2020年4月8日 13:14
多くの学校が新学期スタート 尾木ママの憤慨に「完全同意」「危機感が薄れてる」の声
2020年4月7日、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染拡大を阻止するため、日本政府は7都府県を対象に『緊急事態宣言』を行いました。
期間は同年5月6日までの約1か月間。東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡のライフラインに関わらない多くの施設は休業、また人々は不要不急の外出を控えることとされています。
その最中、授業を再開するため生徒に登校をうながしている学校があることが分かり、批判の声が上がりました。
同年4月7日には、教育評論家の尾木直樹(通称・尾木ママ)さんがブログを更新。危険な時期の学校再開に疑問を呈しています。
政府により明確な展望を求める尾木直樹
尾木さんは、文部科学省が公開した新学期開始状況の調査結果に言及。
緊急事態宣言の発出前である同月6日時点の調査結果によると、7都府県以外の公立学校で予定通り新学期を再開する割合は、小学校が89%、中学校が78%、高校が82%となっていました。
一方、7都道府県では小学校が10%、中学校が10%、高校が1%という結果になっています。
歴然とした差に、「『学校再開は各自治体の判断に任せる』としたことからこのような事態になったのかもしれません!」