山崎貴監督が描く異世界冒険ファンタジー『ゴーストブック おばけずかん』の本ポスタービジュアルが完成。併せて、“おばけ”役として下野紘、杉田智和、大塚明夫、田中泯が声の出演をすることが分かった。今回公開されたビジュアルは、開いてはいけない「おばけずかん」を開いてしまった一樹(城桧吏)ら子どもたちと、新垣結衣演じる瑤子先生が、図鑑から飛び出したおばけたちに驚き、さらに子どもたちに試練を与える謎の古本屋の店主(神木隆之介)と、図鑑の秘密を知るおばけ・図鑑坊の姿が写し出されている。背景の崩れゆく夜の校舎が、異世界感を強く感じさせる一枚となっている。また上部には、山崎監督が原作から着想を得て、本作のために特別にデザインしたおばけの姿も。そんな図鑑の試練として子どもたちの前に立ちはだかるおばけの声を演じるキャストも明らかに。空を飛びまわり、怒ると巻き付いて首を絞めてくる、ヤンキー気質だがおっちょこちょいな一反木綿を、「うたの☆プリンスさまっ♪」の来栖翔役、「進撃の巨人」のコニー・スプリンガー役などで知られる下野さん。山に向かって大声で叫ぶと、同じ言葉を返してくる山彦を、「涼宮ハルヒの憂鬱」のキョン役、「銀魂」の坂田銀時役などを演じている杉田さん。体中に付いた目を飛ばして攻撃をしてくる百目を、2021年に「ルパン三世」の次元大介役を引き継いだ大塚さん。時間や空間をゆがめられ、その強さから「神霊指定」として恐れられているジズリを、山崎監督作品への出演は4作目となる田中さんが務める。<キャストコメント>・下野紘縄張り意識が強く、ちょっとヤンチャで神経質な一反木綿。ヤンキーのように絡んでくるくせに子どもたちの罠にかかってしまうという、ちょっと情けない一面もある、どこか憎めないおばけです。ドタバタするシーンが多く、より面白くするためにアドリブなんかも入れさせていただいているので、それがどこなのか探してみてください!そして、一反木綿の活躍を楽しんでいただけたら、幸いです!・杉田智和夏が来ると思い出すのは、雑誌やテレビで特集が組まれる怪談です。幼少の頃受ける感性の刺激はその後の成長に良い影響を及ぼすと思います。私自身、役を演じながら昔を思い出していました。かつて子どもだった大人、そしてこれから育つ子ども、皆におすすめの映画です。よろしくお願いします。・大塚明夫おばけの百目を演じました大塚明夫です。たいへん楽しい作品になっていると思います。公開は夏休みでしょうか……還暦を越えた私ですが、家族で映画を観た思い出は今でもタカラモノです。きっと子どもたちの、家族で映画を観に行った素敵な思い出になると思います。是非、劇場にお運びください。・田中泯山崎貴監督との仕事はいつもチャレンジをくれる。僕でなく『ジズリ』に成っていると見る人に感じてもらえると本当に嬉しいんだが!いや~難しかった!!楽しかった!!『ゴーストブック おばけずかん』は7月22日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:GHOSTBOOK おばけずかん 2022年7月22日より全国東宝系にて公開©2022「GHOSTBOOK おばけずかん」製作委員会
2022年04月12日香取慎吾が『凪待ち』以来3年ぶり映画主演、いま引く手あまたの岸井ゆきのと共演する映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』が9月に公開決定。市井昌秀監督が香取さんを主演に当て書きした、大切な人との絆を取り戻すコメディとなっている。結婚4年目を迎える田村裕次郎(香取慎吾)と日和(ひより/岸井ゆきの)。表向きは仲良し夫婦の2人だったが、日和がこっそり投稿していたSNS「旦那デスノート」をきっかけに、少しずつ小さなすれ違いがつまびらかになっていく――。主演の香取さんと、今年公開される映画だけでも出演作4本(うち主演作2本)と日本映画界に欠かせない存在となり、ドラマ「恋せぬふたり」も話題となった岸井さんは初めての顔合わせ。香取さんと市井監督も映画撮影の現場では初めてタッグを組んだ。岸井ゆきのとはいえ、2人の接点は14年前までさかのぼる。まだ監督としてキャリアをスタートさせたばかりのころ、2008年の「ぴあフィルムフェスティバル」で当時審査員だった香取さんが市井監督の作品を高く評価、結果はグランプリを受賞した。そこで市井監督は、いつか一緒に香取さんと映画の仕事をしたいという強い思いが芽生えたという。その後2020年1月に香取さんのソロアルバムの収録曲「FUTURE WORLD(feat.BiSH)」のMVを撮ることになった市井監督。それが後押しとなり、MV撮影終了後に市井監督は香取さんを主演に据えた脚本の執筆に取り掛かった。そして完成したのが本作。撮影は2021年9月下旬から10月下旬にかけて、東京都立川ほか埼玉などで行われた。市井昌秀監督また、市井監督は構想の段階で2つのことを思い描いていた。1つは「大切な人との関係性を見つめ直すもの」。もう1つは「情けない、だらしない、ダメな香取慎吾」だった。コミカルな悪口が並ぶ「旦那デスノート」とは対照的に、シリアスなシチュエーションにもがく裕次郎と日和を香取さんと岸井さんがとてもユーモラスに演じているのは、市井監督の狙い。裕次郎が日和との会話で適当に受け流すときによく使う「いい意味で」という劇中のセリフを借用するなら、崩れかけたメロドラマは「ホラーです、いい意味で」。夫婦やパートナー同士で起こりうることを描く、共感できる絶妙のコメディに仕上がった。ちなみに、タイトルにある“チャーリー”とは劇中に登場するペットのフクロウのこと。香取さんと岸井さんが演じる裕次郎と日和が飼っている、チャーリー(3歳/オス)の愛くるしい佇まいにも注目だ。香取慎吾(田村裕次郎 役)「コメディだけど、泣けるんです。いい意味で。」また、映画に出演させてもらえてとても嬉しいです。初めて市井監督の映画に参加しました。初めて岸井ゆきのさんと共演させてもらいました。笑顔のはじめましてが絡み合いながら、SNS『旦那デスノート』にもがく裕次郎を演じました。恐怖の連続でした!自分の知らないところで、自分の知っている人が、自分の事を晒している!コメディです。コメディだけど、泣けるんです。いい意味で。。岸井ゆきの(田村日和 役)「いつかあるかも知れない未来を追いかけるよう」わたしは本当の夫婦の感覚を知らないのですが、両親をずっと見てきて、何もないようで何かある空気、本心を悟られないように諭そうとする威厳、笑いながら諌める態度、不思議な関係だと思いました。そんなことを考えて芝居をするのは、いつかあるかも知れない未来を追いかけるようで面白かったです。そして隣にいる相手が幼少期から拝見している香取慎吾さんだなんて身の引き締まる思い。毎日が優しい光で溢れて、香取さんと楽しくお話させていただいている時間は自分でも不思議でSFみたいで、市井監督と現実的な会話で構築していく物語はファンタジーで。皆様がこの映画をどう感じるのか...私も楽しみにしています!市井昌秀(監督)「香取慎吾さんと岸井ゆきのさんで見たい」なんらかのすれ違いで妻に憎たらしさを覚えた後、笑いながら誰かと電話するその背中を見て、「この人は何者なんだ?」と感じる時がしばしばあります。結婚って、夫婦って、男と女って、一体なんなんだろう?なんだか厄介で面倒なものを抱えて、どこへ向かっているのだろう?わからないのその先を、香取慎吾さんと岸井ゆきのさんで見たいと思いました。平凡で情けなくダメな田村裕次郎、笑顔の片隅で毒を盛る田村日和と一緒に。『犬も食わねどチャーリーは笑う』は9月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:犬も食わねどチャーリーは笑う 2022年9月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定©2022“犬も食わねどチャーリーは笑う”FILM PARTNERS
2022年04月12日山田孝之らが発起人となった短編映画製作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS(ミラーライアーフィルムズ)」。“変化”をテーマに、俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンなど総勢36名が監督した短編映画をオムニバス形式で4シーズンに分けて公開する本プロジェクトの映画『MIRRORLIAR FILMS Season3』から、第2弾作品ポスターと予告編が解禁された。今回解禁となったのは、俳優・ミュージシャンとしても活躍する渡辺大知がメガホンをとり、藤原季節、夏子を出演に迎えた『Good News,』、李闘士男監督がシングルマザーの葛藤をラップとともに描く『ママ イン ザ ミラー』、“最強の一般人”野崎浩貴監督が人間が絶滅危惧種として扱われる世界を描いた『絶滅危惧種』のポスターと予告編。『Good News,』の予告では、平凡ながらも幸せな日々を送っていた恋人たちが、藤原さん演じるコータローが詐欺に加担することにより、日常が変わってしまう様子がスタイリッシュな映像と共に描かれている。『ママ イン ザ ミラー』では、シングルマザー役の二宮芽生が、元夫やパート先でのいざこざで葛藤する日々の中で、自分の気持ちをフリースタイルラップでさらけ出す映像に。『絶滅危惧種』では、ゾンビや吸血鬼が一般化され、いまや人間が“絶滅危惧種”になった世界で、平野虎冴演じる人間の小学生・遠藤君の葛藤がポップに描かれていく。『MIRRORLIAR FILMS Season3』は5月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MIRRORLIAR FILMS Season3 2022年5月6日より全国にて公開
