くらし情報『【妻、小学生になる。第7話 感想】大切な人を幸せにするきっかけを見逃さないこと・ネタバレあり』

2022年3月10日 18:44

【妻、小学生になる。第7話 感想】大切な人を幸せにするきっかけを見逃さないこと・ネタバレあり

あれほど暗かった実家が一気に明るくなる。貴恵が持っていたものは、確かに友利の中にもあるのだ。

万理華として、そして貴恵としての「ごめんなさい」

別れ際、万理華は萌子の息子とボール遊びをしていた。そしてそのボールはいたずらにも、万理華を礼子のもとへ導くのだった。

「ごめんなさい」

【妻、小学生になる。第7話 感想】大切な人を幸せにするきっかけを見逃さないこと・ネタバレあり

きっと万理華として、ボールを拾わせてしまったこと。

そんな万理華の目を見つめ、礼子は穏やかに呟く。「元気が一番」

「ごめんね」と、手を握る。この「ごめんね」はきっと貴恵として、娘として。


「ごめんなさい…本当にごめんね、『お母さん…』」

色々な思いが溢れる。先に死んでしまってごめん、一人にしてごめん。涙を流す万理華に、礼子は頭を撫でながら穏やかな顔で言う。

「よくきたね、遠い所から」

【妻、小学生になる。第7話 感想】大切な人を幸せにするきっかけを見逃さないこと・ネタバレあり

遠い所から会いにきてくれた親戚の万理華への言葉なのか、もう二度と会えない場所から来た『貴恵』への言葉なのか…それは誰にもわからない。

でもそれで良い。二人の涙が、笑顔が、その答えだから。

『妻、小学生になる。』第7話から伝わるメッセージ

麻衣と蓮司の恋も動く。
誰かを好きになること、それはとてつもないパワーが生まれるもの、それは奇跡…貴恵に背中を押された麻衣は、蓮司の元へ走り出す。

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