職場の女性上司は、生理休暇の取得に積極的。朝、急に生理休暇の連絡メールを入れても、迷惑がるどころか、私の体を気づかう返信をくれます。動けなくなるほどのひどい生理痛を抱える私には、この温かい言葉にとても救われました。 勤務先は生理休暇を推奨するありがたい職場ありがたいことに、私の職場は生理に対してとても理解のある環境です。私はひどい生理痛持ちで、最悪のときは、動けないどころか起き上がることすらままなりません。こんなとき、会社を休みたくても休めない環境の職場がまだ多いかと思いますが、私のところはまったく逆。生理休暇を推奨するのです。上司が女性というのも、生理休暇の取得を味方してくれたと思います。私が仕事で所属しているグループのリーダーが女性で、その上の上司となる課長も女性。リーダーには、とくに助けられました。 女性上司には体を気づかう言葉もかけられて…リーダーとは異動してすぐの面接時、業務内容以外でも心配事はないか聞いてくれたので、生理痛がひどいことを伝えたことがあるのです。そのときリーダーは、「あなたの体のために、生理休暇はしっかりとっていいんだよ。毎月2日は取得していいんだから。むしろしっかり休みなさい」と言ってくれたのです。会社に生理休暇の制度があることは知っていましたが、「生理休暇ってなかなか取りづらいよな……」と思っていたので、リーダーの言葉を聞いてすごくホッとしたことを覚えています。また、リーダーは自身が子宮系の病気を経験したこともあり、「つらさがわかるよ。無理しないできちんと休んで」とも言ってくれました。 妊娠判明時はいち早くテレワーク勤務に変更突然生理がきて、仕事を休む連絡メールを入れたときも、「了解しました。仕事のことは何とかしておくから、ゆっくり休んでね」。職場に復帰後、迷惑をかけたことを詫びても「今日はもう大丈夫なの? 無理しないでね」と、温かい言葉をかけてもらいました。生理休暇を取ることに嫌な顔をされたことなど、一度もされた記憶がありません。 コロナ禍のなかで私の妊娠を上司2人に報告したときも、「コロナが心配だから」と、部長やそのまた上の上司に掛け合って、私だけすぐにテレワーク中心の勤務に変更。打ち合わせや会議で週1~2度出社するときも、満員電車に乗らなくていいよう時差出勤を可能にしてくれましたし、つわりがひどかったので生理休暇同様、つわり休暇も取得させてくれました。細やかな配慮が受けられたのも、遠慮なく生理休暇がとれたのも、上司が女性だったおかげ。それは間違いありませんが、この要素に加え、職場全体がお互い思いやる雰囲気があったと思います。こんな環境、まだまだ少数でしょうから、私はすごく恵まれていると思いますし、周りには感謝しかありません。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------文/ふぅーさん
2021年07月22日私は生理痛が重く、年に数回、耐えられないほどの痛みに襲われることもありました。そんなときに、夫がしてくれてとてもうれしかったことがありました。この人と結婚して本当によかったと思えたエピソードです。 夫は元々生理については理解のあるほうでした。ですが、この出来事があってからは私の生理痛のつらさを本当の意味で理解し、体調面を常に気づかってくれています。生理は毎月あるものなので、理解して支えてくれるパートナーがいることは心強いなと思いました。出産後の今も育児に協力してくれますし、この人と結婚して本当によかったと思っています。ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO原案/マユミン作画/今井美保 イラスト制作者:イラストレーター 今井美保漫画家/イラストレーター。女性誌からネットニュースまで、猫からかわいい系妖怪まで幅広く手掛けてます。フリーの漫画サイト「おくらのあな」運営。
2021年07月21日母の代わりに祖母と暮らしていた私。あるとき漏らした祖母の言葉をきっかけに、性について、生理について祖母に聞くことがタブーになりました。生理の知識を何も得ないまま成長したことで、中学生のとき大恥をかいてしまったのです。 性教育がタブー視されていたわが家幼いころから母親がいない環境のなかで育ってきた私。そのため、母親に代わってずっと私の世話をしてくれたのが、一緒に暮らしていた祖母でした。そんな祖母との生活で困ったことがあります。小学3年生のとき、体の変化について気になった私は、図書館で関連書籍を借りて持ち帰ったことがありました。その本を見た祖母は、私に向かってはっきり、こう言ったのです。「そんなイヤらしい本を読んで」。 生理について大人に聞けないまま成長祖母がどんな意図をもって言ったのかはわかりません。でも、この言葉を聞いた私は、「家で性に関する話題を出すことはタブーなんだ……」と感じてしまい、このとき以降、性について聞くことができなくなりました。そのころ、家にナプキンやおりものシートなどなく、トイレのゴミ箱なんて存在していませんでした。本当は生理について聞きたい思いはあったのですが、そのきっかけがつかめないまま成長。だから、おりものの存在も知らず、当然、ナプキンとおりものシートの違いも知らずに大きくなりました。中学生になると、ますます困ったことになりました。生理がきて体に変化があらわれた友だちが増え、会話の内容も性にまつわることが多くなったのです。まだ体の変化がなかった私は、生理の話題にまったくついていけません。誰かに聞くこともできず、みんなの話に合わせて相づちを打つのみです。 知ったかぶりで結局恥をかくことに…ただ、知っているふりを続けることに限界を感じていた私は、勇気を出して聞くことを決心。私の周りにはおませな友だちが多かったので、絶対に言いふらさないと確信できる友だちに、ようやくコソッと聞きました。それでも結局、いつものように知ったかぶりをしていたら、ナプキンとおりものシートの違いを知らなかったことがバレてしまい、恥ずかしい思いをしましたが……。 当時の私は、ただ体の変化や命について知りたかっただけ。今のようなネット社会ではなかったので、知りたいことを得るには友だちか大人を頼るしかありませんでした。ましてや性教育というデリケートな内容。正しい知識があれば、こんなに困ることも悩むこともなかったと思うと、タブーにしないで教えてもらいたかったです。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------文/もーりー2児ママさん
2021年07月21日私は25歳のころ、男性が多い職場で働いていました。仕事にも慣れ、平凡な毎日を過ごしていたとき、ほんの少しの油断からその事件は起きました。今回は職場でやってしまった生理の赤っ恥体験をお話しします。 ナプキンを取りにロッカーへその日は生理2日目でした。職場のトイレは性別関係なく誰でも使うことができる個室タイプ。そのためナプキンを置いておくことはできず、ナプキンを替えるためには一度ロッカーまで取りに行く必要がありました。 職場の個人ロッカーとトイレは離れているうえ、必要だったのは特に多い日用の大きいナプキンだったので、制服のポケットに入りません。そのため、私はいつもスカートの後ろのゴムにナプキンを挟んで、ベストとカーディガンでナプキンを隠してトイレに行っていました。 鏡に映る自分の姿に驚愕トイレに向かう途中、同僚男性に話しかけられ事務所に寄ることになりました。事務所の中には、複数人の男性社員。同僚男性と10分程度仕事の話をしたあと、トイレに向かいました。途中で何気なく廊下に設置されている全身鏡を見て、血の気が引きました。ベストとカーディガンで隠していたつもりのナプキンが、丸見えだったからです! うっかりベストの外側にナプキンを挟んでいたうえ、その日に着ていたのがショート丈の薄手のカーディガンだったので、動いているうちにまくれてしまったのでしょう。大きなナプキンの存在感が増していました。 男性が多い職場では油断禁物おそらくスカートに挟んでいたナプキンは、事務所にいた複数人の男性社員に気づかれていたと思います。自分の席で同僚男性と話していたわけではなく、資料を確認するために事務所の中を歩き回っていたからです。 腰に大きなナプキンを挟んだ状態にも関わらず……ですが、誰も私にナプキンが丸見え状態であることを教えられなかったのでしょう。トイレから戻ったあとは何食わぬ顔で席について仕事を始めましたが、恥ずかしさでドキドキが止まりませんでした。 この事件をきっかけに、生理中にトイレに行くときはナプキンが見えていないか念入りに確認するようになりました。恥ずかしいからという理由だけではなく、周りの人にも気まずい思いをさせてしまうからです。これからもナプキンを持ち歩くときは、見えたり落ちたりしないよう細心の注意をはらっていきたいと思います。 監修/助産師REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:春川ちやこ
