映画『ディア・ファミリー』(6月14日公開)の家族決起会見が24日に都内で行われ、大泉洋、菅野美穂、福本莉子、川栄李奈、新井美羽、月川翔監督が登場した。同作は実話をもとにした実写映画。小さな町工場を経営する宣政(大泉洋)は、生まれつき心臓病疾患を持つ幼い娘・佳美が「余命10年」という宣告を受け、人工心臓を作ろうと立ち上がる。その後、世界で17万人もの命を救うことになるIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルを誕生させた秘話を月川翔監督が映画化する。○■映画『ディア・ファミリー』で夫婦役の大泉洋&菅野美穂が互いの印象を語る夫婦役となりがっつり共演するのは初だという大泉について、菅野は「いろんな顔をお持ちで、番組も持ってらっしゃいますし、舞台もされますし、歌い手としても紅白に出場されたり。それぞれの道で『そこまで行けたら』というのを、全部『そこまで行ってる』人じゃないですか。親しみのある明るい印象だけど神経質な面があるんじゃないかなと思ってたんです。でもお会いしてみたら割と思った通りで」と明かし、大泉も「見たまんまなんです」と頷く。さらに菅野は「抜けの感じ、あの飄々とした佇まいって、演じられない。大泉さんにしか出せないニュアンスだし、宣政さんを演じられたから親しみがわくというか、お客さんによりご自分に近いお話として届けられるのが持ち味なのかなと思ったりしました」と称えた。逆に大泉は菅野に対し「明るい方だろうなとは思っていたんですけど、私の予想を突き抜けて明るかったですね。菅野さんが現場に入られると控室の笑い声でわかる。『やってきたな』とわかったのは、柳沢慎吾さん以来ですかね」と説明し、キャストも爆笑。大泉は「『来た来た、来たぞ!』というのがわかる。柳沢さんもわかるんですよね。ずっと喋りながらやってくるから。『近づいたぞ!』と。山賊たちの晩餐みたいな笑い声が聞こえてくるんです。『親方、うまくいきましたね今日も! ヒャッハッハ!』みたいな」と表し、川栄も「朝、メイク室ですぐわかる」と同意。大泉は「パワースポットみたいな人でした」とまとめていた。
2024年04月24日3月上旬に体調不良で入院していることが報じられた女優・真木よう子(41)。実は今春から始まるNHKドラマを急きょ降板していたことが本誌の取材により判明した。真木が出演を取りやめたのは4月30日から放送開始のドラマ10『燕は戻ってこない』(NHK総合ほか)。人気作家・桐野夏生の同名小説を原作に、女性の貧困や代理母出産という深刻なテーマを描く社会派ドラマだ。主演は石橋凌(67)と原田美枝子(65)夫妻の次女・石橋静河(29)が務め、稲垣吾郎(50)、内田有紀(48)、黒木瞳(63)らも出演する。ドラマ制作関係者はこう語る。「撮影は2月ごろから始まり、北海道などでロケをしてきました。しかし体調不良報道後の3月中旬に真木さんサイドから降板の申し出があったそうです。真木さんはドラマの終盤にかけて登場する予定だったこともあり、まだ出演も公表されていませんでした。ご本人の意気込みは強かったそうですから、体調不良とはいえ、降板は忸怩たる思いがあったでしょう。幸いドラマ全体の撮影スケジュールには大きな影響はなかったと聞いています」別の芸能関係者が真木の現況を語る。「真木さんはすでに退院しています。いまは女優業復帰に向けて体調を整えているところだそうです」これまで数多くの映画賞を獲得してきた演技派女優のカムバックが待たれる。
2024年04月06日真木よう子(41)を真似た“不適切動画”が非公開となったハリウッドザコシショウ(50)。だがネットスラングで言われる「消すと増えます」のように、皮肉にもバズり続けてしまっているようで……。遡ること2月18日放送の『だれかtoなかい』(フジテレビ系)に出演した真木。番組放送中にInstagramでライブ配信を行ったが、不安定な言動にファンから心配の声が上がっていた。「番組について視聴者から“Xでトレンドになっている”とのメッセージが届くと、突如として真木さんは『見るなよ!』と半泣きで絶叫。手に持っていた警視庁のマスコット『ピーポー君』を叩きつけながら、『見てほしいものは見てくれなくて、見てほしくないものだけ見る……』と憤っていました。さらに同日には元プラス・マイナスの岩橋良昌さん(45)が、Xで“真木さんにエアガンで撃たれた”と投稿。真木さんは同月22日までに行ったTikTokのライブ配信で『やってねぇってんだよ』と全否定しましたが、双方の言い分は真っ向から対立することに。これらライブ配信の内容はそれぞれ異なりますが、ほぼ同じタイミングだったためSNSでは真木さんの話題に関心が高まっていました」(WEBメディア記者)SNSがザワつくなか2月25日深夜に、「誇張しすぎた真木よう子」と題するネタ動画を自らのYouTubeチャンネルに投稿したザコシ。しかしこの“イジり”が、さらに真木を追い詰めてしまったようだ。「ザコシさんがネタにしたのは、真木さんが『見るなよ!』と興奮していたインスタライブの方でした。あっという間に再生回数が伸び、SNSでも大バズり。ザコシさんは“誇張しすぎた”シリーズで、福山雅治さん(55)など数々の著名人をモノマネしてきました。これまでそのことによって大きなトラブルに発展することはなかったのですが、今回は異なりました。真木さんは3月7日深夜に、病院で治療していることをInstagramで告白。さらにザコシさんのモノマネ動画が原因で、《吐くほどの拒食症になり》と綴っていたのです。翌日に更新された投稿では、真木さんのパートナーと思われる人物が《真木よう子をこうしたのは、ザコシと岩橋》と記載。真木さんが病院のベッドに横たわる写真が添えられていました。ただ、どちらの投稿もすぐに削除され、真木さんを心配する声が広がっています」(前出・WEBメディア記者)ザコシの動画が視聴できなくなったのは、この直後だった。ザコシが所属するソニー・ミュージックアーティスツは3月8日、公式サイトでザコシの当該動画を“不適切な表現”があったとして非公開にしたと報告。真木の名前は出していなかったが、《不愉快な思いをされた皆さまには、心よりお詫び申し上げます》と謝罪した。この対応によって、一件落着のようにも思えたが……。「ザコシさんは違法アップロードされたコンテンツにも、YouTube側に著作権侵害の申し立てを行って削除しているようです。ですが動画の非公開をきっかけに、かえってSNSで話題が盛り上がってしまっているのです。現在も切り抜き動画が拡散していますし、ザコシさんが動画内で発していた『ティンコンカン』のワードを使うユーザーも続出。いっぽう真木さんの状況は、明らかになっていません。SNSでの盛り上がりを目にしてしまえば、またショックを受けてしまうかもしれません」(前出・WEBメディア記者)ザコシの“不適切モノマネ”騒動は、思わぬかたちで余波が広がってしまったようだ。
2024年03月15日吉本興業とのマネジメント契約を解除された元「プラス・マイナス」の岩橋良昌(45)によって「エアガン告発」を受けた真木よう子(41)。Instagramに投稿していたある写真を削除したことが話題になっている。注目されているのは、15年9月16日の投稿。お笑い芸人・宮川大輔(51)とのツーショットに《取り敢えず。宮川さんで、カズニョロポーズ》と文章を添えたものだ。「“カズニョロ”は小籔千豊さん(50)の愛称。この投稿では、小籔さんが写真を撮る際によく使っていたポーズを真木さんと宮川さんが真似ていましたが、その投稿が削除されていたのです」(スポーツ紙記者)真木と宮川といえば、岩橋による“エアガン告発”における重要人物だ。「岩橋さんは2月18日、同日報道の『だれかtoなかい』(フジテレビ系)の出演者に対し《あ、俺をエアガンで撃った人だ》とXに投稿したのです。その後、発砲したのは真木さんであると告発。20日には岩橋さんは《宮川大輔さんに呼ばれて都内のマンションに行ったの。場所は覚えてない》とXに投稿し、宮川さんがその場所に居合わせたことを明かしていました」(前出・スポーツ紙記者)真木はこうした岩橋の“告発”を受け、TikTokのライブ配信で「エアガンやってねぇってんだよ」「すごいね、エアガンのこと信じてる人いるんだ」と猛反論。23日にもInstagramで《私は撮影以外でエアガンを見たこともないし、あの芸人さんも会った事ありません。重度の精神疾患の方だという事は把握してます》と綴っていた。「両者の主張は食い違っており、居合わせたとされる宮川さんに証言を求める声が続出しています。真木さんと宮川さんのツーショットがいつ削除されたのははっきりしていませんが、渦中の2人の写真が削除されたことは意味深に映ります」(前出・スポーツ紙記者)2月25日に真木はThreadsで、宮川とのツーショットについてとは明言しなかったものの、《いや、別に本当になんの意味もなくインスタ整理してただけなんで。》とコメントした。告発した岩橋は吉本興業からマネジメント契約を解除され、コンビも解散となった。真実が明らかになる日は来るのだろうかーー。
2024年02月26日互いに反論を繰り返し、泥沼化に突き進む元「プラス・マイナス」岩橋良昌(45)による真木よう子(41)への告発。真相を握るキーマンとして、一人の芸人に注目が集まっている。岩橋は2月18日に、同日放送された『だれかtoなかい』(フジテレビ系)の出演者に対して《あ、俺をエアガンで撃った人だ》とXにポストし、その翌日に発砲したのは真木であること暴露。これについて真木は、22日までに行われたTikTokのライブ配信で、「エアガンやってねぇってんだよ」「すごいね、エアガンのこと信じてる人いるんだ。すごくない?」と疑惑を一蹴した。この否定に対し、岩橋は22日に《俺が初対面のあなたにエアガンで撃たれたって嘘つくメリットどこにあんの?それ頭おかしすぎるやん あなた泥酔してたみたいですけど、酔ってて覚えてませんは通用しませんからね》と反論し真木への憤りをあらわに。一方の真木は、23日未明に、自身のInstagramに寄せられた「打ったのは本当?」という質問に対して《私は撮影以外でエアガンを見たこともないし、あの芸人さんも会った事ありません。重度の精神疾患の方だという事は把握してます》と返信。すると、岩橋もXで《やばっ 笑けるわもう こっちを精神疾患扱いで終わらせんといてくれる?関係ないから あんたや、やばいのはだいぶ呑んでたもんなぁ覚えてないでこれ人にエアガン撃ったん覚えてないのが1番やばい酒は理由にならんビリビリに破られた俺のTシャツ、ベッドで寝てるあんたにかけて皆で帰ったわ》と、現場の詳細を明かして応戦した。食い違う両者の言い分。吉本興業は22日に岩橋について《関係者の名誉を毀損する不適切な投稿行為や配信が認められた》と説明。注意を行ったが改善されなかったとして、岩橋との契約解除に至ったことを報告したが、事件の“真相”については明らかにならなかった。■現場に居合わせた“人気芸人”に証言求める声岩橋とはそもそも会ったこともないと主張する真木。どちらの言っていることが”真実”なのか。ネット上では憶測が飛び交うなかで、ある芸人のコメントを待ち望む声があがっている。岩橋は2月20日に、エアガンで撃たれた際の詳細として《宮川大輔さんに呼ばれて都内のマンションに行ったの。場所は覚えてない》とした上で、部屋には真木を始め数人の芸能人がいたことを明かしている。。そのため、場を主催したとみられる先輩芸人の宮川大輔(51)に証言を求める声がネット上や、宮川のInstagramやXへのコメント欄で相次いでいるのだ。《プラスマイナス岩橋と真木よう子の件は宮川大輔に呼ばれたって言ってるんだから確認すればいいだけの話じゃね?》《宮川大輔は自分が呼んだ事が吉本興業解雇につながっているのに、プラスマイナス岩橋のエアガン事件の事実を言わないのは人としてダメでしょう》《岩橋さんと真木よう子さんの件一体何が本当なのか?ここまでの騒ぎになってるのだから宮川大輔さんコメントしてほしいよね》果たして真実は明らかになるのだろうか。
