くらし情報『口論が裁判沙汰へと発展…衝撃作『判決、ふたつの希望』の裏側を探る』

2018年8月29日 18:00

口論が裁判沙汰へと発展…衝撃作『判決、ふたつの希望』の裏側を探る

歴史的背景を知らない人こそ、新たな扉を開くきっかけになる作品です。そこで今回は、本作の裏側についてこちらの方に話を聞いてきました。それは……。

レバノンを代表するジアド・ドゥエイリ監督!

口論が裁判沙汰へと発展…衝撃作『判決、ふたつの希望』の裏側を探る


若いころにはクエンティン・タランティーノ監督のもとでカメラアシスタントをしながら経験を積み、徐々に頭角を現してきたドゥエイリ監督。これまでも国際的に高い評価を得ていますが、本作では主演のカメル・エル=バシャにベネチア国際映画祭で最優秀男優賞をもたらし、レバノン史上初となるアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされる快挙も成し遂げています。

自身の体験から生まれた物語

口論が裁判沙汰へと発展…衝撃作『判決、ふたつの希望』の裏側を探る


―この作品のきっかけとなったのは、数年前に監督が実際に経験したことだそうですが、そのときのことを教えてください。監督
僕はサボテンが好きで集めていたんだけど、ベランダで水をやっていたら下の人に水がかかってしまって、そのあと口論になったんだ。そこで激昂してしまった僕は、映画のセリフと同じようなことを口にしてしまったんだよ。そのときは、奥さんに言われて謝りに行ったからすぐに事態は収束したけどね。

口論が裁判沙汰へと発展…衝撃作『判決、ふたつの希望』の裏側を探る


―そのときに映画の題材にすることを思いついたのですか?

監督
そんなふうに些細なことが大きなトラブルになっていくさまを自分でも見ているんだけれど、前からそういうストーリーを思いついてしまう自分もいて、「なぜだろう?」

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