2021年07月20日私は20歳くらいのころから生理不順と生理痛を軽減するため、ずっと低用量ピルを服用しています。現在、3児の母ですが、妊娠・出産後も生理再開のたびに産婦人科に行き、低用量ピルである「トリキュラー錠28」を出してもらっていました。ただ、第2子出産後に低用量ピルをもらいに行くと、なぜか別の種類のピルを出されてしまったのです……。 ピルの変更をすすめられて…第2子出産後、生理が再開したので、低用量ピルの処方も再開してもらおうと思い、産婦人科を受診しました。すると医師から、「血栓症のリスクが低い」「トリキュラーより安い」などの理由から、今まで飲んでいた「トリキュラー錠28」ではなく「ルナベル配合錠ULD」というものをすすめられました。 私自身、「トリキュラー錠28」は最初に試して副作用がなかったからそのまま続けていただけで、それほどこだわりがあったわけではありません。なので、医師のすすめ通り「ルナベル配合錠ULD」に切り替えることにしました。 飲み始めても生理が止まらない!ちょうど生理中だったのでその日からもらった薬を飲み始めたのですが、次の日もその次の日も経血が出続けていました。「トリキュラー錠28」を飲み始めたときは翌々日にはほぼ出血はありませんでしたし、ピルを飲み始める前の生理でも5日程度で終わっていたのに、1週間経っても生理がおさまらないのです。 さすがにおかしいと思い、産婦人科に電話をしましたが「出血量が増えていかないなら様子を見ていい」との返事。結局、うっすら下着を汚す程度の出血が2週間以上続きました。 低用量ピルではなく超低用量ピルだった長引く生理に不安が募り、自分で調べた結果、「ルナベル配合錠ULD」が今までの低用量ピルとは異なる「超低用量ピル」と呼ばれるものであることを知りました。超低用量ピルは生理不順や生理痛の改善に使われるもので、避妊目的には適さないようです。 当時の私は子どもを望んでいないわけではありませんでしたが、実家が遠いことなどもあり、ある程度上の子と下の子の年齢をあけたいと思っていました。そのため、私は避妊効果のある「トリキュラー錠28」に戻そうと決心しました。 確認不足だったかも…「ルナベル配合錠ULD」の避妊効果について、医師から説明がなかったことに不信感を募らせた私は、産婦人科を変えることにしました。そのあと行った病院では、無事「トリキュラー錠28」を出してもらい、生理がずるずる続くことはなくなりました。 ただ、今思い返してみれば、私は生理痛と生理不順を軽減するために低用量ピルを服用していたので、医師としては副作用の少ない超低用量ピルをすすめたのだろうと思います。また、私自身「避妊効果はありますか?」とはっきり医師に聞いたわけではなかったので、確認不足も否めません。「ピル=避妊効果がある」と思い込んでいたので、処方時にもらった薬の説明書もよく確認していなかったのです。 このことがきっかけで、低用量ピルの種類にはいろいろな種類があり、私が知らないものもたくさんあると知りました。今後また違う薬をすすめられたときは、不明点は医師に確認したり、薬の説明書はよく読むようにするなどして、慎重に検討しようと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:岩崎はるか
2021年07月19日経血量が少なく、生理周期も長めの私。平均して40日周期、長いときは60日周期だったこともあります。若いころは「ラクできてラッキー!」と思っていたのですが、妊活が現実味を帯びてくると、この生理不順に苦しめられました。 周期が長く、量も少ない私の生理事情私は、小学校高学年で生理が始まりました。このとき以降、私の生理周期は乱れたものになり、平均して40日、長いときは60日、間が空くことも。また、始まったとしても量が少なく、初日こそ量は多いものの、その後はナプキンを交換する必要を感じられないほど少量、というパターンがほとんどでした。若かった私は、こんな自分の生理の様子を、疑問視することもなければ不安がることもなく、むしろ「生理の回数や量が少なくてラッキー!」と思っていたのです。 29歳で妊活。でも必要だったのは不妊症の治療それから29歳で結婚し、間もなく妊活を始めます。が、思い出したのです。私が多嚢胞性卵巣症候群だったことを……。実は20代のころ、生理不順を改善しようと婦人科を受診したことがありました。このとき判明したのが多嚢胞性卵巣症候群。不妊につながる場合が多く、子どもを望んだときにすぐ妊娠できないことがあるので「治療することもできますよ」と医師にすすめられたのですが、当時、その予定がなかった私は「まだ先の話になりそうだな……」と思って治療を断ってしまったのです。そのため私は、不妊治療から始めなければなりませんでした。不妊治療はつらかったです。タイミング法、人工授精、体外受精とおこなったのですが、人工授精から体外受精のステップアップに現実味がなかったり、30歳目前で焦る気持ちが大きくなったり。なにより「治療をすればすぐに妊娠」と思っていただけに、なかなか妊娠しないことに精神的ダメージを受けました。 「あのとき断らなければ…」と治療の遅れを後悔それでも治療開始から2年。30歳で始めた人工授精がようやく実を結び、31歳のときに妊娠。無事、娘を授かることができました。 病名がわかって治療をすすめられたとき、「先の話だから」と簡単に断ってしまったことを後悔しています。妊娠を望まない時期であれば、低用量ピルを服用して治療する方法があることも病気をきっかけに知りました。「妊娠を希望したときではなく、もっと早くから治療を開始していれば」「早期治療で生活習慣を整えていれば」これほど苦しまずに妊娠できたかも……と思わずにはいられません。つらい不妊治療を経験したのも、根本をたどれば生理不順。ひどい生理痛や経血量が多い場合だけでなく、量が少ない、周期が長いといった症状でも婦人科を受診しておいたほうがいいよ、と若いころの自分に伝えたいです。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------文/赤井 華さん
2021年07月19日私の生理なんとなく人より多いかも?人より期間が短いかも? なんて思っていても、生理の量や期間って人と比べないから、何が正解かわかりにくいですよね? 実は放っておくと病気が潜んでいることも。そこで、今回は生理で受診した方がいい目安を生理マニア・産婦人科医 駒形依子先生に教えてもらいました! あなたの生理は大丈夫?ぜひご覧ください! 量と期間がポイント! 依子先生があげたのは8つのポイント。「私の生理少なすぎて大丈夫?」と心配する人が多いようですが、実は「標準的な量はみんなが思っているより少ない」のだとか。そして、経血量だけではなく、期間も重要なポイントなのだそう。量が多すぎても少なすぎても、期間が長すぎても短すぎても病気が隠れている可能性があるというから、しっかりチェックしてみてくださいね。 「妊娠のために用意されていた子宮内膜が、使用されなかったために外に排出されるもの」なのだそう。つまりは内膜が剥がれ出ているんですね。そして「内膜が剥がれる時に出血した血液も一緒に出てくる」のです。つまり生理の時って子宮内が傷ついている状態ということなのだそう。 考えられる主な病気は…? 経血量が多くて考えられる病気と子宮内膜症、子宮筋腫などが多いそうです。これらの病名は耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?先にも述べましたが、私たちが思っている以上に標準的な経血量は少ないと言います。つまり、経血量が多いに当てはまる人は多いかもしれません。一方、経血量が少ない場合は、子宮頸がん、子宮体がんなどの可能性もあるというから要注意だそうです。 さらに動画内では、質問が多い子宮内膜症と子宮筋腫について依子先生が詳しく説明していますので、きちんとした知識を身につけておくと安心ですね。 いかがでしたか?今回は心配な生理のチェック項目を教えてもらいました。毎月なんとなくやり過ごしてしまっているという方も、一度しっかり量や期間を調べてみると良さそうですね。症状の出ない隠れた病気もあるので、年に一度は婦人科を受診してくださいね。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』。
