「産後 生理」について知りたいことや今話題の「産後 生理」についての記事をチェック! (7/53)
3児の母であるサヤカワサヤコさん。長年、生理症状に悩まされており、末っ子の長女を妊娠する前に子宮筋腫が見つかりました。出産後も大きくなり続け……手術を見据え改めて検査をするとなんと横幅13cmほどになっていたことが判明! 一気に更年期のような状態に…!?以前はA医師が担当をしていましたが、手術を見据えるにあたり、サヤカワさんの担当はT医師に変更となりました。A医師のときは「子宮筋腫は経過観察でよい」と言われてきたサヤカワさん。 しかし、T医師に変わり、MRI画像を見たことで腸がつぶれるほどの筋腫がおなかの中にあることがわかったのでした。A医師のときには言われなかった状態に、サヤカワさんの中ではさまざまな感情が渦巻いて……。 ※子宮筋腫は、子宮にできる良性の腫瘍です。30~40代の女性に多く、生殖年齢にある女性の20~30%にみられると言われています。子宮筋腫は良性の腫瘍ですが、大きくなると過多月経、月経困難症、不妊、圧迫症状など、さまざまな症状が現れるため、早めに診断・治療を受けることが大切です。 担当医がT先生に変わり、いろいろと話が進みました。 具体的な治療方針の話にもなりましたが、開腹手術をするのか、薬で小さくして腹腔鏡手術にするのか……。薬の副作用のことなどいろいろ考えてしまい悩みました。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 サヤカワサヤコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター サヤカワサヤコ
2023年05月26日2人目を出産後、育休を取って復職すると、もともと仲がよかった職場の先輩も1人目の子を出産して、復職。慌ただしく時を過ごす中、先輩からかけられた言葉にとてもモヤモヤしました……。 職場の先輩から言われたこと…2人目を出産し、育休明けで仕事に復帰後、しばらくすると1人目の子どもを出産した4歳年上の先輩が育休を終えて復帰してきました。もともとはとても仲がよかった先輩でしたが、結婚と出産をきっかけになんとなく関係に変化が出てきました。 先輩は職場復帰後、「なんかね、うちの子全然手がかからないのよ。だから他のお母さんたちっていつも大変って思うの」と言いました。このひと言に私は「え? マウント??」と感じて何も言い返せずモヤモヤ……。先輩の子どもは本当に育てやすいと感じる子だったのかもしれませんが、当時の私は年子を育てている最中で、慣れない2人目育児に疲弊している状態でした。 おまけに夫と私の両親共に介護中で、あまり両親のサポートが受けられない状態。さらに当時2歳だった長男は、自治体の都合上、2人目の育児休暇中に保育園を退園になりました。私は家で1年近くほぼひとりで2歳と0歳の子ども2人の育児をしていたので、産休中も育休中もなかなかハードな日々を送っていました。 夫のほうが仕事が終わる時間が遅く、私は仕事から帰宅後はワンオペで家事と育児をこなしていました。2歳と0歳の世話はとても大変だったので、先輩のこのひと言は私を何とも言えない気持ちにさせました。育児が大変なのは共通の認識として、「お互い親として大変だけど頑張ろうね」と、先輩とワーママとして共感して仕事に取り組みたかったからです。 3人目を妊娠したあとに私は退職したので、それ以来先輩とは疎遠になりました。出産や育児の経験や大変さ、子どもの育てやすさには個人差があるので、関わる人との会話で自分の経験を話すときは気を付けようと思った出来事でした。 イラストレーター/ムチコ著者:小川 朝美
2023年05月25日1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。実際は予期せぬ痛みなどもあったものの、帝王切開も終了し、長男くんも無事に生まれました。産後は傷口や胸の痛みなどとの闘いが始まり、それを乗り越えたころに麻酔の管が抜ける驚きの事態に。それがきっかけで、予定より早めに管を抜くことになり、産後初めてシャワーを浴びるチャンスがやって来ました。久しぶりにシャワーを浴びて身も心もスッキリしたぺ子さん。部屋に戻ると、同室の人の夫が面会に来ていました。ぺ子さんの夫は仕事が忙しく、いつも面会時間ギリギリ。「少しの時間でも毎日来てくれるから寂しくない」と自分自身に言い聞かせるぺ子さんでしたが、涙があふれて止まらなくなり……!? ママが涙を流しているところに、夫が登場! ペ子さんは涙の原因について、マタニティーブルーズだったと振り返ります。マタニティーブルーズとは、産後、主にホルモンのバランスの乱れによって涙が止まらなくなったり、イライラしたり落ち込んだりすること。 初めての帝王切開で慣れない育児が始まり、高まった緊張感がペ子さんの体にどっと来たのです。マタニティーブルーズは無縁だと思っていたペ子さんは、帝王切開でもちゃんとホルモンバランスが崩れるんだなぁと泣きながら冷静に分析していました。 そんなとき、面会にやって来た夫はペ子さんのベッドへ横になり、5分後にはまさかの爆睡……。しかし、帰り際に「ほい」と言って夫から渡されたのは、チョコのお菓子。それを受け取ったペコさんは、「また絶対来てね」と夫にときめくのでした。 産後は体もボロボロで、感情の浮き沈みも激しくなりがちですよね。そんなとき、旦那さんとの面会時間が短くて十分なコミュニケーションが取れないと、心細く感じてしまいそうです。でも、ひょんなきっかけで少し元気を取り戻せたようで何よりです。退院まであと少し、踏ん張って乗り越えてほしいですね。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年05月23日第2子出産後の衝撃エピソードです。1人目がなかなかできなかったので、2人目は計画より早く準備をしていました。しかし思ったより早く妊娠し、出産もスムーズでした。このまま順調に育っていくのだと思っていましたが……。すべて順調だと思っていたけれど……2人目が生まれ、当時2歳の兄も大喜び。「触りたい触りたい!」との欲求がすごく、まだ力加減もわかっていないので親もヒヤヒヤ。それでも幸せな時間が過ぎていました。 産院で産後3日目に新生児聴覚スクリーニングの検査が任意であり、夫に「どうする? お金かかるしなあ。きっと大丈夫やと思うけれど……」と聞くと、「大丈夫やけどまあ受けといたら?」と言われたので、軽い気持ちで受けることにしました。 検査当日。次男を預け、私はひとときの休息。産後のスライム腹を眺め、またダイエットしないとなぁとげんなり。そういえば、次男がなかなか戻ってこないと思っていると、30分経過していました。するとスタッフさんに「お待たせしましたー! なんかうまく検査できなくて、翌日また見せてもらいますねー!」と軽いノリで言われ、私も「ちゃんと大人しくしないとだめだぞー」と次男を指でツンツンしながら微笑ましく見つめていました。 しかし、そのあとも検査するたびに「なんか起きちゃってー、うまくできなくてごめんなさいね」と言われ、スタッフさんも少しずつ不安そうに私と次男を見つめるようになりました。結局、退院時にまた連絡してもらうことに。 1カ月健診での再検査退院の日。先生には1カ月健診でもう一度調べましょうと言われ、スタッフさんも「きっと大丈夫、大丈夫よ」と微笑んで励ましてくれました。 とはいえ、産後でメンタルが不安定だったこともあり、「もしかしたら聞こえてないかもしれない!」と不安でいっぱいに。スマホで検索魔になったり、音を出して次男の反応の見たりして一喜一憂する日々。「大丈夫、きっと大丈夫」。そう信じ、再検査の日を迎えました。 ドキドキしながら結果を待っていると、診察室に呼ばれ中へ。「先生、聞こえていましたよね? 大丈夫ですよね?」とヘラヘラする私に先生は、「赤ちゃん、もしかしたら聞こえてないかもしれません。生後3カ月になったら大きい病院で検査しましょう」と言われました。私は頭が真っ白に……。 不安になりながらの育児。「聞こえてないってどうしたらいいの? なんで? どうして?」という思いでメンタルはボロボロでした。ただ、里帰りしていたので、両親がいたことが本当に救いでした。 生後3カ月の検査の日。結果は……いよいよ生後3カ月の検査の日! この検査ですべてがわかる……。ドキドキしながら検査中のモニターを見つめる私。検査が終わり、結果は先生からお伝えしますねと言われましたが、ネットの検索魔になっていた私には、次男がまったく聞こえていないことが一目瞭然でした。 それからは毎日のように泣いて過ごしていました。それでも育児はしないといけない。不安そうに見つめる長男に申し訳なさを感じ、長男が起きているときは明るく振舞い、寝るとまた泣いて……。そんな日々が続きました。 それでもなんとか1日1日を乗り越え、ろう学校の教育相談に通ったり、手話サークルへ突撃してみたり、外へ出ていろいろな人に会ったりしていました。 気づけば、あっというまに次男の1歳の誕生日。病院やろう学校へ通うなかで、少しずつ成長していく次男の姿に私のほうが励まされていました。 「この子は必死に生きている。私を求めてくれている。次男のお母さんは私なんだ! 私が次男を守ってあげなくて誰が守るんだ」とやっと思えるようになりました。それからは、積極的に次男に向き合い手話を使ったり、長男と一緒にいっぱい遊んだりしていました。 3人目の出産を決意!もともと子どもは2人の予定でいたのですが、たまたま知り合いに、3人きょうだいで真ん中の子が聞こえないという方がいたので、どうして3人目を産んだのか聞いてみました。 すると「3人目は、聞こえてても聞こえなくてもどっちでもよかった。聞こえなくても真ん中の子と手話できるし、聞こえない同士で仲間になれる。聞こえててもみんなで支えてあげられるから」と聞き、衝撃を受けました。 夫には「ムリムリ! 経済的にムリだから!」と言われましたが、「大丈夫、大丈夫!」と騙して(笑)3人目を妊娠しました。3人目も本当に順調で、しかも15分で生まれる超スピード出産! 初めての女の子でかわいいなぁと見つめる一方、うっすらと次男のことがよみがえりました。 娘を検査に預け、外で見守る私。「大丈夫、大丈夫、大丈夫」。そう自分に言い聞かせながら、心臓が爆発しそうでした。スタッフさんが出てきて「お母さん、ばっちり聞こえてるよ!」