2月28日、4人組ロックバンド・RADWIMPSの野田洋次郎(34)が、Twitterで新型コロナウイルスによるツアー中止の可能性について言及。ファンからは応援の声が殺到している。野田は《自然災害等と違ってウィルスは興業の保険適用外となる。ドーム4カ所を含む今回のツアー、全部中止にした場合ウチのような個人事務所が生き残る可能性はどのくらいあるんだろうかと考える》とツイート。《安全、安心、リスク。あれこれ頭に巡らせながら毎日リハをしています》と、現時点ではツアー開催を諦めていないことを示唆した。さらに《もし自己破産したらさぁ次は俺何して生きていこうかとほんの少し本気で考えてみたりもする》とまで言及している。RADWIMPSの所属事務所「有限会社ボクチン」は、RADWIMPSだけを扱う個人事務所だ。ツアーは3月20日から5月24日まで、4大ドーム含む7か所で予定されている。全て中止になった場合、損害は莫大な額に上ると考えられる。野田のツイートに、ファンからは《もしもどうしても中止しなくちゃいけないならチケット代の返金はいらないです。だからRADWIMPSを続けてください》《ライブが中止になっても本気でチケット代いらない RADWIMPS応援金として活用してほしい》《自己破産するくらいなら払い戻しとかしなくていいです チケット代戻ってこないよりRADWIMPSが戻ってこない方が路頭に迷う》など、「チケット代は返金しなくていいい」の声が相次いだ。また《クラウドファンディング検討してみてください。絶対助けたいと思ってる人いっぱいいるので!!》《スタジオからチケット保持者限定のライブ配信など、出来ないでしょうか?そして、返金したい人のチケットをリセールするとか》と、救済策を提案するファンも。新型コロナウイルスの影響で、既に2社が倒産している。個人事務所所属のアーティストたちは、この波を乗り越えられるだろうか。
2020年02月29日自己中心的って基本的にはネガティブな使われ方しかしません。ですが女子の恋愛に限って言えば、自己中でもモテる人はモテます。そういうタイプの人は、不思議と男の人が放っておけなくなる魅力を持っているようです。今回は、モテる自己中と嫌われる自己中の違いについて紹介します。■ 自分の気持ちに素直「自分の利益になるようなことを考えてしている人は好きになれないけど、単に自分の欲に素直って意味なら可愛いと思うな。そういう彼女のことを認めてあげられるくらいの懐の深さは持っていたいと思うし」(29歳/コンサルティング)計算高い自己中行動かどうかは、大抵の場合周りの人に見抜かれています。そうではなく「私がこうしたいからこうして」と素直な感情表現をしているだけなら、男性は“彼女の可愛いワガママ”と受け取ってくれることも多いようです。特にポジティブな感情の場合は、隠さずに伝えることで愛情表現になることだってありますよ。■ 相手のことも考えている「自己中って言っても段階があるでしょ。本当に自分だけを考えているのか、こっちのことも考えてくれているのかっていう。例えば、前にデートの予定を当日になって彼女が勝手に変えようって言ってきたことがあったんだけど、話を聞いてみたら僕の顔に疲れが見えたから休ませたかったって言ってて。そういう気持ちが隠れているかもしれないってことは、心に留めておきたいと思ったね」(31歳/教育)自己中に見える行動でも、実際には自分にとっても相手にとっても良いと思える行動をとっていただけだった、なんてこともあるようです。ちょっとワガママかなと思える行動でも、本気で彼のことも考えた結果なら受け入れてもらえそうですね。■ 振り回してこない「自分の主張をしっかりできる子と、自分の主張を押し付けてくる子は雲泥の差がありますよね。前者の場合はただ自立しているってだけで全然問題がないと思います。むしろそういう子が好きです。後者の場合はちょっとワガママだなって思います」(36歳/自動車)自分がしたいことを言い過ぎると自己中だと思われてしまうんじゃないかと不安になるかもしれませんが、単に言うだけならあまり嫌われる心配はしなくて良いんですね。ただし、自分がしたいからと相手に強制した時点で、ダメな自己中と判断されてしまうので気を付けてください。■ おわりに自分のことを大事にできる人と自己中は紙一重。周りにどう見えるのかを考えつつ、自分の意見もしまい込んでしまわないバランスが大事ですね!(大木アンヌ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年02月27日近頃、子ども教育に関する記事やニュースに頻繁に登場する、「自己肯定感」というキーワード。その自己肯定感は、子どもが健全に育つために重要なものだとして注目を集めています。「自己肯定感はアートによって高められる」というのは、子ども向けのアート教室を運営する今泉真樹先生。いったいそれはどんな方法なのでしょうか。インタビュー写真/石塚雅人アート活動写真/今泉真樹大人の思い込みによる判断基準で子どもの絵を評価しないご存じのとおり、「自己肯定感」とは、自分を尊重し、自らの存在そのものを認め、「自分はかけがえのない存在」だと感じられる気持ちのことを指します。自分の人生を肯定的に受け止め、豊かなものにしていくために欠かせないものです。わたしが運営している「アトリエ・ピウ 知育こどもアート教室」の目的のひとつが、子どもたちの自己肯定感を育むことです。そのために大切なのが、幼い子どもが自由に表現したアートに対して、親など周囲の大人が、思い込んでいる「うまい下手」の判断基準によって評価しないということ。(インタビュー第2回参照)。こういった環境下では、親が「うまい」とよろこぶような絵を描かなければならないと子どもは考えてしまいます。たしかに、大人が教え込めば、その子どもの絵は大人が勝手に思う「うまい絵」になっていくかもしれません。でも、それは大人にいわれたままに描いているだけのこと。表現の自由を奪われてしまうと、「自分でできた!」という達成感や自信を得られず、自己肯定感が育まれないということになってしまうのです。自由に表現するからこそお絵描きを楽しめる子ども自身に考えさせ、模索させるわたしのアトリエでは、「子どもたちがつねに自分で考え、自分の力でかたちにする」という指導をしています。「できない!」とすぐにあきらめる子どもに対して、やり方を教えるほうが、大人にとっては楽です。しかし、そこをぐっと我慢して、「どうしたらできるかな?」と子ども自身に考えてもらうよう、促しています。大人に頼ることを覚えてしまった子どもは、自分でなかなか考えようとしません。あきらめかけている子どもには「きっとできるよ!」と励まします。大人も忍耐が必要です。でも、自分で答えを出せたときの達成感を味わい、自信がつくと、「自分でやる」といい出します。どんな問題でも必ず自分で考えて、かたちにできるよう、生きる力をつけてほしいと願っています。自信をつけて「0から1」を生み出せる子どもにたとえば、未就園児が版画をつくる場合、絵を描くよりも、難しく感じられます。描いた絵を切り抜いて凹凸をつくり、版にするという紙版画の場合、どうして版画ができあがるのかという仕組みが、幼い子どもにはなかなか理解できません。すると大人はつい、「まず、下絵を描きましょう」「次は、切り抜きましょう」「最後に貼って、版をつくりましょう」というふうに、次々に指示を出してしまいます。それでは、子どもはただ指示されたままに作業をしているに過ぎません。版画の仕組みについて、「自分で考えてみる」「やり方を模索する」という過程がなければ、子ども自身の力はつきません。もちろん、幼い子どもの場合には時間がかかります。一度できあがった版を刷ってみても、思ったような絵にならずに、「あれ?」と思うこともあるでしょう。でも、隣の友だちの版を観察してみたり、「こうすればいいのかな?」と探求したりするなかで発見がある。子どもが自分なりに考え模索して、ようやくつくりたかったものができたとき、はじめて子どもは「自分でできた!」と感じられます。この体験を積み重ねることが、自信を持つことにつながります。大人を頼らず、自分で考えられるようになれば、「0から1」を生み出せるアート思考が身についていくでしょう。なぜアート教育が注目されているのかいままでの日本の教育は、「与えられた問題に対して、正解を出す」「知識の暗記」などが主流でした。しかしながら、これらの分野はコンピューターやAIに勝てません。正解が見つかっていないものに対して、探求することがより大切になってくるでしょう。ビジネスにおいても、創造力が豊かな人材が求められ、「デザイン思考」が取り入れられるようになってきています。「0から1を生み出すこと」への価値が高まっているいま、アートを学ぶ意義は大きいでしょう。「好きなこと」を通じて生きる力を身につけるいまの子どもたちはたくさんの習い事をしていますが、習い事を選ぶ際にも、ぜひ「子どもが好きなこと」を基準にしてあげてください。自分が好きなことを思い切りできる環境を与えられた子どもは、自信に満ちあふれ、生き生きとしています。ありのままの自分が認められていると感じられるからです。それは、まさに自己肯定感そのものでしょう。また、好きなことにとことん打ち込む過程のなかで、達成感を味わうこともあれば失敗することもあります。たとえ失敗しても、好きなことなら「どうすればいいか」と考えて計画し、再び挑戦することができます。そうやって、好きなことに取り組める子どもは、自己肯定感のみならず、生きていくうえで必要なさまざまな力を身につけていくのです。■ アトリエ・ピウ 知育こどもアート教室■ アトリエ・ピウ 知育こどもアート教室 主宰 今泉真樹先生 インタビュー一覧第1回:「汚してもいいよ」で子どもの好奇心を発揮させる!未就学児から楽しめるアート活動第2回:つい言ってしまう「上手だね」。もっとお絵かきが純粋に楽しくなる大人の言葉第3回:子どもの表現力には限界がある。だからこそ「本物」のアートに触れてほしい第4回:自己肯定感はアートで高める! 「自ら考え、かたちにする」を繰り返し、自信を持てるようになる【プロフィール】今泉真樹(いまいずみ・まき)東京都出身。アトリエ・ピウ 知育こどもアート教室 主宰。桑沢デザイン研究所を卒業後、英ローズ・ブルフォード大学を主席で卒業。国内外の有名ブランドや宝塚歌劇団のジュエリーデザインなどを手がける。2012年、アトリエ・ピウ 知育こどもアート教室を設立。子どもの自由な発想力や思考力を育てることに焦点をあてた絵画・工作・野外アート活動の指導を行う。保育 絵画指導スペシャリスト ライセンス保有。新宿区子ども未来基金助成活動【アートミック】アート講師も務める。
2020年02月06日連帯保証人になった人が、主債務者や自分の都合によって借金返済が厳しい場合、自己破産をすることができます。この記事では、連帯保証人が借金返済できない場合の対処法について具体的に紹介します。連帯保証人は自己破産で免責を受けられる?連帯保証人は主債務者とほぼ同等の責任があり、借金が焦げ付いた場合には連帯保証人が返済していかなければなりません。しかし連帯保証人側の支払いが厳しい場合にはどうなるのでしょうか?連帯保証人も自己破産できる結論から言いますと、連帯保証人も自己破産は可能です。主権者が破産宣告をし、連帯保証人に借金が降りかかったとした際、払えなければ連鎖して自己破産することが考えられます。自己破産の理由はさまざまですが、連帯保証人になったことが原因で自己破産に追い込まれる典型例を紹介します。会社の代表が自社の連帯保証人になった場合の自己破産会社の代表が自分の会社の連帯保証人になっている場合、会社の借金返済が厳しくなると、自分にのしかかってくることになります。法人の借金を個人で賄うことができず、あえなく自己破産してしまうケースがあります。このケースでは会社関係者全員が自己破産するケースもあります。子供が自己破産して親も自己破産子供の奨学金に対して親が連帯保証人となっている場合に、連鎖的に自己破産となる場合もあります。子供が奨学金を返せなくなり自己破産した結果、親にその債務がのしかかってきます。もしも想定ができていなかった場合、親も返済できないということも珍しくありません。結果的に親子で自己破産となってしまいます。あらかじめ想定しておくか、子供が奨学金を滞納していないか時折確認した方が良いでしょう。主債務者の影響で自己破産連帯保証人になってしまうと、債権者からの請求に抗う権利がありません。たとえば先に主債務者から取り立てて欲しいと主張したり(催告の抗弁権)、主債務者に支払い能力があると主張したり(検索の抗弁権)、ほかの保証人と分割して支払う権利(分別の利益)がないのです。これらの権利があるのは保証人の場合のみなので、連帯保証人は保証人よりも主債務者の影響をダイレクトに受ける形となります。連帯保証人が先に自己破産連帯保証人自体の事情で自己破産することもできます。連帯保証しているという事情とは無関係に、連帯保証人が独自にしている借金返済が苦しくなった場合などです。住宅ローンやカードローン、その他借金によって先に連帯保証人が自己破産するケースもあります。借金請求に耐えられなくなった場合の対処法借金が返せなくなった場合にはうろたえてしまいがちですが、優先順位を付けて今できることから冷静に取り組みましょう。お金の悩みに関する対策はとてもシンプルです。ここでは以下の順番で対処法を解説します。支出を減らす収入を増やすお金を借りる自己破産を含めた債務整理を検討する1.支出を減らすお金が厳しくなった場合には、まず支出を減らすことから始めましょう。そのためには家計簿をつけることをオススメします。家計簿をつけるとこれまで見えなかった浪費が浮き彫りになったり、節約可能な固定費が浮き彫りになるなど、対策が可視化できます。消費支出に予算組をしてその範囲で買い物をしたり、固定費を見直して半自動的に節約するなど、具体的な対策が取れるようになります。2.収入を増やす支出を減らすだけでも赤字になる場合は、収入を増やすことを検討しましょう。残業を増やす、副業をする、夫婦共働きになるなど、さまざまな方法があるはずです。特に最近は副業が認められやすくなっていますし、在宅でできる仕事も増えているため、マイペースに収入を増やしやすい時代となっています。3.お金を借りる緊急性が高い場合や、将来まとまった入金予定がある場合には、借金でその場をしのぐ方法もあります。銀行カードローンや消費者金融キャッシングは、気軽に借金できる方法です。気軽な分だけ年率1%代~20.0%と高金利ですので、返済計画をしっかりと立てることが大切です。ちゃんと返せるという目途が立つ場合にのみ、臨時として活用しましょう。慢性的な借金になると生活苦に陥りますので注意が必要です。4.自己破産を含めた債務整理を検討するそれでも対処が難しい場合は債務整理を検討しましょう。債務整理は借金を軽くしてくれる任意整理、借金を大幅カット(5分の1程度)してくれる個人再生、資産を没収される代わりに借金を帳消しにしてくれる自己破産があります。弁護士や司法書士に相談し、状況に合わせた債務整理の方法を取りましょう。自己破産のリスクや影響自己破産をすると、99万円以上の預貯金や、住宅、車などの資産が没収されます。その代わり借金が帳消しとなる方法であるため、借金が大きい場合や資産を失っても良い場合に選択することとなります。借金苦に陥った連帯保証人にとって、自己破産はとてもありがたい制度ではありますが、一方で大きなリスクもあります。ここでは自己破産のリスクとして以下について紹介します。できない(就けない)職業がある家族に迷惑がかかるクレカやローンを申し込めない[adsense_middle]できない(就けない)職業がある自己破産をしてしまうと、職業に制限が付きます。たとえば警備員や古物商、生命保険募集人や、宅地建物取引士などに就くことができません。ほかにも弁護士や司法書士などの士業や、代理人、後見人など法律行為を行う人にも制限があります。職業は収入の蛇口である上、職業選択の自由が生活のクオリティーを高める役割もあるため、人生における大きな制限と成り得るのです。家族に迷惑がかかる自己破産すると家族に迷惑がかかる可能性があります。たとえば今まで住んでいた住宅を没収されれば、済むところが変わってしまいます。車を没収されれば移動が不便になったり、雨の日のお迎えも来てもらえなくなるでしょう。特に、連帯保証人になって主債務者の借金が焦げ付いた場合、迷惑をかけられた側の生活は悲しいものがあります。自分が作った借金でもないのに、自分の家族が悲しく不便な思いをするのです。連帯保証人になる際には、万一のことを想定した上で引き受けなければなりません。クレカやローンを申し込めない自己破産をすると約10年ほどは金融取引に制限が生じます。具体的には各種ローンが組めなくなったり、クレジットカードが作れなくなります。ローンが組めないということは今後のライフスタイルの質が下がる可能性が出てきます。たとえば住宅購入を諦めざるを得なくなったり、携帯電話の本体を一括で購入しなくてはならないなど、大きなところから小さなところまで影響します。クレジットカードが作れなければ、お得なカードポイントや優待特典が得られませんし、クレカ付帯のETCカードも使えません。金融取引は信用で成り立っており、自己破産はその信用を失墜させる側面もあるのです。連帯保証人の自己破産に関するまとめ連帯保証人も自己破産ができます。しかし、自己破産をする前に、収入を増やすことや支出を減らすこと、借金をするなどの金策を講じましょう。それでもどうしようもなければ自己破産を含めた債務整理を検討しましょう。自己破産は借金が帳消しになる方法ですが、資産を没収されるほか、就けない職業があるなどのリスクがあります。あらかじめリスクを把握した上で検討する必要があります。
2020年01月29日自己中な旦那と上手くやっていくのは大変なことです。自己中な旦那と喧嘩せずに平和に暮らすためのテクニックを紹介していきます。まずは旦那を受け入れる自己中心的な旦那のことを理解するのは難しいかもしれませんが、ある程度旦那を受け入れることで、ストレスが溜まるのを防ぐことができます。旦那とは夫婦なので、どうしても一緒に過ごさなければならない場面がいくつかあるでしょう。旦那のことを拒絶せずに少しでも受け入れる姿勢をとることで、ストレスを軽くすることができます。夫婦として一緒になると、どうしても相手の悪い部分が目に付きやすくなりますが、旦那を結婚相手に選んだのは自分自身。ある程度旦那のことを受け入れ、相手の良い部分に注目し、喧嘩などのトラブルを防ぐようにしましょう。褒め上手になる「自己中心的な旦那を褒めるなんて無理」と思う女性もいるかもしれません。しかし、自分勝手なことをする旦那に全て反発したり言い返したりすると、ほとんどの場合対立を生んで終わってしまいます。旦那の良い所を見つけ、上手に褒めれば長所を伸ばすことができますし、褒めることで他の悪い性格が薄れていくこともあります。褒められることが嬉しくなって、良い行動や言動をしてくれるようになることもあるので、時には旦那を褒めて気持ち良くさせることも自分のために必要です。溜まったストレスをこまめに発散自己中心的な旦那と生活をしていると、どうしてもストレスは溜まりがちになってしまいます。ストレスが溜まっていると余計に相手の嫌な部分が目に付きやすくなりますし、些細なことが理由でも喧嘩しやすくなってしまいます。自分のストレスの原因が旦那の自己中心的な性格のせいだとしたら、余計に旦那のことが嫌いになるでしょう。ストレスを発散することで心に余裕が生まれ、自己中心的な旦那とも上手く行きやすくなります。イライラが爆発する前に、友達と遊びに行ったりウォーキングしたり、好きな音楽を聴いたりなど、自分なりのストレス発散法をこまめに行うことが大切です。相手に期待しない相手に期待すればするほど、相手の嫌な部分を見た時のガッカリ感や、ストレスが大きいものとなってしまいます。自己中心的な旦那と暮らしていれば、ストレスが溜まるようなことが起きるのは当たり前。相手に期待せず、ストレスがくることをあらかじめ予測していれば、自分にかかるストレスも小さくなり、旦那に対して冷静に対処しやすくなるでしょう。
2019年12月31日奨学金を払えず、自己破産したら一体どうなるのでしょうか?自己破産は借金が帳消しとなり、その後の生活を立て直しやすくなる方法ではありますが、一方でリスクもあります。この記事では自己破産の仕組みやその後のリスクを解説した上で、自己破産前に検討すべきことを紹介します。奨学金が払えないとどうなるの?日本学生支援機構(旧日本育英会)のIR資料(平成31年3月)によると、学生の2.7人に1人が同機構の奨学金を利用しています。つまり、多くの学生が社会人になってから、数百万円の返済をして行かなければならないのです。もしも最高利率の3.0%で奨学金を利用した場合、借金は1,000万円を超えることもあるため、返済が苦しくなる人がいることも用意に想像できます。自己破産者の客観的数は後述するとして、まずは奨学金が払えないとどうなるのか、以下内容を解説します。返済できないと督促が来る債権回収会社が回収する仕組み裁判所から一括返済が求められる返済できないと督促が来る奨学金の返済ができないと、日本学生支援機構から督促が来ます。借金の督促というと、嫌がらせをされたり、乱暴な取り立てのイメージがあるかも知れませんが、そのようなことはありません。借金の督促は文書や電話で行われます。借金の取り立ては法律でさまざまな規制がありますので、闇金を利用しない限り安全ではあります。しかし、遅延金として5%返済金が上乗せされますので、借金が増えてしまいます。その結果、より生活が厳しくなる可能性があるのです。債権回収会社が回収する仕組み遅延が3カ月以上続くと滞納となり、信用情報機関に金融事故情報が記録されてしまいます。信用情報機関には個人の金融取引が記録されており、事故記録が載るとさまざまな金融取引で不利となります。滞納が4カ月以上となると回収の専門である債権回収会社からの督促が始まります。これまでのような文書での督促だけでなく、訪問の可能性も出てきます。つまり、日本学生支援機構は一定期間を過ぎると、回収の専門会社に任せてしまうのです。裁判所から一括返済が求められるそれでも返済できなければ、一括返済を求められます。滞納9カ月が過ぎた頃がその目安となります。一括返済は裁判所から求められるため、逃げることはできません。給与の差し押さえなどがなされるケースもあります。元本だけでなく、利息や遅延損害金も含めて返済しなければなりませんので、返済負担が一気にのしかかることとなります。しかし、毎月の支払いすら返済できないのに、一括返済できる余裕はありませんよね?その結果、自己破産せざるを得なくなるという人が出てくるのです。奨学金により自己破産した人のその後奨学金が返せなくなって自己破産した場合、その後どのような影響が出るのでしょうか?奨学金による自己破産者の数も含めて以下の内容を解説します。奨学金による自己破産者は多い人的保証した場合は家族も自己破産の可能性あり自己破産の仕組みとデメリット自己破産のメリット奨学金による自己破産者は多い日本学生支援機構の奨学金利用者のうち、15,338人が自己破産しています(2012年~2016年)。内訳は以下のとおりです。日本学生支援機構は自己破産の直接原因は不明としていますが、各種メディアの報道によると低収入な奨学金利用者の自己破産が多く、毎月返済が迫られる奨学金との因果関係が透けて見えます。人的保証した場合は家族も自己破産の可能性あり奨学金には人的保証と機関保証があります。もしも、機関保証を利用せず、人的保証をしている場合には、自己破産が連鎖してしまう可能性があります。本人が自己破産をした場合、連帯保証人の親が返済を迫られ、返せなければ親まで自己破産してしまうのです。人的保証と機関保証の違いとは人的保証は保証人を立てて借りる方法で、機関保証とは公益財団法人日本国際教育支援協会が連帯保証する制度です。機関保証を行うと連帯保証人も保証人も要らないというメリットがありますが、月額保証料が奨学金から差し引かれるため、受け取る奨学金が少なくなるというデメリットがあります。保証期間は貸与の開始から完済までで、保証料は1,300円~6,900円程度です。自己破産の仕組みとデメリット自己破産とは債務整理の方法の1つで、財産を没収される代わりに借金が帳消しになります。もしも自己破産をした場合にはどのような影響が出るのでしょうか?デメリットから紹介します。信用情報ブラックで不自由な生活自己破産をすると信用情報ブラックとなるため、一定期間不自由な生活を強いられます。自己破産が終了後10年程度はローンを組むことができなくなりますし、クレジットカードを発行することもできません。これらの利用ができなければ、ライフプランを立てにくくなったり、金策がしづらくなってしまいます。また、スマートフォンの本体代分割やETCカードの利用もできなくなりますので、生活の利便性が低下します。10年経過後も信用情報が真っ白な状態となりますので、金融取引の審査では不利となるでしょう。財産が没収される自己破産をすると財産を没収されます。具体的には住宅などの不動産や車など、20万円以上の資産は没収されます。また、99万円以上の現金も没収されるほか、20万円を超えている口座の現金も没収されます。財産がない人の場合には、自己破産をした方が良いケースも多いのですが、財産がある場合には大きなデメリットとなるでしょう。特に持ち家に住んでいる人の場合、住居を探さなければならないことから自己破産をためらうケースもあるようです。弁護士費用がかかる自己破産の手続きを自分でするのはハードルが高いため、弁護士などの専門家に相談することとなります。しかし、弁護士に依頼すると着手金が20万円~30万円程度、成功報酬が20万円~30万円程度、合計40万円~60万円ほどの費用がかかります。