かおりさんは生まれたばかりの娘・こはると、夫・いちろうの3人暮らし。しかしかおりさんは、出産してすぐワンオペ育児をすることになり……。 こんなはずじゃなかったのに!私は愛する娘を出産してからというもの、ほぼ毎日不眠不休で育児をしていました。本当なら、夫も居てくれるはずだったのですが……。 かおりさんはこはるを出産し、数日間は実母が助っ人にきてくれていました。しかし実家は食堂を経営しており、そう長くは居られません。そこで夫のいちろうが3カ月の育休を取り、夫婦で乗り切る計画でした。 実母が帰宅し、いよいよ明日から育休期間だと安心していたかおりさん。しかし、いちろうは「育休って1カ月後からでしょ?」とまさかの発言。 なんといちろうはかおりさんが出産前に何度も日にちを指定していたにも関わらず、違う日に育休を申請していたのです。 しかもいちろうは「まぁなんとかなるっしょ!」と悪びれる様子もなく、しまいには「なんたって僕はイクメンだからねっ!!」と自信満々。 ところが2週間経ってもいちろうが早く帰宅することはなく、連日服やゴミを散らかしっぱなしに。そしてとうとう、いちろうは帰宅すらしなくなっていったのでした。 産後間もない体で、いきなりワンオペ育児をすることになったかおりさん。いちろうが育休の開始日を間違えたこともですが、その後の生活態度や発言にモヤっとした方もいるのではないでしょうか。また「夫が育休をとってくれる」という気持ちで、今までのワンオペ育児を頑張ってきたかおりさんの気持ちを考えると、愕然としてしまいますよね。ワンオペ育児が再開することになったかおりさん。産後間も無く心身ともにつらい時期だと思いますが、無理をせず、周りに頼りながら赤ちゃんだけでなく自分の心や体にも目を向けて過ごしてほしいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月10日1カ月前、私は娘を出産。今は育児に奮闘中です。自己中&気分屋の夫は、育児をしようとせず……。そのくせ、私にあれやこれやと要求してくるのです。私が睡眠不足でフラフラになっていても、夫はまったく気づきません。そればかりか、行き届かない私の家事に対してあーだこーだ言ってきて……。私の生活を見ていれば、以前のように家事ができないことをわかりそうなものですが。 家事を分担したり、娘を見てくれたりすると助かるのですが、そんな気はないようです。娘は私たち2人の子どもなので、一緒に育児をすべきだと思うのですが……。 なぜ!?図に乗っていく夫ある日のこと。夫は会社の後輩を連れて帰ってきて、宅飲みを……したかったようなのですが。帰宅30分前にいきなり連絡をしてきて、しかもメッセージを送ってきただけだったので、私は気づかず……。散らかった部屋、食事の準備もしていない状態に、夫は恥をかかされたと大激怒。 後輩はこの状況にドン引きしていたと言っていますが、彼らがドン引きしたのは間違いなく夫の態度に対してです。口だけ達者で何もできない・やっていないことが丸わかりな状況でしたから。 結局は「明日から完璧にやっておけよ」と捨てゼリフを吐いて、夫は後輩たちと飲みに出かけました。 「家事と育児、それだけをやればいい」そう夫は言いますが、その2つがどれだけ大変なことなのか、まったく思い至らないようです。子育てを一緒にしようと伝えても、それは男の仕事じゃないとまで言ってきて……。もう話になりません。 変わらない夫。先輩ママに感謝「今日1日何していたんだよ?」「産後だからって甘えてゴロゴロするな!」夫が帰宅したわが家は、もぬけの殻。部屋は片付け前の状態だったため、夫はブチ切れているようです。私をののしるようなメッセージを送ってきたのですが……。「ダメな娘でごめんなさいね」返事をしたのは、私の母でした。 限界に達した私は、泣きながら母に連絡。娘の一大事だと、片道3時間かけて迎えにきてくれました。そして私は実家に戻ると、倒れるように眠ったのでした。 その間に夫から連絡がきて……母が夫を懲らしめてくれて……私は家に戻らずに済みました。母親の先輩として、私の状況をきちんと説明。 子どもと一緒に日中寝ていると、夫に散々嫌味を言われました。夜中に起きて授乳をしたり、泣き出した子どもをあやしたり。熟睡できないことがどれほどつらいものかを母に問われ、初めて大変なことだと認識したようです。 これからどうするかを考えて…夫に何を言っても駄目だと悟った母は、私との離婚を提案しました。私も内心それを望んで、母に助けを求めたのかもしれません。とにかくあのときは切羽詰まっており、無我夢中で助けを求めたことしか覚えていませんが。 母は、娘をここまで追い詰めた夫を絶対に許さないと言い放ったそうですが、もちろん私も夫の言動を許すことはできません。しかし大事なことなので改めてじっくり考え、当初の考え通り離婚を選択しました。夫は私の本気を感じたようで、最後には離婚届に判を押してくれました。 私たちは出産・育児が引き金となって離婚しましたが、それは単にきっかけにすぎなかったと思います。離婚後、夫の会社に勤める知人が教えてくれましたが、人間性の問題もあって会社での評判はよくないそうです。 私は今、実家で育児を頑張っています。おかげさまで心身の負担が減り、娘と一緒に穏やかな毎日を過ごせるようになりました。 ◇ ◇ ◇ 子どもの成長はかけがえのないもの。離婚前の生活は大変でしたが、これからは育児を楽しんでほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月10日ワンオペ育児はさまざまな場面で苦労しますが、私はある物を購入したことでその苦労が半分くらいに減ったなと感じました。 どのようにラクになったのか、どのような場面で役に立ったのかご紹介していきます。※訂正:(誤)お風呂に入れるとき→(正)ママがお風呂に入っているとき ※訂正:(誤)お風呂に入れるとき→(正)ママがお風呂に入っているとき ワンオペ育児でつらかったこと私の夫は育児に協力する気がないため、ほとんどの育児はひとりでおこなっています。夫に対して「なんでやってくれないんだろう」と悩むこともありましたが、キリがないので割り切って育児をするようになりました。 そんなワンオペ育児でつらかったことはいろいろとありますが、私は特にキッチンにいるときと私がお風呂に入っているときがつらかったのです。それをどうにか改善できないかと考え、母からすすめられたバウンサーを使ってみたいと思うようになりました。 キッチンにバウンサーを置いたら一気にラクに!今まで子どもが寝つくまで、家事は一切進まず、寝かしつけたり泣き止ませたりが済んでからおこなっていたため、夫が帰ってくるまでに家のことが終わっていないこともしばしば……。その都度、喧嘩になっていました。 わが子はもともとベビーカーが好きなこともあって、家事をラクに進められるようにと夫を説得してバウンサーを購入することに。すると、バウンサーに寝かせてあげるだけで泣きやみ、足でゆらゆらしてあげながら夕飯の準備などができて、一気にキッチンでおこなう家事がラクになりました。 お風呂へ入っているときにも…夏に私がお風呂へ入っているときは、まだ子どもも生まれたばかりだったこともあって、動きまわるようなことはなく、脱衣所に寝かせてお風呂場から様子を確認する程度で大丈夫でした。そのときは「お風呂なんてひとりでも楽勝じゃん!」と思っていました。 しかし、冬になってからが大変だったのです。冬は、気温も低いし、子どもは寝返りし始めて脱衣所に寝かせておけなくなってしまいました。ところがバウンサーを使うようになってからは、子どもが寝返りしてしまうこともないし、布団を剥いでしまうこともなくなったので、私の負担が減って万々歳でした。 私は今まで育児、家事に追われて自分のことは後回しでしたが、バウンサーを使うようになってからは、育児も家事もいっぺんにできるようになりました。育児の大変さがわかっていない夫を説得して購入した甲斐があったなと思います。 作画/はたこ著者:橋本 楓0歳女児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月10日2020年2月生まれの男の子・たろうくんのママ・てんてこまいさんが備忘録としてゆる〜く描く、親バカ全開!?な育児絵日記。てんてこまいさんは、イヤイヤ期の3歳・たろうくんと、生後1カ月の赤ちゃん・はなちゃんの2人育児の真っ最中! 思っていたより、大変な瞬間が多々あるようで……。思ってたよりエグい2人育児 1.帰りたくない3歳児×おもらし赤ちゃん 赤ちゃんのおむつを替えるタイミングと、上の子の遊びがひと段落つくタイミングって、なかなか一緒になりませんよね……。 2.お風呂に入りたくない3歳児×黄昏泣き赤ちゃん お風呂に入りたくないと言っていたのに、いざ入ると今度は上がりたくないと言い出す、あまのじゃく現象もあるあるなのではないでしょうか? ママは落ち着いて服を着たり、髪の毛をゆっくり乾かしたりする暇もなかなかありません。 3.かまってほしい3歳児×腹ペコで泣き叫ぶ赤ちゃん 夕食と授乳時間が重なったら、もう大変! 甘えたいたろうくんは、いろいろな手を使って脱走してしまいます。そんなときに搾乳したミルクがこぼれたら、もう泣いてしまいそうですね。 子どものように「ごめんね」→「いいよ」がすぐにできるほど心に余裕がないてんてこまいさんの気持ち、痛いほどよくわかります。 SNSのコメント欄には、 「自分のことを描いてもらっていると思うくらいそのままで、同じような方がたくさんいることに少し安心しました」「産後で体もつらい中、常にどちらかを抱っこしてる状態で、夫が帰宅するころには私が心身共にズタボロでした」「わが家の現在そのもの! イラストにしてくださるとなんだか客観的に見えて、楽しそうに思えますね!」 など、共感の声が多数! 子育てはいつか落ち着くと頭ではわかっていても、キャパオーバーになってしまうときもありますよね。人を育てるという大仕事をしているのですから、心に余裕がなくなってしまうのも当たり前。自分を責めすぎず、「毎日頑張っている!」と自分で自分を褒めつつ乗り越えましょう! 著者:マンガ家・イラストレーター てんてこまい
