漫画『DEATH NOTE(デスノート)』の原画展「デスノート エキシビション(DEATH NOTE EXHIBITION)」が、2024年4月17日(水)から5月13日(月)まで名古屋パルコにて開催される。『デスノート』貴重な生原画が集結2023年に連載開始20周年を迎えた『DEATH NOTE』は、大場つぐみ原作、小畑健画による人気漫画。「デスノート エキシビション」では、貴重な生原画をストーリーに沿って展示するほか、本展のために描き下ろされた特別なイラストも公開。ストーリーの鍵を握る死神のノート、“デスノート”を緻密に再現した展示にも注目だ。限定クッズの販売も会場では『DEATH NOTE』のイラストを落とし込んだ限定グッズも用意。ステッカーやアクリルキーホルダー、クリアファイルなど様々なアイテムがラインナップする。展覧会概要「デスノート エキシビション」会期:2024年4月17日(水)~5月13日(月)会場:名古屋パルコ 東館2階イベントスペース住所:愛知県名古屋市中区栄3-29-1開館時間:10:00~21:00※入場は閉場の30分前まで、最終日は17:00閉場入場料:前売券 2,000円、当日券 2,200円※未就学児無料(保護者同伴のみ、保護者は入場券要購入)※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳いずれかの所有者は、介助者1名まで無料(本人は入場券要購入)※各種割引・優待対象外<チケット>■完全日時指定券対象日:4月17日(水)、4月18日(木)、4月19日(金)、4月20日(土)、4月21日(日)入場区分:10:10~11:00、11:00~12:00、12:00~13:00、13:00~14:00、14:00~15:00、15:00~16:00、16:00~17:00、17:00~18:00、18:00~19:00、19:00~20:00、20:00~21:00■フリー入場券対象期間:4月22日(月)~5月13日(月)■前売券販売期間:3月16日(土)~4月16日(火)購入方法:インターネット予約またはローソン・ミニストップ店内Loppiにて購入(Lコード 45995)■当日券購入方法:展覧会窓口※完全日時指定券は前売券で完売の場合は当日券の販売無し※フリー入場期間は混雑状況により当日券の販売を中止する場合あり<アイテム例>・オーロラアクリルキーホルダー 各880円・チョコチップクッキー 1,080円・アクリルジオラマ 各1,980円
2024年03月29日週刊連載20周年を記念して初となる実写化が決定した漫画『ONE PIECE』。6月18日に公開された予告編動画は、YouTube上での再生回数が1日で100万回を突破するなど、注目が寄せられている。漫画における実写化作品は、映画やドラマを問わず、過去にも多数作られてきた。しかし、どんなに人気のある作品であっても、いざ実写化されると視聴者の期待する世界観が表現しきれず、酷評を受けるものも。果たして、ファンの期待を超える実写化作品とはどんな作品なのか?そして、ファンの期待を超えられなかったのはどのような作品なのか?そこで、今回は『少年ジャンプ』の漫画を対象に、「期待以上だった実写化作品」と「がっかりした実写化作品」についてアンケートを実施。今回は「期待以上だった実写化作品」の結果を公表する。3位に選ばれたのは、『ドラゴンボール』。『週刊少年ジャンプ』で11年間も連載を続けた国民的漫画だ。実写化映画はアメリカで制作され、『DRAGONBALL EVOLUTION』というタイトルで’09年3月に公開された。実写化された本作品は、主人公である孫悟空のキャラクターと声、さらにストーリー性も原作やアニメのイメージとあまりにも違っていたことから、公開直後から大きな波紋を呼んだ。とはいえ、ハリウッドならではの迫力満点なアクションシーンや、異星人であるピッコロ大魔王の外見など、その視覚的なクオリティに満足する人も多かったようだ。《戦闘シーンの迫力がすごいから》《ピッコロがちゃんと化け物チックだった》《意外と面白かった》2位に選ばれたのは、『DEATH NOTE』。全世界累計発行部数は3000万部を超える本作は、’06年に実写映画が前後編で公開され、いずれも大ヒットを記録。CGで再現された死神のクオリティや、俳優への評価が高かった本作品。特に、作中でも独特の雰囲気をまとうキャラクターの天才探偵L役を務めた、松山ケンイチ(38)の演技は絶賛され、’08年にはスピンオフ作品としてLを主人公にした『L change the WorLd』が公開されたほど。《松山ケンイチさんのLの再現度が素晴らしかった!藤原竜也さんの演技もよく、違和感なく見ることができた》《松山ケンイチさんのLがとても原作に合っていて、死神デュークも上手に表現されていたと思います》《Lがまるで漫画から飛び出してきたかのようにそっくりだった。死神のCG描写もとても綺麗だった》《配役も良く、世界観が再現されていたと思う》そして、1位に選ばれたのが『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』。全世界シリーズ累計発行部数は7200万部を突破する超人気作品だ。主人公は幕末に最強の剣士として恐れられた緋村剣心。明治維新以降、「不殺」の誓いを立てた剣心だが、自らの意思とは裏腹に戦いに巻き込まれていく。‘12年に劇場版1作目が公開されると、剣心役を演じる佐藤健(34)を始めとした豪華キャストによる壮大なアクションシーンは瞬く間に高評価を集めた。アクションを監督するのは、香港をはじめ世界で数々のアクション映画に参加してきた谷垣健治氏。原作ファンでもある佐藤は剣心のイメージを再現しようと、練習に打ち込んだという。その後も’14年、’21年に続編が公開されている。出演する俳優の演技力やアクションに圧倒されて「想像以上」と感じた人は多かったようだ。《佐藤健のアクションが良かったし、豪華出演者に違和感がなかった》《俳優のイメージ、特に斉藤一役の江口洋介さんがぴったりだった》《佐藤健さんを中心にアクションシーンが圧巻だった。原作からはそこまでのイメージは持っていなかった》《原作通りの世界観、アクションのリアリティ》果たして『ONE PIECE』は『るろうに剣心』を超える実写化作品となるのだろうか?【期待以上だったジャンプ漫画の実写化作品】1位:るろうに剣心2位:DEATH NOTE3位:ドラゴンボール4位:こちら葛飾区亀有公園前派出所5位:ROOKIES6位:銀魂7位:シティーハンター8位:暗殺教室9位:バクマン。10位:斉木楠雄のΨ難調査日:2023年6月21~22日調査対象:20歳~69歳の男女400人調査方法:WEBでのアンケート(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)
2023年06月25日日本発のオリジナルミュージカル『デスノート THE MUSICAL』のコンサート版が、8月21日(月)・22日(火) にイギリス・ウエストエンドで開催されることが決定した。日本累計発行部数3,000万部を超えるマンガ『DEATH NOTE』(原作:大場つぐみ、漫画:小畑健)を原作に、日本発のオリジナルミュージカルとして製作された『デスノート THE MUSICAL』は、2015年の初演以降、日本キャストによる台湾(台中)公演を含む2017年、2020年と上演を重ねてきた。音楽は本場ブロードウェイの作曲家、鬼才フランク・ワイルドホーン、音楽スーパーバイザーは、グラミー賞受賞経験を持つジェイソン・ハウランド、そして演出は日本を代表する演出家・栗山民也がそれぞれ務めた。ウエストエンドで開催されるコンサート版は、英国キャスト・クリエイターにより開催。本作の英語圏でのパフォーマンスは初となり、出演キャストは追って発表される。<公演情報>Death Note The Musical in Concert8月21日(月)・22日(火) London Palladium各日19:30開演※出演キャストは今後アナウンス予定
2023年05月26日「仕事を通じて“なりたい自分”」を考える機会を提供ヒューマンホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤朋也、以下「当社」)は、noteにて、「#わたしのキャリア」をお題とした作品を2023年5月1日(月)から5月15日(月)まで募集いたします。「仕事を通じて“なりたい自分”」について考え、自己実現の一歩を踏み出す機会の提供を目的としています。【本件のポイント】●noteにて「#わたしのキャリア」をテーマに作品を募集し、「仕事を通じて“なりたい自分”」を考える機会を提供●応募期間は2023年5月1日(月)から5月15日(月)23:59まで●投稿された作品の中から、抽選で5名の方にAmazonギフトカード1万円分を贈呈【本件の概要】当社は、なりたい自分を見つけ、その実現に向けて道筋を定め進んでいく「SELFing(セルフィング)」をすべてのステークホルダーへの提供価値として経営理念に掲げ、多様性を尊重しながら、個々人が自己実現できる社会を目指しています。リスキリングや学び直し、キャリア自律などの必要性が叫ばれる昨今において、これまでのキャリアを振り返り、今後進みたい道、将来的にやりたい仕事など、“なりたい自分”を思い描き、自身のキャリアについて考える機会を提供することを目的とし、noteで「#わたしのキャリア」をお題とした作品募集を行います。なお、期間中に投稿された作品の中から、抽選で5名の方に、Amazonギフトカード1万円分を贈呈いたします。この作品募集を通じて、多くの方々がなりたい自分になる-SELFing-の実現の背中を押せることを願っております。[note「#わたしのキャリア」作品募集ページ] [作品募集のイメージ]・自分が歩んできたキャリアで感じたこと・いまの仕事を通じて、どんな自分になりたいか・これからどんなキャリアを歩みたいか[応募期間]2023年5月1日(月)から5月15日(月)23:59まで[賞品]Amazonギフトカード1万円分(5名)[応募方法]①noteアカウントで会員登録(ログイン)②ヒューマンホールディングスnoteアカウントをフォローする ③ハッシュタグに「#わたしのキャリア」を設定して記事を投稿■SELFingとは自分をつくり上げていく「セルフマネジメント」と終わりがないという「ing」を組み合わせた造語。自分発見・自分開発を意味し、なりたい自分を見つけ、その実現に向けて道筋を定め進んでいくこと。そしてそれが社会への貢献にもつながっていく循環のことと定義しています。当社グループは、教育・人材・介護・美容・スポーツ・ITの各事業を通じて「SELFing」を提供し、お客様一人ひとりのなりたい自分を見つけ、その実現をサポートし、社会のニーズとマッチングすることで、すべての人が自分らしく生きられる豊かな社会の実現を目指しています。■ヒューマンホールディングス公式noteについて当社公式note「Humagazine」では、経営トップインタビューをはじめ、グループヒストリー、夢に向かっていく社員やお客様の「SELFing STORY」、社員インタビューなどを通じて人事制度や働き方について紹介しています。ヒューマングループの「今」や「なりたい自分を見つけるためのヒント」をお届けしている”誰でも読めるオープン社内報”です。●ヒューマンホールディングス株式会社公式note: ■ヒューマングループについてヒューマングループは、教育事業を中核に、人材、介護、保育、美容、スポーツ、ITと多岐にわたる事業を展開しています。1985年の創業以来「為世為人(いせいいじん)」を経営理念に掲げ、教育を中心とする各事業を通じて、労働力不足、高齢化社会、待機児童問題など、時代とともに変化するさまざまな社会課題の解決に取り組み、独自のビジネスモデルを展開してきました。人と社会に向き合い続けてきたヒューマングループは、いま世界全体で達成すべき目標として掲げられたSDGs(持続可能な開発目標)にも積極的に取り組んでいきます。SDGsへの貢献を通じて、「為世為人」の実現を加速させ、より良い社会づくりに貢献していきます。●ヒューマンホールディングスWEBサイト: 会社概要ヒューマンホールディングス株式会社●代表者:代表取締役社長佐藤朋也●所在地:東京都新宿区西新宿7-5-25 西新宿プライムスクエア1階●資本金:12億9,990万円●URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月01日全国無料放送のBS12 トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:須磨直樹)では日曜よる7時より劇場版アニメや長編アニメに特化した『日曜アニメ劇場』を放送しています。4月2、9日は特別編として「DEATH NOTE デスノート」「DEATH NOTE デスノート the Last name」をお届けします。1.作品紹介4月2日(日)よる7時~「DEATH NOTE デスノート」頭脳戦を制する者が、新世界を制す。©大場つぐみ・小畑健/集英社©2006「DEATH NOTE」FILM PARTNERS※作品紹介画像のSNSへの直接投稿は固くお断りいたします。警視庁の刑事部長を父に持つエリート大学生・夜神月(やがみライト)は、ひょんなことから「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ」と書かれた死神のノートを手に入れる。