをしたりしてほしいと考えていたので夫の行動は不愉快なものでした。 2人で話し合うことに同居して2カ月もすると私は夫の態度に耐えられなくなり、2人で話し合う機会を持つことに。私ひとりで子育てと家事のすべてはできないこと、夫が家にいてくれると心強く感じること、子どもと関わる時間を増やして仲良くなってほしいことを夫に伝えました。 夫は新しい職場で立場を確立し、安定した収入を確保することが責務であり、家族のためになると考えていた様子。お互いに家族を大切にしたいという考えは共通していたので、これからも話し合いながら一緒にやっていこうということに落ち着きました。 それ以降は夫も少しずつ態度を変えてくれ、今では私にとって頼もしい夫であり、子どもも大好きなお父さんです。ただ、はじめから一緒に転居、子育ての新生活をしていたらお互いに不満を抱える期間が短くて済んだのではないかと後悔しています。これからはその結果どうなるかまでイメージしてジャッジをしたいと思っています。 監修/助産師 松田玲子著者:小原水月1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。
2024年02月06日2/3の「節分の日」は、皆さんどのように過ごしましたか? 大人が鬼に扮して子どもたちの前に登場し、子どもたちは豆まきで鬼退治に奮闘!というイベントを楽しんだ方も多いのではないでしょうか。今回は、節分の日にちなんだ動画をご紹介します!YouTube「ひろぴーファミリーのお庭」は、パパとママ、そして3姉妹の5人家族の日常をご覧いただけるチャンネルです。思わず笑顔になってしまうようなかわいらしい3姉妹の動画が人気ですよ。鬼の格好に着替えてうれしそうな3姉妹♪ しかし、この後お家に鬼がやってきて……!? 3人の反応はいかに!?この日は節分の日! パパから「今日は節分の日だよ。いい子にしていないと鬼がくるよ〜」「もしも鬼が来たら、豆をまくよ!」と教えてもらうひなちゃん。 そして、パパと一緒に豆まきの準備をします。 豆まきの練習もばっちり♪ 豆の準備もして、まずは鬼がもしも来た時の練習です。 「鬼はー……おそと!」大きな声で叫びながら豆をまいてみます。 どうしても「鬼はーそと!」ではなく、「鬼はーおそと!」になってしまうひなちゃん。可愛いですね。パパもママも思わずほっこり。 ※動画内では、小袋に入った状態の豆で豆まきをしています。乳幼児がいる家庭では、豆は小さく、乳幼児が口に入れてしまう危険性もあるため、小袋に入った状態で豆まきを楽しみましょう。 本当に鬼がお家にやってきた!? 「鬼が来るかも……!?」とパパがお話していたけれど…… 「ピンポーン!」 どうやら、本当に鬼がやってきた様子。 ひなちゃんとひまちゃんはちょっと怖がっているようです。ひよちゃんはまだ鬼の存在をあまり認識していないので、マイペース。 鬼の登場! 3人の様子は…… 3人のもとに鬼がやってきました! 鬼に怯える3人……。 ひまちゃんは鬼が怖くて怖くて……逃げ出してしまいました。 みんなのために鬼退治するお姉ちゃん! お姉ちゃんのひなちゃんは、怖い気持ちを我慢しながら一生懸命鬼退治をスタート! 大きな声で「鬼はーおそと!!!!」と言いながら、豆まきで鬼退治です! ひなちゃんが頑張って鬼退治をしてくれたおかげで、鬼さんもノックアウト! 鬼退治は無事成功です!! 鬼が登場してからの様子は動画でもぜひご覧くださいね。3姉妹それぞれ反応が異なり、思わず応援したくもなりますよ。お姉ちゃんの「みんなを守りたい!」という気持ちも伝わってきます。 鬼さんが復活!?鬼退治は成功したものの……鬼さんが復活!? さっきよりも、「鬼さん怖くはないのかも……」と感じとった3姉妹。 まだまだ近づくのは怖いけど……鬼さんと少しお話してみることに。 鬼:「いい子にしてた??」 ひなちゃん「いい子にしてました!」 ひまちゃんもお菓子ばかり食べてないアピール! すると…… 鬼さんとハグして無事仲直り!? 子どもたちから「いい子にできる!」という言葉を聞いた鬼さん。 怒る様子はありません! その様子を見て、ホッとした3姉妹。少し落ち着いてきました。 初めはあんなに怖がっていた鬼さんとも、ゆびきりげんまんやハグをして、無事に鬼さんと和解です。 鬼と戦っていたパパは……鬼さんはパパにも会ってくると言い残し、他のお部屋へ……。 「パパは大丈夫かな?」と心配している子どもたち。 急いでパパの様子を見にいきました。 すると…… 鬼と戦ったパパに遭遇。 パパも鬼退治お疲れ様でした! 優しい子どもたちはパパのことをとっても心配してくれています。 そして、鬼に会ったこと、一生懸命戦ったことをパパに興奮気味に報告します! パパやママもひなちゃんの頑張りや、ひまちゃんやひよちゃんの怖がっている姿をみて心配していましたが、鬼さんと色々なお約束もできたようです。 節分の日に貴重な体験ができましたね。鬼さんとも少し仲良くなれたようで、よかったね! 近年では「しつけアプリ」や「鬼の電話」が話題になっています。 保育士の中田先生曰く、頻繁に頼りすぎるのは子どもが怯えすぎてしまうためあまりよくありません。年に一度の節分の日にのみ使用するなど、「ここぞ!」という時に上手に活用するようにしましょう。 画像提供・協力:ひろぴーファミリーのお庭
2024年02月05日長男が1歳3カ月のころ、わが家は私の実家から電車で3時間ほどの場所に住んでいました。あるとき、私と長男の2人で電車に乗って帰省しなければならない用事ができました。長時間電車に乗るにあたって、私は長男が騒がないように配慮をしたつもりだったのですが、乗車中に長男は騒ぎだしたのです。そのとき、あるサラリーマンから言われたひと言でとても悲しい思いをした出来事です。電車で実家へ帰省わが家は車を所有していなかったので、実家へ帰省するには3時間かけて在来線と特急電車を乗り継がなければなりませんでした。長男と私は20分ぐらいの短い時間であれば普段から電車に乗っていました。 しかし、3時間という長時間、電車に乗った経験はありません。まだ言葉を話せず、そこら中歩き回り、じっとしていることができない宇宙人のような長男を連れて私ひとりで電車に乗ることができるのか、不安がつのりました。 電車に長時間乗るための対策長男が電車内で騒がないように、退屈させないための対策を考えました。まずは音の出ないおもちゃや本を持っていくこと。その中でも友人がすすめてくれたのがシールブックです。できるだけ時間を稼ぐためにシールブックは新しく購入して、電車に乗ったときに初めて見せたほうが良いと教えてもらいました。 あとはお菓子を与えることと、昼寝で過ごすことです。長男は電車が好きで、短い乗車であれば外の景色を見たり踏み切りを見たりして過ごせていたので、私はこれだけ準備をすれば乗り切れるはずだと思いました。 時間が経つにつれてグズりだす長男帰省当日、まずは通勤電車に1時間乗りました。