くらし情報『会社を辞めて、こうなった。【第68話】何がウケて、どんな冗談がドン引きに? アメリカン・ユーモア世渡り術。』

2018年2月18日 17:00

会社を辞めて、こうなった。【第68話】何がウケて、どんな冗談がドン引きに? アメリカン・ユーモア世渡り術。

さて、このなかでホストのステファン・コルバートが大統領就任後のトランプ氏を「あなたは、POTUS(The President of The United Statesの略。アメリカ大統領の意)ではなく、BLOTUS(Biggest Liar of The United Statesの略。アメリカ最大のペテンの意)だ!」となじったうえで、「あたまをひっぱたかれたゴリラが手話をしているみたいに話しますよね」と言って視聴者から笑いをとっています。これは代表的な攻撃的ユーモアの例です。
会社を辞めて、こうなった。【第68話】何がウケて、どんな冗談がドン引きに? アメリカン・ユーモア世渡り術。


4. Self-defeating humor(自己卑下的ユーモア)
自分のことを ”かわいそうな私“ と攻撃的な形で貶めて笑いをとるもの。いわゆる自虐ネタです。ウディ・アレンは、この手のジョークの神だと私は崇拝しています。

北米文化圏のアメリカ人やカナダ人を治験者とした心理学の研究結果では、
1と2
は好意的に受け取られるいっぽうで、
3と4
はひんしゅくを買ってしまう恐れがあるとか。


当然ユーモアがどれに分類されるかは、冗談を言った場面、発言者の状況、相手の受け取り方などによって変化します。ということは文化の影響もたぶんに受けるわけで、確かにアメリカで暮らすうちに ”笑ってもらえる“ ジョークと ”笑えない” ジョークが日本とアメリカで違うなぁと実感するのです。

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