2021年07月17日経血量が多く、生理がくるたび漏れてないかなとヒヤヒヤしていた私。産後に再開した生理はこれまで以上の経血量で、ただでさえ寝不足の身に追い打ちをかけるのです。そんな私が、子どものお世話中にあることを思いつきました。 10代のころから経血量の多さに悩まされてきた私は経血量が多いタイプ。中高生のころから生理がくるたびに、「ショーツから漏れてないかな……」と、ヒヤヒヤしていた記憶があります。念のためと、日中でも夜用ナプキンをつけて漏れ対策をするのですが、座り姿勢から立ち上がるときに経血がドバっと出て漏れてしまいがちで……。だから生理中は、電車に乗っても座らないように心がけていました。 産後の生理再開で以前より量が多くなったそんな私が、31歳になって念願の第一子を出産。妊娠中から産後にかけての約1年は生理がありません。このときばかりは経血漏れの不安や煩わしさから解放され、つかの間ではありましたが、平和な日々を送ることができました。ところが、産後の生理が再開すると、経血量が産前よりはるかに増えているのです! その量は、日中でもつける夜用ナプキンがパンパンになるほど! ただでさえ寝不足の日々なのに、経血漏れが心配でますます不眠状態。本来なら体を休めるべき昼寝も、休まらずにただの不快な時間となってしまいました。そんなとき、私は突然、あることをひらめきます。「そうか! 私も赤ちゃんみたいにおむつをはけばいいんだ!」毎日、何度となく子どものおむつを替えていた私は、たくさん吸収するおむつを目の当たりにして、そのすごさを実感していました。これを生理にも応用できるような気がしたのです。早速スーパーに行くと、介護用しかないと思っていたおむつのなかに、ショーツ型のナプキンを発見! 迷わず購入しました。 ショーツ型ナプキンで経血漏れの不安が解消!実際にはいてみると思ったよりスッキリはけて、デニムを重ねてもお尻まわりが全然もたつかず、普通のショーツをはいた感覚でいられることにビックリ! 吸水力もナプキンより断然あり、吸ってもすぐサラサラになって、まるでナプキンを交換したように何度も吸ってくれました。 おそらく、ショーツ型ナプキンをはくことに抵抗のある人は多いと思うことでしょう。以前、私も友人にすすめたことがあるのですが、「おむつをはくみたいで……」と難色を示していました。でも、実際に使ったら安心感を得られて賛同するはず。特に子育ては、子どもをあやしたり家事をしたりと、立ったりしゃがんだりの繰り返し。そのたびに「漏れたかも……」と不安がらずにいられるだけでも、だいぶ心が軽くなります。睡眠中に寝返りを打っても漏れる気配なし。こんな素晴らしい商品があったと知っていたなら、もっと前から使いたかったです! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------文/A・Hさん
2021年07月17日毎月のように付き合っている生理ですが、「生理の量や期間」の正解って知っていますか?実は皆さんが想像しているよりすごく少ない量なのです。多いと病気の可能性もあるから要注意です。自分の生理が正常なのかどうか知らない人がほとんどかもしれません。そんな女性のために、今回は生理が起こるメカニズムと生理の正解について生理マニア・産婦人科医駒形依子先生に教えてもらいました!ぜひご覧ください! 実は経血って血じゃない!? 生理が起こる理由ってわかる人も多いかもしれませんが、経血って実は血だけじゃないって知っていましたか? じゃあ一体何が出ているのでしょうか? 「妊娠のために用意されていた子宮内膜が、使用されなかったために外に排出されるもの」なのだそう。つまりは内膜が剥がれ出ているんですね。そして「内膜が剥がれる時に出血した血液も一緒に出てくる」のです。つまり生理の時って子宮内が傷ついている状態ということなのだそう。 生理の標準量って実はこんなに少ない 生理の量や周期も気になるところですが、実は「私たちが思っているよりすごく少ない量」だと依子先生は言います。先生のお話を聞いてあまりに少なくて驚いた人もいるのではないでしょうか。多い人はもしかしたら病気が隠れているかもしれません。心配な人は一度病院を受診すると良さそうです。 今回は生理のメカニズムや標準的な生理についてお伝えしました。生理を正しく知ることは自分を知ることでもあります。まずは「今月はどうかな?」と自分の生理を意識してみることから始めてみましょう!次回は受診の目安についてお届けします。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』。
2021年07月16日年子の幼児2人と赤ちゃん1人と一緒にお風呂に入ろうとしていたところ、産後初の生理が始まってしまいました。夫は出張のため不在で、タンポンの用意もなく……。大苦戦しながら、3人をお風呂に入れたお話です。 久々に「え、生理!?」子どもたちがまだ赤ちゃんと幼児だったある日、夫は出張のため不在だったので、私ひとりで子ども3人をお風呂に入れる準備をしていました。 お風呂に浅くお湯を張り、上2人を洗い場で体を洗っている間、末っ子はバスチェアで待機、上2人の体を洗って遊び始めたら、それを見ながら末っ子と私が体を洗う、それからみんなで湯船で温まって一気に出て……と、まずは脳内シミュレーション。 途中で「おしっこに行きたい!」とならないよう、上の子たちを順番にトイレに行かせたあと、自分もトイレに入ってびっくり。なんとこのタイミングで産後の生理が再開していたのです! どうやって子どもたちを入浴させよう…突然の生理再開で、生理用品の準備が間に合っておらず……。生理用ナプキンは数枚、あとは産褥パッドがあるだけで、タンポンの買い置きがありませんでした。そのときの経血量は多めで、子どものお風呂には時間がかかるため、タンポンなしに乗りきることは難しそうです。 みんなシャワーだけで済ませることも考えましたが、かえってびしょびしょになるだけで余計に時間がかかりそうに感じた私は、しかたなくナプキンをつけたショーツをはいたまま、子どもたちをお風呂に入れることにしました。 いつもと違う状況に大苦戦!予想通り、上の子ども2人は私がパンツをはいたまま洗い場にいることを不思議がり、「なんで~?」「なんで~?」と大合唱、スムーズに洗わせてくれません。普段より時間がかかるので、待ち疲れした末っ子もぐずりだし、洗い場は大混乱です。 どうにかこうにか2人を洗い、湯船に入れましたが、いつもならおもちゃで遊んでくれるのに「お風呂なのに、ママはパンツはいてていいの~?」と放っておいてくれません。適当に聞き流していると、「よし、明日幼稚園で先生にきいてみよう」なんて言っているのでドキドキしました。 バタバタのなか、なんとかお風呂タイムは終了。子どもたち全員を着替えさせ、寝かしつけたあとは、私もぐったり。後片付けもおっくうになるほどでした。 しばらく休憩したあと、重い腰を上げて散らかり放題のお風呂場や脱衣所を片付けながら簡単にシャワーで自分の入浴は済ませました。改めて、生理の再開に備えてタンポンを買っていなかったことを後悔し、不在だった夫のありがたみをしみじみ感じたのでした。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO著者/oniko
