2020年6月15日 06:00
1日2〜3個の卵が認知症予防になるワケ、71歳医師が解説
この成分は老廃物を取り除く免疫細胞を活性化するそうです。ノンアルコールビールでもOK。ただし、飲みすぎには注意してください」
〈おすすめ〉おつまみは「ピーカンナッツ」
「ピーカンナッツには、抗酸化力の高い脂質が多く含まれています。だいたい5粒ぐらいが適量です。ほかにも、殻つきのピーナッツだったら20粒ぐらい。その場合、殻を割って茶色の薄皮はむかずそのまま食べると、ポリフェノールも一緒にとれます」
【食習慣4】チョコレートは高カカオのものを
「チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには、活性酸素を除去し、老化や慢性炎症を防ぐ効果があります。できれば、カカオ含有率が70%以上のチョコを1日25g。おやつとして食べていただくと、リラックス効果も得られ、認知症予防には間違いなくいい。
僕はいつも、ブラックコーヒーと一緒につまんでいます」
鎌田さんの人生観は、PPH(ピンピンひらり)だそう。
「死ぬギリギリまで“ピンピン”していたい。そして、みんなに『サンキュー、グッバイ』がちゃんと言えて、“ひらり”といけたらいいなと思っています。85歳まで生きるとしたら、85歳まで、冬はスキー、月に1度はレストランに行って好きなものを食べる……みなさんもぜひ、食事や運動といった生活習慣を見直して、ピンピンひらりの生活を楽しく過ごしていただきたいですね」
「女性自身」2020年6月9日号 掲載
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