独ライカカメラは9月16日(現地時間)、コンパクトデジタルカメラ「ライカ X(Typ113)」をphotokina 2014で発表した。ライカストア、ブティック、ライカ正規特約店で10月以降に順次販売する。価格は未定。レンズ一体型モデルとしては大きなAPS-CサイズのCMOSセンサーを搭載するコンパクトデジタルカメラ。レンズは、新たに開発された大口径の「ライカ ズミルックス f1.7/23mm ASPH.」を搭載しており、大型センサーとの組み合わせにより、ディテールに至るまで緻密に描写することが可能だ。35mmフィルム換算時の焦点距離は35mm相当で汎用性が高く、同社ではルポルタージュ写真に最適とする。また、開放F値がF1.7と明るく、ボケ味の美しい写真を撮影することができる。操作面では、直感的に分かりやすいレイアウトを採用。加えて、上級者でも満足できる多彩なオート機能、状況に応じて被写体の意図をダイレクトに反映できるさまざまなマニュアル機能を備える。オートフォーカスは高速かつ高精度。静音性にも優れる。操作部やレンズキャップなどにはメタル素材、前後の外装カバーにはマグネシウム、トップカバーとベースプレートにはアルマイト仕上げのアルミニウムを採用。さらに、外装はレザー製となっており、エレガントな外観に仕上がっている。主な仕様は、撮像素子が有効1,620万画素のAPS-CサイズCMOSセンサー、レンズ構成が非球面レンズ2枚を含む8群10枚、レンズの焦点距離が35mm相当(35mmフィルム換算)、開放F値がF1.7、対応感度がISO100~ISO12500、シャッター速度が1/2,000~30秒となっている。背面のモニターは3型・92万ドット表示の液晶方式で、利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカード、動画の記録画素数は最大1,920×1,080ドット(フルHD)/30fpsだ(記録形式はMP4)。本体サイズはW133×D78×H73mm、重量はバッテリーを含まない状態で451g、バッテリーを含む状態で約486gとなっている。ユーザーには専用サイトからダウンロードする形で、ソフトウェア「Adobe Photoshop Lightroom」が提供される。
2014年09月17日独ライカカメラは16日(現地時間)、コンパクトデジタルカメラ「ライカ D-LUX(Typ 109)」を発表した。大口径ズームレンズ「ライカ DC バリオ・ズミルックス f1.7-2.8/10.9-34mm ASPH.」を搭載している。ライカストア、ブティック、ライカ正規特約店で11月以降に順次販売する。価格は未定だ。ライカ D-LUXは、大口径ズームレンズ「ライカ DC バリオ・ズミルックス f1.7-2.8/10.9-34mm ASPH.」を搭載したコンパクトデジタルカメラ。レンズの焦点距離は24-75mm(35mm判換算)をカバーしている。前モデルの「ライカ D-LUX6」より大きいフォーサーズの撮像素子を採用した。また、動画では4K動画の撮影に対応。ライカ D-LUX初となるWi-Fi機能を搭載。スマートフォンやタブレットに無料の専用アプリ「Leica Image Shuttle」(iOSおよびAndroidに対応)をインストールして、スマートフォンやタブレットからのリモート操作が可能だ。Wi-Fi接続の設定をすばやく行えるNFC(近距離無線通信)機能も備える。主な仕様は、撮像素子が有効1,280万画素の4/3型高感度MOSセンサー。対応感度はISO80~12500(拡張で最大ISO25000まで)。レンズ構成がEDレンズ2枚を含む8群11枚。開放F値がF1.7~F2.8。シャッター速度が1/4,000秒~60秒(メカニカルシャッター)、1/16,000秒~1秒(電子シャッター)。連写は最高40コマ/秒(シングルAF、電子シャッターのみ)。背面のモニターは3型の液晶ディスプレイ(92.1万ドット)。対応メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカードで、UHS-Iスタンダードに対応している。本体サイズはW117.8×D55×H66.2mm、重量は405g(バッテリー含む)。フラッシュ(ライカCF D)、バッテリー、バッテリーチャージャー、USB接続ケーブル、ネックストラップ、レンズキャップ(ストリング付き)、ホットシューカバーが付属。専用サイトからダウンロードする形で、ソフトウェア「Adobe Photoshop Lightroom」が提供される。
2014年09月17日キヤノンは9月16日、都内でデジタルカメラ新製品発表会を開催。同発表会では、新製品に関するプレゼンテーションのほか、プロの写真家によるトークセッションも行われた。トークセッションでは、キヤノンが満を持して発表した「EOS 7D Mark II」の広告やカタログの写真を撮影した13人のプロ写真家が登壇。各々が自らの作品を紹介するとともに、7D Mark IIの性能について熱く語った。関連記事プロ向け機に迫る技術を惜しみなく投入した中級一眼レフ「EOS 7D Mark II」 - キヤノン デジタルカメラ新製品発表会レポート(2014年9月16日)キヤノン、10コマ/秒連写・撮像面位相差AFの中級一眼「EOS 7D Mark II」(2014年9月16日)キヤノン、65倍ズームでどんな被写体も捉えるカメラ「PowerShot SX60 HS」(2014年9月16日)キヤノン、F1.8レンズと1型CMOSを搭載するコンデジ「PowerShot G7 X」(2014年9月16日)○プロ写真家が評価する「EOS 7D Mark II」の機能とは?今回トークセッションに参加したのは、戸塚学氏(野鳥写真)、長根広和氏(鉄道写真)、中西祐介氏(スポーツ写真)、ルーク・オザワ氏(飛行機写真)の4ジャンル、4人のプロ写真家。司会進行役は、アイ・イメージングフラッグ代表の石田立雄氏だ。まずは、多くのユーザーが関心を寄せていると思われるAF性能について語られた。司会の石田氏いわく、AF性能はこのカメラの「キモ」だという。今回、新幹線E7系を撮影した長根氏は、7D Mark IIのAF性能について、次のように説明する。「(今回撮影した鉄道写真を指し)こういったカタログチックな写真を撮るときは、従来は置きピンにしてワンショットAFで連写していました。理由は、測距点がファインダーの左右端にないため、電車の顔に測距点を合わせてAIサーボを使う、ということができなかったんです。でも、7D Mark IIの65点AFは、ファインダーの左右端にも測距点があってピントが合う!それならと、今回は欲張って65点自動AFを使ってみました。連写した全コマ、見事、運転席にピントが合っていましたよ」続いて、バスケットボールの試合を撮影した中西氏が解説。「今までのAFは、黒いユニホームと白いユニホームが混在する試合では、白い方を追いかけることが多かったんです。ですが7D Mark IIのAFは、黒いユニホームにも同じように食いついてくれる。AF速度も、普段使っている1DXとの違和感を感じさせませんし、長根さんも仰るように、測距点が左右端にまであるのがいい。フルサイズだと、どうしても(測距点が)中央付近に固まってしまいますから」と7D Mark IIのAF性能を評価する。AF性能の話題がひと段落すると、話題は秒間8コマから、秒間10コマへと高速化した連写性能へ。「秒間8コマも10コマもそんなに違わないじゃないか、と思う人もいるでしょう」という石田氏の”フリ”に、「いやいやいやいや」「全然違いますよ!」と写真家の皆さんが突っ込む。飛行機写真家のルーク氏は、夜の空港での撮影シーンを例に7D Mark IIの連写性能について解説する。「空港は夜景がキレイなんです。誘導灯とか、飛行機の衝突防止灯などが光っていて。でも、移動する機体を、不定期に点滅する衝突防止灯が光った状態で写すのは非常に難しい。ところが、7D Mark IIなら簡単に写せるんです。秒2コマの差は大きいですよ! 」戸塚氏もルーク氏の言葉に大きく頷いて、こう語る。「私は普段5D Mark IIIを使っています。連写能力は秒6コマなので、鳥の羽ばたきを撮ると、すべて羽が下の状態だったりするんですよ。今回、無謀にも縦位置で鳥の羽ばたきを撮ったのですが、まるでコマ撮りしたかのように綺麗な羽ばたきが撮れました。しかもRAWで31コマも連写できるので、バッファも一杯にならずに済む。それに、連写時のシャッター音もいいですね」7D Mark IIのシャッター音については、ステージ上の全員が非常に気に入っていると述べていた。話題は、これまた気になる高感度撮影性能へと移る。戸塚氏は感激してこう述べる。「5年前、従来機7DのISO6400で撮影をしたときも、ローライトで撮ったシマフクロウがしっかりと写っていて、驚いたものでした。しかし7D Mark IIは、なんと最高ISO16000でしょ。ならばとISO16000で撮ってみたんです。ほぼ真っ暗に近かったので、さすがに手ぶれもありました。が、ブレのない写真は、ピントがカッチリ来ている。狙い通り、これは面白い写真になりました」一方でルーク氏は「高感度撮影で航空写真の世界が広がった」と語る。ISO6400がためらいなく使えてしまう。おかげで、夜の空港で100-400mm F5.6なんていうレンズが使えるんです。こんなの、少し前まではあり得ない撮影でしたよ」そして最後は、7D Mark IIならではのフリッカーレス機能について。