試しに有名殺人犯の名を書き込んでみると、翌日の新聞にはその男の獄中死が報じられていた。ノートの力が本物だと悟った月は、自らの手で犯罪者を裁き、新世界の神になることを決意。月はキラと名乗り世界中の犯罪者に制裁を加えて行くが…。【出演者】藤原竜也、松山ケンイチ、瀬戸朝香、香椎由宇、鹿賀丈史ほか【スタッフ】原作:大場つぐみ、小畑健監督:金子修介脚本:大石哲也4月9日(日)よる7時~「DEATH NOTE デスノート the Last name」最後に名前を書かれるのは誰だ? 誰も知らない結末へ。©大場つぐみ・小畑健/集英社©2006「DEATH NOTE」FILM PARTNERS※作品紹介画像のSNSへの直接投稿は固くお断りいたします。死神のリュークが落としたデスノートの力を使い、“新世界の神”と謳い犯罪者に制裁を加える月=キラ。一連のキラ事件の解決のためにICPO(インターポール)から捜査本部に送り込まれた天才・Lは、月への疑いを深めていく。月は自ら捜査本部に乗り込み、Lと互いに腹を探り合う。その折、リュークとは別の意志を持つ死神・レムのデスノートを手に入れたアイドル・弥海砂は、“第二のキラ”となり、月に協力を申し出る。【出演者】藤原竜也、松山ケンイチ、戸田恵梨香、片瀬那奈、鹿賀丈史ほか【スタッフ】原作:大場つぐみ、小畑健監督:金子修介脚本:大石哲也、金子修介2.「日曜アニメ劇場」とは新作、旧作、隠れた名作まで毎週日曜よる7時は『日曜アニメ劇場』!劇場版アニメや長編アニメを中心に、OVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)やTV用に編集されたスペシャル版、さらには「特別編」として実写版など、無料放送ではなかなか出会えない貴重なラインナップでお届けします。日曜アニメ劇場|BS無料放送ならBS12(トゥエルビ) : 3.掲載時のお願い■コピーライト(2作共通):©大場つぐみ・小畑健/集英社©2006「DEATH NOTE」FILM PARTNERS■作品紹介画像のトリミングは不可とします。■作品紹介画像のSNSへの直接投稿は固くお断りいたします。■その他注意事項:宣伝について、視聴者向け作品紹介であれば凡そ問題ありませんが、例えばプラットフォーム/チャンネルが新規顧客獲得・契約を目的として実施する広告/営業ツール等内での当該作品の映像画像の使用は一切不可となっております。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月29日SHINeeのリーダー、ONEWのソロコンサート「ONEW CONCERT "O-NEW-NOTE" in JAPAN」が2023年3月14、15日の2日間に渡って東京・国立代々木競技場第一体育場で開催された。SHINeeのカムバック予告もあった、3月15日のライブレポ!ONEWも身震いした、歓声に包まれたステージ!今回のコンサートは韓国で行われた同名コンサートの日本公演。昨年、日本で開催されたソロツアー「ONEW Japan 1st Concert Tour 2022 〜Life goes on〜」の追加公演以来、およそ半年ぶりの来日となった。「Sunshine」のイントロが始まると、花をあしらったイエローグリーンのカーディガンを着たONEWが花をバックに登場。サムホールになっている袖もかわいらしく、登場から笑顔を見せる。2階席のファンにも手を振ったり、前回のツアーで得た手応えが自信につながっているのか、序盤から余裕を感じさせた。新曲「Anywhere」に続いて、「Sign」ではまるでミュージカルの登場人物のように指ハートをしたり、ステップを踏んだり、表情豊かに歌い上げる。曲の合間にはかごから一輪の花を取り出し、客席に豪快に投げるサービスも。一転、「On the way」ではセンターステージにてスタンドマイクで歌い踊る。アコースティックギターのサウンドから始まる新曲「Paradise」はアップテンポのリズムに合わせてジャンプしたり、軽やかなダンスでONEWらしさ満点のステージでオープニングを終えた。「みなさん、こんばんはーーーーーーーー!」と超ロングトーンで挨拶すると、「これだけみなさんの前でライブするのが本当にうれしいですね」と半年ぶりのファンとの再会がうれしくてたまらない様子。しかも今回は日本のコンサートでは久しぶりに歓声が許された公演。「みなさんの歓声を聞きながら公演するから、本当にドキドキします」というと、客席からは大きな歓声があがり、それを聞いてONEWは大きく手を広げて歓声を思う存分味わいながら、「感動です!ありがとうございます」と思わず身震いしていた。コンサートのタイトルに”O-NEW-NOTE”、 “香調を意味するノート”と名付けられているように、今回のコンサートは香りがテーマ。コンサートの合間で流れる映像でもONEWが香調師のように花や草木など自然のものから香りを抽出する映像が流れ、さまざまな香りをイメージした演出がなされていたが、ONEW自らタイトルの意味を解説してくれた。「香水の香りには3つの種類があって、ベースノート、ミドルノートそしてトップノートがあります。その3つがあわさって1つの香りの香水ができます。今日は香水のように僕のいろいろな魅力をお見せしたいです。楽しみにしてください」。そして今回のコンサートは韓国で3月6日にリリースされた初の韓国フルアルバム『Circle』を引っさげ開催されたもの。「新曲が多いから、みなさんちゃんと意味がわかるか心配でしたけど、(前回のツアーとは)違う魅力だから、楽しんでくださいね」とあらためて公演への想いを伝えた。そして始まった「DICE」では、客席からコールが飛ぶ盛り上がり。続く「Yewoobi」は、天気雨を意味するタイトルにふさわしく、雨降る森をバックに、ブラウンに統一した衣装をまとったONEWはまるで森の中の大樹のよう。しっとりと、淡々としたONEWの歌声がまるで降りしきる雨音のように心地よい波動となって会場を満たしていく。「Love Phobia」では一転して、ピンクの照明の中で大人なムードに。「Cough」、「Always」ではファルセットの美しさが際立ち、途中、何かを思うようにステージの上を見上げていたのが印象的だった。曲が終わって「さっきの曲を歌ってからずっと心が(手をゆらゆら動かして)します。揺れる。『泣いたらダメ』と考えながら歌いましたけど、どうでしたか?」と問いかけると、客席からは大歓声がわきあがり、その反応に思わず「よかった!」とホッとした表情を見せた。続いて、ステージにはピアニストとギタリストが登場。ONEWも気心が知れているのか、2人を紹介する声がうれしそう。そして華やかなピアノの旋律が唐突に始まると、ピアノにもたれたONEWが慌ててそれに付き合い、SHINeeの「An Encore」のサビパートを歌い出す。「実はこのパートは僕が休むための時間だけど、歌っちゃいました。それで歌詞を間違えてしまいました。でも演奏が素晴らしかったから(よかった)」と言うと、客席からはあたたかい拍手がわきあがる。一方のギタリストも即興で「Replay」を弾きはじめ、またしてもONEWがそれに合わせて歌い出し、「韓国でも日本でもデビューした曲ですよね。メンバーに会いたいなあ!」としみじみ。「ここは SHINeeがデビュー前にライブしたところですよね。初めて日本で公演した場所だから、いろいろ意味がある、思い出がたくさんある場所ですよね。こんな大きなアリーナで、みなさんとまた会えたからうれしいです。みなさんのおかげです、ありがとうございます」とあらためて感謝の気持ちを表現した。韓国のコンサートでは「夜と星の歌」という曲がセットリストに入っていたのだけど、意味と発音が難しいかなと思い、今回は他の曲を準備したそう。でも、「それがさみしい人のために、ここでちょっとだけでも一緒に歌ったらどうかと思って」ということで、ピアノとギター伴奏で少しだけ観客も一緒に歌うことに。客席から聞こえる歌声に、ONEWは「みなさんと一緒に作る公演ですね。うれしいなあ!」と満面の笑み&拍手で讃えた。ここからはピアノとアコースティックギター伴奏によるバラードパート。「Under The Starlight」にはじまり「Timepiece」、「Mind Warning」をメドレーで歌いつないでいく。シンプルな構成なだけにONEWの素晴らしい歌声が際立って、拍手と歓声がなかなかやまないほどだった。続く「Illusion」ではたっぷりの声量で感情豊かに歌い上げ、会場をONEW色に染めた。海をイメージした映像を挟んだ後には、まるで海の中のような雰囲気で歌われた「In the whale」に続き、真っ赤な照明の中でセクシーなダンスが映える新曲「Expectations」、そして艶っぽい表情で「Beauty」と一気に駆け抜ける。トークでは「日本のオリジナル新曲、そしてプラスワン、もう一曲あります。準備しました!」とネタバレしたり、「もしかしたらアンコールとか、したらいいじゃないですかね」とアンコールを予告して、本編最後の曲「No Parachute」がスタート。曲間に銀テープが飛び出すとともに、会場が一気に香りに包まれ、まさに「ONEW NOTE」の名前にふさわしいラスト・ソングとなった。香りにまつわる想いを語った映像が終わると、いよいよアンコールがスタート。繰り返されるメロディと淡々としたリズムながら力強さと独自の世界観に引き込まれる「O (Circle)」ではONEWが今いる到達点を感じさせるパフォーマンスで場内を圧倒し、「さっき言ったプレゼントです!」という声で始まった「INSPIRATION」ではステージから大きく手を降り、客席も一緒に踊らせる。大きな笑顔で楽しそうに歌いながらジャンプすると、最後はダブルピースからの「わーー!」っと絶叫&ダンサーたちとハイタッチするほど、感情を爆発させた。「INSPIRATION」は3月22日にデジタル配信スタートしている日本オリジナルの新曲で、「ファンのみなさんと盛り上がりたくて作った曲です。みなさんも盛り上がって楽しんでくださいね」とアピール。そしてもう1曲、「Knock On My Door」も同時配信されるので、「これも聴いていただきたいんですけど、自分の携帯が(手元に)ないから、無理かな」と残念がっていた。「でも、みなさんと、この意味がある場所で一緒にいられたから、胸がいっぱいです。いつまでかわからないけど、いつまでもみなさんの笑顔とか、みなさんの幸せとか、安心とかのためにがんばりますね、僕は!」と力強く語った。そして、本編最後に会場を満たした香りについて、「今、香りを感じてますか?いいにおい?私が作ったNOTEです。この香りはみなさんにどんなにおいを感じてもらいたいか考えて、癒やされたらいいなと思って作りました。この香りのように、みなさんの隣で、かすかに、いつもみなさんの隣にいたいです。記憶の奥とかでも大丈夫だから、ちょっとだけでもいいですから」と、いつまでもファンとともに一緒にいたいと語った。最後には「みなさんの心があたたかくなる曲だと思います」と、会場の香りによく合う曲として「Shine On You」をしっとりと歌い上げる。ペンライトを掲げながら、左右にゆっくりと振りながら、最後には「愛してるよ」というメッセージも。「久しぶりに日本に来て、みなさんと会って、本当に本当に心の深いところから全体的に幸せです」と語り、幸せを噛み締めた。そして「SHINeeのみんなも、みなさんを待ってるから。ちょっと後にはSHINeeのアルバムが出るから、それも待ってくださいね」と、いよいよSHINeeのカムバックが間近であることを感じさせた。「みなさんの記憶の奥でも大丈夫だから、どこでも一緒に存在するだけでもいいから、幸せになるから、僕は。ちょっとだけでもいいから、記憶してくださいね」と語り、「Your Scent」でONEWのソロコンサートは幕を閉じた。次ページ>>SHINeeのリーダー、ONEW の画像特設ページはコチラ文・尹 秀姫 写真・田中聖太郎
