「東北未来芸術花火2022」が、2022年6月11日(土)宮城県・鳥の海公園で開催される。音楽とシンクロ「芸術花火」が東北・宮城で開催花火と音楽を同時に楽しめる「芸術花火」が、東北・宮城県で開催決定。“花火師ドリームチーム”と呼ばれる職人集団と、音楽とシンクロした花火を演出する“花火コレオグラファー”がタッグを組み、夏の夜空に美しい花火を咲かせる。音楽は、1/30秒単位で計算されているため、花火打上げから、開いて消えるまでシンクロしたドラマティックな演出が楽しめる。音楽のリズム、メロディー、歌詞などにあわせた花火と音楽の競演をノンストップで満喫することが可能だ。打ち上げ数は豪華約13,000発。一級の「芸術玉」が次々と打ち上がる姿は迫力満載だ。なお会場では、おいしいフードコートやステージイベントなども用意している。【詳細】「東北未来芸術花火2022」開催日:2022年6月11日(土)15:00開場、開演19:30、終演20:30(予定)※荒天の場合は振替実施。※都合により花火演出が変更になる場合あり。※途中終了の場合は、払い戻しはなし。場所:鳥の海公園特設会場住所:宮城県亘理郡亘理町荒浜築港通り9-2打ち上げ数:約13,000発料金(チケット):詳細は公式サイトを確認。イス席(全席指定) 4,500円、第二駐車場駐車券付きチケット イス席(指定席) 12,500円~、リムジンバスパック(仙台駅発着) イス席(指定席)7,500円チケット取り扱い:ローソン・楽天チケット発売期間:4月26日(火)18:00~
2022年06月03日TACT(Theater Arts for Children and Teens)と名づけられ親しまれてきたイベント「タクト・フェスティバル」が東京芸術劇場で開催されることが決定した。2020年、2021年と緊急事態宣言発令のため、開催中止となったTACTだが、ついに2019年以来、3年ぶりに東京芸術劇場にて開催される。開催期間は、ゴールデンウィークの5月1日(日)〜5月8日(日)の8日間。池袋の街中で、無料で楽しめる街角LIVE!や、ファミリー、ティーンズを対象にした朗読音楽劇、視覚的に楽しいダンス公演やファミリーで楽しめる落語まで、子どもから大人まで楽しめるバラエティに満ちたパフォーマンスがラインアップされた。今年のTACTは、ダンスパフォーマンスからスタート。『DANCE 4 TACT FESTIVAL 2022 ×ひびのこづえ ダンスパフォーマンス』と題して、大人から子どもまで、一緒に楽しめるダンスと物語が融合した作品を届ける。衣装はコスチューム・アーティストのひびのこづえが担当。King Gnu、大橋トリオなどのMV出演や振付を担当する高村月や、2017年に紫綬褒章を受賞した日本を代表するバレエダンサー、酒井はななど、豪華パフォーマーの演技に注目してほしい。また、「未就学児は入場できず、音楽の迫力に反応したがる声や身体を抑え、静かに聴く」という演奏会のイメージを払拭するのが、家族全員で楽しめる新しいスタイルのコンサート『コンサート・フォー・ワン・ファミリー』 。5月6日(金)~5月8日(日)の3日間に渡り、アトリエイーストにて一日中演奏会を行う。さらに7日(土)、8日(日)12:00の回では、サクソフォン5本によるアンサンブル「Saxophone Boys」が出演する特別編も。日本随一のサックス四重奏団「トルヴェール・カルテット」の最年少メンバーとして活躍する神保佳祐が、信頼する若手奏者を集め、新しく始動したアンサンブルが生み出す音楽の中に家族みんなで飛び込もう。ナチス・ドイツの強制収容所に収容された精神科医であるV.フランクルが、収容所の中の出来事や人々の心情の変化をリアルに書き記した『夜と霧』(訳:池田香代子、出版:みすず書房)の抜粋の朗読と、迫害され、命を落とすなどした作曲家の作品の生演奏によって構成される朗読音楽劇には、声優の中島ヨシキと神尾晋一郎が日替わりで出演。平和が脅かされている今だからこそ、若者に届けたいホロコーストの記録をヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの美しい音色と共におくり、平和を願う。さらに注目となる『街角 LIVE!』では、アーティストたちが劇場を飛び出し、青空の下でTACTならではの白熱のパフォーマンスを披露。百貨店の屋上、豊島区内の公園を回遊しながらJ.ケージや S.ライヒらの楽曲をパフォーマンスするプログラム『変な音楽、集めました。』では、思わず二度見してしまうような違和感を街に生み出す。中池袋公園には、若手注目株の演出家・作曲家の額田大志率いる演劇カンパニー「ヌトミック」が登場。様々な表情持つ街「池袋」の表と裏の交差点のような場所、と額田が感じた中池袋公園を舞台にパフォーマンスを開催。そのほか、会期中は、東京芸術劇場と池袋が一層刺激的なエリアに変身する。一生記憶から消せないほど刺激的な、何かに出逢える8日間。ぜひ家族や友人と楽しい時間を過ごしてほしい。【「TACT FESTIVAL タクト・フェスティバル 2022」概要】開催期間:2022年5月1日(日)~5月8日(日)主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場/東京都、豊島区<公演>・『DANCE 4 TACT FESTIVAL 2022 ×ひびのこづえ ダンスパフォーマンス』日程:5月1日(日) ~5月5日(木・祝)場所:シアターウエスト(有料)/ロワー広場 (無料)・『束芋×ヨルグ・ミュラー もつれる水滴』日程:5月3日(火・祝) ~5月5日(木・祝)場所:シアターイースト(有料)・『コンサート・フォー・ワン・ファミリー』 Concert for One Family日程:5月6日(金) ~5月8日(日)場所:シアターイースト(有料)・『ファミリー寄席』日程:5月6日(金) ~5月8日(日)場所:シアターウエスト(有料)・朗読音楽劇『ヘンゼルとグレーテル』日程:5月7日(土)・8日(日)場所:シアターイースト(有料)・ティーンズのための朗読音楽劇『夜と霧』日程:5月7日(土)・8日(日)場所:シアターイースト(有料)・『街角 LIVE!』 (無料)〈街角 LIVE!@グローバルリングシアター〉日程:5月3日(火・祝) 時間未定(4月中旬発表予定)〈変な音楽、あつめました。〉日程:5月3日(火・祝) 時間未定(4月中旬発表予定)会場:グローバルリングシアター、中池袋公園、南池袋公園、西武百貨店屋上〈ヌトミック まちなかパフォーマンス〉日程:5月4日(水・祝)、5月5日(木・祝)時間未定(4月中旬発表予定)会場:中池袋公園無料公演等の追加情報は、特設サイトにて発表()<チケットの取り扱い>全公演 2022年4月9日(土)10:00より販売開始【東京芸術劇場ボックスオフィス】<電話>0570-010-296(休館日を除く 10:00~19:00)※一部携帯電話、PHS、IP 電話からは、ご利用いただけません。<窓口>営業時間:休館日を除く 10:00~19:00<WEB> ※24時間受付(メンテナンスの時間を除く)※障害者手帳をお持ちの方は、割引料金でご観劇いただけます。(要事前申込)詳細や注意事項等は、劇場ボックスオフィス、または劇場Webサイトにてご確認ください。
2022年04月08日特別企画『4人の芸術監督が集まって話し合ってみた ~芸術監督ってどんな仕事?~』が5月16日(月)昼12時より配信となる。本企画は新国立劇場・小川絵梨子、彩の国さいたま芸術劇場・近藤良平、世田谷パブリックシアター・白井晃、KAAT神奈川芸術劇場・長塚圭史、それぞれの芸術監督が本音をざっくばらんに語り合う合同のトーク企画。より多くの方々に芸術監督の仕事について知ってもらい、舞台芸術の面白さや劇場の魅力をお届けするための企画だ。芸術監督が日ごろ何を考えて仕事をしているのか。ここでしか聞くことができない、芸術監督同士だからこそ語れる悩みや本音のトークが楽しめるだろう。本配信は各劇場の公式ページ、公式YouTubeチャンネルより、無料で視聴が可能だ。この貴重でユニークな機会をお見逃しなく。■配信情報新国立劇場×彩の国さいたま芸術劇場×世田谷パブリックシアター×KAAT神奈川芸術劇場『4人の芸術監督が集まって話し合ってみた~芸術監督ってどんな仕事?~』配信期間:5月16日(月)12:00~7月31日(日)各劇場の公式HP・公式YouTube チャンネルより無料配信(配信内容は全て同じ)<新国立劇場>ギャラリープロジェクト: 公式Youtubeチャンネル: <彩の国さいたま芸術劇場>公式ページ: 公式Youtubeチャンネル: <世田谷パブリックシアター>公式ページ: 公式Youtubeチャンネル: <KAAT 神奈川芸術劇場>公式ページ: 公式Youtubeチャンネル:
2022年04月01日開場から25周年を迎える世田谷パブリックシアターの新芸術監督に白井晃が就任するのを記念し、日本の舞台芸術界を牽引する4人の芸術監督が集結する監督就任イベントが4月19日(火)に開催されることが決定した。演出家として独立後は、ストレートプレイから音楽劇、ミュージカル、オペラまで幅広く手掛けている白井晃。世田谷パブリックシアター開場時より『こわれた玩具』『アナザデイ』『ラ・ヴィータ~愛と死をみつめて~』『ピッチフォーク・ディズニー』『宇宙でいちばん速い時計』などを上演。世田谷パブリックシアター企画制作公演では、『偶然の音楽』、音楽劇『三文オペラ』、『ガラスの葉』、『マーキュリー・ファー Mercury Fur』、『レディエント・バーミン Radiant Vermin』ほか多数を演出している。昨年3月までKAAT神奈川芸術劇場にて芸術監督を務めており、今年4月1日、世田谷パブリックシアター芸術監督に就任する。この度、開催される監督就任イベントは日本の舞台芸術界を牽引する4人の芸術監督が一堂に会し、公共劇場における芸術監督の役割についてを語り合うトークイベント。参加者は、新監督に就任する白井と、新国立劇場演劇芸術監督の小川絵梨子、彩の国さいたま芸術劇場新芸術監督の近藤良平、KAAT神奈川芸術劇場芸術監督の長塚圭史。イベントの進行役をこの4名の演出作品に参加経験があり、また今後も参加予定がある俳優・成河が務める。白井はこの監督就任イベントに際して、「芸術監督の生の声を文化芸術に携わる皆さんのみならず、いつも劇場に足を運んでくださるお客様にも、是非お聞きいただければと思います。」とコメントを寄せている。世田谷パブリックシアター新芸術監督 白井晃 メッセージ全文公共劇場の芸術監督の役割が、今、改めて問われています。劇場法の施行から10年が経ち、その間、公共劇場の活動の強化が謳われてきました。しかしながら、いまだに芸術監督の仕事と意味合いが明確化されていないのが現状と言わざるを得ません。果たして、日本の公共劇場に芸術監督は必要なのか、必要であるならば、何をすべきなのか。そもそも、芸術監督とは何をするべき存在なのか。国、県、区と立場の異なる劇場の芸術監督が一堂に会し、自分達が抱えている課題や問題、成果と今後の展望を忌憚なく語り合い、意見交換できる場になればと思っています。これは、日本の公共劇場の未来を考えるミーティング。芸術監督の生の声を文化芸術に携わる皆さんのみならず、いつも劇場に足を運んでくださるお客様にも、是非お聞きいただければと思います。【公演概要】『世田谷パブリックシアター新芸術監督就任イベント―公共劇場における芸術監督の役割を考える―』登壇者:白井晃(世田谷パブリックシアター新芸術監督)小川絵梨子(新国立劇場演劇芸術監督)近藤良平(彩の国さいたま芸術劇場新芸術監督)長塚圭史(KAAT 神奈川芸術劇場芸術監督)進行役:成河日程:4月19日(火)18:30会場:世田谷パブリックシアターチケット:入場無料(全席指定・要事前予約)※車椅子スペース有※聞こえにくい方のための音声サポート有予約受付開始日:一般受付 4月3日(日)10:00~先行受付(友の会会員・せたがやアーツカード会員):4月2日(土)10:00~【チケット取扱い】世田谷パブリックシアターチケットセンター 03-5432-1515(10:00〜19:00)世田谷パブリックシアター オンラインチケット(要事前登録・24 時間受付) ※窓口での受付・発券はございません。
2022年03月16日近鉄では、大阪芸術大学(大阪府南河内郡河南町東山469)とのコラボ企画「大阪芸術大学による『青の交響曲コンサート(フルート三重奏)列車の旅』」を2022年3月18日(金)に実施します。昨年9月に観光特急「青の交響曲」が5周年を迎え、地域の大学と協力して沿線を盛り上げたいという思いから企画しました。このツアーは、大阪芸術大学の学生たちによる透明感のある音色が魅力のコンサート(フルート三重奏)を客席やラウンジでお楽しみいただけます。この機会に、観光特急「青の交響曲」で乗り心地の良さを味わいつつ、フルートの調べに耳を傾け、優雅な大人時間をお過ごしいただければと考えています。詳細は次のとおりです。【ツアー詳細】1.ツアータイトル 大阪芸術大学による「青の交響曲(シンフォニー)コンサート(フルート三重奏)列車の旅」2.実施日 2022年3月18日(金) 荒天中止3.募集人員 50名(最少催行人員30名)4.募集期間 2月4日(金)10:00から*定員になり次第締め切ります。5.旅行代金 大阪阿部野橋駅から 大人8,000円 こども6,640円・他駅からの設定はありません。・旅行代金には、往復運賃、往復特急料金・特別車両料金、弁当代、および諸費用を含みます。6.行程【ツアーのポイント】・大阪芸術大学の学生たちが奏でるフルートコンサートを、3号車(往路)、1号車(復路)それぞれ約20分各号車において実施します。また、橿原神宮前駅に停車中は、2号車ラウンジでも実施予定です。・車内で、色とりどりのバラエティ豊かなお寿司とお惣菜を宝石箱のように詰め合わせた「彩り寿司弁当~古都花(ことか)~」をご堪能いただけます。・フリーズドライのイチゴを贅沢に使用し、袋を開けたらひろがる甘いイチゴの香り。特に女性に人気の明日香村特産イチゴの風味香る板チョコ「いちごチョコレート」の即売会も実施いたします。7.お申し込み お申込みはWEBのみで、近鉄ホームページ上「おすすめのツアー」ページにて受け付けます。 以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月03日1月28日(金)から2月13日(日)まで17日間にわたり開催される、アート×ヒト×社会の関係をSTUDYする芸術祭『Study:大阪関西国際芸術祭』。メイン会場は、グランフロント大阪と船場エクセルビル(大阪市中央区)1F~6F、加えて、西成にあるゲストハウス「釜ヶ崎芸術大学(旧名:ココルーム)」など多様な場所を会場として行われる。