アイドルグループ『なにわ男子』のメンバーである道枝駿佑さんが、映画『今夜、世界からこの恋が消えても』で初主演を務めることが発表されました。道枝駿佑、福本莉子とW主演原作は、一条岬さんの同名小説『今夜、世界からこの恋が消えても』。また、2016年開催のオーディション『第8回東宝シンデレラ』でグランプリを受賞した福本莉子さんが、道枝さんとともにW主演を務めます。数々の作品に出演し、ともに若手俳優としても注目を集める、道枝さんと福本さん。今回のW主演に意気込みを語りました。道枝駿佑さんコメント初の主演映画なので、不安もありつつ、楽しみもありつつ、クランクインを迎え、いよいよ動き出したなという気持ちです。映画で主演を演じたいとずっと思っていたので、お話をいただいた時は、とても嬉しかったですし、しっかりと悔いのないように自分らしくやり切りたいと思います。台本を読んで、すごく感動しましたし、一日一日が尊くて儚くて大切なものだと改めて気づかせてくれるお話だなと感じました。『セカコイ』が十代最後の映画になるので、十代を締めくくれる、自分のターニングポイントとなるような作品になればいいなと思いますし、この映画を経験して、役者として一回りも二回りも成長したいと思います。福本莉子さんコメント三木監督とご一緒するのも二回目で、お相手の道枝さんも同じく二回目の共演で、いろんな縁が重なっている作品だなと感じています。道枝さん演じる透くんとの関係性が大事になってくるお話なので、共演したことのある方で良かったなと思いました。『セカコイ』の原作を読ませていただいて、涙が止まりませんでした。私が演じる真織は、一日で記憶がリセットされるという難しい役で、不安も大きいのですが、頑張らなきゃなという気持ちでいっぱいです。監督から「この作品は現場で真織が心を動かすことが大事だよ、大丈夫だよ」と背中を押していただいて、私自身も真織同様、日記を付け始めました。初心を忘れず、毎日毎日新鮮な気持ちで頑張っていけたらいいなと思います。2人が主演を務める映画『今夜、世界からこの恋が消えても』は、2022年7月29日、全国東宝系にて公開予定です。映画『今夜、世界からこの恋が消えても』ストーリークラスメイトのいじめを止めるため、同級生の女子・日野真織(ひの・まおり)に嘘の告白をした主人公・神谷透(かみや・とおる)。嘘の告白と分かりながらも、「放課後まで話しかけない」「連絡は簡潔にする」「お互いを本気で好きにならない」という3つのルールと合わせ、真織はOKの返事をします。好きにならないと約束を交わすもお互いを知るにつれ、いつしか惹かれ合う2人。透がついに想いを抑えられなくなった頃、真織から出た言葉は予想もしないものでした。「私。前向性健忘っていって、夜眠ると忘れちゃうの。1日にあったこと、全部」毎日、記憶と経験をリセットされる彼女は日記に1日の出来事を書き留め、朝早く起きて復習することで記憶をつなぎとめていました。そんな彼女に少しでも幸福な日々を届けたいと献身的に向き合う透。しかし、そんな日常は長く続きませんでした。透が真織の幸せを守るために仕組んだ『ある作戦』とは…。[文・構成/grape編集部]
2022年02月12日俳優の新田真剣佑とモデルで女優の三吉彩花が11日、都内で行われた「2021年ティファニーホリデー」記者発表会に出席した。ネックレスや指輪、ブローチなど、2人合わせて総額約5億円のジュエリーを身に着けた感想を聞かれた新田は「これを着けて街を歩かないようにしましょう。いつさらわれるかわからないですからね(笑)」と茶目っ気たっぷりに笑い、「光栄です」とコメント。宝石だけではなく、胸元も眩しいドレスを着用して登場した三吉は「怖いです。私の右手が」と大きな宝石がついた指輪を見せ、「25歳にしてとんでもない大きさのリングを着けさせていただいているんですけど、手が震えています…」と緊張している様子だった。また、ティファニーのジュエリーに関する思い出を聞かれると、新田は「役者を始めてから初めて買ったジュエリーがティファニーで、Tスマイルのゴールドのやつなんですけど、ちょっと頑張って買える値段でもあるので、それを7年くらいずっとしています」と明かし、「錆びてはいないけど"だいぶ着けていたんだな"ってわかるくらい着けていますね。いまでも着けています」とニッコリ。同じ質問に、三吉は「ティファニーさんのジュエリーは、こういったハイジュエリーからカジュアルなものまで、いろんなジュエリーがあるので、私も撮影とかでたくさん着けさせていただく機会があるんですけど、こういうドレスとか大切な日にジュエリーを着けると背筋がピンとするような感覚もありますし、普段の私服とかファッションでカジュアルにオシャレにしたいときには、ティファニーさんのカジュアルなものを着けています。楽しめる幅も広いので、いつも楽しいなと感じております」と声を弾ませた。さらに、2022年の抱負を尋ねられると「新しい挑戦になる年だなと思っていますが、全力で目の前の仕事をやって駆け抜けたいと思います」と目を輝かせ、三吉は「最近はどういう30歳になりたいかって考えて過ごすようになっていまして、来年は26歳になるので、もっともっとお仕事も頑張らせていただきつつ、お料理とか、自分の内面磨きも頑張っていきたいなと思います」と言葉に力を込めた。
2021年11月12日俳優の新田真剣佑が、Netflixオリジナル実写ドラマシリーズ『ONE PIECE』でロロノア・ゾロを演じることが10日、発表された。尾田栄一郎氏による人気コミック『ONE PIECE』は、全世界累計発行部数4億9,000万部を突破、長年にわたって世代を問わず、世界中に熱狂的なファンを持つ作品。1997年『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載が開始され、伝説の“海賊王”ゴール・D・ロジャーの残したと言われる“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を巡り、主人公モンキー・D・ルフィが率いる海賊“麦わらの一味”が冒険へと繰り出す壮大な物語となっている。このたび、Netflix実写ドラマシリーズ『ONE PIECE』で、モンキー・D・ルフィをイニャキ・ゴドイ、ロロノア・ゾロを新田真剣佑、ナミをエミリー・ラッド、ウソップをジェイコブ・ロメロ・ギブソン、サンジをタズ・スカイラーがそれぞれ演じることが決定した。モンキー・D・ルフィを演じるイニャキ・ゴドイは、人気ドラマ『そしてサラは殺された』に出演し、注目を集めている超スーパールーキー。ロロノア・ゾロを演じる新田真剣佑は、高い演技力を備えた日本が誇る若手俳優の筆頭格。ナミを演じるエミリー・ラッドは、ホラームービー『フィアー・ストリート』3部作でも注目を浴びた美しき新星。ウソップを演じるジェイコブ・ロメロ・ギブソンは、注目の海外ドラマに出演し実力を発揮中。サンジを演じるタズ・スカイラーは、映画・ドラマに次々出演し、そのクールなルックスも相まって人気を集めている。併せて、メインキャスト陣が映し出された、原作でおなじみの“手配書”も公開。さらに、本作でエグゼクティブ・プロデューサーを務める原作者の尾田氏が、「顔、口の大きさ、手の大きさ、雰囲気、所作、声質、演技力、身長、仲間同志のバランス etc…!世界各国のスタッフと議論を重ね、決定しました! 彼らこそ“麦わらの一味”になりうる人達です!!」と直筆コメントを寄せた。○■尾田栄一郎コメント全文Netflix、Tomorrow Studios と共に進めてます巨大プロジェクト「ハリウッド実写ドラマ版 ONE PIECE」製作発表から何年だよ!ホントだよねー。でもちゃんと進んでるんですずーっと!文化の違う人達とチームを組むんだから簡単じゃないよ!でも、だからこそ生まれるものが必ずあるはず!!ひとまずメインキャストを発表できる事となりました!つーかさっさと発表しないとリークされるんだって!ウケる笑顔、口の大きさ、手の大きさ、雰囲気、所作、声質、演技力、身長、仲間同志のバランス etc…!世界各国のスタッフと議論を重ね、決定しました!彼らこそ“麦わらの一味”になりうる人達です!!完成まではまだ少し時間がかかりますが、世界中のみなさんに手放しで楽しんで貰える作品を送り出せるようがんばります!続報にご期待ください!!(C)尾田栄一郎/集英社
2021年11月10日Netflixオリジナル実写ドラマシリーズ「ONE PIECE」より、待望のメインキャストが発表され、新田真剣佑がゾロを演じることが明らかになった。これまでにも、実写映像化のオファーは多数あったという人気作品「ONE PIECE」。今回、原作者・尾田栄一郎と「週刊少年ジャンプ」編集部が様々なハードルを乗り越えられると確信できたことから、初めて実現。今回発表されたのは、世界各国から集結した“麦わらの一味”を演じるフレッシュなキャスト5名。モンキー・D・ルフィ役には、ドラマ「そしてサラは殺された」に出演し、注目を集めているイニャキ・ゴドイ。ロロノア・ゾロを演じる新田さんは、『ちはやふる』シリーズ、『るろうに剣心 最終章 The Final』などに出演し、高い演技力を備えた若手俳優の筆頭格。またナミを演じるのは、ホラームービー『フィアー・ストリート』3部作で注目を浴びた新星エミリー・ラッド。ウソップを演じるのは、注目の海外ドラマに出演し実力を発揮中のジェイコブ・ロメロ・ギブソン。サンジを演じるのは、映画・ドラマに次々と出演するタズ・スカイラーだ。本作でエグゼクティブ・プロデューサーを務める尾田さんは「ひとまずメインキャストを発表できる事となりました!つーかさっさと発表しないとリークされるんだって!ウケる笑」と今回の発表についてコメントし、「顔、口の大きさ、手の大きさ、雰囲気、所作、声質、演技力、身長、仲間同志のバランス etc…!世界各国のスタッフと議論を重ね、決定しました!彼らこそ“麦わらの一味”になりうる人達です!!」とメッセージを寄せている。そして、メインキャスト陣がそれぞれ写し出された手配書も公開された。Netflixシリーズ「ONE PIECE」は全世界独占配信予定。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年11月10日俳優の新田真剣佑が出演する、リベイロ・エゴイプセの新CMが、25日から放送されている。新CMでは、新田が、リビングでくつろいでいると、メイクを落とした姉がやってくる。ふと姉を見ると、すっぴんの姉が以前よりキレイになっていることに気付き、新田が驚きの表情を見せる。撮影は、都内のハウススタジオで感染対策を徹底しながら、およそ半日かけて行われた。長時間に及ぶ撮影の中でも、新田はスタッフと言葉を交わすなど、終始和やかな雰囲気で進行した。また、同ブランドの公式モデルを務めている新田は「ラベンダーの香りがよく、肌がもちもちする」と魅力をアピールし、「仕事の後は毎日使っています」と明かした。そして「その世界観も伝えられたら」とコメント寄せた。