2023年03月22日ミキハウス子育て総研株式会社(所在地:大阪府大阪市)が発行し、ミキハウスショップや提携医療機関等で無料配布している子育て情報誌『Happy-Note(ハッピー・ノート)』が、2023年で創刊20周年を迎えます。20周年を機にさらにパワーアップし、今の子育て世帯に役立つ情報を発信してまいります。企業・事業所単位での配布希望も承っておりますので、子育て中の社員への福利厚生の一環として、ぜひご活用ください。■『Happy-Note(ハッピー・ノート)』とは子育て世帯に役立つ良質な情報をお届けする、季刊の育児情報誌です。・読者ターゲット:0~6歳のお子さまのママ・パパ・発行部数 :全国16万部・発行頻度 :年5回(年間80万部)春号(3/20)、夏号(6/10)、秋号(9/10)、冬号(11/10)、特別増刊号(1/1)・主な配布場所 :(1)全国の百貨店ミキハウスショップ(約280店)幼児教室「ミキハウスキッズパル」「ミキハウス英会話くらぶ」(2)全国の小児科など提携医療機関(約1,800箇所)Happy-Note2023年春号↑春号は本日3/20より配布スタート■企業でのHappy-Note配布が可能です最近、企業の人事・総務ご担当者様より、両立支援・福利厚生として子育て世帯に『Happy-Note』を渡したいというご要望が増えてまいりました。実際、さまざまな業種の企業(日用品、製薬、食品、証券、建設、家電、電鉄、化学など)にて配布中で、喜んでいただいています。育休明けに手渡したり、食堂や休憩室に設置されています。試験的にでも結構ですので、企業での配布ご希望の場合には以下よりお申込みください。『Happy-Note』を年5回、ご希望の冊数を無料でお届けいたします。※夏号(6/10発行)からのお届けとなります。▼以下「ご意見・ご要望」フォームよりお申込みください。 「ご意見・ご要望」フォーム 二次元コード■Happy-Note春号 特集企画ピックアップ赤ちゃん連れのお出かけ情報から、家族の健康、食育、習い事、住まい、お金、地方移住、ママ応援企画など、毎号家族が幸せになれるお役立ち情報が満載です。20周年のメモリアルイヤーとして、お役立ち&お得がいっぱいの情報誌となるよう、今号以降は次の特集を予定しています。【子育て応援!知ってる人から得をする 給付金・助成金ガイド】情報収集するのが大変な、子育てに関連する給付金や助成金が一覧でわかる特集ページを掲載。春号では、4月から発足する「こども家庭庁」へ取材を行っています。夏号以降も、関連する省庁への取材を交えながら、どんな子育て支援があるのかをわかりやすく伝えていきます。【読者プレゼント企画】毎号、子育てファミリー応援企業からご提供の読者プレゼント企画を行っております。そのプレゼントに加えて、20周年を記念したプレゼント企画も別途実施予定です。春号:「防災食セット」プレゼント夏号:「豪華おもしろ絵本」大プレゼント※秋号以降も計画中です■マタニティ向け姉妹紙ご紹介妊婦さん向け情報誌『Happy-Note Forマタニティ』は、昨年5周年を迎えております。出産準備から生後12か月までの保存版として、全国のミキハウスショップ、産婦人科等の提携クリニック、アカチャンホンポにて無料配布しています。(年4回・毎号8万部)Happy-Note ForマタニティVol.21■インバウンド向け姉妹紙ご紹介訪日外国人ファミリー向け情報誌『Happy-Note For mum』の最新号を、インバウンドのお客様が多いミキハウスショップにて配布中です。お子さま連れで日本に遊びに来たファミリーが観光やお買い物を楽しめるよう、子連れ旅行に役立つ情報や、日本の良質な育児グッズ・サービスを紹介しています。英語と中国語での発行です。(年2回・毎号3万部)Happy-Note For mum Vol.3■会社概要商号 : ミキハウス子育て総研株式会社代表者: 代表取締役社長 藤田 洋所在地: 〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地2-6-12 小学館ビル4階設立 : 2000年10月URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月20日Netflixが新たに製作するライブアクションシリーズ『デスノート』の脚本家がハリア・アブデル=メギッドに決まった。アブデル=メギッドは東京に住んでいたことがあり、日本語を流暢に話す。原作漫画やアニメ版のファンでもある彼女は。エグゼクティブプロデューサーも兼任するとのこと。製作は『ストレンジャー・シングス』のダファー兄弟。『デスノート』は、2017年にもNetflixによってライブアクション映画化されたが、今回はまったく新しいアプローチで挑むものになるという。キャスティング、監督は未定。文=猿渡由紀
2022年10月21日ライオン株式会社(代表取締役社長・掬川 正純)は、Webサイトとメディアプラットフォーム「note(ノート)」の公式アカウントにおいて、自社のパーパス(存在意義)をインタビューやコラムを通して伝えていくメディア『LION Scope(ライオン スコープ)』を立ち上げ、2022年7月1日(金)から公開します。LION Scopeコーポレートサイト内 『LION Scope』 URL: ライオン公式note URL: 『LION Scope』QRコード ■『LION Scope』立ち上げの背景当社は、毎日の習慣が、人々の心と身体の健康の実現に加え、サステナブルな社会の実現にも大きな役割を果たすという考えのもと、「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)」というパーパス(存在意義)を掲げています。このたび、自社のパーパスをインタビューやコラムを通して伝え、習慣の可能性にふれていくメディア『LION Scope』を立ち上げ、コーポレートサイトとメディアプラットフォーム「note」の公式アカウントにて情報を発信いたします。【『LION Scope』Webサイトトップ画面】 【『LION Scope』初回記事】 『LION Scope』のスタートにあたって、「習慣」をテーマに、社長の掬川 正純にインタビューを実施しました。「習慣を持つこと、何かを長く続けることが、私たちの人生をどのように変え、豊かなものにしてくれるのか。」「一人ひとりの習慣が広がっていくことで、社会にどんな変化がもたらされるのか。」といった内容を語っています。■『LION Scope』立ち上げにあわせて、ライオン公式「note」開設「note」は、文章や画像、音声、動画を投稿でき、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォームです。『LION Scope』の立ち上げにあわせ、「note」にライオン公式アカウントを開設します。■ライオンコーポレートサイトを同時リニューアル当社のコーポレートサイトでは、企業情報や研究開発情報、サステナビリティ活動、投資家向け情報などを提供しています。このたび、情報発見性と視認性(ユーザビリティ)向上のためにコーポレートサイトのUI/UXデザインを改善。さらに、企業の思想を実際の行動で示す「Story Doing」の考え方に立脚したコンテンツを追加しました。 【ライオンコーポレートサイトトップ】URL: 当社は、これからも充実した情報発信を通して社会のみなさんとの理解を深め、毎日の「より良い習慣づくり」に繋がる新たな価値を提供してまいります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月01日全国無料放送のBS12 トゥエルビ( 本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:須磨直樹)では日曜よる7時より劇場版アニメや長編アニメに特化した『日曜アニメ劇場』を放送しています。6月5、12日は「DEATH NOTE リライト 幻視する神」「DEATH NOTE リライト2 Lを継ぐ者」を2週連続でお届けします。1.作品情報6月5日(日)よる7時~『DEATH NOTE リライト 幻視する神』実写映画版、アニメ版共に語られることのなかった「新訳デスノート」©大場つぐみ・小畑健/集英社・VAP・マッドハウス・NTV・D.N.ドリームパートナーズ (作品紹介画像のSNSへの直接投稿は固くお断りいたします)デスノートを使い、世の中に溢れる犯罪者たちに次々と「正義の裁き」を下していく月は、いつしか「キラ」(=killer)と呼ばれるようになり、世間から救世主扱いされ始める。一方、捜査に乗り出したL(エル)は、「お前のしていることは悪だ」と月に挑戦状を突きつける。キラが学生で、かつ、捜査本部の情報を得る手段を持っている事に気付いたLは、月がキラだという可能性を考えFBIを動員するも失敗に終わり、次の手段…月と同じ大学に入り、流河と名乗り自ら月に接近する方法を取った。そして月に「キラ事件解決の力になってくれ」と頼む流河。表面上は仲良しのキャンパスメイト「月」と「流河」だが、裏では「Lなのか?」「キラなのか?」の探り合い。二人の本当の戦いがここから始まった…キラ断定の決定打に欠ける月の行動に戸惑いながらも、あの手この手で罠を張り、月に探りを入れるL。しかしそこへ「第二のキラ、第三のキラ」が現れ、さらに捜査は混迷を増し、被害者は増すばかり。果たしてキラは、世界を救う救世主なのか、それとも独裁的な殺人者なのか?Lはキラの正体を見抜くことができるのか?それとも餌食にされるのか?■キャスト夜神月:宮野真守L:山口勝平リューク:中村獅童レム:斉藤貴美子弥海砂:平野綾夜神総一郎:内田直哉ワタリ:小林清志火口卿介:二又一成松田桃太:内藤玲ほか■スタッフ原作:大場つぐみ・小畑健(集英社ジャンプコミックス刊)シリーズ構成:井上敏樹キャラクターデザイン:北尾勝美術監督:一色美緒色彩設計:橋本賢音響監督:山田知明監督:荒木哲郎音楽:平野義久、タニウチヒデキアニメーション制作:マッドハウス6月12日(日)よる7時~『DEATH NOTE リライト2 Lを継ぐ者』正義を振りかざす月・キラ達と、Lの遺志を継いだ者達。死神リュークはどちらに笑いかけるのか!?©大場つぐみ・小畑健/集英社・VAP・マッドハウス・NTV・D.N.ドリームパートナーズ (作品紹介画像のSNSへの直接投稿は固くお断りいたします)空から降ってきた1冊のノート「デスノート」を手に入れた大学生、夜神月(ヤガミライト)。彼は救世主キラを名乗り、正義の名の下にノートを使い次々に犯罪者に裁きを下していった。犯罪者とはいえ、次々に人が死んでいく現状をおかしく思った警察はL(エル)を招き、連続殺人の犯人キラを追う。キラが月だということが判明し、月をあと一歩の所まで追い詰めるが、月の悪魔的策略によりLは無念の死を迎える。世界の警察を動かせる唯一の存在、Lの死亡を隠すため、月は二代目Lとして活動を始めるが、裏ではキラとして裁きを続けていた。ついには「キラは正義」だと認める国も出始める…。■キャスト夜神月:宮野真守L:山口勝平ニア:日髙のり子メロ:佐々木望松田桃太:内藤玲相沢周市:藤原啓治伊出英基:石川英郎高田清美:坂本真綾魅上照:松風雅也ハル・リドナー:渡辺明乃ジェバンニ:高橋広樹レスター:相沢正輝メイスン:小形満リューク:中村獅童ワタリ:小林清志ほか■スタッフ原作:大場つぐみ、小畑健(集英社ジャンプコミックス刊)監督:荒木哲郎企画:大澤雅彦、大島満、山路則隆プロデューサー:中谷敏夫、田村学、丸山正雄シリーズ構成:井上敏樹キャラクター・デザイン:北尾勝美術監督:一色美緒色彩設計:橋本賢撮影監督:山田和弘音楽:平野義久、タニウチヒデキ、MEL音楽プロデューサー:千石一成、永江徳和編集:肥田文音響監督:山田知明録音調整:はたしょうじ音響効果:古宮理恵選曲:原田扶美子アニメーション制作:マッドハウス2.「日曜アニメ劇場」とは新作、旧作、隠れた名作まで毎週日曜よる7時は『日曜アニメ劇場』!劇場版アニメや長編アニメを中心に、映画、OVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)やTV用に編集されたスペシャル版、時には特別編としてアニソンコンサートや2.5次元作品も?!無料放送ではなかなか出会えない貴重なラインナップでお届けします。日曜アニメ劇場|BS無料放送ならBS12(トゥエルビ) : 3.掲載時のお願いコピーライト(2作品共通)©大場つぐみ・小畑健/集英社・VAP・マッドハウス・NTV・D.N.ドリームパートナーズ■作品紹介画像のSNSへの直接投稿は固くお断りいたします■作品紹介画像のトリミングは不可とします。■その他注意事項:宣伝について、視聴者向け作品紹介であれば凡そ問題ありませんが、例えばプラットフォーム/チャンネルが新規顧客獲得・契約を目的として実施する広告/営業ツール等内での当該作品の映像画像の使用は一切不可となっております。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月31日中川大志主演「ボクの殺意が恋をした」の4話が7月25日オンエア。今回も鈴木伸之演じる流星の「永遠にお別れ、Death」にセリフにツッコミが殺到。一方田中みな実演じる千景の行動に触れる投稿も多数。水野美紀演じる詩織含め“真犯人”考察も過熱中だ。育ての親・男虎丈一郎を殺され、その仇を取るべく殺し屋志願したものの、優しい性格と圧倒的な“間の悪さ”でターゲットを殺そうとしても殺せず、逆に危険が迫るターゲットを守ってしまい恋に落ちてしまう。しかも相手は初恋の相手かもしれない…そんな主人公・男虎柊を中川さんが演じる本作。丈一郎殺しの疑惑とともに柊の幼なじみ疑惑もかかる鳴宮美月に新木優子。人気モデルとしての顔と、エース殺し屋の顔を持つ八乙女流星に鈴木さん。警察の秘密組織「SOS」の責任者でもある綿谷詩織に水野美紀。不穏な動きを見せ始めた美月のチーフアシスタント、水瀬千景に田中さん。美月の担当編集者・風岡樹生に中尾明慶。柊の育ての親でもある男虎丈一郎に藤木直人といったキャストも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。映画『ハリネズミ探偵ハリー』がクランクインの日。撮影現場で美月と流星、共演者の七瀬くるみ(谷まりあ)の対談取材が行われることになり、美月は柊と千景たちを連れてロケ地の古い洋館に向かう。そこには流星が持ち込んだ本物のハリネズミがいた。撮影が進み洋館にいるのが流星と見学していた柊たちだけになったとき、流星はケージを開けてハリネズミを逃がす。ハリネズミがケージから逃げ出したことに気付いた柊たちは、ハリネズミを捜して洋館中を捜し回る。そしてハリネズミを追いかけて美月は地下室に迷い込む。彼女を追って地下室にやってきた柊だが、地下室の鍵が閉まり2人は閉じ込められてしまう。流星はモーションコントロールで地下室の甲冑を動かし毒針を発射。美月を仕留めようとする。必死に彼女を守ろうとする柊だが1本の針が美月に命中。美月は意識を失ってしまう…というのが4話の展開。監視カメラで倒れた美月を見つめながら「永遠にお別れ、Death」とつぶやく流星に「永遠にお別れデス・・・臭いセリフ」「Deathのthの発音素晴らしくて素敵」「永遠のお別れdeathの時の顔の癖の強さよ」「デスプリンス、大和田常務か(笑)」などのツッコミが続々。また、柊の職場を調べ上げたり、柊と美月の会話を盗み聞きするなど、ただのアシスタントではなさそうな千景には「田中みな実さん怪しいよね」「黒幕(藤木直人の事件の犯人)は田中みな実以外に考えられないでしょ」といった反応が寄せられる。一方、「田中みな実がただのアシスタント役で終わるわけはないとは思ってたけど怪しいと思わせといて実はシロだったりするのかな」と千景の行動がミスリードなのではないかという声や、「水野美紀か田中みな実の2択やろ」「美紀さん黒幕か?」と、水野さん演じる詩織“真犯人”説を唱える声も。丈一郎を殺した真犯人についての考察も過熱している。(笠緒)
