【オールドルーキー 第2話感想】これぞ日曜劇場!増田貴久の独特な存在感に注目
第2話ではアスリートに向き合う新町と、増田貴久演じる梅屋敷颯太の苦労も描かれ、日曜劇場らしい見応えのある回となった。
早くも仕事の本質に辿り着いた主人公
高柳社長(反町隆史)から新たに任されたのは、9歳のスケートボード選手・牧村ひかりのスカウト。
ひかりは全国大会で優勝したものの、まだ無名な小学生。今のうちにマネージメント契約を結び、育てて行きたいという方針である。
しかし、立ちはだかるのは父親の壁。
他人ではなく、自らがスケートボードを教えてひかりを育てたいという父親の意見を尊重するべく、塔子(芳根京子)は要望に合うスポンサー探しを行っていた。
そしてスポンサーを獲得し、いざ契約が決まるという直前。新町は待ったを入れた。
父親の意見を尊重してきたが、ひかり自身はどう考えているのか。大切なのは本人の意見である。
また9歳だからといって、本人の主張に耳を傾けないのはおかしい。「アスリートに寄り添うこと」それが自分の仕事であり、使命である。
新町はスポーツマネジメントという仕事の楽しさに早くも気付いたようだった。
マネジメント契約が選手のためじゃなく、会社の利益を優先すべきものなら、この仕事は続けられない。