くらし情報『若き起業家たちの夢とその戦略 (13) 学生時代の悔しい想いを原動力に、アオイゼミで学習機会の変革を目指す』

2015年12月11日 10:28

若き起業家たちの夢とその戦略 (13) 学生時代の悔しい想いを原動力に、アオイゼミで学習機会の変革を目指す

僕は地方を長く見てきた経験や見識を活かして、10%よりも、90%の人の課題を解決したいと思いました」(石井氏)

こう語る石井氏とはどんな起業家なのか。これからどこへいこうとしているのか。会社立ち上げまでの経緯やお金に苦労した思い出を紐解きながら、詳しく話を聞いた。

○富裕層も貧困層も、高額な教育費に頭を悩ませていた

―― 起業を決意したきっかけは何ですか?

石井氏 : 新卒でリクルートに入社して2年、北海道支社で不動産事業の広告営業を担当しました。その後、ソニー生命保険から声をかけてもらい、札幌支社で1年営業として働きました。計3年、会社員として営業経験を積みました。

昔から「起業したい!」という強い思いがあったわけではありません。ただ、独立して起業する人が多いリクルートにいた当時から、いつかは僕もここを離れるだろうなとは、ぼんやり考えていました。


起業に到った最大のきっかけは、ソニー生命保険時代にファイナンシャルプランニングの業務を経験したことだと思います。ソニー生命保険は、「30歳・子ども1人・年収500万円」というベースが同じ人であっても、生き方はまったく違うものであることを前提に、お客さま一人ひとりに合ったライフプランの設計と提案を大事にしていました。

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