早朝のため電車は満員でしたが、長男は抱っこひもの中で大人しくしてくれました。朝早かったためか抱っこひもの中で寝てしまったようです。 次は特急電車に乗り、私は長男を飽きさせないように持参したおもちゃや本などで遊んで相手をしました。しかし、1時間ほど過ぎると長男がグズりだしたのです。私は抱っこをしてデッキに出たり別の車両に移動したりして、なんとか長男の気を紛らわそうとしました。 サラリーマンが私に放ったひと言さらに時間が経つと、長男はいよいよ泣いて騒ぎ出す事態に。何をしても泣き止む様子はなく、私はとても焦りました。そのころ電車は実家のある県に入っていたので、私は停車駅で降りてしまおうかとも思いましたが、車で1時間かかる場所だったので降りるのをためらいました。 そしてある駅に着いたとき、サラリーマンの男性が降り際に私に向かって「迷惑だよ」と言い放ち、そのまま降りて行ったのです。私は謝ることも何か言うこともできず、長男を抱っこしたままただ呆然と立ち尽くすしかありませんでした。 他人から面と向かって「迷惑」と言われたことは本当にショックで、私はしばらく立ち直れませんでした。この経験から、長時間の電車移動は長男にはまだ無理だと思い、長距離の移動にはレンタカーを使い、電車の利用を避けるようにしました。もし自分と同じような立場の人を見かけたら、その人の助けになるような声かけをしたいと思っています。 著者:小林 睦9歳と6歳の息子、4歳の娘の母。わんぱくな3兄妹の育児体験を元に記事を執筆中。
2024年02月02日3歳と1歳の息子を育てている私。長男はイヤイヤ期の最盛期で自分の思うようにならないとかんしゃくを起こし、手に負えないことも多々あります。子どもの泣き声が耐えられない夫は、そんな長男を毎日叱ってばかり。ある日、幼稚園の親子参観日があり、夫が参加することになりました。すると、親子参観から帰宅した夫はまるで別人のように変化していたのです!長男を叱ってばかりの夫3歳の長男は、最近1歳の弟にいたずらをしては弟を泣かし、私たちが注意しても言うことを聞かないことが多くなっていました。甥の幼いときを見ていた私は「3歳はこんなものだろう。成長とともに落ち着くはず」と見守っています。 しかし、夫は言うことを全然聞かずにかんしゃくを起こす長男が理解できず、「長男は怠慢だ。なんでこんな性格になった? もう疲れる」と長男に大声で叱ることは日常茶飯事。私が夫に説明しても納得できないようで、私も困っていました。 親子参観から帰宅した夫そんなとき、幼稚園から課外授業の親子参観のお知らせが届きました。私は、1歳の次男を連れて課外授業は難しいと夫に相談したところ、夫が「僕が行きたい!」と言うので夫に参加してもらうことにしたのです。 しかし、喜んで親子参観に出かけたはずの夫は、すごい真剣な表情で帰宅。私は長男に何かあったのかと心配になり、長男に確認しましたがいつもと同じ様子です。「何かあったの?」と恐る恐る夫に質問しました。 学びの親子参観夫は「他の子は大人しく話を聞いていたのに、〇〇(うちの子)は全然話を聞かずに動いてばかりだった」と。私が「長男は幼稚園に通い始めて日も浅いからしょうがないよ」と伝えると、夫は「話を聞かない長男を抱きしめて説明をする先生の接し方を見て、自分の対応が良くないと気づいたんだ」と言うのです。 どうやら、夫はプロの接し方を目の当たりにして、わが身を振り返り学んで帰ってきた様子。私は「夫に幼稚園の行事に参加してもらうことは、育児をするうえで大切なこと」だと思いました。 イヤイヤ期の長男を叱ってばかりいた夫。幼稚園の親子参観で、遠くから長男の様子や先生の対応を見て、たくさんのことを学び、寛大になって帰ってきたように私は感じました。今では、長男がかんしゃくを起こしても見守ろうとしてくれています。夫にとっても初めての子育て。悩みながらも学んでいることを知り、私も一緒に学んでいこうと思った出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:岩見 エリ2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。
2024年02月02日長男が2歳のとき長女を妊娠、そのくらいから長男はイヤイヤ期に突入し、なぜかお風呂に入るのが嫌いな時期がありました。そのとき夫は不規則な勤務シフトだったため、私のワンオペ育児。お風呂で長男を洗い始めると大きな声で泣くので、近所に聞こえているだろうなと思いながらも長男に泣き止むように話しかけました。ようやくお風呂から上がり泣き止んで寝付くまで、毎日疲れ果ててしまっていたときのことをお話しします。 ワンオペ育児に奮闘する毎日長男が2歳のころのお話です。わが家は夫のシフトが不定休で勤務時間も不規則だったため、ほぼワンオペ育児をしていました。私もフルで正社員として働いていたので、長男を保育園に迎えに行って寝かせるまではバタバタです。 家に着くと「おなかすいた!」とぐずり始めるので、晩ごはんを作りながらも先に長男におにぎりを食べさせつつ、できあがっていくおかずを順番に食べさせていました。ごはんが終わると、すぐお風呂です。その時間が私にとっては一番エネルギーのいる時間でした。 お風呂で大声で泣く長男イヤイヤ期に突入した長男は、お風呂が嫌いなのか大声で泣き嫌がりました。狭いアパートで、泣き声は外に聞こえます。お風呂が楽しくなるようにお風呂で遊べるおもちゃを用意したり、絵を貼ってみたりしましたが、ただただ大泣き。ご近所へ迷惑にならないか心配になり、早く泣き止ませようとすればするほど私もイライラしてしまっていました。 「そこまで泣かなくても……」と思えるほど泣き、お風呂から上がるとケロッとする長男。そんな状況で私もゆっくりお風呂に入れるわけもなく、さっと洗う程度で疲れもとれず、長男が寝付くときに一緒になって寝落ちしてしまっていました。 長女の出産を機に長女の出産のために実家に帰ると、母や実家に同居していた兄が長男をお風呂に入れてくれるようになり、長男はお風呂で泣かなくなりました。 私ひとりで抱え込んでいたあの大泣きは何だったのかと思いましたが、長女が生まれたことでお兄ちゃんの自覚もめばえ、大声で泣くこともなくなった長男。そして、長男のイヤイヤ期は3歳でおむつからお兄ちゃんパンツに変わるとともに落ち着いてきました。 長男に泣かれると私もイライラして大きな声で怒ってしまい、長男が眠ったあとに疲労と罪悪感しかありませんでした。長女の出産を機に環境を変えることができ、長男も落ち着いてくれ、家族の協力があって本当によかったです。家に戻ってからは、またバタバタの毎日ではありますが、お兄ちゃんになった長男が頼もしく見えるようになりました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/ちひろ著者:松田みさと