中西氏が自身が撮影したフリッカーレス機能をオンにした連続写真とオフにした連続写真を例に解説した。オン状態の連続写真は、どのコマも一定の見た目を保っているのに対し、オフ状態の連続写真は、コマごとの色と明るさが、明らかに違ってしまっている、という作例だ。中西氏「(オフ状態の連続写真を指し)こちらは、体育館の水銀灯のチラツキによる露出やホワイトバランスの変化をカメラが写してしまっているからです。これは写真家の技術ではどうにもならないので、私たちは仕方がないことと、長年諦めてきたんですよ。それが、機能をオンにするだけですべて解決されてしまう。まさかカメラが解決してくれるとは!」ちなみに中西氏によれば、フリッカーレス機能は、一般の人が電灯の下でカスタムホワイトバランスを使う際にも有効とのことだ。「ホワイトバランスを取るときに使うグレーボードにも、実は電灯の光の点滅が写り込みます。したがって、グレーボードが赤くなったり緑になったりして、正確なホワイトバランスが取れない。でも、7D Mark IIなら、フリッカーレス機能を使うことで、この悩みが解消されます。これ、記事に書いておくと良いですよ(笑)」7D Mark IIの魅力、写真の楽しさを熱く、楽しそうに語る石田氏と写真家の方々。トークショーの時間は30分間だったが、皆まだまだ語り尽くせないといった表情だった。そんな4人をはじめ、13人の写真家が心血を注いだ7D Mark IIのカタログ、そして広告映像の数々。今回、キヤノンは7D Mark IIのカタログを「鳥」「電車」「スポーツ」「モータースポーツ」「動物」「飛行機」「総合」の計7種用意した。ぜひ店頭で、すべてコンプリートしていただきたい。
2014年09月16日通販サイトを運営するアルノカは9月12日、店舗ディスプレイに使えるデジタルサイネージ「D-smart ST」の発売を開始した。20台限定で、価格は13万8000円(税別)。画面サイズは42インチで、縦横どちらにも使える。外形寸法は縦設置の場合W570×H1426×D502mm、横設置の場合W977×H1224×D502mm。対応コンテンツは、動画(MP4)および静止画(JPEG、PNG)。コンテンツの更新には、USBメモリを利用もしくはネットワーク経由で行う(ネット経由の場合はアルノカのサービス入会が必要)。
2014年09月12日『デジタルモンスター』シリーズのTVアニメ第1作として1999年に放送された『デジモンアドベンチャー』の15周年記念商品として話題となっている玩具『デジヴァイスVer.15th』のさらなる続報として、過去の携帯液晶シリーズと通信可能であることが明らかになった。『デジヴァイス Ver.15th』は、『デジモンアドベンチャー』にて主人公たちが使用する携帯デバイスを玩具化したもので、アニメ放送とともに1999年に発売されたオリジナル版の形状を再現しながら15周年にふさわしいデザインにするため、ゼロから新設計されている。イエローベースの「八神太一カラー」、ブルーベースの「石田ヤマトカラー」の2種類(各9,990円/税込)が展開され、受注開始から一カ月を待たずに完売。現在「プレミアムバンダイ」では、2次受注が実施されている。これまでさまざまな新要素が公開されてきた『デジヴァイス Ver.15th』だが、過去に発売された携帯液晶シリーズ『デジタルモンスターシリーズ』(1997年発売)、『デジモンペンデュラムシリーズ』(1998年発売)、『デジヴァイスシリーズ』(1999年発売)と通信できることが新たに判明。(『デジモンペンデュラムシリーズ』とのジョグレスは不可)過去商品との通信対戦ができるという。本商品は8月1日の予約開始後も、本邦初公開の完全体「セイバーハックモン」と13体目のロイヤルナイツ「ジエスモン」の収録など追加情報を公開しており、多くのファンから支持を集めている。なお、バンダイの「ボーイズトイパークショップ」では、『デジタルモンスター』の生みの親・渡辺けんじ氏やボルケーノ太田氏をはじめ、『デジヴァイス』に関わってきた開発者によるインタビュー記事の後編も公開されている。『デジヴァイス 15周年ver.』の商品価格は各9,990円(税込)で、2次受注の予約締切は、10月15日23:00。商品の発送は2015年1月を予定している。(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2014年09月06日ガートナーはこのほど、2014年版「先進テクノロジのハイプ・サイクル」を発表し、その中で、デジタル・ビジネスに向けた動きが今後の中心的なテーマになるとの見解を示した。同社のハイプ・サイクルは2,000を超える技術を119の分野にグループ化し、その成熟度、ビジネスへの貢献度、今後の方向性に関する分析情報を、企業の戦略/プランニング担当者に提供するもの。今回で20周年を向かえた。今年は、デジタル・ワークプレース、コネクテッド・ホーム、エンタプライズ・モバイル・セキュリティ、3Dプリンティング、スマート・マシンなどのハイプ・サイクルが加わった。デジタル・ビジネスに向けたガートナーのロードマップでは、以下のように、発展するビジネス時代のモデルが6つのステージに分けて定義されている。企業はこれらによって自社の現在の位置を把握して、未来に眼を向けることができる。ステージ1: アナログステージ2: Webステージ3: E-Businessステージ4: デジタル・マーケティングステージ5: デジタル・ビジネスステージ6: オートノマス (自律型)先進テクノロジのハイプ・サイクルでは、最新技術に焦点を当てているため、含まれる技術の多くは、後半の3つのステージに属するものとなる。デジタル・マーケティングのステージでは、「力の結節」(モバイル、ソーシャル、クラウド、インフォメーションの強固な結び付き) が重要になるという。このステージに属す技術としては、以下がある。ソフトウェア定義、立体ホログラフィック・ディスプレイ、ニューロ・ビジネス、データ・サイエンス、プリスクリプティブ分析、複合イベント処理、ゲーミフィケーション、拡張現実、クラウド・コンピューティング、NFC、仮想世界、ジェスチャ・コントロール、インメモリ分析、アクティビティ・ストリーム、音声認識デジタル・ビジネスは、力の結節後に到来する最初のステージで、人、企業、モノの統合に焦点が当てられる。このステージでは、モノのインターネットならびに、物理的世界と仮想世界の境界があいまいになるという考え方が強力なコンセプトとなる。デジタル・ビジネスに属する技術としては、以下がある。生体音センサ、デジタル・セキュリティ、スマート・ワークスペース、コネクテッド・ホーム、3Dバイオプリンティング・システム、アフェクティブ・コンピューティング、音声翻訳、モノのインターネット、暗号通貨、ウェアラブル・ユーザー・インタフェース、コンシューマー3Dプリンティング、マシン対マシン・コミュニケーション・サービス、モバイル・ヘルス・モニタリング、企業向け3Dプリンティング、3Dスキャナ、コンシューマー・テレマティクスオートノマスは力の結節後の最後のステージで、ここでは、企業は人間と同様 (ヒューマンライク) な能力または完全に人間に代わる能力を提供するテクノロジを利用することが可能になる。このステージに属す技術としては、以下がある。仮想パーソナル・アシスタント、ヒューマン・オーグメンテーション、ブレイン・コンピュータ・インタフェース、量子コンピューティング、スマート・ロボット、バイオチップ、スマート・アドバイザ、自律走行車、自然言語による質疑応答システム
2014年09月04日実家を離れ初のひとり暮らしを始めて、数年。すぐに母親は心配して電話をかけてくるけれど、なかなかゆっくり話を聞いてあげたりできない…なんてことも多いですよね。そこで、手軽に親孝行ができるステキなものを発見。それは、「ファミリーページ」というスマホのアプリ。わざわざ電話するまでもないけれど、日常のできごとや撮影した写真を、デジタル世代に疎い親世代へも、簡単に共有できるアプリなのです。ファミリーページに写真を投稿すると、あらかじめ招待しておいた同じグループの人に同時に写真が届き、中でもドコモの「らくらくスマートフォン3」には、待受画面に自動で表示されるというわけ。例えば、頑張って挑戦した母親直伝の筑前煮や休日に出かけた街の風景など、わざわざ電話するまでもない日常の様子を、写真と一言メッセージでどんどん送れば、電話ではわからなかったその場の雰囲気まで伝わって、母親もきっと喜んでくれるはず。「ファミリーページ」アプリは、PlayストアかApp Storeから無料でインストールして始められるので、両親だけでなく自分の兄弟・姉妹にも教えてあげるといいですね。そうすれば、姪っ子や甥っ子の写真をお母さんだけでなく自分も楽しめて、兄弟間の距離も今までよりぐっと近づくはず。投稿は「ファミリーページ」に時系列でたまっていくから、姪などの成長ぶりに加えて、自分や両親のできごともまとめて一緒に楽しめるのがうれしいですね。最近は、セキュリティのことを考えて、Facebookに子どもの顔写真をアップしていない人も多いですが、「ファミリーページ」なら第三者へ写真が流出しないから安心。そして、家族皆で成長を見守れるなんてとってもステキ。母親世代はスマホの操作ができるか心配しがちだけど、きっと「らくらくスマートフォン3」なら大丈夫。