ムロツヨシが、吉高由里子と北村匠海が出演するドラマ「星降る夜に」第6話に登場、吉高さん演じる雪宮鈴をつけ回し、ついに鈴の目の前に現れた謎の人物のシークレットキャストであることが分かった。本作は、のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高さん)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(北村さん)が運命の恋を育んでいくピュアラブストーリー。本日放送された第6話では、ついに一夜を共にした鈴と一星が幸せの絶頂に浸る中、物語の最後に、「雪宮鈴は人殺し」とSNSに書き込み、鈴を付け回してきた謎の人物がとうとう鈴の前に出現。視聴者の間で考察が加熱していた謎の人物を演じるシークレットキャストが、ムロツヨシであると判明した。2018年に本作と同じく大石静脚本ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」で、若年性アルツハイマー病に侵された妻への純愛を貫く小説家を演じたムロさん。ところが今回、大石さんが信頼するムロさんに託した役は、強い夫婦愛ゆえに心が壊れてしまった男・伴宗一郎。伴は5年前、妊娠した妻の命を救うことができなかった鈴を逆恨みし、医療裁判を起こすも、鈴に落ち度はなかったため敗訴…。裁判が終わって3年が経ったいまもなお、恨みを募らせ続けていた。脚本を読み、「大石さぁーん、そんなストーリーにしないでぇ、俺出さないでぇ、やめてあげてぇ、俺でなければ素敵な美しい世界なのだからぁ」と思わず心の中で叫びつつも、「申し訳ねぇな、けどやり切らんとな」と奮起したというムロさん。その役者魂は見事に芝居に昇華され、顔はおろか、キャストクレジットすら白塗りで隠されての初登場となった第3話で、握りこぶしを震わせながら鈴を尾行する姿が映し出されるや、震え上がった視聴者がこぞって「キャストはいったい誰なのか!?」と考察を開始。その後、第4話で映し出された目元のアップ、さらに第5話で「人殺し!」と叫ぶ声を受け、ネット上では「この声、ムロさんな気がする!」「ムロさん×大石さんの『大恋愛』タッグだったら激熱!」とムロさんを推察する人が急増していた。この考察合戦は、ムロさん本人もチェックしていたという。久々の再会直後…吉高由里子がムロの鬼気迫る芝居に白旗!?第6話ラストでも不敵な笑みを浮かべ「また人殺してませんか?」と詰め寄るなど、何とも言えない気味の悪さが漂う伴になりきり、吉高さん演じる鈴をとことん追い詰めたムロさん。過去にドラマ「豆腐姉妹」(2010年)などで共演した吉高さんも、その鬼気迫る芝居に心底戦々恐々!?今回、数年以上ぶりに仕事で顔を合わせたという2人だったが、「久々とは思えないくらいの良い距離感で世間話をした後の撮影で、『もうヤダ、ほんとにヤダ』と吉高さん」。役者としては“してやったり”の反応を目の当たりにしたムロさんは「私は少しだけ成長して、しっかり嫌われてあげられる役者になってあげられているのかもしれません。吉高さんの感想をドラマの全撮影が終わってから聞きたいな」と、手応えをにじませていた。そんなムロさん演じる伴の“悲しい過去”の全貌が明かされると同時に、鈴がさらなるピンチに直面してしまうことに!彼が次回、タガが一気に外れたように開放する伴の“狂気”と“ずっと清算できずにいた、やりきれない思い”、それを受けて鈴の心に生まれる“新たな思い”に注目だ。■第7話(2月28日放送)あらすじついに現れた、雪宮鈴(吉高さん)の過去に恨みを持つ男――。SNSで執拗に鈴のことを「人殺し」と誹謗中傷し、ついには自宅まで襲撃するという暴挙に出た“謎の人物”が、「マロニエ産婦人科医院」でひとり外来診療の準備をする鈴の前に姿を現した!男の正体は伴宗一郎(ムロツヨシ)。5年前に鈴が命を救えなかった妊婦の夫で、医療裁判を起こすも敗訴した人物だった。薄ら笑いを浮かべながら、鈴に罵詈雑言を投げかけ、にじり寄る伴。その恐ろしさに声も出せずに涙する鈴のもとへ、鈴の同僚・佐々木深夜(ディーン・フジオカ)が現れる。異様な空気を察した深夜が鈴を庇うと、伴は「また来ま~す」と不穏な宣告をして去っていく…。その夜、鈴が仕事を終えて病院を出ると、なぜかスーツ姿でキメた柊一星(北村さん)が現れる。鈴を迎えに来たという彼は「行きますか、姫」と手を差し伸べ、そのまま鈴をドレスアップさせ、高級レストランへと連れていく。どこか背伸びをしながらも、一生懸命自分を守ってくれようとする彼を前に、鈴は法廷で「人殺し」と叫ぶ伴の声がいまも耳から離れない…と苦しい胸中をさらけ出す。すると一星は、とっさに鈴の耳をふさぎ、手話で語りかける――「そんな言葉、聞かなくていい」。一方、深夜が鈴に恋愛感情を抱いているのではないか…と感じていたマロニエの院長・麻呂川三平(光石研)や、一星が勤める「遺品整理のポラリス」の社長・北斗千明(水野美紀)は、深夜の本心を確かめようとする。そんな中、マロニエの看護師・伊達麻里奈(中村里帆)が妊娠していることが発覚。だが、伊達は“ある事情“から、彼氏に妊娠したとは伝えられないと思い悩んでおり…!?そして、不穏な出来事はさらに続く。なんと伴がふたたびマロニエに乱入。鈴のことを人殺しだとわめき、俺は被害者なんだと絶叫。止めようとした深夜や看護師たちも突き飛ばし、院内で大暴れしはじめて…!「星降る夜に」は毎週火曜21時~テレビ朝日系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2023年02月21日来年放送予定の吉高由里子主演大河ドラマ「光る君へ」の第2次出演者11名が発表された。大河ドラマ第63作目となる本作は、「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描く物語。吉高さんが紫式部、柄本佑が藤原道長を演じることが決定している。今回新たに発表されたのは、岸谷五朗、国仲涼子、高杉真宙、段田安則、三石琴乃、井浦新、玉置玲央、吉田羊、板谷由夏、ファーストサマーウイカ、ユースケ・サンタマリアといった11名。紫式部(まひろ)の父・藤原為時役の岸谷さんは「たくさんの楽しみがありますが、なんと言っても衣装でしょう」と舞台となる華やかな京都に衣装がどう溶け込んでいくのか楽しみだそう。また母であるちやは役の国仲さんは「初の大河ドラマ出演で紫式部の母親役を演じさせていただきます。歴史ある大河ドラマに一度は出演してみたいと強く願っていました。紫式部の母親役のお話をいただき、二つ返事で引き受けさせてもらいました」とふり返る。弟・惟規役の高杉さんは「口がうまく、ひらひらとその場をしのぎながら生きていくんだな、という印象です。少し残念な印象のある惟規が、どのような生き方で過ごしていくのか、僕自身も楽しみです」と役柄の印象を語った。また、道長の父・兼家役は段田さん、母・時姫役は三石さん、兄で長男の道隆役は井浦さん、次男・道兼役は玉置さん、姉・詮子を吉田さんが演じる。段田さんは「一度、お公家さんを演じてみたいと思っていました」と話し、大河ドラマ初出演の三石さんは「和装が大好きなのでずっと時代劇に憧れていました。ほんとにうれしいです」と出演を喜ぶ。きょうだい役の3人も「型にはまらず豪快に繊細に意気揚々と、個性的な道隆を演じてみたい」(井浦さん)、「俳優として、これから役に肉をつけ血を通わせ『歴史に確かに存在した藤原道兼』を視聴者の皆さまにお届けできるよう、精一杯取り組む所存です」(玉置さん)。「視聴者の皆様には、遠い平安時代ながら、現代を生きる私たちと何ら変わりない人々の物語として、身近に感じてもいただけるのではないでしょうか。もとより、そう感じていただけるように私自身、等身大で演じられたらと思っています」(吉田さん)と意気込んでいる。さらに、道隆の妻・高階貴子役の板谷さんは「あのころの日本を、これから学び、知る。なかなかこんな機会はありません。ドップリとハマっていきたいです」と力を入れ、清少納言役のファーストサマーウイカさんは「今作では宮中の女社会や、和歌や逢瀬などのラブストーリー、みやびで華やかなシーンもみられるのでは?と非常にワクワクしています!」と期待。陰陽師・安倍晴明役のユースケ・サンタマリアさんは「『麒麟がくる』で朝倉義景というとてもクセの強い人物を演じさせていただきましたが、今回さらに前回を超えるクセの強さを発揮しなければいけない気がして、身が引き締まる思いです」と心境を明かしている。本作を手掛ける大石静は、今回の発表にあたって「今回のキャスティングへの私の想いは、男性はフェロモン、女性は力強さでしょうか」と話し、「道長の兄二人は、藤原三兄弟として道長と並んだ時の高身長、気品、色っぽさが売りです」「貴族社会の残忍さを代表する兼家(段田さん)の芝居は、きっとシビれるうまさだと思いますし、為時(岸谷さん)の不器用な父親の芝居も楽しみです」と期待を寄せる。また「ユースケ・サンタマリアさんの安倍晴明は、今は言えませんけど、今までの安倍晴明の印象を裏切るものとなる予定です」と気になるコメントも寄せている。なお音楽は、連続テレビ小説「スカーレット」も担当した冬野ユミ。語りはアナウンサーの伊東敏恵が務める。大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月、NHKにて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年02月21日TBSテレビは、韓国の制作会社BIGWAVE ENTERTAINMENT社・neostory社との間でリメイク契約を締結し、吉高由里子主演のドラマ「最愛」を韓国リメイクすることが決定した。2021年10月期に金曜ドラマ枠で放送された本作は、吉高さん演じる殺人事件の重要参考人となった実業家・真田梨央と、梨央の初恋の相手であり事件の真相を追う刑事(松下洸平)、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士(井浦新)という3人を中心に展開する、完全オリジナルのサスペンスラブストーリー。脚本は奥寺佐渡子と清水友佳子、プロデュース・新井順子、演出・塚原あゆ子と、「夜行観覧車」「リバース」を手掛けたチームが集結し制作。放送時に初回放送の見逃し配信再生回数でTBSドラマ歴代1位を記録し、「東京ドラマアウォード2022」作品賞グランプリ(連続ドラマ部門)、主演女優賞、演出賞の3冠をはじめ、「第59回ギャラクシー賞」「TVerアワード2021」「2022年日本民間放送連盟賞」など様々な賞も受賞した。プロデュース・新井さんは今回のリメイクについて「梨央、大輝、加瀬たち登場人物が、韓国を舞台にどんな“最愛”を生み出していくのか、初回放送が待ちきれないです」と期待。韓国版を制作するBIGWAVE ENTERTAINMENT社は「韓国の2社が持つ企画力と制作能力をベースに、オリジナルの長所をいかし、良い相乗効果を生み出したい」とコメント。なお、脚本やキャスティングは現在、調整中だという。(cinemacafe.net)