2024年02月23日お笑いコンビ「プラス・マイナス」岩橋良昌(45)からの“告発”が物議を醸している真木よう子(41)。その“反論”がさらなら波紋を広げている。岩橋は2月18日に、同日放送された『だれかtoなかい』(フジテレビ系)の出演者に対して《あ、俺をエアガンで撃った人だ》とXにポストし、その翌日に発砲したのは真木であること暴露。20日には先輩芸人に呼ばれて行った都内のマンションの一室で、真木から何発もエアガンで撃たれたと告発した。すると真木は22日までに行われたTikTokのライブ配信で、視聴者の質問に答える形で「エアガンやってねぇってんだよ」「すごいね、エアガンのこと信じてる人いるんだ。すごくない?」と疑惑を一蹴。また配信内では「『どこで買うん?』っていう」「エアガンを撃ちそうに見えたんやろなぁ」と苦笑する場面もあった。ところが岩橋は22日、Xで真木の配信内容を紹介する投稿を引用し、《はい皆さーんこれが嘘ついてる人間の顔ですよー》とこれに対しても反論。続けて、《俺が初対面のあなたにエアガンで撃たれたって嘘つくメリットどこにあんの?それ頭おかしすぎるやん あなた泥酔してたみたいですけど、酔ってて覚えてませんは通用しませんからね》と真木への怒りを綴った。これ以外にも今年1月中旬からXで過去に別の人物から受けたというパワハラなど、様々な告発を続けていた岩橋だが、一連の投稿を注意されても繰り返したことを理由に22日夜、所属する吉本興業が契約解消を発表する事態に。そんななか真木は23日未明、自身のInstagramのコメント欄でファンからの質問に回答。「真木さんは絶対打ってないと信じている」という書き込みに対しては、《はい、打ってないので堂々とするんです。^_^》と返信。さらに「あなたが人を傷つけることはないと信じている」というコメントに対して、《そうですね、よほどの喧嘩を売られたり人として許せない時は争いになるかもしれませんが、何にもしてないひとにふざけてでも傷をつける事は絶対しません》と述べた。しかし、「打ったのは本当?」という質問に対してこう返したのだ。《私は撮影以外でエアガンを見たこともないし、あの芸人さんも会った事ありません。重度の精神疾患の方だという事は把握してます》岩橋は過去に強迫性障害を患っていることを告白しているが、真木の「重度の精神疾患の方」という表現に違和感を覚える人もいたようだ。コメント欄には《余計な一言》《会ったこともない他人を「重度の精神疾患の方」と言えることが大問題》《この文脈は差別発言ですね》との声が寄せられることに。さらに岩橋本人の目にも入り、Xにこう綴っている。《やばっ 笑けるわもう こっちを精神疾患扱いで終わらせんといてくれる?関係ないから あんたや、やばいのはだいぶ呑んでたもんなぁ覚えてないでこれ人にエアガン撃ったん覚えてないのが1番やばい酒は理由にならんビリビリに破られた俺のTシャツ、ベッドで寝てるあんたにかけて皆で帰ったわ》その後も岩橋は《そのTシャツはストゥシーの白や!そこまで覚えてるわ!!》《どうも、重度の精神疾患です》とも書いている。吉本から契約解消されてしまった岩橋だが、真木との戦いはまだまだ続きそうだ。
2024年02月23日2月18日放送の『だれかtoなかい』(フジテレビ系)で、“大暴走”が波紋を呼んだ真木よう子(41)。だが以降も、彼女のイメージを覆すような“素顔”に驚きが広がっている。『だれかtoなかい』では、憧れの俳優・新田真剣佑(27)と初対面を果たした真木。対面を控えて「今までいち緊張してます」とソワソワしていたが、新田を好きな理由については「エロいんですよ」とコメント。新田がメインキャストの「ロロノア・ゾロ」役で出演する実写ドラマ『ONE PIECE』(Netflix)を視聴したといい、「そこで私は初めて、41にして初めて、孕ませられると思ったんですよ」と熱弁した。スタジオは爆笑に包まれたものの、MCの二宮和也(40)は「良くない、良くない」と制止。だがその後も真木は、新田の出演シーンを振り返って「(ゾロが)縛られてる。エッロと思って」と興奮を抑え切れない様子。対面直前には中居正広(51)からも、「そういうのは謹んだ方がいいかもしんないよ」と嗜められていた。番組では新田の魅力を熱弁するあまり、放送禁止用語を口に出してしまって自主規制音が流れる場面もあった真木。さらに番組放送中にはSNSでライブ配信を行い、その言動にも注目が集まっていた。「番組について視聴者から“Xでトレンドになっている”とメッセージが届くと、真木さんは恥ずかしかったのか、手に持っていた『ピーポーくん』のぬいぐるみを叩きつけながら『(番組を)見るなよ!』と半泣きで絶叫。『見てほしいものは見てくれなくて、見てほしくないものだけ見る……』と、不満をぶちまけていました」(テレビ誌ライター)そんな“素の姿”は、再び物議を醸すことに……。発端はお笑いコンビ「プラス・マイナス」の岩橋良昌(45)が、真木の出演する『だれかtoなかい』に対して、《あ、俺をエアガンで撃った人だ》とXにした投稿。出演者が4名いたことから憶測が広がっていたが、岩橋は翌19日に“犯人”の実名を明かしたのだった。「岩橋さんはエアガンを発砲した人物に、真木さんの名前を挙げていたのです。場所やそのシチュエーションも打ち明けていましたが、現時点で真偽の程は不明です」(WEBメディア記者)そうしたなか、真木は22日までにTikTokでライブ配信を実施。“エアガン疑惑”について、「やってねぇってんだよ」「エアガンのこと信じてる人いるんだ。すごくない?」とフランクな口調で全否定。さらに「みなさん、慧眼の持ち主って知ってますか?」と問いかけ、「そういう人から見れば、何が本当で何が嘘なのか、すぐにわかります」と主張した。いっぽうで「名誉毀損とかでその人をもっと追い詰めることって、私はしたくないんで。ちゃんとその人が自分の本当の姿に戻れるまで、応援していきたいと思いますね」と、自らの考えも明かしていた。■柴咲コウも初共演で“クールビューティー”と評していたが……真木といえば『ゆれる』(’06年)や主演を務めた『さよなら渓谷』(’13年)、『孤狼の血』(’18年)など数々の映画作品で賞に輝いた実力派女優。最近では玉山鉄二(43)が主演を務めるAmazon Original映画『次元大介』で、敵の元殺し屋を好演。片足と声を失ったキャラクターに扮し、車いす姿で華麗なガンアクションを披露していた。「真木さんは’18年1月の独立騒動から“お騒がせ女優”と呼ばれた時期もありましたが、最近ではそういったイメージはありませんでした。もともとアクションシーンにも定評のある女優で、ドラマでは“警察もの”へのオファーも多いと聞きます。過去に柴咲コウさん(42)は真木さんと映画で初共演した際に、彼女の第一印象を“クールビューティー”と評していました。昨年9月にはNHKの鈴木奈穂子アナウンサー(42)も、『あさイチ』で真木さんと共演した感想をSNSの番組公式アカウントに投稿。《お会いするまでは「クールビューティー」な印象でした》と綴っていました。メディアに出演する著名人だけでなく、世間的にも真木さんに対して“カッコいい”“クール”といったイメージが浸透しているでしょう。それだけに『だれかtoなかい』やSNSのライブ配信で見せた言動に、“品性に欠ける”“イメージと違う”と感じた人も少なくなかったようです」(芸能関係者)一連の真木の言動に、SNSでは「イメージが変わった」と嘆く声が広がっている。《俺の知ってるカッコいい真木よう子のイメージがどんどん変わってく》《真木よう子どしたんだろね?こんなキャラだったっけ?クールビューティーなイメージだった》《真木よう子たった数日でイメージ下げすぎだろ》
2024年02月23日新田真剣佑(27)への暴走発言が波紋を呼んでいる真木よう子(41)。渦中のさなか、自身を擁護した後輩俳優に“ラブコール”を送った。2月18日に放送されたトーク番組『だれかtoなかい』(フジテレビ系)で、かねてより憧れだったという新田と初めて対面することとなった真木。対面前に、新田を好きな理由について「なんだろ、エロいんですよ」と発言した。続けて「これちょっと失礼になるのかな?」と言いつつも、Netflixで配信された『ONE PIECE』の実写ドラマでロロノア・ゾロを演じている新田の姿を見た時のことを回想し、「そこで初めて、41歳にして初めて、“はらまさせられる”と思ったんですよ。このまま見ていたら」と言い、「初めてがゾロ。で、(ドラマ)見て、“縛られてる。エッロ”と思って」と述べた。さらに新田本人と対面した際、「私と友達になってもらえませんか?」と尋ねたものの、「そういう友達じゃないですよ!」と暴走気味に自主訂正。また新田の魅力を熱弁するあまり、真木の発言が“ピー音”で処理されることもあった。そのため、Xでは《真剣佑へのセクハラやん。女から男へのセクハラも問題視されてほしい》《女性→男性間のセクハラ発言も聞いてて気分悪いしこれから止めたほうが良いと思う》など厳しい声が後を絶たない。そんななか、真木に助け舟を出した俳優がーー。それは、高岡蒼佑(42)だ。高岡は19日、「Smart FLASH」が配信した「暴走発言を連発した真木に対してドン引きしている人たちがSNSで続出している」という趣旨の記事をスクリーンショットし、Instagramのストーリーにアップ。そして、《週刊誌のやってる事の方がよっぽどセクハラです。世論誘導、印象操作、そしてこういう三流紙に釣られる方々》などと綴った。すると約5時間後、真木は高岡の投稿を引用し、こう綴った。《私は誰になんと言われようと、高岡くんは同じ事務所の頃から人として好きでした、ありがとう》かつて共に、芸能事務所「フライングボックス」に所属していた真木と高岡。別々の道を歩みながらも、その絆は深いようだ。