ファミリーページは待っているだけで、待受画面に自動的に写真が表示されるし、慣れてきたら「拍手!」ボタンで気軽に投稿に返事ができます。さらに、その他の基本操作も簡単。ボタンを軽く押すような感覚で入力できるらくらくタッチパネルだから、慣れないタッチパネルでも、安心して入力できそう。そのうえ、らくらく2タッチ入力で、何度もボタンを押さずにかんたんに文章入力ができるから、メールのやりとりも増えるかも。スマートフォンは文字入力するのが大変そうと感じているなら、この機能は喜んでくれるはず。それから、将来役に立ちそうなのは、「らくらくスマートフォン3」の「つながりほっとサポート」。これは、体調やスマホの利用状況(歩数計の歩数、電池残量など)を、あらかじめ指定するつながりメンバーへお伝えできる無料のサービス。つまり母親のスマホの利用状況を、子どもなどに伝えてくれるサービス。まだまだ元気なうちはいいけれど、ひとり暮らしをしているお年寄りの家族などにはとってもありがたいサービスですよね。こんなにいろいろな機能があるうえ、操作が簡単だから、スマホを使うのをずっと躊躇していた母親に「らくらくスマートフォン3」を買ってあげてみては? 「ファミリーページ」も使えば、きっといい親孝行になりそうです。・ファミリーページ 公式サイト(PC) ・らくらくスマートフォン3 公式サイト ・NTTドコモのあんしんサービス つながりほっとサポート ・Google Playストアより Android版をダウンロード ・App Storeより iPhone版をダウンロード
2014年09月03日●デザイナ-・佐藤卓と作り上げた新カバー「SSACK」紙に手で書く「アナログ」な手法から、iPhoneなどのデジタル端末を使う「デジタル」なやり方に、さまざまなものが移り変わっている昨今。そんな中、多くの支持を得ている"アナログ"な文房具の代表格ともいえるのが「ほぼ日手帳」だろう。同商品は数多くのクリエイターとコラボレーションし、毎年異なるデザインのカバーを生み出している。今年は基本のカバーのかたちや素材とはまったく異なるシリーズ「SSACK(ザック)」を、デザイナー・佐藤卓との協業によって作り出したのが目新しい。すでに手帳カテゴリの定番商品の位置を獲得していながら、毎年新たな試みを行っているのも特徴のひとつだ。今回は、そんな「ほぼ日手帳2015」のラインナップや、デジタル時代における"アナログ"な文房具の「進むべき先」について、同製品を生んだWebサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰の糸井重里氏に話をうかがった。――さっそくですが、今回新登場した手帳カバー「SSACK(ザック)」は、ほぼ日手帳のカバーの基本形から外れていて、素材もシリコンというほぼ日"らしく"ない素材を使っており、新しい挑戦だと感じました。このシリーズが生まれたいきさつをお教えください。「ほぼ日手帳」は、全体的にほかの手帳より高いと言われますが、高いぶんだけ僕らもちょっと自信があると言いますか、価格を上回る商品づくりをしているつもりです。ですが今回、若い人への(ほぼ日手帳の)入り口を広げようと思って作ったのが「SSACK」です。パソコンなどで、スチューデントモデルが出るのと同じような感覚かもしれません。名前は活動的なリュックサックのイメージから来ていて、素材も丈夫で、機能性みたいなものをつめこんだ、"大事にしない人を大事にしたい"というような製品です。この真逆にあるのが、革のカバーと言えますね。――そんな経緯で生まれたものだったんですね。確かに定番の型のカバーよりはやや安価(1,296円)ですが、デザイナーの佐藤卓さんが開発に携わったということもあり、デザイン性に敏感な人に向けたものだと思っていました。位置づけとしてはあくまで廉価版ということなんでしょうか。そうなんです。でも、廉価版を出すときに、ちゃんとした良いデザインにしないとかっこ悪いし、「こんなんでいいだろ?」という雰囲気になってしまったら嫌ですから。このカバーを見た人からは「8,000円くらいしますか?」と聞かれたりもしますけれど、実は一番安いというのが、この製品の面白いところですね。卓さんが「できないかも」って言ったくらい、なかなかの難産だったんです。これまでのものとは形が違うし、乱暴に使えるものにしたいし、シールを貼ったりして個性を出す人にも受け入れられるようなものにしたいなど、満たしてほしい要件がいくつもありました。ほかの(布や革などでできた)カバーは縫製で作るものですが、このカバーは押して型で作るので、たとえるならiPhoneのようなプロダクトを作る感覚に近かったかもしれません。(ほぼ日手帳のカバーとして)"あとから出てきたプロトタイプ"、という気がします。マグネットで開け閉めする仕組みや、色のバリエーションも、卓さんと一緒に決めました。――基本のかたちとかなり構造は異なりますが、並べてみると「ほぼ日手帳」らしい雰囲気なのもまた印象的です。たいした仕事ですよ。卓さんもそうだし、"英語版ほぼ日手帳"「Hobonichi Planner」の企画製作に携わってくださっているソニア パークさんや、ハンドメイドで革カバーを手がけてくださっているアンリ・ベグランさんにもいえることですが、こちらがためらうような省略をすっと行って、良いものを作ってくださるんです。そんな仕事ぶりに、僕らは「"これだけは譲れないもの"は何なんだろう?」といつも問われている気がしますね。●、"アナログ"な文房具が進むべき方向は?――2015年版も写真家・石川直樹さんの写真がカバーになったのをはじめ、多くのクリエイターとのコラボレーションカバーを発表されています。「ほぼ日手帳」のカバーがクリエイターのショーケースのようになってきているような印象があるのですが、今後もさらにクリエイターとの協業は広げていくのでしょうか。もちろんです。さまざまなクリエイターの方とご一緒して、幸運なことにその多くがカバーというかたちで成就していますが、もちろん全部が実現するわけではありません。残念ながらかたちにならなかったものも、そのプロセスそのものが良い刺激になっています。ほぼ日手帳のカバーに写真をあしらったのは、石川直樹さんが初めてです。「ほぼ日」のコンテンツや書籍「はたらきたい。」のときにご一緒して、作品のみならず、彼の活動を含めてコラボレーションしたいと思った方ですね。ほかにも、松本大洋さんに描いていただいた文庫本「ボールのようなことば。」の表紙イラストが、週間手帳「WEEKS」のいちデザインとして登場しています。「TOBICHI」での展示では、石川さんと松本さんの手帳は、写真集や文庫本と並べて展示しています。――手帳カバーのデザインを、元になった作品と見比べられるのは面白い試みですね。「TOBICHI」での展示は、まるで美術館のような雰囲気も感じられます。今回は確かにそうですね。でも、この間は1日限定の喫茶店でした。8月にできたばかりの場所ですが、催しを変えるたびに全然違う装いになっています。小さい場所ですけれど、「エキスだけ見てもらえればいい」というものも結構ありますからね。まとめて手帳を見せるだけの催しはここで行って、LOFTさんでは大勢の人が来ても大丈夫な展示をやります。――ところで、昨年の手帳発売の時のインタビューでは、パソコンの普及期に「シャープペンシルを封印する儀式」をされたものの、その後再び筆記具を使うようになったとうかがいました。昨今、クリエイターがiPhoneなどを用いてメモやスケッチを行ったり、絵を描かれる方は筆記具をペンタブレットに持ち替えたりする流れがありますが、糸井さんがアナログに戻ったきっかけは?やっぱり、様式関係なく物を書けることですね。デジタルなものでは、脳の中をとりあえず置いていくというようなことができないんです。――フリーハンドとテキスト入力の両方に対応しているiPadなどのメモアプリなどと比べても、やはりアナログの筆記具のほうが使いやすいということでしょうか?iPadのスイッチを入れたり、アプリを起こしたりするというのが、僕にとってはちょっと違うんですよね。"すぐに"書けないと、さっき言ったようなことはできないと感じています。――しかしながら、スマートフォンなどデジタル端末が普及したことで文房具が売れなくなってきているという声もあり、モバイルアプリと連携した文房具が出てきたりもしています。「ほぼ日手帳」はそんな情勢の中でも根強い支持を受けていますが、"アナログ"な文房具が進むべき方向はどこにあるのでしょうか。そんな行き先があれば教えてほしいくらいです(笑)。あえて言うならば、「買いに行けばある」ということに負けているんだと思います。たとえば、包丁。すでに切ってあるサラダなんかがそこかしこで売っていて、必要になった時に出来合いを買ってくればいいという人が増えている。だから、包丁が売れなくなってきている……"かも"しれません。だけど、包丁自体は今もなくなっていないじゃないですか。しかも、昔に比べて(100円均一など安価な雑貨店やWebストアなど)「包丁を買う機会」は増えている。その一方で、デパートではお客さんが列をなして、包丁を研いだり、あるいは銘を入れてもらったりしている。中には「ゾーリンゲンのあの包丁がほしい」なんていう、こだわりのある人もいる。文房具もそうだと思います。だからと言って、包丁が売れない原因を「出来合いのサラダ」だと仮定して、「みんな、野菜は自分で切ったほうがいいぞ!」と言っても仕方ないじゃないですか(笑) 世の中全体を「それ以前」に戻そうと思っても無理ですし、売れすぎた時に比べたら(売れなくなっている)ということじゃないかなあ。誰も彼もがウハウハ言うような時代って、そんなにはないですよ。――なるほど。ほぼ日手帳について言えば、2014年版を買ってくれている人が50万人いて、買ってくれた人たちが喜んで使ってくれている声が届いています。もしかしたら、いずれ買ってくれる人が100万人にまで増えるかもしれませんが、急にはそうならないでしょう。販路を広げれば、そうなる可能性は上がるかもしれません。ただ、それを達成したところで、果たして嬉しいのかな?と考えてしまいます。(物の需要は)あるところまで下がったらそれ以上は下がらないし、あるところまで増えたらそれ以上にはならない。みんなに"ちょうどいい場所"があるわけだから、「ちょうど良い場所で、一番いいものになりましょう」というのが、一番いいですよね。何かの「全体」を考えると、やはり答えは出ないです。――ありがとうございました。
