皆さんは家族との関係で悩んでいることはありますか?今回は「嫁イビリ義母VS天然嫁」を紹介します!イラスト:エトラちゃんは見た!『嫁イビリ義母VS天然嫁』主人公は実家で暮らす大学生。最近兄が結婚し、お嫁さんも同居することになりました。しかしそんなお嫁さんと母の関係に悩んでいて…。主人公の母は嫁イビリがひどく、自分の母ながら嫌な人と思っていました。しかし、お嫁さんは気にしていなく様子…出典:エトラちゃんは見た!お嫁さんは「ご指摘ありがとうございます!」と母の小言に嫌な顔一つせず、いつもニコニコしているのでした。それからも毎日のように嫁イビリを続ける母でしたが、なぜかことごとく失敗。実はお嫁さんは、信じられないほどに運が悪い人だったのです。そのためお嫁さんの不運が、母のイビリを斜め上から叩き潰してしまうのでした。そんな日々が続き、とうとう降参した母。それから義母は嫁イビリをやめ、家族がより一層仲良くなったのでした。仲良くなってよかった嫁イビリを疲れさせるほどの、天然なお嫁さん。争いにならずに仲良くなってよかったですね。以上「嫁イビリ義母VS天然嫁」の紹介でした!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年06月18日嫁はパシリではありません!スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「嫁をいびるいじわるな姑が行き着く先」を紹介します。パニ子は32歳の主婦。夫のショウイチは長期海外出張中で、今は別々に暮らしています。ひとり暮らしは寂しいけれど、ショウイチのキャリアのため……。パニ子は笑顔でショウイチを送り出しました。しかしひとりになったパニ子に、義母からの電話が……。嫁はパシリか! 図々しい義母ショウイチを海外出張に送り出したパニ子。しばしのひとり暮らしをスタートした矢先、義母からの電話が……。 「お砂糖と醤油を切らしちゃって〜すぐに買いに行ってくれる?」パニ子をパシリのように使う義母。何かにつけてパニ子を呼びつけるのです。 義父を亡くしてさみしいのかと思い、パニ子は呼ばれるたびに応じていましたが、お礼のひとつもありません。 ある日、歯医者に行くという義母を渋々送り届けたパニ子。ふと窓の外を見ると、歯医者には行かず、別の方向に向かい歩いていく義母を目撃。 「あっちってたしか……」嫁の勘が働きます。 「嫁は座るな! 立って食べろ!」そんなこんなで今日は義父の3回忌の法要。今日も義母のいじわるは健在で、パニ子をこき使い続けます。 しめやかに法要が終わり、集まった親族との食事の席で事件は起こります。 下座に席を確保したパニ子は、義姉のマミ・義妹のエミに並んで座りました。 すると義母は「使えない嫁は座るな! 立って食べろ!」と言い放ちます。 さすがのパニ子も意味がわからず、マミとエミもあっけにとられた顔。 イラっとはしたものの、嫁いびりの実態を親戚一同に見せる絶好の機会ととらえ、パニ子はそっと立ち上がりました。 「人としてどうかと思いませんか?」義母のひと言に凍りつく親戚一同。もちろん義母は、そんな空気に気がつきません。 静まり返った空気を破るように、マミとエミが話し出しました。「お集まりの皆さん、母はお嫁さんにひどいことをしています」「どう思います? 人としてどうかと思いませんかぁ~??」 黙って頷く一同に、義母を睨みつけるマミとエミ。 声を詰まらせる義母に、追い打ちをかけ始めます。 「パニ子ちゃんを足にして、こき使ってたことだって知ってるんだから」「しかも歯医者に行くだの病院行くだのいって、他の所に行ってるよね?」 これが先日の話。義母は歯医者に送らせたと思いきや、こっそりパチンコに行っていたのです。 遺産を溶かした義母の顛末ギャンブルにハマり、嫁をアシにしていたことがバレた義母。気まずそうに座っています。 どうやら義母は、義父の遺産をギャンブルで使い果たした様子。8桁あった残高は、一気に4桁まで減っていたよう。さらには借金まで作っていました。 誰も義母の借金は肩代わりしません。もちろん老後の資金もありません。どうやら義母は一生働き続ける必要がありそうですね。 夫を亡くし、子どもたちも独立して、義母も心細かったのかもしれません。でも、嫁をいびるのはまた別の話。せめて嫁と仲良くしていたら、違った結末を迎えていたのかもしれませんね。パニコレ記事をまとめて読む著者:ライター パニコレ
2023年06月15日普段あまりケンカをしない長男と次男がめずらしく大ゲンカ。長男が次男を突き飛ばしてしまいます。ケンカの原因は、長男に買ってあげたおもちゃを次男が壊してしまったこと。すると長男の口から思いがけないひと言が……。 年子の育児に苦戦!長男がママに訴えたこととは? 長男が年長のときに待望の次男が誕生。6歳下の弟を長男はとてもかわいがってくれました。そして、長男が小学校に入学して次男が生後11カ月になったころ、3人目の妊娠が判明。次男と長女は1歳7カ月離れた年子ですが、イヤイヤ期の対応と0歳の育児は想像以上に大変で、私と夫は下2人の相手で手いっぱいの日々を送っていました。 そんなある日、長男と次男が大ゲンカ。長男が次男を手で押して、突き飛ばしたのです。私はとっさに「なんてことをするの!」と長男を怒鳴ってしまいました。すると、普段滅多に泣くことのない長男の目から涙が……。私はいきなり怒鳴ってしまったことを反省して「怒鳴ってごめんね。何があったの?」と長男に聞きました。すると長男が「弟がおれの大事にしていたおもちゃを壊した」と言うのです。それは次男が生まれる前に長男と私の2人だけで最後におでかけをしたときに買ったおもちゃでした。「ママは弟と妹ばっかり……おれのことはもう嫌いなの?」と大泣きしながら言う長男。私はその言葉にハッとし、涙が出てきました。下の2人で手いっぱいだった私はあまり長男の相手をしてあげられてなかったのです。 この日のことは、仕事から帰宅した夫にも報告。どちらかが長男と2人でおでかけをする、みんなで公園に行くときも長男をひとりで遊ばせないなどと決めて、長男がさみしい思いをしないように努めることに。その日以降、ケンカをしても長男は次男に手を出すことはなくなったのです。長男にもっと関わっていくべきだと感じた出来事になりました。 作画/ひのっしー著者:笹木ゆかり
2023年06月13日皆さんは、義家族の方とのお悩みはありますか?今回は「嫁に丸投げする義母」とその感想を紹介します。嫁イビリ大好き義母同居中の義母は、家事を嫁に全て丸投げします。義母が嫁に買い物をお願いするときは「無駄遣いはしないで」と、明らかに足りない金額を嫁に渡すのでした…義母に渡されたお金でなんとかやりくりし、頼まれたものを買ってくる嫁でしたが…義母が必ずチェック…出典:CoordiSnap嫁が買ってきたものをチェックし、文句を言う義母…「はぁ…」とイライラが限界にきた嫁は、正論で言い返したのでした…!読者の感想家事を丸投げするのに、嫁イビリのためにお金を少なく渡したり、買ってきたものを一つひとつ点検するのは面倒ではないのでしょうか。義母の矛盾した幼稚とも言える行動には呆れてしまいました。(匿名)自分でやってよと思います。こんなお義母さんと同居していくなんて、考えただけでもぞっとします。ストレスが溜まり続けると思うので、別居を考えるべきだと思いました。(匿名)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2023年05月17日自閉症の長男が10歳になった年に、小さな妹が誕生しました。年が近い上の妹と双子のように育ってきた長男にとって、小さな妹は初めて「自分が守ってあげたい」と思う存在でした。今回は、下の子の誕生によって長男に初めての感情が生まれたこと、その感情が大きな成長につながり、兄妹の絆が深まったエピソードをご紹介します。年の近い妹に依存していた自閉症の長男わが家の長男に障害があることを知ったのは、長女が生まれてすぐの2歳のころ。年齢相応のことが難しく、幼いころから兄妹は双子のように育ってきました。しかし、成長とともに長女が長男を追い越すことが増え、気がつけば兄妹の関係はすっかり逆転! 「しっかり者の妹に甘える兄」。それが当たり前になり、ますます自立から遠のいていく長男の将来を親として不安に感じていました。そんななか、わが家に新しい家族が誕生したのです。 「お兄ちゃんが守ってあげるよ」家族全員立ち会いのもと生まれたのは、とても元気な女の子。8歳の長女は、待望の妹だったため大喜びでした。しかし、10歳の長男は、どうしていいのかわからず戸惑っている様子。 うれしいけれどうまく言葉にできない長男に、「あなたの妹よ」と声をかけると、少し考えて生まれたての妹にこう話しかけました。「はじめまして、赤ちゃん。これからお兄ちゃんが守ってあげるよ」。長男が初めて自分から誰かを守りたいと思った瞬間だと感じました。 次女の誕生で深まった兄妹の絆次女が生まれてから、長男は立派なお兄ちゃんになろうと一生懸命でした。そんな兄の姿を見た長女は、自然と長男を兄として頼ることが増えてきたのです。もちろんうまくいかないこともたくさんありましたが、小さな妹にとって、自慢のお兄ちゃんになりたかったのだと思います。 