春ファッションのスタートダッシュに手に入れたい、人気ブランドの新作や要注目のコラボアイテムなど。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!「ビームス ボーイ」25周年の記念アイテムが登場!スカジャンの老舗に依頼した別注デザイン。“25年着込んだら”というコンセプトのもと、まるで古着のような風合いに。ジャケット¥52,800(テーラー東洋×ビームス ボーイ/ビームス ウィメン 原宿 TEL:03・5413・6415)モダンな雰囲気と素朴さを兼備したNY発のジュエリーブランド。ソリッドなフォルムが存在感たっぷり。ゴールドのトップは外せばブローチになり、チェーンと別々でも使える2WAYタイプ。ネックレス¥62,370(アフターシェイブクラブ)人気のコラボシューズは今季も見逃せない!メタルパーツで『トーガ』らしいエッジを利かせたサンダルは、重量感のあるデザインに旬が漂う。軽快な履き心地も嬉しい。¥46,200(トーガ×スイコック/ジャーナル スタンダード レサージュ 銀座店 TEL:03・5524・2200)遊び心溢れるアイテムが揃う新ブランドがデビュー。ぺプラム型のベルトは、ハリのあるタフタ素材で立体感があり、コーディネートを一気に華やかにしてくれる。付け襟にしたり、たすき掛けにしたりと、アレンジも自在!¥12,650(ヤエ)yae_info@auntierosa.com上質で機能的で、個性も備えたコラボアイテムがお目見え。形の違う4つのポーチが付いたバックパック。単品で使うのもいいけれど、セットで持って新鮮なボリューム感を楽しみたい。W23×H41×マチ15cm¥57,200(オーラリー メイドバイ アエタ/オーラリー TEL:03・6427・7141)※『anan』2023年2月15日号より。写真・多田 寛スタイリスト・番場直美文・間宮寧子(by anan編集部)
2023年02月09日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はシンガーソングライターのさとうもかさんです。甘くてビターでリアルな歌詞に、共感するファンが続出!心に沁みる失恋ソング「melt bitter」がTikTokでバズり、知名度が急上昇。「歌詞は実体験を元にすることがほとんど。たまにしか会わない友人に“曲を聴いていれば近況がわかる”と言われたことも」。昨年秋、レコード会社から独立したことも話題に。「無理をして作るのではなく、曲が自然と生まれる環境に身を置きたくて。自然にできた曲はより素直な想いが反映され、大切に残したくなる。こだわり抜いた自分色のアルバムを作るのが、今年の目標です」。3月リリースのドラマ主題歌も要注目!手挽きのミルで毎日コーヒーを。小さい頃に親戚の家で触れて以来、コーヒーミルが憧れでした!リラックスタイムにはバラのお香を。アロマよりお香派。香りに包まれてボディクリームを塗るのが至福の時間。自分の足で衣装を探します!衣装も世界観を作る大事な要素。あれこれ見て選ぶ時間が楽しいです。さとうもか1994年生まれ。3歳からピアノを習い、音楽短期大学在学中に本格的に音楽活動を開始。2022年のドラマ『魔法のリノベ』ではオープニング曲を担当した。Instagramは@_satomoka_※『anan』2023年2月8日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2023年02月07日春が来る前にいち早くチェックしておきたい、フレッシュなムードの新作や初上陸ブランドなど。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!ロンドン発ランニングクラブのオリジナルプロダクトに注目。刺繍が施されたコットンキャンバスのキャップは、スポーティで上品。浅めのフィットもこなれ感満点!¥7,480(プログレス ランニング クラブ/ジャーナル スタンダードラックス 表参道店 TEL:03・6418・0900)軽やかなカラーブロックで着こなしに春気分をプラス。エクリュとニュアンスのあるイエロー。優しい色みによって、オーバーサイズのニットポロが軽快な印象に。ポケット付きなのも嬉しいポイント。¥42,900(ヴェニット/ハルミショールーム TEL:03・6433・5395)『メゾンスペシャル』が大人のための新ブランドを始動。上質な遊び心が光るアイテムが揃う。鮮やかなブルーが目を引くジャケットは、肩下のスリットやストラップが個性的。肩パッドを施しマニッシュなシルエットに。¥39,600(プランクプロジェクト TEL:03・3796・6834)オーストリアから初上陸。手仕事ならではの温もりを味わって。カラフルなニットウェアを展開。カシュクールタイプのカーディガンは、肩部分の刺繍や太めのトリミングなど、細部まで愛らしい。¥72,732(ノット イエット エフワイアイ/レイ ビームス 新宿 TEL:03・5368・2191)※『anan』2023年2月8日号より。写真・多田 寛スタイリスト・番場直美文・間宮寧子(by anan編集部)
2023年02月02日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はシンガーソングライターの有華さんです。愛らしさ溢れる恋愛ソングがSNSをきっかけにブレイク。昨年、「Partner」が話題に。そして先日、待望のメジャーデビュー曲「Baby you」をリリース。「歌って踊れるハッピーな曲。楽しい時はもちろん、疲れた時にも聴いてもらえたら。私自身、音楽に助けられてきたので、人に寄り添える曲を届けたいんです」。幼少期から音楽に親しんできたが、メジャーデビューまでの道は決して楽ではなかったと話す。「会社勤めもしましたし、28歳でこんなに初めての経験ができるとは思いもしませんでした。大阪人なので、夢はやっぱり大阪城ホールでのライブ!」この冬はトマト鍋にハマっています。トマトベースのスープで、チーズを入れるとまた美味。〆はリゾットに!ミスタードーナツのやみつきドリンク。氷にしたコーヒーをミルクで溶かす「氷コーヒー」は子供の頃からファン。空を眺めるのが好きなんです。ややエモい系女子っぽいですが(笑)、空を見るのも写真を撮るのも好き。ゆか1994年生まれ。18歳からシンガーソングライターとして活動、「バースデーソング」などで注目を集める。ワンマンツアーを2月3日より開催。詳細はHPにて。※『anan』2023年2月1日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2023年01月31日ユニークで存在感を放つデザイン性の高いアイテムや、注目のコラボなど、テンションを上げる春の新作が続々と登場。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!大きな網目がなんとも大胆。甘くないホワイトケーブルニット。少しハリのある手触りのニットは、タートルネックやTシャツなど、重ねるアイテム次第でムードが変化。個性的ながら使い勝手がいい。¥39,600(ババコ/ショールームリンクス)脚を通すと繊細な模様が出現する編み地の切り替えに注目を。鮮やかでジューシーなカラーに思わず目が釘付けになるニットパンツが登場。意外な場所で編み方が変化するデザイン性の高さに、作り手のこだわりが感じられる。¥24,200(ケイル)どこかエレガントなムード漂う人気ブランドのコラボアイテム。つばの広いハットは、キャンプやフェスなどのアウトドアシーンにはもちろん、街でかぶってもさりげなく馴染む。長さを調整できるあご紐が便利。¥20,900(キジマ タカユキ×イレーヴ/イレーヴ TEL:03・5785・6447)アッパーを折りたたむことでシルエットをアレンジ。防水性のあるリサイクル素材を使ったレインブーツは、アッパーに沿って溝があり形状を変えられる。オリーブカラーのワントーンが美しい。¥22,550(ハンター/ハンタージャパン カスタマーサービス TEL:0120・563・567)※『anan』2023年2月1日号より。写真・多田 寛スタイリスト・中井彩乃文・重信 綾(by anan編集部)
2023年01月26日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は俳優の中島瑠菜さんです。デビューしてまもなく話題の映画やドラマ、CMに出演!中学3年生の時に受けたオーディションでグランプリを獲得し、デビュー。「小学生の時に学校で舞台をやってから俳優に興味がありました。グランプリになった時は驚きと同時に不安な気持ちに…。でも家族や友達も応援してくれて、今はお芝居がすごく楽しいです!」。3月3日から公開の映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』に出演。「千輝くんに恋する花咲さん役。大好きな漫画原作に出られて嬉しいです」。デビュー直後に熊本から上京。「スイーツが好き。友達と食べ放題のお店に行きたいな!」今までで500冊ほど集めました!少年漫画も少女漫画も読みます。東京の家には約200冊持ってきました。私が4歳の時からずーっと一緒。悲しい気分の時も寄り添ってくれるチップくん。一緒に上京しました。ふとした時に熊本の空に癒されています。上京する前に撮りためた地元の空。自然いっぱいで星もキレイに見えます。なかしま・るな2006年生まれ。’21年、「松竹 JAPAN GP GIRLS CONTEST Supported by BookLive」でグランプリを受賞。3月公開の映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』に出演。