2022年04月11日小松菜奈と坂口健太郎がW主演を務めた映画『余命10年』が現在公開中。この度、4月10日までの38日間で、累計観客動員数2,042,037人、累計興行収入2,587,243,770円を記録したことが分かった。3月4日より全国350スクリーンで公開がスタートした本作。6週目に突入した現在、「今生きている事がどれだけ幸せなのか思い知らされた」「自分の中で一生忘れられない 心に刻まれた映画になりました」など感動の声が寄せられている。SNSでは「映画館で嗚咽するほど泣いたのは初めて」「涙無しでは観られなかった。終わったあとマスク絞れた」といった上映中に感涙する鑑賞者が多い一方、鑑賞後の様子をTikTokにアップする人もおり、鑑賞前は喧嘩をしていたカップルが、鑑賞後は仲良く手を繋ぐユーモアに溢れた映像も見られ、若者への浸透率も高いようだ。さらに、公式Instagramでは、映画の余韻に浸れるようなコンテンツとして本編未収録のビデオカメラの映像が投稿されおり、シーンがフラッシュバックする鑑賞者も多いようで、「映画を思い出してまた泣きそう」「また観たい!」と好評。4月9日、16日の2週連続の入場者プレゼントとして、両面カラーの特製オリジナル・フォトカードの先着限定配布も実施中で、今後もリピーターが増えることが予想される。原作者・小坂流加の著書は、映画の原作を含めて100万部を突破、写真集は重版、主題歌「うるうびと」はストリーミング総再生回数1800万回突破するなど、他コンテンツも賑わっており、聖地巡礼を行う鑑賞者も現れるほど、いま大きな注目を集めている。『余命10年』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年04月11日CLAMPの伝説的大ヒットコミックを、神木隆之介、柴咲コウ、松村北斗(SixTONES)、玉城ティナら出演で実写化した『ホリック xxxHOLiC』。この度、神木さん演じる高校生・四月一日の家政夫シーンが公開された。アヤカシが視えることで孤独に生きてきた四月一日は、対価と引き換えにどんな願いも叶えてくれる不思議な【ミセ】で家政夫として働くことに。映像では、【ミセ】に住む謎の少女・マル(DAOKO)とモロ(モトーラ世理奈)に叩き起こされるシーンからスタート。彼女たちに連れて行かれた先には、一升瓶を持ったまま散らかった床に寝そべる、お馴染みの二日酔いの侑子(柴咲さん)が…。そして、「お腹空いた~」と朝ごはんをリクエスト。若干だらしのない侑子の一面が垣間見え、世話焼きの四月一日が振り回されて苦労しているであろうことが伺える、微笑ましいシーンとなっている。また、こだわり抜かれた【ミセ】の内部も明らかになっており、柴咲さんは「侑子さんの【ミセ】が大好きで、撮影が終わってしまうのが悲しくて。ダイニングルームはボタニカルガーデンみたいで、きっと燦々と光が降り注ぐ気持ちのいい場所なんだろうなって思いながら撮影をしていました」とセットでの撮影をふり返っている。『ホリック xxxHOLiC』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ホリック xxxHOLiC 2022年4月29日より全国にて公開©2022映画「ホリック」製作委員会 ⓒCLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2022年04月11日南沙良が主演を務め、共演に大西流星(なにわ男子)、桜井ユキ、玉木宏と豪華キャストを迎えた映画『この子は邪悪』が、世界三大ファンタスティック映画祭の一つであるポルト国際映画祭にて審査員スペシャルメンションを授与された。本作は、『嘘を愛する女』や『哀愁しんでれら』などクオリティの高い作品を輩出してきたオリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2017」の準グランプリ作品を映画化。過去の事故により心に深い傷を負った心理療法室の院長の娘と、母の心神喪失の原因を探る青年が出会い、次第に恐ろしい出来事へと巻き込まれていく…。この度、ポルトガルの都市ポルトで開催されたポルト国際映画祭において、本作はファンタジー部門審査員スペシャルメンションを授与された。1980年に始まったポルト国際映画祭は、ファンタジーとポルトを合わせた造語“ファンタスポルト”の愛称で親しまれ、シッチェス・カタロニア国際映画祭やブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭と並び、世界三大ファンタスティック映画祭の一つに数えられる。ファンタジーやホラー、SFなどのジャンル映画に特化し、過去には『セブン』(1996)、『キューブ』(1999)、『パンズ・ラビリンス』(2007)など数々の名作を輩出。近年では同じく「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM」作品の『ゴーストマスター』(2020)が、昨年度はJホラー『樹海村』が最優秀作品賞を獲得しており、本年度も多数の邦画作品がノミネートされるなかでの審査員スペシャルメンション授与となった。本作の監督・脚本を務めた片岡翔は「この作品は脚本に3年かけ、完成までに4年の月日がかかりました。途中何度も挫けそうになることがあったけれども、素晴らしいスタッフとキャストに恵まれて出来上がった作品です。ポルト国際映画祭で上映させて頂き、そのうえ素敵な賞まで頂き本当に幸せなことだと思っています」と喜びをコメント。また、「このような時期でなければ、ぜひ現地に行って自分の映画を観たかったと残念に思いますが、これを機にまた新たな作品でポルト国際映画祭に参加できたら嬉しいです」と次回作への意欲ものぞかせた。本作で心理療法室院長の娘である花を演じるのは、初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』でブルーリボン賞をはじめ数々の新人賞を受賞し、若手実力派として注目を集める南沙良。共演には、昨年CDデビューを果たし、俳優としても活躍の場を広げ今作が映画単独初出演となる大西流星(なにわ男子)。また、映画『コンフィデンスマンJP-ロマンス編-』からドラマ「真犯人フラグ」まで話題作に出演する桜井ユキ、『極主夫道 ザ・シネマ』やドラマ「桜の塔」、放送中のドラマ「マイファミリー」など幅広い役柄を演じている玉木宏らが出演する。『この子は邪悪』は2022年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:この子は邪悪 2022年全国にて公開予定(C) 2022「この子は邪悪」製作委員会
2022年04月11日『愛なのに』と『猫は逃げた』の公開を記念して、今泉力哉監督の過去作品を上映する“特集上映”が、今年オープンした東京都・世田谷区にあるシモキターエキマエ-シネマ「K2」(ケーツー)にて開催中。今回の特集上映では、人気作家・伊坂幸太郎の初にして唯一の恋愛小説集を、三浦春馬主演で映画化した『アイネクライネナハトムジーク』や、田中圭主演で様々な片想いが描かれる恋愛群像エンターテインメント『mellow』をはじめ、深川麻衣映画初出演&初主演作『パンとバスと2度目のハツコイ』、松坂桃李主演のハロプロ愛あふれる映画『あの頃。』。満席・立ち見も続いた岸井ゆきの主演『愛がなんだ』、古着屋と古本屋と自主映画と恋人と友達についてを描く下北沢が舞台の『街の上で』、福島と東京を舞台にした群像劇『退屈な日々にさようならを』、韓国のアイドルグループが出演する『知らない、ふたり』。ほかにも『サッドティー』、『his』がラインアップ。下北沢に縁が深く、演劇と映画の枠を超えて活動する今泉監督。リアルで自然な恋愛模様が描かれているのも特徴のひとつとなっており、日常的な瞬間がドラマチックに感じる映画体験ができる。今泉監督は「下北沢に新しく生まれた映画館での特集上映。とても嬉しいです」と開催にあたって喜びのコメントも寄せている。上映会場は、今年1月、下北沢の商業施設シモキタエキウエ直結となる「(tefu) lounge」(テフ ラウンジ)にオープンしたミニシアター「K2」。スクリーン数は1つのみで、下北沢という文化の坩堝のような街を背景に、様々な文化と接合し時代を超える価値を街に発信していく映画館だ。なお、最新作である城定秀夫監督とのコラボ作品『愛なのに』と『猫は逃げた』は、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開中。今泉監督は、『愛なのに』で脚本を、『猫は逃げた』で監督を務めている。(cinemacafe.net)■関連作品:アイネクライネナハトムジーク 2019年9月20日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2019「アイネクライネナハトムジーク」製作委員会his 2020年1月24日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2020映画「his」製作委員会街の上で 2021年4月9日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋⾕ほか全国順次公開©「街の上で」フィルムパートナーズmellow 2020年1月17日より新宿バルト9、イオンシネマ シアタス調布ほか全国にて公開©2020「mellow」製作委員会あの頃。 2021年2月19日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2020『あの頃。』製作委員会愛なのに 2022年2⽉25⽇より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開(C)2021『愛なのに』フィルムパートナーズ猫は逃げた 2022年3⽉18⽇より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開