「これは俺にまかせて!」。そう言って、何度失敗してもめげずに、2人の妹を引っ張っていこうとする姿を見せてくれるようになりました。 長男の障害のことがあり、長い間、3人目の子ども産む勇気が持てませんでした。しかし、小さな妹の誕生が兄妹みんなにいい変化をもたらしてくれたことで、改めて「勇気を出して産んでよかった!」と思えました。これからも兄妹3人がなかよく育ってくれることを願っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/(c)chicchimama著者:夏目茉子発達障害のある長男、長女、年の離れた次女の3児の母。保育園・アパレルなど幅広い業種を経験し、結婚・出産。子育て中に2級FP技能士を取得し、コンサル会社に勤務。現在は不定期でアシスタント業務をしながら記事を執筆中。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年05月09日みなさんは、義家族とうまくやっていますか?距離の取り方が難しく、気を遣うという方も少なくないでしょう。今回は、「長男の嫁」を盾にする義母エピソードです。長男の嫁だから…実家に頻繁に遊びに行く義母義母の言葉にモヤモヤ…自分のことは棚に上げる義母自分のことを棚に上げて、嫁を実家に帰らせない義母の行動は理不尽すぎますよね…。義実家とは、適度な距離を保ちながら、いい関係でいたいものです。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています
2023年05月09日私の母は長男である父の家に嫁いで30数年、姑との同居を続けています。家庭を守るタイプの祖母と、いわゆるワーママタイプの母。そんな2人の反りはなかなか合わず、長年犬猿の仲です。私も物心ついたころから、度々母が口にする祖母の愚痴を聞きながら育ちました。「長男の嫁が墓守するなんて、一体いつの時代よ!」 母を通して語られる「姑」はいくつになっても厄介な存在で……。 義母のお墓に対する考え方とは 帰省時は義母の手料理を褒めたり、贈り物をしたり、義母に気に入られようとしていた私。結婚当初から孫を楽しみにしていた義両親からの「赤ちゃんはどうなの?」という質問に、放っておいてほしいと思いながらも、愛想笑いで対応することもありました。ものすごく不快感を抱くような出来事はありませんでしたが、母に刷り込まれた「姑=わずらわしい存在」という先入観のせいで、義母の発言にモヤモヤすることも。 お盆を少し過ぎ、久しぶりに義実家に帰省したときのこと。義母に連れられ向かったのは夫のご先祖様が眠るお墓でした。「ここがうちのお墓よ」 とうれしそうに話す義母に「ついに私も墓守をすることになるのか……」と、苦々しい気持ちに。 帰宅後、一息つくと義父が「お母さん、あの話」と切り出します。「ついに墓守の話がきたか……」と身構える私に、義母は「私たち永代供養を頼んできたから」と言うのです。続けて「あなたたちのお墓は、自由にしてね」と言い、びっくりした私は「そうなのですね」と答えるのが精いっぱい。子どもたちに負担をかけないよう、早めに終活を終えている親がいるとは思ってもいませんでした。私の知っている「姑像」をいとも簡単に壊してくれた義母。「姑」というフィルターで勝手に毛嫌いしてしまっていたことを反省し、今も良好な関係を築いています。 作画/mosu著者:斎藤アキ
2023年04月25日私は27歳の会社員。家事に協力的な夫と2人で暮らしています。しかし、問題は義母。「長男の嫁なんだから」とまるで召使いのように私をこき使うのです……。義母に召使扱いされる日々……義実家に行くたびに「長男の嫁だから」と、家事ばかりさせられて、まるで召使いのような扱い。義父がかばうと「あなたは黙っていてちょうだい!」と義母が怒り、険悪になってしまいます。 その間、夫はテレビを見ているだけで、かばうこともなければ手伝ってくれることもありません。あげくの果てには私に「頑張れよ〜」という始末。 義母と距離を置くことにいつの間にか義母と夫の間で、「月に1回は義実家に顔を出す」というルールができていました。義実家に行っても、私は買い物や掃除で毎回ヘトヘトになってしまいます。一方夫は酔いつぶれて記憶が無い様子。私は「お義母さんに会うのが辛いから、もうあなたの実家には行かない」と夫に本音を伝えると「母さんは不器用な人だから、君のことが嫌いなわけじゃないと思う」と、義母をかばいます。 私は「お義母さんからの電話は出ない。こっちからもかけない」と義母と距離をおくことを決意。 しばらく平穏な日々が続いたのですが…… 急に押しかけてきて、わざと……ある日、義母が急にマンションにやってきました。夫から「妻が仕事で忙しい」と聞き、料理を作りに来てくれたとのこと。義母は食材もすべて持ってきて、台所で料理を作り始めました。 料理が完成し「おいしい?」と聞かれるも、どうやら私の分だけ味を濃く作っていた様子。困っている私の反応を見ながらニヤニヤしていたので、確信犯です。 我慢の限界に達した私は、2人に悟られないよう離婚準備を進めることに。 焦る夫と罵る義母数日後、またやってきた義母に笑顔で「ゆっくりしていってください。私は実家に帰りますので」と伝え、離婚届を差し出しました。 「俺、なにもしてないじゃん」と焦る夫に、私は「義母からかばってくれないあなたに愛想が尽きました」と伝えました。「嫁のくせになんてこと言い出すの?」と騒ぐ義母と、「母さんのせいだ!」と言う夫は結局言い合いに。そんな2人を横目に私は家を後にしました。 私は実家に帰り、親孝行をしながら両親とのんびり暮らしています。自分のことを大切にしてくれる人と一緒に暮らすのが幸せですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年03月25日義兄嫁のワガママに振り回されたら……?今回はライコミちゃんの『【#5】義兄嫁のプライドを義妹が粉砕した話』を紹介します。前回のあらすじ声を荒げる義兄嫁に対し反論した義妹。しかし義妹の発した「友だち」は、義兄嫁にとってNGワードのようで……?義兄嫁の結婚式準備にて……義兄嫁側の招待客が……?友人の名前に書き換えるも……最終的に義兄嫁の「友人」として参加したのは、謎の男性ただ一人だけでした。結婚式の準備中、友人からの出席を次々と断られていた義兄嫁。友人たちが欠席した理由、そして謎の男性の正体とは……?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ライコミちゃん)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年01月11日聞こえるようにわざと「不妊の嫁」と、来客と噂していた義母に腹が立つつくし。つくしが義母について話そうとした瞬間に夫が電気を消し……夫に「何?」と聞かれても、「何でもない」と背を向けるつくし。夫に義母の愚痴を言っても、困らせるだけだと思い直したつくしは、「一緒に病院へ行ってくれない?」とお願いしたのですが……? 夫の無神経な発言を聞いた妻は… 「病院かぁ……」なぜか黙る夫。「……嫌?」「嫌じゃないけど……平日、オレ休めないし」「休日も予約取れるよ?」なぜか再び黙る夫。 「治療始めたばっかりだし……まだ早くない?」 早い?結婚して5年、治療を始めて半年。医者が言うには、この状況は“不妊”だ。 夫の態度に怒ったつくしは……? 「平日は仕事を休めない」という夫ですが、つくしは義母からの圧力もありましたが、不妊治療のために仕事を辞めました。休日も予約がとれるのに、頑なに病院へ行こうとしない夫……。妻が義母から嫌味を言われていることも知っていて、結婚5年で不妊治療を開始しているのに、協力的ではないこの態度……これは怒っても仕方ないですよね。 著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ息子とパパと家族3人で暮らしているお絵かきママ。インスタグラム、ブログ【ツムママは静かに暮らしたい】で漫画を投稿しています。
