貫地谷しほり、本郷奏多、「ガレッジセール」ゴリが主演を務める、“タイムスリップ” ミステリー「リピート~運命を変える10か月~」。本作の追加キャストとして、安達祐実が決定した。映画化もされた「イニシエーション・ラブ」の乾くるみ作品の初のTVドラマ化としても話題の本作。より良い人生を手に入れるために10か月前にタイムスリップした男女が、思いもよらない運命に翻弄されていくサスペンスミステリー。人生をやり直したい後悔を抱える鮎美役に貫地谷さん、同じく圭介役に本郷さん、天童役にゴリさんが発表されており、彼ら計8人の男女が謎の男・風間(六角精児)に導かれて10か月前の過去に戻れるタイムスリップ“リピート”に参加。しかし、彼らはリピートをきっかけに、予想もしなかった危機的状況に追い詰められていく…。そんな個性豊かなキャストが揃う本作に、園子温監督のAmazonオリジナル「東京ヴァンパイアホテル」や、「女囚セブン」(テレビ朝日)、「男の操」(NHK BSプレミアム)など、今年ドラマで活躍した安達祐実も参戦。安達さんが演じるのは、鮎美たちとともにリピートに参加する8人のメンバーの1人・大森知恵。食品化学関係の研究者として働くクールな“理系女子”の彼女は、当初は非科学的なリピートに懐疑的だったものの、結局、ある動機から参加することを決意。リピーターたちに次々と降りかかる不可解な事件に、冷静沈着な分析力と勘で立ち向かっていくという役どころで、波乱に満ちたストーリーの中でも目の離せない存在となりそう。安達さんは本作について、「ミステリアスで壮大なストーリーなのに、なぜか身近に感じられる、人間らしさがあって面白いドラマ」とコメント、“理系女子”という自身の役柄も「クールであるがゆえに本心が見えてこない印象があります。それがどう変わっていくのか、今後の展開が楽しみです」と、期待を込めて語っている。あらすじ「いまから1時間後の6時45分に地震が起きます」という謎の電話が、図書館司書の篠崎鮎美にかかってきた。ただのいたずらかと思ったが、電話が切れた1時間後、身体に小さな揺れを感じる。テレビをつけると、時刻も震源地も的中していた。そんな、まさか!その後、先ほどの男から再び電話がかかってきた。男は「風間」と名乗り、未来から過去のある地点へと戻って人生をやり直しているので未来に起きることをすでに知っているのだと言う。風間はその時間旅行を“リピート”と呼び、鮎美をゲストに招きたいと誘う。リピートで戻れるのは、10か月前。10か月前には誰も知らない“未来の記憶”を駆使して、一度犯してしまった失敗を回避したり、金儲けしたりができるという。リピートに参加することになったのは、鮎美のほか、キャバクラのボーイ・毛利圭介(本郷さん)、カフェオーナーの天童太郎(ゴリ)ら8人の男女。8人はそれぞれ、過去に後悔を抱えていた。リピートして、2度目の人生で幸せな未来を選択しようとする鮎美、圭介、天童。しかし、3人をはじめリピートしたメンバーには、不穏な出来事が次々と起こる。さらに、思いもよらない危機が迫り、鮎美たちは次第に追い込まれていく――。木曜ドラマF 「リピート~運命を変える10か月~」は2018年1月11日(木)より毎週木曜23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年12月20日12月19日、NHKは今年のNHK紅白歌合戦に安室奈美恵(40)が出場すると発表した。 今年9月、残り1年で引退することを発表していた安室。NHKサイドは「引き続き出演を交渉する」としてきたが、出場の可能性については絶望視する声が多数だった。 そのため今回の出場決定報道を受け、ネットでは歓喜の声が続出。Twitterでも「安室奈美恵」がトレンド入りしている。また絶望的状況を覆したNHKをほめたたえる声もあった。 《安室奈美恵 紅白出場キタ…》《安室奈美恵、紅白出るってよ》《グッジョブ!NHK》《受信料払ってて良かった~》 安室の出場は“特別出場歌手”となっており、紅組としての出場ではないとみられているという。 詳細は今のところ不明だが、《一つ大きな時代の節目が始まった気がしますね》と“最後の紅白”に感慨深い思いを抱いているファンも多いようだ。 歌姫は、年の瀬にいったいどんな感動的なステージを見せてくれるのだろうか。
2017年12月19日12月6日、NHKの放送受信料制度を巡る訴訟が最高裁による「合憲」という判断となりました。毎日新聞によると、現在の日本には900万世帯にも上ると言われる受信料の未払い世帯が存在しており、この判断を元に今後受信料の回収が進む可能性があるということです。そもそもこの制度は国民全体でNHKの放送収益を支えていくというもの。普段NHKを視聴しない国民にとっては「負担が増す」だけの制度で、特に子持ちの家庭では視聴率が低い世帯が多いかもしれません。そこで今回は改めて受信料契約に関するネット上の反応をまとめてみました。●納得できない!NHK受信料へのネットの声まとめ『NHKも民放と同じ企業努力じゃダメなのかな』『契約まで強制になる理由がわからない』『納得いく説明が欲しい』『これから払ってくださいって900万世帯に人が来るんでしょ。子どもの目の前でそんな話したくない』『NHK本当にみない、でもテレビはみる、だから払うはわからない』『ただ嫌なのではなくて理解ができない』『メディアの公平性を持たせて欲しい』『契約の自由の論点が伝わってこない』『900万世帯の管理できるのかな』『税金に使う方がまだ理解できる』『テレビ捨ててみたらどうなるかな』『「払うくらいなら見ない」って国民が思ったら誰のためのチャンネルなの?』など、国民は今回の判決に理解ができていない様子。このまま無理に回収を進めれば国民の反発も強まるでしょう。NHKがどう国民に説明し、納得を得ていくのか。民放の今後が気になります。●芸能ライター/ぶるーす
2017年12月18日佐藤健と共演した映画『8年越しの花嫁』が公開中の土屋太鳳による、女優デビュー10周年記念のセルフプロデュース写真集「初戀(はつこい)。」が発売。ファンとふれあうイベントが12月17日(日)、東京・SHIBUYA TSUTAYAで行われた。NHK連続テレビ小説「まれ」で全国区の人気を獲得して以降も、ドラマや映画などで大活躍中の土屋さん。来年2018年は初舞台「プルートゥ PLUTO」で海外公演も経験。また、映画『となりの怪物くん』『累‐かさね‐』が公開される。そして、20歳の記念にリリースした1st写真集「DOCUMENT」(東京ニュース通信社刊)に続く、待望の2nd写真集は、土屋さん自身のプロデュースにより、自身の感情のままに激しく、そして美しい瞬間瞬間を切り取った、世間のイメージをいい意味で裏切る斬新な1冊となった。イベント前に行われた会見では、「初仕事をしてから10年という記念の作品として残せたらいいなと思ってプレゼンさせていただいたので、こういう風に形になって嬉しく思います」と、2nd写真集に込めた思いを告白。‘16年に世界的なアーティスト Siaの「アライヴ」のMVで世間を驚かせた、激しくそして切ないダンスは、土屋さん自身の表現者としての一面でもあるが、今回、その振り付けを担当した辻本知彦氏による演出のもと撮影を敢行。「辻本先生に演出していただいて撮影させていただきました。とても自分の引き出しのなさを感じて、これからもっともっと豊かな女性にならなきゃいけないし、豊かな女優になりたいなと思えるそんな時間でした」とふり返って語った。お気に入りの1枚は“表紙”「自分の気持ちを象徴したもの」お気に入りのカットについては、「本当にたくさん撮っていただいて、8,000枚くらいですかね?その中から厳選した1枚1枚なので、全部が宝物のように大事なんですけど」と前置きした上で、表紙のカットを挙げた。「自分の気持ちを象徴したものっていうと、最初の表紙ですね。 10年間お仕事をしてきて、(周りに)すごく素敵で魅力的な方が多い中で、自分が何を残せていけるのか、本屋さんに楽しんで置いていただけるにはどういった写真集がいいのか、何が必要かって考えたときに、いまの自分ができること、お仕事でダンスをさせていただいて、辻本先生と出会って刺激をいただくことで引き出されていく表情というのが、自分にとって必要なものであり、発信していくものなのかなと思いました。その中でもお着物を着て表現をするというのは、芸能界の中でいま、私だけかなと思ってこの表紙を選びました」とあふれる思いを吐露。写真集には、絢爛豪華な美術・工芸品に囲まれた空間で着物姿の超美麗ショット、火山特有の岩肌がむき出しになった富士山裾野での幻想的なショット、遊園地や街歩きなどで楽しむ等身大の笑顔、そして物憂げな大人の女性の表情など、さまざまな土屋さんの“いま”が詰まっているが、「コンセプトとしては、新しい自分を見つけていくっていうのと同時に、服とか場所に合った表情、あとは日本的なものを表現したかったので、日本で活躍している女優、これからも女優を続けていけますようにって願った、土屋太鳳の表情カタログみたいなものも含まれといると思います」と説明した。写真集タイトル「初戀。」に込めた意味とは…そして、タイトルを「初戀。」と付けた理由について、最初はすごく迷っていたことを告白。「日本的な、日本語をしっかり使ったタイトルにしたいなと思ったのですが、でもなかなか見つからなくて、ある日、『兄に愛されすぎて困ってます』の公式ツイッターで『今日、初恋の日』っていうのがあったんです。そのときにピンときて、いままで自分は何を表現してきたかなと思ったときに、いろいろな役に初恋してきて、女優という仕事に対してすごく初恋してきた気持ちだったので、初恋にしようと決めました」と告白。さらに「恋」ではなく、あえて「戀」という旧字体にしたことについても、「『戀』は、言うっていう字に糸が絡まっているんですね。大事なこと、言いたいことがうまく言えない切なさだったり、もどかしさみたいなものが表現されているなと、切ない中にも激しさが詰まっている言葉だなと思ってこのタイトルにさせていただきました」と紹介。「撮影中は、とにかく常にどういった表現をできるのかなという部分で、“初戀していた”と思います」と、はにかんだ。女優デビュー10周年を迎えた2017年。主演映画も公開され大活躍の日々の中、「卒業に辿り着こうと」大学にも通っているという。今年をふり返って土屋さんは、「変化を実感する1年だったなと思います。変化自体は去年の方があったんですけど、実感する時間がなかったので、それを今年実感して、去年蒔いた出会いの種が少しずつ出てるなって実感したので、出た芽を大切にしながら、いろんなものに恋していけたら」とコメント。「2017年を漢字一文字で表すとしたら?」という質問には、「二文字でもいいですか?」と笑わせつつ、「変化を実感して進化になるのかなと思うので『進化』です」と回答し、「やり残したことはありません」と清々しい笑顔を見せた。最後に、ファンに向けて「いまの自分に表現できること、自分しかできないことをこの写真集の中で表現しております。この写真集が皆さんの心の中に残ることを心から願っています。どうか受け取ってください」と、熱いメッセージで締めくくった土屋さん。フォトセッションでは、駆け付けた辻本氏に喜び、「辻本先生が好きなカットはこれです。ちなみに(写真集には)載っていないです」と未公開カットを披露するお茶面な一面も。終始、目を輝かせながら1つ1つ言葉を選んで真摯に語り、天真爛漫な笑顔を届けていた。土屋太鳳2nd写真集「初戀。」は全国の書店、ネット書店のほか、東京ニュース通信社TOKYONEWS magazine&mookにて発売中。(text:cinemacafe.net)
