シンガー・ソングライターの米津玄師が、満島ひかり主演映画『ラストマイル』(8月23日公開)の主題歌として新曲「がらくた」を書き下ろしたことが26日、発表された。『ラストマイル』は、監督・塚原あゆ子、脚本・野木亜紀子、主題歌・米津玄師のタッグによるドラマ『アンナチュラル』(2018年)、『MIU404』(2020年)の世界線と交差する完全オリジナル映画。主演の満島ひかり演じるショッピングサイトの関東センター長の舟渡エレナと、岡田将生演じる梨本孔が、11月のブラックフライデー前夜を発端とする連続爆破事件に立ち向かう。阿部サダヲをはじめとする実力派キャストに加え、『アンナチュラル』から石原さとみをはじめとする“UDIラボ”メンバー、「MIU404」から綾野剛、星野源をはじめとする“4機捜”メンバーの総勢16人が出演することも発表され、主要キャストが出演する予告編も公開となった。『アンナチュラル』の主題歌として「Lemon」を、『MIU404』の主題歌として「感電」を書き下ろし、ドラマの名場面を彩ってきた米津は「塚原さん、野木さん、新井さんの作品に呼んでいただくのはアンナチュラル、MIU404に続き三作目です」「この三作と出会わなければ今の自分は到底あり得ません。掛け値なしに素晴らしい作品と何度も出会えたことを誇りに思います」とのコメントを寄せた。あわせて、米津の新アーティスト写真が公開となった。撮影は写真家・映像監督の奥山由之氏が担当。スクラップが輝きを放つ中に佇む米津が瑞々しく切り取られている。■米津玄師コメント映画ラストマイルの主題歌に際して「がらくた」という曲を書かせていただきました。塚原さん、野木さん、新井さんの作品に呼んでいただくのはアンナチュラル、MIU404に続き三作目です。アンナチュラルでもMIU404でも主題歌としてわたしの曲を大事に扱って頂いたことを今でもよく憶えています。あれから6年ほど経ちわたしも結構変わりましたが、この三作と出会わなければ今の自分は到底あり得ません。掛け値なしに素晴らしい作品と何度も出会えたことを誇りに思います。ありがとうございました。がらくたをよろしくお願いします。
2024年04月26日監督・塚原あゆ子、脚本・野木亜紀子の最強タッグによる、ドラマ『アンナチュラル』(2018年)と『MIU404』(20年)の世界線と交差する(シェアードユニバース)、完全オリジナル映画『ラストマイル』(夏公開)に、吹藍役の綾野剛&志摩一未役の星野源ら“4機捜”メンバーをはじめとする、ドラマ『MIU404』のキャスト7人も出演することが解禁となった。ドラマから変わらない、伊吹と志摩の軽快な会話劇と“4機捜”の抜群のチームワークがスクリーンに帰ってくる。先週『アンナチュラル』のキャストの出演を解禁するや、「まさかMIUも…」と、キャスト出演に期待の声が高まっていたが、その期待に応えるように、『MIU404』のキャストも3年半ぶりに再始動。警視庁刑事部・第4機動捜査隊(通称:4機捜)に所属する、綾野演じる機動力と運動神経に長けた“野生のバカ”伊吹藍と、星野演じる常に先回り思考で道理を見極める理性的な刑事・志摩一未。また、連続爆破事件の指揮を執るのは、3年半前、女性初の機捜隊長となり、その後西武蔵野署署長となった桔梗ゆづる役・麻生久美子。そして、伊吹(綾野)と志摩(星野)が所属する“4機捜”のベテラン班長・陣馬耕平役の橋本じゅん、“機捜”所属のスパイダー班・班長としてハイテク捜査を駆使する糸巻貴志役・金井勇太というおなじみのメンバーが、今回起こった連続爆破事件の初動捜査にあたる。さらに、2020年に放送されたドラマ内で警察をからかうために虚偽通報し、伊吹と熾烈な鬼ごっこを繰り広げた高校生4人組の一人だった前田旺志郎演じる勝俣奏太も再登場。警視庁捜査一課で刈谷(酒向芳)とコンビを組んでいた刑事・田島雄介役・永岡卓也もドラマから引き続き登場し、毛利(大倉孝二)とバディを組んでいた西武蔵野署の刑事・向島進(吉田ウーロン太)と、新たなバディを組んで“4機捜”メンバーとともに、限られた時間の中で連続爆破事件の犯人逮捕に奮闘する。本作は、『アンナチュラル』の法医学ミステリー、『MIU404』の機捜エンタテイメントに続く、塚原監督いわく「夜にポチッと注文した荷物が、貴方に届くまで」の物語。ネットや流通システムの隠れた姿を映し出すノンストップ・サスペンスエンタテインメント。11月、流通業界最大のイベントのひとつ“ブラックフライデー”の前夜、世界的なショッピングサイト最大手から配送された段ボール箱が爆発する事件が発生。やがてそれは日本中を恐怖に陥れる謎の連続爆破事件へと発展していく。本作の主人公、爆破事件の舞台となるショッピングサイトの関東センター長の舟渡エレナ役に満島ひかり。エレナに振り回されながらもともに事件解決に奔走する同センター・チームマネージャー梨本孔役に岡田将生。連続爆破事件に巻き込まれる関係者として阿部サダヲ、ディーン・フジオカ、宇野祥平、安藤玉恵、丸山智己ら出演も発表されている。
2024年04月19日監督・塚原あゆ子、脚本・野木亜紀子の最強タッグによる、ドラマ『アンナチュラル』(2018年)と『MIU404』(20年)の世界線と交差する(シェアードユニバース)、完全オリジナル映画『ラストマイル』(夏公開)に、『アンナチュラル』で石原さとみが演じた三澄ミコト率いるUDIラボのメンバーが登場することが明らかになった。“UDIラボ”6年ぶりの再集結となる。『アンナチュラル』の法医学ミステリー、『MIU404』の機捜エンタテイメントに続く本作は、塚原監督いわく「夜にポチッと注文した荷物が、貴方に届くまで」の物語。ネットや流通システムの隠れた姿を映し出すノンストップ・サスペンスエンタテインメント。11月、流通業界最大のイベントのひとつ“ブラックフライデー”の前夜、世界的なショッピングサイト最大手から配送された段ボール箱が爆発する事件が発生。やがてそれは日本中を恐怖に陥れる謎の連続爆破事件へと発展していく。この事件捜査を担当する刑事として『アンナチュラル』に登場した西武蔵野署の刑事・毛利忠治役で大倉孝二、『MIU404』に登場した捜査一課所属の刑事・刈谷貴教役で酒向芳の出演が発表された際には、SNS上で「毛利×刈谷コンビの出演は熱すぎる!!」などと大きな反響を呼んでいた。そして、毛利刑事にとどまらず、ドラマ『アンナチュラル』キャスト9人の再集結が実現。死因究明専門のスペシャリストが集まる「不自然死究明研究所(UDIラボ)」所属の法医解剖医・三澄ミコト役の石原。同じく法医解剖医・中堂系役の井浦新。UDIラボ所属“三澄班”の臨床検査技師・東海林夕子を演じる市川実日子と“中堂班”の臨床検査技師・坂本誠を演じる飯尾和樹(ずん)。そして、UDIラボ所長・神倉保夫役の松重豊といったおなじみのメンバーがそろい、連続爆破事件でUDIラボに運ばれてきた遺体から、事件の真相を解明していく。また、6年前はUDIラボでバイトをしており、今は東央医大の研修医となった久部六郎役の窪田正孝、ミコトの義母であり弁護士の三澄夏代役・薬師丸ひろ子、ご遺体を運搬するフォレスト葬儀社の木林南雲役・竜星涼、そして大倉演じる毛利といつもコンビを組んでいた、西武蔵野署の刑事・向島進役の吉田ウーロン太の4人もドラマから引き続き登場。UDIラボのメンバーとともに、爆破事件と事件の闇に埋もれてしまった「死」の真相に向き合う。これまでに、本作の主人公、爆破事件の舞台となるショッピングサイトの関東センター長の舟渡エレナ役に満島ひかり。エレナに振り回されながらもともに事件解決に奔走する同センター・チームマネージャー梨本孔役に岡田将生。連続爆破事件に巻き込まれる関係者として阿部サダヲ、ディーン・フジオカ、宇野祥平、安藤玉恵、丸山智己ら出演も発表されている。『アンナチュラル』メンバーが、日本を震撼させる連続爆破事件とどのように関わり、解決への糸口を手繰り寄せるのか。6年前と変わらないUDIラボの個性的な面々による、ゆるっとした絶妙なやりとりと、「不自然な死」と向き合う真摯(しんし)な姿が、久しぶりに、しかも大スクリーンで観られる、映画『ラストマイル』にますます期待が高まる。
2024年04月12日脚本・野木亜紀子、監督・塚原あゆ子がドラマ「アンナチュラル」「MIU404」の世界線上で新たに描く満島ひかり、岡田将生出演の『ラストマイル』から連続爆破事件解決に巻き込まれる総勢6名のキャストが解禁となった。11月、流通業界最大のイベントのひとつ、「ブラックフライデー」の前夜。世界規模のショッピングサイトの関東センターから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生。やがて、それは日本中を恐怖に陥れる連続爆破事件へと発展していく――。爆破事件の舞台となるショッピングサイトの関東センター長の主人公・舟渡エレナを演じるのが、満島さん。さらに、満島さん演じるエレナに振り回されながらも共に事件解決に奔走する同センター・チームマネージャー、梨本孔を岡田さんが演じる。昨年12月の映画化発表の際には、「塚原×野木=最強の布陣!!」「この世界線に満島・岡田コンビの投入は大正解過ぎる!」「夏が待ちきれない!」など、本作への期待のコメントが数多く寄せられ、この完全オリジナル作品に多くの注目が集まった。塚原×野木が生み出した「アンナチュラル」「MIU404」とも繋がるシェアードユニバースの世界に、塚原組初参加の2人が新たな命を吹き込む。そんな本作から今回解禁となったのは、ブラックフライデー前夜に突如起こった連続爆破事件に巻き込まれることになった6名のキャラクター&キャスト陣。サイト商品の運搬を担う運送会社・羊急便の関東局局長・八木竜平役を、阿部サダヲ。エレナの上司で日本支社の統括本部長・五十嵐道元役をディーン・フジオカ。羊急便の委託ドライバー・佐野昭役に火野正平。勤めていた会社が倒産したことで、父・昭と一緒に配達員をすることになる・佐野亘役に宇野祥平。2人の子をもつシングルマザー・松本里帆役に安藤玉恵。そして、警視庁警備部爆発物処理班の班長・小田島を丸山智己が演じる。さらに、「アンナチュラル」から大倉孝二、「MIU404」から酒向芳が本作『ラストマイル』に出演決定。今回、エレナと孔が巻き込まれる連続爆破事件の捜査を担当するのは、大倉さん演じる「アンナチュラル」でUDIラボに解剖依頼をしていた“西武蔵野署”の刑事・毛利忠治。そして、酒向さん演じる「MIU404」にてパワハラ全開で“機捜”に対して厳しく接する、昔気質の捜査一課所属の刑事・刈谷貴教がバディを組む。大倉さんが演じる毛利は、「アンナチュラル」「MIU404」にも出演しており、今回で塚原×野木の手掛ける3作品全てに登場している、まさに≪シェアードユニバース作品≫を体現するキャラクターの1人となる。大倉孝二本ユニバースの新井順子プロデューサーは、「『アンナチュラル』『MIU404』2本の連続ドラマを経て、このチームで映画に挑戦したいと企画が動きだしたのは3年ほど前でした。台本を読んで企画に賛同してくれたキャストの皆さんは、パンチ力があり、画面支配力があり見ごたえ抜群です!」と絶賛。「事件を捜査する刑事役として、『アンナチュラル』から毛利刑事、『MIU404』から刈谷刑事にも参加いただきました。本作の事件の行方を、是非、劇場で目撃してください」と期待を煽っている。『ラストマイル』は2024年夏、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ラストマイル 2024夏、全国東宝系にて公開予定©2024「ラストマイル」製作委員会