2021年07月16日私が20代のころに経験した、今までで一番恥ずかしかった生理の失敗についてお話しします。自業自得とも言える、この恥ずかしすぎる失敗。10年以上経った今でも、思い出して赤面してしまうほどです。 ズボラすぎる性格が災いして…私はもともとかなりズボラな性格で、生理用ナプキンを取り替えるためだけにトイレに行くことをとても面倒だと感じていました。しかも当時働いていたオフィスは、私以外全員男性。あまり頻繁にトイレに行く人がいなかったこともあり、ギリギリまでナプキンを替えないことが当たり前になっていたのです。そんなある日、「そろそろ限界かな」と思いつつも仕事を続けていた私は、次の瞬間、青ざめました。ドバドバと大量の経血が出てくる感覚に襲われたのです! それはすでに限界を迎えたナプキンが吸収できる経血の量ではなく、私は「やばい!」と慌てて立ち上がり、そのままトイレに駆け込んだのでした。 ほっとしたのも束の間、衝撃の出来事がトイレに入って確認してみると、やはり大量の経血が制服のスカートまで漏れていました……。ただ、幸いにもロッカーに替えのスカートがあったので、どうにか事なきを得ました。 しかし、オフィスに戻った私は、信じられない光景を見て再び青ざめました。そこには尋常ではない量の経血で汚れた、血まみれのクッションがあったのです。しかもそのクッションをのせた私の椅子は、デスクが並ぶ通路のど真ん中にポツンと放置されているではありませんか! トイレへ行くことだけに気を取られていた大量の経血が漏れた瞬間、私はトイレへ行くことばかりに気を取られ、クッションまで汚れているとはまったく考えていませんでした。さらに、ここでも私のズボラな性格が災いし、普段から椅子をデスクの下に収めて席を立つことが習慣になっていなかったせいで、血まみれのクッションを数十分もの間、オフィスの通路に放置してしまったのです。おそらく、ほとんどの男性社員がこの状況に気付いていたと思います……。もちろん誰からも触れられることなく、私はそっと血まみれのクッションをデスクの下に隠して仕事を再開したのでした。そのあとの仕事が手につかなかったのは、言うまでもありません。 それからというもの、当たり前ではありますが生理中は面倒がらず定期的にトイレに行き、ナプキンを取り替えるようになりました。今では衛生的にもよくなかったなと反省しています。そして、クッションをお尻に敷いていたことにより、直接椅子を汚さずに済んだことは、不幸中の幸いだったなと思う今日このごろです。 監修/助産師REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:中西絵美
2021年07月16日これまで何の問題もなく使えていたナプキン。それがある日突然、頼りにできなくなってしまいました。なぜなのか、原因はわかりません。使用するとデリケートゾーンがかゆくなってしまい、掻きむしりたい衝動にかられて傷つけてしまうのです。 突然襲ったデリケートゾーンのかゆみ私は、大学生のあるときから生理中のナプキン使用を避けるようになりました。その理由は、デリケートゾーンのかゆみ……。なぜか急に、ナプキンが肌に合わなくなってしまったのです。 かゆくて掻くことが止められず…あるときの生理中、私は普段通りにナプキンをつけて過ごしていました。すると、突然かゆみが出てきて……。あまりにもかゆくて我慢できず、シャワーの最中に少しだけこすって掻いてみたら、かゆみが治まるどころか、掻けば掻くほどかゆみは増すばかり。掻きむしってしまうまで掻くことを止められませんでした。そんなことをすれば当然、傷つきます。私のデリケートゾーンも赤く腫れあがり、ジンジンヒリヒリ……。当時20歳。婦人科に行ったことがなく、専用の薬があることも知らなかった私はどうしていいかわからず、ただ自然に治ることを待つだけ。数日後、掻きむしったところがかさぶたになり、ショーツにかさぶたがポロポロ落ち始めたころ、「やっと治った……」と安堵しました。 ナプキンをやめてタンポンを使用「もうこんな思いはしたくない!」と強く思った私は、一番仲の良い友だちに相談。彼女から「タンポンにしてみたら?」とアドバイスされて、早速トライしました。私はタンポンを使ったことがなかったので、初めは挿入に戸惑い、うまくいきませんでしたが、慣れてスムーズに挿入できるようになってからは生理期間が快適に! かゆみが出なくなったことはもちろんですが、あのドロッとした経血の感覚もなく、生理中の不快な要素を一切感じなかったのです。これには感動しました。 あのとき襲われた猛烈なかゆみ、お猿さんのように腫れあがったデリケートゾーン、タンポンに切り替えたときの解放感。これらは今でもしっかり覚えています。不意にナプキンが合わなくなったことにはまいりましたが、ひとりで悩まず誰かに相談できたことは、解決の糸口が早期に見つかって幸いでした。 ※タンポンの長時間使用は雑菌の繁殖やトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------文/かおりんごさん
2021年07月16日就職して2年目くらいのときの体験談です。職場にいるときに予定より早く生理がきてしまい、ナプキンを持っていなかった私は、同僚の女性に助けてもらいました。まだ会社の人と馴染めていないときに起こったその経験を通して、私自身が職場で気を付けていることをお伝えします。 職場で生理がきてしまった!これは私が新卒で勤めていた職場での話です。ある日職場で突然生理がきてしまいました。職場で急に生理がきてしまったのはこのときが初めて。休憩時にトイレの中で生理に気付きましたが、いつも規則的に生理がきていた私は、あいにくその日は生理用品を持ってきていませんでした。 職場の近くに生理用品を買えるお店もありません。入社数年の私は周りの部署に気軽に声を掛けられる同僚はおらず、ひとりトイレで焦っていると……。 トイレの洗面所から聞こえる話し声にトイレの個室の中でひとりで焦っている私。すると、トイレの洗面所で話す女性の声が聞こえてきました。 このままひとりでトイレから出たところで、周りに男性もいるなかで「生理用品を貸してください」と他の女性社員に聞いてまわるのも恥ずかしいし、早くナプキンを入手しないと洋服にまで経血がついてしまうかもしれない……。 そう思った私は、勇気を振り絞って洗面所の声の主に話しかけてみることにしたのです。 救いの神!と私の使命その声の主は電話をしていたので、電話が切れたのを見計らって「すみません! 生理用品お持ちでないですか? 助けてください」と声をかけました。相手は「待っててね! すぐ持ってくるから」と、数分後に生理用ナプキンを届けてくれました。 助けてくれたのは隣の部署にいる、年齢が親ほど離れた女性でした。この出来事があってから、私は新入社員の女性が入ると、助けてと言ってもらいやすい関係性をつくるため、普段から世間話をしたりよく声をかけるようにしています。 助けてくれた先輩とは、この事件をきっかけにプライベートな話までできるほど仲良くなりました。そして、普段から職場の女性たちと気軽に話せる関係性が大切だと気付いたのです。それからは、女性の新入社員が入ると積極的に自分から声をかけるようになりました。「助けて」と言ってもらいやすい関係をつくることが、職場での私の使命だと感じています。 監修/助産師REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:三宅ちよこ
2021年07月14日私の初潮は小学4年生のときで、同い年の友だちと比べて早いほうでした。当時、遊んでいるときに起こったのでパニックに……。その場から動けずにいたところ、救世主が現れたのです。 声をかけてくれた2人の女子高生私が小学生のときの話です。友だち2人と遊んでいたのですが、友だちの1人が急に驚いた顔をして、私に小声で教えてくれました。 「おしりが赤くなってるよ」 そのときは自分で確認できずわからなかったのですが、あとでズボンを確認してみると染みが。「女性には生理がくる」という知識はあったのですが、まだ友だち2人も生理がきておらず、どうすればいいのかわからずパニックになりました。 「どうしよう」「家に帰ったほうがいいかな?」と話し合っていると、2人の女子高生が声をかけてくれました。私のズボンが経血で汚れているのが見えて声をかけてくれたそうです。 1人の女子高生は羽織っていたジャージを私の腰に巻き、染みが見えないようにしてくれ、もう1人は「ナプキンって持ってる?」「使い方、知ってる?」とやさしい声でいろいろと聞いてきてくれました。 女子高生が連れて行ってくれたのは…突然話しかけられたことに驚きつつも、私は女子高生から質問されたことに答えました。 