2021年10月26日俳優の新田真剣佑が、CHARIS&Co.の新商品「V3シャイニングファンデーション」「V3ピンジェクト」「V3カッサRF」のアンバサダーに就任した。「美が笑顔を創り、社会を発展させる」を企業理念に、V3ファンデーションなどの針コスメをはじめとした美容製品の開発などを行っているCHARIS&Co.。新たにV3ファンデーションのseasonII「V3シャイニングファンデーション」をはじめとする3つの商品が発売される。新アンバサダーに新田真剣佑を起用。これまでも男女兼用で使用できる化粧品を提案してきたが、新田のアンバサダー就任により、さらに今の時代に合った、ジェンダーレスで男女問わず愛される化粧品を提案していきたい考えている。
2021年10月13日俳優の新田真剣佑、北村匠海が共演する青春音楽ラブストーリー『サヨナラまでの30分』(20)が、dTVで配信スタートした。同作は、『君と100回目の恋』『凪のお暇』の脚本家・大島里美氏が書き上げた完全オリジナル作品。『東京喰種トーキョーグール』の萩原健太郎氏が監督を務めた。新田が演じるのは、メジャーデビュー目前のロックバンド・ECHOLLのボーカル&ギターを務めるアキ。「俺にこじ開けられない扉はない」をモットーとするポジティブな自信家だったが、念願のフェス出演を控えたバンドのリハーサルでメンバーと揉め、飛び出した先で事故にあってしまう。そして次に目覚めたのは、まったく知らない大学生・颯太の体の中だった。実はアキは事故で死亡しており、現在はその一年後。たまたま道に落としたアキの愛用テープレコーダーを颯太が拾ったことで、テープを再生している間だけ入れ替わることができるようになったのだった。この颯太を演じるのが、北村。人付き合いが苦手で、就活も上手くいかず、夢も持っていない颯太は、アキと正反対。最初は明るいアキを毛嫌いするが、アキのバンドメンバーたちと関わっていくなかで、颯太も少しずつ心を開いていく――。(C) 2020『サヨナラまでの30分』製作委員会
2021年10月10日「美容業界で今、2つの脱毛サロンが注目を集めています。それは手越さんと真剣佑さんのサロン。ともに最新式の脱毛機を導入する本物志向で、客足が途切れません。開店時期も近いため、お互いに意識していると思いますよ」(美容関係者)ジャニーズ退所後、YouTubeを中心に大活躍中の手越祐也(33)。そして人気漫画『聖闘士星矢』の実写映画版で、ハリウッドに本格進出を果たした新田真剣佑(24)。大きく飛躍するなか、2人とも脱毛サロンのプロデュースという副業を始めていたのだ。「手越さんの『TEGOSHI BEAUTY SALON』は、昨年10月にオープン。そして真剣佑さんの『AM SALON』は今年4月に開店しました。どちらも店名にご自分の名前やイニシャルを入れており、ホームページには本人の写真が大きく使われています。ご自身の人気からくる集客力を存分に生かしていますね」(映像制作関係者)2人のサロンはどのようなものだろうか?そこで本誌記者は都内のお店に潜入取材した。まずは一足先に開業した手越のサロンからだ。公式サイトには、《僕と一緒に“本物のキレイ”を目指そう!!》とつづられている。「手越さんはかねて周囲に『常に自分も奇麗でありたいし、女性にも奇麗であってほしい』と明かしていました。なので、サロンを開くことは、いわゆる“芸能人ショップ”の一環では決してありません。開業に際し、堀江貴文さん(48)などのやり手経営者に必要な機材や料金形態、集客方法などについて細かく話を聞いたみたいです。会社の代表取締役も、過去にサロンでの社長業を経験している人物だそうですよ」(手越を知る知人)店内は壁やテーブルなどが、白を基調として統一されており、清潔感抜群だ。これは手越のセンスだと手越の知人は続ける。■手越が直接店のチェックをすることも「手越さんは内装や、置いてある小物など全ての事柄に目を通してプロデュースしているそうです。『こだわって作っただけにとても満足している』と言っていました」さらに店員の接客態度も好感触。スタッフはお出迎えのときから愛想がよく、マスク越しでも笑顔なのがわかる。コロナ対策もバッチリで、店舗の入口にはアルコール消毒液が用意されていた。「手越さんは忙しいなかときどき店舗に訪れて、お店全体のチェックもするそうです。スタッフへの指導も行うみたいで、質の高い接客は、手越さんのおかげですね」(前出・美容関係者)サロンには、数多くの手越ファンが足を運んでいるという。「お店のユーザーの年齢層は10代から60代と幅広く、ファンの方がやはり多いそうです。手越さんの美へのこだわりを知っているだけに、信頼も厚いのでしょう。手越さんの友人のタレントや、歌手の方などもお店を訪れていると聞いています。全身脱毛の施術は、安いものでも10万円ほどかかります」(前出・美容関係者)サロン業が万事順調な手越。店内には、お客さんを楽しませる彼らしい工夫もある。店内には額縁に入った手越の大きな写真が飾られていた。写真は複数あり、全て違ったポーズをとっている。「店舗にある写真は、SNS投稿はNGとのことですが、記念に撮影できます。ファンにはうれしいですよね。手越さんは自宅にも、自身の写真を額縁に入れて飾っており、それを見て元気をもらうようなので、『みんなにもパワーをあげたい』ということでしょう。“美の教祖さま”といったところでしょうか(笑)」(前出・美容関係者)■共通する“鉄の掟”とはいっぽうの真剣佑のサロン。ホームページで本人は、《通うのが楽しくなるような、実感できる『綺麗な素肌』を皆様に提供できたら、こんなにしいことはありません》と熱く語っている。「真剣佑さんの美意識は相当なものです。過去に『撮影に入ると、歯を白く保つために水しか飲まないときもあります』とテレビ番組で発言したことがあるほどストイック。脱毛サロンを開業したのは、自身がもともと脱毛していて、『とても快適だから、周りにもよさを伝えたい』との気持ちが大きくなったからだそうです」(前出・映像制作関係者)サロンの内観は清潔で、スタッフは受付周りだけでも5人ほどおり、挨拶をするとすぐに検温とアルコール消毒。手厚いうえに、手際がいい。契約メニューの説明はシンプル。サービスが充実しており、シェービングは基本無料。施術30分前までのキャンセルも無料だとか。そしてアメリカ・ロサンゼルス生まれの真剣佑だけに、サロンもLA流を取り入れているという。「お店のウリであるワックス脱毛と機械での脱毛の組み合わせは、真剣佑さんの強いこだわりだそうです。アメリカでは体毛をワックスで脱毛するのが主流。お店では日本で主流な機械での脱毛も組み合わせて、『アメリカと日本の“いいとこ取り”をして、奇麗になってほしい』という彼の思いが込められています」(前出・美容関係者)手越のサロンと同じく高品質な真剣佑のサロン。しかし客層は異なるという。「真剣佑さんは手越さんと比べてファン層が若いため、サロンユーザーの大部分が30代以下。10代の学生が利用することもあるといいます。低価格な全身脱毛プランでもトータルで10万円前後かかりますが、『大好きな真剣佑のサロンで脱毛したい』という願いをかなえるために、ご両親が卒業祝いなどで、プレゼントするケースもあるそうですよ」(前出・美容関係者)実は両店には“鉄の掟”があるという。「それは『プロデューサーのファンは店員になれない』というものです。“顧客第一主義”を徹底しているのです」(前出・美容関係者)記者が体験した感想としては、写真でファンをお出迎えするなど“お客さんを楽しませてもくれる”手越と、契約メニューがわかりやすく細かい配慮が行き届いている真剣佑で両者甲乙つけがたかった。毛ならぬ、息の抜けない戦いは続きそうだ。
2021年10月07日新田真剣佑が車田正美原作「聖闘士星矢」の実写ハリウッド映画版『Knights of the Zodiac(聖闘士星矢)』に主演、その撮影が完了したことを東映アニメーション株式会社とソニー・ピクチャーズ・ワールドワイド・アクイジションが発表した。原作「聖闘士星矢」は1985年より連載が開始され、発行部数3500万部以上、1986年より数多くのアニメーションシリーズや劇場アニメーション映画として製作され、世界中で大ヒットした伝説的作品。東映アニメーションにより製作される今回の実写ハリウッド映画版『Knights of the Zodiac(聖闘士星矢)』には、『パシフィック・リム:アップライジング』や『るろうに剣心 最終章』の新田真剣佑が主演に抜擢。『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』ベサニー役のマディソン・アイズマン、「マイ・ブロック」のディエゴ・ティノコ、『ジョン・ウィック:パラベラム』「HAWAII FIVE-O」マーク・ダカスコス、「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」ニック・スタール、そして『X-MEN』シリーズ『007ゴールデンアイ』のファムケ・ヤンセンと、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや「ゲーム・オブ・スローンズ」「スノーピアサー」のショーン・ビーン。新田さん演じる、孤児である主人公の星矢は幼いころに生き別れた姉を探し続けており、神秘に満ちた女性・沙織(英名Sienna)と出会うことで自らの運命に直面していく。小宇宙(コスモ)とよばれる力と、ペガサス聖衣(クロス)と呼ばれる古代ギリシアの鎧をめぐり、壮大なアクションが展開していく。監督には、Netflix「ウィッチャー」や「イン・トゥ・ザ・ナイト」で製作総指揮を務めるトメック・バギンスキーを迎え、脚本はジョッシュ・キャンベル&マット・スタッケン(「10クローバー・フィールド・レーン』)が務めた。スタント・コーディネーター兼アクション・コーディネーターには、『シャン・チー/テンリングスの伝説』アンディ・チェンを迎え、日本アニメのアクションとハリウッドアクションの融合に挑んでいる。撮影はハンガリーとクロアチアにて行われ、ついに撮了。日本での配給は東映が行い、ソニー・ピクチャーズ・ワールドワイド・ アクイジションが中国と中東以外で世界配給する。(text:cinemacafe.net)