と言われた瞬間、目からぼろぼろ涙が。キョトンとしているスタッフさんに次男のことを伝えると、背中をさすってくれました。 それからは3人育児でバタバタ! 驚いたのは1歳3カ月の娘が「わかった」、「おいしい」、「なあに」と小さい手で手話を使い出したこと。聞こえる長男、聞こえない次男、聞こえる長女。みんなで少しずつ手話を使っています。みんなで助け合って暮らしていける。そう信じて毎日育児奮闘中です! 健康な赤ちゃんが生まれるのが当たり前だと思っていましたが、まさかまさかの連続でした。しかし今では、聞こえない次男だからこそ娘も生まれて、今の家族があると思っています。聞こえないことは不便であっても不憫じゃない! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:ゆみっくす5歳の長男、3歳の次男、1歳の長女をもつ3児の母。次男のことがきっかけで、4月から毎日付き添い通学へ。いろいろなことを乗り越え、支え合って今を生きる。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年05月22日韓国人の夫と国際結婚をしたあゆみさん。3回の流産後、44歳で自然妊娠した体験をマンガで紹介します。2人の子どもを育てながら、40代で妊活をスタートし、紆余曲折を経て自然妊娠をしたときのお話です。あゆみさんは流産後に、今度は妊娠を確認するために、かかりつけの産院を訪れました。すると無事に妊娠していることがわかって安心したものの、医師や役所の担当者など周りは流産を心配するばかり。なんだか妊娠を歓迎されていないような気持ちになってしまいます。あゆみさんは、かんしゃくを起こす子ども、友だちと連日遊びに出かける夫にも、妊婦である自分に対するやさしさが感じられずイライラしてしまいます。そんなとき、心理学講座の先生から、ネガティブな思いを否定せず、すべては胎児に委ねればいいという言葉をかけられ、少し心が軽くなりました。 そしていよいよ、赤ちゃんの心拍を確認する日がやってきました。 どっちでも大丈夫! ※40~44歳の流産率は、自然妊娠の場合が約51%、体外受精で妊娠した場合が約40%という報告があります。(不妊治療情報センター「i-wish.ママになりたい」Vol.61より) 「妊娠するまでの準備はすべてやった。だからあとは胎児に委ねるだけ……」 先生と話しながら、もし流産という結果になったとしても、覚悟はできていることに気付いたあゆみさん。「どっちでも大丈夫!」という気持ちを持てるようになり、少し心が軽くなりました。そして迎えた病院に行く日。心拍確認の日です。胎児に委ねると決めていても、やはり不安になるあゆみさん。 「はい、では見ていきますね」恐る恐るエコー画面を見ると……!? 「心拍……あった!」 しっかりと心拍が確認できました。大きな壁を1つ乗り越えた気がして、そして「胎児に委ねる」と決めたことで、前よりも穏やかでいられるようになりました。妊娠9週の健診日、病院へ行くと、心拍もあり、赤ちゃんが大きくなっているのがわかりました。ひとまず大きな不安からは解放されたあゆみさん。3年も帰っていなかった日本へ帰ろうかなと考えたのでした。 自分のことをよく知る先生から「準備はすべてやった」と言われ、また、寄り添った言葉をもらえたことで、あゆみさんはネガティブな感情も受け入れられるようになったようです。久しぶりの実家で心身ともにリラックスして過ごせるといいですね。 監修者:医師 三鷹レディースクリニック院長 天神尚子 先生 著者:マンガ家・イラストレーター あゆみん
2023年05月15日韓国人の夫と国際結婚をしたあゆみさん。3回の流産後、44歳で自然妊娠した体験をマンガで紹介します。2児を育てながら、40代でも可能性がゼロではない限り頑張りたい! そんな想いから妊活をスタートして紆余曲折を経て自然妊娠をしたときのお話です。流産後にまたかかりつけの産院を訪れました。妊娠を確認するためにやってきたのです。不安を抱えて産婦人科に足を運んだあゆみさんでしたが、無事に妊娠していることがわかって安心しました。しかし、予想はしていたものの、医師や役所の担当者など周りは流産を心配するばかりで、なんだか妊娠を歓迎されていないような気持ちに。 そして、家でも連日友だちと遊びに行ってしまう夫にイライラが募ります。だんだん感情のコントロールがきかなくなってしまったあゆみさんは……。 思うようにいかなくてイライラ… 赤ちゃんが自分のもとへやってきてくれたのはうれしいはずなのに、流産しないかなど、妊娠のことが不安で憂うつになってしまうあゆみさん。さらに、家にいると息子が大声でかんしゃくを起こし、夫は連日友だちとビリヤード……。誰にもやさしくしてもらえない現実に、あゆみさんはイライラしてしまいます。 「やさしくしろ! もうお前の子ども産まないぞ!」感情がうまくコントロールできず、ちょっとしたことで涙が出てしまいます。 あみさんは不安な気持ちを、受講している心理学の講座の先生に聞いてもらいました。そこで先生からかけられたのは「だれに何を言われようが胎児が決める。私が決めるんじゃない」という言葉でした。 不安で憂うつだったあゆみさんですが、素直な気持ちを相談できる相手がいるのは心強いですね。相談してからは、「人間だから不安になって当たり前だ」と思えるようになって、随分気持ちがラクになったのだそうです。妊娠中は誰しも不安になることがあると思いますが、そんなときは家族をはじめ、かかりつけの産院の医師や助産師さんなどに自分の気持ちを話してみると良さそうですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター あゆみん
2023年05月13日初めての出産で、産院選びはとにかく家から近ければいいだろうと適当に思っていた私。個室か大部屋かを選ぶ際にも、特に見学もせず料金が安いほうを選んだ私でしたが、産後とても後悔することになったのです……。どこの産院がいいのだろう?第1子となる子どもの妊娠が判明し、ついに私にも子どもができたのか〜!と、ドキドキしたりうれしかったりの毎日を送っていた私。妊娠が判明したのは、私がいつもお世話になっている婦人科で、ここには産科がなかったため自分で産院を探さなければなりませんでした。 しかし初めての出産で、産院選びにおいて何を重視したらよいのかわからず……。家から通える産院は3軒ほどあったのですが、その当時仕事が激務だった夫には相談せず、「いざというとき自分だけで移動できるよう、家から近い産院がきっといいに違いない!」と、安易に決めたのでした。 個室か大部屋。迷わず選択!家から一番近い総合病院の産科を選び、そこでは産後に個室か大部屋かを選べたのですが、料金表を見てビックリ! 個室の1日分料金がとにかく高かったのです。もともとケチな性格な私は迷わず大部屋をチョイスし、そして数カ月後、無事に出産。 初めて会うわが子に感動しつつも体はあちこち痛み、早くひとりでゆっくり休みたいと思っていたとき、助産師さんから「この病院では、産後は基本的に母子同室です」と言われました。事前に母子同室の説明を受けておらず、産後、授乳時以外は赤ちゃんを預かってもらえるものだと思っていた私はかなりショックを受けたのでした……。 わが子だけ泣いている!?そして4人の大部屋に移動し、赤ちゃんのお世話が始まりました。しかし初めての育児で右も左もわからず……。ここで私を一番苦しめたのは、他の親子に迷惑をかけないように、赤ちゃんが泣いたらとにかく泣き止ませなければ!という思いでした。今考えると私の気のせいだったと思いますが、他の赤ちゃんはそんなに泣いていないのに、息子はよく泣いていて「迷惑をかけてごめんなさい……」と自分を追い込んでいました。 また、私のベッドは4人部屋のドア側だったため、窓の外の天気などもわからず、ずーっと部屋に息子とこもりきり。こんなことなら、あのとき個室を選べばよかった……と心の底から思いました。 退院して、候補だった他の産院の1つで出産した友人の話を聞くと、そこはすべて個室でママが休みたいときなどは赤ちゃんを預かってくれるシステムもあったとのこと。後悔先に立たずですが、産院選びをはじめ個室か大部屋かなど、もっと自分に合ったものを調べておけばよかったなと思います。 著者:竹の内 由紀5歳の幼稚園男児のママ。乳児期に産後うつになり、治療をおこなう。現在は趣味のイラストを活かした仕事をしている。
2023年05月13日初めての育児で身も心もボロボロな状態だった私。美容院に行きたいけれど、それよりとにかく寝たいというくらい寝不足でつらい毎日でした。一方で夫は定期的に美容院へ通い、出費も悩みのもとに。そのことで夫にキレた結果、どうなったかをお伝えします。育児に追われる毎日第1子となる息子が生まれ、待ち構えていたのは過酷なワンオペ育児でした。夫は朝早く出勤し、帰ってくるのは0時過ぎなんてこともざら。さらに両親は離れた場所に住んでいて頼れなかったため、日中は私ひとりで息子のお世話をしていました。 そして、息子は1歳半に断乳するまであまり寝ない子で、夜中に何度も起こされていたこともあり、私は常に寝不足状態。そのころふと鏡を見ては「そういえば最後に髪の毛切ったのっていつだっけ……」と思うぐらい、自分の外見に関してほとんど後回しでした。 美容院へ行ける夫がうらやましいそんな私をよそに、夫は月イチのペースで休日に「ちょっと髪切ってくるね」と言ってカット料金が少しお高めな美容院へ。家計を任されている私は、「ちょっと美容院代高くない? というか夫は好きに髪切りに行けていいなぁ……」とうらやましく思っていました。 しかし、このときの私は髪を切りに行く時間があるなら、まず寝ていたいという気持ちのほうが大きかったので、特に夫に対して何も言わず……。その後も夫が美容院へ行くたびに、今は我慢だと自分に言い聞かせていました。 正直に打ち明けると…断乳が終わり、私も睡眠時間が少し取れるようになったころ。夫がまた「髪切ってくるね〜」と出かけようとしたため、またか!と我慢の限界が。私は夫に「今まで言わなかったけれど、私も髪切りたい! あと美容院代がバカにならないから少し控えるか、そうでなければ私にカットさせてほしい」と正直に打ち明けました。 すると夫は「全然気付けなくてごめん。これからは息子を見る時間を増やすから、ゆっくり髪を切っておいで」と言ってもらえました。それからようやくひとりでのんびりと美容院へ行けるようになったのです。 息子が5歳になった今では、夫も私も好きなときに美容院へ行けるようになり、さらにはたまに私が夫の髪の毛を切ったりもしています。あのとき我慢せず正直な気持ちを言ったことで経済的負担も少し減り、お互いわかり合えたので、言いたいことはちゃんと言葉で伝えないといけないなと思った出来事でした。 著者:竹の内 由紀5歳の幼稚園男児のママ。乳児期に産後うつになり、治療をおこなう。現在は趣味のイラストを活かした仕事をしている。