当時の私も「生理になったらナプキンをつけなければいけない」ということを知っていましたが、どんなものなのか、どこで購入できるのかは知りませんでした。そのため、当然ナプキンを持っておらず、女子高生にも伝えました。 すると、女子高生は私たちをコンビニへ連れて行ってくれて、ナプキンを買ってくれたのです。そして、かばんから適当な紙を取り出しナプキンの形に折ったあと、簡単に使い方を教えてくれました。そして私は再度コンビニへ入ってトイレを借り、教えてもらった通りにナプキンを着けました。 別れ際に私は女子高生に借りていたジャージを返そうとしましたが、「ズボンが汚れているから、次に会ったときでいいよ」と断られてしまいました。 再び会えた女子高生私は、借りたジャージを腰に巻いたまま家に帰り、出来事を母にすべて話しました。すると母は、私の心配をしつつ、女子高生2人の対応に感激! そして、後日女子高生たちの学校へ返しに行こうということになりました。 当初私は女子高生2人の学校がわかりませんでしたが、ジャージに書かれていた校章を元に母が高校を特定し、数日後高校へ母と行きました。また、ジャージに名前が書かれていたため、2人を呼び出してもらい私は母と共にお礼を言うことができたのです。 対応してくれた女子高生2人は、二度目に会ったときも「あのあと、家に帰れた?」「体調は大丈夫だった?」とやさしく言ってくれて、とてもうれしかったです。 当時の私は、ナプキンの付け方を教えてくれたとき「なんでトイレでナプキンを使って教えてくれないんだろう」と思っていました。しかし、今考えると、同性とは言え、一緒にトイレに入ることも問題があるし、外でナプキンを広げるわけにもいかず、女子高生なりに考えた対応だったのでしょう。女子高生の2人の臨機応変な行動を今はすごいと思いますし、とてもありがたいものでした。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!監修/助産師REIKO著者/佐藤里桜
2021年07月13日行きつけのコンビニエンスストアにいる、明るくて親しみやすいスタッフの「クラハシさん(仮名)」。とても素敵な店員さんなのですが、生理用品の購入時だけはお会計をお願いしたくないなと思ってしまう私。あるコンビニ店員さんと生理用品にまつわる、ちょっぴり恥ずかしかった体験をお話しします。 ほぼ毎日通うコンビニの店員「クラハシさん」約1年前に今のマンションへ引っ越してきて以来、私は自宅から徒歩3分の距離にあるコンビニに毎日のように通っています。基本的に自炊をしないため、私にとってコンビニは、もはや「生命線」と言っても過言ではありません。 そのため、気付けばいつの間にか、店員さんたちともすっかり顔なじみに。そのなかでもひと際よく話しかけてくれるのが「クラハシさん」という60歳くらいの女性店員さんです。 とても素敵な人だけど…クラハシさんは、ひと言でいうと「超パワフルなおばちゃん店員さん」です。金髪くらい明るいパーマヘアと、丸メガネがトレードマーク。レジにいくと「あら、今日もべっぴんさんね。なにかいいことあったの?」「“たい焼き”もいかが? これはね、冷やしてもレンジで温めてもおいしいのよ!」など、いつも何かしら話しかけてくれます。 とても愛想の良いクラハシさんですが、私は個人的に1つ困っていることが。というのも、クラハシさんは生理用品を購入すると、毎回大きな声で「ナプキン、紙袋に入れる?」と確認してくれるのです。 「お弁当、温めますか?」のテンションで!?クラハシさんと出会うまで、基本的に生理用品は黙って紙袋に入れてくれるものだと思っていました。しかし彼女は「お弁当、温めますか?」と同じテンションで「ナプキン、見えないように、紙袋に入れときましょうか?」と聞いてくれるのです。 周囲には男性スタッフもいますし、もちろん男性のお客さんもたくさんいらっしゃいます。毎回、生理用品を買う瞬間は恥ずかしすぎて「お願いだから、もう少し小声で確認して~」と、心の中で絶叫。しかし、未だにこの思いは、残念ながらクラハシさんには届いていません。 生理は恥ずかしいことではないですし、生理用品を買うことも恥ずかしいことではありません。ただ、周りの人にわざわざ周知することでもないかなと思っているので、そういう意味では恥ずかしい経験を幾度も繰り返すことになりました。その結果、私は生理用品を購入するときに限り、クラハシさんのいないタイミングを見計らって「セルフレジ」を利用するようにしています。 愛想が良くて素敵なクラハシさん。元気をもらえる、大好きな店員さん。ただ、今後も生理グッズの購入時に限り、お会計をお願いすることはないでしょう。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------著者/鮭いくら
2021年07月12日私が高校1年生のとき、彼と地元の花火大会に出かけました。中学のころから憧れのイベントだった、恋人と行く花火大会。新しい浴衣を購入し、Youtubeで観たヘアアレンジをまねして、気合は十分。待ち合わせの時間まで楽しみで仕方ありませんでした。花火大会中に、予定外の生理になるまでは……。そのときに彼が取ってくれた今でも忘れられない神対応エピソードを紹介します。 こんなときに!? お気に入りの浴衣が…前日から楽しみで眠れないほどのデート当日。彼氏と浴衣を着て花火大会に行くことが夢だった私は、屋台でかき氷を食べたり、お面を買ったりとお祭りを存分に楽しんでいました。そして花火がもうすぐ打ち上がる、そんなときに突然生理になってしまったのです。 事前に花火大会とは被らないことを確認していたので、「何で今日!?」とパニックになった私。さらに、浴衣越しにお尻周りが血で冷たくなっていく感覚にもう大パニック! おなかも痛み出し、思わずその場でしゃがみこんでしまいました。 彼が即座に取った行動は…?急に座りこんだ私に彼は驚き、「どうしたの!?」と心配しましたが、おなかの痛さと恥ずかしさで立つことができずどうすることもできませんでした。近くのベンチまで移動し少し落ち着いたところで、急に生理になってしまったこととナプキンを買いに行きたいことを渋々伝えました。すると、彼は「了解!」と。代わりにコンビニへ買いに走ってくれたのです! お姉さんから生理のつらさを知った彼戻ってきた彼はナプキンと、さらに温かいお茶とカイロも買ってきてくれました。彼にはお姉さんがいて、生理でつらい思いをしている姿を見てきたので、生理痛に必要なものが何かわかっていたようでした。楽しみにしていた花火大会を台無しにした情けなさで謝る私に、彼は「女の人が生理でつらいのは姉ちゃん見てて、なんとなくわかるから全然気にしないで。また来年一緒に見に来よう」と笑顔で話してくれました。浴衣は汚れてしまいましたが、幸い、浴衣は暗めの色味でそこまで目立たなかったため、そのまま帰りました。 急な生理で花火は見れず、浴衣は汚れてしまい気分はどん底でしたが、彼の理解あるやさしい対応にとても救われました。また、浴衣で出かける際は突然のハプニングに備えて長時間用のナプキンを準備しておくことも大事だと思いました。少し面倒くさい準備にはなりますが、イベントを100%楽しむためと思い、今後はしっかり対策していきたいと思います。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!監修/助産師REIKO著者:三澤莉子
2021年07月12日現在、第1子を妊娠中のゴマフぱんださん。でも、ここに至るまでには、いろいろなことがあったそう。学生時代からの生理不順、多嚢胞性卵巣症候群の判明……。それらを乗り越えて、妊娠するまでの様子をマンガで公開されています。 今回は第11話「#高温期」をお届け。多嚢胞性卵巣症候群と診断を受け、薬を飲んで1カ月。基礎体温が整うようになって……。 服薬から1か月。初めての高温期がきたものの、なかなか終わらず……。「何だか変」と感じつつも、起きていた症状を考えると「まさか!?」と思い始めたのです。 次回に続きます。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター ゴマフぱんだ大学で出会った夫と4年付き合ったのち、結婚し、現在結婚3年目。学生時代から生理不順で、その後多嚢胞性卵巣症候群が判明。治療しながら妊活をおこない、2021年6月に第1子出産予定のプレママです!