2022年04月09日『君の名は。』『天気の子』の新海誠監督の3年ぶりとなる最新作『すずめの戸締まり』の特報映像が、4月10日(日)20時にYouTube「東宝MOVIEチャンネル」にてプレミア公開されることが決定。さらに公開日が11月11日(金)に決定し、ヒロイン・すずめが描かれたビジュアルが解禁された。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語であることと、水面にぽつんと佇む扉のビジュアルのみが昨年12月15日に実施された製作発表会見にて解禁されてから約4か月、ついに新海監督が描き出すヒロイン・すずめのビジュアルが初公開。旅の始まりを予感させる「行ってきます。」というコピーとともに、廃墟の扉を前に小さな木製の椅子を両手に抱え、こちらを振り向くポニーテールの少女・すずめ。足元に広がる静かな波紋、ほんの少しだけ開いた扉。いまにも「何か」が起こりそうな、神秘的なビジュアルに仕上がった。さらに、4月10日に迫る特報のプレミア公開に先駆けて、1枚の場面カットも到着。そこに描かれているのは、かつて小さな温泉街だったと思われる集落。崩れかけた旅館、ツタの絡まった家屋、錆びた看板など、人がいなくなって廃れてしまった場所を歩くすずめの後ろ姿。新海監督が語る“閉じていく物語”とは一体どのような物語なのか。『すずめの戸締まり』の世界に、期待が高まる。新海誠監督コメントあちこちで開け放しにし続けてきてしまった扉を、どのように閉めることが出来るのか。それをすずめに託し、戸締まりをしながら日本列島を旅する物語を作っています。笑顔と昂ぶりを、観終えた後に残せるような映画にしたいのです。『すずめの戸締まり』は11月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開予定Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会
2022年04月09日二部作で原作の感動の最終話までを描き切る、「Hey! Say! JUMP」山田涼介主演の実写映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』。この度、主人公エドの命を狙う新キャラクター・スカーを演じる新田真剣佑のインタビューとメイキングを収めた特別映像が到着した。原作でも高い人気を誇る、イシュヴァールの民の復讐のために全ての国家錬金術師の抹殺を誓うキャラクター・スカー。新田さんは演じるにあたって「自分なりの正義があって、それを貫こうとする。そして自分の中にある芯がすごく強い。ただ悪いだけじゃなく、いかに魅力的に見せられるかを考えながら演じた」とふり返る。また、スカーといえば、象徴的なのが顔の傷。「毎日2時間ぐらいかけてメイクをした。スカーは英語で《傷》。あれがなければスカーじゃない。特殊メイクの時間も役を作る上で大切な時間だった」とコメント。エド役の山田さんとは、今回が初共演だったそうで、「綺麗でした。初日に『日本で一番綺麗です』って告白した」と笑いながら出会いのエピソードも披露。劇中では敵対する間柄だが、新田さんは初日から山田さんとの距離も縮めたのか、戦いのシーンでも絶妙なコンビネーションを見せ、カットがかかると2人で映像をチェックをする場面もあったという。さらに、巨大なオープンセットが組まれ行われた今回の撮影。新田さんは「”街だ!”と思った。床から壁から…オープンセットに再現された世界観に助けられた」と話し、グリーンバックでの撮影についても「監督のイメージするものを細かく説明してもらって、僕も100%理解して演じた。コミュニケーションが取れていたので想像していたものが撮れたと思うし、やりやすい現場だった」と明かしている。『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』は5月20日(金)より、『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』は6月24日(金)より二部作連続公開。(cinemacafe.net)■関連作品:鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー 2022年5月20日より公開©2022 荒川弘/SQUARE ENIX©2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成 2022年6月24日より公開©2022 荒川弘/SQUARE ENIX©2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会
2022年04月09日水谷豊の監督作品第3弾で、“クラシックのオーケストラ”を題材に音楽を愛する人々の人間模様を洒脱なエンターテインメント作品として作り上げた『太陽とボレロ』。この度、主演の檀れい、共演の石丸幹二、町田啓太、森マリアという個性豊かなキャスト陣のメイキング映像やコメントが収められた特別映像が解禁となった。解禁となったのは、本作の撮影風景を収めたメイキング映像に合わせて、主演の檀さんらがそれぞれ、作品や自身の役どころに込めた思いを語るインタビュー映像が詰め込まれた特別映像。弥生交響楽団の主宰者・花村理子を演じる檀さんは、自身の役どころを「花村理子という女性は、自分のことよりも周りのことをいつも考えて行動している女性」と語る。メイキング映像では、和やかな笑みを浮かべているかと思えば一転、真剣な表情を見せたり、さらにはハイヒールで道路をかけたり、くるくると表情を変えながら魅力的に演じている檀さんの姿が印象的に切り取られている。理子とともに弥生交響楽団を支えてきた、鶴間芳文を演じる石丸さんは「僕だったらどんな風に演じるのかなと思って、カッコよく演じたいと思っていました」とコメント。しかしメイキング映像では、そんな石丸さんの言葉とは裏腹に、両手を上げ満面の笑みで軽やかにジャンプする鶴間の姿が。水谷監督により、愛らしくポップに映し出された石丸さんの演技にも注目。さらに、弥生交響楽団のトランペット奏者・田ノ浦圭介を演じる町田さんは「(圭介は)チャーミングなところがたくさんあるので、それを表現できれば」と本作への意気込みを明かすと、続くメイキング映像ではそんな圭介の可愛らしさを存分に発揮。水谷監督の指導のもと茶目っ気たっぷりに演じると、スタッフからも絶賛の声が飛び交うなど、まさに圭介のようにチャーミングで愛嬌たっぷりな姿を見せている。そして、弥生交響楽団のヴァイオリン奏者・宮園あかりを演じたのは、本作が映画初出演となる森さん。「“ヴァイオリンこそ我が人生”という言葉を体現できるように、ひたすらヴァイオリンを練習しました」と語る森さんの演奏にも期待が高まる。さらにメイキング映像には、4人以外にも個性豊かな俳優陣が監督・水谷さんのもとに集い、和気あいあいと撮影に臨んでいる様子も収められている。檀さんが「どのシーンもどのカットも、スクリーンの隅々までキラキラ輝いている」と語るように、キャストそれぞれが笑顔で、そして真摯に作品に向き合う姿、そして水谷監督自身も楽し気に演出をする姿が垣間見えるメイキング映像となっている。『太陽とボレロ』は6月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:太陽とボレロ 2022年6月3日より全国にて公開©2022「太陽とボレロ」製作委員会
2022年04月08日ウルトラマン55周年記念作品『シン・ウルトラマン』の主題歌が米津玄師の書き下ろし楽曲「M八七」に決定し、コメントが到着した。庵野秀明が企画・脚本をつとめ、数々の傑作を庵野氏とともに手掛けてきた樋口真嗣が監督を務める本作。斎藤工、長澤まさみ、そしてアカデミー賞国際長編映画賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』の西島秀俊など、豪華キャスト陣が結集した今年最大の超話題作だ。この度、名実ともに日本を代表するアーティスト米津玄師が本作の主題歌を担当することが発表され、ますます注目を集めている。製作過程の早い段階で主題歌をつけることが決まり、製作陣、企画・脚本を担当する庵野秀明、監督の樋口真嗣含めて検討した際、いまの音楽業界を、あらゆる世代を含めてけん引する存在であり、かつ、その楽曲の持つ世界観に底知れない力のある米津さんにお願いしたい旨で満場一致。オファーをしたところ、米津さん自身も『シン・ゴジラ』『エヴァンゲリオン』シリーズなど庵野氏の作り出した作品のファンであり、当時すでに発表されていた『シン・ウルトラマン』にも一ファンとして興味を持たっていたということで、今回のコラボレーションが実現した。本作のために書き下ろされた主題歌のタイトルは「M八七」(エム ハチジュウナナ)。この主題歌タイトルは、米津さんのアイディアに庵野氏がリクエストを出し、まとまったものだという。果たして、どのような楽曲が書き下ろされたのか。映画本編とともにその主題歌も気になるところだ。<米津玄師 コメント>主題歌のお話を頂いた瞬間は「何かの間違いでは」と思いました。シン・ゴジラを劇場で何度も見ていた頃や、シン・ウルトラマンが制作発表された頃、まさか自分が関わることになるとは夢にも思っておらず、青天の霹靂の一言に尽きます。超然としたウルトラマンの姿を眺めながら曲を作りました。米津玄師<映画『シン・ウルトラマン』製作スタッフ コメント>まず、本作品の主題歌を米津玄師さんに引き受けていただけたことに心からの感謝と喜びを申し上げます。デモでのやりとりを何度かさせていただきましたが、一発目から心を打たれ、その後に関しては楽曲の進化過程を拝見させていただくような、そんなやりとりでした。歌詞も、米津さんによる、映画「シン・ウルトラマン」に対するイメージや解釈を凝縮させ、ぶつけてくださったのだと思っております。映画を見る前と見た後で印象が変わる歌詞であるようにも思いました。是非、楽曲の解禁を楽しみにして頂き、また、この素敵な主題歌も一緒に、映画館でお楽しみいただければと思います。『シン・ウルトラマン』は5月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シン・ウルトラマン 2022年5月13日より全国東宝系にて公開Ⓒ2021「シン・ウルトラマン」製作委員会©️円谷プロ