2023年05月08日私は初めての妊娠中に転居が決まり、出産前に離職。おかげで出産後は赤ちゃんのお世話や家事をのんびりしていました。そのころ夫は職場が変わったこともあり、時間的にも精神的にも落ちつかず、家事はノータッチ、子どもとは週末に遊ぶ程度。しかし子どもが1歳4カ月のときに私が仕事復帰をすると、のんびりとはいかなくなりました。そこで夫にも積極的に子どもの世話と家事をお願いするようにしたのです。 保育所の荷物・書類の準備 休日の昼食作り 病院の付き添い子どもは保育所に行くようになってから、熱を出す頻度が急激に増えました。そこで仕事の都合がつく限り付き添いを夫にしてもらうようにしました。おかげで2人が病院に行っている間に私は家事を進めたり、看病に必要な買い物をすませたりすることができ助かります。前日からの看病で寝不足であれば仮眠をとることも。 ただ、夫は小児科の勝手がわからず、医師とコミュニケーションがうまくできないこともありました。そこで、あらかじめ私が子どもの症状や受診までの経過、医師に聞いておきたいことをメモし、夫に渡すようにしています。 今まで自分でしていたことを夫に頼むのは手間も時間もかかりますし、私の思い通りにいかずイライラすることもありました。それでも夫ができるようなれば、私の負担は減り、時間にも気持ちの面でも余裕が生まれました。これからも少しずつ夫に頼むことを増やしていこうと思います。 監修/助産師 松田玲子著者:小原水月1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。
2023年04月30日妊娠が判明してから、出産するのに必要な自分の体力や筋力に不安を感じました。そこで毎日1時間、散歩することを習慣にしました。その習慣のおかげで、出産時や産後に助けられたことがあったのです。 妊娠判明後、体力や筋力が不安に妊娠する前、ろくに運動してこず、出かける予定がないと外にも出ないほどインドア派だった私……。妊娠が判明して出産する瞬間を考えたとき、自分の体力や筋力が一気に不安になり、妊娠中でも継続してできる運動を考えていました。 妊娠中は激しい運動ができず、私はつわりがひどかったため、ただでさえ動くことがつらいときが多かったのです⋯⋯。ヨガやストレッチといった屋内でできる運動にしようかとも思いましたが、体が硬く断念。ハード過ぎず、すぐに休憩できる運動を考え、毎日1時間以上散歩することに。1日の散歩にかける時間は、合計すると1時間から2時間ほどでした。 散歩を始めたことで生活習慣が整った今までは昼過ぎに起きてダラダラして、ごはんを食べてまた寝て……といった生活をしていました。しかし、子どもが生まれてからのことを考えるとそんな生活も続けていられないなと思ったので、朝に散歩することに。 毎朝太陽を浴びながら運動することで体もスッキリし、とても気持ちがいいことがわかって、最初は「赤ちゃんのため……」とおこなっていたことがだんだん楽しくなったのです。それからはすすんで散歩へ行き、いつもと違う道を通ってみたりして、新しい趣味ができたように感じました。 出産にも役に立った……!?毎日の散歩を続け、いざ出産! となったとき、やはり出産は壮絶なものだと実感……。体力は想像していた何倍も必要としたので、毎日散歩していたけれど、全然足りない! と感じました。しかし、きっと毎日散歩していなかったら、そんなことを出産中に考える余裕もなかったのかなと、あとで思うように。 また、子どもが外に出かけられるようになってからは、一緒に遊ぶのも毎日外に出かけるのも、まったく億劫ではなくなっていたので、出産後もとても助かりました。 毎日の散歩で、体力や筋力をつけて生活習慣を見直すことはもちろん、今さらながら外に出る楽しさも知りました。これからも子どもと一緒にいろいろなところへ出かけられると思うと、楽しみが尽きません。 著者:橋本楓/女性・主婦。1歳女児の母。自身の体験をもとに、妊娠や出産、子育てに関する体験談を中心に執筆している。作画:加藤みちか ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2023年04月27日登場人物■ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意な男の子。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。■ねむ:2020年7月生まれ。よく寝る女の子。■つぶみ:ほにゅ&ねむの母。すぐムリって言う。一応一生懸命取り組む。■ぺー:ほにゅ&ねむの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。あの頃の自分へ。編集後記二人目の産後、長男・ほにゅくん(当時2歳)の言葉に傷ついていたつぶみさん。それから数年がたち、今ではほにゅくんから「おかーさんだいすき」と言ってもらえる幸せをかみしめ、妹・ねむちゃんからの「ままだいきらい」の言葉にもまったく傷つかないマインドを手に入れたのでした(笑)。産後は睡眠不足などから情緒が不安定になることがありますよね。はじめての経験をするときは、気持ちに余裕がなくなってしまうものです。現在のつぶみさんの姿に励まされる方もいるのではないでしょうか。子どもが成長するのと同時にママも成長していることにあらためて気付かされるエピソードですね。ままのて編集部つぶみさんの二人目妊娠のマンガはこちらままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描く漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2023年04月26日妊娠中期といわれる27週目。その日、突然言い渡された「切迫早産」によって長期入院が始まった私。コロナ禍で家族と一切面会できず心が荒む中、私はあるボーイズグループのオーディション番組にハマりました。そして産後、思いもよらぬ展開に……! 切迫早産でまさかの長期入院! 今でも忘れられない、妊娠27週目の健診で医師から告げられた「切迫早産です。このまま入院してください」という言葉。頭が真っ白になりながらも、生まれてくる赤ちゃんを守るため、私は妊娠27週から出産までの約2カ月間を病院で過ごすことに。 コロナ禍での入院生活は、家族とはいえ面会が一切禁止。3歳の娘と直接話すことができないままスタートした入院生活は、本当につらかったです。寝ても覚めてもベッドの上。世の中から隔絶された私は、少しでも外の情報を得るために朝の情報番組を欠かさずチェックしていました。猛暑のニュースが流れていても「そっか、今は夏なのか……」とピンとこない感じでした。そんな中、情報番組内で放送されたボーイズグループのオーディションコーナーをなんとなく眺めていました。デビューメンバーに選ばれるため、汗と涙を流して奮闘する男の子たち。ライバルを蹴落とすのではなく、歌やダンスなどできないことは助け合って乗り越え、どんどん成長していくのです。そんな姿があまりにもキラキラして見え、これから男の子を産む私にとっても学ぶことの多い内容でした。いつしか、このオーディションコーナーが入院中の私の唯一の楽しみに。 つらい入院生活も佳境を迎え「妊娠37週を迎えたら、もう産んでもいいからね」と助産師さん。その言葉は予言だったかのように妊娠37週0日に陣痛が! 助産師さんに、私はあのボーイズグループのデビュー曲を流してほしいとお願いしました。助産師さんも快く了承してくれ、私は彼らの曲に応援されながら元気な男の子を出産したのです。 出産後も「育児の応援歌」として聴いていたところ、なんと生後半年の息子が手をぶんぶん振って踊っているではありませんか! 試しに他の曲を流してみましたが、やはりあの曲だけに反応して踊るのです。これはきっと偶然ではないはず! 今では家族みんながボーイズグループの大ファンです。つらかった入院生活ですが、彼らのおかげで宝物のような思い出できました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 作画/Pappayappa監修/助産師 松田玲子著者:中川ジュノン
2023年04月23日生後1カ月の息子と2歳の娘の面倒を一緒に見てもらおうと義理の両親にお願いしたとき、「もう呼ばない……」と誓った出来事です。 義両親に来てもらったものの…義理の両親は、わが家から自転車で5分ほどのところに住んでいて、隠居生活を送っています。私は産後すぐに新生児と2歳の娘を連れて3週間ほど実家に里帰りをしていました。 里帰りから自宅に戻り、娘ともしばらく会えていなかった義理の両親も孫たちに会いたいかなと思いと、私も産後1カ月を過ぎたところだったので、お手伝いしてもらえたらありがたいなという思いもあり、家に来てもらうことにしました。もちろん義理の両親は、喜んで来てくれました。 しかし、来てしばらくは娘をかわいがり、息子にも「小さいな」「かわいいな」と言っていましたが、ものの数分で愛でるのは終わり、お義父さんは座椅子に座ってテレビを見始め、お義母さんはソファーで横になり、「はぁ~、なんか目が疲れたわ~」と言って寝始めました。 そして、息子がベッドで泣いても2人とも動かず、娘は「遊んで、遊んで」と私の足元から離れず、まさにカオスでした……。 「もう呼ばない……」家にいても私のストレスがたまるだけだと思ったので、お散歩を提案し、みんなで外出しました。その後、お義父さんはお昼前に帰るという話だったのですが、なぜかお昼後も残ると言い、結局大人3人分のお昼ごはんを私が用意することになり、何のために来てもらったのかわかりませんでした……。 さらに娘が駄々をこねて泣くと、お義母さんは「うちの息子たちは小さいときは、こんな風に泣かなかった」など、何かにつけて自分の子育ては正しく、私の子育ての仕方が悪いからこんなことになっているんだと言わんばかりの主張をされ、辟易しました。 心の中で、「子どもが泣かなかったはずないでしょ……」と思っていましたが、口には出せません。夫にはメールで「ありえないんだけど」とクレームを入れ、「もう呼ばない……」と誓いました。 自分も反省その後は、このままでは腹が立って終わるだけだと思い、お昼からは息子が泣いていたら「お義父さん、抱っこしてください」とお願いし、洗濯物を取りに行くときは、「お義母さん、娘を見ててください」とお願いし、私も多少はすっきりしました。 そんなこんなでわかったことは、実家で1カ月ほど実母にお世話になり、言わなくてもわかってくれて、手を差し伸べてくれていたことに甘えてしまい、義理の両親にも同じことを求めていたのだと反省しました。もしかしたら、義理の両親は私に遠慮をして率先して動かなかっただけなのかもしれないと思うようにしました。それにしても、産後1カ月経ったばかりでマタニティーブルーもあったのかもしれませんが、イライラしてしまった1日でした。0歳、2歳の母。現在は育休中。
