2023年10月7日 08:02
不妊治療を経て妊娠10週で大出血、出産まで続いたつわりの吐き気。ミスユニバース森理世さんの壮絶だった出産
よだれづわりというのか、よだれがたくさん出てしまうので、いつもよだれを吐き出す用の空のペットボトルを持っていました。とにかく毎日気持ち悪くて。
ーーそれはつらかったですね。仕事も大変だったのでは。
森コロナ禍では日本のIRMダンスアカデミーとリモートでレッスンしていました。ダンスの仕事中は精神力が高まっているからか、なぜか気持ち悪さがブロックされて大丈夫だったんですよ。
ただ、リモートの打ち合わせ中はそうはいきませんでした。どうしてもつらいときは、画面オフにして仰向けに倒れながら、フレッシュなグレープフルーツの皮を鼻の下に置いてリラックスできるようにして、参加していましたね。
ーーパートナーには伝えていましたか?
森はい、気遣ってくれました。でもあるとき、私が「気持ち悪い」と言うと「外の空気を吸ってリフレッシュしよう!」と言って、車に乗せられて山道を走って……。
ーーそれは……絶対に酔いますよね(笑)。
森爽やかな空気を吸えば改善されると思ったようなのですが、もちろんそんなことはなく(笑)。そのうえ、アメリカでは気持ち悪いときに炭酸を飲む習慣があるようで、彼が渡してくれる飲み物はジンジャーエール。