※『anan』2023年1月25日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2023年01月24日釣りや農作業着の機能性を搭載した注目アイテムから有名ブランドのコラボレーションスニーカーまで。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!ジップまでホワイトになったワントーンのミニマルデザイン。釣り用品を扱う「DAIWA」が手がけるブランドの、ゴアテックスを採用したアイテム。ポケットが16個もついた使い勝手のいい一着。ベスト¥64,900(ディーベック/グローブライド お客様センター TEL:0120・506・204)畑仕事はもちろん、アウトドアのシーンで活躍すること間違いなし。農作業着の機能性とモダンなデザインが融合して誕生したハット。吸水・速乾性にすぐれた生地を使い、首や頬の日焼けを防ぐため、取り外し可能なカバーがついた仕様に。¥14,300(カイメン)たっぷり入る容量が嬉しい!コーディネートのアクセントにも。ビビッドなグリーンが目を釘付けにする、メッシュ100%の個性派トートバッグ。しっかりとした素材感で、物をたくさん入れても安心。W60×H50cm¥29,700(ビエロ/オン・トーキョーショールーム TEL:03・6427・1640)クライミングギアのエッセンスを落とし込んだアクセサリー。ロッククライミングで実際に使用されるコードをモチーフにしたブレスレットは、落ち着いたカラーリングで合わせやすい。各¥9,900(トポロジー/トポロジー フラッグシップショップ TEL:03・6427・4460)注目のコラボスニーカーは鮮やかなグリーンがアクセントに。トレイル由来のソールと、クロスカントリーシューズにインスパイアされたアッパーを採用。かかとのロゴに注目。¥27,500(アー・ペー・セー/アシックス/アー・ペー・セー カスタマーサービス)※『anan』2023年1月25日号より。写真・多田 寛スタイリスト・中井彩乃文・重信 綾(by anan編集部)
2023年01月19日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は俳優の松浦りょうさんです。迫真の演技が話題に!自身とはかけ離れたシリアスな難役に挑戦。映画『DECEMBER』で福田夏奈を演じた松浦さん。「17歳で殺人を犯し、服役中の役だったので、役作りのために殺人を犯した人の記事を読んだり、刑務所の実態を調べて擬似体験したりしました。スマホも触らずに部屋にこもって刑務所で出てくるような食事を食べたり…。孤独を感じて眠れないこともあったけど、夜だけは好きなことをするようにしたら上手く切り替えられました」。趣味は旅行。「最近は福岡に行きました。今年は台湾や、映画『恋する惑星』の舞台になった香港にもまた行きたいですね」3年前に貰った宝物のレコードをやっと開封。一番好きなバンドのキリンジさんは、ほぼ毎日リピートして聴いています。この2か月で80本ほど映画を観ました!現実味のある作品が好きで、最近は姉弟愛を描く作品にグッときました。特別な日に持ち歩くフィルムカメラ。滅多に撮らないけど、思い入れのある時に撮った写真は宝物です。まつうら・りょう2014年、映画『渇き。』でデビュー。映画『DECEMBER』では物語の鍵を握る福田夏奈役で出演。オフショットが覗けるInstagram(@ryomatsuura)もチェック。※『anan』2023年1月18日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2023年01月17日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。今回から4週連続で登場するのは、日本のフェミニズムの先駆者である、社会学者の上野千鶴子さんです!第1回目をお届けします。’70年代の学生運動とananって、面白い関係があるんです。ananが創刊したのは今から53年前、その当時私は京都大学の学生で、ヘルメットをかぶった“過激派”として学生運動をやっていました。実は学生運動とananにはちょっと面白い関係があります。東京の過激派の女子大学生たちは、ミニスカートにマキシのコートを羽織り、片手でananを抱えるというファッショナブルなスタイルで御茶ノ水などの街角に立ち、公安警察の動きを見張っていたんです。女性が街角に溶け込むための小道具がananだったわけです。その後Hanakoも刊行されましたが東京ローカル。東京に行った子がお土産に買ってきてくれる雑誌を、関西で時差を感じながら読んでいたことを覚えています。ちなみに当時の私は機動隊に向かって石を投げ、短距離走が得意だったので〈逃げ足の速いちづちゃん〉と呼ばれておりました(笑)。ちなみに成人式はバリケードの中。そんな大学生活でした。マイクを持つのは男子、女子はおにぎり係…。学生運動でマイクを持てるのは男子だけ。女子の役割はというと、おにぎり作りという〈後方支援〉と、警察に捕まった男子に支援物資を届ける〈救援対策〉、そして男子たちのセックスの相手です。確かに当時は「性を解放しよう!」という性革命〈フリーセックス〉の流れもあり、性的に活発な女子のことを、男子たちは“公衆便所”という不愉快な隠語で呼んでいました。学生運動の中でも、同志だと思った男性たちからものすごい女性差別を感じていました。学生運動で、結局私たちは敗北。その後私は向上心・向学心ゼロの無気力学生に。することといえば、セックスと麻雀だけ(笑)。大学院に行ったのも、就職活動をしたくなかった、それだけの理由からです。私の20代は、将来の見通しもなく希望もない、うつうつとした時代でした。そんな上野千鶴子がどうして今のような人間になったのか…?そのお話は、また来週に。うえの・ちづこ社会学者、東京大学名誉教授、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長。日本における女性学、ジェンダー研究のパイオニア。著書に『最後の講義 完全版 上野千鶴子 これからの時代を生きるあなたへ 安心して弱者になれる社会をつくりたい』(主婦の友社)など。※『anan』2023年1月18日号より。写真・内山めぐみ(by anan編集部)
2023年01月14日新作シューズに和フレグランス、タイ発のキュートなバッグなど、大人の物欲を刺激する、注目アイテムが盛りだくさん。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!ジャカード織で表現した色とりどりの花柄が芸術的。パリの老舗高級ファブリックメーカー・MALHIA KENT社の生地を使ったベスト。ショート丈でかっちりとしたシルエットがクラシカルな印象。¥63,800(ルール ロジェット/ブランドニュース TEL:03・3797・3673)“苔寺”をイメージした肌に優しいアルコールフリーの香水。日本の伝統的な樹木をベースにしたフレグランスブランド『KITOWA』から、希少な天然香原料をブレンドしたアルコールフリーの水性香水が誕生。オー・エクロジオン モステンプル 50ml ¥16,500(キトワ TEL:03・3541・5305)後ろ姿までとびきり愛らしい『melissa』のレインブーツ。ボリューミーなフォルム&レースアップがかわいいレインブーツ。ナチュラルカラーでどんなスタイルにも合わせやすい。ヒール高3.5cm¥44,000(メリッサ/エイチスリーオーファッションビュロー TEL:03・6712・6180)カラフルで斬新なデザインが持ち味のタイ発バッグブランドから。ふかふかのベッドやピローをイメージした、丸みのあるフォルムがキュートなバッグ。左はブルー×グリーンの2トーン。W28×H28×マチ7cm 各¥35,200(メゾン ジー/エイチスリーオーファッションビュロー)※『anan』2023年1月18日号より。写真・多田 寛スタイリスト・仮屋薗寛子文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2023年01月12日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は俳優の横溝菜帆さんです。芸歴は年齢とほぼ同じ。子役から演技派俳優へと成長!公開中の映画『かがみの孤城』に声優として参加。ドラマ『義母と娘のブルース』など、これまでも話題作に多数出演。「芸能活動を始めたのは1歳の時。仕事で出会う方々の素敵な姿を見て、物心つく頃には私も俳優になろうと思っていました。幼時より作品への関わりが深くなり、よりやりがいを感じています」。現在中学3年生。勉強より仕事が楽しいとか。「でも学校は大好き。友達とK‐POPを歌ったり踊ったり、他愛もない時間が楽しくて。高校生になったら学園ドラマに挑戦したいです」キラキラしたものに目がなくて。アクセサリーをケースに飾ってみたら、目にするたびに幸せな気分に。いつか釣り番組に出てみたい。父の影響で釣りが趣味。今まで釣ったなかで一番の大物はイシガキダイ。特技は8年続けているフラダンスです!口角上げて踊ると本当にハッピーになれるんです。かわいい衣装も魅力。よこみぞ・なほ2008年生まれ。NHK連続テレビ小説『スカーレット』やドラマ『君と世界が終わる日に』シリーズ(日本テレビ、Hulu)、映画『七人の秘書』など出演作多数。※『anan』2023年1月11日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2023年01月10日冬のワードローブに即加えたい最旬アイテムをピックアップ。さらに、早くも2023年春の新作が到着!今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします。艶やかなスパンコールとチャンキーソールが特別感たっぷり!『UGG(R)』のアイコニックなスリッパ「SCUFFETTE」を5cmの厚底ソールでアップデート。ブランドロゴ入りのバックストラップでしっかり安定。シューズ¥19,800(アグ/デッカーズジャパン TEL:0120・710・844)デザイン性と機能性が両立!“ベリーウォーム”な優秀アウター。シンプルなボトムスに合わせてもサマになる、ギンガム柄のダウンジャケット。中綿やタグ、ステッチ、ジッパーにはリサイクル素材を使い、軽量で保温性も。¥42,900(ザ・ベリーウォーム/リディア TEL:03・3797・3200)カラフルな花柄パンツで一足早く春気分を満喫!ジャカード織で表現された明るい花柄が目を惹くパンツは、デンマーク発ブランド『バウム・ウンド・ヘルガーテン』の新作。ウエストはゴム入りだから、リラックスした着心地。¥37,400(S&T TEL:03・4530・3240)ラメ糸のきらめきが華やかなツイード素材のキャップ。ミックスカラーのツイード素材を、カジュアルなキャップにあしらったデザインが新鮮。帽子ブランド『サラヴァ』とのコラボアイテム。¥28,600(ルール ロジェット×サラヴァ/ブランドニュース TEL:03・3797・3673)※『anan』2023年1月11日号より。写真・多田 寛スタイリスト・仮屋薗寛子文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2023年01月05日マンガファンの皆さんおまたせしました!毎年気になる作品を紹介する、年に1度のマンガ祭りの季節です。「第13回ananマンガ大賞」に輝いたのは、『山田くんとLv999の恋をする』です。ネトゲで出会った年上女子&男子高生の、じりじり&ほのぼのラブストーリー。気持ちを自覚し変わる二人に…。出会いはゲーム、相手は年下。リアルに近い設定に、きゅん。大人の女性におすすめのマンガを紹介する企画「ananマンガ大賞」。13回目を迎えたこの企画、改めて大賞選考基準を説明すると、1)カッコいい男性が出てくること、2)ラブストーリーであること、3)現在連載中であること、4)読んだ後に前向きな気持ちになれること、の4つ。このポイントと照らし合わせながら、編集部のマンガ好きスタッフらが厳正に審査した結果、今年の大賞はましろさんの『山田くんとLv999の恋をする』となりました!マンガアプリ「GANMA!」で連載中の、ネトゲを通じて知り合った女子大生&高校生が繰り広げる、ちょっぴり不器用な恋物語。二人の“じりじり感”に加え、彼らを囲む個性的な仲間たちとの関係もおもしろい。POINT1:ネトゲの女と浮気をされ、フラれた茜が主人公。通称アフロの山田との出会いは同じくネトゲ。彼氏と共にネトゲをしていた茜だったが、その彼がネトゲで知り合った別の女と浮気失恋…。惰性で同じゲームをプレイ中、アフロ頭キャラの山田と遭遇。失恋話をしても超塩対応な山田に、思わず茜は八つ当たりを…。POINT2:山田は男子高校生でイケメンプロゲーマー。が、そっけないし、女子には全然興味ナシ。その後ゲームイベントで偶然山田と遭遇し、失恋直後の茜は居酒屋で山田にくだを巻く。実は山田は高校生プロゲーマーで、その筋では超有名人&美少年。が、「モテないし恋愛に興味ない」。茜曰く「イケメンの無駄遣い…」。POINT3:互いに恋愛対象だなんて思わない二人が、無自覚に惹かれ合い、恋を自覚する展開が、いかにも王道ラブコメ!男子高校生と女子大生。プロゲーマーとネトゲ初心者。しかも山田は恋愛に興味ゼロ…のはずが、茜にトラブルが起こるたび、山田は放っておけなくて…。二人の心が柔らかくなり、少しずつ近づくじりじり感がイイ!POINT4:ゲームを通じて知り合った2人を囲む仲間たちもキャラが濃いめで魅力的。茜がプレイするゲーム内のギルド(チームのようなもの)には、山田をはじめ年齢や性別の関係ない仲間が。彼らや、茜や山田の学校内の友人との交流も心温まるものばかり。友だちっていいなと、ちょっとホロリとします。ましろ先生に、大賞受賞特別インタビュー。さっそく、受賞の報告をさせていただきつつ、作品への思いや作品執筆の苦労や喜びについてお話を聞かせていただきました!――まずは受賞の感想を!ましろ:担当編集者とスカイプで打ち合わせをしてる中で、教えてもらいました。私が小さい頃から知っている雑誌なので、すごく驚いて…。でもとても光栄です。友だちに自慢できる…と、浮ついた気持ちになりました(笑)。――ましろさんにとって、『山田くん~』は初めての長編連載作品だと聞いたのですが…。ましろ:そうなんです。実は私、以前一度マンガ家デビューをしてるんですが、3年くらいで力尽きてしまい、以降10年、マンガと離れて普通に働いていたんです。それで3年ほど前、転職活動を考えていて。そのときたまたまTwitterに流れてきたGANMA!のオンライン持ち込みのお知らせを見て、無理だろうと思いながら、10年前の作品をデータ化して送信したら、「連載しませんか?」とお知らせが…。本当に嬉しかったんですが、10年マンガから離れていたので人物の輪郭すら描けなくなっていて、恥ずかしながら絵の練習から始めました(笑)。――10年ぶりに描くマンガを、ラブストーリーにしようと思ったのは、理由はありますか?ましろ:私はずっと自分を少女マンガ家だと思っているので、恋愛を描くこと=マンガを描く意義だと思っていて…。恋愛を描きたい理由って、正直自分でもよくわからないんですが、そのテーマが、一番モチベーションが上がるんです。――年下のクール系男子との恋物語という設定はどこから?ましろ:少女マンガにおいて、主人公の女子が好きになる男の子に、憧れのお姉さん的女子がいるって、結構よくある設定ですよね。で、そのお姉さんがその男子のお兄さんとかと付き合っちゃったりするっていう。でもその逆を張って、憧れのお姉さんと年下男子が上手くいくルートがあってもいいのでは…?と思ったのが最初です。そしてだいたい少女マンガのヒーローって女子より精神年齢が10個くらい高い感じで描かれるので、山田は“年下だけど精神年齢が高い”という設定に。一方の茜は、トラウマも悩みも特にない、ごくごく普通の女の子にしようと。――茜ちゃんはコミュ力の高い、明るい女子ですね。ましろ:私自身とは全く性格が違うので、茜って正直今でもよくわからない(笑)。でもそのよくわからないところが気に入っているポイントでもあって。そんな茜と、人間関係を築くのが下手そうな山田の恋を、こっそり覗き見するように楽しんでくれたら…と思って描いています。――初めての連載で単行本も6巻まで出ています。今の段階で一番嬉しいことはなんですか?ましろ:こんなにたくさんの方が読んでくださる作品になったことが、信じられないし、本当に嬉しい。あと、少女マンガは男子キャラに恋してもらうために描くものだと思っているので、山田を好きになってもらえることが、私の本望かな(笑)。かつて学生時代には読んでいたけれど、今は恋愛マンガから離れている、そんな大人の女子たちにぜひ楽しんでもらいたい…、そう思いながら、頑張って描いている作品なので、“昔はマンガ好きだったな…”と思う人にこそ、読んでもらいたいです。ましろさん的“大変だったシーン”「1巻あたりは私がマンガ執筆に不慣れで、茜にいろんなことをやらせすぎました…」実は1巻収録分の作品は、マンガ執筆が久しぶりすぎて、ヒロインの茜に無理をさせすぎたと反省しているそう。「お話を動かしてもらうため、茜をこき使いすぎました、申し訳なかった…。でも描き進むうちに茜のことも尊重できるようになり、今は大切にしています(笑)」ましろさん的“好きなシーン”「山田の同級生・椿の告白シーン。できることならもっと掘り下げたかったです」4巻収録の失恋シーン。「山田の同級生である椿は、逆張りをしなければ本筋のヒロインであってもいいキャラクターでした。彼女の恋と、失恋を描けたのは、少女マンガ家としては嬉しかった。できれば椿の恋心と、山田との関係性をもっと深掘りして描いてみたかったですね」ましろ『山田くんとLv999の恋をする』ごくごく普通の女子大生・茜がネトゲで知り合ったのは、アフロ男の山田。ひょんなきっかけでリアルでも出会った二人が、徐々に惹かれ合って…。マンガアプリ「GANMA!」にて連載中。また2023年にはTVアニメ化も!1~6巻693円~/KADOKAWA©ましろ/COMICSMART INC.ましろマンガ家。2019年より連載をスタート。「次にくるマンガ大賞2021」Webマンガ部門で4位を獲得。ご本人もゲーム好き。単行本あとがきによると愛犬家?Twitterは@msr7025※『anan』2022年12月28日‐2023年1月4日合併号より。写真(本)・中島慶子(by anan編集部)