2022年04月08日記憶をなくしたロボットとポンコツな大人の大冒険を描く、二宮和也主演映画『TANG タング』より、二宮さん演じる健とロボット・タングの場面写真が公開された。ゲーム三昧で妻に捨てられた男・健と、記憶を無くした迷子のロボット・タング。無職で人生に迷子中の男と健の家の庭に突然現れたロボットという、迷子同士の運命の出会いが、まさかの驚きに満ちた壮大な冒険の幕開けとなる。今回の場面写真は、そんな2人が劇中で初めて出会ったシーン。裏庭に紛れ込んだタングを見つけた健は、しゃがみこんで話しかけ、そんな健をタングは、首をかしげながら見つめている。場面写真に加え、「ハルキタ!」と春の訪れを身体全体で喜んでいるかのような愛らしいタングの姿が描かれた、新たなグリーティングタングも到着。映画公式サイトにて無料配布中だ。『TANG タング』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:TANG タング 2022年8月11日より全国にて公開Based on A ROBOT IN THE GARDEN by Deborah Install Copyright © 2015 by Deborah Install Licensed by Deborah Install c/o Andrew Nurnberg Associates, London through Tuttle-Mori Agency, Inc. , Tokyo ©2022映画「 TANG 」製作 委員会
2022年04月08日道枝駿佑(なにわ男子)と福本莉子がW主演する、記憶にまつわるラブストーリー映画『今夜、世界からこの恋が消えても』の新キャスト8名が発表。併せて、主人公たちの切ない横顔を写したポスタービジュアルも公開された。真織(福本さん)が「前向性健忘」を患っていることを理解し支える、頼れる親友・綿矢泉役には、「この恋あたためますか」や「コントが始まる」、『偶然と想像』など話題作への出演が続く古川琴音。今作の重要な鍵を握る重要人物として、その存在感が今作でも輝く。「三木監督の作品を観ては“こんな青春があったらいいな”と思っていたので、今回初めて三木組に参加させて頂いて、“監督の作る世界に入れたんだ!”と、とても嬉しかったです」と今作への参加を喜んだ古川さんは、「初めて台本を読んだ時に、自分が大切にしていたことを忘れてしまう悲しさや切なさは勿論、それ以上に真織を支えようとする周りの人たちの愛情に、とても温かい気持ちになりました。凄く切ない物語ではあるんですが、明日を迎えられることや、大切な人と思い出を積み重ねていけることに感謝したくなるような映画になっていると思います」とコメント。また、「道枝くんと莉子ちゃんとは初共演なのですが、道枝くんは、文字で見ると照れくさくなるような言葉でも、自然にしっくりきて、そういう言葉が似合う人っているんだなと、王子様みたいな方だなと思いました。莉子ちゃんはどのシーンもみずみずしく、凄くキラキラしていて、こういう穢れない存在を泉は守りたかったんだなと、莉子ちゃんを通して感じることが出来ました」と主演2人の印象も明かしている。透(道枝さん)の姉・神谷早苗役には、「この世界の片隅に」や『おいしい家族』、現在Netflixにて『桜のような僕の恋人』が配信中の松本穂香。透と真織の恋を微笑ましく見守りつつも、未来を案ずるキーパーソンだ。松本さんは「今までにない挑戦的な役を任せて頂いたなと思っております」とキャラクターの印象を語り、「この映画は大切な人の存在が心の中にあるだけで、ちょっと気持ちが強くなれたり、心が救われたり、そういった人と人との繋がりの温かい部分を丁寧に描いた映画になっているんじゃないかなと思います。初めて台本を読ませて頂いたとき、もう二度と戻らない尊い時間がキラキラと輝いて描かれている作品だなと感じました。是非劇場で見て頂けたら嬉しいです」とメッセージを寄せている。さらに、透の両親を萩原聖人と野波麻帆、真織の両親を水野真紀と野間口徹、2人の同級生を前田航基、西垣匠が演じることも明らかになった。また同時に公開されたポスターは、夕暮れの空を背に、眠りにつくと記憶を失ってしまう真織と、そんな彼女を見つめる透の横顔が写し出されている。夜が来るということは、2人にとって今日一日の記憶が消えてしまうことであり、真織の恋もリセットされてしまうことを意味する。そんな夜の手前、黄昏時の残された時間を噛みしめ、慈しむ切ない表情が収められている。『今夜、世界からこの恋が消えても』は7月29日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:今夜、世界からこの恋が消えても 2022年7月29日より全国東宝系にて公開©2022「今夜、世界からこの恋が消えても」製作委員会
2022年04月08日神尾楓珠・主演、西野七瀬・ヒロインで人気コミックを映画化した『恋は光』。この度、神尾さん自身が「そこまで自分とはかけ離れていない」と語る、“恋の光が見える”少々理屈っぽい主人公を演じた新場面写真が解禁となった。原作コミックは、“恋する女性が光を放ってキラキラして視える”という特異な体質を持つ男子大学生の初恋を描き、恋愛感情に振り回されながらも、“恋って何だろう?”と「恋」の定義について考察する主人公たちに共感の声が多く寄せられ話題となった。今作で神尾さんが演じた大学生・西条役は、これまでのパブリックイメージを大きく覆すような個性派キャラクターだ。これまで数々の胸キュンラブストーリーや学園ドラマ、大人の恋愛映画など多彩な作品に出演してきた神尾さんだが、西条はレンズの大きな眼鏡をかけ、「うむ」とつぶやきながら指で眼鏡を上に押し上げるような青年で、これまでの神尾さんのキャリアでは珍しいちょっと変わった役どころ。少し理屈っぽい西条は、恋を感情論ではなく論理的に捉えようと分析を重ねていく。今回解禁された写真では、あらゆるところに本が詰まれた畳敷きの雑多な部屋に住む大学生の姿が映し出される。また、幼なじみの北代(西野七瀬)と釣りに行くのが趣味で、そのルックからも一風変わったキャラクターであることがみてとれる。大学生にしては中々穏やかな生活ぶりだが、実は神尾さん自身はそこまで役作りに苦労はしなかったそう。「自分も西条のように落ち着いた部分を持っているし、そこまでかけ離れているとは感じませんでした」と語るが、それはキャスティングをした監督やプロデュ―サーも感じていたこと。初めて神尾さんに会った際、監督は「どこか影のあるような切ない表情や目元、発散しきれていないエネルギーを秘めているような印象を受けました」と回想する。映画デビューを果たして5年が経つ神尾さん。今作では、まったく新しい姿を見ることができそうだ。『恋は光』は6月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:恋は光 2022年6月17日より全国にて公開©秋★枝/集英社・2022 映画「恋は光」製作委員会
2022年04月08日大ヒットアニメのその後を描く劇場版『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』より、PUNPEEの劇伴・主題歌に注目した監督・プロデューサーのコメントが到着。また入場者プレゼント第2弾の情報も解禁となった。動物たちのかわいらしい見た目に反し、それぞれの思惑が複雑に絡み合った本格的なミステリー・サスペンスが展開され大きな話題を呼んだTVアニメ「オッドタクシー」。本作はPUNPEEが初めてアニメ作品の劇伴制作として携わった作品で、「音楽かっこいい!」とテレビ放送時から高い支持を集めている。2009年より活動しているPUNPEEは、2014年には人気バラエティ番組「水曜日のダウンタウン」のオープニングを制作。2017年世界的大人気ゲーム「キングダム ハーツ」の主題歌「光」のリミックスを手掛け、全米iTunesチャートで日本人アーティスト最高位となる第2位を記録するなど、その活躍は日本国内だけにとどまらない。そんなPUNPEEは本作でも劇伴を担当。プロデューサーの平賀大介は「劇伴を映画用に5.1chミックスされていて、劇場ならではの迫力ある音響を楽しんでほしい」と語り、木下監督も「(映画後半の)カーアクションのシーンは派手にカッコよく、逆に静寂を意図的に使って緊張感を出してるシーンもあるので、そういう所は映画館の音響で是非聴いてほしいです」と語るなど“音響”を注目ポイントに上げている。また映画用の劇伴制作にあたって木下監督は「映画の劇伴については、ヤノの登場シーンで、PUNPEEさんの方から新規で作らせてほしいという有難い提案を頂き、そういうことなら是非お願いします、という感じで作ってもらいました」と、映画公開にあたり、PUNPEEから劇伴を新規で制作したいと提案があったことを明かした。