高齢かつ子宮筋腫があり、自分には子どもと共に歩む人生などあり得ないだろうとすっかりあきらめていました。しかし、43歳でまさかの妊娠。以来いくつものまさかを乗り越えて、出産に至った体験談です。妊娠や出産はあきらめていた30歳を過ぎたころに受けた婦人科検診で、子宮筋腫が判明。それ以降、皮肉にも順調に筋腫は成長し、数も増えていきました。一生妊娠や出産、子育てにはご縁がないのだろうな……とあきらめていた43歳の春、まさかの妊娠!「何がなんでもこの子を産み育てたい!」と心の底から強く思いました。高齢で持病もあったため、かかりつけの産婦人科では手に負えず、近くの大学病院でお世話になることに。 ときを前後して、おなかの子の父親とはお別れし、ひとりで子どもを産み育てていく決意を固めました。「そうか、私は子どもが欲しかったけれど、結婚したいわけじゃなかったんだ」とそのとき気づいたのでした。 帝王切開に向け着々と準備妊娠34週の健診の日。筋腫がお産の妨げとなる位置にあり、赤ちゃんの頭が出てこられないとの診断を受け、帝王切開での出産が決まりました。予想はしていたけれど、やっぱりそうなるか……と思いながら話を聞いていました。 手術は妊娠38週の12月17日に決定。出産日に向けて心の準備も入院準備も抜かりなくしました。帝王切開で2人出産した先輩ママに、麻酔のことや術後の痛みなどを教えてもらったり、帝王切開用の産褥ショーツを買ったり、病院で帝王切開の流れのDVDを見たりしました。 「これで準備万全!」のつもりでしたが、思わぬところで苦戦。それは、入院や手術の際の家族の立ち会いです。夫がいれば問題にはならないと思いますが、なにせ私はシングル。高齢の両親は離れた地域に住んでおり、コロナ禍では移動もままなりません。職場の社長の奥様にお願いするところまで考えましたが、ダメ元で母に連絡してみたところ、なんとか来てもらえることになり、ひと安心。事なきを得ました。 おなかの子の生命力に驚きいよいよ手術前日。入院の準備をして母と病院へ。診察を受けると、先生の様子がなにやら変です。「いつごろ帝王切開って言われました?」などと質問しながら超音波検査をしていたのですが、普段の健診よりだいぶ長い気がしました。「どうしたんだろう? 何か異常でも!?」と、不安は膨らむばかり。 ようやく診察が終わり、別室で待機していた母も呼ばれて話を聞くと、衝撃のひと言が!「赤ちゃんの頭が筋腫を乗り越えて下がってきているので、帝王切開をする必要はなくなりました。陣痛が来るのを待って、普通分娩でいきましょう。今日は帰っていいですよ」。 「え……!? そんなことってあるの!?」と、思わず母と顔を見合わせました。おなかの子の生命力、外の世界へと向かおうとする力たるや、どれほど強烈なものなのか! と驚きました。 最高のクリスマスプレゼントに12月25日。何事もなく、自然分娩で娘を出産。私にとって人生で最高のクリスマスプレゼントとなりました。 妊娠や出産にはお母さんと赤ちゃんの数だけドラマがあるんだなと、身をもって実感しました。先輩ママさんたちからはさまざまなエピソードを聞いていましたが、まさか自分の身にもこれほど衝撃的な事件が起きるとは思いませんでした。娘がこの話を理解できる年齢になったら、「あなたは、いくつものまさかを乗り越えて今ここにいるんだよ」と伝えたいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:ワダムギコ43歳にして第一子を妊娠・出産したシングルマザー。自称「遅れてきた母ちゃん」。 建築関係の仕事をしており、自分が携わって建てた保育園に娘を通わせるべく、絶賛保活中。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月11日モデルの“エビちゃん”こと蛯原友里(44)が、自身のインスタグラムを更新した。インスタでは「撮影終わり。今日もみなさん、お疲れ様でした!」とオフショットを投稿。白のタンクトップ&パンツ姿でラフな姿を見せている。44歳に見えない美麗な姿にファンは「クールエビちゃんもかわいい」「蛯原姉さん色気全開ですね惚れそうです」「理想だ~一生ついていきます」「ママさんって思えないくらいの若々しさ」「私もそんな歳の取り方をしたいです」「透明感が凄いです」などと反応している。蛯原はRIPSLYMEのILMARIと2009年に結婚。現在は長男、長女の2児のママで、インスタグラムでも度々、家族写真を投稿している。
2024年05月09日米ルイジアナ州リヴィングストンで、14歳の少女を性的暴行して妊娠させた54歳の男が、懲役50年に加え「身体的去勢」を命じられた。USA TODAYなどが報じている。2022年7月、「若い時にグレン・サリヴァン・シニアにレイプされた」という通報が保安官事務所に寄せられ、サリヴァン被告の捜査が始まった。通報者は14歳のときに被害に遭い、子どもを出産していた。当局が子どものDNA鑑定を行った結果、実父がサリヴァン被告であることがわかったという。被告は被害者を手なずけ、彼女のみならず家族も暴力で脅し、口止めをしていたと検察官は裁判で述べた。サリヴァン被告は第二級強姦罪4件を認め、懲役50年と「身体的去勢」が命じられた。ブラッド・J・カシオ地方検事はWBRZ-TVに対して「これまでに化学的去勢を命じられた者は3人いるが、私の知る限り、身体的去勢が適用されたケースは今回が初めてだ」とコメントした。ルイジアナ州では2008年に、特定の性犯罪で有罪判決を受けた者を化学的、または物理的に去勢することを認める法律が制定されている。物理的(外科的)去勢とは、精巣を手術により摘出する方法で、再犯率が劇的に低下するとされる。一方で非人道的な処置であるという批判も強く、性欲や性的衝動を抑えるホルモン剤を投与する化学的去勢が一般的となっているという。
2024年05月01日マキノさんは長女が1歳9カ月のとき、めでたく第2子を妊娠。妊娠中でありながらも、平日はほぼワンオペ育児をこなしていたのですが、毎日がつわりとの闘いでした。幸いつわりは軽いほうだったマキノさんですが、当時娘のくうちゃんがハマっていた乗り物のおもちゃの振動に加え、ご飯の炊けるにおいがすっかりダメになってしまったのでした。 第1子の妊娠時とは、状況がまったく異なって… 第1子であるくうちゃんを妊娠していたときは、重い物を持つ際には慎重になったり、周りからも止められていたマキノさん。 しかし、くうちゃんを育児しながらの妊婦生活は、抱っこをせがまれれば、対応せざるを得ない状況に。 時にはくうちゃんを抱っこしながら階段を上るなど、体に負担がかかる生活を送っていました。 そんな生活に「仕方がない」と思っていたマキノさんでしたが、ある日トイレに入ると、不正出血が……! その翌日、産婦人科で診てもらうため、朝一で病院へ向かいました。 マキノさんは不安な気持ちで、自分が呼ばれるのを待っていたのでした。 ある日突然、不正出血を起こしてしまったマキノさん。今の段階では不正出血の原因はわかりませんが、娘を育児しながらの妊娠というのは、体に負担がかかっていたのかもしれませんね。診察の際、マキノさんの体とおなかの赤ちゃんに、何ごともないことを願います。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。著者:マンガ家・イラストレーター マキノ食べることが大好きな元気な姉弟、くうちゃん、へうくんの母親。真面目で優しいパパと、二人の子どもたちとの4人暮らしです。SNSで、日常の笑ったこと、泣いたこと、感じた事など、絵にしています。
2024年04月20日先日、待望の妊娠がわかりました。義両親も孫の誕生を心待ちにしていたので、週末義実家に遊びに行ったとき報告するつもりでいました。義実家との関係は良好ですが、義妹とだけはうまくやれません。義妹は自分が思った通りに物事が進まないと、大騒ぎするめんどくさいタイプです。私たちが結婚を決めたとき、義妹にはすでに入籍済みの夫がいましたが、結婚式の日取りが未定でした。すると、私たちが先に結婚式をするなんて許せないと大騒ぎ! 結局義父が費用を出し、先にフォトウェディングをすることで納得させてくれました。 妊娠報告の席に義妹がいないといいのですが……。妊娠報告に涙する義妹義実家に着くと、義母が忙しそうに家事をする横で、義妹夫婦がくつろいでいました。いつ帰るかわからないので仕方がありません。私たちは義両親・義妹夫婦の前で、妊娠を報告しました。 義母は目に涙を溜めて喜んでくれましたが、義妹は急に泣き出しました。「自然妊娠なんてずるい! 私への当てつけですか!?」何のことかわからず困惑していると、義妹が言葉を続けました。「不妊治療している私より先に妊娠するなんて……」 義妹夫婦が不妊治療をしていたなんて初耳でしたが、義両親は知っていたようで、シクシク泣く義妹を前に戸惑っています。 配慮に欠けていたと私が謝罪をすると、義妹は自然妊娠でお金が掛からなかった分、治療費を援助してほしいと頼んできました。そのお金で高度な治療にステップアップすると言うのです。援助して!すでに義両親がかなりの額を援助したそう。しかしこれ以上は無理だと言って、義両親からも頭を下げられてしまいました。 どうやら高度な治療を受けるためには事前の講習を受けなければならないそうで、その費用が5万円とのこと。しかしそんな話聞いたことがありません。 もしかしたら義妹が騙されているのかもと思い「それ本当?」と聞いてみると、義妹は「自然妊娠して何も知らないくせに疑うなんて酷い……!」とさらに号泣。 重い空気に耐えきれず、私は5万円を渡してしまいました。それ、本当?しかし納得がいかない私は、義父からこっそり義妹が通っているクリニックの名前を聞き出し、問い合わせをすることにしました。案の定、講習など実施しておらず、クリニックの人も困惑している様子。夫も私もすべてを悟りました。 翌週、再び義実家を訪ねて真実を伝えると、義両親はがっかり……。それでも、講習は嘘でも治療は本当かもしれないという望みにかけて、義妹夫婦を訪ねることにしました。 義妹は「疑うなんてひどい!」と私を責めます。何を言っても「自然妊娠した人に言われたくない」の一点張り。困り果てているところ、口を開いたのは義妹の夫でした。すべてウソだった!「もうやめとけ!」義妹は治療費と言って義両親からもらったお金でブランド物を買い漁っていました。エスカレートする買い物に義妹の夫も怖くなっていたと言います。同時に後ろめたい気持ちも限界だったよう。 観念した義妹は、借りたお金を少しずつでも返すと約束していました。早い段階で阻止できたのがせめてもの救いです。 