2023年01月03日ananで連載中、意外と知らない社会的な問題についてジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」の拡大版をお届け。円安や物価高、気候変動…私たちの暮らしに密接に繋がっている、社会の問題たち。2023年は、どうなっていくのでしょう?ここでは、環境問題について堀さんが解説し、五月女ケイ子さんが独自の視点から読み砕きます。Q. 災害、気候変動、海面上昇…環境問題はこれからどうなる?A. 目標達成のリミット間近。コロナ禍や戦争でエネルギー不足。シフトチェンジが求められそう。2023年は、国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)で、気温上昇を1.5~2°C未満におさえることを目標に掲げた、150の国と地域がその進展状況を検証する年です。その後5年ごとに検証されます。日本は原発の多くがストップしており、石炭、石油、天然ガス依存が続いて、目標達成には厳しい状況です。’23年は、日本のエネルギー問題において、原発をどうするのかという話に決着をつけられるかどうかが大きなポイントになるでしょう。欧州もやむなく原発回帰の流れ。CO2削減、目標達成に日本はどうする?ロシアのウクライナ侵攻により、欧州はロシアからの石油や天然ガスの輸入がストップし、深刻なエネルギー不足になっています。脱原発を掲げてきたドイツも、代替エネルギーが必要になり、方向転換をせざるを得なくなってきました。環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんも、火力エネルギーに立ち戻るならば、原発を容認するという立場に変わり、流れを大きく変えるきっかけの一つになりました。政府は今、原子力発電所の最長耐用年数60年をさらに延ばし、古い原発を使い続けようとしています。しかし、それでは安全面の不安も残りますし、1か所で大量の原子力エネルギーを作るため、無駄も出てきます。安全性も高い最新の技術を使った小型の原発を使い、必要なところに最小限投入するなど、今に適した選択肢もあるのではないかと思います。我慢、節電だけでなく、持続可能な環境対策を改めて考える一年に。日本は、エネルギー消費を4割減らし、再生可能エネルギーでの電力の50%を賄えば、「2030年度までにCO2の排出量を2010年度比で50~60%削減」という目標が達成できます。しかし、これは簡単に実現できる数字ではありません。気候変動はまったなしの問題ですが、電気料金が値上がりし、経済成長も先行き不透明ななか、「節電してください」と我慢を強いられると、環境対応疲れも出てきて、反発心が芽生えてしまいます。環境よりも足元の暮らしをまず優先してほしいという気持ちになるのもやむを得ないのではないでしょうか。暖房を使うのを我慢して体調を崩してしまうというような、本末転倒なことも起きかねません。’23年は、止めている原発や再生可能エネルギーへの展望など、もう一度私たちで環境対策、エネルギーの問題を考える年にしないといけないのだと思います。気候変動により増える自然災害。災害に強い地域を作ることも肝要。台風や豪雨災害など、日本では毎年のように災害が深刻化しています。東京都大島町は9年前に大規模な土砂災害に見舞われ、40人近い方が亡くなられ、まだ行方不明の方もいらっしゃいます。町では10年かけて予算を組み、復興計画を立てたのですが、この間にも災害が何度も起きて、財政的にも非常に困難な状況に陥りました。また、気候変動により、漁場や藻場が荒れて稼ぐこともできません。この大島町は一例にすぎず、各地で同様のことが起こっています。気候変動により生業さえも失いかねない。災害に強い地域作り、また、暮らしの基盤を確保することも必要になってくると思います。持続可能な環境対策にスーパーシティ構想が再定義されそう。’23年以降は、“スマートグリッド”と呼ばれる電力の一体運用や、人々の消費・流通・移動などがトータルに設計管理される“スーパーシティ構想”の議論が、国会でも再開されそうです。スマートシティ化の構想は10年ほど前から政府によって掲げられていたのですが、この数年は棚上げ状態になっていました。しかし地域でどのくらい電力が消費されているのかが可視化されれば、その地域の発電によって、無駄なく電力を賄うことができます。また、デジタル技術を使い、移動手段も無人のEV車が地域をめぐり、送迎してくれる。農業や畜産業もデータ管理により無駄な生産をせず、食品ロスを防ぐなど、様々な問題が同時に解決できるようになります。岸田内閣が掲げている「デジタル田園都市国家構想」にもそういった一体運用が盛り込まれています。北海道の上士幌町では、観光と畜産と暮らしと移動をデジタルで共有するような仕組み作りがなされているのです。牛の受精卵をドローン輸送と陸送を組み合わせて効率よく運び、環境負荷を軽減させる工夫も。また、岩手県八幡平市では、ベンチャー企業が入り、地熱発電の仕組みを使ったスマート農業が始まっています。これからは単体の環境対応というよりは、持続可能で、様々な業種がイノベーションを起こしながら、皆が豊かさを手に入れられる環境対策が花開いていくでしょう。五月女解読員のひと言「節電」って、全然いまっぽくないし、全然持続可能じゃないですよね。「省エネ」が叫ばれた昭和より進化したネットワークを、賢く駆使できたら、やみくもに厚着して寒さを我慢しなくても、スマートに令和っぽく乗り切れそうです。ほり・じゅんジャーナリスト。市民投稿型ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN Journalism」主宰。『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX)、『ABEMA Prime』(ABEMA)などに出演中。監督作に『わたしは分断を許さない』など。そおとめ・けいこイラストレーター。オンラインストア「五月女百貨店」では、面白楽しいオリジナルグッズを多数、販売中。LINEスタンプも各種展開。近著に細川徹との共著『桃太郎、エステヘ行く』(東京ニュース通信社)がある。※『anan』2022年12月28日‐2023年1月4日合併号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子取材、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年01月01日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」の拡大版をお届け。堀潤さんがニュースを解説、五月女ケイ子さんが等身大の視点から読み砕きます。Q. 最近よく聞くスーパーアプリって?A. 一つのアプリケーションのなかに、コミュニケーションツールやショッピング、決済など、様々なコンテンツが集約されたアプリのこと。みんなが平等に、共通で使えるデジタルプラットフォームを作ることが求められています。デジタルの分野は2023年以降も著しく成長するでしょう。現在たくさんのサービスがアプリになっていますが、それらが一つのアプリに集約される「スーパーアプリ化」が進むと思います。ショッピングもコミュニケーションも決済も、一つのアプリに。たとえば、今は決済サービスだけでも、PayPay、LINEPay、楽天Pay、au PAY、iDなど多数ありますが、いずれ淘汰されるでしょう。日本では、PayPayやLINEがスーパーアプリ化しています。ただ、国のほうでは、民間企業のスーパーアプリ化が進み、国民の個人情報が海外のサービスに吸収されることを大変警戒しています。デジタルの分野でさらに広がりそうなのが、「PHR(パーソナルヘルスレコード)」です。健康に関する個人のデータがデジタルによって共有され、医療サービスに繋げたり、商業的に活用することも可能になるでしょう。同じような健康状態の人たちのコミュニティが作られて、一緒に運動を頑張る、個々の体に必要な栄養素の入った食材が示されて、それらの食料セットがレシピとともに家に届けられるというようなサービスも夢ではなくなりそうです。PHRの利点は、データの可視化によって、病気を未然に防げる、健康な状態を保つ機会に繋がりやすくなる点です。たとえば、体に悪いと知りながらも、つい甘いものや揚げ物を食べすぎてしまうというようなよくない生活習慣も、日常的に体の数値を目にすることで、改善しやすくなるでしょう。コロナ禍を経て、非接触で体温を測るなど、体に触れたり針を刺したりせずとも計測できる技術が進歩しました。カメラの前に立つだけでコレステロール値が測れる技術まで開発され、’23年以降はこういう技術が一般向けのサービスとして広がっていくと思います。PHRによって、健康寿命が延び、高齢者が働けるように。日本は深刻な人口減少に悩まされていますから、国民の健康寿命を延ばし、働ける人の数を増やしたいという国の思惑もあります。PHRは、経済産業省や厚生労働省が一般企業とともに、どうしたら普及させられるか、課題は何かということを現在協議しています。マイナンバーカードを普及させたいというのも、国としては、皆が共通して使えるデジタル基盤を広げたいという意向があるんですね。将来マイナンバーカードはマイナンバーアプリとして利用することが主流となります。それがスーパーアプリ化されれば、マイナンバーのシステムを使い、国民の大切な個人情報を守りながら、サービスは民間に開放し自由にビジネスを展開するという理想が叶えられると国は考えているようです。ここで注意をしなければいけないのはサイバー攻撃です。最近でも国税庁を騙った迷惑メールが多数ばらまかれました。民間の病院や水道会社がサイバー攻撃の標的になっています。これらは、個人ではなく、国家レベルの犯行関与も疑われています。VPNのサーバーが古かったりすると、そこが狙われる可能性も。国家として、対策をとる必要があると思います。五月女解読員のひと言カメラの前に立つだけで健康状態がわかったらすごいですね。疲れてるので、サプリや漢方情報も同時に教えてほしいです。今も、アンチエイジングの広告が勝手にやってくるけど、信頼できる情報を選べる機能もできたら嬉しいです。ほり・じゅんジャーナリスト。市民投稿型ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN Journalism」主宰。『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX)、『ABEMA Prime』(ABEMA)などに出演中。監督作に『わたしは分断を許さない』など。そおとめ・けいこイラストレーター。オンラインストア「五月女百貨店」では、面白楽しいオリジナルグッズを多数、販売中。LINEスタンプも各種展開。近著に細川徹との共著『桃太郎、エステヘ行く』(東京ニュース通信社)がある。