私が高校生のとき、体育の授業中に起きた出来事です。予定日より早く生理がきてしまい、ナプキンを持っていなかった私はある方法で乗り切ろうとしたのですが……。失敗して恥ずかしい思いをしてしまいました。 この一件は私にとって、トラウマのようになりましたが、私の場合、生理が突然始まってしまうこともよくあるので、「常にナプキンは持ち歩かないといけないな」と気づかされました。 それからは、「もうすぐ生理が始まりそうだな」と思ったら、生理が始まる前からナプキンをあてるようにして、生理初日の経血漏れも回避。以来、漏れることもなく安心して生理ライフを送っています。ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO原案/よしだ みうちんさん作画/七味さや イラスト制作者:イラストレーター 七味さや漫画家。連載『離婚サバイバー』『#にわか島暮らし』『どげんね!?ミケちゃん』など。30歳にて離婚後、長崎県の五島列島に移住。ほどよく引きこもりながら漫画を描いています。
2021年07月02日この日私は、久しぶりに夫と夏祭りデートができることになったので、浴衣を新調し、髪型もサロンでとかなり気合いをいれていました。ところが、生理と慣れない浴衣のためか、気分が悪くなってしまい……。落ち込むところが、夫のある行動で思わず笑ってしまったエピソードです。 夏祭りデートに気合十分!共働きの夫とは、なかなか時間が合わず一緒にお出かけすることも滅多になかったのですが、ある夏祭りの日は偶然にも休みが一致。生理と被った日程でしたが、久しぶりにデートをすることになりました。 最近は、夫の前でもいつも部屋着ばかりの私。その日はせっかくのデートだから!と夫に内緒で浴衣を購入し、サロンを予約して着付けとヘアセットもしてもらうことに。ぜいたくかな?とも思いましたが、オーダー通りしっかりと着付けとヘアセット、清楚系メイクも完成し大満足の仕上がりでした。 デート中にトラブル発生!待ち合わせをした駅で浴衣姿を見た夫は、驚いていたもののとても喜んでくれた様子で、頑張ってよかった、と達成感がありました。 ところが、夏祭り会場に向かう道は既に激込み。たくさんの人の流れに加えて、蒸し暑い天気、生理3日目だったこともあってか、私は気分が悪くなってきてしまったのです。 口数が減り、顔色がどんどん悪くなってきた私の様子に気が付いた夫は、「とりあえず休もう」と近くのショッピングモールに連れて行ってくれ、空いていた椅子に座らせてくれました。 思わず笑ってしまった夫の行動「浴衣、かわいいけど、脱いだほうがラクなんじゃない?」 夫にそう言われ、うなずくしかなかった私。夫が手近なお店で洋服を買ってきてくれることになりました。 「どんなのがいいの?」「ゆるめの、Mサイズならなんでもいいよ」「わかった」 夫だけがお店へ向かい、私は残念すぎる気持ちで待っていると、思っていたより早く夫が戻ってきてくれました。 夫の手には知らないお店のショッピングバッグ。急いでくれたんだな、と感謝しつつ、私はトイレで着替えようと近くのトイレへ向かいました。そして、トイレの個室でショッピングバッグを開けてびっくり! 何!? この服! 用意してくれた服は、ゆるゆるでびりびりなTシャツと、ゆるゆるでラメラメのサルエルパンツでした。ロックというか何というか……。こんな主張の強めな服は着たことがなかったのでかなり戸惑いましたが、とりあえずそれに着替えて個室から出たところ、鏡の自分をみて、私は思わず大爆笑! 首から上は清楚系のゆるふわメイクなのに、首から下は個性爆発なロッカー。 ちょっとでも早く、と頑張ってくれた気持ちに感謝しつつも、あえてこの服を選んだ夫のセンスに、笑いをこらえきれなかったいのでした。 せっかく楽しみにして挑んだ夏祭りデートは、思っていたものとは違う結果になってしまいました。でも、夫のやさしさや一生懸命さ、そしてあのコーディネートは何年たっても思い出し笑いをしてしまうような、忘れられない出来事になりました。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO著者/oniko
2021年07月02日私の生理はとにかく周期が不規則。中学生のころから、婦人科に通っても特に問題は見つからなかったのですが、困ることも多く、悩みが尽きませんでした。 不規則な生理周期に悩まされてこれは私が19歳で、飲食店でバイトしていたときの話です。ある生理中のシフトのこと、ふとズボンのお尻付近が濡れているような感覚がしました。その日は生理2日目で経血の量が多い日だったために、このことに気付いた途端「まさか、経血がズボンにまで染みてしまった……?」と頭の中は真っ白に。 仲の良いバイト仲間に恐る恐る聞いてみると、やはり「うん、汚れてるよ」との返事が返ってきたのです。 白いズボンに目立つ血痕…運の悪いことに、働いていたバイト先の制服は白いズボンでした。そのため、お尻についている経血が目立ってしまうので、すぐに予備のズボンに着替えることに。 しかし、制服は借り物であるため、経血は落としてから返さなければなりません。ところがすぐに水洗いはしたものの、べっとりとついてしまった経血はなかなか落ちませんでした。 主婦のパートさんに救われた!私がひとりで白いズボンからなかなか落ちてくれない経血と戦っていると、後ろから主婦のパートの方が「大丈夫?」と声をかけてくれました。私が事情を説明すると、「私に任せて!」とズボンを預かってくれたのです。 主婦の方は水を張ったバケツにズボンとブリーチ剤を入れ、「これで10分くらい置いてから洗い直すといいよ!」と教えてくれました。そして10分後、ズボンを確認すると、どこに経血が付いていたのかわからないくらい真っ白になっていたのです! 生理によるハプニングで困惑しているときに助けてもらえたことは、とても心強かったです。今後もし同じように困っている人ががいたら、私もすぐに助けられるようになりたいなと思います。また、このとき教えてもらった経血をきれいに落とす方法は今でも実践しています! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO著者/橘 純香
2021年07月01日私が大学生のときのことです。ある日、起きると生理痛のような腹痛が。しかし、次の生理予定日まで2週間以上もあったので、あまり気にせずに学校へ向かったのですが……。 結局大学の近くに住んでいる友人に連絡し、事情を話してスカートを貸してもらうことにしました。急いできてくれた友人は、真っ赤になった私のスカートを見て、なんと大爆笑! すると私も何だか吹っ切れて、笑ってしまいました。なので、私も今では笑い話にしています。 あの朝感じたのは、生理が始まるの予兆だったのだと思います。本当に弱い痛みでしたが、体が一生懸命送ってくれた合図だったのかもしれません。それから私は、下腹部に少しでも違和感を感じ覚えたらすぐにナプキンをつけるようになりました。 またその後、婦人科を受診してみましたが、特に病気はないとのこと。ですが、昼夜逆転していた生活を正したり、飲み会の数を減らすなどしたりしているうちに、生理不順が改善され、せいぜいずれても予定日の1週間前後に収まるようになりました。そして、この出来事以来、服を汚すことはなくなっています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO原案/神咲 渚さん作画/まっふ
2021年06月30日私が28歳のとき、婚活中に起きた出来事です。婚活で知り合った彼と2回目のデートの日に、バスに乗って待ち合わせ場所に向かいました。その日は生理2日目だったのですが、朝に経血が少なかったので、薄いナプキンで出かけてしまったのです。彼の前で恥ずかしい思いをしてしまいました。 あのとき私はとにかく必死でしたが、あとから彼にそのときのことを聞くと、私の突拍子もない経血漏れ事件が、逆に場を和ませ、2回目のデートで緊張していた彼の気持ちも和らげてくれたようです。 彼は「生理現象だから仕方ないと思ったよ」とも言ってくれました。生理は「つらい・痛い・汚い」とばかり捉えられることもありますが、時に恋のキューピッドのような存在になるのだな、と今でも忘れられない思い出となりました。 ちなみに座席は暗い色だったので汚れがよくわからず、持っていたハンカチでとっさにゴシゴシと座席を拭いてみたのですが、幸いにも汚れは付いていませんでした。 失敗をして「生理なんてなくなればいいのに……」と思ってしまったこともありますが、経血漏れで場が和むこともあるのだなと思いました。そして、そんなことがあってもあたたかく見守ってくれた彼は、今は素敵な夫になって、娘も生まれました。 ただ、生理の量がそのころから増えていたようで、不調のサインとして早く気づくべきだったなと思っています。生理痛やPMS(月経前症候群)もつらく、レバーのような塊が出ることも多かったので、その後、婦人科を受診しました。筋腫が見つかりましたが、手術は必要ないそうなので、そのまま経過観察しています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO原案/はなさん作画/コジママユコ イラスト制作者:イラストレーター コジママユコマンガ作家、イラストレーター。北海道出身、現在は関東で夫と二人暮らし。WEBを中心に、自身の経験を元にしたマンガを発表しています。女性向けメディアでイラストレーターとしても活動中。