嘘を重ねていると、本当に困ったときに誰も助けてくれなくなってしまいます。子どもを大切に思い、疑いもせずお金を出してくれた両親をこれ以上がっかりさせないでほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月05日私は20歳の誕生日と同時くらいに、第1子を妊娠しました。初めてのわが子にうれしい反面、不安や苦労もありました。特に、周りから「若いママだから……」という目で見られることに苦痛を感じました。2022年民放改正前の体験です。 妊娠判明は成人式の直前!妊娠が判ったのは、成人式の1カ月前でした。妊娠に対してうれしい反面、まだ成人して間もない自分に、子どもを育てられるのかという不安もありました。 それでも産みたいという気持ちは固く、「私、産むから」と現在の夫に宣言。同い年の夫は「う、うん……」と、押される形で出産・結婚を決意してくれました。そのままお互いの両親に妊娠と結婚を報告し、妊娠4カ月の状態で成人式に出席しました。 「若いママだから」と言われたくない!第1子である長女は、私が20歳のうちに生まれました。幼いころから子ども好きだったので、自分の子どもがうれしくて、かわいくて毎日が幸せでした。初めての育児に緊張しながらも、保健師さんの言うことを堅実に守り、育児書と毎日にらめっこをし、懸命に育児をしました。 子どもが口にする物はすべて手作りし、衛生面、健康面にすごく気をつかいました。子どもに対する愛情からが半分、残りの半分は周りから「若いからちゃんとしていない」と思われるのが嫌だったのです。 それでもやっぱり偏見の目…わが子を連れて外に出かけると、「赤ちゃんかわいいわね~」と声をかけられるのですが、決まって最後に「ちゃんと育てなきゃダメよ」と言われるのです。子どもが細かったためか、時には「ごはんちゃんと食べさせているの?」とか「ごはん作ってないんでしょ?」と言われたこともありました。 夫の親戚からは、はっきり「虐待していない?」と心配されていました。若いママというだけで、周りから育児放棄や虐待などの心配をよくされました。自分なりに懸命に育児をしていたので、周りからの偏見の目は悔しかったです。 私は子どもを愛している付き合いのある人たちは理解してくれるものの、結局のところ、見ず知らずの人からの偏見の目はなくなりませんでした。いつしか私も抵抗することをやめ、「この子のママは私。この子がいいと思ってくれているのなら、それでいい」と思えるようになりました。偏見の目で見られようとも、私は子どもを愛しているのです。長女を産んでから数年間、偏見の目に悩まされましたが、自分なりの答えにたどり着くことができました。 年齢を重ねた現在ならば、当時の偏見の目を理解できます。昨今の子ども虐待のニュースもありますし、何より子どもが子どもを産むようなものですから、心配にもなります。でも当時の私にはその気持ちが理解できず、偏見の目が苦痛で仕方ありませんでした。もし今の私が、当時の私に声をかけてあげられるのなら、「子育て頑張っているね! ちゃんとわかっているよ。大変なことがあれば人に頼ってもいいから、あまり無理し過ぎないでね」と伝えてあげたいです。 イラストレーター/きょこ 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。著者:ライター 木村なち
2024年03月22日4歳の娘がある日突然、もうすぐ妹ができると話し出しました。そのとき妊娠の予定はなかったので不思議に思い、そう思う理由を聞いてみると……。 娘が突然、謎の発言!どういうこと…?私には2人の娘がいます。まだ次女がお腹にいなかったとき、当時4歳の長女から「私が5歳になったら赤ちゃんできるよ」と唐突に言われました。何でわかるの? と問いかけると、「お空の上で一緒にいたからだよ。私が先に降りてきて、あとから追いかけて来たの。女の子だよ」と話してくれたのです。 また、同じ時期に長女が大好きだった祖父が亡くなったのですが、6歳になった今でも長女には祖父が見えるらしく、「今ここにいるよ」と教えてくれます。さらに驚くことに、生前祖父はキムチのことを「朝鮮漬け」と呼んでいたのですが、長女はそのことを知らないのに「じいじが朝鮮漬け食べたいってよ。仏壇に置いてあげて」と教えてくれたこともありました。 次女については、長女が5歳の年に本当に生まれてきました。祖父についてもどうやら本当に見えているようで、祖父の言葉を長女がかわりに伝えてくれることが良くあります。不思議なことというのは本当にあるんだと驚く日々です。 作画/さくら著者:緒方 佑名
2024年03月03日SNSでアラフォーママの大人カジュアルコーデを公開するmidopeiさん。中学1年生、小学3年生、2歳の3兄弟ママであり、現在第4子を妊娠中。ブログでは、子どもたちとの日常から、購入品やコーディネートなど幅広く発信している。■『コストコ』購入品21日に更新したブログでは「出産前に久しぶりに」と切り出し、会員制倉庫型スーパー『コストコ』を訪れたことを報告。「お目当てはまずコレ!」とつづり、ふき取り式のクレンジングウォーター「ビオデルマ」の「サンシビオ」を紹介し「コレ大好きなんですよね〜」「帰宅してとにかく早くメイク落としたい時やこれから産後でしばらくは日焼け止めオンリーの生活だからさっと拭くだけ」「おすすめ!」とコメントした。■「やはりコストコは安いですね!!」同ブログでは続けて「あとは子供達も大好きなダウニーズのハニーバター」を購入したことを明かし「朝食の食パンにコレ塗って…すぐ無くなります」「2個セットだけどもう一箱買っておけばよかったかな」とコメント。さらに「妊娠中でもそうでなくても我が家はルイボスティーを飲んでいます」と述べ「CARMIEN」の「オーガニックルイボスティー」を紹介。「バレンタイン前だった事もありリンツのリンドールも」「やはりコストコは安いですね!!」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年02月27日おうち料理研究家のみきママが18日に自身のアメブロを更新。44歳を迎えて子ども達が作ってくれた料理を公開した。この日、みきママは「今日は私の誕生日なので」と誕生日を迎えたことを報告し「ステーキと、黒酢の酢豚も食べたいな~!」とコメント。「食べたいものは自分で作ります!」と述べつつ「そしたらさ、子供達がご飯作ってくれるって」と明かし「まじ?」と驚いた様子でつづった。続けて、子ども達から「キッシュと卵焼き作った」と言われたことを報告し、完成した料理の写真とともに「わ~卵づくし!」とコメント。「ケーキも昨日買ったよ」と言われたそうで「嬉しいけど、ケーキって当日買うものですー」とお茶目につづった。また「44歳になりました~!!」と誕生日ケーキのロウソクを吹き消す様子を動画で公開し「めちゃくちゃ美味し~!!」とケーキを堪能する自身の姿も公開。母親が「イカスミスパゲッティーや、ウインナーとザワークラウトを作ってくれました」と報告し「幸せ~!!44歳も頑張ります!」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「お誕生日おめでとうございます」「嬉しいですね」「幸せですね」「素敵な一年でありますように」などのコメントが寄せられている。
2024年02月19日私が末っ子を妊娠したときの話です。上の子達たちとの年齢差がある中、自分の体力や金銭的なものなど、いろいろと不安を抱えながらの妊娠でした。ママ友の言葉にショック!上の子のママ友に妊娠したことを伝えた際、「いまさら、また赤ちゃん育てるのって面倒じゃない?」と言われたのです。私自身も、上の子たちがやっと手が離れて自分の時間を過ごせるようになったときでした。確かに、ママ友の言うこともわかるのですが、言われたときはショックを受けました。もちろん、私が傷つくとは思わず思ったことを言っただけでしょう。その後、無事出産し、生まれた子どもはただただかわいく、心配していたことはまったく気になっておらず、私の場合は、3人産んでよかったなと思います。 もし私が妊娠報告を受けたら、状況にもよりますが、まずは「おめでとう」と言うようにしようと思います。歳の差育児に不安を抱えている方がいたら、不安に寄り添いつつ、とても楽しいことを教えてあげたいと思います。 作画/いずのすずみ著者:佐々木あそふ
2024年02月06日清木場俊介から約4年ぶりとなるオリジナルアルバム『RESULT』が届けられた。自ら「44歳の清木場らしさが詰まったアルバムになった」という本作には、唄うこと、愛すること、生きることを追求し続ける“唄い屋”としての現在がリアルに刻まれている。さらに3月から4月にかけて全国ツアー『KIYOKIBA SHUNSUKE ROCK&SOUL 2024 RESULT』を開催。アルバム『RESULT』、ツアーについて、彼自身の言葉で語ってもらった。――まずは2023年の活動について。LIVE HOUSE TOUR 2023『GET BACK』や『唄い屋・BEST Vol.3』『唄い屋・BEST Vol.4』のリリースなど充実した活動を行ってきましたが、清木場さんにとってはどんな年でしたか?2023年はベストアルバムのレコーディング作業がとにかく大変でした。自身の歩んできた道と世に出してきた唄が、どの様にリンクして、その結果どんな40代になり、過去の唄たちをどんな風に表現するべきか?そればかり考えながらレコーディングする日々でしたね。あとはベストアルバムのレコーディングの合間に、久しぶりのライブハウスツアーが出来ました。スタジオ作業とライブハウスはまったく異なる場所ですが、ファンのみんなとの久しぶりのライブハウスでのひとときは何よりも心の安定になりうれしかったですね。――昨年の活動を通して新たに気付いたこと、得たこと、この先の目標はありますか?2022年に武道館ライブをやれたことで次なる目標……モチベーションをどこに持っていくか?考えながらの2023年でしたが、ライブハウスツアーをやってみて「やはり自分は唄うことでしか満たされないのだ」と気付くことができました。そのことで新しく『RESULT』というアルバムを作ることを決めました。――なるほど。ニューアルバム『RESULT』は前作『CHANGE』以来、4年半ぶりのアルバムとなります。清木場さんにとってはどんなアルバムになりましたか?これまで歌詞を描くことに対して迷いや悩むコトはなかったのですが、今作はかなり詞に悩まされながらの制作でした。その結果、44歳の清木場らしさが詰まったアルバムになりました。――この4年半の間で変化した部分、「ここは変わっていないな」という部分は?