2021年07月10日生理開始日がずれることはほとんどない私。しかし、とても大切な日に、まさかのタイミングで予定外の生理がきてしまい、ものすごく焦った経験があります。 憧れのハワイ挙式、準備は万端数年前の話です。夫と入籍して1年が経とうとしていたころ、私たちは憧れのハワイ挙式に向けて準備を進めていました。せっかく海外に行くのだからと、式の日を含め、海外にいる間は生理がかぶらないようにスケジュールを調整。私はいつも予定どおりに生理がきていたので、「生理予定日を避けたスケジュールなら大丈夫!」とあまり心配していませんでした。 持ち物を何度もチェックして家を出発し、両家の家族と空港で合流。特に大きなトラブルもなく、ハワイに到着しました。 結婚式当日の朝、まさかの事態に!ハワイに到着して2日目、式の当日に事件は起きました。朝からスケジュールが詰まっていたため夫より先に目覚めたのですが、その瞬間「あれ……?」 と。嫌な予感がしてトイレに直行すると、その予感は的中! 真っ白なドレスを着る日に、突然予定外の生理がきてしまったのです。 絶対に生理にならないだろうと思い込んでいた私は、生理用品を何も準備しておらず、 ただ焦るばかり。そんな私の気配を察知してか、夫が目を覚ましました。 夫とスタッフのやさしさに感謝事情を話し、2人で生理用品を購入できる場所を調べたところ、どうやらスーパーやコンビニなどで購入できるようでした。でも、私たちの部屋には、メイクさんやカメラマンさんがあと少しで訪ねてくる予定になっていました。 どうしよう、と焦る私に「そうだ、スタッフさんに頼んでみたらどう?」 と夫。知り合ったばかりの方にこんなお願いをするのは恥ずかしかったのですが、夫がすぐに女性のスタッフさんに連絡をつけてくれました。 間もなくして部屋を訪れたスタッフさんの手には生理用品が。日頃からこういう事態に備えているらしく、快く、そして素早く対応してくださり、感謝しかありませんでした。 夫や周りの人のおかげで生理用品を手に入れ、無事に式を挙げることができました。今考えても、そのときに限って生理がずれてしまった原因はわかりません。前兆もなかったので不思議だったなと思っています。 ただ、「絶対に大丈夫」 と過信せずに、念には念を入れて、最低限の生理用品を準備しておくなど備えておくことが大切だなと感じました。このピンチを経験することで、夫や周りの人のやさしさを知ることができ、感謝できました。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------著者/佐々木
2021年07月10日私は病院の外来看護師として働いています。業務が忙しすぎて、普段からなかなかトイレに行けない状況で仕事をしていますが、生理中もなかなかトイレに行けません。そのため、仕事中に大惨事になってしまったことがあります。 忙しくてトイレに行けぬまま…ある出勤日の朝、生理がきました。よりによってその日は、週のなかでも一番外来患者が多く混雑する曜日。「今日、トイレ行けるかなぁ」と不安になりながらも、多い日用のタンポンと夜用ナプキンを付け、できるだけ漏れないよう対策をして出勤しました。いつもならこれで漏れることはないはず……。 そして予想通り、その日の仕事も超多忙。「トイレに行ってナプキン替えなきゃ」とは思いながらも、仕事がどんどん舞い込んでくるので、トイレに行くタイミングがありませんでした。出勤してから3時間半、一度もナプキンを交換することなく気付けばお昼時になっていました。 椅子から立ち上がるとまさかの大惨事!午前診療も終わり、私は記録のために少しだけ椅子に座って作業をしました。 2、3分くらいで記録は終わり、「よし!トイレに行こう」と椅子から立ち上がりました。その際、私が座っていた椅子にふと目をやると、なんと真っ赤な経血が座面にベッタリとついているではありませんか! びっくりしてズボンの股の部分を確認すると、ズボンも真っ赤に染まっていました。しっかり準備したはずだったのに……。自分の予想より量が多く、派手に経血を漏らしてしまったのです。 幸い誰にも見られずに済んだ?このとき着ていたのは白衣なので、経血の汚れはかなり目立ちます。焦った私は、まずカーディガンを腰に巻いてお尻の部分を隠しました。そして椅子についた経血を素早く拭きとり、トイレと更衣室へ直行! お昼時だったこともあって、何とか誰にも見られることなく着替えまで済ませることができ、ことなきを得ました。 椅子の素材が拭き取りやすいビニールだったのも幸いしました。掃除に手間取ることもなく、たまたま近くに誰もいなかったので、経血を誰にも見られずに済んだのです。もし誰かに見られていたら……、恥ずかしくてたまらず、泣いてしまっていたかもしれません。 こんな失敗があってからは、生理のときにはどんなに仕事が忙しくても、遠慮なくトイレに行くようにしました。同僚にもズボンが汚れていないか確認してもらったりして、失敗を繰り返さないように注意しています。「派手に漏らしてしまうのはもう勘弁!」そう思っています。 ※過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------著者/ゆき
2021年07月09日長いこと、PMS(月経前症候群)と生理痛に苦しめられてきました。症状緩和のため漢方にもトライしたのですが続かずに挫折。でも症状はひどくなる一方……。最終的に頼ったのは、マイナスイメージが先行して一度は服用を拒否した低用量ピルでした。 年々ひどくなる私のPMSと生理痛私はPMSと重い生理痛を抱えています。症状は年齢を重ねるごとにひどくなり、就職してひとり暮らしを始めてからは、生活が乱れたのか、それが顕著に。生理前は、腹痛、腰痛、頭痛、無気力、気分の落ち込みで、仕事を休むこともあり、生理がくると腹痛は激化して、吐き気や鼻血もよく起こしていました。何度か生理で仕事を休んだため、ここで初めて婦人科を受診。幸い病気などは見つからず、医師からは生理痛の対処法として、低用量ピル、もしくは漢方と痛み止めを組み合わせた処方を提案されました。避妊薬としてのイメージだけが先行して低用量ピルの服用に抵抗があった私は、漢方と痛み止めを選択。でも、漢方はとても苦く、生理前が過ぎ、生理痛が治まってしまえば飲み続けるのがつらくて……。結局、漢方は途中で飲むのをやめてしまい、処方された痛み止めだけを服用して毎月過ごしていました。 痛み止めで生理痛は緩和。PMSは改善の兆しなし生理痛の痛みは、処方された痛み止めでなんとか抑えられたのですが、PMSの症状はひどくなる一方。生理が近くなると、体調が悪く気力もわかないうえに仕事でミスすることも多くなり、会話中、突然泣き出してしまうこともありました。数年後、改めて産婦人科を受診したのですが、そこでわかったのは、私が多嚢胞性卵巣症候群だったこと。そして、以前はイメージだけで拒否してしまった低用量ピルが、PMSの症状も緩和できるということでした。本来、多嚢胞性卵巣症候群の治療には排卵誘発剤が処方されるそうなのですが、このときは子どもを授かるより先にPMSを何とかしたいという思いが強くて……。医師のすすめに従って低用量ピルを処方してもらいました。 私には効果てきめんだった低用量ピル実際に低用量ピルを飲み始めてみると、私の体には効果てきめん。体調と気持ちがピタッと一定に落ち着きました。これまでは、ホルモンバランスの変化のせいで、1カ月の間に身も心も急上昇と急降下の繰り返し。強制的に乗せられたジェットコースターのように、自分では体調や気持ちのコントロールができず、できるとも思っていませんでした。それが、自分でコントロールできると感じるのです。 低用量ピルを使用して、ホルモンバランスを整える大切さを痛感しました。これまでずっと生理周期が乱れていたのですが、ピルを飲み続けたことで周期が整い、妊活のためピルの服用をやめた3カ月後には妊娠しました。避妊薬のイメージだけで避けてしまっていた低用量ピルですが、あのとき婦人科で相談して飲んでよかったと思っています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------文/豊田野 かおるさん