2023年02月16日吉高由里子と北村匠海のピュアラブストーリー「星降る夜に」を美しく彩る話題の挿入歌を歌うNCT・ドヨン。その楽曲「Cry」のレコーディング風景が「TELASA(テラサ)」にて独占初公開されることになった。のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高由里子)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(北村匠海)。命の“はじまり”と“終わり”をつかさどる対照的な2人が星降る夜の出会いを機に、世の中のさまざまな既成概念を飛び越えながら運命の恋を育んでいく本作。そんな本作に深みを与え、視聴者を魅了している挿入歌「Cry」を担当するのが「NCT」のドヨン。米ビルボードチャートでアルバムが上位にランクインし、ワールドツアーも開催するなど、世界的人気を誇る韓国発・多国籍ボーイズグループ「NCT 127」のメンバーで、韓国ドラマのOST(Original Sound Track)も数多く担当してきたドヨンが、「NCTドヨン」名義で日本ドラマの挿入歌を初担当。感傷的なハイトーンボイスで、運命的に惹かれていく鈴&一星の想いをしっとりと歌い上げ、ドラマにこの上ない美しさと癒やしを添えている。第1話から鈴&一星の重要なシーンで流れ、SNS上でも大きな話題となるなど、とてつもない吸引力を放っている「Cry」。実は、ドヨンは日本語歌詞の発音にも徹底的にこだわるなど、長時間かけてレコーディングに臨み、納得いくまで何度も何度も歌い続けたという。そのドヨンの妥協なき姿を「NCT・ドヨンに密着!『星降る夜に』特別編」として公開。実際に歌う日本語歌詞&翻訳した韓国語が併記された歌詞カードに、自ら書き込みを入れながらドラマの世界観を丁寧に解釈。時に目を閉じ、時に宙をまっすぐ見据えながら、澄んだ瞳で「Cry」を歌い上げるドヨン。さらに、柔らかい笑顔でスタッフと談笑するなど、ここでしか見られない素顔も収められている。なお、「TELASA(テラサ)」ではこの特別編だけでなく、「星降る夜に」のドラマ本編も第1話から最新話まで配信中となっている。「NCT・ドヨンに密着!『星降る夜に』特別編」は2月14日(火)「星降る夜に」第5話放送終了後からTELASAにて配信開始。「星降る夜に」は毎週火曜21時~テレビ朝日系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2023年02月14日俳優の吉高由里子さんが、2023年2月13日にTwitterに投稿した写真が反響を呼んでいます。同年1月より放送開始されたテレビドラマ『星降る夜に』(テレビ朝日系)で主演を務める、吉高さん。同ドラマに出演している、俳優でダンスロックバンド『DISH//』のボーカル、北村匠海さんとのツーショット写真を公開したのですが、内容に笑ってしまう人が続出しています。一体、どんな写真を投稿したのでしょうか。吉高さんのツイートをご覧ください!いや、笑い方やばいけどさ?見たらわかると思うのみんなこうなると思うのみる?みて?ね?松潤に憧れてもなれなかった男と箱に入りすぎてうぶすぎる女だからね?まじほんとお腹ちぎれるから何回見てもふくんだから元気ない方??これみてー? pic.twitter.com/OSGZhQXTYD — 吉高由里子 (@ystk_yrk) February 13, 2023 なんと、吉高さんと北村さんの顔が入れ替わっているではありませんか!これは、アプリを使って撮影された写真。写真の仕上がりが予想以上に面白く感じたのか、吉高さんは「お腹がちぎれる」「何回見ても吹き出す」とつづっています。また、写っている2人のことを、男性アイドルグループ『嵐』の松本潤さんに『憧れてもなれなかった男』と、『箱に入りすぎてうぶすぎる女』と表現していました。『星降る夜に』のアカウントでは、この写真を撮影している様子を映した動画も公開されてます。笑いがこらえきれない様子の吉高さんと北村さんの仲むつまじい姿に、見ているだけで笑みがこぼれますね!【ネットの声】・めっちゃ元気が出ました!これは面白すぎます!・吉高さんの笑いにつられて吹き出してしまった。・確かに腹がちぎれた。最高!ツイートに「元気がない人はこの写真を見て」というコメントを添えていた、吉高さん。きっと多くの人が、吉高さんと北村さんのツーショットに、元気をもらったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年02月14日ひと目見てその魅力に囚われ、相手をもっと知りたいという気持ちがいたずらに昂る…。TVドラマ『星降る夜に』に出演する吉高由里子さんと北村匠海さんが、惹かれ合う二人の心情を語る。ぎこちなくお互いの存在を意識しつつも、思いがけず体が近づき、手と手が触れ合いそうになる――。そんな打ち解ける一歩手前の仄かな恋心を体現してくれた俳優の吉高由里子さんと北村匠海さん。TVドラマ『星降る夜に』で共演するお二人に、演じた役柄の恋愛観や惹かれ合う二人の関係についてお話しいただきました。――第1話の冒頭で、吉高さん演じる鈴と北村さん演じる一星はロマンティックな出会いを果たし、夢のようなキスをします。互いにひと目見ただけで惹かれていく展開でしたね。吉高由里子:現実には起こるわけがないんだけど、だからこそ憧れてしまうシチュエーションですよね。自分の趣味であるソロキャンプに来ていて、星もすごく綺麗な夜で、相手も一人でいる。最大級にロマンティックな状況の中で出会ってしまったから、その雰囲気も含めて落ちてしまったんだろうなって思いました。北村匠海:あのシーンは撮影自体も初日だったんですけど、ほんとに夢みたいな一日でした。実際にキャンプ場で撮影していたら、突然、雪が降ってきたりもして。空気の澄んだ星空の下で出会い、お酒を飲んで、キスまでしてしまう…。ファンタジーとは感じつつ、こうやって劇的に始まる恋愛もいいなぁと思って演じていました。吉高:鈴にとっては、一星の得体の知れない雰囲気に惹かれていた部分もあると思います。彼はあの場で一言も発さないから謎は多い。でも、相手のことをまだぜんぜん知らないからこそ惹かれるってこともあるんじゃないかな。もっとその人のことを知りたいと思うから、自然と会話が生まれるんですよね。逆にお互いを知り尽くしてからのほうが、会話を続けるのは難しいと思う。――そうした運命のような出会いを経て、今度はより現実的な状況で二人は再会し、心を揺さぶられていきます。吉高:鈴は自分の弱い部分を人に見せるのが苦手なタイプ。そんな彼女が、一星との最初の出会いのときにはすごく恥ずかしい姿を見られてしまっていて。その後、母を失ってどん底まで落ち込んでいるときにまた再会する。こんなにも自分を曝け出しちゃってるから、もう開き直るしかないですよね(笑)。そういう特別なタイミングで巡り会うのも、もう恋が始まっている吸引力によるものなんだろうなって思います。北村:一星は初めての出会いで鈴に「ばーか」とか悪態をつきつつも実は惹かれていて、その真っすぐな思いは再会した後も変わらずにある。だからこそ小学生の男の子みたいに好きな女の子にちょっかいを出したりしちゃうんですよね…。吉高:監督も言ってたけど、一星は幼さが残ってるキャラクターなんだよね(笑)。――一星は生まれつき音のない世界を生きる青年で、鈴とは10歳の年齢差がある役柄です。そうした二人の背景や関係は惹かれる気持ちに影響を及ぼすのでしょうか。北村:「二人は正反対である」という価値観を鈴は持っていなくて関係なく接してくれる。だから一星は一緒にいて過ごしやすいと感じているんだろうなと思います。一星がなぜ底抜けに明るい性格なのかといったバックボーンも話が進む中で徐々に描かれていきます。吉高:鈴は一星にただ人として興味があって、一緒にいると楽しいし面白いから好きになったんだと思う。北村:このドラマは、聴者とろう者を線引きして境界を際立たせるものではなくて。一星がろう者であることを特別視せず登場人物がフラットに描かれています。その「壁のなさ」は、鈴の価値観にも通じるものです。――「惹かれる気持ち」という側面から、作品の中で注目してほしいポイントはありますか?北村:歳の差も背景も全部抜きにして、人と人はこんなに好きでいられるんだなって。演じている中でこの作品が持つ「ボーダーのなさ」みたいなものに惹かれたので、見てくださる方々にも彼らのことを好きになってほしいです。吉高:佐々木先生(ディーン・フジオカ)にも春くん(千葉雄大)にもそれぞれの愛の形があって、恋愛に正解とかルールはないんだなって改めて思えるようなラブストーリーになっていると思います。そうした恋愛の目に見えない複雑さもお芝居を通して彩っていきたいですね。ドラマ『星降る夜に』星が美しく輝く夜に劇的な出会いを果たし、惹かれ合っていく雪宮鈴と柊一星。この作品で注目したい“惹かれる”ポイントは、お互いのバックグラウンドを飛び越えて、強く惹かれ合う二人のピュアな思い。肩書や装飾を取り払い“ありのままのその人に惹かれる”という愛の本質を描き出す。社会の中で身につけてしまったぶ厚い鎧を脱ぎ本来の自分に立ち戻ることができたのは、美しい大自然の中だからこそ。そして普段なら出会うことのなかった二人に訪れた奇跡の恋…。ファンタジーの要素は強いけれど、本作を見ていると、自分は本当は何が好きでどんなものに惹かれるのかというところに立ち戻った、自分に正直な恋愛がしたくなるはず。美しい星空などのロマンティックな演出も、恋がしたい気分に火をつけてくれそう。「悩みながら生きている中で、人と出会い惹かれていくことで心が潤っていくラブストーリーです」(吉高さん)。毎週火曜21時からテレビ朝日系にて放送中。よしたか・ゆりこ1988年7月22日生まれ、東京都出身。2014年、NHK連続テレビ小説『花子とアン』に主演。’24年放送の大河ドラマ『光る君へ』では主演の紫式部役が決定している。ブラウス 参考商品(MARNI/マルニ ジャパン クライアントサービス TEL:0800・080・4502)ピアス、リング 共に参考商品(Hirotaka/ヒロタカ 表参道ヒルズ TEL:03・3478・1830)その他はスタイリスト私物きたむら・たくみ1997年11月3日生まれ、東京都出身。4人組バンド・DISH//のリーダー。2023年全世界同時配信予定の実写ドラマ『幽遊白書』で主人公の浦飯幽助を演じる。シャツ¥27,500パンツ¥36,300(共にユハ TEL:03・6659・9915)※『anan』2023年2月15日号より。写真・木村心保スタイリスト・申谷弘美(Bipost/吉高さん)Shinya Tokita(北村さん)ヘア&メイク・RYO(吉高さん)佐鳥麻子(VITAMINS/北村さん)インタビュー、文・原 航平(by anan編集部)
2023年02月10日吉高由里子が産婦人科医を演じる「星降る夜に」の4話が2月7日放送。鈴と一星のキスシーンに「2週続けて美しいキスシーンを見れた」などの声が上がる一方、「終わりが不穏」「最後は不穏な雰囲気」などラストの展開に不安の声も上がっている。「大恋愛~僕を忘れる君と」「あのときキスしておけば」など珠玉のラブストーリーをいくつも生み出してきた“恋愛ドラマの名手”大石静が脚本を手がけ、のどかな海街を舞台に感情を忘れ孤独に生きる産婦人科医と音のない世界に生きる遺品整理士が、星降る夜の出会いを機に運命の恋を育んでいく至高のヒューマンラブストーリーとなる本作。ソロキャンプで一星と運命の出会いを果たし、親しくなっていく産婦人科医の雪宮鈴を吉高さんが演じ、生まれつき聴覚を持たず遺品整理士として働く柊一星には北村匠海。10年前妻と子を失い都庁を辞め医学部に入学、45歳で医師になった佐々木深夜にディーン・フジオカ。一星とともに「遺品整理のポラリス」で働く佐藤春に千葉雄大。「マロニエ産婦人科医院」で看護師長をしている犬山鶴子に猫背椿。「マロニエ産婦人科医院」院長の麻呂川三平に光石研。「マロニエ産婦人科医院」の看護師・蜂須賀志信に長井短。同じく「マロニエ産婦人科医院」看護師の伊達麻里奈に中村里帆。犬山の息子で添寝士をしているチャーリー<犬山正憲>に駒木根葵汰。「遺品整理のポラリス」社長で、かつての深夜の姿を知る北斗千明に水野美紀といった顔ぶれも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。「マロニエ産婦人科医院」に食品会社に勤めるキャリアウーマン・佐藤うた(若月佑美)が来院する。深夜が妊娠6週目だと伝えると“喜び”とはかけ離れた表情を浮かべるうた。その姿に戸惑ったうたは鈴に相談するが、蜂須賀は「気持ちが分かる。自分も別に子供好きじゃないんで」とうたに共感。それを聞いた深夜は「ぜいたくな悩み」と憤る…というのが4話のストーリー。同僚だったうたと結婚するも、自身は心を病み退職した春。うたはそんな春に「家のことをしてくれてありがとう」と言葉をかけるのだが、それが逆にプレッシャーとなった春。遺品整理という新たな仕事を見つけたが、いまだ心は回復してない春は「とても人の親になんかなれない」と、親になる自信がないことを深夜に告白する…。「子供のことなんて考えられへんって言ってたのめちゃくちゃ共感」など、春の言葉に共感の声が上がるとともに、千葉さんの演技にも「今日の千葉雄大くんの演技には胸打たれました」といった感想が。さらに終盤での鈴と一星のキスシーンにも「星降る夜にのキスシーンめちゃめちゃ良かった」「鈴さんとのキスシーンも素敵だった~」「2週続けて美しいキスシーンを見れた」などの反応が集まる一方、鈴に対しSNSで「人殺し」と投稿する何者かの姿と、腹痛を起こし倒れるうたの姿には「終わりが不穏 続き気になる…」「最後は不穏な雰囲気だった」「絵になるキスシーンから不穏…」といった反応も上がっている。【第5話あらすじ】マロニエ産婦人科医院の公式SNSに「雪宮鈴は人殺し」という中傷コメントが突如殺到。それを見た鈴の脳裏には大学病院を追われる原因となった“5年前の事件”が甦る。鈴の異変を察知した深夜は屋上に連れ出し「大丈夫じゃない時は、大丈夫じゃないって言ってください」――そう語りかけ黙ってそばに寄り添う深夜の優しさに、思わず鈴の目からは涙が零れ…。「星降る夜に」は毎週火曜21:00~テレビ朝日系にて放送中。(笠緒)
