2017年6月8日 07:30
ホリプロ・堀義貴社長がロンドンのカンパニーから学んだ、子役を伸ばすオーディション
――『デスノートTHE MUSICAL』もびっくりしました。日本だけでなく、世界に通じそうな布陣でしたよね。
『デスノート THE MUSICAL』は(作曲の)フランク・ワイルドホーンとの付き合いの中で生まれましたが、日本のお客さんは日本人の作ったものを軽視する傾向があるので、それを打破する狙いがありました。日本の作曲家でも、やればできる人もたくさんいるんだと思うんですよ。でもオリジナルを作るチャンスがない。何か一つビッグヒットが出て、ここの感覚を変えないと、とは思いますね。
○子役の成果を、2時間ちょっとで見ることができる
――それでは、最後に作品についてメッセージをいただければ。
とにかく、『ビリー・エリオット』のチケットを買ってください(笑)。
初日が開くまで様子見をして、チケットがなくなっても知りませんよ、と思います。
熱も込めているし、お金もかけているし、1年以上子役のオーディションも行っています。いずれメイキングを見ていただく機会もあると思いますが、タップダンスなんか全然できなかった子が、今やもう何年もやってるように踊っているんです。その成果を、たった2時間ちょっとの中で見ることができますから。