2024年05月08日マキノさんは長女が1歳9カ月のとき、めでたく第2子を妊娠。妊娠中でありながらも、平日はほぼワンオペ育児をおこない、毎日がつわりとの闘いでした。娘を育児しながらの生活の妊娠生活は想像以上に大変で、抱っこをせがまれればその都度応じていたマキノさん。それが原因だったのか定かではないものの、一時は不正出血に悩まされていたのですが、医師のアドバイスを忠実に守っていると、いつの間にか解決されていました。そして、日が経つにつれ、おなかが大きくなりすぎてしまい、長女のお世話が難しくなってしまったマキノさんは実母の提案で里帰りの時期を早めることを決断します。しかし、いざ里帰りをすると、実母との躾の感覚のズレや自分のペースで生活ができないなどといった新たな悩みが発生してしまったのです。悩んだ結果、マキノさんは出産を終えたら、すぐに自宅に帰ることを決断をしたのでした。 正産期までもう少しとなったタイミングで、「出産入院時に長女をどうするか」について話し合いを切り出したマキノさん。実母と夫と3人で話し合った結果、出産の始まり方と夫の勤務状況でフローチャートを作り、それに従って各自が行動するという結論に至ったのでした。 出産を控えたママは、娘にあることを促して… コロナ禍の当時、子どもの立ち入りが禁止されていたため、最低でも5日間の入院中はくぅちゃんと会うことができず……。 そのため、マキノさんは夜寝る前、くぅちゃんにおなかの赤ちゃんことや、入院のことについて繰り返しお話をしていました。 (頑張れくぅちゃん。ママも頑張るからね) そう心の中でつぶやきながら、娘と2人だけの時間を噛みしめていたのでした。 コロナ禍という状況で子どもの立ち入りが禁止となっていたため、入院してから最低5日間はママに会えない娘の気持ちを考えると、マキノさんもつらかったと思います。ただ、娘が“ママがいなくて驚かないように”と、マキノさんがかみ砕いた説明を繰り返したことで、くぅちゃんも状況をある程度は理解してくれたのではないでしょうか。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。著者:マンガ家・イラストレーター マキノ食べることが大好きな元気な姉弟、くうちゃん、へうくんの母親。真面目で優しいパパと、二人の子どもたちとの4人暮らしです。SNSで、日常の笑ったこと、泣いたこと、感じた事など、絵にしています。
2024年05月07日マキノさんは長女が1歳9カ月のとき、めでたく第2子を妊娠。妊娠中でありながらも、平日はほぼワンオペ育児をおこない、毎日がつわりとの闘いでした。娘を育児しながらの生活の妊娠生活は想像以上に大変で、抱っこをせがまれればその都度応じていたマキノさん。それが原因だったのか定かではないものの、一時は不正出血に悩まされていたのですが、医師のアドバイスを忠実に守っていると、いつの間にか解決されていました。そして、日が経つにつれ、おなかが大きくなりすぎてしまい、長女のお世話が難しくなってしまったマキノさんは実母の提案で里帰りの時期を早めることを決断します。しかし、いざ里帰りをすると、実母との躾の感覚のズレや自分のペースで生活ができないなど、新たな悩みが発生してしまったのです。悩んだ結果、マキノさんは出産を終えたら、すぐに自宅に帰ることを決断をしたのでした。 ママが心配していたこと。それは…? 今回が2人目の出産ということで、ずっと長女のくぅちゃんが心配だったマキノさん。 夫と実母を集めると、「出産時、くぅちゃんをどうするか」について話し合いをおこないました。 特にこのときの状況がコロナ禍だったことで心配事がたくさんあり、「どうしよう?」と悩むマキノさんたち。 すると、夫が口を開き……。 「出産の始まり方と俺の勤務状況でフローチャート作ろうか」 「私も同じこと思ってた」 マキノさんは即答で夫の意見に賛同したのでした。 ただでさえ、出産時は何が起こるかわからないのに、コロナ禍というイレギュラーな時期だったというのは精神的な部分で不安も多く、大変だったのではないかと思いました。とはいえ、夫がとても協力的でしっかりと出産をサポートしようとしているのが伝わってきたので、そういう点ではマキノさんもかなり心強かったのではないでしょうか。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。著者:マンガ家・イラストレーター マキノ食べることが大好きな元気な姉弟、くうちゃん、へうくんの母親。真面目で優しいパパと、二人の子どもたちとの4人暮らしです。SNSで、日常の笑ったこと、泣いたこと、感じた事など、絵にしています。
2024年05月06日引っ越した先で出会った隣に住むママ。お互い妊娠中ということもあり、意気投合。1人目を妊娠していた私は、2人目妊娠中の隣のママのアドバイスを頼りにしていたのですが、出産後、関係が変化していったのです……。 子育ての先輩は頼もしい半面、少し上から目線で… 妊娠を機に引っ越しを決意した私たち夫婦。引っ越し先で出会ったお隣家族も、私たちの入居数日前に引っ越してきたようでした。年齢も近く、お互い妊娠中ということもあり、すぐに意気投合。お隣のママは2人目の育児だったため、おすすめの子育てグッズを教えてくれるように。初めての妊娠に不安を感じていた私にとっては、ありがたい存在です。お隣のママは、すでに小学2年生の子どももいたため、私は育児の先輩として頼りにしていました。 その後、お互いに無事子どもを出産。ところが何回か会ううちに、子育てについて少しずつマウントをとってくるようになったのです。これまでお隣のママの言葉を頼りにしていた私は、次第に彼女の意見が正しく、子どものためになるだろうと思いこむようになっていました。あるとき私が、離乳食初期から市販のベビーフードを活用していたことを話すと「子どもがかわいそう! 私はイチからすべて作ってる」と言われたのです。私は、月齢に見合ったものを食べさせて安心していましたが、彼女に言われると自分が間違っていた気持ちに。 一瞬で私は息子に対して罪悪感を持ち、そのことを帰宅した夫に話しました。しかし夫は「息子は元気に育ってるから大丈夫。いつも頑張ってくれてありがとう」と言ってくれたのです。夫の一言で「人は人、自分は自分」と前向きに考えられるようになりました。変わらずお隣のママとは交流を続けていますが、自分の考えや気持ちを大切に、楽しく育児を頑張っています。 作画/Pappayappa 著者:山吹雅