「Study:大阪関西国際芸術祭2022」チケット情報本展は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)を契機に、ソーシャルインパクト(文化芸術経済活性化や社会課題の顕在化、SDGsなど)をテーマとした、世界最大級のアートフェスティバル『大阪関西国際芸術祭(仮)』の開催を目指すにあたり、それらの実現可能性をスタディするための芸術祭となっている。「アートには何が可能か?」「何が不可能か?」 私たちが当然としてきたあらゆる前提に問いを投げかける。大阪万博を一過性のイベントで終わらせず「国際芸術都市大阪」の樹立も視野に入れ、芸術祭をプラットフォームに、経済を循環させ、雇用を産み出すために、スタートアップや研究者、企業との連携による様々なプロジェクトも開始。2月2日(水)には大阪中之島美術館の開館を予定しており、1月から2月にかけてさまざまなアートイベントなどが開催される。なお、2月4日(金)から6日(日)までの3日間、芸術祭の正式プログラムとしてアートフェアが開催(※4日(金)は招待者限定)。トップギャラリーからアール・ブリュット団体、企業ギャラリーまで、20ギャラリーが出展し、観るだけでなく買うこともできる芸術祭になっている。公式サイトでは、参加アーティストと出展ギャラリーが発表されているのでこちらもチェックを。公式チケットは発売中。『Study:大阪関西国際芸術祭』【会期】1月28日(金)~2月13日(日)※会場によって会期や時間が異なりますので公式サイトをご確認ください。【会場】グランフロント大阪各所/船場エクセルビル/釜ヶ崎芸術大学/kioku手芸館「たんす」/サンワカンパニー大阪ショールーム(アワードグランプリ展)【入場料】1000円※有料会場:船場エクセルビル※大阪市内の全小中学生を対象に無料招待枠あり(ロート製薬 presents)『Study:大阪関西国際アートフェア2022』【会期】2月4日(金) ベルニサージュ(ご招待者限定)15時~19時2月5日(土)~6日(日) パブリックビューイング13時~19時(最終日は18時まで)【会場】グランフロント大阪北館1F ナレッジプラザ【料金】2500円(芸術祭共通 船場エクセルビル)
2022年01月18日令和4年3月19日(土)~27日(日)の9日間の日程で開催する尼崎の芸術祭「あまがさきアート・ストロール~Produced By 六甲ミーツ・アート芸術散歩~」について、この度、新たに第2弾アーティスト27組と特別展示の開催が決定いたしました。本イベントは、毎年秋に六甲山で開催されている「六甲ミーツ・アート芸術散歩」のコンセプトを基に、尼崎の街に展示された現代アート作品を自由に歩きながら鑑賞していただく試みです。今回作品を展示するのは、尼崎市の中でも特に活気があるエリアの阪神尼崎駅周辺。六甲山の「自然」の中とは対照的な、尼崎という「街」の中に置かれた作品をご鑑賞できます。尼崎のことをあまり知らない方も、普段は電車で通り過ぎるだけの方も、アート作品と一体となった尼崎という「街」の中でのストロール(散歩)をお楽しみください。2019年には「阪神なんば線アート・プロジェクト」(主催:阪神電気鉄道株式会社)も同エリアで開催され、好評を博しました。今回はさらにエリアを広げ、より多くのアーティストが出展する芸術祭となります。なお、特別展示として、3月5日(土)~4月10日(日)に尼崎市が運営するアートスペース「A-Lab」で、「あまがさきアート・ストロール in A-Lab」を開催いたします。〈今回新たに追加発表するアーティスト〉※五十音順尼子騒兵衛、池原悠太、伊吹拓、伊藤瑞希、今和泉隆行、イムラアヤコ、上坂直、釜本幸治、君平、久保沙絵子、久保木要、小林哲朗、佐川好弘、佐藤圭一、German Suplex Airlines、Studio Spass、鐵羅佑、中尾純、藤田淑子、史枝、穂波梅太郎、松本かなこ、三松拓真、原倫太郎、安田知司、横山裕一、葭村太一。以上27組※各アーティストの詳細情報や、既発表分のアーティストについては、公式サイト( )をご確認ください。※出展アーティストに追加変更があった場合は、WEBなどを通じてお知らせします。1 開催概要(1) 名称あまがさきアート・ストロール~Produced By 六甲ミーツ・アート芸術散歩~(2) 会期令和4年3月19日(土)~27日(日)※A-Labでの特別展示は令和4年3月5日(土)~4月10日(日)※会場により営業時間が異なります。(3) 会場阪神尼崎駅周辺(中央公園、あまがさき観光案内所、中央図書館、尼崎城、尼崎市立歴史博物館、二の丸公園、庄下川公園、尼崎えびす神社、三和市場、貴布禰神社、大覚寺、開明庁舎、A-Labほか。)※会場は変更になる可能性があります。(4) 料金無料(尼崎城は入城料が必要)(5) 主催・あまがさきアート・ストロール実行委員会(尼崎市、尼崎信用金庫、阪神電気鉄道株式会社、六甲山観光株式会社、尼崎商工会議所、尼崎中央・三和・出屋敷商業地区まちづくり協議会、一般社団法人あまがさき観光局)・A-Lab(6) 総合ディレクター/キュレーター高見澤 清隆(六甲ミーツ・アート芸術散歩 総合ディレクター)※A-Labでの特別展示は尼崎市文化振興担当〈A-Lab(あまらぶアートラボ)〉A-Labは、旧公民館を活用し、尼崎市にオープンしたアートスペース。若手アーティストの発表・創作の場として、また、子どもたちをはじめ市民の皆さんが、身近な場所で芸術に触れる場として、現代アートの展覧会を中心に、ワークショップやトークイベントなどを開催しています。今回、あまがさきアート・ストロールでは、特別会場として「Enjoy!」をテーマに、10組のアーティストが展示を展開します。2 今後の情報発信についてあまがさき観光局公式ホームページ: あまがさき観光局公式Instagram: あまがさき観光局公式Twitter: 3 問合せ先あまがさきアート・ストロール実行委員会 事務局(尼崎市経済環境局経済部観光振興課)電話:06-6489-6675、FAX:06-6489-6491阪神電気鉄道株式会社 リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月11日11月19日(金)より、千葉県市原市にて現代アートの芸術祭「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2020+」を開催中。里山や閉校した学校の校舎、小湊鉄道の駅舎などを舞台として、「房総の里山から世界を覗く」をテーマに17の国と地域から約70組のアーティストが約90作品を展開しています。12月から公開される作品や、ワークショップの開催も。毎週土日にはオフィシャルツアーも催行。養老渓谷の紅葉が見ごろを迎えているほか、小湊鉄道トロッコ列車が運行中。アートと併せてお楽しみください。レオニート・チシコフ《7つの月を探す旅 「第二の駅 村上氏の最後の飛行 あるいは 月行きの列車を待ちながら」》1. 開催期間2021年12月26日(日)まで※月・火曜日休場2. 開催エリア千葉県市原市 小湊鉄道を軸とした周辺エリア市原市内9エリア(五井、牛久、高滝、平三、里見、月崎・田淵、月出、白鳥、養老渓谷)、小湊鉄道各駅舎3. 12月の見どころ■ ニブロールの作品《汚れた手(映像インスタレーションバージョン)》が公開(12月4日~19日※月・火曜日を除く)振付家の矢内原 美邦さんを中心に、映像・音楽・美術作家とともに舞台作品を発表するダンス・カンパニー ニブロールの作品《汚れた手》が公開。市原湖畔美術館にて上演予定だった作品を、映像インスタレーションとして白鳥公民館にて展示。ニブロール《汚れた手(映像インスタレーションバージョン)》■ 深澤 孝史さんによるワークショップ「音信山の復興した古道ウォーキング」を開催(12月5日)深澤 孝史さんによる音信山の古道を復興させる《音信山再訪》の関連プロジェクト。作家や地元の方とともに、実際に古道を歩いてみよう。音信山のかつての信仰のあとと現在をたどります。▽詳細・申込 深澤 孝史さんによるワークショップ「音信山の復興した古道ウォーキング」■ EAT&ART TAROさんのイベント作品《おにぎりのための運動会!》を開催(12月19日)過去のいちはらアート×ミックスでも人気のイベント《おにぎりのための運動会!》が1日限定で開催。申込方法等詳細は後日公開します。EAT&ART TARO《おにぎりのための運動会!》■ 伊藤 キムさんによるアーティストトーク+《Voice! Voice! Voice!》上映会を開催(12月25日)フィジカルシアターカンパニー GEROを主宰する振付家でありダンサーである伊藤 キムさんがいちはらアート×ミックス総合ディレクターの北川 フラムを迎え、作品にまつわるトークと映像上映会を開催する。また、ミニパフォーマンス(10分~15分)を披露。伊藤 キムさんによるアーティストトーク+《Voice! Voice! Voice!》上映会▽詳細・申込 ■ 各種ワークショップ開催アーティストと一緒に作品制作やフィールドワークを体験することができるワークショップを開催。普段会うことのできないアーティストと直接触れ合える貴重な機会をお見逃しなく。▽開催日時・内容詳細 ■ ガイド&ランチ付き日帰りオフィシャルツアーを催行中毎週土曜日、日曜日にガイド&ランチ付きでたくさんの作品を巡ることができるオフィシャルツアーを催行しています。土曜日と日曜日にそれぞれ異なる2コースをご用意しました。ランチは、旧里見小学校にて地元の特製カレーと名水珈琲をお召し上がりいただきます。▽ツアー詳細土曜/房総の風コース ≫日曜/養老の谷コース ▽お申し込み≫土曜/房総の風コース ≫日曜/養老の谷コース 4. 開催概要(1) 概要千葉県市原市内を走る小湊鉄道を軸とした周辺エリアを会場に、閉校した学校の活用や、小湊鉄道駅舎等、交通機関の活用、食や自然等の地域資源の活用などによる、新しい芸術祭を開催。(2) 参加アーティスト・作品数参加アーティスト:約70組(17の国と地域)、作品数:約90点(3) 鑑賞券・パスポート会期中、本芸術祭の一部のイベントやワークショップを除くすべての作品を鑑賞できる作品鑑賞パスポートを販売■ 作品鑑賞パスポート販売料金 一般:3,000円、大高生:1,500円、小中学生:500円※会期中であれば異なる日であっても使えます(1作品1回限り有効)※同一作品を2回以上鑑賞する際は再入場券をお買い求めください(4) 主催いちはらアート×ミックス実行委員会実行委員会会長:小出 譲治(市原市長)(5) 総合ディレクター北川 フラム5. 公式ウェブサイト・SNS■ 公式ウェブサイト ■ 公式SNSFacebook、Instagram、Twitterにて作品・作家やイベント情報等について発信アカウント:@ichiharaartmix(Facebook、Instagram、Twitterともに共通)Facebook : Instagram : Twitter : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月03日いちはらアート×ミックス実行委員会は、現代アートの芸術祭『房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2020+』を、2021年12月26日(日)まで開催することをお知らせいたします。里山や閉校した学校の校舎、小湊鉄道の駅舎などを舞台として、「房総の里山から世界を覗く」をテーマに17の国と地域から68組のアーティストが89作品を展開しています。11月下旬から12月上旬にかけては市原市養老渓谷の紅葉が見ごろを迎えます。美しい紅葉に彩られた里山の中を走る小湊鐵道トロッコ列車なども併せてお楽しみください。レオニート・チシコフ《7つの月を探す旅「第二の駅 村上氏の最後の飛行 あるいは 月行きの列車を待ちながら」》1. 開催期間2021年12月26日(日)まで※月・火曜日休場2. 開催エリア千葉県市原市 小湊鉄道を軸とした周辺エリア市原市内9エリア(五井、牛久、高滝、平三、里見、月崎・田淵、月出、白鳥、養老渓谷)、小湊鉄道各駅舎3. 開催概要千葉県市原市内を走る小湊鉄道を軸とした周辺エリアを会場に、閉校した学校の活用や、小湊鉄道駅舎等、交通機関の活用、食や自然等の地域資源の活用などによる、新しい芸術祭を開催。4. 参加アーティスト・作品数参加アーティスト:68組(17の国と地域)、作品数:89点5. 周遊方法小湊鉄道主要駅と会場エリアをつなぐ無料周遊バスを運行。また、土日限定、五井駅発着でガイドとともに作品を巡るオフィシャルツアーを開催。オフィシャルツアー詳細はこちら 6. 鑑賞券・パスポート会期中、本芸術祭の一部のイベントを除くすべての作品を鑑賞できる作品鑑賞パスポートを販売■作品鑑賞パスポート販売料金 一般:3,000円、大高生:1,500円、小中学生:500円※会期中であれば異なる日であっても使えます(1作品1回限り有効)※同一作品を2回以上鑑賞する際は再入場券をお買い求めください7. 主催いちはらアート×ミックス実行委員会実行委員会会長:小出譲治(市原市長)8. 総合ディレクター北川フラム9. 公式ウェブサイト・SNS■公式ウェブサイト ■公式SNSFacebook、Instagram、Twitterにて作品・作家やイベント情報等について発信Facebook : Instagram: Twitter : 田中奈緒子《彼方の家》栗真由美《ビルズクラウド》アイシャ・エルクメン《Inventory》開会式の様子 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月26日東京の多彩で奥深い芸術⽂化を通して世界とつながることを⽬指し、2016年から毎年秋に、東京池袋エリアで開催している国際舞台芸術祭「東京芸術祭」。今年は「歴史のまばたき」をテーマに、9⽉1⽇(⽔)から11⽉30⽇(⽕)までの91⽇間にわたり開催している。会期最後の1ヶ月となる11⽉1日からは、コロナ禍で国境を越えたアーティスト、作品の招聘が困難となるなか、映像を通じて、世界や⽇本各地で活躍する表現者の取り組みにフォーカスする配信プログラムを用意。国内外の実⼒派によるダンス作品や、フィクションとドキュメンタリーが交差する映像作品、舞台芸術と映像・配信の関係そのものを議論するシンポジウムやディスカッションまで、多彩なプログラムがオンラインで視聴可能だ。ロロ『Every Body feat. フランケンシュタイン』(10月9日〜10月17日・東京芸術劇場 シアターイーストにて上演)、Baobab『ジャングル・コンクリート・ジャングル』10月22〜24日・あうるすぽっとにて上演)、きたまり/KIKIKIKIKIKI『⽼花夜想(ノクターン)』(10月22〜24日・東京芸術劇場 シアターウエストにて上演)といった劇場公演を上演後に映像配信するのは同芸術祭では初の試み。劇場での鑑賞が叶わなかった方も、この機会にぜひチェックしてみてほしい。<視聴可能な配信プログラム>◎ 『The New Gospel ‒ 新福⾳書 ‒』() (映画)作・監督:ミロ・ラウ ※11月28日まで配信◎ ロロ『Every Body feat. フランケンシュタイン』() (演劇)脚本・演出:三浦直之(ロロ) ※11月30日まで配信◎ Baobab『ジャングル・コンクリート・ジャングル』() (ダンス)振付・構成・演出:北尾 亘(Baobab)※11月30日まで配信◎ きたまり/KIKIKIKIKIKI『⽼花夜想(ノクターン)』() (ダンス)原作:太田省吾振付・演出:きたまり ※11月30日まで配信◎ オンラインディスカッション「映像のパフォーマンス」 ()スピーカー:岡田利規(演劇作家・小説家・チェルフィッチュ主宰)、竹下暁子(パフォーミングアーツ・プロデューサー/山口情報芸術センター[YCAM])、深田晃司(映画監督) ※11月30日まで配信◎ オンラインディスカッション「公共空間でつくる意味」()スピーカー:北澤 潤(美術家)毛利嘉孝(社会学者)ラファエル・トリュニャン(女優/レ・グランド・ベルソンヌ) ※11月30日まで配信◎ 【シリーズ・持続可能な舞台芸術の環境をつくる】東京芸術祭2021シンポジウム()「ライブでしか伝わらないものとは何か? 〜教育、育児、ダンスの現場から〜」登壇者:佐藤学(学校教育学)、開 一夫(赤ちゃん学)、北村明子(振付家、ダンサー)司会:横山義志、多田淳之介詳細は公式サイトへ