2024年04月05日監督・塚原あゆ子、脚本・野木亜紀子の最強タッグによる、ドラマ『アンナチュラル』(2018年)と『MIU404』(20年)の世界線と交差する(シェアードユニバース)、完全オリジナル映画『ラストマイル』(夏公開)。これまでに発表されている、満島ひかりと岡田将生とともに連続爆破事件解決に巻き込まれる6人のキャストが解禁となった。さらに、『アンナチュラル』から大倉孝二、『MIU404』から酒向芳の出演も明らかになった。『アンナチュラル』の法医学ミステリー、『MIU404』の機捜エンタテイメントに続く、新作『ラストマイル』は、塚原監督いわく「夜にポチッと注文した荷物が、貴方に届くまで」の物語。ネットや流通システムの隠れた姿を映し出すノンストップ・サスペンスエンタテインメント。11月、流通業界最大のイベントのひとつ、「ブラックフライデー」の前夜、世界規模のショッピングサイトの関東センターから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生。やがてそれは日本中を恐怖に陥れる連続爆破事件へと発展していく。誰が、何のために事件を仕掛けたのか。残りの爆弾は幾つで、今どこにあるのか。世界的な巨大ショッピングサイトを舞台に物語は展開し、起こった事件の先にどんな世界がつながりあうのか…。事件の舞台となるショッピングサイトの関東センター長・舟渡(ふなど)エレナ役を満島。エレナに振り回されながらも事件解決に奔走する同センター・チームマネージャー・梨本孔(なしもと・こう)役を岡田が演じる。今回解禁となったの次の6人。サイト商品の運搬を担う運送会社・羊急便の関東局局長・八木竜平役に阿部サダヲ。エレナの上司で日本支社の統括本部長・五十嵐道元役にディーン・フジオカ。羊急便の委託ドライバー・佐野昭役に火野正平。勤めていた会社が倒産したことで、父・昭と一緒に配達員をすることになる佐野亘役に宇野祥平。2人の子供をもつシングルマザー・松本里帆役に安藤玉恵。そして、警視庁警備部爆発物処理班の班長・小田島を丸山智己が演じる。そして、エレナと孔が巻き込まれる連続爆破事件の捜査を担当するのは、『アンナチュラル』でUDIラボに解剖依頼をしていた“西武蔵野署”の刑事・毛利忠治(大倉)。そして、『MIU404』にてパワハラ全開で“機捜”に対して厳しく接していた、昔気質の捜査一課所属の刑事・刈谷貴教(酒向)。日本を震撼させる重大事案の発生により、捜査一課の刈谷と西武蔵野署の毛利が、バディを組んで『ラストマイル』に参戦する。大倉が演じる毛利は、『MIU404』にも出演しており、今回で塚原×野木の手がける3作品すべてに登場。シェアードユニバース作品を体現しているキャラクターの1人となる。ドラマと変わらない2人のキャラや絶妙な掛け合いに注目だ。■新井順子プロデューサーからのコメント『アンナチュラル』『MIU404』2本の連続ドラマを経て、このチームで映画に挑戦したいと企画が動きだしたのは3年ほど前でした。 台本を読んで企画に賛同してくれたキャストの皆さんは、パンチ力があり、画面支配力があり見ごたえ抜群です!ブラックフライデー前夜から始まる、連続爆破事件に、それぞれの人物がどのように関わっていくのか。さらに、その事件を捜査する刑事役として、『アンナチュラル』から毛利刑事、『MIU404』から刈谷刑事にも参加いただきました。本作の事件の行方を、ぜひ、劇場で目撃してください。
2024年04月05日坂元裕二や野木亜紀子、木曜劇場「silent」の生方美久など、これまで数々の人気脚本家を輩出してきた「フジテレビヤングシナリオ大賞」。このたび、第35回大賞受賞作の「高額当選しちゃいました」(脚本:阿部凌大)がドラマ化され、木戸大聖が主演を務め、山下幸輝、西垣匠、豊田裕大と、いま最も勢いに乗る若手俳優たちが集結する。本作は、7億円の当たりくじを巡ってだまし合いが繰り広げられる、怒涛のワンシチュエーションエンターテインメント。当たりくじを巡って“金”か“友情”か究極の選択を迫られる、家族同然の幼なじみ4人を描く。幼い頃から同じ児童養護施設で育ち、24歳となったいまでもシェアハウスをする新条彰、川上潤、今川優人、春日司の幼なじみ4人の物語。それぞれが夢を追いつつバイトに明け暮れる日々を送りながら、毎年年末になると、宝くじを共同購入していた。するとその年に買った宝くじの1枚がなんと賞金7億円の1等に当選!大喜びする4人だったが、一夜明けると当たりくじが忽然と姿を消し、4人は互いに疑心暗鬼になってしまう…。宝くじを奪った“犯人”は誰なのか、それが明らかになったとき、4人が最後に出す答えとは?行方不明の宝くじを巡って試される幼なじみたちの友情を、人間味たっぷりに描いていく怒涛のワンシチュエーションエンターテインメントが幕を開ける。いま大注目の木戸大聖ほか、ネクストブレイク俳優が集結!お金か友情か、“究極の選択”を迫られる4人を演じるのは、いま大注目の若手俳優たち。主演の木戸大聖は、マジシャンになるという夢を追いかけ、4人の中立的なポジションでリーダーシップを発揮する彰を演じる。彰役/木戸大聖木戸さんは、Netflixオリジナルシリーズ「First Love 初恋」で佐藤健の青年期を演じて話題になり、昨年「僕たちの校内放送」で連続ドラマ初主演。そして「ゆりあ先生の赤い糸」(2023年/テレビ朝日系)でも好演を見せた。そんな木戸さん演じる彰は、優しく真面目な青年として描かれるが、木戸さん自身、撮影中以外でも“彰らしく”良い雰囲気づくりに努めてほかの3人をまとめていたそう。それゆえ「本当に幼なじみなのではないか」と錯覚してしまうほど、4人には和気あいあいとした雰囲気が漂っていたという。彰役/木戸大聖脚本について「なかなか現実には起こらないけれど、いざ宝くじを買えば誰にでも起きる可能性があるという面では現実的なストーリーだと思いました。特にあの年齢の若者が実際に当選したら本当にこうなるかもしれない、という面白さがあり、“自分事”のように読めました」と木戸さん。もし7億円が当たったら、「半分は確実に貯金をします!もし残りを使うとしたら、がっつりお金を使う期間としてお休みをいただきます!今まであまり海外に行ったことがないのでいろいろな場所を旅行してみたい」と語り、「でも当たった時に一番怖いのは、好きでしている仕事をする欲がなくなってしまうことだと思いました(笑)」と告白。山下幸輝が演じるのは、歌手になる夢を追いかける、ムードメーカーでまっすぐな性格の潤。山下さんは2022年に「君の花になる」で連ドラデビューを果たし、現在BS-TBSで放送中の「夫婦の秘密」にも出演。本作では、最初に当たりくじがなくなったことに気がつき、序盤から高いテンションで描かれる潤を、得意のダンスで磨かれた表現力を持つ山下さんが演じる。潤役/山下幸輝自分の気持ちがすぐに態度に出てしまう潤だが、それは普段の山下さんの性格と“真逆”だそう。「潤は今まで演じてこなかったタイプの役柄なので、僕の新しい一面も見ていただきたい」と山下さん。あまり日常で怒ることがないからこそ、“怒り”の演技が好きだと明かす彼の鬼気迫る演技にも注目だ。潤役/山下幸輝西垣匠は、芸術家になる夢を追う、温厚でおとなしい性格の優人を演じる。西垣さんは現在放送中の月10ドラマ「春になったら」(カンテレ・フジテレビ系)で、ひたむきに主人公に寄り添うウエディングプランナーの役を演じている。優人/西垣匠普段から柔らかい雰囲気で自分のペースで進むという西垣さんは、優人役をほかの出演者にも“ハマり役”だと評されたそう。そんな彼の演じる穏やかな優人の“とある行動”が思いがけず物語をかき乱すこととなってしまう…。「同年代だからこその熱量がものすごく画面に出ていると思うので、楽しみにしていてほしい」と語る、それぞれの演技は見逃せない。優人/西垣匠豊田裕大が演じるのは、歯に衣着せぬ物言いの強気な一匹狼タイプの司。豊田さんは現在「MEN'S NON-NO」の専属モデルも務めつつ、現在放送中の「夫婦の秘密」(BS-TBS)では、主人公を一途に愛する一方、とある秘密を隠しているミステリアスな夫役を演じている。司役/豊田裕大今作で演じる司はこれまで演じたことのないタイプのキャラクターで、良い挑戦になったという豊田さん。「会話を重視したハイテンポな内容になっていて、チャレンジングなお話だと思いましたし、“会話劇”の経験のなかった僕にとってもすごく挑戦になりました」と語っており、俳優として成功する夢を諦めかけやさぐれかけた司が、行方不明の当たりくじにどう関わってくるのか注目を。司役/豊田裕大15年以上一緒に育ってきた4人の幼なじみたちが大金を目の当たりにしてどう変わっていくのか。“欲望”に飲まれそうになった人間の心情がリアルに、そしてテンポ良く描かれる。彼らが最終的に選んだのは“金”か“友情”か?宝くじを買えば誰にでも起こりうる、親近感を持てるシチュエーションとなりそうだ。さらに、本作の放送に先駆け、過去のヤングシナリオ大賞受賞作品がTVerとFODにて無料配信されることが決定。2月29日(木)0時から、「silent」生方美久脚本「踊り場にて」(第33回大賞受賞作品)ほか5作品がTVerとFODで無料配信され、野島伸司脚本「時には母のない子のように」(第2回大賞受賞作品)、野木亜紀子脚本「さよならロビンソンクルーソー」(第22回大賞受賞作品)など、人気脚本家のヤングシナリオ大賞受賞4作品はFODプレミアムにて初配信される。第35回フジテレビヤングシナリオ大賞「高額当選しちゃいました」は3月23日(土)15時30分~フジテレビにて放送(※関東ローカル)。※TVer・FODにて放送終了後2週間無料配信予定(シネマカフェ編集部)
2024年02月20日’16年の『逃げるは恥だが役に立つ』や’18年の『アンナチュラル』(ともにTBS系)といった人気ドラマ、さらに現在公開中の映画『カラオケ行こ!』など数々の話題作の脚本を手掛けてき脚本家の野木亜紀子氏(50)。野木氏と作家のわかつきひかる氏とのXでのやり取りで明かされた、脚本家の厳しい実情に注目が集まっている。2月13日、わかつき氏がXでテレビ東京でドラマ・プロデューサーを務めていた桜美林大学教授の田淵俊彦氏によって書かれたニュース記事を引用。「1本あたりの1時間ドラマの脚本料は、脚本家のランクにもよるが、だいたい100万円前後」と記事内の記述を引用し、《知らなかった。脚本料って高いんだ》とポストしたところ、野木氏はこう返信した。《突然すみません。見かけて私も驚きましたが、100万はキャリアのある上位グループでオリジナルが多いかと。深夜は安いし、月9のオリジナルでも新人は20万円などあり、暮らせないレベルです。この記事、元テレ東の人ですが、テレ東は制作費が安く100万なんて絶対に出せないのに何の数字なのか……?》また野木氏は記事に書かれていた「脚本をめぐって原作者との合意に至らなかった場合、脚本はボツとなり、テレビ局側は1100万が無駄になる」というくだりについて《ありえないです。大体契約も支払いも後からで、ボツだと払わないというやりがい搾取がまかり通っている業界ですよ……》とコメント。さらに《絶対と書いたけどもしや昔はテレ東もそれくらい出せていたのか?と不安になったので、いま聞いてみています。突然リプライしてすみませんでした。とはいえ、現代において平均100万前後はまずないのでご安心ください……悲しい話ですが……》と続けると、約1時間後にこう綴った。《確認とれたので繋げておきます。当該の方はビックバジェット案件や有名脚本家のオリジナル作が多く、あのような認識になっているのでは、とのこと。現在の相場額も聞きましたが、やはり100万を大きく下回るケースがほとんどを占め、特にゴールデンタイム以外は本当に厳しい脚本料のようです》ドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)の原作者である漫画家・芦原妃名子さん(享年50)が急逝したことで、脚本家という仕事に注目が集まるなか、“脚本業のリアル”を明かした野木氏。”参考になる”とありがたがる声が相次いであがったほか、「月9のオリジナルでも新人は20万円」「脚本料は100万円を大きく下回るケースばかり」といったこれまでのイメージよりも低いギャラ相場に、驚く人も多いようだ。《野木さんが実情を公にしてくださることが本当に救い。各分野でクリエイターやりがい搾取されすぎ問題、そろそろ限界な気がするけど、だからといってどこから手をつけたら改善するのでしょう…》《元の記事を読んで、「あれ?ドラマ脚本家の報酬ってそんな金額にはほとんどならないんじゃ?でもそんなに詳しい業界じゃないしなあ」と思ったら、貴重な証言が。》《やっぱり買いたたかれてる層もあるようで辛い》《なかなか難しく、厳しい仕事ですね》
