くらし情報『【『ラストマン』感想7話】福山雅治、大泉洋、永瀬廉…男たちの想いがほろ苦い』

【『ラストマン』感想7話】福山雅治、大泉洋、永瀬廉…男たちの想いがほろ苦い

下心と打算しかないように見えた人間が、実は深い献身を捧げていたと明かされる事件の最後に、打算のない相棒だと信じていた相手には、そもそも下心があったのだと知る。

【『ラストマン』感想7話】福山雅治、大泉洋、永瀬廉…男たちの想いがほろ苦い

薄暗がりに立ち尽くす心太朗、大泉洋の横顔には、静かな絶望と怒りが滲んでいる。
だがしかし、皆実が逮捕された葛西征四郎と最後に対話した言葉がこれだった。

「人が人を好きになるとき、そこに理屈なんかありません。年齢も性別も、人種も国籍も一切関係ない。どんな二人にも、愛情は生まれることがあります。そしてそれは、すべてが素晴らしいことです」

これは皆実が葛西へ贈る言葉であると同時に、被害者家族である自分と加害者家族である心太朗も、きっと境界線を越えて理解しあえると心太朗に語りかけた言葉なのではないか。

皆実のその真摯な想いが、心太朗に届くことを願っている。


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[文・構成/grape編集部]

かな
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