2024年02月01日実家に行き、子どもたちと久しぶりに夕飯を食べた日のことです。 なんか臭くない!?玄関に家に入ると少し匂いがしていましたが、気にはしていませんでした。オードブルやお酒などを楽しんでいると、頭の上で何やらブーンという音が。みんな酔っぱらっていたので、確認できず、そのまま宴会をしていました。しかし、だんだん音が大きくなり、何かが回転しながら下に。 よく見たら、かめ虫で大騒ぎ。下に落ちてくいるのを待って、ガムテープで捕獲しました。少し失敗し、匂いが部屋の中に充満しましたが、何事もなくそのまま宴会が進行しました。 子どもたちは、かめ虫を見たことがないので、怖いやら、見たいやらで興味深々でした。辞典しかで見たことない虫を観察できることは、田舎でしか味わえません。なぜ、あんなに臭いのかという理由も説明し、夏休みの自由研究の題材の候補にあげました。(女性/専業主婦) 作画/市田スナオ
2024年01月30日双子のりん君とこた君。この日は離乳食を食べていますが…お兄ちゃんのりん君はなぜだかご機嫌斜め。泣いているりん君の姿と、そんなりん君の様子を伺う弟のこた君の表情に注目ですよ。 離乳食を食べようとしたら… この日はなんだかご機嫌斜めの様子のりん君。すぐに涙が出てきてしまうようで、離乳食どころではありません…(涙) ママもりん君にお水を飲ませてみたりと色々と試してみますが、ご機嫌が直る様子はありません。そんなりん君の様子をこた君もじーっと眺めています。 どうして泣いているのかな? この日はなぜだか、なかなかご機嫌が戻らないりん君。ママも「どうして泣いているのかなぁ」と困惑中。 正反対の表情の2人 大泣きのりん君の横では、こた君が離乳食をモグモグ(笑) 一緒に食べようよ? 「ねえ、りん君も一緒に離乳食を食べようよ?」とお兄ちゃんの様子も気にしながら、ご飯を食べるこた君。 一方、りん君はまだご飯どころではないよう。 「ご飯おいしいよ?」と、こた君とママ。 僕もごはん食べようかな?すると… しばらくして、少しずつ気持ちが落ち着いてきた様子のりん君。 「おなか、すいてきたかもしれない…」とママにも訴え始めました! 今度こそご飯食べられるかな!? ママもりん君の気持ちの変化を読み取り、離乳食を与えてみます♪今度は涙を見せることなく、離乳食を食べ始めることができそうでうね! 泣かずに順調に離乳食を食べるりん君。おかわりもできそうです! こた君も一安心♪ 隣で心配そうに見ていたこた君。「もうだいじょうぶ??」とりん君の様子をうかがいます。 りん君も一緒にご飯を食べることができて、こた君も一安心ですね♪ 泣いていた理由も判明!? この日、なぜだか涙を流してしまうことの多かったりん君。どうやら、ママが「ごめんね」と話しかけていた時の表情が悲しそうで、りん君もなんだか悲しくなってしまっていたようです。 悲しい表情を見て、自分まで悲しくなってしまったんですね。ママを心配して涙を流していたりん君、りん君のことが心配で何度も様子をうかがっていたこた君。2人の優しい気持ちが動画を通しても伝わってきますね。 動画でも、「2人とも優しい」「可愛い」のコメントがたくさん寄せられていましたよ。2人の微笑ましい様子はぜひ、動画でもご覧くださいね。泣き顔のりん君と、様子をうかがうこた君の表情に思わずキュンとしてしまいますよ♪ YouTube「りとるTWINもんすたーず」(@LittleTwinMonsters)では、他にも癒される動画がたくさん配信されていますよ。双子育児についての配信はもちろん、お姉ちゃんやパパママとのかわいいらしい関わりの姿をたくさんご覧いただけます。また、グッズの販売やインスタグラムの更新なども行なっています。そちらもぜひチェックしてみてくださいね。 画像提供・協力/りとるTWINもんすたーず
2024年01月30日娘が1歳半くらいのころ、バスで移動していた時の話です。私が静止しても娘の動きたい欲が強く、信号待ちで停車するわずかな時間もじっとできず手を焼いていたら、隣に座っていた高齢の女性が声をかけきたのです―。 グズグズの娘に焦る私座るように注意してもすぐに立ち上がりグズグズする娘。エスカレートしていくグズグズに疲弊し、周りに迷惑もかけてしまうことから、途中で降りることも頭によぎっていました。すると……。 お隣に座った高齢の女性から「かわいい時期ね」と話しかけられたのです。「騒がしくてすみません」とお礼を言いつつ謝ったところ、「もし良かったら」とバッグについてたキューピーちゃんのキーホルダーを渡してくれました……。 申し訳なくてすぐに返そうと思っていたのですが、「良かったらもらって」と言ってくださったので、娘に渡してみるとキューピーちゃんに興味津々!娘はようやく私の膝の上に座ってくれました。その後バスに乗っている15分の間、おとなしくしてくれて、とても助かり、私はお隣の女性に感謝の気持ちでいっぱいに。 今後、女性を見習って、子どもの対応に困っているママたちを見かけたら私も声をかけたり助け船を出したりと、行動できるようになりたいなと思った出来事でした。 イラスト/ふくふく著者:阿部陽菜
2024年01月28日「絵はお絵描き帳に描こうね〜!」そうはいっても、壁や床も子どもにとってはお絵描き帳。まさか! と思うような場所にイタズラ書きをされた経験を持つ人も少なくないでしょう。今回、とある企業の公式Xで紹介されたイタズラ書きはーー。家電でおなじみのSHARP 公式Xは、自社製品に描かれたイタズラ書きを見て、このような投稿をしていました。 完全同意!!今回、子どもの“落書き帳”と化したのは、テレビのリモコンでした。日々使うリモコンですが、たくさんのボタンがあるこの形状は、イタズラ書きを消そうとするにはあまりに複雑な形をしています。 もしこんなイタズラをされたら、落胆して子どもを叱ってしまいそうになりますが、SHARPの社員さんすら認めるカラーチェンジと思うと、肩の力が抜け、怒りも笑いに変えられるのではないでしょうか。 投稿には「カラフルなリモコンがあっても良いですよね」「次の新製品の色決まりましたね!」「家電の運送屋さんも色つきがいいと思う!」と、後押しするコメントがたくさん寄せられていました。 同じようなイタズラをされたとき、このエピソードを思い出すと気持ちが軽くなるかもしれませんね。 そしてここからは、怒りや落胆を解放したあとの話。保護者はイタズラ書きをした子どもにどのような声かけをすれば良いでしょうか? 育児の専門家である大阪教育大学教育学部教授・小崎恭弘先生に、アドバイスをいただきました。イタズラをしてしまった子どもへ…小崎先生「親はさまざまな防衛策を張り巡らせますが、それでも子どもたちはその隙間を縫ってくるもの。イタズラが大好きなんです、子どもという生き物は。自分の関心や興味があると、それを抑えることができず、衝動性が強いのです。 その気持ちに悪意はなく、自分がやりたいことはどんなことがあってもやり遂げます。もちろんそれによってそんな影響があるか、誰が困るかなどは、まったく考えません。