2024年02月20日女優の真木よう子(41)が18日、トーク番組『だれかtoなかい』(フジテレビ系)にゲスト出演し、憧れの俳優・新田真剣佑(27)と対面して“暴走”したことに賛否が集まっている。スタジオで新田との対面を控えた真木は、「会えるって思ってなかったんですよ、もう。永眠するまで。だから初めはマネージャーから聞いて、ドッキリだと思ったんです」と夢の対面に期待を寄せた。司会の二宮和也(40)が収録前のアンケートに新田への質問が“異常なほど”びっしり書かれていたことを明かすと、同じく司会の中居正広(51)も「そんなに思いを寄せてる人と会えるのは嬉しいですよね?」と真木に質問。真木は「嬉しい反面、バラエティいち緊張してます。今までいち緊張してます」と話し、好きな人と話せる場が設けられたことについて「そんなん見合いですよ」と緊張度合いの高さを訴えた。さらに中居から「好きな人なの?」と質問されると、「好きですよ」と真顔で即答。数いる俳優の中でも新田が”突出して”好きな理由として「なんだろ、エロいんですよ」と話した。「これちょっと失礼になるのかな?」と気にしつつも、Netflixで配信された実写ドラマ『ONEPIECE』でロロノア・ゾロ役を演じた新田を見て「そこで初めて、41歳にして初めて、はらまさせられると思ったんですよ。このまま見ていたら」と、過激な表現で熱い思いを伝えた。また、共演者だと役柄や決まった立場で接するが、共演したことがない新田について「初めてがゾロ。で、(ドラマ)見て、“縛られてる。エッロ”と思って」と発言。二宮は「良くないな〜、もう(裏手に本人)いるから」と苦笑いし、中居も「そういうの慎んだほうがいいかもしれないよ」「ワード気をつけてね」と釘を刺した。そこに新田が登場すると、「近づけない」「直視ができない」としきりに叫び動揺しっぱなしの真木。ところが、一番聞きたいことを問われると、新田が結婚していることは知っていると前置きした上で、「私と友達になってもらえませんか?」と直球の質問をした。新田は「友達ですか!?」と驚きつつも「ぜひぜひ」と困惑気味に承諾。すると中居が「ちょ、ちょ、ちょ…あの…えーとね」と口ごもると、真木は「そういう友達じゃないですよ!」と勝手に“暴走”して何かを慌てて否定。二宮は思わず台本で真木を叩く素振りを見せ「誰が何を言ってるんだよ!」と真木を叱り、中居も「気をつけて。この番組、リニューアルしたの」と注意した。また、新田の魅力を熱弁するあまり、ピー音で処理された放送禁止用語まで言ってしまう場面もあった。新田も、事前に番組の放送時間を確認した上で午後9時と聞いていたことから「”じゃあ子供も見ますね”って確認したんですよ」と苦言を呈した。真木は19日に自身のインスタグラムで《舞い上がりすぎてご迷惑をおかけしました》と謝罪の言葉とともに、番組放送後に撮影したと思われる新田との2ショットを投稿した。ゴールデンタイムの番組での真木の“大暴走”ぶりについてSNS上では、《芸能人らしからぬ姿が見れて、面白かった》《はしゃぎっぷり見て好きになった》《好感度が上がった》などの好意的な声も多かった一方で、”セクハラ”ではないかとドン引きする視聴者も。《真木よう子のアレはセクハラじゃないの?と思う女から男だったら良いだろとは思わん》《褒めてるつもりかもしれないけど真剣佑さんに失礼》《テンションがおかしい。キモいおっさんに「友達になって」って言われても仕事関係だったら上手く断れないのと一緒》《真剣佑へのセクハラやん。女から男へのセクハラも問題視されてほしい》《昨日の真木よう子の出演見たけど、セクハラきっついわ。これ、性別逆なら炎上前にお蔵入りだよ》
2024年02月19日菅野美穂が主演を務める「ゆりあ先生の赤い糸」の最終話が、12月14日(木)の21時からテレビ朝日系列で放送される。「ゆりあ先生の赤い糸」は、主人公と夫を取り巻く人々の奇妙な共同生活をテーマにしたドラマ。病気が発覚したゆりあを菅野美穂、ゆりあの夫で昏睡状態から順調に回復中の伊沢吾良を田中哲司、吾良の彼女・みちるを松岡茉優、みちるの子ども・まにを白山乃愛、みのんを田村海夏、吾良の彼氏・箭内稟久を鈴鹿央士、ゆりあの禁断の恋の相手・伴優弥を木戸大聖が演じている。原作は、2023年「手塚治虫文化賞」大賞を受賞した入江喜和の同名漫画。主題歌は矢井田瞳の「アイノロイ」で、ドラマに寄り添った歌詞とメロディが最終回も盛り上げる。最終話あらすじ昏睡状態から目覚めた夫・伊沢吾良(田中哲司)は、みるみる快方に向かっていく。しかし、今度はゆりあ(菅野美穂)が乳がんを患っていることが発覚。彼女は病気のことを隠し、プロポーズしてくれた“禁断の恋”の相手・伴優弥(木戸大聖)に別れを切り出す。愛する優弥の幸せのために苦渋の決断を下したゆりあは、悲しみに必死に抗いながらも彼の連絡先を削除。一時は心の底から“運命”だと感じた恋に、きっぱりと区切りをつけようとする。また、優弥も納得できない気持ちを抱えながら、ゆりあの幸せを一番に願い、彼女のもとから去っていった。一方、同居生活を送ってきた吾良と姑の伊沢節子(三田佳子)、吾良の彼女・小山田みちる(松岡茉優)とその娘たちは、病気になったゆりあを全面サポートし、これまでの恩返しをしようと結束する。また、辛口ながらもゆりあのことを大切に思う実姉・泉川蘭(吉瀬美智子)や、トラブルメーカーの吾良の妹・伊沢志生里(宮澤エマ)もそれぞれのやり方で、ゆりあに手を差し伸べようとする。しかし、そんな矢先。みちるの次女・小山田みのん(田村海夏)を自分の子だと吾良が認めたことにショックを受け、家を出ていた吾良の彼氏・箭内稟久(鈴鹿央士)が寝静まった伊沢家に忍び込む。吾良の告白が“愛する稟久を自由にするための嘘”だったとは知らず、愛憎の狭間で感情をこじらせる稟久。なんと彼は吾良とゆりあに対し、常軌を逸した行動に出て――。「ゆりあ先生の赤い糸」は毎週木曜日21時~テレビ朝日系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年12月14日映画やドラマなどに出演し華やかなイメージのある、俳優。バッチリときまった姿も素敵ですが、テレビではなかなか見ることのできない、オフショットを期待するファンも多いでしょう。高い演技力と美しいビジュアルで人気を博している、俳優の真木よう子さんがInstagramで公開した、『無防備なオフショット』が反響を呼んでいます!真木よう子の衝撃的な寝姿とは2023年12月7日、真木さんが投稿したのは2枚の写真。「割と頻繁にビビるくらい寝ます」というコメント通り、まさに『爆睡』といえる姿がこちらです!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 真木よう子 Yoko Maki(@yokomaki_official)がシェアした投稿 1枚目は、車のシートで足を広げ、まるでノックダウンされたような寝姿!デニム姿のラフな格好で、両手を足の間に置きながら爆睡する姿は、なかなか見られないワイルドなショットですね。そして2枚目には、カーペットの上でうずくまりながらスヤスヤと眠る真木さんが。1枚目とは打って変わって、子供のように眠る無防備な姿に、思わずキュンとしてしまいます。自身の寝姿について、「何をしても起きない絶望睡眠」とつづった真木さん。多忙なスケジュールの合間を縫って、『絶望睡眠』をとることで、体力を回復させているのでしょう。対照的な2枚の写真には、多くのファンから反響が上がりました。・燃え尽きている!漫画『あしたのジョー』スタイルかな。・どんな格好で寝てるん。俳優とは思えない無防備な姿。・寝顔までかわいいとか、どういうことですか!子供みたい!・お疲れですね。毛布をかけてあげたい…。真木さんの意外な一面を見て、ますますファンになってしまったという人は大勢いそうです![文・構成/grape編集部]
2023年12月08日真木よう子主演映画『アンダーカレント』のDVD&Blu-rayが、来年3月6日(水)にリリースされる。原作は、2004年8月から1年間「月刊アフタヌーン」にて連載された豊田徹也の同名漫画。2009年の"漫画界のカンヌ映画祭”フランス・アングレーム国際漫画祭のオフィシャルセレクションに出品され、同年にパリで開催されたJapan Expoで第3回ACBDアジア賞を受賞。2014年に「このマンガがすごい!」(「smart」宝島社アンケートより)感動部門1位に輝き、フランスでも2020年に発表された「2000年以降絶対に読むべき漫画100選」の3位を獲得した。本作への出演を熱望していた真木さんが、月乃湯を営む主人公のかなえを演じ、原作のかなえに寄り添い、心の揺れや葛藤を見事に演じきったほか、井浦新、永山瑛太、江口のりこ、リリー・フランキーらが出演している。監督は、『愛がなんだ』が大ヒットを記録し、いま邦画界で最も期待される監督のひとり、今泉力哉。音楽は、『万引き家族』も担当した細野晴臣。今回リリースされるDVD&Blu-rayは、特典ディスク含め2枚組。特典ディスクには、メイキングやイベント映像集を収録予定だ(※特典ディスクはDVD)。『アンダーカレント』商品情報【発売日】2024年3月6日(水)【価格】Blu-ray6,600円(税込)、DVD 5,500円(税込)発売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング©豊田徹也/講談社©2023「アンダーカレント」製作委員会(シネマカフェ編集部)■関連作品:アンダーカレント 2023年10月6日より全国にて公開(C)豊田徹也/講談社(C)2023「アンダーカレント」製作委員会
2023年11月26日生きていると「『幸せな人生』ってなんだろう」と考える時があるもの。答えが見つかっていない時期は、幸せにつながりそうな地位や名誉など、あらゆるものが欲しくなるかもしれません。表面的な幸せだけを見て、自分に合わない夢を追っていると、心が満たされない人生になってしまうおそれがあるでしょう。真木よう子の人生論俳優の真木よう子さんは、2023年11月11日にInstagramを更新。自身の顔写真と一緒に、人生についての自分の考え方を投稿しました。富も名声も名誉も地位も、今際の際になったらなんの価値もなくなるの。だから好きな人と好きな事をやるの。お金は大事だけど、1番大事な物じゃない。愛する人との幸せな思い出を沢山作る方がいい。絶対きっとその方がいいの。yokomaki_officialーより引用 この投稿をInstagramで見る 真木よう子 Yoko Maki(@yokomaki_official)がシェアした投稿 亡くなる時、何があったら幸せかを考えた真木さん。愛する人との幸せな思い出が、自分にとって何よりも価値があるのだと気付いたようです。真木さんの価値観に共感した人は多く、「その通り!」などの声が上がりました。・真木さんの生き方、いいと思います。・激しく同意。走馬灯を素敵な思い出でいっぱいにしたい。・親が病気になり、その境地に至りました。大切な人と一緒に過ごす時間は、掛け替えのないものです。・年齢を重ねて「お金じゃないな」と思うようになりました。愛のある、いい人生を送りたいです。・価値観が違う人には一生分からない感覚かもしれない。みんな自分の幸せをつかんで、笑顔になれたらいいな。考え方は、人生経験を重ね、成長するにつれて変わることがあります。「いい人生だった」と思える生き方ができるよう、定期的に『今の自分が思う幸せ』を確認してはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年11月11日菅野美穂が主演を務める「ゆりあ先生の赤い糸」の第3話が、11月2日(木)の21時からテレビ朝日系列で放送される。「ゆりあ先生の赤い糸」は、主人公と夫を取り巻く人々の奇妙な共同生活をテーマにしたドラマ。家で夫の介護をすることになったゆりあを菅野美穂、ゆりあの夫で売れない小説家の伊沢吾良を田中哲司、吾良の彼氏・箭内稟久を鈴鹿央士、吾良の彼女・みちるを松岡茉優、みちるの夫・小山田源を前原滉、便利屋の伴優弥を木戸大聖が演じている。原作は入江喜和の同名漫画で、「HERO」の金井紘、「イチケイのカラス」の星野和成、「となりのチカラ」の竹園元が演出を担当。原作の世界観をどのように映像化していくのか、期待が高まる。第3話あらすじ未だに昏睡状態が続き、回復の目途が立たない夫・伊沢吾良(田中哲司)の“彼氏”・稟久(鈴鹿央士)と“彼女”のみちる(松岡茉優)に向かって、3年を一区切りに同居しながら自宅介護を手伝ってほしいと切り出したゆりあ(菅野美穂)。しかし稟久はみちるへの敵対心をあらわにし、この提案を断固拒否。伊沢家への出入りも断念する。しかしその直後、稟久から別れのキスを受けた吾良が突然目を開け涙を流す。心が揺らいだ稟久は、同居については一旦保留にするも、引き続き介護のため伊沢家へ通うことに。