2021年07月26日電気グルーヴのピエール瀧が、東京23区各区を夜中に散歩したら何が起こるのかを記録した『ピエール瀧の23区23時』の連載を自身のnoteでスタートさせた。同企画は2012年に書籍が発行されたピエール瀧による自由徘徊実験企画のセカンドシーズン。連載は1つの区ごとに不定期に有料配信(1区350円)。初回は「江東区編」で、25,000字超えのボリュームに加え撮り下ろし写真も多数掲載されている。聞き手・構成は、瀧と親交の深いライター・カルロス矢吹、撮影は横井明彦が担当。タイトル画は天久聖一が手がけている。なお、ピエール瀧は本日4月8日に54歳の誕生日を迎えた。ピエール瀧 note アカウント:【連載情報】ピエール瀧の23区23時 セカンドシーズンピエール瀧が東京23区の各区を夜中に散歩したら何が起こるのかを記録した、自由徘徊実験企画。ルールは「23時になったら写真を撮ること」と「100円自販機を見つけたら興味本位で味見をすること」の2つ。【書籍情報】『ピエール瀧の23区23時』・2012年10月発行(産業編集センター)・全368ページ / 1,500円(税抜)関連リンク電気グルーヴHP:ピエール瀧 Instagram:ピエール瀧 Facebook:
2021年04月08日【鮨 ほり川】にて。店主の堀川文雄さん(右)と、元アルバイトでフリーランススタイリストの秋谷麻美さん(左)45年間で最大のインパクト“予約ゼロ”のピンチを切り抜ける東京・下北沢で1975年に開店以来、経営の低迷は「コロナ禍が最も影響が大きい」と話す【鮨 ほり川】の店主・堀川文雄さん。常連の多くは40代以上で会食利用がなくなったことから危機感を抱き、元アルバイトで親交が続く秋谷麻美さんに相談した。そこで、もともと利用していたツイッターとインスタグラムに加え始めたのが、noteだ。堀川さんの運営するnote『73歳すし屋のnote【現役】』緊急事態宣言での休業中に1本目を投稿するや否や、noteのプロデューサーなどに紹介されたことで話題に。しかし休業が明けても予約が入らなかった、5月下旬。「思い切って、正直に『予約がゼロです』とツイートしてみようと話し合ったんです。そうしたら、1万以上の『いいね』がついて、noteにも流入し、予約が少しずつ入るように。ドラマみたいな展開に、2人で本当に喜びました」と秋谷さん。SNSの声から生まれた『ほり川スペシャル』『ほり川スペシャル』で選べるつまみSNSで話題になったことで、「高くて行けないけど応援してます」「回らないお寿司は高そうで怖い」という人たちの声に気づいた。堀川さんは「フォロワーで最も多いのが、25~35歳。今までは仕事関係での来店が多いのに比べ、若い人たちは領収書を切るのではなく自分のお金で寿司を食べにくる」と、今までの平均単価より安い8,000円の『ほり川スペシャル』を考案した。握りや刺身、鍋などのコースを、お得に分かりやすく提供する。現在、来店客の9割が注文するメニューだ。女性客の一言がきっかけで生まれたフルーツ寿司。果物の甘味と酢飯の塩気が絶妙に合う職人と、元アルバイトで相談。2人でこんな工夫をしていますSNSは秋谷さんに投稿を手伝ってもらいつつ、堀川さん自身も若いスタッフにやり方を聞きながら投稿している。話し合って投稿しては、その反応を日々チェックするお2人に、投稿する際に工夫していることを伺った。①自信のあるものを投稿する「SNSで発信したからといってすぐにお店に来てくれるわけではないけれども、どこにも負けないものを発信し続けることが大切」(堀川さん)『ほり川 スペシャル』はもちろん、店の自慢メニューをツイッターとインスタグラムで投稿し、時々noteにまとめている。SNSに詳しいお客さまからのアドバイスで、写真としてもインパクトがあるマンゴー寿司を投稿したところ、反応がよかったそう。②女性客、ひとり客への一言を“敷居が高くて入りづらい”というイメージを持つ女性客やひとり客へ、一言添えた投稿が間口を広げるnoteの活用後はお客さまの男女比率が逆転して、女性が7割に。「カウンターのお寿司屋さんって、女性がひとりでは行きづらいですよね。ツイッターでもインスタグラムでも、投稿には『おひとりさま歓迎』と書くようにしています」(秋谷さん)。「私が話したことを秋谷さんに文章にしてもらうことで、SNSで発する言葉が柔らかいというのは女性客増加に影響しているかも」(堀川さん)。③noteとツイッターは併用する「noteの記事を拡散するにはツイッターが必要だし、ツイッターの投稿がバズってもnoteがないと受け止める場所がないんです。ツイッターとnoteはセットだと思っています」(秋谷さん)また、投稿にコメントがあればリツイートしてコミュニケーションを図っているという。「コロナ禍で切羽詰まって、とにかく変わらなきゃダメだと考えました。でも、店を長年やっているからこその固定観念があって、どう変わればいいかは難しい。だから若い人の意見を聞くのを大切にしています」(堀川さん)ほり川【エリア】下北沢【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】~【ディナー平均予算】8000円 ~ 9999円
2020年12月05日『デスノート THE MUSICAL』が開幕した。日本累計発行部数3000万部超。伝説のコミック『DEATH NOTE』が初めてミュージカル化されたのは2015年のこと。音楽は、本場ブロードウェイの作曲家、フランク・ワイルドホーン。そして演出は、日本を代表する演出家、栗山民也という万全の布陣で挑み、高い評価を得た。その後、2017年に再演。国内のみならず、海外(台中)でも公演を打ち、現地の観客から喝采を浴びた。そんな世界規格の日本発ミュージカルがオール新キャストで2020年に再始動。夜神月(やがみ・らいと)役は村井良大と甲斐翔真のWキャスト。エル役は髙橋颯という新旋風の期待高まるキャストが揃った。今回は、甲斐翔真が夜神月 役を演じたゲネプロの模様をレポートする。天才VS天才。めくるめく頭脳戦が、ミュージカルで甦るカーテンコールのために客席の灯りがつく。けれど、心が、体が、まだ作品の世界から抜け出せない。皮膚に、重い一撃を喰らったあとのような痺れだけが残っている。それほど圧倒的なラストシーンだった。名前を書いた人間を死なせることができる死神のノート・デスノート。すべてはこの1冊の黒いノートがこの世に落とされたことから幕を開けた。犯罪者のいない新世界をつくるべく、次々と悪人の名をノートに書き、粛清を与える月と、数々の難事件を解決に導いてきた名探偵・L。全世界を虜にしたふたりの天才による頭脳戦は、ミュージカルでも熱かった。物語は、月が授業を受けているところから始まる。正義とは何か。ここで、この作品の主題がわかりやすく提示される。デスノートを手にした月は、「キラ」と名乗り犯罪者たちを次々と殺害していく。キラの能力に怯え、犯罪は激減する。民衆はキラを称え、熱狂する。だがそれは恐怖による統制に過ぎない。正義の言葉が、観客の脳内をかき乱すように繰り返される。原作のストーリーを踏襲しながら、限られた時間の中で月とLの対決を描くべく、大胆にアレンジ。原作の肝であった天才同士の駆け引きや心理戦のエッセンスは残しつつ、それ以上に、禁断のノートを手にしたことから生まれる葛藤、欲望、狂気、恍惚、そうした生身の感情がむき出しとなり、うねりをあげ、渦を巻き、すべてを飲み込んでいく。特に月とLの二重唱は圧巻の聴き応え。ふたりの正義と信念が、歌声となってぶつかり合い、観客を揺さぶる。このねじ伏せるようなパワーは、ミュージカルならではだろう。新星からベテランまで実力者揃い。その歌声に、観客は涙する月役の甲斐翔真は、ミュージカル初挑戦ながら歌声に安定感がある。特にロングトーンの伸びやかさは大きな武器。何より歌でしっかりと感情を表現できているところに惹きつけられる。迫真だったのは、FBI捜査官殺害後の歌唱シーン。これまで正義のためにデスノートを使い続けてきた月が、自らの保身のために人の命を奪うようになる。その狂気の目覚めを戦慄の歌声で表現し、観客を震撼させた。さらに同じくミュージカル初挑戦となるL役の髙橋颯は、よく抜ける声の良さと、高音域から低音域まで高らかに歌い上げる秀でた歌唱力で、その存在をミュージカル界に示した。これまでも数々の俳優が演じてきたLという役柄を、力みなく自分のものにしているところにも器の大きさを感じさせる。まだ21歳ということで伸びしろは無限大。今後のミュージカル界を担う新星の登場だ。同じく新星と言えるのが、弥 海砂(あまね・みさ) 役の吉柳咲良。人々を魅了する愛らしさと、キラに傾倒する危うさ。ミサミサに欠かせない両方の要素をしっかり兼ね備え、歌声はビブラートの巧みさが光っていた。そんな若手たちの活躍を、夜神総一郎 役の今井清隆がしっかり引き締めるなどベテラン陣の配役も抜かりがない。特に死神・リューク 役の横田栄司は、この作品のもうひとつの顔となる存在。繰り広げられる殺戮を嬉々と眺め、月に茶々を入れるさまは道化そのもの。場面転換の際に、月の部屋を自らロープで引っ張るようなマイムを入れたり、演じる横田栄司も自由自在な演技で笑いを誘った。そんなコミカルさが愉快であればあるほど、死神としての顔も際立つ。実力者・横田の真価を十分に堪能できる演技に注目してほしい。そして何より驚きだったのが、もうひとりの死神・レム 役のパク・ヘナだ。日本ではまだ馴染みのない名前かもしれないが、韓国ミュージカル界では歌姫と称される人気女優。『アナと雪の女王』のエルサ役の韓国版ボイスキャスト(歌担当)を務めたことからも、人気と実力が窺い知れる。韓国版『デスノート THE MUSICAL』でもレム 役を演じたパク・ヘナがその力量を認められ、日本へ上陸。会心の歌声を披露した。彼女の歌の特筆すべき点は、レムに内包する愛と悲しみが歌声だけでありありと観客に伝わってくるところ。このレムという役自身が死神の宿命を背負いながら愛に生きた、ある意味どの登場人物よりも人間らしいキャラクターなのだが、パク・ヘナの繊細な歌声によって一層愛すべきものに。きっと彼女の歌声に多くの観客が涙することだろう。全編オーケストラによる重厚かつダイナミックなサウンド。キャストたちによる力強くエモーショナルな歌唱。そして高度に練り込まれたストーリー。それらがすべて融合し、一層ドラマティックになった『デスノート THE MUSICAL』。原作ファンにもミュージカルファンにもぜひ観てほしい一本だ。(取材・文/横川良明)
2020年01月24日1月20日に新生『デスノートTHE MUSICAL』が遂に開幕。それに先がけ東京・野外劇場 グローバルリングにてカウントダウンイベントが行われ、主人公・夜神月を演じる甲斐翔真(村井良大とWキャスト)とエル役の高橋颯、弥海砂役の吉柳咲良が登壇した。【チケット情報はこちら】「名前を書かれた人間は死ぬ」という“死のノート”を巡る物語を描いた漫画「DEATH NOTE」(原作:大場つぐみ・漫画:小畑健)を原作に、<音楽フランク・ワイルドホーン×音楽監督ジェイソン・ハウランド×演出 栗山民也>というコラボレーションで2015年に初演された“デスミュ”。再演、海外公演を経て、3年ぶりオール新キャストで上演される。まず観客に「寒い中、こんなにたくさんの方に来ていただいて本当に嬉しいです。風邪ひかないようにしてくださいね!」と声をかけた甲斐。稽古を経た今感じる作品の魅力を「(設定はファンタジーでも)リアルな社会の構図を映し出した作品なんだとより感じるようになりました。愛と犠牲が表裏一体であることだったり……この社会が保たれている理由のようなものに気付きます」と明かす。それをミュージカルで表現することについて吉柳は「伝えたい想いが、音楽によって台詞以上に伝わるなと思います。楽曲をぜひ聴いてほしいです」と話す。ミュージカル初挑戦となる甲斐と高橋。高橋は普段シンガーとして活動中だが、ミュージカルとは歌い方が違うため、「演出の栗山さんに“演劇は“歌”を歌っちゃいけないんだよ”と言われるところからスタートしました」と明かし、「キャストの皆さんにひとつひとつ教えてもらいながらここまで来ました。そこに必ず応えたいです」と共演者への感謝を語った。オール新キャストとなる今回。若手のメンバーはベテラン横田栄司による“横田塾”で特別レッスンを受けているそうで、甲斐は「こういうふうに言えばより伝わるとか、お客さんにちゃんと届くとか、いろいろなことを教えていただいています。僕はずっと映像でお芝居をしてきたのですが、やっぱり違うんだなと思ったし、すごく学んでいます」と楽しそうに話した。東京建物 Brillia HALLのこけら落としシリーズとして上演される本作。吉柳は「『デスノート』に参加して、新しいことにたくさん挑戦していると感じています。今回、新しい劇場で、新キャストで、ということも運命だなと思いました」と笑顔を見せた。賑やかに話した後は、3人で劇中歌『死のゲーム』を披露。美しく迫力のある歌声を披露し、観客を魅了し、イベントは幕を閉じた。公演は2月9日(日)まで東京・東京建物 Brillia HALLにて。取材・文・撮影:中川實穂