2023年04月23日息子が生まれたころ、夫は激務。朝から夜遅くまで仕事をして、さらに月に何度かは土日も出勤と、とにかく忙しそうでした。平日は私との会話もほぼスマホを通して……という日々が続き、ついに私は疲労とストレスの限界を迎えました。 だんだん、私だけになっていく育児産後の里帰りが終わり、自宅アパートでの育児が始まって、日中は私がひとりで息子の面倒を見ていました。仕事が忙しい夫に悪いと思い、夜間授乳も一人でこなす日々で、孤独感が拭えません。 「息子の成長を夫と共有したいのに……」という気持ちが膨れ上がっていきました。 大雑把な夫にイライラ!夫は、率先して息子のお世話をしてくれ、家事についても嫌がらずにおこなってくれます。けれど、どこか大雑把なのです。息子がハイハイし始めたころ、口に入れてしまいそうなものを床に置いていて、夫にものすごく怒りました。 ほかにもエアコンの温度設定や着替えの服選びなど、とにかく「もうちょっと気にして!」というところが抜けていて、私はそのたび夫に教えなければなりませんでした。 2人で育児がしたいのに……私は産後3カ月で仕事復帰したのですが、人に教える仕事をしながら、なぜ家でも夫にいろいろ指導しなければならないのか……と思うように。夫は育児において、何かをするごとに「これでいい?」と聞いてくるのです。聞かれることはすべて、前に教えたことばかりで、「いい加減にしてほしい」と怒りが頂点に達した私。 「育児に関しては、同じスタートラインに立っていたはず。だから、家事にレベルの違いはあっても、せめて育児だけは私と同じ経験値になるようにしてほしい」と話しました。すると夫は、反省した様子で「意識が足りていなかった。きちんと行動で示す」と、自分なりに育児に関してこまかくメモを取るようになったのです。 その後、育児メモは息子の成長とともに定期的にアップデートしながら、夫婦で共有しています。今さらですが、私も言葉で言うだけでなく、見えるもので共有すればよかったな……と思いました。息子が3歳になって、夫は先回りして息子のことや、家事を進めてくれるように。おかげで、息子は夫と2人で出かけるのがとても好きなようです。これからも夫婦で協力して育児していきたいと思います。 著者:畑野ナツミ/女性・ピアノ講師兼ライター。2019年生まれの息子のママ。ピアノ講師として、子どもから大人まで幅広い年代のレッスンを担当。音楽関係の記事や、体験談記事の執筆を中心にライターとして活動中。作画:キヨ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2023年04月22日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。そんなぺ子さんの帝王切開が開始。おなかを押されて急激に気持ち悪くなったぺ子さんでしたが、無事に赤ちゃんが取り出されて小さな産声が聞こえました。初めて見る長男くんは、おじいちゃんのような顔をしていました。そんな長男くんに驚いていると、「今だけ写真撮れますよ!」と看護師さんから声をかけられました。吐き気がおさまらないぺ子さんでしたが、選択の余地はありません。圧をかけられて赤ちゃんとツーショットで写真を撮った結果、その仕上がりはとんでもないものでした……。その後はウトウトする麻酔を吸入して縫合してもらい、手術は無事に終了したのですが……!? 頭がぼーっとして、二度寝をするとまさかの展開に…!? 第1子の長男くんのときはぐいぐいおなかを押されて気分が悪くなったぺ子さんでしたが、第2子・第3子のときは、少しおなかを押したら出てきて、気分が悪くなることもなくリラックスして出産できたそうです。 そんなぺ子さんが第1子出産後、手術を終えたあと目覚めると……いろいろな物が体についていました。ぺ子さんは頭がぼーっとして下半身も動かず、眠気に襲われてもう一度寝てみることに。 しかし……ズキズキとする痛みで目が覚めてしまうのでした。 予定帝王切開で第1子を出産後、麻酔のおかげで縫合中から眠っていたぺ子さん。パパに起こされて一度は起きたものの、二度寝をした末、ズキズキする痛みで起きてしまった様子……。手術中は麻酔が効いて痛みを感じていませんでしたが、ここで初めて痛みを感じているようです。入院初日に看護師さんから言われた、「手術後は痛すぎて出歩こうなんて気も起きないでしょうけどね」という言葉が思い出されますね……。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月19日私は2児のママですが、下の子を出産後は里帰り出産もなく、退院直後からワンオペ育児でした。2人育児がハード過ぎて徐々に母乳育児から遠ざかり、下の子が生後2カ月のころには完ミ育児に。そんな私が感じた「ミルク育児のメリット」をお伝えします。ママが気兼ねなく服薬できる上の子の授乳では混合育児をおこなっていた私の実体験なのですが、母乳を飲ませている時期に風邪や病気にかかってしまった場合、服薬のことで非常に悩んだ記憶があります。 下の子が生後2カ月のときから私の疲れがピークに達し、目が腫れたり咳が止まらなかったりと心身の過労からくる症状に悩まされました。病院を受診しお医者さんに服薬をすすめられても、完ミ育児のおかげでお薬の種類で悩む必要はなかったです。子どもが2人になると横になって休んでる時間がほぼないので、さまざまな不快症状もお薬のおかげですぐに治ったのは本当にありがたかったです。 上の子と2人きりの濃密な時間を過ごせる私は退院直後から親戚などに頼れず、日中はひとりで育児をおこなっていました。上の子は、私の産後直後は特に退屈さと寂しさで情緒不安定になっていました。そこでいろいろな方に相談したところ、どの方からも「上の子と2人きりの時間をなるべく取りなさい」とアドバイスを受けました。 そして私は思い切って、上の子と濃密な時間を過ごすべく遊園地などの遠出を決行。上の子とおでかけの際は、下の子はパパに預けました。完ミ育児だからこそ、授乳のことを気にせず他の人に預けることもできたのです。そして、1日中ママと2人で過ごせる時間をたっぷり取ったおかげで、徐々に上の子の気持ちも落ち着いてきました。 下の子の生活スケジュールが整う下の子を完ミ育児にしたおかげで、授乳後は毎回「いくら飲めたか」が数値ではっきりとわかります。これが、下の子の生活リズムを整えるのに非常に役立ちました。上の子のときは混合育児で育てていたので、一体どれだけ飲めたかが確認できず、オロオロして昼寝のタイミングを失い、気付けば夕方……なんてこともありました。 下の子はしっかりと飲んだ量が確認できるので、泣いていても「さっきは遊び飲みしていつもの半分量しか飲まなかったな」などと理由がわかり、そんなときは育児用ミルクを足したりと臨機応変な対応ができました。満腹になると良く寝てくれるので、自然と生活リズムが整いました。 赤ちゃんを育てていくうえでさまざまな授乳スタイルがありますが、2人目を出産後しばらくはどうするべきかと悩みました。そのなかで、「自分が本当に大切にしたいことは何か?」と考えたことで、授乳スタイルが定まったように思います。特に2人目以降の出産は上の子もいますので、人と比べたりひとつの方法にこだわったりすることなく、柔軟に対応することが大切だと学びました。 イラスト/おんたま監修/助産師 松田玲子著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年04月17日6歳の女の子と生後9カ月の男の子の母です。これがいわゆる「上の子がかわいくない症候群」なのでしょうか……? 第2子出産後の体験談をご紹介します。 パパっ子の娘にモヤモヤ昨年6月、長女と6歳差となる第2子の男の子を出産しましたが、実は娘と関係がうまくいっていませんでした。息子を妊娠中、切迫早産と診断され自宅安静の期間が長かったことから、娘はパパと過ごす時間が増えていました。おかげでパパとの仲が親密に。また、娘は人の気持ちがよくわかり、それゆえに気をつかってしまうやさしい子です。妊娠中も産後も私にはあまり甘えず、パパに甘えてわがままを言っていました。 私は娘がパパっ子になっていることに、うれしくもあり寂しくもありました。というのも、赤ちゃんのころの娘はとにかくママが大好きで、パパの抱っこだと泣きすぎて吐くほどだったからです。自分勝手ですが「あんなにママ、ママだったのに、どうして……」とパパにばかり甘える娘を少し寂しい気持ちで見ていました。 そんなある日の夕方、帰宅したパパにまとわりつき、「抱っこして! 遊ぼう!」と甘える娘を見て、ついに気持ちが爆発。「ずっとママといたのに、なんでパパとばかり遊びたがるの?」と思わず言ってしまいました。娘はしゅんとし、私はパパからはたしなめられたことを覚えています。 娘の本音に「ママがひどかったね…」今までの言動に大反省数日後、娘からダンボールの箱を渡されました。「お楽しみ箱」と書かれた箱を開けると、そこにはお手紙が。手紙には「パパもママも好きだから安心してね! 本当はママがいっぱいやってくれたから、休ませたかったんだ」と書かれていたのです。 娘が私にすごく気をつかってくれていること、息子の世話を手伝おうとしてくれていること、娘も本当は甘えたかったことを、薄々感じていました。なのに、自分が気持ちばかりに気を取られて、娘の気持ちをわかっていませんでした。「こんなにやさしい娘に我慢をさせてしまった……ひどいことを言ってしまった…」と申し訳ない気持ちになり大反省。 失った信頼を取り戻すことは難しいけど、取り戻す努力はしないとと思いました。この手紙をもらってからは、息子が多少ぐずっていても、私から娘に一緒に遊ぼうと誘っています。そのおかげか、最近は娘のほうから遊びに誘ってくれ、「抱っこして」と言うことも増えました。 まずは上の子を優先! 娘の気持ちを大切にある日、娘が「ママのおなかに赤ちゃんできて、パパと2人でお出かけするようになったとき、3人でお出かけしていたころのことを思い出して、泣きそうになっていたんだよ」とぽつり。妊娠中、産後も娘に寂しい思いをさせてしまったので、これからは娘の気持ちを満たしていきたいです。 上の子を優先することは時に難しいですが、悩んだときはこの経験を思い出し、娘の気持ちを考えながら育児を頑張ります。 監修/助産師 松田玲子