2023年02月08日女優の吉高由里子と俳優の北村匠海が6日、都内で行われた「SMBCグループ新CM発表会」に出席した。2014年からSMBCグループのイメージキャラクターを務める吉高と、新たにSMBCグループのイメージキャラクターに就任した北村。2人は現在放送中のテレビ朝日系ドラマ『星降る夜に』(毎週火曜21:00~)で共演している。吉高は、北村がイメージキャラクターに加入したことについて「うれしいですね」と喜び、「今も一緒にやっているので、撮影のない日にこうして違う場面でやっているのが不思議」と言うと、北村も「変な感じ。また会いましたね、という感じで」と笑った。発表会では、吉高が北村にクイズを出題し、イメージキャラクターとしてふさわしいかジャッジすることに。吉高は、問題を読み上げる際に「付与」のところでストップしてしまい、北村が「『ふよ』です! 緊張をほぐしてくれているんですね」とフォロー。吉高は「ちょっと恥ずかしいよ~」と赤面した。クイズに答える北村も、正解を伝える吉高も、〇と×の札を使用。吉高は札の裏を出してしまう場面があり、「逆! こっちだよ! 恥ずかしい。登壇からやり直したいな。こんなはずじゃなかった!」と再び赤面した。また、お互いの印象について、北村が「場をぱっと明るくさせる方です」と言うと、吉高は「今日のは不本意よ」と照れ笑い。北村は「アクシデントも込みで、人柄ですから。現場も吉高さんがいると明るい空気で進行しますし、誰にでもフラットに接する力がすごくあるなと。僕も初対面のときからほぐれた感じはありました。素敵です」と話した。一方、吉高は「すごく優しく見守ってくれるなと思っていて、支えてくれる力がすごくあって、今日一緒でよかったなって心から感じました。ありがとうございます」と感謝。「いつも落ち着いていて周りも見えているなと思います」と付け加えた。
2023年02月06日女優の吉高由里子と俳優の北村匠海が6日、都内で行われた「SMBCグループ新CM発表会」に出席した。2014年からSMBCグループのイメージキャラクターを務める吉高と、新たにSMBCグループのイメージキャラクターに就任した北村。2人は現在放送中のテレビ朝日系ドラマ『星降る夜に』(毎週火曜21:00~)で共演しており、吉高は主人公の産婦人科医・雪宮鈴を、北村は音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星を演じている。吉高は、北村がイメージキャラクターに加入したことについて「うれしいですね」と喜び、「今も一緒にやっているので、撮影のない日にこうして違う場面でやっているのが不思議」と言うと、北村も「変な感じ。また会いましたね、という感じで」と笑った。お互いの印象について、北村は「場をぱっと明るくさせる方です。現場も吉高さんがいると明るい空気で進行しますし、誰にでもフラットに接する力がすごくあるなと。僕も初対面のときからほぐれた感じはありました。素敵です」とコメント。吉高は「すごく優しく見守ってくれるなと思っていて、支えてくれる力がすごくあって、今日一緒でよかったなって心から感じました。いつも落ち着いていて周りも見えているなと思います」と話した。何か買いたいものを聞かれると、北村は「ゴルフにしか夢中になれてなくてドライバー、パター買いたいです」と返答。すると吉高は「ゼロから始めてハマっていく人をこんな近くで見ることはなかった。本当にハマっているのでゴルフグッズをプレゼントしてあげたい」と言い、北村は「いいんですか? 実はゴルフボールを“始めた記念”でいただいているんですけど、追加でいただけるなんてすみません、ありがとうございます」と喜んだ。バレンタインデーの話になると、北村は「横にいらっしゃる鈴さん(吉高)からいただけたらうれしいですよね。どんぴしゃで撮影かぶっているので期待はしているんですけど。ちょっと楽しみですね」とおねだり。吉高は「ごめんなさいね、番宣みたいで」と笑いつつ、「あげようかなという気になりました」と前向きに話していた。
2023年02月06日女優の吉高由里子、Hey! Say! JUMPの知念侑李、King & Princeの神宮寺勇太が出演する、久光製薬・アレグラFXの新CM「巨大アレグラ人現る」編が、6日より放送される。シリーズ3作目となる新CMは、引き続き吉高が花粉症のOL役、知念と神宮寺が、花粉に苦しむ地球の人々を救うため100万光年の彼方からやってきたアレグラ人・チネラーとジングーラ役で登場。同商品の特長を、巨大アレグラ人のチネラーとジングーラが迫力のあるポーズでアピールする。巨大なアレグラ人の動きをリアルに表現するため、知念と神宮寺の演技をハイスピードカメラで撮影。2人は、通常よりも素早い演技と早口言葉にも似たセリフ回しに挑んだ。両手を前に突き出して手のひらを振るおなじみのアレグラポーズでも息の合った姿を見せ、これには吉高も「相変わらず、驚きのシンクロ率ですね」と驚いていた。また、これまで体験してきたことの中で、もう一度体験したいことを聞かれると、知念は「ヨーロッパ最高峰のサッカーの決勝戦を現地で見たことがあるのですが、最高でした。日本ではなかなか味わえないような空気感。もう1回体験したいなと思います」と回答。一方の神宮寺は、誕生日を1年で2回体験したいそうで、「(King & Princeの)メンバーから、ちょっと高級なバッグをいただいたので、もう1個欲しいです!」と話し、笑いを誘った。同商品が10周年を迎えたことにちなみ、10年間やり続けていることについても質問。吉高が「朝、悩みたくないから、次の日に着ていく服を夜のうちに用意して寝る。10年くらいやってます」と答えると、神宮寺も「わかります! それ」と共感。しかし知念は「サンダル履いて、Tシャツを着ていれば外を歩けるだろうと思っているくらいなので、悩むことはないです」ときっぱりと言い切った。同じく10年やり続けていることを聞かれると、15歳で初めて自分でジーパンを買ったという神宮寺は、「今も、これから先もジーパンを好きでいる予定です」とジーパン愛をアピール。知念が「3歳からダンスをやっているので、(10年間ではなく)26年間やってます」と明かすと、吉高と神宮寺は「3歳の時の記憶はある?」「音が流れると体が動いちゃう?」と興味津々だった。
2023年02月03日吉高由里子、北村匠海共演の「星降る夜に」3話が1月31日放送。吉高さん演じる鈴の“おでこキス”に「背伸びおでこキスは反則です」「あれ見て可愛いって思わない人いないと思う!」など、SNSに多くの反響が届けられている。大石静が脚本を手がけ、のどかな海街を舞台に感情を忘れ孤独に生きる産婦人科医と、音のない世界に生きる遺品整理士が、星降る夜の出会いを機に運命の恋を育んでいく至高のヒューマンラブストーリーとなる本作。かつては大学病院に勤務していたが、医療事故で医療裁判を抱えることになり、今はのどかな海街にある「マロニエ産婦人科医院」で働く産婦人科医の雪宮鈴に吉高さん。学生時代に亡くし、その際に出会った遺品整理士の仕事ぶりに感銘を受け、自らも遺品整理士となり「遺品整理のポラリス」で働くことになった、生まれつき聴覚を持たない柊一星に北村さん。以前は都庁で働いていたが30代後半で医学部に入り、45歳で医師になった佐々木深夜にディーン・フジオカ。一星の同僚の佐藤春に千葉雄大。看護師長の犬山鶴子に猫背椿。看護師の蜂須賀志信に長井短。「マロニエ産婦人科医院」院長の麻呂川三平に光石研。明るくて陽気で深夜の過去も知っている「遺品整理のポラリス」社長・北斗千明に水野美紀といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。雪降る夜、踏切越しに「好きだ」と思いを伝えた一星は、驚き立ち尽くす鈴に走り寄り、キスしようとする…が、あまりの展開の速さと、一星が10歳下であることへの戸惑いから鈴は一星を寸前で制止。「とりあえずステイ」と告げる。そんななか、マロニエ産婦人科医院では麻呂川がたまにはみんなで息抜きに釣りに行こうと言い出す。しかし当日やってきたのは麻呂川と深夜のみ。しかも結婚記念日だったことを忘れていた麻呂川は、釣れた魚を託して途中で帰ってしまう。料理がほぼできない鈴は困り果てるが、深夜が家で魚を料理することに。彼の手料理を振る舞われることに。その帰り、鈴を自宅まで送る途中、深夜は酔って転んでしまう…。その際の深夜の転び方に「おディーン様のコケ方100%仕事中思い出し笑いする」「さすがにディーンさんのコケ方が面白すぎ」「おディーンさまのコケ方がおかしくて今日いち笑いました」「定期的に見たくなってしまいそうなくらいおもろすぎるwwwww」といった反応が殺到。そんな鈴と深夜の様子を一星が目撃してしまい、ショックで寝込んでしまう。千明の計らいで鈴は一星の自宅を訪ねることに。そのまま眠り込んでしまった鈴を一星は海辺に連れ出す。早朝の浜辺で再びキスしそうになる2人だが、今度は一星が鈴に「ステイ」と告げる。「仕返し?」と問いかけた鈴は、少しの間考えた後、「しょうがないな」と一星の帽子をとって、そのおでこにキスする…。「背伸びおでこキスは反則です!!好きです!!」「あれ見て可愛いって思わない人いないと思う!」「普通にキスじゃなく鈴からのおでこにチュッは良かった」「おでこにチューのあとの一星くんの笑顔にやられました」「2人の表情可愛すぎる」など、この“おでこキス”にも多くの反響が集まっている。【第4話あらすじ】おでこキスをきっかけに距離を縮めた鈴と一星。鈴は徐々に明るく、いきいきと生きるように変わり始める。そんななかマロニエ産婦人科医院に佐藤うた(若月佑美)が来院。深夜から妊娠6週目だと伝えられたうたは“喜び”とはかけ離れた表情を浮かべ、その夜、春にうたは妊娠したことを告げる…。「星降る夜に」は毎週火曜21:00~テレビ朝日系にて放送中。(笠緒)