2017年12月18日柴咲コウが井伊直虎を演じて主演、三浦春馬、高橋一生、菅田将暉らが出演した2017年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」が12月17日の放送で最終回を迎えた。“おとわ”に戻って天に旅立った直虎の姿に涙と感動の声がSNS上に上がり続けている。戦国時代、遠江国の井伊氏の当主を務め、女性領主として戦国の世を生き抜き「女地頭」と呼ばれた井伊直虎の生涯を描いた本作。※以下、ネタバレを含みますのでご注意ください最終回「石を継ぐ者」は本能寺の変で信長が討たれた後、龍雲丸(柳楽優弥)と別れ井伊谷に戻った直虎が、病に倒れ息を引き取るまでと、その訃報を聞いた万千代(菅田さん)が北条と徳川の和睦をまとめ、元服し、家康から直政の名をもらい、江戸幕府の屋台骨を支えるべく井伊家の藩祖として歩み出すまでが描かれた。本作では直虎の死を、病に倒れた直虎が夢のなかで少女時代の“おとわ”の姿に戻り、同じく少年時代の姿に戻って夢のなかに現れた亀之丞や鶴丸ら幼なじみ、そして冒頭で別れた龍雲丸らに導かれ天に召されるという形で描写。これには視聴者から「最後の最後に爽やかな近藤様が見られるとは」「なんという名シーン」「幸せそうな直虎の最期のお顔」などの声が続々SNS上に投稿されていたほか、大河初主演にして女性の領主という役どころに挑んだ柴咲さんに対し「柴崎コウの熱演に最大の賛辞を送りたい」「井伊直虎を演じたのがコウちゃんで本当によかったと思います」などとその演技に高い評価が送るツイートも多数。また万千代から井伊の名を受け継いだ直政を演じた菅田さんに対しては「これは将来菅田将暉さん主演の『大河ドラマ 井伊直政』待ったなしですね」「待ってるよ!大河ドラマ『井伊直政』」「再来年井伊直政やってください主演菅田将暉で」など大量の“続編希望”の声が上がっていた。そのほかにも「未来へとつながる明るいラストで終わってよかった」「史実が少ない直虎を題材にしながら、1年間飽きさせることなく物語を紡いでくれたことに感謝します」とスタッフへの感謝の言葉や「またひとつ楽しみが減ってしまった…」「しばらくは直虎ロス…」といった終了を惜しむ声。「真田丸見てたからこそ今年の直虎を楽しめた」といった前作の「真田丸」と時代が近い作品ならではの感想も。12月30日(日)には総集編がNHK総合で放送予定の「おんな城主 直虎」。見逃した回があった方や改めて感動に浸りたい方は30日(日)の総集編をチェックしてみては?(笠緒)
2017年12月17日12月15日(金)、来年平成30年1月5日(金)からスタートする放送が始まるNHK大阪放送局制作のドラマ10「女子的生活」第1回のマスコミ向け試写会が行われ、主演の志尊淳をはじめ玉井詩織(ももいろクローバーZ)、玄理、羽場裕一が出席した。この日、試写会の後には会見も行われ、開催場所である神戸市KIITO(デザイン・クリエイティブセンター神戸)にてドラマの撮影中だったキャスト陣も登場。トランスジェンダーのヒロイン・みき役を、ハッとするような美しさで演じる志尊さん、みきと同じファストファッション会社で働く同僚・かおり役の玉井さん、みき、かおりと仲のよいアジアン系女子の先輩・仲村さん役の玄理さん、そしてイタリア風ファッションでキメた、みきたちの上司・板倉役の羽場さんが、それぞれの役どころなどを語った。本作は坂木司による同名小説をドラマ化。トランスジェンダーのヒロインに挑んだ志尊さんは「最初にこの作品を読んで、みきが1人の女性として、どんな逆風が吹いても必死に生きていく姿にすごく感動しまして、1人の女性としてみきを演じてみたいと思いました」とふり返ってコメント。「すごくセンセーショナルな作品になっていると思いますけれども、女性の方はみきと共感する部分が必ず出てくると思いますし、この番組の持つメッセージが1つでも多くの方に伝わればなと思います」と、視聴者の反応に期待を寄せている。また、玉井さんからは「私が演じたかおりという役はみきちゃんのことを女性の面でも、1人の同僚としてもすごく慕っています。かおりの見どころは見た目は男ウケを狙っている感じの中で発する、ぽつりと言う“毒”や、みきとの合コンでの連携プレーです。女性の人はクスリと笑ってしまうと思います」と期待が高まるコメント。さらに「以前からLGBTを描いた作品に関わりたいと考えていた」という玄理さんは、「今回出演できてとてもうれしい」と語る。「主人公のみきは体は男性だけど、心はレズビアンという、まだ世間ではなじみのないLGBTの種類だと思うので、そういうことを多くの方に知っていただきたいです」と意気込んでいる。そして、羽場さんからは「1話目はおとなしいですが、これが2・3・4話になると、びっくりするぐらい、人間の真の心の冷たさみたいなものが出てきます」と意味深なコメントが。「この問題はデリケートだからこそ、オブラートに包まないほうがいいと思っています。ちょっと冒険しているドラマだと感じています」と、かつてないドラマの誕生をアピールした。ドラマ10「女子的生活」は2018年1月5日(金)より毎週金曜日22時~総合テレビにて放送(全4回)。(text:cinemacafe.net)
2017年12月16日「NHKに入ったのが、およそ60年前。あなたはアナウンサー、私は放送劇団。そのころからもう気が合っていて、一緒にフランス語を習ったり、同じ洋服屋さんでお洋服を作ってもらったり」 今年6月13日に亡くなった女優・野際陽子さん(81)を偲び、そう語るのは女優の黒柳徹子さん。野際さんは’58年、NHKにアナウンサーとして入局し、’63年に女優デビュー。テレビドラマ『すっとあなたが好きだった』(TBS系)での息子を溺愛する母親役など、鮮烈な役柄を数多く演じた。 そんな、野際さんに黒柳さんが送る感謝のメッセージ。題して「“愛”を教えてくれたあなたへ――」。 「私はあなたの感覚が好きだったし、何より正直だった清らかなあなたが好きでした。長いことファクスでやりとりしましたね、流れるように美しい字のあなたのファクスは、カタカタと静かに送られてきました。大きくてガタガタの字の私のファクスは、あなたと対照的に、恐らく、ドタドタとお宅に到着したことでしょう」 そして、黒柳さんはこう続ける。 「そういえば『死』ぬときのことなんかも、話したことがありましたね。次に、あなたにお会いしたとき、どんなだったか話し合いましょうね。あなたのいらっしゃらないこの世界は寂しいです。本当にお友達がいなくなったようです。じゃ、今度お会いするまでね。お友達でいてくださって、どうもありがとう」
2017年12月16日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「共同募金」です。税金だけではまかなえない問題の解決に。12月に入り、各所で「歳末たすけあい運動」が展開されていますね。歳末たすけあい運動とは、共同募金運動の一環として、地域住民、ボランティア、民生委員、社会福祉協議会などの協力のもと、支援を必要とする人が安心して暮らせるように行われるさまざまな福祉活動のこと。共同募金で馴染み深いのは「赤い羽根」ですよね。赤い羽根共同募金の歴史は古く、はじまりは昭和22年。当時、戦争により家や仕事を失い、保護が必要だった世帯は90万以上、戦災孤児は数十万いたそうです。物価が高騰し、皆が生活に苦しんでいました。そんななか、第1回共同募金には5億9000万円が集まりました。労働者の平均賃金が1950円だった時代ですから、現在の貨幣価値に置き換えると1200億~1500億円。主に、戦災孤児の支援に使われました。昭和26年には「社会福祉事業法」が制定され、共同募金は「都道府県の区域を単位とし、その区域内の社会福祉事業、更生保護事業などに配分されることを目的とする」と定められました。使い道は、地域や時代に合わせ、その都度、保育所の支援や老人ホームの給食、障害者スポーツの支援などにあてられました。設立70周年を迎えた昨年は「赤い羽根福祉基金」を創設。孤独死や生活困窮、児童虐待などの社会問題の解決を支援しようとしています。本来なら国や自治体が全面サポートするべきなのでしょうが、どうしても税金だけではまかないきれないんですね。共同募金以外では、「休眠預金」の活用も。10年以上使われていない銀行口座の預金額が全国で年間800億円ほどあるそうなんです。それらの一部が、貧困対策や地域活性化などに使われるようになりました。ふるさと納税も、同様の目的で始められました。eコマースのように使われている側面もありますが、「犬の殺処分をゼロにする」など、動物保護や管理を目的に掲げている自治体も複数あるんですよ。NPOや大学、企業、行政の有志が始めた、12月を寄付月間にする「Giving December」キャンペーンも3年目になりました。お金だけでなく、モノやイベント参加など、さまざまな支援が提案されています。堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2017年12月20日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2017年12月15日女優の内山理名(36)が14日(現地時間)、マカオ国際映画祭のレッドカーペットを歩いて国際映画祭デビューを果たし、現地マスコミから絶賛された。内山理名今年で2回目を迎えるマカオ国際映画祭。中国、香港、台湾、韓国、日本のみならず、インド、タイなど、アジア全域から映画人が集結する。胸元の大きく開いたロングドレスに身を包んだ内山は大人の色香をただよわせ、現地マスコミからは「なんて美しい!」「オーラがすごい!」など声が上がっていたという。中国語のあいさつでもきれいな発音で会場を沸かせた内山。初の国際映画祭を終え、「大規模な映画祭の世界観が刺激になりました。いい刺激をたくさんいただけて、素晴らしい体験となりました」と興奮を伝え、「この高まっている気持ちを、次の仕事につなげ、近い将来に、自分の作品でまた国際映画祭に参加させていただきたいです。各国の映画関係者の方々にお会いできて、本当に光栄です。たくさんの国の監督、俳優、スタッフのみなさんといろいろなお話ができました」と語り、決意を新たにしていた。内山は今年でデビュー20年目を迎え、約10年ぶりの連ドラ主演となるNHKドラマ10『マチ工場のオンナ』(毎週金曜22:00~22:49/NHK総合・全国放送・全7回)が放送中。来年は主演映画『single mom 優しい家族。』の公開を控えている。