お金がなくて自己破産するのに、多額の費用が必要であることを疑問に思うかも知れませんが、基本的に分割払いなどに応じてくれるため、計画的な返済が可能です。いずれにせよ、一定の費用が必要であるというデメリットがあります。就けない職業がある手続きが終わるまでは就けない職業があります。たとえば弁護士や税理士などの士業、公務員の委員長や委員、商工会議所や信用金庫などの団体企業の役員は就くことができません。また、貸金業者の登録者や生命保険募集人など一定の業種も就けません。職業に制限がかかることは自己破産の大きなデメリットといえるでしょう。自己破産のメリット一方で、自己破産には借金が帳消しになることや、督促・強制執行されなくなるなどのメリットもあります。これまで借金返済に苦しんでいた人には有難いはずです。自己破産のメリットについて見て行きましょう。借金が帳消しになる借金が帳消しになることで、今まで背負って来たお金の悩みから一気に開放されることになります。これまで借金の返済に追われていたからこそ、生活が苦しかったけれど、借金がなくなれば支障なく生活ができるという人は多いでしょう。自己破産をすることによって生活再建、自立がしやすくなるのです。督促や強制執行されなくなる自己破産をすると督促が止まります。返済したくてもできない人にとって、督促は精神的な負い目となります。督促が止まることでその負担がなくなります。また、強制執行をされる心配もありません。たとえば給料の差し押さえなどをされてしまうと、会社に借金苦が明るみになってしまいますが、その心配も必要がなくなります。自己破産の前に活用すべき方法奨学金が返せない場合に、自己破産は1つの手段ではありますが、先述のリスクも付いて回ります。そこで、より低リスクな方法を検討してみましょう。ここではおすすめのやり方として以下を紹介します。返還免除制度減額返還制度返還期限猶予制度任意整理や個人再生の利用[adsense_middle]返還免除制度もしも大学院在学中に優れた成績をあげていたり、教育研究職に就いた場合には、返済を免除してもらえる可能性があります。いずれも第一種奨学金の場合が前提となります。ちなみに、心身障害による労働能力喪失や、死亡障害で返済能力がなくなった場合にも返済免除となります。減額返還制度返済金額を半分にしてもらえる制度もあります。給与所得者の場合は税込年収が325万円以下の場合、給与所得者以外の場合は年間取得金額225万円以下の場合(必要経費控除後)が条件となります。ただし、返済期間は倍となりますので、期間を延ばすことで月々の負担を軽くするという方法です。返還期限猶予制度返還期限猶予制度というのもあります。これは、返済を一時的に猶予してもらう方法です。1回の利用で12カ月まで猶予可能で、繰り返すと最大10年間となります。利用条件は、給与所得者の場合は年収300万円以下(税込み)、給与所得者以外の場合は年間取得金額200万円以下(必要経費控除後)となっています。任意整理や個人再生の利用任意整理や個人再生の利用も1つの方法です。任意整理は将来利息などを帳消しにしてもらうことで借金の負担を軽くする方法です。個人再生は資産を失うことなく借金を5分の1程度まで軽減する方法です。自宅や車などの財産を保有しながら、借金の負担を軽くしたい場合には、これらの方法を取ると良いでしょう。利用条件の分かれ目借金額によって最適な方法は異なりますので、任意整理が良いのか個人再生が良いのか自己破産が良いのかは、弁護士などの専門家に相談することが原則となります。ただし、一般的に目安とされている内容がありますので紹介いたします。まず、借金額が年収の3分の1を超えている場合には任意整理を検討しましょう。借金額が100万円を超えているなら個人再生するのが一般的です。個人再生での返済負担がキャパオーバーとなっている場合や、安定収入がない場合は自己破産となります。奨学金が払えない場合の自己破産に関するまとめ奨学金が払えないと督促が来たり、強制執行が行われるなどのリスクがありますが、自己破産をすると、家族も連鎖して自己破産する可能性もあります。ただし、自己破産は借金が帳消しになるというメリットもありますので、奨学金が払えない場合の1つの手段となります。とはいえ、自己破産をする前に、返還免除制度やその他債務整理など活用すべき制度があります。ぜひ最適な方法で生活再建を行いましょう。
2019年12月20日恋愛に対していつも奥手になっている女性は、もしかしたら自己肯定感が低すぎるのかもしれません。良い意味の自信とプライドを持つ練習をしましょう。あえて簡単なルーチンを継続する厳格な両親から厳しく躾けられた女性は、自己肯定感が低くなりやすい傾向があります。テストやスポーツ大会で抜群の成績を残しても両親からあまり褒められた事がない、このような経験は子どものストイックさを育てますが、一方で良い意味の自信やプライドの成長を妨げます。大人になったのに恋愛に対して消極的、自分に自信が持てないと感じている方は今こそ自己肯定感を育てる練習をしましょう。効果的なのがあえて低い目標を設定し、成功体験を数多く経験する事です。例えば「毎日本を1ページ読む事」や「毎日腹筋を3回する」等といった目標を決めます。量が少なすぎると感じるかもしれませんが、ハードルを下げ、とにかく目標を毎日自分がクリア出来ているという充実感を味わう事が、このノウハウのポイントです。カレンダーに出来た日は印をつけ、自分の努力を客観的に「見える化」すると、なおのこと効果的です。継続するうちにハードルが低すぎると感じたら徐々に難易度を上げてみましょう。日々のルーチンワークを通して「意外と自分は出来るんだ」という認識を自分自身に対して持つ、これが自己肯定感の高める方法です。自分を許す、些細なミスは受け入れる自己肯定感が低い女性はいわゆる完璧主義的な性格である事が多く、些細なミスをした時、自責の念を強く抱いてしまいます。自信を育てるためには、ケアレスミスを素直に受け入れ、自分を責めないようにすることが大切です。実際に日常生活において重大なミスをする事は稀ではないでしょうか。忘れ物や些細な失敗は受け入れて、「まあ、いいか」を口癖にします。ポジティブないい加減さを自分の中で育てましょう。失敗した時こそ見方を変えてみる生きていく上で失敗することは避けられませんが、自己肯定感が低い方は自分を執拗に責めがちです。しかし、失敗した時こそ前向きに物事を考えるようにしましょう。例えば会社に遅刻してしまった時などは「今日は遅刻してしまった分も、挽回できるようにいつもよりがんばって仕事をしよう」と考えればいいですし、資格の試験に落ちてしまったというような時も「もう一度勉強することで、より理解を深めて知識を身につけることができる」と考えればいいのです。このように、失敗した時でも良い意味で開き直って前向きな姿勢でいることを、何度も経験する事で自己肯定感は自然と育っていきます。
2019年12月17日1997年に韓国で起こった通貨危機の裏側を赤裸々に暴き、政府を痛烈に批判する衝撃作『国家が破産する日』から、キム・ヘスやユ・アイン、そして仏俳優ヴァンサン・カッセルらがそれぞれに語るインタビュー映像が解禁となった。この度解禁された映像は、1997年当時の韓国を再現した製作の裏側を紐解き、本作が製作された意味をキャストやスタッフの証言を交え、観る者に訴えかけるもの。金融コンサルタントを演じるユ・アインが「(本作は)立場によって状況が異なり、面白い反面、やるせなさと憤りを感じます」と話し、また、国家破産をいち早く察知する韓国銀行の通貨政策チーム長を演じたキム・ヘスが、「彼女のような人がたくさんいたら、あんな災難は避けられたかも」と語りかける。1997年当時の韓国の経済危機がかなり切迫した状況だったことが受け取れる。そんな“いま、観るべき映画”をさらに傑作へと導いたのが、ほかならぬ彼ら実力派俳優たち。「存在感のある人物を探していて」と製作側の熱意に動かされ、韓国映画初出演となったヴァンサンは「この作品を断る理由はありませんでした。本作を通して、当時の韓国の状況を学んだ」と話し、本作で敵対する役を演じたキム・ヘスの演技も「彼女の演技には常に驚かされました。共演出来て光栄です」と絶賛を贈る。一方のキム・ヘスも「ヴァンサンという俳優には独特の迫力があります。特別な経験でした」と撮影をふり返り、映像では2人が撮影合間に打ち合わせする様子も捉えている。さらに政府・財政局次官役チョ・ウジンについても「作品のエネルギーを最大値まで高めてくれる本当に素晴らしい俳優」と称える。韓国国民の誰もが好景気を確信していた1997年。忍び寄る危機を防ごうとする者、その危機に賭ける者、家族と会社のために生き残ろうとする者、それぞれの状況を見事にとらえた本作に迫る映像となっている。『国家が破産する日』は11月8日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月29日恋愛がうまくいかないことの原因は「自己肯定感」が低いことかもしれません。自己肯定感を高めて、恋愛上手になる秘訣をお伝えします。自己肯定感が低い原因を考えるまず自己肯定感を高めるには、あなたの自己肯定感が低い原因を考える必要があります。理由として考えられるのは、今までの恋愛経験の中で自己肯定感を下げる出来事があったのかもしれません。つらい作業かもしれませんが、まず原因を把握することが、自己肯定感を高める作業に必要だと言えます。相手に尽くしすぎてしまったり、彼とちょっと連絡が取れないだけで浮気を疑ったりしていませんでしたか?実はその行動こそが、自己肯定感を下げてしまっていたのです。自己肯定感を上げるためにチャレンジしたいこと恋愛に限らず、自己肯定感を高めるために大事なことは、まず自己肯定感が低い自分を認めることです。そのうえで、自己肯定感を上げるためにできることから行動していくことが必要です。今までのあなたは、男性に自分から声をかけることはなかったかもしれません。それは、自分に自信がないからです。でも、これからは気になる男性がいたら、思い切って声をかけてみましょう。断られて、自信をなくすこともあるかもしれません。でも、待ってばかりの日々から、自分から声をかけることができたということを、まずは認めてあげましょう。短所を長所に変えてしまう自己肯定感が低い女性は、きっと自分は短所だらけで、愛される価値がないと思い込んでいるはずです。でも、短所というのは、実は長所と考えることも可能です。例えば、「暗い」と自分で思っているとします。でも世の中にはおとなしい女性が好みの男性もいます。「暗い」を「おとなしい」に変換させればいいのです。別に無理に演じることはありません。あなたがあなたらしくいられる男性を選べばよいのです。自己肯定感を高めることは大切自己肯定感を高めることはとても大切なことです。なぜかと言うと、自己肯定感が低いと恋愛依存体質となります。その場合、恋人に否定されただけで、自分自身に価値がないと思ってしまうからです。恋人1人に否定されただけで、そう考えるのは大きな間違いです。これからは、自己肯定感を高めて、いい恋愛をしていきましょう。
2019年10月27日モテ女子になれれば、狙った彼とお付き合いできるのにな、なんて考えたりしませんか?実はモテ女子には共通していることがあるのです。一般的なモテる女性の要因として顔が可愛い、スタイルが良い、オシャレ、家庭的などが挙げられると思います。でもそれはあくまで付加価値なのです。モテの一番の要因は「自己肯定感」にあります。自己肯定感を高めて、モテ街道を突っ走りましょう。自己肯定感とは?そもそも自己肯定感が高いとはどんな状態なのでしょう。簡潔に言うと「自分には価値がある」と自分で認知している状態です。自分自身を肯定できている場合にこの言葉が当てはまるわけです。では自己肯定感が高いとどんなことが起きるのか、自己肯定感が高い人の特徴をご紹介します。(1) 失敗を恐れない断言しますが、自己肯定感が高いことは、自分にとって良いことしかありません。例えば、何か失敗したとしても自分を過剰に責めすぎることがなく、失敗を次に活かすことが出来ます。自分で自分を信頼している状態なので、そんなこともあるさ!と切り替えられるのです。失敗を恐れずに行動できることは人生の強みになります。(2) 何事もチャレンジ出来る失敗を恐れないということは、何事も積極的にチャレンジが出来ますよね。失敗したらどうしようと必要以上に未来を心配しませんから。チャレンジ精神が高いと、自分をどんどん理解し高めていくことが出来ます。また基本的にポジティブシンキングになるので、精神衛生的に最適な状態を維持することが可能なのです。(3) 自分を自分で評価出来る自分と他人を比べて落ち込むことってありませんか?どうしても隣の芝生は青く見えるものです。ただ自己肯定感が高い人は、自分の評価を誰かに依存せずに下すことが出来るので、他人と自分を比べることがなくなります。自分は自分、他人は他人とはっきりとした線引きをすることが出来るのです。(4) 他人に優しくできる自分と他人を比べることがないと、対抗意識がなくなるので誰に対しても優しく出来ます。妬みやひがみなどの嫌な感情を抱えずに済むわけです。時にライバル心は必要ですが、自分が苦しくなるほどに持つ必要はありません。自分が頑張るための良い刺激として捉えることが大切なのです。自分を正しく評価することは、相手を正しく評価することにも繋がるのです。相手の良い所を見つけ、素直にすごいね!って言える人は魅力的ですよね。自己肯定感を高めるためにどうすればいいのか?自己肯定感を高める方法はいくつかあります。どうしたら高めることが出来るのかをご紹介します。(1) 長所と短所を知るまずは自分の長所と短所を考え自己分析をしてみましょう。次に短所を長所に言いかえることが可能かどうか考えてみてください。もし言い換えられるのであれば短所もあなたの長所になります。これ実は心理学的にはリフレーミングという手法になります。例えば「優柔不断」は「優しさ」の裏返しでありますし、「頑固」は「意思が強い」と言いかえられます。自分のウィークポイントをチャームポイントに変換しましょう。(2) 失敗は成功のもとリフレーミングは日常のアクシデントにも応用出来ます。極端な話ですが失敗を成功と捉えることも可能なのです。仕事でミスをしたとします。あなたはどう捉えますか?人間ですからやっぱり落ち込みますよね。でも失敗は素直に謝ればいいし、次に活かせば良いのです。ミスをしたことはショックですが、ミスからしか学べないことも沢山あるのです。(3) 成功を繰り返し体験する失敗を成功と考えられるようになれば、成功体験として自分の脳裏にインプットされます。成功体験は自信に繋がり、自己肯定感を高める手助けとなります。ですから、小さな成功体験を積み重ねましょう。「朝少し早起き出来た」「今月は少し節約できた」など小さなことで良いのです。小さな成功を繰り返し、自分はできるんだ!という自信を持ちましょう。(4) ありのままの自分を褒める成功体験を体感できるようになったら、めいっぱい自分を褒めましょう。それが自分を受け入れるということです。自信過剰は時に嫌われる要素になりますが、それは実力と自信が伴っていないのを見透かされてしまっているからです。行き過ぎた自信でなければ、持ち合わせているに越したことはありません。その日ベッドに入る時に、今日も一日頑張ったと自分を褒めてあげましょう。自分を褒めてあげられれば明日を頑張る活力となります。誰かに愛されるためには、まず自分を愛することモテる女性になるにはあなた自身が魅力的な女性になることが大前提です。これだけ聞くと一見難しそうに聞こえますが、今回ご紹介した自己肯定感を高めるメソッドを行えば、幸せを手に入れることは意外と簡単なことなのです。相手に好かれる前にまずは自分を愛してあげることが大切です。反省は大切ですが過剰に自分を否定しすぎてはいけません。自分を認めて、受け止めましょう。自己肯定感を高めて、意中の彼のハートを掴みましょう。
2019年10月15日「自己肯定感を育もう!」最近、子育て関連本やサイトで頻繁に目にします。理想はそうありたいけれどなかなか難しく、自己肯定感低めの私は、このキーワードが少し苦手です。しかしあるセミナーをきっかけに、“自己肯定感”の認識が変わっていきました。勘違いしていた自己肯定感8月のある週末、私は広島で開催された子育てセミナーに参加しました。講師はNHKすくすく子育ての元キャスターであり、現在はフリーアナウンサー、また「NPO法人おやこみゅ」の代表を務める天野ひかりさん。ご自身も高校生のお子さんを育てるママです。「さてみなさん、子育てで一番大切にしていることは何ですか?」まず自分の考えを書きだし、数人のグループで話し合いました。3人の娘を育てる私が大切にしていることは、それぞれの気持ちに共感し、嬉しいことも悲しいことにも寄り添うこと。他にも様々な意見が出ましたが、天野さんの答えは「自己肯定感を育てること」でした。私は子どもたちが何事も前向きに挑戦できるよう、また自信をつけられるように、様々な経験やチャレンジをさせてきたつもりです。しかし本当に子どもたちの自己肯定感が育っているのかは分からない。また自信もありません。「自己肯定感とは、常に自信にあふれたポジティブな印象がありますが、実は自分の弱い部分も含めて認められる心のことなんですよ」と天野さん。子どもに必要なのは、“長所だけでなく、欠点もそのまま認められ、愛され、必要とされること”。そしてそれこそが私たち大人が子どもに対してできる、一番大切なことなのだそう。欠点を欠点として認めるなんて意識したこともない、欠点はクリアするように努力すべきだと思っていた私は、ハッとしました。どんな自分でも親や家族から愛されていると感じられる子は、「私は私だから大丈夫!」という強い心が育ち、新しいことに挑戦したり、壁にぶちあたってもそれを乗り越えられる力をつけていきます。また相手の立場に立って気持ちを考えることもでき、ひいてはそれが“自立”につながるのだそうです。大きく強い器(自己肯定感)を育てよう自己肯定感に関してもうひとつ興味深い話を聞きました。“知識”が水だとしたら、それを入れる器が“自己肯定感”だと天野さんは言います。「器にはたくさんお水が入ったほうがいいですよね。それなら器は大きくて強い方がいい。だから知識を入れるより先に、しっかりとした器=自己肯定感を育てることが大切です」。自己肯定感(器)が育っていないのに、知識(水)を先に入れると、小さい器はあっという間に水でいっぱいになります。また弱いので時に割れたりして漏れるのだそう。これにはなるほどと、うなずく人がたくさん。私は子どもがもっと小さいうちに聞いておきたかった! と思いました。日々の実践は、言葉がけ=コミュニケーション子どもの自己肯定感を育てるために親が実践できること、それは毎日のコミュニケーション、言葉がけです。そして言葉がけもその順番が重要になるそうです。言葉がけの順番1.子どもの行動や気持ちを認める2.大人が見本を見せる3.社会のルールを説明する例えば、自分の子どもが公園で滑り台に並んでいる子ども達に割り込みをして、先に滑ってしまったとします。そういう時はまず「滑りたかったんだね」とわが子の気持ちを認め、並んでいた子どもたちに「割り込んでしまって、ごめんね」と親が謝ります(大人の見本)。そしてその後に、並んで順番を待つという社会のルールを説明するのがベスト。親自身の体裁からその場で叱ってしまったり、「ダメダメ!こら!」と一喝しがちですが、実はそこには“子ども本人の気持ちを認めてあげる”という大切な部分が抜けているのだそう(※相手や自分の命に関わる場合はすぐに「ダメ!」といわねばなりませんが)。子どもにとってはお母さんに「滑りたかったという気持ちを分かってもらえた」ということ、またどんな時もお母さんだけは味方で、自分の気持ちを分かってくれる!ということが重要なのです。では、母親自身の自己肯定感は?子どもの自己肯定感を育むにあたり、私のように自己肯定感の低い母親はどうしたらいいのでしょうか。実は子育てをして初めて自分と母親との関係、また自分の自己肯定感は育てられたのか? と悩むお母さんが意外と多いのだとか。「お母さんもそのままのお母さんでいいの。できなかったと思う自分もすべて認めてあげることです。心配しなくても子ども達はありのままのお母さんが大好きですよ」と天野さん。「ありのままの私?未熟でおっちょこちょいだけど、これが私なのか。私は私でいいんだ」と、そのままの自分を認めてみると、不思議と気持ちがラクになり、より子どもに優しく接することができるようになりました。最後に天野さんからあたたかいメッセージ。「子育てには正解はないと思います。大変だ、不安だと思ったら誰かに頼ったり、助けをお願いしていいのです。それでもまだ迷ったら、子どものためによい方ではなく、“ママが幸せを感じられる方を選ぶ”といいですよ」。つい子どものために!と、自分をおいて必死になりがちですが、母親が自分自身を大切に、そのままの自分を認めてハッピーでいることが母親自身の自己肯定感を高めることにつながります。そのままの自分を認める力と子どもの自己肯定感は同時に育むべきことだなと感じたセミナーでした。<取材協力><文・写真:ライター林未香>
2019年09月30日「付き合ったら自己チューだった……。」では、付き合っていくのも大変ですよね。自己チューかどうかはLINEだけでもある程度見抜けたりします。そこで今回は、自己チューな男子がやりがちなLINEをご紹介します。相手の男子がこんなLINEをしてくるのなら、場合によってはフェードアウトをしていいかも。■ 都合が悪くなると既読・未読スルー都合が悪くなると平気で既読・未読スルーするのなら自己チューです。もちろん、送ったLINEが重すぎる内容、相手を一方的に責める内容などなら、スルーされてもしょうがないのかもしれませんが、彼的に都合が悪いからとりあえずスルーというのは自己チューですね。筆者の知り合いにいたのですが、「〇日に食事しよう」と誘ってきた男性が前日になって「明日、遅くなるから△日にリスケしてもらっていい?」とLINEしてきたので了承し、△日を空けていたのです。前日に筆者から「明日、何時?」とLINEを送ったら未読スルー。当日、電話をしても出ないし、折り返しもなし。その男性かなり仕事が忙しく、きっとまたリスケになるのが気まずくて無視をしているんだとは思いますが、約束をしておいて無視は不誠実すぎます。自分都合で無視する男性は自己チューの塊なのでやめたほうがいいですよ。付き合っても何かあればきっと無視して逃げますから。■ ただ、ただ、しつこいマメを超えてしつこいのなら自己チューです。相手の気持ちや状況を考えず、ただ自分の不安や寂しさをさっさと解消したいから、しつこくするのは子供です。まだ返信をしてないのに、数時間後にまたLINEが来るとか、返信を催促されるとか、何度も電話を鳴らてくるなら、彼はメンヘラ気質の可能性大。緊急の連絡ではなく、雑談LINEでそんなにしつこいのは、ちょっと怖いです。LINEが無理なく続くのではなく、どこか彼に急かされる感じがあるのなら一度本人に言うか、離れたほうがいいかもしれませんね。■ 会話が噛み合わない話が噛み合わないというか、話が飛んだり、自分の好きなことだけ話す男子も危ないです。筆者は、過去に一度だけデートした相手から「今日の夜は何してる?」とLINEがきたので「予定あるの、ごめん。仕事も忙しいから、できれば当日じゃなく前もって連絡もらわないと予定が組めない」と送ったら、動物が悲しんでいるスタンプ1個が届き、その後すぐに「パソコン買った!」と、全然かみ合ってないLINEが……。確かにこの男性は、デートした時に、食べるのも歩くのも早くて……。相手のベースを考えられない人だったんです。LINEでも自分のことしか考えてないんだな、と呆れました。数日後、彼氏ができたということにしてやり取りを終了しました。相手のスピードを考えないうえ、会話のキャッチボールもできない自己チューは付き合っても疲れるだけですよ。■ LINEだけでも人柄が見えるLINEで感じた『ん?』という違和感は、無視しないほうが良いでしょう。平気で相手に不快な思いをさせるようなLINEが送れる人は、共感能力が弱く自己チューな人が多いです。飲み会やマッチングプリで出会った男性が、こんなLINEなら……要警戒。(美佳/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年08月26日奨学金を払うことができずに自己破産にいたってしまう人が急増しており、累計1万人を超えていると言われています。労働者福祉中央協議会が2015年に行なった調査によると、奨学金借入額の平均は312万円とされており、500万円以上借りている学生も少なくありません。大学院まで行ってしまうと借りすぎてしまい、社会人になって返済に困窮する若者は決して少なくありません。「奨学金を払うのが厳しい。自己破産をするしかないのか」と思いつめている人もいるのではないでしょうか?しかし、奨学金をどのように借りたのかによって家族に迷惑がかかるかどうかが大きく異なります。それが、連帯保証人をつけたのか、機関保証を利用したのかということです。奨学金を借りた人が自己破産をするとどうなってしまうのでしょう?機関保証をつけた場合と連帯保証人を立てた場合それぞれのケースについて具体的に解説していきます。奨学金の機関保証と保証人制度とは?奨学金を借りる場合には、学生個人の名義だけで借りることはできません。奨学金は未成年の学生であっても本人名義で借りることができますが、経済力の乏しい学生単体へ融資をしてしまうと、奨学金を融資する日本学生支援機構のリスクが高くなってしまいます。