2022年11月20日どんな手段も厭わないワガママな人、あなたの周りにもいませんか?今回はそんなワガママでがめつい人間との間に起きたトラブルを描いた漫画「ダメ嫁と言われ続けた女の反撃」を紹介します!『ダメ嫁と言われ続けた女の反撃』主人公は主婦の女性、ソラ。日ごろから「ダメ嫁」と言われ家族に大切にされていないことにモヤモヤしていました。家族からの対応落ち着いて思い返せば何のために日々家事を頑張ってきたのかわからなくなったソラ。きっぱりと家族に本心を伝え、別れを告げるのでした。大切にしてくれない家族に一喝自分の都合のいいようにしか自分を扱ってくれない家族なんて悲しいですよね。自己中心的な考え方をする人とはなるべく距離を保って過ごしたいものです…。(lamile編集部)(イラスト/@モナ・リザの戯言)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年11月18日結婚4年目のつくしは、義母やご近所さんから“不妊の嫁”と言われていました。そんなつくしが「家業を継ぎたいから、実家のそばに住んで欲しい」というプロポーズの言葉を5年前に受けたのがすべての始まりでした。夫の家はこの地で3代続く布団屋さん。“長男の嫁”になり、“義実家のそば”に住むということで、苦労するのはわかっていました。それでも「同居じゃないなら……」と結婚を決めたつくし。しかし、引っ越し先はまさかの義母が住む母屋の隣。「敷地内同居だなんて……聞いてない」とショックを受けるつくしですが……? 笑顔だった義母がまさかの…? 「そばとは聞いてたけど……」義実家のすぐ隣の空き家に住むなんて、同居と変わらないじゃん。気が重くなるつくし。 「えっ……嫌?」「あー……びっくりしたけど……大丈夫」夫を心配させまいと笑顔を見せるつくし。 同じ敷地だけど、家業は手伝わない予定だし、それほど関わらないはず……。 そう思っていた矢先……義母がやってきました。 「つくしさん。荷解きはひろし(夫)に任せて、ごはん作るから手伝ってくれる?」笑顔でお願いしてくる義母。 「は、はい!」荷物を夫に任せ、足早に追いかける義母を追いかけますが、なかなか追いつきません。 「今日からお世話になります!」義母の住む母屋に入り、つくしが挨拶をしましたが……「……」返事がありません。 「……? あの……」 スタスタ歩いて何も言わない義母。 「お義母さん……」聞こえていないのか無視されているのかわからず、つくしが戸惑っていると、振り返った義母が勢い良く息を吸い込み……? 「同居じゃないなら……」とつくしが返事をした意図を考えれば、敷地内同居を嫌がられることは想像がつく気がするのですが……夫のひろしは少し鈍感なのかもしれません。引っ越し当日にごはん作りを手伝ってという義母。夫の前では笑顔だったのに、2人になると、無視をしてツンとした態度……新婚生活に暗雲が立ち込めてきました……。 著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ息子とパパと家族3人で暮らしているお絵かきママ。インスタグラム、ブログ【ツムママは静かに暮らしたい】で漫画を投稿しています。
2022年11月04日「いいから黙って食え!」「ママ友の財布」「私の家に入らないで」を描くツムママさんのフォロワーさんの体験談を元にした新作が始まります。夫と結婚したことに後悔はないけれど、義母とご近所さんからは“不妊の嫁”と呼ばれていて……主人公の立花つくしは夫と結婚して4年。まだ子どもはいません。夫が家業を継ぐために引っ越した先は、義実家の敷地内の離れ。目と鼻の先には義母が住む母屋があり、敷地内同居状態で……? 義母から陰で“××な嫁”と呼ばれ… 「お待たせしました。粗茶ですが……」震えながら客間にお茶を出し、お辞儀をして部屋を去る主人公の立花つくし。 「あれが例の?」「えぇそうよ。××の嫁なんていらなかったわ」 夫と結婚して4年半が経ったけれど、まだ子どもができていなかったため、つくしは義母から“不妊の嫁”と言われていました。 「いつになったらできるのかしらね」 義母には新婚のときから嫌味を言われ続け、すごく辛く、落ち込む日々を過ごしていました。 そんなつくしは夫と結婚したことに後悔はないものの、“この家に嫁いでしまったこと”は大後悔していて……。 義母に毎日いびられているつくし。陰で“不妊の嫁”と呼ばれるのも傷つきます。夫との結婚に後悔はないと言うつくしですが、嫁いでから4年間、どんな日々を過ごしてきたのでしょうか……? 著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ息子とパパと家族3人で暮らしているお絵かきママ。インスタグラム、ブログ【ツムママは静かに暮らしたい】で漫画を投稿しています。
2022年11月02日発達障害の長男は、赤ちゃんのときから「寝ない子」でした。長男を産む前の私は、子どもは一度寝たらぐっすり寝るものだと思っていましたし、寝付くときも30分ぐらいで寝るものだと思っていました。しかし、いざ育児が始まると現実はあまりにも違っていたので、もしかしたら長男は「寝ない子」ではないかと感じるようになりました。そのときの私の思いや、長男が寝なかった理由などについてご紹介します。とにかく寝なくて大変だった乳児期長男は生後6カ月から保育園に入ったのですが、30分ぐらいしか昼寝をしないので保育園の先生がとても心配するほどでした。家でも授乳中には寝るものの布団に寝かせるとすぐに起きてしまうのです。1歳を過ぎても昼も夜もなかなか寝付かず、2時間近くゴロゴロ転がってばかりで全然寝ないので、私のほうがだんだんイライラ……。長男が寝ないことへのストレスと、成長への影響の不安がどんどん募っていきました。 寝なくてもいいやと発想を変えた結果1歳を過ぎてもあまりに寝ないので、疲れ果てた私は発想をガラリと変えてみました。保育園に行くために夜8時半には寝かせたかったのですが、寝る時間にこだわることをやめました。 それまでの私は、長男を寝かしつけたあとに、家事を済ませたり自分の時間を過ごしたりしていたのですが、それをすべて夕食後にすることにしたのです。そして夜10時になったら長男と一緒に寝てしまうスタイルに変えてみました。お互いに好きな時間を過ごせるようになったので、私のストレスも減っていきました。 長男が寝たくない理由とはその後しばらく経って、長男が年長のときに寝なかった理由を聞いたことがあります。理由は2つありました。1つ目は、「音とか光が気になって眠れない」、もう1つは、「起きていれば、もっとおもしろいことがありそうだから」でした。なるほどと思いました。長男は感覚過敏があり、蛍光灯が苦手です。そして音にもとても敏感なのです。起きている間は自分の興味のあることに熱中しています。私が起きていれば、長男も「何かおもしろいことを見つけて遊べる」と思っていたのでしょう。 小学5年生になった今でも、睡眠時間は少ないほうだと思います。「子どもは早く寝るもの」という大人の理想に当てはめず、長男のペースに合わせることで、私の気持ちが「寝られないものは寝られないんだ」と割り切ることができました。感覚過敏がある、発達障害という特性があることで、当時は不安を感じてしまっていたのです。寝る時間が少ないということは、理想の生活習慣を身につけるには本当は良くないのかもしれません。しかし、長男の成長を信じてやっていこうと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:川本 千華発達障害の長男、兄が大好きな次男を育てる2児の母。元ピアノ講師。自身の経験を活かし音楽・発達障害に関するライターとして活動中。
2022年10月17日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。 今回は実際に募集した義実家トラブルエピソードをご紹介します!長男の嫁とは2歳の息子と夫と一緒に、義実家へ帰省したときのことです。私は食事の支度や手伝いをしていましたが、近所に住む義兄嫁はお客さま状態で、何も手伝うこともなく自分の子ども(小学生)と遊んでばかりでした。その日は蟹鍋で、食べ盛りの子どもたちが席に座り、義兄と義兄嫁、夫もテーブルへ付き賑やかな食卓となりました。私は席につく暇もなく、食後のデザートの梨を大量に剥いていました。ようやく梨を剥き終わり、私も食事をしようとすると、鍋にはネギがヒラヒラと泳ぐだけの状態だったのです。夫が気を利かせて小皿に取り分けてくれた分だけが、慎ましやかにお皿に入っていました。なんとか泣かないように食べていると、みんなは外へ遊びに玄関を出て行ってしまい…。せめて梨を食べようと思ったら、それもきれいさっぱりなくなっていました。鍋の洗い物をしていると義兄嫁が椅子に座り、やっと少し手伝うそぶりを見せたので「お皿拭いてもらっていいですか?」とお願いしてみました。「どこに何があるかわからへん」というので新しいふきんを渡すと「凄いなー、自分ちみたいやなー」と一言。「すごいなー、長男の嫁なのに、お客さまみたいですねー、なんもしないんですねー!」と言いたい気持ちを抑えて、「お世話になっているんで!」とだけ返しておきました。(女性/主婦)真剣に選んだのに…義母の誕生日に、遠方だったので誕生日プレゼントを贈りました。夫と迷いながら選び、有名店のボディークリームのギフトセットにしました。すると義母から連絡がきて、「安く済ませようとしているのがみえみえよ」と怒鳴りつけられました。私たちからしたら1万円近くしたので全然安くないし、悩んで決めた物だったのでそんな言われ方をしてショックでした。(女性/会社員)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?こんな義家族と付き合うとなると骨が折れそうですね。適度な距離を保ちながら、いい関係でいたいものです…。以上、義実家トラブルエピソードでした。次回の「義実家トラブルエピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年10月08日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。 今回は実際に募集した義実家トラブルエピソードをご紹介します!