2021年06月29日30代前半のころ、年上の彼とお付き合いしていました。お泊りによく行くのも慣れてきたころ、生理とお泊りが重なってしまいました。朝、貧血で起きられないことを彼に伝えると、ショックな言葉が返ってきたのです。彼に理解してもらえず悲しかったお話です。 男性からすれば、生理の痛みやつらさはわかりづらいのかもしれません。ですが、生理は妊娠・出産に関わりますし、女性が何十年も付き合っていくものです。こまかいところまで理解してほしいとまでは言いませんが、症状について訴えたら、わからないなりにも「大変なんだろうな」と思っていてほしいし、生理痛を軽く思わないでほしいなと思います。ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO原案/水野夏希さん作画/まっふ
2021年06月28日転職先への出勤初日に生理がきてしまいました。しかし、大変だったのはその翌日。生理2日目で、体調もあまりよくないなか、引き継ぎの説明を聞いていたのですが……。トイレに行きたいとはなかなか言い出せず、つい我慢してしまい、やってしまった生理失敗談です。 生理は周りに言いづらい話題ですが、我慢することで今回のような失敗が起きてしまうのだと気づきました。生理中は精神的にも肉体的にも大きな負担がかかるので、自分にやさしくするべきだなとも感じています。この失敗をしてからは、生理で体調がすぐれないときは女性の同僚にひと言話しておき、またタイミングを見てトイレに行くようにしています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO原案/ろこさん作画/ののぱ イラスト制作者:イラストレーター ののぱ2014年8月生まれの息子は発達凸凹さん。(自閉症スペクトラム及びADHD) 大変なことも沢山あるけれど、ピースフルでとびきりキュートな息子にいつも笑顔をもらっているシングルマザーです!南九州に生息しています。
2021年06月27日私の生理はとにかく周期が不規則。中学生のころから、婦人科に通っても特に問題は見つからなかったのですが、困ることも多く、悩みが尽きませんでした。 不規則な生理周期に悩まされて初潮がきたのは小学5年生のとき。私の場合、生理痛はほとんどなかったのですが、周期が不規則で……。経血が多かったり長引いたりすることが多く、時には1カ月以上、経血が続いたこともありました。中学生になって母と相談し婦人科に行きましたが、特に問題は見つからず、「経過観察しましょう」とのこと。医師に「そのうちリズムが整ってくるでしょう」と言われましたが、そんな兆しはなく……。いつくるかわからない生理は、プールや旅行のときに困りましたし、時々起こる大量出血で足まで経血が流れ、学校で慌てたこともありました。 大学生で生理不順を改善!大学生になり、生理不順の治療にピルが用いられていることを知りました。そしてピルを処方してもらうため婦人科に行くのですが、「ピル=避妊」という知識しかなかった私は、婦人科へ相談に行ったときもなんとなく後ろめたさがありました。母も同じような誤解をしていたようで、私がピルを服用することにしたと告げたとき「なんでそんなもの飲むの?」と言われてしまい……。その場で服用の目的を伝えたのですが、「本当に必要なの?」といぶかし気にしていました。それでも、私にとってピルの服用はメリットがたくさんあったのです。まず、経血量が少なくなり、短期間で生理が終わるようになったこと。もともと生理痛はほとんどなかったのですが、生理痛に悩まされることがなくなりました。そして、生理がいつくるか把握できるようになったこと。これでさまざまな予定が立てやすくなり、急に生理がきてナプキンがなくて慌ててしまう!ということもなくなりました。さらに、ホルモンバランスが整ったからなのか、これまで必ず生理前にできていた顔のニキビができなくなりました。生理前の肌あれがなくなったのは予想外で、とてもうれしかったです。 ピルに対する正しい知識をこのとき以降、私にとってピルは心強い味方になり、6年以上飲み続けました。慣れてしまえば毎日飲むことも苦にはなりませんでした。ちなみに私の場合、飲み始め、継続中、やめたあとも、ピルによる副作用は起こらなかったので、あまりデメリットは感じていません。ただ、強いて挙げるとするならば、「ピル=避妊薬=貞操観念が低い」というイメージがまだある人がたくさんいて、母をはじめ、偏見を持たれたことが。また、婦人科医の先生に正しい説明を受けているにもかかわらず、私ですら「ピルを飲んだあと、ちゃんと妊娠できるのかな?」という不安は正直ぬぐえませんでした。でも、私の場合、ピルをやめて数カ月後、妊娠して無事に第一子を授かることができました! 生理に悩みを抱えている人は大勢いるのに、日本ではピルの普及が進んでいないと聞きました。毎月訪れる生理に苦悩し続けることは、女性にとって重大問題です。それを解決してくれるかもしれないピルに対しての悪印象が、社会的にこびりついているように感じてなりません。私は、ぜひ多くの人がピルの正しい知識を身につけて欲しいなと思いますし、もし友人や娘が生理に悩んでいるようなら「こんなのがあるよ」と、自分の経験をふまえながら、ピルを対処法の1つとして話してあげたいと思います。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------文/たにつきよさん
2021年06月27日私が15歳のとき、使いたい生理用品がありました。でも、当時は母に相談することも恥ずかしく、自分でこっそり使ってみたら、失敗の連続……。でも、ひょんなことからその経験が役立つことになったのです。 従妹からある日思わぬ相談が私の自宅の近くにある中学校に通っている従妹は、放課後、部活の帰りなど立ち寄っては夕食を食べて帰ることもしばしば。あるとき、いつものように私の自宅にきていた従妹から相談を受けました。多分、従妹にとって自分の母親より妹の私のほうが年齢も少し近いし、気楽に相談しやすかったのかもしれません。 従妹は運動部に入っているので、生理のときの失敗が少ないタンポンを使ってみたいものの、やはり異物を体内に入れるという不安があるらしく、いろいろ聞きたいようでした。たしかにタンポンデビュー前の不安は私もはるか昔に感じたことだったので、従妹の気持ちは手に取るようにわかりました。 私のデビューはつまづきばかり思い返すと、私のタンポンデビューは、今でも忘れられないほどつまづきばかりでした。当時15歳だった私は、生理中の臭いが気になっていたのと、経血の量が多かったので、タンポンを使用したかったのですが、母親に話すことがなんだか恥ずかしく……。おこづかいでこっそり購入しました。 ただ、生理前に試したため、スムーズに挿入できず何度も繰り返した結果、あまりの痛さにその日は諦めることに。 数日後に生理が始まり、すると今度はスムーズに入れることができました。でも今度は、どこまで入れたらいいのかわからなくて……。説明書には奥まで挿入すると書かれていましたが、結局入口付近にしか挿入できませんでした。すると、しばらくすると痛みが出てきたり、タンポンが出てきてしまったりと踏んだり蹴ったりでした。 従妹のタンポンデビューは大成功私は、従妹にこのような私の失敗談を話して聞かせました。やっとタンポンを無事に挿入することに成功してからも正しい位置に装着できなかったりと、今考えると想像もつかないような失敗に従妹と大笑い。でも当時の私にとっては誰にも相談することできずに、失敗しながら慣れていきました。 これを聞いた従妹は気持ちがラクになったのか、その後生理が始まってからしっかりと奥まで入れるように頑張ってタンポンデビューを無事に成功させたのです。今回のことで私もずっと忘れていたことを思い出すことができ、懐かしさでいっぱいになりました。 従妹は今でも私のタンポンデビューの失敗談のおかげで、不安が和らぎ勇気をもらえたと言ってくれています。私も、このようなきっかけがなければタンポンデビューの失敗など思い出すこともなかったと思いますが、たまには昔の自分を思い出すのも楽しいものだなと感じました。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------著者/SAKURA