2021年09月22日俳優の新田真剣佑(24)が大人気漫画『聖闘士星矢』の実写映画化で、主人公・天馬星座の星矢役を務めることが22日、関係者への取材でわかった。今作で、本格的にハリウッド進出を果たす真剣佑。華々しい“第二章”の幕開けとなりそうだ。『聖闘士星矢』は『週刊少年ジャンプ』で’85年から’90年まで連載され、刊行されたコミックスは全28巻。そしてシリーズ累計発行部数は驚異の3,500万部超えを記録している。また東映アニメーションは同作のテレビアニメ版を250話以上、さらに6本もの劇場版を製作。それらは世界80ヵ国以上で放映および上映されており、日本を代表する漫画の一つだ。同作がハリウッドで実写化されると発表されたのは’17年5月のこと。その際、原作者の車田正美氏は「30年以上の長きに渡り、『星矢』を愛してきてくれたファンの皆様、そして新たなる世代のために……。全世界に向けた『星矢』のかつてないプロジェクトを贈ります。ぜひ、ご期待ください」とコメント。誰がどの役を演じるのかと期待に胸を膨らませていたファンも多いことだろう。それだけに、ハリウッド製作かつ人気漫画の実写化映画で主演というハードルを超えるために真剣佑は入念な準備をしてきた。「2018年の映画『パシフィック・リム:アップライジング』で端役としてハリウッドデビューして以来、国内での俳優活動のかたわら、かねてあった高い英語力とアクションスキルのさらなる向上に注力してきました。また海外での活動に専念するため、今年4月に所属事務所を退社して国内での俳優活動を休止することを決めています」(映画関係者)そして、今回の『聖闘士星矢』で主演として大抜擢された真剣佑。現地で実績を積むのはこれからだが、すでに異例の“好待遇”で迎え入れられているという。「’06年公開の映画『硫黄島からの手紙』で渡辺謙さん(61)が主演しましたが、ハリウッド製作の漫画実写映画で日本人が主演を務めるのは史上初と聞いています。『聖闘士星矢』での真剣佑さんのギャラは億を超えると聞いています。また今回の星矢役は、オーディションではなく先方からのオファーで決まったといいます。渡辺さんでさえ、’03年の『ラスト・サムライ』当時で1,000万円ほどですから、ハリウッドの真剣佑さんへの相当な期待の高さが伺えます。今年初夏ごろから真剣佑さんはアメリカに渡っていて、『聖闘士星矢』は間もなくクランクアップし、公開は’23年春を予定しています。また今年4月に彼が出演した映画『るろうに剣心 最終章 The Final』でのアクションシーンも現地では高く評価されており、今後も、海外作品への出演を予定しているといいます」(映画関係者)8月に亡くなった真剣佑の父、故・千葉真一さん(享年82)は日本人俳優としてハリウッドで成功した第一人者だった。天国の偉大な父とともに真剣佑は今、世界を翔ける。
2021年09月22日黒木華・柄本佑がW主演を務める『先生、私の隣に座っていただけませんか?』より、本編映像が解禁となった。黒木華と柄本佑が結婚5年目の漫画家夫婦を演じ、夫の不倫をモチーフにした新作漫画を描く妻とそれを読む夫の心理的な攻防が描かれる本作。今回解禁となったのは、こっそり妻の新作漫画を盗み見してしまった柄本さん演じる夫が妻の不倫を疑い自動車教習所で大パニックとなる本編映像。動揺した俊夫が、血相を変えて妻・佐和子が通う自動車教習所に乗り込むシーンから始まる。佐和子の描いた漫画を読んで彼女の不倫を疑い、居ても立っても居られずに教習所に向かった俊夫は、急いで車を停めると一目散に教習所内のコースに駆け出し、佐和子が乗っている車を探して目を凝らす。遠くの車を確認するため、咄嗟にスマホのカメラのズーム機能を使う描写も絶妙にリアルだ。そうして、ようやく妻を発見した俊夫だったが、我に返り、慌ててのぼり旗の陰に身を潜める。次の瞬間、妻と一緒に車から出てきたのは、ついさっきまで自分が盗み見していた妻の漫画に登場する教習所の若い先生と瓜二つの男だった…。まるで漫画の展開が現実のもののように感じられるほど仲睦まじい2人を見て、俊夫は愕然と膝から崩れ落ちる。右往左往する俊夫の姿はコミカルで、自分も不倫をしている身でありながらパニック状態に陥るどこか憎めない俊夫という人間味溢れるキャラクターをよく表している。ハラハラドキドキ、笑いと恐怖が見事なバランスで共存する夫婦の心理戦にぜひ注目してほしい。『先生、私の隣に座っていただけませんか?』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:先生、私の隣に座っていただけませんか? 2021年9月10日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C)2021「先生、私の隣に座っていただけませんか?」製作委員会
2021年09月13日俳優の新田真剣佑が、7日より放送されるdTVの新CMに出演する。新CMでは、薄暗い部屋のなか、大量のポップコーンを片手にソファーに座りながら、食い入るようにテレビ画面を凝視する新田の姿が。テレビに映し出されている作品に夢中でポップコーンが手からこぼれ落ちたり、抱えていたクッションをソファーの隅にどかしたり、とにかくテレビ画面を観続けている。そしてCM後半では「新田、dTVに真剣にハマる!」という力強いナレーションとともに、‟真剣 ハマる“という大きなテロップが出現する演出も。ナレーションは、老若男女問わず人気の声優・山寺宏一が担当している。なお、今回のCMは本日1日より、dTV公式YouTubeにて公開中。
2021年08月01日岩田剛典と新田真剣佑が出演したサスペンス・エンターテインメント映画『名も無き世界のエンドロール』のBlu-ray&DVDリリースに合わせ、コンプリート版/豪華版に収録されるメイキング映像の一部が特別公開された。この度公開されたのは、撮影現場の和気あいあいとした雰囲気を垣間見ることのできるメイキング映像。キダ役の岩田さんはクランクインを迎えて、「初日にして過酷な環境の中で、ひと夏の思い出になるような作品になるといいなと思う」と意気込みを語っている。対して、新田さんはマコトを演じてみて、「胸が痛くなるような脚本だったので、ハッピーなときと辛いときのマコトをうまく出せるといいなと思った」と話す。映像にはほかにも、岩田さんが神戸の美しい夕焼けに感動している場面や、かき氷を食べながら岩田さんと新田さんが談笑する場面も。さらに、ある撮影シーンでは、本番中に岩田さんのサンタ帽子が何度も落ちてしまい、監督からカットの声が!これには岩田さんも「何回帽子とれんだよ~」と苦笑い。こうしたメイキング映像では、監督とコミュニケーションをとりながら、ひとつひとつのシーンを丁寧につくっていく過程をじっくり追うことができるものとなっている。Blu-ray&DVDは、映画とともに、dTVで独占配信された全3話のオリジナルドラマをセットにしたコンプリート版を含めた6形態で発売。さらに特典として、三方背ケース&ブックレット、ポストカード(dTVドラマVer)、特典ディスク付き。特典ディスクは、撮影現場の裏側に密着したここでしか見られない映像たっぷりのメイキングをはじめ、東京・神田明神での大ヒット祈願イベントや舞台挨拶の様子を収録したイベント映像集なども収録。コンプリート版の特典映像は約154分。さらに、店舗別先着特典にはオリジナルブロマイド3枚セットなどもプレゼントされる。『名も無き世界のエンドロール』は8月4日(水)よりBlu-ray&DVD発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2021年07月28日『るろうに剣心 最終章 The Beginning』のIMAX 舞台挨拶が20日に都内で行われ、佐藤健、江口洋介、大友啓史監督が登場した。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。大友監督が「周囲の人の反応はどう? 家族とか心配しない?」と尋ねると、佐藤は「剣心は特にそうなんですけど、僕の親はどの役をやってもすごく心配してるんですよね。『剣心かわいそう』『巴さんかわいそう』って言ってる。毎回泣いてるみたいです。けっこう何回も映画館に通ってくれてるようですよ」と明かす。江口は「スタッフや役者、『るろうに』に出たいと思ってた俳優陣とか色んな人たちから観たという話を聞いて。『どんどんレベルが上がっていって、ファイナルで本当に完結してる。区切りがついたね』という話をすごくされます」と周囲から言葉をかけられている様子。「あとは圧倒的に見たことがないアクションだとすごく言われて。やっぱり海外でも結構受けるんじゃないですか? このスピードは」と期待した。佐藤はさらに「アクション練習の動画をあげたりしたんですよ。それについてのLINEがめちゃくちゃ来ましたね、役者陣から」と語る。「鈴木亮平さんも動画見て『マジですごいね』と言ってくれて、『亮平くんもできますよ』と言ったら『バカ言うんじゃないよ』って」と笑顔に。「1作目に出ていた綾野(剛)さんとかも、『The Final』『The Beginning』を観てくれて、『大傑作だな』と言って、柄にもない……柄にもあるか。柄にもある長文を送ってくれました。嬉しかったですね。男の俳優の人たちから注目されてるみたいで、けっこう映画館で観てくれてます」と俳優仲間の反応を紹介した。
2021年06月20日『るろうに剣心 最終章 The Beginning』のIMAX 舞台挨拶が20日に都内で行われ、佐藤健、江口洋介、大友啓史監督が登場した。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。大友監督の舞台挨拶と聞かされていた観客だが、実は佐藤と江口も一緒に観ていたことが発覚。客席から登場した3人に、大きな拍手が贈られた。佐藤は「僕、まだ『The Beginning』をIMAXで見れてなかったんです。公開してからIMAXで観たいなと思ってて、そしたらたまたまスケジュールが江口さんと合って、今日監督が舞台挨拶。せっかくだから」と明かし、「先ほどですね。新宿を軽くデートさせていただきました」とニヤリ。江口も「そこで待ち合わせをして、歌舞伎町をさーっと歩き『そろそろ大友さんの挨拶始まるかな』なんて言って入ってきて、映画を観た」と振り返る。「監督の挨拶から聞いてました」という佐藤に、大友監督が「ドキドキしてたんだよ、ばれないか」と話すと、佐藤は「意外と全然ばれない。堂々と歌舞伎町の真ん中を歩いてきたんですけど、全然ばれなかったです」と明かした。1作目から出演する2人の関係について、江口は「剣心として、斎藤(一)として、現場でもほとんどしゃべらずに緊張感をキープしながら、こういう時期で打ち上げも出来ず、誰ともメールも交換もせず」だったというが、「健がYouTubeで企画をやらないかということで、ぜひ区切りになると思ったので、ここまで来ました。一緒に観るって経験がなかったんですけど、映画ってすごいなと改めて思いました」と語る。「こんな時代がそろそろ本当に明けようとしています。皆、新時代を生きていく世の中が始まると思いますけど、健もさっきも涙なんか拭いてるから、俺もぐっときて。言葉にせずにやってきて10年なので、ぜひともこの気持ちを次につなげて良い時代にしましょう」と瞳を潤ませた。佐藤は「江口さんから『舞台挨拶とかサプライズとかもっとやって盛り上げて行こうよ』と声をかけていただいて、ワンチャン『僕YouTubeやってるんですけど、どうですか』と聞いたら、即答で『ぜひ、そういうのやってこうよ』と言ってくださった」と説明。「やっぱり1作目からずっと同じメンバーでこの期間できるって、役者として相当幸せなことですし、特別なことなんだなあということを改めて感じさせていただきました」と感謝した。IMAXについては、佐藤が「もはや、セリフとか足してません!? 最後現場で『巴』と言った気がして、試写で観たときは無言だったので、そういう編集してくださったんだなと思ってたけど、今日、言ってませんでした!?」とつっこむと、大友監督は「低音が持ち上がるんですよ。音のレンジが広いから、北村(一輝)さんと戦ってる時の吐息とかも、普通のスクリーンで聞くより立ってる」と解説する。「いつもより呼吸が荒いなあと思ってました」という佐藤に、大友監督は「最後の巴の一言も聞こえづらくしてるんだけど、クリアになってる」と、より深い見方が楽しめる様子。江口も「違うスクリーンでは見てたんですけど、(IMAXでは)また全然違う風に見える。剣心が大根を掘ってるところがぐっとくるんだよね。10年やってきてあんなとこ見たことないというとこも含めて」と語ると、佐藤は「今日はいつもより嬉しそうでしたよね」と笑顔に。江口も「日射しも良かったし」と同意していた。
