現役医師が教える、眠れない時の過ごし方5選 -「羊を数える」に効果はあるのか?
おすすめ1.筋弛緩方法
正式には、漸進的筋弛緩法と言います。この方法は筋肉をわざと緊張させてから一気に弛緩させる方法です。この方法を肩から順に足先まで行うことによって血流を良くし、効率よく筋肉をリラックスさせてくれるので自然な睡眠が望めます。
<やり方>
順番は、肩→腕・手先→胸・腹筋→背中・お尻→太もも→膝から下→足先というふうに徐々に下に下るようにしていってください。また、自分のやりやすいように順番は変えていっても大丈夫です。
1.肩にぎゅっと力を入れます(イメージがつかめない方は、バケツを肩の高さまで持ち上げる感じです)
2.そのまま8秒数えます
3.力を抜き、10秒ほどお休みします
4.次に腕と手に力を入れます
5.1~3を行っていきます
6.最後につま先まで行ったら終わりです。
おすすめ2.睡眠環境を整える
寝るためには、脳と体をリラックスさせることから始めなくてはいけません。そこで、以下のことを行ってください。
•ネットやメールなど寝る1時間前に終わらせる
•部屋はできるだけ暗くする
•頭を冷やすようにする(足先が温まります)
•心配や悩みは考えない
•寝具など自分の好みに合った素材にする
これらは、意外に眠れない方にとっては重要です。