2022年10月8日 14:15
特別支援学級?通常学級?軽度知的障害の息子の進路。ママ友は「通常学級で大丈夫そうなのに」と言うけれど…母の決断は――発達ナビユーザー体験談
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困り感の少ない息子、きっと通常学級でもなんとなくトラブルなく過ごしていけるかもしれません。でも、トラブルがない訳ではなく、それは「トラブルに気づかない」だけなのかも…。
低学年のころは大丈夫でも高学年になったら勉強も難しくなるし、人間関係も複雑になってきます。そのときに通常学級で息子が楽しく過ごせるのか…夫とも相談し、私たち家族は就学先を「特別支援学級」へと決めました。
ママ友に伝えてみると…「全然大丈夫そうなのに!」と言われ
息子には加配もついていなかったこともあり、それまで息子の障害をこども園のママ友に伝えることはありませんでした。普段の園での様子や「こんなことがあって困った~」程度は話していましたが、軽度知的障害があることまではなかなか話せなかったのです。
こども園の同級生たちは同じ近所の小学校に通う予定の子が半数近く。
周りのママ友たちも何も疑わずに息子も近所の小学校の通常学級に通うと思っていたと思います。10月を過ぎると就学の話題も増えてきて、「小学校は〇〇小(近所の小学校)だよね?と聞かれたとき「いや、実は…」と特別支援学級のある別の小学校へ行くことを伝えました。
「えっ!?全然通常学級でも大丈夫そうなのに!」「〇〇くん(息子)はしっかりしてるし大丈夫じゃない?」「〇〇くんとうちの子、仲がよかったから残念だよ~」などとママ友たちは言いました。(もちろんコメントしづらくこのように言ったのもあるかとは思います)
確かに目立ったトラブルもなく、送り迎えのときにお友達と仲良く遊んでいる様子だけを見ていたらそう思うかもしれません。でもほかの部分では確実に遅れがあるし、軽度知的障害の診断もおりているし…しかし、そのようにママ友たちに言われると「私の選択、本当に良かったんだろうか…」「息子もこども園で一緒のお友達と小学校に行った方が楽しいのではないのか」とモヤモヤとした気持ちを抱えてしまいました。
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特別支援学級に通ってみて
そして4月。特別支援学級に息子は入学しました。
結論から言うと…ここに入学して良かったです!
やはり先生が気にかけてくれたこども園とは違い、小学校の通常学級は一クラスの人数も多く、集団行動が必要になってきます。まだまだ一斉指示が通りにくい息子。少人数の特別支援学級で合理的配慮を受けながら授業を受けるのが合っているようです。