2021年06月20日真田広之(60)がキアヌ・リーブス(56)主演の映画『ジョン・ウィック』第4作目に、出演することが報じられた。各メディアによるとクランクインは今夏を予定しており、フランスやドイツ、日本でも撮影が予定されているという。本シリーズ初登場となる真田は、重要な役柄を演じると報じられている。真田がキアヌと共演するのは、’13年公開の『47RONIN』以来8年ぶり。共演当時、キアヌは真田を“師匠”と呼ぶほど尊敬していたという。「現場に慣れない日本人キャストの緊張をほぐそうとするなど、撮影現場での真田さんはいつでも全体に気を配っていたといいます。そういった真田さんの真摯な姿に感銘を受けたキアヌは、『彼のような師匠に助けていただきとても光栄です』と語っていました」(映画関係者)■「正しい日本文化を伝えたい」今年2月に水俣病を題材とした『ミナマタ』がアメリカで公開され、6月18日には『モータルコンバット』が日本で公開。’22年には作家・伊坂幸太郎の小説を原作とした『バレット・トレイン』の公開も控えるなど、真田を起用した海外作品が相次いでいる。’99年から’00年にかけて、英国の名門劇団ロイヤル・シェークスピア・カンパニーで唯一の日本人キャストとして参加した真田。’03年公開のハリウッド映画『ラスト サムライ』では見事な殺陣を披露し、世界的に名が知れ渡ることとなった。以降、海外を拠点に活躍する真田だが、“日本人ゆえの使命感”を持っているようだ。「真田さんは日本の描写を入念にチェックすることでも知られています。海外で活動する数少ない日本人俳優として、真田さんは『正しい日本文化を伝えたい』と常に意識しているといいます。そんな姿勢は多くの製作陣から信頼されており、『ミナマタ』では監督から“監修してほしい”と頼られるほど。真田さんはセットから小道具まで、撮影前から隅々まで確認したといいます。『ジョン・ウィック』の新作でも、真田さんの“目利き”が期待されることでしょう」(前出・映画関係者)■「後輩たちが挑戦しやすい環境をつくる」’19年に米ロサンゼルスで開催された「第5回アジアン・ワールド・フィルム・フェスティバル」では、特別賞を受賞した真田。その際、「自分の役割は、日本の後輩たちがハリウッドに挑戦しやすくなるような環境をつくること」とコメントしていた。最近では小栗旬(38)や山下智久(36)、新田真剣佑(24)など海外進出する俳優も増えている。真田はそんな後輩たちの躍進のため、模範となるよう励んでいるという。「真田さんは海外進出したばかりの頃、映画関係者やエージェントとの関係を築くために何度もロスを訪れたといいます。そこで痛感したのは、“自分が求めた報酬に相応する力量”が要求されること。海外では一つのシーンに対して納得がいくまで何度もテイクを重ねますが、精神的にも肉体的にも過酷になることがあります。しかしそこでギブアップしてしまうと、『“日本人とはもうできない”という前例を作ってしまう』と真田さんは危惧していました。還暦を迎えた今でもプロ意識を高く持ち、ロールモデルであり続けることを意識しているのです」(プロダクション関係者)海外を舞台に第一線で走り続ける真田。その勇姿は後輩たちにとって、希望の光となっていることだろう。
2021年06月19日和月伸宏氏の人気コミックを実写化した映画『るろうに剣心』シリーズが、ついに最終章を迎えた。2012年の『るろうに剣心』に続き、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作で、幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心(佐藤健)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描いている。コロナ禍での延期を経て公開を迎えた『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』は、原作では最後のエピソードとなる「人誅編」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶編」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。今回は、「The Beginning」で剣心に斬殺された元妻・巴を演じた有村架純にインタビュー。原作ファンにとっても待望のキャラクターを演じることになったことについての気持ちや、『るろうに剣心』に関わって感じたことなどについて、話を聞いた。○■シリーズの根源に巴がいる――シリーズの最後に出演となりまして、巴という待望のキャラクターを演じることについての責任やプレッシャーというのは改めていかがでしたか?私は『るろうに剣心』には今まで映画でしか触れていなかったのですが、今回のお話を伺った時に、「本当に人気のキャラクターだ」ということを伺っていて。そこに土足で足を踏み入れることになってしまったらどうしようと考えたんですけど、大友監督とまたお仕事をご一緒できることがとても嬉しくて、健さんも何度もお仕事させていただいていますし、飛び込んでみたいと思いました。大友監督やプロデューサーさんからも直々に言葉をいただいていましたし、きちんとその言葉を背負って参加させていただきました。――どういう言葉をもらっていたんですか?「みんなが待ち望んでいた作品で、巴がいないと成立しない」と伺っていましたね。健さんは"あの"剣心の役作りが巴から始まっている、この10年ずっとシリーズの根源は巴だということをおっしゃっていました。――大友監督とは『3月のライオン』でご一緒されたと思いますが、その時もこれまでの有村さんと違うイメージのキャラクターになっていた印象があります。巴役についても、チャレンジしたところはありましたか?大友監督はイメージを覆してくださる方なので、とても感謝しています。信じてくれているのはすごく嬉しいし、またご恩を返していきたいなと思います。巴は自分の中でふつふつと気持ちを燃やすような女性で、私は今まで内側に入るような役を演じることも多かったので、逆にとても難しかったです。表情に出さなすぎると仏頂面に見えてしまうし、かといって出しすぎると巴ではなくなってしまうし、微妙なバランスが難しくて、監督と「今は出し過ぎたかな」などと話し合いながら、本当に慎重に撮影を進めていきました。○■十字傷のシーンは…「皆様の解釈で」――剣心の頬に十字傷ができるシーンもとても印象的でしたが、有村さんはそのシーンにすんなりと入れたんですか?あのシーンは、見てくださる方の解釈に委ねたいところなので、私から「こういう気持ちで撮影した」と言葉にするのは避けてはいるんですけど、自分なりの解釈で臨みました。原作ともまた違ったシーンで、きっと本当にいろんな見方があると思うので、そこは皆様の解釈で見ていただければと思っています。――薫役の武井咲さんは『The Beginning』の感想として、薫として作品に接したような「なんだか変な気持ち」ということもおっしゃっていて、『るろ剣』ファンも剣心の過去の女性ということでざわつくところもあるのかな、と思いました。そうですよね(笑)。でも、巴は過去の人なので、今、現在を見てほしいです。「The Beginning」を見ていただくことで、また1作目から『るろうに剣心』を見たくなると思います。――何度も共演されている佐藤さんですが、今回の「The Beginning」の剣心はかなり追い詰められている役でもあり、これまでと違うと思ったところはありましたか?まとっている空気が、すごく孤独で寂しそうでした。こんなに寂しそうな背中を見たことないと感じるくらいのまとい方で。表情や空気が違ったし、食事制限もされていたのでどんどん痩せられていって、そこにいたのは今まで『るろうに剣心』シリーズで見てきた剣心とはまったく違う方でした。撮影も「The Final」と「The Beginning」が入り乱れていたので、個人的には情緒が心配で……本当に誰にでも演じられる役ではないと思いました。――そういうときはそっとしておくんですか? それとも話しかけたりされるんですか?ほぼ2人のシーンだったのでコミュニケーションはとっていましたけど、あまり体力を消費しすぎない程度にしゃべって本番に挑む、という感じでした。これを10年間ということは、きっと皆さん心中する勢いでやっていると思うんですよね。大変な中で皆さんが集まるということは、「絶対にいい作品になる」とわかっているからこそ。それはもう本当に信頼関係だと思うので、素晴らしいです。――特にクライマックスについては、まるで夢の中のような美しさでしたが、ご覧になっていかがでしたか?私も完成した作品を見た時、あまりに神秘的すぎて、いるんだけどいないような、でもいないんだけどいるような……というとても不思議な気持ちになる2時間でした。自分でも撮影に臨んでいましたが、スクリーンで見るとより美しかったし、 決してハッピーエンドではないですけれども、こんなに美しいと思えるのはどうしてだろうと……尾を引きずるような感覚でした。――その美しい映像で、これまでのシリーズのファンの方にも最後を見せられるということですね。ただ、撮影しているときは「The Final」「The Beginning」どちらを最後にするか決まってなかったんです。だから、まさか最後になるなんて、自分もびっくりしています(笑)。――緊急事態宣言でなかなか「The Final」が全国で上映できない状態も続きましたが、改めて「The Beginning」上映についての思いを伺えればと思います。この作品についてお話する時は、自分の気持ちというよりも『るろうに剣心』に携わってきた皆さんの気持ちを考えてしまうんです。この10年培ってきた想いが、本当に届いてほしいですし、「ぜひ劇場に足を運んでください」とも言いづらい時代ですが、文字通り、みなさん命をかけて撮影されていたので、1人でも多くの方の心に残ってもらえると嬉しいです。■有村架純1993年2月13日生まれ、兵庫県出身。NHK連続テレビ小説『あまちゃん』(13年)で人気を博し、『映画ビリギャル』(15年)で第39回日本アカデミー賞優秀主演女優賞と新人俳優賞を受賞。NHK連続テレビ小説『ひよっこ』(17年)では主演を務める。主な出演作は『3月のライオン前編/後編』『ナラタージュ』(17年)、『フォルトゥナの瞳』『劇場版 そして、生きる』(19年)など。