2024年02月14日野木亜紀子脚本、山下敦弘監督で和山やまの原作を映画化した『カラオケ行こ!』よりメイキング写真が解禁された。1月12日より公開されると、SNS上でも熱い感想が絶賛が相次ぎ、早くも複数回鑑賞したユーザーが続出するなど、大きな盛り上がりを見せている本作。この度解禁されたメイキング写真では、成田狂児を演じた綾野剛と、岡聡実を演じた齋藤潤のクランクアップ時の様子が捉えられている。演技経験が豊富ではないにもかかわらず、オーディションで大役を掴み、今回の役に挑戦した齋藤さん。「綾野さんは撮影中に僕のことをひとりの俳優として見て、信頼してくださっていたので、その期待に答えたいなという思いで撮影現場に通っていました」と完成披露試写会で語っており、綾野さんとの絆を頼りに撮影に挑んでいた。クランクアップ時には涙が堪えきれず、しっかりとハグで受け止める綾野さんの背中の大きさを感じたようだった。綾野さんも「齋藤くんの言葉を聞いていたら、思わずもらい泣きしてしまいました。(齋藤くんは)ずっと眩しかったですね。もう巻き戻す事ができない彼の大切な青春の一編が、映画カラオケ行こ!の現場を強く豊かに支えていましたし、なにより聡実という煌めきが、狂児を照らしてくれた事で、狂児は存在しました。心から感謝です」と明かしている。綾野さんをはじめ、スタッフ一同が齋藤さんを支えていたことが分かる、温かい空気に包まれた現場の雰囲気が伝わってくるメイキング写真となっている。『カラオケ行こ!』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:カラオケ行こ! 2024年1月12日より全国にて公開©2023「カラオケ行こ!」製作委員会
2024年02月02日和山やまの人気漫画を監督・山下敦弘、脚本・野木亜紀子、綾野剛と新鋭・齋藤潤の共演で映画化した『カラオケ行こ!』が好評だ。1月12日に劇場公開され、綾野さんが演じたヤクザ・狂児や齋藤さんによる合唱部部長の中学生・聡実に“沼る”人々が続出。オリジナル展開含めて原作ファンからの満足度も高く支持されている。早くも、原作の続編である「ファミレス行こ。」の映画化を熱望する声が高まっているほどだ。では具体的に、どういった部分が実写映画『カラオケ行こ!』の魅力なのか?その一端を紹介する前に筆者の背景を軽く説明させていただくと…元々和山作品の愛読者で、映画版でオフィシャルライターを務めた立ち位置。そういった前提で、以降の原作ファン目線の文章を楽しんでいただければ幸いだ。原作と重なる、山下敦弘監督の“観察目線”実写映画化するうえで、「和山作品が持っている独特の空気感をどう実写にするか」は難しい問題だ。そもそも本作は「カラオケ大会で最下位になりたくない(ダサい刺青を彫られるから)ヤクザが、合唱部部長の中学生に歌のレッスンを頼む」という荒唐無稽なもの。ただそれをハイテンションに描くのではなく、かといっていわゆる“ゆるい”脱力系のトーンで描くでもなく、独特の浮遊感がきちんとリアリティをもって存在している「ありそうにないことが受け入れられる可能性を有した」抱擁感のある世界にせねばならない。だが実際の風景が画面に映り、生身の人間が演じる以上どうしたって生々しさは付いて回るし、下手に削除しようものなら浮いたコメディになってしまう。そんな中で輝きを放ったのが、2つのコラボレーション。一つは「山下ワールド×野木脚本」であり、もう一つは「新鋭俳優×ベテラン勢」だ。こちらの項目では前者について紹介しよう。山下監督といえば近作『1秒先の彼』でも顕著なように、原作から数センチ浮いた空気感が持ち味。カットを細かく割らずにやや引きの視点&間をしっかり取って登場人物の“おかしみ”を浮かび上がらせる手法が、「紅」を熱唱する狂児を冷めた目で見つめる聡実の心情というよりもその光景“自体”のファニーさを強め、観客の心理にリンクする。橋本じゅんややべきょうすけ扮する強面ヤクザが意外な選曲を歌い上げるシーン自体にはある種の王道ギャグ的なあざとさがあるが、それをこれ見よがしに演出するのではなく、ただただ“観察”するテンションは、和山作品のカメラポジションと絶妙にマッチしている。白眉と言えるのは原作の特色であるモノローグ(聡実によるツッコミ)を省いている部分で、笑いをもたらすギミックを手放して情報/要素を減らし、画全体でニヤッとさせる映画ならではの手腕は実に見事。現実的な「時代の流れ」を盛り込んだ野木亜紀子の脚本そして、野木氏によるオリジナルエピソードの数々。特筆すべきは「時代の流れによって廃れ、失われゆくもの」の悲哀を混ぜ込んでいるところだろう。例えばヤクザという存在。綾野さんが主演した『ヤクザと家族 The Family』でも描かれたように、暴対法等によって居場所を奪われていく彼らの姿が、再開発によって消えていく街の風景とオーバーラップする構造になっている。そしてまた、聡実は中学3年生であり、近いうちに卒業し、合唱部や学び舎を離れる運命にある。狂児と聡実の関係はもとより期間限定であり、様々な形で「別れ」が暗示されている点が秀逸だ(さりげない形で交わされる映画と動画の違いも「時代の流れの無常観」を強める重要なキーとして機能している)。原作のドラマ面での重要なポイントは、狂児と聡実の友情だろう。その部分が強化されるだけでなく、あまつさえ切なさを掻き立て、かつ我々観客が実感している時代性(コロナ禍で街の風景や居場所がなくなる哀しみはより強まった)をも盛り込むこと――山下監督の原作との親和性、野木氏の観客との親和性が溶け合ったことで、笑えるだけでなくより“エモい”作品へと進化した印象だ。綾野剛・齋藤潤が提示した、“肉体化”の方法論現実感と浮遊感が組み合わさった世界観が構築されたうえで、躍動したのが綾野剛と齋藤潤。彼らの演技にも、リアルとフィクションが混ぜ込まれていった。ひとつは「ドキュメンタリータッチ」であるということ。齋藤さんはオーディションで選ばれた新鋭で、入念なリハーサル等を踏んだうえで撮影に臨んだというが、それでも彼自身が感じていた大役への不安や緊張を隠し過ぎずにむしろ生かして聡実の説得力を持たせていった(そもそもヤクザと2人きりでカラオケルームにいる状況は中学生にとって恐ろしいものだろうし、それでも歌のことになると妥協できずに手厳しくなる、という聡実のキャラクター性も強化されている)。最大の見せ場は終盤の熱唱シーンだが、声変わりの具合や安定せずとも魂で歌う必死さ等々、真に迫った熱演に原作ファンは「なるほど、あのシーンは(実際には)こういう感じだったのか!」と膝を打つのではないか。原作の解像度を高めてくれるような存在感が、齋藤潤には備わっている。そして、綾野剛の原作理解度。彼に公式インタビューを行った際、「聡実と狂児が噛み合ってはダメ」と難しさを語っていたが、俳優的な快感(対話が成立し、お互いに高まっていくグルーヴ感)を良しとせず、作品ファーストで「浮く」ことに果敢に挑みに行った結果、狂児の「話しやすいナイスガイだが、どこかわからなさ・読めなさがあるそこはかとない怖さ」という絶妙な塩梅が生み出された。狂児が「紅」を熱唱する(裏声も含めた入り込み&パターンの多彩さ!)シーンにはつい笑わされてしまうのだが、その奥にはようとして知れない・近づけない別世界の人間であるという部分が確かに感じられ、表層的な「キャラクター」になっていない。漫画の実写化は、ビジュアルメディアからビジュアルメディアへの変換だ。そのため見た目を寄せようとするアプローチ自体は王道ではあるが、避けねばならないのは「外見に中身がついていっていない」状態。むしろ、本質が合致していれば「ビジュアル的な原作再現度」は最優先事項ではない、と考える人が多いのではないか。映画『カラオケ行こ!』の狂児は原作のようにオールバックのヘアスタイルではないが、本質/魂の部分で「これは狂児だ!」と十二分に納得できるからこそ、原作ファンからも厚く支持されているのだろう。(SYO)■関連作品:カラオケ行こ! 2024年1月12日より全国にて公開©2023「カラオケ行こ!」製作委員会
2024年01月18日和山やまの人気マンガを映画化した『カラオケ行こ!』よりアザービジュアルが解禁された。野木亜紀子脚本、山下敦弘監督、綾野剛主演で贈る本作は、変声期に悩む合唱部の中学生・聡実(齋藤潤)と、歌に悩むヤクザ・狂児(綾野剛)がカラオケを通して交流する、ありえない出逢いから始まった“青春”を描く物語。この度解禁されたのは、本作と同じく2人のありえない出逢い、衝撃の展開を描く名作映画をオマージュしたポスター。ポスターはそれぞれ、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』『E.T.』『ラ・ラ・ランド』という、映画ファンでなくとも一度は目にしたことがある超有名ポスターをオマージュしている。『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』は、世界を席巻した年の差コンビに。そして、『E.T.』にオマージュを捧げたのは、人間と宇宙人という立場を超えた感動の友情に。さらに、『ラ・ラ・ランド』は、美しい夜空の下でダンスを踊るセバスチャンとミアに。それぞれにオマージュを捧げて、狂児と聡実の関係性を表現した。狂児との歌のレッスンを通して2人の関係性が変化する様子や、合唱部で思春期に悩む聡実、それぞれの思いが交差しながら進んでいく本作のストーリーが名作映画の世界観と絶妙に融合したアザービジュアルとなっている。『カラオケ行こ!』は1月12日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:カラオケ行こ! 2024年1月12日より全国にて公開©2023「カラオケ行こ!」製作委員会
2024年01月01日野木亜紀子脚本、綾野剛主演で贈る『カラオケ行こ!』。大ヒットドラマ「MIU404」に続いてのタッグに大きな期待が寄せられている。和山やまの同名マンガを映画化した本作。変声期に悩む合唱部の中学生と歌に悩むヤクザがカラオケを通じて交流する姿を描く。人気コミックの実写化ということでハードルが上がる中、「野木亜紀子×綾野剛」のタッグが発表された際には多くの期待の声が上がった。綾野さんは、映画公式ビジュアルブック内で、「野木亜紀子さんの魅力的な脚本をどう解いていくのか――それぞれの見方や感じ方でこうも作品のテイストが変わるのかと驚きました」と、野木さんの脚本を自身なりに解釈し、作品へ向き合ったことを語っている。野木さんはヤクザである成田狂児役に挑戦した綾野さんについて、「綾野さんはこの映画における狂児、「綾野剛の狂児」をきっちり作り上げて演じてくれました。今までやっていそうでやっていないキャラクターですよね。狂児のもつユニークさと、哀愁や色気を存分に、魅力的に見せてくれたと思います」と信頼の思いも語っており、その詳細は発売中の映画公式「ビジュアルブック」で確認してほしい。原作者の和山氏もかねてよりファンだったと公言する、スピード感ある描写の緻密さが魅力の野木脚本。綾野剛とタッグを組んだ「MIU404」も根強いファンが多く、本作で祭林組・組員の小林を演じている橋本じゅんも、綾野さんと同チームの隊員役として出演しており、「MIU404」のキャストが再集結する形となっている。さらに、2024年夏には野木ファン待望の「アンナチュラル」と「MIU404」の世界線が交差した映画『ラストマイル』が公開予定。年末年始にはTBSにて『「アンナチュラル」「MIU404」一挙放送SP』の放送も決定しており、本作を前に野木亜紀子の魅力を再確認する絶好の機会となりそうだ。原作の和山やまが織りなす“和山ワールド”にどのように野木亜紀子の脚本が溶け込んでいくのか。野木さんが描く、原作にはない映画オリジナルシーンにも注目したい。『カラオケ行こ!』は2024年1月12日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:カラオケ行こ! 2024年1月12日より全国にて公開©2023「カラオケ行こ!」製作委員会
