【オールドルーキー 第2話感想】これぞ日曜劇場!増田貴久の独特な存在感に注目
怒ったり、悲しんだり、口角がわかりやすく上下する。
彼から感じるマスコットキャラクターのような雰囲気はそんな多様な表情から来ているのかもしれない。
しかし、オールドルーキーでは自他共に認める会社のエースを演じており、性格も怒りっぽく、これまでの役とは一味違った印象を受ける。
今回、梅屋敷が担当していたのはプロゴルファーの高槻(竹財輝之助)。
ペットロスが原因となり、極度のスランプに陥っていた。
布団の販売からスポーツマネジメント会社に転職した梅屋敷はスポーツ経験がない故、スランプの改善方法がわからず困り果てる。
匙を投げそうになりながらも、自腹でペットをプレゼントすることで高槻はスランプを乗り越えることに成功した。
自分だけではどうしようもできない、これがスポーツマネジメントの仕事の難しさなのだ。
にしても、自腹でペットを購入した展開は驚きの展開。梅屋敷の仕事に対する熱意が伺える。
もどかしさに怒りをぶつけたり、スランプを克服し、嬉し涙する姿は締めにふさわしいシーンとなった。
増田貴久の持つ独特な存在感が発揮された証である。
これからも彼の俳優としての可能性には大いに期待したい。