【『正直不動産』第9話感想・考察】愛着の湧くキャラクター、永瀬・山下智久にキュンとした瞬間
これも永瀬の心の変化だ。
見栄を張って着飾るより、正直にありのまま、生活感を出して生きることの心地よさに気付いたのかもしれない。
榎本と肉じゃがを食べているシーンでは、おでこにピンを付けていた永瀬が特に印象に残っている。
職場でのスマートでイケメンな永瀬とは違い、オフの姿は何だか幼く、とてもキュートなのだ。
こんなキュンとなる姿を、思いもよらないタイミングで出してくるのはずるい。
第9話で改めて、「永瀬…変わったなあ」と感じた。
いつもの居酒屋では、月下を褒め、嬉しくて泣いてしまう彼女の涙を拭いてあげる。
最初は新人教育でさえ億劫そうにしていた永瀬からは考えられない姿だ。
お時間のある人は是非、ドラマの初回、またはコラムの初回を読んで欲しいのだが、この変わりようは改めて見ても面白い。『正直不動産』過去コラムはこちら
我々は約3か月間、永瀬という男を見守ってきた。愛着も湧き、どんどん魅力的になる。
また、一緒に戦ってきた正直不動産の仲間たちも、大いにドラマを盛り上げてくれた。
彼らとのお別れは辛いが、「正直不動産という素晴らしいドラマに出会えて本当によかった」そう感謝の意を込めて次回の最終回を見届けたいと思う。
[文・構成/grape編集部]