2021年07月08日ある生理中の日、生理痛を少し感じつつも、やむを得ず買い物へ出かけた私。しかし、途中で生理痛が悪化して、動けないほどの痛みに襲われてしまい……。ピンチに陥ってしまったのです。 痛みで動けない!声をかけてくれたのは大学生のときのお話です。その日は生理中で、生理痛で腹部に少し痛みを感じていましたが、ナプキンのストックがなかったため、仕方なく買い物へ出掛けました。 目当てのものを購入し帰ろうとすると、生理痛が悪化。動けないほどの痛みに襲われてしまいました。近くに座れそうな場所はないかと見まわしましたが見当たらず、立ったまま痛みをやり過ごすことに。 明らかに様子がおかしい私を、道行く人がちらちら見てはいましたが、ただ通り過ぎていくばかり。そんなときです。 「大丈夫ですか?」 やさしく声をかけてくださったのは、見知らぬ30歳くらいの男性でした。「生理痛がひどくて」と正直に言うのがなんとなく恥ずかしかった私は、とっさに「大丈夫です」と返事。 しかし、男性はきょろきょろと辺りを見渡して「少し歩いた先にベンチがあります。歩けますか?」と教えてくれたのです。私がうなずくと、男性は私の荷物を持ってくれ、ベンチまで案内してくれました。 5分ほどで痛みがひいてきて…それからも、その男性はベンチに座った私のそばにいてくれました。男性は「何か必要なものありますか?」と聞いてくれましたが、これ以上何かしてもらうことが申し訳なく、私は「大丈夫です。ありがとうございます」とだけ返事をしました。そして、ベンチに座って5分経ったころ、痛みがすっと引きました。「今なら歩けそう! 帰るチャンスだ」と思った私は、男性にお礼を言い帰ろうとしました。 しかし、男性は「近くまで送りますよ」と先ほどのように荷物を持ってくれたのです。 帰宅中も「そこに段差があるので、足下、気を付けてください」と言ってくださったり、車道側を歩いてくださったり、至れり尽くせり。 そして、男性は私を送りながら「どうしようか迷いましたが、あまりにも顔色が真っ青だったので、声をかけてしまいました」と話してくれました。男性のやさしい気持ちに、心が温かくなりました。 あえて最後まで送らない心配りしばらく歩いていると「家はどの辺りですか?」と聞かれたので、「そこ信号を渡ったらすぐです」と答えました。すると彼は「では、ここまでにしておきますね」と荷物を返してくれたのです。 家の前まで送ってしまうと、家の場所がバレてしまう。きっと男性は私が「知らない男性に家を知られるのは嫌なのでは?」「もし嫌だったとしても言い出せないのでは?」と考えたのでしょう。わざと家の前までは送らず、途中で荷物を返してくれたのです。 具合の悪い人に声をかけられるだけでなく、こんな配慮もできる男性に私は驚き、とてもうれしくなりました。私は「ありがとうございました」とお礼を言い帰宅しました。 今振り返ると「あのとき、痛みがすぐに引いたのは、あの男性が声をかけてくれて安心できたからかな?」とも感じます。もちろん、あの男性とはあれ以来会っていません。でも、もう一度会えたら、しっかりお礼を言いたいなと思います。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------著者/佐藤里桜
2021年07月07日現在、第1子を妊娠中のゴマフぱんださん。でも、ここに至るまでには、いろいろなことがあったそう。学生時代からの生理不順、多嚢胞性卵巣症候群の判明……。それらを乗り越えて、妊娠するまでの様子をマンガで公開されています。 今回は第10話「#変化」をお届け。多嚢胞性卵巣症候群と診断を受けたのち、医師の言葉に従って、薬を飲んで、様子をみることにしました。すると……。 とても苦い漢方でしたがなんとか頑張って飲んでました!すると、それまでガタガタだった基礎体温が徐々に整ってきました。 基礎体温表で高温期に入ったこともちゃんとわかり、「排卵がきちんとできた!」と思うと、うれしかったです。 次回に続きます。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター ゴマフぱんだ大学で出会った夫と4年付き合ったのち、結婚し、現在結婚3年目。学生時代から生理不順で、その後多嚢胞性卵巣症候群が判明。治療しながら妊活をおこない、2021年6月に第1子出産予定のプレママです!
2021年07月06日11歳、小学生のときにしてしまった生理の失敗談です。まだナプキンを替えるためにトイレに行くこと、そしてがナプキンを持って移動することが恥ずかしくて……。周りの目を気にして、なかなか替えに行くことができずにいました。 このときに、「恥ずかしがってナプキンを替えないでいたら、漏れてしまってもっと大変なことになる」と思い知った私。トイレに行くときにナプキンをサッとポケットに入れるようにしたり、ポケット付きのパンツを買ってもらって朝にナプキンをポケットに入れて行ったりという工夫をして、生理のときはこまめにナプキンを替えるように。また、友だちにも生理のことを話したので、持っていきやすくなりました。 「生理は恥ずかしいものじゃないんだよ」と、あのころの自分に言ってあげたいです。ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO原案/中尾翠杏さん作画/霜月いく イラスト制作者:イラストレーター 霜月いくマンガとイラストを描いてます。
2021年07月05日生理中に嫌なことはたくさんあります。腹痛や体のだるさ、ナプキンによる蒸れなど。私はそのなかでも、Iラインの毛に経血が絡みつくのが嫌で嫌で仕方がありませんでした。 絡みつく経血に長年悩んでいた生理中は、Iラインの毛に経血が絡みつき、長年悩んでいた私。不衛生だし、拭き取るのに時間が掛かることが嫌だとは思っていましたが、特に何をするわけでもなく放置の日々でした。 特に、Iラインの毛に絡みつく経血の塊。実はこのころ、子宮筋腫があったためか、経血に血の塊が混ざっている状態でした。この塊がIラインの毛に絡みつくと、べったりと濡れた感覚がして、ひどく不快なのです。絡みついた塊はトイレットペーパーでさっと拭いただけでは取れません。すべて取るには何回か拭き直す必要があり、生理中、トイレに行くたびに何回も拭き直していました。 私はあまりまめなほうではなく、Iラインの処理を放置してしまうこともしばしば。生理になってから伸びていることに気付き「なぜ忘れてしまったのか……」と後悔することがよくありました。 悩みからの解放!この悩みから私を解放してくれたのがVIO脱毛でした。実は、私がVIO脱毛を始めたのは生理がきっかけではありません。「老後、介護をしてもらうときに不衛生にならないようにしよう」と思ってのことでした。人から聞いた話ですが、VIOから毛がなくなれば、老後、下の処理をしてもらうときに人様の迷惑になることが少ないそうです。 ただ、VIO脱毛に通い始めたことでまず生理中の生活にもよい影響がありました。それは、VIO脱毛に行く前には、毎回自分である程度毛を処理しなければならないということ。定期的に処理しなければならないイベントが発生したことで、私の処理忘れ防止に一役買ってくれ、生理中に「また処理を忘れて、経血の処理が大変!」ということがなくなったのです。 絡みつく経血のべったり感もなくなったVIO脱毛を始めてから私のIラインはいつもすっきりしていました。申し込んだときには、老後の下の世話のことしか考えていなかったのですが、VIO脱毛は現在の私にもとても有益で、生理中の清潔を保つことに効果的でした。 Iラインの毛に血が絡みつくこともなくなり、トイレでIラインを拭き直す時間も格段に減りました。また、時間以上にあのべったりとした感覚がなくなったことがうれしく「もっと早くにVIO脱毛をやっていれば!」と思わずにはいられませんでした。 老後の備えとして始めたVIO脱毛。うれしいことに私の長年の悩みまで、毛と一緒に消し去ってくれました。今後も清潔なVIOをキープしていきたいです。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO著者/水城みかん
2021年07月05日私はもともと経血量が多く、いつも夜用ナプキンをつけていました。高校2年生のとき、ストックしていた夜用ナプキンの在庫を切らしてしまい、昼用ナプキンを使ったことがありました。何とかなるだろうと思っていたのですが、学校で恥ずかしい思いをすることになってしまいました。 ちなみに、この事件のときの男友だちとは今でも仲良くしていて、あのときのやり取りを今では笑い話にしています。 このときの経験から、自分の経血量はしっかり把握しておかないといけないなと思いました。また、生理がいつきても大丈夫なように、持ち歩くカバンには夜用ナプキンのストックを常に入れておくようにして、二度と同じような失敗をしないように気をつけています。ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO原案/高梨椎禾さん作画/霜月いく イラスト制作者:イラストレーター 霜月いくマンガとイラストを描いてます。
2021年07月04日息子たちが小学1年生と3年生になったときに、性教育を始めることにしました。 私自身もきちんとした性の知識が必要だと思い、講座に通い、息子たちに少しずつ「女の子の体」について説明していくことに。そのとき、息子たちにした生理についてのお話と、その後の息子たちについて紹介します。 すると、少し息子たちにも変化がありました。私が生理中、少し痛みがあるときに「お母さん、今生理で、生理痛があるんだよ」と言うと、無理に「遊んでほしい!」と言わなくなったり、「大丈夫?」と声をかけてくれたりするようになったのです。 その後、三男を妊娠したときには、生理と出産についての話や、命が生まれるということ、命が生まれる奇跡についても、一緒に学ぶきっかけに。息子たちには大切なことを伝えられたのではないかなと思っています。 また、性教育は一度すればいいものではなく、繰り返し話していくことが大切だと思っています。そのためにも、わが家では普段から性についてオープンに話をするように。そうすることで、息子たちが成長して性について困ったときに気軽に話してくれるようになるのではないかなと思いますし、性犯罪の防止にも繋がるのではないかと思っています。ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO原案/おかだまゆさん作画/まっふ