2023年02月01日主演ドラマ『星降る夜に』で、産婦人科医を演じる吉高由里子さん。「演じている雪宮鈴は医師としてはプロフェッショナルだけど、過去のトラウマを引きずっていて、弱い顔を見せないように鎧を纏っているところがあるんです。きっと恋愛でも、甘えられない人なのかなって」そんな鈴の心を固める鎧を、時に強引に外してくれるのが、自由奔放な遺品整理士の柊一星。「鈴にとっては、一星の生命力が新鮮でしょうし、彼によってどんな面が引き出されていくのか、私自身、楽しみです。一星を演じる北村匠海くんとは、はじめましてのティザー撮影の時からほぼゼロ距離で。それでも居心地の悪さを感じることはまったくなかったですし、『緊張するね』『恥ずかしいね』と自分たちの気持ちも言い合えて、役としても共演者としても寄り添ってくれているなって。現場では、すごく柔軟性があって、臨機応変に監督の言葉を体現できる人だなと感じています」美しいキスシーンが彩るピュアなラブストーリー。吉高さんには照れがあるようで…。「『好き』『愛してる』と言ってる自分に恥ずかしくなっちゃって、ド直球の恋愛作品から離れていたんです。大石(静)さんの脚本は、言葉が直球で、一言一言が重くて熱いんですよね。前回ご一緒した『知らなくていいコト』はお仕事が主軸で、クランクアップした時は『あなたにはもっと艶っぽいものをやらせたい』と言われたんですよ。その想いよりはマイルドにしてくれたと思うんですけど(笑)、私が苦手と言っているラブストーリーを書いてくださったということは、試されているなと思いました。見たことのない私が見たいと期待してもらえることは嬉しいですし、役を通じて私に息を吹き込んでもらえているような感覚があります。この先、母親役が増えてきて、10歳年下とのラブストーリーをやる機会もなかなかないでしょうから、この機会に、自分の中のドキドキも探したいです」ディーン・フジオカさん演じる45歳の佐々木深夜は、医師としては未熟ながら、やがて鈴の精神的な支えに。吉高さんは、10歳年下と10歳年上のどちらに惹かれるのだろう。「10歳ずつ違うって、絶妙な設定ですね。内面も大人な10歳上は憧れますけど、『はい~!?』っていう人もいますし、若々しくない10歳下も嫌だなあ(笑)。皆さんには、一星が声を扱わない分、表情筋を大きく動かす北村くんも、ポンコツおディーン(ディーン・フジオカ)も堪能して、キュンキュンしてもらえたら。私は二人のいいとこどり!完璧な男性像ができそうです(笑)」運命としか呼べないようなドラマティックな出会いから始まった本作。吉高さんは運命を信じているそう。「どの作品に出るかで、世間的なイメージが変わることを考えれば、この作品に出ることも運命だと思いますし、そもそも、高校1年生の私が、あの時、原宿を歩いていなければ、この仕事をしていないかもしれません。何でもないような日々の行動の中に、運命に結びつくことがいくつも転がっているんじゃないかな」『星降る夜に』命のはじまりに立ち会う産婦人科医と、命の終わりに関わる遺品整理士が、本能的に求め合う。毎週火曜21:00~、テレビ朝日系にて放送中。一星の親友役に千葉雄大。TVerにて見逃し配信、TELASAにて全話配信中。よしたか・ゆりこ1988年7月22日生まれ、東京都出身。2008年の映画『蛇にピアス』で新人賞を総なめに。’14年、NHK連続テレビ小説『花子とアン』に主演。’24年放送の大河ドラマ『光る君へ』の主演が決定している。※『anan』2023年1月25日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・金 順華ヘア&メイク・竹下フミインタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2023年01月22日吉高由里子と北村匠海が共演、恋愛ドラマの名手・大石静脚本によるピュアラブストーリー「星降る夜に」の挿入歌を、韓国発・次世代グローバルグループ「NCT」のドヨンが担当することが決定。コメントが到着した。のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高さん)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(北村さん)。命の“はじまり”と“終わり”をつかさどる対照的な2人が、星降る夜の出会いを機に、世の中のさまざまな既成概念を鮮やかに飛び越えながら運命の恋を育んでいく。その挿入歌を担当するのは、「NCT」のメンバーとして活躍するドヨン。今回、日本のドラマの挿入歌を初めて担当し、「星降る夜に」の世界と見事にシンクロしたラブソング「Cry」を日本語でしっとりと歌い上げ、国境を越えてドラマにこの上ない美しさと癒しをもたらす。ドヨンは抜群のパフォーマンスと表現力、ハイセンスな楽曲が光る「NCT 127」や「NCT U」のメンバーとして活動する一方、ソロでも「リッチマン」や自身の主演ドラマ「深夜カフェ」のほか、「ノクドゥ伝~花に降る月明り~」「ユミの細胞たち」「サウンドトラック#1」など、数々の韓国ドラマのOST(Original Sound Track)を担当。NCTの中でも切ない歌声と表現力で、人々を魅了してきた。そんなドヨンが歌う挿入歌「Cry」は、穏やかで流麗なピアノ旋律と、ヴァイオリ ン・ヴィオラ・チェロが織りなすストリングスが調和、力強くも感傷的なドヨンのボーカルが運命的に引かれていく想いを表現した歌詞に深みを与えるバラードナンバー。星空の下でピュアな愛を歌うドヨンの、そっと寄り添うような温かみと透明感に満ちた歌唱が堪能できる。「NCT」ドヨンこの珠玉のラブソングに、ドヨン自身も心を揺さぶられたそうで「歌詞にある『泣き笑い』は僕個人としても、すごく共感できるシチュエーションですし、たくさんの方に届けたいラブソングになっています。歌い方も、その思いを表現できるようにいろいろと工夫しました」と、真摯な思いをコメント。「曲がすごく素敵」という「Cry」が「ドラマに彩りを添えられるように一生懸命レコーディングに臨みました。この曲が自分の曲になったことが、とてもうれしいです」と言い、「実は、『NCT』のメンバーにはまだ、『星降る夜に』の挿入歌を担当することを伝えてないんです。完成したときに伝えようと思っています(笑)」と明かした。日本語の発音にも徹底的にこだわるなど、長い時間をかけてレコーディングに臨んだというドヨン。「美しいメロディーに、歌詞も詩のようで、ドラマの内容が気になる歌詞だと思います」と語り、「週に1回、皆さんの癒しになったらいいな、と思っています」と声を弾ませていた。「星降る夜に」は1月17日より毎週火曜21時~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2023年01月07日女優の吉高由里子が出演する、三井住友銀行の新プロモーション動画「吉高由里子Green支店長と1年間の活動を振り返る!」が5日、公開された。昨年11月30日に行われた「SMBC Greenプロジェクト」の1年間の成果を振り返る成果報告会の様子と、奈良・天川村植樹式の様子をまとめた同ムービー。成果報告会では、1年間のWeb通帳の口座増加数が「約74万」件であったことを発表。同社の山下剛史氏が「紙通帳1冊の厚みは0.3cmなので、積み上げると全部で約2,200mの高さになります。これは、吉高支店長1,400人分くらいの高さですね」と話すと、吉高は驚いた表情を見せ、「それだけ環境に貢献したという事で、素晴らしいことだと思います」とコメントした。また、同社キャラクター・ミドすけが登場すると、1年ぶりの再会となった吉高は「久しぶりミドすけ~、ちょっと大きくなった(笑)?」と話しかけるなど、和気あいあいとした雰囲気で報告会は進行。フォトセッションでも、カメラマンから笑顔を求められると、「「(ミドすけ)笑っている?」とイジるなど仲の良い姿を見せた。■吉高由里子インタビュー――周りの方はWeb通帳派?、紙通帳派?どちらもいらっしゃいますが、Webに切り替える方が増えてきたと感じます。私の一番近くでいうとマネージャーさんもWeb通帳派ですね。書き込まなくてもデータですぐに見たい時に見れるのがいいですよね。あと、お仕事や会社で作った口座とかであれば、皆で共有しながら使うことも多いのかなと思います。――自身で行っているエコを意識した活動などはありますか?日々の事で言うと、スーパーとかコンビニとかに行く時にはエコバックを持っていくようにしています。ずっと使っているうちに愛着も湧いてきました。あとは、水筒も愛用しています。以前共演した俳優さんに水筒をプレゼントしていただいて。飲み物が冷たいままだったり温かいままだったりするので、とても便利だなと思って使わせていただいてます。――本日、“Greenプロジェクト支店長”として1年間の成果と植樹の取り組みを発表いただきました。改めてこのプロジェクトに対しての吉高さんのお気持ち、今後に向けてのコメントをいただけますでしょうか。銀行という生活に欠かせないインフラにおいて、未来のために一つひとつできることをやっていくことが大事だと思っています。今回のプロジェクトは三井住友銀行のイメージカラーも緑ということもあり、木を植えていく、環境問題に挑戦していることは本当に素敵な事だなと感じています。だからこそ、紙通帳からWeb通帳に変えていくのも、その一環だと思っていて、ぜひ皆さんに知っていただきたいですし、移行していただける人がどんどん増えていったらこの環境も大きな一歩というか、未来に繋がっていくんじゃないかなと思いました。――Green(自然)に触れたりする機会はありますか。都内では積極的に自然のある場所に行くことはないんですけど、最近ゴルフをするようになりまして。本来は撮影がない休みの日とかは、ずっと寝ていたいタイプだったんですけど、早起きしてゴルフ場に行って、広い空間を一組ずつ回るというのはすごい贅沢な環境なんだと、Greenって気持ち良いなと感じました。息を深く吸って吐くというのが撮影中はあまりないので、そういう風景も心のリフレッシュですし、頭もリラックスできる環境だなと思いました。――年始の過ごし方の予定を教えてください(撮影日は2022年11月)。ドラマの撮影が年末もギリギリまで撮っているので、朝早いスケジュールから開放されたお正月の年始は寝正月をしているんじゃないかなと思います。あとは、毎年実家ではおせち料理というより吉高家は鍋をする習慣がありまして、きっと鍋を食べているかもしれないですね。――2022年を振り返って印象的だった出来事や、それを受けて2023年チャレンジしたいこと、抱負など教えてください。ドラマで演じている役がキャンプが好きな役なんですけど、キャンプして、ネオンの光ではない自然の光の夜景を楽しむのはすごく気持ち良い事なんだろうと思って。そういうのを趣味にできたらなんかおしゃれというか、自分の生活が広がりそうだなと感じますね。新しいものに触れることは新鮮でいいなと思うので、新鮮さを忘れることなく、色々なことにチャレンジしたいなと思っています。2020年からずっと世界が止まっているような感覚があったんですけど、Web通帳に切り替えた人の数を見てもそうですけど、それでも動き続けている所はあるんだなと思って、今日改めてびっくりしましたね。だから、止まっているように見せかけている時代に置いていかれないように、自分からも色々と発信していけたらいいなと思いますし、未来が楽しみになるような世界が待っててくれたらいいなって思います。――これまで印象的だったお正月は何かありますか。年越しをアメリカのニューヨークでしたことがありまして、その時の大騒ぎっぷりというのはびっくりして、地面が揺れちゃうんじゃないかというくらい大興奮しているカウントダウンを目の当たりにして、自分を開放する、表現するという文化の違いを感じました。こっちもバクバクするくらいの風景でしたね。街も人のテンションもそうですし、またああいう色んな世界が見れたらいいな、という気持ちがあります。その時はどさくさに紛れて、私もかなり盛り上がっていたと思います(笑)。