2024年05月06日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトでした。さらに、妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されることに……。しかも、休日は義実家で家事を押し付けられ、まったく休む暇がありません。自由気ままに過ごす夫が羨やましく思えて、りささんは夫に「入れ替わりたい」と非現実的なことを言ってしまいました。すると、なんと本当に入れ替わってしまい、夫はりささんとして過ごすことに。覚悟を決めたものの、ひどいつわりに耐えながらの家事や育児は想像以上に大変。そんななか、初めて参加したママ友会。あるママ友の発言が許せず、つい言い返してしまった夫でしたが、それを「スッキリした」と言ってくれるママ友もいました。したが、それを「スッキリした」と言ってくれるママ友もいました。ママ友会でやらかしたことを「スッキリとした」と言ってくれたママ友は、なんとなく気が合いそうだと思った夫。話してみると、りささんもいろいろと相談しているようでした。 そこで、普段のりささんはママ友からどう見えているのか聞いてみると「仕事も子育ても全力で頑張っていてすごい!」と褒めてくれましたが、同時に「頼れるところがあるのか心配」と言われます。母親をすでに亡くしているりささんの状態でのワンオペは、たしかに頼れるところがないと夫も今さらながら気付いたのでした。ママ友の存在がありがたい 今の状況を知ったママ友は「なんですぐ言わないの?」と、とても心配してくれました。その姿を見て、りささんのことをこんなに心配してくれる人が近くにいてよかったと安心した夫。そのママ友に平日のごはんの用意が大変だと相談すると、すぐに簡単な作り置き料理のレシピを教えてくれて、なんとも頼もしい存在でした。 そして夫は、娘とともにまだ目を覚まさないりささんのお見舞いに。そこで、おなかの中の子が女の子だと言われたことや、娘の近況などを報告しました。 いつりささんが目を覚ましても大丈夫なくらい、ママとしての生活にも慣れてきた夫でしたが、話しているとどんどん寂しさがこみ上げてきます。やっぱりりささんには側にいてほしい……。そう強く思っていました。 ママ友との関係に悩むこともあると思いますが、同じ年ごろの子どもを育てる者同士、とても頼れる存在でもありますよね。みなさんは、ママ友に助けられた経験はありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年05月05日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトでした。さらに妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されてしまいました。そして休日は義実家で家事を押し付けられ、まったく休む暇がありません。自由気ままに過ごす夫が羨やましく思え、りささんは夫に「入れ替わりたい」と非現実的なことを言ってしまいました。すると、なんと本当に入れ替わってしまい、夫はりささんとして過ごすことに。覚悟を決めたものの、ひどいつわりに耐えながらの家事や育児は想像以上に大変でした。そんななか、初めて参加したママ友会。しかし、自分勝手なママ友の発言に我慢できず、夫はつい言い返してしまいました。保育園に預けられ、習い事をしていない娘を「かわいそう」だと決めつけたママ友の発言が、りささんの頑張りを否定するものだと感じた夫は、その場でママ友に言い返してしまいました。すると、まわりはドン引き……。でも、1人のママ友から「驚いたけど、スッキリした」と言われ、夫は救われたような気になったのでした。仕事も子育ても全力ですごい! ママ友からワンオペがつらくないかと聞かれた夫。どうやら、りささんは以前からこのママ友に、いろいろと話していたよう。「うちの旦那は家事育児を実際に1人でやってないから、いざというときどうしていいかわからない」というママ友の言葉が、夫の過去の自分の姿と重なってしまいます……。 そこで思い切って、友だちの立場から見ると、りささんがどんな風に見えるかと聞いてみました。ママ友は「仕事も子育ても全力で頑張っていてすごい」と言ってくれたあと、母親も亡くなっていて夫も忙しい状況を「頼れるところがあるのか心配」と続けました。 思い返してみると、娘が産まれたときも、自分は何もせずにただ会社に行っていただけだった……と申し訳ない気持ちになった夫。そして、この前の事故に遭って旦那の意識が戻っていないため、次の出産はさすがに義実家のお世話になろうと思っていると話すと、ママ友はそんな状況であることを隠していたことに驚いていました。 りささんは、夫が思っていたとおり、友だちから見てもとても頑張り屋さんだったようですね。ただ、頼れるところがないというのは、たしかに心配です。またママ友も言ってように、妻と夫での家事・育児の認識が違うというご家庭も多いのではないでしょうか。みなさんは、夫婦間で認識の差があった際、どのように解決しますか? 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年05月04日マキノさんは長女が1歳9カ月のとき、めでたく第2子を妊娠。妊娠中でありながらも、平日はほぼワンオペ育児をおこない、毎日がつわりとの闘いでした。娘を育児しながらの生活の妊娠生活は想像以上に大変で、抱っこをせがまれればその都度応じていたマキノさん。しかし、ある日突然不正出血が……! 次の日に病院を受診すると異常はなかったものの、医師から「娘の抱っこは控えるように」と指摘されてしまいます。その言葉を真摯に受け止め、安静にした生活を送っていると次第に出血は治まったのでした。それから月日は流れ、妊娠7カ月を迎えたマキノさん。おなかが出てきたせいで、娘の育児がしにくくなってしまったのを実家の母親に伝えると、「里帰り出産する時期を早めたらどうか」と提案され、夫に相談した結果、帰る時期を早めることに。 最初のうちは実家での生活は「最高!」と思っていたマキノさんでしたが、1カ月経つころには、躾の感覚のズレや自分のペースで生活ができないといった理由から、「早く産んで帰りたい」と思うように……。そして悩んだ結果、出産したらすぐ自宅に帰る決断をしたのでした。 ベビー服のかわいさに見とれながら、お買い物♪ 久しぶりに見るベビー服のかわいさにキュンキュンしながら必要な物を物色していくマキノさん。 もともとくうちゃんが使っていた物の中で使えそうな物は、おさがりとして利用する予定でした。 結局、新しく買った物は、入院グッズで使う衣類や下着のほか、ニプルや粉ミルク、消毒液、おむつ、ベビーバスなど。 細かい出費はあったものの、チャイルドシートやベビー布団、抱っこひも、ベビーカーといった大物関係はくぅちゃんのお下がりで充分だったため、出費をある程度抑えることができたのでした。 出産や入院グッズを一気に購入するとなると、買う物が多くて大変そうですが、人手がある里帰り中だったため、スムーズに買い物ができたマキノさん。今回は第2子の出産だったので、くぅちゃんのおさがりで使える物が結構あったようです。少しでも出費を抑えられたようでよかったですね。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。著者:マンガ家・イラストレーター マキノ食べることが大好きな元気な姉弟、くうちゃん、へうくんの母親。真面目で優しいパパと、二人の子どもたちとの4人暮らしです。SNSで、日常の笑ったこと、泣いたこと、感じた事など、絵にしています。
2024年05月04日長男を出産し、初めての育児に戸惑いながらも育児書などで情報を集めながらなんとか慣れてきたころ、女性である自分では経験のない男の子の性器ケアの問題に出合いました。いろいろな情報があり、個人差もあるそう。夫に相談しても記憶にないからわからないという返答に、「どうしたらいいの?」と悩んでいた私の体験談をお話しします。 育児に奮闘するも1つの疑問が…わが家には男の子2人、女の子2人の4人の子どもがいます。今でこそ子育ての経験があるので次男、次女では余裕をもって子育てできていますが、長男を出産したときは、初めての育児でわからないことだらけ。情報を集めながら1つひとつ対応していました。 長男が寝ているときに育児雑誌を見ていると、男の子の性器ケアのことが目に入りました。お風呂に入れたときにきれいに洗ってはいたものの、それだけでは足りない場合があることがわかり、どういうタイミングでどうしたらいいのか疑問だらけに。夫に相談しましたが記憶にないと言われ、ますますわかりませんでした。 ※男の子の性器ケアは清潔に保つことが基本ですが、健診などで、おちんちんの皮をむく「むきむき体操」を指導されることがあります。「むきむき体操」が必要ない赤ちゃんもいるので、健診などで受診した際に医師に相談しましょう。 思いきって相談することに長男は生まれたときに先天性肺炎でNICUに入っていたこともあり、病院に定期健診に行っていました。幸い心配していた後遺症もなく、1歳で病院での定期健診を終えたのですが、健診の最後に「わからないことはありませんか?」と先生が聞いてくださったので思いきって性器ケアについて相談することに。 すると、「心配ならやっておきますね」と皮を下げて亀頭を出す処置をしてもらいました。成長とともに自然にという話や、むきむき体操をやったほうがいいなどいろいろな説はあると思いますが、私は小児科の先生に相談して不安な要素がなくなったので長男にとってもよかったのではと思います。 3歳で男の子あるある長男が3歳になったころ、「ちんちんが痛い」というので病院へ行きました。トイレトレーニングも終わり、パンツを自分ではけるようになっていたころ、自分でおちんちんを触って菌が入ったようで炎症を起こし、膿が溜まっていました。 病院で膿を出し、消毒してもらい、抗生物質を処方してもらうことに。