自身ではあまり変化したところはないと思っていますが、30代の頃の背伸びをした焦りみたいなモノはなくなったかな……と感じています。――収録曲についても聞かせてください。まずは「GET BACK」。アルバムの幕開けをド派手に飾るロックチューンです。前回のライブハウスツアーのオープニング曲だった曲に、メロディと歌詞を付けたらファンの人も「GET BACK」ツアーの懐かしさと変化を楽しんでもらえるかな、と思い作りました。――そして「Smile」はギターのリフとボーカルの絡みが気持ちいい楽曲だなと。多分、記憶ではこの曲からアルバム制作がスタートしたと思います。自分自身この曲の世界観が今までになかった曲調なのでアルバムを作るうえでヒントになった曲ですね。――なるほど。「明日へ向かって」はフォーク・ロック的な匂いを感じるミディアムチューン。「Flap」は“君の笑顔だけが僕を突き動かすのだ”というラインが心に残りました。「明日へ向かって」は、休日にひとり海へ釣りに行く途中、歌詞がふと浮かんできて道路脇に車を停めてメモしたのを覚えています。ゆるやかな日常というか、オフの時期だからこそ出来た曲ですね。「Flap」はファンのみんなに向けて描いた曲。デビューして23年経ちますが、今もこうして唄えている幸せをファンのみんなと共有してきた結果として出来た曲ですね。ライブで唄うのが楽しみです。――色気を感じるメロディを軸にした「Butterfly」、切ないバラードナンバー「月を見上げて」も印象的でした。「Butterfly」は、今までにはなかった曲調でメロディが出来て、良い曲になる予感がしたんですよ。ただ、詞のテーマを決めるのに最後まで悩まされました。ライブではステージングや照明などで世界観を作りたいと思っているし、自分も今から楽しみにしています。「月を見上げて」は……30代の頃ならばきっと恋愛的な歌詞のバラードになっていたかも。40代になったからこそ、生きることへのテーマとしてこういう歌詞になったのかなと思います。――そして、3月から4月にかけて全国ツアー『KIYOKIBA SHUNSUKE ROCK&SOUL 2024 RESULT』が開催されます。ずばり、どんなツアーにしたいと思っていますか?4年半ぶりの新作アルバムをリリースしてのホールツアーなので、『RESULT』というアルバムの曲をひとつひとつ温めながら、ファンのみんなと一緒に育てていけるツアーにしたいです。『RESULT』とともに進化した清木場を楽しみにしていてください。――楽しみです。今の清木場さんにとって、唄うことのモチベーションは?自分の人生には唄うこと以外ないのですが、「自分の唄を聴いてくれる人がいる」というのが一番のモチベーションです。ライブが出来ることが一番の幸せなので、それ以上望むモノはないです。今年は一日でも多く、ファンのみんなと笑顔でいられる年にしたいですね。――最後に、今年プライベートでやってみたいことは?首から下の全身脱毛をしてみたいです!後がよろしいようで……(笑)。Text:森朋之<リリース情報>清木場俊介 12thオリジナルアルバム『RESULT』2024年3月発売予定【収録予定曲】1. GET BACK2. Smile3. Be Yourself4. 明日へ向かって5. Flap6. 木漏れ日の中で7. 君だけに...8. Rain9. Butterfly10. Suicide11. Plague God12. 月を見上げて13. You go your way14. HANGOUT15. CRAZY JET<ライブ情報>『KIYOKIBA SHUNSUKE ROCK&SOUL 2024 RESULT』3月30日(土) 神奈川・よこすか芸術劇場開場17:00 / 開演18:004月6日(土) 愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホール開場17:00 / 開演18:004月7日(日) 大阪・大阪国際会議場(グランキューブ大阪) メインホール開場16:00 / 開演17:004月13日(土) 福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール開場17:00 / 開演18:004月14日(日) 広島・広島JMSアステールプラザ 大ホール開場16:00 / 開演17:004月29日(月・祝) 東京・東京国際フォーラム ホールA開場17:00 / 開演18:00料金:SS席13,000円(特典付)、S席8,800円、ちびっこファミリー席8,800円※全席指定※ SS席(清木場W会員先行 / 清木場組会員先行のみでの限定販売)、ちびっこファミリー席(清木場W会員先行 / 清木場組会員先行 / 清木場モバイル会員先行のみでの限定販売)は受付終了チケット情報:()公式サイト:
2024年01月31日44歳の私はなかなか職が見つからず、したい仕事が特にないことでもんもんとしていました。そんなとき、ハローワークで職業訓練校の募集パンフレットを見つけ、目に留まったのが「ゼロから始めるWEBマスター講座」という講座の募集。「1人でパソコンやスマートフォン対応のホームページを作成できるようにする」という講座内容に惹かれ、応募したのです。44歳にして思い切って職業訓練校に通ってみた体験談を紹介します。ドキドキの学校見学応募して即受講OKというわけでなく、書類選考や面接などがありましたが無事にクリア。面接では、過去にIT系企業に事務として応募したときに、web系知識の有無、イラストレーターやフォトショップを使用できるかなどを聞かれて、何もできないと答えざるを得ず選考落ちした体験を話し、IT事務を目標に頑張りたいと熱意を伝えました。そして、実際の授業風景を見学させてくれるというので教室の後ろからのぞかせてもらったのですが、そのときはたまたまイラストレーターを使った授業だったようで、プロ並みの絵を描いている人がいらっしゃってびっくりしました。雰囲気の良さそうな学校だったのでここに通うことを決意しました。実際の授業を始めてみたら実際に学校に通い始めてみたら、私の年齢は平均年齢よりはやや上であるものの、若い人から私より年上の人まで本当にさまざまな年齢の人がいて、少し安心しました。経歴もさまざまで、webに関係ある仕事に就いていた人やまったく関係ない営業や販売員の仕事に就いていた人、仕事は関係していなくても趣味で画像加工や動画編集などをしていた人などがいました。「ゼロから始める」とうたっていた講座ですが、まったくの知識ゼロは私の他に数名しかいなかったようです。しかし、その数名の中には自営業をしたいという目的で知識ゼロから飛び込んできた人もいて少し親近感を覚えたりしました。そんな中、授業に必死についていきましたが、スタート地点から他の人との差を感じてぼうぜんとすることもしばしば。それでもできることをできる限りしようと、なんとか授業についていきました。根っからの文系には難しかったしかし、私は骨の髄から文系で、計算式はエクセルでも苦手です。最初のほうの授業のHTML(サイトの構成を決めるプログラム)やCSS(サイトを装飾するプログラム)はまだついていけたのですが、授業工程の中程から始まった計算式だらけのjQuery(あるアクションに対して動きをつけるプログラム)には苦労させられました。家で復習してもなかなかついていけません。途中何度も投げ出しそうになりました。しかし、授業だけは頑張って受けようと数回しか休まず、出席しました。やはり若い人たちの進歩具合は目覚ましいものがあって、自分と比較してがっかりすることも多かったです。なかなか覚えられず、授業で習ったことをポートフォリオ(自主制作したサイト)に反映することも半分くらいしかできず、それでも最終的には3作品を完成することができ、自分なりに満足できました。若い人たちの中には途中で就職でき、就職のために中途退校する人も何人か出てきて焦りも感じました。職業訓練校なので全課程受講せずに途中で就職することも可能なのです。まとめ職業訓練校に行ったから必ず就職できるというわけではありません。自分の能力や年齢もあって、すぐに仕事に就くことは結局できませんでした。いまだに求職中の身です。しかし、最近の募集要項を見ているとホームページ更新作業などのHTMLの知識があればOKというような案件が目に留まるようになりました。多少なりとも身に着けた知識で仕事が見つかれば良いなと今は思っています。他の受講生よりはだいぶ出来が悪かったと思いますが、受講したこと自体は良い経験になったと思っています。もうアラフィフですが、新しい知識に触れたり学んだりすることを通して、学生だったときの気分を味わえてとても楽しかったです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/きびのあやとら著者/キール(45歳)主婦。はまっているのは児童文学を読むこと。ちょっとしたことで体調が悪くなるので、運動を始めようかと画策中。
2024年01月23日■これまでのあらすじ早く子どもがほしい妻・美咲と、子どもを持つことに不安があって妊活に後ろ向きの夫・拓也。自分たちの不妊について夫婦間の温度差を感じ、ストレスや悩みを抱えていたふたりが、紆余曲折を経て妊活をスタートする。しかしなかなか結果が出ず、最初こそ夫婦で笑って励まし合っていたけれど、月日がたつにつれふたりの心も身体も重くなっていく。妊活の目途としていた1年が過ぎて、拓也が「病院へ行こう」と提案。しかし、美咲は1年前、不妊治療の話をしたときに拓也に「病院には行かないでおこう」と断られたことを思い出し…。■自然妊娠しなければ…■もしダメだったら…!?拓也には何か両親との関係にトラウマがあるようで、自分自身の問題だと説明しながら「自然妊娠しなければ俺はそういう運命なのかもしれないなって思う」と、不妊治療を受けたくない想いを明かします。さらに不妊治療をしてうまくいかなかった場合、「今回もダメだった」「次もダメだった」と落ち込むことになりそうだし、お金がかかってくると夫婦関係が悪くなっていく未来しか見えないとまで言い出して…。そんなかたくなだった拓也とのやり取りを思い出した美咲は…?次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2024年01月07日妊娠中は、それまでと変わらずセックスをしていましたか?妊娠中の女性は、個人差もありますがつわりや腰痛、お腹の張りなどの体調不良に悩まされる人が多いもの。体調が万全でないため、それまでのように夫婦での性行為を楽しめなくなったという声もよく聞かれます。今回は子育て中のママに、妊娠中の性行為について聞きました。