ちょっと敷居が高いと思われがちな子連れ旅、思い切って行ってみると意外と平気なもの! 旅好きな横峰さん一家が実際に訪れた【子連れ旅エピソードとお役立ち情報】をイラストとともにお届けします。 最初から読む≫ Vol.2 海外子連れ旅に「セブ島」を選んだワケ のつづきです。小さな子どもと一緒の旅は、とりあえず暖かいところへ! これは子連れ旅ビギナーな私の持論です。その大きな理由の一つが「持っていく衣類がかさばらずに済む」ことただでさえ荷物が多くなりがちな子どもとのお出かけ、これでストレスがぐっと減るってものです。とはいえ初めて行く場所・・・それも海外では何かが足りなくなった時に現地調達できるかどうかがわからない不安があるためついあれもこれもと詰め込んでしまい、あっという間にスーツケースがパンパンに。入れたいものの半分も入れられていないというのに……スーツケースも私の心も崩壊寸前です。当然のことながら持って行くことのできる荷物の量は限られているため優先順位を決めて絞っていくしかない。■横峰家の荷造りルール:まず「絶対になければ困るもの」を決める子連れ旅行の場合は、やはり子どもの健康と安全が最優先事項なのでまずはオムツやミルクなど「絶対になければ困るもの」を決めましたあれ、意外とこんなものか。そうと決まればいくら荷物になっても躊躇なくカバンへ。足りなくなったらどうしようと現地でヒヤヒヤするよりはずっといいので多めに準備します。余談ですが子どもの必需品の多くは消耗品なので帰国時にはほとんどなくなってしまいます。買いすぎてしまったお土産のスペースが確保できたのはラッキーでした。■横峰家の荷造りルール:大人の洋服は少なめ、羽織りものは必須!あとは滞在日数や滞在先での過ごし方に合わせて必要なものを肉づけ。今回は最初から最後まで広大なラグーンプールのあるリゾートホテル内で過ごすので私たち大人のコーディネートのバラエティは少なめでもいいよね、と優先順位を下げていった結果、大人の服が異常に少ないという事態に。ただ実際、現地ではプールに入っているか部屋でくつろいでいるかだったので着る服の枚数はさほど必要ありませんでした。欲を言えば・・・ものすごく着心地のいいスペシャルな部屋着やアロマを持っていけばよかった!南の島でゴロゴロするのは思っていた以上に気持ちよく・・・ゴロゴロタイムを充実させるグッズはもっとあってもよかったなと。ちなみにこれは有名な海外あるあるですが異様に冷房がきつい場合が多いので体温調節用のはおりものだけは絶対削らない方がいいですね。■横峰家の荷造りルール:持っていく荷物は早めにまとめておく荷物を早めにまとめておく理由、それはスーツケースを先に空港へ送ってしまうため。当日ギリギリまで使うものや機内で必要になりそうなものは機内持ち込み用の「小さなスーツケース」に入れて当日はそれだけを持っていきます。現地に着くまではその「小さなスーツケース」がママバッグ代わりなのでオムツやミルクが取り出しやすいよう、開閉しすいものをチョイス。今回は、飛行機の搭乗時間が朝早いということもあって前日の夜から成田空港近くのビジネスホテルに宿泊することになりママバッグ代わりのスーツケースには一泊分のちょっとした着替えも入れていきます。■子連れ旅のポイント:「両手が使える状態にしておく」工夫を今回のセブ島への旅は1月でした。公共の交通機関を利用しての空港までの道のりは当然寒いため家族全員、前びらきの上着をたくさん重ねて出かけます。空港に到着し、重ね着した上着を脱いである程度の薄着になったときすでにパンパンの小さなスーツケースには真冬の分厚い上着をしまうスペースはないため現地で絶対着ることのない上着は、空港の荷物預かりカウンターに預けることに。帰国時に、到着ロビー近くの専用カウンターで上着を受け取り代わりにスーツケースを預けて自宅へ発送。今回の旅はそういった部分に、こまごまと費用がかかりましたが動きたい盛りの子どもと0歳児(旅行当時)をフォローしながらの移動ですから「両手が使える状態にしておく」ことはとても重要。おかげでスムーズに搭乗までをコンプリートすることができました。5時間弱のフライトをご機嫌でこなし、無事セブに到着することができたまめ、次回、初めてのビーチリゾートへ!つづく
2019年10月07日芸術を極めるとは、かくも苦しいものなのか。至高の芸術のためなら何をしても許されるのか。芦沢央さんの『カインは言わなかった』は、激情と慟哭の嵐の中を駆け巡るような読み心地の傑作長編。芸術の名の下に翻弄される、声なき声がこだまするミステリー。「その世界のカリスマ的な人物に認められることだけがすべてだと思い込み、食らいつき、歪んだ執着を燃やしていく。そういう師弟関係の確執を描きたいと考えていました。その場合、勝ち負けがはっきり見えるスポーツよりも、芸術のように何が正解かがわからない世界の方が物語の舞台としてふさわしい。そう考え、コンテンポラリーダンスや絵画などのモチーフを決めていきました」天才の誉れ高い芸術監督の誉田規一、彼のカンパニーのダンサー藤谷誠と尾上和馬、誠の異父弟で画家の藤谷豪。芸術に生きる者たちとその周辺で見守る者たちのドラマだ。「本作のテーマを突き詰める上で、聖書のカインとアベルの話は構図が似ていると思ったんです。弟のものは受け入れられ、兄のものは顧みられもしなかった神への捧げもの。何がいけないのかわからないから、兄の葛藤は深い。そのイメージを重ねました」芸術をめぐりもう一つ書きたかったのは、表現と当事者性について。「作中では誉田は震災で妻を亡くしていて、当事者としての経験が彼の代表作『オルフェウス』の高評価にもつながっています。しかし『こういう経験があるからリアリティがある』というのは、経験と作品とが安易に結びつけられているわけで。それが評価にも関わっていくことへの違和感。私も考え続けています」もちろん、ミステリー要素もたっぷりだ。冒頭には、誰が誰に刃を振るったのか特定できない血まみれのシーン。物語が動き出した直後から、出てくる人物にはみな「あの人ならやりかねない」動機がある。この悲劇の真相を追って、一気読み必至。「私はプロットよりも、人物造型にこだわります。日常の暮らしぶりなど小さなシーンは特に丁寧に書き、本当はどういう人間なのだろうと探っていく。本作には一線を越えた人と越えなかった人がいます。その線はとても太くくっきりとしていて、越えるまでが遠い。だからこそ越えた/越えなかった人の差はどこにあるのかをとても大切に書きました」芦沢央『カインは言わなかった』芸術監督の誉田が率いる「HHカンパニー」。新作公演の主役・藤谷誠が、公演3日前に突如連絡不通になる。裏側では何が起きているのか。文藝春秋1650円あしざわ・よう作家。東京都生まれ。2012年、『罪の余白』で野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。『許されようとは思いません』『火のないところに煙は』など、話題作を次々に発表。※『anan』2019年9月25日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2019年09月23日「魔の2歳児」という言葉があるように、2歳ごろは多くのママが頭を悩ます時期ですよね。こんなに怒りたくないのに、やさしいママでいたいのに……。実際に経験すると思うようにいかないことが多いもの。今回は、わが子のイヤイヤ期に私が感じた悩みとその対応策について紹介します。 とにかく泣き声がつらい!イヤイヤ期の悩みの1つに、「とにかくわが子の泣き声がつらい」というものがありました。私の場合、泣き声を聞くだけで精神的ストレスを感じてしまいました。こうした悩みを抱えているママも少なくないと思います。 私が経験をして学んだのが、「泣き」と「イヤ」にうろたえないことです。何をしても泣き止まないときは、周りの迷惑にならない場所で思いきり泣かせてあげることも。その間に私も心を落ち着かせることができました。 何が「イヤ」なのかわからない!わが子のイヤイヤのなかでは、理由のわからないものも多くありました。「何がイヤなの?」と問い詰めても泣いて暴れるだけ。こんなとき、対応に困り果ててしまいます。大人の反応を見たいがための「イヤ」、親の指示に対する「イヤ」など、理由はさまざまだったように感じます。 なかには、子ども自身も理由がわからずに泣いていることもあるようでした。理由がわからない「イヤ」もあることを知っておくと、仕方のないことかな、とも思えました。 イヤイヤ真っ最中のしつけは大変!わが家では、イヤイヤ真っ最中の2歳のときにトイレトレーニングを開始しました。ただでさえ大変な時期に生活習慣を教えていくのは、本当に大変です。 夏までにおむつをはずしたいなど、私自身が目標を立てていたのですが、スムーズにいかずイライラしたこともありました。私の焦りが怒りへと変わっていき、子どもにも伝染して、逆効果でした。イヤイヤ期は「あれもこれも」より「これだけは」と思うしつけに絞ってみるのも方法だったと感じています。 そのほか、イヤイヤを予測して退屈させないおもちゃなどを用意しておくなどの工夫をしたことも。子どもによって合う・合わない対応があるかと思います。わが子に合った対応ができると良いですね。