本人は痛かったようで、それからは触って遊ぶことはしなくなりました。病院の先生からも「きれいに洗って、バイ菌のついた手ではさわらないようにね」と注意されました。 ママにとって男の子の性器ケアは、自分に経験がない分心配になります。お風呂できれいに洗っていれば成長とともに見守っていてもいいようですが、小さいうちにできることはやっておいてあげられればと思っていました。長男は1歳のタイミングでしたが、高校生になった今、特に問題ないようなので安心しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/ライコミ著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月03日マキノさんは長女が1歳9カ月のとき、めでたく第2子を妊娠。妊娠中でありながらも、平日はほぼワンオペ育児をおこない、毎日がつわりとの闘いでした。娘を育児しながらの生活の妊娠生活は想像以上に大変で、抱っこをせがまれればその都度応じていたマキノさん。しかし、ある日突然不正出血が……! 次の日に病院を受診すると異常はなかったものの、医師から「娘の抱っこは控えるように」と指摘されてしまいます。その言葉を真摯に受け止め、安静にした生活を送っていると次第に出血は治まったのでした。それから月日は流れ、妊娠7カ月を迎えます。そのころになると、マキノさんのおなかは大きくなっていました。おなかが出てきたせいで、娘の育児がしにくくなってしまったのを実家の母親に伝えると、「里帰り出産する時期を早めたらどうか」と提案されたマキノさん。 夫に相談すると里帰りを早めることに賛成してくれたため、当初の予定より少し早めの8月末ごろ、マキノさんは娘と一緒に帰省したのですが……? 実家最高と思っていたママ。しかし、1カ月が経つと… 最初のうちは「実家最高!!」と思っていたマキノさん。 しかし、時間が経つにつれ、「早く産んで家に帰りたい」と思うように……。 その理由は、家族がいることで娘の躾や自分の生活ペースを乱されてしまったからでした。 そして、家族それぞれも次第にストレスを感じ始めていったのです。 さらに、実家のお風呂は別棟にあったため、お風呂場は極寒! 出産予定日が11月というのを考えると、出産を終えたらすぐ帰るのが賢明だと判断するのでした。 ワンオペ育児を早めるのを覚悟で、「出産後はすぐ家に帰る」という選択したマキノさん。今までそれぞれのペースで生活をしていたわけなので、急にそれが変わってしまうというのは、お互いしんどいものがあったではないでしょうか。何を優先したいのかその順位は人それぞれだと思いますが、自分にとって精神的負担が少ない選択をしたいものですね。 著者:マンガ家・イラストレーター マキノ食べることが大好きな元気な姉弟、くうちゃん、へうくんの母親。真面目で優しいパパと、二人の子どもたちとの4人暮らしです。SNSで、日常の笑ったこと、泣いたこと、感じた事など、絵にしています。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月03日マキノさんは長女が1歳9カ月のとき、めでたく第2子を妊娠。妊娠中でありながらも、平日はほぼワンオペ育児をおこない、毎日がつわりとの闘いでした。娘を育児しながらの生活の妊娠生活は想像以上に大変で、抱っこをせがまれればその都度応じていたマキノさん。しかし、ある日突然不正出血が……! 次の日に病院を受診すると異常はなかったものの、医師から「娘の抱っこは控えるように」と指摘されてしまいます。その言葉を真摯に受け止め、安静にした生活を送っていると次第に出血は治まったのでした。それから月日は流れ、妊娠7カ月を迎えます。そのころになると、マキノさんのおなかは大きくなっていました。おなかが出てきたせいで、娘の育児がしにくくなってしまったことを実家の母親に伝えると、「里帰り出産する時期を早めたらどうか」と提案されたマキノさん。 夫に相談すると里帰りを早めることに賛成してくれたため、当初の予定より少し早めの8月末ごろ、マキノさんは娘と一緒に実家に帰ることになったのでした。 ママが不安を抱えながら、帰省をすると…? 娘のくぅちゃんが筋金入りのママっ子だったため、里帰りするにあたり、実家で人見知りを発動させないか不安に思っていたマキノさん。 そこで、里帰り出産が決まった7月ごろから毎日母親にテレビ電話を繋いでもらい、娘とコミュニケーションを取ってもらうことを思いついたのです。 その結果、帰省するとさっそく「ばあば! きたよー!」と母親に懐く娘。 マキノさんはその光景を見て、思わず安堵するのでした。 毎日ばあばの顔を見てお話しすることで、次第に心を開いていったくぅちゃん。じぃじには人見知りを発動させてしまっていますが、ひとまずばぁばに懐いてくれるのは心強いですよね。ビデオ通話の作成が功を奏して本当によかったです。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。著者:マンガ家・イラストレーター マキノ食べることが大好きな元気な姉弟、くうちゃん、へうくんの母親。真面目で優しいパパと、二人の子どもたちとの4人暮らしです。SNSで、日常の笑ったこと、泣いたこと、感じた事など、絵にしています。
2024年05月02日マキノさんは長女が1歳9カ月のとき、めでたく第2子を妊娠。妊娠中でありながらも、平日はほぼワンオペ育児をおこない、毎日がつわりとの闘いでした。娘を育児しながらの生活の妊娠生活は想像以上に大変で、抱っこをせがまれればその都度応じていたマキノさん。しかし、ある日突然不正出血が……! 不安になったため、次の日に病院を受診すると、医師からは「異常なし」と言われホッとしていました。その後、安静にしていると出血はなくなったのですが、その後も何回か出血をしたり、治まったり……というのを繰り返していたため、再び病院を受診することに。出血の頻度を指摘し、「娘の抱っこは控えるように」と伝える医師。その言葉を真摯に受け止め、安静にした生活を送っていると出血は治まったのでした。それから月日は流れ、妊娠7カ月を迎えたマキノさんはおなかが大きくなっていました。 おなかが出てきたせいで、娘の育児がしにくくなってしまったことを実家の母親に話したマキノさん。すると、「里帰り出産する時期を早めたらどうか」と提案されたのでした。 妻の早まる里帰り出産にパパは… 8月末、マキノさんは予定より少し早めに実家に里帰りすることに。 実家に帰る準備をしていると、「いよいよやなぁ」と夫が話しかけてきました。 マキノさんが里帰り出産する時期について相談したとき、「そのほうがいい」と言ったものの、寂しそうにシュンとなる夫。 「じゃあくうちゃんのことよろしくね」 「うん送ってくれてありがとう。お仕事がんばってね」 そして、マキノさんが里帰り出産して4日後――。 寂しがりのパパは、さっそくマキノさんたちに会いに来てくれたのでした。 かなりの寂しがり屋さんだという夫ですが、マキノさんの体のことを気づかって、早めの里帰り出産に賛成してくれてよかったです。夫には少しの間、寂しい思いをさせてしまいますが、実家ではお母さんのサポートが入るので心強いですね。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。著者:マンガ家・イラストレーター マキノ食べることが大好きな元気な姉弟、くうちゃん、へうくんの母親。真面目で優しいパパと、二人の子どもたちとの4人暮らしです。SNSで、日常の笑ったこと、泣いたこと、感じた事など、絵にしています。
2024年05月01日マキノさんは長女が1歳9カ月のとき、めでたく第2子を妊娠。妊娠中でありながらも、平日はほぼワンオペ育児をおこない、毎日がつわりとの闘いでした。娘を育児しながらの生活の妊娠生活は想像以上に大変で、抱っこをせがまれればその都度応じていたマキノさん。しかし、ある日突然不正出血が……! 不安になったため、次の日に病院を受診すると、医師からは「異常なし」と言われホッとしていました。その後、安静にしていると出血はなくなったのですが、その後も何回か出血をしたり、治まったり……というのを繰り返していたため、再び病院を受診することに。出血の頻度を指摘し、「娘の抱っこは控えるように」と伝える医師。その言葉を真摯に受け止め、安静にした生活を送っていると、出血は治まったのでした。それから月日は流れ、妊娠7カ月を迎えたマキノさんはおなかが大きくなっていました。 おなかが出てきたせいで、娘の育児がしにくくなってしまったことを実家の母親に話したマキノさん。すると、「里帰り出産する時期を早めたらどうか」と提案されたのでした。 2人目妊娠の気になる話。いざ、娘に実践してみると…? ママよりも早く上の子が妊娠を察したり、性別を言い当てたりするという話を聞いたことがあったマキノさんは、密かにそれに憧れていました。 そんなある日、娘に赤ちゃんの性別を質問してみることに……。 「おなかの赤ちゃん男の子かな?女の子かな?」 「男の子だと思う?」 「うーん」 「女の子」 「……うん!」 実践してみると娘には適当に返されてしまい、その結果、残念ながら予想は外れてしまったのでした。 ママの妊娠や赤ちゃんの性別を言い当てたりしたするというエピソードはいろいろな所で目にしますよね。マキノさんの場合、娘さんの予想は的中しませんでしたが、妊娠中のママで上のお子さんがいる場合は、試してみてはいかがでしょうか。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。著者:マンガ家・イラストレーター マキノ食べることが大好きな元気な姉弟、くうちゃん、へうくんの母親。真面目で優しいパパと、二人の子どもたちとの4人暮らしです。SNSで、日常の笑ったこと、泣いたこと、感じた事など、絵にしています。