そこで、奨学金を借りる時には機関保証か連帯保証人をつけるといういずれかの方法で、返済能力の乏しい学生に対する信用力を補完し、学生でもお金が借りられるようになっています。奨学金における機関保証と連帯保証人制度について詳しく解説していきます。機関保証とは機関保証とは、個人ではなく保証機関が奨学金の保証を行うことです。銀行カードローンなどにおける保証会社と同じ役割で、もしも債務者が奨学金を返済することができない場合には、保証機関が日本学生支援機関へ奨学金の残金を返済します。連帯保証人を立てる必要はありませんが、保証料を支払わなければなりません。連帯保証人を立てない代わりに日本国際教育支援協会が保証を行う後述しますが、奨学金の連帯保証人になるには一定の条件を満たす必要があります。この条件を満たすことができる人がいない場合や、家族や親戚などに迷惑をかけたくないという人は、連帯保証人を立てずに、日本国際教育支援協会という保証機関に奨学金の保証をしてもらうことができます。保証料が発生する奨学金の保証機関である日本国際教育支援協会は無料で保証を行なってくれるわけではありません。保証をしてもらうためには保証料を払う必要があります。例えば利息の発生する第2種奨学金を月額5万円で60ヶ月借りた場合には月額2,603円の保証料(2019年度)が発生します。連帯保証人制度とは連帯保証人制度とは、保証機関ではなく個人が奨学金の連帯保証人になる制度です。連帯保証人は債務者と同じ返済義務を負っているので、もしも返済できない場合には連帯保証人が奨学金を返済しなければなりません。保証機関を立てて保証料を支払う必要はありませんが、連帯保証人になった親には奨学金を返済できない場合に、債務者と同じリスクを背負う必要が生じてしまいます。連帯保証人には条件がある奨学金の連帯保証人には誰もがなれるわけではありません。奨学金の連帯保証人となる人は原則として奨学金を借りる学生の「父母」とされています。父母がない場合には以下の条件を満たしている人しか連帯保証人になることができません。1.学生本人が未成年者の場合は、その親権者(親権者がいない場合は未成年後見人)であること。2.学生本人が成年者の場合はその父母。父母がいない等の場合は、学生本人の兄弟姉妹・叔父・叔母などの4親等以内の親族であること。3.未成年者および学生でないこと。4.学生本人の配偶者(婚約者)でないこと。5.債務整理中でないこと。6.貸与終了時に学生本人が満45歳を超える場合、貸与終了時に60歳未満であること。基本的に奨学金の連帯保証人は親ですが、親がいない場合には4親等以内の親族であることが求められます。連帯保証人は借主が返済できない場合に返済義務を負う連帯保証人は借主と全く同じ返済義務を負っていますが、実務上は借主が返済できている間は連帯保証人に請求されることはありません。しかし、もしも返済が滞ってしまうと連帯保証人に請求が行われ、親などに大きな迷惑がかかってしまう可能性があることを理解しておきましょう。機関保証を利用した人が奨学金の返済ができないと機関保証を受けた人が奨学金の返済に遅れてしまうと、保証会社による代位弁済が行われ、信用情報はブラックになります。以後は保証機関である日本国際教育支援協会に返済を行なっていくことになります。[adsense_middle]保証機関による代位弁済で信用情報がブラックになる一般的に2ヶ月返済が滞ると、日本学生支援機関は保証機関へ代位弁済請求を行います。代位弁済請求とは、借主の代わりに保証会社に対して融資金の残金の返済を請求することです。代位弁済が行われた時点で信用情報はブラックとなってしまいます。信用情報がブラックになるとローンやクレジットカードの契約は不可能になってしまいます。保証機関に返済の義務が生じる代位弁済が行われると、保証機関が日本学生支援機構へ返済を行なってくれますが、これで借金がチャラになるわけではありません。債権は日本学生支援機構から保証機関へ移るので、代位弁済以降は保証機関である日本国際教育支援協会へ返済を行なっていく必要があります。代位弁済の記録は信用情報にブラックとして記録されますが、この情報は保証機関への支払いを完済してから5年間保存されます。したがって、完済までに10年かかってしまうと、合計15年間は信用情報はブラックのままです。なお、保証機関を利用した場合には連帯保証人がいるわけではないので、親などに請求が行われることはありません。連帯保証人を立てた人が奨学金の返済ができないと連帯保証人を立てた人が奨学金を返さないと、連帯保証人に対して請求が行われることになります。5万円や10万円程度の金額であれば、親なら立て替えてくれるかもしれませんが、100万円を超えるような金額の請求が行われると、親も返済ができずに自己破産にいたってしまうケースも実在します。連帯保証人に請求が行われる前述したように、借主が返済に遅れると連帯保証人に請求が行われ、借主も連帯保証人も長期間返済をしないと、奨学金の残金の一括返済請求が行われ、連帯保証人になっている親の財産が差し押さえられてしまう可能性があります。連帯保証人を立てて奨学金を借りた人は、返済に遅れると自分を飛び越えて親に請求が行われてしまうことがあるので、返済は責任をもって行う必要があるのです。機関保証を受けた人が自己破産すると「奨学金で一家全員自己破産」などと言う言葉を聞いたことがある人も多いかもしれません。しかし、機関保証を受けた人が奨学金を払えずに自己破産をしても家族にまで迷惑がかかることはあり得ません。機関保証においては、保証会社が保証をしているので、「本人と日本学生支援機構」「本人と保証機関」の関係しかありませんので、家族にまで迷惑がかかってしまうことはありません。保証機関が奨学金を返済する自己破産をする前は、弁護士などから債権者全員に受任通知という通知を送付します。この通知を受け取った時点で、日本学生支援機構は保証機関へ代位弁済請求を行いますので、日本学生支援機構から保証機関へ債権は移ります。保証機関への返済義務は消滅する自己破産が裁判所から認められれば奨学金も免責になるので、保証機関への返済義務は消滅し奨学金の支払いから逃れることができます。やはり、保証機関の保証を受けて奨学金を借りた場合には、自己破産をしたとしても家族に迷惑がかかることはありません。連帯保証人を立てた人が自己破産をすると奨学金借入時に連帯保証人を立てた人が自己破産をすると家族にまで大きな迷惑がかかってしまうということに十分に注意が必要になります。自己破産をすると、本人の債務は免責されるかもしれませんが、連帯保証人に対しては請求が行われることになります。これが「奨学金の返済不能で一家全員自己破産」になってしまう最大のリスクです。連帯保証人を立てた人が自己破産をした場合にはどのような流れで家族に迷惑がかかってしまうのか、詳しく見ていきましょう。[adsense_middle]親などの連帯保証人に請求が行われる自己破産をすると、本人の奨学金は免責になりますが、親の連帯保証人としての義務は残ります。そこで、日本学生支援機構は連帯保証人である親に対して一括返済請求を行います。自己破産して借金から逃げることができるのは債務者本人だけで、連帯保証人には債務の返済請求が行われるということは十分に理解しておきましょう。親が返済できないと家族で自己破産になることも債務者の自己破産後に連帯保証人である親に請求が行った時、親にも返済能力がなければ、親も自己破産するしかない事態に陥ってしまう可能性は十分にあります。これが「奨学金の返済ができずに一家全員自己破産」となってしまうケースです。奨学金だけではないですが、連帯保証人を立てた借金を抱えたまま自己破産をすると連帯保証人への迷惑は避けられないということはよく覚えておくようにしてください。借金総額を減らす方法は自己破産だけではない自己破産は数ある借金整理の方法である債務整理の中の1つにすぎません。奨学金を返済することができない理由は様々で、もしかしたら他の借金を抱えて返済に追われている人もいるかもしれません。このような場合には債務整理によって他の借金を減額すれば奨学金の支払いができるようになる可能性があります。状況に合わせてどの方法が最適なのか、連帯保証人に迷惑をかけないのはどの方法なのか、ということについてはプロと相談した方がよいでしょう。奨学金は個人再生の対象になるが・・・個人再生とは住宅などの財産を残したまま借金を原則3年以内に返済できるように減額させる方法です。奨学金は個人再生の対象になるので、個人再生が裁判所に認められれば奨学金を減額させることも可能です。しかし、連帯保証人を立てて奨学金を借りている人は、やはり連帯保証人への迷惑を避けて通ることはできません。連帯保証人の保証債務まで減額されるわけではない個人再生によって奨学金を減額させることができたとしても、連帯保証人の支払い義務まで減額されるわけではありません。例えば500万円の奨学金が100万円に減額されたとしても、連帯保証人には500万円の借金を保証する義務が残ってしまうのです。後悔しないためにはまずはプロに相談を!このように、連帯保証人を立てて奨学金を借りた場合には、自己破産にせよ個人再生にせよ連帯保証人への迷惑を避けることはできません。ただし、他に借金があるのであれば、その借金を整理すれば奨学金を期日通りに返済して行くことができるかもしれません。いずれにせよ、数ある債務整理の方法の中からどの方法を選択すれば連帯保証人に迷惑をかけずに奨学金の支払いができるのかということは、借金の状況や本人の収入の状況によって様々です。そこで、いきなり自己破産という選択をせずに、まずは相談料無料のプロへ相談してみるとよいでしょう。まとめ連帯保証人を立てて奨学金を借りてしまうと、自己破産をしても連帯保証人である家族に請求が行われてしまい、一家全員で自己破産になってしまうケースもあります。奨学金は借りる時に本当に返済することができるかどうかということまでよく考えてから借りないと、返済が始まってから大変になってしまいます。連帯保証人を立てて奨学金を借りると、本人は自己破産や個人再生などで奨学金の返済から逃れることができたとしても連帯保証人は保証義務から逃れることはできません。奨学金以外の借金の返済で困っているのであれば、債務整理を行えば借金が減額できる可能性もあるので、まずは一度プロの法律事務所へ相談してみるのがよいでしょう。
2019年08月17日自己破産をすると、クレジットカードなどを一生作ることができないと考えている人も多いのではないでしょうか?確かに自己破産をすると、クレジットカードを作ることは非常に難しくなってしまいますが、一生作ることができないわけではありません。一定期間経過し、審査基準を満たしている人であればクレジットカードを作ることも可能です。自己破産後にクレジットカード審査に通過するためにはいくつかコツがあります。自己破産をするとどのくらいの期間クレジットカードを作ることができないのか、審査に通過するためのポイントなどについて解説していきます。自己破産をするとクレジットカードはどうなる?すでにクレジットカードを持っている人が自己破産をすると、今持っているクレジットカードはどうなってしまうのでしょうか?また、自己破産申請中はクレジットカードの利用は十分に注意しなければなりません。基本的には強制解約になる一般的には自己破産前にクレジットカードが強制解約になることがほとんどです。通常、自己破産は弁護士に依頼して行うので、自己破産前に弁護士からクレジットカード会社へ受任通知という書類が届きます。この書類を受け取ったカード会社はクレジットカードの利用を停止し、クレジットカードの契約は強制解約され、信用情報はブラックになります。利用は停止され貯めたポイントもなくなるクレジットカード会社に受任通知が届いたり自己破産をしたことが知られるとクレジットカードは停止され契約も解除されます。契約が解除されると、これまでどれだけコツコツとポイントを貯めていたとしてもそのポイントは無くなってしまいます。このため、自己破産をする前にポイントは使っておいた方が無難です。しかし、ポイント以外のクレジットカードの使用は厳禁です。この点については後述します。自己破産中にクレジットカードが使える場合カード会社が自己破産申請をしている人の契約を解除したり、利用を停止するかどうかはカード会社の判断です。また受任通知の送付漏れなどによってカード会社が自己破産をしたことを気づかずにカードの利用を止めないケースも可能性としてはあり、自己破産手続中にカードを利用できる可能性もあります。しかし、このような場合でもクレジットカードを使用してはいけません。自己破産の手続中にカードを使用してしまうと、場合によっては自己破産申請そのものが却下されてしまう可能性もあるためです。自己破産手続中にカードを使用するリスクについて解説していきます。絶対に使用してはいけない自己破産手続中に借入を行なったり、クレジットカードを使用することは厳禁です。自己破産をすると、債務は免責になり、これまでの借入金はチャラになります。つまりカードを使用しても、その後自己破産をすればクレジットカードの支払いをする必要はなくなります。自己破産手続中にカードを使用してしまうと、カード会社に損をさせる目的でクレジットカードを使用したと裁判所に判断されてしまい自己破産申請が却下されてしまう可能性があるのです。このため、いくら自己破産手続中にクレジットカードを使用することができたとしても、クレジットカードは絶対に使用しないようにしてください。自己破産後ならOK自己破産をして債務が免責になった後もカードを使用することができた場合には、自己破産後であれば使用しても問題はありません。自己破産後に使用した分に関しては免責にはならないので、カードを使用した分に関しては支払って行かなければなりません。つまり自己破産後であれば債権者が損をすることはないのです。しかし、一度自己破産をするとその後7年〜10年程度は再度の自己破産は認められませんので、クレジットカードの使用や新たな借金については十分に注意してください。クレジットカードが無いとどのような不都合が生じる?自己破産をするとクレジットカードはほぼ確実に解約され、その後も簡単にはクレジットカードを作ることができなくなってしまいます。クレジットカードを持つことができないと、これまでは当たり前のようにできたことができなくなってしまいます。クレジットカードがないとどのような不都合が生じるのか、具体的に解説していきます。[adsense_middle]ほぼ全てのオンライン決済ができない今は、インターネットでの買い物はクレジットカードが主流になっていますので、クレジットカードがない場合には手数料がかかる代引きや銀行振込しか利用することができません。また、NetflixやDAZNなどのオンラインコンテンツもクレジットカードがなければ著しく不便になってしまいます。この他ゲームの課金などもクレジットカードではできなくなってしまいますので、カードがあれば当たり前にできる日常生活が著しく不便になってしまいます。ETCカードを持てないクレジットカードを持つことができればETCカードを持つことはできません。高速を乗る時にETCを使うことができないので、料金の割引を受けることもできませんし、ETC専用のインターチェンジを利用することもできません。自己破産の記録は何年残る?自己破産をすると、官報という国から国民へのお知らせに個人情報が記載されます。CIC以外の個人信用情報機関は官報をチェックしていますので、自己破産をした情報を官報で見つけると、自社の個人信用情報に金融事故情報として自己破産をした旨が記録され、信用情報はブラックになります。このブラックの情報は信用情報期間によって保存期限が異なります。自己破産をするとどのくらいの期間、個人信用情報はブラックになってしまうのか見ていきましょう。CICとJICCは5年CICというのは主にクレジットカードの情報を集める個人信用情報機関です。また、JICCは主に消費者金融の情報を集める個人信用情報機関です。これらの信用情報機関はどのような情報であれ、5年までしか保管しません。また、CICは官報に記載されている情報を収集しないので、直接的に「自己破産」という金融事故情報を記録することはありません。KSCは10年KSCとは全国銀行協会の信用情報機関で、銀行や信用金庫や農協などが加盟しています。KSCは官報に記載される情報はしっかり集めており、自己破産と個人再生の官報記載情報は10年間保管しています。つまり、自己破産を行うと、銀行や信用金庫の審査では10年間信用情報ブラックという扱いになりますが、CICやJICCにしか加盟していない消費者金融やクレジットカード会社の審査では5年間しかブラックとしては扱われないことになるのです。信用情報がブラックだと審査に落ちてクレジットカードは作成できない自己破産などによって信用情報がブラックになってしまうと、審査にはまず通りません。また、自己破産以外にも以下のような金融事故を起こすと信用情報はブラックになってしまいます。個人再生任意整理長期延滞強制解約代位弁済前述したように、これらの情報は個人信用情報に5年間〜10年間保管されるので、この期間はクレジットカードを作ることはほぼ不可能と考えた方がよいでしょう。クレジットカード審査に当たってはどの信用情報機関に照会が行われ、何の情報が審査に問題になるのでしょうか?クレジットカード審査はCICほとんどのクレジットカード会社はCICにしか照会を行いません。CICは官報の情報を収集しないので直接自己破産の登録はしないと説明しましたが、自己破産をしてもCICでブラックにならないわけではありません。前述したように、自己破産をする前に弁護士がカード会社へ受任通知を送るとクレジットカードは強制解約になります。強制解約の情報についてCICは金融事故情報として登録しますので、自己破産という情報を記録していなくても信用情報はブラックになります。この状態でクレジットカードへの申し込みを行うと、申し込みを受けたカード会社はCICに照会を行い信用情報ブラックということを知りますので、クレジットカードの審査には通過することができないのです。自己破産後にクレジットカードを取得する方法このように、自己破産をすると、CICに何かしらの金融事故情報が記録されるので信用情報がブラックになってしまいます。ブラックの人はクレジットカードの審査に通過することはできませんが、どのくらいの期間が経過すればクレジットカードを再び作ることができるようになるのでしょうか?また、審査に通過するためにはいくつかポイントを抑える必要があります。次からは自己破産後に再びクレジットカードを作る方法を解説していきます。[adsense_middle]自己破産から何年後なら問題ないの?では、自己破産をしてから何年たてば「ブラック」という理由で審査に落とされてしまうことがなくなるのでしょうか?基本は5年自己破産をすると信用情報には長期延滞や強制解約などの金融事故情報がCICに記録されます。前述したように、クレジットカード審査ではCICに照会を行いますし、CICはどんな情報でも5年間しか保管しないので、基本的には自己破産から5年経過すればクレジットカード審査で照会を行うCICは過去の使用履歴などがクリアになり、少なくとも「信用情報ブラック」という理由で審査に落とされるようなことはないでしょう。金融事故情報が基本的に5年未満で消えることはないので、自己破産をしてから5年なのか4年なのかはしっかりと覚えておき、不安な場合にはCICに情報開示の手続きを行なうようにしてください。過去にトラブルを起こした会社では申し込まない信用情報から金融事故の情報が消えていたとしても、過去にトラブルがあった会社で申し込みを行なってしまうと、社内ブラックという理由で審査に落とされてしまうことがあります。過去に返済トラブルなどがあった顧客の情報は、信用情報とは別の社内情報としてカード会社は残すものです。社内に過去のトラブル情報がある人に対してわざわざ改めてカードを発行するようなことはしませんので、これまで取引をしたことがない会社へ新たにカードの申し込みを行うようにしてください。自己破産後でも審査に通るカードの作り方自己破産から5年間経過すればCICの金融事故情報はクリアになり、ブラックではなくなります。しかし、あくまでもブラックで審査に落とされてしまうということがないだけであって、審査は行われます。特に、自己破産後に5年間もクレジットカードを持つことができなかったのですから、信用情報にはクレジットカードなどの使用履歴が何もないことになり、審査担当者とすれば海のものとも山のものともわかりません。つまり、信用情報がクリアになってもクレジットカード審査に通過することは簡単ではないのです。このような人がクレジットカード審査に通過するためには以下のポイントを抑えておく必要があります。正社員として1年以上勤務する審査で求められることは安定した収入です。カード会社などの審査で申込者が安定収入があると判断する基準が、正社員で1年以上の勤続年数があることですので、クレジットカードに申し込む前には1年以上正社員として勤務した状態で申し込みを行なった方がよいでしょう。最小限の限度額に留める信用情報になにも情報がない人がいきなり100万円とか50万円の限度額のクレジットカード審査に通過することは非常に難しいでしょう。学生でも作ることができる10万円程度の限度額でカードを申し込んだ方がよいですし、そもそもの限度額の設定が少額のクレジットカードに申し込んだ方が審査は通りやすいと言えます。また、比較的高いリスクの人まで許容してくれるリボ払い専用カードなどの方が審査に通過しやすいでしょう。まとめ:自己破産はリスクが大きい!まずはプロに相談を自己破産を行うとその後5年間はクレジットカードを作ることが非常に難しくなり、日常生活に支障をきたしてしまう可能性があります。自己破産をしなくても、過払金の返還などによって借金を整理することができる可能性もあるので、まずは債務整理や過払金に強いプロに相談することがおすすめです。法律事務所の中には高額な着手金や相談料が発生するところもありますが、イストワール法律事務所のような債務整理に強い法律事務所であれば、相談料無料で過払金の調査なども行なってくれます。自己破産はその後の人生の不都合も多いので、まずはプロへ気軽に問い合わせを行なった方がよいでしょう。
2019年08月09日誰からでもモテたいのではなく、好きなあの人と両思いになりたい!そんなときに使える自己プロデュースの方法を紹介します。自分の魅力を引き出す!まずはモテたいときと同じ行動を一通りやってみることがおすすめです。ただ、そのときに意識して欲しいのは「自分の魅力を引き出す」こと。ただ男性受けがいいと言われるメイクやファッションをするのではなく、その中からも自分に合ったものを見つけていきましょう。また、仕草や行動も自分が自然にできる方向性を意識すると良いでしょう。もともとおとなしい女性ならミステリアスな魅力をアピールする、かわいらしい外見なら男性に甘えてみるなど、自分が一番モテる状態を作ります。自分の魅力を引き出すすべを知ることが自己プロデュースなので、まずは一通り試してみるとよいでしょう。自意識過剰にならないそこそこ周囲からの受けがいいのに好きな人に相手にしてもらえないなら、自意識過剰になっている場合があります。自分の気持ちが相手にバレてしまうことを恐れるあまり好きな人にだけ冷たい態度をとってしまっていたり、逆に意識するあまり変なところでぐいぐいアピールして空回りしていたりはしませんか?できれば好きな人にも、好きな人ではない人に対する態度と同じように自然な態度で接するようにすることをおすすめします。露骨な態度を避けるいくら好きな人が相手だからと言って、周りの人と露骨に態度を変えることはおすすめしません。まだ仲良くなっていないのに、好きな人の前にだけ愛想をよくしたり好きな人の好みに合わせてメイクやファッションを変えたりすると彼に違和感を持たれてしまいます。また、あまりに周りの人に冷たくしていると「性格が悪い」と思われてしまって彼からのイメージが悪くなります。もちろん過剰に愛想をよくする必要はありませんが、せめて同性には同じように明るく接する、異性にも無視するようなことはしないようにすれば、好きな人にもいい印象を与えることができます。周りの女性や彼の男友達と仲良くしておけば、思わぬアシストをもらえるかもしれませんよ。少し特別な態度でとはいえ、まったく皆と同じ態度で接していても好きな人にはその気持ちが伝わりませんよね。好きな人にだけ好意を持って欲しいなら、彼にだけさりげなく態度を変えることも重要です。重くなりすぎないのであれば好きなことがばれてしまっても問題はなく、むしろ「俺のこと好きなのかな?」と意識してもらえるようになる可能性が生まれます。気軽なデートに誘ってみたり、彼が悩んでいるようなら心配してあげるなど、少しのアプローチをしてみましょう。