2017年12月15日《Happy Birthda Yuzu》 カナダのトロント郊外のバス停に、突如としてそんな文字が綴られたポスターが貼り出された。祝福の言葉とともに写っているのは、衣装をまとった羽生結弦(23)だ。 11月9日、NHK杯の練習中に“右足関節外側靱帯”を負傷。現在は練習拠点でもあるトロントでリハビリに専念している羽生。12月7日に23歳の誕生日を迎えた彼を待ち受けていたのが、トロントの人々によるこの“粋なサプライズ”ポスターだった。 「カナダの人たちも応援してくれていますからね。もちろん、けがのこともわかっていて、激励の意味もあったんだと思います」(現地関係者) ポスターを見た羽生は「すごい……」と声を挙げたそう。また、リンクでも羽生は仲間たちに祝福されていた。 「コーチやスタッフのみんなが集まって、サプライズで羽生をお祝いしていました。用意されたケーキのプレートには、シンプルに『ハッピーバースデー』とだけ書かれていました。『五輪』や『金メダル』などの文字を入れて、リハビリ中の彼のプレッシャーにならないよう気遣ったそうです」(スケート関係者) というのも、この日は羽生の誕生日であると同時にGPファイナルの開幕日。毎年、羽生はライバルたちに囲まれながら誕生日を迎えてきた。だが、今年はリハビリの中で迎えることに――。 7年ぶりにテレビで観戦することになったGPファイナルの悔しさ。そして、サプライズづくしの誕生日で感じた周囲の期待の大きさ。羽生はけがを乗り越え“完全復活”に挑む――。
2017年12月14日2017年も残すところあとわずかということで、“2017年に日本初上陸を果たしたオススメ海外ドラマ10選”をお届け。放送・配信など視聴方法は問わず、新旧も問わず、連続ドラマかリミテッドシリーズかといった作品形態も問わず。シリーズの第1話が日本で初めて観られるようになった作品の中から、10本のオススメを順不同でご紹介します。【LINE UP】1.「ヤング・ポープ 美しき異端児」主演:ジュード・ロウ2.「グッド・プレイス」主演:クリステン・ベル3.「ビッグ・リトル・ライズ」主演:N・キッドマン&R・ウィザースプーン4.「ブルックリン・ナイン-ナイン」主演:アンディ・サムバーグ5.「THIS IS US 36歳、これから」主演:ジャスティン・ハートリー(日本語吹き替え:高橋一生)6.「ゴッドレス -神の消えた町-」主演:ジェフ・ダニエルズ7.「レギオン」主演:ダン・スティーヴンス8.「マインドハンター」主演:ジョナサン・グロフ9.「iゾンビ」主演:ローズ・マクアイヴァー10.「13の理由」主演:ディラン・ミネット1.「ヤング・ポープ 美しき異端児」Huluほか配信中ジュード・ロウが米国人初のローマ教皇ピウス13世(架空の人物)を好演。複雑な内面と自他共に認める外見の美しさで周囲を翻弄する様が芸術的で、こんなジュードが見たかった!というより、彼にしか演じられない役。パオロ・ソレンティーノが全話を監督。2.「グッド・プレイス」Netflixにて配信中性悪な主人公エレノアが死んで地獄行き…と思いきや、手違いで天国のような“グッド・プレイス”へ。自身と向き合いながら、“バッド・プレイス”行きを免れようとするコメディ。ポップな映像世界、さり気なく心を揺さぶる展開、本音全開の登場人物たちが最高。3.「ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~」Hulu、Amazonビデオほか配信中西海岸の高級住宅地で起きた死亡事件に前後し、住民たちの事情が明かされていくヒューマンミステリー。体当たりのニコール・キッドマンからDV夫役アレクサンダー・スカルスガルドまでキャストが超豪華。全話を監督したジャン=マルク・ヴァレの画作りが秀逸。4.「ブルックリン・ナイン-ナイン」Netflixにて配信中ブルックリン99分署の刑事たちが気合十分で捜査に励んだり、署内の仲間たちとハチャメチャな日常を送ったり。2014年度ゴールデン・グローブ賞作品賞受賞コメディが、シーズン3までようやく上陸。登場人物たちが素敵過ぎて、観れば必ず99分署に勤務したくなる。5.「THIS IS US 36歳、これから」毎週日曜23:00~NHK総合にて放送中キャリアに行き詰まったイケメン俳優、自信を失いがちな肥満女性、生真面目なエリートサラリーマンら、悩める36歳の人生の物語が展開。ストレートな人間ドラマでありながら詳細に触れるとネタばれになる…という巧みな構成と、号泣必至のストーリーが胸を打つ。6.「ゴッドレス -神の消えた町-」Netflixにて配信中大悪党の支配下を逃れたガンマンが、鉱山事故で男性の大半が死亡した町に行き着く西部劇。『LOGAN/ローガン』の脚本家スコット・フランクが全話の監督&脚本を手掛け、いま最も大画面で観たいドラマ世界を構築。ガンマン役ジャック・オコンネルの魅力も炸裂。7.「レギオン」デジタル配信中『X-MEN』シリーズに登場するプロフェッサーXの息子が、自身のルーツを巡る戦いを開始。シュールでお茶目でスパイシーなストーリーといちいちスタイリッシュな映像に中毒性あり。主人公デヴィッドを演じるのは「ダウントン・アビー」のダン・スティーヴンス。8.「マインドハンター」Netflixにて配信中犯罪プロファイリングが確立していない1970年代に、連続殺人犯の心理を探ろうとするFBI捜査官たちが奮闘。計算され尽くした会話劇とデヴィッド・フィンチャーらしい低温の映像世界が絡み合う中、純粋ゆえに危うい主人公の捜査官をジョナサン・グロフが好演する。9.「iゾンビ」Netflixにて配信中ゾンビになってしまった検視官リヴが、遺体の脳ミソを食べて被害者の記憶を探りながら事件を捜査。全米ではシーズン3まで放送済みのゾンビドラマが、シーズン1のみようやく日本上陸。スリリングなゾンビドラマでありながら、恋あり、青春あり、ユーモアあり。10.「13の理由」Netflixにて配信中自殺した女子高生に想いを寄せていた少年が、彼女が生前に残したメッセージから“13の理由”をたどっていく青春ドラマ。思春期のきらめきが残酷な武器へと変わる青春描写とミステリータッチの構成で話題沸騰。2017年度最も胸をえぐってきたシリーズの1つ。皆さんの2017年を彩った海外ドラマは何でしょうか?2018年も素敵な作品にたくさん出会えることを期待しつつ…、海外ドラマと共によいお年を!(text:Hikaru Watanabe)
2017年12月13日俳優・高良健吾が、12月19日(火)放送の内村光良率いるコント番組 「LIFE!~人生に捧げるコント~」に出演。コントに初挑戦することが分かった。今年度第5弾は年末スペシャル!内村さんの故郷・熊本にちなんだコントが盛りだくさんの内容となっており、そこに熊本県出身の俳優・高良さんが初登場!コント「捜査会議 熊本編」に出演するという高良さん。気になる役どころは、熊本愛にあふれた“刑事役”とのこと。今回がコント初挑戦ながらも、収録本番では熊本弁のアドリブが飛び出すなど、現場は和気あいあいとなっていたよう。高良さんは「『LIFE!』に呼んでもらえて嬉しかった。初めてのコントで大変だったけど、熊本のためにがんばりました!(笑)」をコメントを寄せている。また番組では、内村さんがNHKのゼネラル・エグゼクティブ・プレミアム・マーベラス・ディレクターの三津谷寛治に扮し、ゆかりの地・熊本をめぐるロケVTRも登場。修復工事中の熊本城を見つめる内村さんの胸によぎる熱い思いとは…?そして番組公式Webサイトでは、声優・小山力也と共演するムロツヨシ顔面ドラマ「ムロ24 第3話『潜入』」が配信中。1話&2話と併せてこちらもチェック!「LIFE!~人生に捧げるコント~」は12月19日(火)22時~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2017年12月13日今年9月にジャニーズ事務所を退所した元SMAPの香取慎吾が、13日に発表された2017年のネットニュース登場回数タレントランキングで1位となった。草なぎ剛と稲垣吾郎も4位、5位とトップ5入りを果たした。香取慎吾ニホンモニターが発表した同ランキングは、「Yahoo!トピックス」 と 「LINE NEWS」 を対象に、2017年1月~11月のニュースに登場したタレントを集計したもの。今回、元SMAPの3人がいずれも、上半期圏外からトップ5に食い込む大躍進をみせた。グループ解散の余波や個々の活動・動向に上半期から注目が集まっていたが、9月に事務所から独立した3人によるこれまでの枠を超えた活動が下半期の大きな話題となったことで今回の躍進を生んだ。中でもAbemaTVで配信された『72時間ホンネテレビ』は、制作決定を伝える9月下旬から関連報道が増加し大きな要因に。また、SNSや動画コンテンツを介したアプローチなどファンとの交流形態の変化も話題となった。1位の香取は、長年レギュラーを務めたテレビ朝日系『SmaSTATION!!』の放送終了、六本木のギャラリーに出展するといったアート活動などが多数取り上げられたため、2人とは合計登場回数で差がつく結果となった。上位進出の元SMAP3人の間に割って入ったのは、菅田将暉と有村架純。菅田は上半期に引き続き2位をキープ。『銀魂』をはじめ話題作に次々と出演し、8月には2ndシングルをリリース、米津玄師さんの作品に参加するなどアーティスト活動も注目された。3位の有村は、主演を務めたNHK連続テレビ小説『ひよっこ』関連に加え、紅白歌合戦の紅組司会に内定したことが大きく報じられた。また、インスタグラムの投稿も引き続き人気で、グラビアアイドルである姉との姉妹ショットやエピソードも話題となった。■2017タレントネットニュース登場回数ランキング1位香取慎吾合計435回(Yahoo!トピックス:103/LINE NEWS:332)2位菅田将暉合計352回(Yahoo!トピックス:17/LINE NEWS:335)3位有村架純合計348回(Yahoo!トピックス:39/LINE NEWS:309)4位草彅剛合計340回(Yahoo!トピックス:82/LINE NEWS:258)5位稲垣吾郎合計309回(Yahoo!トピックス:80/LINE NEWS:229)6位星野源合計301回(Yahoo!トピックス:28/LINE NEWS:273)7位ブルゾンちえみ合計289回(Yahoo!トピックス:26/LINE NEWS:263)8位松本人志(ダウンタウン)合計280回(Yahoo!トピックス:16/LINE NEWS:264)9位広瀬すず合計263回(Yahoo!トピックス:19/LINE NEWS:244)10位指原莉乃(HKT48)合計249件回(Yahoo!トピックス:16/LINE NEWS:233)