自己中心的で見通しがないと言えますね。これらすべてが、子どもの大きな特性です。そして、子どものとても素晴らしいところだと考えます。周りの大人や親からすると困ることが多いですが、叱ったり咎めたりする必要はないと思います。 もちろん、イタズラによって困ることになったり周りの人に迷惑をかけたりすることもあります。そういうときには、やめさせる場合もあるでしょう。だからといって、子どもの人格を否定したり、過度に怖がらせたりするほど強く叱る必要はありません。行為は叱っても、やさしく接してください。そして、少しの余裕があれば、その子どものやろうとしていたことを可能な範囲で一緒にやってみてはいかがでしょう。一緒にイタズラ書きをするなんて、とても楽しいことですよね。子どもにとっても、大好きなママ・パパが一緒に遊んでくれるなんて最高です。ただし、最後はきちんとイタズラ書きを消しておいてくださいね!」子どもにとってイタズラとは?小崎先生「イタズラを漢字で書くと『悪戯』です。簡単に言うと『いけない遊び』です。この『悪・いけない』という感覚ですが、これはあくまで大人や社会から見た価値観の表れです。子ども、特に乳幼児からすれば、その善悪の判断や価値観が備わっていないのです。 大人としてはとても困る『イタズラ書き』ですが、子どもからすれば、自分の思いを満たすための活動や、楽しそうという衝動に駆られた行為です。止められるわけがありません。 子どもは、自分の想いや感覚に従って生きていく生き物ですから、諦めるのも一案です」イタズラを防止するには…小崎先生「そうは言っても、どうしても防がなければならないときもあるでしょう。 まず、子どもにそれらの判断や行為の良し悪しを任せたり、責任を負わせたりしてはいけません。最初から『ヤツらは何かする! しでかす!』と思い、大人がイタズラできないようにしてしまう、あるいは何かされても致命傷にならないように、環境を整えたり配慮したりすることが大切です。ラクガキであれば、まずはペンは子どもの手の届くところに置かないようにします。どうしても置かなくてはいけない場合は、油性ペンではなく、水性ペンにするなどの防衛策を取りましょう。 子どもを信用しても、信頼してはいけないと考えます」 監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授、大阪教育大学附属天王寺小学校校長 小崎恭弘
2024年01月27日ある日の在宅勤務中、私はスマホを子どもに渡してゲームをさせていました。するといつの間にか動画を視聴しており、勝手に操作できてすごいなぁと感心していましたが……。 驚愕のメールが届き!?その数日後メールで、息子が大量の映画を購入していたことが判明! 久しぶりに開いたメールボックスには「ご購入ありがとうございます」の文字がずらり。それを見たときに青ざめましたが、どうやら視聴をしてなければキャンセルができるようだったので急いで解約して事なきを得ました。 その後、購入時にはパスワードを入力をする設定にしたのと、勝手に画面をもどないように触れる範囲を指定する設定をしました。スマホは便利ですが子どもはすぐ学び、お金がかかるとわからずに購入してしまうのでちゃんと伝えていかなくてはと反省しました。 作画/マキノ 著者:佐久間麻衣2021年生まれの1児の母。現在は在宅事務で働いている。
2024年01月26日幼稚園に通う4歳の長女と2歳の男女の双子を育てています。ショッピングモールに行ったとき、動き回る長男が迷子にならないように夫婦で目を見張らせていました。それにも関わらず、私たちは長男を見失ってしまったのです……。 ショッピングモールでの混乱2歳になった双子は、ベビーカーには乗らずにどこへ行くにも歩きたいと言うようになりました。ある日ショッピングモールに家族で行ったとき、双子が迷子にならないよう、私と夫は双子を目で追いかけるようにしていました。 その日も、長男は自分の行きたいところに一直線。次女はイヤイヤ期真っ最中で、気に入らないことがあると道の真ん中に座り込み、靴を脱ぎ、靴を投げるという状況。長女は自分の行きたいところに行けなくて、泣いて怒り出す。もう、帰りたい気持ちで私も泣きそうでした。 長男がいない!道の真ん中にいる次女を端に避けて、怒っている長女を夫となだめ、周りの目も気になるし、自分もいっぱいいっぱいでした。そして次女の機嫌をとり、買い物を続行しようとしたときでした。 長男がいない……! 夫は怒った長女を抱っこしているし、私の前には機嫌を直して靴を履こうとしている次女しかいない。一瞬で頭が真っ白に。あわてて夫に「長男がいない!」と言うと、衝撃のひと言が……。 「ママ、長男くん抱っこしてるよ……」 びっくりしてよく見ると、私の腕には長男が。夫からはすごく笑われましたが、あの状況で長男を抱っこしていた私って偉い!と感じた出来事でした。 イヤイヤ期の次女に怒り出す長女の対応で自分にも余裕がなくなり、疲れ切った故の結末でした。全員の対応をしながら、すぐどこかへ行く長男を抱っこしておくというスーパープレイをした私ですが、さすがにこれではダメだと感じ、あれからわが家ではハーネスリュックを双子に購入。人混みの度合いや場所など、うまくハーネスリュックを使って家族でお出かけを楽しみたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/海乃けだま監修/助産師 松田玲子著者:やまぐち さき
2024年01月26日ママ特化型バラエティ『夫が寝たあとに』に、1児の新米ママ・時東ぁみさんが出演。MCで3児のママでもある藤本美貴さんと横澤夏子さんに、ママになって初めて感じた悩みを相談しました。時東ぁみさんは、子どもが生まれると生活スタイルは自ずと変化するはずなのに、パパだけは子どもが生まれる前とスケジュールの組み方が変わらない、という悩みを持っていました。その悩みに対し、藤本さん・横澤さんはーー。 パパだけ自由に出かけてしまう時東ぁみさんが出演したのは、2024年1月24日深夜に放送された、テレビ朝日系バラエティー番組『夫が寝たあとに』。ゲストが抱えるママならではの悩みに、MCの2人が本音で答えるという番組です。 「パパだけ、子どもが生まれる前とスケジュールの組み方が変わりません。これってウチだけですか?」 時東さんの悩みに、横澤さんは大きく同意します。この問題が顕著に現れるのが美容院なのだそう。夫は自分のスケジュールだけを確認した上で美容院の予約をとることに対し、時東さんは夫婦で話し合って“行かせてもらう”のだそう。 同じ親なのにおかしいと感じる時東さんは「2人の子どもなのだから2人で予定を合わせて決めたい」と本音を話します。 この問題に対し、横澤さんの家族には『土日の夕方は美容院禁止』というルールがあるのだそう。食事の支度やお風呂などの家事が立て込み、疲れた子どもがグズグズし始める夕方は大変なので、このルールができたようです。