※『anan』2022年12月28日‐2023年1月4日合併号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子取材、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2022年12月31日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はモデル、俳優のアイビー愛美さんです。憧れの人の言葉が、自分色に光るきっかけに。中学時代に活動を始め、現在『NHK高校講座 現代の国語』(NHK Eテレ)に出演中。’22年は転機になる出来事が。「憧れのモデル・俳優の中山咲月さんにインタビューする機会があったんです。“ありのままでいい”という言葉をいただき、臆せず素を出せるようになり毎日が楽しくなって。今の髪型にしたのも同じ頃。中山さんの言葉と髪を切ったことがきっかけで光が見えたんです」。特技は8年続けているダンス。「踊りは生活の一部。2.5次元作品が好きで、いつかミュージカルに挑戦したい!」オムライスにハマっています。私のパワーフード。無意識に「オムライス」って口から出るほど好き(笑)。食用シールで遊んでいます100均で見つけた“たべられるシール”を団子に。キモかわいいお気に入り。実家にいる猫たちは姉弟のような存在。1匹2匹と増えて、あれよという間に4匹に。いつも賑やかです!あいびー・まなみ2004年生まれ。’22年は「MIRRORLIAR FILMS」の池田エライザ監督作や音楽ユニットtonari no Hanakoの「傷を隠して」MVなどに出演。Instagramは@ivee_manami※『anan』2022年12月28日‐2023年1月4日合併号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2022年12月30日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」の拡大版をお届け。堀潤さんがニュースを解説、五月女ケイ子さんが等身大の視点から読み砕きます。Q. 物価が上がる一方、賃金は上がらない。何が起こっているの?A. 日本が乗り遅れてしまった世界の出口戦略。スタグフレーションに陥っています。今、日本は物価高、燃料高に悩まされています。物価は高騰しているのに、先進国のなかでも日本だけ賃金が上がらず、さらに円はどんどん安くなっています。アメリカやヨーロッパに比べると、実感値として、2~3倍、モノの値段が開いている状況です。コロナ禍でなんとか持ち堪えていた日本経済もいよいよコロナ対策の補助金対応が弱くなり、2022年7‐9月期のGDPは4期ぶりにマイナス成長になりました。さらに社会保障費が増額され、2023年秋からはインボイス制度の導入も始まり、締め付けが厳しくなるので、税金の負担が多くなり、将来の展望が描きづらいというのが現状です。稼ぐ力がないので、金融緩和を終わらせることができない日本。2008年のリーマン・ショック以降、金利を低く抑え、貨幣の発行量を増やして、人々がお金を借りやすい状況にして、不景気を支えてきました。世界各国がこのような金融緩和政策をとってきたのですが、これをやり続けると貨幣の価値が暴落し、「多額のお金を出してもモノが買えない」というインフレが進んでしまいます。ある程度稼ぐ力がついてきたので、そろそろ終わらせていいだろうと、’22年の3月にアメリカが出口戦略(金融緩和の終了)を導入。ヨーロッパもそれに続きました。ところが日本だけ追随することができなかったのです。なぜなら、賃金が上がっていないから。この状態のまま金利を上げたら、途端にローンが支払えないなどの事態に陥り、日本経済は混乱します。また、日本企業の衰退も影響しています。自動車産業はガソリン車からEV車に取って代わろうとしていますし、世界に誇っていた大手家電メーカーも他国に追い抜かれ、半導体産業は台湾や中国、韓国に持っていかれ、日本はこれから何で食べていけばいいのか、先ゆきが見えません。日本の成長が見られず、円が買われなくなった。世界経済が不穏になったときには、リスク回避として安定した円が買われていたのですが、日本が成長しない国となれば円を持っていても仕方がないので、投資家たちは皆、手放すようになります。するとますます円の価値は下がってしまいます。これまでは、モノの値段が下がる企業の収益が下がる賃金が下がる(売れないので)さらにモノの値段を下げる、といったデフレスパイラルが起きていました。それを改善しようと、いまモノの値段を上げています。しかし、賃金は上がらないままなので、スタグフレーションという最も警戒しなければならない局面にさらされてしまいました。暮らしを立て直すには、投資、あるいは副業。新しく稼ぐ道を!賃金を上げるためには、需要、仕事を作らなければいけません。これまでは、公共事業を増やし、仕事を作って金回りをよくしました。しかし、オリンピックを招致しても、それはうまくいきませんでした。岸田政権では、デジタル田園都市国家構想といい、地方のデジタル化を進めて、一次産業や観光に付加価値をつけようとしています。ただ、それがどれほどの恩恵をもたらすのかはまだ見えていません。今後も賃金が上がる見込みはなかなかないので、国は個人に向けて、NISAやiDeCoのルールを緩和方向へ。限られた資産をうまく運用して将来に備えてほしいと呼びかけています。また、副業解禁の波は2023年以降も広がるでしょう。自分の専門的な技術を持って、業を起こしていく人たちがより増えていくと思います。金融機関も新しいベンチャー企業に融資しようという姿勢になっているので、アイデアと意欲がある人は、すぐに起業したほうがいいでしょう。働きながら、学び直しをして新たな技術を身につける、リスキリングの支援も国では始めています。AmazonやTwitter社での大量解雇がニュースになりましたが、それらの会社で技術を身につけた優秀な人材はほかの分野で新たな仕事を生みます。人材の流動性があるから、アメリカは成長できているのだと思います。日本の企業も学びと働く環境をセットに、新たなことを生み出そうとする人を優遇していこうというふうに変わっていくと思います。五月女解読員のひと言リスキリング。仕事を軸に持ちつつなら、「生まれ変わる」ほど大ごとじゃなく、自分をバージョンアップできる感じがしていいですね。私もイラストを軸に、職人に弟子入りしたり、エクセルで、事務処理も自分でできるようになりたいです。ほり・じゅんジャーナリスト。市民投稿型ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN Journalism」主宰。『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX)、『ABEMA Prime』(ABEMA)などに出演中。監督作に『わたしは分断を許さない』など。そおとめ・けいこイラストレーター。オンラインストア「五月女百貨店」では、面白楽しいオリジナルグッズを多数、販売中。LINEスタンプも各種展開。近著に細川徹との共著『桃太郎、エステヘ行く』(東京ニュース通信社)がある。※『anan』2022年12月28日‐2023年1月4日合併号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子取材、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2022年12月30日クリスマスや年末年始、ホリデーシーズンを目の前に、パーティや自分へのご褒美にぴったりなレアなアイテムが続々。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!『エシカルトゥモロー』から初のブラックスウェットが登場。国産の上質なオーガニックコットンを使用したスウェットパンツ。ブランド初となるブラックは、カジュアルすぎずモードに着こなせる一着。シカの刺繍もポイントに。¥29,700(エシカルトゥモロー TEL:03・6336・0981)ノルディック柄かと思いきや、描かれているのはキュートな魚!ホリデー気分を盛り上げる、ウールカシミアのジャカードプルオーバー。全4色で、赤には羊、黄色にはヒヨコ、黒にはカメレオンが描かれている。肉厚で暖かさも抜群。¥21,000(ライテンダーinfo@ryetender.com)こっくりとしたブラウンは『スティーブン アラン』の別注色。立体感がかわいいバケツ型トートバッグ。キャンバス地にレザーハンドルを配して程よく重厚感を。W42×H30×マチ13.5cm¥29,700(ブレディーforスティーブンアラン/スティーブン アラン シンジュク TEL:03・5321・9970)『ディエッメ』にアレンジを加えたスペシャルコレクションを発表。イタリアのシューズメーカー『ディエッメ』の高品質レザーをベースに、ウィングチップディテールで『チノ』らしいアクセントをプラス。全3型展開。スリッポン¥47,300(ディエッメ×チノ/モールド TEL:03・6805・1449)スマホの操作もスムーズ!実用性にもこだわった指ぬきミトン。素肌が喜ぶ上質なカシミア100%の手袋。スマホの操作がしやすいよう、親指と人差し指の先が出るようにデザインされている。アイボリーとグレーもあり。¥12,100(ルーマー/アルファ PR TEL:03・5413・3546)※『anan』2022年12月28日‐2023年1月4日合併号より。写真・多田 寛スタイリスト・武政文・恒木綾子(by anan編集部)