2019年08月07日じつは「自己主張」と「わがまま」はまったくの別物。わがままとは、他人のことを考えずに、自分のことだけを考えていること。しかし、自己主張を上手に使えば、嫌われるどころか、魅力的に映ることもあるんです。では、自己主張とわがままの境界線はどこなのでしょう?■ 相手に変化を望むかどうか「私はこう思う」と言うだけなら自己主張になりますが、「だから、あなたもこう思うようにして」というのはわがままになります。たとえば、あなたにとっては「彼とのデート」が最優先で、できるだけ仕事を切り上げて早く帰ろうと心がけていたとします。あなた自身が「私はデートを優先したい」と考えているのは自由ですし、それを言うのも自己主張の範囲内。だからと言って「私を最優先に考えて!」と彼の気持ちや考えまで変えようとするのは、自己主張の範疇を超えわがままになってしまいます。■ 意見したその後なにか要望があるときに、「提案」として伝え、叶わなくてもOKなら自己主張、「提案」ではなく「強制」ならわがままとなります。たとえば、あなたにとって「時間厳守」がモットーだったとします。「遅れそうなときには、連絡して欲しいし、できたら遅刻しないで欲しい」と提案するところまでは、「自己主張」です。でも、「遅刻しないでよ!連絡も必須!」と決めてしまうと、「わがまま」と取られてしまうかもしれません。「〇〇して欲しい」というのは、「私」が主語ですが、「〇〇して」というのは、「あなた」が主語になりまっすs.言われた相手は責められているような気持ちになってしまうのです。■ 選択の余地の有無相手が断れる余地を与えている場合は自己主張になります。多少代替案を出すくらいらOKですが、断られると、「じゃあこうなら?」と、なにがなんでも自分の主張を通そうとするとわがままになってしまいますが。たとえば、週末にデートをしようと持ちかけた場合。いくらあなたのことが好きだったとしても、体調や気分によっては会いたくないときがあって当然。「ちょっと疲れてるから……」と断られたとします。そんなときに、「じゃあ、室内デートで!」「家ならいいでしょ?」「ちょっと会うだけでもいいから!」と、彼が断われなくなるような追いつめ方はわがままです。「家で会うのと、日を替えるのどっちがいい?」と選択肢を出すなどして、彼に選択の余地を与えてあげましょう。■ おわりに自己主張は決して嫌われることではなく、むしろ魅力的に映ることも多いもの。「相手を変えようとしない」という点をしっかり意識しておけば、わがままにならない自己主張を上手に使いこなせるはずです。(矢島 みさえ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年08月05日「自己破産をすると、生活をしていくことができない」と、何となく思っている人も多いのではないでしょうか?確かに自己破産をすると、財産は没収され、生活は変化せざるを得ません。しかし自己破産をしても生活を維持していくことができるようになっていますし、大抵の仕事はそのまま続けていくことができます。自己破産をした後は、生活にどのような影響を与えてしまうのでしょうか?自己破産をするとどうなる?自己破産とは、「財産を換金して債権者に分配する」「借金を免責する(チャラにする)」という2つの手続きです。自己破産をすると保有している財産が没収されますが、没収される財産にはどのようなものがあるのでしょうか?また、財産が没収されること以外にも自己破産をするといくつかデメリットがありますので、この点についても解説していきたいと思います。20万円超の財産は差し押さえられる自己破産をすると20万円超の財産は差し押さえられてしまいます。預貯金などの金融資産、住宅、自動車など、20万円を超える財産は没収され債権者に配当されるので、自分の持ち家に住んでいる人は住んでいる家から出て行かなければなりませんし、自動車も失ってしまうことになり、これまでのマイホームとマイカーのある生活を維持していくことは困難になります。銀行口座やカードは凍結される借金がある場合、その借金の返済に使用していた口座は凍結されます。また、借金がなくてもクレジットカードの口座引落に使用している銀行口座も凍結されます。口座引落によって借金返済やクレジットカードの支払いをしている人は、口座を凍結しなければ自己破産をしているにもかかわず、借金やクレジットカードの支払いができてしまいます。自己破産は全ての債権者を平等に扱わなければならないので、口座振替によって特定の債権者に対してだけ弁済が行われることがないよう、借金返済用の口座とクレジットカードの引落し口座は凍結され、口座もキャッシュカードも利用することができなくなってしまいます。これらの口座と給料受取口座が同じ場合には、自己破産前に給与受取用口座を変更しておくことをおすすめします。詳しくは後述しますが、給与受取口座が凍結されていると、会社に自己破産をしたことがバレてしまう可能性が高くなってしまうので注意が必要になります。個人信用情報がブラックになる自己破産を行うと、個人信用情報はブラックになってしまいます。銀行などが加盟しているKSCという個人信用情報機関には10年間自己破産の記録が保管されますので、自己破産をしてから10年は銀行や信用金庫からお金を借りることは不可能にななります。また、その他の信用情報機関も自己破産をすると5年間信用情報にその旨が記録されますので、クレジットカードを作ることも消費者金融からお金を借りることも5年間は不可能になります。信用情報がブラックになることの弊害は他にもありますが、詳しくは後述します。破産宣告は仕事にも影響する?裁判所が自己破産の許可を出すと自己破産をしたことが会社にバレてしまったり、出世に響いてしまうという不安を抱えている人も多いのではないでしょうか?結論を先に言えば、ほとんどのケースで自己破産をしても仕事には影響しません。しかし、会社にバレてしまう可能性もゼロではありませんので、どのようケースで自己破産をしたことが会社にバレてしまうのか、しっかりと理解しておきましょう。自己破産の情報は官報に記載されるまず最初に、自己破産をすると自分の情報が官報という国のお知らせに掲載されるということを理解しておきましょう。官報はインターネットで誰でも閲覧することができるので、自分が自己破産をしたということは誰でも知ることができるのです。実際に、官報を毎回詳細にチェックしている人はいないので、官報に氏名が掲載されても周りにバレないケースがほとんどですが、官報に掲載されることによって自分が自己破産をしたということを誰もが知ることができる状態になっているという点だけは理解しておいた方がよいでしょう。自己破産をすると会社にバレる?では自己破産をする会社にバレてしまうのでしょうか?基本的にはバレるケースはほとんどないと考えて問題ありません。いくら官報に自己破産をした情報が掲載されると言っても、会社はいちいち官報の情報など閲覧していないことがほとんどだからです。自己破産をしたことが絶対に会社に知られないようにする方法はありませんが、現実的には会社に自己破産をしたということが知られることはありません。出世に響いたり、クビになり人生に悪影響になることも会社が官報から自己破産をしたことを知るケースは実際にはほとんどありません。しかし、以下のケースでは自己破産をしたことが会社が知ってしまう可能性もあります。自宅が差し押さえられ、会社に住所変更を届け出た給料受取口座が差し押さえられてしまい、会社が給料を入金できないこのようなケースで、会社から「なぜマイホームから借家へ住所が変わったのか」「なぜこれまでの給与受取口座が使えなくなったのか」ということを尋ねられた場合に、自己破産をしたということを会社に知られてしまう可能性があります。会社に自己破産をしたことを知られてしまうと、自分の評価が社内で下がってしまうこともあるかもしれません。また、自己破産をしたということが社内で噂になってしまい、会社に居づらくなってしまう可能性もあります。できる限り会社に自己破産をしたことがバレないためには、給料受取口座を事前に変更しておくことは絶対に忘れないようにしましょう。[adsense_middle]自己破産をした場合の生活への影響は?自己破産をした場合には、日常生活に様々な悪影響が及んでしまいます。しかし、自己破産をして完全に生活ができなくなってしまうことはありません。そもそも自己破産とは多くの借金を抱えて生活ができない人のための救済策ですので、自己破産をしても生活はできるようになっています。しかし、自己破産をするということは信用情報がブラックになるということですので、普通の人であれば当たり前にできることができなくなってしまうのです。自己破産をすると生活にはどのような影響があるのか見ていきましょう。生活に必要な一定のお金は手元に残しておくことができるお金を借りることができないスマホを分割で買うことができない保証会社付きの賃貸住宅を借りることができない意味の分からないローンの勧誘が来る生活に必要な一定のお金は手元に残しておくことができる自己破産をしても、自己破産後に手元に1円もなければ、自己破産後に普通の生活を営んでいくことはできません。このため、自己破産をしたとしても20万円以下のお金であれば手元に残すことができます。自己破産をしても少しのお金は手元に残るので、無一文からやり直すことになる心配はありません。自己破産によって借金を返済する必要はなくなるので、手元に残ったお金からコツコツ生活を立て直していくようにしましょう。お金を借りることができない前述したように、自己破産をすると信用情報がブラックになるので、銀行や大手消費者金融からお金を借りることは原則的にできなくなります。中小の消費者金融であれば、自己破産をしたブラックの人でも数万円程度のお金であれば借りることができる場合もありますが、自動車や住宅などの大きなローンを組むことはほぼ確実に不可能です。また、クレジットカードを新規契約することもほぼ不可能になります。スマホを分割で買うことができない若い人にとって意外なダメージはこの点です。スマホの分割購入には審査がありますので、審査の中で個人信用情報をチェックした際にブラックであれば、スマホの分割購入の審査に通過することはできません。スマホが壊れて機種変更の必要性が生じた時も一括で購入するしかありませんので、まとまったお金がなければスマホを持つことすらできなくなってしまう可能性があります。保証会社付きの賃貸住宅を借りることができない賃貸住宅を借りる際に、保証会社の審査を経験したことがある人も多いのではないでしょうか?今は賃貸住宅は保証人を立てるのではなく、保証会社が保証する方法が一般的です。保証会社は借主が家賃を払わなかった場合に大家に対して家賃を保証するので、信用力がない人を保証してしまったら保証会社に大きなリスクが生じてしまいます。このため、保証会社は必ず審査を行い、保証をしても問題がない人かどうかを判断し、そのために個人信用情報もチェックします。この際に信用情報がブラックであれば審査に通過することができないので、自己破産後に住宅を借りたいと思っても、その物件が保証会社の保証付であれば借りることはできません。意味の分からないローンの勧誘が来る前述したように、自己破産をすると官報にその旨が記載されます。この情報を見て、闇金などの意味の分からない怪しい業者から勧誘が来るようになるケースが多いようです。自己破産をした人というのはどこからもお金を借りることができない人です。このような人を狙って、闇金は「審査なしで融資可能」「ブラックでもOK」などと謳い勧誘してきます。自己破産をすると、ほぼどこからもお金を借りることができなくなってしまいますが、絶対に闇金からお金を借りてはいけません。また、一度自己破産をするとしばらくは自己破産は認められなくなってしまいますので、自己破産後は「お金を借りる」という考えを捨てた方がよいでしょう。[adsense_middle]自己破産で申告漏れをしたら財産を隠しになる?「自己破産をした後も現在の生活水準を維持したい」と、マイホームやマイカーを持っている人は誰もがそう思うところです。では、自己破産申立の際に財産を隠した場合には罪になるのでしょうか?また、意図的でなくても申告漏れがあった場合にはペナルティがあるのでしょうか?意図的な財産隠しは破産詐欺罪に意図的に財産を隠して自己破産の申立を行なった場合には、破産詐欺罪になってしまう可能性があります。破産詐欺罪に該当するのは以下のようなケースです。自己破産申立の書類に嘘の記載をして財産を隠したり処分した財産を意図的に破損させ財産の価値を下げる財産を他人名義へ変更する自己破産をする予定なのに借金をする過去に一度も返済をしていない借金があるこのようなケースでは破産詐欺罪が適用されてしまい、10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金という非常に重い刑罰が科されることになります。自己破産をするための費用がないといって借金をしてしまうと破産詐欺罪に問われる可能性があるので、いくらお金がなくても絶対に自己破産前には借金をしないようにしてください。意図的でなくてもリスクは大きい意図的に財産隠しをしなくても、自己破産申請の際に財産の申告漏れがあった場合には、免責許可決定が取り消されてしまうリスクがあります。このため、自己破産申立の際には自分の財産をしっかりと把握し、申告漏れがないように注意を払うことがとても重要になります。財産を残したい場合は他の方法をここまで説明してきたように、自己破産を行うと、20万円超の財産は没収されてしまいます。どうしても残したい財産がある人には自己破産は不向きな債務整理の方法ということができます。自己破産は数ある債務整理の方法の中の1つにすぎません。自宅を残したい場合には個人再生という方法もありますし、任意整理が上手くいけば財産を失うことなく借金を減額させることができる可能性があるのです。自分にどんな債務整理の方法が合っているのかということは、自分の財産や借金の状況や希望などを総合的に勘案しなければ分かりません。このため自己破産ありきで手続きを進めるのではなく、自分にはどんな債務整理の方法が合っているのかをプロに相談した方がよいでしょう。法律事務所の中には相談だけでお金がかかる所もありますが、イストワール法律事務所などの債務整理に強い弁護士事務所では相談料無料で債務整理の相談に乗ってくれます。また、債務整理の無料相談会などに参加してみるのもよいでしょう。自己破産とその後の生活に関するまとめ自己破産をすると20万円超の財産は没収されますが、会社にバレるようなことはほとんどないので、これまで通りに仕事を継続して行くことができる可能性は高いと言えます。自宅を没収されたり、給与受取口座を凍結された場合には会社にバレる心配があるので、この対策だけしっかりとしておけば仕事には支障はないでしょう。財産をできる限り残したいと考えるのは仕方ないと言えますが、財産を隠したまま自己破産をすると破産詐欺罪という重い罪に問われるか、免責許可を取り消される可能性もありますので、自己破産申立の際には自分の財産を確実に把握し、漏れのないよう申告しましょう。財産を残したい場合には個人再生など他の債務整理方法も視野に入れ、まずは債務整理に強いプロに相談するようにしましょう。
2019年08月03日「一度自己破産をしたら2度とローンを組むことはできない」そう思っている人も多いのではないでしょうか?しかし、自己破産をした人が後々結婚して、戸建やマンションなどの自分の持ち家を購入したいと考えることもあります。そのような場合でも、絶対に住宅ローンを組むことはできないのでしょうか?そのようなことはありません。自己破産から一定期間が経過し、住宅ローン審査の基準をクリアすることができている人であれば、自己破産をしても住宅ローンを組むことは可能ですし、夫や妻に「過去に自己破産をした」ということがバレずに住宅ローンを組むこともできます。ただし、自己破産をした人は一定の条件を満たさないと、他の人よりも住宅ローン審査に通過することは簡単ではありません。自己破産をした人が住宅ローン審査に通過するためのポイントや住宅ローン審査の基準などについて、詳しく解説していきます。自己破産したら住宅ローンの審査には絶対通らない?冒頭で述べたように、自己破産しても一定期間が経過すれば住宅ローン審査に通過できる可能性があります。一定期間というのは、自己破産の記録が個人信用情報から消えるまでの期間です。自己破産の情報はどの程度個人信用情報に記録されるのか、詳しく見ていきましょう。自己破産の記録が残っているうちはブラック!まず住宅ローン審査には通らない自己破産をすると、信用情報に「自己破産」という記録が記録されます。自己破産は法的な手段によって債務を清算する方法ですので、自己破産を行うと「官報」という国のお知らせに個人情報が公開されます。この情報を一部の個人信用情報機関は集めて信用情報に記録されているのです。自己破産は金融事故情報ですので、この記録があるといわゆるブラックと判断されます。銀行や大手消費者金融はどのようなローンであろうと、信用情報を調べた際にブラックだった人に対しては原則的に融資を行いません。このため、住宅ローン審査においても、審査の際に信用情報を調べてブラックだった時点で一発で審査落ちになります。自己破産の記録が残るのは5年?10年?自己破産の記録は未来永劫残るわけではなく、記録されるのは一定期間だけです。なお、日本には信用情報機関は以下3社しかありません。CIC:主にクレジットカードの情報を収集するJICC:主に消費者金融の情報を収集するKSC:主に銀行や信用金庫や農協などの金融機関の情報を収集するそれぞれの信用情報機関で情報は共有されているので、基本的の上記1社でも信用情報に金融事故の情報が記録されていた場合には、住宅ローンはじめとしてローンの審査には通過できないと考えた方がよいでしょう。また、CICとJICCはどのような情報であれ、5年までしか記録しません。KSCに関してだけは10年記録される情報があるので、5年間記録される情報と10年間記録される情報はそれぞれどのようなものか説明していきます。信用情報に5年記録される情報5年間記録される情報には以下のようなものがあります。自己破産・個人再生以外の債務整理長期延滞代位弁済強制解約自己破産や個人再生以外の方法で債務整理を行なったり、2ヶ月程度延滞したり、保証会社に代位弁済を受けたり、クレジットカードや携帯電話契約などを料金未払いによって強制的に解約された場合には、5年間信用情報はブラックになります。信用情報に10年記録される情報KSCが10年間記録を保管する情報は前述した官報記載情報だけです。官報に記載されるのは法的な手段によって借金をゼロにしたり減額した場合だけですので、自己破産個人再生の2つの方法いずれかで借金を清算した場合のみ、10年間は信用情報がブラックになるということです。なお、消費者金融や信販会社などの貸金業者はKSCには加盟していないので、審査でチェックするのはCICとJICCのみです。前述したようにCICとJICCはどのような情報でも5年を超えて保管することはないので、自己破産や個人再生を行なってから5年以上経過していたら、KSCの方ではブラックでもKSC には照会しないため審査に通過できることがあります。住宅ローンの場合は10年経過が必要住宅ローンは基本的に銀行から借入をする人がほとんどです。住宅ローン審査の際にはKSCにも銀行は照会を行うので、10年未満しか経過していなかったら「ブラック」と判断され審査に通過することはできません。銀行から住宅ローンを借りたい場合には自己破産から10年経過することが必要になります。なお、少々金利は高いですが、信販会社でも住宅ローンの取り扱いはあります。信販会社はKSCには加盟していないので、自己破産から5年経過すればブラックとは判断されないので審査に通過することができます。[adsense_middle]自己破産の記録さえ消えれば住宅ローンを組める?このように、自己破産の記録は自己破産開始決定や破産宣告から10年すれば、銀行や信用金庫などが加入しているKSCという個人信用情報機関から削除されます。では、10年経過すれば自己破産をした人でも必ず住宅ローンを組めるのでしょうか?住宅ローンには審査があるので、自己破産の記録が消えた状態で通常の住宅ローン審査の基準を満たしていた場合のみ住宅ローンを借りることができます。ここからは住宅ローン審査の基準を解説していきます。信用情報で引っかからないだけ住宅ローン審査は仮審査を最初に行い、仮審査に通過した人が本審査に進みます。そして仮審査で最初に行うことが信用情報への照会です。前述したように、ここで自己破産の情報が出てきた時点で審査には通過できませんが、自己破産から10年経過して信用情報から自己破産の情報が消えていたら、この段階で必ず審査に落ちてしまうようなことはありません。つまり、住宅ローン審査で最初の最初に行われる信用情報のチェックで引っかかることはないというだけで、住宅ローン審査で行われるその後の審査に通過することができなければ、自己破産の情報が消えていても審査に通過できるとは限らないということです。住宅ローンは審査に通過しなければ借りられない住宅ローンは借入額が数千万円、借入期間が30年以上になることもある、個人が借りるローンとしては最も審査難易度が高いローンです。前述したように、審査において信用情報のチェックというは最も最初のチェックにすぎませんので、その後に行われる厳しい審査に通過することができなければ住宅ローンを借りることはできません。住宅ローンの審査基準自己破産情報が消えたというだけでは住宅ローンを借りることはできません。審査に通過するためには厳しい住宅ローン審査の基準をクリアする必要があります。住宅ローン審査の重要ポイントについて解説していきます。信用情報信用情報でチェックされることは「ブラックかどうか」ということだけではありません。他社借入の状況、クレジットカードや他社借入の返済状況なども重要です。基本的に住宅ローンは、カードローンのような使い道自由なローンの借入は1件程度までしか許容されません。また、クレジットカードの支払状況に遅れが多い場合にも審査通過は難しくなります。自己破産から5年経過すれば消費者金融カードローンなクレジットカードの契約は可能になりますが、このような借入が多い場合や支払状況に遅れが多い場合には住宅ローン審査に通過することは非常に難しくなります。返済負担率住宅ローン審査で非常に重要になる基準が返済負担率です。返済負担とは住宅ローンと他社借入の年間返済額の合計が、年収の何%なのかという考え方です。銀行や年収によって違いはあるものの、ほとんどの住宅ローンが年収の30%もしくは35%までしか許容されません。自己破産後に借金が増えた場合や、収入が低く返済負担率が基準をオーバーしてしまっている場合には、いくら自己破産の情報が信用情報から消えていたとしても審査に通過することは不可能です。担保評価住宅ローンで購入予定の自宅の土地や建物などの評価額が、住宅ローンの借入金額以上でないと希望金額満額を借りることはできません。逆に言えば、住宅ローンで借りることができる金額は担保になる不動産の評価額の範囲内ということになります。評価の出ない不動産を高い値段で購入するような場合には、希望額を借りることはできません。属性自己破産をした人が最もネックになるのはこの点です。住宅ローンは最低でも勤続年数1年以上ないと借りることはできませんし、公務員や上場企業会社員の方が審査で有利になります。要するに高い収入で安定した職場に一定期間勤務している人が審査で有利になるのです。自己破産後は職を転々とする人も少なくありませんが、不安定な職業を転々としているような人は審査に通過することは難しくなります。[adsense_middle]マイホームはどのような基準で探せばいい?このように、自己破産をした人でも住宅ローンを組むことができるようになる可能性はありますが、購入するマイホームはどのような基準で探せばよいのでしょうか?審査に通りやすい住宅で、返済にも無理がない程度の身の丈にあった物件を探すことが重要になります。中古住宅は借りにくい前述したように、住宅ローンでは担保評価額の範囲内までしか借りることができません。中古住宅の場合には建物の評価額が低くなるので、評価額よりも売価の方が高くなることが一般的です。できる限り安い値段で自宅を手に入れたいという思いから、価格の安い中古住宅の購入を希望する人も少なくありませんが、評価の出ない中古住宅を購入する場合には住宅ローンで希望額を借りることができないことが少なくありません。返済負担率が20%になるような住宅を探す自己破産を一度経験しているのですから、無理な借金は避けるべきです。住宅ローンは返済負担率35%以下まで許容されることが多いですが、額面年収の35%もの金額を住宅ローン返済に持って行かれたら生活はかなり苦しくなります。無理のない金額は年収の20%程度と言われていますので、返済負担率が20%以下になるような金額の住宅を探した方が無理なく返済して行くことができるでしょう。自己破産してても審査に通りやすい住宅ローンはある?自己破産を経験した人が審査に通りやすい住宅ローンはあるのでしょうか?少なくとも過去にトラブルを起こした銀行は避けたほうがよいでしょうし、あまりにも金利が低いネット銀行などに申込を行なっても審査に通過できない可能性があります。自己破産した人でも借りることができる可能性がある住宅ローンの選び方について解説していきます。金利の低い住宅ローンは審査に通りにくいネット銀行の住宅ローンは金利が変動で0.5%程度と非常に低くなっていますが、ネット銀行には保証会社もついていないことから審査はかなり厳しくなっています。基本的には勤続年数3年以上ある会社員や公務員でないと審査に通過することが難しいので、自己破産後の人には審査通過は難しいと考えた方がよいかもしれません。金利の高い地方銀行の住宅ローンが審査に通りやすい地方銀行の住宅ローンはネット銀行やメガバンクと比較して金利は高くなっていますが、その分比較的審査は緩めです。自己破産をしても真面目に働いている人であれば審査に通過することができる可能性もあるので、狙い目の住宅ローンと言うことができます。お近くの地方銀行や信用金庫へ相談してはいかがでしょう?なお相談の際には「過去に自己破産をした」などとカミングアウトする必要は一切ありません。自己破産をしたことを知られてしまうと、リスクを回避するため、審査基準を満たしていても審査に落とされてしまう可能性もあります。自己破産時にトラブルを起こした銀行は絶対にNG自己破産をした際にお金を借りていた銀行などに住宅ローンを申し込んでも、絶対に審査に通過することはできません。いくら信用情報から自己破産の情報は消えていても、過去のトラブルの情報は社内情報として残っていますので、この情報をチェックされて一発で審査落ちになります。自己破産と住宅ローンの関係に関するまとめ自己破産をした人でも、自己破産から10年が経過すれば信用情報から自己破産の情報が消えて、信用情報を照会した段階で住宅ローン審査に落とされてしまう可能性は無くなります。審査基準を満たしていれば住宅ローンを借りることは可能ですが、一度自己破産をしている経験を生かし、身の丈にあった借入となるように購入する自宅を選択することを心がけましょう。
