無理なく、快適に。トイレやシャワーヘッドから変える「節水」のための6つのすすめ
4人世帯で全員がそれぞれ5分間使用したとすると、20分で200ℓ以上の水(お湯)を使ったことになります。「それでも、浴槽にお湯を張って入るよりも水道代がかからないはず」と思うかもしれませんが、実はファミリータイプのお風呂は平均200ℓで、入ったときにお湯があふれない程度の湯量だと160ℓほどとされています。一日にどのぐらいシャワーを使うかにもよりますが、お風呂に入る人数が多い場合はシャワーよりも浴槽のお湯をみんなで使うほうが水道代をダウンできるでしょう。半身浴にして湯量そのものを減らすのも良いですし、残り湯も洗濯に使えば無駄になりません。
4.【シャワー】お風呂よりも水を使っているかも!?
シャワーで節水と聞いてすぐ思い浮かぶのは「シャワーヘッドの交換」でしょうか。節水シャワーヘッドとは、通常のヘッドよりシャワーの穴が小さく(細く)、少ない水量でも充分な水圧を確保することで、泡を流す道具です。例えばホースで水を撒くときに、ホースの先端を指でギュッとつぶして、水を細く出し勢いをつけるのと同じ原理です。節水率は商品によって異なりますが30%~50%の節水効果があるものが多く、価格は2,000円前後とリーズナブルなものから、高機能で10,000円近いものとさまざまです。