2021年06月26日これは私が体験した、人が大勢いるなかで経血で椅子を汚してしまったときの話です。少しもったいないことをしてしまいましたが、なんとか他の人に気づかれずに、対処することができました。 立ち上がる直前に気付いた違和感それはバイトの休憩中の出来事でした。 事務所の椅子に座ってバイト仲間たちと楽しく談笑し、そろそろ仕事に戻ろうと思い腰をあげると、お尻に違和感が。そのとき生理中だったのですが、なんだかナプキンではなく、はいていたズボン自体が濡れているような感覚に気づきました。 「もしかして、経血がズボンまで染みてしまったのでは……」と不安になると同時に、「もし、椅子まで汚れていたらどうしよう、周りにたくさん人がいるのに!」ということも頭をよぎりました。 平然を装いながらも困惑する脳内座っている状態では、椅子が汚れているのかどうか確かめられませんでした。だからといって立って確かめるなんてことをすれば、経血でズボンや椅子が汚れていた場合、周囲にバレてしまいそう……。 周りにいるバイト仲間にこのハプニングに気付かれずに済むにはどうすればいいのか、たくさん悩んだものの、穏便に済ませる方法はなかなか思いつきませんでした。そこで私はほかのハプニングを起こしてこの事態をごまかすことにしたのです。 手元にあった一杯のコーヒーそのとき目に入ったのは、持っていた1杯のコーヒーだけでした。私は立ち上がると同時に、偶然を装って椅子にコーヒーを少しだけこぼし、「コーヒーこぼしちゃった! だれかティッシュちょうだい!」と声をあげました。 急いでティッシュを取ってくれたバイト仲間からティッシュを受け取ると、すぐさま椅子を拭いた私。こぼしたコーヒーと共に、やはりついていた経血を誰にも気付かれることなく拭き取ることができました。また、そのときはいていたズボンが黒だったために、ズボンについた経血が目立たなかったことも不幸中の幸いでした。 せっかくのコーヒーを少し粗末にしてしまったことについては今でも反省していますが、経血による思わぬハプニングを周囲に気づかれずに対処することはできました。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------著者/橘純香
2021年06月25日初めて生理がきたとき、母が「このパンツにナプキンを付けるのよ」と、サニタリーショーツとナプキンを渡してくれました。初めての生理は無事に終わったのですが、私はある大きな勘違いをしていて、その後デリケートゾーンがかぶれてしまうことになりました……。 当時はそんなに詳しい性教育もなく、母ともそのような話をしたことはありませんでした。なので、初めて生理がきたとき、私は「何がわからないのかもわからない」状態。「これを使って」とナプキンを渡されるだけでは、初めて生理を迎えた子にはよくわからないだろうなと、今となっては思います。そして私も母になり、娘がいます。自分の経験を活かして、娘が大きくなったら、なぜ生理があるのか、生理のときにはどうしたらよいのかをしっかり話したいと思っています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO原案/川田みかさん作画/霜月いく イラスト制作者:イラストレーター 霜月いくマンガとイラストを描いてます。
2021年06月25日私はWEBライターとして自宅で仕事をしています。WEBライターになって3カ月、その日も記事を書く仕事が入っていました。テーマはその日の朝に伝えられ、日付が変わる前に納品するという日々。そんなある日、私が目覚めると、体のだるさと腰の痛みで起き上がれませんでした……。 どうしても起き上がれない目が覚めたあとも、どうしても起き上がれない状況に、30分ほど「今日の仕事どうしよう」「早くやんなきゃ!」と焦っていました。しかし、いくら待っても体の不調が治らないので、一度寝てみることに。なぜなら、実はその日は生理2日目。今までは生理痛で体がだるくても、1時間ほど寝ればなんとか動けるようになることが多かったからです。 しかし、この日は1時間寝ても、二度寝三度寝を繰り返しても体調は良くなりませんでした。私は起きるたびに「どうしよう」と焦りましたが、「また寝れば治るはず」と思い、寝ては起きてを繰り返していました。 起きたころはすでに15時もう寝られないほど何度も寝ては起きてを繰り返し、気付けば15時。私は回復を待つのを諦め、一緒にお仕事をしている方に連絡することに。「生理痛でベッドから起き上がれず作業ができないため、本日のお仕事はお休みさせてください」とメッセージを送りました。 私は「もっと早く言えばよかった」「なんとかベッドから出れば、1記事だけでも書けたのでは?」と自分自身を責め始めました。すると、仕事先の担当の男性からメッセージが! 恐る恐る確認してみると、とてもやさしい言葉がつづられていたのです。 担当の男性の対応に感激メッセージには「体調不良は仕方のないことです。今日はゆっくり休んでください。明日以降も体調が悪ければ休んでください」と書かれていました。さらに、クライアントは「私の妻も生理が重く、数日動けないことがよくあります。仕事は気にせず、回復したらまたよろしくお願いします」と仰ってくれました。 担当の方は心やさしいだけでなく、生理に理解もある方でとてもよかったです。日付を跨いだ夜中、私の体調は回復したので、できずにいた分の仕事をおこない、担当の男性にお礼の言葉と共に納品しました。 その担当の男性とは文字のみのやり取りで実際に会ったことはありません。「本当に生理なのか、本当にベッドから出られないほど体調が悪いのかわからないのに……。でも、本当に助かったな」と、自分の言葉を信じてくれたこと、そしてやさしく対応していただけたことに感謝しました。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------著者/佐藤里桜
2021年06月24日子どものころって、変なところが気になるものだなぁと思います。小学6年で初潮を迎えた私の場合も、あることが気になり、変なことにこだわってしまった結果、失敗をしてしまいました……。 小学6年生で初潮。でも気になることがあって…私が通っていた小学校は、私服登校。当時の私はスキニーパンツのような体にぴったりとしたパンツをはくのがお気に入りで、私は毎日はいて学校に通っていました。そして、12歳になった小学6年生のとき、初潮を迎えました。生理がきたらナプキンを使うということは教わっていたのですが、私は「うまくつけられるかな」のようなことよりも、なぜか「ズボン越しにナプキンを敷いているのがバレちゃうかも!!」ということが頭をよぎり、不安で仕方ありませんでした。 思いついた代案は?今となっては「そんなこと気にしなくても大丈夫だよ!」と言ってあげたいところですが、当時の私にしてみたら由々しき事態。私は子どもなりに知恵を絞って解決策を編み出しました。「そうだ、あのうすーいシートを使えばバレないんじゃない!?」。うすーいシートとはおりものシートのこと。母が使っていたので、おりものシートの存在は知っていました。だから、おりものシートを2枚重ねて敷けばナプキンでなくても乗りきれるんじゃないかと思いついたのです。早速私は、これを実践してみることにしました。 結局、保健室にお世話になる羽目に…しかし、当然のことですが、期待は見事に裏切られました。2枚重ねにしたところで経血が収まるはずもありません。 結局私は、毎回のように経血漏れを起こしては保健室でナプキンをもらっていました。ズボンにも漏れていたことがありますが、幸いなことに指摘されたことはなかったので友だちにはバレてなかったと思います。そんなことがありつつも、私はどうしてもタイトなズボンをはきたい!と思い、2~3カ月の間は、生理中もおりものシートで過ごす日々を続けました。 大人となった今では「いったい当時は何を気にしていたんだ……」と思いますし、「下着に何か敷いてるってバレることより、経血漏れしちゃうほうが大変でしょ!」とあきれるばかりですが、あのころの私は、好きなズボンをはきたい気持ちと、それによってナプキンをつけているとバレたくないという、思春期ならではの気持ちが相当強かったのだと思います。 また、当時は母と生理や性教育について、あまり話した記憶がなかったなとも感じます。母ともう少し話をして、正しい知識を得ていれば、こんな失敗はしないで済んだかもしれません。もうすぐ自分の子どもが生まれる今、私はちゃんと子どもと生理に向き合いたい、そして、対話をしたり、生理期間をどう過ごすべきかフォローしたり、性教育についても避けることなく堂々と話せる母親になりたいと思います。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------文/上村 趣里さん