「まったくしなかった」人が6割近く調査の結果、「まったくしなかった」と答えたママが57%で断トツの1位に。全体の約6割にのぼりました。次いで「かなり回数が減った」が25.8%、その次は「少し回数が減った」が12.7%という結果となりました。やはり妊娠中は、意識して性行為を避けていた女性が多いことがわかります。妊娠中の性行為について、あなたが感じていたことを教えてください続いて、子育て中のママに「妊娠中の性行為についてどう感じていたか」を聞いてみたところ、次のような声が寄せられました。「まったくしなかった」理由は……●赤ちゃんのことを心配して、夫婦ともそういう気持ちにはなれなかったです。(40代/夫40代、長男11歳、長女8歳/結婚して15~20年)●つわりがひどくてそれどころじゃなかった。(40代/夫40代、長男12歳、次男9歳/結婚して6~10年)●体調が悪く、切迫流産になりかけて入院していたので夫婦ともにセックスどころではなかった。(30代/夫30代、長男5歳、長女3歳/結婚して11~15年)やはり赤ちゃんへの影響を心配したという回答がほとんどで、さらにつわりや切迫流産などで体調が悪かったママは「それどころではなかった」というのが本音のようです。「回数はかなり減ったけどしていた」ママの本音●お腹の赤ちゃんが心配だったが、夫の性欲があるだろうと、安全な時期はしていた。(40代/夫50代、長女26歳 長男23歳/結婚して20年以上)●妊娠中は心身ともに不安定で、夫はお腹の赤ちゃんが気になると言って積極的ではなかった。それが「女として見られていない」という不安につながって、よりメンタルが不安定になった。(30代/夫30代、長女9歳、次女7歳、三女5歳、長男2歳/結婚して11~15年)「自分はしたくなかったけど、夫に求められて仕方なく」という声が目立ちました。また逆に、夫に拒否され「女として見られていない」と不安を覚えた人もいるようです。「妊娠前と頻度は変わらなかった」●妊娠中も変わらず夫としたいと思った。(40代/夫30代、子ども3ヶ月/結婚して1年)●つわり時期はその気になりませんでしたが、つわりがない期間は今までと変わらない頻度でお互い求め合っていました。(20代/夫30代、長女1歳/結婚して2~5年)少数派ですが、妊娠前と変わらずに夫としていたという人もいるようです。性行為によって夫婦仲が深まれば、メンタル的にもプラスに働くかもしれませんね。まとめこのアンケートの結果からは、妊娠前に比べて夫との性行為の頻度が減ったという女性が圧倒的に多いことが伺えます。そして、その理由はやはり「赤ちゃんが心配だったから」という意見が大半でした。次回は、男性に聞いた妊娠中の夫婦の性生活の調査結果を公開します。マイナビ子育て調べ調査日時:2023年4月28日~5月11日調査人数:244人(20~40代のママ)(マイナビ子育て編集部)
2023年12月30日現在、私は7歳、5歳、4歳、2歳の4人の子をもつ20代の母親です。初めての出産は17歳のときでした。今では4人の子どもたちに囲まれて、忙しくも楽しい毎日を過ごしています。そんな私の初めての出産体験談をご紹介します。 それぞれの思い私が妊娠に気がついたのは妊娠3カ月のときです。妊娠がわかったときはとてもうれしかったのですが、これからどうしたらいいのか何もわからない不安もありました。17歳ということもあり、家族とも話し合いをしましたが、「若いのに大丈夫なのか」と心配されるばかりでした。その心配はとてもありがたく思ったのですが、私の中では若いから母親になることはいけないと言われているように感じたのです。 その後も話し合いを重ね、産むことに賛成してもらえたときはとても安心できました。同時に、若くても大丈夫だと思ってもらえるような母親になりたいと思いました。家族の協力もあり、落ち着いた環境の中で、妊娠生活を送ることができたことにとても感謝しています。 想像以上の痛みと感動私は出産予定日3日前の妊婦健診で、赤ちゃんの頭が少し大きく、それに加え私の骨盤が狭いと担当の医師に言われました。そのため出産予定日の前日から入院をして、陣痛促進剤を使用することに。初めての出産に加え、まだ17歳で情報共有する先輩ママも身近にいないため、ネットで陣痛促進剤による出産のことを調べました。 実際、陣痛促進剤の点滴が始まると、おなかの張りや生理痛のような痛みがありました。けれども時間が経つにつれて我慢ができないほどのおなかの痛みになり、声を出さずにはいられませんでした。そしてこの激しい痛みこそが、陣痛だと気づいたのです。 そして、9時間の陣痛を乗り越え、無事に赤ちゃんと会えたときは安心とうれしさで自然と涙が溢れました。そして支えてくれた家族の大切さが身に染みてわかった瞬間でした。 子育ては何事も全力で初めての出産の次は初めての子育てに奮闘する日々が待っていました。私は通信制高校に在学していたため、学業に追われているときもありました。そのため泣くばかりの赤ちゃんに困り果て、一緒に泣いてしまうこともありました。そんなときは家族の手を借り、学業とバランスをとっていきました。 離乳食が始まったときは、親に作ってもらっていたごはんを自分で作る練習からでした。母に教えてもらいながら調理の仕方を学び、アレルギーなど赤ちゃんにあげてはいけないものを保健師さんに聞きました。学ぶことが多く大変でしたが、赤ちゃんの笑顔のために頑張ることができました。 赤ちゃんがハイハイをするようになると、トンネルのおもちゃなどを購入。私も一緒になって遊びました。体力が尽きず一緒になってとことん遊べるところは若くてよかったなと思います。 10代の出産で不安もありましたが、周りのサポートのおかげで頑張れました。ひとりで抱えずに相談したからこそサポートを受けることができ、相談することの大切さにも気がつけたのでよかったです。当時のアドバイスのおかげで今も頑張れていると思います。現在も家族にサポートを頼むこともたくさんありますが、これからもわからないときや不安なときは家族や周りの方などに相談していきたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/ムチコ監修/助産師 松田玲子著者:河村アリス7歳、5歳、4歳、2歳の4人の母。4人の子どもと忙しくも楽しい日々を満喫中。自身の子育て経験をもとに執筆している。
2023年12月07日私が34歳のときのお話です。あれ? 生理が2カ月くらい遅れてる? 前よりも太った? お酒が大好きだったのに自然と受け付けない……と思いつつ、現実を受け止められなかった私は見て見ぬふりを。しかし、当時の部下から「絶対妊娠しているから、早く検査したほうがいい」と言われ、妊娠検査薬を購入し検査したところ陽性。父親は、交際途中からストーカーのようになり、1カ月前に別れた男性であることはわかっていました。 妊娠判明から、人生で一番悩んだ日々元カレには一度暴力を振るわれたこともあり、妊娠の事実は絶対に伝えないと心に誓いました。同居する母にも言えず、ひとりで育てられるかという不安はもちろん、もう1つ心配事があり、かかりつけの婦人科医へ相談したかったのですが休診日。 仕事も忙しい時期だったため、初診時はすでに妊娠12週4日でした。かかりつけではない産科を受診し、「最短の中絶の手術予約日にはすでに妊娠4カ月になってしまうため、こちらではできない」と言われ、以前子宮内膜症の手術をした大学病院への紹介状をもらいました。 しかし、大学病院に行くと「この週数での中絶はおこなっていない」と言われ、今度こそかかりつけの婦人科医へ。 実際にエコーを見て「絶対に産みたい!」私は妊娠前からうつ病と診断されており、薬を飲みながら治療を続けていたため、妊娠・出産に対してメンタル面での不安もありました。しかし、一番の気がかりは、胎児の奇形リスクが高いと言われているてんかんの薬を、妊娠初期も知らずに服用していたこと。 医師は「この薬を飲みながらでも、元気な赤ちゃんを産んだ人をたくさん見てきた」と出産を後押し。また、前回初めておなかの赤ちゃんのエコー写真を見て、私の体の中にはもう1つの命があると実感していたこともあり、「やっぱり私、この子を産みたい!」という気持ちが芽生え、出産に踏み切りました。 母からの条件「羊水検査 異常なし」妊娠4カ月に入ったころに、妊娠検査薬で陽性になり産婦人科へ行ったこと、そして、出産したいと思っているとを母に伝えると、もちろん猛反対。もし障害児だった場合、母も70歳近くのため、いつまで手伝えるかわからないと言われ、羊水検査をして異常がないことを条件にされました。※羊水検査ですべての先天性疾患を診断できるわけではありません。 妊娠5カ月ごろに羊水検査を受け、結果は異常なし。そして、検査結果により男児だと判明! 子宮内膜症の手術歴があり、妊娠38週3日で予定帝王切開と決まったので、妊娠34週まで仕事に通い、産休へ。出産すると決め、刻々と時期が近づいてくるとともに、母も協力的になってくれました。 出産前に35歳、ハイリスク出産へ子宮内膜症の手術歴があり、妊娠38週3日で予定帝王切開。ただですら、メンタル疾患、てんかん疑いのある私は、予定日の約1カ月半前に35歳になり、ハイリスク出産となりました。 出産は無事に終えたものの、生まれたあとが大変。昼夜問わず1~2時間で起きる赤ちゃん、そして母乳が出ず、育児用ミルクの飲みも悪くて赤ちゃんの体重が増えず、私の心と体は崩壊寸前でした。24時間以上不眠状態が続き、生後3日目の日、特別に産婦人科にメンタルの先生が往診。その夜は赤ちゃんを預けて、メンタルの薬でぐっすり眠りました。 私は20代後半で子宮内膜症の手術をして、妊娠しづらい体だと思い込んでいました。思いもよらない妊娠ではありましたが、子どもを産むことを選び、本当によかったと思っています。また、仕事復帰した今、私が残業で遅くなることも多く、子どもにはかわいそうな思いをさせることも多々ありますが、私のところにきてくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。 監修/助産師 松田玲子著者:おおこし 侑紀4歳のわんぱく男児を育てる未婚のシングルマザー。調剤薬局にて薬剤師歴15年以上。医療編集プロダクションにも属し、主に医療系記事の執筆をおこなうライターとして活動中。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2023年12月06日3年前、46歳で妊娠し、結婚し、たった1年半で破局した私。離婚直後は「年齢の割に我慢が足りない」「子どものことを一番に考えていない」などと心ない言葉を掛けられたことも。