横澤さんは「家にいてほしい日時を夫に伝える」というアドバイスをしていました。「家族の時間がなくなる」という葛藤しかし悩みはこれだけではありません。仮に夫婦で話し合い、それぞれ出かける予定を立てたとしても、それによって「家族の時間がなくなる」という葛藤があります。 たしかに、たとえ事前に互いの許可を取ったとしても、個々が予定を入れれば入れるだけ、家族で過ごす時間は減ってしまいます。 この葛藤に藤本さんは「家族の新鮮さを保つための時間と思えばいい」とアドバイス。個々の時間を持つことで、より家族で過ごす時間の密度を上げることができる、という考え方です。 その話を聞いていた横澤さんは「2歳の時期は今しかないと思ったら、できるだけ一緒に過ごしてほしいと思ってしまう」とコメントし、時東さんも同意します。 それに対して藤本さんは「何歳のときでも『今しかない』というのは同じ」と、2人の背中を押したのでした。家族円満の秘訣パパの予定は事後報告、ママの予定は事前伺い……この差は何!? とモヤモヤするママは少なくありません。両親のどちらかがひとりで出かけるということは、もう片方に子どものお世話をお願いするということ。 その事実をしっかり理解して夫婦で話し合い、家族の時間やひとりの時間を作っていきたいですね。 見逃し無料配信動画サービスのTverでは、2024年2月1日(木) 2時47分まで1月24日放送回の『夫が寝たあとに』を見ることができます。また、1月31日(水)深夜2時30分からの同番組でも、引き続き時東ぁみさんが1児ママの悩みを先輩ママに相談をします。
2024年01月26日下の子どもが4歳のころ、遠方での法事に出席するため宿泊施設に泊まったときの話です。宿泊する個室はリビングと寝室が分かれた、とても広い部屋でした。到着直後から子どもたちのテンションは最高潮。はしゃぐ姿をほほえましく見ていたのですが……子どもたちを夫に任せてお風呂に入っていたときに事件が起こったのです―。 ほほえましい光景から衝撃の光景へ1日目の法事が終わり、食事後お風呂を済ませた子どもたちは、広いお部屋に大はしゃぎ。私はそんな子どもたちを夫に任せて、お風呂に入ることにしました。 そしてお湯にゆっくり浸かっていると、突然「わぁー!」という泣き声がしたのです。私は何事かと、慌ててお風呂から出てみました。すると……。 目の上から血を流して泣いている下の子と、その血をタオルで押さえている夫が……!どうやら、下の子がベッドからベッドを飛びはねて行き来していていたら、バランスを崩して床に落ちてしまったようです。落ちたときに目と眉の間を切ってしまったようで、急いで病院に連れて行きました。 幸い、目のほうは心配なく、傷口も縫わなくても大丈夫と言われたので安心したものの、目を直接傷つけていたら……と思うとゾッとしました。 傷は成長する過程で目立たなくなりましたが、そもそもベッドで飛び跳ねていたなら夫に注意して止めてほしかったですし、私が子どもをよく見ておけば……と、傷を見るたびに思い出して反省しています。夫にも危険なこと、やってはいけないことはきちんと注意してほしいとお願いしました。 イラスト/きりぷち著者:韓本どり
2024年01月25日うちの夫は何事も慎重でこだわりが強すぎて困っています。最近でいうと「こたつ」。かれこれ8年は使ってて、そろそろ新しいのに買い替えよう!となり夫に任せて頼んだのが間違いでした。 頼んだのが間違いだっだ…わが家のこたつはかれこれ8年は使っていて、そろそろ新しいのに買い替えよう!となり夫に任せて頼んだのですが、これが間違いでした。ネット販売のほうで性能やデザイン口コミや値段など吟味し候補を出し、次は実際おいてあるお店の方も何店舗か見に行き、悩む日々……。 結局2か月が経ち、いまだに新しいこたつはわが家にはありません。こたつぐらいなんでもいいんだよー!と思いながらも口出しすると機嫌が悪くなるので、厳選されて選ばれたこたつを待つことにします。 作画/マキノ 著者:山田かおり2児の母。現在はファミレスのパート兼Webライターとして記事を執筆する。
2024年01月24日私の仕事と子どもの保育園が始まり、新生活をスタートさせたわが家。はじめは今まで通り家事も育児も私がすべておこなっていましたが、とうとう時間に追われる毎日に限界を感じました。夫と2人で話し合った結果、夫が家のことを積極的におこなってくれるようになりました。会議の流れや気をつけたことをご紹介します。 まさかうちの夫からこの言葉が……?突然今回の会議がおこなわれたわけではなく、きっかけは夫のひと言でした。「家事しんどいなぁ」と弱音を吐いた私に「俺のほうが大変だよ」とポツリ。ん? もしかして私の生活、夫にはイージーモードに見えている……?「そっか、お疲れ様」と返事しましたが、心は大騒ぎ。 確かに私と違って出来高制の夫はストレスが大きいですし、同じ職種なため大変さは理解できますが、「頑張っていることが伝わっていない」という事実にとてもショックを受けました。 冷静に現状を分析してみるとはいえ、本当に自分が甘いのかもしれないと思った私。とりあえず現状を紙に書き出すことにしました。まずは、私が毎日していること。 「えっと、朝は家事のこれとこれ、あと子どものごはんと……夜は……」と。スラスラと出てきたものの、思っていたよりもだいぶ少ない量。やはり甘えていたのかな? と次に夫の欄に移ったときにハッとしました。 何も書くものがない! 朝はゆったりと自分の準備だけで、(シャツのアイロン、スーツの手入れは私)夜はゆったり明日に備えている夫。 「私、頑張っている!」という証拠を揃えた私は、会議の決行を決意しました。会議の日程は、次の日も休みで心穏やか、子どもが寝ていてゆっくり話せる、というポイントを押さえた土曜日の夜にしました。 導入が肝! 素直に聞いてもらうために時間になったらまず「夫くんが最近頑張っているなと思うところ」と、「私が最近できていないなと思うところ」を発表しました。うちの場合、頭ごなしに責めると夫が拗ねて話し合い終了! となる危険性がありました。それを回避するためにも、まずは褒めて、謙虚に出ることにしました。 結果は大正解! 満足そうな夫に、次は同じように「私が最近頑張っているなと思うところ」と、「自分(夫)が最近できてないなと思うところ」を発表してもらいました。出だしで心が満たされている夫なので、思惑通り「家のことを任せっきりにしていることを自覚している」と素直に認めてくれました。 家族は「協力し合う」もの後半戦が始まり、「毎日していることリスト」を出しました。ドヤ顔を隠しつつ、「労働時間的に、私が多いのは当然だけど……」とひと言を添えました。夫は少し目を通したあと、なんと自分から「朝の洗濯物干しやゴミ出しならできるかも」と申し出てくれたのです。その日から夫は本当に早く起きて洗濯物を干してくれていて、夜もたまに食器洗いや子どものお世話もしてくれるようになりました。 