2020年12月7日 19:00
第7世代とコロナ禍が後押し 2020年にネタ番組が急増した理由
「今は情報番組や報道番組などでは連日、コロナの話題ばかり。どうしても見ているだけで気が滅入ってしまう。そのような状況では、バラエティの枠ではもうちょっと明るく、何も考えず笑える番組のほうがいい。テレビ局の編成としてはそういう思惑もあるのかもしれません」
また、まもなく放送される漫才大会の代表格である『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)も時代とともに変化。昨年からは準決勝をライブビューイングで配信するなど、より大きなムーブメントを起こす存在となっている。
「2015年から出場資格が従来の結成10年以内から15年以内に変わり、比較的芸歴が長い人も出場できるようになりました。また、大会を続けているうちに出場者が切磋琢磨していくということもあって、年を追うほど大会のレベルは上がっています。
また、かつては予選の動画配信などもほとんど行われていなかったのですが、最近では予選のネタ動画がどんどんネットでも公開されています。
それがSNSなどで取り上げられることで、大会全体が盛り上がっていけばいいという主催者の思惑があるのでしょう」
若い世代の活躍と時代の要請も受けて、まだまだ盛り上がりを見せるネタ番組。来年はどんな潮流がお笑い界に生まれるのだろうかーー。
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