2021年8月25日 19:00
梨を温めて食べる…? 心と体を整える季節の変わりめの養生法まとめ
やこめかみの「太陽」というツボを刺激したりするのも、血を巡らせて目を休めるのに有効。日頃、気づかないうちに負担をかけているのが目です。こまめな養生を心がけてくださいね。
※『anan』2020年8月5日号より。イラスト・原田桃子文・新田草子(by anan編集部)
※ 2020.8.4配信
不安感を和らげる2つの対策
五臓が互いに影響し合い、成り立っているのが私たちの心身。不調改善にも多くの方法がありますが、とくにメンタルに関する要素は複雑です。ここでは、優先順位の高い2つの対策法をお伝えしたいと思います。
気持ちが落ち着かないと感じたら、まずは不安のもとである情報から離れることが先決。
ニュースを検索するのをやめましょう。心理学の領域の話ですが、もともと人は情報を探すとき、不安を強化する方向に目が行きがちです。スマホの見すぎは血を消耗するので、心に悪影響。視線の固定は気の停滞にもつながります。スマホもパソコンも、TVもオフを。
そして自然に触れられる場所に出かけること、これが2つめ。中医学では感情にも自然の事物が呼応すると考え、緊張を静めるには水に、思い悩むときは木に、恐怖を感じたときは土、そして怒りを感じたときは金属に触れるのが良いとされています。