長男の嫁だから…出典:lamire結婚の挨拶に伺ったときに「うちの息子は長男だから」「長男の嫁になるんだから」とやたら「長男の嫁」ということを強調していた養父。結婚して私たち夫婦は義実家と片道1時間半ほどの距離に家を買い、引っ越しました。しかし、それから何かにつけて私だけが呼び出されるようになりました。しかも、呼び出す用事が「買い物に連れていけ」「義母が通院で昼間いないから昼飯を作れ」といった、まるで私を家政婦か何かと思っているようなものばかり。ある日限界がきて夫に相談し、養父にやめてもらうように伝えてもらいました。しかし返ってきた言葉が「長男の嫁なんだから、家長である俺の言うことは聞いて当然」というもの。私は養父と結婚したわけでもないし、家政婦でもないし、時代錯誤もいいところだ…とモヤモヤしました。(女性/パート)子どもの性別夫の実家は田舎の農家。私が言うのもおかしいですが、大した家柄ではなく、ごく普通の農家です。しかし義両親は私が妊娠したことを報告すると「男の子だとうれしい」「農家は男手が必要な仕事だから」と性別がわかるまで言い続けていました。そのことだけでもモヤッとしていましたが、月日が流れ、赤ちゃんが女の子だと伝えると「なんだ…」とあからさまに残念そうな態度。それまではやれベビー服を見に行こうだの、妊婦は体が大事だからと大量の野菜を送ってきたりしていましたが、女の子だと伝えたあとはめっきりなくなりました。女の子だって男の子だってかわいいですし、まして勝手に期待していたのは義両親。今は娘を色々とかわいがってくれていますが、出産前の言動のモヤモヤは未だに消えていません。(女性/専業主婦)いかがでしたか?こんな義両親と付き合うとなると骨が折れそうですね。子どものためにも適度な距離を保ちながら、いい関係でいたいものです…。以上、義実家トラブルエピソードでした。次回の「義実家トラブルエピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年07月04日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。 今回は実際に募集した義実家トラブルエピソードをご紹介します!「長男」「次男」を気にする義母「長男の嫁」「次男の嫁」をことあるごとに口にする義母にモヤっとします。世間でも長男だから嫁が来ない、なんて言われたのも今は昔のことだというのに…「長男の嫁はどこそこ大を出ているから」「次男の嫁だけあるわね。こんなことも知らないなんて」と言った時、兄弟本人たちがすごく渋い顔をしているのに早く気がついてほしい…。(女性/会社員)新築のキッチン2年前、わが家を新築したときの話です。キッチンを選ぶ際、主に使うのは私だからと夫が私が使い勝手の良いもの、好きな色にしなよと言ってくれたので落ち着いたワインレッドに決めました。後日、姑に進捗状況を聞かれた夫がそのことを話すと「キッチンに赤は風水的によくないよ」と言われ…。義父母は私たちが建てる約1年前に新築しており、白を基調とした室内になっています。「自分たちは風水とか気にして選んだんだろうけど、うちが何選ぼうと勝手じゃん!」とモヤモヤしました。出典:lamire夫も同じことを思っていたようで「そんなの気にしてたら納得のいく家なんて建てられない。一生に一度の買い物なのに」と憤慨気味。取り付けのときに部品が足りないことがわかりましたが、完全受注生産のため国内在庫もなくこのご時世の影響もあってかそれを取り寄せるとなると納期未定に…。仕方なく、工務店が在庫として持っていた白いキッチンを取り付けてもらいました。夫は「状況が状況だけに仕方ない。姑の顔を立てた感じになってしまったけどリフォームするときには赤にしたらいいよ」と言ってくれましたが、ずっとモヤモヤしています。いかがでしたか?こんな義両親と付き合うとなると骨が折れそうですね。せめて旦那さんだけは味方でいて欲しいものです…。以上、義実家トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年06月08日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。 今回は実際に募集した義実家トラブルエピソードをご紹介します!「孫の成長に口出しする義母」私がまだ新婚当時、長男を嫁の実家に連れて行ったときの話です。長男は障がいを抱えていたため、私たち夫婦は彼の成長をゆっくり優しく見守っていました。3歳だった息子はまだ二本足で歩くことができず、ハイハイで歩いていました(ハイハイで歩くスピードは速かったです)。それを見た義母は私たちに「ちゃんと孫をしつけなさい!」と説教してきたのです…。義父は「まあ、いいじゃないか」と言ってくれましたが…私たちは悩みました。結局長男が保育所に通った所、問題は解決しました。(サービス業)「距離ナシな義理の妹」義理の妹の衝撃的な言動に引きました。初対面から人の前でいちゃついたりと気になることはあったのですが、私の両親にいきなりタメ口で話しかけていて驚きました…。まだそんな会ったこともなく、親しくもないはずなのに…若いって怖いなと思いました。親は気にしていないようでしたが、見てて良い気はしなかったです。(会社員)いかがでしたか?こんな義実家と付き合うとなると骨が折れそうですね。せめて旦那さんだけは味方でいて欲しいものです…。以上、義実家トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年04月02日発達障害の長男は、赤ちゃんのときから「寝ない子」でした。長男を産む前の私は、子どもは一度寝たらぐっすり寝るものだと思っていましたし、寝付くときも30分くらいで寝るものだと思っていました。しかし、いざ育児が始まると現実はあまりにも違っていたので、もしかしたら長男は「寝ない子」ではないかと感じるようになりました。そのときの私の思いや、長男が寝なかった理由などについてご紹介します。とにかく寝なくて大変だった乳児期長男は生後6カ月から保育園に入ったのですが、30分くらいしか昼寝をしないので保育園の先生がとても心配するほどでした。家でも授乳中には寝るものの布団に寝かせるとすぐに起きてしまうのです。1歳を過ぎても昼も夜もなかなか寝付かず、2時間近くゴロゴロ転がってばかりで全然寝ないので、私のほうがだんだんイライラ……。長男が寝ないことへのストレスと、成長への影響の不安がどんどん募っていきました。 寝なくてもいいやと発想を変えた結果1歳を過ぎてもあまりに寝ないので、疲れ果てた私は発想をガラリと変えてみました。保育園に行くために夜8時半には寝かせたかったのですが、寝る時間にこだわることをやめました。 それまでの私は、長男を寝かしつけたあとに、家事を済ませたり自分の時間を過ごしたりしていたのですが、それをすべて夕食後にすることにしたのです。そして夜10時になったら長男と一緒に寝てしまうスタイルに変えてみました。お互いに好きな時間を過ごせるようになったので、私のストレスも減っていきました。 長男が寝たくない理由とはその後しばらく経って、長男が年長のときに寝なかった理由を聞いたことがあります。理由は2つありました。1つ目は、「音とか光が気になって眠れない」。もう1つは、「起きていれば、もっとおもしろいことがありそうだから」でした。なるほどと思いました。長男は感覚過敏があり、蛍光灯が苦手です。そして音にもとても敏感なのです。起きている間は自分の興味のあることに熱中しています。私が起きていれば、長男も「何かおもしろいことを見つけて遊べる」と思っていたのでしょう。 小学5年生になった今でも、睡眠時間は少ないほうだと思います。「子どもは早く寝るもの」という大人の理想に当てはめず、長男のペースに合わせることで、私の気持ちが「寝られないものは寝られないんだ」と割り切ることができました。感覚過敏がある、発達障害という特性があることで、当時は不安を感じてしまっていたのです。寝る時間が少ないということは、理想の生活習慣を身につけるには本当は良くないのかもしれません。しかし、長男の成長を信じてやっていこうと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:川本 千華発達障害の長男、兄が大好きな次男を育てる2児の母。元ピアノ講師。自身の経験を活かし音楽・発達障害に関するライターとして活動中。