すると不思議なことに、以前はダラダラする夫にイライラしていた私も、「そんなにしなくていいよ! ゆっくりしてな!」と言えるようになったのです。おそらく私は夫に家事をしてほしかったわけではなく、「協力し合って生活しているという実感」が欲しかったのです。 今回は成功しましたが、これまで幾度となく話し合いに失敗してきた私。反省を繰り返して、「相手を否定しない」「視覚で伝える」「改善案を具体的に出す」というポイントにたどり着きました。これからも子どもの教育方針、お互いの両親のことなど大事な話し合いの機会は増えていくはずです。その都度、夫としっかり向き合っていきたいと思います。 作画/はたこ著者:高橋さちこ2歳男児の母。新卒で営業職に就き、妊娠を機に退職。その後就活・保活に成功し、現在は働きつつ妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2024年01月23日私はたいてい寝る前にスマホを見ています。就寝時にはスマホはいつも枕元に置いているのですが、その日は朝起きたら、びっくりする事態になっていたのです……!スマホを見ながら寝落ちした結果…私は寝る前に、スマホを見ながら寝ることが多いです。妊娠前からの習慣で、寝る前のスマホをやめたいと思っていてもやめられず、ゲームをしたり、SNSやフリマアプリを閲覧したりしています。 そのまま寝落ちしてしまう日もあるのですが、ある日、朝起きたらフリマアプリで身に覚えのない商品が購入されていることに気づきました。 購入されていた商品は、結構前にお気に入り登録していたものだったのですが、操作的にも寝ながら無意識に購入したとは考えられません。 その日は私よりも娘のほうが早起きしていたので、もしかすると布団に入りながらスマホを触ったのかなと思いました。1歳になった娘はスマホの起動の方法を覚えたので、自分で画面をつけることができるのです。私がフリマアプリでお気に入り一覧を見ながら寝落ちしていたとしたら、娘が触っているうちに購入してしまっても不思議ではありません。 500円ほどの商品だったのでそのまま購入することにしたのですが、高価なものだったら出品者の方にもキャンセルという形で迷惑をかけてしまうことになるので、大事にならなくてよかったです。 今回は商品の購入でしたが、子どもがスマホに触れるようになると、悪気なく誰かに電話をかけてしまったり、大切なデータを消してしまったりすることがあるかもしれません。この一件以降、スマホにはロックをかけるようになりました。 イラスト/ミロチ著者:堀川京香
2024年01月21日「この人に子どもを預けて大丈夫かな? イタズラされたら怖いな……」先生やコーチ、ベビーシッターなど、親以外の大人に子どもを任せるとき、性被害の心配をしたことはありますか? タレントのフィフィさんも、自身が子育てをしていたとき、同じように警戒していたそう。そんな気持ちを振り返ると共に、昨今の日本のゆるすぎると言われる法律に警鐘を鳴らしています。とはいえ、子どもを育てる中で、そんな心配をしていてはキリがありません。また、子どもの成長において、親以外の大人との関わりが大切だというのも、紛れもない事実です。 フィフィさんは自身のX(旧Twitter)に『もしかするとこの人は我が子を狙っているのではないか? と警戒してしまう』という本音を投稿しているのですがーー。 性被害の不安 わが子が性被害にあわないか、不安になったことがある人は少なくないでしょう。しかし、保育園や幼稚園、学校、習い事など、子どもに関わるすべてを警戒し、目を光らせ続けることは現実的ではありません。 しかし『被害にあわずに成長できたらラッキー』というわけにもいかないのです。フィフィさんが言うように、排他的な気持ちで常に疑いの目を向けているわけではなくとも、わが子を守るのは親でしかありません。 そこでフィフィさんは、制度導入の必要性を述べています。性犯罪者を排除する仕組みとはフィフィさんが性犯罪を防ぐために必要だと考えているのは、性犯罪者を排除する仕組みです。諸外国では、子どもに接する仕事に就く際には、過去に犯罪を犯していないことを証明する「犯罪歴証明」を提出する義務があります。 しかし、2024年1月現在、日本にはこのような義務はありません。こども家庭庁が制度作りを進めていますが、いまだに導入されていないのが現実です。安心して子どもを生み、育てるためには、この制度の導入は急務といえるでしょう。性犯罪はくり返される?フィフィさんをはじめ、近年性犯罪に対する制度が課題視されているのにはわけがあります。性犯罪は再犯率が高いのです。 こども家庭庁が公表している『性犯罪の再犯に関する資料』によると、小児わいせつ型の性犯罪で有罪になった人のうち、それ以前に2回以上の性犯罪を犯した人の84.6%が小児わいせつ型の性犯罪だったことがわかります。この統計をみると、小児わいせつ型の性犯罪は繰り返されやすいということがわかるでしょう。 また、2023年の子ども(0〜19歳)の強制性交等罪の認知件数は220件。2022年の177件に比べ、2.5割ほど増加しています。(参考:こども・若者の性暴力被害の状況) 小児性犯罪の加害者の7〜8割が顔見知りなのだそう。着替えやトイレ、入浴をのぞかれた、プライベートゾーンを触られた、抱きつかれた、服を脱がされたなど、子どもの日常生活にはさまざまな小児性犯罪が潜んでいます。子どもを性被害から守るために大人が子どもを性犯罪から守ることも大切です。まず、フィフィさんのように警戒する気持ちは忘れてはなりません。 また、万が一子どもが性被害にあっていたとしても、親に伝えにくいもの。急なおねしょや体調不良、不眠、食欲不振、甘えなど、体や心の変化は子どもからのサインかもしれません。「なんだかおかしい?」という違和感を見逃さないようにしましょう。 さらに、性被害は男女を問わず起こりうるものです。そして、加害者は男性だけではありません。男の子だから心配ない、女の先生だから安心、という油断は禁物なのです。