2021年06月23日私は、生理周期が安定せず、生理痛でも苦しんでいました。でも、生理不順も生理痛も、普通のことだと思っていて……。いつも市販薬を飲んで耐えていましたが、あることをきっかけに、「私の生理は普通じゃない」と知ることになったのです。 その後、結婚して妊活をするために、ピルの服用をやめましたが、ピルを飲む前よりも周期が安定し、PMS(月経前症候群)や生理痛なども緩和されている気がします。ただ、ピルをやめると、どうしても経血量が増えたり、PMSや生理痛などの症状は出てきてしまうのはつらかったです。そのうえ、妊活中の生理は、妊娠できなかった事実を直視しなければならず……。心も体もつらく、げんなりしていました。 そして、今は妊娠7カ月。2人目が欲しいので、産後生理が再開しても、しばらくピルは我慢する予定ですが、その後、落ち着いたら再開したいなと思っています。 ピルは、望まない妊娠を避けるだけではなく、生理周期を整えたり、生理痛を緩和する目的でも服用できます。私自身振り返ると、高校生のときからピルを服用したかったなと思っており、婦人科に行くまで自分の経血量の多さや生理痛の重さに気づかなかったし、検診の良い機会にもなるので、高校生くらいで一度婦人科受診をしてみたらよかったのかなと思いました。もし、自分に娘ができたら、婦人科受診の敷居を高くしないように、高校生くらいになったら婦人科に連れて行きたいです。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO原案/にゃんころりんさん作画/まっふ
2021年06月21日妊活中、最もきてほしくなかったのが生理でした。 生理を「女の子の日」と言う人もいますが、妊活を始めてから、私は「女性だけの日ではないんだ」と感じるように。夫婦の関わり方次第で、嫌な生理も夫婦の距離を縮めるきっかけになることを感じたエピソードです。 学生時代や独身時代は、生理はただの毎月のお決まり行事でしたが、妊活を始めてからは、私ひとりではなく夫婦で乗り越えるものに変わりました。 生理は嫌な面ばかりが目立ちますが、捉え方や関わり方次第で、夫婦の距離が縮まることもあるのだと、今は感じています。そして時期がきたら、これから生まれてくる息子にも、女の子にやさしく接することができるように伝えたいと思っています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 原案/今野 鈴さん作画/まっふ
2021年06月21日当時、私は国家試験を控えた学生。当時受けたの授業のなかで初めて知ったことがありました。それは、国家試験の対策にも、そしてそれ以外の特別なイベントにも有効だということを知り、私は、思い切って試してみることにしました。 試験に合格してからはピルの服用はやめましたが、大事な試験を控えた学生のために、ピルのお話をしてくださった先生に感謝をしています。 こういったことも含め、自分が小・中学生のときに学んだ性教育よりも、最近は進んでいるように感じています。ただ、生理痛のきつさや、ホルモンバランスの変化で情緒不安定になることなど、まだまだ男性に知ってもらえてないなと思うこともたくさんあります。これからの子どもたちには、男女問わず、もっとお互いの性について学んでほしいと思っています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 原案/佐伯絵美さん作画/ののぱイラスト制作者:イラストレーター ののぱ2014年8月生まれの息子は発達凸凹さん。(自閉症スペクトラム及びADHD) 大変なことも沢山あるけれど、ピースフルでとびきりキュートな息子にいつも笑顔をもらっているシングルマザーです!南九州に生息しています。
2021年06月20日1人目が3歳になり、4歳差で産みたかった私は、そろそろ2人目を……と妊活を始めることにしました。1人目のとき、妊活を始めて半年以内に妊娠できたため、今度もそれくらいでできるかな、と思っていたのですが……それが大間違い! 2人目不妊で排卵誘発剤が体に合わなかった私の治療法は? そして妊娠の決め手となったのは、まさかのアレでした! 私の不妊治療体験談をご紹介します。 2人目妊活。生理の異変に気づき…1人目の出産が28歳だった私は、のんびりと子育てしたかったため、2人目は4歳差にしようかな〜とのんきに考えていました。そして、娘が3歳の誕生日を迎えるころ、私はある体の異変に気づきました。あれ、なんだか生理の間隔がおかしい? それまで、28日前後の周期で7日間ほどだった生理が、24日前後で5日間ほどでくるようになってきたのです。 今思えば、そのときすぐに婦人科にかかるべきでした。もともと婦人科系の疾患を持っていたにもかかわらず、危機感が薄かったことを今は反省しています。しかし当時の私は、産後で体質が変わったのかな、くらいにしか受け止めず、そのまま半年間、婦人科にはかからず排卵検査薬を使ったタイミング法で妊活をしていました。 何もないまま半年が過ぎ、その間にも生理が3日目、4日目に大量に出血するようになるなど、様子が変わってきました。私の生理ヘンかも、とようやく婦人科を受診すると、そこで言われたのは「黄体機能不全」。医師の指導で基礎体温をつけると、私の場合、高温期が短いようでした。そうして始まった不妊治療ですが、このときはまだ、5歳差になっちゃうかなぁ、妊娠するまでにお金かかっちゃうなぁ、くらいにしか思っていませんでした。 漢方&鍼治療で体質改善を試みることに!クリニックでは、排卵チェックと排卵誘発剤の注射を打ち、タイミング法を試しました。しかし、卵子が排卵できないまま残ってしまう「黄体化未破裂卵胞」が繰り返し起こり、排卵誘発剤を使うことでかえって妊娠しにくい状況をつくっていました。 そんな折、もともと風邪を引きやすかった私は、タイミングをとるべき日に高熱を出し、内科にかかりました。先生に、「不妊治療中ですが風邪薬を飲んでタイミングを取っても大丈夫でしょうか?」と尋ねると……、「何を言ってるんだ!」と怒られてしまいました。「こんな体で不妊治療なんて無理がある、今回は諦めなさい!」と強く言われ、泣く泣く次回に見送りました。 しかしなんと、そのひと月後にもまた、私は風邪を引いてしまったのです。これではいけない、体質から変えねば!と気づいた私は、なんとなく気になっていた近所の漢方薬局へ相談することに。そこでは、漢方以外に鍼の治療もあり、先生がしっかりと話を聞いてくれる安心感もあって、しばらく通うことにしました。保険がきかず、決して安いとは言えない漢方薬と、1回4,000円の鍼治療。試しに、という気持ちでしたが、なんとそれから丸2年も通うこととなりました。 なかなか妊娠に至らず、苦手なアレに挑戦人工授精もあわせておこなっていたので、1カ月の出費がクリニックも含め6万円を超えるときもありましたが、それでも通い続けたのは、効果があったからです。子どものころから風邪を引いてばかりだった私が、漢方と鍼を始めてから真冬でも体調を崩すことなく、風邪気味かな、と思っても悪化せず治るように! これは、私にとっては奇跡のような効果でした。 しかし、肝心の妊娠に至ることはなく……。妊娠検査薬にはかすりもしない日が続きました。妊活を始めて2年半、心身ともに疲れ切ってしまい、35歳までに妊娠できなければ、少しお休みしようと考えるように。そこで、私は最後の半年間、これまでどうしてもできなかったあることに挑戦しようと一念発起! それは……、運動です。 運動の楽しさに気づき、ついに…!お恥ずかしいことに、運動が大の苦手で過ごしてきた私は、漢方の先生から「ストレッチでいいから運動するように」と最初から言われていたにもかかわらず、まったくしていませんでした……。しかし、これで最後!とスイッチの入った私は、自分でも驚くほどにのめり込みました。 起床後はストレッチ、仕事のお昼休みに15分のウォーキング、子どものお迎え前に駆け込みでジムのエアロビクラスへ、寝る前にYouTubeで妊活ヨガと、ほんの少しの時間を見つけては何か体を動かしました。それこそ、仕事中にコピー機の前でもストレッチをするくらい。体を動かす楽しみに気づき、運動が毎日のルーティンとなったころ、ついに妊娠検査薬の陽性が出ました! 信じられない気持ちでしたが、同時にもっと早くから運動をしていれば……、との後悔も。もともと冷えが強く、自律神経が乱れがちな私に必要だったのは、巡りを良くするための運動だったようです。もちろん、漢方、鍼の効果も大きかったと感じますが、一番簡単にできたはずのストレッチさえやらずにいた自分が恥ずかしくなりました。 今思えば、ウォーキングやストレッチはどの妊活本にも乗っている基本のキなのですが、苦手だからと言い訳して逃げていたんです。産後5カ月の今、寝る前のルーティンにストレッチをするよう心がけています。サボらないように、上の娘に見張ってもらいながらですが……。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:ちよこ7歳と0歳の2児の母。漢方と鍼による不妊治療を経て出産、7歳差育児を楽しんでいます。子どもとのおやつ作りが趣味の元ケーキ教室講師。