2021年07月03日夫と一緒にテレビを見ていたときのこと。珍しく生理に関する特集をしていたのですが、女性にとってはごく当たり前の内容に、夫がずいぶん驚いているようでした。私はテレビよりなによりそんな夫の姿に驚いてしまいました。 夫は生理に理解があると思っていた夫はとても穏やかな性格で、無口だけど思いやりのある人です。いつもやさしいのですが、私が生理中のときは特に気づかってくれて、家事や育児もすべておこなってくれます。 そんな夫の姿が私は本当にうれしくて、「夫は男性のなかでもかなり生理に理解がある人なのだ」とひそかに自慢に思っていました。 生理ってそんなに大変なの?!と驚く夫ある日、何気なくテレビを見ていたときのこと。最近は「生理の貧困」問題が注目されていて、ニュース番組でも生理についての特集をしていました。ちょうどそんな特集の1つを、夫と一緒に見ていたのですが、内容は私たち女性にとってはごく当たり前のことばかり。 しかし夫は違っていたのです。 「生理って平均5~7日も続くの!?」「ナプキンって1日に何度も替えるの!?」ととても驚いている様子。「そりゃそうだよ~。トイレに行くたびにナプキン替えるよ」と言うと「そんなに!? 生理めちゃくちゃ大変じゃん!」と衝撃を受けていました。 夫の知識のなさに驚いた私私はテレビの内容よりも、そんな夫の姿に驚きました。今まで、生理に理解のある男性だと思っていたのに、意外と生理の基礎知識はなかったんだということを初めて知ることになったからです。 でもよく考えると、男兄弟しかおらず義母も早くに亡くなっている夫なので、「生理について知らなくても無理はないか」と思い直した私。夫はこのテレビの特集で、生理は非常に個人差が大きいということなども初めて知ったようで、良い機会になった、知れてよかったと夫自身も言っており、「生理について理解しようとしてくれる人なのだ」ということは実感できました。 たとえ男性に生理の知識がなくても、労わってくれるだけで十分うれしいことではあります。でもやはり正しい知識があるに越したことはないと改めて感じました。うちには娘も息子もいますが、娘だけでなく息子にも、正しい知識を伝えることが大切だなと思いました。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO著者/よっちゃん
2021年07月03日私が高校生のとき、体育の授業中に起きた出来事です。予定日より早く生理がきてしまい、ナプキンを持っていなかった私はある方法で乗り切ろうとしたのですが……。失敗して恥ずかしい思いをしてしまいました。 この一件は私にとって、トラウマのようになりましたが、私の場合、生理が突然始まってしまうこともよくあるので、「常にナプキンは持ち歩かないといけないな」と気づかされました。 それからは、「もうすぐ生理が始まりそうだな」と思ったら、生理が始まる前からナプキンをあてるようにして、生理初日の経血漏れも回避。以来、漏れることもなく安心して生理ライフを送っています。ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO原案/よしだ みうちんさん作画/七味さや イラスト制作者:イラストレーター 七味さや漫画家。連載『離婚サバイバー』『#にわか島暮らし』『どげんね!?ミケちゃん』など。30歳にて離婚後、長崎県の五島列島に移住。ほどよく引きこもりながら漫画を描いています。
2021年07月02日この日私は、久しぶりに夫と夏祭りデートができることになったので、浴衣を新調し、髪型もサロンでとかなり気合いをいれていました。ところが、生理と慣れない浴衣のためか、気分が悪くなってしまい……。落ち込むところが、夫のある行動で思わず笑ってしまったエピソードです。 夏祭りデートに気合十分!共働きの夫とは、なかなか時間が合わず一緒にお出かけすることも滅多になかったのですが、ある夏祭りの日は偶然にも休みが一致。生理と被った日程でしたが、久しぶりにデートをすることになりました。 最近は、夫の前でもいつも部屋着ばかりの私。その日はせっかくのデートだから!と夫に内緒で浴衣を購入し、サロンを予約して着付けとヘアセットもしてもらうことに。ぜいたくかな?とも思いましたが、オーダー通りしっかりと着付けとヘアセット、清楚系メイクも完成し大満足の仕上がりでした。 デート中にトラブル発生!待ち合わせをした駅で浴衣姿を見た夫は、驚いていたもののとても喜んでくれた様子で、頑張ってよかった、と達成感がありました。 ところが、夏祭り会場に向かう道は既に激込み。たくさんの人の流れに加えて、蒸し暑い天気、生理3日目だったこともあってか、私は気分が悪くなってきてしまったのです。 口数が減り、顔色がどんどん悪くなってきた私の様子に気が付いた夫は、「とりあえず休もう」と近くのショッピングモールに連れて行ってくれ、空いていた椅子に座らせてくれました。 思わず笑ってしまった夫の行動「浴衣、かわいいけど、脱いだほうがラクなんじゃない?」 夫にそう言われ、うなずくしかなかった私。夫が手近なお店で洋服を買ってきてくれることになりました。 「どんなのがいいの?」「ゆるめの、Mサイズならなんでもいいよ」「わかった」 夫だけがお店へ向かい、私は残念すぎる気持ちで待っていると、思っていたより早く夫が戻ってきてくれました。 夫の手には知らないお店のショッピングバッグ。急いでくれたんだな、と感謝しつつ、私はトイレで着替えようと近くのトイレへ向かいました。そして、トイレの個室でショッピングバッグを開けてびっくり! 何!? この服! 用意してくれた服は、ゆるゆるでびりびりなTシャツと、ゆるゆるでラメラメのサルエルパンツでした。ロックというか何というか……。こんな主張の強めな服は着たことがなかったのでかなり戸惑いましたが、とりあえずそれに着替えて個室から出たところ、鏡の自分をみて、私は思わず大爆笑! 首から上は清楚系のゆるふわメイクなのに、首から下は個性爆発なロッカー。 ちょっとでも早く、と頑張ってくれた気持ちに感謝しつつも、あえてこの服を選んだ夫のセンスに、笑いをこらえきれなかったいのでした。 せっかく楽しみにして挑んだ夏祭りデートは、思っていたものとは違う結果になってしまいました。でも、夫のやさしさや一生懸命さ、そしてあのコーディネートは何年たっても思い出し笑いをしてしまうような、忘れられない出来事になりました。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO著者/oniko
2021年07月02日私の生理はとにかく周期が不規則。中学生のころから、婦人科に通っても特に問題は見つからなかったのですが、困ることも多く、悩みが尽きませんでした。 不規則な生理周期に悩まされてこれは私が19歳で、飲食店でバイトしていたときの話です。ある生理中のシフトのこと、ふとズボンのお尻付近が濡れているような感覚がしました。その日は生理2日目で経血の量が多い日だったために、このことに気付いた途端「まさか、経血がズボンにまで染みてしまった……?」と頭の中は真っ白に。 仲の良いバイト仲間に恐る恐る聞いてみると、やはり「うん、汚れてるよ」との返事が返ってきたのです。 白いズボンに目立つ血痕…運の悪いことに、働いていたバイト先の制服は白いズボンでした。そのため、お尻についている経血が目立ってしまうので、すぐに予備のズボンに着替えることに。 しかし、制服は借り物であるため、経血は落としてから返さなければなりません。ところがすぐに水洗いはしたものの、べっとりとついてしまった経血はなかなか落ちませんでした。 主婦のパートさんに救われた!私がひとりで白いズボンからなかなか落ちてくれない経血と戦っていると、後ろから主婦のパートの方が「大丈夫?」と声をかけてくれました。私が事情を説明すると、「私に任せて!」とズボンを預かってくれたのです。 主婦の方は水を張ったバケツにズボンとブリーチ剤を入れ、「これで10分くらい置いてから洗い直すといいよ!」と教えてくれました。そして10分後、ズボンを確認すると、どこに経血が付いていたのかわからないくらい真っ白になっていたのです! 生理によるハプニングで困惑しているときに助けてもらえたことは、とても心強かったです。今後もし同じように困っている人ががいたら、私もすぐに助けられるようになりたいなと思います。また、このとき教えてもらった経血をきれいに落とす方法は今でも実践しています! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO著者/橘 純香
2021年07月01日たんこんちは ボロボロゆかい
ぽこちゃんです&どんちゃんです
子育てはフリースタイル