くらし情報『“乳がん検診”を受ける前に知っておきたい6つのこと』

2019年9月16日 19:00

“乳がん検診”を受ける前に知っておきたい6つのこと

自分も乳がんや卵巣がんになりやすい遺伝子変異がある可能性があり、それがあるとほかの人と比べて10倍ほど乳がんになる確率が上がります。20~30代のうちに、一度、検診をしておくと安心でしょう」(福田先生)

さらに、30代後半からは家族歴以外に、乳がんの“リスク因子”も考慮することが大切に。

「乳がんの原因は、女性ホルモンの影響や、都市型の生活が関係しているともいわれています。初経が早く、妊娠や授乳をする機会が少ない人や、栄養過多な生活をしている人は、その蓄積で乳がんを発症するリスクが高まる可能性がある。30代後半はこうした影響が出始める年頃なので、家族歴がなくても、リスク因子に心当たりがあれば、検診をおすすめします」

【3】一度受けて問題がなければ毎年は受けなくてOK。
アンケートでは「会社の検診でなんとなく毎年受けている」という20代の女性もいたが、受け身の意識は見直したほうがよさそう。

「もしも家族歴がなく20代のうちに検診を受ける機会があって、異常なしという結果が出たら、次の検診は5年後でも大丈夫。検診が必須の40代以降でも、毎年受ける必要はありません。
マンモグラフィの検診で異常なしであれば、次は2年後に検診を受けてください。

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