2023年04月14日日本で一番長い歴史を持つ抱っこひもメーカー、LUCKY industries(所在地:岐阜県揖斐郡池田町、代表取締役社長:樋口 博之)は、神奈川県・パシフィコ横浜で2023年4月29日~4月30日に開催されるマタニティ&ベビーフェスタ2023(主催:マタニティ&ベビーフェスタ事務局)に出展いたします。期間中は、累計販売30万本突破の人気の抱っこひも「POLBAN(ポルバン)」と、子どもの想像力と運動を引き出すデンマークの知育おもちゃ「MODU(モデュ)」の試着・体験会を行います。マタニティ&ベビーフェスタ2023詳細: マタニティ&ベビーフェスタ2023■マタニティ&ベビーフェスタとは「マタニティ&ベビーフェスタ」は、妊婦ママ、産後ママ、パパ、ベビーのための子育て支援事業一環として、日本マタニティフィットネス協会が2005年にこれから赤ちゃんを生み育てるママ・パパとその家族を応援するためマタニティ応援イベントとして立ち上げられました。妊娠・出産・子育てに関する実践的な最先端の「情報」や不安や迷いの解決を導く「知識」を提供し、会場内で体験し学んでいただく『マタニティとベビーのための体験型情報発信イベント』で、例年人気を博しています。2022年は2日間で17,472名の妊婦ファミリー、産後ファミリーの来場がありました。■子育てがもっと楽しくなる、わくわくとドキドキがいっぱいの体験ブース抱っこひものプロが4種類の抱っこひも、POLBANシリーズの試着&ご相談にのります。さらに、AR(拡張現実)を使って抱っこひも体験を楽しめるフォトスポットをご用意しております。また、昨年の展示会でも大好評だったデンマークの知育おもちゃ『MODU』の体験ブースもご用意。お子さまはもちろんパパ・ママも一緒に遊んでいただけます。ブースイメージ■累計販売30万本以上。誰でも簡単に使える抱っこひも「POLBAN」 POLBANシリーズPOLBANシリーズは、「育児に必要だけど、抱っこひもは使い方が難しい」と感じるママ・パパに向けて開発されました。赤ちゃんを台座に「乗せるだけ」で使えてしまう簡単さが人気の秘訣。ママリ口コミ大賞を4回連続受賞するなどママ・パパにずっと愛されている抱っこひもです。今回はPOLBANシリーズに新しく加わったPOLBAN PRIMEやPOLBAN GOを含め4種類の抱っこひもをご用意しています。さらに展示会向けに特別に開発した疑似体験抱っこをができるARプログラムを採用。お子さまと一緒にご来場できない方や妊婦さんもお手軽に体験できます。(体験については事前予約は必要ありません)<ママリ口コミ大賞とは…>ママ向けアプリとして人気の「ママリ」が、ママ達の購買の意思決定を支えることを目的に、先輩ママの口コミ件数と満足度を基準にランキング形式で発表しています。本当に使ってよかったと思う商品やサービスについてアンケートを実施したものです。 スマホをかざすことで手軽に抱っこひも体験ができます■子どもの想像力と運動を引き出すデンマークの知育おもちゃ、MODU MODUやわらかいブロックやペグ、ホイールを組み立てて遊ぶおもちゃです。「想像して、組み立てて、遊んで」の繰り返し(Play Loop)の中で想像力と運動を引き出し、子どもが楽しみながら成長できます。世界三大デザイン賞の1つRED DOT DESIGN AWARDの受賞や、GOOD TOY AWARD 2021やKIDS DESIGN AWARD 2021受賞など、国内外のおもちゃ専門家から高く評価されています。国立大学法人弘前大学との共同研究や東京おもちゃ美術館でのイベントなど、より良い育児環境の実現に向けて取り組んでいます。<東京おもちゃ美術館とは…>年間来場者数15万人の赤ちゃんからお年寄りまでの多世代に向けて、豊かな出会いと多様な出番を有するミュージアムです。「多世代交流の館」として、0歳から100歳まで、さまざまな世代の方が、おもちゃを媒介に自然と楽しいコミュニケーションがとれる「老若男女共同」の環境を提供しています。■「マタニティ&ベビーフェスタ2023」概要開催日時 : 2023年4月29日(土)~30日(日) 10:00~17:00会場 : パシフィコ横浜ホール ブース番号 E-11〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目1-1アクセス : 電車でお越しのお客様みなとみらい線 みなとみらい駅より徒歩3分東京駅より約30分、渋谷より約30分、新宿より約32分:みなとみらい駅へ横浜駅よりタクシー7分、シーバス(船)で10分新幹線、飛行機、お車でご来場の方は、こちらよりご覧ください。 入場料 : 無料対象 : 産前産後のご家族、お子様のご予定のあるご夫婦や医療・業界関係者主催 : マタニティ&ベビーフェスタ事務局後援(予定): 厚生労働省/神奈川県/横浜市/川崎市/東京都/埼玉県同時開催 : ミキハウスランド(主催:三起商行株式会社)詳細URL : ■LUCKY industriesについて商号:ラッキー工業株式会社、通称:LUCKY industries(ラッキーインダストリーズ)。1934年岐阜で創業、日本で一番長い歴史を持つ抱っこひもメーカー。JCCS(日本抱っこひも安全協議会)の代表幹事企業。創業以来、累計4,000万本以上の抱っこひもを出荷。やさしさのある技術(テクニカル)を開発することで、赤ちゃんの成長サポートやママ・パパの快適さを追求していきました。“Amazing Life With Baby”LUCKY industriesは、これからも抱っこひもを通じて、もっと楽しい、新しい、赤ちゃんとのライフスタイルを提案します。LUCKY industries 公式サイト: LUCKY industriesは、抱っこひも開発の中で得た子どもの成長に関する知識をもとに、おもちゃへの取り扱いもスタートいたします。「育児は世の中を変える」という考えのもと、これからも、もっと楽しく、新しいライフスタイルを提案します。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月13日登場人物■ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意な男の子。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。■ねむ:2020年7月生まれ。よく寝る女の子。■つぶみ:ほにゅ&ねむの母。すぐムリって言う。一応一生懸命取り組む。■ぺー:ほにゅ&ねむの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。GODな助産師さん編集後記夜泣きの多かった一人目のほにゅくんに比べて、夜泣きが少なくよく眠る子だった二人目のねむちゃん。授乳のタイミングの違いに戸惑っていたところベテラン助産師さんの「その子に合わせてあげて良いんだよ」という言葉に気持ちがかるくなったつぶみさんでした。産後は心身ともに不安定な状態がつづきます。育児書の情報や周囲からの助言に戸惑うこともあるでしょう。そんなときにママに寄り添った声かけをしてもらえると、心底ホッとしますよね。赤ちゃんにはそれぞれ個性があります。育児書通りにいかなくてもベテラン助産師さんの言葉を思い出してリラックスしたいですね。ままのて編集部つぶみさんの二人目妊娠のマンガはこちらままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描く漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2023年04月12日産後パパ育休の給付金の水準引き上げへ手取り額と同額をカバー政府は2023年3月17日に行われた記者会見で、産後パパ育休(出生時育児休業)中の育児休業給付(出生時育児休業給付金)について、支給額を引き上げる方針を表明しました。現行の制度では休業前賃金の67%が支払われますが、これを8割程度に引き上げることが検討されています。休業中は社会保険料が免除されるため、実質的には休業前の手取り額をほぼ100%カバーできる見通しです。給付金引き上げの目的は?今回の給付金引き上げが検討された背景には、男性の育休取得率を引き上げたいという狙いがあります。2025年度までに男性の育休取得率を30%にする政府の目標に対し、2021年度の取得率が13.97%にとどまっている現状があるためです。政府は今回の給付金引き上げを含めた改革を推し進め、男性の育休取得率を25年度には50%、30年度には85%まで向上させたいとしています。給付金引き上げはいつから?育児休業給付の財源は雇用保険でまかなわれていますが、給付額が年々増加しており、財源が不足すると懸念されています。支給額を増額するには、財源の確保が課題です。現状では、給付金の引き上げ時期について具体的には明示されていません。政府は2023年3月末には子ども政策のたたき台をまとめ、6月までには予算倍増に向けた大枠を示す考えです。産後パパ育休とは?産後パパ育休は、育休とは別に出生後8週間以内に最大4週間まで休みを取得できる制度です。