2021年11月23日千葉県の中央に位置する市原市の里山や閉校した学校、小湊鉄道の駅舎などを舞台とした芸術祭「いちはらアート×ミックス」。2020年3月に予定されていた「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス 2020」が開催延期となり、2021年11月19日(金)より「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス 2020+」として開催することとなった。今回は17の国と地域から、約70組のアーティストが参加し、開催史上最多の約90 点の作品が登場。会場も過去の芸術祭でもおなじみの市原湖畔美術館を中心とした高滝エリア、観光地としても有名な養老渓谷エリアなどが位置する南市原に加え、「いちはらアート×ミックス2020+」の旅の出発点で総合案内所となる五井エリアや、上総牛久駅からかつて使われていた古い商店跡や、現在も営業中の昔ながらの洋品店に作品を展開する牛久エリアなど、全9エリアに拡大して展開する。見どころは、レオニート・チシコフ、藤本壮介、西野達らが参加する「駅舎プロジェクト」。小湊鉄道五井駅から養老渓谷駅までの17駅全てに作品が設置され、100年の歴史を持つ小湊鉄道沿線をめぐりながら、各駅やその土地にちなんだ作品を見ることができる。作品制作や作品の維持管理を通してアーティストや地域と繋がり、地域への愛着と誇りを醸成することを目的開催の目的に掲げる「いちはらアート×ミックス」。来場者は作品を道しるべに地域を巡りながら、地域の価値や魅力を理解することができる。コロナ禍を経験した世界の「新たな芸術祭」のあり方についても考える機会となりそうだ。■出品作家五井エリア:チョアン・チーウェイ(荘志維 )/アレクサンドル・ポノマリョフ/ザンナ・カダイロバ /ターニャ・バダニナ/アデル・アブデスメッド牛久エリア:マー・リャン(馬良)/豊福亮/柳建太郎/中﨑透高滝エリア:KOSUGE1-16/クワクボリョウタ/アコンチ・スタジオ/木村崇人/鈴木ヒラク/ウラジミール・ナセトキン/ターニャ・バダニナ/ニブロール/深澤孝史平三エリア:開発好明/栗真由美/ミカーラ・ダウアー/キム・テボン(金泰範)/秋廣誠/曽我英子/冨安由真/マリア・ネポムセノ/長谷川仁/大野修平/ラヴァル・モンロー里見エリア:開発好明/EAT&ART TARO/高橋啓祐月崎・田淵エリア:エルモ・フェアメイズ/石塚元太良/アイシャ・エルクメン/磯辺行久/栗田宏武/小沢敦志月出エリア:岡田杏里/鈴村敦夫/風煉ダンス/チョウハシ トオル/ヘラルド・バルガス/塩月洋生/鍛治瑞子/岡博美/竹村京/舞踏団 トンデ空静/田中奈緒子/トーマス・レーメン/来田広大/岩間賢白鳥エリア:カルロス・ガライコア/髙田 安規子・政子/大杉祥子/五所純子/篠崎恵美/高山夏希/石田真澄/前田エマ/ 時速30kmの銀河の旅(前田麻里、坂口理子、美木 マサオ)/伊藤キム 養老渓谷エリア:竹腰耕平/マルニクス・デネイス/ターニャ・バダニナ広域展開・駅舎プロジェクト:レオニート・チシコフ/藤本壮介/ジョアン・カポーテ/成田久/西野達/ターニャ・バダニナ/ソカリ・ドグラス・カンプ/木村 崇人/CLIP/チョアン・チーウェイ(荘志維)ソカリ・ドグラス・カンプ《Manmade》ターニャ・バダニナ《翼》中﨑透《Clothing Fills in the Sky》Photo ECHIGOYA Izuru木村崇人《森ラジオ ステーション×森遊会》撮影:中村脩【開催概要】『房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス 2020+』会期:2021 年 11 月 19 日(金)~12 月 26 日(日)休場日:月・火曜(11 月 23 日は開場)開催エリア:千葉県市原市 小湊鉄道を軸とした周辺(五井、牛久、高滝、平三、里見、月崎・田淵、月出、白鳥、養老渓谷)鑑賞時間:10:00~16:00(小湊鉄道五井機関区は9:00~17:00、市原湖畔美術館は火~金10:00~17:00、土・祝前日9:30~19:00、日・祝日は9:30~18:00(月曜日休、月曜日が祝日の場合は翌火曜日休))料金:一般3,000円、大高1,500円、中小500円(パスポート制)■公式サイト:
2021年11月18日千の葉の芸術祭実行委員会は千葉市が市制100周年を迎えた今年、 「アートでつながる アートでつなげる 自由なアートが人と社会をかえていく」をコンセプトに「千の葉の芸術祭」を開催中。そのプログラムの一環として、 写真芸術展『CHIBA FOTO』が2021年8月21日(土)〜9月12日(日)まで、千葉市内各地にて開催する。この度、 期間中に市民参加プログラム「#みんなのCHIBAFOTO」の写真を募集することが明らかとなった。『CHIBA FOTO』は、時代と向き合う「写真」という表現媒体でつくり出す「写真」に特化した芸術展。 気鋭の写真家たちを起用し、新作を含む作品を展示する。 また、千葉の現在を捉えた作品や、千葉の土地の歴史を掘り下げた作品も展示し、過去から現在、 現在から未来という、時間の連なりを感じる機会も提供。会場となるのは、千葉市内にある歴史的建造物や、市民になじみ深い文化施設。そこにセノグラフィによる非日常的な空間演出を施すことで、新たな体験を提供し、これまで気がつかなかった街の魅力をも掘り起こしていく。CHIBA FOTOでは、このような作品と空間演出がセットになったユニークな展示を、13の会場で同時に、かつ無料で展開。 アートやクリエイティビティと触れ合う歓びを広く届け、来場者自身の創造性を刺激することで、新たな視点へ誘う。会期中には、一般の方からも広く写真を募集。 参加作家の作品を観て、彼らの目線を体験すると、ものごとの見方にも変化が訪れるはず。そんな今までとは少し異なる視点で捉えた写真をぜひ応募してほしい。【開催情報】■『CHIBA FOTO』会期:2021年8月21日(土)〜9月12日(日)入場料:無料URL: ※会場により、 休館日・閉館時間が異なります参加作家:宇佐美雅浩、川内倫子、清水裕貴、新井卓、吉田志穂、蔵真墨、佐藤信太郎、本城直季、北井一夫、楢橋朝子、金川晋吾、横湯久美主催 : 千の葉の芸術祭実行委員会構成団体 : 千葉市、公益財団法人千葉市文化振興財団、公益財団法人千葉市教育振興財団、千葉市文化連盟、公益社団法人千葉市観光協会、千葉市メディア芸術振興事業実行委員会後援:千葉県、市原市特別協賛:JFEスチール(株)、 (株)そごう・西武 そごう千葉店、キヤノンマーケティングジャパン(株)協賛:(株)千葉ステーションビル、(株)千葉銀行、千葉商工会議所、(株)京成エージェンシー、千葉都市モノレール(株)、(株)千葉興業銀行、(株)京葉銀行、 千葉信用金庫、 (株)幕張メッセ<市民参加プログラム>「#みんなのCHIBAFOTO」STEP1:「千の葉の芸術祭 CHIBA FOTO」公式インスタグラムアカウント「@chibafoto_1000leaves」をフォローSTEP2:CHIBA FOTO の作品を鑑賞して感じた、 周囲や自分自身の変化への気づきを写真に撮影STEP3:インスタグラムにハッシュタグ「# みんなのCHIBAFOTO」をつけて投稿応募期間:2021年8月21日(土)〜9月12日(日)賞品:抽選で5名様にアソビカメラ Canon iNSPiC REC をプレゼント■「千の葉の芸術祭」キーワード&コンセプト:変化 / CHANGE アートでつながる アートでつなげる 自由なアートが人と社会をかえていく会期:2021年7月24日(土)~ 9月12日(日)会場:千葉市内各所WEB: 総合ディレクター:神野 真吾(千葉大学 教育学部 芸術学研究室 准教授)CHIBAFOTO ディレクター:粟生田 弓(日本写真史研究家)アートディレクター:おおうちおさむ(グラフィックデザイナー)主催:千の葉の芸術祭実行委員会構成団体:千葉市、公益財団法人千葉市文化振興財団、公益財団法人千葉市教育振興財団、千葉市文化連盟、公益社団法人千葉市観光協会、千葉市メディア芸術振興事業実行委員会
2021年08月20日埼玉・彩の国さいたま芸術劇場(以下:さいたま)の次期芸術監督に就任した近藤良平が構成・映像・振付を手がける、コンドルズの新作『Free as a Bird』。2006年以降、新型コロナウイルスの影響で上演中止となった昨年を除き、毎年同劇場で創作・発表してきた彼らにとって待望のさいたま公演となる。ビートルズへのオマージュとして、ジョン・レノンの未発表曲「Free as a Bird」をタイトルに冠した本作では、“鳥のように自由に、空飛ぶ夢の続き”を届けるという。作品の構想と芸術監督就任に向き合った思いを、近藤とコンドルズプロデューサー・出演者の勝山康晴に語ってもらった。芸術監督就任で「舞台芸術の世界に明るい未来を」――彩の国さいたま芸術劇場(以下:さいたま)におけるコンドルズの新作発表は毎年恒例ながら、今回が例年と異なるのは何といっても近藤さんの次期芸術監督就任です。このトピックから話を聞かせていただきたいのですが、コンドルズとさいたまのご縁は2006年に遡るんですね。近藤2006年に蜷川(幸雄)さんがさいたまの芸術監督に就任されたのと同じタイミングでいらしたのが、プロデューサーの佐藤まいみさん。彼女がコンドルズを呼んでくれた2006年から、毎年新作をさいたまで上演しています。さいたまってピナ・バウシュやローザスといった海外のダンスカンパニーを、まいみさん経由でよく招聘していて。彼らと同じような文脈で、コンドルズも主催で上演してくださったんですよ。そんな劇場、他にありません。勝山現在もそのつもりですけど、2006年当時も、僕ら何気に「日本代表」でしたよね?近藤そうそう!当時のチラシを見直したら「日本代表」って書いてあるの。超おもしろい!勝山ドイツで開催されるサッカーW杯(FIFAワールドカップ)をイメージしたアイデアを入れましたね。近藤懐かしいね!そんな感じで、さいたまとは順調にご縁を重ねていて。去年は一度目の緊急事態宣言下でリアルな公演はできなかったんだけど、オンライン配信をやりました。全国各地の方にご覧いただいてね。「コンドルズ観るの10年ぶりで嬉しい」って方もいらっしゃって嬉しかったです。――今回の『Free as a Bird』も近藤さんの次期芸術監督就任を機に「また観に行ってみよう」って方もいらっしゃるんじゃないかなって。就任にあたってどんな役割を期待されていると感じていらっしゃいますか?近藤4月から頭に「次期」をつけて活動を始めました。来年からその冠が取れるわけですが、就任にあたってありがたいことに、ものすごい数の取材を受けたんですね。周りの皆さんがよく反応してくださって。で、いちばんおもしろいと思ったのが……僕が「新しい劇場の在り方」みたいな話をするより、周りの人がいっぱい喋ってくれるんですよ!要は「私だったらこんな劇場にしたい」みたいな期待を寄せてくださる。もしくは「こんなことしてみたら?」って提案をいただいたりして。――近藤さんご自身は、動画で3つの方針を打ち出していらっしゃいましたよね。近藤「次期」になる前に関係各所と話し合いがあったので、その場で発言した内容をまとめてみたんですよね。アートジャンルの垣根を取り払って、国内外を問わず発信して、老若男女が足を運びやすい“No Border”の考え方を「新しい劇場の在り方」として。――勝山さんをはじめ、コンドルズのメンバーは近藤さんの芸術監督就任をどのように受け止めていらっしゃいますか?勝山もうね、大応援状態ですよ!(メンバーの)スズキ拓朗なんて号泣していましたから。泣き崩れてたから!アイツはほら、蜷川さんのところ(蜷川幸雄が学長を務めていた桐朋学園大学短期大学出身、さいたまネクスト・シアターにも所属)にいたから「僕が信じてついていった蜷川さんに次いで、良平さんまで芸術監督に!」って1時間くらい嬉し泣きで。「僕はあなたについて行ってよかった〜!」って(笑)――「この人」と決めて師事したお二人が芸術監督になることは本当に喜ばしいですよね。近藤さんの芸術監督就任は、今後どんな影響を与えると感じていらっしゃいますか?勝山演劇やダンスの世界全体への余波を期待したいですね。コンテンポラリーダンス業界でも、Noismの金森くん(りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館の舞踊部門芸術監督・金森穣)や勅使河原さん(愛知県芸術劇場の芸術監督・勅使川原三郎)はいるけど、インディペンデントを貫いて、ハチャメチャな感じでやってきた、叩き上げのパンクバンドみたいなチームがこういうところに辿り着くことって今までなかったんじゃないかと。