そのせいか一時期は「私がもう少し我慢していればこうはならなかったかも」と精神的に落ち込むこともありました。でも思い返してみると、ありえなかった家庭のルールに振り回された結婚生活でした。夫から課された謎ルールを紹介します。性行為は1日1回以上応じるべし相当性欲が強かった夫。お付き合いしていた期間は風俗で処理したり、他の女性と関係を持っていたことを後から知りました。結婚後は浮気をするべきではないと変に律義だった元夫。自分は性欲が強く、性行為ができないとおかしくなるから1日1回以上応じて欲しいと訴えてきました。もちろん、夫の都合で求められたときは昼夜問わず必ずです。私はといえば出産後にまったくなくなった性欲と、高齢出産での子育てによる疲労でそれどころではないのが本音でした。しかし元夫は初婚、私は再婚という負い目もあり、できるだけ元夫の要望に応じようと考えたのがそもそもの間違いだったように思います。私が「今日はどうしても無理」と断ろうものなら、子どもを寝かしつけた後の深夜に起こされ、約束が違うと何時間も説教され、謝罪させられました。料理の献立は2週間分決めておくべし性欲と同じく食にも強いこだわりを持っていた元夫。結婚してからは私に2週間分の料理の献立を決めさせて、必ずその通りに作るよう指示しました。実家や知り合いからいただいたお野菜や食材に合わせて別の献立にしようものなら「計画性がない」「自分をコントロールできていない」と説教。なぜか週に1度はカレーを作らせ「手を抜かせてやっているんだから感謝しろ」と上から目線。出産後1カ月で仕事に復帰していた私に家のことはすべてさせておいて、「指示通りに動くだけだからおまえはラクでいいな」と嫌みを言われることもありました。時々気が向いたときに夫が料理を作ることもありました。表向きは機嫌を損ねないように「おいしい!」「ありがとう!」と感謝の言葉を伝えていましたが、本音を言わせてもらうと作るだけで後片付けもせず、台所を荒らされるので大迷惑でした。とにかく時間通りに行動するべし子育てをしていれば当たり前のことですが、子どもはなかなか親の思う通りに動いてくれません。乳児期ならなおさらのこと、離乳食をなかなか食べてくれない、寝かしつけようとしてもすんなり寝てくれない、泣きやんでくれないなんて日常茶飯事。それでも夫はあらかじめ決められた時間通りに食事の準備ができていなかったり、子どもをお風呂に入れていなかったりすると怒りました。何度子どもは大人の時間の概念なんかないから無理だと説明しても、子どもをコントロールできないなんて母親失格だとののしるばかり。夫は家にいるときはほとんどゴロゴロと動画や漫画を見て楽しんでいましたが、毎日時間に追われる私に、家の中での休息はほとんどありませんでした。ルールに従わなければ誓約書を書くべし他にも謎ルールは数々ありました。一番つらかったのは謎ルールに従わなかったときの深夜に及ぶ説教と、誓約書でした。誓約書は説教の後に必ず書かされるのですが、例えば夫のルールに従わなかったことに対して「もう二度とやりません」とか「今後は言われた通りにやります」などと書いて「従わなかったらいつでも離婚に応じます」と締めくくるものでした。まとめ理不尽だった結婚生活が終わりを迎え、気が付けば1年以上が過ぎました。夫との間に産まれた子どもはすくすく育ち、私は勝手なルールに縛られることもない幸せな毎日を過ごしています。振り返ってみると、どうして夫に従うだけの結婚生活を続けていたのか、私にとってそれが一番の謎です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/きびのあやとら著者/陽(48歳)20代で出産した娘が成人式を迎えた矢先、46歳で妊娠。現在、2歳女児の子育てに奮闘中の鍼灸師。太極拳と書道が趣味で、着物を愛するレトロ母。20年前と今の子育ての違いに驚きと新鮮さを感じる毎日。
2023年12月02日第五子妊娠を家族も大喜び鈴木サチさんは28日に更新したInstagramで「いつも応援していただいている皆さまにご報告。この度、第5子となる新しい命を授かりました」と報告。安産祈願で有名な東京の水天宮での大きなお腹に手を添えた写真も投稿しました。「この年で再び妊娠し、こんな素晴らしい機会を与えてもらうことができ、すべてのことに感謝です」と綴り、ファミリーは「家族が増えることに、パパ、子どもたち大興奮!お姉ちゃんはうれしくて大泣きしていました」と喜んでくれたと明かしています。2010年9月に長女、2012年6月に長男、2019年4月に次男、2022年2月に三男を出産している鈴木さん。第四子を妊娠する前には、二度の流産やガン予備軍の診断を受けていたことも明かしており、「妊娠・出産が決して当たり前ではない事子供たちが私を選んでくれた事子供たちにたくさん感謝しなくちゃ」と綴っていました。第四子は40代での出産、そして今回も44歳での妊娠となり、「今回も高齢出産になるので、無理せず、これが最後の妊婦?!になると思うので、妊婦生活を楽しみたいと思います」と投稿した鈴木さん。現在はモデルの仕事だけでなく、第四子の妊娠中からピラティススタジオを準備して産後にオープンさせるなど精力的に活動しています。最初の出産の後はワンオペ育児の孤独にしょっちゅう涙していたという鈴木さんですが、「子育てに孤独を感じてるママたちを助けたい」という思いから、産後の女性に向けたピラティスのクラスやベビーマッサージのクラスも運営しているといいます。「戌の日」の安産祈願って?日本では、妊娠5ヶ月の戌の日に神社で安産祈願を行うという風習があります。神社ではお祓いと祈祷をしてもらって、同じくお祓いや祈祷が済んだ腹帯を受け取る儀式です。戌の日の「戌」とは十二支の戌(いぬ)のことで、比較的お産が軽く一度にたくさんの仔犬を出産する犬の特性にあやかって、暦で設定された「戌の日」に安産を祈願するようになりました。また、古来より「犬は悪霊を防ぎ、狐狸から子どもを守ってくれる」という説もあるようです。安産祈願で有名な神社は全国に多数ありますが、なかでも福岡県の久留米水天宮を総本宮とする「水天宮」は、安産や子授け、子育ての信仰が厚く、安産祈願に訪れる人が多くいます。ただ、妊娠5ヶ月頃はつわりが軽くなるものの、妊娠中の体調は非常に繊細なもの。動きすぎると体に負担がかかる場合もあるため、神社に参拝する際も妊婦さんの体調を第一優先とし、少しでも体調に変化が見られる時は、参拝を取りやめる選択をすることも時には必要です。
2023年11月29日2023年11月16日、モデルの蛯原友里さんがInstagramを更新。同日より、東京都渋谷区の表参道にて開催されるイベント『ディオールホリデーポップアップ』のフォトコールに出演した際の写真に、反響が上がっています。蛯原友里、ドレスアップした姿に反響蛯原さんは、ファッション雑誌『CanCam』の専属モデルとして、2002~2008年まで活動。『エビちゃん』の愛称で親しまれ、ファッション業界の第一線で活躍し、蛯原さんの美貌とスタイルに憧れる女性が続出しました。その後、ヒップホップグループ『RIPSLYME』のILMARIさんと結婚。2児の母親になった蛯原さんは、2023年11月16日現在、44歳になりました。蛯原さんの近影がこちらです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る YURI_EBIHARA(@yuri_ebihara)がシェアした投稿 ノースリーブドレスに身を包み、エレガントな姿を披露した海老原さん。『エビちゃん』として大ブレイクしていた2000年代と、変わらない美貌に、思わず息を呑みます…!年齢を感じさせない蛯原さんの容姿に、驚きと称賛の声が寄せられました。・輝いている!美しすぎます…。惚れた!・きれいすぎて見惚れる。ため息が出ちゃいました。・いつまでも憧れの存在でいてくれるエビちゃん、最高です。モデルとして活躍し続ける上で、蛯原さんは裏で絶え間ない努力を重ねているのかもしれません。蛯原さんの今後の活躍からも、目が離せませんね![文・構成/grape編集部]
2023年11月18日不妊治療に通い、35歳で妊娠! 私は初産が高齢出産だったので、産前産後に不安や悩みがありました。産前は気持ちの面での不安が大きかったのですが、体調は順調。しかし産後は体力の低下を実感したり、出産にともなう体の痛みに苦しんだり、悩むことが多かったです。親友の助言もあり、不妊治療へ通うことに34歳と遅めの結婚だった私。新婚のうちは「まだまだ子どもはいいかな」と考えていましたが、同じ年の親友からの助言もあり、新婚旅行から帰ってきて妊活を意識するように。親友が不妊治療に通って2年後に妊娠した話を聞いて、私も不妊治療専門の病院へ検査に行ってみました。 検査してみると、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されたので、早めに検査してよかったです。検査後すぐに不妊治療を開始しながら妊活をスタートしました。 高齢出産、出生前診断を迷った結果…不妊治療は仕事と通院の両立が大変で、ラクではありませんでした。それでも不妊治療を開始して8カ月後に妊娠判定が! 妊娠時35歳で、高齢出産ということもあってなのか出生前診断についての説明を受けました。高齢出産になる私は受けたほうがいいか迷うように……。 夫婦で何度も話し合い、どんな結果が出ても産みたいと思ったので出生前診断は受けないと決意。また、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病について、病院で気をつけるよう言われました。私はつわりで脂っぽい物は食べられず、甘い物なら食べられる状態。しかし、食べ過ぎに注意し、味付けや栄養バランスを考え過ごしていました。 私の場合、産前よりも産後がつらかった赤ちゃんが生まれてくるまで不安はあったものの妊娠期間は健康に過ごせていたので、私は産んだあとも順調に過ごせると思っていました。私の場合、帝王切開での出産にはなりましたが、無事元気な女の子を出産! しかし、産後は産前と違い、思ったように動けませんでした。 慣れない赤ちゃんのお世話に加え、脚の付け根やおしりに神経痛が襲い掛かりました。すがる思いで整骨院の産後骨盤矯正に通い、痛みは徐々に消えていくように。産後半年を過ぎると赤ちゃんのお世話のコツも少しずつつかめ、体力も戻ってきて、産後1年で産前のように動けるようになりました。 結婚が遅かったので仕方ないのですが、初産が高齢出産ということで不安が大きかったです。私の場合は、産前よりも産後の体力の低下や足腰・おしりの痛みがつらかったです。同じ年でも元気なママさんもいるので、日頃から運動して体力をつけておくのは大切だと改めて実感しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。 監修/助産師 松田玲子著者:桜井りこ2児の姉妹ママ。不妊治療から流産を経験し妊娠。美容系会社勤務、現在は育児休暇中。整理収納・株、投資信託が趣味。美容・コスメ系と合わせ、自身の体験をもとに、妊娠・子育てに関するライターとしても活動中。