2回まで分割取得することも可能で、2022年10月に創設されました。女性の給付金は引き上がる?女性についても、産後の一定期間に育休を取得した場合の給付率を手取りと同額に引き上げることが検討されています。加えて希望する場合は、時短勤務時にも給付が行われるよう制度の見直しが進められる予定です。産後パパ育休の最新情報をチェックしよう男性の育休取得率が上がりにくい理由のひとつとして、収入面の不安があげられています。政府としては給付金を引き上げ、手取り額と変わらない支援をすることで、育休取得の促進につなげたい考えです。現在は産後パパ育休をはじめ、そのほかの子ども政策も次々と打ち出されています。当初の発表から内容が変わることもあるため、最新情報をチェックし、制度を活用していきましょう。産後の時期をパパと共有できることは、ママにとって大きな心の支えになることでしょう。とるだけ育休にならないように準備を進めて、産後パパ育休や育児休業制度を有効に活用しながら、ママとパパのふたりで産前産後の生活を整えていけると良いですね。※この記事は2023年3月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2023年04月05日私の住む自治体では、産後ドゥーラの助成制度が充実しています。第2子を出産後、約半年は夫が育休を取ったため夫婦2人で子ども2人の子育てをしていましたが、夫が仕事復帰をするタイミングで産後ドゥーラをお願いしたいと思いました。しかし、思うようにドゥーラさんが決まらず……。もっと早めに動いていればと後悔した私の体験談です。ママ友に教えてもらった産後ドゥーラ私たち家族の住んでいる自治体は子育て支援に力を入れていることで有名で、第1子である長男も児童館やプレイルーム、一時預かりといった区が運営している施設をよく利用していました。 第2子の長女が生まれ、児童館で仲良くなった2人の子どもがいるママ友に「産後ドゥーラ」の制度を教えてもらいました。産後ドゥーラとは産前産後を支えるための知識や技術をもつ、産前産後ケアの専門家のことです。 第2子の出産から1年間、上の兄姉が3歳未満の場合は利用上限180時間までの助成が受けられ、そのママ友は週1回3時間利用していてとても助かっているとのこと。 苦労したドゥーラさん探しわが家は夫が約半年の育休を取得していたので、休みが終わるタイミングに合わせてドゥーラさんにお願いしたいと考えました。そこで育休が終わる1カ月ほど前から、産後ドゥーラ協会ホームページで条件の合う人を探してみました。しかし掲載されている人のほとんどが3カ月以上先の予約しか受けられないという状況が書かれていたのです。1カ月後から頼める人など皆無の状態に驚きました……! 10人ほどのドゥーラさんにメールをしてみて、2カ月後からであれば定期サポートに来てくれる方がやっと1人見つかりました。まずはどのようなサポートが受けたいか確認するプランニングに来てもらい、その人に週1回3時間の定期サポートをお願いすることになったのです。 もっと早くから動けばと後悔ドゥーラさんに来てもらうようになり、長女のお世話やちょっとした家事をお願いできる快適さがありがたかったです。せっかく助成制度があるなら、出産後すぐに来てもらえるように動けばよかったと後悔しました。ドゥーラさんに聞くと、妊娠中にプランニングをおこない、産後すぐからサポートを受ける人が多いとのこと。 サポートの料金は1時間3,000円から3,500円くらいの方が多く、助成で1時間2,700円が補助されました。私の頼んだドゥーラさんの料金は1時間3,000円なので、3時間頼んでも助成を受ければ1回900円、それに交通費がプラスとなります。子どもが小さいときに3時間手を貸してもらえるのはとても貴重で、この値段で利用できるのであれば頼む人が多いのも納得でした。 産後ドゥーラの助成制度については、母子健康手帳をもらいに行った際に説明は受けていたものの、当初は利用する気がなかった私。しかし実際のサポートを受けるとその素晴らしさに感動しました。わが家はこのまま2人兄妹の予定ですが、周りのママ友に「もし2人目、3人目を妊娠したときは早めに動いてドゥーラさん頼むのがおすすめだよ!」と話をしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じてお住まいの自治体に確認するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:林 ゆり2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年04月04日次女の妊娠中、市役所に相談し、保活もばっちり済ませておいた芸子。例年通りでよほどのことがなければどこかしらの保育園には入れるだろう、そう言われていた。そうして次女を出産後は、穏やかな育休生活を送っていた。が、しかし、思いがけない事件が芸子に襲いかかって―!? 嘘!!保育園入所の結果は 例年通りならきっとどこかには入れる、そう聞いていた保育園に、まさかの全落ち! まさか私が保育園難民になるなんて。 夫の会社はリモートじゃないし、私がずっと子どもたちと家で過ごすのかな。先が見えないって本当に不安……。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター 芸子2017年、2019年生まれの姉妹ママ、芸子さん。Instagramでほっこり可愛い育児エピソードやあるあるネタを更新中!
2023年04月03日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、パパの育児サポートについて教えてくれました。最近では育児に積極的なパパが多く、様々な場面で夫婦で育児を分担している家庭も多いかと思います。しかし、パパのサポートはありがたいけど、実は…ということもあるようです。ママと接する機会の多い榎本先生が聞いたママ達のリアルな声をお届けします。どんな風に夫婦で子どもを育てていくのが良いのかはそれぞれの家庭で異なります。ぜひ一度話し合ってみてくださいね。 以前に比べて、産後に育児休暇をとるパパも増えて、祖父母のサポートを受けずにパートナーと2人で育児をスタートさせるご家庭も増えています。今回は、ママが言いたくても言いづらい産後のパパのNG行動についてお話ししていきます。 家事や料理をやってくれてるけど…ちょっとモヤモヤすることも最近は料理などの家事のスキルが高いパパが多いと感じます。普段から、家事を分担しているご家庭も多いですよね。しかし、産後になると掃除や洗濯、料理など家事のやり方で、以前は気にならなかったパパの行動がなぜか気になってしまうというママが多いようです。 ◆掃除◆赤ちゃんのために出産前より床掃除など丁寧にやってほしいのに、足りなく感じる。 ◆洗濯◆赤ちゃんのものは別に洗うなどの配慮をしてほしい。 ◆料理◆産後の疲れている身体や母乳分泌などを考慮してバランスがとれた食事をしたいけど、胃もたれしそうなガッツリ系の男料理が続く。 ◆買い物◆料理はしてくれるけど、食材費が高くなるなどのコストが考慮されていない。 共働きでお互いが忙しい時や、出産前で赤ちゃんがいない時期には全く気にならなかったことが、気持ちも不安定になりやすい出産後のママはどうしても気になってしまいます。 頑張ってやってくれている分、なかなかパパには言いにくいため、モヤモヤが残ってしまうのかもしれませんね。パパは、「〇〇はどうしてほしい?」、「いつも〇〇しているけど気になることある?」など言いやすい雰囲気を作ってくれると良いかなと思います。ママ自身も、感謝を伝えつつ、気になることは伝えるように心がけてみましょう。 時には専門家や家事サービスに頼る話し合いを産後ケア施設、産後の家事サービス、食料品の宅配サービス、助産院の母乳・育児相談など産後をサポートしてくれるものがたくさんあります。サービスには有料なものも多くあり、育児休暇でパパがサポートしてくれているから…とママによっては遠慮してしまったり、有料サービスをわざわざ利用するのはハードルが高くなってしまう場合もあります。パパが実際に育児や家事を一緒にするだけではなく、様々な専門的なサービスを一緒に探しながら、ママが利用できるものを話し合ってみるというのもパパの役割かなと思います。産後のサポートをしてくれるサービスはどんなものがあるのかを一緒に探すことで、ママだけでなく、パパもそういったサービスが身近なものに感じるかもしれませんね。 まとめ男性の育児参加が進む中、パートナーと育児をどうサポートしたり分担していくかが難しくなる場合もあります。単純に役割を半分ずつに分担するというより、お互いの性格や、得意なこと、不得意なことを尊重したり補いながら、一緒に育児に取り組めたら良いなと思います。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2023年03月30日私はある生理期間、夫に生理用ナプキンを買ってきてほしいと初めてお願いしました。夫は快く了承してくれましたが……。 夫におつかいを頼んだ私家事や育児でバタバタしていたある日。「ごはんの買い出しに行かないといけない」と呟いていると、夫が「今日は俺が行こうか?」と声をかけてくれました。私はまだまだやることがあったので夫の提案に感動! 「いいの? お願いします!」と買い物を頼むことに。 何を買ってきてもらおうかメモしているとき、生理用ナプキンが残り少なかったことを思い出しました。そして、夫に「生理用ナプキンも買ってきてほしい」とお願いしてみることに。夫は「恥ずかしい」と言って断るかなと思っていたのですが、「いいよ」と即答してくれました。 何回も電話がかかってくる夫の初めての生理用ナプキンのおつかいです。「羽なしの1番安いやつでお願い」 と伝えてあり、何も聞かれることはなかったので問題なく買ってきてくれるだろうと思っていた私。夫が帰ってくるまでに家事をおこなわなければと思っていると……夫から電話がかかってきました。 ドラッグストアについたようで「ねえ? どれがいいの? たくさんありすぎてわからない」と夫。私は羽なしの1番安いやつを買ってきてほしいことを再度伝え、「わかった」と言われたため電話を切りました。 すると、しばらくすると夫からまた電話が。「あのさ、羽ってなに?」この言葉に私はハッとしてしまいました。