だから良平さんの事例があれば、これからダンスの世界でがんばっていこうという若手に「続けていればこういう道もあるんだ」って可能性を示すことができる。この世界をよく知らない人にとっても「コンテンポラリーダンスって芸術監督になるくらい、社会的に価値のある芸術なんだ」って思ってもらえたら嬉しいです。近藤僕もその意見とほぼ同じです。やっぱりダンス出身だから、この世界に明るい未来を見ていたいんですよ。でも舞台芸術ってやけに細分化されていて「一緒にやっていこう」って機運はあまりないですよね。――そんな舞台芸術の世界に風穴を、と近藤さんが打ち出したのが、3方針のひとつである「アートジャンルの垣根を取り払う」に繋がるんでしょうか?近藤そうですね。言葉でいうのは簡単だけど、発想をどんどん変えていかないといけないから大変だと思いますよ。でもさ、ダンス好きがダンスだけ追っている、演劇好きが演劇だけ観ている状態にこれ以上の広がりはないし、豊かじゃないよね?――そう思います。近藤さんのご采配で、どんなアートジャンルの融合が生まれるか楽しみです!さいたま新作は「独自ネタだぞ!」と思いながら創作してる――さいたまでの創作について、劇場が持つ空間の魅力や独自性をお二人はどんな点に感じていらっしゃいますか?近藤稽古場が広くて、実際のステージである大ホールと同じ舞台面を取れるんですよ。体育館の2/3くらいあって、すごく大きいの。東京ではそんな練習まずもってできないからね。その贅沢なスペースに集まって、大きいサイズのまま稽古するから……自然とダイナミックな空間や機構を積極的に利用した、大掛かりな美術セットになるんですよね。――2017年の『17’s MAP』では、舞台中央奥から下手手前まで斜めに走っている高い壁に驚きました。勝山さんは、さいたまの創作環境をどのように受け止めていらっしゃいますか?勝山都内からの距離が絶妙ですよね。東京公演の練習ってだいたい高田馬場でやるんですけど、メンバーが都の西北に集まってくる。でもさいたまって全員が同じ動線で与野本町に辿り着くでしょう?僕ね、それがみんなの気持ちをひとつにしてる気がするんですよ!(笑)――誰もが埼京線で赤羽を経由するからこそ生まれる団結力ですね。近藤わかる!いい意味で諦めがつく(笑)。移動することで「さ、やるぞ!」って吹っ切れるんだよ!勝山鉄路だったら赤羽あたりで踏ん切りつきそうですよね(笑)あと良平さんが挙げた稽古場の特徴を補足すると……いい稽古場って人を変えますよね。飲み屋でも、安いチェーンと格式高い店を比べたら会話の内容が変わる。もちろんそれぞれにいいところはあるけど、公民館とさいたまでは練習の質が変わるんです!勝山康晴(c)HARUコンドルズは公民館寄りの人間が集まったチームですが、年に一度さいたまの公演が近づくと……あの移動を通じて心が浄化されていくんです(笑)。参加するメンバーの集中力も、さいたまの方が高い気がする。都内だとノイズが多くて。近藤そうかもしれないね!――個人的に、コンドルズの東京公演は“ザ・王道”で、さいたまで創作する新作はもっとコンセプチュアルで“尖っている”イメージを抱いています。近藤まさに。東京公演は多くの人に観てもらえるから、自然と万人に刺さるネタを選ぶんですよ。それを地方ツアーにも持って行っていますし。でも、さいたまではもっと冒険してる。「さいたま独自ネタだぞ!」って思いながらつくっています(笑)勝山さいたまの新作は、より舞台芸術鑑賞に貪欲な皆さんに観てもらうイメージですよね(笑)――日ごろ感じていらっしゃるさいたまの強みを、今回の『Free as a Bird』にどう活用していかれるのでしょうか?近藤夏にやる東京公演が「王道ラインなのでは」というあなたの読みは確実で、たしかに「どういう風に見せると多くのお客さんが喜んでくださるか」ってフォーマットがあるんですね。ロックの率とか、コントのぐだぐだ率(笑)とか、僕たちが広く知られるようになったサラリーマン体操っぽい雰囲気とか。一方、さいたま公演にこうしたフォーマットは存在せず、毎回コンセプトを変えて創作しています。「じゃあ今年のさいたまはどうする?」って話し合いは僕たちにとっても重要で、毎年必ず考えることです。――「今年はどんなコンセプトの公演になりそうか」は、次にしようと思っていた質問です。近藤だよね。でも教えない!(笑)――え、そんな!今の時代に欲しい言葉をタイトルに据える――タイトルに着目すると、去年のオンライン配信もビートルズの楽曲(『I Want To Hold Your Hand』)でしたし、今年の『Free as a Bird』はジョン・レノンが1980年に亡くなったあと25年ぶりに発表された彼らの新曲ですよね。コンドルズにとって、ビートルズが今の“気分”なんでしょうか?勝山ビートルズにこだわってはいません。僕らはオリジナルの公演タイトルをあえてつけないようにしてるんです。お客さんの間口を広げて、敷居を下げて、気軽に見に来てもらいたいので。もちろん、発想元として彼らの楽曲タイトルには普遍的なパンチ力があるのを感じてますけど。たとえば密や接触を避けるコロナ禍に突入したタイミングで『I Want To Hold Your Hand』(あなたの手を握りたい)って……ジャストフィットじゃないですか?時代が欲しい言葉をつかんでるんですよ。近藤うん、今回は「Free」も「Bird」も素敵なワードだから。“鳥のように自由に”って、やっぱり移動が制限されている今このタイミングで欲しくなる言葉でしょ?どこかへ飛んでいってしまいたい。近藤良平(c)HARUこれまで僕たちは映画や音楽から、いろんなイメージを受け取って公演タイトルに反映させてきました。「Time」しかり「Open」しかり。候補としていろんなキーワードが並ぶ中で「Free」も「Bird」も生半可な気持ちじゃ付き合えないというか。大切に取っておきたい、いつ向き合おうかっていう言葉でした。公演を通じてコロナ禍の“向こう側”を見せたい――歌詞に着目すると、ビートルズは『Free as a Bird』とタイトルに掲げながらも「鳥のように自由でいられるのは、人生において“二番目”によいこと」と歌っています。彼らがこのナンバーの中で訴える人生の“ベスト”とはいったい何だとお二人は考えますか?近藤今いる居場所がいちばん素晴らしい、ってことを言いたいんだと思う。その上で二番目が「鳥のように自由であること」って僕は捉えた。勝山それ以外の回答があったら聞きたい!って感じ。歌詞もですね、今のコロナ禍にぴったりだと感じたんですよ。パフォーマンスに影響するといけないから歌詞も精査するんですが、ばっちりだと思いました。――じゃあ『Free as a Bird』の歌詞になぞらえるなら、お二人にとってこの公演の“ベスト”な着地点は何で、“二番目によいこと”って何になりますか?近藤このご時世の中で、お客さんが劇場に足を運んでくださること、リアルに上演できることがもはや“ベスト”ですよね。お客さんと時空間を共有できることが何よりも喜ばしい。勝山本当にそうですね。僕がコンドルズのプロデューサーとして今回成し遂げたいのは、とてもあたりまえですが、お客さんに「舞台芸術を観に来てよかった」と感じてもらうこと。そのあたりまえをちゃんと届けること。コロナ禍ではチケットを取ったとしても上演日に劇場へ行けるかどうか誰もわからない。埼玉県だって、いつ(まん延防止等重点措置から)緊急事態宣言に切り替わるかわかりません。もしギリギリ行けたとしても、皆さん相当な葛藤があってさいたままでいらしてくださるわけで。だからこそ「そこまでして観に行ってよかった」「自分にとって舞台芸術って、やっぱり必要なものだったんだ」って感じてもらいたいですね!どんな卑怯な手を使っても!近藤卑怯な手(笑)勝山お客さんと時間と空間を共有して「生だからこそグッときたでしょ?」って公演にしたい。だって今回やれたとしても、次にいつリアルにできるかわからないから。その一点突破ですよ。しっかり号泣させて気持ちよく帰ってもらいたい。100%、泣かす!いや、泣いてお帰りいただく!――あれ?コンドルズっていつも笑って劇場をあとにするイメージが。勝山喜びの泣きですよ。笑い泣きでもいいです。「ホント舞台芸術っていいなぁ」って泣きながら与野本町駅まで向かったお客さんたちが、ホームで「あんたも泣いてるね、わたしもよ」って無言で視線を交わし合う感じの作品にしたい。それが僕たちの使命だと思っていますから。――勝山さんに熱意をお見せいただいたところで、近藤さんが『Free as a Bird』で二番目に大切にしたいことは?近藤今って「マスク取りたい」とか「向き合って語りながらお酒を飲みたい」とか、いろんな欲求がありますよね。取材を受けていても「去年と比べて何がどう変わりましたか?」と聞かれて真面目に答えているけど、本当はもうそんな次元を超えたくて。その向こう側へ行きたい。だから僕はこの公演を境にして、“向こう側”の居心地のよさを伝えたいんですよ。またいつかマスクなしで人と向き合える日々が来ると思いますけど「今は無理だよね」って諦めて耐える精神状態から、向こう側へ飛び出せたら絶対に楽しいことが待っているってキラキラした方向へシフトしていきたい。――ご覧になったお客さんが、明るい“向こう側”を想像できるような作品に?近藤「そうなれたら」と常に考えながら創作しています。間違ってもツラい現実を投射するような作品ではない。明るいイメージを持たせることって、ダンスは比較的得意だと思うから。――たとえばその姿勢は、どんな風に今回のステージに現れるんでしょうか?近藤やっぱり僕らが必死に踊ることじゃない?勝山そう、僕らが汗をかくだけです!(笑)「自由」の意味を履き違えずに――コンドルズのトレードマークである学ランは、本作のテーマである“自由”からかけ離れたイメージがあります。近藤いや、僕たちはそう捉えていなくて。シーンごとに衣裳を考える手間から解き放たれているんです(笑)勝山僕、中学で生徒会長をやっていて、新しい校則を考える時に「制服をなくす」と打ち出したら女子から猛反発されたんですよ。「私服だと毎朝服を選ぶのに気を遣わなきゃいけないからイヤだ」って。逆に「不自由になるからやめて」って話だったんですよね。速攻で「撤回しま〜す」って(笑)近藤個性を縛られる制服によって、時間的な自由が生まれていることに気づいたわけね。勝山おもしろいですよね。あと、さっきのみんな同じ動線でさいたまに行くと心が浄化してよい意味で諦めがつく……の話じゃないけど、学ランに袖を通すことで気持ちがフッと切り替わるところはありますね。近藤たしかに。無意識のうちにシフトチェンジする。勝山アスリートもさ、試合ごとにユニフォーム変えていたら気合い入らない気がするんですよ。同じものを身につけるって大切な儀式なんじゃないかと。――制約の中に生まれる自由ならば謳歌せよ、ということでしょうか?勝山僕自身は正直、“自由”って言葉にポジティブな印象を持てないんですよ、21世紀が始まったくらいから。人類が自由にやりすぎた弊害が出ているじゃないですか、世の中に新自由主義が浸透して。格差社会も自然破壊も。だから「もうここらへんでいい加減にした方がよくない?」って思いが腹の底にはあります。『Free as a Bird』ってタイトルが絶妙だと感じるのは、僕としては「鳥ぐらいの自由でいいんじゃないの?」って想いが込められるとこですね。何の制約もない無限の自由じゃなくて。近藤歌詞の「二番目によいこと」ってそういう意味かもしれないね。制約ある中での自由。勝山そういう解釈もできますね。鳥は自由気ままに生きたって、彼らは自然環境を大きくは壊しませんよね?そういう何らかの節度がある自由に、もう一度目を向けてみたいなって思います。制約っていうより、節度かな。近藤いいね!闇雲で勝手な自由じゃないんだね。メンバーの山本光二郎が「鳥は飛んでる時が一番運動してて、大変な時間なんじゃないの」って言ってて。確かに人は鳥が飛んでると「自由」って思うけど、鳥にとっては「不自由」なのかもしれない。今回の作品でも「不自由」からシーンを着想しています。勝山そうですね、でも自然の摂理にのっとった自由って、本能が壊れている人間という生き物には無理なんですよね。それで自由を謳歌しすぎたから弊害が出て、正直ちょっと怖いんですよ。そのせいで子どもの世代が不自由を強いられる危険性が大きくて。それは未来に対して非常に失礼な話じゃないですか。だからコロナもあるし、このタイミングで「大人の皆さん、自分から率先してちょっと立ち止まってみようぜ」って。その思いは今回の公演で、僕は伝えていきたいですね。着陸を知らないコンドルズ――そういえば、グループ名は「コンドル」って鳥の名前から来てるんですか?近藤そう、コンドルは南米の鳥で、ハゲワシみたいなもんですね。2m以上羽根が広がって、ものすごく大きくて重たいの。そのぶん不器用な鳥で、地面に降り立ってしまったら二度と飛ぶことはできない。木から木に移動することしかできないんだって。勝山離陸が難しいんだ。落ちていくような飛び方はできるけど。近藤そうそう。だからカッコよく言うと、コンドルは「着陸を知らない鳥」なんだよね。――その鳥に、今も昔もこれからもご自身たちをなぞらえるんでしょうか?近藤そう、勝手にね(笑)。僕たちはそうやすやすとは着陸しませんよ!取材・文:岡山朋代コンドルズ埼玉公演2021新作『Free as a Bird』■日時:2021年6月5日(土) 14:00 / 19:00開演2021年6月6日(日) 15:00開演※開場は開演の60分前です。※本公演は出演者との距離を確保した上で通常通りの配席にて販売します。ただし、今後の新型コロナウイルス感染症の状況によっては変更となる可能性がございます。※演出の都合により、開演時間に遅れますと入場をお待ちいただく場合がございます。予めご了承ください。■会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホール■チケット(全席指定・税込):S席5,000円A席3,500円U-25 S席3,000円A席2,000円※公演時25歳以下対象。入場時要身分証。■構成・映像・振付:近藤良平■出演:石渕聡オクダサトシ勝山康晴香取直登鎌倉道彦黒須育海古賀剛小林顕作(声の出演)ジントクスズキ拓朗田中たつろう橋爪利博藤田善宏安田有吾山本光二郎近藤良平■主催:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団■企画制作:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団/ROCKSTAR有限会社■詳細: <コンドルズ東京公演予定!>■日程:2021年9月4日(土)13:00 / 17:00■会場:LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)7月上旬チケット発売予定!