また、スカート(ミュージシャン澤部渡のソロプロジェクト)とともに手掛け、昨年クリスマスイブに「THE FIRST TAKE」に登場したことでも大きな話題を呼んだ主題歌「ODDTAXI」は、今回の劇場版では特別仕様にリミックスされている。このアレンジについて木下監督は「イントロが小気味良く、爽やかさが増して、ドライブのシーンにいい感じにマッチしたなという印象でした。あと映画館の環境で聴けるのもサラウンド感があって最高でした」と絶賛している。PUNPEEが手掛けた劇伴やアレンジされた音楽はSNSでも注目されており、大きな話題となっている。そんな劇伴や主題歌についてPUNPEEは「個人的な見どころとしては音楽・劇伴ですかね!色々と映画用に試行錯誤したり、 アレンジした部分があるので、そこを楽しみにして欲しいです」と語っている。さらにこの度、第2弾となる入場者プレゼントの配布も決定。樺沢、ドブ&関口、大門兄弟の「証言メモ」が4月8日(金)から4月14日(木)まで配布開始される(3種よりランダムで配布)。ステッカーをめくると中から劇中未公開の証言メモが出てくる仕様になっており、絵柄は木下監督が、証言は脚本・此元和津也がそれぞれ描き下ろしている。『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ 2022年4⽉1⽇よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開©P.I.C.S. / 映画⼩⼾川交通パートナーズ
2022年04月07日豪華キャストが集結した『ホリック xxxHOLiC』。この度、神木隆之介演じる四月一日と柴咲コウ演じる【ミセ】の女主人・侑子が初めて出会う本編シーンが解禁となった。公開まで1か月を切り、柴咲コウ、神木隆之介をはじめ、松村北斗、吉岡里帆など豪華キャスト出演などで話題となっている本作。この度解禁となった本編シーンは、神木さん演じる四月一日が美しい蝶に導かれるように【ミセ】に辿り着いた場面。そこで出会ったのは妖しく美しい【ミセ】の女主人・侑子だった。突然の出来事に戸惑いを隠せない四月一日に対し、「どんな願いも叶えてあげる。ただし、対価を頂く。与えられた者にはすべからくそれに見合うだけの代償がいるの。何かを得るには対価が必要。それがこの世界のルール」とこの世の道理を説く侑子。最後は「君の願いは?」という侑子の言葉で締めくくられている。妖艶で耽美な侑子の姿に眼を奪われる、四月一日と侑子の初対面となるシーンは劇中の序盤に登場する。柴咲さん本人の凛とした存在感が、どこか夢の中のような不思議な存在である侑子というキャラクターに説得力を持たせてくれる。そしてその完璧なまでにこだわり抜いた美術や衣装、装飾の力によって、本作の妖しく美しい世界へ自然と誘われていく映像となっている。侑子を演じた柴咲さんは「圧倒的なビジュアルの奥には、人の業について考えさせられる素晴らしいセリフがたくさんあります。願いを叶えるために対価が必要であることや、この世に偶然なんてなくてすべてが必然であること。責任重大な選択を毎日、毎秒、みんながしている、そんなことを考えながら演じました」と明かしている。『ホリック xxxHOLiC』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ホリック xxxHOLiC 2022年4月29日より全国にて公開©2022映画「ホリック」製作委員会 ⓒCLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2022年04月07日阿部寛と北村匠海が共演、薬師丸ひろ子、杏、安田顕、大島優子、麻生久美子らが集結した映画『とんび』。公開前に行われた試写会では「今年で一番泣いた」「会場が感動と共感に包まれていた」「不器用なお父さんの姿に涙が止まらなかった」といった声が相次ぎ、さらに監督を務めた瀬々敬久も「この映画は間違いなく面白い」と自信をみせている。その3つの理由に迫った。阿部寛と瀬々監督の信頼関係まず挙げられるのが、主人公・ヤス役の阿部寛と瀬々監督の信頼関係だ。この2人といえば、先日開催された第45回日本アカデミー賞で11部門を受賞した『護られなかった者たちへ』でのタッグの記憶も新しい。本作で主演を務めた阿部さんは、重松清・原作の「とんび」(角川文庫刊)の3度目の映像化という点に不安もあったそうだが、「瀬々さんだったら是非やらせて頂きたいと思いました。(これまでの作品と)違う切り口から描いてくださると思い、また久々にご一緒したいと思い、ラブコールさせて頂きました」と瀬々監督へオファーしたという。監督も「一も二もなく引き受けました」と、当時の思いをふり返る。2000年頃から一緒に作品を創り出しているという阿部さんと瀬々監督。2人の厚い信頼関係が、本作に深みをもたらしたようだ。岡山県・瀬戸内のロケーションまた、本作において最も重要な要素でもあるのが、瀬戸内のロケーションと、人の温かさである。備後を舞台にした本作のロケは、岡山県で行われた。本当の生活感がある街並みでの撮影にこだわったという監督の考え通り、岡山での撮影は、その町に住む人々の温かさまでもがプラスに働いた。本作で北村さん演じるアキラの婚約者・由美を演じた杏さんは「商店街がノスタルジックな街並みで、町の皆様もとても協力的でした。たえ子さん(薬師丸ひろ子)のお店のお向かいがちょうど魚屋さんで、『お弁当にちょっとこれ足してください』とお魚を分けてくださり、皆で食べました。ご厚意が染みて更においしかったです」と撮影時の街の人々との交流を明かした。そして、その土地の愛情がキャスト同士の絆にも結び付いたようで、ヤスの姉のような存在で小料理屋の女将・たえ子を演じた薬師丸さんは、「出演している皆さんが本当に良い方で暖かくて、(撮影後に会ったときは)また一緒に住んでいた街の人に会うような気分になりました。本当に良いチームワークで、楽しい撮影でした」とキャストの関係性について言及。そんな町ぐるみの温かさがキャストにも伝わり、本作に素晴らしい影響を与えたようだ。作品のテーマは「家族愛」そして3つ目が、「家族愛」というテーマである。原作小説が出版されたのは14年前、描かれているのは昭和の終わりから現代までであるが、監督は「この作品は現代の多様な家族な在り方を描いている。だからこそこの物語は古びない」と、また阿部さんは「人々の間に距離が生じている、そんな時代だからこそ、人々が助け合って生きるこの物語が、皆様に届いてくれればいいなと思っています」と語る。本作に出てくるのは、父子家庭の家族やシングルマザー、そして町全体が家族のような存在である“備後の人々”。それぞれが描き出す“家族の形”と、それぞれの“家族愛”。この映画を通じて、いつの時代も変わらない普遍的なテーマが、家族を想い生きる全ての人々に贈られる。さらに本作を鑑賞した原作者・重松氏は、「『荒ぶる愛って、こういうことなんだな』ーー映画館のスクリーンを蹴破ってしまいそうなヤスさんの存在感に、試写のときに圧倒されました。そして、そんなヤスさんがずっと片思いをしているアキラの凛々しさ!なにかと心ふさぐ日々だからこそ、誰よりもまず僕自身が、ヤスとアキラの物語に再びひたりたいのです」とコメントを寄せている。『とんび』は4月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:とんび 2022年4月8日より全国にて公開©2022『とんび』製作委員会
2022年04月07日大迫力の映像でドリフトレースを描く、野村周平主演、吉川愛、陣内孝則、青柳翔ら共演の『ALIVEHOON アライブフーン』より、新メイキングと新場面写真が解禁された。超絶ドライビングテクニックで剛・速・美を競うアクロバティック&ダイナミックな競技、ドリフトレース。本作は、監督・下山天が企画構想に3年を費やし、世界トップレーサーたちの実走出演で大迫力のリアルドリフトを描ききったドリフトエンターテインメント。『ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT』でテクニカル・アドバイザーを務めたドリフトキング・土屋圭市が監修した迫力の走行シーンが満載だ。この度解禁となったのは、撮影時に大活躍した「Go Pro」がとらえた数々の奇跡の走行シーンを映し出したメイキング映像。映像は、映画の挿入歌でもある「NOISEMAKER」の「APEX」の重低音サウンドにのって、2台のドリフト車がミリ単位でスレスレに通過していく場面から始まる。コースの壁にぶつかった衝撃で破片が空中を舞う瞬間や、衝撃緩和のタイヤの山にクラッシュするS1シルビア、回転しながら車体を映し出す映像、クラッシュするGの衝撃で振動する車内の様子など、迫力のシーンが続く。また峠の走行シーンでは、前方の撮影車まで数十センチにまで迫り、猛スピードで溝スレスレを走り抜ける車体と風圧で落ち葉や砂利が舞う細部までも捉えている。峠の縁石数十センチの距離を車輪をスライドさせながら山道を駆け抜け、マフラーから火を噴き爆走するチェイサーの姿は猛々しい。CGを一切使わずに撮影されたリアルな映像は高揚感たっぷり。走行中のドライバーの足さばきと忙しないステアリング、シフトレバーを操作する映像も臨場感満載。コーナーをドリフトでパワースライドしていく際に舞い上がる膨大な白煙とタイヤの塵、ドリフト車の腹の部分を捉えた映像など、普段は見ることのできない映像の数々も圧巻だ。そしてところどころに差し込まれるキャスト陣の緊迫の表情にも魅せられる。最後の夜間の走行シーンでは、コンクリート壁に設置された機材に車が突っ込んでいく様子が車内カメラに収められており、苦笑しながら車の周辺に集まってくるスタッフたちの姿からは、常に危険と隣り合わせの緊張しっぱなしの撮影現場でありながら、和気あいあいとした撮影風景の裏側も垣間見える。最強のトップレーサーの実走による芸術的なドリフトの世界と、迫力の本編映像を体感できるメイキング映像だ。『ALIVEHOON アライブフーン』は6月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ALIVEHOON アライブフーン 2022年6月10日より全国にて公開©2022アライブフーン製作委員会