2014年08月28日デロンギ・ジャパンは8月26日、デロンギ・オイルヒーターの最上位モデルとなる「デロンギ ドラゴンデジタル オイルヒータ」(DDQ0915-WH)を発表した。発売は9月1日で、希望小売価格は税別68,000円。今回発表した「DDQ0915-WH」では、同社独自の幅広X字型フィンを用いることで、平均表面温度を約60℃に低温化することに成功。赤ちゃんのいる家庭でも安心して使えるとしている。また、約20%の節電につながる「ECO運転モード」への切り替えボタンを装備した。デジタル操作パネルでは10~28度の温度設定、3段階の電力レベル設定、タイマー運転、チャイルドロックなどをセットできる。付属のリモコンでは、オン/オフの切替、電力レベルの切替、温度設定を行える。消費電力は600W/900W1,500Wの3段階で、適用畳数は10畳。本体サイズはW265×D530×H660mm、重量は16.5kg、コード長は2.3mとなっている。
2014年08月26日コクヨグループのコクヨS&Tは8月21日、専用ペンで紙のノートに文字や図表を書いてノート上の所定の場所にチェックを入れるだけで、手書きの内容を電子データにしてアップロードできるデジタルノート「CamiApp S」を9月5日から発売すると発表した。「CamiApp S」は、本体・ノート・専用ペンがセットとなっている。本体は、ノートブックタイプ、メモパッドタイプ(データを取得する端末のOSはAndroidとiOSに対応)から選択でき、メーカー希望小売価格はオープンプライス。それぞれのタイプについて、横罫・方眼罫・打合せ記録の替えノートも用意されている。「CamiApp S」は、ノートカバーに内蔵されたセンサーによって、専用ペンの動きを認識し、専用ノートの所定の場所にチェックするだけで手書きデータをスマートフォンやタブレットに取得する。取得されたデータは、スマートフォン/タブレットの専用アプリ経由でクラウドサービスに自動でアップロードできるので、従来のカメラやスキャナによるデータの取り込みよりもアクションが減る。取り込まれた手書きデータは、文字認識機能により自動でテキスト化され、検索に活用可能。「打合せ記録」タイプの罫内容のノートを使えば、手書きで指定した日時でGoogleカレンダー上に貼り付けることができる。
2014年08月22日マークスは12日、エレコムとのコラボレーション企画として、ワーキングウーマン向けのデジタル関連製品「Mark’sphere COURONNE」シリーズを発売した。各製品とも、ブラック/ホワイト、ピンク/パープル、ネイビー/ベージュ、ブラウン/ミントの4色で展開する。価格(税別)は2,000円より。○モバイルバッテリー/マークスフィア「Mark’sphere COURONNE」は、「鞄の中身をコーディネート!!」をテーマにしたデジタル製品群。エレコムとマークスのコラボレーションで提供される。「モバイルバッテリー/マークスフィア」は、スマートフォンを約1回充電可能なモバイルバッテリ。価格は3,500円(税別)。本体サイズはW60×D20×H143mm。○USB充電器/マークスフィア「USB充電器/マークスフィア」は、充電用USBポート×1基を備える充電器。価格は2,000円(税別)。本体サイズはW55×D40×H80mm。○スマートフォンポーチ/マークスフィア「スマートフォンポーチ/マークスフィア」は、スマートフォンを収納するための小型ポーチ。価格は3,000円(税別)。本体サイズはW168×D30×H105mm。○スマートフォンケース/マークスフィア「スマートフォンケース/マークスフィア」は、iPhone 5などを収納できる手帳型ケース。価格は3,000円(税別)。カードポケットを2カ所装備し、スタンドとしても利用可能。本体サイズはW110×D25×H190mm。○PCケース/マークスフィア「PCケース/マークスフィア」は、ノートPCを収納するための低反発ウレタン製ケース。価格は3,500円(税別)。本体サイズはW345×D25×H270mm。○タッチペン付きボールペン/マークスフィア「タッチペン付きボールペン/マークスフィア」は、シリコン製タッチペンの機能を搭載するボールペン。本体はアルミ製で、インクは黒。価格は2,300円(税別)。本体サイズは直径7.5mm、全長126mm。○イヤホン/マークスフィア「イヤホン/マークスフィア」は、音量調節機能を搭載したイヤホン。価格は2,000円(税別)。ケーブル長は120cmで、イヤープラグが3サイズ付属する。
2014年08月13日キヤノンは8月7日より、同社製デジタルカメラの購入者を対象とした「スリースター・キャンペーン」を実施する。キャンペーンは、キヤノン製デジタルカメラのうち対象商品を期間中に購入したユーザーを対象に、応募者全員に最大7,000円のキャッシュバックを行うというもの。対象購入期間は2013年8月7日から2014年10月13日までで、申し込みの締め切りは2014年10月31日まで。さらに、応募者のうち抽選で50組100名に星野リゾートペア宿泊券、100組200名に一休.com ギフト「ペアお食事券」がプレゼントされる。対象商品は次の通り。7,000円キャッシュバックの対象商品は、EOS 70D(W)・ダブルズームキット、EOS 70D(W)・EF-S18-135 IS STM レンズキット、EOS Kiss X7i・トリプルズームキット、EOS Kiss X7i・ダブルズームキット、EOS Kiss X7i・EF-S18-135 IS STM レンズキット、EOS Kiss X7(ブラック)・ダブルズームキット、EOS M2・トリプルレンズキット、EOS M2・ダブルレンズキット、EOS M2・ダブルズームキット。5,000円キャッシュバックの対象商品は、EOS 70D(W)・EF-S18-55 IS STM レンズキット、EOS 70D(W)・ボディー、EOS Kiss X7i・EF-S18-55 IS STM レンズキット、EOS Kiss X7i・ボディー、EOS Kiss X7(ホワイト)・ダブルレンズキット 2、EOS Kiss X7(ブラック)・EF-S18-55 IS STMレンズキット、EOS Kiss X7(ブラック)・ボディー、EOS M2・EF-M18-55 IS STM レンズキット、EOS M2・ボディー、PowerShot SX700 HS、PowerShot SX600 HS、PowerShot SX400 IS。応募方法は同社のキャンペーンサイトを参照のこと。
2014年08月04日富士通ゼネラルは7月25日、宮城県石巻市が行っている東日本大震災からの復旧・復興事業の一環として、同市全域を対象とした防災行政無線整備事業において、同社製の最新式デジタル防災行政無線システムが採用され、運用を開始したと発表した。石巻市の従来のシステムは、合併前に整備された旧市町ごとの情報伝達方法を継続して運用していたため、市内全域への周知に時間がかかっていた。今回の最新式デジタル防災行政無線システム運用開始により、「緊急時の市内全域への避難勧告などの強制的な一斉通報」「緊急時の孤立防止のため市役所と各総合支所間を無線専用回線で繋ぎ双方向通信による状況把握」「職員の連絡用移動無線(携帯無線/車載無線)の整備」など、緊急時における避難勧告、情報収集など災害支援活動での迅速かつ的確な対応が可能となった。2014年4月に、籠峰山(かごぼうさん)、硯上山(けんじょうさん)など6ヵ所の中継局設備を介した河北、雄勝など各総合支所との無線回線によるネットワーク化が完了し、地域の住民への緊急時の避難勧告などが迅速に行えるようになった。同市は、難聴地域を解消するため、屋外子局の増設などを計画している。
2014年07月28日日本工学院とオリンパスイメージングは7月25日、第5回「高校生デジタルフォトコンテスト」の開催概要を発表した。応募資格は高校生であることのみ。「高校生活」をテーマとした作品を同日より9月30日まで募集する。作品の応募は、「高校生デジタルフォトコンテスト」のWebページから、必要事項を入力のうえ、作品データを添付して送る。「高校生デジタルフォトコンテスト」は、2010年より日本工学院とオリンパスイメージングが主催してきたイベントだ。前回は1,230点の応募があり、デジタル一眼レフによる力強い作品や、スマートフォンやコンパクトカメラを使った自由な発想の作品なども多く寄せられた。審査員を務めるのは、ともに写真家の清水哲郎氏と小泉修氏。賞品として、グランプリ作品には「OLYMPUS PEN E-P5 レンズキット (ホワイト)」が、準グランプリには「OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough (レッド)」が贈呈される。結果発表は11月下旬を予定している。