2019年07月30日債務整理とは、厳密には任意整理、特定調停、個人再生、自己破産の総称ですが、単に任意整理を指すこともあります。ここでは、過去にパラリーガルとして債務整理に携わった経験もある筆者が、任意整理の手続の流れやデメリットについて詳しく説明します。借金で悩んでいる方に、参考にしていただければ幸いです。借金で困ったときには債務整理を考えよう借金をした後、何らかの事情で返すのが難しくなることもあると思います。借金で困ったときには、債務整理が最もおすすめの解決方法です。債務整理とは何か、概要を把握しておきましょう。借金はなぜ増える?急にお金が必要になったときに、消費者金融等のカードローンを利用すれば、手軽にお金を借りられます。借金をした後は、毎月返済をしていかなければなりません。生活が苦しくてお金を借りた場合、借金の返済の負担まで増えてしまえば、ますます苦しくなってしまいます。月々の返済額が用意できないとき、とりあえず他の業者から借りたお金で返済してしまうことはあるでしょう。このようにして、気が付いたら多重債務者となっているケースが多いのです。多重債務に陥ったら借金はなかなか返せない借金の返済をしないと、遅延損害金で借金が膨らんでしまいます。複数の借入先からお金を借りていると、返済しなければならないお金もその分増えることになります。支払いをしなければ督促も受けるので、精神的にもどんどん辛くなってしまいます。多重債務者となってしまった場合、債務整理をしない限り、問題はなかなか解決しないことを覚えておきましょう。債務整理とは、法律にもとづき借金を整理して、支払い可能な状態にすることです。債務整理とは?種類と概要を知っておこう債務整理とは、基本的には次の4つの総称になります。債務整理の種類ごとに、概要を把握しておきましょう。任意整理お金を借りている消費者金融など(債権者)に裁判所を通さず直接お願いして、毎月の支払い額を減らしてもらうよう交渉する方法です。特定調停裁判所の調停を利用して債権者と話し合いをし、支払い条件の変更に応じてもらうことを目指す方法です。個人再生抱えているすべての借金について、支払い可能な返済計画(再生計画)を立て、裁判所に認可してもらう方法です。認可を受けた再生計画どおりに3~5年の返済を続けると、残りの借金を免除してもらえる仕組みになっています。自己破産抱えているすべての借金を払えない状態であることを裁判所に認めてもらう方法です。自己破産後に免責許可を受けると、税金など一部のものを除き、支払いはすべて免除になります。債務整理(任意整理)をする意味債務整理の中で一番おすすめの方法が、任意整理です。任意整理をしても、借金はなくなるわけではありません。任意整理をすることにはどんな意味があるのかを知っておきましょう。[adsense_middle]任意整理のメリット任意整理のメリットとしては、次のような点が挙げられます。簡易迅速に事件処理ができる借金を整理する借入先を選べる毎月の返済額を減らせる将来利息をカットしてもらえる過払い金を取り戻せる周りにバレにくい任意整理では借金の支払い総額を減らせる【任意整理のメリット①】簡易迅速に事件処理ができる任意整理は、個人と貸金業者との間の私的な交渉になります。裁判所に申立てをする必要がありませんから、手続きは簡単です。交渉が成立すればすぐに債務整理が完了します。【任意整理のメリット②】借金を整理する借入先を選べる任意整理は、すべての債権者を対象とする必要はなく、債権者ごとに手続きするかどうかを選べます。支払いが特に大変な借金だけを整理して、後の借金はそのまま払い続けるということも可能です。【任意整理のメリット③】毎月の返済額を減らせる任意整理では、月々に支払い可能な額を提示して債権者の同意を得ます。毎月の返済額を今よりも減額できるので、生活の立て直しを図ることができます。【任意整理のメリット④】将来利息をカットしてもらえる借金に利息はつきものです。しかし、任意整理をした場合、和解後に発生する利息については免除してもらえます。借金の支払い期間が延びても、利息が増えるということはありません。【任意整理のメリット⑤】過払い金を取り戻せる過去にはほとんどの貸金業者で利息制限法を超える金利が設定されていたため、古くから取引している人は、利息を払い過ぎており、過払い金が発生している可能性があります。任意整理をするときには、過払い金を残りの借金に充当できます。過払い金が発生している場合、任意整理して借金を大幅に減らせることがあります。【任意整理のメリット⑥】周りにバレにくい任意整理は裁判所が関与しないので、裁判所から自宅に書面が届くようなこともありません。弁護士等が代理人として手続きしてくれるので、債権者から直接連絡が来ることもなく、周囲に内緒で手続きしやすくなっています。【任意整理のメリット⑦】任意整理では借金の支払い総額を減らせる任意整理は、借金の支払い条件を変更する手続きです。そのため、任意整理をしても、借金自体がなくなるわけではありません。しかし、任意整理をすれば将来利息をカットできるので、今以上に借金を増えることはないことになります。任意整理は、借金の支払い総額を減らせる点で、大きな意味があります。債務整理(任意整理)の手続きの流れ任意整理について大まかにイメージしていただけたでしょうか?次に、任意整理の手続きの流れについて、順を追って説明します。弁護士などに依頼受任通知発送・取引履歴開示請求借金の残高を確定支払い方法の変更について交渉和解契約支払い再開[adsense_middle]1. 弁護士などに依頼任意整理では、債権者である貸金業者との交渉が必要になります。任意整理の交渉には法的知識も欠かせないため、通常は専門家に依頼します。任意整理を依頼できる専門家任意整理を依頼できる専門家は、弁護士または司法書士になります。司法書士に依頼する場合には、認定司法書士(法務大臣の認可を受け簡易裁判所の訴訟代理権がある司法書士)でなければならず、債権額が140万円以下の場合のみ任意整理を依頼可能です。2. 受任通知発送・取引履歴開示請求弁護士等が任意整理の依頼を受けたときには、債権者に受任通知を発送します。受任通知を発送するときには、通常、取引履歴の開示請求も同時に行います。受任通知とは受任通知とは、弁護士等が任意整理を受任したことを債権者に通知する書面です。貸金業法の規制により、受任通知を受け取った貸金業者は、債務者に直接支払いを請求することができなくなります。つまり、受任通知を送ってもらった後は、支払いを堂々と中止できるということです。取引履歴とは貸金業者と取引を開始してから今日までの、借入や返済の取引の一覧表です。債務者から請求があった場合には、貸金業者は取引履歴を開示しなければならない義務が貸金業法で定められています。3. 借金の残高を確定弁護士等を通じて取引履歴の開示請求を行った場合、通常は1~2週間程度で取引履歴が届きます。取引履歴を見て、借金の残高がいくらであるのかを確認します。もし利息制限法を超える金利で契約している場合には、利息制限法の上限金利で引き直し計算を行い、過払い金を使って借金の残高を減らします。利息制限法の上限金利とは利息制限法の上限金利は元本(借入残高)によって変わり、次のようになります。4. 支払い方法の変更について交渉借金の残高について、将来利息をカットしてもらった上で、希望する額での分割払いを認めてもらうよう債権者と交渉します。3~5年以内で完済できるようなら、任意整理に応じてもらえる貸金業者がほとんどです。5. 和解契約支払い条件の変更について債権者の同意を得ることができたら、和解契約という形で新たな契約を結び直します。和解契約書を取り交わし、債権者、債務者が1通ずつ持っておきます。6. 支払い再開和解契約後は、和解契約書の条件で支払いを続け、借金の完済を目指します。債務整理(任意整理)のデメリットは?任意整理をすると、毎月の支払い額を減らせるだけでなく、借金の支払い総額も減らせます。ただし、任意整理にはデメリットやリスクもありますので注意しておきましょう。弁護士等に依頼する費用がかかる3~5年以内に返済可能な借金でなければ整理できないブラックリストに載る任意整理した借入先からは二度と借りられない失敗すれば再度の任意整理は困難[adsense_middle]【任意整理のデメリット①】弁護士等に依頼する費用がかかる任意整理をするときには、弁護士等に依頼する必要があります。債務者個人が貸金業者に任意整理を申し入れても、応じてもらえないからです。弁護士等に依頼すると、報酬を払わなければなりません。任意整理で借金を減らせる一方で、報酬の負担が発生するというデメリットもあります。ただし、任意整理の弁護士報酬や司法書士報酬については、日本弁護士連合会(日弁連)や日本司法書士連合会(日司連)で上限規制が設けられているため、過大な負担にはなりません。【任意整理のデメリット②】3~5年以内に返済可能な借金でなければ整理できない任意整理するには、残った借金を3~5年程度で返済できなければなりません。あまりに支払い期間が長期に及んでしまう場合には、債権者も任意整理には応じてくれないのです。毎月の返済額を無理のない金額に減らすと、完済まで5年以上かかってしまうような場合には、任意整理はできません。任意整理できない場合、個人再生など他の債務整理方法を考える必要があります。【任意整理のデメリット③】ブラックリストに載る任意整理をすれば、信用情報機関に事故情報が登録され、ブラックリストに載るというデメリットがあります。事故情報はすべての貸金業者や銀行で共有されているため、ブラックリストに載っている間はどこの会社でも新規の借入ができません。住宅ローンや車のローンを組むこともできませんし、クレジットカードを作ることもできないということです。信用情報機関とは個人の信用情報(クレジットやローンの契約内容や支払い状況についての情報)の収集や管理を行っている組織です。信用情報機関に、事故情報(延滞、強制解約、債務整理などのマイナス情報)が登録されると、ブラックリストに載ったと言われます。ブラックリストに載っている期間信用情報機関に登録された事故情報は、所定の期間が経過すると削除されます。任意整理の場合には、事故情報が登録されている期間は、任意整理時から5年程度です。事故情報が削除された後は、また借入ができるようになります。【任意整理のデメリット④】任意整理した借入先からは二度と借りられない任意整理をした場合、その会社からは二度と借入ができなくなります。信用情報機関の情報は5年程度で削除されますが、任意整理した会社には永久に情報が残るからです。この状態を「社内ブラック」と呼ぶことがあります。任意整理後、ブラックリストを外れても、社内ブラックとなっている会社からは借りられません。クレジットカードやローンを利用したい場合には、他の会社を選んで申し込んだ方がよいでしょう。【任意整理のデメリット⑤】失敗すれば再度の任意整理は困難任意整理で和解が成立した段階では、借金問題はまだ解決していません。借金をなくすためには、任意整理後、約束どおり最後まで借金を払い続ける必要があります。もし途中でまた借金が払えなくなった場合、もう一度任意整理に応じてもらえる可能性はきわめて低いでしょう。任意整理は失敗することもあるということに注意しておかなければなりません。債務整理について無料相談できる窓口借金の悩みで債務整理を考えたとき、「本当に債務整理した方がよいのか?」「債務整理するならどのように手続きすればよいのか?」などわからないことが出てくるはずです。債務整理について無料で相談できる窓口を知っておきましょう。消費生活センター各地の消費者センターで、多重債務についての相談ができます。債務整理の方法についてもアドバイスが受けられます。財務局多重債務者向け無料相談窓口財務局に設けられている無料相談窓口で、借金返済に関することや債務整理について相談できます。相談方法などは、各財務局によって異なります。日本クレジットカウンセリング協会多重債務に悩んでいる人の相談を無料で受け付けている公益財団法人です。無料で任意整理ができるシステムもあり、家計の見直しについて支援が受けられます。貸金業相談・紛争解決センター多重債務者の救済のために、日本貸金業協会が運営している機関です。貸金業者に対する苦情も受け付けてもらえますが、債務整理について無料でアドバイスを受けることもできます。有料になりますが、ADR(裁判外紛争解決手続き)による解決も行っています。債務整理のデメリットに関するまとめ債務整理(任意整理)をした場合、借金そのものはなくなりませんが、毎月の返済額を減らすことができます。任意整理の手続きは弁護士等に依頼しなければ困難ですが、スピーディーに借金の悩みを解決できるメリットは大きいと言えます。任意整理をすると、一時的にブラックリストに載ってしまうというデメリットもあります。近い将来、住宅ローンなどで借入の予定がある場合には、注意しておきましょう。
2019年07月21日「返済できないくらいの借金を抱えたら自己破産すればいい」そう安易に考えている人も多いのではないでしょうか?しかし、自己破産はそんなに簡単にできるものではありません。裁判所が認めてくれないと自己破産をすることはできないのです。自己破産を裁判所が認めてくれることを免責許可、裁判所が認めてくれないことを免責不許可と言いますが、免責許可になるケースと、免責不許可になるケースとはどのような場合なのでしょうか?自己破産が成功する条件について解説していきます。自己破産は誰でも申請すれば100%できるわけではない!冒頭で述べたように、自己破産は申請すれば100%できるわけではありません。若い人の中には「困ったら自己破産すればいい」という意見が増えているようですが、誰でも自己破産ができるとは限らないのです。自己破産は裁判所の許可が必要で、許可が降りない場合にはどんなに借金の返済に苦しんでいても自己破産ができないのです。自己破産には裁判所の許可が必要自己破産のおおよその流れは以下の通りです。自己破産申立書と必要書類を裁判所に提出裁判官と面談裁判所が破産手続開始決定免責許可破産手続き終了裁判所が破産手続開始決定をするためには、書類の提出と面接から、裁判所が「自己破産をする事由として妥当で、手続きにも不備がない」と判断する必要があります。書類を不備なく提出できれば誰でも自己破産ができるわけではありません。裁判所が認めない場合には自己破産ができない裁判所が自己破産を認めない場合には自己破産ができません。例えば、債務のほとんどが税金などの非免責債権である場合など、自己破産をしてもそれほど意味がない場合は、自己破産をしてもその後に税金の支払義務が残ってしまいますので、この場合には「自己破産をする妥当性がない」と判断されて自己破産を認めてもらうことができません。自己破産は裁判所に自己破産をすることを認めてもらえない限りは、自己破産をしたくてもできないのです。自己破産で免責されて借金がゼロになる要件とは?自己破産で免責されて借金がゼロになるにはいくつかの要件があります。書類的な条件と借金の状況や借金の理由などが裁判所にしっかりとチェックされ、裁判所が「自己破産すれば再起できる見込みがある」と判断された場合のみ、自己破産が可能になります。自己破産申請で免責許可が降りるための条件を解説していきます。自己破産申立の書類が完璧に揃っていること自己破産には書類がいくつも必要になります。自己破産申立書や陳述書の他に以下のような書類が必要です。住民票戸籍謄本印鑑証明書通帳のコピー収入証明書不動産登記簿謄本等自己破産の申し立てには用意しなければならない書類が多いですが、まずはこの書類が不備なく揃っていることが最初の条件です。陳述書や面談で反省が見られること裁判所に提出する書類である陳述書には「なぜ借金をしたのか」「反省しているか」などを記載する必要があります。また、申立後に行われる面接である債務者審尋でも、同じように裁判から「なぜ借金をしたのか」「反省はしているか」「今後はどのように生活を立て直していくのか」ということを尋ねられます。ここで、反省が見られたり、再起の可能性が認められる場合には自己破産が認められる可能性があります。裁判官の印象も大事になるので、陳述書や債務者審尋で話す内容はとても重要になります。借金が支払い不能と認められることそもそも借金が支払い不能と認められない限りは自己破産はできません。自己破産をすると、債権者はお金を返済してもらうことができないため、債権者にとっては損失を被る行為です。返済しようと思えば返済できる程度の借金なのに、安易に免責許可を裁判所が与えてしまったら、債権者に不平等になってしまいます。自己破産が認められる時は、あくまでも返済不能なほどの多額の借金に限られるということも覚えておきましょう。自己破産申請をしても免責不許可となる場合はどんな時?反対に、自己破産申請をしても裁判官から免責不許可となる場合があります。自己破産しなくても支払いができると判断される場合や、自己破産申請中に違法行為をしたような場合には自己破産をすることができません。どんなに借金をしても自己破産をすれば人生をリセットすることができますが、以下のいずれかのケースに該当してしまうと、裁判所にリセットボタンを押してもらうことができなくなってしまいます。どんな状況で自己破産を認めてもらうことができないのか、詳しく見ていきましょう。裁判所が支払い不能と判断できない時予納金が納められない場合借金の原因が浪費やギャンブルの場合意図的に財産を隠した場合換金行為した場合特定の債権者にだけ返済した場合過去7年以内に自己破産(破産宣告)をしたことがある場合裁判所へ嘘をついた場合【免責不許可となる場合①】裁判所が支払い不能と判断できない時前述したように、大前提として自己破産が認められるのは、支払不能な借金を抱えている場合です。頑張って返済していけば、返済することができる借金を自己破産によって安易に免責されようと考えても、裁判所は認めてくれない場合がほとんどです。【免責不許可となる場合②】予納金が納められない場合自己破産をするためには予納金を納めなければなりません。予納金とは、自己破産にかかる様々な費用を支払うために裁判所に納めるお金で、自己破産で同時廃止をする場合の予納金は東京地方裁判所では以下の通りです。手数料1,500円官報公告費10,584円郵券4,100円官報広告費が10,000円〜15,000円程度、郵券が5,000円程度が相場ですので、2万円前後の予納金が必要になります。予納金は自己破産申立の際に支払う必要がありますので、申立時にこの予納金を支払うことができない場合には自己破産ができません。【免責不許可となる場合③】借金の原因が浪費やギャンブルの場合借金の原因が浪費やギャンブルの場合には自己破産を認めてもらいにくくなってしまいます。「他人の連帯保証人になって返済できない借金を背負った」「経営している会社が倒産してしまった」などの止むを得ない事情であれば、自己破産を認めてもらえる可能性は高いと言えますが、ギャンブル、飲酒、風俗などの自分に原因がある借金の場合には認めてもらえないこともあるので注意が必要です。【免責不許可となる場合④】意図的に財産を隠した場合自己破産をすれば借金がゼロになる代わりに財産も没収されてしまいます。そのため、自己破産前に自分の財産を名義だけ自分以外の人の移すなど、意図的に財産を隠したことを裁判所が知ってしまった場合には自己破産を認めてもらうことができなくなってしまいます。裁判所からすると、隠した財産を売却して借金の返済に充てるべきという考えになりますので、当然と言えば当然です。【免責不許可となる場合⑤】換金行為した場合自己破産をすると決めてしまえばどれだけ借金をしても免責になってしまいますので、自己破産をする前にクレジットカードの現金化などの換金行為によって現金をできるだけ作っておこうと考える人も存在します。このような換金行為が裁判所にバレてしまった場合にも自己破産を認めてもらうことができません。【免責不許可となる場合⑥】特定の債権者にだけ返済した債権者はあくまでも平等ですので、本来であれば特定の債権者に対してだけ返済する財産があるのであれば、その財産は債権者皆に比率に応じて分配されるべきものです。しかし、自己破産の前に、特定の債権者に対してだけ「損をさせたくない」という思いから借金を返済するような場合にも自己破産を認めてもらうことができません。【免責不許可となる場合⑦】過去7年以内に自己破産(破産宣告)をしたことがある過去7年以内に破産宣告(2005年からは破産手続開始決定)や破産手続開始決定(2005年より破産宣告から変更)を受け、自己破産をしたことがある人は自己破産の許可を得ることが難しくなります。自己破産は債権者に迷惑をかける行為ですので、短期間の間に何度も行うことはできません。7年以内に自己破産をしたことがある人が、再度自己破産申立を行なったとしても、裁判所が認めてくれない可能性が高いと考えた方がよいでしょう。【免責不許可となる場合⑧】裁判所へ嘘をついたこのほか、裁判所に対して嘘をついたことが裁判所に発覚してしまうと、裁判所からの信用を失い、自己破産を認めてもらうことが難しくなってしまいます。そのため陳述書の内容や債務者審尋での面接の内容は非常に重要になります。裁判所に対しては正直な態度で臨むとともに、書類や面接で「反省している」ということを伝え、裁判所が「再起のチャンスを与えたい」と感じることが大切なのです。自己破産を失敗しないための方法このように、自己破産は書類上の手続きに不備がないことや、陳述書の内容に問題がないことなどがどを非常に重要になり、問題がある場合には裁判所に自己破産を認めてもらうことができません。自己破産は「下手にやれば」失敗しますし、「上手にやれば成功する」という側面がどうしてもあるのです。自己破産に失敗しないように「上手にやる」ためには弁護士に依頼する方がよいでしょう。自己破産に失敗しない方法を紹介していきます。自己破産の手続きや基準は煩雑なので、債務整理のプロに依頼する自己破産にはお金がかかるため、資金がなくても手続きできる弁護士事務所を見つける[adsense_middle]自己破産の手続きや基準は煩雑前述したように、自己破産の手続きは書類の用意が膨大で、自己破産申立書や陳述書の内容が免責許可を得られるかどうかを大きく左右します。自分で手続きを行おうと思えば不可能なことではありませんが、不備なく裁判所から自己破産を認めてもらうことができる書類を作ることができるかどうかは非常に不透明です。素人が自己破産申立を行なったことが原因で裁判所が自己破産を認めてくれないことも少なくありません。また、このような煩雑な手続きを、返済できないほどの借金を抱えながら行なっていくことは、時間的にも精神的にもかなりの負担となってしまうことは間違いありません。プロに依頼することが最も確実自己破産を裁判所に認めてもらうためには、書類を不備なく用意し、裁判所の心象を良くするテクニックが必要になります。失敗しないためにはプロに依頼することが最も確実な方法です。また、債務整理には自己破産以外にも方法があるので、プロに相談することで、自己破産以外に最適な道があれば別の方法を示してもらうことも可能です。さらに、弁護士に依頼をすると、弁護士は債権者全員に対して「受任通知」という書類を送ります。この書類が債権者へ送られることによって、以後は債権者は弁護士に対してしか督促をすることができなくなります。これによって、これまで頭を悩ませてきた督促から解放されることになるので、精神的な負担はこれだけでかなり軽くなるでしょう。ただし自己破産には費用がかかる自己破産にかかるお金は、自分で手続きをするのであれば、前述した予納金くらいしかお金はかかりません。しかし、弁護士に自己破産を依頼すると、トータル50万円程度の弁護士報酬が必要になります。弁護士によってはこの費用の半分程度が、契約時に着手金として必要になることがあります。自己破産はプロに依頼することがベストなのは間違いありませんが、着手金が必要な法律事務所に依頼する場合には、手元に20万円〜30万円程度のお金がないと自己破産手続きをすることができないのです。手元に資金がなくても手続き可能な弁護士事務所を探そう法律事務所の中には、手付金や相談料がなく自己破産の弁護士費用は免責後に分割で支払うことができるイストワール法律事務所のようなところも存在します。このような弁護士へ自己破産を依頼すれば、手元にお金がなくても清算は全て後払いで行うことができるので、お金がない人でも自己破産を成功させることが可能です。債務整理に強い弁護士事務所は無料相談会なども積極的に開催していますので、近くで無料相談会があれば気軽に参加してみるとよいでしょう。自己破産の条件に関するまとめ自己破産は申請すれば誰でもできる訳ではありません。自己破産は債務者は借金から解放されますが、債権者とすれば貸したお金が返済されなくなってしまう大きな損失を被る行為です。そのため、裁判所が自己破産を認めてくれない限りは免責にはなりません。裁判所から免責を認めてもらうためには裁判所へ提出する書類や面接での印象が非常に重要になってきます。自己破産申立は自分で行うことも可能ですが、自己破産手続に精通した弁護士に依頼した方が確実です。弁護士に自己破産を依頼するためには費用がかかりますが、弁護士の中には着手金なし相談料無料で手元に全くお金がない人でも自己破産ができるように配慮されているところも存在します。「お金がないけど自己破産をしたい」という人は無料相談会などを活用して、初期費用がかからない法律事務所を探すようにしましょう。
