【『正直不動産』第9話感想・考察】愛着の湧くキャラクター、永瀬・山下智久にキュンとした瞬間
気になるのは登坂社長である。
鵤に怒りを覚えるというよりは、どちらかというと仕方ないという雰囲気。その心の余裕は何なのだろうか。
最終回での因縁の関係に決着がつくことを祈ろう。
正直に生きる永瀬にキュンとした瞬間
メガバンクに務める榎本美波(泉里香)から、「結婚を前提にお付き合いしてください」と猛烈なアタックを受ける永瀬。
初期のころは女遊びの激しい場面も多く見せていたものの、ここ中盤は仕事に励む姿が主になり、ここに来て永瀬の恋愛パートが動き出したことにドキドキしている視聴者も多いのではないだろうか。
永瀬は正直の祟(たた)りにあい、なんだか優しくなった。
以前は客を人として思っていなかった永瀬だが、その心境の変化はプライベートにも確実に影響しているように思える。
結婚というワードが重いのだろうが、裏を返せば、結婚するつもりがないので軽い気持ちでお付き合いし、榎本を傷つけたくないと考えているようにも思う。
また、ボロアパートの窓から以前住んでいたタワマンを見上げ、最初はすぐ戻りたいと思っていた永瀬だが、最近はそう感じなくなっていた。
風呂なしで電気もチカチカするようなアパートだが、ここにいる方がよっぽど生活してる感じがする。