2020年6月4日 06:00
コロナで変わるドラマ現場 広告収入7割減で俳優ギャラ削減も
7月クールの『朝顔』続編に出演する上野樹里。
緊急事態宣言の解除を受け、6月から民放の連続ドラマ収録が再開の方向へと進んでいる。しかし制作現場からはコロナ対策に追われ、混乱している様子が伝わってくる――。
フジテレビで7月放送開始予定だった上野樹里(34)主演『監察医朝顔2』は医療モノだが……。
「病院でのロケが難しい現状なので、できる限りセットで行う方針で、秋からの放送に向けて準備を進めています」(フジテレビ関係者)
またTBSでは、7月クールの日曜劇場として阿部寛(55)主演の『ドラゴン桜2』を放送予定だった。
「学園モノですが、生徒役オーディションがコロナ禍でできなかった。生徒役の人数が多くクラスターの可能性もあるため放送延期の方向です。
早くても来年4月期になりそうです」(TBS関係者)
4月クールイチの話題作と呼び声高かった堺雅人(46)主演のTBS『半沢直樹』にも問題があるという。
「『半沢直樹』は、大勢のエキストラを使う撮影の直前で中止になりましたが、今後そういったシーンは避けねばならないでしょう。映画のようにCGで大勢いるように見せることも可能ですが、CG制作にお金がかかる。