2021年06月20日夫婦ともに2人目が欲しかったので、生理再開の日を待ちわびていたのですが、娘が1歳になっても生理が再開しなかった私。なかなか生理が再開しない焦りからか、私は夫への愚痴が増えていたらしく、ある日、夫からまさかのひと言が! しかも、この夫の発言が、当たっていたという驚きの体験談です。 実は、娘が生まれてからというもの、娘にばかり話しかけていた夫。微笑ましく思いながらも、「私にはもう興味がないのかな……」と少し寂しい気持ちがありました。 ですが、このとき、私の小さな変化に気づいてくれた夫に、「私のこともちゃんと見てくれていたんだ!」と再確認でき、とてもうれしかったです。心と体の準備を整えて、新しい命を穏やかに迎えられたらいいなと、今はゆったりとその日を待ちわびています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 原案/さちさん作画/まっふ
2021年06月18日社会人になって、先輩とホテルのランチに行き、さらに友人と夕食に行った日のことです。楽しい時間を過ごした帰り道、電車に乗ったら、なぜかおじさんが席を譲ろうとしてくださり……。不思議だなと疑問に思っていたら、家に帰ってみてびっくり! 大失敗をしてしまっていたことが判明した体験談です。 この失敗を経験してから、生理が遅れているときは、黒や紺など血が付いてしまっても目立たない服を着るようになりました。また、どのかばんにも予備のナプキンを入れてこまめに替えられるようにして、同じ失敗を二度と繰り返さないように気をつけています。ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 原案/えりんさん作画/まっふ
2021年06月17日私には、大失態と言える経血漏れの失敗談があります。今思い返しても恥ずかしくなるのですが、この出来事を教訓に二重三重の経血漏れ対策をするようになりました。 事件の舞台は職場の健康診断独身時代、職場では年に1回、健康診断がおこなわれていました。健診項目は、身体測定、視力、聴力、X線、血液検査というスタンダードなものです。 健診は、仕事の合間を縫っておこなわれるもので、みんな制服姿のまま参加。列ができている健診項目もあったため、「なるべく早く終わらせたい!」と思った私は、トイレにも行かずに、列に並び、健診を受けていきました。 薄いグレーの制服にはっきりと経血漏れが…最後の健診項目が終わり、ホッとした私。「お手洗いに行ってから仕事に戻ろう」とトイレに寄ると、なんと、まさかの経血漏れをしているではありませんか! 実は健診がおこなわれたその日、あいにく私は生理期間中でした。婦人科検診の項目はなかったので、健診にも問題なく参加し、いつもと変わりなく過ごしてはいましたが、まだ経血量の多い日ではあったのです。 それなのに、早く終わらせようと、トイレも行かずに、健診を受けていたら……、この結果を招いてしまいました。 制服は薄いグレーだったので漏れているのも丸わかり。幸い、着替えの制服を持っていたので、その後すぐ仕事に戻れたものの、いつからこの状態だったのかわからなくて……。「もしかして健康診断のときから漏れていたのかも。だとしたら、ほかの人にも見られた?」。そう考えると、ものすごく恥ずかしかったです。 この日以降、万全を期している漏れ対策振り返ってみても、これは大人になってからの一番の大失態だったと思っています。この日以降、たとえ尿意がなくても経血漏れが起きないよう、可能な限り定期的にトイレでナプキンを取り換えるようになりました。また、腟口を直接おさえて経血を吸収する新しいタイプの生理用品があることを職場の先輩に教わり、ナプキンと併せて使用して漏れ対策をより万全にしています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------文/にしきあいかさん
2021年06月17日中学生のときに初潮を迎えてから、就寝中の経血漏れが気になっていた私。そこで追求したのが寝姿勢でした。トライ&エラーを繰り返しながら、私なりの「生理中のベスト就寝ポジション」を見つけたのです。 きっかけは、就寝中の経血漏れ中学生のときに始まった生理。就寝中に経血漏れしたことがあってから、寝ているときの経血漏れが気になって、なかなか安眠できず……。そのため「どういう体勢ならもれずに安心して眠れるか」を試行錯誤してきました。 ある生理がきた日の夜、私は夜用の大きいナプキンをつけて就寝の準備をしました。でも、それだけでは「漏れたら嫌だな」と不安で……。そこで私がおこなった作戦は、経血が背中側にこないように、タオルを丸くして腰の下に差し込み、腰の位置を高くして寝ることです。 この作戦では、経血漏れという災難は避けられました。しかし、それ以上に問題が! 腰を高くして寝てしまったために、背中が筋肉痛になり、腰を痛めてしまったのです。結果、生理痛がいつもよりつらくなり、大失敗。 その後も、「きっとタオルだからダメだったんだ!」と考えて、枕や小さめの布団、モフモフのぬいぐるみなどで試してみましたが、どれも結果は同じでした。 失敗しながらたどり着いた方法は…そうこうしているうちに思いついたのが「寝るとき、ちょっとだけ体を起こした状態にすればいいのでは?」ということ。腰だけを高くするのではなく、クッションなどで体全体を少し起こしたような体勢にするのです。 そうすれば、経血が背中側にいくのを防げますし、腰を痛めてしまうのも防げそう。さっそく試してみたところ、経血漏れもなく、ぐっすり眠ることもでき、翌朝の体の痛みもなく過ごせたのです。 こうして、少し体を起こして寝る姿勢が、私の「生理中のベスト就寝ポジション」となったのです。 産後の入院中にも役立った!この「生理中のベスト就寝ポジション」ですが、生理中以外にも役立ちました。それは、お産の入院です! 私の場合は、この方法で悪露の漏れの心配なく、安心してよく眠ることができたのです。 「経血漏れを気にせず安心して眠りたい」という一心で編み出した、私なりの就寝体勢。不安のない睡眠時間を得るために体を張っていろいろチャレンジした結果、お産入院中にも、漏れを気にすることなく、就寝することができました。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------文/みづきさん
2021年06月16日私は、鎮痛薬が効かないときもあるほど激重の生理痛持ち。それは10代のころから始まり、社会人になると仕事に支障をきたすほど。そんな私の生理がある理由で「激オモ」から「オモ」レベルにちょっぴり変化しました。 生理痛がひどく、鎮痛薬が効かないことも10代のころから生理痛がひどく、生理がくるたびに鎮痛薬が手放せなかった私。18歳を過ぎたころからはさらに悪化して、ひどいときには鎮痛薬も効かなくなって……。起き上ることもできず、ベッドにうずくまってひたすら痛みに耐えるだけでした。あまりに痛みがひどいので「もしかしたら子宮内膜症なのかも」と思い、婦人科で診てもらいました。しかし、病気は見つからず、医師には「生理痛が重い体質ですね」と言われただけ。その後も、生理のたびに効かない鎮痛薬を気休めに飲みつつ、ひたすら痛みと体調不良に耐える日々が続いていたのです。 仕事に支障をきたすほどに悪化して…社会人になると、生理痛はますます重症化。経血量も増え、なんとか痛みをこらえて仕事に行っても、おなかの激痛で身動きできず、早退させてもらうこともありました。生理中は、体がつらすぎて、日常生活はもちろん、仕事にも支障をきたしたため、23~24歳のころから頼るようになったのが低用量ピルです。 ピルを服用したけれど…私の場合、低用量ピルを飲んでも正直、「劇的」と言えるほどの変化はありませんでした。生理痛が激オモで経血量も多かったのが、生理痛が重くて一般的な経血量になった程度。生理による痛みはなくならなかったため、相変わらず鎮痛薬は必須でしたし、飲んでも痛みはゼロにはなりませんでした。それでも、低用量ピルを飲む前に比べたら、痛みも多少は軽減し、日常生活に支障をきたすようなことは減ったなとは感じます。途中、数カ月間のブランクがあったりもしましたが、結婚して子どもを望むようになった30歳まで飲み続けました。 大きな効果とまではいきませんでしたが、多少は軽減されたので、もっと早く低用量ピルを飲めばよかったと思いますし、生理痛改善の有効な手段の1つだと思います。ただ、まだまだ日本では「ピル=避妊」のイメージが強いんだなということも感じました。 正しい知識が広がって、生理痛の苦しみから解放される女性が1人でも多く増えればいいなと思っています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------文/川井さんの奥さんさん
