くらし情報『【妻、小学生になる。第9話 感想】『つましょー』は新島家だけが主役ではない・ネタバレあり』

【妻、小学生になる。第9話 感想】『つましょー』は新島家だけが主役ではない・ネタバレあり

目次

・万理華を取り戻した千嘉その一方で…
・遺してきた大切な人達に最後の別れをする貴恵
・圭介の10年間分の言葉
・貴恵を救った、万理華の言葉
【妻、小学生になる。第9話 感想】『つましょー』は新島家だけが主役ではない・ネタバレあり

Twitterで人気ドラマの感想をつづり注目を集める、まっち棒(@ma_dr__817125)さんのドラマコラム。

2022年1月スタートのテレビドラマ『妻、小学生になる。』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。

人は失くしたものばかり見てしまう。それは、失ってからその大事さに気づくからなのだろうか。しかし本当に見つめるべきものは、すぐそばにあるのだ。

最終回前編となる第9話は、再び消えてしまった貴恵(石田ゆり子)と残された人々が選ぶこれからが描かれる。

万理華を取り戻した千嘉その一方で…

あの日から万理華(毎田暖乃)は、貴恵としての万理華のことをずっと見ていた。
明るくて、元気で、皆に人気な万理華。夢の中で、そんな自分が『ママの理想』と思い込んで…。

「誰も万理華のこと見えていない」とは、人格が浮遊して周りから見えないということであるが、生きていながらも誰も自分のことを見てくれる人がいないという意味もあると思う。

「自分は必要ない」と思い詰めて、消えたいと願ってしまったのだ。

でも、今は違う。

ずっと素直になれなかった千嘉(吉田羊)だったが、真っ直ぐ、大切な万理華の目を見て謝る。

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