2017年12月13日NHK連続テレビ小説「わろてんか」に、芸人キース役で出演中。「街中で声を掛けられます!」と朝ドラの影響力を実感中の大野拓朗は、12月23日(土)から東京芸術劇場シアターウエストで開幕する舞台「池袋ウエストゲートパーク SONG&DANCE」に主演する。大阪で朝ドラの収録、東京で舞台の稽古という生活を送るが、デビューから7年、今が“勝負の時”と自覚するその目は熱く輝いている。舞台「池袋ウエストゲートパーク SONG&DANCE」チケット情報「IWGP」こと「池袋ウエストゲートパーク」は、石田衣良の小説が原作。池袋生まれの主人公マコトがストリートギャングやチンピラたちを相手に、様々な難事件を解決する。2000年には宮藤官九郎の脚本で連続ドラマ化され、大野もリアルタイムで見ていたそう。「当時小6だったけどみんなのカリスマ性に痺れたし、『あの輪の中に入りたい』と思っていました。僕はなんなら学級委員タイプだったので(笑)、不良っぽさに惹かれたわけではなくて。作品全体にも登場人物たちにも、とにかくカリスマ性があったんです。今回の舞台も僕の中では“カリスマ性”がキーワード。お客さんが『とにかくカッコよかった!』って思って帰ってくれたら、もう大成功。伝えたいメッセージなんて何も考えていないけど、『IWGP』の物語の中で一生懸命生きているみんなを観て楽しんでもらえたら、それが一番のメッセージになると思います」多忙を極める中の、限られた稽古時間での主演舞台。「大丈夫かなって、最初は不安でした」と、胸の内を明かす。「でも今、焦りは全くないんです。台本を読んだ段階ではどうやってやろうかなと悩んでもいたんですけど、現場に来たらマコトがすんなり入ってきて。周りがとても個性的な人たちばかりだから、逆にナチュラルなほどマコトが立つ。カリスマ性を出そうと無理に考える必要はなく、ニュートラルでいればいいというのがとても楽です。マコトのどんな人の立場も認める中立なところは自分に似ていてやりやすいし、僕も生まれが池袋の近くなので『ここは俺の庭だ』という気持ちも理解しやすい。出会うべくして出会えた、とも思っています」脚本・作詞は柴幸男(ままごと)、演出は杉原邦生(KUNIO)、振付は北尾亘(Baobab)。演劇界の次世代ホープが組んだミュージカルという点でも、話題性十分。将来的には同劇場のプレイハウスでの上演を目指す一大プロジェクトの、“伝説のはじまり”を見逃すな!東京公演は12月23日(土)から1月14日(日)まで。取材・文/武田吏都
2017年12月12日「デザインあ展」が、富山県美術館にて2018年3月21日(水・祝)から5月20日(日)まで、お台場・日本科学未来館にて2018年7月19日(木)から10月18日(木)まで開催される。建物から商品、洋服、そしてインテリアまで。普段何気なく生活している中のあちこちに、「デザイン」は潜んでいる。NHK Eテレの番組「デザインあ」は、日常的なモノを「デザイン」の視点から見つめ直し、斬新な映像手法と音楽で、非日常的な美しい世界を味わえるプログラムだ。本展は、そんな「デザインあ」のコンセプトを実際に体験できる展覧会。映像と音楽によるインスタレーションや、参加型作品を通して、普段映像でしか観ることができない番組の世界観を五感で体感できる。展示を鑑賞した後は、きっと普段の景色が少し違って見える”デザインマインド”が育まれているだろう。総合ディレクターには、「明治おいしい牛乳」などの商品デザインも手がけるグラフィックデザイナー佐藤 卓が担当。さらに、音楽ディレクターとしてミュージシャンの小山田 圭吾も参加している。【詳細】デザインあ展■富山展「デザインあ展 in TOYAMA」会期:2018年3月21日(水・祝)〜5月20日(日)会場:富山県美術館住所:富山県富山市木場町3-20休館日:水曜日(ただし4月30日(月・休)、5月2日(水)、4日(金・祝)、6日(日)、9日(水)は開館)開館時間:9:30~18:00(入館は17:30まで)観覧料:一般 1300円(1000円)、大学生 950円(750円)、高校生以下 無料※( )内は20名以上の団体料金■東京展「デザインあ展 in TOKYO」会期:2018年7月19日(木)〜10月18日(木)会場:日本科学未来館住所:東京都江東区青海2-3-6休館日:火曜日(ただし7月・8月は開館)開館時間:10:00~17:00 (入館は閉館の30分前まで)観覧料:大人(19歳以上) 1600円(1400円)、中人(小学生~18 歳以下) 1000円(800円)、小人 (3歳~小学生未満) 500円(400円)※( )内は前売り、8名以上の団体料金
2017年12月12日国民的お笑いスター・明石家さんまとNHKが本格タッグを組む、「明石家紅白!」第3弾の放送が決定。今回は“禁断のゲスト”(?)として元妻の大竹しのぶが出演。なんと、さんまさんとのデュエットが実現した。フォーク・歌謡曲からアイドルまで、実は超音楽通のさんまさんが、「いま会いたいアーティスト」を呼び、自分なりの「紅白」を届ける「明石家紅白!」。アーティストの本音が次々と飛び出し、即興コラボも随所に実現する、ほかにはない音楽番組として大好評。第3弾となる今回は、“禁断のゲスト”が登場。なんと女優の大竹さんと、元夫婦の、別れても息ぴったりの爆笑トークが炸裂する。「離婚会見の日に、さんまの服をしのぶがアイロンがけした!?」「2人の思い出の曲は?」…など、知られざる夫婦生活が次々と明らかになるが、ほかの出演者は「どういう顔で聞いていたらいいの?」と困惑。そしてなんと、さんまさん&しのぶさんがデュエットで歌を披露!前代未聞の貴重なシーンが実現する。また、さんまさんが“いま会いたいアーティスト”として、「乃木坂46」、T.M.Revolutionこと西川貴教、高橋優が登場。紅組には、今年ミリオンヒットを記録した「乃木坂46」が登場し、メンバー写真集の中から自信のカットをさんまさんにおすすめする。さらに、メンバーそれぞれ、ものまねや悩み相談をさんまさんにぶつけるが、ミリオンシングルで初センターを経験した18歳の大園桃子は、さんまさんの激しいトークに押されてしまい、思わず涙。これにはさんまさんも、「テレビ的に損してるやないか」と激しく狼狽する。一方、白組には、“明石家さんま一家”と親しい付き合いのT.M.Revolution西川さんが登場。大竹さんの還暦パーティーで、突然「歌ってくれ」と無茶ぶりされたエピソードを話す。また、さんまさんとの思い出の曲「HIGH PRESSURE」をパフォーマンス。さんまさんも飛び入りし、スペシャルコラボが実現する。そして、IMALUや大竹さんも大ファンだという、シンガーソングライター・高橋さんも参戦。さんまさんが大好きな中島みゆきの「糸」を、弾き語りで贈る。しかし、高橋さんのライブを映像で見たというさんまさん、そのときのトーク内容を「笑いがわかっていない」とダメ出しすることに。“お笑い怪獣”が大暴れする歌合戦に、期待していて。「第3回明石家紅白!」は12月18日(月)19時30分~NHK総合テレビにて放送、12月22日(金)0時10分~再放送。(text:cinemacafe.net)
2017年12月11日1月スタートの月9ドラマ「海月姫(くらげひめ)」で、工藤阿須加が“童貞エリート”鯉淵修役で出演することが決定。工藤さんは今回が初の月9出演となる。本作は、人気漫画家の東村アキコによる、累計発行部数440万部超えの大ヒット同名漫画が原作。クラゲを愛しすぎてしまった筋金入りの“クラゲオタク女子”・倉下月海(芳根京子)が、ある日、童貞エリート・修と女装美男子・鯉淵蔵之介(瀬戸康史)の凸凹兄弟に出会い、それをきっかけに、新しい自分、新しい生き方を見つけていく物語。さらに兄弟と三角関係になり、自分には一生縁がないと思っていた恋を知る姿を、ギャグを交えて描く新感覚の “シンデレラ・コメディー”。何もかも正反対の凸凹兄弟がクラゲオタク女子と三角関係に!?鯉淵修と蔵之介は、与党の最大派閥を率いる大物国会議員・鯉淵慶一郎を父に持つ腹違いの兄弟。本妻との子である修は1つ年下の弟ながら、小さい頃から、父と舞台女優の愛人との子である蔵之介のことをとても大切にしてきた。それは、将来、政治家にするという父の考えにより母から離され、鯉淵家に引き取られた蔵之介の悲しみを思ってのこと。ただ、2人はまったく正反対の性格に成長した。自由奔放で、付き合った女性は数知れないプレイボーイ、そしてファッションとして女装を楽しむ規格外な個性を放つ兄・蔵之介に対し、弟・修は、超がつくほど真面目な性格で、来る選挙戦に向けて父の秘書として働きながら、政治家の道を継ぐべく将来を嘱望されるエリート。しかしながら、とある過去の出来事が女性への苦手意識としてトラウマになってしまった結果、付き合った女性はこれまで1人もいないという“童貞エリート”だ。ある日、修は、蔵之介にファッションとメークという魔法をかけられ、“尼~ず”として引きこもっている時とは別人のように愛らしくなった月海に出会い、ひと目で恋に落ちてしまう。一方の月海も、まるで王子様に出会ったかのような様子で、修の姿が頭から離れなくなってしまう。そんな2人の心の揺れに気づいた蔵之介は、「まさか俺がオタク女子に!?」と、自分でも信じられないことに胸をギュッと締め付けられることに。その結果、オタク女子×女装男子×童貞エリートという、ドラマ史上、最も複雑で最もややこしい三角関係が始まり…。2017年~4クール連続でドラマ出演の工藤阿須加が初“月9”!その童貞エリート、鯉淵修を演じる工藤さんは、今回が月9ドラマ初出演。主演のクラゲオタク女子・月海役の芳根さんとは初共演、瀬戸さんとはNHKの朝ドラ「あさが来た」以来の共演となる。1つ1つの役に真摯に向き合う姿勢と迫真の演技力で、今年だけでTVドラマ7作品、映画2作品に出演、2018年には「ザ・ブラックカンパニー」(フジテレビTWOドラマ・アニメ/TWOsmart 2月スタート)でドラマ初主演を務めることが決定しており、俳優としていま飛ぶ鳥を落とす勢い。本作でなんと4クール連続となる連続ドラマメーンキャストでの出演。「就活家族~きっと、うまくいく~」では大学生役を、「カンナさーん!」では保育士役を、そして佳境を迎えた「明日の約束」で演じているサラリーマン役から一転、今回は童貞エリートという新境地の役に挑むことに。