2021年06月16日娘が活発に動くようになり、片ときも目が離せない日々で心身ともにヘトヘトだった、産後7カ月ごろのことです。ついにそのときがやってきました。 ワンオペ育児でヘトヘト状態だった産後7カ月初めての出産で幸せいっぱいだった私。でも、現実の育児生活は、思いのほか過酷なものでした。 娘は生後2カ月で哺乳びん、育児用ミルクともに拒否するようになり、何度かチャレンジしましたが結果は変わらず、完全母乳で育ててきました。夫は仕事の都合であまり育児に参加できず、私の育児は常にワンオペ状態。私は休むことも眠ることもままならず、トイレすら自由に行けない毎日でした。さらに生後7カ月になると、寝返りや不安定ながら自分でおすわりをするようになり、娘からいっときも目も手も離せない状態に。当時30歳でしたが、私は心身ともにヘトヘトでした。 「おりもの増えた?」と思ったのが最初の兆候そんなときです。それは突然やってきました。最初は「あれ、おりものが増えた? 病気じゃなきゃいいけど……」という気持ちでした。実は私、妊娠中に二度、カンジダ腟炎になったため、またそれになったのかと思ったのです。翌日、おりものに少しだけ血が混ざっていて、「ん? 生理?」と思いましたが本格的な生理はこず。その翌日には茶色いおりものが少量でした。そして、さらに次の日は茶色から赤っぽくなってきて、ついにいつものような生理が始まったのです! 再開直後の生理は眠気とダルさで気分はどん底生理は妊娠前よりゆったり長めで、終わるまでに1週間以上かかりました。特に生理痛がひどくなるようなことはありませんでしたが、日ごろの疲れに拍車がかかり、眠気とダルさで、気分はどん底。生理が終わっても、しばらく体のダルさが抜けず、ワンオペ育児をしながら、生理に対応することのつらさを痛感しました……。 「母乳育児をしていると、産後の生理の再開時期は遅くなる」と聞いていましたが、完全母乳の私は産後7カ月で再開。産後の生理再開は人それぞれというのは本当だなぁと思いました。 慢性的に疲れている・寝不足である時期に生理が再開したせいもあるのかもしれませんが、産後初の生理が終わった今でも、なんだか体はダルいまま。ただ、生理が再開したということは、子宮機能やホルモンバランスの乱れは回復しているのかなと感じました。生理中のダルさと闘いながらの育児はつらかったですが、体や心は以前の状態に向かっているのだと思い、生理の再開を前向きに捉えていきたいです。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------文/くろねこ にゃお美さん
2021年06月15日20代半ばのころ、2年ほど生理がこない期間がありました。妊娠したわけでもストレスを抱えていたわけでもないのに……。そんな私の身に起きた生理にまつわる体験談をお話しします。 1年半以上も生理がきてない…!25歳ごろのことです。あるとき、ふと気がつきました。「そういえば、しばらく生理がきてないなぁ……」と。当時、同棲していた彼氏がいたのですが、避妊はきちんとしていたので、「妊娠はない」という、妙な自信がありました(今思えば、妊娠をみじんも疑っていなかった自分にもビックリですが……)。生理がこなくなって1年くらいは「生理がこないってラクだ~。ラッキー!」なんて軽い気持ちでいたのですが、1年半もこないとなると、さすがに不安に。「このままじゃヤバイのかも……」と婦人科を受診することにしました。 婦人科を受診しても「え? 原因不明!?」ところが、病院へ行っても生理がこない原因がわかりませんでした。私の体型はいたって標準で、過度なダイエットをしたこともなければ、大きなストレスを抱えていたこともありません。わずかながらの心当たりがあるとすれば、生理が止まったころから遡ること半年ほど前、潰瘍性大腸炎で1カ月ほど入院し、治療で点滴や飲み薬にステロイドを使っていたことくらい。しかし、そのことを婦人科の医師に話しても「その可能性はあるかもしれないけど、真相はわからないですね」とのことでした。 結局、理由はわからないまま結局、原因がはっきりしないままでしたが、ホルモン薬を処方してもらい、4~5カ月服用していたら、生理が再開。さらに数カ月の治療を経て、以前通りの生理周期と経血量に戻りました。 生理が止まる原因はさまざまあるのだと思いますが、私の場合はその理由が判明しませんでした。ただ、生理がこないという現象は体の異常を知らせるサイン。この先の人生を見据えると、異変を感じたら婦人科の受診をするべきだなと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------文/吉野 華さん
2021年06月15日私は27歳から35歳までドイツに住んでいました。そこで、目の当たりにしたドイツの生理事情にカルチャーショック! 生理に対する私の考え方を大きく変えるほど、影響を受けました。 初対面の私に「タンポン持ってる?」ドイツに住んでいたころ、飲み会の席でこんなことがありました。その方はドイツ人女性で、私は初めて会った人。彼女はその日突然、生理になったようで、席についている全員を前に「ねぇ、タンポン持ってない?」と聞いて回ったのです。初対面の私にも堂々と聞いてくる姿に、まずびっくり! ちなみに、そのとき私はタンポンは使ったことすらなかったので、持っていないことを伝えました。そして後日、この出来事をスペイン人の友人に話したのですが、友人は「私がタンポンを使ったことがない」ということのほうを不思議がり、「なぜあんな便利なものを使わないの?」と逆に聞いてくるのです。私は友人の質問に驚きつつも、「そんなに言うなら……」と、次の生理のときにタンポンを使ってみました。すると、確かに便利! 彼女たちに影響されて使い始めたものですが、本当に「なんで今まで使ってこなかったんだろう」と感じ、今では毎月使うようになりました。 「生理中でも検診に行くべき!」と熱弁する同僚またあるとき、ドイツ人の同僚に「今日は午後から婦人科検診があるんだけど、生理がきたからキャンセルしなくちゃ……」と、口にしたことがありました。実は以前、日本で定期検診を受けようとしたところ、生理中ならキャンセルするよう言われたことがあり、自分のなかで「生理期間中は検診が受けられない」と思い込んでいた私。それゆえの言葉だったのですが、同僚は「意味がわからない」という困惑顔。そして「生理中でも行くべき!」と説いてくるのです。少し不安に思いつつも、彼女の説得もあって緊張しながら婦人科へ行き、受付で「生理中なんですけど……」と恐る恐る告げたところ、「そうですか」のひと言だけ。何を緊張していたのだろうと、拍子抜けしました。 ドイツ生活で生理への意識が大きく変わったこのように、私は、ドイツでは生理について、日本よりオープンな雰囲気を感じました。そして、ドイツでの生活は、私の生理に対する意識を大きく変えました。生理だけではありません。婦人病や不妊治療も同様です。日本では初対面の人に生理の話をすることはまずないと思いますし、デリケートな不妊治療の話題であれば、親しい間柄でもなかなか踏み込めないでしょう。でもドイツでは、不妊治療の話題も婦人病の話題も、まわりの友人・知人は普通にしていたのです。センシティブな問題もタブー視しない考えや姿勢に、私は大きく影響を受けました。 帰国した現在、私は不妊治療を経て、妊娠中です。妊娠に至るまでには、2度のタイミング法をトライしたのち、多嚢胞性卵胞症候群、精子欠乏症、私の年齢が37歳という要素が重なったこともあって、すぐに顕微受精へ移行しました。不妊治療中は生理中でも内診があり、それに抵抗を感じる人が多いと聞きましたが、私は一度、ドイツで経験しているので、心理的な負担をあまり感じることなく受診できました。 私が抵抗なく不妊治療が受けられたのも、早期に顕微受精を決断できたのも、ドイツ生活で受けた影響があったからかな、と思っています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------文/せな なつこさん