2019年07月19日『タクシー運転手 約束は海を越えて』『1987、ある闘いの真実』そして『工作 黒金星と呼ばれた男』に続く、実話を基にした衝撃の問題作『国家が破産する日』が11月8日(金)より公開決定。1997年、多くの自殺者を出した韓国の通貨危機の裏側を赤裸々に暴く。政府による不都合な事実の隠蔽やメディアを抱き込んだ情報操作、そうした嘘の積み重ねがやがて重大な危機を招きかねないとしたら…。本作は『タクシー運転手 約束は海を越えて』『1987、ある闘いの真実』『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』、そして国民を裏切り、暴走する権力の危険性を鋭く突いた大ヒット中の『新聞記者』にも連なる、史実に基づく社会派映画。韓国銀行での公務に誇りを持ち、部下からの信望も厚いハン・シヒョン役には、『10人の泥棒たち』『グッバイ・シングル』のキム・ヘス。対策チームの中で国民の側に立って孤軍奮闘し、IMF専務理事とも堂々と渡り合うシヒョンの姿は観客の共感を呼ぶことだろう。強い決意を胸に綱渡りのような投資に乗り出し、危機に賭ける金融コンサルタントの青年ユン・ジョンハク役には『バーニング 劇場版』も記憶に新しいユ・アイン。また、工場と家族を守ろうとするガプス役に『シルミド』のホ・ジュノ、シヒョンと対立する政府側の財政局次官役に『1987、ある闘いの真実』『インサイダーズ/内部者たち』のチョ・ウジン。さらにIMF専務理事役には、国際的に活躍するフランスの名優で韓国映画初出演のヴァンサン・カッセルと、実力派の豪華キャストによる演技が火花を散らす。国家破産という、国民の誰もが耳を疑うほどの未曽有の危機が迫ったとき、国民を守るべき政府は何をしたのか?彼らは何のために事実をひた隠しにし、その裏でどんな画策をしていたのか?いま、誰も知らなかった国家の裏の顔が明かされる!ストーリー経済が右肩上がりの成長を遂げ、好景気が続くと国民の大多数が信じて疑わなかった1997年、韓国銀行の通貨政策チーム長ハン・シヒョンは通貨危機を予測。しかし、彼女の報告書を踏まえ、政府がようやく非公開の対策チームを招集したときには、国家破産まで残された時間は7日間しかなかった。対策チームの中でシヒョンは、この事実を国民に知らせるべきと主張するが、「知らせるべきではない」という財務次官と激しく対立。同じころ、危機の兆候を独自にキャッチした金融コンサルタントのユン・ジョンハクは、人生を変えるチャンスと見て、一世一代の大勝負に出る。一方、町工場の経営者ガプスは、大手百貨店からの大量発注を手形決済という条件で受けてしまう。妻子とのささやかな暮らしをいまよりも少し良くしたかっただけなのだが…。『国家が破産する日』は11月8日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年07月19日「借金が返済できずに自殺するしかない」返済できないほどの借金を抱えると、このような良からぬことが頭によぎってしまうことは誰しもがあるものです。しかし、国は返済できないほどの借金を抱えた人に救済策を用意しています。それが債務整理です。債務整理には様々な方法がありますが、その中でもほぼ全ての借金をチャラにすることができる方法が自己破産です。自殺などと良からぬことを考えるくらいであれば、自己破産という救済策を利用した方がよいでしょう。ただし、自己破産は手続きが煩雑で時間も費用もかかります。自己破産の手続きはどのような流れで行われるのか、詳しく解説していきます。自己破産をするしかない!そう思った時にすべきこと「もう、自己破産するしかない」そう考えた時は、まずは何をすべきでしょうか?自己破産を考えた時に、まずは自分でやるべきことを確認していきましょう。財産を確認自己破産は借金もチャラになりますが、20万円超の財産も没収されてしまいます。家族が住んでいる家も自分名義であれば没収されてしまうので、家族にも大きな迷惑がかかってしまうことになります。この点を踏まえて、自己破産した場合、失う財産は何か、家族には迷惑がかからないのか、もしくは家族が財産が没収されることを理解してくれるのかということを確認しましょう。自己破産の最大のデメリットは財産の没収ですので、財産の没収によって何を失ってしまうのかということをよく確認した上で自己破産の手続きを進めるべきでしょう。弁護士に相談詳しくは後述しますが、自己破産は自分で行うことはほぼ不可能です。申請書の内容は非常に専門的ですし、収集しなければならない書類も多岐に渡ります。また、自己破産は申請すれば誰でも認めてもらえるわけでありません。「なぜ借金を作ったのか」「自己破産に合理性があるか」「反省しているか」「再起の目処はあるのか」などのことを裁判官が審査し、裁判官が認めてくれた場合のみ、借金が免責になります。したがって、自己破産に精通した弁護士に依頼をしないと自己破産に失敗してしまうこともあるのです。また、債務整理には自己破産以外の方法もあるので、もしかすると財産を没収されるずに借金を整理することができる場合もあります。その場合も、やはり債務整理に強いプロに相談する必要があります。自己破産によって没収される財産を確認し、「自己破産をしよう」と決めたら、債務整理に強い弁護士に自己破産の相談をしましょう。自己破産申請に強い弁護士の選び方前述したように、自己破産は債務整理に強いプロに依頼するのがベストですが、そもそも債務整理に強い弁護士などどのように探せばよいのでしょうか?弁護士によって得意分野は様々ですので、債務整理のノウハウがない弁護士を選んでしまうと、無駄に時間とお金がかかってしまうこともあります。債務整理に強い弁護士を無料で探す方法をご紹介していきましょう。【良い弁護士の選び方①】無料相談会に参加する弁護士事務所の中には、全国各地で無料相談会を実施しているところがあります。テレビCMや新聞広告などで「無料相談会開催」などと謳っているのを見たことがある人も多いのではないでしょうか?このような無料相談会に参加して、借金の問題を無料で相談することができます。ここでは、過払金がいくらあるのか無料で調べてくれますし、過払金の返還でも問題が解決できない場合には、債務整理の相談にも乗ってくれます。お金が発生するのは、具体的な手続きに入ってからですので、過払金の有無や債務整理の方向性までは無料で相談することができます。ここで、「自己破産がベスト」という結論に至ったら、後日弁護士事務所で本契約を結ぶという流れになります。無料相談会を実施している弁護士事務所は債務整理に非常に強い弁護士事務所で、後述しますが、お金の支払いもお金がない人でも対応できるような仕組みになっています。近くで無料相談会があるのであれば、ぜひ気軽に参加してみるとよいでしょう。【良い弁護士の選び方②】法テラスを活用する国は、無料で弁護士に法律相談ができる法テラスという総務省所管の相談窓口を用意しています。ここでも借金の問題を無料で相談してくれますし、数ある債務整理手続きの中でどの方法がベストなのかという方向性を示してくれます。相談の結果、債務整理手続きを進めていくということになれば、債務整理に強い弁護士事務所の紹介も行なってくれますので、「どこに相談したらよいか分からない」という人にはうってつけの窓口です。法テラスは人気ですので、相談するだで順番待ちになりますが、近くに無料相談会がない場合などには活用しましょう。この他、弁護士会などに相談することでも債務整理に強い弁護士事務所を紹介してくれます。[adsense_middle]自己破産申立の手順自己破産手続きを進めていく弁護士事務所が決まったら、弁護士事務所と契約することになります。契約後はいよいよ自己破産の手続きを進めていくことになりますが、自己破産は書類1枚でできるわけではありません。いくつもの工程を経て、晴れて借金がチャラにな流のです。自己破産はどのような手順で進められるのか解説していきます。なお、自己破産には破産手続開始決定と同時に自己破産手続きが終了する「同時廃止」という方法と、裁判所が選任した破産管財人が財産の管理と処分を行う「管財事件」という2つの方法があります。あまり財産のない個人が自己破産を行う場合には同時廃止になるので、ここからは同時廃止の手続きの流れをご紹介していきます。弁護士と面談し債務整理の仕方を決定する弁護士が書類の収集と書類の作成裁判所に自己破産の申し立て裁判所との2回の面談破産手続開始決定免責許可決定①弁護士と面談し債務整理の仕方を決定する無料相談会などで依頼する弁護士が決まったら、弁護士事務所へ訪問して債務整理の方法について検討することになります。債務整理には以下の方法があります。任意整理個人再生自己破産債務者によっては任意整理で借金の減額に応じてくれる場合もありますし、もしかしたら過払金の返還だけで借金の多くを返済できる場合もあります。また、自宅などの財産がある場合には自己破産よりも個人再生の方がよいこともあります。債務者の財産と借金の状況を勘案して、ベストな方法は何なのかを弁護士と一緒に決めて行くことになります。方法に納得ができたら弁護士と契約を締結することになります。倒産などで支払不能になっても請求が来なくなる弁護士と契約を結ぶと、弁護士は債権者に対して「受任通知」という書類を送付します。この書類は「〇〇さん(債務者)の代理人になったので、以後は代理人である弁護士に請求をしてください」という旨の書類です。この受任通知が送達されることによって、以後債務書本人に債権者から督促は来なくなります。会社が倒産したり、返済できないくらいの借金を抱えたりした場合の督促は、督促だけでかなりの精神的な負担になります。借金で自殺を考える人の多くが、鳴り止まない督促電話や郵便に精神的なストレスを抱えてしまいます。弁護士と契約することによって、自分の元には督促が来なくなるので、これだけで精神的にはかなり前向きになります。自己破産後にどうやって生活を立て直すのかなども考える精神的な余裕も生まれますので、前向きなことに頭を使えるようになります。②弁護士が書類の収集と書類の作成自己破産には最低でも以下の書類が必要になります。自己破産申立書陳述書住民票・戸籍藤本収入が分かる書類(給与明細など)預金通帳のコピー源泉徴収票・課税証明書不動産登記簿藤本財産が分かる書類(退職金の見込み額がわかる書類や、車検証など)こららの書類を自分で作成し、集めることは簡単ではありません。特に、裁判所が自己破産を認めてくれるかどうかは、自己破産申立書と陳述書の内容が非常に重要になります。自己破産申立書には、借金の内訳と、なぜその借金を作ったのかを記載しなければなりません。また陳述書には反省文や、今後はどうやって生活を立て直していくのかなどということも記載しなければなりません。これらの書類の内容が悪いと自己破産を認めてもらうことができませんが、弁護士事務所に依頼すると、不備なく裁判所が認めやすい内容で作成してくれます。③裁判所に自己破産の申し立て自己破産申立書や陳述書の作成が完了し、上記の必要書類が揃ったら、弁護士が裁判所に自己破産申立を行います。申立の段階では債務者は裁判所に行く必要はありません。申立は弁護士だけで行います。④裁判所との2回の面談裁判所に自己破産申立が行われると、債務者本人と裁判官が面談を行います。面談は2回行われ、債務者審尋と免責審尋という2つの種類があります。ここで最も重要なのは債務者審尋です。債務者審尋とは、なぜ借金をしたのか、反省しているか、今後はどうやって生活して行くのかなどの質問に答えることで、反省の色がないような場合には、免責が認められない可能性もあります。免責審尋とは破産者が集会のような形で裁判所に集められ、順番に呼び出されて、氏名,本籍,住所等の変更が無いかどうかを問われるだで、変更が無い場合には無いと回答するだけの非常に簡単な審尋です。面談には本人が裁判所に行かなければなりません。いずれの面談も難しいものではないので、弁護士と相談した上で臨めば大きな問題はないでしょう。⑤破産手続開始決定債務者審尋の後に、面談内容に問題がなければ破産手続開始決定がなされて、破産手続きがスタートします。⑥免責許可決定破産手続開始決定の後、弁護士が裁判所へ提出した書類に問題がなければ、破産手続開始決定と同時に免責許可決定となり、破産手続きは終了します。これで借金は免責となり、税金や損害賠償以外などの非免責債務以外の借金はゼロになります。同時廃止の場合、弁護士に相談してから免責許可決定となりまでにおおよそ3ヶ月程度で自己破産手続きは終了します。[adsense_middle]自己破産宣告までには費用がかかる!着手金なしの弁護士を!自己破産には費用がかかります。お金がないから自己破産をするのですから、前金がかかる弁護士事務所を選んでしまったら自己破産ができないことになります。最後に、お金がない人でも自己破産手続きを進めることができる弁護士の選び方を説明していきます。自己破産には50万円程度かかる自己破産に必要な費用は以下の通りです。着手金:20万円〜30万円成功報酬:20万円〜30万円実費:5万円前後このように、自己破産には50万円程度の費用がかかってしまうのです。着手金や相談料無料の弁護士を探そう上記の費用のうち、着手金とは自己破産申立手続きに入る前に必要になる費用です。着手金が必要になる弁護士事務所では、20万円〜30万円程度の着手金を支払うことができなければ自己破産手続きを進めることができないことになってしまいます。着手金を払うお金がない人は着手金なしという弁護士事務所を探す必要があります。前述した、無料相談会を行なっている弁護士事務所は着手金無料となっていることが多いので、お金がなくても自己破産手続きを進めることができます。自己破産を相談する時には相談料無料・着手金なしの弁護士事務所であればお金が全くない人でも自己破産を進めることができます。成功報酬が高めでも、自己破産後に分割でできる弁護士を選ぼう着手金なしの弁護士事務所は、自己破産手続き終了後に発生する成功報酬が高くなっていることが一般的です。しかし、このような弁護士事務所は自己破産後に1年〜2年程度の分割で成功報酬を支払うことができるので、自己破産前後にお金が全くない状態でも安心して自己破産手続きを進めることができます。例えばイストワール法律事務所のような着手金無料・相談料無料の法律事務所であれば、お金がなくても自己破産が可能です。債務整理に強い弁護士事務所はたいていこのような料金形態になっているので、やはり無料相談会などを行なっている債務整理に強い弁護士事務所に依頼することをおすすめします。自己破産手続きの流れに関するまとめ自己破産の手続きは自分でも行うことができます。しかし、自己破産は申立を行えば必ず成功するわけではありません。自己破産申立書や陳述書の内容が非常に重要になるのでプロに依頼した方が成功する確率は高くなりますし、膨大な書類も不備なく集めなければなりません。プロに依頼すると費用も50万円程度は必要になりますが、債務整理に強い弁護士事務所は着手金なし、成功報酬は自己破産後に分割払い可能となっていることが多いので、まずは無料相談会などを活用して、債務整理に強い弁護士事務所へ相談してみましょう。
2019年07月16日こんにちは、婚活FP山本です。最近では老後2000万円問題が大きくクローズアップされていますが、以前から「老後破産」が問題視されていたのをご存知でしょうか?老後2000万円問題で少しは身近な問題になりましたが、まだまだ多くの人は「自分には関係ない事」のようです。その考え方こそが、一番危険なのかもしれませんよ。そこで今回は、老後破産の現実や対策についてたっぷりお伝えします。あなたの人生に、お役立て下さいませ。老後破産になる確率は6~8割?まずは老後破産の現実を、統計を通してお伝えします。総務省の2018年「家計調査」によると、65歳以上の世帯(二人以上)の貯金額は以下のとおりです。100万円未満:8.1%500万円未満:16.0%1000万円未満:15.7%2000万円未満:21.7%、↑合計61.5%4000万円未満:22.1%4000万円以上:16.3%今、言われている「老後2000万円」で考えても、およそ6割を超える人が対象になります。また私を含めた大半の専門家は「2000万円では足りない」と計算しており、実際に必要な額は低くても4000万円です。すると、どうやら8割を超える人が対象となりますね。8割ということは「10人中8人」です。どう少なく考えても、「きっと大丈夫」とは言えないのではないでしょうか。「誰もが老後破産になる可能性がある」と考えるのが自然かと。まずは、この実情をしっかり知っておきましょう。「現実感が沸かない人」こそ筆頭候補!そもそも、あなたは老後破産をご存知ですか?何となく知っていても、まさか自分が陥るとは考えてもいないでしょう。先ほどの貯金2000万円未満の人も、大半は同じです。そうして現実感が沸かないから何の対策も取らず、気づいたら老後破産に陥るのが基本になります。相応に対策を取っていても老後破産する人もいますから、無対策なら尚更で、さらに困窮具合もヒドくなるのが自然です。まずは少なくとも「私にも関係あることなんだ」と、自分事として考えていきましょう。定年後の生活は30年以上も続くもの?次に、老後破産になる理由についてお伝えします。そもそも老後破産とは「老後生活の途中で貯金が尽きる事」です。そして、年金などの範囲での生活になる事を指します。また、老後、つまり定年後は年齢的に満足に働けないことも多いため、基本的に貯金は「減る一方」です。年金の範囲で生活できれば良さげに思えますが、残念ながら多くの人にとって年金だけでは足りません。仮に生活は成り立っても、介護を筆頭とした「生活以外の支出」には貯金が必要です。そんな生活が、定年後に30年程度以上も続きます。40年という事もあり、ほぼ現役時代と変わらない期間です。ちなみに年金額は個人差がありますが、夫婦でも年300万円程度になります。月10万円取り崩すだけで年120万円、30年でも3600万円ですね。月20万円なら……。何となく、老後破産になってしまうのも納得できるのではないでしょうか。老後破産の原因は「発想・想像が貧困」だから?あなたは「80歳頃の自分」を想像できますか?残念ながら、ほとんどの人はできません。考えられるのは、せいぜい「定年頃まで」です。考えられないから考えず、「きっと大丈夫」という発想になり、老後破産してから「こんな風になるとは思ってなかった」となります。つまり、老後破産という現実的な貧困は、「当人の発想や想像の貧困」が最たる原因です。自分で考えられない場合は、代わりに考えてくれる専門家に相談したほうが無難かもしれませんね。年金生活や生活保護=地獄のような人生今度は、老後破産の実情についてお伝えします。これについては動画でも見たほうが早いかもしれません。ぜひ、どこかの動画サイトで見てみて下さい。年金生活や生活保護での生活実態がどのようなものなのか……ほとんどの人は「悲惨・地獄」という感想を持つでしょう。食費は一日300円以下、夏でもエアコンが使えず、お金がないから友人とも会えなくなる……。何より、状況が改善される希望がほぼなく、人生が終わるまで苦しみ続けるだけという絶望の日々になります。しかも、年金も生活保護も「減額の一途」というのが現実です。少なくとも、誰もが「こうはなりたくない」と思うでしょうね。最初に触れた通り、「このままなら6~8割の人が」こうなります。おそらく、あなたも十分に対象に入っているのではないでしょうか。貧困の実例を知り、破綻を避けたい心理を持とう!中には、あまりの悲惨さに逆に現実感が持てない人もいます。お気持ちは察するところですが、老後破産は「確かな現実」です。老後破産が分かりにくいなら、ホームレスや非正規労働者など、まだ身近と思える「貧困の実例」を思い浮かべるのもアリでしょうか。知れば知るほど、現実感も持てて老後破産という生活破綻を避けたいと思えるハズです。まずは「明日は我が身」と思えるまで知り抜いて、その上で避けるための対策を考えて動いていきましょう。[adsense_middle]老後破産の基本対策は、やっぱり貯金?ここからは、老後破産への対策やポイントをお伝えします。まず老後対策としては、やはり貯金が基本です。「いくらあれば足りるか」は個人差がありますが、ともかく十分な貯金さえあれば老後破産は「縁遠い存在」といえます。どんなに貯金があっても「無縁」にはなりませんが……。年齢などによっては十分な貯金ができないこともありますが、その時には「定年後の就労対策」がおすすめです。具体的には「健康・経験(実力)・情報収集」でしょうか。死ぬまではムリでも、働けた分だけ必要な貯金額は減ります。気持ちだけでは働けないことも多いので、現実的な対策を取っていきましょう。少し角度を変えて「熟年離婚対策」も大切です。「離婚したら共倒れ」という理屈があるとしても、感情が上回ることも多々あります。結婚しているなら、改めて夫婦仲の改善を図っていきましょう。サラリーマンこそ貯金より投資での対策がおすすめ老後2000万円問題に関係して、方々で「投資での老後対策」が勧められています。そして投資は、実はサラリーマンの方にこそおすすめです。相応に収入が安定していますし、ものによっては節税にもなりますからね。副業が禁止されていても、投資ならできることも多いので尚更です。もっとも、投資はリスクもありますし、勉強が必須となります。また投資は「長期投資」が基本なので、高齢になるほど老後対策には不向きです。しかしそれでも、興味がある人は勉強から始めてみるのもアリかもしれません。老後対策で忘れがちな「親や子供の存在」次は、老後対策で忘れられやすい盲点をお伝えします。結論から言えば、それは「親や子供の存在」です。親の介護に貯金を出した、離職した。子供の教育費が想像以上だった、引きこもりや出戻りで生活費が増した……。それぞれ単体でも十分な社会問題ですが、あなたの老後破産にも繋がる問題です。また、これらの問題は「少し予測しにくい」ことも特徴といえます。親の資産状況など知らない事も多いですし、子供の引きこもりなどを予測できることも稀ですからね。だからこそ当人の老後対策として後回しにしがちな要素ですが、だからといって無視しても良い要素でもありません。当人達にも「自発的な努力」を早期から促す一方で、頼られる可能性も視野に入れておいたほうが無難です。お金の準備は元より「いつまで、いくらまでなら支援可能か」を事前にしっかり見極めておきましょう。貧困や破産の「連鎖」こそ最恐ポイント!親が貧困や破産に陥ると、子供が勉強不足や経済的負担を強いられるため、結果的に「貧困の連鎖」が発生する傾向にあります。その連鎖は、時に殺人などの「更なる悲劇」に繋がりがちです。しかも最近の連鎖は、子供側が出発点というケースも増えつつあります。ただ一方で、親や子供に助けてもらえる事もあるのも「紛れもない現実」です。あなたがどちらの立場になるか分かりませんが、ひとまず「助ける側」になった時には助けられるよう、備えは常に余裕を持ってしていきましょう。全ての将来・老後対策は「時間」が肝最後に、老後対策における肝となるポイントをお伝えします。結論から言えば、老後対策は「時間」こそが肝です。つまり老後に限りませんが、全ての将来・老後対策は「今日から、少しでも早くから備え始めること」が極めて大切となります。たとえ直接的な準備に至らなくても、です。例えば、2000万円もの大金は準備に何十年もかかります。時間があるほど達成は容易ですが、時間がないほど達成も難しく、負荷も大きくなるでしょう。就労対策でも同じです。中には低年収や長時間労働で、「どうしろって言うんだ」と言いたい人もいるでしょう。冷たいようですが、愚痴っていても対策は何も進みません。ヤケの心境・消極的な姿勢からは何もプラスは生まれません。「どうしたらいいか」を真剣に考え、少しずつでも準備を進めましょう。全てのモデルは無意味!自分だけでも助かろう!学生の多くは「周囲が勉強しているか否か」を気にしますね。そして平均点前後なら安心しますが、今のあなたはこれをどう思いますか?老後は6~8割が破産しますから、周囲に合わせていてはダメといえます。勉強している学生のように黙る必要はありませんが、周囲とは違う周囲以上のことをしてこそ老後対策です。もっとも……何もしていない人を上回るのは簡単ではないでしょうか。できるところから、少しずつでいい訳です。時間を味方につけて、ぜひ今日から老後へ備え始めましょう。老後破産は不可避!無視より「備える安心」を!残念ながら老後破産は無視できず、強引に現実逃避しても老後になれば必ず迫ってきます。そして基本的に誰も助けてくれない以上、備えが大切ではないでしょうか。無視して一時的に安心するよりも、向き合って「本物の安心」を備えて、老後すらも楽しく人生を謳歌していきましょう。