2021年05月28日KAAT神奈川芸術劇場の新芸術監督就任会見、ならびに2021年度ラインアップ発表会が行われ、現芸術監督の白井晃、芸術参与で次期芸術監督の長塚圭史が登壇した。3月末で任期を終える白井は、KAATに携わった7年の歳月を「身に余る重責に自問自答する日々でした」と振り返る。その中で、長塚の演出作である新ロイヤル大衆舎『王将』(2017年)を東京・下北沢で鑑賞した時に「小劇場からあふれ出るエネルギーや企画力をぜひKAATでも活かして欲しい」とオファーの経緯を明かした。続いて壇上に立ったのは、4月に白井からバトンを受け取る長塚。芸術監督としてのテーマに“劇場をより開いていく”を掲げ、実現に向けた3点の新方針を打ち出した。1.シーズン制の導入新国立劇場などですでに取り入れられているシーズン制だが、その狙いを「劇場に季節感やリズムをもたらしたい」と語った長塚。4〜6月にはプレシーズンとして、実験的なトライアル公演を多数投入する。その後、初夏に恒例のキッズプログラムを配置。8月からのメインシーズンには毎年タイトルを設け、今年は「冒(ぼう)」がアナウンスされた。「飛び出す・はみ出す・突き進むイメージで“冒険心”いっぱいにやっていきたいですね」2.ひらかれた劇場を目指してKAATは今年で開館10周年。長塚は「演劇界で存在感が増してきたKAAT自身を財産に、これまで芝居を観たことのない人にも届けたい」と意気込む。手始めに、新ロイヤル大衆舎『王将』の再演を開放的なエントランス(1階アトリウム)に特設劇場を設けて行う試みを発表。タニノクロウとは『虹む街』で神奈川県民とのクリエーションを企画中だ。自身が上演台本・演出を手がける最遊記モチーフの『冒険者たち ~JOURNEY TO THE WEST~』では県内を西に向かって巡演し、「KAATを飛び出して多くの県民にお会いできれば」と笑顔を覗かせた。3.豊かな創作環境作り・劇場の未来を考える「上演がない期間もクリエーションが常に続いている劇場でありたい」という思いを込め、長塚は任期スタートとともに「カイハツ」と題したプロジェクトを始動させる。もともと“つくる劇場”を掲げていたKAATを「アーティスト同士の相互交流、国内外・新旧問わない戯曲との出会いや開発の場にできれば」として、さらなる創作環境の発展に努める構えだ。このあと、2021年度のKAATラインアップが発表された。「オリンピック前の上演がふさわしい」と長塚が懇願し、昨年度に公演中止となった『ポルノグラフィ』『未練の幽霊と怪物 ―「挫波」「敦賀」―』が持ち越されたほか、自身が演出する『近松心中物語』、2020年頭に草彅剛が主演し話題を集めた白井の演出作『アルトゥロ・ウイの興隆』再演も。心機一転したKAATの充実ぶりから、引き続き目が離せない。取材・文:岡山朋代
2021年03月05日2021年4月より、長塚圭史が白井晃の後を引き継ぎ、KAAT神奈川芸術劇場の新芸術監督に就任する。現芸術監督の白井晃は、2014年に同劇場の芸術参与に就任、2016年より芸術監督を務め7年間劇場と共に歩んできた。白井が「そのエネルギーをぜひ劇場に注いでほしい」と信頼を寄せる長塚の新芸術監督就任式と、2021年度の同劇場プログラムのラインアップ発表会がおこなわれた。白井晃長塚の芸術監督就任に際し、白井は「本当に嬉しく思っています」と喜びを表し、「(この7年間は)身に余る重責をいただいた、その重責との闘いだったと思います。就任時は開館3年の若い劇場で、“つくる劇場”を提唱してクリエーション力には定評がありましたが、より強い発信力が必要だと思いました。『劇場こそ広場である』という言葉がありますが、もっとたくさんの人に集まってもらいたいと思い、東京ではやらないようなより挑戦的で先鋭的なプログラムを企画し、おかげさまで19年度は過去最高のお客様に来場していただきました」と自身の就任期間をふりかえった。さらに「もっと面白く刺激的な作品をやらなければと思った時に、(長塚が所属する)新ロイヤル大衆舎の『王将』を下北沢の小劇場で観ました。そのエネルギーをぜひとも劇場にほしいと思い、それをきっかけにお願いしました」と長塚を任命した経緯を語り、「(予定していたプログラムの多くが中止になったため)バトンタッチをするときはここまでやっておきたいと思ったところに行けなかったのは残念」としつつ、「劇場を取り巻く環境も大きく変わらざるを得ない状況なので良いチャンスなのではと思います。この7年の間、関わってくださった全てのアーティスト・スタッフの皆さんに心から感謝します。長塚新芸術監督の船出を心よりお祝いします」と感謝と激励で締めくくった。長塚圭史続いて長塚新芸術監督より、2021年度に打ち出していきたい、という3つの方針についての説明があった。まずひとつめは、「シーズン制の導入」だ。「劇場に季節感やリズムをつくりたい、劇場がリズムをもっていると、周辺の方々により劇場という存在が浸透するのでは」と導入の理由を説明。4~6月を「プレシーズン」として実験的な公演を、夏には人気の「キッズ・プログラム」、そして秋から冬の半年間が「メインシーズン」。この「メインシーズン」は毎年テーマに沿ってプログラムを企画するとしており、2021年度のテーマは「冒」。ふたつめの方針は「ひらかれた劇場」。劇場の外からもみえる劇場1階のアトリウムに特設劇場を設置して新ロイヤル大衆舎『王将』を上演することが決定しているほか、劇場を飛び出して神奈川県内を巡演する公演も企画しているという。「まだ出会えていない方たちにもお会いできるように1階のアトリウムをもっと活用したい」と語る。3つ目は「カイハツ」プロジェクト。アイデアを練り上げたり、戯曲を研究したり「創造すること」に焦点をあて、アーティストがさまざまなアイデアをトライアルする場や機会を積極的に設けていくという。「上演をしていなくても、中ではぐつぐつと、アーティストたちが熱をもって創作をしている、そんな空間にできたら」と長塚。「大役を任せられて非常にがんばらなければと思っています。これまで10年間で築き上げられたものに大いにのっかって、動きのある劇場にしていきたいなと思います」と意気込みを語った。長塚圭史2021年度のラインアップは以下の通り<プレシーズン>■KAAT神奈川芸術劇場プロデュースリーディング公演『ポルノグラフィ』2005年ロンドン市内で起きた地下鉄とバス同時爆破事件に想を得た意欲作をKAATプロデュース公演初登場となる桐山知也が演出。作:サイモン・スティーヴンス翻訳:小田島創志演出:桐山知也出演:上田桃子内田淳子小川ゲン奥村佳恵竪山隼太那須凜平原慎太郎堀部圭亮(五十音順)2021年4月16日(金)~2021年4月18日(日)<中スタジオ>■新ロイヤル大衆舎×KAAT『王将』-三部作-伝説の下北沢「楽園」公演から4年。アトリウム特設劇場にて『王将』待望の上演決定。作:北條秀司構成台本+演出:長塚圭史音楽:山内圭哉出演:福田転球大堀こういち長塚圭史山内圭哉(以上新ロイヤル大衆舎)常盤貴子江口のりこ森田涼花弘中麻紀櫻井章喜高木稟福本雄樹荒谷清水塚本幸男武谷公雄森田真和田中佑弥忠津勇樹原田志2021年5月15日(土)~2021年6月6日(日)<アトリウム特設劇場>■KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『未練の幽霊と怪物』―「挫波(ザハ)」「敦賀(つるが)」―第72回読売文学賞受賞作。能のフォーマットを応用し、ついえた「夢」を幻視する、レクイエムとしての音楽劇。作・演出:岡田利規音楽監督・演奏:内橋和久出演:森山未來片桐はいり栗原類石橋静河太田信吾/七尾旅人(謡手)2021年6月上旬~下旬<大スタジオ>■KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『虹む街』演劇界の鬼才、タニノクロウが、“神奈川・横浜市のある地域、そこに暮らす人々の風景”を描く最新作。作・演出:タニノクロウ出演:安藤玉恵金子清文緒方晋タニノクロウ蘭妖子 +県民参加の皆様2021年6月上旬~下旬<中スタジオ>■KAAT DANCE SERIES 2021イスラエル・ガルバン「春の祭典』ストラヴィンスキーの作曲の根源に迫る傑作。振付・ダンス:イスラエル・ガルバン作曲・音楽監督:シルヴィー・クルボアジェピアノ:シルヴィー・クルボアジェ、 コリー・スマイス2021年6月18日(金)~2021年6月20日(日)予定<ホール>■KAATキッズ・プログラム2021『ククノチテクテクマナツノボウケン』振付家・北村明子と現代美術家・大小島真木がタッグを組み、「夏休み」をテーマに自然や生命をめぐる子ども向けダンス作品を上演。振付:北村明子舞台美術:大小島真木出演:柴一平清家悠圭岡村樹黒須育海井田亜彩実永井直也2021年7月<大スタジオ><メインシーズン『冒』>■KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『湊横濱荒狗挽歌(みなとよこはまあらぶるいぬのさけび)』歌舞伎でおなじみの「三人吉三」をモチーフに、型破りでハードボイルドな現代劇が誕生。脚本:野木萌葱演出:シライケイタ2021年8月末~9月中旬<大スタジオ>■KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『近松心中物語』元禄時代の二つの恋の情景が、2021年の我々に問いかけることとは? 現代演劇の金字塔に、新芸術監督・長塚圭史が挑む。作:秋元松代演出:長塚圭史出演:田中哲司/ 松田龍平、笹本玲奈 / 石橋静河ほか2021年9月上旬~下旬<ホール>※北九州、豊橋、兵庫、松本公演もあり■KAAT EXHIBITION 2021 『志村信裕 展|游動』うつし/思い寄せる。その瑞々しさと、ゆらめき/語りかける。それらが交感する世界を志村の新作映像インスタレーションを通じて展覧。2021年9月9日(木)~10月8日(金)<中スタジオ>■KAAT DANCE SERIES 2021×Dance Dance Dance@YOKOHAMA 2021『エリア50代』出演:小林十市近藤良平ほか2021年9月23日(木・祝)~9月26日(日)<大スタジオ>■KAAT DANCE SERIES 2021×Dance Dance Dance@YOKOHAMA 2021『Noism Company Niigata × 小林十市』演出振付:金森穣出演:Noism0 / Noism1 / Noism 2、小林十市v2021年10月16日(土)~2021年10月17日(日)<ホール>■KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『アルトゥロ・ウイの興隆』白井晃×草彅剛のタッグで注目集めた話題作が待望の再演。作:ベルトルト・ブレヒト翻訳:酒寄進一演出:白井晃音楽・演奏:オーサカ=モノレール振付:Ruu2021年11月<ホール>■KAAT DANCE SERIES2021『Le Tambour de soie綾の鼓』演出・振付・出演:伊藤郁女、笈田ヨシテキスト:ジャン・クラウド・カリエール原作:三島由紀夫音楽:矢吹誠2021年12月下旬<大スタジオ>■KAATカナガワ・ツアー・プロジェクト第一弾『冒険者たち~JOURNEY TO THE WEST~』誰もが親しむアジアの古典『西遊記』をベースに、長塚圭史が書き下ろし演出する、神奈川県内の伝説を巡る冒険譚。原作:呉承恩『西遊記』上演台本・演出:長塚圭史共同演出:大澤遊音楽:角銅真実2022年2月<中スタジオ>※相模原公演、大和公演、厚木公演、小田原公演、横須賀公演ほか、神奈川県内を巡演予定。■KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『ラビット・ホール』篠﨑絵里子×小山ゆうなの初タッグ。受け止めがたい現実を人はどのように受け入れていくことができるのか?作:デヴィッド・リンゼイ=アベアー上演台本:篠﨑絵里子演出:小山ゆうな2022年2-3月<大スタジオ>■YPAM 2021‒ 横浜国際舞台芸術ミーティング開館以来開催してきたTPAMを受け継ぎ、国際的舞台芸術プラットフォームとして装いを新たに再出発。2021年12月中旬<ホール・大スタジオ・中スタジオ>予定【提携公演】仕立て屋のサーカス4月<大スタジオ>錬肉工房6月<中スタジオ>とりふね舞踏舎7~8月<大スタジオ>劇団た組10~11月<大スタジオ>OrganWorks12月<大スタジオ>地点1月<大スタジオ>Baobab1月<大スタジオ>Co.山田うん1月<大スタジオ>BATIK3月<大スタジオ>ほか※各公演の最新情報は、劇場公式サイト にてご確認ください。