2021年06月14日大学卒業のとき、友人と3人で11日間の卒業旅行に行きました。行き先はヨーロッパ。こんなに長期間の旅行に行くのは初めてで、とても楽しみにしていたのですが……。 実は嫌な予感がしていた大学生のころ、いつも仲良くしていた友人2人がいました。出身もバラバラで、決まった就職先もバラバラ。卒業前には11日間の卒業旅行を計画し、とても楽しみにしていました。 ところが、旅行数カ月前になってから、卒業旅行の出発日と生理予定日がぴったり同じだと気付きました。 そのため、旅行の用意をしながら手持ちのかばんとスーツケースに生理用品をたくさん詰め込み、準備万端にしました。 不安的中! 旅行初日に生理がきた卒業旅行の出発日、その不安が的中しました。飛行機を待つ空港のトイレで、生理になったことに気付いた私。動けないほど重い生理痛ではないけど、おなかは痛いし、機内や慣れない海外でナプキンを替えるのも面倒だし。 「せめて最初の数日ぐらいは、生理じゃない状態で楽しみたかったな。11日間の旅行のうち、大半が生理だなんて、ついてないな」。そんなことを考えながら、友人2人にも「生理になっちゃった……。ショックだなぁ」と話しました。 友人の言葉のおかげで前向きになれたそれを聞いた友人は、生理痛は大丈夫?と気にしてくれながらも、「でもよかったじゃん! 初日から生理になったなら、荷物になってたナプキンをどんどん減らせるし、その分お土産いっぱい買えるね!」と笑顔で言いました。 その言葉は、まさに目からウロコ! 楽しみだった旅行と生理がかぶるなんて残念だなぁとしか思っていなかったので、友人のその言葉で一気に前向きな気持ちになれました。多めに持って行っていたナプキンも心置きなく使って、荷物が減っていくたびに「どんなお土産買おうかな~」と楽しく思えました。 友人の言葉がなければ、きっとテンションが低いまま旅行の期間を過ごしていたと思います。何事も捉え方や考え方って大事だなと思いました。それ以来、旅行の計画と生理が重なっても、多めにナプキン持って行って、その分お土産いっぱい買うぞ~と思いながら、生理期間も楽しめています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------著者/よっちゃん
2021年06月14日新婚時代、あることから夫は生理の実態を知りました。強い驚きとショックを受けた夫でしたが、それからは夫に大きな変化が見られるようになったのです。 生理の実態を見てしまった夫新婚時代のある日のことです。その日、私は生理で、とくに重い日でした。そんな私がトイレに行ったあと、すぐに夫がトイレに入って行きました。 そしてしばらくして、トイレから「おーい、おーい」と、夫の力のない声が。私が飛んで駆けつけると、立ち眩みをし、トイレの壁にもたれ掛かっている夫が! ふと便器に目をやると、なんと便器の中が真っ赤! 実は生理中だった私が、水を流し忘れてしまっていたのです! 普段、流し忘れなどしたこともないのに……。私はすぐに水を流しましたが、立ち眩みを起こしている夫を見て、恥ずかしさより夫のリアクションに驚くばかりでした。 この事件を機に夫が変わった初めて見る経血にショックを受けてクラクラになってしまった夫。本当に申し訳なかったと思いました。しかし、それからは、うそのように生理中の私をいたわってくれるようになったのです。 それまで生理中の私に対してのいたわりなどなかったのに、急に夫が変わったのは、真っ赤に染まった便器を見て、生理について実態を知ったからなのではないかと思うようになりました。 夫の変貌ぶりを見た私は、どのくらいの経血が出て、女性の体がどのくらいダメージを受けているのか、生理痛があることや精神的にイライラすることなど、生理の実態を男性が知ることの重要性を感じるようになったのです。 息子には小さいときから教育をすることにそのため、その後生まれた息子にはきちんと教育することにしました。当時まだ息子は幼稚園児。でも、私は生理についたては小さいころから教えていくべきだと決心し、それからは生理中の腹痛や頭痛を息子にもちゃんと伝えるようにしました。これは子どものころからの体験として生理を知ってほしいと思ったからです。 女性には赤ちゃんが生まれるために生理があること、生理中の女性は体がつらいことなど幼稚園児がわかる程度に話をすると、息子は「ふーん」と言いながらも、「ママ、痛くない?」と聞いてくれました。今はきちんと理解できなくても、将来の彼女や奥さんに対していたわりの持てる男性になってほしいなと考えました。 生理の実態を見てしまった夫の変化に驚いたことをきっかけに、息子には小さいときから生理について教育をしてきました。そんな息子も大きくなり、今では私から生理の話を特にすることはありませんが、今でも私は「今日は生理だから調子悪いんだ」と言っては、女性には生理が生活の中に常にあることを意識させています。 そして、そんな日はいつもはしない食事後の食器洗いなどを必ず手伝ってくれるやさしい男子に成長しました。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO著者/SAKURA
2021年06月12日長らくタブー視されていた感のある「生理」のこと。でも、ここ数年、生理をテーマにしたマンガやテレビ番組、映画が出てきたり、パートナーとの共有機能を備えた生理管理アプリも増えるなど、生理=タブーという認識を打ち破ろうという動きがみられます。 でも、パートナーなど身近な男性たちは、どのくらい生理のことをわかっているのでしょう? そこで、成人男性100人に「生理についての知識テスト」をおこなってもらいました! ※調査概要調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」のサービスを利用された方のパートナーなどの男性、ベビーカレンダー男性社員および関係者の男性調査期間:2021年4月4日~2021年4月20日調査件数:100件(有効回答数100件) ※調査に協力していただいた男性の平均年齢は37.6歳、100人中88人が既婚者でした。 どんな問題にチャレンジしてもらった?答えてもらった設問は、次の20問です。すべて、〇(正しい)か✕(正しくない)のどちらかを選んで回答してもらいました。 1)生理とは、女性の体内から血液が出てくるものである2)正常な一回の生理期間は、だいたい2~3日程度である3)一回の生理期間で排出されるものの正常量は、合計大さじ1杯程度(約15ml)である4)生理は1カ月に一回と決まっている5)生理中、女性は必ずイライラする6)生理痛がある女性もいれば、生理痛がない女性もいる7)ストレスで、生理が止まってしまうこともある8)排尿・排便のように、20歳くらいになると生理で血を出すのを我慢できるようになる9)生理が始まる3日前は妊娠しやすい10)日本人女性の多くは、生理は40歳ごろに終わる11)生理用ナプキンを、1~2時間で替えないといけない人もいる12)生理用ナプキンには、朝用・昼用・夜用がある13)生理用ナプキンは繰り返し使えるものもある14)タンポンは、腟の中に入れる生理用品である15)月経カップ(生理カップ)はタンポンの別名である16)生理用品の日本の消費税率は8%である17)女性は妊娠すると生理がストップし、多くの場合、出産すると出産した翌月から生理が始まる18)子宮の病気には、妊娠することで改善する病気もある19)法律で定められてはいないが、「生理休暇」という制度がある会社がある。20)厚生労働省の調査※によると、日本の女性労働者のうち、生理休暇を請求した者の割合は約5%であった※調査期間:平成26年4月1日から平成27年3月31日 簡単な問題あり、ひっかけ問題あり、ぜひ知っておいてほしい大切な問題あり、女性でもちょっと「うーん」と悩んでしまいそうな問題あり……の20問です。次からは、正解と解説、そしてどのくらいの男性が正解できたのかについて、紹介していきます。 設問1生理とは? 正解は「× 」。生理では、血液だけでなく剥がれ落ちた子宮内膜などが含まれており、子宮内膜が剥がれ落ちるから、血が出るのです。正解できた男性はたった14%と、正解者が少なかった問題です。 設問2正常な一回の生理期間は? 正解は「× 」。正常な一回の生理期間は3~7日とされています。この問題は81%の男性が正解していました。 設問3一回の生理期間の排出量は?正解は「×」。一回の生理間で排出されるものの量は、正常範囲では合計で20~140mlとされています。大さじ1程度の経血ではすまないことがほとんどです。この問題も82%と多くの男性が正解! 設問4生理は1カ月に一回? 正解は「× 」。生理周期の正常範囲は、24~38日。1カ月1回程度ではありますが、生理不順の人は1カ月に2度生理がきたり、何カ月も生理がこない人もいます。きっちり1カ月に一回と決まっているわけではないのです。この問題に正解したのは66%。 設問5生理中は必ずイライラする? 正解は「× 」。生理症状はとても個人差が大きいもの。生理中に情緒不安定になる人は多いですが、その症状の有無は人によって違います。生理中だからといって、必ずしもイライラするとは限らないのです。この問題の正解率は70%。ということは、3割の男性は「生理中の女性は必ずイライラするものだ」と思っているってこと!? 設問6生理痛はある人とない人がいる? 正解は「〇」。設問5と同様、生理症状はとても個人差が大きく、生理痛がある人もいれば、ない人もいます。