2019年07月11日借金をチャラにできる?自己破産とは自己破産というと、「人生最後のリセットボタン」などとよく言われます。自己破産は数ある債務整理手続きの1つです。資産は没収される代わりに借金もゼロになると一般的に考えられていますが、実際にはすべの財産と負債がリセットされるわけではありません。まずは自己破産について少し詳しく解説していきましょう。20万円超の資産は没収される自己破産をすると、財産は没収され、債権者で没収された資産を分配することになりますが、ここで没収される財産は20万円超の財産になります。自己破産後も最低限の生活を維持していくために、20万円以下の財産に関しては、自己破産をしたとしても没収の対象にはなりません。自宅や車も対象になる20万円超の財産ですので、ほとんどの固定資産は没収されることになります。自宅を所有している人は、自宅は没収されてしまいます。マイカーを持っている人は、マイカーも没収されてしまいます。例えば、住宅ローンを組んでいて、住宅が銀行などの担保に入っていたとしても、自己破産を行うと没収の対象になります。マイカーローンを組んで購入した自動車も同様です。債務もゼロになるこのように、20万円超の財産は全て没収されますが、その反面、債務(借金)もゼロになります。例えば、給料からは返済しきれない借金を抱えていても、数億円の債務の連帯保証人になり債権者から請求されたとしても、自己破産をすれば債務はゼロになるので、返済義務はありません。自分が借りたお金の支払い義務からも、他人の保証をした借金の支払い義務からも免れることができます。これを「免責」と言いますが、自己破産によって免責とならない債務もあるので注意が必要です。税金や損害賠償は対象外自己破産をしても、税金や損害賠償の支払義務(債務)は免責の対象外となります。借金を多く抱えている人は、税金を長期間滞納していることが非常によくあり、中には数百万円もの滞納となってしまっている場合もあります。また、自己破産に到るまでに、取引先企業などとトラブルになり、損害賠償責任を負っていることも珍しいことではありません。このような債務は自己破産をしても免責にはなりません。自己破産を行なうと、どこからもお金を借りることができなくなってしまいますが、その後に数百万円の税金を支払って行かなければならないというケースもあります。自己破産をするかどうかは、このような免責にならない非免責債務がどの程度あるのかということと勘案して判断する必要があります。自己破産のメリット自己破産は20万円超の財産が没収される代わりに、ほとんどの債務が免責となる手続きです。メリットとデメリットが非常に大きな方法ですので、メリット・デメリットをよく確認しておくようにしましょう。借金が完全にゼロになる自己破産のメリットは借金がゼロになるという点に尽きると言えます。最近は総量規制が導入されたので、あまりにも多くの借金を個人が作ってしまうような心配はなくなりました。しかし、所得に見合わないような高額の住宅ローンを組んだ場合や、複数のローンを借りてしまった場合、会社名義の借金の保証を行い会社が倒産してしまった場合などは、個人の給与所得では返済できないほどの借金を抱えてしまう可能性があります。このような時には「自殺するしかない」などと良からぬことが頭をよぎってしまいますが、自己破産をすることによって、ほとんどの借金が免責となるので、返済できないほどの借金から解放されることができるのです。住宅ローンからカードローンまで全ての借金がなくなる自己破産をすれば、住宅ローンからカードローン、保証債務などほとんどの借金がゼロになります。無計画に借金を作ってしまっても、自己破産をすることによって支払義務から解放されるので、まさに自己破産は国が用意した最後の救済策であると言えます。メリットはこの点だけで、あとはデメリットしかないのが実情です。[adsense_middle]自己破産のデメリット財産を失ってしまうどこからもお金を借りることができなくなる闇金から勧誘があるお金がかかる【自己破産のデメリット①】財産を失ってしまう前述したように、自己破産をすると20万円超の財産を没収されてしまいます。何も財産がないという人であれば、この点はデメリットではないかもしれませんが、資産のある人にとっては生活の基盤となる自宅や自動車も没収されてしまうので、日常生活には著しく支障をきたしてしまうことになります。【自己破産のデメリット②】どこからもお金を借りることができなくなる自己破産をすると、国のお知らせである「官報」に氏名や住所が記載されることになります。官報記載の情報は銀行などが加盟する信用情報機関であるKSCが、金融事故情報として10年間保管しています。つまり、自己破産以後10年間は信用情報がブラックになってしまい、銀行や信用金庫などからお金を借りることは不可能になります。自己破産をした後、真面目に仕事をしようと思っても、住宅ローンを組むことはもちろん、自動車ローンを組むことすらできませんので、地方都市では通勤することすらできずに、新しい仕事に就くことができないかもしれません。【自己破産のデメリット③】闇金から勧誘がある前述したように、自己破産をすると、官報に個人情報が記載されます。この個人情報を見た闇金は、どこからもお金を借りることができない自己破産者に対して、勧誘を行うことがあります。何社からも勧誘があることが多く、かなりしつこく闇金から勧誘があり、実際に借りなくてもあまり気分が良いものではありませんが、毎日のように闇金から勧誘が行われたら家族への影響も甚大です。なお、自己破産後に闇金からお金を借りることは絶対にNGです。自己破産から10年は、原則再度の自己破産は認められません。自己破産を行うと、闇金から甘い言葉で融資の誘いがありますが、このような誘惑には絶対乗ってはいけません。【自己破産のデメリット④】お金がかかる自己破産には弁護士事務所に支払うお金がかかります。着手金や成功報酬として50万円前後が請求されるのが一般的です。ただでさえ、お金がないから自己破産をするのに、自己破産をすることによってお金がかかるのですから、経済的にはダメージが少なくありません。後述しますが、自己破産にかかる費用は後払いに対応している弁護士事務所も多いですが、自己破産後の生活の再建に必死な時に毎月数万円の弁護士への支払いを行うことは楽ではありません。家族や親族への影響は?迷惑はかかる?自己破産の概要、メリット・デメリットをご説明してきました。しかし、自己破産によって没収される財産は自分だけのものではなく、家族みんなで使用していることが多いのが現実です。では、自己破産をした場合には、家族や親族にはどのような迷惑が具体的にかかってしまうのでしょうか?持ち家の場合に、家族は住む家がなくなってしまう20万円超の車などの財産も失うことにスマホ契約も解除される保証会社付の賃貸住宅を借りられないクレジットカードの家族カードも契約を切られる地域で噂になる家族は生活の基盤を奪われることになる親族には大きな影響はない【家族や親族への影響①】持ち家の場合に、家族は住む家がなくなってしまう持ち家の場合には、自己破産によって自宅が差し押さえられてしまいますので、一定期間内に空け渡さなければなりません。これは子供にとっては相当な精神的な負担です。自分の気に入っていた部屋や、家具なども失うことになってしまうためです。また、自己破産後の住宅が今の学区から変わってしまう場合には、子供は転校も余儀なくされてしまいます。自己破産によって自宅を失うことは子供にとっては精神的にかなり深刻です。奥さんも、こだわって作ったキッチンなども失うことになりますし、先祖代々受け継いできた家であれば、先祖からの家も失ってしまうことになります。自宅を失うことは、家族にとって深刻な影響があります。【家族や親族への影響②】20万円超の車などの財産も失うことに前述したように、20万円超の財産は失うので、自動車も没収されてしまいます。勤務先への通勤も不便になりますし、買い物にも不便になります。子供を送っていくこともできなくなってしまうかもしれません。親の自動車というのは、子供にとっても生活必需品であることが多いので、こちらも子供をはじめとした家族への影響は深刻です。【家族や親族への影響③】スマホ契約も解除される自己破産をすると、スマホの分割購入の契約が解除される可能性が非常に高くなります。スマホの分割購入の契約も、携帯キャリアから「お金を借りている」という行為と同じだからです。契約を解除された後は、自己破産者名義で携帯電話キャリアと契約することができなくなってしまいます。奥さん名義で契約すればスマホを持つこともできますが、自分名義の携帯電話を持つことはブラックの状態が解消される10年後まで不可能になってしまいます。また、子供が親の名義でスマホを持っていることも多いですが、この場合には、子供のスマホ契約も解除されてしまいます。子供にとってスマホの契約というのは死活問題ですので、自己破産によってスマホ契約が解除されたら、友達を失ってしまうかもしれません。[adsense_middle]【家族や親族への影響④】保証会社付の賃貸住宅を借りられない自己破産によって自宅を没収されてしまったら、どこかに賃貸住宅を借りなければならないかもしれません。しかし、信用情報がブラックになっているので、保証会社付の住宅を借りることができなくなってしまう可能性が高いのです。保証会社は保証をする前に審査を行い、信用情報を照会します。信用情報に自己破産が記録されているブラックの人はまず審査に通過できず、賃貸住宅を借りることもできなくなってしまいます。今や、綺麗な物件にはほとんど保証会社がついていますので、もしかしたらボロボロの住宅しか借りることができなくなってしまうかもしれません。【家族や親族への影響⑤】クレジットカードの家族カードも契約を切られる自己破産をすれば、クレジットカード契約も解約されてしまいます。家族カードも発行している場合には、家族のカードの契約も切られてしまいます。アプリの定額課金などはクレジットカードを通して行われていることが一般的ですので、クレジットカードが使用不能となってしまったら、家族のこのような支払いもできなくなってしまいます。ETCカードの利用も停止されますので、高速でどこかへ家族で出かける場合にもETC割引を受けることはできませんし、ETC専用料金所を通ることもできません。【家族や親族への影響⑥】地域で噂になる自己破産をすると地域では必ず噂になります。仮に、自宅は妻名義などの理由で没収されなかったとしても、地域では自己破産が噂になるので、家族がその場所で住み続けることが難しくなってしまうかもしれません。また、子供は学校でいじめられてしまうかもしれません。【家族や親族への影響⑦】家族は生活の基盤を奪われることになるこのように、自己破産をすると、住宅、自動車、クレジットカード、スマホなどの現代人の生活に欠かすことができない、ありとあらゆるものが没収もしくは利用停止になるので、家族は生活の基盤を奪われることになってしまいます。特に中学生から高校生くらいの子供がいる場合には、その影響は決して少ないものではありません。【家族や親族への影響⑧】親族には大きな影響はない自己破産をしても、親族が自分の借金の連帯保証人にでもなっていない場合には直接的な影響はほとんどありません。先祖代々の実家を没収されたような場合には、線香をあげることができなくなる程度の影響はありますが、生活基盤を別にしている親族にはそれほど深刻な影響はないと考えても問題ないでしょう。自己破産が家族に及ぼす影響に関するまとめ自己破産はデメリットが大きく家族への影響も深刻です。本当に自己破産がよいかどうかということもケースバイケースで、他の方法で債務整理をした方がよい場合もあります。このため、債務整理に強いプロへ相談して自己破産を行なった方がよいでしょう。自己破産などの債務整理手続きはプロへ相談するのが無難債務整理は自己破産だけではありません。住宅と住宅ローンを残し、借金を減額することができる個人再生という方法もありますので、持ち家を持っている場合には個人再生の方が向いているケースが少なくありません。他にも任意整理で借金を減らすことができる場合もあるので、まずはプロへ相談するようにしましょう。相談料無料・後払い可能な弁護士事務所へ相談すればお金がなくてもOK前述したように、自己破産には費用がかかります。着手金や相談料などが発生する弁護士事務所では、お金がない人は自己破産をすることができないのが現実です。そのため、着手金や相談料が無料で、成功報酬は自己破産後に後払いかつ分割で支払うことができる弁護士事務所へ依頼することで、手元にお金がない人でも自己破産をすることができます。無料相談会などを積極的に行なっている弁護士事務所は、後払いかつ分割に対応していることが多いので、まずは無料相談会などを活用するようにしてください。
2019年07月07日借金に行き詰まり、自己破産を考えている方へ。自己破産にかかる費用とは、一体いくらなのでしょうか?この記事では、自己破産にかかる料金の内訳と平均相場を解説します。自己破産の手続きは2種類ある自己破産というと、「借金がゼロになるが資産もゼロになる」と漠然と考えている人が多いようです。確かに間違いではないのですが、自己破産には同時廃止と管財事件という2つの種類があり、その種類によって費用は異なります。まずは自己破産における同時廃止と管財事件の違いを理解しておきましょう。同時廃止同時廃止とは、財産の少ない人に適用される破産手続きの中でも簡単な方法です。破産管財人が専任されず、破産手続き開始と同時に手続きが終了します。このため、同時廃止と言います。同時廃止は手続きに時間がかかりませんし、費用もそれほどかからないのが特徴です。個人が借金問題を抱えている場合には、、同時廃止の手続きとなることが一般的です。管財事件管財事件は財産のある人に適用される方法で、破産手続きの原則的な方法が管財事件になります。管財事件では、裁判所から専任された破産管財人しか財産の整理・管理を行うことができません。破産管財人が財産を整理したり管理するため、管財人に支払う費用がかかりますし、財産が処分されるまでに時間がかかるので、同時廃止のように簡単に破産をすることができません。財産がある人にしか適用されない手続きですので、借金問題に悩んでいる個人はあまり行わない手続きとなっています。借金が返せない!個人が弁護士に依頼した時の自己破産の流れ個人が自己破産をする場合、よほどの資産や借金がない限りは同時廃止になります。自己破産には管財事件と同時廃止がありますが、ここからは同時廃止をした場合の自己破産の手続きの流れについてご説明していきたいと思います。弁護士が受任通知を債権者へ発送債権者から弁護士へ取引履歴が送付される弁護士と打ち合わせの上、自己破産申立に必要な書類を作成・収集弁護士が裁判所へ自己破産申立裁判官と2回の面談裁判所が破産手続開始決定書類や面談に問題がなければ免責許可決定で破産手続終了(同時廃止)①弁護士が受任通知を債権者へ発送弁護士へ自己破産や債務整理の相談をし、契約すると、最初に弁護士から債権者へ「受任通知」という通知を発送します。これは、自己破産手続きを受任しましたと債権者へ連絡するもので、これ以降、債権者は債務者に直接督促などを行うことはできなくなり、弁護士を通してしか連絡できなくなります。借金の督促に悩んでいた人は受任通知が発送されると督促がなくなるので、これだけで精神的にはかなり楽になります。②債権者から弁護士へ取引履歴が送付される債権者は受任通知を受け取ると、弁護士へ取引履歴を送付します。取引履歴から、弁護士はどこにいくら借金があるのかということを知ることができ、具体的な自己破産手続に入ります。③弁護士と打ち合わせの上、自己破産申立に必要な書類を作成・収集取引履歴が揃ったら、債務者と弁護士が打ち合わせを行い、自己破産に必要な書類の収集や自己破産申立書の作成に入ります。いよいよ、具体的に自己破産の手続きに入っていくことになります。④弁護士が裁判所へ自己破産申立自己破産の申し立てに必要な書類が揃ったら、弁護士が裁判所へ自己破産申立を行います。この手続きは弁護士が行うので債務者は同行する必要はありません。⑤裁判官と2回の面談自己破産の申立を行うと、裁判所に呼び出され、裁判所と面談をしなければなりません。面談は債務者尋審(さいむしゃじんしん)と免責尋審(めんせきじんしん)というものが2回行われます。ここでは、「なぜ借金が膨らんでしまったのか」「反省しているか」「今後は安易に借金をしないか」などを裁判官から聞かれます。この尋審の内容が自己破産が認められるかどうかが重要になるので、必ず指定された日に裁判所に行き、裁判官からの質問には誠実に答えるようにしましょう。⑥裁判所が破産手続開始決定債務者尋審の後に、裁判所が破産手続開始決定を行い、破産手続きがスタートします。⑦書類や面談に問題がなければ免責許可決定で破産手続終了(同時廃止)自己破産申立書の内容や提出した書類、また面談の内容に問題がなければ、免責許可決定(借金の返済義務を免除される決定)を裁判所が行い、破産手続きが終了します。同時廃止の手続きでは、破産手続開始決定と同時に免責許可決定が行われるので同時廃止と呼ぶのです。なお、特に大きな問題がなければ、この一連の手続きは3ヶ月程度で終了することが一般的です。管財事件と比較して、非常に短い時間で破産手続きが終了するのが同時廃止の特徴です。[adsense_middle]自己破産の費用は平均でいくらくらいかかる?このように自己破産の手続きには、簡単な同時廃止であってもそれなりに時間がかかってしまいます。さらに自己破産は手続きの時間以外に、お金もかかってしまいます。管財事件と比較して費用がかからない同時廃止の場合には、いくらくらいのお金がかかるものなのでしょうか?自己破産費用の相場について解説していきたいと思います。着手金の平均的な相場着手金とは自己破産の手続きをする前に、弁護士と契約する際に必要になるお金です。前金のようなものと考えておきましょう。着手金の相場は20万円〜30万円程度と、これから自己破産をしようという人にとってはなかなかの高額です。相談時に払うのではなく、あくまでも契約時に払うので、相談段階では着手金は必要ありません。なお、着手金はもしも自己破産が裁判所に認めてもらえなかった場合でも基本的に返金してもらうことはできません。弁護士事務所の中には着手金無料というところも存在します。成功報酬の平均的な相場成功報酬とは自己破産が成功した後に、その成功に対する対価として支払う費用です。成功報酬は自己破産が裁判所に認めてもらえない場合には支払う必要のないお金です。成功報酬の相場には幅がありますが、概ね20万円〜40万円とされていることが一般的です。また、免責になった借金の金額が大きければ大きいほど成功報酬が高くなるような仕組みの弁護士事務所も存在します。自己破産をして、手元の資産が没収されてしまった時に高額な成功報酬を払うのは非常に困難です。このため、自己破産に成功したらいくらくらいの成功報酬を支払わなければならないのかは、契約時に必ず確認しておくようしましょう。自己破産全体にかかる費用ここまでご紹介したのは、自己破産を行うにあたって弁護士に対して支払う報酬部分の費用です。このほかにも、自己破産をすることによって実費として発生する費用もあるのでご紹介していきたいと思います。予納金とは、裁判所に対して自己破産の手続をするにあたって支払う費用で、借入件数などによって予納金の金額は異なりますが、同時廃止の場合にはそれほどお金はかかりません。ちなみに管財事件の場合には20万円以上の予納金が必要になり、かなり高いものになっています。借金の件数や金額が少なければ、自己破産にかかる実費は3万円程度しかかかりません。なお、予納金に関してだけは分割ができないので、現金で用意しておく必要があるという点に注意してください。やはり、自己破産手続きの中で最もお金がかかるのは弁護士への報酬部分ということになります。総額で40万円〜60万円程度の費用が同時廃止であってもかかってしまうと理解しておきましょう。[adsense_middle]手元にお金がない時に自己破産する方法このように、自己破産をするためには着手金や成功報酬や実費が必要になります。そもそも、自己破産をするということは手元にお金がないから自己破産手続きを行うのですから、自己破産にかかる数十万円もの費用が手元にない場合には自己破産をすることは不可能なのでしょうか?そのようなことはありません。手元にお金がなくても自己破産ができるようになっていますし、手元にお金がなくても自己破産ができるように配慮されている弁護士事務所を選択する必要があるのです。手元にお金がなくても自己破産できる方法についてご紹介していきたいと思います。着手金がない弁護士事務所を選ぶ過払金がある場合には過払金から支払う分割や後払いでの支払い可能な弁護士事務所を選ぶ無料相談会を利用する【手元にお金がない時に自己破産する方法①】着手金がない弁護士事務所を選ぶ前述したように、弁護士事務所の中には着手金がないところもありますし、最近は債務整理手続きの場合には着手金無料とされているところが一般的です。その分、成功報酬が高くなっていることもありますが、手元とにお金がなくても債務整理を行うことができるので、お金がない人が自己破産を希望する場合には、このような弁護士事務所を選択するとよいでしょう。【手元にお金がない時に自己破産する方法②】過払金がある場合には過払金から支払う過払金がある場合には、過払金から着手金を払うことができるとしている弁護士事務所も少なくありません。また、「過払金がある場合のみ着手金あり」としている弁護士事務所もあります。この場合には、着手金を支払う代わりに成功報酬は着手金なしよりも安くなっています。債務整理を弁護士などへ相談すると、最初に弁護士が行うことは過払金の調査です。過払金の金額によっては過払金による返還分だけで借金を返済できるような場合があるので、債務整理の形が変わってきますし、着手金のあるなしによって着手金が発生するかどうかが異なるためです。過払金の調査は無料で行ってくれる弁護士事務所も多いので、相談無料という弁護士事務所へ相談するとよいでしょう。【手元にお金がない時に自己破産する方法③】分割や後払いでの支払い可能な弁護士事務所を選ぶ着手金があるものの、着手金の支払いを分割で応じてくれる弁護士事務所も存在します。しかし、このような弁護士事務所は着手金の分割払いが終了してからでないと破産申立手続きに進んでくれないことも珍しくありません。自己破産を行って財産を失ったあとでは回収が困難になってしまう可能性があるためです。いずれにせよ、着手金ありの弁護士事務所でもお金がなくても分割で対応してくれる所もあります。また、成功報酬に関しては分割ができるのが基本です。自己破産となったあとは20万円超の資産は没収されてしまうので、すぐに数十万円の成功報酬を支払えと言ってもそれは無理な話ですし、弁護士もよくその事情を理解しています。通常、1年か2年の分割での成功報酬の支払いを認めてくれますので、「自己破産をした後に弁護士に支払うお金がない」などと心配する必要はありません。お金がない人が行う自己破産だからこそ、お金がない人でも自己破産ができるようになっているのです。【手元にお金がない時に自己破産する方法④】無料相談会を利用する「どこに相談に行ったらいいか分からない」そんな時には無料相談会などに行くようにしましょう。この相談会では、無料で借金問題の相談や過払金の調査などを行ってくれます。また、このような相談会を開く弁護士事務所は借金問題解決のプロですので、必然的に借金問題に強い弁護士事務所を選択することになります。そもそもお金がない人の借金問題解決を主な生業としているので、例えば「着手金をどうしても一括で支払え」などとは言ってきません。着手金がゼロ円になっているか、分割での支払いに応じているところがほとんどですので、無料相談会を利用して自己破産手続きを依頼する弁護士事務所を探しましょう。「自分が自己破産しか方法がない」を思っていても、債務整理手続きにはいくつかの方法があり、自己破産はその中でも最後の手段です。プロに相談することで、自己破産以外の方法も検討してくれるので、自分にとってベストな方法で債務整理を行うことができるのもメリットです。無料相談会が近くで行われていないという人は、無料で相談できる法テラスなども活用するとよいでしょう。自己破産の費用に関するまとめ自己破産手続きには管財事件と同時廃止という2つの手続きがありますが、個人が借金に悩んで自己破産をする場合には、ほとんどのケースで同時廃止になります。同時廃止手続きは管財事件と比較してそれほど時間もお金もかかりませんが、それでもトータルで40万円〜60万円程度の費用がかかってしまい、この多くが弁護士費用です。弁護士費用が手元にない場合には、分割や後払いとしてくれる弁護士事務所もありますが、事務所によって対応はマチマチですので、分割や後払いに対応している弁護士事務所を探すしかありません。無料相談会を開催し、積極的に借金問題解決に乗り出している弁護士事務所は、お金がない人でも自己破産ができるように後払いや分割に応じてくれるケースが多いようです。借金を抱えているとネガティブな気持ちになってしまい、「自己破産か自殺しかない」などと考え込んでしまうものです。しかし、だからこそ、借金問題と法律のプロに相談することが大切です。無料相談会や法テラスなどにまずは相談してみましょう。