女性として何の魅力もないと思っている月海に恋をし、もどかしく不器用ながらも、月海の幸せを心から願って実直に向き合い、月海に新しい世界を見せていく修の姿は、さながら“童貞王子様”。そんなカギを握るキャラクターに「嬉しい気持ちと、ファンの方々をガッカリさせられないという不安。両方思いました。僕も『海月姫』を読んでハマった1人なので、ドラマだからこそ創れる世界をファンの方々にお届けできるのではないかと心躍らせました」と、コメント。「僕が演じさせていただく修も仕事の時は凛とした佇まいのエリート。だけど、恋をしているときの女性への免疫のなさがギャップという設定で、とても惹かれました。原作ファンの方、初めて海月姫を知る方、両方に楽しんでいただける作品にしたいです。工藤阿須加で良かったと思ってもらえるように取り組んでいきたいです」と意気揚々に語っている。また、原作者の東村さんも「工藤くんなら絶対にバッチリハマる!!!と思いました」と太鼓判。編成企画・渡辺恒也氏は(フジテレビ編成部)は、「スーツに身を包み眼鏡をかけた工藤さんは、修そのもの!蔵之介役の瀬戸康史さんとの実年齢のバランスを踏まえて、原作の設定とは違い1歳下の弟という設定ですが、“シュウシュウ”の持つ生真面目なゆえのピュアさや、初めての恋に翻弄され先が見えなくなるキャラクターはそのままですので、原作ファンの方もご安心ください」とキャスティングについてコメント、「月海×蔵之介×修の三角関係の行方に、この冬は“ややキュン(=ややこしくてキュンキュン)”間違いなしです!」と期待を込めている。「海月姫」は2018年1月、毎週月曜21時よりフジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年12月11日女優の広瀬アリスが9日、東京・渋谷のブック&カフェ CAカフェ渋谷店で『2018年度カレンダー』(発売中 2,700円税込み 発売元:ハゴロモ)の発売記念イベントを行った。『2018年度カレンダー』の発売記念イベントを行った広瀬アリス現在放送中のNHKの連続テレビ小説『わろてんか』で主演の葵わかな扮するヒロインの恋敵役で出演するなど、女優としても活躍している広瀬アリス。そんな彼女の来年度のカレンダーは、今年7月に東京・台場で撮影され、これまで見せたことがなかった大人っぽい表情やメイクを施すなど、広瀬の魅力が詰まったモノとなっている。セクシーなロングワンピースで登場した広瀬は「今回のカレンダーで4回目となります。有り難いですね。今回は自分らしさを残しつつ、今までにない大人っぽさを出せたなと思います」と最新カレンダーを紹介。お気に入りを「3~4月の写真」とあげて、「このカットは1番最初に撮りました。自然体で衣装とかメイクも大人っぽくて自分好みの写真ですね」と笑顔を見せて、「めくる度に色んな自分をお見せできるんじゃないかと思います。今までにない私をお届けできると思うので、1ページ1ページめくるのを楽しみにして欲しいです」とアピールした。今年も残り数週間ということで、2017年を振り返ってもらうと「今年は走ったという感じがしました。色んな作品に出させてもらったり、色んなことに挑戦した1年でした。大変でしたけど楽しかったです」と満足げで、今年の漢字一字を「挑戦の"挑"ですね」と回答。来る2018年に向けて「色んな経験を積めたらと思います。マイペースにお仕事が出来ればいいですね」と抱負を語っていた。その広瀬は、平日に大阪で朝ドラ『わろてんか』の撮影を行うなど、忙しい日々を送っている。休みが少なくて不満だと思いきや、「不満は特にないですよ。身体がタフなので、全然体調も悪くないです」と平然としていた。
2017年12月10日おいしさの極意は、途中で裏返さないこと。フライパンで作る理想のチキンソテーのレシピを料理人・坂田阿希子さんが伝授!鶏もも肉で作るチキンソテー。皮から焼いて裏返し、蓋をして蒸し焼きに…というよくある焼き方だと、「身の水分の蒸気で焼いた皮が柔らかくなってしまいます」と、坂田さん。おいしく焼くコツは、「皮目だけをじっくりと焼くこと。身にはフライパンの中の油をかけて火を通し、最後に裏返して表面をさっと焼く程度に」。さらに押しつけて焼くことで、皮はパリパリ、身はしっとりの、理想のチキンソテーが完成。チキンソテー材料/2人分鶏もも肉(約250g)…2枚、塩、こしょう…各適量、オリーブオイル…大さじ2作り方(1)鶏肉は、ペティナイフなどを使って余分な脂と筋を取り除く。厚いところは切れ目を入れて広げ、全体に塩、こしょうをしっかりめに振る。(2)フライパンにオリーブオイルを熱し、(1)を皮を下にして入れて中火でゆっくりと焼く。フライパンを傾けて油を集め、スプーンなどですくって表面に絶えずかける。へらなどで時々フライパンに押しつけながら、皮目をパリッと焼く。(3)10分焼き、皮目がパリッとして肉にもほぼ火が通ったら裏返し、表面を20~30秒さっと焼く。(4)(3)を取り出し、2等分して皿に盛りつけ、レタスとレモンのサラダ(下記)を添える。付け合わせ:レタスとレモンのサラダ材料/2人分レタス…4枚、レモン(無農薬のもの)…1個、オリーブオイル…小さじ2、塩・酢…各少々作り方(1)レタスは千切りにして水にさらし、ざるにあげてしっかりと水気を切る。レモンは皮のみを千切りに。(2)(1)をボウルに入れ、オリーブオイル、塩、酢を順に加えて、その都度さっと和える。焼き方のコツ(1)余分な脂は丁寧に取り除く身の間の脂肪は、臭みのもとに。小さめの包丁で、筋とともに丁寧に取り除く。(2)皮を押しつけてパリッと焼くヘラなどで肉をフライパンに押しつけ、皮を焼く。身に火が通ってくるまで何度か繰り返す。(3)蓋をしない、裏返さない皮を下にし、油をかけながら中火でじっくり焼く。蓋はせずに、10分ほどかけて火を通す。さかた・あきこ料理人。ジャンルを問わずに発想する独自のレシピで人気。白いごはんに合う肉料理も大得意。近著に『CAKES』(NHK出版)。※『anan』2017年12月13日号より。写真・津留崎徹花スタイリスト・荻野玲子文・新田草子撮影協力・UTUWA(by anan編集部)
2017年12月09日「細かいことの後先を考えずにまっすぐ進むところが藤吉の魅力であり、かっこいいところだと思います」 NHK連続テレビ小説『わろてんか』で演じる藤吉の魅力をそう語るのは、松坂桃李(29)。長年の夢であった寄席の経営に乗り出した藤吉とてん(葵わかな)。若き寄席経営者として奮闘するヒロインの夫・藤吉は、思い込んだらまっすぐな性格で、まわりを巻き込みヒヤヒヤさせる一面も。 「気持ちのぶつけ方もストレートで見ていて気持ちがいい。僕が怖くてできないようなことも、彼は跳ねのけていく強さと勇気がある。そこは男としてかっこいいと思いますね」(松坂・以下同) たしかに藤吉は大胆で決断力がある人。松坂自身はそんな藤吉をうらやましく思っているのだとか。自身と重なる点についてたずねると、こんな返事が。 「似ているところを探してみたんですけど、なかなかなくて、うらやましいなと思うことのほうが多いです。彼のまっすぐな行動力と気持ちというのは自分にはないもの。僕はけっこう迷ってしまうことが多くて。藤吉のようにストレートに行けたら、人生を謳歌できるんだろうなって」 ドラマのテーマとなっている“笑い”。自分にとって笑いとは?と最後に聞いてみた。 「笑いは心の薬みたいなもの。嫌なことや悔しいことがあっても、笑うと、凝り固まってしまった気持ちが解きほぐされる。藤吉とてんは笑いを提供することで、多くの人の心の医者になろうとしているのかなと思いますね」
2017年12月09日歌手・俳優の横山だいすけ(34)が7日、自身のブログを更新。6日に生放送されたフジテレビ系『2017 FNS歌謡祭 第1夜』で共演したアイドルグループ・乃木坂46の生田絵梨花(20)との2ショットを公開し、同番組を振り返った。横山だいすけのアメブロオフィシャルブログより横山は「まずは昨日のFNS歌謡祭たくさんの応援本当にーーーありがとうございました」と初出演した同番組への応援に感謝し、「本当に本当に緊張しすぎて心臓止まるかと思いました!!」と告白。「なぜか!!?FNS歌謡祭で歌わせてもらうという光栄な気持ち、そして…実はディズニーの歌を歌いたいというのはおかあさんといっしょ時代からずーっと夢だったんです!!」と打ち明けた。NHK『おかあさんといっしょ』の"うたのお兄さん"になった時の夢は「紅白に出たい!」「ディズニーとコラボしたい!」「海外ロケしたい!」だったそう。今回、映画『アラジン』の主題歌「ホール・ニュー・ワールド」を生田とデュエットしたが、「おかあさんといっしょは卒業してしまったけど、ディズニーの歌を歌える。子どもたちや応援してくれるみんなにディズニーの歌を届けられる!!夢が叶った瞬間でした!」と喜びを爆発させた。続けて、生田について「一緒に歌ってくれた生田絵梨花さん!!!本当に本当に素敵な方でした!!合わせからたくさん付き合ってくれたり、本番直前にもいっぱいお互いに励ましあえたり…そんなに一緒にいた時間は長くはなかったですけど、生田さんと歌えて本当に良かったです!!」とつづり、「できることなら!またご一緒したいな」と再共演を熱望した。さらに、「あと!!舞台裏では、おかあさんといっしょの大道具さん、迷作劇場の音響さん、だい!だい!だいすけお兄さんのスタッフさんが参加されていて、本番前に応援に来てくれたんです」「V6の井ノ原さんもいっぱい声をかけてくださり、山崎育三郎さんも応援してくました!FNS歌謡祭のスタッフさんもみんな優しかったし、みんなに支えてもらった一日でした!!」と舞台裏の様子なども伝え、「夢が叶ったのもみんながずっと応援してくれるからです。みんな本当にありがとうーーーーーー!!!」とあらためてファンに感謝した。