2021年06月17日俳優の佐藤健が主演を務める『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(公開中)のアクション練習メイキングが15日、公開された。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。今回、日本映画史上初となる週末ランキンング1位&2位独占を記念して、緋村抜刀斎を演じる佐藤健と沖田総司を演じる村上虹郎の『The Beginning』アクション練習メイキング映像が解禁となった。映画オリジナルのシーンとして描かれる、“緋村抜刀斎VS. 沖田総司”の息をのむアクションは、作品を鑑賞したファンからも絶賛の声が上がっている。『The Beginning』でのアクションは、緋村抜刀斎を演じる佐藤にとって、逆刃刀ではない真剣でのアクションとなり、これまでとは全く異なる“命を奪い合う”壮絶なアクションとなっている。また、沖田を演じる村上は『るろうに剣心』シリーズ初参加で、刀での本格的なアクションもほぼ初。クランクイン前にしっかり練習を積んで撮影に臨んだという。今回解禁となったのは、そんな佐藤と村上の2人が本番さながらにアクション練習に励む貴重なシーン。練習にも関わらず圧倒的な迫力とスピード感をみせており、二人の本気度が伝わってくる映像となっている。さらに、この2人のアクションシーンの撮影では、シリーズでも珍しい長回し撮影も実施されており、一瞬でも刀が触れると致命傷となりかねない、真剣でのアクションの緊張感を表現している。また、映像内では、緋村抜刀斎が容赦なく人を斬り殺すアクションシーンの数々の練習の様子も収録されており、練習の段階から、逆刃刀でのアクションとは全く異なる真剣でのアクションを作り上げるべく、緊張感あふれる現場となっていたことを伺い知ることができる。さらに今回、撮影現場での様子を収めた、佐藤健と村上虹郎のオフショットも解禁。過酷なアクションシーンの撮影の疲れを感じさせない2人の表情は、緋村抜刀斎と沖田総司、2人のアクションシーンの撮影が充実したものであることを物語っている。
2021年06月15日EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの岩田剛典と、俳優の新田真剣佑が初共演を果たした映画『名も無き世界のエンドロール』が、 dTVにて29日より配信される。同作は、岩田と新田演じる強い絆で結ばれた幼馴染が、10年もの歳月をかけて表と裏それぞれの社会をのし上がり、日本中を巻き込んだ“ある計画”を実行するまでを描くサスペンス・エンターテイメント。「第25回小説すばる新人賞」を受賞した行成薫氏による同名小説が原作で、監督は『ストロベリーナイト』『累-かさね-』などを手がけてきた佐藤祐市氏が務めた。さらにdTVでは今回、同作の配信にあわせて、2月4日に実施された「『名も無き世界のエンドロール』映画&ドラマWヒット記念舞台挨拶イベント」の模様を収めた特別映像も同日に配信される。
2021年06月15日『るろうに剣心 最終章 The Final』の大ヒット舞台挨拶が12日に都内で行われ、佐藤健、神木隆之介、大友啓史監督(リモート)が登場した。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。佐藤への花束を持って登場したのは、同作にサプライズ出演していた瀬田宗次郎役の神木隆之介。「お客さんとして映画を見て、大きいものを1人で背負って本当に全員と戦ってるな、すごいなと思いながら尊敬の目でずっと見ていたので、今日来れてよかったです」という神木に、佐藤は「粋なことしますねえ、神木さん」とニヤリ。神木は「健先生にお会いしたかったですから」と嬉しそうにしていた。宗次郎役について、神木は「『るろうに剣心』の撮影が始まった時くらいにちょうど、事務所に瀬田宗次郎の表紙の原作を持って行って、『これ、(自分に)似てません!?』とずっと言ってたんですよ。『めっちゃかっこいいキャラで、実写化とかしてないんですかね?』という話をしてて、『今、健で撮ってるよ』『え、俺出れないんですか!?』『もう台本も出来てるし始まってるから』『じゃあ続きとかあったら……勝手に練習してますね』と言って、『縮地』の練習してたんです」と、思い入れたっぷり。神木はさらに「木刀を買って練習してたんですよ。勝手に役作りするくらい、瀬田宗次郎というキャラに一目惚れをしていて、まさか出させてもらうことになって、本当に幸せでした」と振り返った。出演が決まった時は「えええ!? って思いましたね。『よかった、練習してて。縮地!』と思って。健くんの前で1回やったんですよ。『見てみて、縮地〜!』ってやったら、『んふふ』って言われ(笑われ)ました」とエピソードも。佐藤が「困るじゃないですか、勝手に始められてもね。だから僕は笑ってごまかしたんですけど、そのときは知ってたんじゃないかなあ。続編をやって宗次郎が出てくるというところまで知ってて、りゅう(神木)に言われて、そのあとにちゃんと正式にオファーがいって、俺はすごく胸をほっとなでおろした」と心境を表すと、神木は「今まで取材で『呆れられてた』と言ってたんですけど、見守られてるのも半分あったんでね。よかった、安心した」と語った。大友監督も「当時から『神木くんが練習している』という噂は業界に轟いていたんで、今回も最後のサプライズをしようという時に、みんなで真っ先に頭に浮かんだのが神木くんです。健くんも脚本作ってるときに『神木どうですか、宗次郎どうですか』という話をしてくれたので。『出てくれるよねあいつ、出ないはずないでしょう』って」と、佐藤からのプッシュを明かす。実際に「The Final」にサプライズ出演した神木は「幸せでした。もちろん前作の時に出し切ったけど、やっぱり宗次郎が好きすぎて、常に刀を(探して)『もう触ることないのかあ』と思いながら生きてきたので。渋谷のスクランブル交差点とか渡るときに『1対多数か』と思いながら」と重い愛も。佐藤は「本当に感謝ですね。改めて声が素晴らしいなと思いました。僕はもう神木が出ることを知りながら見るけわですけど、宗次郎がしゃべった瞬間、空気が変わるんですよね。素晴らしいなってそこで思いました」と絶賛した。神木は「健くんの剣心の姿を見ると、すごい気合いが入る。あの格好をして『本番』となった時に、エリアがあるんです。間合いに入れなくなる。神経を張っているような、死角まで見えてるんだろうなという緊張感があるのでこっちもすごく気合いが入りますし、がんばって健くんに認めてもらえるような宗次郎を演じなきゃいけないなというのがありました」と対峙するときの気持ちを吐露。「でもプレッシャーでもなくて、すごく楽しみながらやらせてもらいました」と語った。
2021年06月12日『るろうに剣心 最終章 The Beginning』大ヒット舞台挨拶が12日に都内で行われ、佐藤健、有村架純、大友啓史監督、Taka(ONE OK ROCK)が登場した。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。週末興行収入ランキングは1位、2位を獲得し、2作合わせて44億円を突破したという大ヒットスタートに。剣心の元妻・巴役で出演した有村は「ずっとドキドキしていたんですが、いろんな方から感想をいただいて、少し自分の荷が下りたと言いますか、ほっと胸をなで下ろしています」と安心。「こんな大作に少しでも参加できたことが自分にとって大きな経験だたと思います。ありがとうございます」と佐藤に向かって感謝すると、佐藤は気付いておらず「ああ、俺に!?」と驚いて、2人で照れ笑いを浮かべていた。リモートで大友監督、そしてシリーズを通して主題歌を担当するONE OK ROCKのTakaも登場したが、佐藤は「ONE OK ROCKの皆さんが誰よりも先に映画を見るんです。僕がまだ完成したかなあってドキドキしてる段階で『めっちゃ良かったよ』って、Takaから聞くんです」と告白。「『京都大火編/伝説の最期編』の時はアメリカで作曲して日本に帰ってきて、ウキウキで3曲くらい聞かせてもらったんですよ。『好きなの選んでいいよ』といわれて、カウンターで聞きながら、その場でけっこう泣いた」と明かし、「その中でも悩みながらも『Heartache』のTakaの声が好きだなって。ボーカルが前に来てる曲を選びました」とエピソードを披露した。そんな戦友としてのTakaの存在を言葉で表してほしいという要望に、佐藤は「嫁です」ときっぱり。「嫁1(Taka)、嫁2(有村)です」と指すと、MCから「薫は……」とつっこまれ、「薫は嫁1.5です」と語る。それを受けたTakaは「嫁1から転げ落ちないように頑張っていきたいと思います。友達でもありますし、同士でもあると思ってます。僕が嫁なら(佐藤は)夫になるわけですけど、その逆もあるなと思って、すごくいい関係で仲良くさせていただいてるなと思います」と笑顔を見せ、なぜか大友監督は「アツアツの健くんとTakaの関係を見てると幸せになりますね。すごい幸せ」と喜んでいた。
2021年06月12日映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』の公開を記念して行なってきたリレーインタビューもいよいよ最終回です。連載第1回に登場してくれた佐藤健に『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の公開初日に再びインタビューを敢行! 「佐藤健にいまだから聞きたいこと、言いたいこと」として武井咲、青木崇高、新田真剣佑、江口洋介、有村架純からの質問に全て答えてもらった。佐藤健の弱点、そして真夜中のストレス解消法とは…?ハードな仕事「なくなると追いかけたくなる」――ついに本日(6月4日)、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が公開を迎えました。今朝のお目覚めはいかがでしたか?穏やかでしたね。「また雨か…」と思いつつ、穏やかに目覚めました。若干、まだ眠いです(笑)。――早速、ここまでのリレーインタビューで共演陣から寄せられた質問にお答えいただきます。武井咲さんからは佐藤健の“弱み”について「何かできないことはないの?」という質問が寄せられています。荷造りですね。あれが本当に苦手です…。整理整頓ができないんですよね。(旅行や出張に)何を持って行ったらいいのか? 苦手なくせに、完璧じゃないといけない! みたいな気持ちがあって、終わらないんですよ、テキトーにできないので。それで、なかなか手を付けられないし、終わらないという…(苦笑)。――ということは、部屋は散らかっているんですか?部屋は散らからないように、最初からとにかく物を置かないようにする戦法でやっています。逆に散らかったら、しばらくはキレイにならないですね(苦笑)。――武井さんからもうひとつ「10年経って、これだけビジュアルが変わらないのもすごいことだと思うんですよね。太ったりも痩せたりもないですし。なので、何か続けてやっている事とかあるのか?そのへんのコツも知りたいです(笑)」と。基本的に(継続的にやっていることは)なくて、次の作品の役作りに向けての身体づくりしかしたことないです。何かを維持したり、若い頃のままの肉体を保つために何かしているというのはないです。結果的に食事制限をしたり、ジムに通ったりというのはありますけど、あくまでも次の役に向けてですね。――昨年、コロナ禍でエンタメ業界全体がしばらくストップするという、普段は起こりえない事態もありましたが、もしも、次のスケジュールがない状態がずっと続いたら…。(昨年の緊急事態宣言の期間中)全く何もしてなかったんですよ。