2014年07月25日富士通は7月8日、博物館・美術館・デジタルアーカイブシステム「FUJITSU 文教ソリューション Musetheque」の収蔵品管理情報の管理・公開機能を強化した「Musetheque V4」を提供開始すると発表した。Musethequeは、1999年に写真・動画・文書といった収蔵資料情報の統合管理と情報発信をサポートする、収蔵品管理システムとして提供が開始された。現在、国内約50ヵ所の国公立博物館、美術館、文書館などが利用している。新製品は、操作性の向上、スマートデバイスへの対応、管理できる項目やデータ管理の階層構造の柔軟性強化など、収蔵品管理業務の効率化と現場への柔軟な適用を実現するための機能を強化した。オプションとして、来館者用端末やインターネットへ公開する収蔵品情報を検索するための機能と標準的な画面デザインのパッケージを提供したことにより、信頼性の高い情報公開環境を、短期間で構築することが可能となった。また、学芸員が利用する情報登録などの業務用画面や情報公開用の画面に表示されるガイダンスや各種メッセージ、項目名などを日本語以外の言語に変更しやすいシステム構造にすることで、海外拠点からの情報発信やグローバルな情報公開などにも対応しやすくなった。同製品は三重県総合博物館に先行して導入されており、4月19日の同博物館開館日より本格的に運用されている。
2014年07月09日●ソニー「α7S」、パナソニック「LUMIX GH4」、富士フイルム「X-T1」○4K対応や超感度ISO40万、クラシックデザインなどお勧めデジイチスマホからのステップアップユーザーに人気のミラーレス一眼だが、35mmフルサイズセンサーや4K動画撮影機能など最先端の技術が一般ユーザーの手に届くようになり、ミドル市場の買い替え・買い増しも進んでいる。心ゆくまで作品づくりを楽しめる中級機からハイエンド機まで、この夏イチオシの個性的なミラーレス&デジタル一眼レフカメラを紹介する。○拡張IS0409600! ケタ違いの超感度で世界が変わる6月20日に発売された「α7S」は、ミラーレス一眼カメラとして初めて35mmフルサイズセンサーを搭載したα7シリーズにおいて、高感度撮影と4K動画撮影(要オプション)に対応したモデルだ。静止画・動画ともに常用でISO102400、拡張でISO409600の驚異的な超高感度を実現しており、暗所撮影ではケタ違いの性能を味わえるだろう。高速連写した4枚の画像を合成し、ノイズ低減効果が得られる「マルチショットNR」機能も搭載し、従来にない作品づくりに挑戦できる。4K動画の記録には外付けSSDレコーダーが別途必要だが、フルサイズセンサーの全域を使い、画素加算することなく4K動画を出力できるのも大きな魅力だ。○高精細4K映像作品が撮れるミラーレス一眼パナソニックが4月に発売した「LUMIX GH4」は、ミラーレス一眼として初めて4K動画撮影に対応したカメラだ。フルHDの4倍の精細な映像は、背景の細部までがくっきり見えて遠近感、立体感が増し、臨場感にあふれる。4K解像度での動画記録は、テレビで採用の多い3,840×2,160ドットと、4,096×2,160ドットの「シネマ4K」を選択することができる。また、4K動画から800万画素の静止画を切り出し、決定的瞬間を写真として残せるのも本製品ならではの機能だ。レンズキットには「LUMIX G VARIO 14-140mm /F3.5-5.6 ASPH./ POWER O.I.S.」が付属する。○メカニカルな操作感とフィルムを選ぶ感覚が楽しいメカニカルな操作感を楽しみたい人にお勧めなのが、ミラーレス一眼の「X-T1」だ。ISO感度、シャッタースピード、露出補正のほか、測光モード、ドライブモードの設定もダイヤル化して天面に配置し、カメラを操る楽しさを提供する。同社ならではのユニークな機能「フィルムシミュレーション」も銀塩時代を思い出させる。鮮やかな「Velvia」、肌色の再現性にこだわった「ASTIA」、プロ用カラーネガフィルムをベースにしたポートレートモードなど、銀塩時代にプロが被写体や表現に応じてフィルムを変えたように、自分の感性で色再現性や階調表現を自由に変えられる。●ニコン「Df」、キヤノン「EOS 70D」、オリンパス「OM-D E-M10」○古き良き銀塩時代と最新テクノロジーの融合ニコン「Df」は、70年代のマニュアルフォーカスカメラをオマージュしたメカニカルなボディが男心をくすぐるデジタル一眼レフカメラだ。上部の金属製ダイヤルにISO感度、シャッタースピード、露出補正の設定が割り当てられ、アナログ的な楽しさと安心感を与えてくれる。スマホによるリモート撮影が全盛の中で、シャッターボタン直付けのケーブルレリーズが使えるのも心憎い。見た目だけではない。有効1625万画素の「ニコンFXフォーマットCMOSセンサー」、画像処理エンジン「EXPEED 3」を搭載するなど基本性能も充実。往年のニコンファンには垂涎の一台だ。○ライブビューでもシャッターチャンスを逃さない一眼レフ「EOS 70D」はAPS-CサイズのCMOSセンサーを搭載した中級者向けのデジタル一眼レフカメラだ。「デュアルピクセルCMOS AF」により液晶モニターを使ったライブビュー撮影のAF速度を大きく改善。バリアングル液晶を使ったハイアングル・ローアングル撮影がより実用的になった。タッチ対応液晶の採用により、タッチ操作で撮影モードを選択したり、ピント合わせ・シャッターが切れるようになったことも大きな進化だ。もちろん、光学ファインダーを使った、子どもやペットなど動く被写体の撮影にも向いている。○日常を作品にする小型軽量ミラーレス、蛍の飛翔も撮れる!オリンパスのミラーレス一眼上位シリーズ「OM-D」。電子ビューファインダーと2つのダイヤルコントロールで、一眼ならではのマニュアル撮影を楽しめる。最新モデルのE-M10は、小型軽量化して機動性を高めたことが特徴だ。キットレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」に沈胴式の設計を採用しており、同レンズ装着時で最厚部63.9mmの薄さを実現した。また、OM-Dシリーズとして初めてストロボを内蔵している。独自のバルブ機能により、蛍の光跡や、明るい建物と星の軌跡を同時にとらえた写真を撮影できるのも面白い。※各製品の重量はバッテリー・メモリーカード含む数値
2014年06月29日チームラボは、東京都・お台場の日本科学未来館に新設される子供向けコーナー「"おや??"っこひろば」に、同社のデジタルアート「お絵かきタウン」を常設展示すると発表した。展示開始は6月13日から。「お絵かきタウン」は、子どもたちがお絵かきすることで街が彩られていくデジタルアート作品。画面に表示された街にあるクルマやビル、木などに色を塗ったり、模様をつけたりして、自由に絵を描くことができる。また、描かれた絵によって街の情景が変化し、車にタッチすると加速するなど、描いた絵とのインタラクションを楽しむことも可能ということだ。なお、日本科学未来館の開館時間は10:00~17:00(火曜休館(ただし、祝日、春・夏・冬休み期間は開館)、入館は閉館時間30分前まで)。同作品が展示されるコーナー(同館3階)への入場は無料となっている。
2014年06月03日1985年に国際ビデオビエンナーレで立花ハジメが映像ユニットのラジカルTVとジョイントして発表したのはデジタルとアナログ、機械と人間、ハイテクとローテクを調和させた“テクノ”をベースにした「ロックンロールという伝統芸能の枠を超えたショービジネス」だった。レコードの売り上げがCDの売り上げを上回っていたその時代に、既に音や映像のデジタルデータ化というものをテーマにして作品を発表していた立花ハジメは、90年代に入りデザインの個展を開始。1991年にタイポグラフィーでADC賞最高賞も受賞している。94-95AWに東京コレクションでデビューしたアンダーカバーは、03SSからパリコレクションに参加。11-12AWでパリでのショーを一旦休止していたが、13-14AWよりパリコレを復活。一貫して東京ミックスとも言える様々な要素、カルチャーを混ぜ合わせた独自のモード観が海外のメディアでも評価されている。高橋盾(以下J):僕は音楽にしてもフォークやミニマルなテクノといろんな引き出しがあるし、映画やファッションもいろんな物が好きで雑食。いろんなレイヤーがあって、それをいかに消化して混ぜて発表するというのは自分のスタイルなんです。立花ハジメ(以下H):それってすごく東京ぽいことじゃない。J:そうなんですよ。リミックス世代。90年代的なんですよね。でも、ハジメさんがなさってきた活動も、そうでしょ。今回の『Monaco』の作品の中でも、ミックスするという行為は同じアプローチなんじゃないですか?H:原点のプラスチックスをやっていた70年代後半に、60年代にロンドンやニューヨークが注目されたように、TOKYOがTOKIOになって世界的にも東京が面白い街として注目を浴び始めた時期があって、その頃からミックスするという行為は変わってないかも知れない。