くらし情報『ヒット作連発・池井戸潤、執筆最大のピンチ&初映画化の感想は?』

2018年6月11日 11:30

ヒット作連発・池井戸潤、執筆最大のピンチ&初映画化の感想は?

今回は原作にあるPTAのくだりをすっぱり落として、しっかりエッセンスを残している。信頼できるクリエイターだと思いました。

――キャスティングについて、池井戸先生から意見を出されることなどはあるのでしょうか?

まず口出ししません。プロデューサーさんや監督さんは原作を読んで、イメージを持ってるはずなんですよ。それを作家の都合で口をはさむと、イメージが実現できなくなる。キャスティングって視聴者やお客さんを持ってくるという重要なところですし、商売の邪魔はしたくありません。原作はあくまで原作で、映像関係の賞に「最優秀原作賞」って、ないじゃないですか(笑)。

――原作では主人公である赤松社長はもう少しくたびれた印象でしたが、長瀬智也さんが演じていらっしゃるのを見て、イメージ通りでしたか?

かっこよすぎましたけど、映画ですから(笑)。
赤松像に対して、真剣にとりくんでいらっしゃるという印象でした。監督と相談して、考えながら演技に臨まれていて、「長瀬赤松」として様になっている。途中の辛い場面の演技も印象的で、まさに赤松でしたね。

――ディーン・フジオカさんの演じるホープ自動車の沢田や、高橋一生さん演じるホープ銀行の井崎についての印象はどうですか。

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