2023年11月06日今月15日、フリーアナウンサーの滝川クリステル(46歳)が、ナビゲーターを務めるJ-WAVE「NX NIPPON EXPRESS SAUDE! SAUDADE…」の番組終盤で第2子の妊娠を報告、11月に出産予定と伝えた。自民党の小泉進次郎衆院議員との間には2020年1月に第1子が誕生しており、出産当時42歳と年齢が注目された。今年はほかにも、2月にあやまんJAPANリーダー・あやまん監督が43歳で第1子を出産、8月に元宝塚歌劇団月組トップスターの龍真咲が40歳で第1子出産、今月にはタレント・グラビアアイドルの手島優が41歳で第1子を出産、同じく今月フリーアナウンサーの宮崎宣子も44歳で第1子を出産している。40代での初めての出産はいわゆる「高齢出産」(35歳以上での出産のこと)にあたるが、芸能界に限ったことではなく、日本では「高齢出産」は年々増加しており、特段珍しいことではなくなってきている。実際、人口動態統計を見ても女性の出産年齢は高齢化しており、令和4年度は、総出生数約77万人のうち、40代女性の出生数は約4.8万人で、20代、30代の出生数が減少している中、45歳以上の出生数は前年より増えている。また、およそこの10年で、母親の年齢が35歳以上の出産割合は倍増しているのだ(厚生労働省 令和4年人口動態統計月報年計(概数)の概況を参照)。だが、実際これほど増加しているにもかかわらず、「高齢出産」に対する否定的な意見はあとを絶たない。《滝川クリステルさん、46歳で第2子を来月出産されるって!同年代!すごすぎる~!私もあやかっていける、、、ワケね~これを聞いて、40代でもまだまだ妊娠出産できるんじゃん!って思う女性男性が増えませんように》《……高齢出産は誰がなんと言おうと危険が伴うので極力避けるべきだし、子供に障害がある可能性が非常に高くなるので、本当に慎重になるべき》たしかに、高齢妊娠、高齢出産のリスクは高い。子宮内膜症,子宮筋腫などが増加したり、不妊治療の増加(38歳以上では不妊治療成功率が低下)、多胎妊娠の増加 、流早産率の上昇、胎児異常の増加(染色体異常,胎児奇形など)、妊娠合併症の増加(妊娠糖尿病,高血圧症候群、前置胎盤,常位胎盤早期剥離など)、低出生体重児の割合の増加、帝王切開率の上昇などが挙げられる。そのうえ、生まれてからも母体の体力の低下や疲労、産後うつなどが起こりやすいという指摘もある。「それでも私は、おめでとう、頑張って!とまずは言いたいですね」と、丸の内の森レディースクリニックの院長で産婦人科専門医の宋美玄さんは言う。「もちろん高齢不妊、高齢出産の医学的なリスクは大前提としたうえですが、産むのは若いほどいい、というのも雑な論調だと思います。30代後半からの妊娠を望む女性たちは、それぞれ人生の背景が違うし、もろもろのリスクをわかったうえで不妊治療にも挑んでいることと思います。もちろん、結果的に妊娠できなくて子供のいない人生になるかもしれない。それでも、若いうちに産む選択肢をとれなかった人の努力を、否定していい理由はありません」最近の高齢出産への強い風当たりに、高齢出産を経験した一人として異を唱える。「私自身、35歳、39歳のときに高齢出産で子供を産みました。まわりからは年を取ると妊娠できないよと散々言われたし、医者もみんな、リスクが低いうちに、若いうちに産んだほうがいい、と口をそろえて言います。もちろん、医学的なことだけ言えば若いほうがいい。でも、今の世の中、子育て支援が十分とは言えず、若く産んでも育てるのが不安という人も多いですし、若いうちに子育てすることで諦めなければいけないことが多かったり、キャリアが途絶えて再出発が難しくなったり、政治・行政や社会の仕組みがそうさせない部分も大きいと思います。そういった背景を無視して、高齢出産を産む人個人の自己責任論にするのはおかしいと感じますね」実際、年齢別にみる自然妊娠の確率は、20~34歳までは25~30%だが、35~39歳は約8%にガクッと落ち、40~44歳に入ると約5%以下で、45歳~は約1%以下になる(日本生殖医学会のデータ参照)。そういう意味では、年取ると妊娠できないよ、の意見は概ね正しい。「だからこそ、今40代の女性がクリニックに来院して妊娠が判明したら、何はともあれ、妊娠できたのだから、おめでとうと言いたいです。そのうえで、流産に至るリスクが半分を超えてくること、赤ちゃんがダウン症、18トリソミー、13トリソミーという染色体異常を持って生まれる確率が増えること、切迫早産、高血圧症候群、妊娠糖尿病などの合併症が増えることを説明し、しっかり妊婦健診を受けて医師とともに管理する必要性を伝えますね。高齢出産はハイリスクであることが強調されますが、40代前半で妊娠した人でも、元気に出産を終える人のほうが多いわけで、まずは妊娠が成立してある程度の週数まで継続できているのならそこまでネガティブなことばかり考える必要はないです。妊娠した本人がいちばん不安なはず。リスクは念頭に置いて妊婦健診にきちんと通いつつ、ゆったり過ごしてほしいと思います」では、産後の育児こそ高齢出産だと大変だ、産めばいいってものじゃない、という意見についてはどう思うか。「高齢出産は誰もができることではないし、産婦人科医として安易に勧めるつもりはありません。30代後半の女性が相談に来たら、欲しいなら“今でしょう”とアドバイスします。今30代の人に、40代まで先延ばしにすることを勧めることはありません。ただ、40歳を越えての出産、育児は、経済力、人とのつながりや人的資産から考えると、その年齢で産むのも悪いことばかりではありません。仕事も、40代までキャリアを積んだメリットは多分にあるでしょう。経済的にも人脈的にも豊かな状態で出産、育児に臨めれば、加齢して体力が落ちても、精神的な余裕で乗り切れる育児だってあると思います」出産するタイミングは人それぞれ。年齢だけにフォーカスするのはやめ、否定や不安視を投げつけるのではなく、まずは受容と温かい目をもって新しい命の誕生を祝福しよう。
2023年10月20日フリーアナウンサーであり、自民党議員の小泉進次郎さんの妻である、滝川クリステルさん。2023年10月15日、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組『NX NIPPON EXPRESS SAÚDE! SAUDADE...』(J-WAVE)にて、私生活にまつわるおめでたい発表をしました。それは、第2子の妊娠。番組の終盤で、滝川さんは新たな命が宿っていることを報告し、今後についてこのように述べました。番組終盤、滝川は「実は第2子を妊娠中で11月に出産の予定になってます。そのため、12月と1月の2カ月間、産休をいただくことになりました。元気な子が産めるように頑張りたいと思います」と吉報を伝えた。サンケイスポーツーより引用2020年1月に第1子を出産し、フリーアナウンサーとしてだけでなく、母親としても活躍している滝川さん。お腹にいる第2子のため、今後は産休をとって心身を休めることになったといいます。なお、同ラジオ番組の代役は、後日発表されるとのことです。妊娠と出産は、心身ともに大きな負担がかかるもの。46歳の滝川さんに対し、多くの人から応援する声が上がっています。・自分も、40代で出産を経験しました。体力的に大変かと思いますが、応援しています!・仕事にも励んで、子育てもして、第2子の出産もして…と、滝川さんがとにかくパワフルですごい。尊敬する。・素直に「すごい」のひと言です。滝川さんのおかげで、自分も勇気をもらえました。全国からのエールは、きっと滝川さんにも伝わっているはず。子供と対面し、ゆっくり身体を休めたあかつきには、また番組で明るい声を聴かせてくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年10月16日イギリス高等法院の家事部で行われた非公開の審問で、望まぬ妊娠をした11歳の少女に対し、判事は「中絶手術を受けることが彼女の最善の利益となる」との判断を下した。The Independentなどが報じている。少女は今年5月に14歳の少年に二度にわたりレイプされ、妊娠した。少年とは10歳のときにインターネットで出会ったという。アーバスノット判事は少女のケアに携わった専門家や、保健当局のケースワーカーから聞き取りを行い、何が少女の最善の利益となるかを裁定。その結果、「少女は中絶手術を受けること」「胎盤から採取した組織を法医学検査に回すこと」を決定した。The Telegraphによると、少女は両親と暮らしているが、ソーシャルワーカーは彼女の家庭環境に「保護上の懸念」を抱いていたという。一つ目に、少女は8歳から親にポルノを見せられていたといい、性的搾取を受ける立場に置かれている可能性が高いということ。そして二つ目に、近しい人との死別後に自傷行為に及んでおり、自身を“ネグレクト”していた過去があるということだ。こういった状況も踏まえ、保健当局の担当者らは少女の処遇を審問に委ねたと見られている。