2021年10月30日第2子妊娠中に妊娠トラブルでストレスを抱えていたママ。幼い長男の欲求に答えられず、きつく当たってしまうことが増えた結果、長男の言動が変化。ストレス管理をして長男への対応も注意が必要だと学んだことを伝えています。 1歳11カ月の息子はイヤイヤ期に入り、難しい時期。私は2人目妊娠後期に入り、体が重たく動きづらいうえにまさかの妊娠糖尿病になってしまい、毎日の食事管理や血糖測定でストレスMAXに。体の不調が強まるなか、息子のママに甘えたい気持ちにも応えられず、自分の欲求がまったく満たせない毎日で息子にきつく当たってしまうようになりました。そんな私が気づいたことを紹介します。 ママにはわがままでいたい息子1歳11カ月の息子は自己主張も強くなり、いつも一緒の私には我慢せず自分のしたいことを100%ぶつけてきます。息子はたくさん遊んでくれるのでパパのことも大好きですが、夫はしつけにも厳しいので怖い存在。 息子のわがままも最初のうちは「精神的に成長したんだな」と喜ばしい気持ちでしたが、妊娠週数が進むにつれて私は息子の主張がつらくなってきたのです。気づけば家の中にいると息子に怒ってばかりで、息子の主張に「あとでね!」と言う毎日に。 追い打ちの妊娠トラブル妊娠8カ月に入り、妊娠糖尿病の治療が始まりました。唯一の楽しみの甘い物が制限され、毎日の血糖測定の結果に一喜一憂する毎日。甘えたくて私のそばにくる息子にも「もーあっちいって!」「やめなさい!」といつもに以上に怒る日が増えていました。 そしてあるときから、息子は毎日夫が帰宅した音が聞こえると玄関へ猛ダッシュで向かい、その後もずっと夫にべったりくっつくように! 私は、息子が甘えられる存在を探していたことに気づきました。 私の言動を変えると…息子の行動の変化に気づいた私は、「息子はまだ小さくてママの体の変化は理解できないのは当たり前。息子に当たるのはお門違いだ」と反省。私に怒られても毎日笑顔を振りまく息子のことが愛おしく、またかわいそうに思えてきました。 そこでその日から、イライラしても深呼吸して息子を抱きしめることをしました。すると、最近はすねることが多かった息子の表情が明るくなり、私によく笑うようになったのです! 私にとって妊娠トラブルはとてもつらい出来事で、今でも続く食事管理はストレスで簡単ではありません。でも、知らない間に大好きな息子に当たっていた自分に驚き、私の態度でこんなにも息子の様子に変化が出るなんて想像もしていませんでした。子どもはとても繊細だということに気づき、私自身も無理をしないようにして息子への言動に注意していかなければと学びました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:岩見 エリ1男の母。看護師歴12年、現在はフランスで出産し子育て中。
2021年05月09日夫の両親は長男至上主義。そんな義両親から嫁としての務めや、生まれてくる孫に対する要望にプレッシャーを感じていたママ。ひたすら我慢し受け入れ続けた結果、ついに限界を超えてしまったそうです……。長男である夫とは職場恋愛で結婚しました。ごあいさつの段階から義両親は私に長男の嫁としての務め、そして跡継ぎとなる男児を早く産むようにプレッシャーをかけてきました。そんな義両親から妊娠中~産後にかけて嫌な気持ちにさせられ、我慢の限界を超えた出来事について紹介します。 結婚報告のごあいさつで夫の両親は令和の時代においても長男至上主義で、家督制度を重んじる人たちです。長男である夫との結婚が決まり、遠く離れた県外に住む義両親のところへごあいさつに伺った初対面の場で、長男の大切さ、私に長男の嫁としてお家のために尽くしてほしいこと、そして男児を産む義務について長時間に渡り話をされました。 このときは過剰だなと思いつつ、それでも義両親とはいい関係を築きたかったので頑張ろうと思っていました。 おなかの子が女の子なら必要ない?入籍後すぐに赤ちゃんを授かり、私も夫も、性別にかかわらずおなかにきてくれたわが子を愛おしく思っていました。しかしまだおなかが小さいうちから、義両親は「性別はどっちだ? 男か?」と何度も聞いてくるのです。 義実家には女の子の孫が3人いるのですが、義父からは「もう女の子の相手は飽きた。今度こそ男がいい」と言われ、義母からは「お家のためには絶対男の子が必要」だと言われました。まるで、おなかの子が女の子だったら望まないというような言い方に聞こえ、私はとても悲しくなりました。そして妊娠7カ月ごろに性別が男の子だとわかったときには、でかした!と大喜びされ、とても複雑な気持ちに……。 出産後の言葉と要求の多い義両親そしていよいよ出産の日を迎え、待望の男児が生まれました。義両親に電話で報告しましたが、言われたのは「跡継ぎを産んでくれてありがとう」だけで、お疲れさまなどの労いのひと言はありませんでした。その後のお宮参りやお食い初めも、息子が生後3カ月ごろに近場でおこないたいと思っていましたが、跡継ぎなので夫側が仕切るべきだと言う義両親には逆らえず、日程も場所もこちらが合わせることに。 まだ生まれて間もない息子を遠い県外まで連れて行くことになり、さらに跡継ぎなんだから頻繁に会わせにくるようにと何度も要求されました。 我慢の限界義実家を訪ねるたび、子育てに慣れていない私は息子をじょうずにあやす義母の姿を見て自信を失い、「この子はママよりおばあちゃんのほうが好きみたいね」と言う義母の言葉を聞くたびに泣きそうになりました。そして正月に義父が親戚一同が集まった場で、「義母は子育てが本当にうまい。跡継ぎも義母に育てさせたほうが安心だ」と言ったことで私の我慢はついに限界に。義実家からの帰り道で私は夫に泣きながら義両親とは付き合えないと訴えました。夫からその話を聞いた義両親はとても反省したらしく、その後、適度に距離を置いた付き合いをしてくれるようになりました。 今回の件は義両親の振る舞いにも問題はありましたが、私もいい顔ばかりして我慢していたのが良くなかったと思います。反省して態度も改めてくれたので、初めから自分の気持ちを伝えていれば、義両親の対応も違っていたかもしれません。 作画/うちここ著者:坂井まさみ製造業の事技職として働きながら、3歳男児を育てる母。現在、第2子を妊娠中。自身の妊娠、出産、子育て経験をもとに体験談を執筆している。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ年子男児を育てる2児の母。家族で過ごす日常や思い出をInstagram(@uchikoko20)やブログ「うちここ日記」で描いてます。
2021年04月29日長男の彼は真面目で小心者とよく言われますが、実はそんなことはありません!実際はとても慎重で、自分にストイックなのです。今回は、そんな「長男のの彼恋愛傾向」を生まれ順別を元にご紹介いたします。長男の彼を狙っている人は必見!攻略法を探っていきたいと思います。■ 基本的性格……慎重派ゆえに周囲からの信頼も厚い長男である彼の内面を一言で表現すると、「慎重派」。何ごとにも細かく計画を立て、ミスのないように行動するのが本質のようです。人や社会に対する見方はやや厳しめで、自分に対してもストイックなところが。しかし、相手の置かれた立場や状況への配慮が行き届いているため、周囲から信用されるでしょう。さらに、時間や約束ごとをきちんと守る責任感の強さも持っているようです。■ 落とし方……頑張り屋だけど少しドジな女の子が好き彼を落とそうと思うならば、努力家で礼儀やルールにキチンとしておく必要があります。わりと細かいところまで見る彼なので、ちょっとしたことで「もういいや」と気持ちが離れてしまうことも。一度懐に入れば、案外心が広いのですが、それまでは少し苦労しそう。妹のような要素を持っている女の子にキュンとするところがあるので、頑張り屋だけどちょっぴりドジな部分をアピールすると良いですよ。■ 付き合い方……お互いに高め合って彼とつきあう上では、彼の「自分の時間」を尊重してあげることが大切かもしれません。いろんなことに挑戦したい、自分を磨きたいという意識が強いので、ベタベタした関係は好まないところがあります。そしてあなた自身も、向上心を持って何か燃えるような目標を見つけましょう。そうすれば、彼との時間の中でお互いの話が尽きることなく、尊敬しあえる関係を築いていけるはずです。■ デート傾向……下調べをしてプランを立てて挑むこと彼は優等生的な特徴があり、デートプランでもそういった面が垣間見えるでしょう。目新しいことをするよりも、流行のお店に出かけるなど「確実に楽しめそうなデート」のほうが好きな傾向に。失敗を嫌う彼なので、誘う場合はベタなデートスポットが無難です。きちんと下調べをして、プランをしっかり立てて挑めばOK。安心感を抱いてくれて、あなたを好きになる可能性が高いでしょう。■ 「生まれ順」をうまく活用してみて生まれ順ごとに様々な性格があり、相手が喜ぶことやイラッとすることも微妙に異なっています。せっかくあなたがアプローチしても、相手の攻略法を間違えていたら逆効果になってしまうことも少なくありません。すれ違いを起こさないためにも、彼の兄妹構成を参考にしてみてはいかがでしょう。(脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年01月10日わが家の長男は3歳のとき、赤ちゃんがやってきた環境の変化などによってチックが出るようになってしまいました。対応に悩んでいるとき、長男のあるひと言がきっかけで長男が本当に望んでいたことがわかったのです。そんな体験から「上の子の心のケアをする際のヒント」を見つけたのでお伝えしたいと思います。 長男の体に起こった異変そんなある日、本を読んでいるときや疲れて眠くなると、長男がやたらと瞬きをしていることに気づきました。 夫婦で相談していろいろ試しましたが良くならず、知り合いの小児科医に相談したところ、チックじゃないかと言われたのです。 しかし、チックは「またやっているの?」などと注意すると、子どもにストレスがかかり、症状が出てしまうこともあるとのこと。