2024年01月20日現在、5歳と2歳児の子育てをしています。家族でファミリーレストランに行ったとき、隣の席に案内された年配の女性が長男をひと目見るなり店員さんを呼び、「席を替えてくれない?」と言ったのです。とても悲しく、複雑な気持ちになった体験をお伝えします。 楽しみにしていた家族での外食長男が2歳のときの話です。共働きだったため、休日くらいはゆっくりしようと週末は外食になることが多かったわが家。子連れの外食は周りへの迷惑を考え、ファミリーレストランなどのできるだけファミリー層が多い店舗を選択していました。 幸いにも長男も食事中は騒いだりせず、大人しい性格だったので、安心して外食を楽しめていました。もちろん、ぐずったり騒いだりしたらお店を出ないといけないと思っていましたが、そんなことは一度もありませんでした。 「席を替えてほしい」の言葉にびっくりその日も、いつも行くファミリーレストランで夫と長男の3人で食事をしていました。注文が終わって待っているとき、隣の席に年配の夫婦のお客様がいらっしゃいました。席に案内され一度は着席したのですが、奥様らしき方がすぐに店員さんを呼びました。そして、長男のほうを見ながら「子どもの隣の席はちょっと……」と伝えたのです。 席の間隔が近かったため、話している会話はすべて聞こえていました。もちろん長男は大人しく待っていて騒いだりしていません。今までそんな経験はなかったため、とても驚き悲しくなりました。 子どもの隣は騒いでいなくても迷惑?結局、ご夫婦は空いている席に移動されました。もしかしたらご夫婦は静かにお話をしたく、過去に子連れの家族が隣席で嫌な思いをした経験があったのかもしれません。「いつ騒ぐかわからない子どもの隣は嫌だ」と思った可能性もあります。 しかし、私は子どもと一緒の外食には人一倍気を使っているつもりだったため、とてもショックでした。それは、子どもというだけでうるさい、迷惑だと決めつけられたようで、自分の子育てが否定された気持ちになったからかもしれません。 人によってはささいな出来事かもしれませんが、当時は本当に悲しくて悔しい気持ちになりました。反面、子連れでの外食中に笑いかけてくれる人、話しかけてくれる人、応援してくれる人もたくさんいます。今は、見知らぬ人たちが隣席を気にしながら食事をする可能性があるなら、先に席を移ってもらって逆によかったのかなと思うようになりました。また、子どもには外食時には周りの迷惑にならないように、マナーをきちんと守らせようと改めて意識することができた体験でもありました。 作画/和田フミ江監修/助産師 松田玲子著者:竹内優実5歳と2歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2024年01月18日わが家の長女は幼稚園の年中さんです。ある日の夜、急に「嫌なことがあった」と悲しげに言い出した長女。何があったのか尋ねてみると、長女が体験したある出来事を話してくれました。その出来事を聞いて私はビックリ……。長女が悲しそうに話した嫌な出来事とは……ある日夕ごはんを食べているときに、長女が急に「今日ね、幼稚園で嫌なことがあったんだ……」と言いました。どうしたのか尋ねてみると、クラスのお友だちが急に叩いてきて、やめてと言ってもなかなかやめてくれなかったとのこと。 そのときの長女の表情がとても悲しそうで今にも泣きそうだったので、それほど嫌だったのだろうなと思いました。あんなに悲しそうに幼稚園の話をすることは初めてだったので少し驚きましたが、ちゃんと嫌だったことを私に話してくれたことはすごくうれしかったです。 娘がとった対応に感動叩かれてなかなかやめてくれなかったとき、どのようにしたのか聞いてみると、友だちに言ってもやめてくれなかったから、隣のクラスの先生に言いに行ったらやめてくれたとのことでした。そのときちょうど担任の先生は不在だったようです。 自分で解決しようとしたこと、うまくいかなくて周りに助けを求められたことはとても良かったよ! と長女に話しました。親としては、娘が叩かれたことは悲しいけれど、自分で対応しようとした姿に成長を感じました。 幼稚園は小さな社会!長女は引っ込み思案で、なかなか自分の思ったことを周りに言えないタイプだと思っていたので、集団生活をするなかでそこが一番気になっていた点でした。しかし、親から離れてお友だちや先生と過ごすなかでたくさん成長し、自分でしっかりSOSが出せるようになったことは、とても大きな成長だなと思います。 見えないけれど、親から離れて自分なりの社会で生活していくなかで、これからも多くの経験をして、人として成長してほしいと願うばかりです。 幼稚園に通う前はいつも一緒にいたので、娘がどんな経験をしているかほぼ把握していました。そのときとは違って幼稚園に行っている間は娘がどうしているのか見えません。親としては不安な気持ちはあるものの、親と離れた場所だからこそ子どもにとって新しい経験に出会え、成長する機会でもあるのだと考えれば、うれしくも思います。これから親から離れて過ごす時間が多くなりますが、幼稚園という集団生活で自分が生き抜く力をつけていってほしいと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:北川なつみ5歳、3歳、1歳の3姉妹の子育て真っ最中のママ。保育士として約10年認可保育園に勤務し、現在は育休中。子どもたちと毎日たくさん笑って過ごしたいと、日々子育てに奮闘中。
2024年01月18日ある日お菓子売り場で「あれもいい」「これもいいな」と決められない息子にしびれをきらした私。すると店員さんが走ってやってくる事態になったのです――。そのワケは……。 子どもたちがハマっていたセリフ娘と息子が家でハマっていたセリフが、「誰かたすけてー」という言葉。わざと布団の間に挟まったふりをしたり、棒にぶら下がったりしては「誰かたすけてー」。それを聞いて、私が「はいはい」と助けに行くのがお決まりの流れでした。 そんな息子を連れて買い物に行ったときのことです。息子がお菓子コーナーの前で、あれこれとお菓子を決められずにいました。選んでは「やっぱりちがう」と別のお菓子を見る息子に、しびれを切らして「もう次に決めたやつにしようね」と言いましたが、案の定息子は「やっぱりあっちがいい」と駄々をこねました。 気持ちに余裕がなくなっていた私は、「もう決めたでしょ!」と息子を抱えて移動しようとしたとき……。 血相を変えて走ってくる店員さん息子がいきなり抱っこされたままのけ反り、大声で「わー! 誰かたすけてー!!」と叫んだのです! 思わずギョッとして、「ちょっと! シッ!」と言いますが、それが楽しいのか再び「誰かたすけてー!!」と叫ぶ息子。 息子の声を聞いて、店員さんが走ってきました。慌てた店員さんに「どうされましたか?」と聞かれ、「すみません、すみません! あの、イヤイヤ期で……」と、誘拐と間違われそうな状況にハラハラしながら説明する羽目になりました。 店員さんが来たことで息子が人見知りを発動し、「ママ、だっこー」と言ってきたのであらぬ疑いはなくなり、店員さんも親子であることを理解してくれました。ただ、他のお客さんの視線も突き刺さり、本当に恥ずかしかったです。息子は遊んでいたつもりでしたが、私としてはとにかく焦った体験談でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/まげよ著者:山口花
