2023年7月7日 11:26
1年以内で子どもを車内に残した人は2割、特に防止策を取っていない人は約8割に上る-置き去りはなぜ起こる?
は71.5%と昨年度から16.6ポイント減少し、施設、警察、家の人に知らせるなどの対応をとった人は昨年度から増加しました。
熱中症の危険性の認知拡大とともに、対応をとる人が増えていることがうかがえました。
6.認識と行動のギャップ
「車内に子どもだけが残されることは、今後も発生すると思いますか」という質問に対し、80.8%が「今後も発生する」(今後さらに増加+少しは増加+今と変わらないくらい発生)と回答しました。
「車内に子どもだけ残されることは、なぜ起こると思いますか」と聞くと、「保護者の意識が低いから」が最多で60.5%(昨年度から11.1ポイント減)に。
「用事を済ませる間に子どもを見てくれる人がいないから」が35.9%、「他のことに気を取られて子どもが車内にいることを忘れてしまうから」が22.3%となりました。
こうした中、「子どもを無意識に車内に残してしまうことを防止するための対策を行っていますか」と質問すると、78.9%が「特に防止するために対策を行ったことはない」と回答しました。
無意識の置き去りが発生することはある程度認識しているものの、多くが対応を取れていない実態が明らかになりました。