2021年03月04日舞踊家の近藤良平が彩の国さいたま芸術劇場の次期芸術監督に決定したことが発表された。彩の国さいたま芸術劇場は、優れた舞台芸術等の芸術文化に身近に接する機会を提供し、及び埼玉県民の芸術文化活動を支援すること等により、芸術及び文化の一層の振興を図り、真に豊かさとゆとりを実感できる県民生活の実現に寄与することを目的とした劇場。2006年からは蜷川幸雄芸術監督の下で、演劇、ダンス、音楽を中心に芸術性の高い作品を創造・上演してきたほか、「さいたまゴールド・シアター」や「さいたまネクスト・シアター」など公共劇場ならではの取り組みを実施するなど、「創造する劇場」として埼玉から日本全国、世界に向け芸術文化の発信を行ってきた。この度、蜷川幸雄前芸術監督の後を引き継ぐ新しい劇場のリーダーとして選任された近藤は、1996年に自身のダンスカンパニー「コンドルズ」を旗揚げ。以降、振付家・ダンサーとして舞台や映像の分野で幅広い支持を集めている近藤はこれまで、コンドルズ埼玉新作公演や障がい者ダンスチーム「ハンドルズ」公演などを通じて、埼玉県の芸術文化に貢献したことを評価され、次期芸術監督の決定に至った。今後は近藤次期芸術監督の下、彩の国さいたま芸術劇場が次代の芸術表現を果敢に切り拓く創造拠点として、また社会や地域に開かれた広場として、あらゆる人々が自由闊達に交わりアートを創造・発見する劇場を目指していく。 また、近藤は2022年4月の芸術監督就任に先立ち、2021年4月1日から次期芸術監督として、2022 年度以降の劇場の新たな創造発信の方向性やプログラムの策定にあたる。なお、彩の国シェイクスピア・シリーズは吉田鋼太郎が「シリーズ芸術監督」として続投するとのことだ。近藤良平コメント令和3年となり、未だ続く安心できない時代の中、彩の国さいたま芸術劇場の芸術監督就任のお話をいただきました。その驚くべき任命と決定に心から謝意を申し上げます。大学で「ダンス」に出会い「舞台」という場所を知り「コンドルズ」をはじめました。たくさんのダンサー、役者、舞台関係者に出会い、そして蜷川幸雄さんにここ彩の国さいたま芸術劇場で出会い、転がるように時間が過ぎ今この場所にいます。思いかえすと劇場には、人が人を呼びさらに人へと繋いでいくそんな景色が見えます。僕も決して一人でかけあがってきたわけではありません。みんなと共にやってきました。劇場の扉をあけるとそこは楽しいところです。間違いありません。様々な人が行き交う場所、風が気持ちよくぬける劇場に、僕はしてゆきたいと思います。まずは次期芸術監督として、この彩の国さいたま芸術劇場と一緒に動き出したいと思います。なにとぞよろしくお願いいたします。 近藤良平※財団HPでは近藤の動画コメントも公開中www.saf.or.jp<次期芸術監督に関連する事業予定(2021年度)>●「コンドルズ埼玉公演 2021新作」公演日:6月5日(土)・6日(日)
2021年02月16日東京の様々な芸術文化を通じて世界とつながることを目指す都市型の総合芸術祭「東京芸術祭 2020」が今年も東京の池袋エリアを中心に開催されている。今年は感染症拡大防止を徹底した上で、作り手、観客にとって新しい芸術のあり方を模索・検証する。本イベントは2016年から開催されており、演劇、ダンス、伝統芸能、野外劇、パフォーマンスだけでなく、観客が参加できるプログラムも用意し、様々な角度、視点から芸術の魅力と可能性を追求してきた。さらに2018年から演出家の宮城聰が総合ディレクターに就任。各事業のディレクターと協働体制を敷くことで、その内容やコミュニティはさらなる広がりを見せている。コロナ禍での開催となる今年のテーマは「どうやって出会う!」(To Meet or Not to Meet?)。誰にでも開かれた、多様な人々のための「思考や精神が外出できる」居場所として、東京という街の魅力の一端を担いたいという芸術祭プランニングチームの想いが込められており、単に観客がステージを鑑賞するだけでなく、この状況下で芸術に何ができるのか? 観客にとって、作り手にとってこれからの芸術はどうなっていくのかを共に考えられる催しが揃っている。ノーベル賞作家カズオ・イシグロの名作を取り上げる朗読劇『日の名残り』や、庭劇団ぺニノの代表作をVRで楽しめる『ダークマスター VR』、熱狂的なファンを数多く持つ木下歌舞伎『糸井版 摂州合邦辻』、野田秀樹がモーツァルトの名作を演出し好評を得た歌劇『フィガロの結婚』~庭師は見た!~の再演、距離を楽しむ新しい盆踊りを創作するコンドルズの『にゅ~盆踊りNEO』ほか、オンライン配信イベントも予定されており、連日に渡って刺激的なプログラムが次々に上演される。近年、池袋とその周辺エリアは街のいたる場所に劇場や映画館、憩いの空間が広がり、それらが連携しながら"新しい芸術都市のあり方”を追求している。目当ての公演のチケットを確保するだけでなく、さらにもう1公演立ち寄ったり、終演後に街を歩いてみる中で、予想もしなかった発見や出会いが見つかる。そんな祭典になりそうだ。東京芸術祭 202012月18日(金)まで開催予定会場:東京芸術劇場、あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)、東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)、GLOBAL RING THEATRE(池袋西口公園野外劇場)ほか池袋周辺エリア及びオンラインにて
2020年10月01日文化複合施設「宝塚市立文化芸術センター」が、兵庫・宝塚に開館。これに合わせて、開館記念展「宝塚の祝祭Ⅰ─Great Artists In Takarazuka─」を、2020年10月18日(日)まで開催する。なお8月4日(火)までは、完全予約制で開館。以降の予定は、決まり次第告知される。文化芸術と自然にふれる宝塚ファミリ―ランドと宝塚ガーデンフィールズの記憶を残す地に生まれる「宝塚市立文化芸術センター」は、文化芸術に親しむセンターエリアと、自然とのふれあいも楽しめる庭園エリアからなる複合施設だ。センターエリアは、幅広い世代を対象とした展覧会を催すメインギャラリー、大型オブジェの展示やミニコンサートなどのイベントを開催するキューブホールに加えて、文化芸術や自然、宝塚に関する多彩な図書を取り揃えるライブラリーなどから構成される。一方庭園エリアは、植物や樹木の特性を活かして整備。四季折々の草花を楽しめる空間となっている。開館記念展では宝塚ゆかりのアーティストを紹介宝塚市立文化芸術センターの開館を記念して開催される「宝塚の祝祭Ⅰ─Great Artists In Takarazuka─」は、世界で活躍する宝塚ゆかりのアーティスト6人を紹介する展覧会だ。会場では、前衛美術グループ「具体美術協会」の代表的メンバーとして活動、独創的な絵本も数多く手がけた元永定正の版画作品や、1970年前後の美術運動「もの派」で中心的役割を担った彫刻家・小清水漸の《作業台-表面から表面へ―》といった作品を展示する。そのほか、同館のロゴも手がけたデザイナー松井桂三、洋画家の辻司、現代美術作家の中辻悦子、建築家の宮本佳明らの作品も。宝塚在住のアーティストの作品を通して、豊かな文化を育む宝塚の魅力を紹介する。詳細宝塚市立文化芸術センターオープン日:2020年6月1日(月)※当初は2020年4月19日(日)にオープン予定だったが延期※6月1日(月)~8月4日(火)の期間は完全予約制(予約は公式サイトより)、なお、これ以後の入館制限については未定※期間中に上記制限の内容を変更する場合あり※庭園エリアは予約なしで利用可住所:兵庫県宝塚市武庫川町7-64アクセス:阪急「宝塚南口」駅から徒歩7分、JR・阪急「宝塚」駅から徒歩13分休館日:水曜日、年末年始、その他臨時休館日あり開館時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで) / 庭園(メインガーデン) 10:00〜17:00TEL:0797-62-6800入場料:企画展・展覧会により異なる / 庭園・共用部分は無料■開館記念展「宝塚の祝祭I─Great Artists In Takarazuka─」会期:2020年6月1日(月)〜10月18日(日)※当初は2020年4月19日(日)~6月14日(日)の会期を予定していたが、変更しての開催会場:宝塚市立文化芸術センター メインギャラリー・キューブホール開館時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)休館日:水曜日(祝日の場合は開館)観覧料:一般 1,000円、中学生以下 無料※キューブホール内デジタルアート作品の展示は 8月4日(火)まで※来館に際しての注意事項は、公式サイトを参照※宝塚市では「ヽ」のある「塚」を正式文字として使用することに統一しているが、記事内について、本施設および市名の表記について、ユーザーパソコンとの互換性の問題から例外的に「ヽ」のない「塚」を使用。
2020年03月29日明治神宮は、日本人の自然観を体現した芸術と文化のフェスティバル「神宮の杜芸術祝祭」を2020年3月20日(金)から2021年3月31日(火)までの期間、開催する。明治神宮で芸術×文化のフェスティバル「神宮の杜芸術祝祭」の開催期間中は、年間を通して明治神宮の内苑・外苑にて様々な展覧会やイベントを開催する。自然の中で芸術を楽しめる野外彫刻展や美術展、神宮周辺で発展した現代文化の企画展などを楽しめる。神宮の杜 野外彫刻展「天空海闊(てんくうかいかつ)」「神宮の杜芸術祝祭」のオープニングイベントとして、神宮の杜 野外彫刻展「天空海闊(てんくうかいかつ)」を2020年3月20日(金・祝)から2020年12月13日(日)まで開催。内苑の各所に、名和晃平の牡鹿モチーフの彫刻作品《White Deer (Oshika)》や三沢厚彦の《Animal 2012-01》といった立体作品が登場する。まるで神宮の森の中に繁る木々と呼応しているかのように、芸術作品の数々がひっそりと佇んでいる。百年の杜のアート「紫幹翠葉(しかんすいよう)」また、2020年6月12日(金)から9月30日(水)までは、明治神宮ミュージアムにて百年の杜のアート「紫幹翠葉(しかんすいよう)」を開催。現代アーティストらが、明治神宮やその鎮守の杜に思いを寄せ、自然や暮らしを対象に畏怖と尊敬、情熱を込めて制作した作品を中心に展示する。屏風、掛け軸、衝立、扇面といった日本古来の様式に則って表現された作品が並ぶ。扇面形の絵画作品は、注目の現代アーティスト約30人が手がけた大作だ。彫刻の系譜―平櫛田中から名和晃平まで「気韻生動(きいんせいどう)」2020年7月15日(水)から宝物殿で開催される展示の、彫刻の系譜―平櫛田中から名和晃平まで「気韻生動(きいんせいどう)」では、明治以降の日本近代美術から現代美術までの彫刻・立体の系譜にフォーカス。近代・現代彫刻に大きな影響を与えた明治期の彫刻家・平櫛田中から、世界で活躍する彫刻家・名和晃平に至るまで、幅広く日本の彫刻・立体美術の系譜をたどっていく。【詳細】神宮の杜芸術祝祭開催期間:2020年3月20日(金)~2021年3月31日(火)場所:明治神宮住所:東京都渋谷区代々木神園町1−1■神宮の杜 野外彫刻展「天空海闊(てんくうかいかつ)」会期:2020年3月20日(金・祝)〜2020年12月13日(日) ※会期中無休時間:明治神宮の開門・閉門時間に準じる会場:明治神宮 内苑各所入場:無料出展作家:國安孝昌、名和晃平、船井美佐、松山智一、三沢厚彦■百年の杜のアート「紫幹翠葉(しかんすいよう)」会期:2020年6月12日(金)〜9月30日(水)会場:明治神宮ミュージアム■彫刻の系譜―平櫛田中から名和晃平まで「気韻生動(きいんせいどう)」会期:2020年7月15日(水)〜10月11日(日)会場:宝物殿
2020年03月06日『奇蹟の芸術都市 バルセロナ展』が東京ステーションギャラリーにて開幕。4月5日(日)まで開催されている。スペイン、カタルーニャ自治州の州都バルセロナ。芸術、食、スポーツ、世界遺産サグラダ・ファミリアなど、さまざまな点で世界中の人々を惹きつけている、スペインで最も人気のある観光都市だ。同展は、そんな都市の魅力を探るべく、都市の近代化が進んだ1850年代から、万博開催を経てスペイン内戦に至るまでの約80年間にカタルーニャに花開いた芸術文化を辿る。アントニ・ガウディをはじめとする建築家や、ここで若き日々を過ごしたピカソ、同じくここを足掛かりに世界的に活躍したミロやダリ、そして、カフェ「四匹の猫」を文化発信の場としたラモン・カザスやサンティアゴ・ルシニョルなど、多くの芸術家による絵画、ドローイング、彫刻、家具、宝飾品など約130点が紹介される。会場は全6章で構成。第1章「都市の拡張とバルセロナ万博」では、1859年から始まった都市の拡張計画と、1859年に開催された万博の様子が紹介され、急激な近代化が都市や人々もたらした変化が見て取れる。東京ステーションギャラリー( )
2020年02月13日ダンサーで振付家の勅使川原三郎が今年の4月より愛知県芸術劇場の芸術監督に就任することになり、1月30日に都内で記者会見が行われた。就任に際し勅使川原は「責任の明確化」と「継続性」の重要性を説き「自分が退任後も存在する価値のあるプロジェクトを始めることができれば」と意気込みを口にした。【チケット情報はこちら】同劇場が芸術監督を設置するのは今回が初めてのこと。任期は2024年3月までの4年間となる。今回の芸術監督就任を「誇りに感じている」と語る勅使川原。2年ほど前に就任の打診があったそうで、当初は「戸惑いがありました」と明かしたが、それまでも自身の創作だけでなく、教育的なプロジェクトや企画の立案などに携わってきた経験もあり「創作者、アーティストとしての立場ではないところに身を置いて、自分に何ができるのか? どんな考えを持つことができるのか? ということに興味を抱き、面白い機会になりうるかもしれない」と考え、引き受けることを決意したと説明した。勅使川原は「“劇場“の主役は実はスタッフであり、優秀なスタッフがいるところには、必ずいい結果が生まれる」と持論を述べ、これまでに何度か公演を行なってきた同劇場の印象について「東京の劇場でも二の足を踏むような激しい作品をやらせてもらいました。様々な発想を引き受ける精神を持っている劇場であり、スタッフの熱気を感じました」と語る。自身が芸術監督に就任しても「責任の所在をはっきりさせた上で」これまでと同様にプロデューサー陣、スタッフを尊重していくと明言。「自分の趣味、自分の色に染めるためにこの仕事を引き受けたわけではなく、プロデューサー陣のこれまでの仕事を継続的に発展させるのが私の役割」と語る。今後の具体的なプロジェクトについては「劇場は“使いこなす”ということが大事」と語り、地元・愛知県内のバレエ団による合同プロジェクトを形にしたいと意欲を燃やす。一方、自身の海外での知名度を活かし「既にヨーロッパの複数のアーティストとも話し合いを進めています」と海外アーティストとの企画が進行中であることも明かした。なお、芸術監督就任記念プレ事業として、勅使川原とダンサーの佐東利穂子、バイオリニストの庄司紗矢香のコラボレーションによるダンス・コンサート『三つ折りの夜』が同劇場コンサートホールにて3月12日(木)に上演される。