2022年12月24日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。 今回は俳優、モデルの花山瑞貴さんです。YouTube登録者数15万人超え!俳優、モデルとして成長中。アパレル店員をしていたとき、スカウトされて芸能の道へ。「小さい頃にダンスをしていて、元々芸能には興味がありました。事務所に入ってすぐにYouTubeを始めて、今2年くらい。編集は最初から自分でやっているんですが全く苦じゃなくて、自分に合ってるなと思います」。演技やラジオにも挑戦。「台本を覚えたり演じたりすることが楽しい!今後は芸人さんとバラエティに出たり、演技やモデルをしたりマルチに活躍する人になりたい。その目標を実現して、YouTubeでもみなさんに報告したいです」一人で週に2~3回はサウナに行きます。銭湯のサウナに入ったのがきっかけでハマり、今はお仕事に繋がってます。サウナ後についつい食べちゃいます。海老などの具が入っている大きい餃子と、ビールを合わせるのが最高~。コーヒーやラテは苦手だけどチャイは好き!恵比寿にある『uRn. chAi&TeA』のオリジナルチャイがおいしいです!はなやま・みずき1999年生まれ。『藤森慎吾の有楽町サウナクラブ supported by&sauna』(ニッポン放送)にアシスタントMCとして出演中。2023年1月8日(日)スタートのドラマ『親友は悪女』(BSテレ東)にレギュラー出演が決定している。Instagramは@mi_smile25※『anan』2022年12月21日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2022年12月20日待ちに待ったホリデーシーズンにぴったりなギフトや自分へのご褒美に買いたいスペシャル感あふれるアイテムが集結。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!パッカブル用の巾着付きでコンパクトに携帯も可能!マフラーのように巻き付けたり、ベストのように羽織ったり、さまざまな着方が楽しめるダウンブランケット。ポケット付きなのも。45×175cm¥24,200(ワイドット バイ ノルディスク/アルファ PR TEL:03・5413・3546)真冬にぴったりなオフホワイトは『UNITED ARROWS』の別注色。今季のトレンド、キルティングのセーラーハット。高機能素材を使用し、軽量で暖かく、シルキータッチな風合いを実現。¥17,600(キジマ タカユキ/ユナイテッドアローズ六本木ヒルズ店 TEL:03・5786・0555)『beautiful people』とコラボしたホリデーギフトがお目見え。4種のトラベルアイテムとセットになったメッシュポーチは、旅先のシャワールームに掛けられる便利なフック付き。¥14,850(ヴァイタル マテリアル×ビューティフルピープル/ヴァイタル マテリアル TEL:03・6205・5256)ふわふわモヘアのカーディガン。パールボタンでリュクス感をプラス。モヘアならではのソフトな肌触りと暖かな着心地が魅力。きちんと感を兼ね備えたネイビーは、『martinique』の別注カラー。¥75,900(マディソン ブルー/マルティニーク ルコント ルミネ有楽町 TEL:03・5222・1758)※『anan』2022年12月21日号より。写真・多田 寛スタイリスト・武政文・恒木綾子(by anan編集部)
2022年12月15日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。 今回は俳優の菊池日菜子さんです。学生時代はハンマー投げ選手で入賞経験もある運動神経抜群ガール。上映中の映画『月の満ち欠け』に出演。「演じた小山内瑠璃は実際の私と真逆で、絵が上手な女の子。美大の予備校に通ったり、絵画教室に行ったりして役作りをしました」。華奢な体型だけど、学生時代はハンマー投げの選手だったというギャップも。「一人でグッと集中する力は陸上部で身についたと思います。緊張するときは準備を万全にすると本番も上手にできていたので、現場に入る前は台詞を何度も復唱します。現場で色々吸収して学びながら、普段の私とは全く違う役に挑戦していきたいです」毎日ラジオを聴いています。電車移動中、笑いを堪えながらお笑い系のラジオを聴いています(笑)。2~3冊の本を並行して読みます。最近読んだのは最果タヒさんの詩集。次の日まで余韻に浸りました。Aマッソさんの大ファンです!母となんばグランド花月に行ってからお笑い好きに。グッズも買います。きくち・ひなこ2002年生まれ。地元の福岡でのスカウトをきっかけに芸能界入り。公開中の映画『月の満ち欠け』では、主人公の娘・小山内瑠璃を演じている。※『anan』2022年12月14日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2022年12月13日話題のコラボレーションから、気になるブランドの逸品まで。ちょっぴり大人なムードが漂うアイテムが勢揃い。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!人気ブランド同士がコラボして生まれた、冬の必需品。トレンドを問わずに愛用できるモノトーンチェック柄の大判ストール。アルパカ素材のなめらかな質感が心地よく、巻いても羽織っても。¥41,800(ザ イノウエ ブラザーズ×イレーヴ/イレーヴ TEL:03・5785・6447)柔らかく薄手な着用感でありながらしっかり暖かさもある上質な一枚。袖口に繊細なレースをあしらった長袖トップス。ウールにシルクをミックスさせた素材を使用していて、優しい着心地も魅力。レース付きインナートップス¥17,600(アロマティック/タカギ PB事業部 TEL:0744・22・6551)口が広く荷物の出し入れが楽々、長く愛用したいマルシェバッグ。100年以上の歴史を持つバッグブランド『Brady』の新モデル。無駄を省いたミニマルなデザインが、多彩なスタイルにマッチする。W17.6×H29×マチ13.8cm¥27,500(ブレディ/ビショップ TEL:03・5775・3266)カジュアルになりすぎない上品な佇まいが魅力。甲の両端に施された手縫いのステッチが特徴的なビーフロールローファー。ソールがゴム素材のため歩きやすさも文句なし。¥47,300(REGAL Shoe&Co. for LENO/グッドスタンディング TEL:03・6447・2478)※『anan』2022年12月14日号より。写真・多田 寛スタイリスト・髙品逸実文・大場桃果(by anan編集部)
2022年12月08日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は、俳優の山谷花純さんです。ゆっくりだけど着実に前進している実感があります。「テレビの仕組みを知りたい」という子供らしい好奇心から芸能界に入り、デビュー15年目を迎えた山谷さん。「芸歴が5の倍数になる年は例年より多く階段を上れる感覚があって。今年は映画『天間荘の三姉妹』や大河ドラマ『鎌倉殿の13人』など大切な作品に出合えました。それを機に学んだ所作や知識も多く、世界が広がったと感じています」。プライベートでは断捨離にハマったとか。「家がすっきりしたらお腹がすいて(笑)、食べることをより大事に感じられて。好きなものを好きなだけ食べます!」写真家の友人と作品撮りを。感性をかけ合わせて写真に残す過程は、普段の仕事とは違う楽しさが。愛息子、マル君の成長に感動。私が舞台で忙しくしている間に、キャットタワーの上まで登れるように!仕事で地元・仙台の「うみの杜水族館」へ。ペンギンと同じ目線で写真を撮れたのが嬉しくて。餌やり体験もしました。やまや・かすみ1996年生まれ。今年は彩の国シェイクスピア・シリーズの舞台『ヘンリー八世』にも出演。映画『餓鬼が笑う』が12月24日より新宿K’s cinemaほかにて全国順次公開。※『anan』2022年12月7日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2022年12月06日気鋭のブランドのニューアイテムから、これからの季節に欠かせない防寒ウェアまでセレクト。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!足をしっかり温めるダウン素材は野外でも屋内でも履き心地抜群。人気のヌプシシリーズのダウンミュールに、カラフルな新色が登場。撥水加工が施されていて機能性も抜群。¥10,890(ザ・ノース・フェイス/ゴールドウイン カスタマーサービスセンター TEL: 0120・307・560)季節を問わずに活躍してくれる定番人気のボーダー柄。『Le minor』とのダブルネームで製作したカットソー。身幅やアームホールにゆとりを持たせ、『Veritecoeur』らしいシルエットにアレンジ。ボーダープルオーバー¥15,400(ヴェリテクール TEL:092・753・7559)トレンドに左右されず愛用できるスタンダードなデザイン。今季スタートした新ブランド『series of choices』から。あらゆる世代が着用できるビッグシルエットのパーカは、大切な人へのギフトにも最適。¥11,000(シリーズオブチョイスseriesofchoices.press@gmail.com)1つは持っておきたいたっぷりサイズのリュック。アメリカ発の老舗ブランドに別注したバックパック。デイリー使いにぴったりの落ち着いたカラーで、容量や機能面も優秀。¥23,100(LENO×OUTDOOR PRODUCTS/グッドスタンディング TEL:03・6447・2478)手元を明るく彩る華やかなクリアイエロー。人気の『TIMEX』が『BEAMS BOY』とコラボ。カジュアルにもシックにもマッチする、上品なクリアに仕上げた一品。腕時計¥15,400(タイメックス×ビームス ボーイ/ビームスボーイ 原宿 TEL:03・5770・5550)※『anan』2022年12月7日号より。写真・多田 寛スタイリスト・髙品逸実文・大場桃果(by anan編集部)