2024年01月16日私は息子が生後8カ月のとき、シングルマザーになりました。息子に父親がいなくなることがつらくて申し訳なくて、たくさん泣きました。どうやって生きていけばわからなくなりました。でも……!! 息子の生後まもなくシングルマザーに息子が生後8カ月のときに私はシングルマザーになりました。できる限りのことはしましたが、離婚は避けられませんでした。今となっては離婚を選んだことは、私にとっても息子にとっても良いことだったと胸を張って言えます。 しかし、シングルマザーになった当時は「息子に父親がいなくなる」という申し訳なさで、どうやって生きていけばいいのかわからなくなり、私は毎日泣いてばかりでした。 私が笑顔でいなくちゃ!!毎日泣いていましたが、離婚した事実はもう変えようのないことで、ひとり親として息子を幸せにするために、たくさんの育児書を読みました。また、先輩シングルマザーに子育てについてたくさん相談しました。そこで得た結論が、「私がいつも笑顔でいることが何よりも一番息子のためになる」でした。 私が離婚したことを悔やんで悲しんで暗く生きることよりも、いつもニコニコ笑って明るく胸を張って生きることが、息子のためになることに気づいたのです。実際に今のところ、私がいつも笑顔でいることで息子も楽しそうに元気にすくすく育ってくれています。 息子と生きていく決意息子は今2歳です。自分に父親がいないことにまだ気づいていません。離婚後一度も面会交流はしていませんし、これからもしないことになりそうです。ただ、遅かれ早かれ息子が自分に父親がいないことに気づくときがくると思います。 そのときがくるのが怖いという気持ちも私にはあります。息子も自分に父親がいないということが原因で悩むこともあると思います。息子が悩んだら、息子の気持ちを受け止めて、誠心誠意向き合いたいと思います。けれども普段は明るく、元気よく、幸せそうに生きている母親の姿を息子に見せたいと思っています。 離婚というのは本当につらいことで、子どもへの影響があると思うとなおさら責任は重く、私はどうしても暗い気持ちになってしまいました。けれども子どものためにもきちんと前を向いて明るく日々を過ごすことが大事だと気づき、今は幸せに過ごしています。シングルマザーということでつらいことや嫌なこともありますが、胸を張って元気に生きていきたいと思います。 作画/はたこ監修/助産師 松田玲子著者:岩谷ともこ2歳男児を持つシングルマザー。社会人をしながら博士号取得中。育児・離婚・資産運用について執筆中。
2024年01月15日ある真冬の朝、いつものようにベランダで洗濯物を干していると背後から「ガチャッ」という音が聞こえ、振り返ってみると……!? ど、どうすれば良いの!?ある真冬の朝の出来事です。当時住んでいたアパートのベランダでいつものように洗濯物を干していたとき、突然窓のカギがかかる音がしました。 窓の方を見るとそこには2歳の娘が立っています。どうやら誤ってカギをかけてしまった様子。私は慌てて窓を開けようとするも、カギはしっかりかかっており、締め出された状態になっていました。 「開けて!」「ここをカチャっとして!」と訴えてもまだ2歳の娘には伝わらず、お互いパニックに! スマホも家の中だったので、たまたま洗濯物を干していた近所の方に、「子どもが窓のカギをかけてしまい、締め出されてしまいました! 夫に電話していただけますか?」と話すと快く引き受けて下さり、夫の電話番号を伝えます。しばらくして夫が帰宅し、窓のカギを開けてくれて事なきを得ました。 この出来事のあと、洗濯物を干すときは必ずスマホを持つこと、常に家の中の様子を確認することを心がけるようになりました。その時はたまたま主人の会社と自宅が近かったので、すぐに解決することが出来ましたが、離れていたらと思うとゾッとします。また、何かあったときのために夫の電話番号を覚えておいて損は無いなと感じました。 ◇ ◇ ◇ スマホを持ってベランダに出るのも良い案ですが、すぐに駆けつけてもらえるとは限らないので、鍵をかけられないような工夫が必要かもしれませんね。みなさんは、どんな工夫をすれば良いと思いますか? 「うちではこんな対策をしています!」というものがあれば、ぜひ教えてください。 作画/森田家著者:かつた もも
2024年01月13日吐き戻しが多い赤ちゃんが心配だったママ。赤ちゃん特有の吐き癖だと思っていたら、おすわりをする時期になっても吐き戻しが続き……。娘が生まれて半年ころまでのことです。娘は授乳後げっぷをさせても、しばらくすると吐き戻してしまう子でした。助産師さんからは吐きやすい子と言われ、私も吐きやすい子だと思い込んでいたのですが……。おすわりができるようになったら良くなると助産師さんから教えてもらっていたのに、おすわりができるようになっても変わらず吐き戻す娘。心配で健診で相談したところ、意外なことを言われびっくりした話をお伝えします。 「気づかなくてごめんね⋯」 吐き子と呼ばれる娘帝王切開で出産し、娘はひと晩助産師さんのお世話に。翌朝、無事に母児同室になったものの、心電図までつけられることに。助産師さんから育児用ミルクを飲ませるとすぐに吐き戻すので、小児科の医師に診てもらうことになったとお知らせが。 診察後、医師から「生まれたばかりの子は胃が小さいうえに胃の入り口がうまく閉まらず吐きやすいんです。様子をみていきましょう」と言われました。助産師さんからは「この子は吐き子ちゃんだね」と言われ、私も娘は吐き戻しやすい子なんだと思い込んでしまいました。 なぜ? おすわりができても吐き戻す娘その後も娘はよく吐き戻していましたが、1カ月健診で助産師さんに「多少吐き戻すのは赤ちゃんはよくあること、体重も増えているし大丈夫。おすわりができるようになればいずれ吐かなくなるよ」と言われ、ひと安心。 それからは多少吐き戻してもおすわりができるようになればおさまると思い、あまり気にせずに過ごしました。しかし、生後半年ほどでおすわりができるようになっても吐き戻しは続き、さすがに心配に。病気ではないかと考えるようになりました。 小児医の言葉にびっくりちょうどそのころ健診があったので、小児医に吐き戻しについて相談することに。そうすると「お母さん、それはお乳の飲ませすぎですよ。ほら、こんなにお肉もついて大きくなっているでしょ?」と返事が。なんと赤ちゃん特有の吐き癖だと思い込んでいたのが、お乳の飲ませ過ぎで吐き戻していたのです。 混合授乳から母乳のみに変更していたこともあり、いつから飲ませ過ぎていたのか全然気づかず……。そして授乳時間を早めに切り上げるようにしたら吐き戻す回数が減り、成長につれて自然に吐き戻さなくなっていきました。 おすわりができるようになってからの吐き戻しはまさかお乳のあげすぎが原因になっていたなんて。吐く原因はさまざまなので、吐き癖と思いこまず早めに医師や保健師さんに相談していればよかったです。思い込みで娘を長く苦しませることになっていたと思うと、娘にごめんね……という気持ちに今でもなります。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子作画/はたこ著者:佐藤りさ4歳の女の子の母。病院看護師として働きながら隙間時間に自身の体験をもとにライターとしても活動中。主に育児、健康について執筆している。
2024年01月12日