だから、それが続いていたらどうなっていたんだろう? って思いますね。まあ、そんなに太りやすい体質でもないんですけど、あのまま続いたらどうなったのか? 興味深くはありますね。――有村架純さんからは、肉体面ではなく精神体な面での質問です。今回『The Final』の撮影があり、続いて『The Beginning』を撮り、また『The Final』に戻るというスケジュールだったそうですが「気持ちをキープする方法、メンタルとか集中力、持続力はどこからわき出てくるものなのか知りたい、聞いてみたいです」とのことです。まず第一に「気合い」なんですけど(笑)、つらいときは楽しみに待ってくれている人たちの顔を思い浮かべることがモチベーションになりますね。――「もうダメだ」という気持ちになったり、メンタルが堕ちてしまう瞬間はないんですか?たぶん、これまでもあったんでしょうけど、そんなに深く記憶に残ってないんですよね。結局、終わったら忘れちゃうんです(笑)。だから、またやっちゃって「やんなきゃよかった…」ってなるんですけど…。――以前、佐藤さんは「ほとんどの問題は自分の考え方ひとつで解決できる」という意味のことをおっしゃっていました。実際、そう思います。変な例ですけど、どんなに「つらい」といっても、コンビニのご飯だっておいしいですし、食べるものがあって、好きなこと――僕だったら謎解きとかができていれば、人生幸せだなぁって思えるんですよね。――そこで十分に満足できるのに、なんでこんなにハードな仕事を…?本当ですよね(笑)。ただ、それ(=仕事)がなくなっても、僕は絶対に幸せに生きていける自信はありますね。僕の場合、「千鳥」を見て、謎解きができて、NETFLIXでも見ながら静かに暮らせたら幸せなんです。でもだからといって、この仕事をやらなくなったら、どこかで後悔する未来も見えるんですよ。「あぁ、やっぱりきつくても続けていればよかったな」って。人間ってそうやって突然やりたくなるものだから。なくなると追いかけたくなるものなんでね。その未来が見えているから続けている感じですね。『るろうに剣心』以上の作品に出会いたいという想い――青木崇高さんからも同様にメンタリティについての質問です。「いろんな現場を主演として背負ってると思うんですけど、ずっとクールに佇んでいるんですよ。それはとても大変なことだし、ストレスやプレッシャーも感じると思います。『ちゃんとバカやってる?』って聞きたいです」という質問です。…(笑)。そういう意味では最近は減りましたね、バカやる機会が。20代前半から半ばくらいまでは、しょっちゅう友達と遊びに行ったりしてましたけどね。とくにコロナ禍もあってこの1年ちょっと、みなさんも同じだと思いますけど、ずっと家にいますね。――ストレス発散という意味では、家で枕に顔を押し付けて叫んだり、甘いものを一気に食べたりとか、何か決まってやる行動はありますか?あるとすれば深夜のペヤング&ビールですね。――意外とコストがかからない方法で…(笑)安いですけど最強ですからね(笑)。甘いものよりは炭水化物ですね。いまでもたまにやりますよ。深夜のペヤング&ビールが一番ですね。あぁ、言ってると食べたくなってきたな…(笑)。本当に最高ですね。――新田真剣佑さんからはひと言「続編やりませんか?」と。やりません(笑)。いや、百歩ゆずって続編があっても、マッケン(雪代縁) は出ませんからね。――真剣佑さんは『The Final』だけの出演でしたが、メチャクチャ楽しかったんでしょうね?そうでしょうね(笑)。彼はこういうジャンルの作品が一番興味のある、好きな作品でしょうからね。――原作の漫画は現在「北海道編」の連載が続いています。左之助や斎藤はもちろん、過去のエピソードに出てきたキャラクター、さらには新選組の元隊士なども新たに登場するなどしていますが、佐藤さん自身はさらなる続編に興味は…?あのへんは熱いですよね。僕も漫画は楽しんで読んでます。でも、実写化は全く考えてないですね。もう、やることはないんじゃないかな…。もしやるなら、マッケンを主演にしたスピンオフで(笑)。――江口洋介さんからは「(役者として)ここからどっち側に振っていくのか? どっち側の役をやっていくのか? 同じことをずっとやり続けるのか、真逆なこと、例えばコメディなんかをやりたいって思うのか…今度はこれ(『るろうに剣心』のヒットのイメージ)を壊していく作業になっていくと思うので、そこで出てくる彼の表現は、とてつもないエネルギーを持っていると思うから、とても楽しみに、影響されながら見ていきたいなと思いますね」という質問、熱いエールが届いています。「いままでと同じで」とか「変えていこう」とかは考えたことはないんですよね。ただ『るろうに剣心』という作品が、ひとつ誇れるものであると同時に自分にとって“枷”にもなるであろうことは間違いなくて、今後、剣心以上の役、『るろうに剣心』以上の作品に出会いたいという想いはありますね。やっぱりみなさんにとって、(剣心という役の)印象は大きいでしょうし、「佐藤健の代表作と言えば…?」と聞かれて『るろうに剣心』と言う人が多いと思います。それは非常にありがたいことなんですが、同時にそれをぶち壊してやりたいなと思っています。剣心は「ずっと好きだし、切り離せない存在」――ここから改めて『The Beginning』について、お話をお伺いします。いまの質問をいただいた江口さんとは第1作からずっと共演されていますが、本作では時代をさかのぼって、幕末の人斬りと新選組隊士という、過去の作品とは異なる立場でした。実際に対峙されて、どんなことを感じましたか?やっぱりそこはシリーズ作品の醍醐味を感じましたね。同じ人物なんだけど、全然違う。そういう状況で対峙することができて、普通のひとつの作品では絶対に味わえない感覚があり、これが長く何作もシリーズを重ねてきた特別なものなんだなという思いを抱きながら芝居をしていました。――剣心と巴が一緒に暮らすことを決めるシーンは、原作でも印象的なシーンですが、映画の中で、殺伐とした幕末の空気を一瞬忘れ、温かさと愛情にあふれた現代のラブストーリーのようにも感じられました。あのシーンはどのように臨まれたんでしょうか?そういう感じになったのは、監督の演出の仕方がそういう方向だったのだと思います。僕もアニメを見たときから、あのシーンの剣心の申し出がすごく印象に残ってたんですよね。プロポーズというか、女性にそういうことを言うのって、照れくさいし勇気が要るし、できることなら逃げたいし、相手に言わせたいけど、それはズルいなと自分から言う――それは剣心らしい魅力的な部分だなと。だからこの『The Beginning』をやると決まったときから、あのセリフは絶対に言いたいセリフとして自分の中で決まっていましたね。すごくいいセリフですよね。――このリレーインタビューの1回目、『The Final』の公開前に佐藤さんにお話を伺った際、前回の『京都大火編』『伝説の最期編』から最終章までの数年の間の、剣心との距離感について「仲は良いけど会わない親友という感じですかね。そのくらいの距離感」とおっしゃっていました。今後、佐藤さんの中で剣心はどのような形で存在していくと思いますか?どうなんでしょうねぇ…?わかんないけど、変わんないと思いますよ。どこかにずっといて、ずっと好きだし、切り離せない存在ですよね。大人になるにつれて仲のいい友人と会う回数って減るじゃないですか? 若い時はいつも一緒だったのに。でも親友であることはずっと変わらない。そういう存在だと思いますね。(text:Naoki Kurozu)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年06月12日俳優の佐藤健が主演を務める『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(公開中)の新ビジュアルが11日、公開された。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。6月10日時点で「The Final」の観客動員数は252万人、興行収入は35.4億円、「The Beginning』の観客動員数は55万人、興行収入は7.8億円をそれぞれ突破。2部作合計での動員は300万人、興行収入は43億円を超え、大ヒットを記録している。今回公開された新ビジュアルの剣心の頬の傷はひとつで、目からは一筋の涙がこぼれ落ちているという、「The Beginning」の内容を示唆するものに。公開直後からSNSでは「涙なしには見れませんでした。剣心と巴さんの想いは永遠です」「ほんと美しくて儚くて深いなと思った、終始なんか胸が苦しかったな、感動」「剣心、巴とも切なくて。あの穏やかない幸せな日々を続けさせてあげたかった、映像に音楽に、もう全てが素晴らしすぎて感動でした」など、剣心と巴によって紡ぎ出される、儚く美しいラブストーリーへの声が数多く上がっている。また、19日から3週間連続で新しい入場者プレゼントの配布が決定。19日からは「The Beginning」を鑑賞すると、本日解禁となった新ビジュアルと、雪の中で剣心が巴を抱きかかえるビジュアルが両面に印刷されている「『The Beginning』フォトカード」が配布される。また、6月26日からは「The Final」を鑑賞すると「『The Final』フォトカード」が配られ、7月3日から新しい入場者プレゼントの配布も決定している。12日には、映画『るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning』2部作連続で舞台挨拶を開催。「The Final」では、佐藤健、神木隆之介、大友啓史監督が登壇し、「The Beginning」では、佐藤健、有村架純、大友啓史監督の登壇に加え、映画『るろう剣心』シリーズでは初の舞台挨拶となるTaka(ONE OK ROCK)がリモートでの参加を予定している。それぞれのイベントの模様は、ライブビューイングにて全国同時生中継される。