2023年10月12日自然妊娠を望むもなかなかできず……。多嚢胞性卵巣症候群で排卵ができない状態から、自然妊娠をするまでの実体験を描く漫画家おかゆ(@o_____0o0ky)さん。今回は、そんなおかゆさんの漫画『PCOSだった私が自然妊娠に至るまで』よりワンシーンをお届けします。※こちらのお話はあくまでもおかゆさん個人の体験談です。ついに陽性反応が……!多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で排卵していなかったおかゆさん。そこで、PCOSの症状改善のため、食事や運動、イノシトールというサプリメントの摂取などを試します。すると、のびおりがでたり、自力で2ヶ月連続で生理が来ます。さらに妊娠検査をすると、陽性反応が出て……!妊娠が判明し……予想外の結果で……夫も妊娠に驚き……!ちなみにタンポンを生まれて初めて挑戦しようとしていたおかゆさん。しかし、妊娠していたため事前に購入した大量のタンポンは、しばらく使わずじまいでした。この漫画に読者は『とても喜ばしいことですね。頑張りが報われてよかったです。』『おめでとうございます。ただでさえ妊娠することは奇跡です。奥さんも旦那さんもよりこの奇跡を噛み締めてると思います。素敵な家族を築けますように。』『いい意味での衝撃の出来事で良かったと思いました。あまりプレッシャーを与えず、気ままに性生活をしていたのが良かったのかもしれませんね。』など、ついに自然妊娠ができたおかゆさんを祝福する声が多く集まりました。夫婦全体の2.6組に1組が……おかゆさんと夫は、気ままな性生活を送っていた中での突然の妊娠が発覚しました。厚生労働省の令和4年の発表によると、日本では、不妊を心配したことがある夫婦は39.2%で、夫婦全体の約2.6組に1組の割合になります。(厚生労働省HPより引用)もしあなたやパートナーが不妊だと判明したら……皆さんはどうしますか?監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。※この記事は実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)(イラスト/@o_____0o0ky)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年10月05日妊娠がわかってから、子どもが1歳になるまでの2年近く夫とはセックスレスの生活でした。初めての妊娠で神経質になっていたことや、お互い子どもの世話や仕事で1日を終えるのが精いっぱいだったこともあり、セックスについてほとんど話すことなく過ごしました。その期間にお互いの気持ちにどんな変化が起こっていたのか、また産後の私の体に起こった変化についてもお伝えします。 妊娠がわかってセックスから遠ざかるもともと夫は何事に対しても慎重に行動をとる性格で、妊娠がわかってからは「今はするのが怖い」とセックスを求めなくなりました。また、妊娠3カ月ぐらいまでは軽いつわりもあったため、夫なりの気づかいもあったと思います。 主治医には、出産直前まで今まで通りセックスをしても大丈夫だと言われていたので、私自身は妊娠中のセックスに対して抵抗は感じませんでした。セックスを求められなくなることに寂しさを感じながらも、妊娠によってとても疲れやすくなっていたので、内心ホッとしていた部分もありました。 子どもが生まれ、気の休まらない毎日私はアメリカに住んでおり、病院にかかると医療費が高額です。特に問題がない限り、病院の方針で産後24時間ほどで退院になります。産後はお互いの両親に助けを頼めず、退院後は子どもと2人きりで気の休まらない日々を過ごしました。 そして慣れない子育てと疲れで、性欲が湧くどころか、セックスの話題にも触れることすらありませんでした。また、私が出産で腟の内部に軽い裂傷を起こし縫合したのですが、傷口の部分の治りが悪く、産後5カ月ぐらいまで痛みや出血があったのです。これも私たちがセックスから遠ざかる原因になっていたと思います。 気持ちの余裕が出てきて……子どもが1歳を迎えるころ、離乳食も安定して食べられるようになって、睡眠もほとんど途切れることなく朝まで眠れるようになりました。すると夫から「今夜久しぶりにしてみない?」と切り出され、これが2年近く続いたセックスレスの終わりの時でした。 このころ、子どもが寝たあとは以前のように趣味を楽しむ時間や夫婦2人でゆっくり会話をする時間が持てるようになっていました。夫も気をつかって私の心の余裕が出てくるときを待っていてくれたのかな、と思います。 私たちのセックスレスの原因は、お互いの時間と気持ちの余裕のなさ、そして夫の私への気づかいでした。子どもの成長と共に自然と心の余裕が戻ってきて、また以前の2人に戻れたような気がします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/星田つまみ著者:岡みちこアメリカ中西部の小さな町で日本人の夫と1歳の娘の3人暮らし。アメリカの子育て事情や、自身の妊娠・出産・子育てに関する体験談について執筆中。
2023年09月30日自然妊娠を望むもできない理由とは……。排卵ができない状態から、自然妊娠をするまでを描く漫画家おかゆ(@o_____0o0ky)さん。今回は、そんなおかゆさんの漫画『PCOSだった私が自然妊娠に至るまで』よりワンシーンをお届けします。※こちらのお話はあくまでもおかゆさん個人の体験談です。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。ピルの服用を止めるも……結婚前、妊娠を望んでいたおかゆさんは、処方されていたピルの服用を止めます。すると、生理が3ヶ月も来なくなります。病院に行くと、医師から「排卵してない」と言われ……。医師から説明され……根本的な治療法がない……?医師からの提案は……PCOSと判明した漫画に読者は『こんな病気があるの知らなかったので驚きました。私の周りにも不妊治療している人たちがいるので、妊娠することが本当に奇跡のように感じます。赤ちゃんを授かることは本当にありがたいことです。』『子どもが欲しいと思った時に発覚した病気で、根本的治療がないと言われたらショックと不安で辛いと思います。妊娠希望であれば気持ちも急ぐし、私もそうだったので、時間が惜しく感じると思います。』『根本的な治療は確立されていないというのは、患者さんにとってどうすればいいのかわからない不安な状況だと思います。期待していいのか良くないのかそれすらもわからない手探りの状況は、費用の面でも精神的な面でも重くのしかかるでしょう。』など、おかゆさんの不安に共感するような声が多く集まりました。ホルモン剤で症状の改善を……おかゆさんが医師に妊娠を希望していることを伝えると、ホルモン剤を飲むよう提案されました。ホルモン剤を飲むことで、おかゆさんの症状が少しでも良くなるといいですよね。もしあなたが妊娠を望んでいるにもかかわらず、妊娠が難しいことが発覚したらどうしますか……?※この記事は実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年09月26日第1子妊娠中から突然増えた両頬のシミ……。出産後1年ほどで落ち着いてきましたが、40歳を過ぎたこと、さらに第2子妊娠をきっかけにシミが復活。出産して落ち着いたらシミ取りをする! と心に決めて出産に臨みました。しかし、出産後に調べてみると授乳中はシミ取りができないとのこと。授乳期間は毎日コンシーラーをフル稼働して、シミ取りの情報を調べる日々。先日とうとう断乳に成功したので念願のシミ取りに行ってきた体験談を紹介します。★関連記事:頬にもやっとした茶色のシミが! 若々しい肌に生まれ変わりたいアラフィフ女子の奮闘記【体験談】第1子妊娠を機に急に増えたシミ35歳を過ぎて念願の妊娠! うれしさいっぱいの妊婦生活を送る中、毎日鏡を見るたびに増えていく両頬のシミ……。増えていくだけでなくもともとあったシミが大きくなっている気もします。鏡を見るたびに憂うつな気持ちになっていました。調べてみると妊娠中はホルモンの関係でシミやそばかすが増えやすく、「妊娠性肝斑」というそう。妊娠性肝斑は出産をすると徐々に落ち着くとのことで様子を見ることに。その通り、第1子出産後は気になるシミが残るものの、妊娠中にあったシミ、そばかすはほとんど消えました。第2子妊娠中、またシミが…40歳を過ぎて第2子を妊娠。妊娠中また気になるシミとそばかすが両頬に! でも今回は妊娠だけがきっかけではなさそうです。40歳という年齢から、実は妊娠前から両頬のシミが少し気になっていたのです。そして出産後1年たっても第1子の産後と違ってシミが消えないのです。これは妊娠だけが原因ではないとここで気が付きます。年齢的にもシミ以外の肌悩みは多くなってきています。これはなんとかしなければ、とシミ取りについて調べ始めました。シミ取りについて調べた結果はシミ取りを調べると、美容皮膚科、エステと受けられる施設がいろいろとあります。そして顔全体におこなう施術と、ピンポイントでシミを取る施術と施術内容にも違いがあり、施設によって金額にも差があります。調べれば調べるほどどこで受けるのがいいのか、どの施術方法がいいのか、わからなくなってきます。ここで問題が! 施術中子どもたちはどうするか……。私が調べた地域では子ども連れで施術を受けられる施設はありません。1歳を過ぎてもまだまだ後追い真っ盛りの子どもたちをパパが見ていられる時間は2時間が限界。ということは近所にある施設じゃないとだめだ。ということで、私のシミ取りはこうして近所の美容皮膚科に決定しました。受けるのはBBL光治療という顔全体に光を照射し、シミだけでなく肌の状態をトータルでサポートしてくれる施術方法。レーザーより効果が穏やかとのことで、シミ取りをするぞ! と意気込んでいた私には若干不満は残るものの、ここは家庭の事情があるため仕方ありません。いざ予約をして初回診察へ!ドキドキのシミ取り体験ドキドキの初施術日。施術中は輪ゴムで弾いたような痛みがあると説明を受けましたが、なぜか「それくらい余裕でしょ!」と思っていた私。その考えはすぐに間違いだと気付かされます。顔の皮膚は柔らかいせいか、かなりの痛さです。強い静電気が顔にあったたような、軽いやけどをしたような痛みです。目はアイマスクで覆っていますが、光を浴びるたびに目を閉じていても強い光を感じます。音でいうと「バチッ」という感じです。30分ほどの施術を終え、顔を冷やしタオルでクーリング。最後にスキンケアをして終了です。施術後かさぶた様になったシミが1週間ほどかけて剥がれるとのこと。施術直後からシミが黒く変色してかなり目立っています。マスクを持参すればよかったと後悔しました。BBL光治療の費用は全顔18,000円のほかに、自費診察料が初回は2,000円、再診で1,000円かかります。BBL光治療では皮膚の深い部分に残っているシミが数カ月かけて表面に浮き上がってくるので、しばらくは続けて施術を受ける必要があるとのこと。この出費がずっと続くのは正直つらいですが、自分投資としてメンテナンスを続けていこうと思います。まとめ念願のシミ取りを体験した感想は、「最高!」です。ずっと気になっていたシミとさよならできて、毎日のコンシーラーともお別れできました。まだまだ大きなシミはうっすら残っているけれど、今後の治療に期待です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。イラスト/もふたむ著者/むね(43歳)1歳、5歳の2児ママ。夫の転勤で昨年関東へ戻ってきて、今は久々の都会生活を満喫中。出産前はお酒が大好きで毎日の晩酌を楽しみにしていたが、妊娠を機にお酒が飲めない体質に……。今は子どもが食べられるおいしいものを探して食べに行くのが楽しみ!