2022年04月06日是枝裕和監督率いる「分福」の川和田恵真が監督を務めた『マイスモールランド』の主題歌、ROTH BART BARONの「New Morning」の新作MVが本日21時よりプレミア公開される。本MVには主演の嵐莉菜も出演している。日本に住む難民申請中のクルド人の家族の過酷な現実を描き、第72回ベルリン国際映画祭/アムネスティ国際映画賞・特別表彰に輝いた本作は、是枝裕和監督が率いる「分福」気鋭の新人監督・川和田恵真監督による商業映画デビュー作。普通の高校生としての日常が奪われてしまった17歳の主人公サーリャをViVi専属モデルとして活躍する嵐莉菜が演じ、サーリャが心を開く少年・聡太を注目の俳優・奥平大兼が演じている。この度、本作の主題歌を書き下ろしたROTH BART BARONの「New Morning」のミュージックビデオ(MV)が、バンドのオフィシャルYouTubeチャンネルにて初公開される。本MVは、映画本編と同様に、川和田恵真が監督・演出を手掛けており、本編の主人公サーリャの弟・ロビンの目線で描かれる『マイスモールランド』のアナザーストーリー。ロビン役のリオンをはじめ、映画の主人公サーリャを演じた嵐莉菜、妹役のリリが特別出演している。ポカリスエットCMでの「A_o(エーオー)」としての活動や、「ASIAN KUNG-FU GENERATION」最新アルバム「プラネットフォークス」リード曲「You to You(feat.ROTH BART BARON)」が話題のROTH BART BARON。本MVではバンド編成で登場する演奏シーンも必見だ。本楽曲のデジタル配信は本日4月6日(水)よりスタート。『マイスモールランド』は5月6日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイスモールランド 2022年5月6日より新宿ピカデリーほか全国にて公開予定©2022「マイスモールランド」製作委員会
2022年04月06日赤楚衛二がブレイクするきっかけとなったラブコメディドラマの映画化『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』が、4月8日(金)より公開。この度、連続ドラマでも話題となった安達と黒沢の食事シーンの場面写真が到着した。連続ドラマの放送時に、視聴者から「かわいすぎる」と話題になったシーンの1つが、黒沢(町田啓太)の手料理を食べたときの、目を丸くした愛くるしい表情で「うんまっ!」と歓喜の声を上げる安達(赤楚衛二)と、その安達の「うんまっ!」を独占したいとますます張り切る黒沢の姿。本予告でも、鶏肉と薬味がのった本格的なチキンラーメンを食べた安達の「うんまっ!」の表情と、安達特製のオムライスが登場!チキンラーメンを食べるシーンの撮影中には「めっちゃ優しい味…」「全部食べたい」「(ドラマの時も)毎回美味しかったですよね…お茶漬けとか!」と、赤楚さんと町田さんから絶賛のコメントも。安達の手料理のオムライスが登場するシーンでは、レアな事態に黒沢も「もったいなくて食べられない」と思わずたじろぐなど、連続ドラマに続き、映画でも美味しそうな手料理と満面の笑みの表情が登場しそう。◆安達の「うんまっ!」のメイキング入りインタビュー映像さらに今回は、安達の転勤先・長崎での安達と黒沢の仲睦まじい朝食シーンの場面写真が解禁。安達の実家から送られてきたたくさんの食材を、黒沢が手際よく朝食にしていく。ポトフやポテトサラダなど野菜が豊富で、忙しい時期が続いた安達の健康を考えた、黒沢らしいメニューになっている。「いただきます」の後は安達の「うんまっ!」がくるのがいつもの2人だが、実はこのシーンの直後で重要なことが発覚する、という。『チェリまほTHE MOVIE~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』は4月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~ 2022年4月8日より全国にて公開©豊田悠/SQUARE ENIX・「チェリまほ THE MOVIE」製作委員会
2022年04月06日『愛のむきだし』『ヒミズ』『冷たい熱帯魚』などの映画を手がけた映画監督の園子温が、複数の女優に対する性加害を「週刊女性PRIME」で報じられたことについて直筆の文書でコメントを発表した。自身の映像制作会社「シオンプロダクション」の公式HPにアップされた文書は、4月5日の日付入りで「関係者の皆様にご迷惑とお騒がせをしてしまいました事、また作品を見てくださった視聴者の方を含め、皆様にお騒がせをしてしまっていることにつきまして、深くお詫びいたします」と映画関係者や映画ファンに向けて謝罪するも、被害者への言葉はなかった。「映画監督としての自覚のなさ、周りの方々への配慮のなさを自覚し、今後のあり方を見直したいと思っております」と胸中を語った。続けて「しかし、今回の週刊誌報道の記事については事実と異なる点が多く、自分自身以外への関係者にも多くのご迷惑がかかっていることを考慮し、代理人を通じて、しかるべき処置をとって参る所存です」と報道内容についてコメント、法的処置をとる可能性があることを示唆した。今回の週刊誌報道は、映画監督で俳優の榊英雄や俳優の木下ほうかによる立場を利用した性行為強要などが相次いで表面化したことで、園氏に対して複数の女優が告発したもの。園氏はニコラス・ケイジを主演に迎えたハリウッドデビュー作『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』が昨年公開され、監督・脚本・編集・音楽を担当し、ワークショップを経て俳優たちを選出した『エッシャー通りの赤いポスト』が現在、順次公開されている。(text:Reiko Uehara)■関連作品:エッシャー通りの赤いポスト 2021年12月25日よりユーロスペースほか全国にて順次公開
2022年04月06日永野芽郁、田中圭、石原さとみらが共演した『そして、バトンは渡された』ブルーレイ&DVDのリリースを記念して、映像特典「キャスト座談会 完全版」より一部が初公開された。ブルーレイ、DVDのプレミアム・エディションの映像特典「キャスト座談会 完全版」では、永野さん、田中さん、石原さんが一堂に会し、キャイーンの天野ひろゆき進行のもと、貴重なトークを繰り広げた。映画公開時には放送していない未公開を含む完全版が収録されている。今回特別に公開されたのは、高校生“優子”の卒業式シーンを永野さんと田中さんがふり返っている映像。田中さん演じる優子の義父“森宮さん”が保護者席で優子のピアノ演奏を聴きながら大粒の涙を見せるシーンについて、天野さんから絶賛されると、田中さんは「優子ちゃん方向は1日中(カメラが)回っていましたね」と当時の様子を告白。そして「ずっと、壇上でピアノを弾き、優子になり闘っている芽郁ちゃんを見ていた」と、まさに“森宮さん”のような親子の絆が伺えるエピソードを披露した。一方、映画公開時のイベントや取材の際にも、人生初のピアノ挑戦を明かしていた永野さん。練習前は、「『ねこふんじゃった』も弾けなかった」と告白。本作のために撮影前から猛練習し「3か月で頑張りました」と笑顔を見せた。田中さんは、永野さんがピアノ初挑戦だとは知らなかったようで「凄く上手に弾く。いざ本番で緊張しながら弾くというよりも、カメラ回る前から遊びの延長みたいにして練習していたので弾けると思ってた」と明かす。さらに、永野さんの腕前に「嘘でしょ!?」と驚いたといい、最後には「間に合わせなければいけないプレッシャーもすごかったと思うし、現場でも先生と一緒にいっぱい練習してましたけど、ずっと楽しそうに弾くので永野芽郁、凄いなと思った」と率直な思いを語る田中さん。その言葉に、永野さんも嬉しそうな表情となった。ほかにも本映像では、それぞれの印象や、石原さん演じる梨花について、ここでしか聞くことができない3人が語り合っている。『そして、バトンは渡された』のブルーレイ&DVDは発売中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:そして、バトンは渡された 2021年10月29日より全国にて公開©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会