著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年09月19日魔夜峰央による衝撃コミックを、二階堂ふみとGACKTのW主演でまさかの映画化を果たした『翔んで埼玉』。この度、本作のBlu-ray&DVDリリースに先駆け、初回限定豪華埼玉版と豪華版に封入される主演2人のインタビュー映像が公開された。興行収入はまさかの37億円超えと、大きな話題を集めた『翔んで埼玉』。二階堂さんとGACKTさんをはじめ、伊勢谷友介、成田凌、中尾彬、竹中直人、京本政樹ら豪華キャストが見事にハマり、ふざけた問題作は多くの人の心に爪痕を残した。今回到着したのは、初回限定豪華埼玉版と豪華版に封入される特典映像より、主演2人が本作の舞台である埼玉の印象を語るインタビュー映像。役衣装で登場した2人。まず、二階堂さんはさいたまスーパーアリーナで行われたマドンナのライブにて 「2時間待った」と思い出を告白。一方で、「いろいろな面白い方が埼玉出身なので、面白いものがたくさんあるんだろうな、と思います」と語る。続いてGACKTさんは、“埼玉 vs 東京”問題について言及。「もしかしたら“埼玉“って言葉がダメなのかな。例えば、埼集院(さいじゅういん)とか、重い名前だったら皆馬鹿にしなかったんじゃないか」と言い、「もしかしたら『玉』という言葉に問題があるのかも」と独自の理論を述べている。ちなみに、GACKTさん自身の埼玉の印象は「もともと良いです」と答えている。ほかにも、本編の独特な世界観が作り上げられた過程やメイキング映像をはじめ、未公開シーン集、キャストインタビュー映像など多数収録されている。『翔んで埼玉』Blu-ray&DVDは9月11日(水)リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:翔んで埼玉 2019年2月22日より全国にて公開©2019映画「翔んで埼玉」製作委員会
2019年09月09日こんにちは横峰沙弥香です。「旅」をテーマに連載、出不精で生きてきた自分がこんな連載を始めるなんて正直なところ驚いています。夫婦でフリーランス。なかなか大変な毎日ではありますが、時間の都合だけはつけやすいため、我が家では国内外含め年に4~5回の旅行(日帰りや弾丸旅行も含めるともっと!)を楽しんでいます。とはいえ、そんなにしょっちゅう旅行に行っていると先立つモノ的な問題も出てくるので基本的にはリーズナブルに「困った時には自分たちで解決」スタイル。これがまあ……いろいろ鍛えられるわけです。旅好きな夫のフットワークの軽さに、引きずられるようにしてあちらこちらと飛び回るうちに、子ども達もすっかり旅好きに育ち、今では長い移動や新しい環境もへっちゃら。ちょっと敷居が高いんじゃないかと思っていた子連れ旅ですが、思い切って行ってみると意外と平気なもの。ここではそんな旅のエピソードを綴っていこうと思います。第一回は、「セブ(フィリピン)」。「セブ」ってどんなトコ?娘が生まれて家族全員揃って初めてのプライベートな海外旅行。寒い時期に小さな子どもふたりをつれてストレスなく過ごすには……?を考えた末のチョイスです。・温かい・直行便がある・移動時間が比較的短い・まめ(息子 当時3才)が大好きなプールや海あそびができる・リーズナブル「子どもが楽しい」ことが大前提なので観光ではなく、ひたすら遊べるビーチリゾートがいいのではないか、という結論となり、敷地内にたくさんのラグーンがあるリゾートホテルをポチッと予約!場所はセブ国際空港からタクシーで30~40分ほどのところにあるマクタン島です。そう、この旅はホテルから一歩も出ずに過ごします。私たちも思いっきりのんびりするんだ!さてこのチョイスが吉と出るか凶と出るか次回はその準備から到着までをお届けします。(つづく)
2019年09月04日女優の鈴木梨央(14)が3日、横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズと大塚製薬が、神奈川県と連携した熱中症対策の啓発活動『熱中症対策Day supported by ポカリスエット アイススラリー』の始球式イベントに登場した。気温28.0度以上の日は特に注意が必要であること呼びかけるために、背番号「28.0」でマウンドに上がった鈴木は、大きく振りかぶって投球もノーバウンド投球とはならず。投球後の囲み取材では、思った以上に緊張しなかったと言い、投球の点数を問われると「75点。練習の時よりも飛んだので」と満足そうに振り返った。また普段は左利きだと言う鈴木は、投げてみたら違和感があったため、急遽右投げになったと明かし報道陣を驚かせた。運動神経はあまり良くないと話し「ハンドボール投げも9メートルとかしかいかない」と苦笑いを浮かべたが「また機会があればやってみたい」と目を輝かせていた。同イベントは昨年猛暑の影響もあり、神奈川県では、5月から9月における熱中症による救急搬送人員数の累計は4,710人と、一昨年同期間の2,157人と比べると倍以上に増加(総務省調べ)したことを受けて実施された。鈴木は、熱中症は競技者だけでなくスポーツ観戦者においても注意が必要であることを、訴えかけていた。
2019年07月04日大好きな人とのお付き合い。始まってすぐはお互いのいいところがたくさん見つかり、幸せですよね。しかし、三ヶ月もたつとだんだん相手の嫌な部分が目に付き始めてケンカになることも増えるのではないでしょうか。そんな魔の三ヶ月を上手に乗り越える方法をご紹介。今の彼とずっと仲良くしていきたいと思っている方は必見です。気持ちを伝え合う場を作る二人の間に微妙な空気が流れている時にそのまま普通のデートをしても、さらに関係が悪化してしまう可能性があります。だんだんケンカが増えてきたと感じたら、お互いの気持ちを伝え合う場を作りましょう。嫌だと思う部分を言い合うことで、より関係を良くするためのヒントが見つかるかもしれません。嫌なところだけではなく、相手の好きな部分や素敵だと思う部分を伝えることも大切です。重い雰囲気にならないよう、相手の様子を見ながら話を進めて行ってくださいね。お互いのプライベートを尊重する二人の関係が落ち着き始めると、デートや連絡の回数を負担に感じたり、もっと自分の時間を持ちたいと感じてきたりするはずです。無理に理想のお付き合いを押し付けるのではなく、お互いの時間を尊重した付き合いをしていくことが大切です。特に男性は一人の時間も必要だと感じる人が多いため、理解を示してバランスのとれた距離を保つようにしましょう。いつもとは違うデートをしてみる付き合って三ヶ月目は、お互いの存在に慣れてデートの特別感が少なくなってきているタイミングかもしれません。いつも同じようなデートをしていてマンネリを感じるなら、一緒にスポーツをして体を動かしたり、ホラー映画を見てドキドキを共有してみたりと少し刺激のある体験を取り入れてみましょう。また、デートスポットばかりで家に行ったことがないのなら、お家デートをしてみるのもおすすめです。家で落ち着いた時間をすごしてみると、いつもと違った新たな一面が発見できるかもしれません。自分たちでデートに特別感を作って、気持ちを盛り上げていきましょう。
2019年07月03日ギャグあり、シリアスあり、ボーイズラブ(BL)ありと、なんでもありの不朽の名作『パタリロ!』の実写映画が6月28日公開。’16年、’18年の舞台版に続いてパタリロを演じるのは個性派俳優の加藤諒(29)。表情がころころ変わるパタリロをどうやって演じるの?と思われるだろうが、見てびっくり、途中から加藤がパタリロにしか見えなくなるのだ!「そう言われるのは本当にうれしいです。適役やハマり役と言っていただける役に出合えるのはすごく幸せで、奇跡だと思うんですよね。そういう役が僕にとってパタリロなのかなと。だからこそ、誰にもやってほしくない気持ちが強くて。“実写は加藤諒”と思っていただきたいです」(加藤・以下同)原作の漫画は’78年から現在も連載が続く超長期作品で、’82年にアニメ化もされた。作品にどのような感想を持ったのかを’90年生まれの加藤に聞いてみた。「舞台化のお話をいただいたときに初めて読んだのですが、お花ひとつとっても手描きで、ギャグ漫画ではあるけれど、すごく美しくておしゃれだなと思いました。今はBL作品が多いじゃないですか。だから衝撃は受けなかったです。それよりもパタリロのゴキブリ走法はどうすればいいんだろうってちょっと練習しましたね(笑)」本作は、漫画の世界観をそのままにサービス精神満点な演出になっている。原作者の魔夜峰央さんが登場するわ、映画も話題となっている魔夜さん作の漫画『翔んで埼玉』のパロディもあるわで、はちゃめちゃすぎて、笑いをこらえるのに必死。「映画館で、声を出して笑って見てもらいたいです。今後もパタリロを演じていきたいので、皆さんのお力が必要です。ぜひ映画館へ足を運んでください。初動が大事なので、パタリロの応援をよろしくお願いいたします!」と、ユニークなコメントで作品をPR。そんな加藤のプライベートが気になり、休みの日はどのように過ごしているかを聞くと。「ふだんは映画や舞台を見に行くんです。でも最近、連休があったんですけど、もう見たい映画も見尽くしちゃってたから、『遊んでくれる人募集』というLINEを友達に送ったんです。でも、返信が来なくて……。だからずっとひきこもっていました」そう言って笑う口元もパタリロにそっくり。その様子は劇場で確認してみて!