2020年02月05日毎年秋に池袋周辺で開催されること4年目、今年は「出会う。変わる。世界。」をテーマに国内外の多彩な舞台芸術作品を上演中の東京芸術祭。本日10月29日より東京芸術劇場で開催される、東京芸術祭ワールドコンペティション2019は、そんな今年のテーマを象徴する新たな取り組みだ。芸術祭総合ディレクターの宮城聰とコンペティションディレクターの横山義志曰く、「“優れた作品”って、どういうことなのか」を「観客のみなさんと一緒に考え」、「舞台芸術を評価する“尺度”を新たに生み出して」いく試みとのこと。次代を担う世界の表現者たちの作品を、審査員長のジュリエット・ビノシュ、副審査員長の夏木マリをはじめとする審査員が公開で審査する。対象となるのは、中国の戴陳連による影絵芝居『紫気東来ービッグ・ナッシング』、オーストラリアのシドニー・チェンバー・オペラによる言葉のないオペラ『ハウリング・ガールズ』、スペインのエル・コンデ・デ・トリフィエルによる演劇『可能性は風景の前で姿を消す』、ブルキナファソのシャルル・ノムウェンデ・ティアンドルベオゴによるフィジカル・シアター『たびたび罪を犯しました』、チリのボノボによる演劇『汝、愛せよ』、そして日本のdracomによる演劇『ソコナイ図』の6作品。各公演は有料だが、それぞれの推薦人によるプレゼンテーション及びトーク、そして審査会と授賞式には無料かつ予約なしで入場できる。新たな“尺度”が生まれる瞬間に立ち会ってみるのも一興だ。文:町田麻子
2019年10月29日展覧会「奇蹟の芸術都市バルセロナ展 ーガウディからピカソ、ミロ、ダリまでー」が、2019年9月14日(土)から11月4日(月)までの期間、札幌芸術の森美術館にて開催される。古代に遡る豊かな歴史と、19世紀に産業革命を経験したことによる経済的・文化的な先進性をあわせ持つスペイン、カタルーニャ自治州の州都バルセロナ。芸術、グルメ、スポーツなど、今もなお、あらゆる面で人々を魅了する世界有数の国際都市だ。「奇蹟の芸術都市バルセロナ展」では、そんなバルセロナという都市の近代化が進んだ19世紀後半、イルダフォンス・サルダーの都市計画から、1888年のバルセロナ万国博覧会開催、1936年から1939年にかけてのスペイン内戦に至るまでの約80年間にフォーカスを当てる。会場では、現在のバルセロナの景観を形作った建築家アントニ・ガウディをはじめ、パブロ・ピカソ、ジュアン・ミロ、サルバドール・ダリらによる絵画、彫刻、家具、宝飾品、図面、映像資料、写真などの作品約150点を展示。当時のカタルーニャに花開いた芸術の精華を紹介していく。また、チケットでは、2020年冬に札幌芸術の森美術館で開催される、アルフォンス・ミュシャの展覧会「みんなのミュシャ」とのセット券も用意。是非この貴重な機会に、世界的な芸術家たちの作品をまとめて楽しんでみてはいかがだろうか。【詳細】奇蹟の芸術都市バルセロナ展 ーガウディからピカソ、ミロ、ダリまでー会期:2019年9月14日(土)~11月4日(月)開館時間:9:45~17:00(最終入館16:30)会場:札幌芸術の森美術館住所:北海道札幌市南区芸術の森2-75<観覧料>・当日券一般 1,300円/高校・大学生 800円/小・中学生 500円・前売り券一般 1,200円/高校・大学生 700円/小・中学生 400円・図録付きチケット 4,440円販売期間:6月15日(土)10:00~8月20日(火)23:59販売場所:※ローソンチケットのみ(Lコード:92484)・「奇蹟の芸術都市バルセロナ展」×「みんなのミュシャ」セット券 2,200円販売期間:6月15日(土)10:00~9月13日(金)23:59販売場所:ローソンチケットのみ(Lコード:11514)※価格は全て税込み。※小学生未満無料。※前売り券はローソンチケット(Lコード:11514)、チケットぴあ(Pコード:769-797)、セブンチケット、道新プレイガイド、札幌市民交流プラザチケットセンター、教文プレイガイド、札幌芸術の森美術館で購入可能。※図録は9月1日(日)以降、ローソン購入店店頭にて受け取り可能。【問い合わせ先】札幌芸術の森美術館TEL:011-591-0090
2019年06月20日演出家・劇作家・俳優の長塚圭史が4月1日よりKAAT神奈川芸術劇場の芸術参与に就任する。その記者懇談会が開かれ、同劇場の芸術監督・白井晃と共に取材に応じた。今回の就任について白井は「神奈川芸術文化財団には今まで“芸術参与”という役職はなかったのですが、この度、制度を整備していただきました」と説明し、その理由を「ひとつは、私の芸術監督の任期が2020年度までになっているので、それまで芸術面で私の仕事のサポートをしていただくことが目的です。もうひとつは、2021年度からの新監督就任を見据えての準備期間です」と話した。長塚は「(これから着手する)2021年度からのプログラムを一緒に作っていくという大きな狙いもあるのですが、それと同時に劇場にとってのインフラを整えていく力になれたらと考えています」と意気込む。それに向けてまずやるべきは「散歩かな」と笑い、「この街がどういう場所なのかよくよく見つめる時間が持てたらと改めて思っています。そしてこの場所にちなんだことを、長期的な展望の中でつくりたい」を語った。白井は長塚を「数少ないよく話す演劇人。私にとってよきパートナーでもありますし、相談相手でもあります」と話し、この抜擢の理由を「1番大きいのは、彼が僕より18歳も若いことです。私が経験してきた演劇的な経験と、長塚さん世代が経験されてきたことは違う。演劇観というものが徐々に変化していることを肌で感じており、そういう意味で長塚さんの若い視点が必要になると思いました。僕はこの劇場に“事件を起こしていきたい”と思ってやってきましたが、その事件を起こすためには馬力が必要です。今までが芸術監督ひとりでの1輪駆動だったとするならば、2輪駆動にして2年間走って、その状態で長塚さんに(芸術監督を)お渡ししたいという思いがあります」と述べた。自身が演劇で積んできた経験がこの新しい任務にどう活かされるかの問いに長塚は「僕は、習慣的になって慣れ親しんで忘れてしまうことに対していつも危機感を抱いていて、“このままじゃダメだ”と思ったら、それは時に乱暴なやり方でも、つくっては壊し、壊してはつくって、どうにかやってきました。そういう思い切りの良さを携えながら、まずは参与をまっとうし、その先に繋げていきたいと思います」と答えた。長塚はこれから2年間、芸術参与の任務を遂行する。また、同劇場で12月に上演される「常陸坊海尊」の演出を手掛ける。取材・文:中川 實穗
2019年03月27日「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2019」が、2019年10月5日(土)から27日(日)まで、ロームシアター京都などで開催される。国内外の気鋭アーティストが参加「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭」は京都市内の劇場を中心に、国内外の先鋭的な舞台芸術を紹介する芸術祭。第10回目を迎える2019年は「世界の響き〜エコロジカルな時代へ」をテーマに、日本をはじめ、欧米以外の国・地域から先駆的な活動を行うおよそ10組のアーティストを招いた公式プログラムを展開する。ウィリアム・ケントリッジによるシューベルト『冬の旅』南アフリカからは、ドローイング・映像・オペラの舞台監督・美術家であるウィリアム・ケントリッジが選出された。植民地政策やアパルトヘイトなど母国である南アフリカの社会政治的状況を視覚的に表現した作風や、コマ撮りアニメーションで注目を集めているアーティストだ。今回は、世界的に有名なバリトン歌手のマティアス・ゲルネ、ピアニストのマルクス・ヒンターホイザーを迎え、シューベルトの『冬の旅』を上演する。神里雄大による外来魚から着想した舞台日本からは、岡崎藝術座を立ち上げた作家・舞台演出家の神里雄大が参加。政治や社会情勢への態度を積極的に作品に反映させながら、わかりあえない他者との共時性をテーマとした作品を発表しており、海外公演も多数行っている。今回はある釣り人の話を出発点に、外来魚のリリースが禁止されている琵琶湖で「外来魚回収ボックス」について調査した作品「ニオノウミにて」(仮)を上演。生態系を守ることと、「人間が持ち込んだ」生き物の命が天秤にかけられているという点に着目し、ナショナリズムと移民の問題について考察する。ブシュラ・ウィーズゲンによるダンスパフォーマンス16歳から独学でダンスを学び、映画、文学、音楽などを題材に実験的な作品を発表し続けているモロッコ出身のダンサー・振付家、ブシュラ・ウィーズゲンによる作品も注目。数々の国際フェスティバルで上演されている『Corbeaux(鴉)』を、7月に京都で開催するオーディションで選ばれたダンサーとモロッコのダンサーで再制作し、京都市内の屋外を舞台に披露する。また公式プログラムの他にも、オープンエントリー制のプログラムや、作品と連動したシンポジウム、ワークショップを実施。観劇後に観客が集うミーティングポイントなども設置される。【詳細】KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2019開催期間:2019年10月5日(土)~27日(日)会場:ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、京都府立府民ホール “アルティ”、Theatre E9 Kyotoほか公式プログラム参加アーティスト:ウィリアム・ケントリッジ[南アフリカ]、神里雄大/岡崎藝術座[日本]、チェルフィッチュ×金氏徹平[日本]、ブシュラ・ウィーズゲン[モロッコ]ほか※プログラム全容の発表は7月11日(木)に発表予定。
2019年02月08日〜美しい女性は総合芸術→だから品が漂う!〜この世は楽しいことばかりのユートピア・桃源郷ではありません。仕事もプライベートも全て順調・平和で幸せだけの人生を願うのは自由ですが、そうはいきません。正負の法則がこの世の法則なのですから。大きく得れば大きく失うもの。逆に小さな“正”しか得られなければ、“負”もまた小さくて済みます。ですから「人生、何事もほどほどでけっこう。無病息災が一番」と思えるようになったら、焦らず落ち込まず人を羨ましがることもなく、精神衛生上は大変のんびりと良い状態で気持ちよく人生を送れます。結局、「まあまあ、これでいいや」と自分で満たされなければ、いつまでも「もっと、もっと」と大欲をかき、結果は正負の法則通りに大損をして落ちていくだけです。幸せ・不幸せとは、その人の心次第、心象風景が現れるもの。身心が満たされて、美しくなければ、何をどれだけ巨満の富を持っても空しく不幸なのです。これからの人生に是非お役立てください。