2019年06月30日借金問題を解決するための最後の手段が、自己破産です。しかし、自己破産には時間も費用もかかりますしリスクもあります。「早く借金問題を解決したい」と考えた時には、プロに相談してスムーズに手続きを行なってもらうことが懸命です。自己破産にかかる手続きにはどのくらいの時間がかかるのでしょうか?自己破産に必要な費用や自己破産のリスクについて、詳しく解説していきたいと思います。自己破産の手続き期間はどれくらい?自己破産にはどのくらいの手続き期間が必要なのでしょうか?自己破産の種類や手続きの流れ、借金がゼロになるまでの期間はどのくらいかかるのかについて詳しく解説していきます。自己破産の手続きは2種類ある同時廃止管財事件自己破産の手続きには同時廃止と管財事件という2つの手続きがあります。まずは、この2つの手続きの違いについてご説明していきます。同時廃止とは同時廃止とは、財産の少ない人に適用される比較的簡単な破産の手続きです。同時廃止は破産管財人が専任されず、破産手続き開始と同時に終了となるので、費用も時間もそれほどかかりません。管財事件とは管財事件とは、財産のある人に適用される破産手続きの原則的な手続きです。破産管財人が専任され、破産管財人によって財産の管理や処分が行われるので、破産管財人への報酬がかかったり時間がかかる手続きになります。一般的に個人が自己破産を行う時には、財産がない状態がほとんどですので同時廃止となることが多くなっています。申し立てを行うまでの流れ破産手続きは弁護士や司法書士などのプロに依頼して行うのが一般的です。債務者から自己破産の依頼を受けると、弁護士や司法書士は債権者に対して受任通知を送り、これによって債権者からの督促はストップします。そして、債権調査が行われ、自己破産手続きのために必要な書類を集めます。書類が揃ったら、裁判所に破産の申し立ての手続きを行います。裁判所が申し立て書類の審査を行い、審査で問題がなければ破産手続開始決定を下します。同時廃止の場合にはここで破産手続きは廃止され、裁判所が債務を免責するかどうかの判断を行います。裁判所が免責をするかどうか決めるために、裁判所と債務者が面談を行う免責審尋が行われ、免責審尋で問題がなければ免責決定となります。免責が確定するまでの期間免責が確定するまでの時間は以下の通りです。裁判所が破産手続開始決定をするまで1週間〜10日程度。破産手続開始決定から免責決定まで3ヶ月程度。裁判所に破産の申し立てを行なってから免責が確定するまでに必要な時間は、4ヶ月程度かかると考えておきましょう。もちろん、これは同時廃止の場合で、管財事件の場合には1年以上の時間がかかることもあります。自己破産にかかる費用自己破産は無料で行うことができるわけではありません。税金関係の費用や弁護士報酬など、様々な費用がかかります。自己破産(同時廃止の場合)にかかる費用としては以下のようなものがあります。この費用は最低限必要になる経費の部分ですが、この他、弁護士報酬として着手金が20万円〜30万円程度、成功報酬として0円〜20万円程度の費用が必要になります。また、管財事件になる場合には、ここに+50万円〜100万円程度の費用が必要になります。自己破産には少なくない費用がかかりますが、自己破産を行おうとする人はこれだけの費用を事前に支払うことはできません。そのため、自己破産後にこのような費用は分割で支払うことができる弁護士がほとんどです。手元にお金がなくても自己破産の手続きは進めることができます。[adsense_middle]自己破産にはリスクもある自己破産は借金がゼロになるというメリットがあるだけではなく、リスクも少なくありません。自己破産に伴うリスクもよくよく承知した上で手続きを行う必要があります。自己破産手続きに伴い生じる以下のリスクについて理解しておくようにしましょう。以後10年間ブラックリストになる自己破産を行うと、信用情報がいわゆるブラックという状態になります。金融事故情報として信用情報機関に登録され、消費者金融の情報を集めるJICCには自己破産から5年間、銀行や信用金庫などの金融機関の情報を集めるKSCには10年間記録されます。この間はいわゆるブラックという状態になり、ローンの契約などは不可能になってしまいます。法的な権限が規制されるさらに自己破産を行うと資格制限と言って、法的な権限が制限されてしまいます。例えば、公認会計士や税理士などのいわゆる士業と呼ばれる職業に就くことはできなくなってしまいますし、公務員の委員や委員長(公証人、教育委員長、公正取引委員会など)、団体役員(日本銀行、商工会議所、日本銀行など)などの職業に就くことも不可能です。ただし、資格制限となるのは、破産手続開始決定から免責が確定するまでの間ですので、同時廃止であれば3ヶ月程度の期間です。3ヶ月といえども資格制限がかかってしまいますので、資格制限に該当する職業についている人は、自己破産をすることによって職を失ってしまう可能性が高いので、安易に自己破産という選択をするわけにはいかないかもしれません。自己破産はリスクを承知した上でプロに依頼を自己破産は債務者の状況によって同時廃止となるのか、管財事件になるのかが異なります。手続きが異なれば費用も免責確定までの時間も異なることになりますし、手続きにはケースに応じて膨大な書類も必要になります。また、債務整理の手続きは自己破産以外にもあるので、どの手続きが債務者にとって最善なのかはケースバイケースです。結論的にいえば、自己破産手続きはおろか、債務整理手続きそのものを素人の判断で、素人が手続きを行うことは現実的とはいえません。債務整理はプロに任せるのが最善の方法なのです。相談料無料で債務整理に強い弁護士事務所がおすすめプロの中には、相談するだけで相談料が発生することもありますので、できる限り相談料無料の弁護士を選択した方がよいでしょう。また、弁護士と言っても得意分野は様々で債務整理に強い弁護士もいれば、そうではない弁護士も存在します。まずは、相談無料の法テラスや、イストワール法律事務所のような相談料無料で債務整理に強い弁護士事務所へ相談するのがよいでしょう。メールなどでも相談に乗ってくれるので、弁護士事務所へ電話をするのは抵抗があるという人でも気軽に相談することができます。自己破産手続きに関するまとめ自己破産手続きは、債務者の資産の状況によって同時廃止と管財事件という2つの手続きに分かれます。手続きの方法によって費用も免責になるまでの期間も異なりますし、事務手続も非常に煩雑です。また、自己破産は借金をチャラにすることができるメリットの反面、少なからずデメリットも存在するので、数ある債務整理手続きの中で本当に自己破産が適切な手続きなのかどうかはよくよく熟慮して行う必要がありますが、素人にはその判断もつきません。そのため、債務整理に強い弁護士事務所にまずは相談するのが最善です。どの方法がよいのかは相談して決めることができ、債務整理の複雑な事務手続を任せることができます。手元にお金がなくても費用は債務整理後に清算することができますので、まずは気軽に相談してみてください。
2019年06月21日債務整理を検討している人の中には「最悪の場合生活保護を受給しなければならない」と検討している人も多いのではないでしょうか?しかし、債務整理、特に自己破産をしたら生活保護を受けることができないと考えている人が多いようです。自己破産をすると、就くことができない職業があるなど法的な資格が制限される「資格制限」があるので、資格制限の一環として生活保護も受けることができないと考えている人が多いようです。自己破産と生活保護は実際にどのような関係なのでしょうか?自己破産をすると生活保護を受けることができるかどうか解説していきます。自己破産と生活保護は関係ある?自己破産をすると資格制限という法的な資格が制限されることがありますが、この資格制限と生活保護は無関係です。自己破産と生活保護がどのような制度なのか、まずは解説していきます。【自己破産と生活保護のポイント①】自己破産は借金を免除する債務整理手続き自己破産とは、借金を免除にする代わりに資産も没収されるという法的な債務整理手続きの1つです。自分が持っている資産を債権者へ分配し、借金の返済に充てる代わりに借金もチャラになる手続きで、自己破産を行うと借金の返済義務から免れることができます。ただし、持ち家などの20万円を超える資産も全て没収になるので、自己破産は借金から逃れるための人生の最後のリセットボタンなどと言われるのです。【自己破産と生活保護のポイント②】生活保護は最低生活費の支給を受ける社会保障一方、生活保護とは、生活困窮者が生活していくことができるように、地域ごとに決められた最低生活費を国が扶助するという社会保障制度の一環です。例えば最低生活費が14万円の地域では、生活保護受給者の収入が14万円になるように生活保護費が支給されます。無収入の人であれば14万円の生活保護費が支給されますし、バイト収入などで5万円の収入がある場合には差額の9万円が生活保護費として支給されます。生活保護費とは、人が最低限の生活を営んで行くために必要なお金を国が扶助する制度なのです。【自己破産と生活保護のポイント③】自己破産は生活保護とは無関係自己破産は公的な債務整理手続きで、生活保護は最低限の生活を営むための社会保障制度ですので、自己破産と生活保護は無関係です。したがって、生活保護は自己破産の資格制限に該当するものではありませんので、自己破産をしたからと言って生活保護を受けることができないというわけではありません。自己破産と生活保護のポイントまとめ自己破産は借金を免除する債務整理手続き生活保護は最低生活費の支給を受ける社会保障自己破産は生活保護とは無関係自己破産しても生活保護は受けられる自己破産は資産も負債もリセットするための手続きですので、むしろ資産を失い、場合によっては仕事も失う生活に困窮した人にこそ必要な制度です。結論的に言えば、生活保護は自己破産をするほど追い込まれた人にこそ必要な制度ということができます。自己破産をしても生活保護は受けることができるのです。自己破産をして収入が絶たれた場合には生活保護の支給対象になり得る自己破産をすると、「会社が倒産して収入が絶たれた」、「生活を支えてくれた妻が家を出ていき無収入になった」、「会社に自己破産をしたことがバレてクビになってしまった」などの理由で収入源が絶たれてしまうことになりがちです。こうなってしまったら、生活をしていくために必要な収入が絶たれてしまいます。まさに生活保護とは、このような事情によって生活が困窮している人の生活を維持するための制度ですので、自己破産をして収入源を絶たれた人は生活保護の支給対象になることができる可能性が非常に高いのです。自己破産手続き中でも同時に生活保護を受けられる自己破産は裁判所が認めて初めて借金が免除される手続きですが、裁判所が認める前の自己破産手続き中のタイミングでも、そもそも自己破産を裁判所に申請している時点で収入源がなければ、生活保護を受給できる可能性は高いと言えます。[adsense_middle]自己破産した方が生活保護を受けやすい?自己破産をすると生活保護を受給できないといういう噂があるのは事実です。しかし、これは全くの逆です。むしろ自己破産をした方が生活保護を受給しやすいということができます。その理由としては、自己破産をすることによって借金と資産がゼロになるためです。資産があると生活保護を受けることができない生活保護の受給を決めるは地方自治体のケアワーカーです。この審査の際に資産がある人は、生活保護の審査に通過することは極めて難しくなります。「資産があるのであれば、先に資産を売却すべき」というのが生活保護の基本的な考えです。自己破産をすると、必然的に20万円超の資産は没収されますので、生活保護支給のハードルとなる「資産の保有」は不可能になります。資産を手放すことができるという点が、自己破産をした方が生活保護を受給しやすい理由の1つです。借金を理由に生活保護の支給を断られることも借金があると生活保護を受給することはできません。生活保護費は必要最低限の生活を維持するための税金による公的扶助ですので、借金の返済に生活保護費を使われてしまったら、生活保護の本旨から外れてしまうことになります。このため、借金がある人が生活保護を受給することは難しくなり、借金がある人が生活保護に申し込みをしても、ケアワーカーから「まず自己破産をした方がよいのでは?」と言われてしまうことが一般的です。このように、自己破産や生活保護受給のための障害となる、資産と負債の両方をリセットすることができるので、生活保護受給のためにはむしろ後押しになります。自己破産をすると生活保護を受給できないどころか、自己破産をした方が生活保護は受給しやすいと言えるのです。債務整理と生活保護を同時に検討しているのであれば自己破産をはじめとした債務整理と生活保護を同時に行うことは可能です。しかし、どのような方法がよいのか、本当に生活保護を受給することができるのかどうかはプロに相談してから進める必要があります。ケースワーカーに相談生活保護の受給に関しては市区町村役場のケアワーカーに相談するのが最も適切で早い方法です。自分は今生活保護を受給できるのかどうかは、収入状況や資産状況や借金の状況によっても異なります。自分のそのような状況を赤裸々に伝え、生活保護を受給できるかどうか確認しましょう。法テラスなどを活用してプロに相談自己破産などの債務整理手続きは法律のプロでないと不可能です。特に自己破産は裁判所の許可が必要な手続きですので、弁護士などのプロでないと手続きはほぼ不可能です。法テラスなどの相談無料の窓口に相談するか、債務整理に強い相談無料のイストワール法律事務所などに相談を行い、債務整理を進めてもらいましょう。弁護士費用は自己破産後にローンで清算できる自己破産を行うには税金関係の費用で20万円〜30万円程度、弁護士への成功報酬でも20万円〜30万円程度の費用がかかります。合計で50万円程度の費用が必要になりますが、自己破産をしようとしている人がこれだけの費用を用意するのは不可能なことが多いです。しかし、この費用を事前に支払う必要は全くありません。債務整理手続では最初に過払金の有無を確認し、過払金があるのであればこの還付金で清算することもできますし、還付金がない場合でも、自己破産後に分割で弁護士事務所にこの費用を支払っていくローンを組むことも可能です。手元にお金がなくても自己破産は可能ですので、どうしても借金で首が回らなくなった時にはまずは相談してみましょう。自己破産と生活保護の関係に関するまとめ自己破産をしても生活保護を受給することは可能です。むしろ資産や負債がある状況下では生活保護の受給は難しくなります。自己破産手続きは素人では不可能ですので、債務整理に強い弁護士事務所へ相談しましょう。手元にお金がなくても分割での後払いが可能ですので、お金の心配をそれほどする心配はありません。
2019年06月15日借金の返済がどうしても困難になったら自己破産をするという方法があります。「自己破産は人生の究極のリセットボタン」という言葉を聞いたことがある人も多いかもしれません。確かに自己破産は究極のリセットボタンで、メリットとデメリットが非常に大きな債務整理の方法です。今回は、国が用意している人生のやり直しの方法である自己破産の概要やメリットとデメリットを解説していきます。自己破産についてしっかりと理解を深め、借金と向き合うことができるようにしましょう。自己破産の意味は?自己破産とは何かそもそも自己破産とは何なのでしょうか?自己破産について「単純に借金と資産をゼロにする」と考えている人も多いようですが、自己破産は誰でも無制限に行うことができるわけではありませんし、全ての借金と資産がリセットできるとは限りません。まずは自己破産の意味と概要について解説していきます。【自己破産のポイント①】借金と資産をリセットする自己破産とは、簡単に言えば「借金と資産をゼロにする」という手続きです。すでに期日を迎えた借金を返済することができない時に、借金をゼロにする代わりに資産を債権者に分配する手続きです。要約すると、借金を返済することができないから、その返済の代わりに、債務者の持っている資産を債権者で分配する手続きになります。例えば、1億円の借金を抱えた人が2,000万円の資産を持って自己破産した場合には、債権者に対してこの2,000万円の資産を分配して弁済に充てる手続きになります。自己破産というと、「借金がゼロになる」と単純に思われがちですが、債務者が持っている資産で弁済をするという手続きでもあるのです。免責されない債務自己破産をしたとしても債務を免除(免責)されない債権もあります。破産法251条1項には、以下の債務は自己破産をしたとしても免除されないと記載されていますので覚えておきましょう。租税等の請求権破産者が悪意で加えた不法行為に基づく損害賠償請求権破産者が故意又は重大な過失により加えた人の生命又は身体を害する不法行為に基づく損害賠償請求権(前号に掲げる請求権を除く。)次に掲げる義務に係る請求権イ 民法第752条の規定による夫婦間の協力及び扶助の義務ロ 民法第760条の規定による婚姻から生ずる費用の分担の義務ハ 民法第766条(同法第749条、第771条及び第788条において準用する場合を含む。)の規定による子の監護に関する義務ニ 民法第877条から第880条までの規定による扶養の義務ホ イからニまでに掲げる義務に類する義務であって、契約に基づくもの雇用関係に基づいて生じた使用人の請求権及び使用人の預り金の返還請求権破産者が知りながら債権者名簿に記載しなかった請求権(当該破産者について破産手続開始の決定があったことを知っていた者の有する請求権を除く。)罰金等の請求権税金の滞納をした場合には免責されませんし、損害賠償の債務なども免責の対象とはなりません。自己破産をする人の中には、税金を滞納している人が非常に多く存在しますが、いくら自己破産したとしても税金の支払義務からは逃れることはできませんので、注意してください。20万円以下の財産は処分されない自己破産は全ての財産を処分されると思われていますが、実は処分の対象となるのは20万円超の財産のみです。20万円以下の財産でも、非日常品であれば処分の対象となる可能性はありますが、一般的に20万円以下の財産が処分の対象となることはほとんどないようです。価値の低い自動車など日常生活に必要な20万円以下の価値であれば没収されませんので、自己破産を行なっても日常生活を維持することができるようになっているのです。【自己破産のポイント②】裁判所の許可が必要自己破産は誰でも行うことができるわけではありません。裁判所の許可が必要になります。裁判所に申し立てを行い、裁判官と面談を行い、破産手続開始決定と免責許可決定という許可を裁判所から得ることができなければ自己破産を行うことはできません。借金の理由がギャンブルであったり、裁判所に嘘をついていると、免責不許可事由に該当し、自己破産の許可が降りないことがあります。自己破産は誰でも必ず行うことができるわけではないのです。【自己破産のポイント③】自己破産と破産宣告の違いはある?今は、破産宣告という言葉は使いません。2005年に破産法が改正する前までは、裁判所が出す「破産手続開始決定」のことを破産宣告と呼んでいました。それが2005年の法改正によって破産宣告という言葉は使われなくなったのです。破産宣告と破産手続開始決定の意味は同じです。自己破産は破産手続開始決定を経て行われるので、破産宣告と自己破産の意味も基本的には同じであると考えておいて問題ありません。自己破産のメリットここで自己破産のメリットについて確認しておきましょう。【自己破産のメリット①】借金返済義務が完全になくなる自己破産最大のメリットは、前述した非免責債務以外の借金の返済義務は完全に無くなるという点に尽きるでしょう。借金で首が回らない状態でも、自己破産を行えば返済の苦しみから逃れることができますし、人生をやり直すことができるのです。【自己破産のメリット②】20万円以下の資産は残るさらに生活必需品の20万円以下の財産を残すことができるので、完全に全ての財産を没収されて丸裸にされるわけではありません。自己破産を行っても、明日からすぐに就職先を見つけに行くことはできるだけの生活必需品は手元に残るのです。[adsense_middle]自己破産のデメリット自己破産はデメリットも大きな債務整理の方法です。デメリットもよく理解した上で自己破産を行う決断を下す必要があります。【自己破産のデメリット①】信用情報がブラックになる自己破産をすると信用情報がブラックになります。官報という国のお知らせに掲示されるので、この情報を見たKSCという信用情報機関は以後10年間信用情報に自己破産の情報を記録します。このため、KSCに加盟している銀行からは10年間はお金を借りることは絶対に不可能になります。そのほか、CICとJICCという信用情報機関にも5年間は金融事故として記録されますので、消費者金融やクレジットカード会社と契約することも5年間は不可能になりますし、保証会社付きの賃貸住宅や携帯電話の分割購入などの契約も不可能になります。【自己破産のデメリット②】法的な権限に制約がかかる自己破産すると資格制限という制限がかかり、一定期間(破産者から復権するまでの数ヶ月程度の期間)は法的な権利に制限がかかってしまいます。例えば法定代理人や後見人や補佐人などにはなることができません。また職業に関しても、士業(弁護士、公認会計士、税理士、不動産鑑定士など)、公務員の委員や委員長(公証人、教育委員長、公正取引委員会など)、団体役員(日本銀行、商工会議所、日本銀行など)、一定の業種(質屋、貸金業者、生命保険募集人など)などの職業に就くことは不可能になります。このように、自己破産を行い、破産者となっている期間は、国民であれば当然に与えられている法的な資格に制限がかかってしまうのです。【自己破産のデメリット③】以後10年間は自己破産できない一度自己破産を行うと、原則的には10年間は再度の自己破産を認められなくなってしまいます。この間に借金を重ねてしまうと、救済の手段がありませんので、無計画な借金は絶対にしないように注意してください。自己破産は素人には難しい自己破産をするためには、裁判所の許可を得なければなりません。この手続きは、複雑な書類を記入し、裁判所を納得させる必要がありますので、素人が手続きを行うことは不可能です。また、債務整理には自己破産以外にも様々な方法がありますので、もしかすると自己破産以外にも借金から救済される方法があるかもしれません。そのため、債務整理のプロへ相談することが問題解決の近道です。
2019年06月06日婚活を上手く実施できない女性は、主に4つの悪いポイントが発生している可能性があるので、少しずつ改善していき、魅力的な女性としてアピールすることが必要です。髪の毛や肩が汚れていないか確認する事良い結果を婚活で出せない女性は、不潔な外見になっている可能性があります。髪の毛もしくは肩に埃や汚れが付いていると男性から不潔な女性として見られやすいです。第一印象はとても大切で、髪の毛や肩が汚れている女性は不潔な印象を与えやすく、婚活で良い結果を出すのが難しいです。そのような状況を回避するため、婚活パーティーやお見合いに参加する前に髪の毛や肩が汚れていないか確認してから参加することが大切になります。厚化粧は多くの男性にマイナス印象少しでも魅力的な女性として厚化粧をする女性がいるのですが、残念ながらマイナスです。厚化粧の女性は男性から見るとどのような素顔なのか判断できません。また化粧嫌いな男性もいて、多くの男性にマイナス印象を与えやすいのが特徴です。厚化粧をして婚活をするのではなく、できる限りナチュラルメイクで婚活するのが重要です。ナチュラルメイクならば、どのような素顔なのか男性も把握でき、好印象を与えやすくなります。香水が強い女性は男性に迷惑をかけている可能性基本的に婚活パーティーもしくはお見合いをする時に香水を使用することが多いです。この香水なのですがあまりにも匂いがきつい場合、多くの男性に迷惑をかける可能性があります。あくまでさりげなく男性の嗅覚を刺激できる香水が効果的なため、あまりにも使いすぎないように気をつけないといけないです。大量に使用するもしくは複数の香水を使用する方法は、男性に迷惑を与えやすいので要注意ポイントです。自分の話ばかりするのではなく聞き上手な女性を目指す重要性婚活で上手くいかない女性は、自分の話ばかりしている可能性が高いです。自分は楽しい話ができているかもしれませんが話を聞いている男性にとって、つまらない時間を過ごしている恐れがあります。それでは魅力的な女性としてアピールできないため、注意しなくてはいけません。自分で話をするのも大切なのですが男性の話をしっかりと聞くことも重要です。そして聞き上手な女性としてアピールできれば、多くの男性に興味や関心を与えられます。
2019年05月08日合コンで成功したいなら、第一印象がポイントです。自己紹介テクニックを身につけて、素敵な彼氏をゲットしましょう。自分に似合うファッションを心がけて合コンで素敵な彼氏を見つけたいなら、第一印象が重要なポイントになります。まずは、自分に似合うファッションを心がけましょう。フェミニンなワンピースや、クールなタイトスカートなど、さまざまなアイテムを試着してみることがコツです。ショップのスタッフや友達のアドバイスを参考にしながら、自分らしいファッションアイテムを選びましょう。メイクやヘアスタイルを工夫することも大切です。美容院で相談すれば、適切なアドバイスをもらえます。笑顔に惹かれる男性は多い女性の輝く笑顔に魅了される男性は、とても多いです。合コンで自己紹介をする時は、笑顔を忘れないようにしましょう。不機嫌そうな顔をしていると、「本当は合コンに来たくなかったのかな」と思われてしまいます。声をかえてもらえなくなりますので、チャンスを逃してしまう怖れがあります。ただし、大きな口を開けて笑うことは避けましょう。微笑みをたやさないようにすることが大切です。趣味や好きなことを話そう合コンで自己紹介をする時は、自分の趣味や好きなことを話す方法がおすすめです。料理や手芸、ジョギングや映画鑑賞など、あらかじめ話すことを決めておきましょう。ただし、嘘をついてはいけません。見栄を張って、まったくできないジャンルを趣味や好きなことにすると、嘘がばれた時に恥をかきます。また、自分の家族や学歴などを自慢すると、周囲から冷めた目で見られてしまいます。合コンで孤立する危険性もありますから注意しましょう。休みの日は何をしているのか合コンで、「休みの日は何をしているのか」と聞かれることは多いです。休みの過ごし方によって、デートに誘いやすくなると考える男性はたくさんいます。合コンで自己紹介をする時は「午前中に家事を片付けて、午後はのんびり過ごしています」と答えましょう。あなたに関心を持った男性から「休日の午後に、一緒に出かけませんか」と誘われやすくなります。
2019年04月18日