2019年07月01日博多人形師・中村弘峰の展覧会「サマー スピリッツ(SUMMER SPIRITS)」が、2019年8月8日(木)から9月1日(日)までの期間、東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスにて開催される。中村弘峰は、104 年続く博多人形師の4代目。“江戸時代の人形師が、現代にタイムスリップしたらどうなるか”という視点から、従来の概念に留まらない斬新な創作人形を発表している。そんな中村の展覧会「サマー スピリッツ(SUMMER SPIRITS)」では、人気の高い“アスリートシリーズ”から“動物シリーズ”まで、新作を中心に約40点の作品を展示予定。日本の伝統技法による、緻密な文様や色彩で再現した“現代”をモチーフにした人形たちを観ることが出来る。是非この機会に“時間を忘れるような人形の世界を感じてほしい”と語る中村が贈る、美しい人形の元に足を運んでみてはいかがだろうか。【詳細】サマー スピリッツ会期:2019年8月8日(木)~9月1日(日)開館時間:11:00~20:00(最終入場19:30)会場:ポーラ ミュージアム アネックス住所:東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階入場料:無料※会期中無休。※8月25日(日)のみ12:00開館予定。【問い合わせ先】ポーラ ミュージアム アネックスTEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2019年06月27日今回、ご紹介する作品は、劇場版『パタリロ!』。魔夜峰央原作の同名人気ギャグ漫画を実写映画化した作品です。2.5次元ミュージカル舞台に続き、主人公のパタリロを演じた個性派俳優・加藤諒さんと、新たな『パタリロ!』ワールドを作り上げた小林顕作監督にお話をうかがいました。写真・大内香織 文・田嶋真理 スタイリスト・上原慶太(加藤諒さん) ヘアメイク・堀川貴世(加藤諒さん)【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 40圧倒的な再現度で『パタリロ!』ワールドを実写化!1978年に連載が開始されて以降、シリーズ累計発行部数2500万部を超える魔夜峰央氏原作の人気ギャグ漫画『パタリロ!』。とりわけアラフォー世代なら、子どもの頃にテレビで放送されたアニメ版を目にし、その面白さと耽美な世界観に衝撃を受けた方も多いはず。原作者自身が“実写化は不可能”と語っていたコミックが、満を持して2016年に2.5次元ミュージカル化されたときは、キャラクターの再現度の高さと奇想天外なストーリーが大きな話題を呼びました。劇場版は、舞台版を手掛けた小林顕作監督、パタリロ役の加藤諒さん、バンコラン役の青木玄徳さん、マライヒ役の佐奈宏紀さんなどがそろって続投。さらに、『パタリロ!』ワールドには欠かせない「タマネギ部隊」のひとりとして、須賀健太さんが初参加! そのほかにも、哀川翔さん、西岡德馬さん、鈴木砂羽さん、松村雄基さん、近江谷太朗さん、木下ほうかさん、原作者の魔夜峰央さんらがあっと驚く意外な役どころで顔を出し、作品に華を添えています。ーー劇場版『パタリロ!』、楽しく拝見させていただきました。加藤さん ananさんは、アニメ関連の作品にも注目されていますよね。先日、ananさんでTVアニメ『さらざんまい』の特集を読んで、すごいなと思いました。ーー『さらざんまい』には、加藤さんも声優としてご出演されていますね! ananの特集記事に注目していただき、ありがとうございます。ーー加藤さんと小林監督は、『パタリロ!』のお仕事で初めて出会ったのでしょうか?小林監督 そうです。ーーその言葉が信じられないほど、おふたりは相性ピッタリに感じます。小林監督 種族が同じというか、諒くんが“いま、こういうことを思っているな”ってわかるんです。(加藤さんに向かって)“わかったこと言っているんじゃねえよ”って思っているでしょ?加藤さん いえいえ(笑)。顕作さんは、僕が“つらいな”と感じる気持ちまで、瞬時に汲み取ってくださるんです。小林監督 顔に出ているからね。加藤さん アハハッ(笑)。舞台『パタリロ!』スターダスト計画のときは、プラズマXが出て来ないことの残念さを何度もお伝えしたら、最後の歌の歌詞に加えてくださいました。(笑)小林監督 プラズマXがそんなに重要だと思わなくて。(笑)加藤さん 重要ですよ~。(笑)ーー『パタリロ!』実写映画化の際に心がけたことは?小林監督 『パタリロ!』が大好きな人たちに囲まれた現場でしたので、あえて客観的な視点を失わないように心がけました。もうひとつ大事にしたことは、テンポ。『パタリロ!』の名シーンをいかにテンポ良くはめ込んでいくか。そこにはすごくこだわりました。ーー加藤さんのパタリロは、ハマり役だと絶賛されています。加藤さん ありがたいことですね。小林監督 諒くんがいれば、『パタリロ!』は成立するんですよ。加藤さん 何を言っているんですか(笑)。パタリロのキャラクターを作っていく過程で、顕作さんからたくさんのアドバイスをいただきました。最初の本読みでは、皇太子としての気品を大事にしようとして、良い子ちゃんになりすぎていたんです。そんなときに顕作さんは、“諒くんは腹黒いから、そこを出したほうが良いよ”と。(笑)小林監督 僕は思い切って演じなさいと背中を押しただけです。原作者の魔夜峰央さんが諒くんを初めて見たときに、“きみはパタリロを演じるために生まれてきたね”と言ったほど、ハマっていましたから。ーーそれは、最高の誉め言葉ですね。小林監督 魔夜峰央さんは、預言者なんですよ。3年前に、2019年は魔夜峰央の年になるよと言っていたんです。ーー確かに、今年は魔夜峰央さん原作の映画『翔んで埼玉』がスマッシュ・ヒットしました! そして、最高のタイミングで劇場版『パタリロ!』が公開されるという。加藤さん 魔夜峰央さんは、“天から声が聞こえた”とおっしゃっていました。小林監督 本当に聞こえているんだと思います。(笑)ーー豪華な出演者の方々は、どのようにして口説かれたのですか?小林監督 哀川翔さんは、『真田丸』 (2016年に放送されたNHK大河ドラマ)で共演したときに、僕がよくラーメンをおごってもらっていて。劇場版『パタリロ!』のお話をしたら、「OK、やるよ」と言ってくださったんです。ーー小林監督の人脈が生きているんですね(笑)。加藤さん 鈴木砂羽さんは、舞台版から参加されているんです。小林監督 ありがたいことですね。ーー最後に、本作の見どころをお願いします。加藤さん マヤメンズさんたちの活躍に注目して欲しいです。普通の映画は、ひとり一役がほとんどですが、マヤメンズさんたちはひとりで何役も演じています。小さな役で出演しているシーンもぜひ見つけていただきたいです。小林監督 僕は撮影、編集と関わってきて、この映画を何度も観ているのですが、観るたびに新しい発見がありました。観客のみなさんにもこの映画の魔力を感じていただきたいですね。インタビューのこぼれ話加藤さんは『で〜きた』のデキナイヲデキルマン、小林監督は『みいつけた!』のオフロスキーとして、ともにNHK Eテレにレギュラー出演中という多彩な才能を持つおふたり。撮影では、数秒おきにポーズを変えるという妙技で、取材現場を沸かせていました。小林監督は取材前に岩盤浴を楽しんだらしく、そのせいか、TVで拝見するよりもずっとスリムなイケメンに見えました!Information劇場版『パタリロ!』6月28日(金)より、TOHOシネマズ新宿ほか全国順次公開監督:小林顕作原作:魔夜峰央『パタリロ!』(白泉社)出演:加藤諒、青木玄徳、佐奈宏紀ほか配給:HIGH BROW CINEMA©魔夜峰央・白泉社/劇場版「パタリロ!」製作委員会2019
2019年06月26日ハードで危険な大人のルパンを描く『LUPIN THE IIIRD』シリーズ。最新作は、アニメ史上最強のセクシー・ミューズ、峰不二子を主役にした『LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘』。峰不二子を執拗に追う殺し屋ビンカムの声を演じた宮野真守さんにお話をうかがいました。写真・大内香織 文・田嶋真理 スタイリスト・横田勝広(YKP) ヘアメイク・Chica(C+)【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 37変幻自在! マルチなエンターテイナー原作者であるモンキー・パンチ氏が、 1967年に連載を開始した『ルパン三世』。テレビアニメ化、映画化を経て、現在は世界中にファンを持つ、日本発の超人気漫画に成長しています。ハードでビターな原作のテイストを受け継いだ『LUPIN THE ⅢRD』シリーズ。待望の第3弾『LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘』では、峰不二子に絶体絶命の危機が迫ります。主演はルパン三世役はおなじみの栗田貫一さん、峰不二子役は2011年から彼女の声を担当している沢城みゆきさん。そして、本作で『ルパン三世』シリーズ初参加となるのが、オリジナルキャラクター、ビンカムを演じる宮野真守さん。宮野さんと言えば、声優・俳優・歌手と多彩に活躍する才能の持ち主。本作でもビンカムの心の奥底まで描き出す豊かな表現力が存分に発揮されています。ーーオファーをいただいたときのお気持ちは?宮野さん 『ルパン三世』は、名作アニメとして長年愛されている作品です。僕自身、小さい頃に再放送された『ルパン三世』を見て、ハードボイルドで粋な主人公・ルパンに魅了されました。ルパンを見ていると、軽妙な立ち振る舞いをするけれど、最後はビシッと決める男の美学のようなものを感じます。『LUPIN THE ⅢRD』シリーズは原作をリスペクトしながら新しい魅力を打ち出していて、よりハードボイルドで渋いルパンを描いています。もし、自分もシリーズに携われる機会があればとずっと思っていました。今回、その機会をいただき、光栄に思っています。ーー脚本を読んで、ビンカムをどう思いましたか?宮野さん ビンカムは、峰不二子に立ちはだかる最強の敵として登場します。愛情を知らずに、殺し屋として育ったビンカムが、次第に峰不二子に影響されていく。そこが物語の大事な流れになっています。ーー峰不二子の三代目声優の沢城みゆきさんとは旧知の間柄ですよね? ルパンの収録現場に参加した際の印象は?宮野さん シリーズに参加することが決まって、まっさきに沢城さんからお電話をいただき、“一緒に(声を)録れるの!?”と聞かれて。“一緒に録れます!”とお答えしたら、安心されていました(笑)。ルパンの収録現場は、すでに家族のような雰囲気ができあがっていました。とても居心地が良くて。新参者の僕を自然に受け入れてくださるふところの広さが、このシリーズにはあるんだなと思いました。