2022年2月18日 19:00
miwa「同じ時代を生きる人たちに響くメッセージ」を込めた新作を語る
最初からタイトルとテーマを決めてから作った曲ですね。「Storyteller」というタイトルから連想する自分らしさや、自分の人生を主体的に生きるというような意味を込めています。誰かに「こういう生き方だよね?」と言われるのではなく、自分から「これが私の人生です」と自分で言える力強さを表したいと思って書きました。
ある意味、シンガーソングライターという仕事も、自分の考えや信念を曲に込めていける職業だと思うんです。そういったなかで、自分の思いをかたちにするという視点から、この曲が生まれてきました。
――12曲目「君の声が」は、miwaさんの歌声がダイレクトに届くバラードですが、どんなシチュエーションから生まれましたか。
実はアルバムの中で、もっとも昔に作った曲です。当時、(イギリスのシンガーソングライター)エド・シーランに感化されて、彼のようにエレキギターでラブソングをロマンチックに歌うことをやってみたいと思って。
そんなことを一緒に曲を作ってくれているプロデューサーのNAOKI-Tさんと話しながら作っていったので、あらためてこのアルバムを作るときに歌詞を完成させていきました。
そのときに、当初思い描いていたすごくロマンチックな部分を大切にしようと思って、何度でも出会って、何度でも恋をする、出会いの奇跡と運命みたいなものを歌っている曲です。