2022年12月02日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は俳優、モデルの永瀬莉子さんです。ティーンも大人も演じられる、この貴重な時間を楽しみたい。2018年から『Seventeen』専属モデルを務める。「子供の頃は人見知りで、カメラの前で笑えないシャイな性格。地元・広島で災害があった時、復興支援をする俳優さんを見て、私も人に力を与えられる存在になりたいと思いこの世界に入りました」。ドラマ『クロサギ』(TBS系)、映画『左様なら今晩は』と出演作が続き俳優としても邁進中。「今は学生も大人の役も両方できる年齢だから、たくさんの作品に関わりたい。台本を読んで人物の背景を考えるのが好き。役に寄り添える役者でいたいです」ヘッドホンとイヤホンは常に携帯。服に合わせてどちらで聴くか選ぶことも。音楽は生活に欠かせません!肌の調子によって美容液をチョイス。スキンケアにこだわりがあり、これは全部美容液。効能を調べるのも好き。髪を守ってくれる心強い味方。ドライヤー「レプロナイザー」と『リファ』のアイロンを愛用中。ながせ・りこ2002年生まれ。主な出演作はドラマ『恋の病と野郎組 Season2』(日本テレビ系)、映画『藍に響け』『モエカレはオレンジ色』など。Instagramは@rico_nagase_※『anan』2022年11月30日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2022年11月29日冬のスタイリングに新鮮なムードを呼び込んでくれる、キャッチーなデザインの新作やコラボアイテムをチェック。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!胸元をチャーミングに飾る新作ネックレスが登場。シルバーのボール、花モチーフ、ビーズ。表情の異なるパーツが連なるコードタイプのネックレスは、着こなしの可憐なアクセントに。長さの調節ができるのも嬉しい。¥22,000(プティローブノアー TEL:03・4567・6217)シンプルなカーディガンは、クロップド丈が今の気分。短めの丈×長めの袖で旬のシルエットに仕上げたカーディガン。ファインメリノウール素材の柔らかな風合いも魅力。写真のピンクの他にグレー、ブラウンもあり。¥24,200(エストネーション TEL:0120・503・971)ミリタリーデザインをフェミニンに昇華。MA‐1を思わせる要素をちりばめつつ、胸下からふわりと広がるシルエットで華やかに。大きく開いた背面も女性らしい。ドレス¥100,100(マディソンブルー/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 TEL:03・5786・0555)人気イラストレーター、ショウゴセキネとコラボ!アイコンコレクション「sr1」がポップなイラストで彩られ新鮮な表情に。スリッパシューズの他、パンプスやスニーカーが揃う。¥115,500(セルジオ ロッシ/セルジオ ロッシ カスタマーサービス TEL:0570・016・600)※『anan』2022年11月30日号より。写真・多田 寛スタイリスト・木津明子文・間宮寧子(by anan編集部)
2022年11月25日単調になりがちな冬の着こなしをブラッシュアップしてくれる、素材や柄に個性が光るアイキャッチーなアイテムが続々到着。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!クリスマスシーズン限定のきらめくチャームがお目見え。自分好みのチャームを選んでカスタムできるのが楽しい。デンマーク発のジュエリーブランドから。ブレスレット¥13,200チャーム¥6,600~9,900(パンドラ/パンドラ カスタマーサービス TEL:0467・50・2638)上品カラーのファーバッグで装いに程よいインパクトを。ころんとした、小ぶりのフォルムがチャーミング。職人技を生かした上質なレザーアイテムに定評のあるスペイン発ブランドから。W21×H14×マチ4cm¥58,300(へリュー/ショールーム セッション TEL:03・5464・9975)パイル編みニットのボリュームが決め手。ウール混の糸をループ状に編み、表情豊かに仕上げた立体感のあるニットカーディガン。さっと羽織れるガウンのようなデザインがこなれた雰囲気に導く。¥61,600(ヴェニット/ハルミ ショールーム TEL:03・6433・5395)老舗ファクトリーブランドのキルトスカートの魅力を再確認。パープルを軸にした上品で存在感のあるチェック柄が、装いを華やげてくれる。背面にはプリーツが施され、歩くたびに躍動感のあるシルエットを描く。¥31,900(O’NEIL/デミルクス ビームス 新宿 TEL:03・5339・9070)※『anan』2022年11月23日号より。写真・多田 寛スタイリスト・木津明子文・間宮寧子(by anan編集部)
2022年11月17日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はインフルエンサー、ラジオパーソナリティの阪田マリンさんです。“ネオ昭和”発信の第一人者。SNSの総フォロワーは11万人超え!昭和と現代のトレンドを組み合わせた“ネオ昭和”を発信する阪田さん。「例えばバブルスーツに今どきのメイクや髪型を合わせて、新しい昭和像を作るのを意識。同年代の子たちが昭和の曲やファッションを取り入れるようになってほしいな」。ラジオ関西で“ネオ昭和”を語るコーナーも担当中。「パーソナリティになる夢が叶いました!昔、バイト代でコミュニティラジオの枠を買って自主番組をやっていたほどラジオが好き。収録前に緊張したら中森明菜さんの『少女A』を聴いて気合を入れます!」レトロなグッズはメルカリでゲット。掘り出し物を常にチェック。奥のピンク電話を見つけた時は嬉しかった!レコードがきっかけで昭和にハマりました!祖母の家で初めてレコードを聴いて夢中に。約5年間で200枚集めました。純喫茶のマッチ箱は100箱あります。お店ごとにロゴが違って可愛い!インテリアとして部屋に飾ってます。さかた・まりん2000年生まれ。“ネオ昭和”を発信する現役大学生。ラジオ関西で放送中の『谷吾郎の笑って暮らそう』内「マリンの気になるネオ昭和!」のパーソナリティを務めている。※『anan』2022年11月16日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2022年11月15日ananトレンド大賞2022“CULTURE”。ここでは、アジアの文化背景を生かした高品質なホラーが多く誕生した“アジアホラー”に注目。お笑い芸人、YouTuberの大島育宙さんが解説します。アジアホラー日本だけでなく韓国やタイ、台湾など、近年ますます盛り上がってきているアジア発のホラー。今年の春には、台湾映画として2022年最高の興行収入を記録している『呪詛』が一躍話題に。Netflixで全世界に配信されたということもあり、その圧倒的な影響力によって普段ホラーを観ない層にまでその人気が伝播していった。「『呪詛』や『哭悲/THE SADNESS』『返校 言葉が消えた日』を生んだ台湾では、1962年に金馬奨という賞が作られたのをきっかけに映画業界がぐんと盛り上がっていきました。当初はアクションの多い任侠映画が中心だったようですが、1970年代に日本とアメリカとの交流が途絶えたことで海外映画に触れる機会がなくなり、その反動で1980年代には“台湾ニューシネマ”という低予算で高品質な作品を作るムーブメントが生まれました。2000年代以降には行政が映画制作に潤沢な予算を使うという施策を打ち出し、そこから言論も自由化されていく中で、より多様な作品が作られるように。『呪詛』は配信でNetflixとタッグを組むという新しい方法に挑戦し、『哭悲/THE SADNESS』はカナダ出身の監督が制作。『返校 言葉が消えた日』は日本文化好きの監督が台湾の“白色テロ時代”を歴史エンタメホラーとして昇華しています。それぞれ毛色は違いますが、どれも国を挙げて映画制作を頑張ったおかげで生まれたと思うと羨ましい話ですね」そんな中、大島さんが“今年のベストアジアホラー”だと語るのは『女神の継承』。タイのホラー映画にたびたび登場する、タイ東北部にあるイサーン地方を舞台にした物語だ。「年間20~30本ほどしか映画を制作しない時期もあったタイでは、作品数が少ない分、一つずつ丁寧に作り上げている印象があります。なかでも怪奇映画には特に力を入れていて、2000年代頃からおもしろいホラー映画が連続的に発表されていました。そのため、タイのホラー映画ブームは今に始まったものではないといえるかもしれません。今回の『女神の継承』は『哭声/コクソン』で知られるナ・ホンジン監督が手がけているのですが、映画を世界へ届けるためのノウハウがある韓国の映画制作チームが参加したこともあって、よりいっそう海外から注目されやすかったのかなと思います」『リング』や『呪怨』など、日本のホラー映画のヒットが続いた平成期を経て、アジアの他の国・地域の作品がこれまで以上に数多く触れられるようになった今。ここ数年に公開された映画を観ていると、かつてのJホラーからの影響を感じる点も多くある。「個人的には、日本のホラーは昔ほど海外へ通用しなくなってきていて、今はリベンジの時期だと考えています。Netflixが2020年に制作した『呪怨:呪いの家』もとてもおもしろかったけれど、海外でヒットしたかというとそうでもないんですよね。