一方、経済的に困窮していたみちるは吾良の“隠し子(?)”のまに(白山乃愛)とみのん(田村海夏)と共に、伊沢家で本格的な同居を開始する。ところが、みちる親子との同居に義母・伊沢節子(三田佳子)も義妹・伊沢志生里(宮澤エマ)も懐疑的。さらに稟久とみちるの仲も相変わらず険悪で、一向に歩み寄る気配がない。そんなうまく回らない日々の中、ゆりあ自身の生活にも新たな変化が。自宅介護用の改装でお世話になった便利屋の伴優弥(木戸大聖)に刺繍を教えることになる。ゆりあと同じ名前の幼き息子・伴優里亜(佐藤大空)をワンオペで育てる彼は、子煩悩な父親。優里亜とも対面しゆりあの心はほぐれるが、優弥がふと発した“ある言葉”に、ゆりあの心は人知れずモヤモヤし――。「ゆりあ先生の赤い糸」は毎週木曜日21時~テレビ朝日系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年11月02日【音楽通信】第148回目に登場するのは、菅野美穂さんの主演ドラマに新曲を書き下ろして話題を呼んでいる、シンガーソングライターの矢井田 瞳さん!19歳でのアコースティックギターとの出会いが転機【音楽通信】vol.148大学生のときにメジャーデビューを果たし、2ndシングル「My Sweet Darlin’」が大ヒット。サビで「Darlin’,Darlin’」と歌うフレーズから“ダリダリ旋風”を巻き起こし、1stアルバム『daiya-monde』はアルバムランキング初登場1位を獲得、ミリオンセラーとなった矢井田 瞳さん。以降もコンスタントに楽曲リリースや国内外でのツアーを行い、現在デビュー24年目を迎えた矢井田さんが、2023年10月19日、ニューシングル「アイノロイ」を配信リリースされたということで、音楽的なルーツなどを含めて、お話をうかがいました。――幼少期は、どんなふうに音楽とふれあっていましたか。幼い頃、私自身は主に水泳を習っていて、スポーツばっかりしていました。そんななかでも父が音楽好きだったので、家ではリビングにいると常に音楽が流れていましたね。父がスナックで歌う曲の練習をするために音楽をかけていた、という環境で育ちました。音楽自体は、大学に入ったときに、アコースティックギターに出会ったことが大きな出来事で、その後の人生の道が決まったところがあります。それまではスポーツや勉強ばかりの日々だったのですが、大学に入って解放感を得て、これまでと全然違うことをやりたくなったときに、音楽そして楽器をやってみたいと思ったんですよね。友人が休憩時間にエレキギターを弾いている姿を見ると、いつもよりカッコよく見えて、「これはギターのマジックだ」と(笑)。いろんな魅力がある楽器なんだろうなと感じたんです。さっそくアコースティックギターを買ってきて、コードブックを見て、ゆっくりと簡単なコードを初めて弾いたときに「ビビビッ!」と衝撃がきたんです。「私、これを一生できるかも」と直感で思ったんですよ、まだ何も弾けないのに(笑)。でも、本当にそう思ったことがきっかけで、それまでは歌うことや音楽を聴くことが好きなだけでしたが、本格的に曲を作ってみたい、楽器を弾いてみたいとのめり込んでいきました。――ギターで曲作りもされるようになって、そのまま音楽活動もスタートされて?はい。アコースティックギターを練習しはじめて、ギターコードを3、4個ぐらい弾けるようになったときに、覚えたてのストロークとスリーコードでずっと弾いていたら、聴いたことのないメロディを歌っていることに気づいて。それがとっても楽しくて、どんどん曲作りにハマっていきました。私は学生時代、表向きには「明るくて元気な子」と友達には思われていたようなのですが、実は本当はそうじゃないと思う自分もいて。思春期だったからかもしれないですが、まわりが思う自分像と一致しないことにモヤモヤしていました。そんなとき、ギターを持ち、吐き出せていない感情を新しいメロディにのせて歌うとすごくすっきりして。醜い感情や汚い感情も作品にしてしまえば、落としどころとして気分がよかったところもあったのだと思います。――2000年にインディーズデビュー後、メジャーデビューもされました。10月には2ndシングル「My Sweet Darlin’」が大ヒット。19歳でギターを手にされてから3年後にはデビューして大ブレイクと、順調なスタートを切られましたね。いまから思うと、相当なスーパーラッキーガールでした。デビューしたときは大学4年生で、「My Sweet Darlin’」のサビを覚えてくださった方が私を見かけると、「ダリダリの人だ」と言ってくださってうれしかったです。ただ、ちょうど卒論の時期で毎日図書館に行って引きこもっていたので、あまり外の世界のことがわからないまま、ときどき東京に行ってお仕事をしていた状況だったので、デビューの実感はそんなにありませんでした。矛盾も前向きなパワーに変えられるような新曲――2023年10月19日に、ニューシングル「アイノロイ」を配信リリースされました。同日からスタートした、菅野美穂さん主演ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』(テレビ朝日系 毎週木曜午後9時)の主題歌として書き下ろされたそうですね。ドラマ主題歌が決まるかもしれないという時期と、新しいサウンドでこれからまたチャレンジしていきたいと私たち音楽チームで話していた時期が、偶然一致したんです。オファーをいただき、まずは原作の漫画「ゆりあ先生の赤い糸」(入江喜和)を読むところから入りました。――歌詞の世界にイメージを凝縮していくのは難しそうですが、どんなふうに作っていかれたのでしょうか。主人公となる、ゆりあ先生の繊細さと大胆さ、優しさと強さが共存している感じや、憎しみさえも前向きなパワーに変えるという、いろいろなことの表裏が合体している強さを楽曲で表現できたらいいなと考えて。前向きに生きるという一面だけではなく、後ろ向きな日々もあるなか、その矛盾や心の憂鬱さえも、前向きなパワーに変えられるような曲にしたいと作っていきました。――タイトルからして、相反するような「アイ」と「ノロイ」がくっつくという……。そうなんです。愛情の愛も、呪いも、ぽつんと単体では存在しえないといいますか、つながっているもの。だからそういう意味では、「アイ」と「ノロイ」は背中合わせの言葉なのではないかなと思ったんです。たとえば、すごく愛する人からかけられた呪いだったら、とても苦しくても、ちょっとうれしいかもしれないですし(笑)。背中合わせのこのタイトルにしました。――サウンドプロデューサーにYaffle(ヤッフル)さんを迎えられましたね。Yaffleさんは、爽やかなんだけど芯が太いような、ふたつのことが共存しているサウンドを作る人だなと、ずっと注目していたんです。いつかご一緒できたらと思っていたので、今回、ご一緒できてうれしいです。――「アイノロイ」が主題歌となるドラマにおいて、主演の菅野美穂さんは、「矢井田さんの歌声と、素晴らしい楽曲に胸が震えました」と絶賛のコメントを寄せていますが、以前トーク番組でご一緒されたことがあるそうですね?もう2006年のことで、17年経っていますが、昔『グータンヌーボ』(フジテレビ系)という女性出演者が集まってトークをする番組で、菅野さんとご一緒したことがありました。集合場所のお店に行ったら、本当にマネージャーもスタッフも誰もいなくて。あまりバラエティ番組に出たことがなかったので、どうしようと不安になっていたら、菅野さんはいろいろな現場でご活躍されて慣れていらっしゃったのでリードしてくださって。そのときは、菅野さんと優香さんと私の3人でトークをさせていただきました。――懐かしいですね。ところで、新曲はドラマ主題歌としてお茶の間でも流れていますが、聴き手の方の心にどう響いてほしいでしょうか。たくましく人生を生き抜いてほしいという思いがあったので、くよくよしているというよりかは、「よし、やるぞ!」と決めた人たちを思い浮かべながら書きました。なので、そういう人たちの背中をちょっとでも押せるような曲になってくれたら、うれしいですね。――今回はドラマ主題歌ということでの書き下ろし楽曲ですが、そもそもどのように曲作りをされているのですか。基本的には今回同様、ギターの弾き語りから曲を作っていくことが一番多いです。ギターで曲を何曲か作っている時期が2、3か月続くと、似たような発想が増えてくるので、それを切り替えるためにも、あまり弾けないピアノを触ってみたり、リズムから曲を書いてみたりしています。――あとからメロディの世界観に合わせて歌詞をつけていくのですか?最初に曲だけ作って、あとから歌詞をはめていく作業が苦しすぎるので、なるべくメロディだけ先行にならないように、「この曲で伝えたいテーマは何か」「このメロディが呼んでいる言葉は何か」を同時に考えながら、歌詞も作り上げています。――11月には東京と神戸でプラネタリウムツアー「LIVE in the DARK tour w/矢井田 瞳」を開催されるそうですね。プラネタリウムと合わせたライブはどのようなステージになるのでしょうか。私自身、初めてのライブ体験なんですが、すごいことになりそうです(笑)。プラネタリウムで星空が映る球体に、たとえば曲に合わせた映像を一緒に作り上げて、映し出してくださるようです。普段のライブ会場は少し暗いとはいえ、ステージからは見えてはいるんですが、このプラネタリウムツアーでは、暗闇と音楽というものが大事。暗闇では耳の神経も研ぎ澄まされるので、その感覚も楽しんでいただくようなライブになりそうです。――スペシャルな空間になりそうですね。私もこれまで意識していなかった歌詞の聴こえ方ができそうです。でも、歌詞を間違えないように気をつけようと(笑)。普段と環境が違うので、一番を歌いながら星空を見上げて「うわぁ」と圧倒されて、二番を歌うはずがもう一回一番を歌ってしまったり(笑)。そういうことも含めて、新しいライブ体験になるので、楽しみにしています。これからの音楽人生も少しずつ歩んでいきたい――お話は変わりますが、おやすみの日はどんなふうにお過ごしですか。お仕事をしているとき以外は、ほとんど家族と一緒に過ごしていますね。唯一、平日のお昼だけ自由に動ける時間があるので、お気に入りのお店にひとりでランチを食べに行くこともあります。とはいえ、毎日外でランチなんて贅沢もできないので、週に1回は「あそこのランチを食べに行こう」と、息抜きしていますね。――ご家族ということで、お子様もいらっしゃいますが、普段はお仕事と育児や家事をどのように両立されていますか。母親になってからは、自分の時間はこういうふうに使おうと思った通りに、24時間1秒もいかない(苦笑)。なので、仕事と家庭と趣味をこういうバランスで両立させようみたいなことを決めるのもやめましたし、全部が一緒で、時にぐちゃぐちゃです(笑)。あとは予定をたくさん入れないで、常に6、7割ぐらいにしていて、何かあったときに親としてすぐ動けるように、スケジュールを少しあけておくようになりました。――わかります(笑)。子どもがいると、こちらがいくら予定を立てても、全部ひっくり返ることなんてざらですよね(笑)。どっちでもいいよ、というふうにしておくと安心。なので、「私は今から曲を書くので集中したいです」と、部屋に入って楽曲制作をするということもなく。娘がリビングで遊んでいて、私は横でギターを弾きながら曲を書いていて、すごく集中力が高まってきたときに、「晩ごはん何?」と言ってきたり(笑)。急に友達を連れてきて家がカオスになったり(笑)。とはいえ、気にせず曲を書き続けて、家族の歌もあったりします。