ーービンカムは口、指の爪など全身が凶器で、普段は人を傷つけないように拘束具を装着しているという恐ろしいルックス。モンスターのようなビンカムと峰不二子との対決シーンは、見ごたえがありました。宮野さん 本作をご覧になった方は、“あれ、不二子強いじゃん!”と驚くと思います。ビンカムはほとんど不二子に触れずに彼女をふっとばすような得体の知れないキャラクター。ところがそんな相手に対しても、不二子はどんどん向かってくる。ふたりが展開する肉体派のアクションを楽しんでいただきたいです。ーーそんなビンカムに対しても峰不二子は魔性を発揮。自分の性的魅力でビンカムを惑わし、利用しようとします。もし、宮野さんが不二子に遭遇したら?宮野さん 子どもの頃、アニメの『ルパン三世』に登場する峰不二子を初めて観たとき、“エロいな~”と思いました(笑)。峰不二子という名前からしてどこかセクシーに感じますし。もし、僕が彼女を目の前にしたら、本作に登場するモーテルの主人のようにドキドキしてしまうかもしれません。僕でなくとも男性ならみんなそうなんじゃないかなぁ(笑)。ーー最後に、本作の見どころをお願いします。宮野さん 不二子と壮絶な対決を繰り広げた後、ビンカムの純粋な気持ちが表れるクライマックスは、個人的に気に入っているシーンです。かなり気合いを入れて演じました。普段はアニメを観ないような方にも楽しんでいただける内容に仕上がっていると思います。インタビューのこぼれ話偶然にも宮野さんのインタビュー取材は、新元号発表の日! 令和の抱負について聞くと、こんな楽しみな答えがかえってきました。「今年は令和元年で、さらに僕は年男です。新しいエネルギーに後押しされたかのように、これからいろいろと令和初のチャレンジをする予定があります。ますます頑張っていきますので、楽しみにしていてください」。Information『LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘』5月31日より新宿バルト9ほかにて限定劇場公開。監督・演出・キャラクターデザイン:小池健声の出演:栗田貫一、小林清志、沢城みゆき、宮野真守ほか共同配給:ティ・ジョイ、トムス・エンタテインメント原作:モンキー・パンチ ©TMS衣裳クレジット:シャツ/¥15,000 ジャケット/¥68,000
2019年06月05日私には2歳になる長男と、生後3カ月になる次男がいます。長男は下の子が生まれるまでは穏やかな子でしたが、下の子が生まれてからスイッチが切り替わったかのようにイヤイヤ&赤ちゃん返りを炸裂! 今回は、突然やってきた「魔の2歳児」あるあるを紹介します。 場所は関係なし! どこでも座り込むイヤイヤ期に突入した長男は、1つでも気に食わないことがあると、どこであろうと地べたに座り込んでしまいます。「抱っこしてほしいタイミングで抱っこしてくれない」「お菓子が食べたいのにお菓子をくれない」と、不満たっぷりに座り込みます。 どこでも関係なしに座り込むので、抱っこして立たせようとすると、まるでタコのように体をぐにゃぐにゃと脱力! まったく立ち上がってくれません……。抱っこをしようにも、イヤイヤと暴れるという有様で、機嫌を取って立ち上がらせるのがとても大変です。 「ごはんなんかいらない!」椅子に座って「いただきます」をして、ごはんを食べ始めたかと思うと、2口目で食べ物をすべて拒み始め、椅子から立ち上がって遊び始めてしまいます。「おなかは空いてるけど、もういらない」「お菓子を食べたい」「ごはんイヤ!」とごはんを拒否してしまいます。 なんとか口をあけて食べさせようとすると、右手でパシッとスプーンをたたかれます。床にごはんが飛び散ると、「あーぁ」とため息をつく息子。「あーぁ」とため息つきたいのはママのほうです……。 誰でもおかまいなしに叩く!?公園に行くといつものようにすべり台で遊ぶ長男。そこに、ほかの子が遊びにやってくると、ものすごい顔でその子を睨み、叩きます。未然に防ごうにもあまりに突然のできごとで、なかなか叩く前に止めることができません。 自分が持っているもの、遊んでいるものをほかの人に取られると、誰かれかまわず叩きます。「ここに来るな!」「僕のものに触らないで! 近寄らないで!」とまるでジャイアンのようです。我が出てきているんだなと思いますが、行動が過激で、言い聞かせるのに苦労することもしばしば。 魔の2歳児、恐るべしです。何もかも「イヤイヤ!」となると手に負えませんが、きっと本人も何が嫌なのかわかっていないのかもしれません。毎度のようにイヤイヤしていると親としてもつらいですが、子どもなりに頑張って心を鍛えている時期だと思うのでやさしく見守ってあげたいですね。著者:木村えま二児の母。年子育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年05月19日今も昔も、カップルの試練として魔の三ヶ月は変わらないようです。いつも三ヶ月を越えられない、という女子も多く、いつまでもときめきが続くカップルでいる秘訣はないのでしょうか。自然体でいられる関係性三ヶ月目というのは、お互いの盛り上がりが落ち着き、少し冷静になる時期です。あんなに好きだったのになんだか最近そうでもない、なんて話もよく聞く時期です。付き合い始めはお互い気合が入っているので、メイクもくまなく仕上げますし、身だしなみも何度も確認して、いつでも完璧でいようとします。いつも気合を入れると疲れてしまい、緩んできてしまうのがこの三ヶ月目です。ドキドキから安心感へと少しずつ変わっていくのですが、どれだけ自然体でいられるかが今後のカギになってきます。ドキドキを毎日求めるのではなく、ふとした自然体の中のときめきを見つけるのが大事です。「必ずする!」といった約束は作らない付き合い始めに良くありがちな、毎日必ず電話する、などを絶対守らせようとする約束です。最初の頃は続くでしょうが、毎日となると正直面倒です。毎日話すようなこともありませんし、決まった時間が取れるとは限りません。こういった約束事を決めてしまうと、内容に悩み、果ては連絡するのが億劫になってきてしまいます。何で連絡くれないの、と小さなケンカを繰り返すくらいなら、連絡は必要最低限の方が無難です。中には四六時中一緒にいたい、関わっていたい!といった熱烈なタイプもいますが、短期間にずっとくっついていると、飽きるのも早くなるので要注意です。適度な距離感休みが合う日は片っ端からデートの予定を入れていませんか?よほど気の合うカップルでない限り、毎週毎日会おうとするのは危険です。特に女性と男性では、生活の中で恋愛が占める割合が違い、男性は女性に比べ、恋愛を生活の一部として認識しています。だからデートも友達との遊びも全ての予定を均等に入れようとし、女性はそれに対してやきもきします。あまり縛り付けられるとうんざりしてしまうのが人間です。ある程度相手の予定は放っておいて、やたらに聞き出さない方が良いでしょう。お互いの信頼感これが何より重要です。適度な距離感を持つということは、お互いが想い合っている信頼感が必要です。それは常に言葉で問いただすのではなく、相手の予定を無理に知ろうとしない、交友関係に口を出さないなど、「ある程度放っておく」ということです。連絡は時々気が向いた時や必要な時にとどめておいて、デートの予定は休みが合った時くらいにしておくと、お互い信頼されていると感じることが出来ます。常に恋人の事だけを考えるのではなく、他にも自分の私生活を充実させ、人間としても女性としても磨かれておくようにしましょう。
2019年05月19日第二子が生まれて数日したころ、おむつ替えのときに出血を確認しました。長女のときにはこんなことはなかったのでビックリ。そんな私の体験談をお話しします。 新生児のビックリ! 「新生児月経」生後3日から5日ぐらいに、女児の性器から少量の出血が見られる現象を「新生児月経」というそうです。健康上の問題はないそうで、すべての女の子にあるわけではないとのこと。わが家も長女のときにはありませんでした。 母親からの女性ホルモンの作用で起こる現象らしく、これによって痛みや貧血が起こることはなく、特別な処置は必要ないのだそうです。 うちの子の「新生児月経」出産後の入院中、生後2日目ごろにおむつ替えをしていたら、やや明るい色の血液がおむつにほんの少量ついていました。明らかにおしっこでもうんちでもなかったので、毎朝赤ちゃんを診察してくれている小児科の先生に聞きました。 「生理みたいなものだから心配いらないし、すぐに出血しなくなるよ」とのことでした。先生の言う通り、2~3日で出血は見られなくなりました。 新生児のビックリ! 「魔乳」わが子の新生児月経に加えて、もう1つ驚いたことがありました。それはわが子のおっぱいから白い液体、母乳みたいなものがちょっと出ていたことです。 これも母親からの女性ホルモンの影響で起こる現象らしく、もう少しソフトな言い方はないのかとも思うのですが、「魔乳」と呼ばれているそうです。1週間ぐらいでおさまる新生児特有のもので、男の子でも「魔乳」が出ることがあると言われています。いったいこの子にはどれだけ私のホルモンが注入されたんだ! と、ドキドキしてしまいました。 経験しなければ知ることがなかった「新生児月経」と「魔乳」。これから女の子を出産される方は、驚かないように覚えておきたいですね。著者:山田孝子不妊治療を経て高齢出産し、現在は三児の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は旅行、仏像鑑賞、モノづくり。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年05月11日宮野真守が、映画『LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘』に出演することが決定。併せて、本作のストーリーが明らかになり、キービジュアルと予告編、さらに新規カットも公開された。■ストーリー不二子は逃げていた。父親が横領した5億ドルのカギを握る少年ジーンと共に。2人はジーンの父・ランディを襲った殺し屋ビンカムに命を狙われていた。呪いの力によって人の心を操るビンカムから一度は逃げ延びるが、拘束されてしまい…。■描き下ろしキービジュアル到着『LUPIN THE IIIRD』シリーズ第3弾となる本作では、史上最もSEXYで最強のミューズ、峰不二子に絶体絶命の危機が迫るという!強くてキュートな不二子の声を担当するのは、もちろん本作でも沢城みゆき。到着した小池健監督による描きおろしキービジュアルには、バラを背負った不二子が魅力的に描かれている。■宮野真守、初参戦! 不気味なビジュアル解禁レギュラーメンバーに加え、本作のオリジナルキャラクター、不二子の敵で殺し屋のビンカム役には、「機動戦士ガンダム00」の刹那・F・セイエイ役、「DEATH NOTE」の夜神月役などでお馴染み、声優だけでなくアーティスト、俳優としても大活躍の宮野さんが決定。今回「ルパン」シリーズ初参加を果たす。■「ヤバいぜ、不二子」危機迫る予告映像!さらに到着した予告編では、美しくセクシーな不二子が消えた5億ドルを追って、小さな依頼人少年ジーンと共に逃げるシーンや、不気味な呪術を使う殺し屋の姿が映し出される。なお、キャストや監督が登場予定の完成披露上映会の実施も決定。チケットの発売は、4月13日(土)AM0時よりスタート。『LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘』は5月31日(金)より新宿バルト9ほかにて限定劇場公開。(cinemacafe.net)■関連作品:LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘 2019年5月31日より新宿バルト9ほかにて限定劇場公開原作:モンキー・パンチ ©TMS
