「トマト×アスパラ」で紫外線疲れ、「ツナ×にら」で冷房病……酷暑で蓄積した「夏ダメージ」は食べ合わせで解消
家の中に“台所薬局”を導入し、日ごろからうまい・安い・早い・“健康”の観点で食事を選択する。それを、10年、20年と日常的に積み重ね、結果、健康寿命を延ばし、自分自身も周りの大切な人たちも元気に楽しく過ごしていこうというのが目的です」
では、日ごろ心がけるべきことはどんなことなのか。
「朝、起きて1時間以内に食事を取ることができるコンディションに体調をもっていくことです。夜10時以降に食べないとか、糖質を夜多く取らないとか、睡眠の質を下げないとか。胃腸の状態が悪ければ、朝食べる気にならない。改善しないと害になる可能性も。それを食べ物で改善していくんです」
■《うまい、安い、早い》にプラスα《健康にいいもの》
そのときの体調や気候に合わせて自分に適した食材を選び、組み合わせ、食事する。
さっそく大久保さんに、夏の「なんとなく不調」の症状別におすすめの食べ合わせを教えてもらった。
【紫外線疲れ】トマト×アスパラガス
効果:トマト=グルタミン酸の含有量が野菜ではトップクラス。疲労回復に役立つクエン酸、抗酸化作用の高いリコピンも豊富/アスパラガス=疲労回復に役立つアスパラギン酸や、抗酸化作用のあるβカロテン、ビタミンC、Eも豊富
おすすめの食べ方「アスパラ豚丼」