2017年12月08日今回は、12月から年明けにかけて公開される映画の中から、女性におすすめしたい3本をピックアップしてみようと思います。気になる映画があれば、ぜひ大切な人や気になる人を誘ってくださいね。■涙なしには観られない純愛映画佐藤健さんと土屋太鳳さん主演の話題の映画『8年越しの花嫁奇跡の実話』。12月16日公開のこの作品は、実話をベースにしています。結婚目前のカップルが経験した、厳しい現実を描く物語。新婦・麻衣は突然の病魔に倒れますが、なんとか病気を克服します。しかし結婚を誓ったふたりには、さらなる試練が待ち受けていました。婚約から8年にも及ぶ苦しい日々。その結末は果たして…。メディアで話題になっているため、モデルとなったカップルをご存知の方も多いかもしれませんね。知っていても知らなくても、映画を観たら心揺れること間違いなし。ぜひ劇場で鑑賞してみましょう。12月16日(土)全国ロードショー『8年越しの花嫁奇跡の実話』監督:瀬々敬久脚本:岡田惠和原作:中原尚志・麻衣『8年越しの花嫁キミの目が覚めたなら』(主婦の友社)出演:佐藤健、土屋太鳳、薬師丸ひろ子、杉本哲太、他配給:松竹(C)2017映画「8年越しの花嫁」製作委員会■残念美女が奮起するお洒落ラブコメ自身も高学歴で、女優のかたわらキャスターを務めるなどハイスペックな桐谷美玲さんが、東大主席、ミスキャンパスながら性格が残念すぎるヒロインを演じる『リベンジgirl』は12月23日スタート。その性格ゆえに大失恋した彼女が、恋のリベンジのために選んだのは総理大臣を目指すこと。そんな彼女を支える政治秘書役には『あなたのことはそれほど』で話題を呼んだ鈴木伸之さんがキャスティングされています。『あなそれ』とは一味違い、寡黙ながら強い信念を持つ男らしい役どころにキュンキュンしちゃう人も多いかも。作中でヒロインが身に着けるファッションにも要注目の、とびっきりお洒落でロマンチックなラブストーリーです。12月23日(土)全国ロードショー『リベンジgirl』監督:三木康一郎脚本監修:吉田恵里香脚本:おかざきさとこ原作:清智英・吉田恵里香『リベンジgirl』(KADOKAWA)出演:桐谷美玲、鈴木伸之、清原翔、馬場ふみか、他配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(C)2017 「リベンジgirl」製作委員会■超モンスター級「痛い男」が登場人の恋愛を覗き見しているようなヒリヒリ感とリアルさで話題沸騰したドラマが映画化!岡田将生さんが容姿端麗で自意識過剰のフリーターを、木村文乃さんがなりふり構わず再起を狙う落ち目の脚本家を演じるW主演作品『伊藤くん A to E』が1月12日に公開されます。原作は、無自覚に女性たちを振り回す“伊藤”を軸に、5人の女子の無様な恋愛と成長を1章ずつのエピソードで描いた柚木麻子さんの傑作小説。“伊藤”に振り回される女子たちを演じるのは【A】都合のいい女=佐々木希さん、【B】自己防衛女=志田未来さん、【C】愛されたい女=池田エライザさん、【D】ヘビー級処女=夏帆さんと豪華な面々。【痛男】“伊藤”を通して描かれる嫉妬、執着、優越感…女子たちの欲望があふれ出す、誰も観たことがない恋愛ミステリーに乞うご期待です!1月12日(金)全国ロードショー『伊藤くん A to E』監督:廣木隆一脚本:青塚美穂原作:柚木麻子『伊藤くん A to E』(幻冬舎文庫)出演:岡田将生、木村文乃、佐々木希、志田未来、池田エライザ、夏帆、他配給:ショウゲート(C)「伊藤くん A to E」製作委員会■キュンキュンしたいなら!既に公開している作品の中にも、オススメはたくさんあります。その一部をご紹介しますね。まずはこちら。『先生!、、、好きになってもいいですか?』。大人女子のみなさんは「先生への恋」と聞くだけで、胸がキュッとしませんか?『先生!~』で広瀬すずさん演じる響が初めて好きになった相手は世界史教師・伊藤(生田斗真さん)。好きだとストレートにアピールする響に対し、教師という立場ゆえにためらう伊藤。ふたりの恋の行方を見届けてください。本作は漫画家・河原和音さんが描く『先生』が原作。10月28日から公開しています。■猫好きにはたまらない一本♪とにかく猫が好きな人を誘って!『劇場版岩合光昭の世界ネコ歩きコトラ家族と世界のいいコたち』。あまり大々的に上映をしている映画ではありませんが、無類の猫好きさんと一緒に観るなら、ぜひこの作品を!動物写真家・岩合光昭さんがあちこちの猫を、猫の目線で撮影した作品です。ベースとなっているのは、NHK BSプレミアム「岩合光昭の世界ネコ歩き」。ただただほっこりしたい。癒されたい。そんなふたりに超絶おすすめ♪2017年10月21日から公開中。劇場をリサーチしてみてくださいね。■終わりに最後は完全に個人的な趣味でチョイスした感じになりましたが、冬の映画は話題作や良作が目白押し。普段あまり観ないジャンルにも挑戦してみてほしいなと思います。観賞後は、ふたりの共通話題にして盛り上がっていただければ幸いです。ライタープロフィールsakiたまに毒舌なコラムニスト。一度ハマるとどっぷり浸かるB型アラサー。アロマとコーヒーと舞浜の某レジャースポットをこよなく愛しています。
2017年12月08日志尊淳がトランスジェンダー“女子”を演じるNHKのドラマ10「女子的生活」。このほど、志尊さん演じるトランスジェンダー女子のヒロイン・みきのメインビジュアルが公開された。本作は、坂木司・原作の痛快ガールズストーリーをドラマ化。2017年ブレイク男子の1人、志尊さんがNHKドラマ初主演を務める。“かわいい女子的な生活”に憧れ、田舎から都会に出てきたヒロイン・みき(志尊さん)は、ファッション通販会社に働くOL。でも、ひとつ大きな秘密が。それは、みきがトランスジェンダーであるということ。そんなみきのもとに、ある日、同級生だった後藤(町田啓太)という男が転がりこんできた。みきの姿に戸惑う後藤だが、2人はひょんなことから共同生活をおくることに――。■志尊淳「女性として生きるということに徹した」志尊さんは本作でトランスジェンダー女子を演じるにあたり、「まずは女性になるということをしっかりと意識し、外見の面では表情の作り方、所作、歩き方、体型の維持、肌のケアも入念に行い、女性として生きるということに徹しました」と明かす。それは「男性として無自覚に生きてきたこれまでの自分にとっては想像以上に困難な作業」だったそうで、「その過程は、内に秘めている女性性を探すという作業でもあり、自分とは何か他者とは何かを考えるまでに至りました。いままでアタマでしか分かろうとしていなかったことが、実感として分かったことは大きかったです」と、その役作りを激白。そして、「好きなものを好きと言う。なりたい自分になる。違いを認め合う。いまを大切に生きる。誰でも人を愛する気持ちは同じく尊く、他者を想うことによって人は成長出来る。この作品に込められたメッセージを『みき』の生き様を通して、伝えることができればと思っています」と決意を新たにコメント。■原作者も志尊淳を絶賛!トランスジェンダー指導のバックアップもまた、原作者の坂本氏は、「もともと顔立ちの良い方だとは思っていましたが、志尊さんがきちんとメイクされた姿を見たら本当にびっくりしました。主人公の『みき』そのもの」と大絶賛。「けれど、さらにびっくりしたのは、彼が動いているところを拝見してからです。立ち居振る舞いにさりげない仕草。声の出し方。そのひとつひとつが女性のカリカチュアではなく、きちんと現実的な『女の子』でした」と言う。「それを支えているのはトランスジェンダー指導の西原さつきさんと、素晴らしいスタイリストさんやメイクさん方です。男性の考える『女の子っぽさ』ではなく、すらりとしたスタイルの志尊さんに似合うよう考えられた、リアルなスタイリング。作者の想像を超えた、素晴らしい『みき』でした」とも語り、志尊さんの真摯な役作りや、「さつきぽん」の相性で知られる実際のトランジェンダー女子・西原さんらのバックアップにも称賛を贈っている。なお、合わせて、志尊さん演じるヒロイン・みきや、玉井詩織演じるかおりが働くファストファッション会社「Passeggio(パッセジオ)」の上司・板倉役に羽場裕一が決定。イタリアンテイストのファッションでキメたダンディな板倉にも注目していて。ドラマ10「女子的生活」は2018年1月5日(金)より毎週金曜日22時~総合テレビにて放送(全4回)。(text:cinemacafe.net)
2017年12月08日NHKアナウンサーの有働由美子と「V6」の井ノ原快彦の2人が司会を務め、平日朝に放送されている「あさイチ」の12月8日(金)放送回に、大河ドラマ「おんな城主 直虎」で主演を務めた女優の柴咲コウがゲスト出演。大河の名場面をふり返りながらトークを繰り広げた。番組では「直虎」のBGMをバックに柴咲さんが登場。「直虎」の映像はもちろん柴咲さんが2001年に出演した映画『GO』などからその経歴をふり返り、「直虎」で共演した高橋一生やムロツヨシがVTRで登場、柴咲さんの普段の姿について語ったほか、インスタグラムにアップされた自らの料理の画像なども紹介された。トークのなかで「直虎」第33話「嫌われ政次の一生」での、高橋一生が演じる小野政次を柴咲さん演じる直虎が自ら処刑するシーンが流れると、映像を見ていた有働アナが思わず涙ぐむ場面も。当日は“処刑シーン”だけを時間をかけて撮影したと撮影時をふり返った柴咲さん。「さすがにあのシーンの後に何かを撮れない」と語ったほか、視聴者からの「演じた後はどんな心境だったか」という質問には「直虎と同じで“ポカーン”としてしまった」と放心状態になったことを明かし、「自分と違う1人の人物を“生きさせてもらった”。自分が演じることでバイアスがかかる部分もあるが、それでも予期しない感情や動きが出た」と直虎を演じた感想を述べ「別の人生を生きられて役者として幸せ」と“女優観”にも踏み込んで、大河に出演した1年を総括。さらに「自分が生きている理由を考えた。自分をさらけ出して表現して生きている。その生き方をもっと追究したいと貪欲になった」と“直虎”から影響を受けた面についても話した。その後トークはプライベートの話題に。柴咲さんが有働アナの“デート現場”を目撃したと突如話題をふると、「え、誰といました!?」と有働アナが思わず取り乱す一幕も。柴咲さんによれば「カウンターのあるお店」に1人で飲みに行ったところ、そこで有働アナを目撃したということで、思わぬ“暴露”に「柴咲コウさんに飲んでるとこを目撃されて焦っている有働さん(笑)」「有働アナの私生活が面白すぎる件」などの声がネットに多数投稿される事態になっている。(笠緒)