――お子さんもアーティストになりたい、というようなことは?いまのところその感じはないですね。でも、私がゼロからものを作っている姿を幼い頃から見ているので、娘も何かを作るということはすごく好きです。工作なり、フィギュアなり、売っているものを買うんじゃなくて、「あ、これ作りたい」と粘土など買ってきて、一から作っていますね。――素敵ですね。では、矢井田さんご自身が美容面で気をつけていることはりますか。気をつけなきゃと思いながらもなかなかできないんですが、一番自分に合っているのは、化粧水を洗面所だけじゃなく、もう1箇所ぐらいに置いておいて、気がついたときにちょっとスキンケアをすることぐらいですね。――いろいろなお話をありがとうございました。では最後に、今後の抱負を教えてください。「アイノロイ」で、これまでにはない、新しい矢井田 瞳の一面をYaffleさんやみなさんに引き出していただけた感じがあります。そんなふうにこれからの音楽人生でも、また新たな側面をお見せできるように、少しずつ歩んでいけたらいいですね。取材後記デビュー24年目を迎えたシンガーソングライターの矢井田 瞳さん。晴れた日の昼下がり、ananwebの取材をさせていただき、心地よいお天気に負けない明るいエネルギーで撮影もインタビューも応えてくださいました。ママになっても変わらずご活躍の矢井田さんのニューシングルをみなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね。写真・園山友基取材、文・かわむらあみりヘアメイク・太田瑛絵矢井田 瞳PROFILE1978年、大阪生まれ。シンガー・ソングライター。通称“ヤイコ”。19歳でギターと出会い曲作りを始める。2000年5月、関西限定シングル「Howling」でインディーズデビュー。7月、1stシングル「B’coz I Love You」でメジャーデビュー。2ndシングル「My Sweet Darlin’」が大ヒット。10月にリリースした1stアルバム『daiya-monde』は初登場1位を獲得、ミリオンセラーとなる。その後も数々のヒット曲を世に送りだし、全国ツアーの開催やイベント出演等、精力的なライブ活動を行う。また国内の活動に並行して、UKレーベルからもリリース、UKツアーを成功に収めた。2023年7月から全国8ヶ所でアコースティックツアー『ギターとハーモニカと』を開催、「8月15日=ヤイコの日」に千秋楽を迎える。10月19日、ニューシングル「アイノロイ」を配信リリース。InformationNew Release「アイノロイ」2023年10月19日配信リリース写真・園山友基 取材、文・かわむらあみり ヘアメイク・太田瑛絵
2023年10月26日長男に怒っていたときに、娘がとった行動とは(※画像はイメージです)菅野美穂さんは2013年に俳優の堺雅人さんと結婚。2015年8月に第一子となる長男、2018年12月に第二子となる長女を出産しました。現在、長男は小学2年生、長女は年長さんに。仕事と子育てを並行する日々について、「毎日朝からバタバタと、怒鳴り声をあげて、髪の毛を振り乱しながらやっております」と話します。「朝5時に起きてお弁当を作って。最近は、卵焼きは前の日の夜に作って冷ましておくと次の日は詰めるだけで楽だなぁと。子どもがかわいい形のかまぼこが好きで、(スーパーに)あるときには買ったりしています」と、生活の様子を明かしました。お子さんたちはどんどん成長し、「この歳でも子どもに教えられることがあるんだなと思って驚くことが出てきた」という菅野さん。あるとき長男から「タコの心臓っていくつあるか知ってる?」と聞かれたときのこと。「心臓は1つでしょ」と答えると、「違うよ、3つなんだよ」と教えられたのだそうです。「帰って調べてみたら本当にタコは心臓が3つあって、脳は9つあるそうで。そんなことも息子に教えてもらうようになったりしました」と、感心します。独身のときは仕事が一区切りついたらどこかに旅するのが楽しみだった菅野さんは、子どもが生まれてからもそうしたいと思っていたそうですが、「実際そうなってみて我が子を抱っこしてみたら夢のまた夢だなということに気づいた」。一方、子どもたちが成長するにつれ、オムツがとれたときには「荷物の違いに驚いた」など少し楽になった部分も。また、菅野さんが長男に怒っていたとき、長女が「お母さん落ち着いて、リラックス。スー、ハー、スー、ハー」と言ってくれたこともあるのだといいます。娘に気を遣わせてしまったと申し訳なく思う気持ちとともに、怒りが和らいで思わず笑ってしまったのだそう。「気持ちを汲んでくれてるんだなと思うだけでも、助けられます」と顔をほころばせました。そんな菅野さんは40歳から茶道を始めたそう。「40歳から何か新しいことを始めようと思いまして、60歳くらいに形になればと思って」「とにかく合理的に、とにかく子どもを早く寝かしつけることを考えてる自分としては真逆といいますか、お茶を点ててるその時間は静かでほっとできます」と明かし、癒しの時間になっているようです。お茶の先生からはお子さんと一緒に味噌づくりも教えてもらっており、「(味噌づくりをした)最初の年は息子がぐずったな。2年目は娘がお茶をひっくり返して大変だったな。今年はちょっとましになったかな……」といったように、我が子の成長を重ね合わせながら趣味の時間を楽しんでいることを明かしていました。
2023年10月20日●金髪ボブ姿の元殺し屋役で新境地数々の映画やドラマで独特の存在感を放ち、活躍し続けている女優の真木よう子。Amazon Original映画『次元大介』(10月13日より世界独占配信)では、玉山鉄二演じる主人公・次元大介の敵役を演じた。金髪ボブ姿で伝説の元殺し屋に扮した真木にインタビュー。本作での役作りをはじめ、今の女優業に対する思いや、プロデューサーとして作品を作っていきたいという今後の展望を語ってくれた。○■初めて演じる役柄は「演じていて面白さがあった」ルパン三世の無二の相棒で早撃ちの天才であるガンマン、次元大介を主役に据えた本作。真木は、次元の敵となる泥魚街のボスにして伝説の元殺し屋のアデルを演じた。アデルは国籍・年齢不詳の絶世の美女である一方、片足と声を失った残酷かつ哀しい過去を持つ。アデル役は真木にとって「今までやったことがない難しい役どころ」であり、「ぜひチャレンジしてみたい」との思いでオファーを受けたという。「オリジナルキャラクターなのでけっこう遊べるのかなと。きっと面白い立ち位置になるだろうなと思いましたし、世界のいろんな人に見てもらえるということもあったので、やってみたいと思いました」2021年に、『太田上田』(中京テレビ)の公式YouTubeチャンネルに出演した際、くりぃむしちゅーの上田晋也が「『ルパン三世』がもう1回実写化されたら、峰不二子は絶対、真木よう子さん」と語ると、真木も「私もちょっとやってみたいんですよ」と話していた。その動画について話を振ると、「ありましたね」と懐かしそうに笑う真木。今回、峰不二子役ではないが、主人公の敵役という重要な役どころにやりがいは十分だったようで、「今までやったことがないような役でしたし、演じていて面白さはありました」と振り返る。○■車いすを操りながら激しいアクションにも挑戦アデルを演じる際には、人間らしさを消すことを意識したという。「頭がいかれてるのか、それとも無機物みたいに動かないのか、どっちかかなと思っていましたが、監督が後者のほうだったので、その方向に。ガンアクションのときに銃がかすめても目を閉じないようにして撃ったり、表情をあまり変化させないように気をつけて演じました」凄まじい戦闘能力を持つアデル。予告でも、真木が車いすを操りながら激しいアクションに挑戦し、次元と対決する様子が映し出されている。事前にしっかりアクションの練習があったに違いないと思ったが、真木は「そんなにしなかったです」と言い、当日現場で動きを教わって演じたと説明した。本作で新境地に挑んだ真木。「見たことがない私が見られるのではないかなと思いますし、スカッとしてもらえるんじゃないかなと思っています」と語った。●以前から抱いていたプロデューサー願望2001年にデビューし、女優として20年以上活動している真木。今の仕事への思いを尋ねると、プロデューサーになりたいという思いが強くなってきたと明かす。「この子いいな、この子はこういう役をやったらいいんじゃないかなと、そういうことを考えるようになってきて、作品を作る側であるプロデューサーになりたいと思っています」以前から作品全体のことを考えながら人の芝居を見るのが好きだったという。「自分が出演している作品の映像をチェックしていても、自分よりもほかの人のお芝居をチェックして、例えば、いろんなカットの中からこの表情すごくいいな、これが使われるといいなとか、そういうことを思っていました。なのでけっこう前から、いずれもしかしたらプロデューサーの仕事をするようになるのかもしれないと思っていて、その思いが強まってきた感じです」すでにプロデューサーとして動き出しているそうで、「まだ発表していませんが、動いているものはあるので、待っていていただけたら」と現状を説明。引き続き、女優としても活動していくようで、「求められたら出演します」と話した。○■強い女性を描いた作品が「日本でも増えていくといいなと」年齢を重ねてきた今の女優業のやりがいを尋ねると、「40歳って微妙なんですよね」と本音を吐露する。「この年代のことを書いてくれた作品があればやりやすいのだろうと思いますが、だいたいお母さん役であったり、少し年齢を下げて誰かの奥さん役であったり。あまり日本の作品は女性1人だけに焦点を当てられないので、難しいなと思っています」そして、強い女性を描いた作品が増えていくことを期待。「女性は家で待っているみたいなものが多いですよね。女性が強い時代になってきましたし、強い女性の役がもっとあってもいいなと。ハリウッドは昔からそういう作品を作っていますし、日本でも増えていくといいなと思っています」これから先、「素晴らしい脚本が出てきてほしいです」と期待しつつ、自身がプロデューサーになれば求めている作品が作れるため、「作る側に回ろうかなと思っています」と語る。プロデューサーとしていい作品を届けることに力を注いでいくことになるであろう真木。「いろいろ仕掛けていこうと思っているので楽しみにしていてください」とメッセージを送った。■真木よう子1982年10月15日生まれ、千葉県出身。映画『DRUG』(01)でデビュー。映画『ベロニカは死ぬことにした』(06)で初主演を務め、同年『ゆれる』で第30回山路ふみ子映画賞新人女優賞を受賞。『さよなら渓谷』(13)で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、『そして父になる』(13)で同賞最優秀助演女優賞をダブル受賞した。そのほかの主な映画出演作に『SP』シリーズ(10-11)、『焼肉ドラゴン』(18)、『孤狼の血』(18)、『ある男』(22)など。主演映画『アンダーカレント』が公開中。