2019年04月12日女性は知らず知らずのうちに、男性に対して魔のフレーズを言ってしまっていることがあります。それがエスカレートすると、恋人はもちろん、周りの男性も離れていく事態に…。どんな言葉やフレーズが彼に別れを決断させるのでしょう?最悪の事態にならないように、魔のフレーズを覚えておくことをオススメします。■ ○○君は△△男性はプライドの高い生き物。他の誰かと比較されることはプライドが許さず、そんなフレーズには神経質になっています。例えば、「友達の彼はすごくイケメンで俳優の○○似なんだよ」とか、「○○君って、T大学なんだって」などの発言は世間話だとしても控えた方が良いでしょう。これがたまになら彼もスルーしてくれそうですが、回を重ねれば重ねるほど、「だから何?何が言いたいの?そういう男が好きなの?」とイラつかせてしまいます。彼女の何気ない言葉に、彼のプライドはズタズタにされることを覚えておきましょう。■ 他人の悪口人の悪口を言う姿はみっともないですよね。場合によっては、エゲツなさにドン引きするほどです。妬みや嫉み、不平・不満、ネガティブな言葉は、自分を不幸にしかしないし、周りの空気を悪くし、運気も下げます。自分の恋人のそんな状態を歓迎する男性はいません。悪口を言う彼女の表情は、目がつり上がっていたり、眉間にシワが寄っていたりと醜いものになっているはず。そんな姿に幻滅し、彼女の心の中の闇におののき、彼はそっと離れていくのです。■ 仕事と私のどちらが大事なのよ!」仕事は人が生きていくためには当然しなくてはいけないもの。今や男女問わず働くことは当たり前だし、特に男性は「稼いでナンボ」という意識が高いです。社会的にも男性への期待値は高いし、人生を左右するほど大切なのが仕事です。それに、「将来的に彼女や家族を食べさせていかなければならない」というプレッシャーもあるでしょう。経済的な基盤を築くために残業や休日出勤も辞さずに頑張っているのに、彼女の「仕事と私のどちらが大事なの?」という言葉は、彼にとっては落胆ものでしかありません。きっと超がっかりしていますよ。放っとかれて切ない女性心理は分かりますが、彼の内心は仕事も彼女もどちらも大切で、彼女のことを幸せにしたいからこそ仕事を一生懸命にしているのです。そんな彼の気持ちを踏みにじるような「仕事と私のどちらが大事」は絶対にタブーです。■ まとめお付き合いしている彼女の口から魔のフレーズが発せられた時、彼はとても複雑な心境にいることでしょう。いずれも相手のことを思いやっていれば、絶対に出ることはない言葉なのに、まさか恋人の口から…。絶望すら感じるかもしれません。それを知らずに魔のフレーズを重ねれば、彼は付き合いに終止符をつけたくなるし、結婚も断念してしまうかも。それほどに重いものと心得て、魔のフレーズは封印してくださいね。(森山まなみ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年04月01日『翔んで埼玉』が大ヒット中の魔夜峰央・原作の超人気作品を、加藤諒主演で映画化する『劇場版パタリロ!』。この度、楽しさてんこ盛りのポスタービジュアルをはじめ予告編映像が公開された。シリーズ累計発行部数2,500万部を超える大人気コミックを2016年の2.5次元ミュージカル化に続いて映画化、原作の魔夜氏からは「感無量!」とのコメントも届いている本作。この度到着した予告編はキラーショット満載で、早くも“お腹いっぱい”の内容。映像となって登場した“生きたパタリロ”=加藤諒のインパクトはさらに際立ち、あらためて原作からの再現力に驚かされる。これは演技というよりも、憑依という言葉がふさわしいレベル!?圧倒的な存在感で、歌って、踊って、スベって、ドタバタと躍動していく!しかも今回の予告編で嬉しいのは、舞台でも披露されたクセになりそうな数々の名曲(?)の一部が聞けること。「まさかお前たち、埼玉県民だな!?」というセリフも飛び出し、独特の耽美な世界にも誘われる。さらには巨大化するパタリロなど、大迫力の最新VFXシーンが解禁されるとともに、青木玄徳、佐奈宏紀、須賀健太、西岡徳馬、哀川翔ら話題の豪華俳優陣たちもチラ見せ。まさに、おいしいところの詰め合わせ、いいとこ取りの全部盛りなハイテンションの予告編。『翔んで埼玉』で魔夜峰央ブームが再来している中、今度は「パタリロ!」が新たなセンセーションを巻き起こすはずだ。■ストーリー常春の国マリネラ王国の皇太子パタリロ・ド・マリネール8世が、側近のタマネギ部隊を引き連れて大英帝国にやってくる。パタリロの前に現れたのは、ボディガードを任命されたMI6のバンコランと、謎の美少年記者マライヒ。権力争いで命を狙われているパタリロを中心に、美少年たちの耽美な世界が繰り広げられる。やがて舞台はマリネラ王国、銀河系宇宙、埼玉県春日部、バンコランの過去にタイムスリップなど、時空を超えて縦横無尽に駆けめぐるのだが…。『劇場版パタリロ!』6月28日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版パタリロ! 2019年6月28日よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて順次公開©魔夜峰央・白泉社/劇場版「パタリロ!」製作委員会 2019
2019年03月29日映画「パタリロ!」が6月28日に公開されると、3月12日に各メディアが報じた。同作は映画「翔んで埼玉」原作者・魔夜峰央さん(65)の人気作を実写化。マリネラ王国国王のパタリロ・ド・マリネール8世(通称・パタリロ)が周囲を巻き起こすコメディ作品で、これまでテレビアニメ化や舞台化されていた。各メディアによると、16年と18年の舞台版でも主演をつとめた俳優の加藤諒(29)が主演をつとめるという。「舞台版では加藤さんの“再現力”の高さが話題になっていましたし、『翔んで埼玉』でもその熱演がファンの涙を誘っていました。“魔夜ワールド”にどハマリするファンも多かっただけに、今回の公開発表に歓喜の声があがっています」(映画関係者)だが公開までには、出演者による不祥事もあった。昨年4月に青木玄徳(31)が路上で女性に抱きついてケガをさせたとして、強制わいせつ致傷容疑で逮捕されたのだ。「一時期は『映画がお蔵入りするのでは』とも言われていました。しかし青木さんが後に不起訴となったこと、そして『翔んで埼玉』の大ヒットも“追い風”になって公開が決定したようです。青木さんのシーンもそのまま上映されると聞いています」(芸能記者)最近では新井浩文被告(40)やピエール瀧容疑者(51)など、出演作の公開延期が相次いでいる映画界。「パタリロ!」の公開決定は、明るい話題となるのだろうか。
2019年03月14日魔夜峰央の漫画「パタリロ!」が、ミュージカル化に続き映画公開決定。舞台版と同じく加藤諒が主人公・パタリロを演じることが判明し、場面写真も到着した。1978年の連載開始から40年以上も愛され続け、シリーズ累計発行部数が2500万部を超える「パタリロ!」。2016年には2.5次元ミュージカル化もされ話題に。映画では、舞台のアナログ感と映像化ならではアクションと白組によるVFXが融合し、“見たことはあるけど、観たことのない”「パタリロ!」ワールドが全開の作品となるようだ。舞台版と同じく本作でも主人公を演じることとなった加藤さんは「こんなに作品に愛を注いだことは初めてなので、パタリロ役は他の人に演じてほしくないんです。舞台版がすごく楽しかったので、それを同じスタッフ、キャストで映画にすることができてさらに楽しかったです」と思いを明かし、「コミックのファンの方も舞台のファンの方も、『パタリロ!』を観るのが初めての人も、誰にでも喜んでもらえる素敵な作品になっています」と自信を見せる。また「今回の映画では、舞台版にはなかったソロの挿入歌を初めて歌いますのでお楽しみに!!」と呼びかけている。なお、本作では青木玄徳と佐奈宏紀が演じる、バンコランとマライヒの倒錯した純愛も大きな見どころ。タマネギ部隊の一員として須賀健太が登場しているほか、哀川翔、西岡徳馬、鈴木砂羽、松村雄基、近江谷太朗、木下ほうから個性的なキャストが揃っている。監督は舞台「パタリロ!」の演出も手掛けた小林顕作。「観たこともない感じの映画に…するつもりはなかったけれど、結果的に考えてもみなかった映画になりました。スタッフが感情移入してくれて、舞台の空気感をそのまま“少しだけ映画寄り”にしてみました」と本作について語っている。『劇場版パタリロ!』は6月28日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2019年03月12日アニメーション映画『LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘』が、2019年5月31日(金)より新宿バルト9などで公開される。“大人のルパン”第3弾は、最強ミューズの峰不二子に焦点『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』『LUPIN THE III RD 血煙の石川五ェ門』に続く“大人のルパン”シリーズ第3弾となる本作では、抜群の美貌とプロポーションを武器にし、男を惑わし、己の欲望にのみ従って生きる峰不二子にフィーチャー。最強ミューズ・峰不二子に迫る絶体絶命の危機が描かれるという。峰不二子役を演じるのは、2011年より同役を担当している沢城みゆき。ルパン三世役はもちろん、栗田貫一が務める。ストーリー『LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘』は、“消えた5億ドル"を巡る、不二子の奮闘を描いたストーリー。ある日不二子のもとにやって来たのは、“小さな依頼人”少年・ジーン。