2017年08月24日光で遊べるのが魅力! 超体感型ミュージアム大阪・天保山で開催される「魔法の美術館」は、子どもはもちろん大人までも直観的に楽しめ、日本を代表する気鋭のアーティストたちが創り出したものばかりです。未来のアート作品として表現しており、アートがわからない、アートが苦手と感じている方でも大丈夫です。まずは自身が作品の中で体感する事、それが1番楽しめる方法になります。光・影・映像・音の演出には驚きと笑顔が溢れる特に関西初登場の作品には注目が集まります。ピカソになったような気分になれる「.hito」。この作品は、椅子に腰かけた瞬間に自分がキュビズム的な姿に変身します。「ensemblesilhouette」は、新しい合奏がテーマ。流れる五線譜、そこへ星のシルエットを置くと様々なメロディーが流れます。「TRANSFORM」は親子で楽しむのにおすすめです。部屋がそれぞれ1人では完結できないようになっているのがポイント。物語性が大切にされていて、次の人が楽しむのを助けなければスタート出来ない仕組みになっています。どの作品も新しい発見があり、興味深いものばかりです。ゲーム感覚で遊びながら楽しめるのが魅力!前回大人気だった作品「SplashDisplay」が登場。作品の中には、白くて小さなビーズが敷き詰められています。その中で動いている的に向かって玉を投げ、的中すると光の粒が爆発したように見える瞬間が驚きです!この作品を綺麗に撮影するポイントは、まず露出補正はマイナスに設定。人と一緒に撮る場合は、顔を近づけて貰います。是非挑戦してみてください。その一瞬を楽しんで! 同じ絵は二度と見られない「七色小道」も前回大好評の作品です。一見ただの通路のように見えますが、人がその上を歩く事によって色んな仕掛けが動き出します。人の周りから様々な色や光が溢れ出し、他の人が動き出す色と混ざり合っていくのが人気の理由。魔法のような世界観を意識して作られたこの作品は、上から下に向けて撮影するのがポイントです。数々のアーティストが創った作品は全て撮影可能!全ての作品が撮影可能なので、SNSにもどんどん投稿できます。その瞬間を楽しみつつ、後で撮影した写真や映像を見た時には更に驚きが倍増するでしょう。ほとんどの作品は、参加型。人の動きに合わせて、様々な色の光・影のモチーフ・映像・音楽が変化していく様子をお楽しみください。まるで作品と会話しているかの様な感覚が味わえます。「魔法の美術館」を開催している、大阪文化館・天保山。地下鉄中央線の大阪港駅で下車し1番・2番出口から徒歩5分のところにあります。目印は海遊館で、ちょうど隣に位置しますのでわかりやすいです。この夏の思い出作りに、ぜひおでかけしてみてはいかがでしょうか?イベント情報イベント名:魔法の美術館見て、ふれて、遊べる体感型アート催行期間:2017年07月15日 〜 2017年09月03日住所:大阪府大阪市港区海岸通1-5-10大阪文化館・天保山電話番号:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2017年08月10日モダンな新感覚ギャラリーホテル「ニブンノ」東麻布の住宅街の中に現れた、コンクリート造りのモダンな建物。こちらが新感覚ギャラリーホテル「ニブンノ」です。日本と台湾のアートの架け橋となる拠点として4年間限定で誕生した空間になります。宿泊施設(2部屋)はもちろん、ラウンジ、デザインオフィス、さらにアーティストの作品が展示・販売されているショップを兼ね備えた施設です。「アートをもっと親しみやすく」というコンセプトで生まれた本施設。非日常だった美術作品とのふれあいが日常へと変化する、不思議な体験をぜひ!不思議な空間の秘密は“1/2”に中に足を踏み入れれば下半分は真っ白に統一されており、上半分はコンクリート打ち出しの不思議な空間が広がります。その内装の理由は「ニブンノ」という施設名に隠されていました。もともと自動車部品倉庫だった本施設。リノベーションを行い現在の姿になりましたが、4年後には取り壊されてしまうことが決まっているのだとか。本来の倉庫を1とし、取り壊された状態を0と表すのならば、現在の姿は1/2だというデザインコンセプトのもと、時間の経過さえも視覚化してしまうアートな建築物なのです。アート作品の中で過ごす特別な生活2〜3階部分が宿泊スペースとなる本施設。主に2階が日本人アーティスト、3階が台湾人アーティストの作品が展示されている空間に泊まることができてしまいます。1階のショップの作品はもちろん、部屋に展示されてある作品も購入が可能です。朝・昼・夜…刻々と時間が移り変わる中で、作品も見せる顔をどんどん変えていきます。日常に溶け込んできたアート作品を家にお持ち帰りしてみてはいかが?取材・文/おゝしろ実結スポット情報スポット名:NIBUNNO住所:東京都港区東麻布1-8-2電話番号:03-6823-2496
2017年06月22日24年ぶりの来日!人生で1度は見ておきたいブリューゲルの傑作およそ人間の技とは思えない超絶技巧の描き込みと、果てしなく壮大な塔の構成。そんなミクロとマクロの想像力がふんだんに駆使されたピーテル・ブリューゲル1世の傑作<バベルの塔>が、24年ぶりに来日しました。東京会場となる上野・東京都美術館では2017年7月2日(日)まで開催中です。本展では<バベルの塔>をはじめ、今回初来日となるネーデルラントが誇る奇想の画家ボスといった、ネーデルラント美術が生み出した作品がずらりと登場。また関西にお住まいの方にも朗報です。2017年7月18日(火)〜10月15日(日)までは大阪の国立国際美術館にて同展が巡回予定です。日本各地を席巻する「バベルの塔」展、ぜひ傑作を肉眼でご覧ください!何時間でも見続けられる、「バベルの塔」壮大な世界昔、人々は同じ言葉を使っていた――旧約聖書の中にある有名な逸話「バベルの塔」。この物語は多くの画家によって描かれてきましたが、一番有名な絵画がピーテル・ブリューゲル1世の<バベルの塔>です。巨大な塔を画面一杯に配置したダイナミックな構図に、およそ1400人にも及ぶ米粒サイズの人間が実に細かく描かれています。その圧倒的な想像力と技法に、おもわず物語の中に吸い込まれてしまいます。他にも東京藝術大学COI拠点とコラボレーションした、最新技術を駆使した<バベルの塔>の巨大複製画や、漫画家・大友克洋氏によるバベルの塔の内部構造を大胆に新解釈した<INSIDE BABEL>など、現代美術と傑作が交差する21世紀にふさわしい「バベルの塔」展。お見逃しなく!幻の奇想画家ボスも堂々来日!なんと現存する油彩画数、わずか約25点のヒエロニムス・ボスの傑作2 点も初来日。ネーデルラントの写実的な描写を駆使しながらも、実在しない空想の奇抜な世界を描き出したボスは、当時のヨーロッパで旋風を巻き起こし、現在でもその人気は衰えることありません。一度目にすれば、謎めいたモチーフがちりばめられている奥深いボスの世界に引き込まれてしまうことうけあいです。そんなボスを模倣した後世の作家の作品もずらりと登場。また<バベルの塔>を描いたピーテル・ブリューゲル1世もボスのモチーフを使って版画作品の下絵を描いています。それぞれの作品に登場する、珍妙で不気味だけれどどこか可愛いモンスターたちも盛りだくさん。気になる子を見つけてみてください。取材・文/おゝしろ実結イベント情報イベント名:ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展16世紀ネーデルラントの至宝―ボスを超えて―催行期間:2017年04月18日 〜 2017年07月02日住所:東京都台東区上野公園8-36電話番号:03-5777-8600
2017年06月20日2017年6月4日(日)から7月30日(日) の57日間開催される「北アルプス国際芸術祭 JAPAN ALPS ART FESTIVAL 2017」。芸術・自然・食が集う長野県大町市を舞台に行われる北アルプス国際芸術祭へ、ぜひ足を運んでみてください。「北アルプス国際芸術祭 JAPAN ALPS ART FESTIVAL 2017」とは?北アルプス国際芸術祭 JAPAN ALPS ART FESTIVAL 2017は、北アルプス山麓の地域資源を世界へ発信することを目的とした食とアートのイベントです。舞台は3,000m級の山々が連なる北アルプス山脈の麓、長野県大町市。古くから塩の道千国街道の宿場町として栄え、豊かな水と澄んだ空気、青々とした自然が息づく四季折々の景観に恵まれた場所です。現在大町市は人口約28,000人。北アルプス登山の拠点や立山黒部アルペンルートの玄関口として多くの観光客で賑わいますが、近年日本創成会議が発表した消滅可能性都市に上がるほど過疎高齢化が進む町です。今回そんな大町市を盛り上げようと開催されるのが、北アルプス国際芸術祭。土地固有の生活文化を表現する「食」と地域の魅力を再発見する「アート」の力によって大町市の魅力を世界に発信し、地域再生のきっかけになることを目標にしています。●展示場所は大町の歴史や豊かな自然が溢れる場所。北アルプス国際芸術祭の面白いポイントはその展示場所。普段アート作品が見られる場所は美術館や落ち着いた雰囲気のギャラリーなどが多いと思いますが、北アルプス国際芸術祭では大町の歴史が色濃く残る場所や自然が体感できる場所となっています。ここでは、展示場所であるアートサイトをご紹介していきましょう。●源流エリア北アルプスの雪解け水が流れる鹿島川沿いを中心に作品が展示されている源流エリア。信濃大町の自然環境を肌で感じることができる最も特徴的な場所です。源流エリアで見られる主な作品は、川俣正さんの「源汲•林間テラス」、大平由香理さんの「山の唄」、平田五郎さんの「水面の風景―水の中の光~山間のモノリス」などがあります。●仁科三湖エリア大町市の北の玄関口である仁科三湖。北から長野県有数の深度と透明度を誇る「青木湖」、四季折々の景観を写す「中網湖」、そして今回多くのアート作品が展示される「木崎湖」の3つの湖からなるエリアです。仁科三湖エリアで見られる主な作品は、五十嵐靖晃さんの「雲結い(くもゆい)」、杉原信幸さんの「アルプスの湖舟」、アルフレド&イザベル・アキリザンさんの「ウォーターフィールド(存在と不在)」などがあります。●市街地エリアかつて塩の道千国街道の宿場町として栄えた大町市街地にある、市街地エリア。古い水路や趣深い町屋造りの家々などが今でも多く残っており、大町の歴史を感じることができるエリアです。市街地エリアで見られる主な作品は、湊茉莉さんの「みすずかるしなの」、原倫太郎・原游さんの「たゆたゆの家」、ジミー・リャオさんの「私は大町でー冊の本に出逢った」などがあります。●東山エリア絶景が見られる鷹狩山を含む東山エリア。大町市と北アルプスを同時に眺めることができる鷹狩山は、アートサイトの中でも最も眺望が良い場所です。東山エリアで見られる主な作品は、リー・クーチェさんの「風のはじまり」、フェリーチェ・ヴァリーニさんの「集落のための楕円」、ニコライ・ポリスキーさんの「Bamboo Waves」などがあります。●ダムエリアダムの多い大町市の特徴を取り入れたダムエリア。大町市はアジア最大級の土木建築物・黒部ダムの玄関口であるほか、大町ダム・七倉ダム・高瀬ダムといった近代土木建造物を有する場所です。ダムエリアで見られる主な作品は、パトリック・トゥットフオコさんの「龍(たつ)」、おおたか静流 with 藤本隆行さんの「光影」などがあります。●国内外のアーティストが大集結!北アルプス国際芸術祭 JAPAN ALPS ART FESTIVAL 2017では、日本国内外で活躍するアーティストの作品を見ることができます。ここでは、一部のアーティストをご紹介していきましょう!●ニキータ・アレクセーエフモスクワ出身の芸術家です。1960年から80年代にかけてソ連非公認芸術家として活動。代表作には信州の伝承「帚木(ははきぎ)」に基づいた連作ドローイングがあります。●青島左門大町市在住の芸術家です。表現手段は彫刻、絵画、コンセプチュアル・アート、舞台美術、絵本など様々。今回はLEDで生花を照らし、光の色を有機的に変容させる作品が展開されます。●アートプロジェクト気流部2008年から活動を開始した空間アートプロジェクトです。空気や風をモチーフとした作品が特徴的。今回は信濃大町のくぼんだ空間を「空のヘソ」に見立て、空や空気を感じさせる作品が展示されます。●地元の魅力が詰め込まれたグルメにも注目!北アルプス国際芸術祭 JAPAN ALPS ART FESTIVAL 2017では、大町市内に店を構える飲食店13軒が、地元の特性を生かしたグルメでおもてなしをしてくれます。アートを楽しみながら街を散策し、絶品料理も味わってみてください。一部をご紹介します。●北アルプス山やまランチ源流エリアの森林に囲まれた爽やかなロッヂ「マルハン爺ヶ岳ロッヂ」でいただける豪華ランチ。メインのカレーライスは、山の形をイメージしたライスに新緑を思わせるグリーンカレーがかかっています。季節の野菜も彩りよく添えられ、食べごたえたっぷりなのにヘルシー。コーヒー付きで1,200円です。●信濃大町盆大正2年から続く老舗お蕎麦屋さん「こばやし」では、もり蕎麦・蕎麦粥・手作りえご・蕎麦茶プリンなどがセットになった蕎麦づくしの食事が楽しめます。大町ならではの郷土食がふんだんに取り入れられたお盆です。●里山タケづくし優しい味わいでほっこり落ち着く里山ごはんが楽しめる、いろり屋やさか。地元産の筍を使った炊き込みご飯やすいとん、風情ある竹の器が魅力的なお惣菜盛り合わせなどが味わえます。近隣には竹を使ったアート作品もあるので、ぜひそちらにも足を運んでみてください。●タカラ昔ながらの蕎麦ざるに、さまざまな角度からそばの美味しさが味わえる遊び心たっぷりの前菜を盛り付け。メインは自慢の信州そばです。前菜からデザートまで、信州の味覚「そば」を味わい尽くせるメニューです・●小祭りドルチェ塩の道ちょうじやでは和と洋の美味しいスイーツが楽しめます。内容は、程よい塩加減がキャラメルの甘さを引き立てるロール大福、大町で古くから親しまれてきたエゴとりんごがコラボしたエゴりんごゼリー、地元産のベリーがたっぷり詰まったフルーツもなかといったスイーツセットです。■イベント詳細名称:北アルプス国際芸術祭 JAPAN ALPS ART FESTIVAL 2017開催場所:長野県大町市開催日程:2017年6月4日(日)~7月30日(日) 57日間開催料金:【前売り】一般2,000円、高校生1,000円、小・中学生300円。開催期間中はプラス500円。取り扱い場所などの詳細は公式サイトをご覧ください。アクセス:「長野駅」から特急バス「雷鳥ライナー」乗車後、「信濃大町駅」で下車。所要時間1時間。長野自動車道「安雲野IC」から車で約30分。公式サイト:
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