2023年10月12日国内外で「まるで一本の映画のようだ」と高い評価を受けている豊田徹也さんの漫画『アンダーカレント』。その実写映画化で、主演を務めるのは真木よう子さん。どのシーンも、心の奥底にある苦しみを忘れずに演じました。「お話をいただく前に、私も“映画になるな”と感じながら原作を読んでいました。日常を描いたヒューマンドラマなので、奇抜な設定や展開がいらないですし、無理なく映画にできそうだなと。好きな漫画の映画化、しかも主人公ということで、断る理由がなかったです」真木さんが演じるかなえは、夫が失踪した後、なんとか家業の銭湯を再開させるが、ある想いをずっと秘めながら日常を送る。「かなえちゃんは、はたから見れば普通の生活に戻れたように思えるけど、苦しみを忘れていないし、そこから逃げてもいません。ずっと“アンダーカレント=心の奥底”に苦しみを抱えながら生きているということを大事に、どのシーンでも忘れてはいけないと思いながら演じました。私も、かなえちゃんが受けた衝撃ほどではないけど、ずっとここ(と胸に手を当てる)に残っている出来事があるんですよね。だから、かなえちゃんにも寄り添えるんです」かなえへの想いが溢れ、今泉力哉監督と意見がぶつかったことも。「一番かなえちゃんのことを知っているのは私という自負があったので、かなえちゃんの感情について今泉さんの解釈を聞き、“かなえちゃんのことをわかってもらえてない”と感じたシーンがあったんです。『それじゃ、この子がかわいそうじゃないですか』と訴えましたが、険悪になったということではないんです。双方『わかりました、ごめんなさい』という感じで、その場で終わったので安心を。私、切り替えが早いんですよ。この作品も撮影が終わったら役を引きずることなく『ウェ~イ!!お疲れさまでした~』って踊りながら帰ってましたから(笑)」失踪した夫・悟を演じるのは永山瑛太さん、銭湯に住み込みで働く男を演じた井浦新さん、探偵を紹介した友人役の江口のりこさんなど、芸達者が勢ぞろい。その中でも、現場でインパクトを残したのは…。「リリー(・フランキー)さんでしょう!全部持っていかれましたけどいいやと思って。あんな化け物みたいな人が来ちゃったら諦めるしかないです(笑)」チャレンジングだった撮影として選ぶのは、かなえが服を着たまま、水に飛び込むシーン。「映画全体にとって大切なシーンだとわかっていたので、いつも以上に頑張ったんでしょうね。鼻に何も詰めず背面から入って、浮かんで沈んでとやっていたら、3日間、塩素で鼻がやられ、匂いも味もしなくなってしまいました(笑)。この作品は水もそうなんですけど、静かな低いトーンの声だったり、銭湯のお湯だったり、音がすごくいいんです。スマホやテレビよりも、映画館で観たほうが鮮明に響いてくると思います。『アンダーカレント』を映画館で観たって言えば、“わかってる人感”が出て、きっとモテますよ(笑)」『アンダーカレント』かなえは夫の悟と銭湯を共同経営していたが、悟が突然、失踪を遂げる。うさんくさい探偵を雇い悟を探すが、知らなかった事実が次々と明らかに。音楽は細野晴臣。第42回バンクーバー国際映画祭出品作。10月6日全国公開。©豊田徹也/講談社©2023「アンダーカレント」製作委員会まき・ようこ1982年10月15日生まれ、千葉県出身。2014年の第37回アカデミー賞では、映画『さよなら渓谷』で最優秀主演女優賞、『そして父になる』で最優秀助演女優賞をW受賞。出演映画『大いなる不在』は来年公開。ブラウス¥61,600スカート¥124,300(共にTory Burch/トリー バーチ ジャパン TEL:0120・705・710)アクセサリーは本人私物※『anan』2023年10月11日号より。写真・内山めぐみスタイリスト・藤井希恵(THYMON Inc.)ヘア&メイク・Miyuki Ishikawa(B.I.G.S.)インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2023年10月10日真木よう子主演、今泉力哉監督の『アンダーカレント』で、音楽を担当した細野晴臣の音源作品「Undercurrent」が10月4日(水)にリリースされることが分かった。高い評価を受けている豊田徹也の同名長編漫画を映画化した本作は、突然夫が失踪してしまった銭湯「月乃湯」の女主人・かなえ(真木よう子)、彼女の前に「働きたい」と現れる謎の男・堀(井浦新)、失踪したかなえの夫の行方を期間限定で探すことになる探偵・山崎(リリー・フランキー)らを中心に、心の奥底<アンダ―カレント>に閉じ込めた気持ちを描く、ヒューマンドラマ。細野晴臣によるサントラは、10月4日(水)にKAKUBARHYTHM/mediumより各音楽プラットフォームにて発売される。さらに限定のアナログ版が1月にリリースされることも同時に発表された。また、本作のイメージビジュアルをベースとした美しいジャケットも同時解禁。映画を見る前の予習に、見た後のリフレインに、原作漫画を読みながら、と作品世界にどっぷりと浸れる音源作品となっている。<細野晴臣コメント>映画「アンダーカレント」に添えたイメージの数々を再構築しました。映画用には音の断片を極力シンプルに、素っぴんに近い形で作りました。音の世界を完成形にすれば、映画に溶け込む隙がなくなると思ったのです。ですから今回アルバムとしてまとめる際は、音楽の世界を再構築することが必要でした。とはいえ映画のために作った素材以外は使用していません。そして静けさと激しさが同居した映画、「アンダーカレント」のイメージがこの様になりました。細野晴臣「Undercurrent」は10月4日(水)より各音楽プラットフォームにて配信開始。(限定のアナログ盤は1月リリース予定)『アンダーカレント』は10月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アンダーカレント 2023年10月6日より全国にて公開(C)豊田徹也/講談社(C)2023「アンダーカレント」製作委員会
2023年10月03日真木よう子を主演に、井浦新、リリー・フランキー、永山瑛太、江口のりこら実力派俳優が集結した今泉力哉監督『アンダーカレント』から、「まるで1本の映画を観ているようだ」と評された原作漫画の冒頭19ページと映画本編の冒頭映像10分23秒が期間限定で先行公開された。「もともと映画みたいな作品だから、どうなるんだろうか」「映画みたいな漫画なので好き。ラストがどう描かれるのか、気になるわ...」「大好きな漫画だけど、あまりにもそのままで映画的すぎてどういう仕上がりになるのだろうか」など、実写映画化の一報を聞いた原作ファンからX(旧 Twitter)上には期待感に溢れたコメントが多数投稿された本作。公開を直前に控え、原作ファンの声に応えるべく、映画のような漫画をどのように映画化したのか、その一端が垣間見られる原作漫画と映画の冒頭シーンの比較映像が解禁。今回の映像は、まず細野晴臣による映画版の音楽にのせ、原作漫画が見開きで19ページ分デジタルで立ち読みできるような感覚でゆっくりと進んでいき、その画やカット割りの記憶が刻まれた状態で、その後、映画本編の冒頭10分23秒が流れる…という構成。今泉監督は、オリジナルではない原作のある作品を作る際は「ファーストシーンとラストシーンが大事」と語っており、「そのシーンの前後を想像できるよう作っている」とこだわりに言及。また、「自分は小さなエピソードや微細なことが好き。漫画や小説で好きなシーンはだいたいそういうところだったりする。だから自分でこのシーンは使う、カットする、の取捨選択ができない。映画として再構成するときは信頼する脚本家さんに任せている」と明かしている。今回の冒頭映像だけでも原作にない要素が加わっていたり、原作のささやかなエピソードがそのまま再現されていたりと全編にわたり、どのような仕上がりになっているのか気になる映像になっている。『アンダーカレント』は10月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アンダーカレント 2023年10月6日より全国にて公開(C)豊田徹也/講談社(C)2023「アンダーカレント」製作委員会
2023年09月30日映画『アンダーカレント』(10月6日公開)の完成披露舞台挨拶が21日に都内で行われ、主演を務める真木よう子、江口のりこ、今泉力哉監督が登場した。同作は、豊田徹也氏の同名漫画の実写化作。突然夫が失踪してしまった銭湯「月乃湯」の女主人・かなえを真木が演じ、銭湯を舞台に繰り広げられる人間ドラマを描いている。○■真木よう子、旧知の仲・江口のりこから「親友ではない」とバッサリ共演経験があり、旧知の仲だという真木と江口。真木が「私は親友だと思ってます」と印象を語るが、江口は「親友ではないです。昔から知っているだけ……」とバッサリ。その後も「『パッチギ!』のときに一緒に買い物行ったやん」と詰め寄る真木に対し、江口が「だからといって親友ではないよ」とクールに返すなど、仲のいい掛け合いを披露した。イベント中盤には同作のタイトルにちなみ、真木のアンダーカレント(=知られざる一面)についてトークが展開され、江口は「意外に優しい。母親ということもありますから、母親のような優しさをくれるときがある」と回答。「寒いと言ったら、自分の着ている上着をくれたり、チョコレートを持っていたら『食べる?』と言ってくれたり……」とエピソードを披露するも、最後には「まぁその2つだけですけどね」といい、笑いを誘った。一方の真木は、江口の知られざる一面について「裏表がないから、どこ行ってもこのまま」と話すも、「(ほかに)あるにはあるんだけど、トップニュースになっちゃうから……」と言葉を濁し、会場を盛り上げていた。最後に、真木は「私自身もこの映画をやり終えたことによって、周りにいる大切な人の見方だったり、接し方があたたかいものに変わったんです。ご覧になった方もあたたかくなってくれればいいなと思います」とメッセージを送り、イベントを締めくくった。
2023年09月21日映画『アンダーカレント』完成披露上映会舞台挨拶が9月21日(木) 、新宿バルト9にて開催され、真木よう子、江口のりこ、今泉力哉監督が登壇した。なお、出席予定だった永山瑛太は体調不良のため欠席した。本作は、2010年にフランス・アングレーム国際漫画祭で公式セレクションに選ばれるなど国内外から熱狂的な支持を受けている豊田徹也の同名人気漫画を、『愛がなんだ』や『ちひろさん』を手掛けた今泉力哉監督が実写映画化。夫・悟(永山)と共に銭湯を営んでいたかなえ(真木)は、突然悟が失踪してしまったことで、一旦は銭湯を臨時休業するが、間もなく再開。そこに住み込みで働き口を求める堀(井浦新)という男が現れ、かなえとの奇妙な共同生活が始まる……。出演のオファーを受ける前から原作が大好きだったという真木は、「漫画好きな人間なら分かると思いますが、好きな漫画というのは、絶対実写化してほしくないものなんです」と語ると「『真木よう子は良くなかった』と言われたくないという思いはあったのですが、でも大好きな漫画だったので、ほかの誰にもやらせたくないという思いもあって、チャレンジさせていただきました」と大きな葛藤のなか、出演を決断したという。真木よう子出演が決まったあと、再度原作を読み直したという真木。「かなえちゃん視点で読み返すと、全然違いました」と新たな気づきが多かったことを明かすと「彼女のコアな部分と向き合わなければいけない作業。決して楽な撮影ではなかったですが、すごくやりがいのある役でした」と振り返る。それでも「観てもらえるのは楽しみでもあり、怖さもあります」と正直な胸の内を語っていた。かなえの親友・よう子役の江口は、映画『パッチギ』で共演以来、真木とは公私ともに親交があるという。真木は「私は親友だと思っています」と江口にラブコールを送るも、江口は「親友ではないです。昔から知っているだけで」とそっけないそぶりを見せ客席を笑わせる。江口のりこそれでも真木は「いま江口のりこは、売れに売れて捕まえられない感じになってしまっていますが、そのなかで私の主演作を手伝ってくれるなんて、こんなありがたいことはない」と感謝を述べると、江口は「久しぶりの共演だったので、邪魔をしないようにと心掛けていました」とニヤリ。さらに江口は「こう見えて意外と優しい。母親ということもありますが、寒そうしていると『上着着る?』と声を掛けてくれる」と真木を評価していた。葛藤のなか挑んだ本作。真木は「この映画をやり終えたことで、周りにいる大切な人に温かく接することができるようになりました」と変化を述べると「ぜひご覧になった方にもそんな風に感じていただけると嬉しいです」と作品に込めた思いを語っていた。取材・文・撮影:磯部正和<作品情報>映画『アンダーカレント』10月6日(金) 公開公式サイト:
2023年09月21日菅野美穂が演じる現代の新しいヒロインを中心に織りなす、新時代のホームドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」から新たな出演者が発表。宮澤エマが“夫の妹”、志田未来が“夫の主治医”、吉瀬美智子が“ヒロインの実姉”、三田佳子が“姑”に扮し、菅野さん演じるヒロイン・ゆりあを翻弄する。タフで明るい主婦・ゆりあ(菅野さん)が、突然目の前に現れた夫(田中哲司)の“彼氏”(鈴鹿央士)、“彼女”(松岡茉優)、“隠し子”と奇妙な同居生活を開始。ときにぶつかり合い、ときに手を取り合い…みんなで意識不明状態となった夫の介護に勤しみながら、これまで想像もしなかった数奇な人生と血の繋がりを越えた“家族”の絆を編み上げていく――。三田佳子、原作マンガへのリスペクトを基軸に、“シャイでかわいらしい姑”を徹底追求!三田佳子が演じるのは、ゆりあの夫・伊沢吾良の母親・伊沢節子。ゆりあ夫妻と同居している彼女は、一発当てた後は鳴かず飛ばずの小説家である息子を支え続けてきた嫁・ゆりあに、すがるように絶大な信頼を寄せる。ところが、ときにその強い愛と甘えが意図せずして、ゆりあを困らせることもあり…!?また、シャイで心配性であるがゆえ、“他人”に対しては壁を作りがちな節子。しかし、“血の繋がりを超えた同居生活”が始まるや、その心境にも徐々に変化が。新たな“家族”と生活するうち、もともと旺盛だった好奇心もくすぐられていく…。原作マンガを「あとがきまで夢中になって読みました」という三田さんは、そこに描かれていた“小柄でかわいらしいおばあちゃん像”を徹底追求。襦袢を着込んで身体に丸みを加えると同時に、膝や腰を曲げて表現しつつ、セリフ回しにも細やかな工夫を凝らしながら姑・節子を体現する。「菅野さんとは初共演なのですが、お会いする前に感じていた通り、とっても自然体で飾らない方」と語り、撮影を楽しみにしているという。タイプの違う自由人! ゆりあの“義理の妹”&“実姉”には宮澤エマと吉瀬美智子いつだって自分の感情と都合が優先、耳障りのいい発言で体裁を取り繕いながらも、最終的には兄の介護もゆりあに押しつけてしまう義理の妹、つまり夫・吾良の実妹である伊沢志生里を演じるのは宮澤エマ。宮澤エマ大河ドラマ「鎌倉殿の13人」や現在放送中の朝ドラ「らんまん」などで強烈なインパクトを残す役を演じてきた宮澤さんが、「ダントツでNo.1の強烈キャラクター! 志生里さんを嫌いになっても、私のことは嫌いにならないでいただければ…と願っています(笑)」というほどのキャラに挑む。「家族や夫婦、恋愛、アイデンティティー、ジェンダーって何だろう…と、さまざまな既成概念について問いかけている方々が多い今だからこそ、すごく響くホームドラマになっていくんじゃないかな」と期待を寄せている。一方、ゆりあの実姉で、家庭がありながら18歳年下と不倫中。超現実的で、ズバズバものを言う泉川蘭を演じるのは吉瀬美智子。菅野さんとは「ギルティ 悪魔と契約した女」(2010年)以来、13年ぶりの共演となるという。吉瀬美智子「蘭はわりと自由奔放に生きている女性。私自身ともまったく違うタイプの女性なので、その違いを楽しんで演じられたらいいなと思います」と新たな役どころに意気込む吉瀬さんは、妹・ゆりあに容赦なく辛辣な意見をぶつける姉に扮する。志田未来が自身初の医師役で、新たな地平を切り開く!さらに、突然ホテルで昏倒し、意識不明の要介護状態となった吾良のオペを担当する主治医・前田有香を演じるのは志田未来。オペの後も自宅で介護されることになった吾良を診察するため、定期的にゆりあの家を訪問し、慣れない介護で日々奮闘するゆりあと、その“家族”たちに寄り添いながら、同居生活の目撃者となっていく医師を演じる。志田未来志田さんが医師を演じるのは今回が初めて。「自分の中では挑戦でもあります。ドラマを見てくださる方々もちょっとホッとできるような存在を演じられたらいいなと思っています」と新境地に意欲を見せ、「ゆりあさんは本当に一生懸命で前向きな強い女性で、台本を読んでいるだけでもすごく応援したくなる存在です。そのような女性を菅野美穂さんが演じられることによって、どんなドラマが生まれるんだろう、とワクワクしました」と明かしている。「ゆりあ先生の赤い糸」は10月19日より毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年09月11日10月13日より世界同時配信されるAmazon Original映画『次元大介』。9年ぶりに次元大介を演ずる主演・玉山鉄二の発表に続き、この度、真木よう子、真木ことか、さとうほなみ、永瀬正敏、草笛光子の出演が発表された。あわせて、次元大介のクールなガンアクションが光るスリル満点の本予告と、写真家としても活躍する永瀬正敏による撮りおろしキャラクタービジュアルが公開された。モンキー・パンチ氏原作の『ルパン三世』は、50年以上にわたり、日本だけでなく世界中で人気を誇る作品。1967年に原作漫画の連載が開始、1971年にはテレビアニメ第1シリーズ(PART1)の放送が開始されて以降、数多くのテレビスペシャルや劇場版が制作され、国民的作品として愛されている。シリーズ最新作となる本作の主人公は、ルパン三世の無二の相棒で早撃ち0.3秒の天才ガンマン、次元大介。その粋な佇まいとハードボイルドな見た目で主人公のルパン三世と並び人気を誇る次元大介を、小栗旬主演の実写映画『ルパン三世』(2014)でも同役を演じた玉山が再び演じる。公開されたキャラクタービジュアルは、川島役の永瀬が自ら撮影した、『次元大介』らしい大人の雰囲気と本作の世界観をまとったモノクロでシックなビジュアル。本予告では、玉山演じる次元大介の緊張感とスピード感に溢れた華麗なガンアクションが映し出される。次元は一人の少女を救うために悪の組織の本拠地へと潜り込み、熾烈な銃撃戦を繰り広げる。そんな次元の敵となるのは、泥魚街のボスにして元殺し屋のアデル。国籍・年齢不詳の絶世の美女である一方、片足と声を失った残酷かつ哀しい過去を持つ美しくミステリアスなアデルを演ずるのは真木よう子。予告では、真木よう子が車椅子を操りながら激しいアクションに挑戦し、次元と対決する様子が映し出されている。アデルの組織に狙われる、悲しい過去から言葉を発することができなくなってしまった少女・オトを、『御手洗家、炎上する』でドラマ初出演を果たした注目の子役・真木ことかが演じる。さらに、擬態術を活かした殺し屋として名を馳せるアデルの右腕・川島武役を永瀬、川島の恋人・瑠璃役をさとうが演じる。そして、本作で最も重要なキャラクターの1人ともいえる、表向きはさびれた時計屋、裏社会では“世界一のガンスミス 銃職人と言われる”矢口千春役を草笛が演じる。長年連れ添った愛銃コンバット・マグナムに不調を感じて千春の元に訪れた次元に「何年も一緒にやってきた相棒だろ。もっと声を聞いてやりな」とアドバイスをする千春。改めて自身の相棒と向き合う機会を経て、次元は更なる進化を遂げたかのように華麗な身のこなしで飛び交う銃弾や爆撃を避けながら、たった一人で戦いに挑む。果たして次元はアデルの元からオトを救い出すことができるのか。キャストコメントは以下の通り。○■真木よう子 (アデル役)今までやったことがない難しい役どころでしたが、こういう役をやってみたかったので、ぜひチャレンジしてみたいなと思いました。皆さんが思っているよりも、より楽しめるエンターテインメントの作品になっていると思います。○■永瀬正敏 (川島武役)子どもの頃からずっと見てきた『ルパン三世』の次元大介が主人公の作品なので、お話をいただいたときは嬉しかったです。川島は、果たして本当に生きているのか、存在しているのかわからないような。闇を抱えている人だと思います。共通点がないからこそ演じがいがありました。ぜひご覧ください。○■草笛光子氏 (矢口千春役)千春は、たった一人で商店街の時計屋を営んでいるのですが、地下に降りると銃職人という裏の顔を持っていて、とても魅力のある女性です。自分の中に2通りの暮らしがある役なので、役者としては面白そうだと思いましたし、おごってはいけませんが、しっかり演じなきゃダメな役だと思いました。無事に私がその役を演じ切ることができたのか、ぜひ期待していて下さい。○■真木ことか氏 (水沢オト役)幼稚園の頃から『ルパン三世』は好きで、よく見ていました。オーディションでは、すごく不安な気持ちもあったのですが、出演が決まったことを聞いた時は本当に嬉しくて、泣いちゃいました。もう嬉しさ満開でした。やり遂げたと感じています、ぜひご覧ください。○■さとうほなみ氏 (瑠璃役)『ルパン三世』はわたしが生まれる前から人気のある名作、そして、「次元大介がかえってくる」これは心踊る言葉です。娼婦として生きる瑠璃にとって、互いに唯一心を許せる存在、川島との時間は儚くとても美しいものでした。今作、すべてのキャラクターが濃ゆい!そしてそれぞれの関係性に心が揺さぶられます。是非、ご覧いただければと思います。Copyright: Original comic books created by Monkey Punch (c)2023 Amazon Content Services LLC or its Affiliates and TMS Entertainment Co.,Ltd. All Rights Reserved
2023年09月07日10月6日公開の映画『アンダーカレント』の公開直前イベントが6日、東京・東上野の寿湯で行われ、主演の真木よう子が登場した。豊田徹也の伝説の長編漫画『アンダーカレント』を、真木よう子主演で待望の実写映画化した本作。突然夫が失踪してしまった銭湯「月乃湯」の女主人・かなえを真木が演じ、銭湯を舞台に繰り広げられる人間ドラマを描く。映画の舞台が銭湯ということで、この日は東京・東上野にある銭湯・寿湯を貸し切ってイベントを開催。浴衣姿で登壇した真木は「今日は浴衣でと言われたので」と素っ気なかったが、「今年は浴衣を着るタイミングがなかったのでうれしいです」と語った。銭湯を舞台にした本作は夏の時期に撮影されたといい、「暑かったですね。広めの銭湯を使わせてもらいましたが、やっぱり暑かったです。夏の撮影で真冬の設定だったので結構ヤバかったですよ」と苦笑いも。キービジュアルにもなった湯船に浮かぶシーンについては「まあできるだろうと思っていて、上手にはできました」と自信を覗かせつつ、「調子に乗って何回もやっていたら鼻に塩素が入っちゃって3日間ぐらい何の味もしないし何の臭いもしませんでした(笑)」と失敗のエピソードも明かした。20代の時に読んだという原作の実写映画化には「大好きな漫画だったので是非やりたいと思いました」と快くオファーを受けたといい、「好きな漫画を実写化するのは実は嫌なんです。この世界観が好きだから見るとしたら別物でという漫画愛があったので、毎日現場に台本と漫画2冊持っていってかなえちゃんを研究しました」と相当な覚悟を持って演じたという。続けて「言葉では言い表せない人間の葛藤や誰にも言えない罪だったり色んなものがあって。人を理解することの幸せを感じられる映画だと思います。本当に大切な人がいらっしゃる人は映画館で見て前向きな気持ちになって欲しいですね」とアピールした。イベントの後半では本作と寿湯がコラボして浴場内に本作の壁画を手掛けた銭湯のペンキ絵師・田中みずき氏も登場。田中氏が描いた壁画を眼の前にした真木は「ビックリしました。銭湯で自分の絵なんてそうないですよね。どんな絵を描かれるのか分からなくて恥ずかしいと思いました」と驚いた表情を見せ、「『アンダーカレント』のかなえちゃんを描いていただいたという感じがするし、しかも富士山と繋がっていて本当に素晴らしい絵だとすごく感動しています」と絶賛していた。映画『アンダーカレント』は、10月6日より全国公開。