2024年04月30日2015年生まれの娘と2018年生まれの息子を子育て中のあいぽんさんが描く育児マンガをご紹介! 今回は、育児中にあいぽんさんの妄想がさく裂したときのエピソードをお届けします♪ある日、眠った息子をそっと床におろそうとしていると、ぐっとあいぽんさんの服を息子が掴んできました。その瞬間、あいぽんさんの妄想スイッチがONに!イケメンと化した息子に思わずあいぽんさんの態度が激変して……!? ママの脳内で、妄想がどんどん広がっていき…!? 「行くなよ……」 そう言うと、眠りながらあいぽんさんをグイッと引き寄せたほか、食事のときは「あいに食べさせてほしい」と口を開ける息子。 またあるときは、「お前じゃなきゃダメなんだ」と潤んだ瞳で見つめてくる息子に、あいぽんさんは「ハイ!喜んで!」と即答。 脳内でそんなことを妄想しながら、日々の育児を楽しんでいるのでした。 ◇◇◇ 脳内で存分に妄想をさく裂させるあいぽんさん。日々の育児はしんどいことも大変なことも多いと思いますが、このような妄想を取り入れるのも、ママの気分が変わるのでアリかもしれません! 著者:マンガ家・イラストレーター あいぽん2015年生まれの女の子、2018年生まれの男の子を育てる田舎のお母さんです。娘が生まれた時からゆるゆるとInstagramで子供との何気ない日常を絵日記で発信しています。日々の忙しさに追われ、記録に残していないと忘れてしまいそうなほど「なんでもない日々」を、できるだけ忘れたくないな、でも最近物忘れひどいな……そんな毎日です。
2024年04月30日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトでした。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されてしまいました。さらに休日は義実家で家事を押し付けられ、まったく休む暇がありません。自由気ままに過ごす夫が羨やましく思えて、つい夫に「入れ替わりたい」と非現実的なことを言ってしまいました。すると、なんと本当に入れ替わってしまい、夫はりささんとして過ごすことに。覚悟を決めたものの、ひどいつわりに耐えながらの家事や育児は想像以上に大変でした……。しかし、初めての妊婦健診で赤ちゃんのエコーを見て感動し、「おなかの子も絶対に守る!」と心に誓ったのでした。娘からおなかが空いたと言われ、夕飯をつくることにした夫は、たしか冷凍のうどんが常備されていたはず……と、冷凍庫を探します。すると、そこには自分の好物が「パパ用」と書かれた袋に入っていくつもストックされていました。 つわりで大変ななか、自分のために頑張って料理をしていたくれたことを知り、夫は涙が止まらなくなりました。自我が芽生えた証拠? 相変わらずりささんとして過ごしている夫。ここ最近、特に困っているのが娘のイヤイヤ期で、やることすべてがお気に召さないようで「いや。」と泣き続ける超ハードモードです……。インターネットで見つけた対処法を試しても通用せず、なにかいい案はないかと悩む日々。 しかし、ふとしたときに、夫はりささんもこのイヤイヤ期に困っていると話していたことを思い出します。ただ、当時は話半分で聞いていたため、具体的にどう接していたのかという一番大事なところが思い出せません。 仕事中、同僚にも相談してみたところ、同じように苦労したという話を聞いて、すこしだけ安心しました。同僚いわく「自我が芽生えた証拠」なのだとか。娘も何かと葛藤しながら、成長しているようです。 数年経てば笑って話せるイヤイヤ期も、そのときは子どもが何を考えているのかわからず、何をしても泣き叫ばれ、どうすればいいのか途方にくれる人もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、りささん(夫)の同僚と話していたように、実はまわりにも同じように悩んでいるママもいるのかもしれません。りささん(夫)のようにひとりで悩まず、周りに相談してすこしでも悩みが軽くなればいいですよね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年04月29日初めての育児は不安ばかりで、自分なりに頑張りつつ義母にも少し手伝ってもらっていました。するとある日、義母からまさかの発言をされ……。そんなこと言わないで…私には0歳の子どもがいます。初めての出産、育児はわからないことだらけで不安だったので、義母に家事や育児を手伝ってもらいながら頑張っていました。 しかしある日、1歳の子どもがいる向かいの家の夫婦を見て、「お向かいさんはよく夫婦2人だけで0歳の時期を乗り越えたわよねぇ」と言ってきたのです。義母に手助けしてもらっている私への嫌味のように感じましたし、義母に頼りきりにならないように自分なりに努力をしていたので、この言葉にはとてもショックを受けました。 もしかしたら嫌味のつもりはなかったのかもしれませんが、何気ないひと言で人の心を傷つけることがあるんだと身をもって実感。相手の置かれている状況をよく考えてから言葉を発するようにしようと、改めて思った出来事です。 作画/さくら著者:見夜
2024年04月29日子どもをお風呂に入れているから、ゴミ出ししているからってドヤ顔しているパパ、いませんか。パパの「やってるつもり」な家事・育児に、ママたちも慣れてしまっているかも? パパの「やってる」とママの「全然やってない」の気持ちのズレは認識の違いはどこから生まれるのでしょうか。パパの潜在能力を引き出すにはどうすれば? 父親の育児参加について詳しい大阪教育大学教育学部教授、小崎恭弘先生に伺いました。「パパの”やってるつもり”育児あるある」を全2回シリーズでお届けします。 何も分からない新米パパ…ママのハードル高くない?元保育士の小崎先生は、男の子3人の子育てを経験した先輩パパ。それぞれに育児休暇を取り、積極的に参加してきました。新米パパだった当時を思い出し、パパを代表してこう弁明します。「パパがつらいのは、パパもどうやったらいいか分からないということです。僕は保育士だったけど、自分の子の育児となると、最初はよく分かりませんでした。パパだけが悪いのではない。ママのハードルが高いんです(笑)上手にできないとイライラするでしょ?」 確かに露骨にイライラしてしまっているかもしれません……。 「だけどママの気持ちも分かるんです。今まで自分のやり方でやってきたので、いちいちパパに教えるのはめんどくさい。だから自分がやった方が早い。だけどもっと寛容になることが必要です」 小崎先生はプレパパママセミナーで、ママたちに対して「子どもを育てるように、パパも育てて欲しい」と呼びかけるそうです。 「だって家事育児が苦手という男性は、一気にできないんです。初めての育児の時、ママもよく分からないわからないうちに“ママ”になっていったと思うんです。出産まで赤ちゃんのおむつを替えたことがなかった人も多いですよね。やってるうちになんとなくできるようになる。子育てのゴールはまだまだ先。先は長いですから、パパを巻き込んでいくことは大事です」 一方で、パパにも苦言を呈します。「パパもママはなんでも分かってる! と勘違いしたらダメです。ママもゼロからのスタートです。生まれる時点から主体的にパパには関わってほしいですね。子育ては大変だけど楽しいことでもありますから」 そこで、パパの”やってるつもり”育児あるあるについて、小崎先生に検証してもらいました。 パパやりがちNG1! ゴミは出すが、まとめるのはママ朝ゴミを出してくれるのは助かるけど、ただゴミを出すだけ。あとは知らん顔というパパにイラっとしちゃいます。 小崎先生:「洗濯という家事は、干して終わるわけではない。適当に干したら乾かないし、洗って干して乾かして畳むところまでやって初めて“洗濯”は終わる。ゴミ出しも同じです。