父親が横領した5億ドルのカギを握るその少年は、父・ランディを襲った殺し屋ビンカムに命を狙われており、少年に関与した不二子もその標的となってしまう。呪いの力によって人の心を操るビンカムから一度は逃げ延びる2人だったが、再び魔の手に捕まってしまう。ビンカムの持つ鋭利で不気味な爪が、不二子に襲い掛かるーー!峰不二子を表す名言たち峰不二子の魅力は、類まれな外面だけでなく、何事にも揺るがないハートの強さ。男を利用するために嘘はついても、自分には決して嘘はつかず、「出来もしない嘘だけはつきたくない。それだけよ」というセリフを作中で残している。作品では、そんな彼女の魅力が溢れる名言が数多く登場するので、ぜひその目で確かめてほしい。監督は前2作に引き続き小池健監督はスタイリッシュかつハードな演出に定評のある小池健が務めるほか、脚本に「ルパン三世 PART4」でシリーズ構成・脚本を務めた高橋悠也、音楽にCM・映画音楽で活躍するジェイムス下地、アニメーション制作にテレコム・アニメーションフィルムと、前2作のクリエイターたちが再集結する。劇場購入特典付きのムビチケ3月29日(金)からは、公開劇場にて劇場購入特典付きのムビチケ(1,300円)が発売。小池健監督が書き下ろした峰不二子の原画をデザインしたA5クリアファイルがプレゼントされる。作品情報『LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘』公開日:2019年5月31日(金) 新宿バルト9ほか限定劇場公開原作:モンキー・パンチ監督・演出・キャラクターデザイン:小池健脚本:高橋悠也音楽:ジェイムス下地クリエイティブ・アドバイザー:石井克人声の出演:栗田貫一、小林清志、沢城みゆき、宮野真守ほか製作・著作:トムス・エンタテインメントアニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム共同配給:ティ・ジョイ、トムス・エンタテインメント
2019年03月11日「2月最終週の週末観客動員数ランキング1位!しかも、埼玉をおもしろおかしく描いているのに、埼玉県でまさかの記録的な大ヒットという珍事に、うれしい半面、戸惑いもあったりします」そう語るのは、二階堂ふみ(24)とGACKT(45)のダブル主演が話題の『翔んで埼玉』(東映系)で、メガホンを取った武内英樹監督(52)だ。原作は、『パタリロ!』の作者でもある魔夜峰央さん(66)が、30年前に発表した同名ギャグ漫画。その昔埼玉県民は、東京都民から執拗に虐げられるなか、東京の名門高校の生徒会長を務める壇ノ浦百美(二階堂ふみ)が、埼玉出身の転校生・麻実麗(GACKT)に心を寄せ、埼玉解放に動きだすという、ボーイズラブあり、コメディありのストーリーだ。「ボクも、東京から虐げられる立場の千葉県出身なので、埼玉県民の気持ちがわかるんです。原作は未完ですが、埼玉と千葉が戦う大スペクタクル感を出して、最後は手を取り合って東京に立ち向かう物語が“見えた”んです」(武内監督・以下同)キャストからのアイデアで、台本になかったシーンも加わった。「あるとき、GACKTさんがすごく真剣なまなざしで『ボクと伊勢谷(友介)くんのキスシーンがあったほうが、いいんじゃないかな』と提案してきたんです。“え、何言っているんだ?”って思ったけど、確かにボーイズラブは、原作にも描かれている重要な要素です」ところが伊勢谷は「それ、必要ですか?それは……。う~ん」と、動揺の色を隠さなかったとか。「真剣に考えた結果、2人のキスシーンが作品に彩りを与えるということで、納得してくれました。ただ、決断するまでに時間がかかっていましたけど」埼玉と反目する、千葉解放戦線のリーダー・阿久津翔役の伊勢谷が、GACKTを縛り上げ、チラチラ見える乳首を責めながら、キスに臨んだ。「現場は異様な緊張感で、女性スタッフたちが集まって2人を凝視していました。ボクが『カット!』の声をかけると、伊勢谷さんは『あ、女性とするのとあんまり変わらなかった』って笑いを誘っていました。多分、彼なりの照れ隠しもあったんでしょうね(笑)」公開から3日で、すでに25万人を笑わせた『翔んで埼玉』。「理屈なく楽しめるし、郷土愛や耽美的な要素もちりばめられています。ぜひ、ご観賞ください」そう武内監督が自信を見せる本作の裏には、“真面目にふざけた”俳優たちの汗と涙と、ボーイズラブがあるのだ。
2019年03月08日フランク・ワイルドホーンといえば、ミュージカルを中心に世界的に注目を集める作曲家。その彼の実生活の伴侶でもある和央ようかが、この3月、彼の人気ナンバーを日米韓のトップ歌手と共にステージで魅せる。【チケット情報はこちら】「フランクも私もアメリカに住んでいますけど、日本でこのようなコンサートをお届けできることに大きな意味を感じています」韓国からはオク・ジュヒョン、日本からは城田優、アメリカからはコンスタンティン・マルーリスが登場。和央はジュヒョン、城田とデュエット曲も披露する。「素晴らしい歌手の方たちばかりですから、今からとても楽しみです。もう本当に全員、ホンモノ。そのホンモノたちの中でどう自分が存在できるのか、ですね。フランクはニューヨークから最強のバンドを連れてきますし、最高の世界観が広がることと思います。そこはもうノー・クエスチョンに素晴らしいはずです。私はせめて、その場にふさわしい人間でありたいと願っているところです」公演前の2月には、宝塚の『ベルサイユのばら45』に出演。双方のステージに機能する声を準備するなど、備えに怠りはなかった。「宝塚の方は男役ですから、かなりキーが低い。それはフランクの曲想とずいぶん違いますから、高い方の曲も歌えるように気をつけていました。フランクの『ドラキュラ』は低い方もありつつ高いところも出すので、そのあたりを真ん中に持ってきて調整しました」今回のステージでは、夫が彼女のために書き下ろした新曲も用意される。「新曲についてはポップスを意識した曲になっていますが、まだキーもちゃんと決まっていません。本番ではどうなるのか。私はあまり器用な方ではありません。とりあえず目の前のことをひとつずつ、明日のことをまず頑張ろうと生きてきた人間です。お客様に少しでもいいものをお届けできるよう、私なりに調整して頑張りたいと思っています。お楽しみいただければ幸いです。ご期待ください」公演は3月26日(火)・27日(水)いずれも19時から、東京・Bunkamura オーチャードホールにて。取材・文:賀来タクト
2019年03月08日「埼玉県民にはそこらへんの草でも食わせておけ!」そんなセリフ満載の映画が大ヒットしている。当の埼玉県民がいちばん笑っている今作の裏に、一流俳優たちの体当たり演技があった――。「2月最終週の週末観客動員数ランキング1位!しかも、埼玉をおもしろおかしく描いているのに、埼玉県でまさかの記録的な大ヒットという珍事に、うれしい半面、戸惑いもあったりします」そう語るのは、二階堂ふみ(24)とGACKT(45)のダブル主演が話題の『翔んで埼玉』(東映系)で、メガホンを取った武内英樹監督(52)だ。原作は、『パタリロ!』の作者でもある魔夜峰央さん(66)が、30年前に発表した同名ギャグ漫画。その昔埼玉県民は、東京都民から執拗に虐げられるなか、東京の名門高校の生徒会長を務める壇ノ浦百美(二階堂ふみ)が、埼玉出身の転校生・麻実麗(GACKT)に心を寄せ、埼玉解放に動きだすという、ボーイズラブあり、コメディありのストーリーだ。「ボクも、東京から虐げられる立場の千葉県出身なので、埼玉県民の気持ちがわかるんです。原作は未完ですが、埼玉と千葉が戦う大スペクタクル感を出して、最後は手を取り合って東京に立ち向かう物語が“見えた”んです」(武内監督・以下同)撮影がスタートして、まずキャスト全員に伝えたのは「ど真面目に演じてくれ」ということだった。「コメディだからといって、ふざけたり、ちゃらけたりすると、逆に面白くなくなる。だから大河ドラマに出ているつもりで、江戸川を挟んだ埼玉と千葉の戦いも、それぞれが戦国武将になったように演じてほしいと伝えました」埼玉と反目する、千葉解放戦線のリーダー、阿久津翔役の伊勢谷友介(42)も、監督の言葉に苦悩した。「伊勢谷さんはセリフ一つ一つに魂を込める。二階堂さんとGACKTさんに『ようこそ、おもしろ半島、ちばへ!』とすごむセリフや、『東京ドイツ村、伊藤ハム東京工場、東京ベイシティ交通、ららぽーとTOKYO-BAY!』と、東京の名がついている千葉の施設を列挙するセリフに、“これにどうやったら気持ちが込められるのか、本当に難しい”と悩んでいました(笑)」その伊勢谷の配下を演じた小沢真珠(42)も、女優魂を見せた。「台本ではほとんど登場シーンがなかったキャラなんですが、海女さんの格好をして、サザエを持ってGACKTさんを威嚇する姿があまりに面白くて、あらゆるシーンで登場していただきました」埼玉県人役の加藤諒(29)は迫力満点の演技だった。「GACKTさんが埼玉県民に奮起を促すため、『ダサいたま、くさいたま』とあおったのに対し、諒くんが『何もなくても、住みやすくていいとこじゃないか!』と仲間を鼓舞するときの演技が素晴らしくて、現場で涙を流すスタッフがいたほどです」公開から3日で、すでに25万人を笑わせた『翔んで埼玉』。「理屈なく楽しめるし、郷土愛や耽美的な要素もちりばめられています。ぜひ、ご観賞ください」
2019年03月07日「2月最終週の週末観客動員数ランキング1位!しかも、埼玉をおもしろおかしく描いているのに、埼玉県でまさかの記録的な大ヒットという珍事に、うれしい半面、戸惑いもあったりします」そう語るのは、二階堂ふみ(24)とGACKT(45)のダブル主演が話題の『翔んで埼玉』(東映系)で、メガホンを取った武内英樹監督(52)だ。原作は、『パタリロ!』の作者でもある魔夜峰央さん(66)が、30年前に発表した同名ギャグ漫画。その昔埼玉県民は、東京都民から執拗に虐げられるなか、東京の名門高校の生徒会長を務める壇ノ浦百美(二階堂ふみ)が、埼玉出身の転校生・麻実麗(GACKT)に心を寄せ、埼玉解放に動きだすという、ボーイズラブあり、コメディありのストーリーだ。「ボクも、東京から虐げられる立場の千葉県出身なので、埼玉県民の気持ちがわかるんです。原作は未完ですが、埼玉と千葉が戦う大スペクタクル感を出して、最後は手を取り合って東京に立ち向かう物語が“見えた”んです」(武内監督・以下同)映像化するにあたり、もっともこだわったのはキャスティングだ。「バカバカしい内容だけに、演技が上手な人でなければ、単なる茶番になってしまう。魔夜先生が描くきらびやかな世界にもピッタリなので、少年である百美役を二階堂ふみさんにお願いしました。衣装は、宝塚歌劇団をイメージして、こだわってもらいました。すっかり役にはまり込んで、撮影後にカツラを外すと、逆に違和感があったほど」麗役には、何人もの若手イケメン俳優の名が候補に挙がったが、武内監督は首を縦に振らなかった。「埼玉県を笑う内容だから、リアルであればリアルであるほどシャレにならないんです。“これは虚構の世界のお話ですよ”と一発で伝えられる、ぶっ飛んだ存在が必要だったんですね」会議の場でようやくGACKTの名が出たときは……。「『そういうことだ!』と声を張り上げていました」GACKTもオファーを受けた際、「高校生役というだけで、即答で断った」と明かした。だが、漫画好きで、魔夜作品のファンでもあるということから、急転直下で主演が決まったのだ。「かつて、ボクが監督した『テルマエ・ロマエ』で、阿部寛さんがローマ人の主人公を受けてくれたときのワクワク感が蘇りました」公開から3日で、すでに25万人を笑わせた『翔んで埼玉』。「理屈なく楽しめるし、郷土愛や耽美的な要素もちりばめられています。ぜひ、ご観賞ください」