しかし、やはり平成のJホラーは今なお偉大で、『リング』や『呪怨』に影響を受けた世代が“自分がこの国でああいう映画を作るならどうしよう”と考えて作ったのが、近年のアジアホラーなのかなと思います。アジアと欧米での違いでいうと、まず霊というものに対しての解釈が全然違うという点も重要です。英語圏には基本的にゴーストとモンスターしか存在しませんが、アジアには妖怪やお化け、精霊などがいて、これらは英語で表現しにくいアジア独自の存在です。タイの“ピー信仰”や台湾の“道教”など、同じアジアに暮らす私たちにも馴染みのない文化もあるので、アジア諸外国のホラーは日本人にとっては少し新鮮なものとして映るのではないでしょうか。ちなみに一神教が強いエジプトやイランなどのイスラム圏ではホラー映画が作られず、中国やベトナムなどの社会主義国でも規制の対象となりがちのようです。中国の莫大な資本を使ってホラー映画を作ったらどうなるんだろう…って考えるといろんな想像が膨らみますけどね」また、ホラー映画は他のジャンルに比べて低予算で制作しやすいため、経済危機に陥ったあとに多く作られるという説もあるのだとか。「日本でも、バブル崩壊後にたくさんのJホラーがヒットしましたし、都市伝説も流行りましたよね。もしかすると、ここ数年のアジアホラーブームも、コロナをきっかけに世界的に経済が落ち込んだことが関係しているのかもしれません。景気が悪いと、ホラーが流行るっていう(笑)。そう考えると、コロナ禍の影響を受けたおもしろい作品がこれからも続々と出てきそうで楽しみですね」『女神の継承』タイ・韓国合作の『女神の継承』。『哭声/コクソン』のナ・ホンジン監督が原案・プロデュースを担当し話題に。©2021 SHOWBOX AND NORTHERN CROSS ALL RIGHTS RESERVED.『哭悲/THE SADNESS』人間の凶暴性を助長するウイルスが蔓延する台湾を舞台にしたパニックホラー『哭悲/THE SADNESS』。『哭悲/THE SADNESS』Blu‐ray&DVD12月23日(金)発売発売元:クロックワークス販売元:ハピネット・メディアマーケティング©2021 Machi Xcelsior StudiosLtd. All Rights Reserved.『返校 言葉が消えた日』台湾の大ヒットホラーゲーム『返校』を映画化。国民党政権下の白色テロ時代を題材にしたダークミステリー。DVD発売中&デジタル配信中発売・販売元:ツイン©1 PRODUCTION FILM CO. ALL RIGHTS RESERVED.『呪詛』Netflixの配給で今年公開された『呪詛』。大きな反響を受けて、続編の制作もすでに決定しているのだとか。Netflix映画『呪詛』独占配信中おおしま・やすおきお笑い芸人、YouTuber。東京大学法学部卒業。2016年にお笑いコンビ「XXCLUB」でデビュー。YouTubeチャンネル「【映画・ドラマ考察】の大島育宙」で映像作品のレビューや考察を発信している。※『anan』2022年11月16日号より。イラスト・武田星良取材、文・飯田ネオ大場桃果菅原良美(akaoni)(by anan編集部)
2022年11月14日ananトレンド大賞2022“CULTURE”。ここでは、言語学の視点から2022年の新語・新表現をプレイバック!話題の“新語”は、どのように生まれ、どう使われているのか。三省堂の「今年の新語」選考委員であり、言葉の採集をし続ける日本語学者の飯間浩明さんと、「ゆる言語学ラジオ」で言葉の妙を探る水野太貴さんに今年の新語を考察してもらいました。飯間浩明:その時代の気持ちを端的に表す言葉ってありますよね。2010年代は「エモい」、2000年代は「萌え」、1980年代まで遡ると「かわいい」。主に若い人が「これこそ自分の気持ちを表現した言葉!」と思って愛用するんです。それでいうと今年たまさかに若い人と話した中で聞いたのが「気まずい」「きまZ」でした。水野太貴:使い方として、「気まずい」と相手に伝えるわけですか?飯間:そうなんですよ。「気まずい思いをした」と文章に書くとか、相手のいないところで「気まずかったな」と独白するならごく普通です。ところが会話の最中に「気まずい」と堂々と言っちゃう。それくらい、気まずい成分が時代に蔓延しているのかなと。水野:音楽の歌詞からは諦めを感じます。MAISONdesが和ぬかさん、asmiさんとコラボしている「ヨワネハキ」は、何もかもを諦めている歌。King Gnuも他の誰かになりたいと歌っている。曲調は明るいけれど、歌詞には諦観と、別の人生を体験したいという感覚が表出している。飯間:「気まずい」と言わせてしまう同調圧力がまわりにあるんでしょうか。水野:そう思います。日常会話でも、お笑い的な「気まずくなってはいけない」「滑ってはいけない」という空気がありますし。YouTubeも結局テレビとそう変わらないし、常に“おもしろくツッコむ能力”が問われている。飯間:暗黙の決まりごとができているんですね。実はオーセンティックな、新語の成り立ち。水野:今年は目新しさより、「それな」のような既出の言い回しが定着した気がします。飯間:水野さんは「それな」をいつ頃から使っていますか?水野:…う~ん、どうだろう、5年前の2017年頃には使っていたような気がします。飯間:新語をいつ追加したか記録している『デュアル大辞林』を引くと、なんと2013年1月に載っていました。実は私もそれほど負けてなくて、1年遅れの2014年には観測していたようです。水野:けっこう前ですね!飯間:そうなんです。もう10年ほど前の言葉なんですよ。今の中高生は「それな」を自分たちの言葉だと認識してるかもしれませんが、実は10年前の先輩たちも使っていたんです。「はにゃ」もお笑いタレントの丸山礼さん用語ですが、前史はNHKの教育番組『おーい!はに丸』。「アセアセ」も古い言葉です。水野:顔文字というか、アスキーアートで見かけた気がします。飯間:そう。調べてみたら、’90年代初めにパソコン通信のASAHIネット内で「アセアセアセして着替えてきた」という文言がありました。私には新語というより懐かしい言葉です。水野:昔ながらの言葉がしれっと交ざっているのがおもしろいですね。僕が気になったのは、“先祖返り”です。例えば「しんど」が表すのは、「疲れた」でなく対象が尊いとか素晴らしすぎてきつくなる、ということですよね。飯間:いわゆる「推しが尊すぎてしんどい」ですね。水野:そうです。それでいうと、古文の「はづかし」も、貴人を見ると立派すぎて恥ずかしくなるという意味。「しんどすぎて無理」「尊みが深い」「推しが尊くて無理」みたいな感情って、古くから日本人が独特な表現として培ってきたものなんじゃないかと思うんです。飯間:賛成です。人間の気持ちは1000年、2000年で変わらないし、言葉は違っても表現する気持ちは近いものがあります。私は『三省堂国語辞典』の「エモい」の項目に「古語の『あはれなり』の意味に似ている」と説明しました。水野:「生きるwww」は「死ぬ」がコンプラ的に良くないので言い換えた言葉ですが、これは“忌み言葉”に近い。スルメだと「掏(す)る」に聞こえて縁起が悪いので「アタリメ」と呼ぶ。「お開き」も、「閉じる」だと良くないから「開く」にした。縁起が悪そうだから真逆の意味に変えてしまうって、新しいようでオーセンティックなパターンですよね。飯間:年配の人は新しい言葉を目の敵にしますが、実は言葉の使い方や作り方は伝統を踏まえていることが多いんですよ。水野:強調表現だと「一番」。ラーメンを食べて「一番旨い」と言ったあと、餃子を食べて「一番旨い」と言う。これは千鳥のノブさん発なんじゃないかと思います。僕の世代でも使うので、広く市民権を得ていますね。強調表現には過去に「神」や「鬼」もありましたが、今ではインフレし続けて順位を強調するまでに。飯間:“一番”がたくさんあっていいですね。水野:「限界オタク」は、僕は去年の段階で今年の新語として「限界」を挙げていました。「限界OL」「限界マスコミ」のように、自分が漫然と仕事をしている限界状態と、限界集落的な過疎感を表しています。飯間:辞書に載せるなら1、2と用法を分けないといけませんね。私が注目しているのは「なんですが」。例えば「このままだと日本経済は悪くなる一方です。“なんですが”、解決策はないわけでもない」。このように接続詞として使うんです。従来は「そうなんですが」ですが、YouTubeなどでよく見かけます。こういう若い人自身も気づかない新語があると思います。「おもだるい」もそうです。水野:「あってるくない?」や「しないべきです」も自覚せず使っていますよね。新語や新表現が生まれるのは言語としてありふれた事象であって、成長痛が起きている状態。健康に育っているなと見守りたいです。飯間:喜ばしいですよね。anan読者の皆さんも、メディアで取り上げられる有名な新語だけじゃなく、知られざる、気づかれない新語を見つけてみてはどうでしょう。普段言葉を使うのが楽しくなると思います。いいま・ひろあき1967年、香川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。同大学院博士課程単位取得。大学院在学中から三省堂の辞書編纂に携わり、『三省堂国語辞典』第六版から編集委員に。著書に『日本語はこわくない』など。みずの・だいき1995年生まれ。名古屋大学文学部卒で言語学を専攻。編集者として出版社に勤める傍ら、2021年から作家の堀元見と共にYouTubeで「ゆる言語学ラジオ」をスタート。Podcastでも配信を行っている。※『anan』2022年11月16日号より。イラスト・美山 有取材、文・飯田ネオ大場桃果菅原良美(akaoni)(by anan編集部)
2022年11月14日兄の連れてきた婚約者は…
妻は看病してもらえないのが普通ですか?
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