2023年09月08日「痛みに弱い私はぐるぐる考えてしまいます」宮崎宣子さんは2021年12月に10歳年下の大手航空会社パイロットの男性と再婚。今年7月に、不妊治療を経て妊娠したことを自身のInstagramで公表、出産予定時期には44歳になるといいます。現在は妊娠9ヶ月だといい、8月31日にInstagramへ夫とのツーショットをアップし、出産を控えて迷っていることを綴りました。妊婦健診に行ったところ、「2週間前には逆子から戻ってたのに、また、逆子ちゃんへ」と、お腹の中の赤ちゃんが逆子になっていることがあらためてわかったという宮崎さん。まだぐるぐる動く時期とのことで、35週まで逆子なら対応を教わることになったようです。逆子であるために、「顔もガードされてて一切見えず、4Dで見ても肌色の塊があるだけ」で、エコーで赤ちゃんの顔を見ることは叶わなかったそうです。また、宮崎さんは出産を控えて「親になる実感もなく、どちらかと言うとまだ自分本意で、先生にどうにかして痛くない方法を何度も確認」しているとも。今のところ、計画無痛分娩もしくは帝王切開という選択肢があるようで、「私は高齢なので最初から帝王切開も選べるということでした」と綴っています。誰しも出産を迎えるにあたっては不安が大きいものですよね。初産であればなおさらでしょう。宮崎さんも「よくあるのが高齢だと陣痛促進剤が効きにくい人が多く、無痛だったけど結果帝王切開」になる、いわゆる“出産フルコース”に触れつつ、「フルコースになるくらいなら、最初から帝王切開にした方が…と、痛みに弱い私はぐるぐる考えてしまいます」と、さまざまな考えを巡らせつつ、「まだまだ怖さが優っております」と心境を明かしていました。「逆子」ってどういう状態?「逆子」(さかご、正式には「骨盤位」という)とは、赤ちゃんがママのおなかの中で頭を上にし、お尻や足を下に向けた状態のことです。逆子の状態で出産を迎えると、お産が始まる前の破水や、赤ちゃんより先にへその緒が子宮からはみ出してしまう「臍帯(さいたい)脱出」、「微弱陣痛」でお産が長引く、といった事態が起こりやすくなります。そうすると赤ちゃんが弱ってしまうことも懸念されるため、逆子の場合は帝王切開でのお産になる可能性が高いです。ただし、妊娠30週ぐらいまでは、ママのおなかの中には赤ちゃんが動く余裕があるため、一時期逆子の状態であっても、自然に頭を下にした「頭位」に落ち着くことがよくあります。逆子のまま変わらない場合は、帝王切開での出産準備をはじめることになります。施設にもよりますが、34~35週に帝王切開の予定を組む場合が多いようです。帝王切開には、あらかじめ日程を決めて行う「予定帝王切開」と、妊娠中や分娩中に非常事態が起こった際に行う「緊急帝王切開」があり、逆子により帝王切開を行う場合は、予定帝王切開をすることになります。参照:【医師監修】逆子での帝王切開はいつ決まる? 自然分娩の可能性は?
2023年09月01日夜でも汗だくに この投稿をInstagramで見る nobuko.miyazaki(@miyazaki_nobuko)がシェアした投稿 2021年12月に10才年下の大手航空会社パイロットの男性と再婚した宮崎宣子さん。今年7月に、不妊治療を経て妊娠したことを自身のInstagramで公表しました。 出産予定時期には44歳になるといいます。宮崎さんは現在妊娠8ヶ月。6日、Instagramに近影を投稿し、「体重は10キロ増え、歩くと汗だくに」「座ると脚は閉じなくなり、ソファーではヤンキー座りになってきました」と最近の体の変化を明かしました。妊婦とはいえ運動はした方がいいと言われているものの、夜の時間帯であっても愛犬と散歩して「汗だく」になってしまうこの暑さ。妊娠中ということもあり、特に暑さを感じやすいようで、「映画館に行っても前は寒くて長袖がないと震えてたのに、ノースリーブでも暑いくらい」だといいます。ただ、これまでの妊娠経過は順調で、「特にマイナートラブルもなく、ここまできた」という宮崎さん。そのぶん、「これからの妊娠後期が何かくるかな?と、ドキドキしてます」と綴りました。妊婦さんには特に夏の暑さがキツい妊娠中は、ホルモンの影響や基礎代謝量の増加、皮下脂肪の増加などの理由から、非妊娠時に比べて汗をかきやすくなったり、暑さを感じやすくなったりします。ヒトの体温は36~37℃程度に保たれていますが(平熱)、平熱には個人差があり、体温が高い人もいれば、低い人もいます。比較的体温が高い人が妊娠すると、さらに体温が上がるため、汗をかくぐらい暑さを感じることもあるでしょう。同じ妊婦さんでも、暑くて汗っかきになる人もいれば、暑いけれど汗をかくほどでもないという人もいます。このような差があると、汗をかく妊婦さんは体の異常を疑うかもしれませんが、体温が上がると、上がった体温を下げようとして汗が出るのは、体の自然な反応です。今年の夏は特に暑さが厳しく、夜になっても気温が下がらなくて寝苦しいこともありますね。寝るときにエアコンを使うことに苦手意識を覚える方がいるかもしれませんが、ポイントを押さえればうまく活用できるはずです。■ポイント1冷気が直接体に当たるのを避けること。冷気が体に当たると、指先や足先だけが冷えてしまいます。これがエアコンを苦手に感じる一因になることもあるでしょう。部屋全体を冷やすように、あらかじめ風向きを調整しておきましょう。■ポイント2設定温度を下げすぎないこと。室温が28℃ぐらいになることを目安にエアコンの設定温度を調整しましょう。■ポイント3エアコン以外にサーキュレーターなどを利用すること。冷気を上手に循環させると、効果的に室内を涼しくできます。参照:【医師監修】暑くて眠れない!妊婦になると暑いと感じる理由と対策
2023年08月07日【PCOSの私が自然妊娠するまで 第4話】Instagramで育児漫画を投稿されている、なつまるさん。彼女は26歳のときに妊活を始めたのですが、婦人科で検診を受けたところ「PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)」であることが判明。妊娠を希望するなつまるさんは、夫の協力のもとタイミング療法をすることになったのですが……。 検査の結果は…妊娠を希望するなつまるさんは、医師と相談してタイミング療法(排卵日を予測し最も妊娠しやすいタイミングに性交渉をおこなう方法)をすることに。妊娠する可能性を高めるためにも、夫に精液検査を受けてもらったのですがーー。 タイミング療法に挑戦する上で、なつまるさんは夫に精液検査を受けてもらうことにしました。精子の状態が正常かどうかを正確に調べるため、検査当日は採取した精子の能力が低下しないよう、すぐに病院へ向かわなければいけません。なつまるさんは、なかなか精神的な負担を夫にかけてしまったなと思ったそうです。 病院に着き、検査の結果を聞くことになったなつまるさん夫妻。医師から伝えられたのは「精子の数が少ないし、全然動いていないですね」という驚きの結果でした。妊活に前向きだったなつまるさんの夫ですが、さすがにこの結果にはショックを受けていたそう。 「100%無理なわけじゃないし」と夫を励ましたなつまるさんですが、心の中で「不妊の原因が私だけじゃなくてよかった」と思う自分もいたと言います。 一般的に、成人男性の精巣では生涯を通じて精子がつくられるそうですが、加齢とともに少しずつ精子の機能も低下すると言われています。しかし、女性でいう閉経のような変化がないことや健康状態によっても違いがあることから、男性では年齢で不妊症に区切りをつけることはなかなかできないそうです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※参考一般社団法人 日本生殖医学会.「男性の不妊症」 監修/助産師 松田玲子 なつまるさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター なつまる
2023年08月06日