ママが朝、玄関にまとめたゴミを出しただけでは“ゴミ出し”とは言わない。“ゴミ移動”ですよね(笑)収集日を理解して、分別して、たまったゴミ袋をまとめて、ゴミ箱に新しいゴミ袋を掛ける。これがゴミ出しです。そうなるとゴミ袋の厚さまで気にするようになる。洗濯もゴミも他人事ではなくて、自分の仕事として考えないとだめなんですね」 パパやりがちNG2! お風呂は入れるが、着替えはさせないお風呂には入れてくれるけど、お風呂の準備や着替え担当は当然のようにママ。でも子どものお風呂って実は前後の方が負担ありますよね?小崎先生:「パパが先にお風呂に入っていて、『ママー!連れてきて〜』ってパターンですね。そのあとは『もう上がるよ〜』ってママに子どもを引き渡す。他人事ですよね。『パパ! 一人でお風呂入れてみぃ』って思いますよね(笑)ママが一人で入れる時はどれだけ大変か。風邪引かさないようにってママ一人で奮闘するんですよ。新生児だったらおへその処置もしないといけない。それをパパに知ってもらうべきですね。でもきっとパパが一人でやっているのを見ると、手際の悪さにママはまたイライラするかもしれませんね(笑)」 パパやりがちNG3! 遊び相手はするが、うんちがでたらママを呼ぶいつもは遊んでくれるしおむつ替えもしてくれるのに、うんちになった途端「ママ! うんち出た」と言ってくるパパ。うんち=ママの仕事をなんとかしたい! 小崎先生:「うんちのおむつ替えになった途端『ママを呼んでいるよ〜』とか言って子どもを渡してくる(笑)これもあるあるですよね。これは最初が肝心なんです。初めて子どもがうんちしたら誰が替えますか?パパに『パパ替えて!』と言ったらいいんです。『やったことないからママやって!』と言われたら『私もやったことない!』と言い返せる。ママ自身、ママの仕事と思い込まない方がいいですね。二人で話し合うことが大事です。 夫婦の価値観のメモリを合わせてパパの「やってるつもり」とママの「やってくれない」は価値観の差に原因があるそうです。「ママとパパの価値観の物差しの目盛りが違うんですね。パパの「1やったつもり」は1センチです。ママの「1」は1メートル。これでは生活の中で大きなズレができても当然です。“やった”の目盛りが違う。その目盛りの幅を両方が合わせていく意識が必要ですね。パパはもちろん当事者意識をもって、普段ママがやっていることは全部やってみる。そして分からないことはママに聞いてみるべきですし、ママもパパの経験不足などを理解し、ハードルを下げてあげてパパに教えてあげてほしい。両者歩み寄って家事・育児について見直してみたらどうでしょうか」 「ビジネススキルを育児に生かすといい」と小崎先生は言います。ビジネスマンパパが育児で大活躍するスイッチとは!? 詳しくは次回の「パパの”やってるつもり”育児あるあるパート2」でお届けします。 取材・文/大楽眞衣子 監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授、大阪教育大学附属天王寺小学校校長 小崎恭弘 著者:ライター 大楽眞衣子
2024年04月29日マキノさんは長女が1歳9カ月のとき、めでたく第2子を妊娠。妊娠中でありながらも、平日はほぼワンオペ育児をおこない、毎日がつわりとの闘いでした。娘を育児しながらの生活の妊娠生活は想像以上に大変で、抱っこをせがまれればその都度応じていたマキノさん。しかし、ある日突然不正出血が……! 不安になったため、次の日に病院を受診すると、医師からは「異常なし」と言われホッとしていました。その後、安静にしていると出血はなくなったのですが、その後も何回か出血をしたり、治まったり……というのを繰り返していたため、再び病院を受診することに。出血の頻度を指摘し、「娘の抱っこは控えるように」と伝える医師。その言葉を真摯に受け止め、安静にした生活を送っていると出血は治まったのでした。 それから月日は流れ、妊娠7カ月を迎えたマキノさん。すでにおなかが大きくなっていたのですが、別の悩みが出てきて……? 妊娠7カ月を迎えると、不正出血の悩みは解決。しかし… 妊娠7カ月に入り、不正出血がなくなったマキノさん。 しかし、その分おなかが前に出てきたため、日々の生活が大変になっていきました。 おむつ替えや食べこぼしを拾う際など、育児中はしゃがむ場面がとにかく多く、マキノさんはしんどい思いをしていました。 実家のお母さんとの電話中、「しゃがむのがしんどくて、お風呂入れるのとか限界やわ……」と、思わず本音がこぼれてしまいます。 「そんなんやったら里帰り早めたら?」 「そやなぁ……。ちょっとパパに相談してみるわ」 妊娠中の娘を気づかうお母さんの提案に、マキノさんはそう返したのでした。 確かに育児中は何かとしゃがむ場面が多いので、おなかの大きい妊婦さんにとってはかなり大変ですよね。そんな中で、お母さんが「里帰り出産の時期を早めたら?」と言ってくれたのは、かなりありがたい提案だったのではないでしょうか。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。著者:マンガ家・イラストレーター マキノ食べることが大好きな元気な姉弟、くうちゃん、へうくんの母親。真面目で優しいパパと、二人の子どもたちとの4人暮らしです。SNSで、日常の笑ったこと、泣いたこと、感じた事など、絵にしています。
2024年04月29日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトでした。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されてしまいました。さらに休日は義実家で家事を押し付けられ、まったく休む暇がありません。自由気ままに過ごす夫が羨やましく思えて、つい夫に「入れ替わりたい」と非現実的なことを言ってしまいました。すると、なんと本当に入れ替わってしまい、夫はりささんとして過ごすことに。覚悟を決めたものの、ひどいつわりに耐えながらの家事や育児は想像以上に大変で、母親に助けを求めた夫。しかし「妊娠は病気じゃない。手伝ってほしいなんて贅沢」と一喝されてしまい、八方塞がりでした。入れ替わってから初めての妊婦健診。もちろん、夫にとっては何もかもが初めてのことでした。とにかく、つわりをなんとかしたいと思って先生につらいと訴えますが、薬を処方してもらえるわけでもなく、励まされただけ……。 しかし、エコーで小さいながらも懸命に生きる赤ちゃんの姿を見て感動した夫は、「おなかの子も絶対に守ってやる!」とあらためて心に誓いました。これまでのことを謝りたい… ママとしての生活はやることが多く、夫にとって時間との戦い。夕食は簡単にうどんで済ませようと思い、たしかストックがあったはず……と、冷凍庫を探していると「パパ用からあげ」と書かれた袋を見つけました。それは夫の大好物。他にも、煮魚や餃子、コロッケ……。 きついつわりに耐えながら、好物をたくさん作ってくれていたことに気付いた夫は、涙が止まりません。そして、何も知らずに当たり前のように食べていた自分を思い返し、またも後悔……。入れ替わったままでもいいから、せめて会いたい。会って、これまでのことを謝りたい。たくさん話したい。夫は泣きながら、心の中で何度もそう呟いていました。 つわりで体調がわるくても、夫には手作りの料理を食べてほしい。できるだけ温かいものを食べてほしい。冷凍のストックには、りささんのそんな思いが詰まっていますね。ワンオペの中、そこまで準備をするのは簡単ではないはず。ちゃんと顔を合わせて、お礼を伝えられる日が来ると信じたいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年04月28日娘が3カ月ごろのことですが、初めての出産・子育てで分からないながらも夫と協力しながら育児をしていました。 現在は在宅や出張が多い職場に転職した夫ですが、以前は在宅などなく毎日お弁当が必要だったため、毎週末にまとめておかずを作り置きしていました。 そんなこと言われるなんて…ミルクで育てていたため、子供の世話を夫に任せて弁当のおかずを作ったり他の家事をしていると何気なく実母に話しました。すると母から「あんた夫くんにそんなことさせとるの?かわいそうに」と言われました。 夜泣きもひどく眠れてない状態だったため、夫が自分から世話すると言ってくれたので甘えてた部分もありましたが、まさか母にそんなことを言われると思っておらず何も言い返せませんでした。母からは以前「父さんはよう子供の世話してくれたんやでー」と聞いていたのでそんなことを言われるとは思いませんでした。 母にあのとき、こう言われたんだけどと聞いてみましたがまったく覚えていませんでした。 育児が落ち着いてきたころ、実家にいたときのことをよくよく思い出してみると、母はそこまで頑固ではないですが、家事・育児は女性がするものって考えが根底にあったように感じます。