2023年01月05日吉高由里子×北村匠海が共演し、恋愛ドラマの名手・大石静脚本で贈る新ドラマ「星降る夜に」のメインビジュアルが完成した。本作は、のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高さん)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(北村さん)、命の“はじまり”と“終わり”をつかさどる“対照的な2人”が星降る夜の出会いを機に、世の中のさまざまな既成概念を鮮やかに飛び越えながら“運命の恋”を育んでいく。「人は恋で生まれ変わる」星明かりに包まれたメインビジュアル!愛おしさ溢れる笑顔の鈴&一星は、最終話を暗示かこの度解禁されたメインビジュアルでは、星がキラキラと舞い降りる部屋の中、星明かりをイメージしたピュアホワイトの部屋着を身にまとい、安心感に満ちた笑顔で寄り添う鈴&一星の姿が。一星に頭をなでられ、柔らかい表情を浮かべる鈴――傍らに添えられているのは「人は恋で生まれ変わる。教えてくれたのは、10歳下のあなたでした」というキャッチコピー。このまぶしくて愛おしい2人の姿が印象的なメインビジュアルを制作したのは、クリエイティブディレクター・藤野良太氏(storyboard)を中心としたクリエイティブチーム。「『星降る夜に』の台本を読ませていただき、胸がときめくだけではなく、ドラマを見た視聴者の心に変化を及ぼす力を持った素晴らしい作品だと思いました」という藤野氏。そのファーストインプレッションを起点に、「物語に込められたメッセージをどのようにコピーに落とし込み、ビジュアルで伝えるか長い時間をかけてチームで話し合った」のだとか。デザインを担当した今井祐介氏も「『星降る夜に』というタイトルであえて夜にしませんでした。二人の表情や仕草、そこに添える言葉。台本や制作の想いなどをもとに、チームでたくさん話し合い進めていきました」と、こだわりを明かした。「『ラブストーリーって素晴らしい』と心から思えるドラマに出会えそうな予感を込めたつもりです。吉高由里子さんと北村匠海さんの新たな魅力を見ることができる本作品を、私自身心から楽しみにしています」(藤野氏)、「素敵なラブストーリーがはじまる、そんなきっかけになれたらと思っています」(今井氏)と語るクリエイティブチームが、あふれる創造力と愛を注いで制作したメインビジュアル。『星降る夜に』のすべてが詰まった1枚となっている。「星降る夜に」は2023年1月17日より毎週火曜日21時~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年12月24日肌やノドが乾燥しやすい時期は、加湿器が活躍。美容や健康のため、部屋の湿度を調節する時に役立ちます。俳優の吉高由里子さんも、自宅で加湿器を使用しているのですが、ある朝、大変な事態が発生したとのこと!アラームで目覚め、スマホの画面に触ると、なぜか濡れていることに吉高さんは驚きました。改めて確認すると、自分の顔や髪だけでなく、部屋の壁や天井まで水気でビッショリ。就寝中に、加熱式の加湿器がフル稼働していたのか湿度が91%もあり、部屋がサウナのような状態になっていたのです…。「うわぁぁあ」とあわてた吉高さんは、急いで手が届く範囲を拭いた後、離れた場所にはタオルを投げて、なんとか水気を吸収させようとしたのでした。アラームで起きた朝…加湿器が本気をだしたんだろうね…の画面が濡れてて顔も髪も湿ってて電気つけたら壁や天井が結露だらけで湿度計みたら91%加熱式なもんでもうほぼサウナ♀️うわぁぁあってなっていっそいで拭いて届かない所にはタオルをえっさえっさ投げまくったそんな朝でした♀️笑— 吉高由里子 (@ystk_yrk) November 30, 2022 吉高さんの朝の大事件に、ファンは大笑い!また、同じような体験をした人からは、共感のコメントが寄せられました。・笑った。朝からお疲れ様です!・相当なパワーの加湿器。・吉高さんが、あわてている姿を想像したらかわいかった。・私も、目覚めたら霧の中だったことがありますね…。・修学旅行先のホテルで同じ経験あり。肌やノドが潤うのは嬉しいことですが、部屋の湿度があまり高くなると、カビが発生するかもしれません。くれぐれも、加湿器の調節を間違えないようにしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年12月02日大石静脚本の大人のピュアラブストーリー「星降る夜に」より、吉高由里子、北村匠海、ディーン・フジオカが3人揃って初集合したビジュアルが完成した。本作は、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高さん)と、音のない世界で自由に生きる遺品整理士・柊一星(北村さん)が、星降る夜の出会いを機に、世の中の様々な固定概念を鮮やかに飛び越えながら、運命の恋を育んでいく物語。さらに、心優しきポンコツ天然新人ドクター・佐々木深夜(ディーンさん)も登場し、恋はまさかのトライアングルラブに発展――なんて予感もはらんだドキドキの恋模様が繰り広げられる。“星降る夜から始まる大人のピュアラブストーリー”ということで、公開されたビジュアルは、星明かりをイメージした柔らかな光に包まれながら、ピュアホワイトの衣装をまとい、美しくも穏やかな表情で寄り添う3人が写し出されている。クランクインを目前に控えた主演の吉高さんは、「また大石さんと一緒にドラマができるということで、すごく安心感を覚えると同時に、もうドキドキです! 今回の脚本も最初からパワフルで情熱的、そして言葉も描写もダイレクト。クスッと笑える部分もあるし、ただの胸キュンだけではない心癒されるヒューマンドラマでもある。どんなラブストーリーになっていくのか楽しみです」と、はにかみつつも胸を高鳴らせる。北村さんも「最近はヤンキーの役が続いていたので、戦ってばかりだったんです(笑)。だから、こうやって血や泥をすべて拭って、直球ラブストーリーに参加できることがすごく楽しみでした」と笑顔。2人の恋は、星降る夜、不意のキスからスタート。さらにドラマ内では、情熱的なキスシーンが多々描かれるということで、「私はこれまでお仕事ドラマが多くて、こういった直球ラブストーリーにはあまり出演したことがないので、『とにかくしがみついて行かないと!こちらも挑戦させていただきます!』という心境」(吉高さん)、「吉高さんは、学生時代に『蛇にピアス』を見てから憧れの女優さんでもあったので、今回共演することができて、夢がかなったような気持ちです。なのでキスシーンは…僕は今からドキドキしています!(笑)」(北村さん)と心境を明かす。一方、トライアングルラブについて吉高さんは「一口にラブと言っても、心の通わせ方や寄り添い方って本当に人それぞれ違う!3人の関係性を通して、どんなラブが表現されていくのかなって、そこも楽しみです」とワクワクしている様子。今作のディーンさんは、ポンコツぶりにも注目で、「一言で言うと『ゆるキャラ』(笑)。そこを目指して頑張ります。こけておしっこかかっちゃうシーンは、アクションシーンだと思って挑もうかと(笑)」と、茶目っ気たっぷりに意気込む。「危険なビーナス」で共演し、ちょくちょく会う間柄だという吉高さんによると、「実はみんながイジらないだけで、おディーンはすっごい天然」だそうで、「私はおディーンと目が合うだけでツボに入って笑っちゃう時があったので、今回も大変。現場でおディーンのポンコツ芝居を見たら私、もう笑い袋みたいになっちゃう(笑)」と語っている。「星降る夜に」は2023年1月、毎週火曜日21時~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年11月29日吉高由里子主演×作・大石静による2024年大河ドラマ「光る君へ」の新たなキャストとして、柄本佑が藤原道長役で出演することが明らかになった。本作は、平安中期にのちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生み出した、紫式部の人生を描く物語。吉高さんとは「知らなくていいコト」で共演し話題となり、大河ドラマは「風林火山」「いだてん~東京オリムピック噺~」に続き3回目となる柄本さんが演じるのは、紫式部生涯のソウルメイト・藤原道長。兄の道隆、道兼の陰で、一見目立たないがどこか光るもののある青年貴族に成長し、やがて若くして政権の中心に躍り出ることに。娘たちを次々と天皇の后とし、続く代々の天皇の外戚となることで、頂点に上りつめていく。まひろ(紫式部)とは、幼いころに出会い、のちに「源氏物語」の執筆をバックアップ。互いの人生の輝き、喜び、そして苦しみをつぶさに見つめあうことになる。大石さんは「道長の女の心も男の心も惹きつける魅力を、柄本さんがどんなふうに表現してくれるか、楽しみでなりません」と期待し、「紫式部と藤原道長はツインソウルで、宿命のふたりです。ネタバレになってしまうので中身は内緒ですけど、希代の政治家・道長の唯一の弱点は、まひろ(紫式部)でした。彼女のこととなると、思わず軸がぶれてしまう生身の道長。そのあたりもスリリングに切なく、吉高さんと柄本さんに演じてもらいたいと思っています。最高のカップル、どうぞご期待ください」とコメントしている。大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月、NHKにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年11月08日2021年10月期にTBS金曜ドラマ枠で放送した吉高由里子主演「最愛」が、「東京ドラマアウォード2022」作品賞 連続ドラマ部門グランプリに選出。さらに主人公・真田梨央を演じた吉高さんが主演女優賞、演出賞を塚原あゆ子が受賞した。「東京ドラマアウォード」は、作品の質の高さはもちろん、海外発信も見据え“市場性”“商業性”を重視し、“世界に見せたい日本のドラマ”というコンセプトのもと2008年に創設。今年で15回目を迎えた。今回は昨年7月から今年6月までに放送されたドラマの中から、日本映画テレビプロデューサー協会および、新聞、テレビ誌各社のドラマ担当、テレビ各局のプロデューサーによって選考された。グランプリを受賞した「最愛」は、殺人事件の重要参考人となった女性実業家・真田梨央(吉高さん)と、梨央の初恋の相手であり事件の真相を追う刑事(松下洸平)、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士(井浦新)の3人を中心に展開するサスペンスラブストーリー。吉高由里子「こんなに反響の大きかったドラマはなかった」受賞にあたり、「これまでにこんなに反響の大きかったドラマはなかったです」と吉高さん。「たくさんのドラマ賞もいただけて、授賞式でスタッフの皆さまと再会できることがすごくうれしくて。受賞するたびに『最愛』というドラマが生きて、いろんな人に出会っているような気がしています。オールロケでの撮影で、いろんな場所へ行って、まるで旅のようなドラマでした。大変だった分、自分の中で残っているものが大きいです。放送が終わって約1年経ちますが、今もなお『最愛』が広まっていることに感謝しています」とコメント。また、塚原さんは「ミステリーとラブストーリーのバランスを大切にしていたので、どちらに興味を持っていただいても最後まで愛されるようにいい塩梅を探っていました」と明かす。「展開が何度か大きく動くところがあったので、時間配分は脚本家、プロデューサーとも何度も相談しました。キャストもみんなで支えあって、お互い切磋琢磨して芝居をぶつけあっていたので、主演の吉高さん含めみんなのびのびやってくれたと思います」と話した。そして作品賞を代表し、新井順子プロデューサーは「このチームで約10年やってきていて、これまでは原作があったのですが、今回はオリジナル作品に挑戦してみたいと思って臨んだ作品です。今まで培ってきた経験と脚本家さんの力、監督の熱量があってこそ、10話楽しんでいただけたと思います」とふり返ってコメントした。(text:cinemacafe.net)