2017年12月08日フライパンひとつで作れるプロの味。料理人・坂田阿希子さんが牛肉の美味しい焼き方を教えてくれました!ごちそう肉の王様、牛肉。ここでは、赤身肉を使ってビストロの定番、ステーキ&フリットに挑戦!「牛肉は硬くなりやすいので、焼きすぎに注意。短い焼き時間で中までしっかり温まるように、十分に室温に戻してから焼くのが最大のコツです」。とくに冬場は、早めに冷蔵庫から出しておくことが大切だそう。付け合わせのポムフリット(ポテトフライ)は、「揚げ油にラードを加えるとカリッと揚がります」ステーキ材料/2人分牛肉(ランプ、ステーキ用150~200g)…2枚、塩・黒こしょう…各適量、オリーブオイル…大さじ2作り方(1)牛肉は焼く3時間以上前に冷蔵庫から出し、室温に戻しておく。焼く直前まで塩は振らない。(2)(1)の牛肉の両面に塩と黒こしょうを振る。フライパンにオリーブオイルを熱して牛肉を入れ、両面を強火でしっかりと焼く。(3)トングなどで2枚をまとめて挟んで立て、側面にもしっかり焼き色をつける。再び表面を焼きながら、フライパンを傾け、出てきた油を時々全体にかける。好みの焼き加減に仕上げたら火を止め、フライパンの縁に立てかけるようにして、5分ほどおいてなじませる。(4)皿(オーブンなどに入れて温めておくとよい)に切り分けて盛り、ポムフリット(下記)を添える。付け合わせ:ポムフリット材料/2人分じゃがいも…3~4個、揚げ油(サラダ油、あれば半量をラードに)、塩…各適量作り方(1)じゃがいもは皮をむいて1cm角の棒状に切る。(2)フライパンに(1)を入れ、揚げ油を冷たいままひたひたになるまで注いで火にかける。途中数回ゆっくりと混ぜて鍋底にくっつかないようにしながら、170°Cくらいの油温でゆっくりと揚げる。(3)じゃがいもの水分が抜けてこんがりと色づいたら、最後に火を強めてかりっとするまで揚げる。油を切って塩を振る。焼き方のコツ(1)焼く3時間以上前に室温に出しておく肉は必ず、室温に戻しておくこと。塩こしょうは焼く直前に。これが上手に焼く鉄則!(2)肉を押して焼き具合をチェックミディアムレアは、トングで肉を押すと柔らかな弾力が。これを目安に好みの焼き具合に。(3)肉が焼けたら5分休ませる焼いた肉はフライパンの縁に5分立てかける。肉汁がなじみ、きれいなピンク色に仕上がる。さかた・あきこ料理人。ジャンルを問わずに発想する独自のレシピで人気。白いごはんに合う肉料理も大得意。近著に『CAKES』(NHK出版)。※『anan』2017年12月13日号より。写真・津留崎徹花スタイリスト・荻野玲子文・新田草子撮影協力・UTUWA(by anan編集部)
2017年12月08日いつもの豚肉をとびきりのごちそうに変える秘密を、プロが直伝!料理人・坂田阿希子さんに伺いました。ほんのりと甘みがあって、みんなが大好きな豚肉。ソテーには、適度に脂身があるロースの厚切り肉がおすすめ。「脂身と赤身の間にある筋をところどころ切っておくと肉が反り返らず、表面がカリッと焼けます」。このときサラダ油にバターを加え、コクと香りをプラスするのが坂田流。焼き具合は、「中心にピンク色が残るくらいがベスト。肉を押してしっかりと弾力が感じられたら、焼き上がったサインです」ポークソテー材料/2人分豚ロース肉(ソテー用厚切り約200g)…2枚、塩・こしょう…各適量、サラダ油、バター…各大さじ1作り方(1)豚肉は30分ほど前に冷蔵庫から出しておく。筋切りをして、両面に塩、こしょうをしっかりめに振る。(2)フライパンを熱してサラダ油を入れ、続いてバターを加えてなじませる。豚肉を入れ、まず片面を強火でしっかりと焼く。裏返したら火を少しだけ弱め、フライパンを傾けてスプーンで油をすくってかけながら焼いていく。スプーンで押してみて強い弾力を感じるようになってきたら、トングなどを使って肉を立て、側面を焼く。肉を取り出す。焼き方のコツ!(1)筋切りをして反り返りを防ぐ脂身と赤身の間にある筋を断つように数か所に包丁を入れ、外側の脂身にも切り込みを入れる。(2)サラダ油とバターで焼くバターでコクをプラス。サラダ油を十分に熱してからバターを加えると、香ばしく仕上がる。(3)スプーンで押して焼き具合を確かめるスプーンを押し返すような、強めの弾力が感じられたらOK。焼きすぎると弾力はなくなる。さかた・あきこ料理人。ジャンルを問わずに発想する独自のレシピで人気。白いごはんに合う肉料理も大得意。近著に『CAKES』(NHK出版)。※『anan』2017年12月13日号より。写真・津留崎徹花スタイリスト・荻野玲子文・新田草子撮影協力・UTUWA(by anan編集部)
2017年12月08日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「投票率」です。有権者の約半分の意見しか反映されてない!?10月の衆議院議員選挙の自民党の圧勝は、投票率の低さにも大きく起因しています。日本の投票率は現在50%台。先日の衆院選は、台風という悪天候も影響しましたが、戦後2番目に低い53.68%でした。約30年前、昭和の時代の投票率は70%前後でした。ところが、平成2年を境に急降下します。リクルート事件や東京佐川急便事件など、政治家の汚職事件が相次いで起こり、国民の政治不信が募ったからです。2009年に民主党政権が誕生したときには一瞬盛り上がり、69.28%に上がりました。しかし、民主党政権は実行力が伴わず、マニフェストはただの理想にすぎないことを思い知らされます。国民の政治離れは進み、投票率は再び下降しました。政治腐敗は中選挙区制にあると、1994年に小選挙区比例代表並立制が導入されました。選挙自体は簡単にはなったのですが、与党の自民党と野党第1党の社会党が絶妙なバランスでいた「55年体制」が崩壊し、小政党が乱立。国民は、どの政党を選べばよいのかが、わからなくなってしまいました。大学生などに、投票に行かない理由を聞いてみると、政治に関心がないわけではなく、将来を託せる政治家がいない、自分の一票がダメな政治家の後押しをしてしまうのが怖いと言います。問題はあるものの、トランプ大統領ともいい関係を築き、経済面でもそれなりの成果を出しているという点で、やはり自民党に、と今回の圧勝につながりました。世論調査では、「自民党は支持するが、安倍さんは支持しない」という回答も多く上がっています。選挙のたびに投票率の低さが話題になりますが、その前に、票を入れたくなるように政治家ももうちょっと公約を実現させてください、という気持ちにもなりますよね。また、選挙はゴールではありません。当選後、その政治家が国会でどんな発言をしているか。公約を法案にまで進められたか。それらをチェックするのも国民の務めです。前にも言いましたが、他人が決めたルールで生きてよいなら、選挙に行かなくても構いません。でも、自分の望む未来があるのなら、それを作るために投票するべきだと僕は思います。ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2017年12月13日号より。写真・中島慶子題字&イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2017年12月07日映画『8年越しの花嫁』でW主演を務める俳優の佐藤健と女優の土屋太鳳が12月7日(木)今夜オンエアされるTBS系バラエティ「櫻井・有吉THE夜会」にゲスト出演。番組には土屋さんの弟で、アニメ「ボールルームへようこそ」で主役に抜擢された声優の土屋神葉も登場し、土屋さんの素顔を“暴露”する。本番組は櫻井翔と有吉弘行がいま話題の人物や一流芸能人をゲストに迎え、彼らの願望・疑問・悩みを、出演者の力やスタッフの力、そして視聴者の力を結集して様々な手段で解決・実現していくバラエティ番組。今回ゲストに迎える佐藤さんは「仮面ライダー電王」で若手俳優ファンから熱い注目を浴び、その後「メイちゃんの執事」や映画『ROOKIES-卒業-』『BECK』などで俳優として大きく飛躍。さらに主演を務めた『るろうに剣心』シリーズや『バクマン。』『何者』『亜人』とコンスタントにヒット作を世に送り出し続けてきた。また「天皇の料理番」でみせた代役なしの料理シーンなど、最近では実力派俳優として映画、ドラマ界からその才能を高く評価されている。また土屋さんはNHK連続テレビ小説「まれ」の主人公役で注目。『orange』『青空エール』『トリガール!』などの映画から、「下町ロケット」「お迎えデス。」「IQ246」「兄に愛されすぎて困ってます」などのドラマまでここ数年で一気に急成長を遂げた。またその身体能力の高さが話題になることも多く、過去に本番組に出演した際にみせたストイックすぎるライフスタイルも大きな反響を呼んだ。番組には土屋さんの“イケメン弟”神葉さんがVTRで登場し、姉の“素顔”を暴露。弟の神葉さんが明かす“姉”としての土屋さんの姿にも注目だ。今夜ゲストとして出演する2人がW主演を務める映画『8年越しの花嫁奇跡の実話』は岡山県に住む実在のカップルに起きた奇跡をもとにした感動のラブストーリー。佐藤さんと土屋さんが演じる結婚を約束したカップルだが、結婚式を間近に控えたある日、土屋さん演じる麻衣が難病に侵され意識不明となってしまう。いつ目が覚めるかわからない状態となった麻衣の両親は「もう麻衣のことは忘れてほしい」と佐藤さん演じる尚志に告げるが、尚志は諦めず麻衣の側で回復を祈り続け、そしてようやく麻衣が目を覚ますもののさらなる試練が2人を待ち受ける。2人が結婚を約束してから8年、ついに最高の奇跡が訪れる――という物語。『8年越しの花嫁奇跡の実話』は12月16日(土)より全国にて公開。「櫻井・有吉THE夜会」は12月7日(木)22時~TBS系にて放送。(笠緒)
2017年12月07日●最初は手探りの状態だった全世界で累計発行部数7000万部を突破した、荒川弘による人気漫画『鋼の錬金術師』。亡き母を生き返らせようと、禁忌を犯して挑んだ"人体錬成"に失敗し、左脚と右腕を失った兄 (山田)と、身体全部を持って行かれ鎧に魂を定着させた弟アルの物語を描く。マイナビニュースで行っている、主役であるエドに焦点を当てた特集「映画『鋼の錬金術師』エドの精神」。前回に引き続き、主役エド役の山田涼介と、マスタング大佐役のディーン・フジオカに話を聞いた。世界中で活躍するディーンの目から見た山田の姿、そして2人が考えるエドとマスタング大佐の関係性とは。○イタリアロケはしびれる現場だった――イタリアロケも行われましたが、撮影はいかがでしたか?山田:最初は手探りの状態だったので、このコスチュームで日本の中で撮影しようとなるとさすがに難しかったと思うし、イタリアでクランクインできたのは、すごく大きかったです。やっぱりあの世界観に触れたことで、すっと作品に入ることができました。列車のシーンは、普段走っていない列車を走らせていただいて、十数時間乗りっぱなしで、全部一気に撮影して、大変だけど貴重な経験でした。しびれる撮影ではありました。ディーン:どのへんがしびれたんですか?山田:列車に十数時間で、木の椅子でトイレも行けないし、ごはんもパンとリンゴで(笑)。ぜいたくかもしれないですが、慣れていない分きつかったです。イタリアのクルーと日本のクルーで励ましあいながらすすめました。夜の10時まで明るいので、延々と撮影ができてしまうんですよね。イタリアでの難関を乗り越えてから、日本でのスタートだったので、空気感が出来上がった上で重要なパートに挑めたことは良かったと思いました。――ディーンさんは日本での撮影のみの参加ということでしたが、作り込まれたセットの印象などはいかがでしたか?ディーン:規模が大きくて、これから始まる撮影が、どういうものになるのかワクワクしました。僕はイタリアの話を断片的に聞いていました。パンが美味しくなかったとかも(笑)。●国を越えて感じた山田涼介の才能○荒川先生の頭の中を覗いてみたい――原作でも、表面的にはときにぶつかりながらも、実は互いを理解し合っている二人だと思いますが、お二人はエドとマスタングの関係をどう捉えていましたか?山田:この作品って、大人の中にポンと子供がいるじゃないですか。