そのころ長男の症状はさらに悪くなり、無意識に瞬きのたびに眼球が上を向いてしまうようになっていたので、とても心配でした。 兄になった長男が望んでいたこととは?長男への対応に悩んでいたある日、母が遊びにきていたときのこと。長男が着替えをしている横で赤ちゃんが泣き出し、母がそちらのほうへ行くと長男がぐずり始めました。 母がぐずる長男に「どうしたの? 」と言うと、「バーバは赤ちゃんじゃなくて、僕を見る係でしょー!」と長男は泣き出したのです。私はそのときはっとしました。長男はただ見て、できていることを認めてほしかったんだと。それからは赤ちゃんに手がかかっていても、長男が見てほしがっているときはしっかり見つめ、「できたね」と声をかけるようにしました。その後チックの症状は落ち着いていき、1カ月くらいで消えていったのです。 私は第二子が生まれてから日々の忙しさに追われ、そして長男は気持ちを受け止めてもらえず、心理的な部分で追いつめてしまったのではないかと思いました。そんなときに聞いた長男の本心から、 赤ちゃんがいて手一杯であっても、上の子の精神的なケアはとても大切なことだと気づきました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKOイラストレーター/しおみなおこ著者:山田もも子1歳と4歳の男の子の母。看護師・保健師免許保有。現在は子育てや医療のジャンルを中心にライターとして活動中。
2020年10月13日■前回のあらすじ点滴が外れ家に帰れると思い大喜びした長男、治療が終わっていないからまだ帰れないと伝えると、すごく落ち込んでしまいました。■検査に行きたくない長男、必死のお願い落ち込んでいる長男をなんとかなだめて着替えを済ますと、朝の検査が待っていました。長男は「看護師さんがこの時間に呼びにくる=検査に行く」…と覚えてしまったよう。検査は採血など痛い思いをたくさんしないといけないので、必死に見逃してくれとお願いするする長男…。抱っこしようとすると、「嫌! 自分で歩きたい!」とキッパリ言った長男。そして検査室へ着くと…、いつも検査が終わるのをソワソワしながら病室で待っていました…。そして聞こえてくる長男の泣き声に胸が締め付けられそうでした。■検査の結果は…午前中のうちに結果は出て、点滴をこのまま外しても大丈夫ということになりました。そして1週間分の薬を病室にセット。シロップは砂糖水らしく、めちゃくちゃ甘そうでした。■嬉しい変化も!点滴が取れたので、他の人がいないときはプレイルームで遊べるようになりました。貸切状態でないと使えないということですが、たまたま入院している子どもたちはもう小学生くらいの子たちか小さい赤ちゃんしかいなかったようで、ほぼ毎日長男の貸切状態でした。ありがたい!次回に続きます。※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。必ず診療機関にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 川崎病体験記 子どもの「病気・けが」教えて!ドクター この連載の全話を見る >>
2020年08月23日次男がやりたいと言って始めたサッカー。幼稚園児だけ通わせると小2の長男が暇になるからお友達も誘って長男も始めたのに、年中の次男が泣いて嫌がるようになりサッカーを辞めた。長男の学年は上手い子が多く、本人も運動は得意でなく、やる気も見えない。下の子を連れて観に行く親の方が疲れてしまっているけど、長男自身は辞めるとは言わない。こんな時、本人の意志を尊重した方がいいの?とお悩みのサッカーママからご相談をいただきました。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、ご自身の体験と数々の取材活動で得た知見をもとに、アドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<試合で起用されなくなって泣く息子をどう受け止めたらいいの問題<サッカーママからのご相談>未就園児、幼稚園、小学2年の男の子3人兄弟です。最初は次男がサッカーをやりたいと言ったことが、サッカーと関わったきっかけです。長男は全く興味が無かったのですが、幼稚園の子だけ通わせると暇になってしまうので、学校のお友達も誘ってやってみないかと話をしたところ、行ってみたいとなったので、5か月前からサッカーを始めました。しかし、1か月過ぎたころから次男が泣いてサッカーを嫌がるようになり、1か月間泣いてチーム練習に行け無くなってしまいました。まだ年中ですし、泣いてる子を無理やり行かせる自分にも疲れてしまってサッカーを始めて2か月で辞めることにしました。長男の方は、次男が辞めても「僕も辞める」とは言わないので通い続けていますが、その教室の2年生はとてもレベルが高く、長男とスクールの子たちの差は凄いものがあります。長男はもともと運動が得意ではない上に、家で練習をしようとも、練習と試合の時に一生懸命ボールを追いかけようともしません。生徒が20数人いてコーチは1人なので、初心者の長男に手取り足取り教えて貰えるわけもなく、親としても上手くなりたいと思っているようには見えません。まだ始めて5か月目ですが、下の子2人連れて練習と試合に行くのも負担になってきたのもあって、私が「どうしたものかな」と思っています。でも、本人に何度聞いても辞めないと言います。こういった場合は本人の意思を尊重した方が良いのでしょうか?<島沢さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。お母さんのとるべき道はシンプルで、二つにひとつですね。① 長男君が続けたいと言う限り、続けさせる。② お母さんから「ママはすごく大変だから送り迎えが難しい。今月限りでサッカーはやめてもらいたい」とお願いする。この二択です。■親がサポートを続けられることも大事だけど......子どもは親の庇護のもとで育っています。自身の意向で何かをしたいといっても、親の経済的、肉体的、物理的な条件がそろわなくては何もできない弱い存在です。例えば、200キロ離れたところにすごく良いサッカースクールがあって、そこに行きたいと言っても親はできませんね。そのようないくつもの条件のなかで私たち親は、自分たちのできる限りのことをして、彼らの成長を支える。それが親の役目でもあります。お母さんは「下の子2人連れて練習と試合に行くのも負担になってきた」とあります。が、頻度やスクールとご自宅の距離などは、最初からわかっていた条件ですよね。そのうえ、次男を入れるために、長男を学校のお友達を誘ってやってみないかとまで言って引き込んでいます。もし、私がご長男君であれば、お母さんからもし「送り迎えがしんどいからやめてほしい」と言われたら、「お母さん、そりゃ、ねえだろ」と食ってかかりますね。すでに何度も「弟はやめたのに、君はサッカーやめないの?」と尋ねています。長男君にすれば、こころのなかで「はあっ!?」ですよね。私なら抗議します。「誘ったのはお母さんじゃん。俺はやめたくないって言ってるのになんでそんなにしつこく言うの?そりゃ勝手すぎるだろ」と。もしそうされたら、お母さんはどうしますか?今のお気持ちを小学2年生に訴えますか?「だって、あなたはもともと運動が得意ではないうえに、家で練習をしようとも、練習と試合のときに一生懸命ボールを追いかけようともしないじゃない。生徒が20数人いてコーチは1人だから、初心者の君が手取り足取り教えて貰えるわけもなく、お母さんとしては上手くなりたいと思っているようには見えないのよ」いかがですか? ちと残酷だと思いませんか。長男君はまだ7歳や8歳です。まだサッカーというスポーツを観察しながらやっているような時期でしょう。■まだ7歳「温かい放牧」で見守ればグッと変わることも私が知っている低学年の子は1年間スクールに行っても、寝転がったり、どこかに走って行ったりしてなかなか練習に溶け込めませんでした。でも、ボールを蹴るときは楽しそうにしていて、辞めるとは言わない。コーチは叱ったりせず「おいでね~」と声掛けし、温かく見守ってくれました。したがってお母さんも、ピッチで寝転がる子を黙って1年間見守り続けることができました。結果、次の年は寝転がることも逃げることもなくなりました。彼はサッカーに目覚めたのです。その後仲間と一緒にサッカーを楽しく続けました。このように、子どもには大人から温かく見守られなくてはいけません。私はそれを「温かい放牧」と呼んでいます。結果を求めない。出来栄えで判断しない。子どもがやりたいと言うことを、親の経済的、肉体的、物理的な条件がそろえばやらせてあげてほしいと思います。ああ、島沢さんはイジワルだ。相談しなきゃよかった、と思われているかもしれません。でも、この連載をもし読んでいただいたうえでご投稿されたのならば、私が「子どもファースト」だとわかっていただけると思います。■今は頑張っているように見えなくてもこれから少しずつ変わっていく。親が信じてあげよう(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)それに、お母さんのお気持ちは痛いほどわかります。目の前で頑張っているように「見えない」息子に苛立ちますよね。私の息子も走るのが苦手なサッカー少年でした。みんなが動き始めているのに、ひとりだけ集中力が切れるのか地面を見ています。ボールから目を離しっぱなしなので、味方のキーパーからのパスが息子の後頭部に当たることなど日常茶飯事でした。ああ、いやだ。みっともない。やめてほしい。なんとかしてよ。恥ずかしい。そう思いますよね。 でも、その子を産んで育てているのは私なんです。ダメなところがあれば、成長できるよう見守らなくちゃ。中学年、高学年になると少しずつ変わっていきます。親が信じてあげましょう。せっかく、お母さんのおかげでサッカーという成長できる場所を手にしたのです。お母さん、がんばれ。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。