2022年04月06日長谷川博己と綾瀬はるかが映画初共演、大ヒット恋愛映画『花束みたいな恋をした』の製作プロダクション・リトルモアが贈る『はい、泳げません』が6月10日(金)に公開決定。この度、初映像となる30秒の本予告とメインビジュアルが解禁、予告で使用される主題歌2曲を「Little Glee Monster」が手掛けていることが分かった。解禁となった本予告で、「もし僕が溺れたらどうなりますか!」と、スイミングスクールの受付で額に汗をかきながら訴えているのは長谷川博己演じる哲学者の小鳥遊雄司。彼が震える声で話す相手は、「私が助けます」と自信たっぷりに答える水泳コーチ、薄原静香(綾瀬はるか)。入会したスイミングスクールで同じクラスとなった中年女性たちに励まされながら、なんとかプールに入ろうとするも、水に怖気付く小鳥遊は静香コーチから「たかなし!」と呼びすてにされるシーンも。「Little Glee Monster」の軽やかでアップテンポな楽曲「magic!」のリズムに乗せて、小鳥遊のコミカルでありながら必死で泳ごうとする姿が描かれる。そんな明るいシーンから一転、小鳥遊が見せるのは「怖いんです。思い出すのが」というシリアスな姿…。水を恐れることになった雄司のある決定的な理由とは?御徒町凧が作詞、森山直太朗が作曲を手掛け「Little Glee Monster」に提供したバラードナンバー「生きなくちゃ」は、そんな雄司に寄り添いそっと背中を押してくれるような優しさに溢れている。Little Glee Monster泳げない雄司と泳ぐことしかできない静香。正反対の2人がプールで出会い、水泳を通じて自らの過去に対峙していく。もう一度自分らしく生きるため、苦しい再生への第一歩を踏み出す小鳥遊に、心からエールを送りたくなるような30秒本予告が完成した。『はい、泳げません』は6月10日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:はい、泳げません 2022年6月10日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2022「はい、泳げません」製作委員会
2022年04月06日古川雄輝が主演を務め、4月にスタートするオリジナルドラマ「ねこ物件」がドラマ放送開始前に映画化することが決定。劇場版初公開のカットと超特報が到着した。幼い頃に両親を事故で亡くした二星優斗(古川雄輝)は、祖父・幸三(竜雷太)と2人暮らしをしていたが、ある日突然幸三が他界。30年間働いた経験がない優斗は、2匹の猫・クロとチャーとの生活を守るため、そして生きていくために収入を得ないといけない状況になってしまう。そんなある日、優斗の元に幸三から不動産の管理を任されているという四つ葉不動産の広瀬有美(長井短)が訪ねてきて、収入がないなら家を改築して猫と暮らすシェアハウスにしてみてはと提案される。他人と暮らしたことがなく、猫も気に入るか分からず不安な優斗は、広瀬と共に入居希望者の面接をすることに。優斗が次々と面接で入居希望者を落とすなか、新たな入居希望者、弁護士志望の立花修(細田佳央太)が現れる。立花の入居は叶うのか?クロとチャーは招き猫になるのか?念願のねこドラマで初主演となる古川雄輝を始め、入居希望者としてやって来る司法浪人生・立花修を細田佳央太が演じ、さらに長井短、上村海成、本田剛文、松大航也、竜雷太の出演も決定している本作。公開された劇場版『ねこ物件』の超特報映像では、古川さんがチャーのあごをなでたり、ねこじゃらしで遊んだりする姿や、やんちゃなシシマルの可愛いドアップを捉えた撮影時のメイキング映像が映し出される。そして、古川さんは「彼の徐々に人間として成長していく姿を楽しんでいただきたいです。僕自身ねこが大好きですし、何よりもかわいいねこ達がたくさん登場するので、是非劇場でご覧ください!」とコメント。最後は、古川さんに抱っこされ、抱きつくクロのキュートな姿を捉えた映像で締めくくられている。また、古川さんと二星家の主・ねこのチャーが、シェアハウスのリビングでねこじゃらしで遊ぶ癒しMAXの劇場版場面写真も解禁。ねこと人とが共存し、一緒に住むことで癒されたり元気をもらったり、慰めてもらったりとパワーをもらえるシェアハウスで、ねこたちと優斗、同居人たちの物語がどのように展開されるのか期待が高まる。オリジナルドラマ「ねこ物件」は4月よりテレビ神奈川、TOKYO MX、BS11ほかにて順次放送スタート。劇場版『ねこ物件』は8月、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 ねこ物件 2022年8月、全国にて公開予定(C)2022「ねこ物件」製作委員会
2022年04月05日玉木宏、川口春奈、志尊淳らが再集結した映画『極主夫道 ザ・シネマ』の公開日が6月3日(金)に決定。併せて、濃すぎるキャラたちが暴れまくる本予告編と本ポスタービジュアルが公開された。到着した映像では、伝説の最凶の極道“不死身の龍”から、“史上最強の専業主夫”になった龍(玉木さん)は、自治会費の集金のため、イタリア風味のマフィア・近藤(吉田鋼太郎)の事務所を訪れるが、極道時代の外見が誤解を生んでしまうシーンや、なぜか警察官に追われる、その後の極主夫道史上最大のピンチを予感させるシーンも登場。さらに、元極道の専業主夫vsイタリア風味のマフィアのバトルが勃発したり、元レディース・虎春(松本まりか)と美久(川口さん)の恋のバトルが発生したり。美久に“ポンコツ嫁”呼ばわりをして、雅(志尊さん)がビンタをくらうお約束の場面や、ドスをきかせてキレる白石園長先生(安達祐実)、体を張る龍の宿命のライバル・虎二郎(滝藤賢一)など、濃すぎるキャラたちが大渋滞している。そして映像後半では、「Creepy Nuts」の主題歌「2way nice guy」が初披露されている。またポスターは、「夏だ!祭りだ!カチコミだー!」「笑いの頂上決戦、開幕!」というコピーと共に、濃すぎるキャラが大集合で、お祭り感満載。花火が楽しい夏を思わせる、史上最強の専業主夫渾身のお弁当にも注目だ。『極主夫道 ザ・シネマ』は6月3日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:極主夫道 ザ・シネマ 2022年6月3日より全国にて公開©2022 映画『極主夫道』製作委員会
2022年04月05日CLAMPの人気漫画を実写化した映画『ホリック xxxHOLiC』より、神木隆之介演じる四月一日と、松村北斗(SixTONES)演じる百目鬼の2ショット場面写真が公開された。今回の写真は、お祭りを満喫するシーン。四月一日にチョコバナナを差し出し、素直に大きな口を開けた四月一日の姿を横目で見守る、百目鬼のクールな表情の中にもやさしさが垣間見える。この場面は、先日のホワイトデーに映画公式Twitterで公開された2人のコメント映像にて、松村さんが見どころとして語っていた“イチャイチャチョコバナナ”のシーンだ。さらに、チョコいちごを頬張るご機嫌な四月一日という、ほほえましいカットも到着。年齢が近いことや、同級生役ということで共演シーンも多いことから、撮影期間中にとても仲良くなり、「ずっと楽しそうにワチャワチャしていた」とほかの共演者も証言する神木さんと松村さん。神木さんは、松村さんの印象について「まっちゃんはイイ奴ですね、いい人じゃなくて、イイ奴ですね。くだらないことにも乗っかってくれる。柔らかい人だから、接しやすいですね」と人柄を語り、一方、松村さんは「シーンによっては、『ここ悩んでいて』と相談したこともありますし、頼れるお兄ちゃん的な存在。作中で百目鬼は四月一日を守る役なので、そういう意味での愛おしさとかが自然と湧いてきたのは、四月一日を演じたのが神木くんだったことが大きかったんだろうなと思います」と明かしている。『ホリック xxxHOLiC』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ホリック xxxHOLiC 2022年4月29日より全国にて公開©2022映画「ホリック」製作委員会 ⓒCLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2022年04月04日岡田准一がヤクザ組織に潜入し、のし上がる元警官を演じる主演映画『ヘルドッグス』に、松岡茉優、北村一輝、大竹しのぶが出演していることが分かった。松岡茉優が演じるのは、兼高(岡田さん)とバディの室岡(坂口健太郎)が所属する東鞘会・神津組のボスの愛人で、刺激大好きで挑発的なグリーンヘアの吉佐恵美裏。松岡さんは「台本を読んだ時に、私が平成生まれで、女性だからこそ、今の新しい価値観の子たちが見たときにギャップを感じない、さらに共感を得るキャラクターにできたらいいなと思いました。恵美裏は魅力的で頭が良くて、私も憧れてしまうような女性です」と役について明かし、艶っぽさと怪しさをあわせもった恵美裏のビジュアルについては「赤いリップを引きたいと思ったんです。口紅が赤なら髪は補色の緑だと、ちょっと目で追っちゃう色合いだなと思って。赤の補色であれば、最初は青ということも考えましたが、ゆっくり青緑になっていき、最終的に緑の髪色になりました」とこだわりも語っている。松岡茉優また、兼高と室岡のボスで、東鞘会最高幹部である東鞘会三羽烏の一人、任侠100%の人情組長・土岐勉を北村一輝。東鞘会へ恨みを抱え、マッサージ師として組織内部にも入り込む潜入捜査員の連絡係・衣笠典子を大竹しのぶが演じる。北村一輝土岐は、全身に龍の和彫りの刺青を入れ、ヴィンテージのバーバーチェアで行う散髪タイムを大事にする兼高の親父(オヤジ)。「最初に脚本を読んだ時はハードボイルド、男の世界の話なんだと思いました。自分にとっても本当に久しぶりで、少し懐かしいなと思いながら読ませていただいて。その中で土岐という、人間性が結構かっこよかったりする、筋が通っていて、非常に魅力的な役だなと思いました」と印象を述べた北村さん。警察と兼高を繋ぐ重要な役割を担いながら、東鞘会にも出入りをしている謎の存在を演じる大竹さんは「撮影は緊張感があり、映画を撮ってるんだなって実感することが出来ました」とふり返り、岡田さんについては「全然変わらず、初めてご一緒した当時に戻ったみたいで楽しかったです。『全く変わってないね』と話したら、私も変わってないと言われて、撮影の合間は色々な思い出話に花を咲かせました」と再会を喜んだという。大竹しのぶ見どころについては「アクションというのはなにも戦ってだけのシーンではなく、全体的な動きであったり、その空気感というのを、監督がこだわっていたりしましたので、そこは僕も個人的に見てみたいところです」(北村さん)、「本当に岡田さんの、日本人最強の動きが随所に、そして今回はもう右にも左にもとても強いキャラクターだから、最強っぷりが堪能できますし、それに食らいついている坂口くんがまたミステリアスで、対比がすごく良いんです!」(松岡さん)と明かし、大竹さんも「台本を読むと、とても怖いシーンが次々に出てくるんですけれど、先を読まずにはいられない気持ちにさせられます。出てくるキャラクターも、みんなどこか寂しくて魅力ある人たちなので、とにかく楽しみにしてほしいなと思います」と呼びかけている。『ヘルドッグス』は9月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ヘルドッグス 2022年9月16日より全国にて公開©2022 「ヘルドッグス」製作委員会