エドは錬金術師の中でも最年少だけど、いろいろなことに振り回されながらも、大人に噛み付いていくエドワードが魅力的だなと思っています。今回はまだ、マスタングのバックグラウンドが描かれてないんですよね。でも過去を覗かせる意味深な会話をしているので、今後2部、3部があるなら、僕はちゃんとそこを描いて欲しいなと思っているんです。マスタングの過去があるからこそ、彼が高い地位を目指しているのだと、わかっていただけると思います。そこで、エドとの関係性についてもまた見え方が変わってくると思うんですよ。僕は原作ファンで全部知ってしまっているので、気持ちとしてはやりたいなと思っています。ディーン:エドとマスタングの関係って現実でいうと、毎日遊んだりはしないけど、久しぶりに会った時にお互い必ずアップデートがある関係なのかもしれません。相手の話を聞くといい意味で悔しい気持ちがあって、会ってない間にお土産として、自分がすごいなと思うことを、互いに相手のインスピレーションになるような形でアップデートしている関係というのか。そういう刺激的な関係ってすごく大事だと思うし、もしかしたら友情もそうやってキープしていくものなのかもしれないですよね。――単純に感じたこと、撮影中に大事だなと思ったところは。山田:人間の根っこにある弱い部分をちゃんと描いている。ファンタジーエンタテインメント超大作なんですけど、ホムンクルス(人造人間)にさえちゃんと感情があり、人間じゃないんだけど人間だと思いたいという弱い部分を描いているので、心臓をぐっと掴まれたように、かき乱されます。キャラクターのバックグラウンドを大切にして、一つ一つ繊細に描いているのも、作品が持つ魅力の一つかなと思うんです。都度、明確に何がしたいのかが表されているので、見やすいし、荒川先生の頭の中を覗いてみたいです。どうなったらこういうストーリーを考え付くんだろう?ディーン:色々な、現実の世界と直結するようなメタファーやシンボルがたくさんこの作品の中にありますよね。人間としての家族愛が、間違ったアプローチを取ってしまったということで、代償がある。今度はやり直すためにエドが弟のために行動していくとか、訴えかけてくる感情がすごく強いなと、映画を観て改めて思いました。○こういう仕事をするために生まれてきた人――今回初共演されて、役へのアプローチの仕方など、山田さんとの違い、あるいは同じ部分などありましたか?ディーン:色々な意見を出していく人もいれば、とにかく監督やプロデューサーのイメージを理解して120%返していく人もいて、様々なアプローチがあると思います。僕も山田くんも多分、基本的に監督が作りたい作品をどうやってお手伝いするかというところにいると思うので、そこは大きな違いを感じなかったですね。――ディーンさんは様々な国でお仕事をされて色々な役者さんと出会われていると思いますが、その中でも山田さんはどのような存在だと思いますか?ディーン:天性ですよね。こういう仕事のために生まれてきた人だと感じます。国境を越えて事務所を越えて、そういう星のもとに生まれる人ってこういう人なんだな、才能の塊だなと、すごく思っています。みんなそれぞれ魅力があるので、誰かに似ているとは言えないですけど、色々長いキャリアの中で培ってきた部分もあると思うし、役者としてもアーティストとしても、今後どういう風に変化して活躍されていくのか、いちオーディエンスとして楽しみです。■山田涼介1993年5月9日生まれ、東京都出身。2007年、Hey! Say! JUMPのメンバーとして「Ultra Music Power」でメジャーデビュー。以降、TVドラマへの出演や歌手活動などを精力的にこなす。映画では15年『映画暗殺教室』で初出演にして初主演を果たし、第39回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。他に、『グラスホッパー』(15)、『暗殺教室-卒業編-』(16)、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(17)に出演。2018年1月からは主演ドラマ『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』が放送される。■ディーン・フジオカ1980年8月19日生まれ、福島県出身。香港でモデルとして活動を始め、『八月の物語』(05)の主演で俳優デビュー。その後、台湾で数々のドラマ、映画、CMに出演。北米のTVシリーズにも出演するなど、アジア以外でも活躍。日本では、NHK連続テレビ小説『あさが来た』(15~16)で広く知られる。2016年にアルバム『Cycle』をリリース、2017年には主演映画『結婚』やドラマ『今からあなたを脅迫します』の主題歌を書き下ろし、音楽活動も積極的に行う。2018年2月には初の全国ツアー、春以降に『坂道のアポロン』、主演映画『海を駆ける』、『空飛ぶタイヤ』が公開予定。
2017年12月07日「スイーツ真壁」の呼び名で知られる、新日本プロレス所属のプロレスラー、真壁刀義さん。スイーツ大好きプロレスラーとして、メディアでもひっぱりだこ。バラエティ番組やNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』への出演など幅広く活躍する中で、スイーツを差し入れしたり、されたりする機会も多々あります。自身のブログやTwitterでは、新作からお気に入りのスイーツまで幅広く取り上げ、自らスイーツをプロデュースすることも。そんな真壁刀義さんに、必ず喜ばれるスイーツの手土産をご紹介いただく連載です。■プロレスファンにとっての「初詣」1.4東京ドームの楽しみ方をレクチャーおぅッ!!お前ぇらぁーッ!!何してヤがんだぁーッ!!いよいよ「WRESTLE KINGODOM 12 in TOKYO DOME」(以下、通称の「1.4東京ドーム」)まで1カ月を切った。今回は1.4東京ドームを初めて観にいく人向けに、俺様なりの楽しみ方をレクチャーするぜ。最初に押さえておいてほしいのが、プロレスと他の競技との違いだ。プロレスは「相手の技を受ける」んだな。ぶつかり合うのを前提としたスポーツなんだ。でも、あえてよけることもある。基本的にはぶち当たっていく。でも、すかすこともある。選手同士の「読み合い」があるんだ。その予想や予想の違いを目の当たりにしてみると面白いと思うぜ。ただ、やっぱり、初めて観るならシンプルに、体のデカい人間がぶつかり合うのを生で観てほしい。光る汗が飛び散る様子とか、打ち合う音とか、テレビの画面だけじゃ伝わらないものを、現場で自分の目で観て、心がどう動くのか、楽しんでほしいね。1.4東京ドームはその名の通り、東京ドームで行われる。新日本プロレスにとって、年間で一番規模が大きな試合だよ。会場の大きさもハンパない。俺たちプロレスラーは、ドームの中央に設置したリングに立つ。客席との距離は他の会場と比べると、かなり遠い。ただ、一番上の席に座っている人にも伝わるプロレスを、俺は心がけている。大きなモニターでも観えるけどね。当日は音楽ライブやフェスに行っているような感覚で、大声出してストレスを発散してほしい。広い会場で、応援している選手に大きな声援を送って。かなりスッキリするし、戦う選手たちから元気をもらえること間違いなしだ。新年からの仕事も気分よくスタートを切れるはず!絶対に観にこいよなッ!■真壁刀義さんがおすすめする、12月の手土産さて、DRESSから「12月の手土産にぴったりなスイーツを紹介してくれ」って頼まれたからよ、お前ぇらに俺様渾身のウィンター・スイーツをお見舞いしてやるッ!!ノワ・ドゥ・ブール「焼きたてフィナンシェ ヘーゼルナッツキャラメル」今回紹介するのは、ノワ・ドゥ・ブールの「焼きたてフィナンシェ ヘーゼルナッツキャラメル」だ。ある日の仕事帰り、スイーツ探訪をしていて、出会っちまった。この店の焼きたてフィナンシェは何種類かあるんだ。でも、俺はそのなかで、ヘーゼルナッツキャラメルが1位だな。なんでかって?このナッツ感がすごくいいんだ。ごろごろしたナッツが丸ごと入っているから、噛めば噛むほど味わいが出るわけよ。リズムを刻む感じもある。ナッツの食感と中のほどよいやわらかさの対比が絶妙にしても、こんなにナッツが散りばめられてると、こっちまで楽しくなるよな(笑)。この噛みごたえがたまんない。おっ、やるじゃねぇか、って思うよ。プレーンなものより、カリッとした食感があるほうが、確かな存在感があって俺好みだ。表は硬くて、中はやわらかい、っていう風に、ひとつで2種類の食感を楽しめるのもいいよな。もっと詳しく言うと、外見はサクサクした感じなんだけど、中がエアー系というか、ほどよくやわらかいんだ。単純に硬い、やわらかい、っていうんじゃなく、きめ細やかに考えられて、作られてるんだと思うよ。ぬれ煎餅みたい、というのが近いかもな。仕事をする上で忘れてはならない「きめ細やかさ」「きめ細やか」って話で思い出すのは、昔、蝶野正洋さんから受けた指導。若いときはよく、「練習でもきめ細かくやれ」と先輩たちから言われてきた。例えば、首を鍛えるトレーニングに「首押し」がある。ひとりは仰向けに寝転がって、ひとりは相手の頭の側に座って、相手の頭を押さえ込む。寝ている側は首の力を使って、首から頭を上に上げる。頭を押し込む側は、もちろん相手の首の力や鍛え具合に合った押し方をしないといけない。じゃないと、相手の首にダメージがかかるからだ。ただ闇雲に強く押せばいい、ってわけじゃないんだな。この首押しのトレーニングをしているときに、若手時代の俺は、蝶野さんから注意を受けたことがある。「ガムシャラに行くだけでは試合には勝てない。相手に合わせてやらないとダメだ」と。何でもきめ細やかにやる、というのは蝶野さんから学んだね。当時からずっと俺の頭にある。どんな仕事においても大事なことだと思うよ。■商品情報ノワ・ドゥ・ブール「焼きたてフィナンシェ ヘーゼルナッツキャラメル」アーモンドプードルとバターで作る、中はしっとり、外はカリッとした食感が美味しいフィナンシェ。一つひとつ丁寧に焼き上げている。303円(税込)。「ヘーゼルナッツキャラメル」は12月26日までの期間限定。真壁 刀義(まかべ とうぎ)1972年9月29日生まれ。神奈川県相模原市出身。新日本プロレス所属。181cm、110kg。96年2月に新日本プロレスの入門テストで合格。97年2月15日にデビュー。IWGPヘビー級王座、IWGP ヘビー級タッグ王座など多数のタイトルを獲得。「スイーツ真壁」としてお茶の間にも幅広く知られている。■真壁刀義さんが所属する新日本プロレスの大会情報「WRESTLE KINGDOM 12 in TOKYO DOME」日時:2018年1月4日(木)15:30開場 17:00開始会場:東京・東京ドーム構成/池田園子写真/タカハシアキラ
2017年12月07日