2019年09月11日親を介護するのは長男の嫁の努め。このような固定観念にしばられ、 “いい嫁”になろうとひとりで舅・姑の介護に勤しむ人は少なくないようです。その結果、奥さんが体調を崩し入院することもあります。あるいは「介護うつ」になる人もいます。そうならないために、介護に対して妻がどのように向き合えばいいのかご紹介します。■ 昔の日本では親の介護は嫁がするのが常識だった?一昔前の嫁たちは、舅・姑の親の介護に明け暮れている人が多かったと思います。bee / PIXTA(ピクスタ)しかも、夫は仕事があるため介護は妻にまかせっきりで、夫の兄弟も口は出しても手は貸さないのが常でした。現在はこれほどではないにしても、介護という重荷をひとりで背負っている介護者はたくさんいます。こうした状況が続くと、ストレスが溜まって精神的に追い詰められます。それが原因で「介護うつ」になる人も多いようです。では、そうならないためには、どうすればいいのか。答えは、「いい嫁」をやめること!ひとりで何もかも抱え込むことをやめること!具体的な方法を6つご紹介します。■ 1.身内に「役割の分業化」を提案する夫やその兄妹たちに、できるだけ介護に協力してほしいと伝え、役割の分担を持ちかけてみましょう。ただし、彼らが直接介護してくれることは難しいでしょう。xiangtao / PIXTA(ピクスタ)そのため、彼らができることを提案することが肝要です。たとえば、炊事、洗濯、掃除、買物、見守りなど、手伝えることはたくさんあります。目を離した隙に家を出て徘徊する認知症老人は多くいますので、買い物に行っている間だけでも、親を見ていてくれる人がいれば安心です。Ushico / PIXTA(ピクスタ)見守りは介護の中でも長い時間を占めますので、頼める人を確保しておいて損はありません。■ 2.子どもが手伝えることはどんどんやらせる夫が無理なら子どもに頼みましょう。子どもだって中学生にもなれば、お年寄りの話し相手くらいはできるはずです。Greyscale / PIXTA(ピクスタ)認知症という病を肌で感じ、どのように接するとよいかなども分かり、生きた教育の場になります。思いやりのある大人に育ってほしいと願うなら、介護に協力してもらうことで大きな効果が期待できます。子どもに介護させるのはかわいそう、などという人もいますが、お年寄りを直接介護するのではなく、「介護者である祖母を助ける」ということです。それによって少しでも介護がしやすくなれば、子どもも介護に参加していることになると考えられます。介護や認知症の教育がまだまだ遅れている現状において、家庭での経験はとても貴重といえます。■ 3.身内がだめなら「介護ヘルパー」など外部に協力者を求める身内の協力が無理なら、介護ヘルパーに協力を要請することもできます。kou / PIXTA(ピクスタ)現在は介護保険制度によってヘルパーも低料金で利用できるようです。昼間はデイサービスに親を預けることができます。用事がある時や外出時など、一時的に介護ヘルパーにお願いすることも考えておきましょう。ヘルパーは見守り、食事づくりや食事介助、掃除、洗濯、買い物などいろいろな依頼が可能です。amadank / PIXTA(ピクスタ)時間単位で価格が設定されているので、無理のない範囲でお願いすると良いでしょう。■ 4.負担が大きくなったら施設に入所させることも誰も介護に協力してくれず、ひとりで24時間がんばるしかない状況は異常です。最悪の場合、双方が共倒れになるか、介護放棄、介護離婚といった事態に陥ることも考えられます。介護は嫁がするものと思い込んでいる男性は、いつか痛い目にあうと思っていたほうがいいでしょう。誰の協力も得られないようなら、介護施設への入所も考えておくべきです。Greyscale / PIXTA(ピクスタ)価格的には「特別養護老人ホーム(特養)」や「グループホーム」が手頃です。kunio / PIXTA(ピクスタ)すでに定員を満たして空きがない施設も多く、予約だけでもしておくことをオススメします。■ 5.親と同居する前に、必ず夫婦で介護について話し合うこうした問題は親と同居する前に、夫婦でよく話し合っておくことが大切です。shimi / PIXTA(ピクスタ)親が認知症になって自宅で介護が必要になった場合、家族の誰が中心になって介護し、誰がどの程度協力してくれるのか。たとえば休日は妻に代わって夫が介護する、子どもは買い物や掃除を手伝う、徘徊して事故にあっても誰かを責めたりしない、など。本来なら家長である夫が率先して話し合う問題だと思われます。■ 6.一番大切なのは、些細なことでも介護をひとりで抱え込まないこと介護や認知症を経験している人はたくさんいます。同時に情報もインターネットや新聞、雑誌などで簡単に得ることができます。naorock / PIXTA(ピクスタ)行動すれば助けてくれる人や組織、制度は必ず見つかるでしょう。最後にもう一度言います。大切なのは、介護をひとりで抱え込まないことです!どんな些細なことでもです!KY / PIXTA(ピクスタ)できるだけ協力者を確保して自分の負担を軽くし、介護者も要介護者も快適に過ごせるよう心掛けましょう。
2018年09月02日双子を可愛がってくれた、ひいおじいちゃん今年の桜は例年より早く咲き、本来ならまだ満開であろう時期に散っていきました。時を同じくして4月の初め、わが家の双子を可愛がってくれたひいおじいちゃんが亡くなりました。双子とひいおじいちゃんの関わりは深く、以前、コラムにもその様子を書いていました。連絡を受けた時、私はしばらく呆然としていました。頭の中には長男の頭を撫でてくれていたひいおじいちゃんの姿が駆け巡ります。知らぬ間に涙があふれ、私の隣りでは次男が悲しそうな顔をして膝を抱えていました。楽しそうにテレビを見ている長男に「ひいおじいちゃん、死んでしまったよ。もう二度と会えないんだよ」と告げました。けれど長男はぽかんとして私の顔を見つめ、またテレビへと視線を戻しました。長男は死というものがどういうものか分かっていなかったのです。Upload By シュウママ不安もある中、子どもたちと葬儀へ参列することに葬儀には、子どもたちも一緒に参列しようと思いました。2人を大切に思ってくれたひいおじいちゃんのもとへ、どうしても連れて行きたかったのです。そうは言っても、本当に大丈夫だろうか、長男は騒いだりしないだろうかーー。乗り込んだ新幹線の中で不安が募ったことを覚えています。Upload By シュウママパニックになってもおかしくない中、意外だった長男の姿初めて入る葬儀場、そして大勢の人。長男にとってはパニックを起こす要素だらけの状況です。Upload By シュウママ通夜がしめやかに営まれている間、私は多動の長男が騒ぎ出したりしないかと気が気ではありませんでした。ところが予想に反して、長男は握り締めた手を膝の上に置いて、きちんと座っていました。ひいおじいちゃんの遺影を見ながら、感じるものがあったのでしょうか。長男はじっと写真へと視線を注いでいたのです。Upload By シュウママなぜひいおじいちゃんはこの場にいないんだろうという寂しさがあったのかもしれません。周囲に漂う重い空気を察したのかもしれません。どちらにせよあの瞬間、長男はひいおじいちゃんの不在を心の底から哀しんでいたのです。長男にとって、ひいおじいちゃんはやはり特別な人だったんだと改めて感じました。ふっと2年前、最後にひいおじいちゃんと会ったときのことが蘇りました。長男を丸ごと可愛がってくれた長男が言葉を話せなかった7歳ごろは、頻繁に癇癪を起こしていました。それは夏休みに私の実家に帰省した時も同じでした。些細なことで泣き出す長男に対し、ひいおじいちゃんは「シュウの頭の中には言葉があふれているよ」と優しく言い続けてくれました。そして冬休みに再び帰省した時のことです。皆と楽しい時間を過ごし、いよいよ家に帰る日。「また会おうな」と言って頭を撫でてくれたひいおじいちゃんに向かって、長男は「バイバイ」と言って手を振ったのです。その瞬間、ひいおじいちゃんは驚いた顔をしてぼろぼろと涙をこぼしました。これが初めて長男がひいおじいちゃんに向かってしゃべった言葉だったのです。言葉があふれているよーーそう励ましてくれたひいおじいちゃんは、誰よりも長男の力を信じてくれていました。でも本当は話さない長男のことを誰よりも心配していたのだと思います。人前で決して泣くことのなかったひいおじいちゃんが、長男のために流した涙。その優しさは長男の心に届いていたのでしょう。Upload By シュウママ長男が葬儀の席で静かに見送ることができたのは、ありったけの愛情で包んでくれたひいおじいちゃんに必死で応えたからだと思います。愛された記憶は、長男の心の中に宝物のようにしまわれているのかもしれません。葬儀に参列できたことで、改めてひいおじいちゃんの残してくれた優しさが心に沁みていきました。そしてそれは長男も同じだったんだということに気づかされて、悲しみが少しだけ癒されていくのを感じたのです。