2021年06月11日和月伸宏氏の人気コミックを実写化した映画『るろうに剣心』シリーズが、ついに最終章を迎える。2012年の『るろうに剣心』に続き、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作で、幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心(佐藤健)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描いている。コロナ禍での延期を経て公開を迎えた『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』は、原作では最後のエピソードとなる「人誅編」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶編」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。今回は、2012年の『るろうに剣心』から全作に出演している、斎藤一役の江口洋介にインタビュー。「The Final」では明治時代に警察官として活躍する姿、「The Beginning」では新選組時代のギラギラした姿と、別の顔を見せた江口に、この10年の作品への思いや、皆が大好きな「牙突」についての話などを聞いた。○■最初は手探りから始まった——『るろうに剣心』10周年で、江口さんはずっと出演されていますが、そもそも最初に映画の話を聞いたときは、どういう印象だったんですか?実はジェネレーションギャップがあって、『るろうに剣心』の存在は知っていたけど、ファンということではなかったんです。 でも斎藤一がすごく人気があるキャラクターということも聞いて、ヒールのようでもあり、同志のようにもみえる役どころということで面白そうだなと思ったことを覚えています。最初はどこまで原作のイメージに寄せていくかも手探りだったから、最初実は斎藤の“乱れ髪”もないんです。斎藤一の技である“牙突"も「ワイヤーで飛んでるけど、大丈夫なのかな……」とか、色々考えながら1作目を撮っていました。ただ、アクション時代劇ということでスタッフもがっちりとついてずっとトレーニングしていたので、「これは面白いものになるな」という予感はありました。斎藤を作っていく過程として、1作目ではビジュアル的にもリアルな人間を描こうとしすぎたところもあったので乱れ髪もなかったんですが、実際に上映された『るろうに剣心』の反響を受けて、改めてこれだけの人に求められている作品なんだと実感して、その後は前髪も3本ぐらい出しとこうか……と出してみたりして。なかなか上手くいかないんですよ、あれが!(笑) 4作目にあたる「The Final」で、初めて原作と同じ4本になりました(笑)。10年の中でけっこう苦労して斎藤一を作り上げたから、「The Final」ではもう何も考えずに斎藤として撮影に入れましたし、さらに「The Beginning」では全部取っ払って、斎藤の血生臭さを演じたので、面白かったですね。スタートに戻った時に、今までのスタイルを全部外して飢えた狼のような斎藤のイメージがどんどん出てきました。——そうやって試行錯誤の中で、10年の付き合いになったというのもすごいことですね。最初は予想していなかったですし、漫画原作でこれだけ認められて、映画としてヒットし続けるのもすごい。僕もあまり漫画原作の映画にはなじみがないと思っていたんですが、そういえば自分が『湘南爆走族』(87年)でデビューしていることにも気付かされて(笑)。自分の中にあった概念を捨てることで、本当にキャラクターが乗り移ったかのように芝居が決まってくる。10年の歳月がそうさせてくれました。○■今はもう「じゃあ、牙突いきますか」——『るろ剣』シリーズといえばアクションシーンも魅力ですが、特に気をつけられたことなどありますか?今まで映画で色んなことをやってきましたけど、全然違うベクトルの殺陣だなと思います。刀も安全な模擬刀で、相手に当てていける。日本の時代劇は間合いで見せる武道のようなもので、「腰を入れて落とし込んで止める」といった、当てないで斬っていくやり方を習っていたのですが、『るろ剣』のアクションでは「もう1つ速く入ってください」という要望で、止めている間にこっちが斬られてしまう(笑)。近未来映画のような時代劇になるだろうと思いました。——原作ファンにとって「牙突」は真似したくなるくらいの憧れの技で、その技を10年間放ってきたことに対して、思い出などはありますか?そのことをもっと知っていたら、たぶんプレッシャーを感じてしまっていたと思うんですが、撮影ではリアルにスタイルを教えてもらったから「一発で仕留めるタイプなんだな」と、狩猟のようなイメージで作ったのを覚えています。この10年で色々なことを経験して自分たちのものになってきて、今ではもう何かあると「じゃあ、牙突いきますか」と、披露するシーンも増えましたね(笑)。——「牙突」がかっこよく見えるコツなどはあるのでしょうか?カメラマンとのアングルの中で相談しているので、何かコツがあるというよりも、毎回が違う撮影になっているという印象です。衣装も含めて、だんだんビルドアップして、よりスタイリッシュになっていく部分もあったと思うし、最初は手探りだった所から、美術、ヘアー、衣装と総合的にどんどんパワーアップしていきました。俳優としてはそんなに変えずにやってるんですけど、周囲が変化している感覚です。映像の技術もこの10年で変わっていますし、『るろ剣』は現代の建築物がなくて抜けのいい場所でカメラも360度振れる。相当大暴れできる場所にロケがセッティングされていて、そういう現場はなかなかないし、用意されていると絶対に全力でやるしかないんです。——江口さんがそこまでおっしゃるくらい『るろ剣』の現場はすごいんですね。今の日本の映画製作の現状を考えても、次元が違うレベルだと思います。それはファンの人が世界中にいて作品を楽しみにしているという熱量があるからこそ。ちょっと、モンスター的な映画ですよ。さらに、作品を撮り始めたのはちょうど震災があった2011年で、全員が「これからどういう風に生きていったらいいんだろう」と考えさせられたと思うんです。多分、大友(啓史)監督も考えただろうし、自分たちも俳優として何が出来るのかとか考えていた中でのスタートだったから、「もっとやりたい」と貪欲になっていました。今回もコロナ禍ではあるけれど、観た後に本当にすっきりする映画だから、『るろうに剣心』を観てマイナスな部分をプラスに変えて、前向きに強くなっていただきたいです。○■一切殺陣もついていない状態で対峙——10年の間に共演者の方の成長を感じる部分もありましたか? 例えば剣心役の佐藤さんとか。それはもちろん。健くんも最初は「若いなあ!」と思ったし、どういう作品になっていくんだろうと見ていました。剣心は不殺、斎藤は悪・即・斬なので、現場でも良い緊張感でしたね。——最後が「The Beginning」だと、剣心と斎藤一の緊張感が1番強い状態にもなるわけで、結実したという感じですね。本当に、「The Beginning」で新選組が剣心と対峙するシーンが全てで、斎藤の1番のハイライトだと思って演じていました。この男(剣心)に会わなかったら、最後まで来ていないわけですから、どんな心境だったのかな、と。あそこだけは一切殺陣もついていなくて、「斬るなら来い、こっちも行くぞ」という勢いでいました。だから、すごくスリリングでしたね。普通はどっちかが手を打って始まっていくんだけど、決まってないから、本当に間合いをとって、監督もギリギリまで一手合わせるか迷っていたんじゃないかな。結局「あそこで手を合わせなかったからこそ、剣心にこだわったんじゃないか」という大友さんの視点があったのだと思います。俺は、そのシーンが1番好きですね。■江口洋介1968年1月1日生まれ、東京都出身。『アナザヘヴン』(00年)、『闇の子供たち』『GOEMON』(08年)、『天空の蜂』(15年)などで主演を務め、『はやぶさ 遥かなる帰還』(12)、『るろうに剣心』シリーズ(12年/14年)、『脳男』(13年)、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』(14年)、『人生の約束』(16年)、『孤狼の血』(18年)、『コンフィデンスマンJP』(19年/20年)、『一度も撃ってません』(20年)などに出演。
2021年06月11日公開中の映画『るろうに剣心 最終章 The Final』は3週連続で実写映画No.1に輝き、興行収入30億円を突破。伝説のグランドフィナーレを描く『るろうに剣心 最終章 The Beginning』がついに6月4日(金)より公開され、興行ランキング1位を獲得、話題沸騰となっている。最終章の鍵を握る女性の1人が、緋村剣心の十字傷にも関わる、有村架純演じる雪代巴だ。“運命”の女性・雪代巴、剣心と織り成す切ないラブストーリー雪代巴は、緋村剣心(佐藤健)が人を斬る現場に居合わせて卒倒し、介抱された長州藩士が寝泊まりする宿で帰る家もないからと働き始める女性。剣心の人斬り稼業を咎める一方で、彼の身を案じ何かと世話を焼く。やがて桂小五郎(高橋一生)からの信頼も得て、剣心と共に暮らすよう頼まれる。だが、剣心の前に現れたのには実はある理由があり…。『The Final』では、剣心の前に十字傷の謎を知る最恐の敵・雪代縁(新田真剣佑)が現れ、剣心に関わる全てを破壊しようと東京の街に総攻撃を仕掛けてくる。この縁は巴の実の弟であり、剣心は仲間たちに、自らの手で斬殺した妻として巴の存在を告白し、縁は巴の復讐を果たすために剣心に攻撃を仕掛けてきたことを明かした。剣心と、巴への復讐を心に誓う縁の感情のぶつかり合う究極の戦いが『The Final』では描かれるが、『The Beginning』では、剣心と巴の出会いと2人が辿る運命の物語が描かれる。そして、『The Final』で明かされた、剣心が巴を斬殺することになってしまった理由、そして剣心の頬の十字傷の謎もついに明らかになる。大きな反響を呼んでいるシリーズ完結作となる『The Beginning』の予告映像では、巴が「このままずっと人を殺め続けるおつもりですか」「今のあなたには狂気を抑える鞘が必要です」と、新時代のために人を斬り続けることで心を病んでいく剣心を案じる言葉をかける一方で、「内通者が割れたぞ、巴じゃ…!」という衝撃的な台詞を男が剣心に告げるシーンも含まれている。実は、巴は剣心の命を狙う幕府直属の隠密組織<闇之武>の首領・辰巳(北村一輝)の指示で動く内通者だった…。巴の本当の目的に気づくことなく、剣心は巴との生活の中で本当の幸せを見出していく。そして巴もまた、決して消えることのない複雑な想いを抱きながらも、次第に剣心に心惹かれていく。しかし、『The Final』で明らかとなった通り、剣心は“自らの手で愛する妻・巴を斬殺する”ことになるのだ。誰もが平和に暮らせる新時代の到来を信じて、剣を振るい続ける“人斬り抜刀斎”緋村剣心と、彼の運命を変えることになる雪代巴。2人が織りなす切ないラブストーリーの結末と、“人斬り抜刀斎”剣心が“流浪人”となった瞬間が描かれる始まり。シリーズの完結にして原点を観届けてほしい。『るろうに剣心 最終章 The Final』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年06月08日俳優の佐藤健が主演を務める『るろうに剣心 最終章 The Final / The Beginning』が週末興行収入ランキングで1位&2位を獲得したことが7日、明らかになった。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。4月23日より公開された『るろうに剣心 最終章 The Final』は、4月25日より発令された緊急事態宣言によって、東京・大阪などの主要都市では映画館が営業休止となり、当該地域では長らく作品を観ることができない状況が続いていた。そんな中、6月1日より映画館が再オープンし(※一部劇場は土日休業や時短営業)、全国公開となって迎えた初めての週末に。さらに「The Beginning」も4日に公開されたことから2作連続での鑑賞を求める人が多く、都内劇場の「The Final」の上映回は満席が続出し、週末興行収入ランキング2位に。6月6日時点で動員2,456,744人、興行収入は34億円(3,451,819,800円)を突破した。「The Beginning」も公開日である4日~6日の3日間で動員350,199人、興行収入5億円突破(508,072,400円)で1位と大ヒットスタートを記録した。2部作での2作合わせての40億円突破も目前となっている。これまでも2部作連続公開の作品は『デスノート』&『デスノート the Last name』(2006年)、『SP 野望篇』&『SP 革命篇』(2010年/2011年)、『GANTZ』&『GANTZ PERFECT ANSWER』(2011年)、『僕等がいた 前篇』&『僕等がいた 後篇』(2012年)、『ちはやふる-上の句-』&『ちはやふる-下の句-』(2016年)など多くあるが、2作品が連続で1位2位を獲得したことは初となる。前作の「伝説の最期編」公開時でも「京都大火編」が7位、「伝説の最期編」が1位だったことから、同作としても記録を更新したことになる。