「そうか、ナプキンを購入したことない夫には羽と言われてもわからないか……」と。 そこで私は「だいたい〇〇枚入って、〇〇円くらいで、ナプキンに羽みたいなのがついていないパッケージのやつで昼用のを買ってきて!」と詳しく伝えました。夫は理解したようで、電話を切ったのですが、最後にもうひと電話。「これであってるのかな?」という確認の電話がかかってきたのです。 ありがたいけれど、正直…家事をしていた私は、何回も電話がかかってくるたびに家事をストップ。夫の行動はもちろんありがたく、うれしかったのですが、「これなら自分で後日買ったほうが早かった……」とも思ってしまった私がいました。 また、「生理用ナプキンって意外と値段するんだね」と言われたときにはなんと返したらいいのかわからなくなってしまい……。改めて、男性には生理用ナプキンを始め、生理のことをもっと理解してもらいたいなと感じました。 あのときは、自分も慌ただしくしていて「自分で買ってきたほうが……」とも思ってしまいましたが、夫の行動はうれしかったですし、これから夫に生理用ナプキンを買ってきてと頼みたくなるタイミングがまたあるかもしれません。生理についても理解してほしいと思っているため、今後のために夫には生理用ナプキンについてどんな種類があるのかなど知ってもらい、生理用ナプキンを購入することに慣れていってもらおうとも感じました。 著者/松谷 えりな作画/ののぱ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ののぱ2014年8月生まれの息子は発達凸凹さん。(自閉症スペクトラム及びADHD) 大変なことも沢山あるけれど、ピースフルでとびきりキュートな息子にいつも笑顔をもらっているシングルマザーです!南九州に生息しています。
2023年03月30日次男を産んだときのお話です。次男の出産は陣痛を感じ始めてから生まれるまで3時間程度とスピーディーで、安産でした。しかしいくら安産といえど、私は疲れ果ててベッドで休んでいました。なのに出産後2時間ほどして病院に来た義父母は、なんと2時間以上も居座り続けたのです。 次男を出産私が次男を出産したのが午後4時半ごろ。陣痛が始まってから3時間程度で出産して、比較的安産でした。ですが安産といっても当然体はボロボロです。出産後2時間ほどはベッドの上で横になって、体を休めていました。 その後、私は助産師さんの指示で車椅子に乗って、自分の病室へと戻ることに。次男とは翌日から母子同室で過ごすこととなっていたので、私は部屋に戻ったらゆっくり眠ろうと考えていました。 義父母が病院へしかし午後6時半ごろ、義父母が突然私の病室へとやってきました。出産を終えてすぐに夫が義父母に連絡を入れ、次男は検査などのため今日は面会できないこと、産後で私が疲れているため面会は翌日にしてほしいことを義父母に伝えたと聞いていたので、今日はこないと思っていた私は驚きました。 義父母が来たとき、ちょうど助産師さんと母乳の話をしていたのですが、それを見た義母が「なんだ、元気じゃん」と言ったため、私は「嫌味を言いにきたの?」とその言葉に少し苛立ちを覚えました。しかし助産師さんが「元気そうに見えても体はボロボロなんですよ」とすかさずフォロー。それを聞いた義母は少し気まずそうな顔をしていました。 居座る義父母助産師さんが病室から出て行くと、義母は出産の様子や次男の様子を聞いてきました。私は後陣痛や会陰切開の痛みに耐えながら受け答えをしていましたが、正直早く帰ってほしいと感じていました。しかし結局義父母が帰ったのは、病院に来てから2時間以上も経ったころ。 私の様子を見にきた助産師さんが「そろそろ休ませてあげてくださいね〜」と助け舟を出してくれたことがキッカケでした。義母は渋々と言った感じで、帰り際に「明日も会いにくるからね」と言いながら病室から出ていきました。 義母からのLINE義父母が帰ったあと、私はすぐ夫へ連絡を入れることに。産後2時間以上も居座られてつらかったこと、ゆっくり休みたいのに毎日会いに来られることはしんどいということを伝えました。すると夫は「今日は行くなって言ったのに! 本当にごめん」と謝ってくれました。そしてそのあとすぐに夫は義母へ連絡し、私の気持ちをうまく伝えてくれました。 すると義母から「今日はごめんね。孫が増えたと思うとうれしくて、〇〇ちゃん(私の名前)のことを考えずに行っちゃった。入院中はゆっくり休んでね。退院して落ち着いたら会いに行くね」とLINEが来たので、私も「そうですよね、次男に会いたい気持ちはわかっています。退院したら会いに来てくださいね」と返信。その言葉通り、義父母は入院中に病院へ来ることはなく、ゆっくり休めました。 私も産後で精神的に不安定だったこともあり、夫を通してではありますが、少し冷たい言い方をしてしまったかなと反省しました。しかし義母の「純粋に孫に会いたかっただけ」という気持ちが聞けたので、それはよかったなと感じています。これからも義母に不信感を覚えたときは、しっかり本音を聞いて向き合いたいと思った出来事でした。 著者:森井さやか/女性・主婦。小学生と幼稚園児の男児2人、0歳の女児を子育て中。育児の経験やアパレル販売員をしていた経験を生かして、子育て体験談やファッション記事を執筆している。作画:山口がたこ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年03月29日3月7日(火)、ベビーカレンダーは公式YouTubeチャンネルにて、家事や育児の合間にできる動画シリーズ「産後太り解消エクササイズ」の「ぽっこりおなか&尿漏れ解消ストレッチ」を公開しました。このシリーズは、座ったまま、寝転んだままできるものを中心に、音声オフでも一緒にトライできるので寝かしつけの合間にもできちゃいます!ぜひ毎日一緒にトライしてみてくださいね! 本編では、部位ごとに分けて産後太りを解消するエクササイズを紹介。今回紹介するのは、産後から気になり始める人が多い「ぽっこりおなか&尿漏れ解消」ストレッチ。第1回で紹介した骨盤まわりを整えるストレッチをプラスすれば、より血流も良くなって代謝もアップ! 痩せやすい体を目指せます。 布団の上で簡単トライ!ぽっこりおなか&尿漏れ解消♪ストレッチ<エクササイズ動画シリーズの特徴>・1日たった2~3分だけ!2~3つの動きを繰り返すだけなので、無理のない範囲でトライできます。 ・音声オフでも音声だけでもできる!家事中は「音声だけ」、寝かしつけ中は「音声なし」でもおこなえます。 ・子どもを寝かしつけしながらできる!座ったまま、寝転んだままできるメニューがメインです。子どもを寝かしつけする横でトライできちゃいますよ。 「ぽっこりおなか&尿漏れ解消」ストレッチのポイント「下っ腹が目立つようになった…」「出産後から尿漏れが気になるように…」「痩せにくくなった…」 そんな方は要チェック! まずは四つん這いになり、両足つま先立ちでおこなうストレッチからスタート。おなかを意識しながら、上下の動きを繰り返すだけでOK! 次に、床に腰をおろして両かかとをつけたまま足をV字に伸ばしていくストレッチをおこないます。この2つの動きを組み合わせるだけで、骨盤底筋と連動している内転筋(内ももの筋肉)が鍛えられ、尿漏れ解消を目指せます! 毎日2分でおこなえるストレッチなので、ぜひ寝る前にトライしてみてくださいね。 エクササイズの効果をより高めたいなら、まずは骨や筋肉を良い状態に整えることが大事。ベースとなる骨盤まわりからアプローチして、姿勢を正していくところから始めてみましょう! 骨盤まわりをほぐすストレッチも紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。 ▼詳しくは動画からチェック♪ ベビーカレンダーでは、さまざまな出産にフォーカスしたドキュメンタリーシリーズや、赤ちゃんとママの1日に密着したルーティン動画も公開中!
2023年03月27日2月28日(火)、ベビーカレンダーは公式YouTubeチャンネルにて、家事や育児の合間にできる動画シリーズ「産後太り解消エクササイズ」の「腰痛解消ストレッチ」を公開しました。このシリーズは、座ったまま、寝転んだままできるものを中心に、音声オフでも一緒にトライできるので寝かしつけの合間にもできちゃいます!ぜひ毎日一緒にトライしてみてくださいね! 本編では、部位ごとに分けて産後太りを解消するエクササイズを紹介。今回紹介するのは、育児や家事で酷使することが多い「腰痛」にアプローチするストレッチ。第1回で紹介した骨盤まわりを整えるストレッチをプラスすれば、より血流も良くなって代謝もアップ! 痩せやすい体が叶いますよ♪ 布団の上でできちゃう!腰痛解消♪ストレッチ<エクササイズ動画シリーズの特徴>・1日たった2~3分だけ!2~3つの動きを繰り返すだけなので、無理のない範囲でトライできます。 ・音声オフでも音声だけでもできる!家事中は「音声だけ」、寝かしつけ中は「音声なし」でもおこなえます。 ・子どもを寝かしつけしながらできる!座ったまま、寝転んだままできるメニューがメインです。子どもを寝かしつけする横でトライできちゃいますよ。 「腰痛解消」ストレッチのポイント「子どもを抱っこするたびに腰が痛む…」「腰痛が慢性化している…」「代謝が落ちた気がする…」 そんな方は要チェック! まずは座った状態で梨状筋(お尻の奥の筋肉)を伸ばすストレッチからスタート。余裕がある人は、顔を横に向ける動きをプラスするとより効果的(体が硬い人は無理のない範囲でおこないましょう)。 次に、膝立ちになって股関節を伸ばすストレッチをおこないます。この2つの動きを取り入れるだけで、お尻や股関節まわりをほぐしながら、腰痛解消を目指せます! 「腰が重い……」。そんなときは、ぜひ寝る前にトライしてみてくださいね! エクササイズの効果をより高めたいなら、まずは骨や筋肉を良い状態に整えることが大事。ベースとなる骨盤まわりからアプローチして、姿勢を正していくところから始めてみましょう! 骨盤まわりをほぐすストレッチも紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。 ▼詳しくは動画からチェック♪ ベビーカレンダーでは、さまざまな出産にフォーカスしたドキュメンタリーシリーズや、赤ちゃんとママの1日に密着したルーティン動画も公開中!