2023年12月31日綾野剛と新星・齋藤潤を迎え、和山やまの人気マンガを脚本・野木亜紀子、監督・山下敦弘で映画化した『カラオケ行こ!』から本予告、本ポスターが解禁。本予告にも使用されている主題歌は、「Little Glee Monster」のカバーによる「紅」に決定した。絶対に歌がうまくならなければならないヤクザ・成田狂児役には最新作『花腐し』が公開中の綾野剛。思春期に悩める合唱部部長の中学生・岡聡実役は、オーディションを勝ち抜き選ばれた期待の新星・齋藤潤が演じている。この度、主題歌に起用された楽曲は、劇中でもカギとなる「X JAPAN」の「紅」。今回のカバーにあたり、「Little Glee Monster」は第76回全日本合唱コンクールで金賞・文部科学大臣賞を受賞するなど輝かしい実績と確かな実力を持つ強豪校、府中市立府中第四中学校の合唱部総勢90名とともにレコーディングを行い、原曲と映画のテイストをマッチさせた合唱アレンジで歌い上げる。解禁された本予告映像では、カラオケに悩めるヤクザ・成田狂児と歌の先生として彼を指導する中学生・岡聡実の関係が変わっていく様子が明らかに。思春期を迎え変声期の悩みを抱える聡実は、行き場のない思いを狂児にぶつけてしまい…。そんな2人の日常を変えるきっかけとなる“ある事件”、そして聡実が走る先に待ち受けるものは!?映像中に流れる主題歌「紅」が、狂児と聡実の“まさかの青春”をエモーショナルに盛り上げている。解禁にあたり「Little Glee Monster」メンバーを代表してMAYUから届いたコメントでは、「まさかリトグリ人生で『紅』をカバーさせていただく日が来るとは思いもしなかったです、、!自分たちの強みだと思っている“コーラス”をつけて、誰もが知る『紅』とはひと味違う、リトグリらしさも加えられた、すごく斬新な1曲をお届けできるのではないかなと思っています!」と、名曲をカバーした喜びと完成した楽曲への自信を語った。併せて本ポスタービジュアルも解禁。ついに聡実をカラオケボックスに連れ出すことに成功した狂児。ギャップのありすぎる2人がカラオケボックスに並んで座っている、印象的かつ爽やかなビジュアルでは、2人が過ごす青春の終わりを匂わせるキャッチコピーにも要注目となっている。また、11月17日(金)より、豪華特典付きムビチケカード前売券が発売開始。特典の「特製クリアファイル」は映画ビジュアル&原作コマを使用した数量限定の特別デザイン。セブン・イレブン限定ポストカード付前売券では、狂児と聡実の日常の1コマを切り取った限定ビジュアルが使用されている。『カラオケ行こ!』は2024年1月12日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:カラオケ行こ! 2024年1月12日より全国にて公開©2023「カラオケ行こ!」製作委員会
2023年11月17日監督:山下敦弘×脚本:野木亜紀子で贈る映画『カラオケ行こ!』より、最終キャストが発表された。綾野剛演じる歌に悩めるヤクザ・成田狂児が、思春期に悩める合唱部の中学生・岡聡実と出会うところから展開される本作。今回発表されたのは、狂児と聡実の日々を豊かに彩る家族キャスト。聡実を見守る母親・優子役で坂井真紀、同じく息子を気に掛けながらもどこか気遣いがズレている父親・晴実役で宮崎吐夢が出演。温かくも、どこか可笑しい、岡家の日常も必見だ。一方、狂児の母親・和子をヒコロヒー、狂児の祖父・田中正を加藤雅也が演じる。原作でも人気の狂児の“ある由来”が明かされる回想シーンに注目。そして、11月9日より台湾で開催される「台北金馬映画祭」にてワールドプレミア上映が決定し、山下監督が登壇。台湾での公開も決定した。さらには、公式ビジュアルブック&シナリオブックも発売。未公開場面写真やキャスト&スタッフ独占インタビューなどを収録している。・映画『カラオケ行こ!』公式ビジュアルブックA4判/88ページ定価:2,420 円(税込)・映画『カラオケ行こ!』シナリオブック四六判/152ページ定価:1,276 円(税込)発売日:2023年12月12日(火)発行:(株)KADOKAWA※予約は10月21日(土)より順次受付開始『カラオケ行こ!』は2024年1月、公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:カラオケ行こ! 2024年正月、公開予定©2023「カラオケ行こ!」製作委員会
2023年10月20日綾野剛と齋藤潤が共演、和山やまの原作を野木亜紀子脚本で映画化する『カラオケ行こ!』。この度、北村一輝、芳根京子、RED RICE(湘南乃風)ら豪華実力派キャストが解禁。場面写真も解禁され、2024年1月公開となることも決定した。絶対に歌がうまくならなければならない主演のヤクザ・成田狂児役には、『最後まで行く』ほかそして最新作『花腐し』の公開を控える綾野剛。そして悩める合唱部部長の中学生・岡聡実役は、現在「トリリオンゲーム」では目黒蓮の中学生時代を演じた期待の新星・齋藤潤が演じている。今回歌が上手くなりたいヤクザ・狂児と合唱部部長の中学生・聡実の出逢いを彩るキャストが明らかに。狂児を悩ませるカラオケ大会の主催者、そして恐怖の刺青師・祭林(まつりばやし)組の組長を演じるのは北村一輝。北村さんは「現場もいい感じの暑苦しさ、そしてあの場末感のあるスナックで楽しかったです」と撮影をふり返り、「漫画を読ませていただき、なるべく原作に近付けるよう組長らしいニュアンスを大切に演じました」と役作りについてコメント。さらにカラオケ大会で万年最下位脱出を企むヤクザ・“ハイエナの兄貴”こと小林には橋本じゅん。同じく大会に向けて歌の練習を重ねる声がカスカスな熱血ヤクザ・唐田にやべきょうすけ。ビブラートの癖が強すぎるヤクザ・銀次に吉永秀平、去年の最下位で組長によるひどい刺青の餌食となったヤクザ・“キティの兄貴”こと尾形にチャンス大城、前職は幼稚園の先生だったヤクザ・峯にRED RICE(湘南乃風)が名を連ねる。そして聡実が部長を務める合唱部の副顧問・森本ももには芳根京子。部員からは「ももちゃん」の愛称で呼ばれ、明るく元気な森本先生が映画のオリジナルキャラクターとして登場する。「数年前には合唱部の生徒を演じていた私が、今回先生役をすることになり感慨深かったです。生徒のみなさんからも若いエネルギッシュなパワーをもらいました!」と芳根さん。「私個人としてはピアノを弾くシーンがいくつかあり、その練習なども含めて少ない日数ではありましたがとても濃い期間を過ごすことができました」と語っている。さらに、合唱部の優しい指導コーチ・松原を岡部ひろき、共に練習に励む合唱部のメンバーにはしっかり者で面倒見の良い副部長・中川に八木美樹、思春期の真っ只中で聡実と同じボーイソプラノ担当の後輩・和田に後聖人(うしろきよと)が登場。みずみずしい演技を見せる。解禁された場面写真では、ヤクザも、中学生も歌う熱唱シーンが初お披露目。立場は違えどそれぞれの目標に向けて「歌が上手くなりたい」という同じ思いを胸に練習に励んでいる様子がうかがえる。『カラオケ行こ!』は2024年1月、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:カラオケ行こ! 2024年正月、公開予定©2023「カラオケ行こ!」製作委員会
2023年09月01日和山やまの漫画を、山下敦弘監督×野木亜紀子脚本のタッグで贈る映画『カラオケ行こ!』より、ウルトラティザービジュアルが公開された。本作は、合唱部部長の中学生が突然、ヤクザにカラオケに誘われ、歌の指導を頼まれるという奇抜な設定と、予想に反するエモい展開、思わずクスッと笑ってしまうユーモアで、マンガ大賞2021第3位をはじめ、マンガ賞に続々ランクインした累計55万部突破の同名漫画が原作。今回公開されたビジュアルには、ヤクザと中学生の出会いの様子が写し出されている。公園の前に停めた黒塗りの高級車から顔を出し、笑顔で中学生に声をかける、綾野剛演じるヤクザ・狂児。それに困惑する中学生・聡実(齋藤潤)。ちぐはぐなシチュエーションが、この先に控える波乱の展開の幕明けを感じさせる。一足先に映画を鑑賞した和山さんは、「漫画では描けなかったキャラクター達の生活や在り方が、空気感はそのままに繊細に肉付けされていて感動しました。かつ大胆で美しく、ときにチャーミングで『これが観たかった』というのが一番の感想です」と絶賛している。『カラオケ行こ!』は2024年正月、公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:カラオケ行こ! 2024年正月公開予定©2023「カラオケ行こ!」製作委員会
2023年07月27日これまで『アンナチュラル』や『MIU404』など社会的な問題を鋭く切り取りつつエンターテインメントに昇華してきた脚本家の野木亜紀子さん。今回、野木さんのオリジナル脚本で制作された『連続ドラマW フェンス』は、2022年に本土復帰50周年を迎えた沖縄が舞台。今も世界最大規模の米軍基地を抱える沖縄で起きた、とある性的暴行事件の真相を追うドラマの中で、JO1の與那城奨さんは米軍基地で働く仲本颯太という青年を演じている。沖縄の基地問題に真正面から挑んだ、野木亜紀子さん脚本の最新作。「まず、沖縄の基地問題を扱ったドラマが制作される、ということが衝撃的でしたね。内容も、実際に沖縄で起きていることがそのままドラマになったというのが正直な感想です。沖縄における基地問題はもちろん知識として知ってはいましたが、僕たちの世代はそれに対してアクションを起こしたことがない人の方が多いんです。なので、このドラマが関心を寄せるきっかけになれば、と期待しています」実際に沖縄出身である與那城さんにとって、米軍基地は自分が生まれる前から存在するもの。そこに疑問を感じる余地はなかったという。「車を走らせれば道路の右側か左側にずっと基地が続いている風景は、子供の頃からなじみのあるものでしたし、当時はそれに対して不思議だとも、怖いとも思いませんでした。劇中、松岡茉優さん演じるライターの“キー”が東京から沖縄にやってきて、その上空を轟音を響かせながらオスプレイが飛んでいくシーンがあるんですけど、僕が子供の頃はヘリコプターが飛んでいました。10年程前にオスプレイが導入されましたが、オスプレイになったからといって騒音や危険性がないわけではない。基地も同じで、颯太みたいに基地で働く人もいれば、反対する人もいる。基地のおかげで生まれる需要がある一方で、不利益もある。立場が違えばものの見え方も違いますし、一概には言えないんですよね」與那城さんが演じた颯太も、基地に反対する家族と、基地で働いて得たお金で家族を養わなくてはいけないという現実との板挟みに苦しむ。「沖縄というバックグラウンドを持つ僕にとって、颯太が抱える問題はある程度理解できることでもあるし、彼がどういう葛藤を抱えているのかという理解は早かったかもしれないですね。僕にも妹と弟がいるので、妹を大事にしたい気持ちは颯太と同じだなと思いました。ただ、僕自身、颯太を演じる以前は基地問題について知ってはいたけど、身の回りのこととして考えたことはなかったんですよ。颯太を演じたことで、そんなに簡単な問題ではないと再認識しました」昨年に節目を迎え、関心が高まっている今だからこそ、このドラマにはより意義がある、と語る。「沖縄という場所でこういうことが起こっている、ということをまずは知ってもらいたいです。ニュースとして見聞きしたことがある人はたくさんいると思うんですけど、それがドラマとしてリアルに描かれることでより深く関心を寄せてもらえるんじゃないかと思いますし、この作品に参加させていただいた一員として、特にJO1のファンや若い世代の方々が関心を持つきっかけになれば嬉しいです。僕一人の力では何も変えられないけど、このドラマを通じて伝えることはできると思うんです。まずはいろんな方に沖縄のことを知ってもらう。そこから動くこともきっとあると信じています」『連続ドラマW フェンス』松岡茉優演じる東京から来た雑誌ライター“キー”と、宮本エリアナ演じる沖縄生まれの桜が、沖縄で起きた性的暴行事件の真相を追うクライム・サスペンス。3月19日(日)22時よりWOWOWにて放送・配信スタート。よなしろ・しょう1995年10月25日生まれ、沖縄県出身。2020年、JO1としてデビュー。昨年末は『第73回NHK紅白歌合戦』に初出場。4月5日に7枚目のシングル『TROPICAL NIGHT』をリリースする。ジャケット¥77,000パンツ¥45,100シャツ¥41,800(以上YUKI HASHIMOTO/Sakas PR TEL:03・6447・2762)靴¥82,500(Paraboot/Paraboot AOYAMA TEL:03・5766・6688)イヤカフ¥18,700リング¥66,000(共にe.m./e.m.青山店 TEL:03・6712・6797)※『anan』2023年3月22日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・増田翔子ヘア&メイク・西尾さゆりインタビュー、文・尹 秀姫(by anan編集部)