2022年10月25日吉高由里子が産婦人科医役で主演する、大石静脚本の1月期新ドラマ「星降る夜に」に、ディーン・フジオカが出演することが明らかになった。本作は、のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高さん)と、音のない世界で自由に生きる遺品整理士・柊一星(北村匠海)が、星降る夜の出会いを機に、運命の恋を育んでいく至高のヒューマンラブストーリー。今回、出演が明らかになったディーンさんが演じるのは、45歳で医師になった異色の新人産婦人科医・佐々木深夜。鈴が勤める「マロニエ産婦人科医院」で働く彼は、廊下を走って人にぶつかり尿コップをひっくり返したり、新生児に赤ちゃん言葉で話しかけて周りからキモがられ、ちょっと面白いことを言おうとすれば完全にスベって周りにイラつかれたりと、絶妙な間の悪さと衝撃的ポンコツ味を帯びている、ちょっと残念な男。一方で、恋愛模様においては新たな刺客になる。時々妙に強引で子どもっぽいけれど、どうにも目を逸らすことのできない輝きを放つ10歳下の一星と、どこまでも優しい10歳上の深夜という2人の男性にはさまれ、鈴の心はどんな揺らぎを見せていくのか。さらに、深夜のもうひとつの顔にも注目。“45歳の新人医師”という変わった設定の裏には、鈴にもまつわる悲しい秘密が。深夜の秘密は、物語にさらなる深みをもたらす。脚本を担当する大石さんは、今回のディーンさんの役柄に「今までとは違う表情が見られるのではないかと楽しみにしています」と話し、「鈴と、音のない世界を生きる一星との関係も、これまでの恋愛ドラマには類を見ない常識を超えた人間関係を描いておりますので、ご期待下さい」とメッセージを寄せている。「星降る夜に」は2023年1月、毎週火曜日21時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2022年10月06日2023年1月に放送開始予定の新テレビドラマ『星降る夜に』(テレビ朝日系)で、俳優の吉高由里子さんが主演を務めることが発表されました。テレビ朝日 新ドラマ「 #星降る夜に 」公式アカウントです #吉高由里子 × #北村匠海 笑顔を忘れ孤独に生きる産婦人科医と音のない世界で自由に生きる遺品整理士。恋愛ドラマの名手 #大石静 が紡ぐ命のはじまりと終わりを司る2人の10歳差ピュアラブストーリー2023年1月 火曜よる9時〜放送❄️ pic.twitter.com/g3OxGnAjfD — 【公式】「星降る夜に」2023年1月スタートテレビ朝日火曜9時ドラマ (@Hoshifuru_ex) July 22, 2022 吉高さんがテレビ朝日系の連続ドラマで主演を務めるのは今回が初。新たな命の誕生という輝かしい瞬間に真摯に手を差し伸べる産婦人科医として働く一方、窮屈で息苦しい社会の中で心がすり減り、孤独を抱える、主人公・雪宮鈴を演じます。また、同作で吉高さんの相手役となる、『音のない世界で生きる』遺品整理士・柊一星を演じるのは、北村匠海さん。命のはじまりと終わりという対照的な職に就き、性格も抱えるものも正反対な10歳差の2人が織りなすラブストーリーです。吉高由里子「怯えています」吉高さんは今回の主演抜擢にあたり、「怯えています」と正直な思いをつづっています。皆さま♀️昨日申し上げましたお知らせです☺️2023年の1月期テレビ朝日さんで初めて連ドラやらせて頂きますお仕事ドラマ寄りばかりでしたがラブストーリー寄りなドラマになりそうで怯えています大石さん手加減してくれるかしら綺麗な星いっぱい観れるかなぁひとまず猫練習だなぁ pic.twitter.com/2mZuQEx3T5 — 吉高由里子 (@ystk_yrk) July 23, 2022 2021年に放送されたテレビドラマ『最愛』での名演が記憶に新しい吉高さん。今回の『星降る夜に』で、主人公の繊細な一面をどのように表現してくれるのか期待がかかります。テレビドラマ『星降る夜に』は、2023年1月、火曜夜9時に放送開始予定です。[文・構成/grape編集部]
2022年07月23日吉高由里子が主演する新ドラマ「星降る夜に」が、来年1月期に放送決定。“恋愛ドラマの名手”大石静が瑞々しく描く、年下の彼とのピュア・ラブストーリーで、北村匠海と恋に落ちる。なんだか息苦しい毎日の中、本音を暗闇の中に押し込めて生きる《彼女》の前に突如現れ、ちょっと強引な性格と不意のキスでまばゆい光をもたらしてくれたのは…どこまでも自由に生きる《10歳下の彼》だった――。テレビ朝日の火曜よる9時に新ドラマ枠が誕生。全ての世代が楽しめる上質なドラマを届ける同枠で放送される本作は、「大恋愛~僕を忘れる君と」「あのときキスしておけば」など、これまで珠玉のラブストーリーをいくつも生み出してきた大石さん完全オリジナル作品となる、胸躍る10歳下の彼との大人のピュアラブストーリー。のどかな海街の病院で働く産婦人科医・雪宮鈴と、遺品整理士として働く柊一星という、命のはじまりと命の終わりをつかさどる2人が、ひたむきな恋愛を育んでいく。大石さんが脚本を手掛ける、2024年放送の大河ドラマ「光る君へ」で主演することも決定している吉高さんが今作で演じるのは、産婦人科医・雪宮鈴。新たな命の誕生という輝かしい瞬間に真摯に手を差し伸べる一方、窮屈で息苦しい社会の中で心がすり減り、誰に弱音をはくこともできない孤独な女性だ。相手役には、『君の膵臓をたべたい』や『東京リベンジャーズ』に出演した北村さん。息抜きのためソロキャンプへ出かけ、星空を見上げる鈴の前に現れ、いきなりキスをする、音のない世界を生きる遺品整理士・柊一星を演じる。そしてこの出会いは、やがてお互いにとってかけがえのない運命の出会いとなることに。大石さんは2人について「吉高由里子さんとは2度目の連ドラで、この先、大河ドラマもご一緒する予定ですが、彼女は美貌で華やかなだけでなく、孤独な心を胸にしみるリアリズムで表現できる稀有なる女優さんです。この閉塞した時代を生きる“出来る女の孤独”を、今回もしみじみと表現してくれると思います。平安時代に行くとしばらく戻って来られませんので、吉高さんの才能と素敵さを現代劇で思いっきり味わっていただきたいと思いながら書いています。北村匠海さんとは初めての仕事ですが、『君の膵臓をたべたい』で彼を知った時の衝撃は忘れられません。色っぽさと透明感が同居していて、シビレました。あの映画の頃よりずっと大人になった北村さんが、今回、強気でわがままで、一直線で、既成の価値観を軽々と越えて行く聾の青年を、どのように演じてくれるのか、楽しみにしています」とコメントを寄せている。また、メイン監督は「にじいろカルテ」の深川栄洋。「おっさんずラブ」シリーズの山本大輔も監督として参加。劇中音楽は、「監察医 朝顔」シリーズや「MIU404」などを手掛けた得田真裕が担当と、気鋭スタッフの才能が随所で光る。「星降る夜に」は2023年1月より、毎週火曜日21時~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年07月23日女優の吉高由里子、お笑いコンビ・ニッチェの江上敬子と近藤くみこが出演する、J:COMの新CM「お泊り」編が、16日より放送される。新CMは、ニッチェの2人が吉高の家に遊びに行き、3人でディズニープラスの作品を鑑賞するストーリー。ニッチェの2人が感情を爆発させる様子に、吉高は困惑した表情を浮かべる。最後にはテレビから離れられない江上と近藤が「今日泊ってもいい?」「お願い!」と懇願するも、吉高は「もう7泊目だよ!」とツッコミを入れる。今回のCMが初共演となるニッチェと吉高だったが、撮影が進むとすぐに打ち解けた様子。合間には3人で身を寄せ合いながら、スタッフと雑談する場面も見られた。■吉高由里子・ニッチェ インタビュー――CM撮影の感想をお聞かせください。吉高:(ニッチェさんとは)初対面なんです。(共演が)今までかすりもしなくて、本当に初めましてになるんですけど、すごく楽しい時間を過ごさせてもらいました。江上:そんなに初共演を強調しないでいいですよ(笑)。――お互いの印象はどうでしたか?江上:(吉高さんは)もう大女優ですよ。いつもドラマで拝見しています。最初ドキドキしたんですけど、撮影前に廊下でお会いしたときに、吉高さんが「いつも見てます」って言ってくれたんです。我々みたいなものに。近藤:事務所の動画で吉高さんのインタビューをたまたま見て、むちゃくちゃ面白い人だと思っていたので、会うのをとても楽しみにしていました。そしたらやはり変な人でしたね(笑)。吉高:ニッチェの2人はバラエティーとかで見ていると本当に仲が良いですね。現場でもお互いを励まし合ったり、アドバイスし合ったりしているのを間近で見て、本当に仲が良いと思いました。――お泊り会でのトークテーマは?吉高:最近本当につらかった仕事の話とかしますね。春菜(ハリセンボン)とかと何が今までつらかったか? などを話します。あと、ロケ弁は何が好きかとか。――最近ハラハラドキドキしたことは?江上:息子がイヤイヤ期で。保育園から家に帰りたくないみたいで。お迎えに行くと、保育園のマンションの入り口で、「お願いだから、頼む!」って子どもを引きずり出しているんですよ。帰るのが嫌みたいで。あまり引きずると泣いてしまい、私がひどい親に見えてしまうので「違いますよー」って顔もしなきゃいけないですね。――最近大号泣したことは?近藤:最近は動画を見て泣くことが多いですね。オーディション番組を見て「よかったねー」って泣いちゃう。江上:育てたりするのが好きなんじゃない? オーディションで人が育っていく感じが。近藤:ちょっとドキュメンタリーチックなのが好きだから、もうそれだけで泣いちゃう。――J:COMならテレビでディズニープラスが楽しめますが、いかがでしたか?吉高:楽しみが増えるというか、リビングで始まるイベントが増えますね。近藤:みんなで大きい画面で見られるのがいいですよね。家族と共有できるのがうれしいです。――お好きなディズニープラスの作品は?江上:私は『モアナと伝説の海』が好きなんです。7回くらい見ましたね。近藤さんが遊びに来てくれたときに、たまたま DVD 借りてて「これすごい良いから見よ」って一緒に見ました。近藤:だって(江上さん)出てたもん。江上:出てないよ。似てる髪質と体形のキャラクターがいるけど。映像美がすごいから大きい画面で見てほしいですね。吉高:歌とかもすごい良いですよね。近藤:私はマーベル作品が大好きです。特にディズニープラス限定のものですね。例えば『ロキ』とか『ホークアイ』とか。入会しなきゃ見られない、映画館じゃ見られないのでお薦めです。吉高:私はPIXARの作品が好きで、『トイ・ストーリー』が好きです。おもちゃの世界に心があると思うと不気味に感じて、「怖い」とか思っていた時期もあったんですけど。この作品を見てから「本当は会話しているのかもしれない」と思うようになってから、おもちゃが怖くなくなりましたね。――CMの見どころを教えてください。近藤:まさか初対面と思えないくらい、楽しい雰囲気の映像になっています。江上:まさか初対面と思えないくらい、体を密着させ、その状態で何テイクも撮ったという。それがあってより仲良くなった感じはありますね。その3人の密着感、仲良し感をぜひ見ていただきたいですね。吉高:初めてマイホームに呼んだお客さんです。ワイワイとやって。江上さんは人の家にあがるということで、足の裏の角質ケアまでしてくれて。江上:(足の裏を見せながら)きれいにしてきました。人の家にあがるということで。吉高:すごいですよ。このやる気。3人で楽しく過ごしている8日間という設定です。皆さまも作品に浸っていただけるような、夏になればと思います。夏休みを満喫してください。ありがとうございました。
2022年07月13日女優の吉高由里子が出演する、江崎グリコ・アイスの実の新WEB動画「パッと晴れ」編ほか2本が、20日より公開される。デスクワークにいそしんでいる場面や、自宅のリビングでテレビを見ながらドキドキしている場面など、リフレッシュしたいという気持ちが湧き上がる様子を描写した新WEB動画。「パッと晴れ」編、「パッと晴れ ソーダ」編では、同商品を食べた吉高が「パッと晴れ」な気分を全身で表現する。人さし指を伸ばして話すシーンでは、指の角度や位置を入念に確認するなど演技へのこだわりを見せながら、「指真っすぐに、動かさないようにしますね」とスタッフに話しかけて現場を和ませた吉高。イスを使って宙に浮くシーンはリラックスした姿勢ということもあってか、「笑顔で」という要望に対して「じゃあ口元も(ワイヤーで)つりましょうか(笑)?」とジョークで返し、笑いを誘っていた。■吉高由里子インタビュー――撮影を終えた感想をお聞かせください。今回は今までと違ってCGを多く使ったものだったり、ワイヤーで浮く描写だったり……自分でも出来上がりがまだ想像ができないので、すごく楽しみにしています。原色(の衣装)を全身にまとうことはなかなかないので、このポップな世界観に合っている感じがしました。――CMキャラクター就任5年目ですが、アイスの実でイチオシのフレーバーを教えてください。年々、濃くなっていってるような感じがして……。味の濃さがすごく際立っていると思うんです。子どもの頃から果物では巨峰が好きなので、今日もグレープ味をたくさん、おいしく1袋、いただきました(笑)。期間限定だと、(白い)カフェオレとかすごく好きですね。見つけたら買っています。――進化し続けるアイスの実ですが、5年間で吉高さんが進化したことはありますか?何も変わらない。5年ってびっくりですよね。――仕事に行き詰まってリフレッシュする設定でしたが、吉高さんのリフレッシュ方法を教えてください。次の日が休みとか、ゆっくりできる日の予定を考えることとか、おいしいレストランに行きたいと考えるのが、リフレッシュというか仕事をするモチベーションになってます。楽しみにしている予定がある日を待つこともすごくワクワクするイベントで、ストレス発散になってるんだと思います。たぶん、忙しいことを体が知ってるから、“休みの日のぜいたく”に至福を感じて満喫してます。ずっと前から楽しみにする予定も好きだし、何かにとらわれないぜいたくな(休日の)使い方とかも好きです。“何もしないぜいたく”って、一日中寝てるのも好きです。――今回の動画はデスクワーク中の設定でしたが、吉高さんが集中するのはどんな時ですか?人よりも本を読むのが遅いんです。台本とか頂いた時は全部遮断して、携帯とかテレビとかもおいて集中します。あとテレビゲームとかになると……もう、周りのしゃべってる声が聞こえないぐらい自分一人で集中できます。