2023年03月26日私は4人の子どものうち、3人目と4人目を11カ月差で出産しました。1人目と2人目は5歳差、2人目と3人目は6歳差と、上の子たちはそれぞれ歳が離れていたので、今回初めて年子を経験することに。11カ月差の兄弟を産んで、実際に感じたことをご紹介したいと思います。妊娠初期と後期がきつかった!私は妊娠初期に眠気が強く現れるタイプなのですが、ちょうどその時期に3人目である次男は、授乳間隔がまだ3時間おき。なおかつ夜泣きが始まりだしたことなどもあり、体力的にも精神的にもつらかったです。また、つわりのピーク中に離乳食作りをしなくてはならず、お粥のにおいが非常につらかったです。 妊娠後期になると大きいおなかで、まだ歩けない体重10kg弱の次男を抱っこしなければならず、腰痛が悪化しました。それに加えておなかの赤ちゃんが下がり始めてしまい、自宅安静を指示されてしまったのです。しかし、1歳前の子がいては安静にしていることも難しく、妊娠後期もかなり苦労しました。 産後は同時に泣き出しカオス状態に…4人目である三男が生まれたとき、次男はまだ生後11カ月。どちらかが泣くともう一方も泣き出してしまい、夫が仕事でいないときなど、ひとりで2人をあやすのはひと苦労。三男はまだ新生児のため、2人を同時に抱っこすることもできず、まずは次男、次に三男と、代わる代わる抱っこをしたりあやしたり……。 2人の泣き声が部屋に響き、家の中はまさにカオス状態でした。また三男と次男の授乳時間が重なると、2人の泣き声に急かされながら、育児用ミルクを2本調乳しなければならず、地獄のような産後を経験しました。 弟に興味を持つ兄と、兄が怖い弟次男が1歳を過ぎたころ、弟である三男に興味を持つように。生後2カ月の三男に近づきしばらく見つめたあと、三男の口や鼻の穴に指を入れようとしたり、突然叩いたりといった行動をとるようになりました。 三男はその都度大泣きし、次第に次男が視界に入るだけで泣いてしまうようになってしまいました……。常に2人の行動から目が離せず、神経をすり減らしていました。 次男にお兄ちゃんの気持ちが芽生え始めた?次男が1歳3カ月になり、三男が生後4カ月になったころ、次男が三男をかわいがるようになりました。頭をなでたり、抱きしめてみたり、時には顔にチュッとするようなしぐさをしたり。そして三男が泣き出すと、いないいないばぁをしてあやそうとしたり、おしゃぶりを持って行ったりと、お世話をしようとするようになりました。 そのころから三男も次男に心を開き始めたのか、次男を見ても泣かなくなりました。次男はまだ1歳3カ月なのに、もう立派なお兄ちゃんなんだなぁと感心してしまいました。歳が近い兄弟だからこそ、こういった経験もできたのだと思います。 3人目まではそれぞれ歳が離れていたので、同時に手が掛かることの大変さを経験していませんでした。今回11カ月差での妊娠、育児を経験し、年子の大変さを痛感しました。でもそれと同時に、歳が近い兄弟ならではの成長を見られ、年子っていいなあと感じています。これからも下の子2人の成長を、家族みんなで楽しみながら見守っていこうと思います。 イラスト/sawawa監修/助産師 松田玲子 著者:ライター 木村なち三児の母。現在4人目を妊娠中。パニック障害を抱えながらの妊娠・出産・育児の経験に基づき、体験談を中心に執筆している。
2023年03月25日美海さんはソーシャルワーカーとして毎日忙しく働きながら、二人の子どもを育てています。忙しい業務、急な残業にも対応しないといけない日々ですが、夫の協力のもと充実した日々を過ごしています。しかし、最初からそうではなかったようです。6年前長男を出産した美海さん。産後の育児に限界を感じ、怒りながらも夫に育児の協力を求めます。息子が4カ月になるころには夫も育児に慣れ、少し心に余裕ができた美海さんでした。美海さんは、友人からの誘いで出かけることになりました。産後子どもと離れたのは初めてだった美海さんは、ウキウキしながら友人のもとへ向かいます。息子を夫に任せて外出!しかし…… 楽しみにしていた友人との約束でしたが、家を出て30分も経たないうちに夫から電話がかかってきました。仕方がないので、友人との約束を断り、家に戻って授乳します。夫の「ママが一番だね~」という発言になんとも言えない気持ちになるのでした。 自分は育児でどこにも出かけられないのに、次の日サッカーに出かける夫を見て、「なぜ同じ親なのに、私だけ生活が違うの?」と美海さんは力なく座り込んでしまいます。 息子が育児用ミルクを飲まないという理由だから仕方ないのかもしれないですが、外出を楽しみにしていた分、落ち込んでしまいますよね。 さらに追い打ちをかけるかのように夫の外出……。「なんで自分だけ?」と思ってしまっても仕方ないでしょう。育児にも協力的になった夫ですが、美海さんの気持ちには気づけてないようです。 どうすれば、夫が美海さんの気持ちに気づき、夫婦でバランスよく育児ができると思いますか?原作:耳たぶ吸ってたも~れ著者:マンガ家・イラストレーター ゆむいイラストレーター・ブロガー。育児や日々の出来事を中心とした4コマ漫画で3学年差兄弟の成長を記録しているブログ「ゆむいhPa」を運営。著書に『夫の扶養からぬけだしたい』『ママはパパがこわいの?』(ともにKADOKAWA)など。中学校の同級生だった耳たぶ吸ってたも〜れ氏とTwitterを通じて再会。意気投合し、「親になったの私だけ!?」を共作するに至る。
2023年03月17日登場人物ママ/なつみ:とにかく面倒くさがり屋のB型(Instagram:omori_nigaoe)パパ/ゆたか:女子力が高い雑学王。子煩悩がすぎるパパさっちゃん:2017年7月生まれ。お歌大好き元気で明るい気分屋さんれーちゃん:2018年11月生まれ。お姉ちゃん大好きパパっ子。お姉ちゃんに冷たくされると大泣きするちょっと大袈裟さんしーちゃん:2020年4月生まれ。お姉ちゃんたちにかわいがられてすくすく成長中!つーくん:2022年12月生まれ。元気な3人のお姉ちゃんたちに囲まれ日々成長中!大変だった健康管理!5歳、4歳、2歳の年子3姉妹と、0歳の男の子を中国で育てているずぼらママです。前編では妊娠糖尿病になってしまった原因かもしれないと思い当たる出来事を振り返りました。今回は、実際にどのように妊娠糖尿病と向き合ったのかについてご紹介させていただきます。妊娠糖尿病が判明した後、産婦人科の中国人通訳の方とのやりとりでは淡々とした態度に、メンタルが弱くなっていたわたしは何度も涙しました。わたしは毎食後30分の運動と食事の見直しで妊娠糖尿病と向き合うことにしました。日本と違う中国の食品は、調理の仕方がわからなかったり、おすすめされた食品がどこで買えるのかわからなかったりで日々の食事管理が難しかったです。「甘いものはダメ、最悪赤ちゃんの心臓が止まる。食後30分は歩いて」など制限が厳しく、通訳の方を通して伝えられる言葉の表現がストレートで本当に怖かったです。子どもが3人いながら、外を歩く時間を確保するのは難しかったので、ルームランニングマシンを購入して家の中で毎食後30分歩くことにしました。食事面では、両親に日本のロカボ食品を送ってもらい少しずつ食べました。中国にも低糖質食品は売っていますが「砂糖が入ってるかもしれないから食べないで。表記に嘘があるかも。」と通訳の方に言われて驚きました。(それでも低糖質なケーキ屋さんのケーキや、プロテインバーなどを購入して少しずつ食べていましたが・・・。)おかげでわたし自身の体重はあまり増えず、赤ちゃんは正常範囲の大きさで臨月を迎えました。最後まで血糖値が下がることはありませんでしたが無事に出産し、妊娠糖尿病で懸念されている赤ちゃん産後の低血糖にはならず安心したのを覚えています。産後すぐにはわたしの血糖値は下がらず徐々に下がっていき、産後42日で行った糖負荷検査では正常の値に戻りました。妊娠中「甘いものは産後にいっぱい食べて」と言われていましたが、いざ出産を終えても「産後の検査するまでは我慢して。糖尿病怖いよ」と言われて引き続きの我慢。産後のアイスを楽しみにしていたのでとても悲しかったです。いまでも妊娠中の食事の仕方や糖尿病への不安が抜けずベジファースト、タンパク質摂取、低糖質を心がけて食事をしています。妊娠中は食事の制限や運動を頑張っても成果が出ずうまくコントロールできない血糖値がとても辛くて何度も泣きました。そんなわたしの心の支えとなったのはロカボ商品、家族の支え、そしてYouTubeのasmr 動画です!スイーツをたくさん食べるYouTube動画は運動をしながら毎日何度も観ていました。いまも産後の食欲を抑えるためによく観ていて、まだまだしばらくお世話になりそうです(笑)また、妊娠糖尿病になったからこそ、健康に気を遣えるようになりました。いま妊娠糖尿病の方、長く続く毎日に落ち込んでしまうことが多いと思いますが仲間はたくさんいます!少しでも心が軽くなりますように。はじめての妊娠病(前編)はこちら妊娠・育児に関するお役立ち情報発信中!ままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひチェックしてみてください!おおもりなつみさんのマンガが動画になって登場!ままのてで大人気の育児マンガが動画でも楽しめるようになりました。もちろん、おおもりなつみさんのままのてオリジナルマンガも動画になって登場していますよ。おおもりさんの描く年子3姉妹の日常をぜひ、ご覧になってくださいね。※「ままのてチャンネル」とは妊活・妊娠・出産・育児の情報を届けるチャンネルです。妊娠中や育児期のお役立ち情報のほか、マンガ動画も配信していますよ。お気に入りの動画を見つけたら、ぜひチャンネル登録してくださいね。過去のエピソード著者情報
2023年03月16日STEAM教育って何?
子育て楽じゃありません
細川珠生のここなら分かる政治のコト