2018年06月20日4年前のできごとを話し始めた長男先日のこと、Upload By ラム*カナ小学2年生のADHD長男が、いきなり4年前の年少だったころのできごとを話してくれたのです。しかも、すごく詳しく。何気ないことかもしれませんが、驚いたのには理由がありました。当時は、幼稚園から帰ってきても、その日あったことを話してくれませんでした。幼稚園に行かなければならないことすら忘れちゃうほどのうっかりさんでもあったので「何をしたのかもう思い出せないんだな」と思っていました。そんなこともあり、年少の頃のことを思い出して教えてくれたのにとても驚きました。思い出すことは、やっぱり「レア」だけどとは言うものの、今でもその日のことをすぐに忘れてしまいます。兄弟に質問をしてみるとこんな感じです。Upload By ラム*カナ長男のすっとぼけ具合にズッコけ(萌)、次男の記憶力の良さにいちいち感動するのが毎度のお約束。そして、それはものの場所を訪ねた時も同じです。Upload By ラム*カナハサミをしまっている場所を把握していて、すぐに持ってきてくれる次男と、リモコンがどこにあったかわからず、あたふたしてしまう長男。長男はとにかく短期記憶が弱いのです。でも「記憶が消えている」のではなく、「すぐ思い出せないだけ」なのはわかっていました。4年前のできごとをくわしく話してくれた様子を見て、頭の中の仕組みが少し分かったような気がしたのです。頭の中は好きなものやアイデアでぎっしり。「なくなってる」わけじゃない!Upload By ラム*カナ脳内は絶えず好きなもので溢れていて、それが常に同時進行。好奇心やアイデアでいっぱいだということ。いつもフル回転なのです。だから、その日あったことやもののありかを聞いても、新しい興味で頭の中は埋め尽くされていてすぐに答えられない。そして、それは記憶だけでなく、実生活のものの探し方と同じだと気づきました。普段から整理整頓ができる次男は、Upload By ラム*カナ頭の中の引き出しも整理されていて、聞かれたこともすぐに取り出せるし、話したいこともすぐに取り出せるのかもしれない。一方、片付けが苦手な長男は、Upload By ラム*カナどこに何の引き出しがあるのかもわかりづらいし、そもそも入っていないものもあるしで、記憶を見つけにくいのかもしれない。でも、たまにUpload By ラム*カナたまたま落ちていた記憶を拾ったりして、急に昔を思い出して話してみたりするのかもしれない。ずっと忘れないテーマパークのこととか、大好きなかけ算のことは、見やすい場所に貼ってあって見つけやすい(忘れない)のかもしれない。見つけられない(思い出せない)だけで、捨ててる(記憶がない)わけじゃないんだよなぁ。そう思うと、普段の整理整頓力と頭の中がつながる気がして面白いなぁっと思いました。4年前、多動がピークだった長男は、きっと頭の中に引き出しさえなかったのでしょう。その日あったことが、ただただ頭の中でバラ撒かれていたんだと思うんです。そう思うと…今はちゃんと頭の中に引き出しがあって、すぐには見つけられなくても時間をかければ見つけられるようになっています。引き出しの中を片付けようと少しずつ努力はしているんだもの。しっかり成長しているなァって心強く思いました。少しずつでいいから、頭の中と普段の生活の整理整頓を頑張ろうねと思ったのでした。Upload By ラム*カナ
2018年03月23日ずっと言葉が出なかった長男。少しずつ単語が出始めた!長男は重度の自閉症で、5歳を過ぎても言葉がなかなか出てきませんでした。焦燥感にかられて主治医の先生に相談したりもしました。Upload By シュウママ「シュウくん、今は言葉を頭の中に溜め込んでいる最中なんですよ。沢山話しかけてあげて下さい。言葉の理解が深まれば話せるようになりますよ」考えてみれば「お着替えしようね」というと自分で服を着ようとしたり、「いただきます、だよ」と言うと手を合わせたり、言葉は出ないものの、こちらの言葉を理解できてるなという場面が少しずつ見られるようになっています。そのうちきっと、喋るようになる…気持ちを切り替え、ゆったり見守るようにしました。すると7歳を過ぎたころから少しずつ単語が出るようになってきました。オウム返しや、私が指差したものを答えるだけで、まだまだ言葉でコミュニケーションできる訳ではありません。でもそれだけで十分です。やっと単語が出た長男の成長が、たまらなく嬉しかったのです。深夜に突然泣き始めた長男。起こされた私が声をかけると…深夜2時、家族全員ぐっすり眠っていた時のことです。突然耳元で叫び声がしました。何事かと思い跳ね起きます。Upload By シュウママすると布団の上で長男が足を投げ出し真っ赤な顔をして泣いていました。それはそれは大きな声です。とてつもない音量で、長男は「あ~!」と泣き叫んでいました。Upload By シュウママ赤ちゃんの頃は夜泣きがひどかったのですが、こんな風になることはここ最近ではありませんでした。とりあえず落ち着かせようと背中をさすってやりますが、長男は泣き止むどころか、どんどん音量を上げていきます。あまりの騒ぎに夫も起きてきます。初めて自分の欲求を口にした長男「どうしたの?なぜ泣いてるの?」いつも通り、答えはないだろうと思いながら、私は話しかけなさいと先生から教わった通り、つとめて冷静に長男に聞いてみました。Upload By シュウママすると、怒ったような顔をして私の顔を見つめた長男は、大声で叫びました。Upload By シュウママ思わず、私と夫は顔を見合わせました。「今、お茶って言った?」「うん、言った!」Upload By シュウママあまりの感激で、私と夫はお茶を持ってくることも忘れてしまいました。その様子を見た長男は再び「おちゃ~!」と苛立ったように大声で連呼しました。「ああ、そうかお茶、お茶ね!」と慌てて冷蔵庫からお茶を取ってくると、長男はやっと来たか!という顔をしてごくごく喉をならしながらお茶を飲みました。自分の言葉が伝わったのが嬉しかったのか、長男はどこか得意げな様子です。自閉症の子どもにとっては、言葉を話す=コミュニケーションとは限らないたかがお茶と言ったくらいで・・そう思われる方も多いでしょう。でもなぜ私と夫がこんなに感激したのかというと、それは長男が自分の欲しいものを初めて伝えた瞬間だったからです。「これは何」と聞かれて、お茶と答えることはできたでしょう。けれど喉が渇いたからお茶が欲しい、と人に伝えることは長男にとって簡単なことではありませんでした。長男に限らず自閉症の子どもは、自分の感情を明確な言葉に乗せて伝えることは非常に難しく、彼らにとって意志を言葉で伝えることは、大きな課題なのかもしれません。Upload By シュウママ長男の気持ちが言葉につながった、深夜の「お茶!」連呼事件言葉でコミュニケーションを取れないということは親はもちろん、本人にとっても辛いことです。どこか痛いのか眠たいのか、おなかが空いたのか、喉が渇いたのか、感情を推し量りつつ接するのは双方にとって大変なことです。言いたいことがうまく伝えられない、長男はずっともどかしさを抱えていたのかもしれません。けれど今、その壁をひとつ越えて長男と通じあえたのは、私達夫婦にとってとても幸せな瞬間でした。Upload By シュウママ
2017年05月31日言葉のないお友達、息子はどう接していたのかと言うと…Upload By モンズースー長男のクラスメイトのりゅうくん。年少さんのときから一緒に活動していますが、私はりゅうくんの言葉を聞いたことはありませんでした。子ども達は今までそのことを気にすることはなかったのですが、ある日のこと、長男が先生にりゅうくんのことを話したそうです。「りゅうくんはお話しないよね」「でも、りゅうくんのことはわかるよね」確かに長男は、りゅうくんが暑くて泣いている時はうちわで扇いであげたり、りゅうくんが喜ぶ好きな遊びで一緒に繰り返し遊んだり…りゅうくんの気持ちを分かって行動しているような時もありました。お互い一人で自由に遊ぶことが多い二人ですが、言葉は使わなくてもコミュニケーションをとっていたのだと思います。そのためか「なんでお話しないの?」というような質問ではなく、「そういえばお話しないね…」という言葉になったのだと思います。長男の中で、りゅうくんがお話しないことはそれほど問題ではなかったようです。大人と子どもの関係だと、子どもが話さないとどう接したらいいのか難しく考えてしまうこともあるかもしれません。でも子ども達同士は言葉以外で自然とコミュニケーションができているのかもしれません。
2017年03月03日