2021年06月07日和月伸宏氏の人気コミックを実写化した映画『るろうに剣心』シリーズが、ついに最終章を迎える。2012年の『るろうに剣心』に続き、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作で、幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心(佐藤健)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描いている。コロナ禍での延期を経てついに公開を迎えた『るろうに剣心 最終章 The Final/ The Beginning』は、原作では最後のエピソードとなる「人誅編」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶編」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。シリーズを通して、アクション監督を務めているのが、香港に渡りドニー・イェンの元で多くの作品に関わってきた谷垣健治氏だ。今回特徴的なのが「The Final」では”不殺”の誓いをもって逆刃刀を使っている剣心が、「The Beginning」では人斬り抜刀斎として、文字通り人を斬り殺すアクションを繰り広げている。あわせて“最終章”と言いながらも、かなりの違いがあるアクションについて、谷垣アクション監督に話を聞いた。○■「ヒット」と「スライス」の違い——「The Final」での剣心は逆刃刀の戦い、「The Beginning」では人斬り抜刀斎となりますが、アクションでの違いはどのようにつけられたのでしょうか?使ってる刀が違いますからね。斬れない刀と斬れる刀って、もうドアを押すか引くかくらい違うから、まずはそこです。これまでの逆刃刀は斬れない刀だから、叩くしかない。叩いて1発で相手が倒れるとは限らないから、パンパンパンと剣戟をやることになります。だから、「The Final」も含めたこれまでの剣心の戦い方は「ヒット」です。でも、「The Beginning」になると斬れる刀になる。包丁でたとえたらわかると思いますが、斬るときは引く動き、つまり「スライス」になります。だから、ヒットとスライスの差を意識しました。「The Beginning」のオープニングを見てもらったらわかりますけど、横に引いたり、刀が相手の身体に入ってグッと斬ったりもする。バサッと斬ることもできるし、肉が絡まって「んんっ!」と力を入れたりもするわけで、やっぱり斬れる刀だと表現は豊かになります。その面白さは「The Beginning」だからこそ出したいと思ったし、最初から剣心が相手の耳を噛み切るということも、お客さんに対するアラートと言いますか「今回はこんな感じのアクションで行くのでよろしく」という感覚でした。「血も出るから、皆さん気をつけて観てね」という(笑)。「The Final」はやっぱりヒーロー感を出したくて、剣心が戦ってるときに「自分もいっちょ戦ってみたいな」と思ってくれればというところでしたが、逆に「The Beginning」はかっこいいではなくて怖い、「絶対ここにいたくないな」と思わせたいということがありました。——「The Final」では横浜駅の機関車内でのアクションや、最終決戦の壁走り、「The Beginning」では口に刀を咥えての戦いなど印象的な場面も多かったです。あれだけアクションが多いと、ただ立ち回りを重ねるだけだと”おちゃらかほい”をするようなもので、毎回パンチ効かせるというか、どこかで印象的なカットを作らなければいけない。でも狙ってできるものでもないので、10個やったらその1個か2個くらいが残るものだと思っているんです。だから、捨てようが残ろうがいろんなものを組み込んでいかないと。僕らは「おかず」と呼んでるんですけど、そういうものを作ろうと意識しています。ただ、おかずだけでは飽きるから、お新香なんかでつないで、サイドディッシュも添えていく(笑)。そうやって、いろんなものを入れてシーンを作ることは多いです。機関車とかも、立体的なセットはやっぱり立体的に使うべきだから、僕の作るアクションはいつもセットを一周します。やっぱり、ずっと戦っていると飽きるじゃないですか。何しろ、僕が飽きてしまうんです (笑)。飽きられないようにあの手この手で工夫しています。だから永遠に多めに作らなければいけないんです(笑)。5分のアクションなら、倍の10分ぶん作る。それができるのが『るろ剣』のいいところです。■谷垣健治1970年生まれ、奈良県出身。倉田アクションクラブで学び、1993年に単身香港へ渡る。ドニー・イェンの元で多くの作品に関わる。ジャッキー・チェンが会長を務める香港動作特技演員公會の唯一の日本人会員で、日本では日俳連アクション部会委員長を務める。主な作品は、『捜査官X』(11年)、『るろうに剣心』シリーズ(12年/14年)、『新宿スワンII』(17年)など。
2021年06月06日映画『るろうに剣心 最終章 The Final』(公開中)大ヒット舞台挨拶が4日に都内で行われ、佐藤健、武井咲、青木崇高、土屋太鳳、江口洋介、大友啓史監督が登場した。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。巻町操役の土屋は、出演する前から同作のファンだったということもあり「とても緊張しております。ここに立てることを本当に嬉しく思いますし、本当に光栄です」と喜びをあらわに。「激動の時代の中、新しい未来を守る人たちの物語が『るろうに剣心』シリーズだと思いますが、まさに今、世界中で医療従事者の皆さんをはじめ、多くの方々が新しい未来を守ろうとしていて、そんな時にこの映画が完成したということは、とても大きな意味を持つのではないかなと感じております」と語る。「この作品に込められた熱い祈りは新しい未来を温かくし続けるエネルギーになるのではないかと思っています」と希望を込めた。周囲の反応については、「前作から一気見される方が本当に多いみたいで、今までは初めて会う方から『朝ドラ見てました』と言われることが多かったんですが、最近は『るろうに剣心見てます』と。海外の方からもけっこう言われます」と明かす。一方で、「『The Final』の初号の時に、巴さんのエピソードで号泣しすぎて、(有村)架純ちゃんに心配をかけてしまったという経緯があるので、あえてまだ観ていないんです」と、4日から公開になった「The Beginning」を未見だということも告白していた。
2021年06月05日映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(公開中)初日舞台挨拶が4日に都内で行われ、佐藤健、有村架純、村上虹郎、北村一輝、江口洋介、大友啓史監督が登場した。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。同日に「The Final」の大ヒット舞台挨拶も行われ、そこではスーツで登場していた佐藤は間の40分ほどで和装に着替え、有村は着物姿で登場。佐藤は有村の着物姿について「似合いますね。歩き方がマスコットみたいでかわいかった」と笑顔を見せた。有村は『るろ剣』ファン待望の巴を演じたことについて、「準備段階から衣装ひとつにしてもメイクひとつにしてもプロの皆様が練りに練って考えて下さったビジュアルがあって、その時間を共に過ごしていく中で監督やプロデューサーの方からいただいた言葉だったり、漫画原作、アニメなどの情報を咀嚼して、準備をしていきました」と振り返る。「現場に入ってから、一つ一つのシーンを確かめ合いながら感情を紡いでいって。1番大きかったのは、健さんが演じられた剣心がそばにいたこと。十分に自分の中で積み重なっていったという感じです」と語った。一方、佐藤は舞台挨拶で語る有村を見ながら「充電が切れかかったマスコットに見えてしかたない。ちょっとむこう向いて」と指示。有村の帯を指して「これを巻きたくて仕方ないんです。これを巻いたらもうちょっと元気になるんじゃないかという思いが」と主張し、有村は「緊張していて……」と苦笑する。佐藤は「始まる前にもっとキツく(巻いておけば)」と楽しそうにしていた。
2021年06月04日映画『るろうに剣心 最終章 The Final』(公開中)大ヒット舞台挨拶が4日に都内で行われ、佐藤健、武井咲、青木崇高、土屋太鳳、江口洋介、大友啓史監督が登場した。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。この日は「The Beginning」の公開日であり、 「The Final」も興行収入33億円を突破と大ヒット、さらに1日に全国の映画館が再スタートしてからの新たな公開となり、大友監督は「地方の方達が、東京・大阪の皆さんに届けるまで自分たちが『るろうに剣心』を支えるんだと、何十回も観るといった方が多くて、感動する日々を過ごしておりました。ぜひ『The Beginning』と同時に『The Final』も。どっちの順番で観ても大丈夫だと思います」と感無量といった様子だった。シリーズを通して出演する「The Final」のおなじみメンバーがそろった舞台挨拶に、佐藤は「嬉しい限りです。さすがに今日がこのメンバーでこうやって一堂に会して何かするのは最後ですか? 最後ですか!?」と語りかけ、青木も「どうなんですか!?」とのっかる。佐藤は「最後です!」と断言し、「となると、寂しくもなりますけど、最後のこの時間を噛みしめながら、幸せを感じながらやってきたいと思います」と心境を明かした。一方、この日は全国的に大雨。『京都大火編』イベントも大雨だったことから、雨男疑惑をかけられた佐藤は「なんで!? 監督なんじゃないですか?」と監督へ振るも、全員が「晴れ女」「晴れ男」を主張する。佐藤は「晴れ男とか晴れ女議論ってなんなんだよ、と思ってるけど、さすがに自分の主演作の完成披露とか、ほぼほぼ雨なんですよ。思いが天に伝わったのかなあと思って、『よかった、雨だ』と思いました」と苦笑していた。
2021年06月04日モラハラ夫図鑑
婚約者は既婚者でした
うちのママは過保護なの?