実際、実家では体調が悪いとき以外は母が家事をしていました。今では共働き家庭が多く、家事を分担していると言う方が多いと思うので二人目を育ててる今なら同じ言葉を言われても、今はこうなんやでと伝えられると思います。 作画/きょこ著者:斎木茉優 2児の母。ゲームが大好き。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月27日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトでした。妊娠4カ月を迎え、会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されてしまいました。さらに休日は義実家で家事を押し付けられ、まったく休む暇がありません。自由気ままに過ごす夫が羨ましく思えて、つい夫に「入れ替わりたい」と非現実的なことを言ってしまいました。すると、なんと本当に入れ替わってしまい、夫はりささんとして過ごすことに。今までやったことがない家事や育児にてんやわんやで、たった1週間で限界を感じてしまったのでした……。入れ替わってしまった以上、このまま過ごすしかないと覚悟を決めた夫。りささんに代わって仕事をしている途中、偶然見たメールで、りささんが2人目を妊娠したことによって、頑張って取り組んできたプロジェクトから外されたことを知ります。そして、自分がいかに妻のことを理解できていなかったのかに気付き、反省。 その後も、休む暇がない日々が続き……。俺って最悪… 仕事に家事に育児……。家に帰ってからもまったく休む暇もなく、一体どうやってりささんが毎日すべてをこなしていたのかと考え込んでしまう夫。とにかく誰かの手を借りたい……そう思っても、りささんの母親はすでに亡くなっていて、父親も再婚していてほぼ連絡は取っていない状態で頼れる人がいません。 そこで、りささんからすると義母に当たる自分の母親に助けを求めることにしました。しかし、電話口で「妊娠は病気じゃない」と言われ、家事を手伝ってほしいなんて贅沢だと怒られてしまう始末。 普段、自分と話すときとは全然違う母親の様子に困惑してしまう夫でしたが、思い返してみると自分も同じように「妊娠は病気じゃない」と言っていたことを思い出してしまいました……。 夫はりささんが自分の親も頼れず、義母からも「妊娠は病気ではない」と突き放され、ワンオペをするしかない状況に置かれていたことに、やっと気付いてくれたようですね。残念ながら『自分ごとになってから大変さがわかる……』というのはよくあることではないでしょうか。相手のすべてを理解することは簡単なことではありませんが、相手を思いやる気持ちは常日頃持っていたいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年04月26日Instagramにて育児マンガを投稿しているmostinさん。2014年生まれの男の子・もすちん/2018年生まれの女の子・ぷんちこ2人の育児に奮闘中です。今回は、突然ぷんちこちゃんが意味深な発言をしたときのエピソードになります。子どもたちの朝ごはんを用意すると、テーブルに置いたmostinさん。早速「いただきます」をしてから、子どもたちは食事を食べ始めるのですが、突然ぷんちこちゃんが意味深な発言をして……!? 「イワナイデ」って何!? その言葉の真意とは…? ニコッと笑うと、「お母さん……イワナイデ」とひと言。 「え?何を?」 このときは、何を言っているのかよくわからないmostinさんだったのですが……。 その数分後、床に目線を落とすと、そこには崩れ落ちたおにぎりが……! その瞬間、ぷんちこちゃんが言っていた言葉の意味を理解したのでした。 ◇◇◇ 申し訳なさそうにママを見るぷんちこちゃんの表情が何とも言えないですね。お母さんにおにぎりを落としてしまったことを言うと、きっと怒られると思ったのでしょう……。先に「イワナイデ」と先手を打っているところが、子どもながらにとても賢いなと思いました! 著者:マンガ家・イラストレーター mostin
2024年04月24日2016年生まれと2018年生まれの、くせっ毛姉妹を育児中のママ・さざなみさんが描く育児マンガ。心やさしい3歳差姉妹との日常生活から、ほっこり心温まるエピソードをお届けします!子どもたちと一緒に寝るときのあるあるエピソードをご紹介します♪気がつくと自分で…定位置におさまった♡4歳の妹ちゃんと、一緒に寝るときのこと。落ちつく場所があるようで……寝ぼけながらもお母さんの腕をのばして持ち上げ、隙間にもぐりこんで車庫入れ完了♡すっぽり収まったときの、幸せそうな顔がたまりませんね。 SNSのコメント欄には、 「うちの息子もよく、向かい合った状態でお膝に座り、私の両腕を持って彼の背中に回していました。懐かしい……」 「愛おしいです!」 「男女の双子だったので、右に娘、左に息子の腕枕でした。大変だったけれど、今は懐かしい」 など、寝かしつけが必要だった時期を振り返り、懐かしい気持ちになった人がたくさん。 子育て真っただ中では当たり前のことだと思っていても、いざ手が離れると少し寂しくなってしまうのかもしれませんね。 また別の日のこと。寝かしつけが完了したものの…… やっと寝かしつけが終わったのに今すぐ布団に戻りたい!姉妹の寝かしつけが終わり、もう一度起きて仕事をしようとしたさざなみさん。自分の身代わりとしてぬいぐるみを置くと…… ふわふわのぬいぐるみを、自分の代わりに布団に詰めたところ、寝ぼけながらも2人がぬいぐるみをなでたり、抱きしめたりしているのを目撃してしまいました!さざなみさんは「今すぐにお布団に帰りたい……!」と思ったとのこと。 子どもたちと一緒に眠ると、ちゃんと布団をかけているか気になって起きてしまったり、寝相が悪い子どもたちに蹴られたり、狭くて寝づらかったり、大変なこともたくさんあります。しかし、それ以上に幸せな時間もたくさん……! 寝かしつけが終わったけれど、かわいらしい子どもの寝顔や仕草を見て、またお布団に戻りたいと思ったことがある方も多いのではないでしょうか。子どもたちの横で眠るひと時は、何物にも代えがたい幸せな時間でもありますね。 著者:マンガ家・イラストレーター さざなみ
2024年04月21日Instagramにて育児マンガを投稿しているmostinさん。2014年生まれの男の子・もすちん/2018年生まれの女の子・ぷんちこ2人の育児に奮闘中です。ある日、朝ごはんの支度をしていたmostinさん。パンを焼いているトースターをボケーッと眺めていると、慌ててあることに気付いて……!? 立て続けに仰天行動を繰り返すママ! 挙句の果てには… 朝からパンを黒焦げにしてしまうほか、味噌汁を煮えくり返す、卵の中身のほうをゴミ箱にいれてしまうなど、度重なるミスを犯してしまったmostinさん。 しまいには娘のエプロンを間違って息子につけてしまい、怒られてしまうのでした。 ◇◇◇ ママは日々育児に家事にやることがたくさんで忙しいですもんね……。このエピソードから、相当なお疲れ具合が伝わってくるのでゆっくり休んでほしいです。毎日本当にお疲れ様です!著者:マンガ家・イラストレーター mostin
2024年04月21日パパのことを“トト”、ママのことを“カカ”と呼ぶ長男・フジくん(キーくん)と、次男・タカくんのパパであるキトさん。子育ては何年経っても初めての連続! 2人育児に奮闘し、時に戸惑いながらも、ツマ(ママ)と一緒に親バカ炸裂な毎日を送っています。フジくんとタカくん、2人兄弟のキト家はいつもにぎやか!ですが、お兄ちゃんになったフジくんは、時には我慢を強いられることも。 特にママを悩ませているのが、弟のタカくんをお昼寝させるタイミングのようで……? タカくん、眠いみたい… ようやくタカくんを寝かしつけ、フジくんと2人きりの時間を過ごしてあげられるかと思いきや、ふいの足音により、タカくんはすぐにお目覚め……! 弟のために我慢するフジくんのことも、寝入り端に目を覚ましてしまったタカくんのことも、どちらのことも想うママは、「分裂したい……」と痛感するのでした。 「分裂したい」と心から思うママに、共感する人は多いはず。それはキト家も同様に、ママだけでなく、パパにも兄弟を育てるからこその悩みがあるようで……? ツマの不在時に… 抱くのをやめれば、タカくんはまた泣き出すに違いなく、しかし、寂しそうな顔をするフジくんのことも放っておけない……。 この究極のジレンマに直面したキトさんは、ママと全く同じように「分裂したい……」と思うのでした。 兄弟同時の寝かしつけ、難しいですよね。「分裂したい」と願うキト家のパパとママに強く共感しつつも、それは夢のまた夢……。 ママとパパが役割分担できるならまだしも、特に悩ましいのが、まさにワンオペで2人を寝かしつけるパターン……! 皆さんはこうしたとき、どのような工夫をしていますか? 著者:マンガ家・イラストレーター キト