今回のMonacoに関しては何故、USBで出したかと言うと、今までCDやDVDで出していたものをこれからはファイルで販売される時代になるので、まずUSBを買ってもらおうと。ホームページもリニューアルしてTシャツのデザインのマスターデータや、95年のアプリケーションツアーの本のデータをオンラインで売っていたりするんだけれど、今後はデータとして作品をファイルで出していくことが多いので、USBにファイルをコレクションしてもらうという、ファンとは長い付き合いの作業になる。J:デジタルデータ化というのは洋服だと中々難しくて、自分では中々作品としては結びついていないんです。ハジメさんのやっていることって時代とリンクしていて面白いなと思います。デジタルデータでのアーカイブということで言えば、アンダーカバーは今年でショーをやって20年目だから、ショーの映像は40シーズン分あるから、みんなに見てもらうためにDVDで出すとなるとボックスセットになっちゃう。でも、もうそういう時代じゃないんで、それならUSBというのも出来ますね。H:ジョニオは自分でMacも触るし、自分自身の中でアコースティックな部分とデジタルな部分のバランスが取れれば、すぐやると思うよね。ただジョニオにことだから普通のUSBだと面白くないだろうし。J:メチャクチャ大きいUSBとか(笑)。H:USBというのはあくまでも差し込み口の形状のことだから、何でも良いんだよ。ドレスやテーブルにUSB付いてても良いんだし、盆栽でも大丈夫だよ(笑)。J:そういう新しいことは大体、東京発信で始まるし、それが後から世界各国で誰かが、自分が最初にやったかのように広がっていきますよね。H:それはプラスチックスの時から、新しいことを東京から始めるという意気込みで世界を意識していたんだよね。あの頃から比べると本当に東京のクリエーターの活動はワールドワイドになった。ジョニオが出てきた時、そんな時代になったんだと思ったよね、(藤原)ヒロシの最近の活動なんて本当にワールドワイドだし。J:ワールドワイドにやることは普通になりましたね。H:プラスチックスの頃は気負いがあって、世界一より日本一、東京一が世界一、みたいな東京と世界に区切りを付けていた感覚があったけれど。でもいつの間にか、ボーダレスになって東京でもロンドンでもいい物はいい!という感じになったよね。J:インターネットが普及してそれは大きく変わったんでしょうけど、僕がデザインを始めた頃はまだインターネットは無くって、友達の関係とかで意外なところで人と関係して広がったって言う感じがありますね。H:それは僕もネットのない時代にプラスチックスで世界をツアーして、ディーボやトーキングヘッズ、B52s、トムトムクラブなどと友達になってネットワークが広がったというのが大きい。Monacoの1曲目の「Max’s Kansas City」 もその頃のNYのクラブというかライブハウスの名前が曲名。NYでクラブ誕生前夜というか変わり目の頃で、CBGBとかと同じライブハウスなんだよね。マッドクラブやペパーミントラウンジに出てたバンドが出演していたのがMax’s Kansas City。店自体はオールドスクールのライブハウスだっただけど、そこに今日は誰が出ているというような歌詞。あの曲で話しているのはコンピューターなんだけどね。MacのOS9のシンプルテキストを打ち込んだら話すやつ。4/6に戻る。6/6に続く。
2014年05月30日昨年9月、ソロとしては2002年の『THe End』以来、バンドとしては2007年の「THE CHILL」以来となる作品『Monaco』でアーティストとしての活動が再始動した立花ハジメ。完全限定生産のUSBアートピースで初回発表された作品は、今年4月にそのダウンサイズUSBが発売され、音楽とアート、またデジタルピースの発表形態にも注目が集まっている。立花ハジメ(以下H):プラスチックスやっていた頃は、グラフィックデザイナーかミュージシャンどっちなんですか、とか言われたんだよね。当時はまだアーティストという呼び方も市民権を得ていなかったし。僕自身はいろんなことをやっているように思われるけれど、デザインと音楽しかしていない。洋服はね、好きだけれど楽しめればいいや、という感じであまりこだわりがない。ファッションに関してはヒロシやジョニオのフォロワーでいいやと思っている。デザインや音楽で誰かのフォロワーになってしまったら僕なんかはおしまい。(デザインと音楽は)やっぱり仕事だからね。楽しければいいや、というわけにはいかない。高橋盾(以下J):それは絶対そうでしょうね。H:でもジョニオなんてすごいと思うよ。アルバムを年1枚出すなんて言ったら、大変なことだけど、それを年2回もミュージシャンにとってはアルバムとも言えるコレクションを発表するわけでしょ。J:いや、それはサイクルが決まっているわけで。ファッションは展示会での発表と商売のベースが決まっているわけです。出来る、出来ないではなくて、そういうレールの上でやらないと、この業界やっていけないということですから。H:慣れなのかも知れないけれど、それにしてもすごいよ。J:慣れもありますけど、やっぱりファッションが好きなんで。H:今まで、今シーズンは休みたいと思ったことはないの?J:発表したくないと思ったことはないですね。ショー形式での発表をやりたくないということはありましたけど、違う形で発表を考えますし、洋服をデザインしたくないということはなかったですね。作りたいんです。今回、ハジメさんの新作『Monaco』は、自分もグラフィックをMacで作りますけど、自分が考え、捉えたりしているものと全然違うアプローチだから、作品自体を俯瞰して見ることができましたね。不思議でした。自分の場合はコンピューターを使うにしても、ウェブにしてもベーシックなことしかやらないから、もっといろいろ深い部分で捉えているんだなぁと。H:深い?J:ハジメさんは90年代の頃からタイポグラフィーやアプリケーションというテーマに関して、すごく神経質にかかわっているじゃないですか。神経質なアーティスト好きなんですけど(笑)。H:それはそうだね。本職だからね、やっぱり。神経質すぎるから、時々おかしくなっちゃう(笑)。去年も1年間ずっとこのMonacoを集中して作っていたから、発表した後の今年は少し緩んじゃう。だから、ジョニオが年2回、コレクションを安定して発表しているというのは人間としてすごいと思う。J:安定してとはいうものの、その中でいろいろ波があります。会社としていろいろなことをやるから売り上げの波もあるし、家庭のことを含めプライベートなことも考えなくてはいけない。アンダーカバーは来年25周年になるわけですが、以前は顧客も一緒に年齢を重ねてきたけれど、最近は20歳位の若い世代も再び増え始め、ブランドとしての波もある。そしてすべて早めに決断、処理していかないと自分の仕事のスピードに着いていけない。この業界にとってそれは非常に重要で、ミュージシャンのように2年に1枚などのペースでやってしまうと、逆に作品の製作中に間が空いて、そのことが不安になって自分には無理なんじゃないかな、と思う。H:『Monaco』自体の製作は時間的には実質、半年間集中して製作したわけだけれど、僕自身はそれが終わって、さあ次というわけにはやはりいかない。J:純粋なアーティストというのは,締め切りに追われて自分の中で不完全燃焼のまま、作品を発表するということはないでしょう。アーティストは自分のタイミングというのが最優先じゃないですか。H:それは、そうだね。J:ファッションデザイナーはそういう点ではアーティストと少し違って、もう少し職人的な感じがします。あまり考えすぎていたら、先に進めない。4/6に続く。
2014年05月29日5月25日(現地時間)、第67回カンヌ国際映画祭が閉幕した。今年は最終日の25日が欧州議会の選挙にあたるため、24日に授賞式が行われ、25日に改めて「パルムドール(最高賞)」を受賞したヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督の『ウィンター・スリープ』が上映されて幕を閉じる、という変則的な日程となった。しかし、「パルムドール」を獲ったジェイラン監督よりも、目立っていたのがトロフィーを渡したクエンティン・タランティーノ。レッドカーペットでユマ・サーマンと踊りまくっていたタランティーノは今回、新作の上映ではなく、閉幕作品『荒野の用心棒』50周年記念修復版のプレゼンター、および自身が20年前に「パルムドール」を受賞した『パルプ・フィクション』の20周年記念上映のためにカンヌにやってきた。『荒野の用心棒』は1964年に、イタリアのセルジオ・レオーネ監督による元祖マカロニ・ウェスタン(イタリアで製作された西部劇)であり金字塔。主演のクリント・イーストウッドは、タランティーノが「パルムドール」を受賞した第47回の審査委員長でもあり、タランティーノにとってはもっとも愛する映画の1本だという。公式会見で「一番好きな映画は『バトル・ロワイヤル』だと言っていませんでしたか?」と突っ込まれたタランティーノは、「『バトル・ロワイヤル』はこの20年間で最高の映画だ」と返答し、「『荒野の用心棒』はマカロニ・ウェスタンを生んだ作品というだけでなく、すべてのアクション映画の元祖なんだ」と力説した。今回はデジタル修復版での上映だが、タランティーノは「デジタル化は“映画の死”を意味すると思っている。デジタル上映を観るのは、家で大きなテレビを観ているのと変わらない」と発言。これはかなり波紋を呼び、翌日の新聞の見出しを飾っていた。また、『パルプ・フィクション』はビーチでの野外上映が無料で行われ、タランティーノはジョン・トラボルタとユマ・サーマンと共に舞台挨拶を行い、集まった観客たちは大歓声をあげていた。(photo / text:Ayako Ishizu)