2023年03月20日3月19日(日) 22時より放送・配信されるWOWOWオリジナルドラマ『連続ドラマW フェンス』の完成披露試写会が3月16日に行われ、主演の松岡茉優、宮本エリアナ、そして脚本を手掛けた野木亜紀子の3名が登壇した。本作は、ドラマ『アンナチュラル』(18)、『フェイクニュース』(18)、『MIU404』(20)、映画『罪の声』(20) 等、社会派エンターテインメント作品を数多く手がける脚本家・野木亜紀子の新作ドラマ。今回、野木が描くのは2022年に本土復帰50年を迎え、今も世界最大規模の米軍基地を抱える沖縄の現在だ。雑誌ライターの“キー”こと小松綺絵役の松岡。暴行事件の真相を追っていく中で、沖縄の実情も目の当たりにしていく役どころだ。「このドラマは昨年沖縄をメインに撮影をしました。台本に書かれていることも、その場所で撮っているということも、心と体で感じながら一つ一つ丁寧に撮影しました。みんなで一生懸命撮った作品なので、真っ直ぐに届けばいいと思います」と完成に胸を張って挨拶。オファーを引き受けた際には「勇気がいるけれど、私はもう大人だし責任を持って向き合って、今回の題材をエンターテインメントとして届ける責任があると思った」と覚悟を口にしていた。沖縄で生まれ育ったブラックミックスの大嶺桜役の宮本は、アフリカ系アメリカにルーツを持ち、2015年にミックスとして初めてミス・ユニバース日本代表に選出された経歴を持つ。オーディションで初主演という大役を掴んだ宮本は「不安だらけでしたが松岡さんに引っ張って頂いて、撮影期間の約2カ月ずっと一緒にいたということもあり、胸がジーンとするような経験をさせてもらいました。また野木さんがブラックミックスの子を使いたいと言ってくださったこともとても嬉しかったです」と抜擢に喜色満面だった。宮本エリアナ宮本はドラマ撮影も初体験ゆえに「灰皿とか投げられるのかと思った。それくらい不安だった」と笑わせると、オーディションに同席した松岡は宮本との初対面の印象について「エリアナさんの真っ直ぐな瞳と心に打ち抜かれた。その真っすぐさと大嶺桜との共鳴を私は見たいと思った」と絶賛。すると宮本は「最初に松岡さんは『大丈夫よ!私は受け止めるからね!』と言ってくださって、同い年なのに凄い!と感動した」と松岡の懐の広さを明かして、当の松岡を「そんなこと私言った!? こわっ!? 私物凄く熱意のある人みたいじゃん!」と赤面させていた。沖縄ロケについて松岡は「市場で買い物をする場面では地元の方々も協力してくれて、そこでエリアナさんが現地のおばあたちと方言確認をしているのが印象的でした」と振り返ると、宮本も「カメラが回っていないところで私にフルーツをくれたりして、とても温かい現場でした」と地元民の優しい人柄に感謝していた。100人以上の関係者に取材して脚本を書き上げた野木は、本作を女性2人のバディものにした理由について「性的暴行事件を追う内容なので、主人公を男性にしたら説明しなければいけないこともある。それだと話がなかなか前に進まない。それに加えて色々な世代の女性たちが出てくることを目指した結果、女性の物語になった」と解説。松岡については「実在感を持って綺絵がそこにいるのが見えた。毎話心を持っていかれるところがあった」と絶賛し、松岡は「あ、汗が……」と恐縮しきり。また宮本についても「オーディションの際はミス・ユニバースで身に着いた動きがエレガントだったけれど、劇中ではずっと沖縄にいる桜にしか見えなかった。初めてとは思えないくらいナチュラルな芝居をしてくれた」と激賞し、当の宮本は「確かに最初の方は姿勢が美しすぎると監督から注意されました」と照れ笑いだった。そんな宮本に対して松岡は「今まで言い忘れていたけれど……エリアナさん女優デビューおめでとうございます!」と祝福すると、客席からも拍手喝采。松岡から「エリアナさんのデビュー作に携われたこと、それが野木さんの台本というのも嬉しい」と言われた宮本は「ありがとうございます! 今日は美味しいビールが飲めそうです」と大喜びだった。松岡茉優さらに松岡は、宮本が「大根役者だと思われたらどうしよう……」と不安を口にすると、「お芝居って心が真っすぐで素直だから出来るものもある。セリフを覚えて出すのが俳優の仕事だけれど、彼女の心根の真っ直ぐさと信じる素直さを見て『お芝居って上手い下手じゃねえなあ(笑)』と改めて思うきっかけになったので、自分で大根役者とかいうのは本当にやめなさい!」と先輩として指導。宮本を恐縮&大爆笑させていた。最後に松岡は「劇中に“これは沖縄の問題ではなくて日本の問題です”というセリフがあるけれど、この作品を通して、ほかの人の問題として捉えるのではなく自分事として捉えて生活することの大切さを知りました。沖縄が背負っている問題であって、沖縄の問題ではない。これは日本の問題。そのように自分事に捉えるきっかけになってもらえたら嬉しい」とアピール。宮本は「日本人とは何か? 愛とは何か? 自分の気持ちを再確認できるはず。色々な視点で何度も観てほしいドラマになりました」と呼び掛け、野木も「女性の物語だけではなくて、男性たちが抱えている苦しさや心の重荷も徐々に描かれていくので、男性の方々にも観ていただきたいです」と期待を込めていた。<作品情報>WOWOWオリジナルドラマ『連続ドラマW フェンス』2023年3月19日(日) 22時より放送・配信スタート監督:松本佳奈主題歌:Awich「TSUBASA feat. Yomi Jah」(UNIVERSAL J)■出演松岡茉優、宮本エリアナ/青木崇高、與那城奨(JO1)、比嘉奈菜子、佐久本宝、ド・ランクザン望、松田るか、ニッキー/新垣結衣(特別出演)/Reina、ダンテ・カーヴァー、志ぃさー、吉田妙子、光石研 ほか
2023年03月17日松岡茉優と宮本エリアナがW主演、新垣結衣が特別出演する野木亜紀子オリジナル脚本の連続ドラマW「フェンス」。この度、60秒本予告映像とポスタービジュアルが解禁された。これまでにも数々の社会問題を扱ったドラマを多く制作してきたWOWOWが満を持しておくる本作。復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、松岡さん演じる東京から来た雑誌ライター“キー”と宮本さん演じる沖縄で生まれ育った“桜”が性的暴行事件の真相を追う、エンターテインメント・クライムサスペンスだ。本予告映像では、主題歌であるAwichの「TSUBASA feat.Yomi Jah」をベースに、沖縄で起きた性的暴行事件の真相を追うキーと桜の姿から始まる。沖縄が抱える根深く複雑な事情や、新垣さん、與那城奨(JO1)、比嘉奈菜子らが演じる様々な登場人物の葛藤、苦悩が盛り込まれ、クライムサスペンスの中にも、深い人間ドラマやテーマを感じさせる仕上がりになっている。併せてポスタービジュアルも解禁。舞台となる沖縄の青空を背景に主役の2人が立ち並び、強い視線を向ける印象的なポスターに。さらに、空を飛ぶオスプレイや2人の前に立ちはだかる金網の”フェンス”が立ち向かう道の困難さを感じさせている。2人の女性がジェンダーや人種、世代間の違い、沖縄と本土、日本とアメリカなど、隔てている様々な“フェンス”をどう乗り越えていくのか目が離せない。連続ドラマW「フェンス」は3月19日(日)より毎週日曜22時~WOWOWにて放送・配信(全5話/第1話無料放送)。各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信(無料トライアル実施中)。(text:cinemacafe.net)
2023年02月23日松岡茉優と宮本エリアナがW主演する、脚本家・野木亜紀子新作オリジナルの連続ドラマW「フェンス」に新垣結衣が特別出演することが決定した。本作は、ドラマ「アンナチュラル」「MIU404」、映画『罪の声』など、社会派エンターテインメント作品を数多く手掛ける脚本家・野木亜紀子、待望の新作オリジナルドラマ。復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、女性バディが性的暴行事件の真相を追う。出演が決定した新垣さんはこれまで、「空飛ぶ広報室」「掟上今日子の備忘録」「逃げるは恥だが役に立つ」「獣になれない私たち」の野木さん脚本作4作品に出演。本作で5作品目の出演となる。演じるのは、沖縄の精神科医・城間薫役。精神科医として日々の業務を行いながら、性暴力被害者の支援団体に協力し、登場人物たちに大きな変化を与えるという重要な役どころだ。映画化決定が話題となっている『正欲(朝井リョウ原作)』の公開も控えるなど、今年も活躍著しい新垣さんが、本作でどのような演技を見せてくれるのか、注目が集まる。城間薫役:新垣結衣コメントこのような題材で作品を作るのはとても難しく勇気のいることだと思いますが、私は台本を読んで、各々の立場が抱える息苦しさや辛い現実だけではなく、個人に対しての希望や愛情を感じました。沖縄の人たちが皆それぞれの思いで、はたまた自分でも気づかないうちに少しずつ分け合って持っているであろう漠然としたしこりのようなもの。目に見えないフェンス。今より多くの人に知ってもらい、皆さんのすぐそばにあるものとして何か感じてもらえたらいいなと思っています。連続ドラマW「フェンス」は3月19日(日)22時~WOWOWにて放送・配信(全5話)。(text:cinemacafe.net)
2023年01月25日3月19日(日) 午後10時よりWOWOWで放送・配信されるドラマ『連続ドラマW フェンス』に、新垣結衣が特別出演することが決定した。本作は、ドラマ『アンナチュラル』『MIU404』など、社会派エンターテインメント作品を数多く手がける脚本家・野木亜紀子による新作オリジナルドラマ。復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、女性バディが性的暴行事件の真相を追う、エンターテインメント・クライムサスペンスとなっている。松岡茉優と宮本エリアナがW主演を務めるほか、青木崇高、與那城奨(JO1)、比嘉奈菜子、佐久本宝、ド・ランクザン望、松田るか、光石研らが出演する。新垣がWOWOWに出演するのは本作が初。彼女はこれまでに、野木亜紀子脚本作である『空飛ぶ広報室』『掟上今日子の備忘録』『逃げるは恥だが役に立つ』『獣になれない私たち』の4作に出演しており、本作が5作目の出演となる。今回演じるのは、沖縄の精神科医・城間薫役。精神科医として日々の業務を行いながら、性暴力被害者の支援団体に協力し、登場人物たちに大きな変化を与えるという重要な役どころとなっている。■城間薫役:新垣結衣 コメントこのような題材で作品を作るのはとても難しく勇気のいることだと思いますが、私は台本を読んで、各々の立場が抱える息苦しさや辛い現実だけではなく、個人に対しての希望や愛情を感じました。沖縄の人たちが皆それぞれの思いで、はたまた自分でも気づかないうちに少しずつ分け合って持っているであろう漠然としたしこりのようなもの。目に見えないフェンス。今より多くの人に知ってもらい、皆さんのすぐそばにあるものとして何か感じてもらえたらいいなと思っています。<番組情報>連続ドラマW フェンス3月19日(日) 午後10時よりWOWOWで放送・配信スタート『連続ドラマW フェンス』メインビジュアル脚本:野木亜紀子出演:松岡茉優 宮本エリアナ/青木崇高 與那城奨(JO1) 比嘉奈菜子 佐久本宝 ド・ランクザン望 松田るか ニッキー/新垣結衣(特別出演)/Reina ダンテ・カーヴァー 志ぃさー 吉田妙子 光石研 ほか監督:松本佳奈音楽プロデューサー:岩崎太整音楽:邦子 HARIKUYAMAKU 諸見里修 Leofeel主題歌:Awich「TSUBASA feat. Yomi Jah」(UNIVERSAL J)プロデューサー:高江洲義貴 北野拓番組特設サイト:
2023年01月25日“アニメーションのアカデミー賞”とも呼ばれる第50回アニー賞にて、湯浅政明監督による劇場アニメーション『犬王』が長編インディペンデント作品賞に、野木亜紀子が脚本賞にノミネートされた。本作は『平家物語 犬王の巻』(著:古川日出男)を原作にした変幻自在のミュージカル・アニメーション。室町時代に人々を熱狂させた実在の能楽師・犬王と、そのバディである琵琶法師・友魚との強烈な友情と“能楽”の世界が鮮烈な視点で描かれ、公開から7か月を越える今もロングラン上映を続ける話題作だ。メガホンを取ったのは『夜は短し歩けよ乙女』の湯浅政明監督。さらに脚本をドラマ『MIU404』などの野木亜紀子、キャラクター原案を松本大洋、音楽を大友良英が手がけるなど豪華クリエイター陣が集結している。声の出演は、女王蜂のアヴちゃんが犬王を、森山未來が友魚を演じており、共に圧倒的な存在感で作品を彩っている。『犬王』©2021 “INU-OH” Film Partners日本時間1月18日(水)深夜1時頃、第50回アニー賞で『犬王』が長編インディペンデント作品賞に、野木亜紀子が脚本賞にノミネートされたことが発表された。湯浅監督作品が長編インディペンデント作品賞にノミネートされるのは『きみと、波にのれたら』(2021)以来2度目。TVアニメ『アドベンチャー・タイム』でのTV部門監督賞へのノミネートも併せると3度目となる。受賞した場合、日本製作の作品としては、2018年の『未来のミライ』(細田守監督/スタジオ地図)に次ぐ快挙となる。脚本賞は宮崎駿監督によるスタジオジブリ作品『千と千尋の神隠し』(2002)、『風立ちぬ』(2013)以来となる。受賞作品は日本時間2月26日(日)(現地時間2月25日)にロサンゼルスで予定されている授賞式で発表予定だ。劇場アニメーション『犬王』DVD&Blu-ray発売中/公開中配給:アニプレックス、アスミック・エース
2023年01月18日松岡茉優と宮本エリアナがW主演する、脚本家・野木亜紀子新作オリジナルの連続ドラマW「フェンス」が2023年3月19日(日)より放送決定。沖縄出身で日本を代表する女性ラッパーのAwichが担当した主題歌入りの特報が解禁となった。楽曲は本土復帰50年を迎えた沖縄をテーマに、Awichさんが2022年5月にリリースした「TSUBASA feat. Yomi Jah」。50年前までアメリカの国土だった沖縄はその歴史ゆえに様々な問題や感情を抱え、その結果として生まれ育った独自のミックスカルチャーを有している。それゆえに抱える不条理な社会的問題や事件事故、それらへの複雑な感情と同時に、すぐ隣に存在するアメリカへの憧れ。返還から半世紀が経ったいま、沖縄が内包する混沌の中で生きる子どもたちに向け、置かれた環境から自分たちがどう生きるかを見つけ、大きく羽ばたいていってほしいというメッセージが込められている。AwichAwichさんはミックスの娘・Yomi Jahを持ち、「TSUBASA」にも参加している。こうした背景があり、連続ドラマW「フェンス」が描こうとしている世界観と楽曲のテーマがシンクロしていることから、プロデューサーがAwichさんにオファーしたところ主題歌への起用が実現した。さらに劇伴音楽チームには、映画『竜とそばかすの姫』で2022年・第44回日本アカデミー賞で最優秀音楽賞を受賞した岩崎太整が参加。本作がこれまでに描かれてこなかった沖縄の現在を描く新しいエンターテインメント・クライムサスペンスであることから、岩崎さんの発案で沖縄の才能溢れる若手音楽家たちに劇伴音楽を依頼することになり、Awichさんもチーム選びに参加した。岩崎太整沖縄在住や沖縄生まれの注目の若手ミュージシャンが集結し、島唄を幅広く現代に表現し続けるアーティスト・邦子、ドラマの舞台となるコザを拠点にダブエンジニア兼DJとして活躍するHARIKUYAMAKU、沖縄出身の新鋭ピアニスト・諸見里修、沖縄在住の期待のラッパーでトラックメーカーのLeofeel。主題歌や劇伴音楽でもドラマの舞台である沖縄にこだわり、沖縄のミュージシャンたちが本作のリアリティを高めていくとともに、沖縄の音楽カルチャーを本土に、世界に発信していく。今回解禁となった特報映像には、主題歌の「TSUBASA feat. Yomi Jah」と共に、舞台となる沖縄の美しい情景と物語の一端が垣間見え、期待高まる仕上がりになっている。ヒップホップアーティスト:Awichコメント色んな事に翻弄されながらも強く生きる故郷沖縄の人たちを想って書いた歌「TSUBASA」と沖縄をテーマにした映像作品「フェンス」が共に世に発信されることで、より多くの人達にそれぞれの想いが伝わる事を願っております。またこの作品を観て下さる方々には、現在の沖縄が抱える問題を知るだけでなく、これからの沖縄の未来を一緒に考えてもらえる機会になれば私も嬉しいです。音楽プロデューサー:岩崎太整コメント「本当の沖縄を描きたいんです。」本作のプロデューサーから相談を受けた時に、開口一番そう言われました。青く広大な海と温暖な気候、そして温厚で優しさに溢れる人々。沖縄はいつも暖かく出迎えてくれるけれど、表層の姿しか触れたことのない私が、音楽で「本当の沖縄」に寄与することが出来るだろうか。しばらく逡巡したのち、全く新しいチームを作ることに決めました。Awichさん達の力添えもあり、四人の素晴らしい作曲家を選定することが出来ました。そして、音楽を彼らに託して私はサポートに回る旨を伝えました。沖縄に生まれ、沖縄で過ごした四人の作家は、過去の、現在の、未来の沖縄を知る人達です。彼らが作り上げる「本当の沖縄」に根ざした音楽を物語と共に是非楽しんで下さい。連続ドラマW「フェンス」は2023年3月19日(日)22時~WOWOWにて放送・配信(全5話)。(text:cinemacafe.net)
2022年12月29日沖縄出身の女性ラッパー・Awichの楽曲「TSUBASA feat. Yomi Jah」が、2023年3月19日(日) よりWOWOWで放送・配信されるドラマ『連続ドラマW フェンス』の主題歌に決定した。本作は、ドラマ『アンナチュラル』『MIU404』など、社会派エンターテインメント作品を数多く手がける脚本家・野木亜紀子による新作オリジナルドラマ。日本ドラマ史上初となる肌の色の違う女性バディが、復帰50年を迎えた沖縄を舞台に性的暴行事件の真相を追う、エンターテインメント・クライムサスペンスとなっている。5月15日に配信リリースされた「TSUBASA feat.Yomi Jah」は、Awichの愛娘であるYomi Jahをフィーチャリングに迎えた楽曲。同じ日本でありながらも、沖縄がゆえに抱える不条理な社会的問題や事件事故、それらへの複雑な感情と同時に、すぐ隣に存在するアメリカへの憧れ。返還から半世紀が経った今、島が内包する混沌の中で育つ子供たちに向けて、置かれた環境の中から自分たちがどう生きるかを見つけ、大きく羽ばたいていってほしいというメッセージが込められている。こうした背景があり、同ドラマが描こうとしている世界観と楽曲のテーマがシンクロしていることから、プロデューサーがAwichにオファーしたところ、主題歌への起用が実現したという。また劇伴音楽チームには、映画『竜とそばかすの姫』で2022年日本アカデミー賞で最優秀音楽賞を受賞した岩崎太整が参加。これまで描かれてこなかった沖縄の現在を描く新しいエンターテインメント・クライムサスペンスであることから、岩崎の発案で沖縄の才能あふれる若手音楽家たちに劇伴音楽を依頼することになり、Awichもチーム選びに参加した。その結果、沖縄の島唄を幅広く現代に表現し続けるアーティスト・邦子、ドラマの舞台となるコザを拠点にダブエンジニア兼DJとして活躍するHARIKUYAMAKU、沖縄出身の新鋭のピアニスト・諸見里修、沖縄在住の期待のラッパーでトラックメーカーのLeofeelといった沖縄在住や沖縄生まれの若手ミュージシャンが集結。主題歌や劇伴音楽でもドラマの舞台である沖縄にこだわり、沖縄のミュージシャンたちが本作のリアリティを高めていく。併せて、「TSUBASA feat.Yomi Jah」が流れる特報映像も公開となった。主題歌とともに舞台となる沖縄の美しい情景と物語の一端が垣間見え、ドラマへの期待が高まる内容となっている。■Awich コメント色んな事に翻弄されながらも強く生きる故郷沖縄の人たちを想って書いた歌「TSUBASA」と沖縄をテーマにした映像作品「フェンス」が共に世に発信されることで、より多くの人たちにそれぞれの想いが伝わる事を願っております。またこの作品を観て下さる方々には、現在の沖縄が抱える問題を知るだけでなく、これからの沖縄の未来を一緒に考えてもらえる機会になれば私も嬉しいです。■岩崎太整 コメント「本当の沖縄を描きたいんです。」本作のプロデューサーから相談を受けた時に、開口一番そう言われました。青く広大な海と温暖な気候、そして温厚で優しさに溢れる人々。沖縄はいつも暖かく出迎えてくれるけれど、表層の姿しか触れたことのない私が、音楽で「本当の沖縄」に寄与することが出来るだろうか。しばらく逡巡したのち、全く新しいチームを作ることに決めました。Awichさん達の力添えもあり、四人の素晴らしい作曲家を選定することが出来ました。そして、音楽を彼らに託して私はサポートに回る旨を伝えました。沖縄に生まれ、沖縄で過ごした四人の作家は、過去の、現在の、未来の沖縄を知る人たちです。彼らが作り上げる「本当の沖縄」に根ざした音楽を物語と共に是非楽しんで下さい。『連続ドラマW フェンス』特報映像<番組情報>連続ドラマW フェンス2023年3月19日(日) 22時よりWOWOWで放送・配信スタート『連続ドラマW フェンス』メインビジュアル脚本:野木亜紀子出演:松岡茉優 宮本エリアナ / 青木崇高 與那城奨(JO1) 比嘉奈菜子 佐久本宝 ド・ランクザン望 松田るか ニッキー Reina ダンテ・カーヴァー 志ぃさー 吉田妙子 光石研 ほか監督:松本佳奈音楽プロデューサー:岩崎太整音楽:邦子 HARIKUYAMAKU 諸見里修 Leofeel主題歌:Awich「TSUBASA feat. Yomi Jah」(UNIVERSAL J)プロデューサー:高江洲義貴 北野拓番組特設サイト:
2022年12月29日沖縄を舞台に性的暴行事件の真相を追う、野木亜紀子新作オリジナル脚本の連続ドラマW「フェンス」。この度、追加キャストとして青木崇高、與那城奨(JO1)、光石研の出演が発表された。松岡茉優と宮本エリアナがW主演を務める本作は、東京から来た雑誌ライター・キーこと小松綺絵と、沖縄で生まれ育った桜がバディを組み、ある性的暴行事件の真相を追う物語。青木さんは、沖縄県警・渉外警ら隊所属の警察官・伊佐兼史。初の連続ドラマ出演となる與那城さんは、桜の元交際相手で米軍基地従業員の仲本颯太。光石さんが、キーの上司で「月刊BOWOW(バウワウ)」編集長・東諭吉を演じる。青木さんは「完成したこの『ドラマ』が、現在ある複雑に絡み合った問題を解きほぐす何かのきっかけになってくれれば」と願い、與那城さんは「僕も今まで沖縄で過ごしてきた中で見ることのなかった側面などを、今の若い世代、僕と同じ世代の方々に、見て気付いて頂けたらなと思います」とコメント。光石さんは「重いテーマを軽やかに。でもしっかりビターな作品に仕上がるのでは。僕自身、出演させてもらうのですが、イチ視聴者として、楽しみで仕方ない!」と完成に期待を寄せた。そのほか、在沖米軍の海兵隊員・ジェイ役でド・ランクザン望、アメリカから来た小児科医・ホリー役でReina、米軍の上官・ハリス役でダンテ・カーヴァー、桜の友人で基地従業員のミッキー役でニッキーと、国際色豊かなキャストが集結。さらに、沖縄出身キャストの役どころも明らかに。颯太の妹・仲本琉那役に比嘉奈菜子、伊佐の後輩で相棒の警察官・上原光栄役に佐久本宝、ジェイの婚約者・山城実結役に松田るか、伊佐の上司で刑事の平良清巳役に志ぃさー、老人ホームで暮らす桜の祖母・大嶺ヨシ役に吉田妙子ら、総勢50人を超える沖縄出身のキャストが、本作のリアリティを高めていく。比嘉さんは「沖縄本土復帰、50周年。私が今まで目を背けてきた沖縄の影の部分、その数の多さにこの作品を通して何度も気付かされ辛くなり引きちぎられる思いでこの作品に向き合っています。"沖縄"の問題だけじゃない、差別、偏見、いじめ、性的暴力、誹謗中傷、誰もが一度は無くなってほしいと考えたことがあるはずです。今この時代だからこそ多くの人に見て欲しい、届けたい。沖縄のフェンスを通して今"何か"に悩んでるあなたに、少しでもその"何か"に対して前を向いて、向き合えるメッセージを伝えていきたいです」と思いを語る。吉田さんは「私事ですが、私の娘は米軍人と結婚し、今、娘と孫たちはアメリカに住んでいます。孫たちのことを思うと、桜の気持ちが痛いほど分かります。沖縄のこと、桜のことを考えて、一生懸命、演じさせて貰いました」とコメントした。連続ドラマW「フェンス」は2023年3月、WOWOWにて放送・配信予定(全5話)。(cinemacafe.net)