2024年04月20日新生児期の育児を分担しているご家庭で、パパが深夜育児を担当していたらノイローゼになってしまったという投稿がTikTokで話題に。投稿者はゆみみンゴTVという夫婦YouTuberで、パパのけんごさんは赤ちゃんの泣き声に怒りを感じてイラついてしまい、「パパ失格だ」と思わず漏らしてしまう…。そんな時に妻からかけてもらった言葉で救われたと語っています。この投稿には「この夫婦ほんとに憧れる」「ノイローゼになるくらい子育てをしてくれている素敵なパパさんです」「育児に悩んでる時に、大丈夫だよと夫に言われるより、辛いよねわかるよと言われたかった」などと、さまざまなコメントが寄せられました。育児のどんなことがつらかったのか、ノイローゼになった際はどういった心境だったのか、夫のゆみみンゴTV・けんごさんに話を聞きました。■「静かにしてくれ!」という怒りが…泣き出す娘にイラつく自分に激しく後悔――深夜に家事育児のたくさんのタスクをやりすぎていたとのこと。どのように話し合い、分担を決めていたのでしょうか?【けんご】生後3ヵ月までは、妻と分担し、時間を分けて家事と育児をやっていました。夫の私はもともと夜型人間だったので、夜22時~翌朝6時頃までを自分の担当時間に振り分けていました。朝起きたときには少しでも家事を減らしておいて、妻の負担を少なくしたいと考えていたため、結果的に深夜のタスクが増加してしまいました。――「2ヵ月間、娘をかわいいと思える瞬間がなかった」と動画で奥さんに打ち明けています。言葉にするのは正直大変だったと思います。気持ちを伝えるのに、どのくらいの勇気が必要でしたか?【けんご】心の疲れがピークになった際に妻が寄り添ってくれたことで、初めて育児の悩みを打ち明けられる状況になりました。「妻が自分の考えを聞いたときにショックを受けてしまったらどうしよう」という不安を抱えながら打ち明けたことを覚えています。――自分が“育児ノイローゼ”かも…と自覚したのは、どのようなときだったのですか?【けんご】娘が泣いているとイライラし始めるようになってしまい、その頻度と間隔が短くなってきたときに、育児ノイローゼを疑うようになりました。――そのときのメンタルの状態は?【けんご】次第に、娘が少しでも泣くと「静かにしてくれ!」という怒りが込み上げてくるようになりました。時間が経つと怒ってしまったことが悲しくなり、娘と向き合うこと自体にも苦手意識が芽生えるようになっていました。――「パパ失格やわ」と奥さんに伝えたとき、けんごさんの心境はどのようなものだったのでしょうか?【けんご】特に、自分が抱っこをしているときに娘が激しく泣き叫び、妻に抱っこを代わった瞬間に安心したように娘が眠ったときに、“パパ失格”と強く感じました。「パパっ子になってほしい」と思って、自分なりに育児に向き合っていた中での出来事だったため、非常にショックでした。娘は生後2ヵ月にして「もう自分のことを怖がっているんだ」と思い込んでいましたね。■妻が認めてくれたことが心の支えに「妻の愛のおかげで生きていける」と感謝でいっぱい「パパ失格だ」と悩むけんごさんに、「娘が泣いているのにも理由がある」「本気で育児をやっていなかったらそんなに悩まないから、ちゃんと育児に向き合っている証拠だ」とママさんからも想いが伝わる言葉が…。「そう言ってもらえることが一番うれしかった」とけんごさんも振り返っています。――奥さんから言葉をかけられたときは、どんな気持ちになりましたか?【けんご】世間一般的には「育児は親としてやって当たり前」という考えがあるため、会社の仕事のように、誰かに褒められたり感謝されたりはしないものです。そんな中で、妻が自分の頑張りを認めてくれたことは大きな心の支えとなりました。――育児に対する向き合い方も変わった?【けんご】逆に、「無理しないでね」とか「頑張れ」といった言葉は、当時の私にはきっと響かなかったと思います。育児において、誰かに頑張りを認められたり感謝されたりすることは、とても大切なことだと感じました。――けんごさんが育児にここまで向き合える原動力は何だと感じますか?【けんご】命懸けで娘を出産してくれた妻への恩返しだと考えています。妻は10ヵ月間も大きなハンデを抱えながらお腹の中で赤ちゃんを守り、痛みと恐怖と闘いながら出産してくれました。妻が頑張ってくれた分、自分がママになる覚悟で育児も全力で向き合いたいと考えています。――パパの育児に対する世の中の印象は「ママより積極的ではない」という部分もまだ多い中、けんごさんの考え方のどのような点に違いがあると感じますか?【けんご】自分が今こうして家庭を築いて幸せに過ごせているのは妻のおかげです。「妻の愛のおかげで自分は生きていけるんだ」という思いを持っているため、育児にも積極的に取り組めていると思います。――けんごさんが思い描く夫婦関係の理想像は?【けんご】お互いがリスペクトし合い、感謝し合える関係であり続けること。リスペクトの気持ちを持てば相手の意見を尊重できますし、辛いときにも相談することができます。夫婦間のコミュニケーション量は円滑な関係を築くためにも必要不可欠で、リスペクトの気持ちがコミュニケーションを増やしてくれます。――ほかにも意識しているポイントはありますか?【けんご】パートナーと長期間一緒に過ごすと、“当たり前化”してくることがあります。お皿を洗ってくれた、洗濯物を干してくれたなどの家事もそうですし、パートナーの存在自体も当たり前に感じてしまうかもしれません。しかし、自分が今幸せに過ごせているのはパートナーのおかげ。「一緒にいてくれてありがとう」という感謝の気持ちを持って生活することは、いつになっても忘れてはいけないと考えています。
2024年04月20日上の子が生後半年、実家から出て数カ月。 知らない土地で初めての育児をすることが不安でした。まさかの事態に!子どもの夜泣きがとても酷く困っていたとき、実母が外に出てあやしていたと聞いたことがありました。その話を思い出し、私も試してみようと夜に家の裏にあった公園へ行きブランコに乗り子どもをあやしていました。 すると警察官3名ほどが来て声をかけられました。 「あ、ごめんなさい。家出少女かと思いました、お子さんあやしてたんですね!」と言うのです。警察官の方々は少し焦った様子で、遠目で見て勘違いし話しかけてしまったようです。 ◇ ◇ ◇ 翌朝、夫に警察官とのやりとりを話すと、「家出少女って…」とクスクス笑われました。 それなら、たまには夜泣きの対応変わってよ!と内心腹立たしかったです。 作画/犬野ぽよ彦著者:井上なち20代、7歳の息子と妊娠3カ月月のプレママ。介護職
2024年04月19日2016年生まれと2018年生まれの、くせっ毛姉妹を育児中のママ・さざなみさんが描く育児マンガ。心やさしい3歳差姉妹との日常生活から、ほっこり心温まるエピソードをお届けします!子どもならではのかわいらしい勘違いをご紹介♪お供えのお団子に…ちがうちがう!お盆の時期にお団子を作ったときのこと。お団子をお供えした妹ちゃんの、まさかのひと言とは!? きちんとお母さんの言うことを聞き、お仏壇の前で手を合わせてお辞儀をした妹ちゃん。 すると、「いただきます」と言いながら頭を下げました。こんなかわいらしい勘違い、思わず吹き出してしまいそうですね! SNSのコメント欄には、 「はい、どーぞ♪って言ってくれていますよ、きっと!」 「ご先祖様たちは、きっと皆さん笑顔になっていることでしょうね」 「ご先祖様も召し上がれーって言ってくれますね」 と、ご先祖様たちも喜んでくださっているはずという声が多数♪ご先祖様を敬う気持ち、代々受け継いでいきたいものですね。 そして妹ちゃんがまだ字を読めなかったころのこと。さざなみさんは、ある発見をしてしまいます! まだ字が読めないはずなのにまさか「ピヨり」って…!?ひとりで絵本を読んでいた妹ちゃんが発した、驚きの言葉とは……。 次女ちゃんが読んでいたのは、子どもたちに人気の絵本、『とん ことり』。しかし、次女ちゃんの口から出た言葉は、まさかの「とん ピヨり」♡ 鳥が出てくるお話ではないのですが、「ことり=小鳥」を連想し、頭の中で「ピヨピヨ」という鳥の鳴き声と混ざったのかもしれませんね♪ きっと、さざなみさんが絵本を読んでくれているときに、頭の中でその世界を想像しながら聴いているのでしょうね。 小さいころならではの勘違い、ほほ笑ましく感じるかたも多いのではないでしょうか。成長するとどうしても子どもならではの勘違いは減っていってしまうもの。期間限定のかわいらしい勘違い、思わず記念に残しておきたくなりますね。 著者:マンガ家・イラストレーター さざなみ
2024年04月19日子育て楽じゃありません
良妻賢母になるまでは。
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々