2014年05月27日ニコンは5月22日、同社子会社のニコンインステックが顕微鏡デジタルカメラ「Digital Sightシリーズ」としては初めて、デジタル一眼レフカメラで使用しているニコンFXフォーマットのCMOSセンサを搭載した、有効画素数1625万画素の顕微鏡デジタルカメラ「DS-Ri2」および、高感度/低ノイズを特長とした顕微鏡モノクロデジタルカメラ「DS-Qi2」を発売すると発表した。DS-Ri2は、撮像サイズ36.0mm×23.9mmのCMOSセンサを搭載することで、高精細な画像を1ショットで撮影することが可能。また、新開発の画像処理エンジンにより、白再現性が重要な病理標本などの明視野観察に高い性能を発揮できるほか、画素ピッチ7.3μmの画素サイズと、低ノイズ回路設計により、ISO200~12800までの感度でノイズの少ない蛍光画像の撮影が可能だとする。さらに、USB 3.0によるパソコンとの接続により、フレームレートを従来製品の19fps(1280×1024ピクセル)から45fps(1636×1088ピクセル)に向上することが可能になったという。なお、2製品ともに画像統合ソフトウェア「NIS-Elements」を組み合わせることで、撮影した画像の表示から解析まで一貫した操作が可能になるという。いずれも6月2日より発売される予定である。
2014年05月22日大日本印刷(DNP)は5月20日、デジタル教科書・教材を活用したICT教育の実証研究を明星学園 浦和学院高等学校と共同で行うと発表した。この実証研究は、デジタル教科書・教材の各教科の有用性と学習効果の検証、ビューアやシステムの機能、使い勝手における課題抽出などが目的で、浦和学院の教師19名と生徒107名にタブレット端末を配布し、教科書や教材の紙版とデジタル版および電子黒板を併用した授業を実施する。期間は2014年6月2日~2015年3月31日まで。デジタル教科書・教材は、映像や音声、関連資料などの紙の教科書では実現できないコンテンツを搭載できるほか、タブレットを介して生徒と教師がスピーディに情報共有するなどのコミュニケーション手段としても活用できる。DNPは2015年4月から教科書・教材出版社向けに、実用版デジタル教科書・教材システムを提供していく予定で、今後、多くの小学校・中学校・高等学校でデジタル教科書・教材の実証研究を行い、コンテンツやシステムの開発とサービスを提供する方針。実証実験の結果を見ながら、生徒・教師の双方に役立つ機能を開発していく。
2014年05月20日「ワコール」は、百貨店向けブランド”パルファージュ”から鮮やかな色彩と魅惑的な世界観で人気を集める蜷川実花氏のデジタルフォトブック『ニナデジ』とのコラボレーションランジェリーを2014年7月より全国百貨店で発売する。「パルファージュ」は、“リアル・リッチ”をコンセプトに、上質感と大人感を表現したデザインで働く女性に支持を得ている。“ランジェリーを楽しむ女性の特権を存分に満喫し、身につけた人の気持ちが上がるように”というコンセプトをもとに、これまでのランジェリーとは違ったファッションにより近いアイテムに仕上がっている。プリントに花柄を用いて、シンプルでありながらも女性らしさを再現したシリーズと、モノトーンの刺繍とレース使いでスパイスを効かせたリュクスなシリーズで展開。また、2014年4月25日(金)発売の「Mgirl(エムガール)」誌面では、蜷川実花氏のフォトグラフと今回のコラボレーションランジェリーを着こなしたモデルの浦浜アリサさんによって、ファッションとして楽しむランジェリーの魅力が表現されている。全国の百貨店の「パルファージュ」取扱い店舗の他、ワコールウェブストアで販売を開始(販売期間7月~12月)。※一部店舗によって発売日が異なる。「パルファージュ」ニナデジコラボ特設ページ【商品概要】■91シリーズ発売日:2014年7月発売シンプルなデザインに大胆な花柄のプリントが映える、鮮やかな色彩表現が美しいシリーズ。ブラジャー:BCL・791価格:7,000円~7,500円(税抜)サイズ:B-F/65~75ソング(Tバッグ)ショーツ:PCL・291価格:3,000円(税抜)サイズ:Mショーツ(ボーイレングス):PCL・691価格:3,200円(税抜)サイズ:M・Lショーツ(ノーマル):PCL・091価格:3,500円(税抜)サイズ:M・Lキャミソール:CCL・291価格:10,000円+税サイズ:バスト80・85カラーは全てOB(オレンジ)、PI(ピンク)、TU(ターコイズ)■46シリーズ発売日:2014年10月発売モノトーンのレースと刺繍を取り入れてコントラストの効いた配色が贅沢な上質感を表現したシリーズ。ブラジャー:BCL・446価格:7,600円+税~8,100円(税抜)サイズ:B/70~75、C-F/65~75ソング(Tバッグ)ショーツ:PCL・446価格:3,700円(税抜)サイズ:Mショーツ(ボーイレングス):PCL・546価格:3,700円(税抜)サイズ:M・Lショーツ(ノーマル):PCL・746価格:3,700円(税抜)サイズ:M・Lキャミソール:CCL・246価格:8,500円(税抜)サイズ:バスト80・85カラーは全てRE(レッド)、BU(ブルー)【『ニナデジ』とは】いま最も注目される写真家・映画監督の蜷川実花氏によるデジタルフォトブックの人気シリーズ。蜷川氏ならではの大胆な構図と鮮やかな色彩が余す事無く収録されている。【問い合わせ】株式会社ワコールお客様センター電話番号:フリーダイアル 0120-307-056(平日9:30~17:00)元の記事を読む
2014年05月09日リコーイメージングは4月15日、中判デジタル一眼レフカメラ「PENTAX 645Z」を発表した。発売は6月末で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は本体のみで80万円前後(税別)。関連記事【レポート】CP+2014 - 中判一眼レフ「645D」の次期モデル?を展示 - リコーイメージング(2014年2月14日)防塵防滴構造で4,000万画素センサー搭載の一眼レフ「645D」--ペンタックス(2010年3月10日)プロユースにも対応する中判デジタル一眼レフカメラで、2010年3月に発表された「PENTAX 645D」の上位となるモデル。645Dをベースに、撮像素子が有効4,000万画素から5,140万画素のものへ変更され、画像処理エンジンも「PRIME III」へ刷新され、感度は最高ISO204800へと向上。イメージセンサーがCMOSへ変更されたことで、ライブビュー撮影も可能となり、背面のモニターは上下にチルト可能とされた。645D同様にローパスフィルターレス仕様となっているほか、高感度撮影時のノイズもさらに低減されている。また、連写性能も最高約3コマ/秒と高速になり、連続撮影は最大10コマまで可能となっている。AFモジュールは2013年10月発表のAPS-C機「K-3」と同様の「SAFOX 11(サフォックス・イレブン)」を搭載する。測距点は27点で中央25点はクロスタイプとなっており、さらに中央部とその上下の計3点はF2.8光束に対応。大口径レンズでのシビアなピント合わせを行いやすい。AF輝度範囲は-3EV~+18EVに対応。プロユースにも耐えられるよう、ボディの外装および背面モニターのフレームに堅牢かつ軽量なマグネシウム合金が、シャシーには温度変化に強いアルミダイキャストが採用されている。ボディは76カ所にシーリングが施され、645D同様に防塵・防滴構造となっているほか、マイナス10度までの耐低温性能も実現されている。その他の主な仕様は、マウントがペンタックスバヨネットAF2 マウント、撮像素子が有効約5,140万画素・43.8×32.8mmサイズのCMOSセンサー、対応感度がISO100~ISO204800、シャッタースピードが1/4,000秒~30秒となっている。ファインダーは視野率が約98%、倍率が55mm・F2.8で約0.68倍、75mm・F2.8で約0.85倍のケプラーテレスコープ式トラピゾイドプリズムファインダー方式だ。背面の液晶モニターは3.2型・約103.7万ドット表示で、利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカード。撮像素子が変更されたことで1,920×1,080ドット(フルHD)/60iの動画記録が可能となっている。記録形式は静止画がRAW、TIFF、JPEG、動画がMPEG-4 AVC/H.264(MOV)。なお、インターバル動画の記録形式はMotionJPEGとなる。バッテリーは専用のリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能は約650枚。サイズは約W156×D123×H117mm(突起部を除く)、重量は本体のみで約1,470g、電池とSDカードを含む状態で約1,550g。
