2018年11月10日 10:00
藤井青銅が明かすオードリーの成長と長寿番組になった理由
「これぐらいまで心を許してもいいんだ」と気付いたのではないでしょうか。そこからトークの幅が膨らみましたよね。だから「リトルトゥースです」と街で言われると、うれしいのと同時に自分を全部見られている感じがあるんでしょうね。
――確かに私もリトルトゥースなんですが、「テレビでは見せない一面を知ってる」と思っています(笑)。
毎回、爆笑の鉄板ネタをしゃべらないといけないと最初は思うんですが、そんなの毎週もつわけがない(笑)。毎週やってると投げる球がなくなるんだけど、投げないといけない。でもヘロヘロの球を投げても良いときがあるんだなと分かると、今まで自分の中で枷をかけてたところも解き放たれて、人間的にもより幅が広がるんじゃないですかね。○オードリーのフリートークの魅力
――ここまで番組が長く続いた理由のひとつに、フリートークの面白さがあるかと思います。
改めて藤井さんが思われる、お2人のフリートークの魅力をお聞かせください。
オープニングのトークで「今、漫才が生まれた」みたいな瞬間があるじゃないですか。もちろん台本はないんだけど、フリが効いてうまく転がり始めて、「あ、これがこのまま漫才になったりするんだな」