2019年03月07日現在公開中の映画『翔んで埼玉』の大ヒット舞台あいさつが5日、東京・渋谷TOEIで行われ、二階堂ふみ、ブラザートム、島崎遥香、武内英樹監督が出席した。埼玉県を徹底してディスることが大きな話題となった魔夜峰央原作の『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』を、二階堂ふみ&GACKTのW主演で映画化した本作。週末興行ランキングで堂々1位を獲得したほか、「ぴあ映画初日満足度調査」(2月23日 ぴあ調べ)では、93.5点で1位を記録、さらには都道府県興行収入シェアで東京を抑えて埼玉県が全国1位になるなど、ヒットを記録している。二階堂は「まさかこの映画が大ヒットするとは思いませんでした(笑)。色んな方々から反響の声をいただきましてすごくうれしいです。この映画を通して劇場で皆さんと顔をあわせることが出来て本当にうれしいです」と観客に感謝し、埼玉県出身の島崎も「生きている間に埼玉がヒットするなんてことがないから、もうないと思うので本当にうれしく思います」と笑顔を見せていた。本作はすでに73万人以上もの観客が劇場に訪れ、興行収益は10億円を突破。映画の大ヒットを受けて、埼玉県出身のブラザートムが埼玉県戸田市の特殊詐欺被害撲滅大使に起用された。そんなブラザートムが二階堂に「これが代表作ですよ。素晴らしいですよね。きっと来年アカデミー賞に出ると思うよ」と声をかけると、二階堂は「埼玉はこの映画をやる前から素晴らしい場所で、すごく心も寛大で懐も深くて、そういう土地柄が出ていると思います」と笑顔を見せつつ、「今日で区切りをつけて、今後は沖縄の方にも力を注いでいかないといけないです(笑)」と埼玉が注目される以上に、地元でもある沖縄県が注目されることを願った。イベントの最後には埼玉県のゆるキャラも登場し、特産品でもあるネギをプレゼントされた二階堂。「GACKTさんが公開初日の時にテレビでネギが大好きだとおっしゃったら、その後にネギが大量に届き、それをインスタにあげていたんです。私には届いてないな」と明かし、「とってもうれしいです。涙が出るくらいうれしいですよ。現場では監督をはじめスタッフさん、そしてキャスト全員で一生懸命作りました。是非もっともっと広まって第2回の大ヒット舞台あいさつができればと思います」と観客との再会を期待した。
2019年03月06日●CGに近いGACKT&確かな演技力の二階堂ふみ1982年に発表された未完の作品ながら、2015年に復刊され、"埼玉dis"漫画として突如ブームとなった『翔んで埼玉』がまさかの実写映画化となり、現在全国で公開されている。埼玉県人が東京都民からひどい迫害を受けている世界を舞台に、東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂ふみ)が、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(GACKT)と惹かれ合うも、実は埼玉県人だった……。22日に公開されると、週末興行収入ランキングで1位を記録。さらに埼玉での興行収入が記録的数字となったことで、ますます注目されている。同作を生み出したのは、『パタリロ!』『ラシャーヌ!』などで知られる漫画家・魔夜峰央。耽美な絵柄で破壊的なギャグを繰り出し、45年間現役で漫画を描き続ける同氏だが、この作品のヒットには「意味がわからない」と首をひねっているという。今回は「埼玉だから許された」という同作について、話を聞いた。○新しい作品だったら、成立しない可能性も――『翔んで埼玉』が、原作のヒットからまさかの映画化ということで、話を聞いた時の心境を教えてください。おかげさまで本がヒットした後に、まずはアニメの話があったんですよ。アニメの方が現実的だなと思っていましたが、いつの間にか「無理だろう」と思っていた実写映画の方が完成してしまいました。だって、この作品をどう実写化するのか……「正気ですか? 誰が責任を取るんだ」「私は知りませんよ」という感じでした(笑)。――映画化に関して、内容には何かご意見などされたんですか?全くタッチしていませんし、「好きにやってください」と言わざるを得なかったです。何も考えてなかったですから(笑)。最初に武内監督とプロデューサーが会いに来てくれて、「どうやら本気らしい」と思ったんですが、キャストにまず「GACKT」という名前が出てきて、びっくりしました。その場にいた人は全員のけぞったけど、次の瞬間にはうなずいてたわけですよ。よく考えてみたらこういう巨大な虚構作品の主役を張るからには、本人が相当なキャラクターでないと太刀打ちできません。GACKTさん自身、異世界の存在みたいなところがありますし、生きてる人間よりCGに近いし、試写を見せていただいて、最初に飛行機から降りてきた時に「これだ」と思いました。百美役の二階堂さんはコスチュームから何からそっくりで、ここまで似せる必要があるのか、と思ったくらいによくできてました。原作ではほとんどお人形さんみたいな扱いだったところにキャラクターを肉付けして、人間にしてくれた。監督は、二階堂ふみの演技力を最初から買ってたらしいので、さすがだなと思います。――『翔んで埼玉』という作品は、なぜ30数年ぶりに受け入れられたのでしょうか?私にとっては全く謎で、理解できません(笑)。――私自身も埼玉出身なので、すごく笑えるところが多かったです。埼玉の人は、逆に遠慮なく笑えると思います。他の県の人たちは、遠慮するんですって。本当に笑っていいのかな、差別にならないのかな? と。それはもう、遠慮しないで笑って欲しいですよね。――県民ならでは、というネタも多かったと思いますが、元埼玉県民としては、映画版はどのようにご覧になったんですか?「元埼玉県民」って、初めて言われましたね(笑)。私はまだ埼玉に住んでいたとしても、もっといじめて欲しかったかもしれない。やっぱり監督も千葉出身だから、遠慮したのか、最後の方はかなり気を使って、埼玉を持ち上げてましたね。逆に終盤は監督が千葉のことを放りっぱなしだったので、千葉の人の反応が怖いです(笑)。他のどの都道府県でも成り立たなかった作品だと思います。埼玉県民だけが鷹揚なんですよ。――たしかに、故郷ではあるけど、埼玉という名前がなくなってもいいや、くらいのゆるい感覚ですね。結局、そこに行き着くんですよね。郷土愛があるとかないとかじゃなくて、「たまたまここに住んでる」みたいな感覚だから、きっと許されるんですね。これが京都だったらと思うと、想像しただけで怖いです。ただ、それも30数年前の作品だから、許されたのだと思います。これが新しい作品だったら、出版されることもなかっただろうし、まして映画化なんて。ある程度時効になっているから許せるということで、現実化しているんじゃないかな。それをとやかくいう人も、今のところはいないですし。まあ、言いたいことがあって、やりたいことがあるならやればいいし、反対意見があるなら堂々と言えばいい。なんとなく「いけないんじゃないか」で終わらせていたら、始まらないとは思います。●ギリギリを超えない感覚で攻める――この作品は先生が埼玉に住んでいた頃に書かれて、埼玉から引っ越した時に「ただのディスになるから」と辞められたんですよね。そこの感覚もすごいな、と思ったんですが。実際、自虐ネタなんですよね。自分がよそに出たら自虐じゃなくなるから、そこはちょっと。まあ、続きも考えていなかったですし(笑)。――でも改めて、この面白さってどこにあるんだろう、と思いながらも映画を観ました。人間には、誰にでも差別意識はあるし、ごくつまらないことでも人と比べたがるし、比べられてしまう。それを逆手にとって笑い飛ばそう、というのがこの作品なんです。だから遠慮なく笑ってもらいたいし、この冗談が否定される世界だったら、その方が怖いでしょう。――差別意識をおちょくる、みたいなところが。冗談は、ある程度まではきつければきついほど面白いんですよ。それを超えるとダメなんですけど、『パタリロ!』も、結構ギリギリのところまでやるタイプですから。――そういう感覚は、どこで培われたんですか?生まれつきですね(笑)。反射神経で、勝手に出てくる。そう考えると、やっぱり今回はもうちょっとやっても良かったかなと思います。大抵の埼玉県民からは、物足りなかったという話を聞きます(笑)。――改めて、映画の中で印象的だったシーンをぜひ教えてください。面白かったですよ。監督と感性が似ているんだなと思いました。印象的だったのは、埼玉と千葉のカードバトルと、群馬県の空を飛ぶプテラノドン。私だったら、UFOを飛ばすかもしれないですね(笑)。○実は家族で映画に出演――映画の冒頭には先生も出演されていたんですが、ご家族と聞いて驚きました。マシュー・ボーンの『白鳥の湖』のパロディのような雰囲気で……。監督は、なんとなくその雰囲気を出したそうです(笑)。「この作品はフィクションです」というナレーションが必要で、私がやることになり、気がついたらああいう風になっていました。周りの男性ダンサーについては、プロデューサーがあちこち電話したら、所沢のNBAバレエ団が埼玉つながりで引き受けてくれました。息子以外の方はみなさん、トッププリンシパルやプリンシパルだったんですよ。自分よりはるかにえらい方達が、センターに出してくださるので、息子が恐縮していました。――ご家族で出演されて、思い出にもなりましたか?それは、そうでしたね。でもバレエの発表会など、4人が同時に出る舞台はしょっちゅうやっているんです。初発表会の時は、人生で一番緊張して3日間は頭の奥がぎゅっとなっていたんですが、だんだん数を重ねて、今年1月の会では一番楽しくやれました。奥さんがシンデレラで、私が意地悪なお姉さん役でした(笑)。――それはぜひ観てみたいです。最後に、映画を楽しみにしている方へのメッセージをお願いします。とにかく楽しい作品ですから、もう何も考えずに見ていただきたい。「ここで笑ってはいけないんじゃないか」とか、そういうことは一切気にしないで、ただただ、おかしかったら、遠慮なしに笑っていただければ嬉しいです。■魔夜峰央1953年3月4日生まれ。73年に『デラックスマーガレット』(集英社)でデビュー。78年、『花とゆめ』(白泉社)にて代表作『パタリロ!』の連載を開始。『パタリロ西遊記!』などのスピンオフ作品を生む大ヒット作となり、82年にはCX系列でテレビアニメ化もされる。現在、『マンガPark』(白泉社)にて『パタリロ!』を連載中。また、『まんがライフ』(竹書房)では年に1回、『眠らないイヴ』を掲載している。15年に本作の原作にあたる「翔んで埼玉」(82)がネット発で話題となり、約30年ぶりに宝島社から復刊された。