2014年04月15日フルテックは4月1日、ポータブルタイプのUSB DAC搭載ヘッドホンアンプ「A1」をADLブランドより発表した。発売は4月12日で、希望小売価格は49,800円(税別)。DACチップはCirrus Logic社「CS4392」を搭載。USBチップは192kHz/32bit対応のVIA Technologies製「VT1736」。PCとUSBで接続した場合、アシンクロナスモードで動作し、最大192kHz/24bitまでのハイレゾ音源の再生が可能だ。また、DSD64/DSD128のネイティブ再生もサポートしている。入力インタフェースはUSB miniB端子×1基、USB A端子×1基、光デジタル音声×1系統、ライン入力×1系統を装備する。出力インタフェースはφ3.5mmヘッドホン出力×2系統で、フロントパネルのヘッドホン端子はヘッドホン出力専用、リアパネルのヘッドホン端子は、光デジタル音声出力との兼用となっている。ヘッドホン出力は12Ω負荷で70mW、16Ω負荷で80mW、32Ω負荷で65mW、56Ω負荷で38mW、300Ω負荷で9mWだ。USB miniB端子はPCとの接続用。USB A端子は、USB On-Thw-Goを利用してAndroid端末とデジタル接続するのに使用する。接続には、付属の専用ケーブル(USB A to microB)を使用する。2014年4月1日時点で動作確認が取れているAndroid端末は、ソニーの「Xperia Z」「Xperia Z1」「Xperia Z1f」「Xperia A」「Xperia Tablet Z」と、サムスンの「GALAXY Note3」「GALAXY Note II」「GALAXY S4」「GALAXY S3」に、HTCの「J butterfly」「J One」「butterfly New One」。なお、Android端末とデジタル接続した場合、使用できる入力は最大48kHz/16bitとなる。光デジタル音声入力端子は、最大192kHz/24bitまでの入力に対応。iriverの「AK」シリーズ(「Astell&Kern」シリーズ)などのハイレゾプレーヤーとの接続が可能だ。光デジタル音声出力端子はDDコンバート用で、最大192kHz/24bitまでの出力に対応している(Android端末からの入力時は48kHz/16bitまで)。ヘッドホンアンプは、テキサス・インスツルメンツ製の「TPA6130A2」を使用。オペアンプは、同じくテキサス・インスツルメンツ製の「LME49726」を使用している。TPA6130A2は、SN比98dB、電源電圧変動除去比109dBの高品位アンプ。また、LME49726は、低歪み、低ノイズのRail-to-Rail出力オーディオ・オペアンプだ。電源は内蔵充電池で、USBのバスパワーでは約7時間、USB ACアダプターの場合には約5~5.5時間でフル充電される。フル充電の場合、約7.5時間の連続再生が可能だ。本体サイズはW68×D118×H16.5mmで、質量は約150g。
2014年04月01日DXアンテナは3月18日、地上デジタル放送用平面アンテナ「UAH810」の新色「スーパーブラック」を発表した。4月1日より発売を開始する。価格はオープン。平面アンテナは、家の外壁やベランダに直接取り付けるため、屋根の上に設置する八木アンテナに比べて、そのデザインやカラーに気を配るユーザーが多い。UAH810は、地上デジタル放送受信用平面アンテナ「DIGICATCHFLAT(デジキャッチフラット)」シリーズの1モデルとして2012年4月に発表された製品。W225×D113×H510というコンパクトサイズながら、7.8~9.7dB(標準値)という、八木アンテナ20素子相当の高利得を特徴としている。これまではオフホワイト、ライトブラウン、ブラックブラウンの3色がラインナップされていたが、今回のスーパーブラックが加わることで計4色となった。4色のカラーバリエーションは、地上デジタル放送用平面アンテナとしては最多となる。
2014年03月18日大日本印刷(DNP)は3月12日、地図や観光情報などを表示するタッチパネル式デジタルサイネージ「Will Smart」の省スペースタイプの販売を開始した。デジタルサイネージとは「電子看板」の意で、ディスプレイやプロジェクタなどに映像や情報を表示する広告媒体。Will Smartは、地図データを中心とした観光地や施設、店舗などの情報を提供するデジタルサイネージ。多言語に対応しており、海外からの旅行者にもわかりやすく情報を表示できる。このほどWill Smartの省スペース化が図られ、機能も拡充された。省スペースタイプのWill Smartは、20インチディスプレイとNFCリーダライターを搭載。46インチや55インチのディスプレイを搭載した従来機と比べてコンパクトで設置しやすくなっている。また従来機と同様に、日本語 / 英語 / 中国語 / 韓国語の4言語に対応しており、オプションで、クーポン発券用のプリンターを搭載することもできる。NFC対応スマートフォンなどのモバイル端末をNFCリーダライターにかざすことで、ディスプレイに表示されている目的地までの案内情報をスマートフォンで閲覧できる機能などもある。同製品は20インチディスプレイ、セットトップボックス、NFCリーダライター、筺体が標準セットになっており、本体価格は35万円(税別)。利用には初期導入費用と月額費用が別途必要になる。
2014年03月13日オリンパスイメージングは、コンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS STYLUS SP-100EE」および「OLYMPUS STYLUS TG-850 Tough」の発売日を3月20日に決定した。ともに価格はオープンで、推定市場価格はSP-100EEが55,000円前後、TG-850 Toughが35,000円前後。SP-100EEは、世界で初めてドットサイト式の照準器を備えたコンパクトデジタルカメラ。光学50倍(24mm~1,200mm)ズームレンズを搭載し、運動会で遠く離れた子供を撮影したり、林の奥にいる鳥を撮影したりと、動きが激しい遠方の被写体を撮影する用途に向く。TG-850 Toughは、アウトドア撮影向きのコンパクトデジタルカメラ。水深10mの防水や防塵設計をはじめ、耐落下衝撃 2.1m、耐低温 -10度、耐荷重 100kgfのタフ性能を有する。同社の「Tough」シリーズでは初となるチルト液晶を搭載している。SP-100EEとTG-850 Toughのより詳しい情報は、各関連記事を参照。関連記事オリンパス、遠い獲物も逃さない"ドットサイト式照準器"装備の「SP-100EE」 (2014年2月12日)オリンパス、防水タフカメラ「STYLUS TG-850 Tough」にチルト液晶搭載 (2014年2月12日)
2014年03月06日千葉・鴨川シーワールドが3月1日リニュ―アルオープンし、3DCGを使った国内初の参加型巨大デジタル水槽が誕生するほか、シャチを見ながら食事ができるレストラン「オーシャン」が全面改装オープンすることが27日、明らかになった。今回のリニューアルで、トロピカルアイランド内のイベントプラザが、3DCG映像を用いた国内初の参加型展示施設「サンゴ礁の願い Coral Message」に生まれ変わり、参加型巨大デジタル水槽が誕生。この水槽は、専用の設置端末で描いた魚が幅8メートルの大型スクリーンに映し出され、3DCGの海で泳ぎ出すというもので、種類によって異なる生活場所や行動特性を再現し、多様な生態をゲーム感覚で楽しむことができる。また、日本で唯一シャチの姿を見ながら食事ができるレストラン「オーシャン」が、ロサンゼルスオリンピックなども手がけたデザイナーFERNANDO VAZQUEZ(フェルナンド・バスケス)氏のデザインにより、大幅リニューアル。店内は、砂浜をイメージした空間「BEACH(ビーチ)」、水中を泳ぐシャチを見ながら食事を楽しめる「UNDERWATER(アンダーウォーター)」、洞窟をイメージしたフルサービスレストラン「the CAVE(ケイブ)」の3つのゾーンで構成され、地元食材や海の恵みを味わえるフードコート&本格レストランに生まれ変わる。リニューアルを記念し、3月1日~4月30日に『レストラン「オーシャン」お試し入園プラン』(大人:高校生以上3,300円、小人:4歳~中学生1,900円)を実施。入園料に500円プラスされたプランで、1,200円分の食事券がセットになっている。さらに、3月16日までの土日と、3月20日~31日の春休み期間は、夕暮れ時(17:30~)に行うシャチパフォーマンス『スプリング・スペシャル・パフォーマンス2014』も開催する。
2014年02月27日NTTドコモは、フルセグやWi-Fiに対応した9型デジタルフォトフレーム「フォトパネル 06」の発売日を公表した。ホワイトモデルを13日より、ブラックモデルを25日より発売する。フォトパネル 06は、9型液晶ディスプレイ(800×480ドット)を備えたデジタルフォトフレーム。IPX5の防水設計となっており、キッチンなどの水回りでも安心して利用可能だ。内蔵の無線LAN機能により、YouTubeやホームネットワーク内の写真・映像も楽しめる。このほか、NTTドコモのフォトストレージサービス「フォトコレクション」との連携機能や、設置場所の明るさに合わせて画面の明度を自動調整できる「照度センサー」などを備える。本体サイズは約W243×D25×H157mmで重量は約750g。
2013年12月10日義父母がシンドイんです!
うちのママは過保護なの?
家事分担離婚