2022年06月20日眞島秀和、吉高由里子、秋山菜津子らが出演する岩松了の新作 M&Oplaysプロデュース『クランク・イン!』が10月7日(金)~30日(日)東京・本多劇場、その後静岡、大阪、愛知にて上演されることが決定した。日本のチェーホフと呼ばれ、人間の内部で無意識に動く感情を説明的なせりふを排し、物語の核を隠しながらもリアルに生々しく描き出すことに定評のある劇作家であり演出家、岩松了。その新作となる本作は、ある映画監督の妻と、その監督の愛人であった女優という、かつてひとりの男をめぐって憎みあったふたりが、時を経て共感とも友情ともとれる感情を抱いていく様を、ダイアローグのような朗読劇のような、モノローグで築かれる回想ドラマとして描き評判を呼んだ2020年上演の『そして春になった』を下敷きに、映画製作の現場で繰り広げる、ある新人女優の死をめぐる映画監督と女優たちの愛憎と葛藤を悲喜劇として描くという。女たちに追いつめられる映画監督で、本作唯一の男性出演者には、確かな演技力でシリアスからコメディまで多彩に演じ分ける眞島秀和が岩松作品に初参加。強烈な存在感を放つ女優ジュンには、役柄同様に数多くの映像作品で様々な表情を魅せる、こちらも岩松作品初参加の吉高由里子。ジュンの存在に追い込まれていく主演女優には、これまで数多くの演劇賞を受賞してきたベテラン秋山菜津子。さらに、伊勢志摩、富山えり子、石橋穂乃香と個性派キャストが結集した。<あらすじ>ひとりの新人女優・堀美晴が亡くなった。そのために暗礁に乗り上げていた映画の製作が、全員の「この映画を完成させなければ!」という思いで、クランクインの時を迎えた。堀美晴の葬儀は撮影所内でごく内々にすませられた。監督の別荘の湖に溺れて死んだ事故となっていたが、真相はよくわからないままだったのだ。事故ということになっていたが、彼女が事故当時もっていたはずのお気に入りだったポシェットが見つからないことなど、本当に事故なのか、あやふやな状況だった。しかし、映画を完成させるために、動き出さなければならない。そんな状況下での撮影だったため、監督・並木顕之(眞島秀和)の殺気だった緊張感に満ちた指揮ぶりは常軌を逸していると言ってもよかったろう。今や飛ぶ鳥を落とす勢いの主演女優・羽田香織(秋山菜津子)にも容赦ないダメ出しが飛ぶ。そんな中、プロデューサーの紹介でそれなりの役に抜擢された女優ジュン(吉高由里子)が徐々に存在感を増してくる。撮影のために世間から隔絶された場所で、主演女優、マネージャー(富山えり子)、ベテラン女優(伊勢志摩)、若手女優(石橋穂乃香)、それぞれの思惑と、監督への愛憎が次第に彼を追い詰めてゆく――。堀美晴は殺されたのか、だとしたら誰が彼女を殺したのか、、、映画の現場は次第に混沌としていき、そしてやがて悲劇的な結末を迎える―――。「演劇を見たことがない人にも楽しんでもらえると思います」【岩松了(作・演出)コメント】2020年の12月に上演した『そして春になった』という女性の二人芝居をベースに、男性一人が女性に囲まれるという構成で、映画の撮影現場を舞台にその後の物語を作りたいと思いました。眞島さんは予定していた別の作品がコロナ禍で中止になってしまったので、作品作りを実現したかった。これまでしっかりと仕事をこなして、厚みがある役者さんなので、この役は眞島さんに合うと思ってお願いしました。吉高さんは、デビューしたばかりの頃にドラマで共演しているのですが、その時の印象が強く、いつか自分の作品に出て欲しいと思っていました。男気がありそうで、稽古が楽しみですね。秋山さんはとても信頼している役者さんで、今回は意地悪な役をやってもらいたいと思っています。またご一緒したいと思いながら、15年ぶりになってしまいました。今回は、ちょっと変わった美術を考えていて、演劇を見たことがない人にも楽しんでもらえると思います。とにかく見に来てほしいですね。【眞島秀和コメント】久しぶりに舞台に立てるという喜びと不安、そして楽しみだなぁという気持ちが同時進行しております。岩松さんとは俳優として何度も共演させていただいていますが、演出と演者という立場になった時にどうなるのか、これもやはりワクワクする気持ちと、ビビり倒している気持ちが同時進行しております。久しぶりに本多劇場に立てることが決まりました。見応えのある作品をお届けします!よろしくお願い致します!!【吉高由里子コメント】舞台は3回目の挑戦になります。出演が決まった時も今も、まだ手元に本がないので少し先の未来を想像する日々を、ソワソワしながら過ごしています。どんな世界が見えるのか、どんな感情が揺さぶられるのか。まるで部活動のように毎日顔を合わせて、一から作品を作り上げていく時間がスタッフさんと共演者さんとどんな仲間になっていき、そこにはどんな日々が待ち構えているのか……。不安もたくさんありますが、皆さんと一緒に楽しい日々と学ぶ日々を満喫したいなと思います。よろしくお願いします。【秋山菜津子コメント】岩松作品に呼んでいただくのは、2007年の「死ぬまでの短い時間」以来15年ぶりです。その間、岩松さんとは別作品の舞台で共演させていただいたり、劇場でばったりお会いすることもあり、そんなに時間が経っていたとは思いませんでした。もちろん、今回は出演が決まり、とても嬉しかったです。岩松作品の魅力は、私などが簡単には語ることはできませんので、独特の空気感をどうか劇場で皆さんに感じていただければと思います。この共演者、スタッフの皆さんとどのような作品になるのか、楽しみにしていて下さい!<公演概要>M&Oplaysプロデュース『クランク・イン!』作・演出:岩松了出演:眞島秀和、吉高由里子、伊勢志摩、富山えり子、石橋穂乃香、秋山菜津子主催・製作:(株)M&Oplays2022年10月7日(金)~2022年10月30日(日)会場:東京・本多劇場ほか、静岡、大阪、愛知公演ありお問合せ:(株)M&OplaysTEL:03-6427-9486(平日11:00~15:00)
2022年05月13日吉高由里子が、NHK大河ドラマ第63作目となる「光る君へ」に主演することが決定。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書きあげた紫式部を演じる。2024年の大河ドラマは平安中期に、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生み出した、紫式部の人生を描く。武家台頭の時代を目前に、華やかにひらいた平安文化の花。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生に挑戦する大河ドラマ。平安時代といえば、十二単姿の女性が長い髪をひいて伏している絵が印象的。その優雅さはともかく、実は平安はアクティブな時代。男は仕事先や寺社、はては野山まで馬で馳せ、女も自分の財産を持ち、家事のみならず、外に出かけ、宮仕えなどでキャリアを磨く。その生き生きとしたたたずまいは、現代に通じるものさえある。そうはいっても、女性に学問は不要と言われていた時代。主人公の紫式部は、その中で自らの知性と感性、そして努力によって、壮大で精緻な恋愛長編「源氏物語」を書き上げた女性。そんな紫式部の「源氏物語」執筆に欠かせないひとりの男性が、藤原道長。ドラマでは紫式部が生涯心を寄せ、陰に陽に影響しあいながら人生をたどる、いわばパートナーとして登場する。紫式部、藤原道長、そして周りの人々が平安の世に何を思い、懸命に生きていたのか。その心に想いを馳せながら華やかな絵巻を紡いでいく。吉高由里子、鋭い感性を持つ紫式部にそんな本作で主人公の紫式部/まひろを演じるのが、吉高さん。2014年には連続テレビ小説「花子とアン」でヒロインの村岡花子を演じ、ドラマでは「東京タラレバ娘」や「知らなくていいコト」「危険なビーナス」ほか「最愛」も記憶に新しく、大河ドラマへの出演は2008年の「篤姫」以来2回目。平安時代、10世紀後半に京に生を受けた「まひろ」。藤原家の生まれではあるが、父は受領階級で、けっして裕福ではなかった。幼いころ母を失うが、学問をつかさどる父のもとで並外れた文学の才を発揮、想像力と好奇心を育んできたまひろは、考え深く鋭い感性を持つ女性へと成長する。数歳年上の藤原道長とは少女のころに知り合い、惹かれ合うも、身分差に阻まれる。やがてはるかに年上の男性と結婚して娘を授かるも、死別。一人娘を育てながら、のちに「源氏物語」として知られる長編小説を書きはじめる。道長との縁が絶えることは終生なく、彼への愛憎は、まひろの人生をさいなみ、そして花開かせる。「源氏物語」の評判が高まり、まひろは道長の求めで、その長女の中宮・彰子に仕える宮中の女房となる。現代でいえば華やかなキャリアウーマン。一方で、まひろが書きつづる「源氏物語」は、道長のバックアップを受け、天皇や貴族の間で大ベストセラーに。ヒロインの紫の上にちなみ、まひろに「紫」の呼び名が冠されることになる。この物語を紡ぐのは、NHK連続テレビ小説「ふたりっ子」では第15回向田邦子賞と第5回橋田賞、2011年に「セカンドバージン」(NHK)では東京ドラマアウォード脚本賞、21年にNHK放送文化賞を受賞、さらに同年に旭日小綬章を綬章した大石静。これまでの執筆作に連続テレビ小説「オードリー」や、大河ドラマ「功名が辻」ほか、「家売るオンナ」「大恋愛~僕を忘れる君と」「あのときキスしておけば」「和田家の男たち」など多数、「知らなくていいコト」でも吉高さんを主演に迎えている。制作統括・内田ゆき「平安の女性像」に注目「そろそろ女性の主人公がきてもいいのでは?」と考えたという内田氏。そんな中で浮かんできたのが、平安時代、源氏物語」の作者の紫式部だったという。「千年の時を超えて現代語訳や二次創作を生み出し続け、世界20か国以上で翻訳されているこの物語の作者について、わかっていることは多くはありません。しかし彼女について探るうちに、鍵となるモノが二つ。ひとつは、意外にも活動的で男性貴族とも対等に付き合い、政治にさえも大きな役割を果たしていた平安の女性像。もうひとつは最高権力者となった藤原道長と紫式部の『近さ』でした。二人は年代的にも物理的にもいくつもの接点を持っていたのです」と語る。「平安時代の多くの女性の名前は判然としません。紫式部も然りです。そこで私たちは、心に燃えるものを秘めた個性的な主人公に『まひろ』という名をつけました。のちに歴史上もっとも有名な女性の一人となった彼女は、なぜ、この完全無欠な男性を彩る愛の物語を書いたのか。そこに、彼女の人生に欠かせない片割れ、ソウルメイトとして藤原道長が大きく関わっていたのではないか。そして彼女が見聞きした、愛憎と権力が渦巻く宮中での、天皇や貴族たちの生きざまは、どのように物語に取り入れられていったのか。これまでにない挑戦となるドラマには、想像の余地があふれています」と見どころをコメント。「女性の人生と恋愛を描く脚本で、トップを走り続ける大石静さんをお迎えすることができました。そして主人公の紫式部、まひろ役には吉高由里子さん。吉高さんならば、書かずにはいられない女・まひろの情熱と、強くしなやかな生きざまを表現してくださることと、嬉しく、心強く感じております」と、2人のタッグに大きな期待を寄せている。大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月~放送予定、2023年夏クランクイン予定。(text:cinemacafe.net)