2019年02月27日2019年2月22日(金)より公開される、二階堂ふみさん・GACKTさん主演の映画『翔んで埼玉』のオリジナルポスターが作成され、全国の地方飲食店をジャック中。解禁されたポスターや、コラボ店舗などをご紹介します。映画『翔んで埼玉』が2019年2月22日に公開!『翔んで埼玉』は、『パタリロ』などで一世を風靡した漫画家・魔夜峰央さんの伝説的埼玉ディス漫画『翔んで埼玉』の実写映画。『テルマエ・ロマエ』シリーズで知られる武内英樹監督が手がける、“郷土愛”をテーマにした壮大なエンターテインメント超大作です。主演は二階堂ふみさんとGACKTさん(C)2019映画「翔んで埼玉」製作委員会強烈なディスをお見舞いする生徒会長役を二階堂ふみさん、隠れ埼玉県民の転校生役をGACKTさんが演じます。伊勢谷友介さん・京本政樹さん・ブラザートムさん・成田凌さんなど、個性的なキャストにも注目です。映画『翔んで埼玉』のシーンをチラ見せ!(C)2019映画「翔んで埼玉」製作委員会(C)2019映画「翔んで埼玉」製作委員会(C)2019映画「翔んで埼玉」製作委員会(C)2019映画「翔んで埼玉」製作委員会(C)2019映画「翔んで埼玉」製作委員会映画『翔んで埼玉』の地方別コラボポスターが解禁!公開に伴い、映画『翔んで埼玉』が全国の地元民に愛される地方飲食店20店舗以上と協力し、地方別「埼玉扱い」のコラボポスターを作成。2019年2月12日(火)の週から、全国に400以上あるコラボ店舗にて続々と掲示されています。二階堂ふみさんとGACKTさんがご当地グルメをディスる、ユニークなポスターは必見です。映画『翔んで埼玉』を観たくなるポスターデザイン埼玉をディスる衝撃的な劇中のセリフ「そこらへんの草でも食わせておけ。埼玉県人ならそれで治る」をもじって、地方の飲食店メニューに「これを食ったら治るだろう」というディスをお見舞い。究極の地方ディス映画『翔んで埼玉』に興味をもちたくなるような、面白いデザインになっています。解禁されたコラボポスターのSNSの反応は?映画『翔んで埼玉』のコラボポスターのプロモーションが開始されると、SNSでは早速ポスターを発見した人の投稿がちらほら。「うちの県がディスられていない」など、ディスられたい願望をあらわにするようなコメントもあります。“なんやかんや、盛り上がっているようで(^o^;)日本全国の皆様❗地元メシ、思いっきり宣伝してくださいね❗\(^o^)/私は、埼玉県民なので、そこら辺の草を食います❗”出典:“埼玉県民は そこらへんの草 なのに、北海道民はチャイナバーガーやら餃子カレーやら何だか良いもの食べさせてもらえて願ったり叶ったりなんですが・・・埼玉の皆様、北海道民贅沢でごめんなさい”出典:“伊勢うどんがありますように伊勢うどんがありますように今からでもコラボ検討していただけますようにm(_ _)m”出典:映画『翔んで埼玉』地方別コラボポスター概要期間2019年2月12日(火)の週から順次、全国のコラボ先計400店舗以上に掲出コラボ先一覧 公式HP(C)2019映画「翔んで埼玉」製作委員会
2019年02月25日「ぴあ」調査による2019年2月22日、23日公開のぴあ映画初日満足度ランキングは、魔夜峰央(新潟県出身)のギャグ漫画を二階堂ふみとGACKTの主演で実写化した『翔んで埼玉』が第1位になった。出口調査では「埼玉を最高にイジッていてギャグ満載」(埼玉県民)、「もう全部おもしろかったー!」(東京都民)、「ぶっ飛びすぎていて笑うしかなかった!」(千葉県民)などの熱い声が多くあがった。本作は、伝説パートと現代パートの2部構成になっており、伝説パートではその昔、埼玉県民は東京都民から迫害を受けており、東京に行くには“通行手形”が必要で、持っていないものは強制送還されるため、埼玉県民は救世主の出現を願っていた、という設定の下、都知事の息子(二階堂ふみ/沖縄県出身)と、アメリカ帰りの転校生(GACKT/沖縄県出身)が出会い、埼玉を解放する闘いに身を投じていく様が描かれる。調査を行った都内の劇場には都民だけでなく、埼玉県民、千葉県民などが集結! 映画館に行列ができる盛況ぶりで、本作に惹かれた理由について「予告がぶっ飛んでいたから」(未回答)、「埼玉に住んでいるので興味をもった」(埼玉県民)、「千葉がどれだけひどい扱いなのか気になった」(千葉県民)、「原作ファンだから」(東京都民)と回答。上映後の出口調査では「ずっと笑っていた!」(埼玉県出身で東京都民)、「バカな部分を全力で演じている俳優さんたちがよかった」(未回答)、「埼玉県民しか知らないようなローカルなネタも織り交ぜられていて、知ってるから楽しめる嬉しさもあった」(埼玉県民)、「東京に住んでるけど、埼玉の人とかに共感しちゃった」(東京都民)、「原作のキャラに似せていたのがよかった」(未回答)などの声が寄せれており、楽しそうに話す姿が印象的だった。中には「なぜか最終的には埼玉に行きたくなる、好きになる、そんな映画で、愛を感じた」(未回答)、「なかなか深い映画だった」(東京都民)、「最後は笑えて泣けた」(埼玉県民)と話す人もいた。本ランキングは、2/22(金)、2/23(金)に公開された新作映画13本を対象に、ぴあ編集部による映画館前(東京都内)での出口調査によるもの
2019年02月25日映画『翔んで埼玉』地元―1グランプリ表彰式が23日に埼玉・新所沢レッツシネパークで行われ、二階堂ふみ、GACKT、武内英樹監督が登場した。同作は『パタリロ!』などで知られる魔夜峰央が1982年に発表した作品で、2015年に復刊されたことをきっかけに、テレビ番組、SNS、インターネットなどメディアで多数取り上げられ、大反響を呼んだ。埼玉県民が東京都民からひどい迫害を受けている世界で、東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂)は、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(GACKT)と惹かれ合うも、実は埼玉県出身の麗は埼玉解放運動に身を投じていく。PR期間中に行っていたキャンペーンの一つ、「地元-1グランプリ」の表彰式が開催された。全国の劇場がそれぞれ地元の魅力を掲げ、各劇場の地元の魅力に対して一般人が“応援したい”と思った劇場に投票するキャンペーン。事前に応募のあった137の劇場の中から激戦を制し、グランプリを獲得したのは「“所沢なのに“狭山”茶が名産、だけど麻実麗様のふるさと!!」というキャッチコピーを掲げた、「新所沢レッツシネパーク」だった。授賞式では劇場の早瀬智宏支配人がステージに登壇し、主演の2人は本日のために特別に作られたお手製感満載の襷と王冠、監督は埼玉をイメージした「彩玉ボール」を贈呈した。早瀬支配人は「このグランプリを取れたのも、所沢市の皆さんが応援してくださったおかげ。劇場からも所沢市の皆さんに向けた様々なプロモーションが、ちゃんと心に届いたからだと思っています」と、笑顔で喜びの言葉を述べた。同劇場は2年前のリニューアルでコンセプトを一新し、通常空席になりがちな前方にリクライニング付きのシートを供えたり、最前列には炬燵で映画を鑑賞できる「コタツシート」(冬季のみ)が備えたりするなど、「くせが強い」劇場となっている。登壇した3人も、報道陣がコタツシートエリアから取材する様子を見て驚き、二階堂は「何です? このコタツの席(笑)。理想的なシートですね、私こういった席があったらいいなと思っていたんです。すごく素敵な劇場だと思います」と絶賛。GACKTは「人生で初めて、メディアの方がコタツに足を入れ写真を撮っている姿を見ました。その姿が今年1番のつぼです(笑)」と爆笑していた。○二階堂ふみ コメント公開2日目を向かえて、たくさんの方たちにこの映画が観て頂き始めていると周りの方たちから聞いて、とてもうれしく思いました。初日には初めて大入り袋をいただきまして、今まで関わった映画で、こういったものをいただくのは久しぶりだったので、もっともっとたくさんの方たちに観ていただいて、楽しんでいただきたい作品です。○GACKT コメント何度も足を運んでいただき、映画館でしか味わえないスケールを是非楽しんでください。武内監督のこだわりを感じる細やかなネタが随所に出ている作品になっています。○武内監督本作は、たくさんの小ネタを盛り込んだ作品になっていますので、何度も見て色々な小ネタを探してみてください。そして埼玉県の人からすると前半の30分は辛い時間帯が続くかもしれませんが、最後には、埼玉を愛する郷土愛に話しになっていますので、是非SNSなどでも感想をつぶやいていただければと思います。
2019年02月24日映画『翔んで埼玉』公開初日舞台挨拶が22日に都内で行われ、二階堂ふみ、GACKT、伊勢谷友介、京本政樹、武内英樹監督が登場した。同作は『パタリロ!』などで知られる魔夜峰央が1982年に発表した作品で、2015年に復刊されたことをきっかけに、テレビ番組、SNS、インターネットなどメディアで多数取り上げられ、大反響を呼んだ。埼玉県民が東京都民からひどい迫害を受けている世界で、東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂)は、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(GACKT)と惹かれ合うも、実は埼玉県出身の麗は埼玉解放運動に身を投じていく。作中で男子高校生役を演じていた二階堂は、白の紋付袴姿で登場。「プロモーションもずっとパンツスタイルだったので、ぜひ紋付袴を着せていただきたいなと思い、希望させていただきましたが、いかがでしょうか」と観客に語りかけると、拍手が起こっていた。「原作の世界観がすごく強いものだったので、その強さを失わないように」と意図を明かした二階堂。「性別や年齢を全て超越しているので、あまりそこにはこだわり過ぎず、でもちゃんと男の子として見ていただけるように努力しました」と振り返る。埼玉県知事にも会いに行ったというが、「県知事も『埼玉の人たちは心が寛大なので、こういうことで怒りません』と公認をいただいたので、よかったな。本当に寛大に受け止めてくださって、より好きになりました」と埼玉愛を明かした。またこの日は特製のくす玉で「脱! ダサイタマ」を祝った。
2019年02月22日