くらし情報『付き合う前には「ママ気をつけたほうがいいよ」と忠告してくれた娘が、「彼しかいない」と言ってくれた。新山千春さんインタビュー【3】』

付き合う前には「ママ気をつけたほうがいいよ」と忠告してくれた娘が、「彼しかいない」と言ってくれた。新山千春さんインタビュー【3】

「ママを理解して、私のことも大事にしてくれる人は、彼しかいない」

ーーその旅行に彼がいてくれて本当に良かったですよね。

新山命を救われた気分でした。私はもう無我夢中で、すっぴんに崩れかけのお団子ヘアで看病していたので、そんな姿も全部見せたことも家族になった感じがしたんです。キレイに取り繕った姿とは真逆の状態で向き合えたことで、身も心もすっぴんになれて、「これが家族だな」と思えました。もあも、彼に「助けてくれてありがとう」って。

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ーー彼との結婚について考えていることを、もあさんに伝えたのはいつでしたか?

新山その旅行から帰国して、もあに「彼から『結婚を意識している』と言ってもらっているんだけど、どうしよう、と思っているんだよね」と話しました。そうしたら、「彼しかいないと思うよ、ママには。日本にはいないと思うよ。
ママのこともちゃんと理解しているし、私のことも大事にしてくれるし」と。その言葉は大きかったですね。娘がそう言うなら、間違いないと思いました。

ーーそれが決め手だったのですね。

新山そうですね。いきなり「ママの彼氏だよ」と子どもに会わせるのではなく、出会いから相談していたし、すべてさらけ出していたのがよかったのかなと思います。急な報告だと、子どもの年齢によっては反発もするでしょうし、思春期の男の子ならなおさら受け入れがたいかもしれません。

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