2022年05月11日2022年4月4日、一部の週刊誌が、映画監督である園子温(その・しおん)さんに性的関係を迫られたとする女性の証言を複数掲載。サンケイスポーツによると、同月5日、園さんは事務所を通じ「映画監督としての自覚のなさ、周りの方々への配慮のなさを自覚し、今後のあり方を見直したい」と騒動について謝罪文を掲載しました。しかし、掲載された記事については事実と異なる点が多いと主張し、「しかるべき措置をとる」としています。また、同年3月には俳優や映画監督として活躍する榊英雄さんや、俳優の木下ほうかさんの性行為強要疑惑が報じられました。木下さんは、芸能活動の無期限休止や、所属事務所とのマネジメント契約の解消が発表されています。吉高由里子「優越ある地位を利用して…」2006年に、園さんが監督を務めた映画『紀子の食卓』でデビューを果たした、俳優の吉高由里子さん。吉高さんは同作品で『第28回横浜映画祭最優秀新人賞』を獲得しています。そんな吉高さんが、2022年4月6日に自身のTwitterを更新。相次ぐ、芸能界の不祥事を暗に批判するような投稿を行いました。はぁ…なんかそんな件で名前を聞きたくなかった方々が…よくない。優越ある地位を利用して夢に向かう姿を欺くなんて。本当に残念被害者の方は名前を見るだけで深く長く強く苦しむんだから悲しいやそんな世界だと思われてしまう真摯に熱意をもって作ってる方達に失礼です— 吉高由里子 (@ystk_yrk) April 6, 2022 芸能界の第一線で活躍する吉高さんだからこそ、一連の報道を受け、思うところがあったのでしょう。また、「そんな世界だと思われてしまう」「真摯に熱意をもって作っている人々に失礼」という言葉には、吉高さんの業界への想いが感じられますね。この投稿には、さまざまな声が寄せられました。・さまざまな作品に携わって、真摯に制作しているスタッフと関わってきた吉高さんだからこそ、いえる言葉だと思う。・本当にそう思う。夢に向かう人を踏みにじる行為は許せません。・こうして、立場ある吉高さんが勇気をもって発言してくれたことが、誰かの希望の光になるといいな。・芸能界で活躍する人にとって、とても触れにくい話題だと思う。それでも発言せずにはいられなかった、吉高さんの業界への愛を感じます。芸能界だけでなく、すべての業界において、権力を振りかざし誰かを傷付ける人がいなくなることを、多くの人が願っています。[文・構成/grape編集部]
2022年04月07日女優の吉高由里子とお笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の上島竜兵が出演する、J:COM・J:COM NETの新CM「熱湯」編が、20日より放送される。新CMでは、吉高の前にウサギ姿になった上島が登場。上島は、タブレットを手におなじみの熱湯風呂に入り「J:COM NETがサクサクなんて聞いてないよー!」「お風呂でもネットがサクサクなんて聞いてないよー!」と叫びながら暴れだす。最初は驚いた様子だった吉高だが、「ネットと熱湯をかけたんですね!」と冷静にツッコミを入れ、上島をたじろがせる。アニメーションで合成される“上島ウサギ”が、目の前にいるかのようなリアルな演技を披露した吉高。熱湯風呂で暴れるウサギの水しぶきをよけるなど、かわいらしい姿を見せた。一方の上島は、顔出しパネルを使っての演技に挑戦。頬を膨らませたり、照れたり笑ったりと様々な表情で表現した。また、声の収録では、ほっかむりをかぶったまま身振り手振りも交えてセリフを読み上げ、歌のシーンでは楽しそうに歌い、「もう1回やる?」とスタッフに提案する場面もみられた。■吉高由里子インタビュー――CMの見どころをお聞かせください。上島さんといえば熱湯コマーシャルというか、まさしくネットとコマーシャルをかけてるのかなというような、斬新なコラボレーションが見れたなと思って。私も上島さんとはご挨拶はさせていただいたんですけど、一緒に撮影したわけではないので、まだ出来上がりがどういうふうになっているのか、放送される時に初めて私がこの世界観を知るので、それはワクワクしてますね。――お風呂でインターネットを使うことはありますか?お風呂でゲームとか。30分くらいはしてますね。映像見たり、ゲームしたり。せっかくお風呂掃除して沸かしたら、意地でも30分は入りたいっていう。ちょっと貧乏性なところがあるんですよね。――最近「聞いてないよー!」と思ったことはありますか?聞いてないよー……なんだろう。もう事前に言われちゃうので。でも、説明してくれてるのに本当に私聞いてなくて、聞いてないよって。え、言いましたよ!? っていうのはあります。聞いてないよーって言ってはいると思います(笑)。それは私の責任なんで。問題なんで。――お風呂のこだわりはありますか?10年前にいただいた溶岩っていうのかな。いろんな成分が入った石があって、それが半世紀持つんですって、効果が。その石を必ずお風呂沸かすときは入れて、循環良くっていうか、発汗作用とか肩こりとか腰痛とかにも効いてくれるような。――これからの新生活で何がしたいですか?やっとドラマがひと段落したので、どっぷり映画とか、連続ドラマとか、見たいですね。ああいうのは間間じゃなくてドンって見た方がのめり込めるので。ダウンロードをサクサクしていただいて、見たいなっていうふうに思っております。■上島竜兵インタビュー――撮影の感想をお聞かせください。ウサギちゃんなんですよ。ええ。かわいいですよ。俺ってこんなかわいかったっけって。こんなかわいい還暦いませんよほんとに。ジョージ・クルーニーと同い年なんですけど、ジョージ・クルーニーそんなかわいくないですもんね。かっこいいけどね。――顔だけの出演は大変ではなかったですか?監督さんがすごい柔軟に指示してくれたんで大丈夫でした。うちのリーダーと寺門が一緒だったら二人からいろいろダメ出しを食らうんですが、今日はいなかったんで気楽にできました。――CMの見どころは?それは、やっぱり吉高さんでしょ。吉高さんとさっき会ったんですけど、写真も撮っていただいたんですけど、素晴らしい、きれいな方でした。人当たりも良くて。僕初めてお会いしたんですけどね。あとはやっぱり何度も言いますけどウサギになってるんで、芸もちょっとね、出てますので、俺の。CMってなったらね、一つの企業のイメージみたいな、そこに僕のギャグとか、やってることを取り入れていただけるのはすごくうれしいです。もう誇りですね。スタッフの方が打ち合わせの時から、ほっかむりもしてほしいと。で、俺がうれしかったのは鼻毛ね。あのキャラクターのときは鼻毛をちょっと描くんですけど、それもやってくれと、細かいところまで見てくれて、そうやって使ってくれてるんだと思って。――最近「聞いてないよー!」と思ったことはありますか?NHKでこないだ初めて熱湯風呂をやったんですよ。今まで NHK で熱湯風呂ってやらせてもらえなかったんですけど、こないだ初めて解禁になったのか、分からないんですけど、熱湯風呂をやったんですよ。そうしたら、やっぱりやったことなかったんだろうね、熱湯が熱過ぎて。熱湯風呂専門のスタッフで、菊池さんっていう方が昔からやってくれてるんですけど、その人を急にマネージャーに頼んで呼んでもらって、温度調節とかしてもらって。だからやっぱりね、あれはうれしかったと同時に、温度の熱さは「聞いてないよー!」っていう感じでね。ええ。いや、熱いんですよ?熱いけど、あれは、まあファンタジーだから、何度あるって言いませんけどね。うん。熱いことは確かなんですよ。でもそんな熱くしたらね、大変なことになっちゃうので、それがちょっとびっくりしましたね。「聞いてないよー!」でした。
2022年02月17日女優の吉高由里子、Hey! Say! JUMPの知念侑李、King & Princeの神宮寺勇太が出演する、久光製薬「アレグラFX」「アレグラFXジュニア」の新CM「ワタシは1日2回」編が、7日より放送される。前作に引き続き、吉高が「花粉症のOL・ゆりこさん」役、知念と神宮寺が「アレグラ人」のチネラー、ジングーラ役として登場する今回の新CM。「1日2回」朝夕の服用でしっかり効くというアレグラFXの特長を、手の指や、宙に浮きながら体全体で表現する「2回」ポーズでアピールしていく。CM撮影では、「子供用も!」の声に合わせてジャンプをしたり、3人揃ってポーズをとったりと、アクション主体のシーンが連続。卓越した運動能力をもつ「アレグラ人」役の知念と神宮寺が、キレのあるパフォーマンスで撮影を引っ張り、吉高も「二人の阿吽の呼吸が素晴らしい。動きがすごくあるのに、“わかりました!”と言って、ピタッ、ピタッとできちゃうからすごい」と大絶賛だった。また知念と神宮寺が「1日2回」の「2」の数字を、宙に浮いた状態で体全体を使って形作るシーンは、フルハーネス型の安全帯を装着したワイヤーアクションで撮影。「ちゃんと“2”に見えるかな」(知念)と、腰や腕の曲げ方、手首や膝の角度など、細部にわたってモニターでチェックしながら進めていく。撮影を終えると、神宮寺は「体の先まで神経を尖らせました」と出来栄えに自信をのぞかせていた。なお「アレグラFX」公式サイトでは、「ワタシは1日2回」編に加え、「ワタシは1日2回(ジュニア)」編とメイキング映像が7日10時より公開される。
2022年02月02日吉高由里子が大正時代の女性解放運動家・伊藤野枝役で主演し、村山由佳の評伝小説を原作にしたドラマ「風よ あらしよ」が制作されることが決定。永山瑛太、松下奈緒、稲垣吾郎が共演する。100年前、筆1本の力で、結婚制度や社会道徳に真正面から異議を申し立てた伊藤野枝。あふれんばかりの情熱をただ一つのよりどころに。自由を求めて奔放に生き、文筆家としてさらに開花しようとした矢先、理不尽な暴力がわずか28歳の彼女の命を奪う。貧困・ジェンダー格差など、現代に通じる社会矛盾に果敢に立ち向かったその生涯は、閉塞感に満ちた現在をいま強烈に揺さぶるはずだ。吉川英治文学賞を受賞した村山由佳の原作を、向田邦子賞受賞の矢島弘一が脚本を担当、吉高由里子が主人公・伊藤野枝を演じ、自由を守ろうと懸命に生きた女性の“炎”を描く。また、永山さんが演じるのは、日本を代表するアナキスト・大杉栄。自由恋愛を実践し、刃傷沙汰にもなるが次第に野枝とベストパートナーとなっていく。永山瑛太松下さんは「元始、女性は太陽だった」の言葉でも知られる、平塚らいてう役に。日本初の女性による女性のための文芸誌「青鞜」を創刊し、日本の女性解放運動の象徴的な存在を演じる。松下奈緒そして稲垣さんが演じるのは、翻訳家・思想家の辻潤。野枝の女学校の教師で、最初のパートナー。野枝の文才を見出した。稲垣吾郎伊藤野枝を演じる吉高さんは、「台本を見た瞬間、分厚さに驚き、読み終えると、見た目の分厚さの何倍もの重量が心に覆いかぶさってきて、自分の中に取り込んだ情報を紡ぐのに、しばらく動けませんでした」とふり返り、「文字の一つ一つの意志がとても強く、この作品を撮影するなかでどれだけ揺さぶってくる日々がくるのかと、これは大きな覚悟が必要だと感じました」と吐露。「1人の女性が危険と恐怖に戦いながら、命懸けで現代に残してくれた叫びを令和に残すのが私の使命だと思って怯えながらも、頑張ります」と改めて決意を語っている。吉高由里子あらすじいまから100年前の大正時代、平塚らいてうは「元始、女性は太陽だった」と宣言を出し、男尊女卑の風潮が色濃い世の中に反旗を翻し、喝采した女性たちは社会に異を唱え始めた。福岡の片田舎で育った伊藤野枝は、貧しい家を支えるための結婚を蹴り上京。自由を渇望し、あふれんばかりの情熱を武器にらいてうの青鞜社を支え、やがては時代の“若きアイコン”となっていく。第一の夫、ダダイスト・辻潤との別れ、生涯のベターハーフとなる無政府主義者・大杉栄との出会い、波乱万丈の人生をさらに開花させようとしたやさきに関東大震災勃発。理不尽な暴力が彼女を襲うこととなる…。特集ドラマ「風よ あらしよ」はNHK BS8Kにて3月下旬、BSプレミアム、BS4Kにて秋、放送予定。(text:cinemacafe.net)
2022年01月14日