2020年01月23日オール新キャストにて3年ぶりの再演となる『デスノートTHE MUSICAL』が現在上演中。開幕に先がけフォトコールと囲み取材が行われ、取材には主人公・夜神月を演じる村井良大と甲斐翔真、エル役の高橋颯、弥海砂役の吉柳咲良が出席した。【チケット情報はこちら】本作は、名前を書いたら死ぬという“デスノート”を巡る物語が描かれる人気漫画「DEATH NOTE」(原作:大場つぐみ・漫画:小畑健)を原作に、音楽 フランク・ワイルドホーン、音楽監督 ジェイソン・ハウランド、演出 栗山民也によって2015年に初演されたミュージカル。作品について村井が「全てが詰まったエンターテインメントという感じ。この作品に携わることができて本当に幸せです」と話すように、ストーリーの魅力、音楽の魅力、演劇の魅力など、あらゆる魅力を楽しめる本作。甲斐は「舞台化することでより残酷になっているように感じます」と言い、「最後のシーンで死神リュークが“なにも残らねえ、なんの意味もねえ”と言うのですが、じゃあこの物語はなんだったのか。その答えはなくて、お客様に考えて感じてもらう作品だと思いますし、そこで僕らがいかにいろんな引き出しを開けられるかだと思います」と語る。今回、初演より上演時間が短縮され(1幕65分・2幕80分)、よりスピード感のあるつくりに変化。その反面、心理戦の表現はより繊細かつ鮮やかになっており、犯罪者が次々と不可解な死を遂げる事件の犯人に月を疑う名探偵エルと、エルの本名を知りデスノートに書いて殺してしまいたい月の無言の攻防などは、ふたりの歌(実際は美しいハーモニーなのだが)を聴いているだけでもまるで取っ組み合いをしているように感じられ、ミュージカルの楽しさを味わえる。また、甲斐と高橋はミュージカル初挑戦、吉柳もミュージカル『ピーターパン』から舞台2作目という若手揃いだが、そこは「共演の先輩方、スタッフの皆さんにお世話になってここまで成長することができました」(高橋)、「横田栄司さんによる“横田塾”で、舞台に立つこと、喋ることについて学びました」(甲斐)、「何度も壁にぶつかりはしたのですが、それを乗り越えられたと思っています」(吉柳)と、共演者のサポートそして本人の努力によって、それぞれが役をとても生き生きと演じている。さらに、本作韓国版でも死神レムを演じた韓国で人気のミュージカル俳優パク・ヘナは、今回初めて日本語での芝居となるが、村井が「本当に素晴らしい。最高です!」と絶賛するとおり、圧巻の歌唱力と演技力はぜひ注目してほしいところ。オール新キャストならではの新たな魅力の詰まった公演は2月9日(日)まで東京・東京建物 Brillia HALLにて上演中。取材・文:中川實穂※高橋颯の「高」ははしごだか
2020年01月22日『デスノート THE MUSICAL』のプレスコールが19日に東京建物 Brillia Hallにて行われ、村井良大、甲斐翔真、高橋颯、吉柳咲良、パク・ヘナ、横田栄司、今井清隆が登場。村井・甲斐・髙橋・吉柳が取材に応じた。原作・大場つぐみ、作画・小畑健による大ヒット漫画『DEATH NOTE』をミュージカル化した『デスノート THE MUSICAL』。フランク・ワイルドホーンが音楽、栗山民也が演出を担当し、2015年に世界初演を迎えた。高校生の夜神月(村井良大・甲斐翔真)が、書き込むと人が死ぬ「デスノート」を手にしたことから、物語が展開していく。プレスコールでは「ゲームのはじまり」「恋する覚悟」「秘密と嘘」「哀れな人間」「死のゲーム」の5曲を披露。村井は「いよいよ始まるというのが、率直な感想です。わくわくしながら待っていたので、今から楽しみです」と気持ちを表した。初舞台となる甲斐は「最初は右も左もわからなくて、『稽古って何!?』というところから始まったので、颯くんと一緒に頑張ってきて、早く皆さんにお届けしたいというのが不思議です。2カ月前の僕からしたら考えられない。早く『デスノート THE MUSICAL』の魅力を伝えたいんだという気持ち」と頼もしい様子。初ミュージカルの高橋も「翔真は芝居経験もあるので助けられた面もあって。表現方法だったり、客観的に見たらどうか、というところも研究したりして、お世話になっていました」と感謝する。村井は「Lがライトにお世話になっていました」と笑顔を見せた。村井は甲斐に対し、「今、22歳だもんね。すごくフレッシュで勉強になることばっかりでした。僕は31歳なんですけど、ブレザー大丈夫かなって思ってて……」と苦笑。逆に甲斐は村井について「稽古の時点で、『やっぱ違うな』と。組み立ててお芝居を作っている人なんだとすごく感じて、今の僕にはできないし、すごく勉強になりました。めちゃくちゃ相談してました」と語る。村井も「2人で相談して、Wキャストで良かったなという感じでした」と振り返った。一方高橋は、気持ちを作るために稽古場でも引きこもっていたようで、「1人で座ってる」(村井)、「ずっとLなんですよ」(甲斐)と暴露される。高橋は「袖で楽しく話してると、そのLになっちゃうんです。未だに悩み。笑顔のL、いやじゃないですか」と苦労を明かす。甲斐は「横田塾という名の元、舞台に立つことしゃべることを学んで、台本を一緒に読み合わせしていただきました」とリューク役の横田の教えを明かし、高橋も「みっちりやったよね。『見事だ』『み、が聞こえない』とか」と再現すると、村井は「お金払っていいレベル」と感心していた。またヒロインの吉柳は「ヘナさんとのシーンをいっぱいやっているので、ヘナさんのすごさを肌で感じます」と称賛しつつ、「どうしても、引っ張ってもらっているような感覚になるので、負けじとぐいぐい行って。『この子を守りたい、助けたい』と思われるような海砂にできてるんじゃないかと、今は自信を持って言えると思います」ときっぱり。最後に意気込みを聞かれたキャスト陣だが、高橋は「Lが椅子に座っているセットの時に、本物の苺が置いてあるんです。それを本番中食べるのが楽しみです」と意外な回答で、周囲は爆笑に包まれていた。公演は東京建物 Brillia HALLにて、1月20日~2月9日。
2020年01月19日2020年1月20日(月)より上演予定の『デスノート THE MUSICAL』の稽古が大詰めを迎えている。漫画、映画、ミュージカルと世界中で愛されてきた作品をフレッシュな新キャストたちが魅せる3度目の『デスノート THE MUSICAL』。公演間近の心境を語る主演のライト役の村井良大、甲斐翔真、エル役の高橋颯、ミサ役の吉柳咲良のコメントとともに、本作の真髄とも言える歌唱シーンを動画で公開する。『デスノート THE MUSICAL』歌唱シーン【村井良大・甲斐翔真・高橋颯コメント】甲斐翔真、高橋颯、村井良大甲斐みなさんが漫画や映画、ドラマで観てきたライトやエルが“歌う”ということはひとつの壁ではあるんですけど、違和感なくやれている気がします。ミュージカルや演劇が好きな方が観れば、演技として歌っていることが分かってもらえる演出が施されているので違和感がないと思います。もちろん演じる側にその努力も必要で、「ライトが歌ってる!」と思われないように、自然にストーリーに入ってもらえるようにというのはすごく気を使って今、稽古をしています。村井栗山さんが原作をリスペクトしつつ、『デスノート THE MUSICAL』が持っている演劇としての面白さを追求した演出をされているので、栗山さんの意図をくみ取りながら、漫画のキャラクターとしてではなく、人間として舞台に立とうと意識しています。非常に完成された作品だというのを今、稽古していても感じるので、本番では完成しきっている状態になっているのかなと思います。歌唱シーンに違和感がないと思うんです。1曲1曲がすごく完成されているので。エルの歌も「エルが歌うの?」って思うかもしれないけど、実際に観たらすごくエルっぽいことがわかると思います。甲斐翔真、高橋颯、村井良大高橋颯、村井良大、甲斐翔真高橋台本では読み取りきれないエルのキャラクター像を、曲を歌うことで読み解ける部分がすごくあって、うまくセリフを言えないときでも、歌をゴールにセリフを言おうと思うと見えてくるものがあったりします。音楽の持つ力のすごさを今、実感しています。村井歌が持つエネルギーは感じますね!甲斐ミュージカルなので、歌が重要な部分なんですけど、その歌がロックですごくかっこいいので、気持ちも自然と入っていけています。「正義はどこだ?」「俺はキラだ!」って歌っているとライトに自分がなっていけるんです。本番ではみなさんにミュージカルならではの歌の持つエネルギーをぜひ感じていただきたいです!【吉柳咲良インタビュー】吉柳咲良ーー稽古が進んでいますが、いかがですか?栗山さんがいらしてからの稽古はそれまでどおりにはいかないのを感じています。栗山さんから、「セリフを言わないと、言わないとって思いすぎて芝居を先読みしている」とご指摘いただいて、本当にそうだなって自分でも思いました。どうしたら、演じながら感情を動かせるのか、今はすごく悩んでいます。栗山さんがいらっしゃると空気が変わって、ピリッとした現場になるので、みなさん緊張感を持って稽古に臨んでいます。ーー吉柳さんはキャストの中でも最年少ですし、大変なことは多いですよね。はい、私は今はミサミサという二面性のある難しい役をどう演じられるのか? そこにずっと向き合っています。中学3年生の目線から見たら、ミサミサはどんな女の子なのか?と考えてみたりしました。ミサはものすごくピュアでまっすぐで常に自分の人生の軸をキラに定めている女の子です。周りから見たら「その愛は曲がっている」と思われるかもしれないけれど、ミサの信念に対して、私はすごいなって思っています。私はまだミサのような経験をしたことがないので、ミサという存在をどうやってこれから私の中で作り上げていくかが勝負なんだと思います。ーー村井さん、甲斐さん、高橋さんが、歌があることによって役に入り込めるとおっしゃっていたんですが、吉柳さんもそれは感じていますか?そうですね。それがミュージカルのいいところだなと思います。音楽が助けてくれる。歌詞がセリフなので、音楽に引っ張ってもらっている気がしています。セリフが歌になることによって、感情が高ぶるシーンも悲しいシーンも音楽に乗せられて、演じることができる気がします。歌は曲によって難しくも感じるんですけど、感情が一気に入っていくものでもあるので、ミュージカルを演じる楽しさも今、感じています。レムとのシーンがミサは多いですけど、レム役のパク・ヘナさんの歌が本当に素晴らしくて!歌だけで人を感動させることができる方なので、何度聴いても涙が出そうになります。でも、レムが命をかけてミサを守ってくれるのは、ミサが本当にまっすぐで可哀そうで、この子はどうしたらいいんだろう?って死神に思わせてしまうような子だからなんですよね。それほど人を惹きつける魅力がある。ヘナさんに「この子を助けてあげたい」と思わせるミサを演じたいなって思います。ミサが持つ感情を私は味わったことがないから、実体験から演じるのは難しいので、原作を何度も読み返したりして、ミサをもっと知っていかなければとも思います。ーーミサは『デスノート』という作品の中の華でもありますよね。そうですね。『デスノート』は世界的に人気のある作品で、その中で、アイドルでヒロインであるミサを演じるプレッシャーはとても大きいんですけど、それ以上に、ミサの持つ信念を理解することが自分の中で大きな課題になっています。ライトのために寿命の半分を捨ててしまうくらいのミサの信念をどう見せるのか?本番までには答えを見つけたいと思っています。でも稽古の休憩時間はみなさんとっても優しくて、楽しく過ごしています。差し入れがいっぱいあって、なごやかです。ミサについて、他の方がどう思うのか聞いてみて参考にしています。稽古中は他の方が栗山さんから指摘されていることも、自分に置き換えて考えてみたりもしています。たくさんの登場人物ひとりひとりに、栗山さんがいま魂をこめて演出をつけてくださっているので、ものすごく細かく作り上げられている作品なんですよね。ーーライト役の村井さんや甲斐さんとはどんなお話をされていますか?村井さんは「すごく精密に作られている作品だから、こう動きたい、というのがあっても自分だけの感覚ではできないよね」って悩んでいる私に言ってくださって。作り上げられた演出の中での自分の役割というものがあるから、がんばっていこうねって、優しく励ましていただきました。甲斐さんは私がアイドルとして出てくる最初のシーンで、「じゃあ観客として観てるね」とおっしゃるので、「ピストルで撃つマネをするので反応してくださいね!」って言うと、本当にリアクションしてくださったり(笑)、笑わせてくださっています。ーーでは最後に、舞台を観に来られる方にメッセージをください。この作品は「誰が悪で、誰が正義なのか」が最後まではっきりしないんですけど、それが実際の社会もそうなんじゃないかなって思うんです。警察やエルの裁きが本当に正しいかというとそれはどうなんだろう?って思う人もいるだろうし、だからといってキラのように犯罪者だから殺そうと思う方たちが正義かというとそうではない気もして。そのもやもやしたグレーなところが、とても人間味が強い作品だと思います。既にデスノートというお話を知っている方も舞台をご覧になったら、ライトやエル、ミサ、リューク、レム、それぞれの姿を見て、改めて感じることがあるのではと思います。私は一番の悪はリュークだと思っています。誰よりも命について軽く考えているのがリュークだし、自分が「つまらない」ことが一番気に食わないから、デスノートを落とすし。ライトはそれで新世界の神になったかもしれないけど、最終的にはどん底に落ちてしまいます。それぞれの登場人物たちの生き様が音楽と重なったとき、みなさんにどう映るのか?そこを一番楽しみに観に来ていただけたら嬉しいです。それから、死神を人間が演じることで、リュークやレムの存在がよりリアルになっています。リアルな死神をその目で観て、「何が正義で何が悪なのか」ぜひ考えていただければうれしいです!吉柳咲良『デスノート THE MUSICAL』は1月20日(月)~2月9日(日)まで豊島区立芸術文化劇場 Brilia HALLにて上演予定。(撮影/高橋那月、取材・文/藤坂美樹)※高橋楓の「高」は正式には「はしごだか」