2023年09月06日女優の真木よう子(40)が26日、インスタグラムを通じ、事実婚を発表した。○■事実婚を選択した理由を説明真木は、左手薬指に指輪をした写真をアップ。「私にはパートナーシップの相手がいます」の書き出しから、「事実婚というものですかね」と打ち明けた。そして、「契約云々は面倒なので、お互いの自由を尊重し合えながら永く一緒にいられたら。と言う思いです」と真意を説明。「突然の発表でごめんなさい」と謝意を示す真木のもとには、フォロワーから祝福の声が多数寄せられている。○■2015年に元俳優と離婚真木は、2008年11月に元俳優と結婚。2009年5月に長女を出産し、2015年9月に離婚していた。
2023年08月26日真木よう子主演、今泉力哉監督作『アンダーカレント』より場面写真が解禁された。突然夫が失踪してしまった銭湯「月乃湯」の女主人・かなえを真木よう子、夫が失踪したかなえの前に「働きたい」と現れる謎の男・堀を井浦新、失踪したかなえの夫の行方を期間限定で探すことになる探偵・山崎をリリー・フランキー、突然失踪したかなえの夫・悟を永山瑛太、かなえと悟の同級生でかなえに探偵・山崎を紹介する菅野には江口のりこと実力派俳優が集結した本作。この度公開された場面写真では、真木さん扮するかなえの陰と陽の絶妙な表情のグラデーションが映し出され、突然現れた謎の男・堀と何かを見て驚く様子や突然失踪した夫・悟と仲睦まじかった頃の笑顔などが切り取られている。さらにカラオケボックスで失踪した夫・悟の調査報告を神妙に聞くかなえと対照的にひょうひょうとした表情の探偵・山崎や、銭湯の待合室でかなえと楽しそうに子どもたちを囲む友人の菅野の姿も捉えられている。ほかにも、何かに怯え鬼気迫る表情や、お風呂に浸かり物思いにふける様子など、かなえの心の奥底が垣間見え、それぞれの登場人物たちが織りなすドラマに想像が掻き立てられる場面写真となっている。『アンダーカレント』は10月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アンダーカレント 2023年10月6日より全国にて公開(C)豊田徹也/講談社(C)2023「アンダーカレント」製作委員会
2023年08月08日出産すればそれまでの自分に戻れると思ってたけど…2013年に俳優の堺雅人さんと結婚し、2015年に第一子となる男児、2018年に第二子となる女児を出産した菅野美穂さん。今まで海外45か国ほどを訪れた経験のある、無類の旅好きでもあります。番組では、どうしても訪れたかったというポルトガル・サンミゲル島へ旅する様子が紹介されました。現地ならではの料理や、絶景の中を走行する四輪ツアー、温泉などを満喫し、その表情からは本当に旅を愛する気持ちがあふれていた菅野さん。独身の頃は、ドラマや映画の撮影が終わってひと区切りついたら旅行するのが楽しみでもあり、励みにしていたそうです。とくに30代は多くの国を訪れ、行ったことのないところ、見たことのないもの、食べたことのないものに貪欲だったそうですが、30代後半で結婚・出産すると、取り巻く環境が大きく変わりました。菅野さんは「子育てが始まり、旅がストップした」と言い、「出産するまでは、(産んだら)それまでの自分と同じように戻れると思っていたけど、実際になってみたら夢物語。とてもじゃないけど、子ども育てながら、それは甘かった」と心境を明かします。「今まではエネルギーを使うのが仕事だったのが、完全にエネルギーを使って帰った後に子どもが熱出たりすると、それでも立ち上がらないといけないから。そう思うと、丁寧に仕事して、家のことも全うできるよう、その2本柱というか……」と、仕事で完全燃焼して帰っても家庭にもうひとつの仕事がある現在。今年で結婚から10年経ちますが、「仕事と育児のバランスは1年や2年では作れない。10年ぐらいかけて何となく見えてくるといいな」と思いながら頑張って続けてきた結果、今では「育児は終わっていっても、その後の自分の人生は続いていく」ということに思い至ったといいます。「細くても大切に長くやっていけたらいいと思うし、子どもにも仕事って楽しいよ、大事だよっていうのを、働いている姿で見せられたら」と語ります。また、菅野さんは自分が母親になったら「明るくて、ちょっとのことでも『大丈夫、大丈夫』っていうような人」になると思っていたそうですが、実際なってみるとそんなことはなく……。「まったく逆で。鬼母(笑)」と豪快に笑い飛ばします。「人生って楽しいよ、いいものだよって教えてあげられる、明るい母親になりたかったんだな」と振り返り、この先もまずは自分が楽しいことをして、子どもに楽しんでいる姿を見せたいのだと話します。菅野さんにとって、それは「旅」。番組ロケを通してあらためて、自分の人生や未来を考えるきっかけになったようです。
2023年07月27日真木よう子主演、今泉力哉監督作『アンダーカレント』より本予告と本ビジュアルが解禁された。「漫画界のカンヌ映画祭」と呼ばれるフランス・アングレーム国際漫画祭でオフィシャルセレクションに選出されるなど、国内外から熱狂的な人気を誇る豊田徹也の同名長編漫画を実写映画化した本作。この度、解禁となった本予告は、主人公・関口かなえ(真木よう子)と、かなえが営む銭湯に突然現れた謎の男・堀隆之(井浦新)との対峙から始まる。かなえは突然失踪した夫・関口悟(永山瑛太)のことで頭を悩ませていた。住み込みで働きたいと申し出た堀との奇妙な日常が続く中、偶然に再会した大学時代の友人・菅野よう子(江口のりこ)の紹介で、どこか怪しげで風変わりな探偵・山崎道夫(リリー・フランキー)に悟の捜索を依頼する。「人をわかるってどういうことですか?」と山崎がかなえに聞き取りをするシーンでは、かなえは虚を突かれたかのように絶句。突然失踪した夫、突然現れた謎の男、どこか怪しげで風変わりな探偵…連続して出現するミステリアスで不可解な登場人物によって知らぬ間に物語の核心に引き込まれていく。そして、あることをきっかけに浮かび上がってくるそれぞれの想いとは…。音楽界の至宝・細野晴臣の楽曲にいざなわれ、物語は主人公・かなえの心境の変化とともに救いを見出していく。併せて解禁された本ビジュアルには、「なぜ男は現れ、なぜ夫は消えたのか――」というミステリアスな言葉が添えられている。上段には主演・真木さんと物語のキーマンを担う井浦さんとの2ショット。突然現れた謎の男・堀隆之と湖面を前に佇む主人公・関口かなえの表情が、「喪失」「孤独」「偽り」を静かに想起させ、どこかサスペンスフルに映し出されている。かたや下段では真木さんと、突然失踪したかなえの夫・関口悟を演じる永山さんとの2ショット。仲睦まじかった頃の2人は、ともに理解しあい、愛しあっているかのように見えたが…。幸せそうなこの夫婦の描写には、上段で記したイメージとは対照的に「温もり」「愛」「幸福」が感じ取れる。「偽りも、本当も、抱きしめながら、生きていく。」のコピーとともにこの2つの描写が一つになることで、複雑で且つ繊細に奥底で揺れ動く心が表現されている。さらに、7月21日(金)より全国の上映劇場(一部劇場を除く)及び、オンラインにて映画『アンダーカレント』のムビチケが発売(税込¥1,500)。カード型前売券の券面には、かなえの心の<アンダーカレント(底流)>を想起させるブルーの美しいイメージビジュアルが採用されている。オンライン券には、イメージビジュアルのスマホ壁紙がプレゼントされる。『アンダーカレント』は10月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アンダーカレント 2023年10月6日より全国にて公開(C)豊田徹也/講談社(C)2023「アンダーカレント」製作委員会
2023年07月21日真木よう子と今泉力哉監督が初タッグを組み、国内外から熱狂的な人気を誇る伝説的漫画を映画化した『アンダーカレント』。その音楽を細野晴臣が担当することが発表され、そのほか豪華クリエイター陣が集った特報とティザービジュアルが解禁となった。この度解禁されたティザービジュアルは、「生きるための嘘は、罪ですか?」という心に刺さるコピーとともに、水中に浮遊する主人公・かなえ(真木さん)の心の奥深くに潜む何かを感じさせる、美しくもどこかミステリアスなもの。また、メイン写真は、かなえが銭湯の湯船にプカッと浮かび、何か考えこんでいるような原作のコマを忠実に再現した1枚となっている。特報は、主演の真木さんを筆頭に日本映画界を代表する実力派俳優陣を迎え、本作で新しい一面を開花させた今泉監督の映像表現がうかがえる。突然、失踪した夫の悟(永山瑛太)。そこに突如現れた謎の男・堀(井浦新)。さらに怪しげな探偵・山崎(リリー・フランキー)の姿も。「生きるための嘘は、罪ですか?」との言葉とともに、俳優陣の表情から登場人物が抱える繊細な心情が想像される特報映像となった。音楽を担当するのは音楽界の至宝・細野晴臣。『万引き家族』(18)で日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞、第65回グラミー賞を受賞したハリー・スタイルズのアルバム「Harry’s House」の由来にもなった「HOSONO HOUSE」(50周年記念盤)を5月25日にリリースしたばかりと、日本のみならず世界のアーティストに影響を与え続けている。細野晴臣本作での楽曲提供でも、まさにアンダーカレント、深層に響き渡るようななんとも心地よい音色で観る者を物語の中へいざなう。ティザーポスターを手掛けたのは『万引き家族』『パリ13区』など邦画・洋画を問わず数々の作品に携わってきたデザイナー・大島依提亜。映画の内容を深く理解した上で作り出されたビジュアルは、作品の世界観を残しつつ新たな魅力を引き出している。そして本作のキービジュアルの写真撮影を担当したのは、これまで今泉監督の『愛がなんだ』『街の上で』『窓辺にて』をはじめ、様々な映画のキービジュアルとなる写真の撮影を手掛けてきた、国内外で活躍する注目の写真家・木村和平。俳優(キャラクター)に流れる感情を、その人物が置かれた空間や時間とともに切り取れる写真家として、今泉監督から圧倒的な信頼を得ている木村さんが手掛けた写真を活かし、美しくも複雑な感情を宿したティザービジュアルに仕上がった。なお、原作漫画「アンダーカレント」単行本の再重版も決定している。『アンダーカレント』は10月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンダーカレント 2023年10月6日より全国にて公開(C)豊田徹也/講談社(C)2023「アンダーカレント」製作委員会
2023年06月01日