くらし情報『学童で遊ぶ子供たち 大人がハッとさせられたことは…【きしもとたかひろ連載コラム】』

2020年8月15日 15:44

学童で遊ぶ子供たち 大人がハッとさせられたことは…【きしもとたかひろ連載コラム】

目次

・第8回『とけたアイスは 冷たいジュースに。』
・自分にできないことは、足りていないのではない
・余談ですが
学童で遊ぶ子供たち 大人がハッとさせられたことは…【きしもとたかひろ連載コラム】

Twitterやnoteで子育てに関する『気付き』を発信している、保育者のきしもとたかひろさん。

連載コラム『大人になってもできないことだらけです。』では、子育てにまつわる悩みや子供の温かいエピソードなど、親や保育者をはじめ多くの人の心を癒します。

ふとした瞬間、大人は子供から『気付き』を得ることも。きしもとさんは、子供たちと触れ合っていろいろなことを学んだといいます。


学童で遊ぶ子供たち 大人がハッとさせられたことは…【きしもとたかひろ連載コラム】

第8回『とけたアイスは 冷たいジュースに。』

子どもが折り紙をしていた。何を作っているのか聞けば「まだわからん。折ってたらなんかできるかなと思って」と返ってきた。

折り紙というのは完成形があってそれに向けて折るものだと思っていた。「なんかできるかな」と当てもなく折って楽しむのか。自由でいいなと思った。

同時に、野暮なこと聞いたなとも思った。
子どもの活動を深めようとしてかけた言葉が逆に邪魔しているような気がして、言い訳するように「いいね、何ができるか楽しみやね」と返した。

しばらくしてから「ほらな、適当にやったらなんかできる思ったら、やっぱなんかできたわ」と出来上がったものを見せてくれた。たしかに適当に折ったとは思えない、それっぽいものができていて感心した。

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