2020年01月19日2020年1月に『デスノートTHE MUSICAL』がオール新キャストで開幕する。主人公・夜神月を演じる甲斐翔真(村井良大とWキャスト)に話を聞いた。【チケット情報はこちら】「名前を書かれた人間は死ぬ」という“死のノート”を巡る物語を描いた漫画「DEATH NOTE」(原作:大場つぐみ・漫画:小畑健)を原作に、<音楽フランク・ワイルドホーン×音楽監督ジェイソン・ハウランド×演出 栗山民也>というコラボレーションで2015年に初演された“デスミュ”。再演、海外公演を経て、3年ぶりオール新キャストで上演される。オーディションで主演・月(ライト)役を勝ち取り、初舞台を踏む甲斐。「自分が出せるものは全力ですべて出します。まだ皆さんに追いつけていないものがあるぶん、熱量は誰にも負けずに持っていたい。真ん中に立てるだけの熱量を出せるように、今はやるしかないです。この作品で僕の人生が変わるかもと思っています」と意気込み十分。念願だったというミュージカル出演が叶い、「今は歌稽古中ですが、やってみると“曲を練習する”というよりも“曲を育てている”感じ。人に感動を与えるためには、こだわってこだわって、お客様の二手先三手先にいないといけないんだとわかりました。日々できないことだらけですが、それを成し遂げていくのが楽しいです」と生き生き語る。月という役については「考えれば考えるほど印象が変わる人」と模索中。「この舞台で描かれるのはキラに呑み込まれて堕落していく月ですが、デスノートに出合う前は純粋に正義を愛していたわけで。デスノートに人生が狂わされてしまったかわいそうな人だと感じることもあります」。共に月を演じる村井については「めちゃくちゃ頼れるお兄ちゃんです。 稽古では村井さんがどのなよう芝居にしてくるのかをみることができるので楽しみですし、先輩の背中をみさせていただきながら必死に頑張ります!戦友のような気持ちでいます」と語っていた。オール新キャストで作り上げる今作。甲斐は「曲も台本もブラッシュアップしているので、初演や再演を観られた方もまた新しい気持ちで観ていただけると思います。僕自身も、以前は過去作のDVDを擦り切れるほど観ていましたが、今は自分たちの世界をつくりあげることに専念しています」と話しつつ、最後に、浦井健治、柿澤勇人と実力派キャストが演じてきた月を初舞台の新星として引き継ぐ気持ちもひとつ明かしてくれた。「僕のことを“誰?”“本当に大丈夫?”と不安に思っている方もいると思うけど、そういう方を作品に連れ戻すということをやりたい。だって悔しいから」。そう語る彼の表情はキリリと光る。開幕が一層楽しみになった。公演は2020年1月20日(月)から2月9日(日)まで東京・東京建物 Brillia HALLにて。取材・文:中川實穂
2019年12月27日オール新キャストで上演される『デスノートTHE MUSICAL』が2020年1月20日(月)に開幕する。その稽古場にて歌唱披露と囲み取材が行われ、取材には夜神月役の村井良大と甲斐翔真(Wキャスト)、エル役の高橋颯が出席した。【チケット情報はこちら】本作は、「名前を書かれた人間は死ぬ」という“死のノート”を巡る物語を描いた漫画「DEATH NOTE」(原作:大場つぐみ・漫画:小畑健)を原作に、<音楽フランク・ワイルドホーン×音楽監督ジェイソン・ハウランド×演出 栗山民也>という世界的コラボで2015年に初演された作品。これまでにない役柄となった村井の月、初ミュージカルで大抜擢の甲斐による月、同じく初ミュージカルのミュージシャン高橋によるエル、舞台ではミュージカル『ピーターパン』のピーターパン役以外を初めて演じる吉柳さくらの弥海砂、韓国版で同役を演じた歌姫パク・ヘナが日本語で演じるレムなど、“未知”という言葉がピッタリの今作。この日歌われたのは、教室で月が教師に正義を問うオープニングのナンバー『正義はどこに』(甲斐、川口竜也ら)、月とエルが疑念を抱き合いながら歌う『死のゲーム』(村井・甲斐、高橋、吉柳ら)、死神レムが愛を知り自らの命を捨てても人間を助けると決意し歌う『愚かな愛』(パク・ヘナら)、エルがキラを見つけ出して逮捕することを誓う『ゲームのはじまり』(高橋)、キラとして崇拝される月が自らの正義を貫くと決める一幕ラストの大ナンバー『正義はどこにリプライズ』(村井、高橋ら)の5曲。甲斐による『正義はどこに』の月はまっすぐすぎる瞳が印象的で、村井による『正義はどこにリプライズ』の月は自信に満ちた表情にゾクッとさせられる、高橋のエルはまばたきひとつなくあの独特な雰囲気を纏い、吉柳による海砂は凛とした透明感が吉柳ならでは、パクによるレムは愛や戸惑いが届く深い歌声が圧倒的。そんなキャスト陣の歌唱に加え、こちらも一新されたアンサンブルキャストによるコーラスも迫力があり、早く劇場で観たいと思わされる歌唱となった。その後の囲み取材で村井は「新生『デスノート』。さあ、どうなんだい?というものをすごく感じています。それに負けないように僕らの新しい『デスノート』を見せていきたい」、甲斐は「世界中のクリエイターが集結していて、自分が新人であることを抜きにしても200%、300%でいかないともったいない作品」、高橋は「本当に大きな作品。大切に稽古して本番を迎えたい」とコメント。そんな意気込みでつくられる本作、期待して本番を待ちたい。公演は2020年1月20日(月)から2月9日(日)まで東京・東京建物 Brillia HALLのこけら落としシリーズとして上演後、静岡、大阪、福岡を巡演。取材・文:中川實穂※高橋颯の「高」ははしごだか
2019年12月25日韓国、台湾でも記録的ヒットを飛ばした日本発のミュージカル『デスノート』がオール新キャストで上演される。主演の夜神月(やがみライト)役は村井良大と甲斐翔真のダブルキャスト。丁寧な語り口と柔らかな物腰に、隠しきれない人の良さがにじむ村井に、狂気をはらむライト役への意気込みを訊いた。「デスノート THE MUSICAL」チケット情報デスノートに名前を書かれた人間は40秒で死ぬ――。成績優秀な高校生・夜神月は死神リュークが落としたデスノートを拾ったことから、「自分こそが神に選ばれ、犯罪者のいない世界を創る“新世界の神(=キラ)”だ」と確信、犯罪者の粛清を始める。ネット上でキラへの称賛が高まる中、警察は謎の名探偵L(エル)と秘密裏に捜査を開始する。その頃、アイドルの弥海砂(ミサミサ)もまた、新たなデスノートを手にしていた…。「最近、自分が思う自分と周りが思う自分が変わってきている」と村井。「ライト役ももっとカッコいい人がやる印象があったので、正直驚きました。自分の市場価値はどうなっているんだ、と(笑)。ざわざわした輪郭がどんな風にまとまるんだろうかとか。役者としての幅を広げる意味では、予想外の役をいただけるのはうれしいこと。できると選んでいただけたことも勲章ですし、その気持ちにお応えしたい」。ミュージカル版のライトは「普通の青年であること」がポイントと見る。「演出の栗山民也さんはお芝居というものを非常に生っぽく作られる方という印象で、ライトにも身近な雰囲気があるからこそ、最後はちょっと痛い感情になるというか。栗山さんの『いやいや、普通の人間ですから』というのが強く現れている気がして面白いなと。正直ライトに共感する部分はありますね。彼の言動は間違っていない。ただ、正解でもないのが良くないんだけど。強大な力を持った人間がどう変わっていくのか、丁寧に演じたいと思います」。作品を彩る楽曲は、「その曲を聞けば役柄の人間性が分かる」ほどドラマチックで雄弁だ。「ライトで言えば彼の中の弱さや神のような傲慢さ、うごめく感情が楽曲に現れている。同時にエルの世界観もミサミサの気持ちも分かるから、いろんな人に共感できる。その“答えのなさ”がこの物語の魅力だと思います」。原作ファンには、舞台ならではの魅力もアピールする。「ミュージカルってどこか現実を飛び越えるようなぶっ飛んだ瞬間がある。漫画や映画もいいけど『これもありだな!』と思ってもらえるものを作りたい。舞台の楽しさに気付かせてくれる作品だと思います」。公演は1月20日(月)から2月9日(日)まで東京・東京建物Brillia HALL、2月29日(土)から3月1日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。他、静岡、福岡公演あり。取材・文:石橋法子
2019年12月17日2020年1~2月に『デスノートTHE MUSICAL』がオール新キャストで上演される。本作でヒロイン・弥 海砂(アマネ ミサ)を演じる吉柳咲良に話を聞いた。「名前を書かれた人間は死ぬ」という“死のノート”を巡る物語が描かれた漫画「DEATH NOTE」(原作:大場つぐみ・漫画:小畑健)。そのミュージカル版は、音楽をフランク・ワイルドホーン、音楽監督をジェイソン・ハウランド、そして演出を栗山民也という世界的コラボレーションで2015年に初演された。それから再演、海外公演と大ヒットし、今回は3年ぶり、オール新キャストでの上演となる。【チケット情報はこちら】注目の新生『デスノートTHE MUSICAL』に出演することについて吉柳は「正直なところ、不安もプレッシャーもあります」と明かす。「今までに演じたことのないような役ですし、難しい役だと思っています。いろんな意味で“自分以上”のものをこの役を通して感じとっていかなければいけない気がしていて。それを自分がどこまで表現できるか、弥海砂という独特なキャラクターを自分なりにどう表現するのか追求していきたいです。そして、初演・再演でこの役を演じられた唯月ふうかさんは『ピーターパン』でも先輩ですし、とても尊敬している女優さんです。また違った海砂になるかと思いますが、変わらずみなさんに愛されるミサミサをお見せできるようにがんばります」海砂という役については「真っ白なイメージがあります。何事にもまっすぐだからこそ考え方も極端なんだと思います。信念がすごいんですよ。それは夜神月への気持ちもそうだし、死神レムへの熱い信頼、親を殺した犯人への恨みもそう。あらゆる方向にまっすぐだから、いろんな場面で急に顔が変わる。アイドルとしてのミサミサと、月を守りたい海砂では、まったく違う顔を見せるんです。そこは演じるうえでも、ひとつひとつをちゃんと見せないと海砂の良さが出ない、重要な部分だと思っています」。アイドル・ミサミサとして歌って踊るシーンもあるが「個人的にアイドルがすごく好きなので、今回アイドルとして舞台に立つことが出来るのはとても嬉しいです。舞台上でこんなに歌って踊るのも初めてですし、不安もありつつですが、すごく楽しみにしています」と笑顔を見せた。原作について「読んでいて、正義も悪にも“正解”がないなと思いました。個人的には、デスノートを人間界に落とした死神リュークがこの物語にとっての悪なんじゃないかと思ったりもしますが・・“本当の悪は誰だ”と聞かれると、わからないんですよ。白黒でわけられない“グレー”が多いからこそ、お芝居で表すのが難しいなと思いますが、そこはがんばっていきたいです」と語る。最後に「ひるんだら海砂はできない。だから毎回100%出し切りたいです」と意気込んだ吉柳。新たな弥海砂の姿に期待したい!取材・文:中川實穂