2022年11月22日ドラマ『アンナチュラル』、『フェイクニュース』、『MIU404』、映画『罪の声』等、社会派エンターテインメント作品を数多く手がける脚本家・野木亜紀子の待望の新作オリジナルドラマ『連続ドラマ W フェンス』が、WOWOWにて2023年春に放送・配信されることが決定した。今回、野木が描くのは2022年に本土復帰50年を迎え、今も世界最大規模の米軍基地を抱える沖縄の現在。東京から来た雑誌ライター“キー”と沖縄で生まれ育ったブラックミックス“桜”がバディとなり、ある性的暴行事件の真相を追う、日本のドラマ史上初となる肌の色の違う女性バディがダブル主人公の連続ドラマだ。W主演を務めるのは映画『勝手にふるえてろ』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞、『万引き家族』で同賞の優秀助演女優賞を獲得するなど、確かな演技力で圧倒的な存在感を放つ、WOWOW 初主演の松岡茉優と、アフリカ系アメリカにルーツを持ち、2015年にミックスとして初めてミス・ユニバース日本代表に選出され、差別や偏見を無くすための活動を続ける、WOWOW 初登場にして初主演の宮本エリアナ。雑誌ライターのキーこと小松綺絵(松岡茉優)は、米兵による性的暴行事件の被害を訴えるブラックミックスの女性・大嶺桜(宮本エリアナ)を取材するために沖縄へ向かう。桜の供述には不審な点があり、事件の背景を探る必要があったのだ。米軍基地の門前町・通称コザを訪ね、桜の経営するカフェバーMOAIへ行き、観光客を装って接近。桜の祖母が沖縄戦体験者で平和運動に参加していることや、父親が米軍人であることを聞く。一方でキーは、都内のキャバクラで働いていた頃の客だった沖縄県警の警察官・伊佐兼史に会い、米軍犯罪捜査の厳しい現実を知る。やがて、沖縄の複雑な事情が絡み合った“ある真相”に辿り着く。キーが見つけた事件の真相とは……?さらに、比嘉奈菜子、佐久本宝、志ぃさー、吉田妙子らの出演も決定。地元・沖縄出身のキャストが集結し、本作のリアリティを高めていく。撮影は物語の舞台となる沖縄で10月上旬よりスタートしている。ジェンダーや人種、世代間の違い、沖縄と本土、日本とアメリカなど、様々なフェンスを乗り越え、人と人が分かり合う姿を、日本を代表するヒットメーカーである野木がエンターテインメント・クライムサスペンスとして描き出していく。<コメント全文>脚本:野木亜紀子かつて報道記者として沖縄に住んでいたという北野Pから「沖縄が舞台のクライムサスペンスを作りませんか」と言われたのが2020年の夏。そのときは「とてもじゃないけど背負えない」と断りました。翌年に普天間出身の高江洲Pが加わり企画が通り、取材を始めたものの、「こんなに複雑で重い荷物をどうしたらいいのか」と幾度も挫けました。この『複雑で重い荷物』は、沖縄が否応なしに背負わされてきたものであり、日本という国の縮図でもあります。取材の中で私は、たくさんの悲しみに触れ、たくさんの闘う女性たちに励まされました。この物語は悲劇ではありません。キーと桜が悲しみをぶん殴り、フェンスに挑む話です。今、多くの人に見てもらいたいです。WOWOWの無料トライアルをぜひご活用ください。小松綺絵役:松岡茉優【WOWOW初主演(W主演)を演じられることについての意気込みや本作に出演されるお気持ち】難しいテーマや描きにくいことにチャレンジさせていただけるイメージがあり、いつかWOWOWさんでの主演を務めさせて頂きたいと願っていました。今回の作品もまさに、様々な立場の人がいて、それぞれに見えている景色が違って、描き方の難しい作品です。でもやっぱり、むやみに誰かを傷つけることは絶対に避けたいから誠実に向き合って答えのない答えを見つめたいと思います。【野木亜紀子さんの脚本を読まれた際の役や作品の印象】もれなく私も野木さんの作品のファンですが台本を拝読したのは初めてで、今まで楽しく見ていた作品の諸先輩方はこのプレッシャーを乗り越えてお芝居されていたのか、と唸っています。野木さんからの俳優に対しての信頼が、ぎりぎりと音を立て詰まっていました。努めて、務め上げたいです。【視聴者の皆様へメッセージ】この度、WOWOW『連続ドラマ W フェンス』にて小松綺絵ことキーを演じさせて頂きます。松岡茉優です。相棒となる宮本エリアナさんと共に知らない人には知ってもらう、知ってる人は傷つけない作品を作れたらと思っています。見守って頂けたら嬉しいです。大嶺桜役:宮本エリアナ【WOWOW初主演(W主演)を演じられることについての意気込みや本作に出演されるお気持ち】WOWOWの作品に出演できる事が決まり、凄く嬉しい気持ちと共に、今回は松岡茉優さんと一緒にW主演ということで、とてもいいプレッシャーを感じています。初ドラマ、初WOWOW、初主演という私にとって初めて尽くしで、こんなに素敵な機会を頂けてとても光栄に思います。【野木亜紀子さんの脚本を読まれた際の役や作品の印象】野木亜紀子さんらしいテンポの速さと、ストーリーの展開に流石だなと思いました。私が演じさせて頂く大嶺桜は、ミックスの子ならではの自身の悩みや葛藤があり、脚本を読みながら自分の幼少期の気持ちとリンクする部分が沢山あるなと感じました。また、沖縄の抱える問題や、女性の抱える苦悩がギュッとこの作品に込められている印象です。【視聴者の皆様へメッセージ】SNS が当たり前の現代、そのSNSやメディアの裏ではどの様な出来事が起こっているのか?どんな現実があるのか?何が正しくて何が間違いなのか?そして、私達には何が出来るのか?様々な視点から考えさせられる作品になっていると思います。是非皆様に見て頂きたいです!『連続ドラマW フェンス』2023年春放送・配信スタート脚本:野木亜紀子(「アンナチュラル」「MIU404」『罪の声(塩田武士原作)』)出演:松岡茉優 宮本エリアナ / 比嘉奈菜子 佐久本宝 志ぃさー 吉田妙子 ほか監督:松本佳奈(『きょうの猫村さん』『パンとスープとネコ日和』『マザーウォーター』)音楽プロデューサー:岩崎太整プロデューサー:高江洲義貴 北野拓製作:WOWOW NHK エンタープライズ番組特設サイト:
2022年10月24日「アンナチュラル」「MIU404」、映画『罪の声』などを手掛けてきた脚本家・野木亜紀子による待望の新作オリジナルドラマとなる連続ドラマW「フェンス」が、WOWOWにて2023年春に放送・配信。松岡茉優と、アフリカ系アメリカにルーツを持つ宮本エリアナがW主演する。今回、野木さんが描くのは2022年に本土復帰50年を迎え、いまも世界最大規模の米軍基地を抱える沖縄の現在。W主演を、映画『勝手にふるえてろ』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞、『万引き家族』で同・優秀助演女優賞を獲得するなど、確かな演技力で圧倒的な存在感を放つWOWOW初主演の松岡茉優、そして2015年にミックスルーツとして初めてミス・ユニバース日本代表に選出され、差別や偏見をなくすための活動を続けるWOWOW初登場にして初主演の宮本エリアナが務める。松岡さん演じる東京から来た雑誌ライター“キー”と宮本さん演じる沖縄で生まれ育った“桜”がバディとなり、ある性的暴行事件の真相を追う。ジェンダーや人種、世代間、沖縄と本土、日本とアメリカなど様々なフェンスを乗り越えていく人と人との物語を、日本を代表するヒットメーカー・野木さんが描き出す。野木亜紀子「たくさんの闘う女性たちに励まされた」2020年の夏に初めて本作の企画を打診されたという野木さんは、「とてもじゃないけど背負えない」と一度断ったそう。「翌年に普天間出身の高江洲(義貴)Pが加わり企画が通り、取材を始めたものの、『こんなに複雑で重い荷物をどうしたらいいのか』と幾度も挫けました」と言う。「この『複雑で重い荷物』 は、沖縄が否応なしに背負わされてきたものであり、日本という国の縮図でもあります。取材の中で私は、たくさんの悲しみに触れ、たくさんの闘う女性たちに励まされました。この物語は悲劇ではありません。キーと桜が悲しみをぶん殴り、フェン スに挑む話です」と語り、「今、多くの人に見てもらいたい」とコメントする。小松綺絵役:松岡茉優「もれなく私も野木さんの作品のファンです」「いつかWOWOWさんでの主演を務めさせて頂きたいと願っていました」と語る松岡さんは、「今回の作品もまさに、様々な立場の人がいて、それぞれに見えている景色が違って、描き方の難しい作品です。でもやっぱり、むやみに誰かを傷つけることは絶対に避けたいから誠実に向き合って答えのない答えを見つめたい」と力強く語る。そして、「もれなく私も野木さんの作品のファンですが台本を拝読したのは初めてで、今まで楽しく見ていた作品の諸先輩方はこのプ レッシャーを乗り越えてお芝居されていたのか、と唸っています」と明かし、「相棒となる宮本エリアナさんと共に知らない人には知ってもらう、知ってる人は傷つけない作品を作れたら」と意気込みを語った。大嶺桜役:宮本エリアナ「自分の幼少期の気持ちとリンクする部分が沢山ある」「松岡茉優さんと一緒にW主演ということで、とてもいいプレッシャーを感じています。初ドラマ、初WOWOW、初主演という私にとって初めて尽くしで、こんなに素敵な機会を頂けてとても光栄に思います」と語る宮本さん。「野木亜紀子さんらしいテンポの速さと、ストーリーの展開に流石だなと思いました。私が演じさせて頂く大嶺桜は、ミックスの子ならではの自身の悩みや葛藤があり、脚本を読みながら自分の幼少期の気持ちとリンクする部分が沢山あるなと感じました。また、沖縄の抱える問題や、女性の抱える苦悩がギュッとこの作品に込められている印象です」と本作を語る。そして視聴者に向け、「SNSが当たり前の現代、そのSNSやメディアの裏ではどの様な出来事が起こっているのか? どんな現実があるのか? 何が正しくて何が間違いなのか? そして、私達には何が出来るのか? 様々な視点から考えさせられる作品になっている」とアピールした。連続ドラマW「フェンス」は2023年春、WOWOWプライム・WOWOW 4Kにて放送・WOWOWオンデマンドにて配信(全5話/第1話無料放送・無料トライアル実施中)。(text:cinemacafe.net)