ただし、「生理痛はないのが普通、生理痛があることは異常」と話す婦人科医もおり、生理痛があるのは、冷えなどからくる「生活習慣病」かもしれないし、手術などが必要な別の病気が隠れていて、その病気に付随するものかもしれません。なお、この問題はほとんどの男性が正解。 関連記事:ぜひ知って!「生理痛がある=異常事態」原因や受診の目安も【医師監修】 設問7ストレスで生理が止まる!? 正解は「〇」。生理は、排卵がおこなわれた14日後にきますが、この排卵はちょっとしたストレスにも影響されます。そのため、ストレスが原因で生理が止まってしまうケースも。なお、この問題もほとんどの男性が正解。 関連記事:周期が安定しない=ホルモンバランスの乱れ!?生理不順とは【医師監修】 設問8成人すると経血の排出を我慢できるようになる?正解は「×」。「できる」という人も多少いるという話も聞きますがが、現状多くの女性ができているものではありませんし、年齢によってできるようになるものでもありません。この問題も90%以上の男性が正解。 設問9生理開始3日前が妊娠しやすい?正解は「× 」。排卵は生理の約14日前におこなわれ、排卵日前後が妊娠しやすいと言われています。3割の男性は「生理3日前が排卵日」と思っている!? 設問10生理の終わりは40歳ごろ?正解は「×」。日本産婦人科学会によると、日本人女性の平均閉経年齢は約50歳。ただし、早い人は40代前半で終わる人もいるようです。この問題は85%の男性が正解をしていますが、15%くらいの男性は「40歳くらいで閉経してしまう」と思っているのですね。 設問111~2時間で生理用ナプキンを替える? 正解は「〇」。過多月経といって、経血量が異常に多い女性などは、ナプキンが1時間もたないという人もいます。この問題はは意外と正解率が高く、90%以上の男性が正解。 設問12生理用ナプキンは「昼用」「夜用」…「朝用」?正解は「× 」。朝用はありません。比較的、こまめに替えられる日中用の小さめサイズを「昼用」、就寝中など長時間の使用になる大きめサイズを「夜用」と呼ぶことが多く、使用用途や経血量によっては、日中に夜用を使用している女性もいます。 男性の正答率は低く、正しく答えられたのは13%のみ。こちらはひっかけ問題だったでしょうか? 設問13生理用ナプキンは繰り返し使える? 正解は「〇」。使い捨てナプキンは一度きりの使用ですが、布ナプキンや吸水タイプのサニタリーショーツなど、洗って繰り返し使えるものもあります。布ナプキンの存在を知らない男性が多いのでしょうか、正解率は低く、たった30%。 設問14タンポンは、腟の中に入れる生理用品である 正解は「〇」。タンポンは、腟に挿入して、経血を吸収させる生理用品です。こちらは少し簡単すぎたでしょうか? 96%と多くの男性が正解。 設問15月経カップ(生理カップ)はタンポンの別名である 正解は「× 」。ナプキン、タンポンに続く、第3の生理用品とも呼ばれる月経カップ。月経カップもタンポンはどちらも腟に入れる生理用品ですが、形状や経血を漏らさない方法などまったく別物です。 月経カップは、天然樹脂や医療用シリコーンなどで作られたカップ状の生理用品で、腟に入れたカップに経血を貯めておき、トイレでカップを取り出して、経血を処理します。 設問16生理用品の日本の消費税率は? 正解は「× 」。生理用品には軽減税率は適用されておらず、税率10%です。約3割の男性は、生理用品には軽減税率が適用されていると思っているようです。 設問17出産後は翌月から生理が始まる? 正解は「× 」。妊娠すると生理はストップしますが、出産しても翌月から生理が始まるとは限りません。産後の生理の再開時期は人によってさまざまで、翌月始まる人もいれば、産後1年以上生理が再開しない人もします。 設問18妊娠することで改善する病気がある? 正解は「〇」。子宮内膜症は、妊娠して月経がストップすることで改善することがあります。この問題は正解率が低く、正解した男性は37%。 設問19法律で「生理休暇」は定められている? 正解は「×」。ポイントは「法律で定められてはいないが」という点。生理休暇は、労働基準法第68条により、「使用者は、生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求したときは、その者を生理日に就業させてはならない」と定められているのです。「生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求したとき」という条件を満たしているなら、会社は生理休暇を与えないといけないということになっています。 設問20生理休暇を請求した人は約5%? 正解は「× 」。厚生労働省の調査によると、女性労働者がいる事業所のうち、平成26年4月1日から平成27年3月31日までの間に、生理休暇の請求者がいた事業所の割合は 2.2%、女性労働者のうち生理休暇を請求した者の割合は 0.9%で、なんと100人に1人いるかいないか。5%よりももっと少ないのです。参考資料:全20問の回答と正答率は、以上の通りでした!この記事を読んでいたあなたはどのくらい正解できましたか? ちなみに1問5点×20問の100点満点で計算し、平均を出すと、平均63.95点という結果に。合格点……とまではいかないけれど、まぁまぁという感じでしょうか? 今回は少し簡単すぎたかな?という設問もいくつかあったので、また次回も調査をしてみたいと思います! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO
2021年06月12日12歳で初潮を迎えてから、ずっと生理痛に悩まされ続けてきました。あまりの痛さに周囲の人を巻き込んでしまったことも。婦人科を受診したものの、長らく「体質」と言われていたのですが……。 ひどい生理痛に悩むも「体質」と診断されて…12歳で初潮を迎えた私。振り返れば、ここから生理痛に悩まされる私の果てなき日々が始まりました。そしてその痛みの激しさで、周囲の人を巻き込んでしまったこともありました。高校生のときには、激しい生理痛で電車の中で倒れてしまった私。急きょ、学校の先生が迎えにきてくれて、帰宅することができました。 社会人になってから仕事に影響が出ないようにとピルを飲みだしたのですが、29歳での結婚を機に服用を中止したとたん、生理初日から激痛に襲われて……。結局、仕事を休まざるを得なくなりました。 このように、私の生理には必ずと言っていいほど、ひどい生理痛が伴っていました。そのため中学生のころから婦人科に通い、定期的に検診を受けていたのですが、婦人科での診断結果は「特に体の異常はなく、体質」とのこと。体質と言われてしまえば、仕方ありません。ピルを服用するなど、生理痛を和らげる策を講じながら、日々の生活を送るしかありませんでした。 32歳でまさかの病気が判明!?29歳で結婚した私は、32歳になって本格的に妊活をスタート。その際、婦人科で経腟エコーの検査を受けました。 すると、左の卵巣に5cmほどのチョコレート嚢胞があることが判明! その前に検診を行った30歳のときには嚢胞はなかったので、2年間で5cmも大きくなったようです。そして、生理痛に関しても、10代、20代の生理痛は体質からくるものだったようですが、30歳からの2年間は、チョコレート嚢胞による痛みだったようです。その後、私は人工授精を経て妊娠しました。 私のように、ずっと体に異常がないと診断されていても、あるときを境に病気が発症することがあるのだなと驚きました。激しい生理痛を抱えている場合は特に、婦人科で定期的な精密検査を受けなければならないと感じ、産後は半年に一度、定期検診を受けようと改めて思いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------文/かずみんさん
2021年06月11日現在、第1子を妊娠中のゴマフぱんださん。でも、ここに至るまでには、いろいろなことがあったそう。学生時代からの生理不順、多嚢胞性卵巣症候群の判明……。それらを乗り越えて、妊娠するまでの様子をマンガで公開されています。 今回は第9話「#服薬」をお届け。ドクターのやさしい言葉に励まされ、安心しつつも、不安も消えなかった私……。そんな私に夫と実母は……。 先行きの見えない不安もありました。 でもそれ以上に、夫や母の支えのおかげで「ひとりじゃない」という安心感をもつことができ、私は前向きになることができました! 次回に続きます。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター ゴマフぱんだ大学で出会った夫と4年付き合ったのち、結婚し、現在結婚3年目。学生時代から生理不順で、その後多嚢胞性卵巣症候群が判明。治療しながら妊活をおこない、2021年6月に第1子出産予定のプレママです!
2021年06月10日ムスメちゃんとオコメちゃん
うちの家族、個性の塊です
夫婦・子育ていまむかし