2019年11月12日2020年1月から2月に『デスノートTHE MUSICAL』がオール新キャストで上演される。死神リュークを演じる横田栄司に話を聞いた。【チケット情報はこちら】「名前を書かれた人間は死ぬ」という“死のノート”を巡る物語を描き、世界中で読まれる漫画「DEATH NOTE」(原作:大場つぐみ・漫画:小畑健)。このミュージカル版は、音楽をフランク・ワイルドホーン、音楽監督をジェイソン・ハウランド、そして演出を栗山民也という世界的コラボレーションによって2015年に初演された。それから再演、海外公演を経て、今回は3年ぶり、オール新キャストでの上演となる。名だたる演出家の作品に出演し、その中でも特に蜷川幸雄演出作品、シェイクスピア作品に多く出演してきた横田だが、本作に向けて「とてつもなく大きな不安と、それを超えるほどの楽しみと燃える気持ち、それがせめぎ合っているところです」と笑顔で語る。不安とは「ミュージカルに不慣れだということ」、楽しみとは「新しい時代に、新しい人たちと、新しい『デスノート THE MUSICAL』をつくること」だと言い、「これまでを超えるというよりは、これまでとはまた別のいいものにしたい。きっと栗山さんも前作をなぞるようなことはしないでしょうしね」と意気込んだ。物語については「まずやっぱり“名前を書くと人が死ぬ”というルールは衝撃的でした。それによって正義というものがわからなくなり、誰がヒーローなのか悪なのかもわからなくなる。そういう曖昧さが面白かったし、新しい怖さになっていた」と話し、「面白い構造だと思うんです。原作漫画は作者…つまり“人間”が描いているわけで。要は、“死神”も人間がつくりだしたものですよね。でも、この作品に描かれている“人間”の、秘めた暴力性、他者への接し方、距離感…そういうもののほうが悪魔(死神)的に感じる。逆に“死神”のほうはどこか人間的で。むしろ大きな力や既得権益に捉われない、自由で理想的な姿に見える。そこが薄気味悪い」と横田ならではの読み。そんな物語の中で、自身が演じる死神リュークは「退屈しのぎで人間を使って遊んでいる。シェイクスピア作品に出てくる貴族たちに似ているなと思いました。金持ちで、暇で、やることがない。それで誰かをいじめて楽しむ悪趣味な貴族。だけど僕は、リュークに対して“わかるよ”という気持ちがあるんですよ。自分はこんなふうには絶対になれない。だからそのぶん痛快にも感じる。“もっとやれ!”という気持ちになるときもあります(笑)。でも、お客さんにもそう思ってもらえたら嬉しい」。「これまでのリュークを汚したくない、だけど超えたい欲もある」と明かした横田の死神リューク、そして『デスノートTHE MUSICAL』を楽しみに待ちたい。『デスノートTHE MUSICAL』は1月20日(月)から2月9日(日)まで、東京・東京建物ブリリアホールにて。その後、静岡、大阪を巡演。取材・文:中川實穂
2019年11月06日ミュージカル『デスノート THE MUSICAL』に出演する、甲斐翔真・高橋颯の歌唱映像が16日、公開された。原作・大場つぐみ、作画・小畑健による大ヒット漫画『DEATH NOTE』をミュージカル化した『デスノート THE MUSICAL』。フランク・ワイルドホーンが音楽、栗山民也が演出を担当し、2015年に世界初演を迎えた。高校生の夜神月(村井良大・甲斐翔真)が、書き込むと人が死ぬ「デスノート」を手にしたことから、物語が展開していく。今回公開されたのは、月役の甲斐(Wキャスト)とエル役の高橋が歌う「ヤツの中へ」ミュージックビデオ。原作にもある、月とエルがテニスをしながらお互いの腹の内を探り合うシー ンでのビックナンバーとなっている。楽曲を手掛けるフランク・ワイルドホーンは、日本でも長く愛され続けている名作ミュージカル『ジキル&ハイド』や、『ボニー&クライド』『シラノ』『笑う男』『マタ・ハリ』 など数々の作品を手掛け、これまでにはホイットニー・ヒューストンなど名立たるアーティストにも楽曲を提供する。2015年の日本初演以降、韓国・台湾でも大ヒットを記録している日本発のオリジナルミュージカルが、 新キャストとして生まれ変わった姿を見せた。公演は東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)にて2020年1月20日〜2月9日。ほか静岡、大阪、福岡公演を予定している。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社
2019年08月16日キャストを一新して来年1月に上演スタートする「デスノートTHE MUSICAL」より、ライトとエルのビジュアルが公開された。本作は、「週刊少年ジャンプ」で連載された「DEATH NOTE」を、ブロードウェイの作曲家フランク・ワイルドホーンと日本を代表する演出家・栗山民也がタッグを組んでミュージカル化。2015年の世界初演以降、日本のみならず韓国や台湾でも上演された本作が、今回はキャストを一新。来夏グランドオープン予定のHareza池袋にて、今年11月に先行オープンする東京建物 Brillia HALLのこけら落としシリーズとして上演する。主演のライトとエルを演じるのは、『ドクムシ』や舞台「弱虫ペダル」の村井良大と、全国オーディションの末、2416人の中から選ばれた甲斐翔真が夜神月(ライト)役をWキャストで。そしてソロアーティストとして活動する高橋颯がエルを演じる。そんな3人が写るビジュアルが公開。オール新キャストとなる本作の上演にますます期待高まる。撮影してみて村井さんは「重厚な雰囲気のセットの中、初めて夜神月に扮して撮影しました。世界観に集中し、スタッフの皆さまが創り出してくれたデスノートの世界に入り込んで、良い撮影ができたと思います」とコメントし、甲斐さんも「ビジュアル撮影で初めて夜神月になった時、僕の中で暴れまわりたい何かの感情が沸々と湧いてくる感覚がありました」と感じるものがあった様子。また高橋さんは「めちゃくちゃカッコよく撮れたと思います!」と満足げ。「撮影に向けてヘアメイクなどの作り出す世界観に負けないような役作りを心がけていたので、素敵に仕上がって嬉しいです。これから始まる本格的な稽古も頑張ります!」と改めて意気込んでいる。あらすじ成績優秀な高校生・夜神月は、ある日「このノートに名前を書かれた人間は40秒で死ぬ」と書かれた一冊のノートを拾う。それは、死神が退屈しのぎに地上に落とした“死のノート”(デスノート)であった。犯罪者を裁ききれない法律に限界を感じていたライトは、テレビで幼稚園に立てこもる誘拐犯の名前をデスノートに書いてみる。すると誘拐犯は突然、心臓発作で息絶えた。そしてライトはデスノートを使い、犯罪者の粛清を始めていく。世界中で犯罪者が不可解な死を遂げていく事件が相次ぐ中、インターネット上ではその犯人を「キラ」と呼び、称賛しはじめる。犯罪の数が激減する中、警察は犯人の手掛かりさえつかめないでいた。そこへ、これまであらゆる難事件を解決してきた謎の名探偵L(エル)が事件を解決すべく、捜査を開始する…。「デスノートTHE MUSICAL」は2020年1月、東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)にて上演。※ほか地方公演あり(cinemacafe.net)
2019年08月02日『ヒカルの碁』『DEATH NOTE(デスノート)』などのヒット作の作画で知られる漫画家・小畑健の画業30周年を記念した展覧会「画業30周年記念 小畑健展 NEVER COMPLETE」が、大阪・大丸梅田店の大丸ミュージアム<梅田>にて2020年1月8日(水)から1月20日(月)まで開催される。小畑健の画業30年間を辿る展覧会小畑健は、『ヒカルの碁』『DEATH NOTE』『バクマン。』などのヒット作品を、各原作者とともに世に送り出した漫画家。その類まれなる画力は、漫画の世界をよりリアルで迫力の世界ものへと導く唯一無二のもの。過去には、『ヒカルの碁』で第45回小学館漫画賞と第7回手塚治虫文化賞新生賞を受賞しており、『DEATH NOTE』で日本のメディア芸術100選マンガ部門入賞を果たしている。原画や資料500点が集結本展では、小畑がこれまで描いた1万5千枚を超えるアーカイブの中から厳選した約500点の原画や資料を展示。人気漫画を彩ってきた精緻かつ美麗なイラストの数々で、30年間の歩みを辿る。会場は、「Manga」「Illustration」「Never Complete」の3つのカテゴリーで構成される。「Manga」では、代表作のストーリーを象徴する名場面や作画技術がより際立つシーンの原稿を厳選して展示。「和」の趣や、死神などの異形の「造形」など、作画の特色である演出・デザイン技術についても振り返る。続く「Illustration」では漫画作品の扉ページをはじめ、単行本カバー、他作品とのコラボレーションイラストなど、色彩鮮やかなカラー作品を厳選して紹介。そして「Never Complete」では、デジタル作画を取り入れ、精密描写で作り上げる最新作『プラチナエンド』の制作過程を展示するだけでなく、複数のパーツを変化させることで“いつまでも描き続けることのできる”新たなイラストレーションへの挑戦も公開。まだ見ぬ“究極の1枚”を目指す小畑健の“今”と“未来”に迫る。記念グッズなどを揃える公式ショップもさらに、会場には公式図録や記念グッズを揃える公式ショップが登場。『DEATH NOTE』のアートボードや、『ヒカルの碁』のアクリル名場面フィギュアなどをはじめ、クリアファイルやポスター、雑貨など幅広いアイテムが店頭に並ぶ。【開催概要】画業30周年記念 小畑健展 NEVER COMPLETE会期:2020年1月8日(水)~1月20日(月) ※会期中無休会場:大丸ミュージアム<梅田>住所:大阪府大阪市北区梅田3-1-1 大丸梅田店15階入場時間:10:00~19:30(20:00閉場) ※最終日は17:30まで(18:00閉場)入場料:一般1,500円(1,300円)/中高生1,000円(800円)/小学生600円(400円)※価格はすべて税込み。※()内は前売料金。 ※未就学児は無料 ※小学生以下の単独入場不可。※10名以上の団体、および大丸・松坂屋のクレジットカード、大丸松坂屋友の会カード、ブライダルサークル会員証持参者は前売料金で入場可能。※特典セット券はローソンチケット(全国ローソン・ミニストップ、 Lコード56400)でのみ販売。 他のチケットは、 ローソンチケット、 セブンチケット、ファミリーマート、チケットぴあ(Pコード992-535)、ABCぴあ、CNプレイガイド、イープラス、阪神プレイガイドにて販売。チケット販売期間:・前売券/~2020年1月7日(火) 23:59まで・当日券/2020年1月8日(水)~2020年1月20日(月)まで※会場以外での販売は~1月19日(日) 23:59まで。(C)ほったゆみ・小畑健/集英社 (C)大場つぐみ・小畑健/集英社※手塚治虫の「塚」の字は旧字体が正式表記。
2019年08月02日2020年にオール新キャストで上演される『デスノートTHE MUSICAL』。夜神月役はダブルキャストで、うち一名は全国オーディションで決定することになっており、先月末にはオーディション枠以外の新キャストが発表されていました。5月13日、ついにオーディションによって選ばれた夜神月役が決定。本人のコメントと共に、公演概要を詳しくご紹介します。オーディションで選ばれた新・夜神月役は「甲斐翔真」応募総数2416名の主役オーディションで、見事に夜神月役を射止めたのは「甲斐翔真(かいしょうま)」さん。2016年「仮面ライダーエグゼイド」でデビュー以降、話題のドラマや映画に立て続けに出演。オーディションでは、舞台未経験ながらも真っ直ぐでエネルギー溢れる歌声と演技を披露し高く評価され、今回の起用が決定しました。主な出演作・テレビドラマ『仮面ライダーエグゼイド』『ゼロ 一攫千金ゲーム』『電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019』・映画『覚悟はいいかそこの女子。』『君は月夜に光り輝く』コメント “『デスノート THE MUSICAL』で初舞台を踏ませて頂きます。素晴らしいキャストの皆さんとご一緒させて頂けることを心より嬉しく、光栄に思うと同時に、この大きな舞台に立たせて頂く興奮と不安が、同時に押し寄せております。もともとミュージカルが大好きで、いつか自分も舞台に立ちたいと強く思っていたので、今作品のオーディションを絶対に決めたい!!と臨みました。プレッシャーもありますが、栗山さんのご指導のもと、とにかく公演に向けて日々鍛錬していきます。どうぞよろしくお願いいたします。”出典:『デスノートTHE MUSICAL』新キャスト発表!村井良大(夜神月役) ※ダブルキャスト「仮面ライダーディケイド」に出演し人気を博しブレイク。現在公演中の舞台『ピカソとアインシュタイン~星降る夜の奇跡~』でも主演を務め、6月・10月にも主演作品が控える。今注目される若手実力派俳優の一人。髙橋颯 (エル役)2018年9月よりソロシンガーとして活躍。透明感と優しさを合わせ持つ歌声で、本作が初舞台・初ミュージカル。吉柳咲良(弥 海砂役)「第41回ホリプロタレントスカウトキャラバンPURE GIRL2016」グランプリ受賞。2017年のミュージカル『ピーターパン』で、史上最年少タイの13歳で10代目ピーターパンを演じ、以後3年連続主役のピーターパンを務める。西田ひらり(夜神粧裕役)ダンス&ボーカルグループ「ONE CHANCE」で活躍し、津軽民謡で全国大会への出演経験を持つ。本作がミュージカル初出演となる。パク・ヘナ(死神 レム役)韓国ミュージカル界の歌姫と評され、映画「アナと雪の女王」では韓国版の劇中歌を担当。『デスノートTHE MUSICAL』の韓国版では初演、再演とレム役を演じている。横田栄司(死神 リューク役)舞台・映画・ドラマと幅広く活躍。蜷川幸雄演出のシェイクスピアシリーズに多数出演。演劇作品で欠かせないベテラン演技派俳優。主な出演作品に、舞台『ヘンリー五世』『ハムレット』『ヴェニスの商人』など。今井清隆(夜神総一郎役)劇団四季時代には『美女と野獣』の野獣役、『オペラ座の怪人』のファントム役などを演じる。退団後は数々の舞台に出演し、ミュージカル『レ・ミゼラブル』ではジャン・バルジャンを長年演じている。『デスノート THE MUSICAL』公演概要上演時期2020年1月※地方公演、海外公演あり(予定)会場豊島区立芸術文化劇場(新複合施設「Hareza (ハレザ) 池袋」2019年秋オープン)キャスト村井良大甲斐翔真髙橋颯吉柳咲良西田ひらりパク・ヘナ横田栄司今井清隆川口竜也/小原悠輝/金子大介/鎌田誠樹/上條駿/長尾哲平/廣瀬真平/藤田宏樹/本多釈人/松谷嵐/渡辺崇人/石丸椎菜/大内唯/コリ伽路/華花/濵平奈津美/妃白ゆあ/町屋美咲/湊陽奈/森莉那クリエイティブスタッフ音楽:フランク・ワイルドホーン演出:栗山民也歌詞:ジャック・マーフィー脚本:アイヴァン・メンチェル翻訳:徐賀世子訳詞:高橋亜子ほか(C)大場つぐみ・小畑健/集英社