2022年10月24日ドラマ「アンナチュラル」「MIU404」や映画『罪の声』の野木亜紀子が脚本を手掛ける、和山やまの人気マンガの映画化『カラオケ行こ!』のメインキャストに、綾野剛とオーディションで選ばれた新星・齋藤潤が決定した。原作は、合唱部部長の中学3年生がヤクザにカラオケに誘われ、歌の指導を頼まれるというストーリー設定とゆるい笑いで、マンガ大賞2021第3位を始めマンガ賞に続々ランクインした累計55万部突破の超人気コミック。今年6月に先行して映画化が発表されると、キャスト未解禁にも関わらずSNSではトレンド入りするほど話題沸騰となった。成田狂児絶対に歌がうまくならなければならない主演のヤクザ・成田狂児役を演じるのは、『ヤクザと家族 The Family』「オールドルーキー」など映画・ドラマで様々な役を演じ分ける綾野剛。そして物語のカギを握る真面目だが毒舌、変声期に悩む合唱部部長の中学生・岡聡実役は、オーディションを勝ち抜き選ばれた期待の新星・齋藤潤。岡聡実オーディションを通して誰よりも成長し、そのパフォーマンスで山下敦弘監督や脚本の野木さんら審査員を魅了。綾野さんもオーディションの様子を見守り、決定後に早速、齋藤さんとの対面が実現、現在はハイレベルなレッスンを受けながら役作りの真っ最中。11月から撮影がスタートし、2023年の公開を目指す。<綾野剛コメント>お話を頂いた時は、とても嬉しかったです。大好きな作品、魅力的な狂児を体感できる喜び、なにより和山やまさんの世界を、山下敦弘監督、野木亜紀子さん、信頼するチーム、スタッフ、そして聡実くん役として出会った齋藤潤くんと一緒に創作できるという色々様々な喜びが渋滞してます。映画を通して『カラオケ行こ!』の新しい魅力をさらに見つける事ができたらと、原作に敬意を抱きながら、映画としての表現を最後まで諦めず、皆さんにとって魅力的な作品になるよう努めて参ります。よろしくお願いします。<齋藤潤コメント>初めまして。この度、『カラオケ行こ!』で岡聡実を演じさせていただくことになりました。齋藤潤、15歳です。オーディションに合格した時は正直本当に信じられなくて、今は本当に嬉しいです。最終オーディションで初めて綾野さんにお会いしたのですが、本当にかっこいい方です。これからも頼らせていただきたいと思います! 変声期という悩みを抱えている聡実くんですが、狂児さんとの出会いややり取りを通じて少しずつ気持ちが変わっていく…そんな変化をスクリーンから伝えられるような聡実くんを目指したいと思います。綾野くんとは何度か面識はあるが、一緒に映画を作るのは初めて。ストイックな印象のある綾野くんが、どんな“狂児”をイメージし、撮影までに仕上げてくるのか? 監督として、楽しみでしょうがない。オーディションで選ばれた齋藤潤くんも、もちろん一緒に映画を作るのは初めて。様々なハードルがある“聡実”という役を演じるのはかなり大変だとは思うが、良い意味でまだ未完成な齋藤くんが、綾野くんの演じる“狂児”をどう感じて、どんな影響を受け、“聡実”を演じきるのか? たぶん、この映画の肝はそこにかかっていると思う。綾野さんに狂児を演じてもらえるのはとても光栄に思います。どの役も魂を込めて演じられているお芝居に心を打たれていたので、狂児という役を安心してお任せできると思いました。齋藤さんを拝見したときは、なんてバランスのいい方なんだ…と驚きました。きっとどんな役もこなしていかれる役者さんだと思い、そんな齋藤さんの聡実くんはスクリーンでどう輝くのでしょう。映画化がますます楽しみになりました。『カラオケ行こ!』は2023年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カラオケ行こ! 2023年全国にて公開予定©2023「カラオケ行こ!」製作委員会
2022年10月07日現在公開中のミュージカル・アニメーション『犬王』の副音声(オーディオコメンタリー)の冒頭一部が公開された。湯浅政明(監督)×野木亜紀子(脚本)×松本大洋(キャラクター原案)×大友良英(音楽)といった常に新作が期待されるクリエイターが集結し、室町の知られざるポップスター【犬王】から生まれた物語を、変幻自在のイマジネーションで描く“狂騒のミュージカル・アニメーション”である本作。『平家物語 犬王の巻』(古川日出男著 / 河出文庫刊)を原作に、カリスマ性と歌唱力、そして野心を抱く主人公・犬王を人気バンド「女王蜂」のボーカル担当・アヴちゃんが演じ、その相棒となる琵琶法師・友魚(ともな)を実力派俳優・森山未來が演じた。物語は当時人気を博しながらも歴史に名が刻まれなかった実在の能楽師・犬王を大胆不敵な解釈、イマジネーションを駆使して描いた痛快無比なサクセスストーリーにして、切ない諸行無常を描く。第78回ヴェネチア国際映画祭でも“ロックオペラ”と評され好評を得たことも記憶に新しい。5月28日の公開初日後、早くも13万人以上が劇場に訪れ、興収ランキングでは新作邦画1位、SNS上でも熱い感想があふれている。「Filmarks」の初日満足度ランキングでは新作アニメ映画で1位に輝いている。一部公開されたオーディオコメンタリーは、制作現場でも最強のコンビネーションでバディを組んだW主演の犬王役・アヴちゃん(女王蜂)と友魚役・森山未來、そして湯浅政明監督が本編を見ながら和気あいあいと収録したものだ。制作秘話や設定のディティールについても語られ、アヴちゃんと森山未來が湯浅政明監督と共に作品を考察する様子を垣間見ることができる。『犬王』公開中アヴちゃん(犬王役)、森山未來(友魚役)、湯浅政明監督・副音声上映音声ガイド、日本語字幕HELLO!MOVIEで配信中
2022年06月17日和山やまの漫画『カラオケ行こ!』が綾野剛主演、齋藤潤出演で実写映画化。2024年1月12日(金)に公開される。監督は山下敦弘、脚本は野木亜紀子が務める。和山やまの人気コミックを実写映画化『カラオケ行こ!』は、「このマンガがすごい!2021」オンナ編第5位、マンガ大賞2021第3位をはじめ、数々のマンガ賞にランクインを果たし、累計55万部のヒットを飛ばしている人気漫画。たった3年で発表した全ての作品が主要漫画賞を受賞するなど、輝かしい功績で注目を集める和山やまによる作品だ。歌が上手くなりたいヤクザと、真面目だけど毒舌な中学生の“奇妙な友情”が描かれている。主演・綾野剛が“歌が上手くなりたい”ヤクザに成田狂児…綾野剛四代目祭林組の若頭補佐。カラオケはX JAPAN の「紅」が十八番。豪雨の中、傘もささずに絶望の淵に立たされた表情で街をさまよっていたところ、突然聞こえてきた歌声に導かれ、全国合唱コンクールの地方予選が開かれている市民ホールへとたどり着く。そこで出会った中学生の岡聡実に歌の指導を頼む。成田狂児を演じるのは綾野剛。映画『ヤクザと家族 The Family』『ドクター・デスの遺産』『最後まで行く』など話題作に出演し様々な役を演じ分ける綾野が“中学生に歌の指導を頼むヤクザ”という一風変わったキャラクターに挑む。岡聡実…齋藤潤大阪府の強豪校である森丘中学校合唱部を率いる中学3年生の部長。真面目だが毒舌な性格。変声期で高い声が出づらくなっているのが悩み。ヤクザの狂児にカラオケに誘われ困惑する。岡聡実役は、オーディションを勝ち抜き選ばれた期待の新星・齋藤潤が担当。綾野剛もオーディションの様子を見守る中、誰よりも成長を見せたという齋藤が、物語のカギを握る真面目だが毒舌な中学生を演じる。綾野剛とどのような化学反応を見せてくれるのかに注目だ。祭林(まつりばやし)組の組長…北村一輝狂児を悩ませるカラオケ大会の主催者であり、恐怖の刺青師。小林…橋本じゅん“ハイエナの兄貴”。カラオケ大会で万年最下位脱出を企むヤクザ。唐田…やべきょうすけ声がカスカスな熱血ヤクザ。大会に向けて歌の練習を重ねている。銀次…吉永秀平ビブラートの癖が強すぎるヤクザ。尾形…チャンス大城“キティの兄貴”。去年の最下位で組長によるひどい刺青の餌食となったヤクザ。峯…RED RICE(湘南乃風)前職は幼稚園の先生とは思えないほど強面なヤクザ。森本もも…芳根京子聡実が部長を務める合唱部の副顧問。部員からは「ももちゃん」の愛称で呼ばれている明るく元気な先生。映画オリジナルキャラクター。松原…岡部ひろき合唱部の優しい指導コーチ。中川…八木美樹練習に励む合唱部のメンバー。しっかり者で面倒見の良い副部長。和田…後聖人(うしろきよと)思春期の真っ只中で聡実と同じボーイソプラノ担当の後輩。岡優子…坂井真紀思春期の息子・聡実を見守る母親。岡晴実…宮崎吐夢優子と同じく息子を気に掛けながらもどこか気遣いがズレている父親。和子…ヒコロヒー狂児の母親。田中正…加藤雅也狂児の祖父。 原作マンガでも人気の、狂児の“ある由来”が明かされる回想シーンに登場。山下敦弘×野木亜紀子のタッグで映画化映画『カラオケ行こ!』の監督を務めるのは、『リンダ リンダ リンダ』『味園ユニバース』『1秒先の彼』などを手掛けてきた山下敦弘。脚本はドラマ「アンナチュラル」「MIU404」「逃げるは恥だが役に立つ」、映画『罪の声』などヒット作を世に送り出してきた野木亜紀子が手掛ける。一流のスタッフがタッグを組み、傑作コミック『カラオケ行こ!』を実写映画化する。主題歌はLittle Glee MonsterによるX JAPANの「紅」主題歌は、Little Glee Monster(リトル グリー モンスター)によるX JAPANの「紅」。Little Glee Monsterは、“成田狂児の十八番”という劇中でもカギとなる名曲「紅」をカバーするにあたり、第76回全日本合唱コンクールで金賞・文部科学大臣賞に輝いた強豪校、府中市立府中第四中学校の合唱部総勢90名とレコーディングした。映画『カラオケ行こ!』あらすじ「歌がうまなるコツ教えてくれへん?」 歌が上手くなりたいヤクザの男がレッスンを頼んだのは、真面目だけど毒舌な中学生!?合唱部部長の岡聡実はヤクザの成田狂児に突然カラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないというのだ。狂児の勝負曲は X JAPAN の「紅」。聡実は、狂児に嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしかふたりの関係には変化が・・・。聡実の運命や如何に?そして狂児は最下位を免れることができるのか?【作品詳細】映画『カラオケ行こ!』公開日:2024年1月12日(金)監督:山下敦弘脚本:野木亜紀子出演:綾野剛、齋藤潤、芳根京子、橋本じゅん、やべきょうすけ、吉永秀平、チャンス大城、RED RICE、八木美樹、後聖人、井澤徹、岡部ひろき、米村亮太朗、坂井真紀、宮崎吐夢、ヒコロヒー、加藤雅也、北村一輝原作:和山やま(ビームコミックス/KADOKAWA 刊)主題歌:Little Glee Monster「紅」(Sony Music Labels Inc.)配給:KADOKAWA■公式ブック発売日:2023年12月12日(火)~※予約は10月21日(土)~順次受付開始。・映画『カラオケ行こ!』公式ビジュアルブック (A4判/88ページ) 2,420円・映画『カラオケ行こ!』シナリオブック (四六判/152ページ) 1,276円
2022年06月13日映画『カラオケ行こ!』が2023年に公開されることが10日、明らかになった。同作は和山やまによる同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実はヤクザの成田狂児にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。原作は『このマンガがすごい! 2021』(宝島社)オンナ編第5位、マンガ大賞2021第3位を始めマンガ賞に続々ランクインし、累計50万部を突破。監督は『リンダ リンダ リンダ』『味園ユニバース』など数々の人間ドラマに定評のある山下敦弘、脚本はドラマ『アンナチュラル』『MIU404』『逃げるは恥だが役に立つ』、映画『罪の声』など多くの話題作を手掛ける稀代のヒットメーカー野木亜紀子が務める。今回、中学生の岡聡実役は、新たなスターを見つけるべく、オーディションで決定する。プロアマ問わず、繊細な心の機微を表現し、魂のこもった歌を歌う聡実を探すということで、満12歳~16歳までの男性を募集。応募期間は6月13日~7月15日。○原作者:和山やま コメントこの漫画は元々邦画への憧れから描いたものでした。今回映画として形になるのが本当に嬉しく思います。また、監督の山下敦弘さん、脚本の野木亜紀子さんの作品は元々大好きでしたので、融合して新たに生まれる『カラオケ行こ!』が楽しみで仕方がないです。○監督:山下敦弘 コメント昔から男たちが見つめ合う映画が好きだった。“見つめ合う”と書くと、なんだか恋愛ドラマのようなニュアンスにも思えてくるが、それだけではない。男の友情や切なさを描いた映画、つまりは“バディもの”と呼ばれるジャンルに心惹かれてきた。『カラオケ行こ!』に出てくるバディはヤクザと中学生。年齢も住む世界も違う二人が“歌”をきっかけに出会い、不思議な友情が生まれる。魅力的で面白い原作だが、生身の人間が演じる“映画”という表現において、監督としての課題は多い。しかし、バディものを得意とする野木亜紀子さんが脚本を書く。面白くならないわけがない。自分のルーツである“見つめ合う男たち”を最高の布陣で作れることに、今から楽しみでしょうがない。○脚本:野木亜紀子 コメントあの“和山やまワールド”を、どうすればフィルムに落とし込めるのか。正直なところ全く自信がありませんが、山下監督ならあの空気を醸し出せるのではないかと、このたびの座組を心強く思います。和山先生が生み出した、愛すべき聡実くんと狂児を壊さぬよう、慎重に、映画としてのベストを尽くしてまいります。(C)2023「カラオケ行こ!」製作委員会 (C)和山やま/KADOKAWA
2022年06月10日