2022年04月04日主演・西島秀俊、共演に斎藤工、宮沢氷魚、玉城ティナ、宮川大輔、大森南朋、三浦友和などの豪華俳優陣が集結した大森立嗣監督オリジナル作品『グッバイ・クルエル・ワールド』からティザービジュアルが解禁された。西島さん、斎藤さん、玉城さん、宮川さん、三浦さんが演じるのは、全員互いに素性を明かさない強盗組織の一員。彼らは、ラブホテルで秘密裏に行われていたヤクザ組織の資金洗浄現場を狙い、大金強奪の大仕事に成功。それぞれの生活に戻るメンバーだったが、ヤクザ組織に追われる日々が始まる。宮沢さん演じるラブホテル従業員、大森さん演じる刑事たちを巻き込み、大波乱の物語が幕を開ける。世の中とチューニングの合わない登場人物たち、ソウルシンガー・Bobby Womackの胸躍るソウル&ファンクなリズムなど、監督・大森立嗣と脚本・高田亮がオリジナルで描くエキサイティングでポップなクライム・エンターテインメントとなっている。ティザービジュアルは、目出し帽の覆面をモチーフとしたビビッドで印象的なデザイン。見開きのチラシの中面では、目出し帽をかぶった4人が銃を構える写真が一面に大きく使用されている。目出し帽の奥の目から豪華俳優陣たちの圧倒的な存在感が放たれる1枚で、劇中でも印象的なシーン。さらに、本作の一部シーンも解禁。銃口を突きつけられる西島さん、銃を構える宮沢さんと玉城さん。燃え盛るガソリンスタンド。現金の山などのスチールが使用されている。大森監督自身が新たな挑戦とコメントする壮絶な銃撃戦アクションや音楽が加わり、これまでの作品とは一味違うエキサイティングでポップな作品であることが伺え、さらに、キャラクター写真が散りばめられたもう1つのビジュアルには、「裏切り者は、誰だ」のコピーが踊っている。『グッバイ・クルエル・ワールド』は今秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ・クルエル・ワールド 2022年秋、全国にて公開予定(C)2022『グッバイ・クルエル・ワールド』製作委員会
2022年04月04日耳の聴こえないろうの両親から生まれた、耳の聴こえる“コーダ”の子どもたちが揺らぎながらも自らを語り、成長していく物語を描いたドキュメンタリー映画『私だけ聴こえる』が5月28日(土)より順次公開決定。メインビジュアルが完成した。ろうの両親から生まれた、耳の聴こえる子どもたちはコーダ(CODA:Children Of Deaf Adults)と呼ばれる。家では手話で、外では口話で話す彼らは、学校に行けば“障がい者の子”扱い、ろうからは「耳が聞こえるから」と距離を置かれる。コーダという言葉が生まれたアメリカでコーダ・コミュニティを取材した初めての長編ドキュメンタリーとなる本作は、15歳というアイデンティティ形成期の多感な時期を過ごすコーダの子どもたちの3年間を追う。聞こえる世界にもDeaf(デフ)の世界にも居場所のない彼らは、1年に一度の“CODAサマーキャンプ”のときだけ、ありのままの自分を解放し無邪気な子どもに戻れる。15歳。サマーキャンプは終わり、進路を決める大切な時期に入る。「私はろうになりたい」という深い欲望に突き動かされ、聴力に異変をきたすナイラ、自分を育ててくれたろうの母から離れて大学に行こうと葛藤するジェシカ、コーダである自分の人生を手話で物語ることで肯定し友達を作ろうとするMJ、さらに日本とアメリカを行き来し手話通訳士をするアシュリーが、妊娠を機に「お腹の子がろうになるか聞こえる子になるか」という悩みを抱えながら出産に向かう――。メインビジュアルでは、主人公ナイラの横顔を基調に、手や耳のイラストを加えて、他者と繋がりが象徴的に描かれている。「私はずっとろうになりたかった」というナイラの言葉と共に、まだ広く知られていないコーダの世界を表現し、社会に知らせていく。監督は、“社会の周縁に生きる人々の知られざる物語”をテーマに映像作品を制作してきた松井至。本作は2016年、「TokyoDocs」にて最優秀企画賞を受賞。その後取材を続け、2021年に北米最大のドキュメンタリー映画祭「HotDocs」に選出、現在、世界各国で上映を行っている。音のない世界と聴こえる世界のあいだで居場所を失い、揺らぎながらも自らを語り、成長していく子どもたちの姿からコーダの知られざる物語を綴る本作。コーダの少女を主人公にした『コーダ あいのうた』もアカデミー賞作品賞を受賞し、話題となっている。『私だけ聴こえる』は5月28日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:私だけ聴こえる 2022年5月28日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開©TEMJIN / RITORNELLO FILMS
2022年04月03日『ディア・ピョンヤン』『かぞくのくに』のヤン ヨンヒ監督の最新作『スープとイデオロギー』から予告編が解禁、映画監督パク・チャヌク、ヤン・イクチュン、「82年生まれ、キム・ジヨン」の翻訳家・斎藤真理子、フォトジャーナリストの安田菜津紀のコメントが到着した。年老いた母が、娘のヨンヒにはじめて打ち明けた壮絶な体験ーー。1948年、当時18歳の母は韓国現代史最大のタブーといわれる「済州4・ 3事件」の渦中にいた。朝鮮総連の熱心な活動家だった両親は、「帰国事業」で3人の兄たちを北朝鮮へ送った。父が他界したあとも、“地上の楽園”にいるはずの息子たちに借金をしてまで仕送りを続ける母を、ヨンヒは心の中で責めてきた。心の奥底にしまっていた記憶を語った母は、アルツハイマー病を患う。消えゆく記憶を掬いとろうと、ヨンヒは母を済州島に連れていくことを決意する。予告編では、失われつつある母の記憶を描いたア二メーションや、『お嬢さん』『タクシー運転手 約束は海を越えて』などの音楽を手がけるチョ・ヨンウクの楽曲も一部使用され、ドラマチックな映画を彩っている。映画界からジャーナリストまで、コメント到着パク・チャヌク(映画監督『JSA』『オールド・ボーイ』『親切なクムジャさん』『お嬢さん』)人々はヤン ヨンヒについて「自分の家族の話をいつまで煮詰めているのだ。まだ搾り取るつもりか」と後ろ指をさすかもしれません。しかし私ならヤン ヨンヒにこう言います。「これからもさらに煮詰め、搾り取ってください」と。彼女の作品たちは、単純に、ある個人についての映画ではありません。普通は対立すると思われる二つのカテゴリーの関係について問い続ける映画です。その目録はとても長い。個人と家族、個人と国家、韓国と北朝鮮、韓国と日本、資本主義と共産主義、島と陸、女と男、母と父、親と子、新世代と旧世代、21世紀と20世紀、感情と思想、そして何よりもスープとイデオロギー。ヤン ヨンヒの母親、この老いた女性一人の顔を見つめながら、私たちはこれらすべてについて省察することができます。映画『スープとイデオロギー』は、ヤン ヨンヒのこれまでの作品のように、私たちがいつまでも噛み締めなければいけない思考の種を与えてくれます。ヤン ヨンヒは引き続き煮詰め搾り出し、私たちはこれからも噛み締めなければなりません。ヤン・イクチュン(俳優・映画監督『息もできない』『かぞくのくに』『あゝ、荒野』など)オモニ(母)のレシピ通りにつくったあのスープの中には、どんな言葉でも語り尽くせないすべてが込められている。斎藤真理子(翻訳家)この映画は記憶に関する映画でもある。一人の人が持ちつづけた記憶も、持ちきれずにあふれた記憶も歴史になる。歴史は一杯の巨大な器に入ったスープなのかもしれない。一人ひとりがその中に溶けているのか、一人ひとりの中にその器があるのか。どちらであるにせよ、このスープを大切に飲んで、飲んだことを記憶しよう。安田菜津紀(認定NPO法人Dialogue for People副代表/フォトジャーナリスト)オモニは少しずつ、「忘れて」いく。押し込めてきたあまりに凄惨な記憶を、誰かと分かち、託していくほどに。「もう忘れてもいいよ」と言えるほど、オモニの、人々の背負ってきた歴史を、私は知らなかった。そして、「知らなかった」で終わらせたくない。『スープとイデオロギー』は6月11日(土)より【東京】ユーロスペース、ポレポレ東中野、【大阪】シネマート心斎橋、第七藝術劇場ほかにて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スープとイデオロギー 2022年6月11日よりユーロスペース、ポレポレ東中野、シネマート心斎橋、第七藝術劇場ほか全国にて公開© PLACE TO BE, Yang Yonghi
2022年04月03日