電気の基本料金を見直して月々3,000円以上を節約!主婦50人に、光熱費を節約するコツを聞いてみた
(40代・主婦)今回のアンケートでも、アンペア数を下げて不便になる可能性を懸念する人もいますが、契約アンペア数の変更を実践したところ電気料金の削減に成功した人もいました。自宅で使う電力に対して、契約のアンペア数まではまだ余裕があるという場合は、アンペア数を下げることも検討してみてください。■アンペア制以外の地域は……?アンペア制とは異なる料金システムとして「最低料金制」があります。関西・中国・四国・沖縄電力はこちらを採用していますが、アンペア制よりも自由度は低いといえます。「最低料金制」は電気の使用量に応じて3段階に変化する料金システム。基本料金はなく、段階が上がるほど電気の単価が上がるという仕組みです。余裕のあるブレーカーが設置されるので、ブレーカー落ちの心配はありませんが、電気を使いすぎると割高になってしまうというわけです。関西電力を例にとると、最低料金が373.73円。
そして1kWh(1時間分の電力量)あたりの単価が、第1段階=22.83円、第2段階=29.26円、第3段階が33.32円と変化します。通常は「従量電灯A」という契約になりますが、電気をよく使う家では割高な第3段階の料金で電気代を払っている可能性があります。