2019年05月13日ミュージカル『デスノート THE MUSICAL』の新キャストが25日、明らかになった。原作・大場つぐみ、作画・小畑健による大ヒット漫画『DEATH NOTE』をミュージカル化した『デスノート THE MUSICAL』。フランク・ワイルドホーンが音楽、栗山民也が演出を担当し、2015年に世界初演を迎えた。高校生の夜神月が、書き込むと人が死ぬ「デスノート」を手にしたことから、物語が展開していく。2020年、オール新キャストで上演されることになった同作の、新・夜神月役(ダブルキャスト)には、若手実力派俳優の村井良大、新・エル役には、ソロシンガーとして活躍し、同作が初舞台・初ミュージカルとなる高橋颯が抜擢された。そのほか、弥海砂役には、ミュージカル『ピーターパン』で3年連続主役のピーターパンを演じる吉柳咲良、夜神粧裕役にダンス&ボーカルグループONE CHANCEで活躍、津軽民謡で全国大会への出演経験を持つ西田ひらり、レム役に韓国ミュージカル界の歌姫と評され、本作の韓国版で初演・再演とレム役を演じてきたパク・ヘナ、リューク役にシェイクスピア作品ほか数々の演劇作品で欠かせない存在の横田栄司、夜神総一郎役には、ミュージカル『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャンを長年演じる他、幅広い役柄で観客を魅了する今井清隆が決定。ベテラン演技派から注目株のフレッシュな次世代若手俳優まで、全く新しいキャストが揃った。そして、夜神月役のダブルキャストのうち1名は、現在進行中の全国オーディションにて決定する。残る1名の夜神月は一体誰になるのか。世界が東京に注目する2020年、『デスノート THE MUSICAL』が更なる進化を遂げる。○村井良大 コメントデスノートは世界に伝わるストーリーで、自分自身も作品の大ファンなので、このような世界中で愛される作品に自分が参加できること、月(ライト)役を演じさせて頂けることをとても光栄に思います。このチャレンジに屈することなく、漫画ファンやこれまで本作を観てくださっているファンの方にも納得して頂けるような自分らしい夜神月を演じたいです。この新キャストで創る新たな『デスノート THE MUSICAL』を打ち出せるように頑張ります。○高橋颯 コメントデスノートは以前から映画やアニメを見て好きな作品で、その中でも自分に一番近い存在だと感じていたエルが特に好きだったので、この役に決まった時は本当に嬉しかったです。エルは数々の名優の方々が演じてきて、この舞台のキーになる役なので、その大きな存在に自分自身がなることは楽しみでもあり、不安でもあります。エルと言えば髙橋颯と思ってもらえるように、歌でも皆さんを魅了できるように稽古を積んでいきたいと思います。そして今回、初めて本格的に演技と向き合うので、共演させて頂く皆様、そして演出の栗山さんから多くを学び、お客様に素晴らしい作品をお届けできるようにしたいです。○吉柳咲良 コメント今回、日本だけでなく世界的に人気のある“デスノート”という作品に出演させて頂ける事になり、とても嬉しく思います。はアイドルとしての陽の部分と両親を亡くし孤独に生きている陰の部分、そして月(ライト)に恋する乙女な部分、と色々な側面を持つキャラクターだと思っています。演出の栗山さんや他のキャストの方々から多くの事を学び、私にしか出来ないミサミサを表現していきたいです。○西田ひらり コメント今回、2020年1月から上演される『デスノート THE MUSICAL』に夜神粧裕役で出演することになりました。ミュージカルは私にとって新たな試みで不安もありますが、今は楽しみという気持ちの方が大きいです!この大好きな作品で粧裕ちゃんを演じられることは、とても誇りに思っています。たくさんの方に私の歌、演技を見ていただきたいです! 皆さんの期待以上のものをお届けできるよう、精一杯頑張ります。応援よろしくお願いします。○パク・ヘナ コメントありがたい事にも韓国で『デスノート THE MUSICAL』の初演、再演全てに参加しましたが、多くの観客の方が“レム”を愛してくださり、本当に幸せで楽しく公演しました。愛する“デスノート”の“レム”で、こうして日本の観客の皆さんに直接お会いする機会ができて、とても光栄です。日本の俳優の方々と日本語で公演するだけに、準備も沢山しなければならないし、とても緊張しますが、またそれだけに、とてもワクワクしています。一生懸命準備して、良い公演をお見せできるよう、最善を尽くします。○横田栄司 コメントすでに最高の評価を受けている作品に参加できる喜びとともに、なんとも言い難い恐怖を感じております。が、怖がっていても前に進めないことは承知しておりますので、新しい出会いを喜びと信じ、挑戦し訓練し稽古をして、新たに最高の『デスノート THE MUSICAL』をお届けできるよう、新人のつもりで頑張ります。皆様のご来場を心よりお待ちしております○今井清隆 コメント幕開けからグイグイと観客の心を掴んで離さないストーリー展開、そして素晴らしい楽曲!!今回初めて出演させて頂く事になり幸せを感じています! 私の役、夜神総一郎は、主人公、夜神月の父親であり、この事件を担当する警視総監でもあり、人の親としての心情と職務を遂行する切れる男の両面の葛藤を表現して行く難しい役所なので大変だとは思いますが、悩みながら、楽しみながら、役作りして行こうと思っています!ご期待下さいませ!(C)大場つぐみ・小畑健/集英社
2019年04月25日2020年1月に上演が決定した『デスノート THE MUSICAL』。過去上演のキャストや、最新情報などをご紹介します。新しいキャストで描かれる『デスノート THE MUSICAL』の上演に、いまから期待が高まりますね。2020年1月『デスノート THE MUSICAL』上演決定!2015年に世界的クリエイター陣のコラボレーションで実現したミュージカル『デスノート THE MUSICAL』。2020年1月に、オール新キャストでの上演と、主演を決めるオーディションの開催が決定しました。初演以来、熱狂的な作品ファンを生み出した、『デスノートTHE MUSICAL』通称“デスミュ”は、子どもから大人まで楽しめるエンターテインメント作品。2017年の再演では、日本国内を飛び出して海外公演(台中公演)でも大成功をおさめています。『デスノート』とは?「デスノート」は、2003年に集英社「週刊少年ジャンプ」に連載された、大場つぐみ原作の人気少年漫画。日本累計発行部数3,000万部を超え、2006年には映画「デスノート」が公開。その人気は日本にとどまらず、海外にも広がっています。『デスノート』ストーリー死神「リューク」が地上に落とした「デスノート」を拾った主人公・夜神月(やがみライト)は、自由に人の命を奪えるそのノートを使って、新しい世界をつくろうと企みます。次々に起こる不可解な事件の捜査を依頼された名探偵「L(エル)」が、ライトとの頭脳戦を繰り広げていく物語です。過去の『デスノートTHE MUSICAL』2015年に初上演された『デスノートTHE MUSICAL』は、主演・夜神月役をミュージカル俳優・浦井健治さんと柿澤勇人さんが務め、小池徹平さん、濱田めぐみさん、吉田鋼太郎さんなど、錚々たるキャストが集結しました。2017年には、韓国にてオール韓国キャストの『デスノートTHE MUSICAL』が上演。主演・夜神月役をミュージカル俳優のホン・グァンホさんが務め、L役をJYJのジュンスさんが演じて話題となりました。オール新キャスト&主演・夜神月はオーディションで決定!2020年1月に上演される『デスノートTHE MUSICAL』では、キャストを一新。主演・夜神月役は、プロ・アマを問わないオーディションで決定されます。2020年公演の『デスノートTHE MUSICAL』でも海外公演が予定されているのだそう。世界が東京に注目する2020年、オール新キャストで上演する“デスミュ”から、世界へ羽ばたける次世代スターが誕生します。『デスノート THE MUSICAL』概要上演時期2020年1月※地方公演、海外公演あり(予定)会場豊島区立芸術文化劇場(新複合施設「Hareza (ハレザ) 池袋」2019年秋オープン)クリエイティブスタッフ音楽:フランク・ワイルドホーン演出:栗山民也歌詞:ジャック・マーフィー脚本:アイヴァン・メンチェル翻訳:徐賀世子訳詞:高橋亜子ほか詳細(C)大場つぐみ・小畑健/集英社
2019年01月15日世界最大級のオンラインストリーミングサービス・Netflixのオリジナル映画『Death Note/デスノート』が現在配信中だ。本作はご存じ、日本のマンガ界が誇る大場つぐみ(原作・原案)と小畑健(作画)による少年ジャンプの大人気コミック『デスノート』の待望のハリウッド実写映画版で、あの『HEROS/ヒーローズ』の「ヤッター!」という決めゼリフでおなじみのマシ・オカがプロデューサーを務めていることでも注目の一作。そんな本作で主人公ライト・ターナー役を演じる若手俳優のナット・ウルフは、日本版『デスノート』(06)の藤原竜也の演技力も参考にしたという。――アメリカでも原作は超有名だそうですが、そもそも本作に関わる前に『デスノート』の存在そのものはご存知でしたか?いや、知らなかったよ。ただ、僕の若いいとこや大親友が『デスノート』の超ファンでね。アニメや漫画などを全部知っていたと思うけれど、僕は観ていなくてね。でも今回、脚本を手にしてすごくよかったし、何よりも監督のアダム・ウィンガードのファンだったから興味を持てたよ。作品に出る前にチェックしておかなくてはと思って、『デスノート』の漫画やアニメをチェックした。ところがチラ見くらいのつもりが、結果的にドハマリしてしまってね(笑)。おかげで猛烈にファンになってしまったよ。――どこがよかったのですか?観る者に道徳観を問うところかな。何が正義であるか。あとはライトとLの頭脳戦だよね。原作ではそこが一番面白いと思ったところで、今回の作品でもそうだったよ。――日本版『デスノート』(06)も観たそうですね。藤原竜也さんの演技がすごかったでしょう?藤原さんもだけれど、ほかの人も素晴らしかったと思う。マンガアニメキャラを実写で演じることはすごく難しいことだし、僕はそのまま丸呑みにするよりトーンを参考にしたよ。――おっしゃるように本作は頭脳戦が見ものではありますが、共演者と敵対するキャラクターを演じる際、日本の撮影現場では本番中相手との距離を置く方もいるそうで、L役のラキース・スタンフィールドさんとは、どう過ごしていましたか?俳優が演技のためにすることって時に「そこまで?」と思うこともあるけれど、今回は自然な感じで最初の1カ月くらいお互いに距離を置いていたよ。もともと同じシーンが少なくて、撮影現場で一緒になることが少なかったからね。ちょうどダイナーでの直接対決のシーンが、始まって1カ月後くらいにあってね。そこでふたりとも溜めに溜めていたテンションを解放して、演技をぶつけ合ったかな。そこからグッと距離が近づいたかな。――ところでライトの行動って、ある意味では共感はしますよね? とても良くないことではありますが、「行け! 行け!」みたいなことも思ってしまう。そのあたりの価値観については、どう考えますか?僕もそこが面白いなと思っていて、良いことなのか悪いことなのかは、観ている人が考えることだよね。「行け! 行け!」と思うけれども、行き過ぎだろう、とかね。ライトは白黒でしか世界を見ていないけれど、世界はグレーでもっと複雑なことを知っていく。その道程が面白いと僕は思ったよ。ただ、微妙なところで彼は終わってしまうけれども(笑)。――さて、初来日だそうですが、『デスノート』が生まれた国という意味で、感じるものは?いろいろな場所にプロモーションに出かけたけれど、監督をはじめ一番楽しみにしていた場所こそ日本だったよ。『デスノート』は独特な発想の物語で、それこそが日本ならではと感じたかな。映画の元になっている物語の核でもある面白い方法で人の願いを実現するというテーマは、日本的な感覚で掘り下げているものだと思う。何が正義か、とかね。――神や悪魔などという構図は、もともとアメリカっぽいものなので、デスノがそちら側で映画化されることのほうが、より自然ではあるとも個人的には思いました。確かにね。ただ、この道徳観を問う物語は、どこの国に置き換えても通じるものだとは思うけれどね。何が正義でそうでないかというテーマは、アニメでも漫画でも映画でも強い作品としていきていくよね。だからこそ、今回の作品を多くの人に観てほしいよ。■プロフィールナット・ウルフ1994年12月17日生まれ。アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルス出身。2003年、オフ・ブロードウェイで子役として俳優デビューした後、2005年、母親のポリーが監督、脚本を務めた『The Naked Brothers Band: The Movie』で映画デビュー。以後、『ニューイヤーズ・イブ』(11)、『ハッピーエンドが書けるまで』(12)、『きっと、星のせいじゃない。』(14)などで着実にキャリアを積み、今後の活躍が嘱望される若手俳優のひとり。音楽活動も熱心で、弟のアレックス・ウルフと組み、ナット&アレックス・ウルフ名義で数々のシングルをリリース。現在はニューヨーク市に在住。
2017年12月01日